「番組を切られても本望」震災特番生放送で古舘伊知郎が“原子力ムラ”に言及し波紋広がる

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『報道ステーション』テレビ朝日
 昨年の東日本大震災から1年となる3月11日、テレビ各局は軒並み震災特番を放送したが、その中で、テレビ朝日系『報道STATION スペシャル』での司会・古館伊知郎の発言が波紋を広げている。  話題になっているのは、番組の終了間際のエンディングトークの場面。震災で不通となった三陸鉄道南リアス線三陸駅のホームに立った古舘は、「この番組に関して後悔することがあります」と神妙な面持ちで語りだした。古舘はまず、“牛の墓場”となった牧場について撮影・放送しなかったことを「一つ目」の後悔として語り、その後に、「二つ目の後悔は原発に関してです」として、以下のように語った。 「『報道STATION』ではスペシャル番組として、去年の12月28日の夜、原発の検証の番組をお送りしました。津波で原発が壊れたのではなく、それ以前の地震によって一部、(福島)第1原発のどこかが損壊していたのではないかという、その追求をしました。今回、このスペシャル番組で、その追求をすることはできませんでした。“原子力ムラ”というムラが存在します。都会はこことは違って目映いばかりの光にあふれています。そして、もう一つ考えることは、地域で、主な産業では、なかなか暮らすのが難しいというときに、その地域を分断してまでも、積極的に原発を誘致した、そういう部分があったとも考えています。その根本を、徹底的に議論しなくてはいけないのではないでしょうか。私はそれを、強く感じます。そうしないと、今、生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方々に申し訳が立ちません。私は日々の『報道STATION』の中でそれを追求していきます。もし圧力がかかって、番組を切られても、私は、それはそれで本望です。また明日の夜、9時54分にみなさまにお会いしたいです。おやすみなさい」  テレビ朝日の看板キャスターが生放送中に、原子力業界からの圧力で番組内容に変更があったことについて明確に認めるという異例の事態に、放送直後からネット上は紛糾。「古舘、よく言った」という賞賛だけでなく「今さらか」といった批判もあふれ、一夜明けた12日朝になっても活発な議論が続いている。  ともあれ、今後同番組内で「それを追及していく」とした古舘と『報道STATION』スタッフに“自由な報道”が許されるか否か、注意深く見守っていきたい。いずれにしろ、メインキャスターである古舘が自由に発言するために「番組を切られる」覚悟でカメラの前に立たなければならなかったという事実は、現在のテレビの報道番組が置かれた、極めていびつな構造を表している。
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「番組を切られても本望」震災特番生放送で古舘伊知郎が“原子力ムラ”に言及し波紋広がる

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『報道ステーション』テレビ朝日
 昨年の東日本大震災から1年となる3月11日、テレビ各局は軒並み震災特番を放送したが、その中で、テレビ朝日系『報道STATION スペシャル』での司会・古館伊知郎の発言が波紋を広げている。  話題になっているのは、番組の終了間際のエンディングトークの場面。震災で不通となった三陸鉄道南リアス線三陸駅のホームに立った古舘は、「この番組に関して後悔することがあります」と神妙な面持ちで語りだした。古舘はまず、“牛の墓場”となった牧場について撮影・放送しなかったことを「一つ目」の後悔として語り、その後に、「二つ目の後悔は原発に関してです」として、以下のように語った。 「『報道STATION』ではスペシャル番組として、去年の12月28日の夜、原発の検証の番組をお送りしました。津波で原発が壊れたのではなく、それ以前の地震によって一部、(福島)第1原発のどこかが損壊していたのではないかという、その追求をしました。今回、このスペシャル番組で、その追求をすることはできませんでした。“原子力ムラ”というムラが存在します。都会はこことは違って目映いばかりの光にあふれています。