男性誌『GQ』はオトコの自己陶酔をかき立てる魅惑の媒体?“スーツ自己啓発”で成功を掴め?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) キンタロー。OLから芸能界デビューのきっかけは、好きだった先輩…番組内で涙の告白 復興税も加わり消費税もアップ 恐怖の “手取り収入”も減少でますます生活困窮 JALとANA、787問題でボーイングに賠償請求の意向固める…運航再開時期は未定 ■特にオススメ記事はこちら! 男性誌『GQ』はオトコの自己陶酔をかき立てる魅惑の媒体?“スーツ自己啓発”で成功を掴め? - Business Journal(3月19日)
表紙はベン・アフレックの「GQ」4月号
(コンデナスト・ジャパン)
 みなさん、こんにちは。  フリーランスで編集者/記者業を営んでおります、漆原直行と申します。  今回から始まる、この新連載。俎上に載せるのは、男性誌でございます。  もう少し詳しく申しますと、社会人男性を主要読者に据えた、ファッション、ライフスタイル、カルチャーを扱う雑誌たち。たとえば『GOETHE』(幻冬舎)、『LEON』(主婦と生活社)、『Men's EX』(世界文化社)、『MEN'S CLUB』(ハースト婦人画報社)、『OCEANS』(インターナショナル・ラグジュアリー・メディア)、『Safari』(日之出出版)といった媒体でしょうか。  20代半ば~40代あたりまでの社会人男性が持つ横顔はさまざまです。そうした読者事情を踏まえて、前述したような雑誌は「精力的に働く、仕事のデキるオトコ」「オフタイムは少年に戻って趣味に興じるオトコ」「素敵な婦女子とスマートに遊ぶオトコ」「隣の奥さんが羨むようなよき夫たるオトコ」「カッコいい父として子どもに慕われるオトコ」などなど、挙げていけばキリがありませんが、そういった“オトコ道”を読者に提案していくような姿勢が基本にあります。  これらの雑誌はもちろん「あ、このネクタイはいい色だな」「このバッグ、便利そう」といった、ファッションカタログ的、モノ情報誌的な実用性を備えた媒体ではありますが、一方で、独自の世界観ーーオトコの美学を求道し、極めんとするような、えも言われぬ洒落臭さーーにも充ち満ちているのですね。多かれ少なかれ、自己満足や自己陶酔の感覚をくすぐるつくりになっているワケです。  この連載では、そんな“オトコたちのうっとりワールド”をつまびらかにするべく、男性誌の注目記事を紹介していきたいと考えております。生温かく、ご笑覧いただければ幸いです。 ●デキるオトコは「正しい」装いで「成功」へと羽ばたく  ……と、初回なので前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題へ。  男性誌界隈を見回しますと、4月号はスーツ特集が非常に多かったりします。新年度、新生活で「スーツでも新調しようかな」という時期と重なりますから、読者の情報ニーズだけでなく、かき入れ時で鼻息が荒いビジネスアパレル系のショップやメーカーの要求にも応える、非常に理にかなった選択といえるでしょう。  さて、スーツをフィーチャーする企画を組んだ各誌のなかでも、とりわけ印象的だった特集はこちら。 『GQ JAPAN4月号』(コンデナスト・ジャパン) 正しい仕事服とトレンドの正しい関係
成功のための服装術
2013年春夏版  内容としては、スーツを中心に働くオトコのための各種アイテムを紹介していくものなのですが、まず「成功」をキーワードに持ち出すあたりが、実にあざとい。「成功」といえば、自己啓発系ビジネス書でも頻用される、意識の高いビジネスパーソンの琴線にビンビン触れまくりのワードでございます。  そして特集の冒頭では、名物編集長・鈴木正文氏による、次のようなリードが添えられるのです。 「仕事をする男としてのルールを踏まえた『正しい』装いに、時代の気分をあざやかに盛り込むとき、あなたを見る目が変わり、あなたは成功へのステップを軽やかに踏み出すだろう」  ……これは強烈です。「あなたが変われば、あなたの世界が変わる」的な、それドコの『思考は現実化する』(自己啓発書の古典。ナポレオン・ヒル著)ですか!? とツッコみたくなるような、非常に自己啓発的なマインドに富んだ、濃厚な特集導入文といえるでしょう。いうなればこの特集、「スーツ自己啓発」なのですね。イイ感じでムズムズしてまいりました。  