控室に隠しカメラ2台……中国で相次ぐ日本のアイドルの盗撮被害に「中国ロケNG」事務所も? 

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中国で5月に流出したSNH48の控室での着替え画像。座っているのがタコちゃんだ
 中国圏におけるAKB48人気は、もはや言うまでもないだろう。最近のAKB48総選挙では中国人ファンの票が「中華砲」と呼ばれ、その結果に大きな影響を与えるまでになっている。日本で報道されるAKB48関連のニュースはほぼ同時に大きく取り扱われ、日本のファンとの情報格差はない。  そんな中、香港紙「明報」(9月7日付)では、日本でも騒動になったAKB48メンバーに対する盗撮未遂事件について大きく報じている。  5日、TBS局内3階の女子トイレに番組制作会社の男性が侵入し、芸能人などの盗撮を試みようとしていたことが判明した。この男性は盗撮行為をする前に見つかり、逮捕されたというが、当時、同局の3階ではAKB48メンバー・小嶋陽菜が番組収録をしており、危うく盗撮の被害者になるところだったという。  一方、5月には上海で結成されたSNH48をめぐる盗撮事件も起こっている。メンバーが控え室で水着に着替えている画像がネット上に流出し、中華圏では大きな波紋を呼んだ。この事件では、ファンの男性がなんらかの方法で控室に侵入し、隠しカメラを設置したと思われる。流出した画像には水着姿の複数のメンバーが映っており、タコちゃんこと人気メンバー・張語格(18)が青い水着を着ている写真もあった。  今年3月に「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた元関連グループ取締役による「AKB48全裸盗撮」なども含め、相次ぐAKBグループをめぐる盗撮事件に対して、中国版Twitter「微博」では多くのネットユーザーが怒りのコメントを寄せていた。 「俺の小嶋陽菜様を傷つけたら許さない」 「日本には盗撮魔がこんなに多いのか!」 「日本のアイドルは大変だ。外でトイレに行くにも安心できないのか」 「SNH48が日本に行く際は、俺たちも一緒に行って守るしかない」
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同じくSNH48の盗撮画像。幸い、全裸になった姿は盗撮されなかったというが……
 一方で、日本のアイドルやタレントの中国での盗撮被害を懸念するのは、在京の民放ディレクターだ。 「実は以前、ある日本のアイドルが上海ロケをして、現地テレビ番組に飛び入りでゲスト出演するという企画があったんです。しかし、地元局のスタジオの控室の着替えスペースに隠しカメラが2つもあった。ひとつは積まれた機材の隙間にあり、もうひとつは停電時用バッテリーに偽装してあった。マネジャーの機転で見つけることができましたが、危なかった。すぐに、地元局が用意したホテルをチェックアウトしたそうです。コーディネーターの話によると、なんでも番組関係者が小遣い稼ぎのために盗撮機器を仕掛けることが多いようです。事務所によっては、中国ロケNGとしているところも出てきています」  AKB48メンバーへの盗撮被害について中国人ファンも激怒しているようだが、中国でもマスコミや芸能関係者による盗撮行為は後を絶たない。日本のアイドルが、中国で被害に遭わないことを祈るばかりだ。 (取材・文=五月花子)

安いのか、高いのか……中国売春婦「1発1万円ねーちゃん」が中国ネットで大拡散!