そして、もう一つ考えることは、地域で、主な産業では、なかなか暮らすのが難しいというときに、その地域を分断してまでも、積極的に原発を誘致した、そういう部分があったとも考えています。その根本を、徹底的に議論しなくてはいけないのではないでしょうか。私はそれを、強く感じます。そうしないと、今、生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方々に申し訳が立ちません。私は日々の『報道STATION』の中でそれを追求していきます。もし圧力がかかって、番組を切られても、私は、それはそれで本望です。また明日の夜、9時54分にみなさまにお会いしたいです。おやすみなさい」  テレビ朝日の看板キャスターが生放送中に、原子力業界からの圧力で番組内容に変更があったことについて明確に認めるという異例の事態に、放送直後からネット上は紛糾。「古舘、よく言った」という賞賛だけでなく「今さらか」といった批判もあふれ、一夜明けた12日朝になっても活発な議論が続いている。  ともあれ、今後同番組内で「それを追及していく」とした古舘と『報道STATION』スタッフに“自由な報道”が許されるか否か、注意深く見守っていきたい。いずれにしろ、メインキャスターである古舘が自由に発言するために「番組を切られる」覚悟でカメラの前に立たなければならなかったという事実は、現在のテレビの報道番組が置かれた、極めていびつな構造を表している。
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「現場スタッフの評判は最悪……」フリー転身の佐々木正洋テレ朝アナに仕事はあるのか


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テレビ朝日公式サイトより
 「大丈夫?」と心配の声が続出しているのが、佐々木正洋アナ(57)のフリー転身だ。  テレビ朝日系『ワイド!スクランブル』の16年続く名物コーナー「夕刊キャッチアップ」でお馴染みの佐々木アナが3月末で同局退社、萩本欽一らが所属する芸能プロ「浅井企画」に所属しフリーとして再出発するのだが、その先行きにはネガティブな見方をする声が多い。 「『夕刊キャッチアップ』コーナーそのものは継続すると聞いていますが、このご時勢で佐々木アナに大きな需要があると思えない」(テレ朝ディレクター) 「下手すれば収入アップどころか、画面から消えていく可能性もあるのでは?」(テレビ雑誌記者)  最近では読売テレビの宮根誠司、日本テレビの羽鳥慎一らがフリーに転身し、人気番組の司会者として大幅な収入アップに成功しているだけに、佐々木アナもそれに続けと船出したようにも見えるが、実のところ2005年から司会を務めていた『Sunday!スクランブル』は昨年降板し、露出を減らしていたところである。前途が厳しいという見方をした前出関係者は理由をこう述べる。 「リズムのよいしゃべりには定評がありますが、問題は現場スタッフ受けの悪さ。気難しく、機嫌が悪いとディレクターに当り散らすこともよくあった。それと酒癖、女癖の悪さも局内では有名。酔っ払って、いらぬ発言をして関係者とモメたことや、女性スタッフを熱心に口説いていた話も聞かれる」  佐々木アナは1977年4月に入社。古舘伊知郎、吉澤一彦、渡辺宜嗣らが同期で、かつて後輩の辻よしなり、松井康真とテレ朝を背負う3大アナと呼ばれたこともあった。しかし、00年にフリーとなった辻は成功したとは言いがたく、現在はその姿を画面で見かけることは少ない失敗例のひとつだ。松井アナも09年からはテレ朝アナウンサー学校の校長を経て、現在は報道局のデスクという立場で表舞台から消えた。これと比較して佐々木アナの前途を不安視する声が強いわけだ。 「おそらく今回のフリー転身は、このまま下降線を描くわけにはいかないという決死の覚悟なのでしょう。ただ、最初はご祝儀でいくらか仕事もあると思いますが、経費削減に迫られたテレビ界では食えなくなったテレビリポーターも続出している中で、テレ朝の看板を失くすのはよい選択とは思えません」(前出雑誌記者)  「夕刊キャッチアップ」のコーナーは後任に引き継ぐというが、佐々木アナの活躍が同コーナーで伝えられるようになるかどうか、真価が問われる。 (文=鈴木雅久)
アナウンサーとして生きる ラクじゃない。 amazon_associate_logo.jpg
