ビールにおつまみ、花電車宴会付きのちょんの間「ミアリ」に上がってきた!

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カーテンを開くとオーパルとは違い、女のコは店内にペタンと座っている。愛想は悪い。
前号・オーパルパルから続く)  ある程度予想していたとはいえ、オーパルのガッカリ感はそれ以上だった。そこにいくと、これから向かおうとしているその街は、元々がビジュアルよりも“芸”の街。期待は大きくない分、ガッカリ感も少なく済みそうだ。  深夜、清凉里(チョンニャンニ)駅からタクシーに乗り、運ちゃんに「ミアリテキサス」と告げると、降ろされたのが地下鉄吉音(キルム)駅出口近くにある「シャープ」というちょんの間の前だった。  運ちゃんからオバちゃんへの連携プレイで、腕を引かれて店に連れ込まれるが、他の店も見たいので、その店はチラッと覗くだけ。特にブサイクが多いわけではないが、最初の店でヌクわけないだろ。目的は駅出口前にある、暖簾のような目隠しの垂れ下がったR19指定の暗くて狭い路地なのだ。
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ミアリの路地。ビニールの覆いは屋台の食べ物屋。この真っ暗な路地の両側に黒いカーテンが引かれたちょんの間が並んでいる。
 その路地に入った瞬間、暗くて何も見えなくなり、足元がフラついた。オーパルパルとは違い、店のガラス戸には黒いカーテンが引かれ、薄明かりしかないからだ。  暗闇に目が慣れて歩き出すと、オバちゃんが「見ルダケ、見ルダケ」と腕をつかみ、店の前に連れていく。ガラス戸のカギを開け、カーテンを開くとそこにいたのは、オンドル床に並んで座るドレス姿の女のコたちだった。  1軒の店にいる女のコは3人から6人程度。フォトショ嬢はいない代わりに、スゴイ美女もいない。“まあまあ”の女のコと遊ぶ街なのだ。  オバちゃんたちはしきりに「セックス&ショー、9万ウォン」と誘ってくる。ミアリではコレを繰り返して、気に入ったコを探して遊ぶことになる。  数軒の店を見てまわるが、どうにも決め手に欠ける。そう思うと、最初のシャープにいた女のコは、まずまずだったような……。でも今さら戻れない。オーパルでも遊ばなかったので、ここでは上がっておきたいという気持ちに押され、5軒目くらいでようやく黒いロングヘアーの女のコを指名して上がることにした。  まず、連れていかれたのは座卓のある小部屋。女のコは半ダースのビールとおつまみの乾き物を持ってきて、ビールの栓を一気に全部開けてしまった。 「アーァ、そんなに飲まないのに」  たった2人の宴会が始まった。
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かつて知人と訪れたときの図。珍しいマン芸とはいえ、一回見れば十分な気もする。
 カンパイして宴会がスタートすると、女のコがアソコに筆を入れて習字したり、火のついたタバコの吹き矢で風船を割るマン芸を披露してくれる。しかし、女のコひとり客ひとりでは盛り上がりようもない。ミアリに行くなら絶対的にひとりより2人、2人より3人の方が楽しいのだ。  20分程の虚しいマン芸宴会を楽しんだ後は別の個室に移動してちょんの間プレイを。ここまで〆て9万ウォン。ちょっとだけおかしかったのは、想像より寸胴ボディーだった女のコが、それまで日本語はひとことも話さなかったのに、最後の最後、使用後のゴムを目の前でぶら下げて、「コレダケ?」って。そりゃどうもすんませんでした!
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韓国でもっとも日本語が通じるのは、ちょんの間なのかもしれないと感じたミアリの出入り口。
(写真・文=松本雷太)

世界初の「風俗コンシェルジュサービス」が夢いっぱい過ぎる!

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「風俗」と言えば、写真と全然違うブスやババァが来るのが最もベタな“あるある”だ。勇気を出して「チェンジ」を告げるも、余計にひどいブスが召喚され、戦意を喪失させられることもある。失敗すれば、ホテル代も含めて2万円から3万円の損失。「それも風俗の醍醐味だ」とは言うものの、できれば失敗なんてしたくないし、もっと言えば、「生きてて良かった」と思えるぐらいの極上の美女と素敵な時間を過ごしたいものである。  そんな中、大手AVメーカーとして知られる「ソフト・オン・デマンド」が運営する風俗検索サイト「kaku-butsu SOD覆面調査団・風俗ランキング」が、9月1日(火)、従来のサービスを改良し、世界初の「風俗コンシェルジュサービス」なるものを開始すると発表した。  このサービスを実現するために1億円以上の調査費を投じ、優良店のオススメできる女性を見極め、膨大なデータベースを作り上げ、自分の趣味や性癖にピッタリと合う女性を紹介できるようになったのだという。  さらに、人気すぎて予約が取れない女の子を店舗の受付よりも早く予約が取れる「プレミアム先行予約」や、無料券や半額券が当たる「プレミアムボーナス」などのサービスもあり、現役アイドルや現役モデルなど、週刊誌が間違いなく飛びつくであろうレアな情報も、しっかりと裏取りをして、会員だけに「プレミアムメールマガジン」として送られるそうだ。まさに、至れり尽くせりのサービスだ。  kaku-butsu代表の金丸伸吾氏は、「覆面調査や事前の内部調査で、かなりレアな情報を手に入れられるので、これまでに某週刊誌で話題になった風俗で働くA●B48の研究生のその後の情報や、ハ●プロ系のアイドルだった女の子、世界水泳に出場歴のある元オリンピック候補生、大学教授の人妻など、『こんな子が風俗で働いているの?』という情報をお届けしてきました。会員が限定されているからこそできるサービスですが、皆さん、ニヤニヤしながらメルマガを読んでくださっています」と話す。
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 例えば、「ピュアセレクション」の新人・みらい(18)さんは、かつてグラビアアイドルとして活躍していたことが発覚。さっそくプレミアム会員だけに情報が発信されたが、それから2週間後には予約が取れない幻の女性になってしまった。「情報公開後に、すぐに話題になってしまうこともあるので、どこよりも早く情報をお伝えすることに命を掛けています」と金丸氏。  8月には、風俗嬢との合コンイベントも開催。お金を払えばエッチはできるが、それ以上に風俗嬢と仲良くなりたいというユーザーの声に応えた企画だという。  9月には、サロンバスを貸し切っての「風俗バスツアー」も企画されているそうで、風俗激戦区をバスで巡り、オススメの風俗店や風俗嬢にまつわるエピソードを語りながら、途中のバス停で風俗嬢が乗り込み、ゲームなどで盛り上がった後、最後はホテル街で解散となるという。  これ以外にも、会員同士の交流会なども開催されるそうで、「風俗仲間」ができるという。日常生活の中で、まさか「あの子のフェラチオ、最高だったよ!」なんて話で盛り上がれる仲間がいるはずもなく、「風俗」を趣味として生きる男性たちには最高の「憩いの場」になりそうだ。  第2期プレミアム会員の募集は、9月1日(火)12時からだが、今年3月の第1期募集の際は、わずか6日で100名の枠が完売になってしまったという。 「既に話題になっていることもあり、第2期の募集は、さらに短い期間で完売になってしまうと思います。このサービスを実現するために、調査費用で1億円、トータルで3億円以上を費やしました。これこそkaku-butsuにしかできないサービスだと思います。風俗で失敗することを思えば、確実に元が取れると思いますので、興味がある方は、9月1日の12時からパソコンの前でスタンバイしてもらいたいです!」(金丸氏)。  この夢のサービスの会員募集は年に2回だけ。このチャンスを逃すと、次は2016年3月となる。芸能界にも風俗をこよなく愛する人は多いが、kaku-butsuプレミアム会員になっていることが風俗ファンのステータスになる日も近いかもしれない。 ●kaku-butsu SOD覆面調査団・風俗ランキング http://fuzoku.sod.co.jp/