そんなこんなで内容に目を向けてみますと、メインとなるのは職業に応じたおすすめファッションの提案。たとえば「投資銀行家、弁護士、起業家、国際ビジネスマンだったら 誠実さが大事」とか「公認会計士、税理士、経営コンサルタントだったら ポジティブさを全開に!」とか。フリーターや期間工は……あ、ないのね。でも「水泳コーチ、一流パーソナルトレーナーだったら 爽やかさを前面に」って、ここだけなぜか職業がピンポイントすぎ。そのくせアドバイスはフツーだったり。さらに「評論家、新聞記者、自由業、作家だったら 個性をアピール」とは、ちと捻りがなさすぎでしょう。  つかそもそも、それを言ったらみんな多かれ少なかれ、個性をアピールしたいからこういう雑誌を見て参考にしているのでは? で、オススメされるのが一足3900円のド派手な靴下って……。  とはいうものの、全体的にはとってもスタイリッシュかつ読みやすくまとめられております。『成功者のためのバッグ選び』なるコーナーでは、トートバッグは「クリエイティブに見える」、クラッチバッグは「タフネゴシエーターに見える」、フラップオーバー型ブリーフケースは「決断力があるように見える」など、バッグによってどう自分を演出するかまで提案してくれる親切設計。ついつい、「俺もバッグを替えたら成功者になれるかも」てな気分になってしまうことでしょう。  そのほかにも、20~50代敏腕ビジネスパーソンの持ち物などをインタビューとともに紹介した『成功者の服装哲学と実践』、名物販売員がよくあるお悩みに答えるQ&A欄『ベテランショップスタッフの成功服指南』など、「成功」というブレないキーワードで彩られたコーナーが並び、とても盛りだくさんな特集に仕上がっておりました。  せっかくだから、自分もおすすめのコーディネートで「成功」への第一歩を踏み出してみようかと、気に入った組み合わせで総額を計算してみました。ジャケット、ベスト、ネクタイ、シャツ、パンツ、靴を合わせると……しめて36万6450円ナリ!  服装で「成功」を掴めるなら、このくらい安いもの……なの!? (文=漆原直行) ■おすすめ記事 キンタロー。OLから芸能界デビューのきっかけは、好きだった先輩…番組内で涙の告白 復興税も加わり消費税もアップ 恐怖の “手取り収入”も減少でますます生活困窮 JALとANA、787問題でボーイングに賠償請求の意向固める…運航再開時期は未定 行動力を高めるための習慣2つ 西武HDの背後にJR東海!? TOBで激化するサーベラスとの攻防に政府も参戦!

ニッポン人の「自己啓発」好きを強化させた「オウム」「勝間」「an・an」の功罪

『自己啓発の時代: 「自己」の文化社
会学的探究』勁草書房
 いまや書店の一角を占める自己啓発書コーナー。一度や二度手にしたこともある方も多いのではないだろうか。しかし、自己啓発書ってなんだか怪しいと訝しがる読者の方も一定数いるのではないか。今年3月に出版された『自己啓発の時代 自己の文化社会学的探究』(勁草書房)では、「自己とは何か」を考えるよりもまず、自分自身について自然と考えさせられてしまう今の世の中について考えてみようと、自己啓発メディア(自己啓発書、就職用自己分析マニュアル、雑誌「an・an」、ビジネス誌)の歴史的変遷やその社会的機能などについて考察している。今回、社会学を專門とする著者の牧野智和氏に、自己啓発ブームともいえるような今日的状況の背景についてお話を伺った。 ──書店に行くと、自己啓発的な要素を含んだビジネス書が多く売れているように思います。 牧野 いろいろ理由はあると思いますが、自己啓発書を買う行為の敷居が下がっていることが一因としてあると思います。2000年代に入り、コンビニエンスストアや駅ナカ書店などでも自己啓発書が売られるようになりました。これらのお店では、パッと立ち寄ってすぐにその本の内容が分かり、電車のなかでも気軽に読めるような、キャッチーでライトな自己啓発書が多く扱われています。マンガや売れ線の本と一緒に自己啓発書も置かれるようになったこと、そしてそのように自己啓発書を作る側も意識が変わっていること、これらがブームの一因としてあると思います。 ──牧野さんの著書によると、1990年代以前の自己啓発書というのは、経営者や成功者が書いた人生訓としての色彩が強いものが多く、心理学的なテクニックについては書かれていなかったとあります。しかし、90年代後半に入ると「自己の内面が技術的に対象化」されるようになった、つまり、自分の心を変えられるという趣旨の自己啓発書が増えたとあります。