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20代とおぼしき女性。その容姿をめぐってはネット上でも賛否が分かれている
 中国である動画が公開され、爆発的な再生回数を記録し、話題になっている(https://www.youtube.com/watch?v=IQJADYaYPQU)。その動画は、ホテルとおぼしきベッドの上に横たわる男性が盗撮したものとみられ、正面に立つ女性とのやりとりが収められている。 女「500払うって言ったじゃん! もう帰るよ」 男「値段は交渉次第だろ」 女「500といったら、500なの!」 男「500で何発?」 女「1発に決まってるじゃん!」 男「高いよ! 1発250、2発500でどうだ?」 女「ハァ? あり得ない。とにかく1発500! 1発500!」  言うまでもないが、これは売春婦と客との“価格交渉”のシーンだ。500とは500元のことで、日本円にして約1万円。この女性は、動画内で「1発500! 1発500!」と連呼する必死な姿がウケ、「500姐(500元ねーちゃん)」と命名され、大拡散してしまったようだ。  一方で女性の容姿や価格相場についても熱い議論が巻き起こり、中国のSNSのコメント欄ではさまざまな意見が飛び交っている。 「確かに500元は高い。俺の街じゃ、300元(約6,000円)が相場だよ」 「一晩800元、1発500元が相場だろ」 「売春婦にしては、なかなかかわいいんじゃないか」 「値段にこだわる売春婦ほど、サービスが悪い。どうせマグロ女だぜ」
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「1発500!」とジェスチャーを交えて連呼する姿が話題に
 現在では中国定番の“人肉検索(個人特定)”が行われ、訛りなどから特定が進んでいるようだ。それにしても、中国での売春の相場が1万円前後というのは、物価を考えると確かに高い気もするが……。広州市在住の日本人ビジネスマンは、こう解説する。 「つい3~4年前まで1発150元(当時のレートで約2,500円)なんてザラだったのに、最近はインフレの波が売春産業にも波及し、微信(中国版LINE)などでの援交の相場も300~600元くらいになっています。この動画が撮影された場所はわかりませんが、都市部では平均的な金額では? 僕も中国でさんざん女を買いましたが、高くなって遊べなくなりました」  ともあれ、中国では成人であっても売買春は双方とも違法となる。中国メディアでは「実際のお金のやりとりは映っていないので、摘発は難しい」と述べている。それにしても、晒されたこの女性もかわいそうだ。 (取材・文=棟方笙子)

AV観賞や性器スケッチで性生活を向上 中国で話題「セックスセラピスト」とは!?

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女性器のぬいぐるみ(?)を手に、レクチャーする童氏。なかなかの美人だ
 性風俗の繁栄ぶりや日本のAVへの関心の高さなどを見れば、性欲旺盛なイメージもある中国人だが、その陰では性機能障害に悩む男女が増えている。  そんな中、性生活の悩みを改善する「性療師」と呼ばれる職業が中国で話題となっている。日本語に翻訳すると「セックスセラピスト」とでもいうのだろうか。 「今日話題網」(9月8日付)は、そんな性療師のひとりに密着取材を行っている。台湾出身の童嵩珍氏は、今から2年ほど前、性に悩む中国人のために、中国では初となる「性治療院」を開院した。同院へやって来る男女は、年間200人余り。彼らに対し、ありとあらゆる手段を用いて悩みを解決に導くのが彼女の仕事だ。
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女性器からイメージする絵を男性患者に描かせるワークショップ。牙がのぞく唇や、眼球の絵に、患者が抱える闇が見え隠れする
 男性患者には、手作りの男性器模型を使い、勃起状態での性器の硬さや大きさについて問診するほか、女性器模型で扱い方をレクチャーする。また、恋愛経験のない男性のためにアドバイスもしてくれるのだ。実際に診察室で、相談に訪れた男性患者に童氏がAVを見せながら問診する様子が写真からうかがえる。  また、夫婦で来院する患者には、必ずある宿題を出しているという。それは夫婦に、互いの性器のスケッチを描かせるというものだ。さらに夫には、女性器から連想するイメージを紙に描かせる。それによると、唇やアップルパイ、眼球などを連想する男性が多いようだ。  また、互いの性感帯を理解するため、「性感覚開発」と呼ばれるワークショップも行われる。紙に書かれた身体図の、自分が「感じる」部位に「+」を、感じない部位には「-」を書き込んでいくのだという。
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自らの性感帯の位置を相手に明示する「性感覚開発」。深刻な悩みのないカップルにも効果的かもしれない
 ある調査によれば、カップルの3割以上が、性生活に関するなんらかの悩みを抱えているという中国で、重要な役割を担う性療師だが、周囲からはまだまだ奇異の目で見られている。この記事に対しても、 「友達が言ってたけど、中国男性の69%が早漏らしい。中国人男子のために、早漏の解決策を教えてほしい!」 「写真の中に騎乗位のショットがあるが、性療師はまさか体位についても実践して教えてくれるのか?」  といった、冷やかしのようなコメントが大半だ。
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体位のレクチャーだろうか、自ら男性患者にまたがる童氏
 カップルの間で増加する性生活の悩みについて、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は要因を指摘する。 「中国では、もともとセックスは男性のためのものという概念が強く、特に若い女性にはセックスを楽しもうという意識があまりない。それに加え、中国人男性の多くは日本のAVをお手本に、素人の女性相手に潮吹きや駅弁、顔射を強要するなんて話もよく聞く。また新婚夫婦には、子作りのプレッシャーがのしかかる。結果、殺伐とした性生活になってしまうんでしょう」   人口13億に至る世界一の繁殖力を誇った中国人だが、性生活の質には問題が多いようだ。