クラブにライブハウス、オカマバーにちょんの間も!? ソウル版六本木「梨泰院(イテウォン)」の夜

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梨泰院でもっともイケてる路地。確かにアカ抜けていて、韓国の街とは思えない。
前号・「エロ系コスプレガールズバー」から続く)  全然セクシーじゃない“セクシー・バー”にガックリ肩を落とし、次に向かったのは、ソウルの六本木「梨泰院(イテウォン)」だ。ここは、筆者たっての要望だが、その理由は、「最近の梨泰院は、『フッカーズストリート(娼婦の路地)』などと呼ばれていて、バーには援交娘たちが集まってくる」という情報をみたからだった。  てことは、 「バーで飲んでいれば物欲しそうな女のコが声をかけてきて、そのままお持ち帰りできちゃうかも!?」  東南アジアの歓楽街にありがちな妄想にワクワクしながら向かうと、そこは、予想だにしない変貌を遂げていた。  梨泰院は米軍基地のある街だけに、雰囲気は他の歓楽街とは大きく違っている。日本にたとえると、横須賀っぽい下町の雰囲気漂う路地があったり、六本木や西麻布のアッパータウンの部分があったりと、モザイク模様の街。  チョ氏は私用で帰ったため、ピョ氏と筆者、韓国と日本を代表するオヤジふたりで、梨泰院のランドマークである「ハミルトンホテル」裏の路地に向かった。ピョ氏いわく、そここそ「梨泰院でもっともオシャレなバーが並ぶ路地」だという。果たして韓国の援交美女は、そこに待っているのだろうか?  細い坂道を上ると、その先にあったのは、石畳の路地に洗練された建物が並び、まるでニューヨークかロンドンのクラブ街とも思える光景だった。道行く人々は白人も多く、“西洋人の街”を感じさせる風景である。 (こりゃダメだ、自分たちからもっとも遠い場所に来ちまった。こんなところでオヤジふたりで飲んでいても、誰も相手にしてくれるわけがない)  筆者がそう思ったとき、ピョ氏も同じことを感じたようで、 「ちょっと、向こうに行ってみましょう」  そう促して、場違いはなはだしい路地から現実味を帯びた路地に向かって歩き始めた。  若者で賑わう路地をグルッと回って向かったのは、「消防署通り」と呼ばれる路地だった。 「この標識に書かれているのは、『未成年進入禁止』の意味です」  ピョ氏は坂道の入り口にある標識を指差して言う。この辺こそオヤジふたりにピッタリの場所ということだ、イイぞ、イイぞー。
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未成年進入禁止の標識。ピョ氏も恐る恐るという感じで入っていった路地には何があるのか?
 坂道を上ると両側に怪しげな雰囲気のバーが並び、さっきまでのオシャレなアップタウン感は鼻くそほども感じない。その代り、若くてカワイイ女のコがいそうな感じもまったくしないが、言い寄ってくるオバちゃんはたくさんいそうだ。  ふと見ると、バーの隣に並んでいたのは、ピンク色のネオンに浮かぶガラスの小部屋。そう、ちょんの間なのだ。 「これちょんの間じゃないの!?」 「ホントですね。私も知りませんでしたよ」  なんと、夜遊び好きの韓国人も知らないちょんの間が、オシャレな街・梨泰院にいつの間にかできていたのだ! オシャレな街だけに、西麻布系のオネエちゃんがいるに違いないのだ。ふたりで遠巻きに覗いてみると…… 「オバちゃんの巣窟じゃねえか!」
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オシャレな街だけに、韓国美女がいるかと思ったら、熟女ちょんの間だった。
 筆者もピョ氏も大コケ。よく見りゃその周辺のバーも、窓から店内が覗けるようになっていて、同じようなオバちゃんがイスに座っている。たぶん、これもちょんの間に違いないだろう。そう確信したとき、ピョ氏が言った。 「気をつけてくださいね。この辺から先はオカマ地帯ですから」  先にあるバーの看板を見ると、そこには「LADY BOY」とか「Trans gender」なんて書かれている。てことは、このオバちゃんたちも……? そう疑わずにはいられない未成年進入禁止の路地なのだった。
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カメラを構えたところに、ちょうど顔を出したオカマちゃん。ドアには「Trans gender」の文字が。
 「フッカーズストリート」ってのは、きっと白人目当ての女のコのことだろうし、見つけたちょんの間もレベル激低。おまけにオカマ地帯と、カンナムのセクシーバーに続いてガッカリな取材となってしまった。  しかし! そのあと連れていかれた店は、なんと、日本の有名人も遊びに来る連れ出しカラオケ!! えー、グラビア系のあのコも来てたの!?  続く……。 (写真・文=松本雷太)