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「これが報道?」大手プロに完全に私物化された『モーニングバード!』の惨状

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テレビ朝日『情報満載ライブショー
モーニングバード!』
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  先日、久しぶりに某民放のワイドショーデスクと食事する機会があった。3~5%台と視聴率低迷が続くテレビ朝日系の『情報満載ライブショー モーニングバード!』が、芸能界の実力者といわれる大手プロに私物化されているということを聞かされて、唖然とした。  メイン司会の羽鳥慎一のバックに、あの実力者がいることは今さら言うまでもないが、コメンテーターの中にも、この大手プロの息がかかった者が確かにいる。実力者傘下のタレントのみならず、実力者と昵懇の某出版社社長の部下や、その社長の弟分と言っていい元スポーツ選手など。もし、この大手プロ関係のタレントのスキャンダルがあったとしたら、情報操作されかねない危険な状況になっていると言わざるを得ない。  こんな状況は今に始まったことではないが、ドラマやバラエティ番組だけでなく、一応は「報道」の看板を掲げているワイドショーまで、大手プロに私物化されてしまうなんて、情けない話だ。そんな話の延長線上で『モーニングバード!』のサブ司会を務める赤江珠緒の"9月降板説"をデスクから入手した。  このデスクは、「赤江は羽鳥と"犬猿の仲"ですからね。赤江が4月から始めるTBSのラジオ番組の聴取率がよければ、9月にも『モーニングバード!』を降板するかもしれませんよ」と言う。  小島慶子がパーソナリティーを務めるTBSの人気ラジオ番組『キラ☆キラ』が、3月いっぱいで終了。小島が降板を申し入れたことが原因とされているが、その理由については、小島がギャラダウンに反発したというものに加えて、TBSの上層部からの「"おやじ層"のリスナーを取り込むために、スケベ話を強化したい」という要望を、育ちざかりの2人の子どもを持つ小島が拒絶したからとも言われている。替わって同時間帯は、4月から赤江がパーソナリティーを務める『たまむすび』がスタートする。  赤江はもともとは大阪の朝日放送の女子アナだったが、転勤扱いで2003年にテレ朝の『スーパーモーニング』の司会者に抜擢。前任の徳永有美が、内村光良との不倫スキャンダルで降板させられたための"ピンチヒッター"だった。その後、朝日放送を退社。フリーになってからも、その安定感を見込まれて『スーパーモーニング』の司会を務めたが、同番組は視聴率が悪く、昨年、テレ朝は日本テレビを退社してフリーになった羽鳥をメイン司会に起用して、『モーニングバード!』に衣替えをした。  この刷新に際しても、テレ朝は地味ながらも着実に支持層を広げてきた赤江を継続して起用することを決定。しかし、放送初回から赤江は台本にない羽鳥のアドリブに恥をかかされたこともあって、"不仲説"がささやかれていた。確かに番組の中で、羽鳥のいじられ役と成り下がっている赤江の立ち位置は微妙だ。本人のプライドも傷ついているだろう。だが、羽鳥には芸能界の実力者がバックについているために、赤江のために羽鳥に注意するスタッフもいない。そんな中で、赤江は孤立しているとも言われている。  それだけに、4月からの『たまむすび』が、小島の『キラ☆キラ』同様に高聴取率を取って人気番組になれば、『モーニングバード!』に頼る必要はなくなる。大手プロに私物化され、視聴率が低迷する"泥船番組"から抜け出るのは、本人のためでもあろう。大手プロに私物化されている番組を放置しているテレ朝上層部に一石を投じる意味でも、赤江のラジオでの活躍には期待したい。 (文=本多圭)
ヒーロー/明日へ 『あさイチ』のが面白いけど? amazon_associate_logo.jpg
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「これが報道?」大手プロに完全に私物化された『モーニングバード!』の惨状

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テレビ朝日『情報満載ライブショー