これはどうしてでしょうか? 牧野 なぜかということについては本書では言及していないのですが、いくつか関連する背景を考えてみたいと思います。まず、91年に日本テレビ系列で『それいけ!! ココロジー』という番組が放送され、心理学ブームが起きました。その番組で中心的な役割を担っていたのが、齊藤勇(立正大学教授)さんや富田たかし(駒沢女子大学教授)さんなどの心理学者でした。心理学バラエティーという企画が成功し、心理学そのものや「本当の自分」について興味を抱く人が増えたことがまずあるのかなと思います。 ──『それいけ!! ココロジー』は流行りましたね。深層心理がどうだと言って、友だち同士で盛り上がったのを覚えています。 牧野 90年代中頃になると、心への関心はもう一段階進みます。本書で扱っているベストセラーの傾向では、医師・春山茂雄さんの『脳内革命』(1995年、サンマーク出版)が410万部という大ベストセラーを記録した頃です。この頃起こった出来事として、本書では言及しなかったのですが、オウム真理教の一連の事件の影響は大きかったのではないかなと最近思い直しています。関連するいくつもの事件は非常に衝撃的なものでしたが、教団で行われた「洗脳」や「マインドコントロール」の報道も衝撃的なものでしたよね。今考えてみると「第三者によって人格を技術的に改造することができるのだ」という認識をこれらの報道は広めることになったのではないかと思っています。  まったく方向性は違う出来事でしたが、95年は阪神・淡路大震災が起きた年でもありました。震災以後、被災者の「心のケア」という言葉が使われるようになったということも含めて、「心」というものが日本人の関心としていよいよ高まってきた頃だったのです。こうした社会背景と連動するかのように、自己啓発書の売れ線も変わっていきました。それが本書で言っているところの「内面の技術対象化」にあたります。 ただ、自己啓発書そのもののトレンドの変化もあるかと思います。バブル真っ盛りの80年代後半には、その時代の拝金主義に対抗するように、清貧の思想や禅的なものといった東洋思想が流行していました。バブル崩壊後にも「それみたことか」というわけで東洋思想の流行は続くのですが、90年代半ばになると東洋思想ブームは一段落します。この頃ちょうど入れ替わるように、主にアメリカの自己啓発書を翻訳した書籍がベストセラーになっていきます。たとえば『EQ?こころの知能指数』(1996年、講談社)『7つの習慣?成功には原則があった!』(1996年、キングベアー出版)や『小さいことにくよくよするな! しょせん、すべては小さなこと』(1998年、サンマーク出版)『チーズはどこへ消えた?』(2000年、扶桑社)などです。  これらアメリカの自己啓発書は日本の啓発書より少し先、つまり内面をもっとテクニカルに変えようという本で、こうした本が売れるなかで「内面を技術的に変えられる」という感覚が広がっていったのだと思います。ただこの時期は、就職のための「自己分析」が定着したり、啓発書とは直接関係がなさそうな「an・an」でも内面を技術的に扱おうとする傾向が強まったり、といった動向が同時的に起こっていますから、アメリカの啓発書が圧倒的な影響力を持ったという解釈はできないと思います。 ■勝間和代の革新性とは? ──東洋思想の影が薄くなり、心理学ブームやオウム真理教の事件により自分の内面を変えることができるのかもしれないと思っていたところに、自分の内面を変えるテクニックを備えたアメリカから入ってきた自己啓発書のブームがあったわけですね。その後、日本でも数々の自己啓発書がベストセラーになりますが、その仲でも経済評論家の勝間和代さんの「カツマーブーム」についてはどうお考えですか。 牧野 最近、書店員さんや出版社のビジネス書担当の方とお話しする機会があったのですが、勝間さんのブームは本当にすごいものがあったようです。たとえば、勝間さんの新刊と勝間さんが紹介した本を店頭に並べたところ、すべて買っていったお客さんがいたというような話はよく聞きます。また、それまでにも女性の手による自己啓発書はあったのですが、それらは日々の生活や心がけ、ファッション、化粧といったライフスタイルを通して「自分らしさ」を実現しようとうするものがほとんどでした。 そもそも自己啓発書、特にビジネス書の著者は男性が圧倒的に多く、読者としても男性を想定していることが多いといえます。