中国4,000年の権謀術数を駆使! 「愛人別れさせ屋」大繁盛の理由

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「愛人別れさせ屋」セミナーの会場。女性のほうが向いているとか
 中国では、社会的・経済的に成功を収めた男性は、家庭があるにもかかわらず愛人を囲うケースが多い。そこには「愛人を囲えるくらいお金を持っているのだ」ということを周囲に示すための見栄も多く入り混じっている。  しかし、当然ながら面白くないのは奥方のほうである。「私にぜいたくな暮らしをさせてくれるなら、夫に愛人がいても気にしない」と達観している女性ならともかく、普通の女性なら怒り心頭だろう。というわけで、“小三勧退師”なるサービスが今、中国で繁盛しているという。日本語にすると「愛人別れさせ屋」といったところだろうか。
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中国では正妻と愛人による乱闘騒ぎも後を絶たない。こうして街中で殴る蹴るの暴行を加えるケースもある
「ホウハイ新聞」(9月15日付)が伝えたところによると、9月14日に上海で「愛人別れさせ屋」を養成するセミナーが開催されたという。セミナーの主催者によると、ひとりのコンサルタントを養成するのにOJT(職務研修)で6カ月以上の時間と、日本円にして600万円以上の費用がかかるのだという。  それほどまでにコストをかけて、コンサルタントを養成するにはワケがある。「愛人別れさせ屋」サービスの依頼者のほとんどが金持ちの妻たちで、1件あたりの成功報酬が、なんと400~1,000万円にもなるからだ。  深センや上海といった中国沿岸の大都市で始まったこのサービスは、今ではその需要は全国各地に広まっている。依頼者の中で最も多いのは40~50歳の女性で、そのほとんどがお金持ちの社長夫人だ。記事によると「資産数百万元(数千万円)というのは少ないほうで、ほとんどが数千万元(数億円)、数億円(数十億円)といった大金持ち」だというが、離婚して慰謝料をもらうよりも、大金持ちの妻の座に収まったままのほうが面倒がなくて得だと考えているわけだ。  別れさせるまでの期限は通常6~8カ月で、不倫男性側の両親を演じて愛人に接触したり、愛人の同僚になったりすることもあるため、多い時で4~7人のチームで任務に就くという。そうやって相手の信頼を得た上で、あくまでも友人としてさりげなく、不倫男性と別れるように仕向けていくのだ。
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愛人が路上でボコボコにされ、全裸にされる事件も起きている。それほど中国では愛人が社会問題化しているのだ。
 愛人女性が別れる気持ちになるよう、状況によって4つの方法を使い分けているという。1つが“移情”で、ほかの男性に目を向けさせるように誘導していく方法。2つめが“移位”で、ほかの就職の世話をしたり新たな商売の手伝いなどをして、今いる場所から離れさせる方法。3つめが“介入”で、親戚や友だち、同級生などを通じて別れを説得する方法。そして4つめが“嫌悪”で、不倫相手の欠点や隠していたことを気づかせる方法だ。  さすが権謀術数に長い伝統がある中国らしい方法ではあるが、こんな手間暇かけて別れさせても、女好きの性格などそう簡単に直るはずがない。すぐまた別の新しい相手を見つけてしまうのが、オチではないだろうか……。 (文=佐久間賢三)

