
クラス替えや席替え、新歓コンパ……などなど、若い頃は、いろいろなタイミングで新しい出会いのチャンスがありましたが、大人……というか中年も過ぎてくると、交友関係も固定化されちゃって、自分からそーとー積極的に動かない限り、新しい出会いなんてないですよねぇ。
同年代の異性はとっくに結婚適齢期を過ぎており、(自分のことを思いっきり棚に上げますが)いまだに未婚の同年代女性なんて地雷物件ばっか!
こんな状態でどうやって恋人作り&結婚すればいいのか!?
まあ最近では、街コンや相席居酒屋などといった、異性と出会うためのサービスもいろいろありますが、引きこもり気質としては、そういうところも少々ハードル高いんですよ。
ちなみに「日刊サイゾー」のS編集長(巨漢)は、某・相席居酒屋に行って女性と相席になったものの、ほとんど会話のキャッチボールをできないままにスゴスゴと帰ってきたという噂。
そういう話を聞いちゃうとさぁ……。キツイわー!
■新しい形態の「恋愛コンセプトカフェ」があるそうな
そんな、ボクのような「出会いの場でがんばれない」タイプの人間にも、お店側が出会いチャンスをグイグイ提供してくれる「恋愛カフェ」なるお店があるので取材して来てほしいとのオファーが。
「要は相席居酒屋みたいなもんでしょ?」と、若干の「キツイわー!」という気持ちもあったんですが、どうやら従来の相席系のお店よりも気軽に出会えるギミックが色々と用意されているんだとか。
……というわけでやって来た恋愛カフェ・ロハス銀座。
パッと店内を見渡すと、すごく落ち着いた内装で、「ウェーイ!」系のめんどくさい人たちは入ってこなそうな雰囲気。

「さすが銀座!」といった感じの高級&シャレオツ感!
特徴的なのは、お客さんはみんな来店目的が一目でわかるリストバンドを装着しているということ。
赤=婚活、ピンク=恋人探し、青=友達作り、黄=合コン・お食事会仲間作り
……というように、なに目的で来ている人なのがすぐにわかるのだ。

店員さん情報によると、やはり恋人作りのピンクが圧倒的に多いとのこと
さらに、よりたくさんの人と出会ってもらうために実施しているのが「ルーレット式チェンジ」。男性陣は30分ごとに席替えして、スタッフの指示でいろいろな女性と相席できるというわけ。
「席替えしたところで、話すことがないよー」という人のためには、席上に備え付けられたタブレットには、会話を盛り上げるためのオリジナルアプリがインストールされている。

アプリが会話のきっかけを提供してくれるのだ
ま、とにかく説明を聞いていても仕方がないので、実際に女性たちと相席して話を聞いてみた!

ピンク(彼女作り)のリストバンドを巻いて……あわよくばガチで出会うぞ!
■連絡先交換は時間切れを利用しろ
最初に相席したのは、幼なじみだという20歳の女子大生2人組(ピンクのリストバンド装着)。
※名前はテキトーにつけてもらったものなので、モンゴル人やイギリス人というわけではありません。

「話が合ったら2次会に繰り出すことも……」と、超ノリのいいジョンさん(左)とジンギスカンさん(右)
ジンギスカン この店は今日はじめてですけど、相席居酒屋みたいなところには何度も行ったことがあります。でも、結構ヤバイ人も多いよね。
ジョン こっちが気を遣って色々話題を振ってるのに、変にスカして「ふ~ん」みたいな。
――それ、男性も緊張してるんじゃないですかね?
ジョン いやいや、それが格好いいと思ってるんだよ。
ジンギスカン 出会いの場に来ている時点で「彼女欲しい!」とか思っているのはバレバレなんで、恥ずかしがったりスカたりしててもしょうがないでしょー。もっと積極的にならないと。
――この手のお店ではどういう態度を取ったら好感度高いの?
ジョン まずはあいさつ大事! 席替えのタイミングで「よろしくお願いしますー」くらい言った方がいいよ。
ジンギスカン それすら出来ない人が多い!
――ええーっ!
ジョン あとは、女の子が何か話したら、とりあえずリアクションする。もしくは、あまりしゃべらない女の子相手だったら、こっちから積極的にしゃべってあげるとかね。
――まあ、普通のことですよね。で、話が盛り上がったら連絡先とか聞きたいじゃないですか。どうやって切り出したらいいんですか?
ジンギスカン あんまり序盤に聞くのはヤバイですね。そこで断られたらその後、地獄でしょ。
ジョン このお店だと30分ごとに席替えがあるんで、5分前に店員さんが声をかけに来てくれるから、そのタイミングで「そろそろ時間になっちゃうし……」みたいな感じで聞くのがいいんじゃない?
――ああー時間切れを上手く利用しろと。
ジンギスカン まあ、私はLINEくらい聞かれたら誰にでも教えちゃうけど!
ジョン この子、ホントに誰とでもLINE交換しちゃうからヤバいんですよー!
ジンギスカン 一時期、LINEのともだち1500人くらいいましたからね。でもイヤになったらすぐブロックしちゃえばいいだけじゃん。
――えーっと、お店でLINEを交換して、家に帰りました。それからLINEでの第一声はどうしたらいいの?
ジンギスカン 変なスタンプ!
――へ、スタンプ!?
ジンギスカン ツッコミどころのある変なスタンプをいきなり送れば、そこから話が広がるでしょ? スタンプに対する返事で相手の温度感も分かるからオススメ!
――はー、そういうもんか。リア充のコミュニケーション術、ハンパないな!
という感じでタイムアップ。取材同行していたカメラマンさえいなければ「だ……誰とでもLINE交換するなら、ぼぼぼ……ボクとも交換して!」とかお願いしたかったのに。