合わせ鏡のような東京&ソウルの夜事情 現れては消える「エロ系コスプレガールズバー」

前号・按摩から続く)  ウォン高にMERS騒動で、経済、観光ともに踏んだり蹴ったりの韓国だが、夜の歓楽街でも酔客や観光客にとっては逆風が吹きすさんでいる。  身も心も解放し、揉みほぐしてくれる高級ソープみたいな按摩でスッキリしたあと、昨日の2人と待ち合わせ場所である、カンナムの飲み屋街へと向かった。  チョ氏の話では、ソウルでは今、ちょっとセクシーなガールズバーが人気だという。日本で流行ったものは、数カ月後には韓国で流行り、その逆もまたしかり、というのは事実のようだ。  日本には、パンチラガールズバーがあるくらいだから、ソウルでも同じようなのがあるのかもしれない。飲み屋街の路地を歩くと、いたるところに“Bar”の文字が並ぶ様子は、いやおうなしに妄想をかき立てる。ガマンしきれず、チョ氏にどんな店なのか聞いてみた。すると、 「これから行くのは、ビキニの女のコがいるガールズバーですよ、アハハハハ」  そう言って笑うチョ氏が、一番うれしそうだった。 (どうせならそっち行ってから按摩に行った方が楽しかったかも……)  内心、そう思ったが仕方ない。それでもビキニバーに近づくと、一旦は解放して静まったスケベ心が、またしても息づいてきた。が、チョ氏おすすめの店の前に着くも、様子が変わっているようだ。 「おかしいですね、看板が変わってますよ。ちょっと聞いてみましょう」
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ソウルの歓楽街でよく目にするエアー式の看板。ハングル文字は「コスプレバー」と書いてある。
 そう言って入っていったのは、雑居ビルの中にある“sexy bar”という看板の店だった。同じビルのほとんどのフロアを占めるのは大きな学習塾で、学問と風俗が同居するビルは、日本にはない新しいコラボレーションといえる(笑)。  オフィス然とした無機質なエレベーターや廊下の先にバーの入り口があり、店内に入ると、カウンターに5人ほどの女のコがいるが、客はゼロ。それに、女のコはビキニでもなければセクシーな服を着ているわけでもない。これはどういうこと……?  すぐに現れた美人マネジャーにチョ氏が何やら聞くと、個室に案内されるのだった。  バーなのに個室があるってのも、日本とチト違うところだが、そこで美人マネジャーに聞くと、日本と変わらないソウルの繁華街の実情がわかってきた。
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個室でシステムを説明してくれる美人マネジャー。非常に親切だった。
「去年までは他にも何軒か水着ガールズバーがあったけど、今年から摘発が厳しくなり、ほとんどの店が閉店したらしいです。今は“sexy bar”という看板を出していても、オフィスレディーのコスプレくらいになってるみたいです」  一番楽しみにしていたチョ氏が、残念そうに通訳してくれた。  ちなみに料金は、個室のルームチャージが5万ウォン、ボトル10万ウォン、ビール1500ウォン程度と、夕べのノレバンと同じくらいはかかってしまうようだ。 「それならカウンターで飲めば安上がりなんじゃないの?」  そう聞くと、 「客はみんな、個室に案内するシステムなんですよ」  ピョ氏がこっそりそう教えてくれた。“カモ”ってわけじゃないんだろうが、これだけヒマならさもありなん。 「マタ、来テクダサイネ」  個室を出るときマネジャーは記者に向ってカタコトの日本語でそう言った。
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店を出るときカウンターの女のコを確認すると、まずまずの美女揃いだった。
 その後もカンナムやヨクサム駅付近にある数軒のガールズバーをのぞいてみたが、どのバーも客はゼロに近く、やっぱり、店に入るとカウンターではなく、すぐに個室に案内されてしまう。 「韓国では、“女のコと安く軽く飲める店”という飲み文化は、まだ根付いていないんだなぁ」  そうひとり言をつぶやいたとき、思い出したようにピョ氏が言った。 「あ、梨泰院(イテウォン)ならあるかもしれないですね」  そうか、アメリカナイズされたソウルの六本木と呼ばれるあの街なら、セクシーな女のコと安く飲める店があるかもしれない! このあと予定があるというチョ氏と別れ、2人でイテウォンへと向かうことにした。そしてそこに見つけたのは、オシャレな街に似合わないアノ風俗だった!  続く……。
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“セクシー”に“シークレット”など、歓楽街には思わせぶりなバーが多いが……。
(写真・文=松本雷太)