勝間さんのように、ビジネスの話を真っ向からする女性の書き手は、皆無ではないもののやはり当時としては稀有な存在でした。さらに、勝間さんはそのキャラクター、公認会計士の合格から始まるきらびやかな経歴など、それまで自己啓発書に縁がなかったような人でも興味を持ってしまうようなタレント性もあったのだと思います。 ──本書でも「an・an」について触れられていますが、なぜ「an・an」なのでしょうか? また自己啓発メディアを研究するキッカケについて教えてください。 牧野 私は大学院の修士課程までは、少年犯罪報道について研究していました。当時の少年犯罪報道ではしばしば、容疑者の少年少女は「〇〇障害」といったレッテルを貼られ、「心の闇」を抱えていると報じられていました。事件が起こった次の日に「心の闇は深い」と語られていたこともありました。家庭や学校での生活は、そうした「心の異常性」を語るためのエピソードとして重ねられていくことになります。このような、犯罪に限らず、さまざまな出来事をすべて「心の問題」に帰着させる傾向を社会学では「心理主義化」や「心理学化」と呼んでいます。私が修士のときは、少年犯罪報道を素材にして、今述べたような「心理主義化」「心理学化」がいつ頃どのように起こっていったのかを調べていました。  博士課程に進学してからは、少年犯罪報道とはまた異なったかたちで「心理主義化」「心理学化」を研究してみようと思うようになりました。つまり、少年犯罪報道の研究というのは、他人に貼るレッテルが「心理学化」していくプロセスを追ったものでした。博士でやろうとしたのは、自分自身にセラピーの技法を用いてみたり、心理学の用語から自分を解釈したりするとき、どうなってしまうのかという、自分自身の「心理学化」というテーマです。たとえば、自己啓発書に書かれている心理学的テクニックを使い、自らが劇的に変わったとします。当人にとってハッピーならそれでいいのかもしれないのですが、何十万部も売れている本に書かれてある技法によって自分が変わったとか、「本当の自分」が見つかったとかというのは、やっぱりどうなのかなと思ったのです。意地悪な言い方をすれば、それは工場製品のような「心理学的人間」に自分をつくり変えただけに過ぎないのではないか、と。  そのように考えて、しばしば「本当の自分を見つけよう!」という特集をしている「an・an」にまず接近したのですが、読み進めていくと、「心理学化」という表現は必ずしも最適ではないなと思うようになりました。というのは、「本当の自分を見つけよう!」「自分を変えよう!」といった記事に心理学者は確かに登場するのですが、出てくる登場人物の多くが、心理学者と似たように「あなたらしく生きましょう」とメッセージを発信し、ハウツーを示していたからです。霊能力者の江原啓之さんから、作家の林真理子さんから石田衣良さんまで、多少の違いはあれどです。するとこれはもう「心理学化」というよりは、心理学者もその一部になっているもっと大きなムーブメントとして事態を捉え直さないといけないなということになって、自己啓発に関連するメディア一般の研究に仕切り直しをしたんです。 ■現代に必要なのは「煽り」と「癒し」!? ──自己啓発書の社会的機能とはどのようなものでしょうか? 牧野 これもいろいろ言い方はあると思いますが、最もシンプルにいえば「煽り」と「癒し」だと思います。今の世の中にはもうこれという決まり切った定番の生き方や考え方なんてない、今日の厳しい環境を生き抜いていくためにはあなた自身がしっかりして、考え方や行動の仕方を改めていかねばならない、この本ではそのハウツーを教えますよ、というタイプが「煽り」です。一度ちゃぶ台をひっくり返したうえで、目標を再設定してくれて、そこに向けて頑張ろうというタイプです。「癒し」は、そんなに他人に合わせないで、ありのままのあなたでいていいんだよ、「本当のあなた」を探し直しましょうね、この本ではそのハウツーを教えますよ、というタイプです。「煽る」にしても「癒す」にしても、自分自身の内面を、啓発書の著者が示す何らかの技法を使って掘り下げ、明らかにし、鍛えたり高めたりするわけですから、いずれにしても内面への感度は高くなります。いってみれば「自分らしさ」への感度が高まるということです。 ──そのように「煽り」と「癒し」により自分らしさを求められ続けるとどうなるのでしょうか? 牧野 どこまで行くのかは私にもよく分かりません。