モーニングバード!』
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  先日、久しぶりに某民放のワイドショーデスクと食事する機会があった。3~5%台と視聴率低迷が続くテレビ朝日系の『情報満載ライブショー モーニングバード!』が、芸能界の実力者といわれる大手プロに私物化されているということを聞かされて、唖然とした。  メイン司会の羽鳥慎一のバックに、あの実力者がいることは今さら言うまでもないが、コメンテーターの中にも、この大手プロの息がかかった者が確かにいる。実力者傘下のタレントのみならず、実力者と昵懇の某出版社社長の部下や、その社長の弟分と言っていい元スポーツ選手など。もし、この大手プロ関係のタレントのスキャンダルがあったとしたら、情報操作されかねない危険な状況になっていると言わざるを得ない。  こんな状況は今に始まったことではないが、ドラマやバラエティ番組だけでなく、一応は「報道」の看板を掲げているワイドショーまで、大手プロに私物化されてしまうなんて、情けない話だ。そんな話の延長線上で『モーニングバード!』のサブ司会を務める赤江珠緒の"9月降板説"をデスクから入手した。  このデスクは、「赤江は羽鳥と"犬猿の仲"ですからね。赤江が4月から始めるTBSのラジオ番組の聴取率がよければ、9月にも『モーニングバード!』を降板するかもしれませんよ」と言う。  小島慶子がパーソナリティーを務めるTBSの人気ラジオ番組『キラ☆キラ』が、3月いっぱいで終了。小島が降板を申し入れたことが原因とされているが、その理由については、小島がギャラダウンに反発したというものに加えて、TBSの上層部からの「"おやじ層"のリスナーを取り込むために、スケベ話を強化したい」という要望を、育ちざかりの2人の子どもを持つ小島が拒絶したからとも言われている。替わって同時間帯は、4月から赤江がパーソナリティーを務める『たまむすび』がスタートする。  赤江はもともとは大阪の朝日放送の女子アナだったが、転勤扱いで2003年にテレ朝の『スーパーモーニング』の司会者に抜擢。前任の徳永有美が、内村光良との不倫スキャンダルで降板させられたための"ピンチヒッター"だった。その後、朝日放送を退社。フリーになってからも、その安定感を見込まれて『スーパーモーニング』の司会を務めたが、同番組は視聴率が悪く、昨年、テレ朝は日本テレビを退社してフリーになった羽鳥をメイン司会に起用して、『モーニングバード!』に衣替えをした。  この刷新に際しても、テレ朝は地味ながらも着実に支持層を広げてきた赤江を継続して起用することを決定。しかし、放送初回から赤江は台本にない羽鳥のアドリブに恥をかかされたこともあって、"不仲説"がささやかれていた。確かに番組の中で、羽鳥のいじられ役と成り下がっている赤江の立ち位置は微妙だ。本人のプライドも傷ついているだろう。だが、羽鳥には芸能界の実力者がバックについているために、赤江のために羽鳥に注意するスタッフもいない。そんな中で、赤江は孤立しているとも言われている。  それだけに、4月からの『たまむすび』が、小島の『キラ☆キラ』同様に高聴取率を取って人気番組になれば、『モーニングバード!』に頼る必要はなくなる。大手プロに私物化され、視聴率が低迷する"泥船番組"から抜け出るのは、本人のためでもあろう。大手プロに私物化されている番組を放置しているテレ朝上層部に一石を投じる意味でも、赤江のラジオでの活躍には期待したい。 (文=本多圭)
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「若い局員ほど海外に……」リビア死亡事故 徹底されなかったテレビ朝日の危機管理

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テレビ朝日公式サイトより