カメラマンも混ぜてフィーリングカップルアプリを試したところ……カップル成立0組。ファック!
■弁護士・歯科医では将来が不安
続いて話を聞いたのは、なんと婚活目当ての「赤」リストバンドを巻いた女性。
銀座という立地もあり、昼の時間帯には意外とガチ婚活目的の「赤」リストバンドの人もいるのだとか。
※この人もテキトーに名前を付けてもらったので、別にロシア人でも、イスカンダル星人(古い!)でもありません。

「職場で出会いがないから」とガチ婚活のために来たというサーシャさん
――婚活目的だと、やはり歌舞伎町の居酒屋よりは銀座の方が……という感じですか?
サーシャ そうですね。特に、街コンや相席居酒屋みたいなところだと、お酒の勢いでその場限り……みたいな人が多そうじゃないですか。その点、こちらは(昼間は)ノンアルコールだけなので、じっくりと話をできますからね。
――婚活ということで、遊び相手を探すのとは判定基準も変わってくると思いますが、異性をどういうポイントで見ていますか?
サーシャ やはり「安定」ということです。結婚相手としては、金銭的にも、精神的にも安定している方がいいですね。
――職業としては弁護士さんとか?
サーシャ ……と、思われるかも知れませんが、弁護士さんや歯科医さんは、国家試験のハードルが下がって人数が増えすぎてしまったため、これから年収が下がっていくと言われている職業なんです。現在、年収が高くても、将来的に不安を残している職業というのはいただけません。
――……あ、そうですか。それじゃあサーシャさんにとって理想の職業は?
サーシャ たとえばですが、おじいさんくらいの代から続いていて地元で確固たる地位を築いており、多少のことではつぶれたりする心配のない開業医の跡取り息子さんとかですかね。
――なかなかハードル高いですねー! 具体的に年収で言うとどれくらいあって欲しいですか?
サーシャ やはり都内で子どもを育てて、私立の学校にやって……と考えると、年収800万円程度ではまだ少ないという感じですよね。最低……1000万円くらいはあって欲しいかなと。
――なるほど(涙)。それでは年収以外に、こういう場所で出会うにあたってNGなことってありますか。
サーシャ ニオイです! 風に乗って体臭が漂ってくるようは方は、たとえ高収入であってもNGですね。あとは、初対面の相手にいきなり下ネタを振ってくるとか。
――まあ、そこは最低限って感じですね。
代々続いている開業医どころか、弁護士・歯科医にも確実に年収で負けているボク(しかも最近加齢臭ただよい気味)には太刀打ちできない女性でした!
30分で次々席替えとなって、色んな女性と気軽に話せるロハス銀座独自のシステム。
まあ、当然その先はトークスキルやスペック勝負になっていく部分もあるんでしょうが、話につまってもアプリに逃げられるし、最悪、30分経てば別の女性のところに行けるというのは結構な安心感です。
今回は「取材」という体で行っちゃっているので、女性たちも「取材ね」という対応になっていたのが残念で……。「いいなー、盛り上がってて、あそこの席なんて2次会に行く約束してるよ!」と、他の男性陣が羨ましくて仕方がなかったですよ。
店員のみなさん、その内、プライベートで行っても知らんぷりしておいてくださいね!
(取材・文=北村ヂン)
どんな女性が参加しているのかな?毎日更新のインスタグラムでチェックできるぞ!
https://www.instagram.com/todays_lohas/
恋愛カフェ ロハス銀座(12:00-24:00) 03-6280-6637 東京都中央区銀座6-4-12KNビル4F
http://相席カフェ.com/