韓流マッサージは天国×2!? 気持ちいいマッサージと、もっと気持ちいいマッサージ「按摩」

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果たして、本当に写真で指名した女のコと遊べるのか? 韓国風俗もパネマジの巣窟なのか?(写真はイメージです)
前号・「ノレバン」2から続く)  昨夜、ノレバンで“素人っぽい”女のコたちと飲んで歌った後に発覚した、写真全消去事件のおかげで、本日は昨夜歩いた路地をトレースして、写真を撮り直すハメに。これで取材の合間のプライベートタイムも“完全消失”ですわ(泣)。  が、そのおかげで少しイイこともあった。ヨクサムにあるルネッサンスホテル近くに並ぶ「マッサージ」は、記者が過去に入ったしょぼい韓式旅館の「按摩施術所(アンマシスルソ)」とは大違いで、バンコクのマッサージパーラーを彷彿とさせる立派な建物だ。吹っかけられるだろうとは思いつつも、近くにいた客引き兄ちゃんに英語で聞いてみた。すると、 「フルマッサージとセッ○ス込みで22万ウォン(2万4,000円程度)だよ。今ならヤングでキュートなガールがいるよ」  なんと、昨日ピョ氏が言ってたのと同じ料金じゃないの。ボッタクリなし! こりゃ入るしかないでしょ!
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小さな歓楽街近くの路地にマッサージ屋が並ぶ。常連になると個室の待合室で、女のコが並んで顔見せしてくれる。さらに、深夜は宿泊も可能だ。
 受付で料金を支払うと、まずはひとりでシャワーを。その後、待合室で待っていると、ボーイが女のコのアルバムを持ってきた。しかも、時間がまだ早いせいか、人気の女のコもOKだという。5人のヤングでキュートなガールの中から記者が選んだのは、仲間由紀恵を丸顔にした感じの美人アガシだった。  が、しかし……。  案内されたマッサージルームで腰に手を当て、「早く揉ませろ!」とでも言いたそうな表情で待っていたのは、四十路もいいところの超熟女だったのだ!! 「パネマジじゃね~かよ。しかも、詐欺レベルのまったくの他人だし! トホホ……」  今さら怒っても仕方ない。これが韓国式なんだとあきらめて、熟女に身体を揉んでもらう。が、これはこれでめっちゃ気持ちイイ。  それじゃ、次はいよいよエッチな……と思ったら、また別の部屋に案内された。そこに現れた女のコこそ、写真で指名した美人アガシだったのだ! 按摩とマッサージの女のコは別という、韓国の流儀を忘れてました……。
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混み合う前の時間帯だったので、かわいい女のコも選び放題だった。ちょんの間に3回行くか、マッサージ1回か……。(写真はイメージです)
「顔マサジ、アンド、キュウリパック」  彼女はカタコトの日本語と英語で記者をベッドに寝かせると、顔面マッサージのあと、キュウリパックをしてくれる。火照った顔に冷たいキュウリが気持いい。それが終わるとマットに移動して、本格的リップマッサージが始まった。  まるで日本のソープのようにローションをからめ、カラダのいたるところを舐め回してくる。背中や脇腹に尖った舌先が這い回ると、ヒクヒクと筋肉が痙攣し、ゾクゾクッと鳥肌が立つ。さらに、アナルまでつついてくるのだ! 「こ、これはヤバいぞ。ちょんの間じゃ、こんなことしてくれないし……」  ソープはあまり好きじゃない記者も、ところ変われば性癖も変わるのか不思議と興奮気味。ベッドに移動すると、ディープキスに生フェラからの騎乗位で、いつもより早めに終了させられてしまうのだった。  マッサージとソープのサービスがお手頃価格で味わえるなんて、韓流マッサージも“おもてなし”を研究してますなぁ……。  続く……。
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駅三~江南の間の都心部にはニュー風俗が多く、ホテルはいったいどこにすればいいのか?
(写真、文=松本雷太)

韓流マッサージは天国×2!? 気持ちいいマッサージと、もっと気持ちいいマッサージ「按摩」

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果たして、本当に写真で指名した女のコと遊べるのか? 韓国風俗もパネマジの巣窟なのか?(写真はイメージです)
前号・「ノレバン」2から続く)  昨夜、ノレバンで“素人っぽい”女のコたちと飲んで歌った後に発覚した、写真全消去事件のおかげで、本日は昨夜歩いた路地をトレースして、写真を撮り直すハメに。これで取材の合間のプライベートタイムも“完全消失”ですわ(泣)。  が、そのおかげで少しイイこともあった。ヨクサムにあるルネッサンスホテル近くに並ぶ「マッサージ」は、記者が過去に入ったしょぼい韓式旅館の「按摩施術所(アンマシスルソ)」とは大違いで、バンコクのマッサージパーラーを彷彿とさせる立派な建物だ。吹っかけられるだろうとは思いつつも、近くにいた客引き兄ちゃんに英語で聞いてみた。すると、 「フルマッサージとセッ○ス込みで22万ウォン(2万4,000円程度)だよ。今ならヤングでキュートなガールがいるよ」  なんと、昨日ピョ氏が言ってたのと同じ料金じゃないの。ボッタクリなし! こりゃ入るしかないでしょ!
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小さな歓楽街近くの路地にマッサージ屋が並ぶ。常連になると個室の待合室で、女のコが並んで顔見せしてくれる。さらに、深夜は宿泊も可能だ。
 受付で料金を支払うと、まずはひとりでシャワーを。その後、待合室で待っていると、ボーイが女のコのアルバムを持ってきた。しかも、時間がまだ早いせいか、人気の女のコもOKだという。5人のヤングでキュートなガールの中から記者が選んだのは、仲間由紀恵を丸顔にした感じの美人アガシだった。  が、しかし……。  案内されたマッサージルームで腰に手を当て、「早く揉ませろ!」とでも言いたそうな表情で待っていたのは、四十路もいいところの超熟女だったのだ!! 「パネマジじゃね~かよ。しかも、詐欺レベルのまったくの他人だし! トホホ……」  今さら怒っても仕方ない。これが韓国式なんだとあきらめて、熟女に身体を揉んでもらう。が、これはこれでめっちゃ気持ちイイ。  それじゃ、次はいよいよエッチな……と思ったら、また別の部屋に案内された。そこに現れた女のコこそ、写真で指名した美人アガシだったのだ! 按摩とマッサージの女のコは別という、韓国の流儀を忘れてました……。
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混み合う前の時間帯だったので、かわいい女のコも選び放題だった。ちょんの間に3回行くか、マッサージ1回か……。(写真はイメージです)
「顔マサジ、アンド、キュウリパック」  彼女はカタコトの日本語と英語で記者をベッドに寝かせると、顔面マッサージのあと、キュウリパックをしてくれる。火照った顔に冷たいキュウリが気持いい。それが終わるとマットに移動して、本格的リップマッサージが始まった。  まるで日本のソープのようにローションをからめ、カラダのいたるところを舐め回してくる。背中や脇腹に尖った舌先が這い回ると、ヒクヒクと筋肉が痙攣し、ゾクゾクッと鳥肌が立つ。さらに、アナルまでつついてくるのだ! 「こ、これはヤバいぞ。ちょんの間じゃ、こんなことしてくれないし……」  ソープはあまり好きじゃない記者も、ところ変われば性癖も変わるのか不思議と興奮気味。ベッドに移動すると、ディープキスに生フェラからの騎乗位で、いつもより早めに終了させられてしまうのだった。  マッサージとソープのサービスがお手頃価格で味わえるなんて、韓流マッサージも“おもてなし”を研究してますなぁ……。  続く……。
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駅三~江南の間の都心部にはニュー風俗が多く、ホテルはいったいどこにすればいいのか?
(写真、文=松本雷太)

プロ野球・巨人の“問題助っ人”フランシスコ、批判もどこ吹く風で風俗遊びを満喫中!?