 テレビ朝日のカイロ支局長がリビアで交通事故死した。  37歳という若さで亡くなったのは野村能久さんは、早大ラグビー部での活躍を経て1997年にテレ朝入社。警視庁記者クラブの担当記者や、同局の情報番組『スーパーモーニング』のディレクターなどを経て、今年6月からカイロに赴任し支局長を務めていた。  事故は20日、リビアの元最高指導者カダフィ大佐の死を受けて野村さんが、同じくテレ朝のカメラマン、現地ドライバーら4人で現地取材に向かったところ、シルトより東190キロほどの地点で何らかの事故があったとされる。テレ朝関係者によると、「気が付いたときには病院のベッドにいた」と話すカメラマンから他の3人が死亡したことが伝えられたという。現場は戦闘地域ではなかったが、事故の詳細はまだ詳しく分かってはいない。  驚いたのは危険な内戦状態にある国に若い記者が突入していたことだ。野村さんは海外取材は経験豊富だったというが、海外赴任はこれが初で、赴任後わずか4カ月足らずの悲劇だったことになる。また、同行カメラマンはなんと入社2年目の23歳だという。この点についてテレ朝関係者に話を聞くと「海外赴任は若い局員に人気がある」のだという。 「大半は自ら志望して海外赴任する形なんですが、その理由はいろいろ手当てがついて高待遇で、また出世の近道になることです。入社1~2年で現地の言葉も話せないのに海外赴任している若い局員もいます」  今回の事故がそうした背景で起きたことかは分からないが、過去に海外赴任経験を持つ同局のテレビディレクターによると「仕事熱心な若い人は、こういう大事件のときに気持ちが先走りして慎重さを欠きやすい面がある」という。 「テレ朝では1991年、長崎・雲仙普賢岳の火砕流で取材中の記者が事故死したことがありました。その後は定期的に勉強会を開くとか"危険を冒すな"という姿勢はあったんですが、でも現場で"危ないから行くな"という指示が出るほど徹底されたことでもなく、雲仙の事故も20年前の話。危機意識が薄くなっていたといわれたら返す言葉はないでしょう」(同ディレクター)  リビアは外務省から全土に退避勧告が出ていた。中東に詳しい記者からは「こういう混乱中は安全を確保するために車の通行ひとつ地元有力者への根回しが必要なこともある」という声も聞かれる。  記者会見で武隈喜一報道局長は「社員の命を一番に守らなければいけない。大変申し訳ない」と頭を下げたが、まずは事故の詳細と原因の究明が求められる。 (文=鈴木雅久)
戦場ジャーナリストへの道―カシミールで見た「戦闘」と「報道」の真実 日々、死と隣り合わせ。 amazon_associate_logo.jpg
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「破局か、ゴールインか」下平さやかと12月入籍説の巨人・長野にささやかれる女の影

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テレビ朝日アナウンサー公式サイトより
 2009年12月に交際が発覚したテレビ朝日の下平さやかアナウンサーとプロ野球・巨人の長野久義選手が「12月に挙式するのでは?」という情報が駆けめぐっている。すでに各スポーツ紙の担当記者や週刊誌がマークしているという。  ネタの出所は長野本人だそうで、親しい関係者に「12月にケジメをつけようと思う」とこぼしたという。スポーツ紙の担当記者は「両家にはすでにあいさつ済みで、式場も押さえてあるそうです。今はまだシーズン中ですから、その手の話はご法度ですが、シーズン終了後に一気に報道が過熱するでしょうね」と明言。入籍日も12月になる見込みだという。  一方で、別のスポーツ紙記者は首をかしげながらこう証言する。. 「確かに夏前にその話は広まりました。うちも入籍予定日や挙式日を特定すれば記事化できると考え動きましたが、結局何ひとつ分かりませんでした」  そればかりか、ここにきて下平アナと長野の"破局情報"まで流れているという。 「最近、長野の"動き"を調べた社が『下平以外の女の影がある』と話していました。そうなると、結婚どころか破局説の方が信ぴょう性ありそうですけどね......」(週刊誌記者)  下平アナ自身の結婚願望は高く、長野との交際が発覚し、担当番組『やじうまプラス』(テレビ朝日系)のメーンキャスターを降板させられた際も「どうせ寿退社するから」と、まったく動じなかったといわれる。果たして長野はケジメをつけるのか? 注目だ。
長野久義 読売ジャイアンツ ニュースター どっちのケジメ? amazon_associate_logo.jpg
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「まるで姑の嫁いびり!」女優・東ちづるに視聴者から抗議電話が殺到中!?