亡霊に未解決事件、秘密駅の存在……北京地下鉄に伝わる都市伝説

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 中国に行ったことのある人なら、交通手段として地下鉄を使う人も多いだろう。中でも北京の地下鉄は現在、18の路線総延長440kmと世界有数の規模を持っているが、そこには地元の人でも知らないミステリーが存在しているという。「前瞻網」(9月5日付)などが報じた。 (1)「雍和宮駅」で目撃された幽霊  北京の地下鉄2号線と5号線が通るこの駅で夜勤の駅員によく目撃されるのが、「カゴを運ぶ幽霊」だ。幽霊は、汚れた服を着て、カゴで何かをひたすら運んでいるのだという。恐怖のあまり、辞めてしまう駅員も多いとか。この駅の建設時に事故で亡くなった労働者の亡霊だと指摘する声もある。 (2)地下鉄10号線の死体事件  地下鉄10号線が全線開通する前、線路の安全点検のため、毎日早朝に回送電車を走らせていた。ある朝、線路点検を終えた車両の外側に、血痕のようなものが付着しているのが見つかった。犬の血痕だろうと思った駅員たちが営業終了後に周囲を捜索すると、線路脇に黒い塊を見つけた。犬の死体だと思って近づいてみると、なんと頭部と四肢のない胴体だけの人間の死体だった。監視カメラなどを解析したが、被害者がどのように線路に侵入したのか、また頭部と四肢はどこへ行ったのかなどは結局わからずじまい。地下鉄10号線は今も走り続けている。 (3)地下鉄に乗って異次元に迷い込んだ女性  北京在住のAさんは、いつも地下鉄1号線に乗り、復興門駅で2号線に乗り換えて帰宅する。ある日、彼女はいつものように1号線に乗車した。復興門駅に到着し、乗り換えようとするが、なぜか2号線の乗り場が見つからなかったという。不思議に思いながら1号線で建国門駅まで行き、再び2号線に乗り換えることにした。しかし建国門駅に差し掛かっても駅に停車せず、通過してしまった。怖くなった彼女は次の停車駅で電車を降り、地上に上がって自宅方向に向かうバスに乗った。しかし、ここでも違和感を覚えた。バスの乗客は言葉を発さず、まるで軍人のように背中を真っすぐに伸ばして座っている。バスの外にはほとんど人がおらず、異様な雰囲気だったというのだ。怖くなった彼女は見知らぬバス停で下車したが、周りに人や車もなく、あまりの不安から泣きだしてしまったという。しばらくすると、ここ数十年、北京では見かけなくなった黄色いパン屋の車が通りかかり、運転手から「自宅まで乗せていってあげよう」と声をかけられた。わらにもすがる思いでこの車に乗り込み、なんとか自宅近くまで帰ってくることができたという。その後、調べたところ、各駅停車であるはずの北京の地下鉄で電車が駅を通過することや、復興門駅の2号線の出入り口が消失していたという事実はもちろんなかったという。  北京の地下鉄に関する怪談に、中国SNS上ではネットユーザーから冷ややかな声が多く寄せられていた。 「抗日ネタがなくなったら、今度は幽霊ネタか! 誰が信じるんだよ!」 「中国のメディアもこんな話を堂々と掲載するなんて、本当にレベルが下がったよ」 「電車を使わずにタクシーで帰れってか? タクシー業者と結託して、こんな記事書いたのか(笑)」
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地図上に存在しない1号線「高井駅」。出入り口は軍区内にあり、一般人の立ち入りが禁止されているという
 しかし、これ以外にも、北京の地下鉄にはミステリーが多いことで有名だ。同市在住の日本人大学講師は言う。 「もともと北京の地下鉄は、60年代に毛沢東が天安門の地下に築いた食料備蓄・防空壕を転用する形で建設が開始されたんです。当時は中ソ対立が深刻で、北京に核ミサイルが飛んでくると本気で思っていましたからね。開通当時は公務員しか乗車が許されず、地図には掲載されていない軍の駅などが今も残っています。東京メトロ有楽町線が『有事の際に戦車を運ぶ』という都市伝説がありますが、北京の地下鉄は都市伝説ではなく、一般人が利用できない秘密駅が3つほどあり、首都有事の際に軍隊がスムーズに移動できるように建設されているんです」  一方、北京の地下鉄を建設する際、地中から数世紀前のものと思われる人骨などが大量に発見されたことは有名な話だ。果たして、都市伝説の真相は――? (取材・文=青山大樹)