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読売巨人軍公式サイトより
 たった5試合で異例のファーム再調整という事態になった、巨人の“問題助っ人”ホアン・フランシスコ内野手の暴走が止まらない。球団関係者によると「すれ違った女性職員に声をかけナンパして、断られると逆ギレ。職員の上司がこれを注意しに行くと『あの女が俺を誘惑してきた』と言う始末だった」という。  これが事実ならあきれた素行不良だが、すでにフランシスコは練習中にチームメイトに暴力を振るったり、ロッカールーム内で大音量の音楽を流して占拠したりと、やりたい放題っぷりが続々と伝えられている。 「ある選手が知人からのプレゼントをロッカールームに置いておいたら、フランシスコが勝手に持って行ってしまったという話もある」と同関係者。  傍若無人なキャラクターも実力が伴っていればまだいいが、長打はあっても守備はまるでダメ。そもそもアスリートとは思えない体形でやってきて、チームメイトや関係者からひんしゅくを買っている。 「当初は、日本に来たばかりでナーバスになっているんじゃないかと川相昌弘ヘッドコーチが話しかけたりしていたんだけど、挨拶すら無視する始末」(同)  フランシスコはドミニカ出身の27歳。2006年にシンシナティ・レッズに入り、11年にはホーム球場での史上2番目の飛距離502フィート(約153メートル)の本塁打を放った。しかし12年、アトランタ・ブレーブスへ移籍したあたりから言動が問題視され、本塁打は多くともあまり好かれずにチームを去り、巨人から声がかかった。  契約金2,000万円、年俸1億2,000万円の1年契約。フランシスコは原沢敦球団代表が長打力不足のテコ入れで緊急獲得したもので、阿部の離脱や亀井の2軍調整、キューバの至宝・セペダの不調などから期待が集まっていたが、とんだ食わせ者だった。 「来日直後から“時差ボケによる体調不良”を理由に部屋から出てこないトラブルもあったが、関係者が部屋に入ると、見知らぬ女性と一緒で、食事を大量に食い散らかしていたそうです」(同)  まるでやる気が見られないのも当然で、実はフランシスコは多くの球団リサーチで獲得リストから外されており、その理由が「素行不良」「問題児」というものだったという。結局、この高い買い物をした責任を取らされ、原沢代表はGMの職を解任される事態にまで発展している。  しかし、当のフランシスコは、そんな状況もどこ吹く風。オフの日には、日本にいる知人男性と川崎の風俗街に現れたという情報があった。 「メジャー時代も遠征中に知り合った女性と出かけて練習をすっぽかしたことがあったらしく、ホテルの部屋にいたのも風俗嬢だというウワサ。マスコミに、そんな女と一緒のところを撮られてなかったのが救い」(同)  マスコミも来日当初は超大物扱いで、やたらと誇張して報じていたのだが、その反動のせいかファンからは「ドミニカに帰れ、デブ!」などと厳しい罵声が飛んでいる。 (文=ハイセーヤスダ)

散髪よりイッパツ!? 気持ちイイ床屋と忍者屋敷の秘密「美人床屋」

前号・オフィステルから続く) 「どうでした、楽しめましたか?」  ピョ氏とチョ氏と3人で江南(カンナム)の海鮮居酒屋へ。濃厚なのにキレがいいCASSビールで乾杯し、刺身と海鮮鍋の夕食をとりながら、オフィステルでの一戦を話す記者に、ふたりともニヤケ顔で聞き入る。男同士のエロ談義の楽しさは、日本も韓国もまったく同じなのだ。その後、タクシーで向かったのが、長安洞(チョアンド)という町だった。  長安洞は、かつて“美人床屋の街”と呼ばれ、大通りにはそこいら中に床屋の目印であるネジりん棒がクルクル回り、髪も伸びてないのに床屋に吸い込まれていく男たちが大勢いた。そして、数十分後には髪ではなく、違うところをスッキリさせて出てくるのだった。
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美人床屋華やかなりし頃の店内の光景。ちょんの間より女のコの年はいってるが、サービスは濃厚。
 ちなみに“美人床屋”とは、床屋とは名ばかりで、お姉さんが口や手で、あるいはもっとスゴイことをして気持ちよくしてくれる風俗店のひとつ。その目印が2本のサインポール(ネジりん棒)だった。  もちろん、韓国でも美人床屋は違法風俗店なので、昔から摘発の対象とされていた。そのため、店の造りはまるで忍者屋敷のよう。店の入り口には鉄扉があり、棚はカラクリ扉になっていて、その向こう側にヤリ部屋があったりと、日本ではまずお目にかかれないものだった。  記者もそんな変わった造りを含めて怪しい美人床屋が好きで、今回も予算と体力が残っていれば行くつもりだった。ところが……。
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現在も他の街に美人床屋は少数残ってはいるが、本番はなく、イスに座った状態で口や手のサービスのみだという。
「チョアンドの床屋はもうありません。松本さんが前に行ったあの店もないです」  チョ氏が寂しそうにそう言った。  2年ほど前、美人床屋の聖地だったチョアンドに摘発が入り、その結果、大通りに面して乱立していた美人床屋は壊滅させられてしまっていたのだ。そして、今回の摘発は、店内の鉄扉もカラクリ扉も隠し部屋も、店の備品を含めて全て破壊する強硬な作戦だったという。  がっくりと肩を落とす記者。 「……でも待てよ、それじゃ、なんでココに来たの?」  記者の言葉に顔を見合わせ、ニヤケるチョ氏とピョ氏だった。  つづく……。
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2本のネジりん棒が美人床屋の目印だったが、最近はその不文律もなくなった。ピョ氏によると、見分け方は「深夜なのに営業していたり、風俗街にあると……」らしい。写真は一発屋旅館街・会賢駅付近。
(写真、文=松本雷太)