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東ちづる公式ブログ
 朝の情報番組『モーニングバード』(テレビ朝日)の水曜レギュラーとして出演している東が、料理コーナーでアシスタントの女子アナに対する態度が厳しすぎると、局の視聴者センターにお叱りの電話が多数届いているという。  同コーナー「ヘルシークリップ」では、かつての"お嫁さんにしたい女優ナンバーワン"の東が、得意分野の健康料理を披露するもので、21歳年下の久保田直子アナがアシスタントを務めている。  さすがは家事のできる女優、東はどんな料理を作らせてもスムーズで、短時間ながら手軽にヘルシーメニューを完成させている。  ただ、いかにも料理が初心者といった感じで手際の悪い久保田アナに対し、東は「盛り付けが違う」「切り方はそうじゃない」といちいち手厳しい。これが視聴者に「まるで姑が嫁をいびっているよう」に映ってしまったようだ。  ただ、番組関係者によると「そういうコンセプトで始めたコーナーだったんですが」と苦笑い。 「ちょうど親子のような年の差ですし、姑が嫁に教えるような形をとって若い女性視聴者にも料理のコツを覚えてもらおうという企画です。東さんが厳しいのはあくまで演出で、できれば笑って見てほしかったんですが、意地悪に映ったなら東さんにも視聴者にも申し訳ない」  今後は両者のやり取りをいくらか柔らかいものに修正していくという同コーナーだが、一方で別の出演者からはこんな証言もある。 「関係者はかばっているかもしれないけど、困っているのは久保田アナじゃなくて、スタッフとか関係者みんな。だって料理コーナーはもともと久保田アナがひとりでやっていく予定だったのに、東さんがやりたいと強く主張して強引に割り込んだものだから。どうせ彼女は自慢げに特技をアピールして新しい料理本でも出したいんだろうけど、朝食が終わった時間帯の料理コーナーなんて需要があるとは思えない」(出演者)  それでも東は同コーナー出演時はかなりご機嫌だというから、当分はコーナーも継続しそうだ。東のキャラを差し引けば、じゃがいもとトウモロコシを使ったパンケーキなど、レシピは興味深いのだが......。 (文=鈴木雅久)
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最強の隠れエロアナウンサーか!? テレ朝のエース・松尾由美子アナがゆるすぎる!

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テレビ朝日アナウンサー公式サイトより
 テレビ朝日の朝の顔で、情報番組『やじうまテレビ!』に出演中の松尾由美子アナウンサーのスキャンダル報道が波紋を広げている。  「週刊ポスト」(小学館)で一般男性と温泉旅行していたことが報じられた直後、今度は"エキサイティング新聞"東京スポーツが前泊したビジネスホテルでの"情事"を詳細に伝えたのだ。  その中身というのも、松尾アナが宿泊した部屋から夜通し女性のあえぎ声が聞こえてきたという衝撃的なものだった。「当然、テレ朝局内は大騒ぎですよ。普通なら東スポに厳重抗議しても良いところでしょう。ところが、そうもいかない事情があったんです」とは同局関係者。  実は「ポスト」の記事も東スポの記事も、真の狙いは松尾アナと同局のSアナとの不倫暴露だったのだ。 「これは局内でもずいぶん前から公然の事実として広まっていて、アナウンス部の上司が直接2人に事情聴取したほど。今のテレ朝は局内の風紀が乱れていることを突っ込まれたら、ぐうの音も出ない。ある意味、『ポスト』と東スポの記事は2人に対するショック療法として捉えているのかもしれません」(テレ朝社員)  その松尾アナ、清楚な顔立ちからは想像もつかないほど、アチラの方が"ゆるい"そうで「局内で何人も兄弟がいるんですよ(笑)。ある男性社員は都内のバーの個室で『ある程度までデキちゃった』と話していました。かわいそうなことに男性側が武勇伝のように話を広めてしまうから、局内で松尾アナは"ゆるキャラ"として認知されてしまっているんです」(別のテレ朝社員)。  松尾アナにしてみればとんだイメージダウンだが、男性視聴者にとっては決して悪い話ではない。現実に「毎朝、出勤前に『やじうまテレビ』を見ていますが、その話を聞いてがぜん松尾アナから目が離せなくなりました」(30代会社員)という声もあるのだ。松尾アナには"隠れエロアナウンサー"の地位を確立してもらいたい。
卓上 テレビ朝日女性アナウンサー 2011年 カレンダー "隠れキャラ"だから表紙にはいないよ。 amazon_associate_logo.jpg
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新しいタイアップ? 『ちい散歩』磯山さやかの"茨城限定散歩"って何!? 