今度は学生寮で“部屋分け”に採用? 「星座占い」を妄信する乙女な中国人は大丈夫か

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大学の学生寮の一般的な部屋。シャワー・トイレなどは1フロアで共同のところが多い
 日本と同様、中国では血液型や星座による性格診断は一般的で、8月には中国南部の都市・深センで、交通警察が交通違反者の星座別ランキングまで発表したかと思えば(参照記事)、日本でも9月7日、愛知県警が県内の交通事故による死者数を星座別に分類して発表したことが話題になっている。  星座というのが個人の行動や性格に影響及ぼすのかどうかはまだ科学的には定かにはなっていないが、警察がわざわざ統計を出すほどまでに多くの人がそれを信じているのは確か。朝日新聞の報道によると、愛知県警の場合は「普通の統計では、なかなか注目してもらえない」(交通部幹部)ということから発表したという。  すると今度は中国の大学が、学生寮の部屋分けを星座別に行ったとして話題となっている。ネットメディア「澎湃新聞」(9月9日付)が伝えた。それによると、南京理工大学の設計芸術およびメディア学科は、今年9月に入学した新入生に対する学生寮の部屋分けにおいて、新たな方式を取り入れたのだという。  大学側は、学生たちに対して入学前に寮の部屋分けに関する調査票を提出するよう求めていたのだが、そこには「エアコンは必要か」「早起きか(7時前起床)」「早寝か(11時前就寝)」「1年以上の寮生活経験はあるか」「専攻を変える予定か」「卒業後の方向性は」といった質問と並んで、「あなたの星座は?」という質問も書かれていた。  澎湃新聞の取材に対し、学科の担当者は「これを基に部屋分けすれば、寮生活の上で互いに衝突することを防げ、意気投合して互いに励まし合うことができる」と答えている。実際に学生たちを4人部屋に配置する際、同じ回答をしている学生をできるだけ一緒の部屋にしているのだという。 「中国の大学は、基本的には4年間、キャンパス内にある学生寮に住み、4人または6人部屋が多いようです。卒業するまでずっと同じルームメートという場合もあり、気が合えばそれこそ一生の友となれる半面、合わなければ毎日が苦痛の学生生活ともなり得ます。実際、人間関係のもつれからルームメート同士で殺傷沙汰が起きたり、自殺したりする学生もいます」(北京の大学に語学留学中の日本人学生)  この星座別の部屋分けという新たな方式に対して、ネット民たちからもさまざまな意見が出ている。 「獅子座を一緒にしたら、暴力沙汰ばかりになるぞ」 「乙女座の求める清潔さって、永遠に乙女座だけにしか受け入れられない」 「そもそも、同じ星座だからって気が合うとは限らない。それよりも、お互いの性格を補い合う星座同士を合わせたほうがいい」  占いでは、星座が同じなら運勢も同じということになるが、ルームメート全員そろって試験に落第なんていうこともあるのかも……。 (取材・文=佐久間賢三)