「ノースキンは亡国病」女帝が見続けた吉原の変遷を読む『吉原まんだら』

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清泉亮氏
 吉原といえば江戸時代からの歴史が続く性風俗の街。明治維新から150年の時間がたっても、いまだに日本一のソープ街として独特の輝きを放っている場所だ。  そんな、吉原には「女帝」と呼ばれる女がいる。  彼女の名前は「高麗きち」。かつて吉原が赤線時代だった頃からソープランドを経営し、浮き沈みの激しい時代の荒波をくぐり抜けてきた。93歳となった現在、店の経営こそ引退したものの、吉原の地で生活を行いながら女帝として君臨し続けているのだ。そんな彼女に4年間にわたって密着を続けてきたノンフィクションが、清泉亮氏による『吉原まんだら』(徳間書店)。清泉氏にインタビューを行ったところ、そこには女帝をはじめとするソープ経営者たちのプライドが見えてきた。 ──本書の主人公となる高麗きちこと「おきち」さんは、これまでメディアに一切登場していない人物です。いったい、どのようにして彼女と出会ったのでしょうか? 清泉 吉原について調査するために、町内会の古い人たちに話を聞いていたら「自分たちよりもはるかに吉原に詳しい人がいる」と、おきちの名前を紹介してくれました。けれども「気むずかしい人だから……」と警告されたんです。町内会の有力者たちですらビビってしまうおきちさんという人が、いったいどんな人だろうと思い、怖いもの見たさで飛び込んでいったのが出会いでした。けれども、出会って早々、僕のお線香の立て方が気に入らなかったらしく「おめえ、なんにも知らねえな!」と叱られてしまいます。 ──おきちさんの気性の激しさが伝わってきますね(笑)。 清泉 煙草を吸いながら、べらんめえ口調でガーッとまくし立てるから、やはり怖いんです。ただ、その怖さの中でシンパシーを覚えたのが、おきちの持つ「蔑まれてきた」という感覚。ソープを始めるとき、親戚から「あんなところで3日と持つわけない」と露骨に笑われたように、彼女は世間から常に蔑まれ「あいつら覚えてろよ」という反発心をバネに歯を食いしばってきたんです。 ──世間から蔑まれてきた人間だから持ちうる魅力があった、と。 清泉 ただ、お話を聞いていくにつれ、おきちの持つ経営者としての才覚にも注目するようになりました。中卒で、経営学を学んだわけでもないのに、彼女だけが最後までソープランドを続けて引退して、老後を迎えている。他の経営者の多くはバブルのときに、株や土地に手を出して没落してしまいました。おきちには経営者としての才能があったんですね。 ──「経営者としての才能」とは、具体的にどのようなものでしょうか? 清泉 おきちはソープだけでなくキャバレーをはじめとする男女のあらゆる職業を手がけましたが、絶対に浅草・吉原周辺からは出ないという哲学がありました。日経新聞的にいえば「選択と集中」ですか(笑)。彼女はそんな難しい言葉は知らないけれど、結果的にそれを選んでいたんです。また、絶対に博打的な経営を行うことなく、こつこつと事業を展開していきました。
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現在の高麗きち氏。書棚には往年の吉原に関する貴重な文献がズラリ
──堅実に経営を行っていった結果、吉原の女帝にまで上り詰めることができた。 清泉 たたき上げの人生の中で、皮膚感覚で身につけた経営論を実践してきたんですね。単純に言えば、失敗した場合でも同じ轍を二度は踏まないというだけのことかもしれません。しかし、それを頭で、理屈で理解できても、確実に実行し続けられる経営者はそうはいないのではないでしょうか。また、経営者の常として、少し商売が成功すると、すぐに成功体験に酔い、浮足立ってしまう。おきちが踏み込んだ商売は、売春防止法に抵触するかどうかという、ある意味で崖っぷちを走り続ける正真正銘の“ブレードランナー”とは言えないでしょうか。そして、どこかで何かの瞬間に足を滑らせて、奈落に落ちる者も多い。そのなかで、「このおばあさんの生き様が面白い」という興味だけではなく、経営者としての感覚、才能にも興味を惹かれたんです。 ──おきちさんと実際に話しながら、「女帝」として凄味を感じる部分はありますか? 清泉 彼女のもとには、地元の警察署長から、かつて総理候補の呼び声高かった超有力代議士、さらには区議会議員や地元の有力者、銀座で店を構えるクラブのママまでがよろず相談ごとに訪れるんですが、彼らの怯えっぷりが尋常ではない。いくら頭がはっきりしているとはいえ、おきちは93歳のおばあちゃん。彼らはそんなおきちに圧倒され、とにかく頭が上がらないんです。経済力だけではなく、会話での間合いの取り方、話題への切りこみ方など、老婆の所作、作法が、社会的に成功を収めている表の人間たちを圧倒していく……怖いほどの光景です。まるで、松本清張の『黒革の手帖』に登場するフィクサーを間近に見ているような錯覚さえありました。 ──本の中では、吉原で働くボーイたちがおきちに頭を下げる描写もありますね。 清泉 おきちは口癖で「人殺し使えるようじゃなきゃ、やってらんねえ」と言っていました。彼女が使っていた人間の中には、実際に、神戸のソープでオーナーを殺して刑務所に入ったボーイもいる。「人殺し」というのは比喩ではないんです。そんな荒くれ者や、気性の激しい女の子たちと上手く関係を作りながら、おきちは店を経営していきました。おきちのもとには、店を辞めたボーイからも、女の子たちからも「ママにはお世話になりました」っていう手紙が届けられています。 ──在籍期間も短い風俗の世界では、その場限りの人間関係になりがちですが、おきちの場合はそうではなかった? 清泉 おきちは、女の子たちにもボーイたちにも情を込めて付き合っていたんです。それが、彼女のいちばんの魅力でした。おきちには子どももいなかったので、その愛情を周りの従業員に向けることができたんですね。  赤線やトルコの時代には、自分の店だけでなく、働く女の子たちのために、ヒモや悪い男から守ってあげていたこともあるようで、今でも、かつて働いていた女性がおきちのところに挨拶に訪れて近況を語っているのには驚かされました。やはり風俗業というのは、携わった人間にとっては、あえて振り返りたくはない過去になるのだろうと信じていましたから。でも、還暦を過ぎた女性たちも、ママなんて言って、おきちのところを訪れてくるんです。風俗業で働く女性とオーナーとが、人生の晩年でも、信頼関係でつながり続けているというのは、それもまた一面の真実として新鮮に受け止めました。 ──本書には、おきちと並んで角海老グループを取り仕切る鈴木正雄会長の姿も描かれていますね。 清泉 彼は、輪タク屋を経営し、吉原界隈で働く女性たちから、ときに煙草を分けてもらいながらお金を貯めて、日本最大のソープランドチェーンを持つまでに至った人物です。はじめにつくったお店はベニヤ板で部屋を区切っただけの「あけぼの2号店」というお店。そこから店を増やし、一代で「ソープの帝王」へと駆けあがりました。
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寝首をかこうとする者には時に凄みも必要。この商売はまさに“真剣勝負”