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YouTubeより
 今や街歩き番組の代表格にもなっている『ちい散歩』(テレビ朝日系)。地井武男の他に、曜日によって、東幹久やラッシャー板前、土井善晴などの散歩が行われているが、いつの間にか、磯山さやかの散歩も登場していた。その名も「磯山さやかの旬刊! いばらき」。なんと「茨城」限定散歩! しかも、気になるのは、「茨城県提供ミニいばらき番組」ということ。確かにタイトルも、内容も、ローカル色満載だけど......一体どういうこと?  『ちい散歩』と言えば、放送枠の半分ぐらいが通販になっているけれど、そういった意味合いなのだろうか。にしても、ローカル局の番組ならいざ知らず、テレ朝で、「県提供の散歩番組」とは、ずいぶん積極的かつ本気ではないか。一体いつから放送されているのか。きっかけなどを茨城県知事公室広報広聴課に聞いた。 「『磯山さやかの旬刊! いばらき』は今年の4月から放送されています。『ちい散歩』の中で流れてはいますが、番組のコーナーというより、2分30秒というCM枠の形で対応させていただいています」  厳密には『ちい散歩』ではなく、同番組の1コーナーでもない。実際、番組の公式サイトにも載っていない。また、関東ローカルの放送だという。でも、『ちい散歩』の放送の中で、同じく「街歩き」という性質のものが流れるため、同番組の1コーナーに見える「タイアップ」ということらしい。  それにしても、なぜ『ちい散歩』の中で放送されるようになったのだろうか。 「もともとフジテレビの日曜朝6時15分から、『おはよう茨城』という茨城県広報番組をやっていました。これは32年間も続いていたのですが、どうしても視聴者層が固定化してしまっているという問題意識があり、『より広く関東圏にPRしていくにはどうしたらよいか』と、見直しを図りました。その中で、昨年から今年にかけて企画提案募集を行ったところ、茨城県は魅力的な食べ物も観光地もたくさんあるということから、茨城県出身で『いばらき大使』の磯山さやかさんに、PRしてもらおうという案が出てきたんです」  32年間放送された『おはよう茨城』は終了。新たに、テレ朝の『ちい散歩』というメジャー番組内で、茨城県の観光地や食べ物・特産品などを積極的にPRすることになったということだ。  ちなみに、毎週金曜日『ちい散歩』内(10時50分ごろから)の2分30秒の放送の他、30秒のダイジェスト版は『ANNニュース』内(金曜日から木曜日5時50分~6時)、『やじうまテレビ!・マルごと生活情報局~』内(土曜日午前6時30分~8時)でも放送されているなど、テレビ事業にかなり本気な茨城県。  『磯山さやかの旬刊! いばらき』は4月に始まったばかりで、認知度はまだまだだが、この放送を見て、「その手があったか!」と思った地方自治体もあるのではないだろうか。  06年から続いている『ちい散歩』はメジャーになる一方で、最近は散歩コースが「行き尽くした感がある」などという指摘も一部でなされている。だが、テレ朝のキラーコンテンツになっているだけに、今後もタイアップを希望する企業はもちろん、地方自治体などもまだまだ登場しそうだ。 (文=田幸和歌子)
磯山さやか写真集『yes no』 で、磯山はどこへ向かう? amazon_associate_logo.jpg
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