もはや仮装大賞!? 海外有名ファッションショーを真似たミスコン中国予選が大迷走

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「我が国は美的文化でも世界に大きく遅れている……」  中国のネット上で、そんな嘆きの声が高まっている。  先日、上海市で開催されたミス・ユニバース中国代表最終選考会についての反応だ。  中国で行われているミス・コンテストでは、「えっ?」というような候補者が勝ち進む例も多く、選考基準に疑惑の目が向けられている。  しかし今回、問題視されているのは、候補者たちの衣装だ。  ミス・ユニバース中国代表の最終選考会では、下着審査も行われる。最終選考に残った14人の候補者たちは、下着に加え、リオのカーニバルのダンサーのような衣装を身にまとい、選考に臨んだ。テーマは「中国文化を体現するデザイン」だったが、混迷を極める結果となってしまったのだ。  エントリーナンバー1番の候補者(冒頭の写真)は、十数個の開いた唐傘を背負って登場。確かに、中国文化ではあるが……。  4番の候補者は、オリエンタルな赤い扇子に福の字が。ネット民たちからは「春節の宴会場からパクッてきたんじゃね?」とのツッコミも。
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 さらに6番は、京劇の面を背負って登場。せっかくのスタイルの良さを台なしにする、パンチの効いた衣装だ。
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 そして、中国といったらコレ。なんと、パンダ2匹を背負って登場した候補者も。パンダの作りが少々雑なのはご愛嬌だ。
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 中でも最もインパクトがあるのが、こちら。
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 景徳鎮だろうか、無数の陶器の壺がずらりと並んだこの衣装。なんだか見ているとトラウマになりそうだ。  ほかにも中国の晩秋の風物詩、サンザシ飴売りの自転車や、中国の影絵人形をモチーフにした衣装 など、下着審査の範疇を超えた力作が出そろった。
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 そんな中、優勝したのは、14人の候補者の中で最もシンプルな羅針盤を背負ったこの女性。
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 頑張りすぎたほかの候補者からすれば、「なんだよ!」という感じだろう。  しかし、ミス・ユニバース予選の下着審査が、なぜこれほどまでに迷走したのだろうか?  9月7日付の「南方網」によると、アメリカの大人気コスメ・ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のショーを目指したかったらしい。
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 現状、両者には月とスッポン以上の開きがあるが、今後の成長を温かく見守っていきたい。

ライバルや有識者は徹底排除! 「トラもハエもたたく」習近平“強権政治”はいつまで続くのか『十三億分の一の男』

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『十三億分の一の男』(小学館)
 2012年11月に、中国共産党の最高職である中央委員会総書記に任命された習近平。政権発足から3年あまりが経過し、その権力は拡大する一方だ。これまで、「トラもハエもたたく」と表現する反腐敗キャンペーンを敷き、胡錦濤の側近であった令計画をはじめ、周永康、薄熙来といったライバル高官たちを次々と失脚させ、ジャーナリスト、弁護士なども粛清の対象としてきた。  昨日まで権力者として大手を振って歩いていた男が、次の日には犯罪者となることは、中国では日常茶飯事。中国の歴史は、権力闘争によって紡がれてきたといっても過言ではないだろう。そんな権力闘争の内幕を、習近平を中心として描いたのが、ジャーナリスト・峯村健司による著書『十三億分の一の男』(小学館)。彼は、中国人の権力欲を「彼らのDNAの中に埋め込まれているとさえ思えるほど、権力への強い執着心を感じずにはいられない」と語る。  もともと、習近平は、将来を嘱望された人物ではなかった。  同年代のライバルとしては、胡錦濤の側近であり、若くしてその名を知らしめていた李克強がおり、彼が国家主席の座に就くと目されていた。一方、副首相であり周恩来の側近として活躍したものの、文化大革命で失脚した習仲勲を父に持つ習。清華大学化学工程部を卒業し、軍高官の秘書として党中央軍事委員会弁公庁に勤務した後、廈門副市長、福州市党委員会書記、福建省長など地方回りを重ね、党中央候補委員となったのは1997年のことだった。当時、習の序列は中央委員候補の名簿の中で、151人中151番目。「この時点で、総書記の座から最も遠い『幹部候補』だった」と、峯村は記す。ライバルの李克強は、この時点ですでに格上の中央委員会入りを果たし、「ポスト胡錦濤」の名を欲しいままにしていた。  「ポスト胡錦濤」と、最下位の幹部候補。その序列が転覆したのは、2007年のこと。新指導部のお披露目会見で、李の序列は7位、一方の習の序列は6位とまさかの逆転劇を果たしたのだ。この会見の直前に、胡錦濤が主催した内部会議の結果、胡錦濤の勢力拡大を危惧する「上海閥」と「太子党」グループが李を警戒し、共闘して李克強を追い落としにかかった。 「出世競争が厳しい中国共産党内においては、トップに近づけば近づくほど、反発や批判を受けやすくなる。仮に100人のライバルの中でトップに立った瞬間、追い落とそうとする99人から攻撃の標的となるのだ」(本書より)  30年以上にわたり、トップに立っていた李が引きずり落とされ、その座に居座った習。そのせいか、最高指導者就任直後は「最弱」「中国の終焉」という言葉がメディアをにぎわせていた。しかし、無能な人間が13億人のトップに立てるわけがない。彼は、最高指導者就任後、前例のないほど積極的にライバルを追い落とし、江沢民や胡錦濤の影響力を排除。もはや、その政権基盤は盤石という見方が強い。本書では、中国政府関係者のこんな話が取り上げられている。 「私は、習近平氏はある面では、鄧小平の力をすでに超えたと思っています、当時の鄧は役職としては軍のトップという立場しか持っておらず、さらに手強い保守派の重鎮が居並んでいました。でも今の習氏は党・軍・政府のすべての権限を握っており、抵抗しうるライバルも見当たりません」 次  しかし、峯岸はこれから習が直面するであろう危機を予測する。  不満分子による暗殺や、さらには経済成長の鈍化、貧富の格差といった経済問題など、習近平政権を取り巻くリスクは山積みだ。中でも、粛清によって党内は萎縮化しており、家族や愛人たちを賄賂で稼いだ資金とともにアメリカへと移す動きが政府高官の中で加速している。本書によれば、10年間で14兆円あまりの資産が最大のライバル国へと流出してしまったという。習政権の発足後、党員たちは「自分の番」におびえながら、来るべき「その時」を前に入念な準備をしているようだ。  はたして、熾烈な権力闘争を生き抜いてきた習近平は、今後どのようなかじ取りを行っていくのだろうか? 政界、財政界、国外、国内、と最高指導者の寝首を掻こうとする勢力は、至るところに存在している。一歩、かじ取りを間違えれば、習自身の立場も危うくなることだろう。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