──83歳の高齢でありながら、現在も、グループの経営に現役で携わっていますね。やはり、おきちと同様に吉原の荒波をくぐり抜けることができた人物です。 清泉 鈴木さんは戦後、上野駅の地下道で、餓死した死体を間近にしながら戦後の日々を暮らしていました。その底辺から這い上がって今の地位を手に入れたから、お金を手にする苦労を知っています。決して余計な出費などありえない庶民がこぞって、株だ、海外の国債だと資産運用に奔走する現代に、鈴木さんは有り余る財を持っていても、身の丈を超えた博打まがいの投資をすることはないし、不動産は買えども、利ざや稼ぎに転がすことはない。どんなに小さな、猫の額ほどの土地でも決して手放さない。それは決して、彼が吝嗇だから、ではないでしょう。手離すことよりも、手に入れることの苦難を知っているからだと思います。そして、それは彼の戦中戦後体験によって強く育まれたものでしょう。ソープランドという、ともすれば人に蔑まれる商売でありつつも、1円、1銭を稼ぐ大変さを肌身で理解している経営者だと思います。おきちも、吉原で働く女性たちからマー坊と呼ばれて愛された鈴木さんも、共通するのは、戦中戦後に死線をさまよったという体験です。死線を経験した人間には、僕のような第二次ベビーブーマーにはない、絶対体験があると思います。それは、言い換えれば、不退転の覚悟、とでもいうような。 ──本書では、膨大な資料から吉原の明治~平成にかけての変遷を辿っていますが、その中で吉原の「町」について印象的なものありますか? 清泉 角海老の創業者である宮澤平吉を調べていたら、意外にも当時、吉原の経営を支えていたのは明治維新後の華族たちだったことを知りました。立場のある人々が、妓楼の出資者だったのには驚きましたね。今でも、吉原神社の玉垣(神社の周囲にめぐらされている石でつくられた柵)には、昭和初期に名門・角海老のオーナーであり、衆議院議員だった遠藤千元の係累の名前も刻まれています。妓楼を持つことは、当時の人間から見れば相当のステータスだったんです。  また、今回、法務局に入っている吉原の土地台帳をすべてコピーしてもらい、戦前からの各店のオーナーから店長、そして土地の所有者を照らし合わせていったんですが、わかったのは、いずれも名前が一致しないということです。わかりやすく言えば、土地、建物、店のすべてで所有者が異なり、そして、オーナーと呼ばれる人間は「のれん」を持っている。近代以降の遊郭は、極めて輻輳的な支配関係が入り乱れているということなんです。ですから、名オーナーと呼ばれてきたような人物が、登記関係の書類には一切、登場しないということになります。  この複雑な支配関係が、赤線廃止によって構造的に変わる時代が来るんです。トルコ風呂に移行できたのは、土地の所有権を持っている人々になります。土地を担保に銀行が金を貸付けて、銀行自身がトルコ風呂経営を積極的に後押しし始めたからなんです。そうすると、土地を持っていた者がオーナーとして生き残る時代がやってきました。店のオーナーと登記上の所有権者とが初めて一致する時代を迎えるわけです。江戸以来の旧態とした支配関係の構造が、赤線からトルコ風呂への移行において初めて劇的に変わったんですね。  このように、吉原という遊郭の所有関係には、見方によっては近代日本の支配構造が象徴的に凝縮されていたようにも見えて、大変に興味深いです。
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爬虫類との愛の交歓を客たちに見せつけた「ヘビ女」の艶技は話題を呼んだ。
──今、政治家がソープランドを経営していたら大問題に発展しそうですが、かつては粋な遊びとして許容されていたんですね。 清泉 今の吉原の経営者たちには「風俗業」という認識しかないかもしれませんが、おきちや鈴木さんはソープランドに対して、江戸時代からの遊郭文化を今に引き継いでいるという誇りがあります。そんな誇りを持つ最後の世代が彼らなんでしょうね。そんな歴史を保存するため、吉原の資料を展示する博物館が作れないかと、彼らは資料を収集しているんです。 ──では、現在の吉原に対して、おきちさんはどのように感じているのでしょうか? 清泉 一時期はデリヘルに客を取られて閑古鳥が鳴いていたんですが、現在、吉原に客が戻ってきています。その理由がノースキン(NS)の店が流行しているから。そんな風潮を、おきちさんは「ダメだ」と激怒しています。 ──「ダメ」というのは、いったいどうして? 清泉 吉原は江戸の頃から衛生管理をきちっとやってきた街だったのに、NSが流行すれば衛生的に問題となる可能性がある。エイズが蔓延したら大変なことになりますよね。おきちさんは「エイズは亡国病だ」と語っています。 ──「亡国病」……ですか? 清泉 それも、江戸時代からの遊郭文化の上にいるという気概の現れでしょう。また、おきちさんはNSは商売をする女たちがかわいそうだと嘆いている。女の子を使い捨てにしたら、この商売は決して長くは持たない、女の子を犠牲にする店は生き残らないというのがおきちさんの考え方なんです。NSで吉原がにぎわうことは、女の子を犠牲にして金儲けをしているに等しい行為なんだと、そう憤るわけです。 ──いくら儲かったとしても、国を滅ぼし、女の子を犠牲にするNSはまずい、と。 清泉 そう。ソープランドのような商売にはさまざまな意見があるとは思いますが、おきちはおきちなりに女の子たちのことを考え、愛情を持って接していました。おきちと吉原にいるときに、道で「ママー!」と呼ばれて振り向くと、昔おきちの店で働いていた女性がいたんです。「あんたー、どうしたの? 寂しかったよ」と、2人は再会を喜んでいた。その光景は、経営者と風俗嬢という関係を超えて、本当の親子なんじゃないかと錯覚するような姿でした。 ──おきちさんを通じて吉原を見ていくと、文化や人情など、とてもソープランドとは縁遠いと思われていた世界が広がって見えてきますね。 清泉 だから、おきちや鈴木さんの人生はとても興味深いし、我々が学ぶところはたくさんあります。人生、経営、人付き合い、そして男と女……生々しい現実に揉まれてきた末の言葉だからこそ、あるいは、一歩間違えれば逮捕か廃業かという決死のブレードランナーとして、今まで生き残り続けて来た彼らの言葉だからこそ、その含蓄は何より説得力があるのだと思います。業種が業種だけに、彼らはこれまでも決して表立って登場することはありませんでしたが、彼らの背中は、風俗論にとどまらず、経営論、渡世論としても、これまでにない実践術として、大いに学ぶべきところがあるのではないかな、と思っています。  そして、彼らは何よりも、哀しみを抱えて生きています。「女郎屋」と世間からは蔑まれる商売に身を投じることになった哀しみをしっかりと意識して今を生きています。それがあるからこそ、彼らの言葉は戒めにはなりえても、傲慢には響かないんです。そこがまた、無二の魅力でもあります。 (取材・文=萩原雄太[かもめマシーン]/撮影=名鹿祥史)
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●清泉亮(せいせん・とおる) 1974年生まれ。近現代史の現場を訪ね、「訊くのではなく聞こえる瞬間を待つ」姿勢で、消えゆく記憶を書きとめ、発表している。本書は、清泉亮としての単行本デビュー作となる。