ただ、ある研究会で言われてから最近よく考えているのですが、そもそも小説やエッセイ、というより、本というメディアにも本来自己啓発的な機能はありますよね。小説を読んで自分の世界がガラっと変わった、というような経験がある方は少なくないと思います。自己啓発書はそういった機能を端的に直接的に提示するものですよね。映画の宣伝などでも「感動した」「泣いた」といった観覧者の感想が使われることが最近多いと思うのですが、メディア一般の受け取り方や期待の仕方も、部分的にそうした直接的な効用を求める方向に向いているのかなと思います。ただ、直接的に刺激を与える方法というのはそんなにパターンがないように思えるので、だんだんと手詰まりになっていくのではないでしょうか。私にも自己啓発書の執筆オファーがあったぐらいですから(笑)、啓発書ブームはもうピークを去っている、少なくとも手詰まり感があるのかもしれませんね。(構成=本多カツヒロ) 牧野 智和(まきの ともかず) 1980年東京都生まれ。2009年早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。現在、早稲田大学他で非常勤講師を勤める。またPRESIDENT Onlineで「ポスト『ゼロ年代』の自己啓発書と社会」を連載している。

青田典子"乱心婚"の裏に、噂の自己啓発セミナーがあった!?

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『xyz―青田典子写真集』(バウハウス)
 度重なる奇行で騒動の渦中にあるミュージシャンの玉置浩二(52)だが、"貞淑な妻"として常に寄り添い、従来のイメージとは裏腹な姿をメディアに晒しているのが元C.C.ガールズの青田典子(42)である。  元来複雑な気質の玉置はともかく、現在の彼女に驚いている業界関係者は少なくない。昔から青田をよく知る知人も、「繊細な人だから、こういった状況に平気で身を置ける性格ではない。何かに取り憑かれているとしか思えない」と首を傾げる。  そんな青田が一年前、「自己啓発セミナーに通っていた」という情報を入手した。「そこで洗脳され、自我が崩壊したと見られている」というのである。取材の結果、それは「ランドマークエデュケーション」なる自己啓発セミナーであることが判明した。  この「ランドマーク──」は1991年にサンフランシスコで創設され「世界規模で展開する企業家向けコンサルティング」という売り文句で活動する自己啓発セミナー。欧米各国では多くの訴訟を抱え、フランスでは99年にフランス国民会議(日本の国会に該当)でカルト認定されているいわくつきの団体であり、ここ数年日本国内でも多数のトラブルを起こしているという。  「『ランドマーク──』の勧誘方法は、マルチそのものですよ。各業界の顔の広い人物を囲い込み、勧誘を依頼して、受講者を獲得するたびに報酬を支払うんです。青田を勧誘したのは、ある大手出版社の女性重役です。有名な編集者ですが、以前からキナ臭い噂の絶えない人物でもあります。まだ会社に在籍しているはずですよ」(事情通)  青田が受講したと見られるこのセミナーの一日のスケジュールは、朝8時半から深夜11時までという超長丁場。それが2日連続で行われ、3日目は実習形式。「休憩や食事の時間はあるが、自己感覚が狂いマインドが壊れるのは時間の問題」(同)という。  なおセミナーで培われる効果は、主に「積極的な行動」「人間関係の充実」「自信の高まり」の3つなのだとか。  青田と所属事務所であるオスカーの古賀社長との仲がぎくしゃくし始めたのは昨年の秋、つまりセミナー受講直後のこと。それまでは特にトラブルのなかった青田が突如豹変したのだから、周囲が戸惑うのも当然だ。 「この頃、古賀さんが『青田がどうかしちゃって』ってぼやいているのを聞いたことがあります」(放送関係者) 「自己啓発セミナーとは"効果の出やすい人"と"そうでない人"にはっきり分かれます。彼女は前者ですね。この手の人は近親者や、周囲の友人、知人と深刻なトラブルを起こす傾向にあるんです」(前出の事情通)  暴走する夫・玉置と"啓発"された妻・青田の迷走はまだまだ続きそうだ。 (文=伊藤律彦)
xyz―青田典子写真集 彼女はどこへゆくのでしょうか。 amazon_associate_logo.jpg
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