世紀の大発明!? デブもガリも似合う中国産“格安”ビキニが、Amazonで大人気

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中国製ビキニを販売しているAmazonサイト
 羅針盤に火薬、紙や印刷など、これまで幾多の大発明を世に送り出してきた中国。現代でも、自由すぎる発想と大陸的おおらかさを背景に、画期的な商品が次々と開発されている。  例えば最近では、顔の日焼け止めを目的にビーチでかぶる「フェイスキニ」(参照記事)が海外で話題となったが、今度は正真正銘のビキニが注目を集めている。
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後ろ側はこうなっているようだ
 台湾の「東森新聞雲」(9月10日付)によると、痩せていても太っていてもそれなりに格好よく見える中国製ビキニが、海外のAmazonで売れに売れているという。  写真を見るとおわかりのように、ブラとボトムの部分が蜘蛛の巣のようなストラップでつながっており、ビキニというよりもいわゆる「モノキニ」スタイルとなっている。価格は5.88ドルから13.69ドル、日本円にして約710~1650円と、ビキニとしてはかなり格安なのも人気の理由だ。後追いの報道によると、Amazonの商品の中では、最も多いビュー数を得ているという。  カスタマーレビューにはすでに800以上ものコメントが寄せられており、そのビキニを着て自撮りした写真も数多くアップされている。 「大好き! これを着ると素敵に見える」 「値段のわりにすごくいい」 「実際、とてもいいわ。ただ、ボトム部分のストラップがもう少し太かったらよかったけど」 「Lサイズを頼んだから、ちょうどピッタリ。でも、なぜか変なにおいがするのよね」
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うーん、スタイルとしてはギリギリ……
このビキニを販売するSpring Feverが中国のブランドなのかどうかは検索したが判明せず、獲得ビュー数についてもAmazonサイト上では確認できなかったが、値段からして中国製であることは間違いなさそうだ。サイト上でも「SMLの表記はアジアサイズなので、購入の際にはサイズの詳細をチェックしてください」と書かれている。  日本では海のシーズンはもうほぼ終わってしまったが、この中国製ビキニが来年の夏、日本のビーチを席巻する……なんていうことはおそらくないだろう。 (文=佐久間賢三)
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いくら太めでも似合うといっても……