「死ぬ前に、どう?」自殺者の遺産目当てで、中国人売春婦が日本各地の“自殺名所”に集結中!?

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東尋坊
 全国各地の“自殺名所”に中国人売春婦が現れていると、一部で話題になっている。  自殺の名所として有名な福井県の断崖絶壁、東尋坊では先日、2人の中国人女性が売春防止法違反容疑で近くの署に連行され、事情聴取を受けた。  自殺を考えて同所を訪れた男性に対して「死ぬ前に気持ちいいことしよう」と売春を持ちかけ、男性の財産である所持金9万円と預金140万円を要求した疑いだ。居合わせた自殺防止のパトロール員によって発覚したもので、結果的に女性2人は起訴されなかったものの、女性は「ネットで見た中国の掲示板に、日本の自殺名所に行けば、自殺者から財産をもらえるという話が書かれていた」という。  中国人女性が自殺者の遺産目当てで来日しているというウワサは3年ほど前からあり、中には「自分たちの仕事が減る迷惑な存在」として、風俗業者が通報するケースもあった。広島県尾道市の港で乗用車が海に転落し、中年男性が死亡した件では、現場から遺書が発見された自殺だったものの、その直前に男性が預金通帳から約200万円を引き出し、少し離れたラブホテルに女性2人と入っていたことが後にわかっている。これはホテルの出入りを見ていた風俗店スタッフによる情報提供だった。スタッフは「女性は最近見かけていた中国人の立ちんぼだった」と証言。この尾道市の港も、実は自殺の名所となっているところで、中国人売春婦による計画的な遺産狙いだった可能性がある。  近年、やたらと駅のホームからの飛び込み自殺が増えている東京・新小岩駅の周辺にも、謎の中国人女性が出没中だ。同所は最高時速130キロの成田エクスプレスが高速で駆け抜ける場所であることから、自殺志願者たちの間で「確実に死ねる」というウワサが飛び交っているが、ホームのベンチでしばらく座っていたり、うろうろと歩く挙動の怪しい男性に声をかける中国人女性が目撃されている。  奇妙なのは、こうした中国人女性がひとりではなく1~3人組と複数で行動していることで、一説には日本の風俗店に出稼ぎにやってきたところ、ボロアパートの一室に押し込められ、料金の6割以上もピンハネされる労働環境に嫌気が差して抜け出した連中だといわれる。  実際に中国語のネット掲示板を見ると、日本の自殺志願者と交際して預金をすべてもらったという体験談がいくつか見受けられ、「誰も傷つけない合理的な話だ」と感嘆するコメントも多数。こうした話に対し、自殺防止のNPO活動をしている木村俊氏は「非常に下劣な行為」と嫌悪感を示す。 「自殺を思いとどまっても、財産を渡してしまっては後戻りできなくなる。こうしたハイエナのような売春婦の取り締まりを強化すべき」(木村氏)  ただ、こうした話の根底には「日本は自殺者が多い」という話が海外でも知れわたっていることもある。実際の調査では、人口10万人当たりの自殺者数は、日本より中国のほうが多いというデータもあるのだが……。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)