価格表も流出した、台湾女性タレント集団売春疑惑 「一晩750万円」以上の最高額をつけたのは誰?

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売春がウワサされるタレントたち。左上から時計回りに、林志玲、陳妍希、楊謹華、隋棠
 台湾の芸能界が今、揺れに揺れている。震源となっているのは、中華圏で活躍する38名の台湾出身女性タレントが関わっているとされる集団売春疑惑だ。  騒動は、今年初め、ひとりの台湾人の女が米国に入国する際、現地移民局の取り調べを受けたことに始まる。この女は頻繁に渡米を繰り返しており、さらに複数の若い女性を連れていたことから、組織売春に関与していることを疑われたのだ。その後、米国大使館に相当する米国在台湾協会を通じ、情報を得た台湾の警察が操作を開始。結果、女が中華圏や米国に住む富豪を顧客にした売春組織のトップであることが明らかになった。  さらに、警察は女の住居を家宅捜索し、売買春に関わった多数の人物の連絡先が保存されたノートパソコンを押収した。そしてその中に、売春婦として第一線で活躍する台湾人女性タレント38人の名前が、顧客として中華圏の男性著名人18人の名前が含まれていたというのだ。  ネット上には、彼らのものとされるイニシャルが続々と登場。それがいったい誰なのか、さまざまな臆測を読んでいる。  そんな中、11月4日発売の台湾誌「壹週刊」は、警察関係者からの情報を元に作成した38名の売春女性タレントの価格表を掲載している。  下は「5万台湾ドル(約19万円)以下」から始まるこの価格表のうち、最高級の「一晩200万台湾ドル(約750万円)以上」に分類されているのは4人。彼女たちはそれぞれ、「モデル出身で、映画から広告までを股にかけて活躍する超有名な『L』」「モデル出身で、テレビドラマで人気に火がついた後、多数の映画に出演している『S』」「映画で人気となり、新しい女神となった『C』」「モデル出身でテレビドラマへの出演多数、身内が社会的な事件を起こした『Y』」とされている。  ネット上では、Lは日本でも活動歴のある林志玲(リン・チーリン)、Sはテレビドラマでの人妻役が話題となり、映画化作品にも出演した隋棠(ソニア・スイ)、Cは「オタクの女神」と呼ばれる陳妍希(ミシェル・チェン)、Yはマフィアの弟が殺人を犯し懲役13年の刑を受けた、女優の楊謹華(シェリル・ヤン)ではないかという説が展開されている。  ちなみにこの4人は、いずれも30~40代。ネット民の勝手な臆測とはいえ、その年齢で最高級に分類されるのだから、大したもの?

カット76万円、ニキビ除去1個1,200円!? 中国で大ブーム“ぼったくり美容院”の強引すぎる手口とは

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イメージ画像(「足成」より)
 日本で“ぼったくり”といえば、歌舞伎町のぼったくりキャバクラ事件が記憶に新しいが、この分野においては中国も負けてはいない。「湖南衛視」(11月1日付)によると、湖南省長沙市内のショッピングセンターにある美容院の呼び込みに誘われ、入店。担当の美容師はヘアスタイリストを名乗り、女性はその技術に期待し、カットを任せることに。しかし15分後、女性を驚かせたのは美容師の技ではなく、カット代だった。なんと、請求されたカット代金は3万8,000元(約76万円)だったからだ。  入店前、女性はこの美容院の店員から「有名ファッション誌や人気バラエティ番組で専属ヘアスタイリストをやっている美容師が、人数限定で無料ヘアカットをしてくれる。残り、あとひとり! さぁ、やるしかないでしょ」と勧誘されていたという。しかし、カット後に数名の店員に囲まれて、言われるがままクレジットカードで料金を支払ってしまった。帰宅後、冷静になったところで自分がだまされたことにようやく気づき、返金を求めて美容院を再訪。しかし、ここでも店員の口車に乗せられ、3万3,000元(約66万円)の返還という“和解策”に応じてしまったという。  後日、この女性は同じショッピングセンターを歩いていると、その美容院が同様の客引きをしているのを発見。地元テレビ局に情報提供をし、その一部始終が放映されて、ようやく警察が動いた。もちろん美容師の肩書はすべてウソで、客から毎月数百万円だまし取っていたという。結果、美容院は無許可営業と詐欺の容疑で、摘発された。  美容院を舞台にした詐欺は最近、中国でトレンドのようだ。中国ではプチ整形やシミ・ニキビの除去を施術する美容院も多いのだが、「福州晩報」(10月27日付)によると、南京市内の美容院で男性が9,600元(約19万円)をだまし取られる事件が発生。男性は美容院から「最新美容機器の無料体験」の勧誘を受けた際、「あなたの顔のニキビはがんに変異する可能性があるので、除去しましょう」と言われ、ニキビ治療を受けることに。施術前は59元(約1,200円)という料金を提示していたにもかかわらず、終了したら100倍以上の値段になっていた。男性が不審に思い、店員に尋ねると「ニキビひとつの除去が59元だ。160個ほどあったから、その値段になる!」と逆ギレされたという。その後、男性は警察に相談し、美容院に調査が入って摘発されたという。  美容院を舞台にしたぼったくり行為の多発について、上海市在住の日本人主婦は事情をこう説明する。 「中国では最近、小エビ料理を一皿注文したら、会計時に『(表示していたのは)1匹あたりの値段だ』と言い張るぼったくりレストランが話題になりましたが、飲食だけでなく美容院やエステでも増えていますね。もともと中国の美容業界は参入ハードルが低く、美容師も“昨日まで工場で働いてました”みたいな地方出身の若い子が大勢いる。景気のいいときは成立していましたが、今は不況でどこも厳しい。元工場労働者みたいな美容師は、詐欺でもして稼がないと生活していけないんでしょう。私も、子どものカットをしにいった美容院で、謎の高級シャンプーを勝手に使用され、250元(約5,000円)ほどぼったくられたことがあります」  景気が悪くなると、さまざまな商売でぼったくりが発生する中国。その規模は、日本の比ではないようだ。 (取材・文=青山大樹)