「日本の自虐史観が中国を図に乗らせた」漫画家・孫向文が語る、日本に集団的自衛権が必要なワケ

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安保法案に反対する国会前デモの様子
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  現在、盛んに議論されている安保法案や、集団的自衛権の問題ですが、僕は、安保反対派の陣営の主張には違和感を覚えざるを得ません。アジアの平和を維持するため、日本はしっかりとアメリカと手を組み、覇権主義を強める中国と対峙してほしいと願っています。  なぜ、中国人である僕がこういう意見を述べるかというと、中国共産党の横暴により、現在、多くの中国国民が息苦しい生活を送っています。人権弁護士の逮捕をはじめ、ウイグルやチベットでの圧政、また、先日の天津大爆発においても人命を軽視する対応が目につきました。僕は、今回の安保法案によって日本が、こうした中国共産党の横暴にも「NO」と言える強い国になってくれるという期待を抱いているわけです。  もっとも、これは中国の民主化を望む中国人としての意見ですが、それを別にしても、この安保法案は、日本人にとって大きなメリットがあるものと思われます。今回は「いじめ」の例え話を用いつつ、外国人から見た印象をお話しします。  現在の日本は中国、韓国、ロシアなど近所の「いじめっ子」たちに囲まれている、「いじめられっ子」のような状態に近いのではないでしょうか。彼らに抵抗しようとしても、「私たちのご先祖が昔ひどいことをしたから、いじめられて当然だろう」という考えが、日本人(特に左翼陣営)の考えにあるため、なかなか強気な行動ができなくなっているように思えます。従軍慰安婦に関する河野談話、戦後50年に行われた村山談話における近隣諸国への全面的な謝罪、そして戦後の日本で連綿と続く「自虐的学校教育」などを見るにつけ、僕は、こうした日本人の意識を強く感じました。  いじめは、いじめられっ子側が黙っていると、さらにエスカレートします。日本の自虐史観が、ここまで中国や韓国、ロシアなどの態度を大きくさせてきた原因の一因となっているように思えます。では、いじめられっ子が自分の身を守るためにはどうすればいいかというと、「友達」を増やして対抗することが一番です。日本は米国、欧州、豪州、インド、東南アジアなど、多くの仲間がいるのですから、それらの国々と協力し、近隣諸国の脅威に立ち向かうのです。  集団的自衛権の反対派の中には現行の日本国憲法で容認されている、「個別的自衛権」のみで防衛を行うことが可能と答える人がいます。ですが、個別自衛権とは「自国のみで防衛に関するすべてをまかなう」という意味です。仮に日本に対する侵略行為があった場合、軍事費の増加や自衛隊員の徴集など、戦争に反対する人が忌み嫌う「軍国化」が進行するという本末転倒な結果になる可能性があります。  対して集団的自衛権というのは、有事の際には同盟国が協力して防衛活動を行うというもの。いわば「友達」と協力していじめっ子に立ち向かうという行為であり、周囲の図に乗っている国を黙らせる上で、これ以上に有効な手立てはありません。多くの同盟国の協力を得ることにより、日本が防衛のために支払う負担は軽減しますし、さらに戦闘によって生み出される犠牲者の数を結果的に少なくすることが可能なのです。  現在、集団的自衛権反対を盛んに訴えている人たちは、「平和を守りたい」「自衛隊員から犠牲者を出したくない」という考えがあるのでしょうが、裏を返せばその考えは「日本だけは戦争に巻き込まれたくない」という身勝手なものにしか思えません。先のいじめの例に例えるのであれば、友達がいじめられていても、それを助けることができないというのと同等です。また、個別的自衛権だけだと、「攻撃を受けた旨の表明」も禁じられていますから、自分がいじめられていても、その事実を先生に報告できないということにもなります。  自分のことしか考えていない人からは、友達が離れていきます。日本も現在の国際情勢から目をそむけ、いつまでも平和、非戦主義ばかりを唱えていたら、いざという時に諸外国からの協力を得ることは難しいでしょう。以上が、外国人である僕から見た率直な感想です。  「ギブ&テイク」(持ちつ持たれつ)という言葉があるように、国際関係は互いに協力し合うことにより良好な関係が生まれます。集団的自衛権行使による諸外国との軍事同盟の構築、そして憲法改正こそが、日本の平和を守る最善の方法だと僕は考えます。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>