被害児童は悪夢にうなされ、失禁の日々……中国・女体罰教師のトンデモ言い訳「体罰は免疫力を高める!」

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被害に遭った男子児童の背中。痛々しい傷が、こんなにも……
 現在、日本の教育現場において体罰は激減しているが、中国ではまだまだ横行しているようだ。このほど、江蘇省にある小学校で痛々しい体罰事件が報じられたが、体罰を加えていた教師の驚きの“言い訳”も注目された。「揚子晩報」(11月9日付)などが伝えた。  江蘇省連雲港市に通う小学3年生の男子児童(8歳)は学校で度重なる体罰を受け、睡眠中に寝言で「先生、叩かないで」と絶叫したり、悪夢で失禁する日々を送っていたという。その理由は、女性教師による尋常ならざす体罰方法だ。ある日、この女性教師はクラスの全員の前で、男子児童の背中を木製の指示棒で30回以上、力いっぱい突き始めたのだ。中国版Twitter「微博」に男子児童の親が投稿した画像によると、背中には点状の青たんが無数にできている。
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上半身裸にし、掃除具で叩く教師(参考画像)
 母親によると週に4~5回はこのような体罰を受けているといい、そのせいで男子児童は不登校となり、食欲もなくなって自宅で糞尿を漏らすようになったという。ほかにも同様の体罰を受け、精神状態が不安定になった児童が数名いるという。驚くことに、女性教師は母親たちの追及に対し、体罰を認めた上で「体に悪影響はない。むしろ免疫力を高める」と、開き直ったというのだ。  現地の教育機関はこの女性教師に対し、調査を開始したというが、一部の保護者は体罰を肯定しており、賛否両論が巻き起こっているとか。中国の体罰事情について、北京市在住の日本人大学講師はこう説明する。
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小学生に土下座させる教師。こうした体罰も横行している(参考画像)
「地方都市や田舎に行けば、親は子どもに対して虐待に近い“しつけ”をしていますし、共同体全体で体罰が肯定されているので、学校内でも当然、教師は躊躇なく体罰を与える。都市部でも、出稼ぎ労働者の子息のための民間学校のようなものがあって、そこでは教師のレベルが低いこともあり、体罰がまかり通っている。個人的な印象ですが、体罰をするのは男性教師より女性教師が多いですね。それも、中年前後の先生が多い。『自我が芽生える前の子どもは、動物と同じ』という古い考えを持つおばさんが多いんでしょう」  近年はスマホの普及で、児童自身が撮影したり、親がSNSにアップして発覚するケースも多い。前時代的な体罰がこの国からなくなる日は、来るのだろうか? (取材・文=棟方笙子)

妻、娘に、60歳近い母親まで!? 「肉親に売春させる男たち」は中国貧困地域の“闇の風習”か

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逮捕された売春婦たち。18歳から50代までが在籍していた
 昨年2月に突如始まった性風俗一掃運動「掃黄(サオファン)」が現在も続けられる中国で、摘発された売春組織の驚くべき実態が明らかになった。 「中国新聞網」によると11月4日、寧夏回族自治区銀川市で、ある売春組織が摘発され、あっせん者の男らと売春婦ら、合わせて25人が逮捕された。その後、警察が容疑者たちの身元を照会して判明したことは、彼らがみな湖南省や河南省、甘粛省、四川省、湖北省といった、貧しい内陸部の出身者だということ。そして、あっせん者と売春婦の多くが、なんと夫婦であったということだ。
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売春婦たちのあっせん者であり、夫、または息子でもあった男たち
 つまり、あっせん者の男たちは、自分の妻に客を取らせていたというわけである。さらに驚くべきことに、ひとりのあっせん者は、妻ではなく、60歳近い自分の母親に売春を強要していたことも明らかとなった。  中国では、成人してなお年老いた親に経済的依存を続ける、いわゆる「すねかじり族」の増加が社会問題となっているが、母親に売春させて金銭を得るヤカラがいるとは、まさに世も末である。  超高齢化社会に直面し、親孝行の励行が呼びかけられている中で明るみになったこの事件。ネット上ではさぞや人民たちの怒りの声が巻き起こっているだろうと思いきや、実際は意外と冷めている。それどころか、中国版Twitter「微博」には、「こうした習慣は四川省でもあった。当時付き合っていた男の父親も、妻を売って金を稼いでいた」「俺は遊んだ女から『夫に連れてこられた』という話を聞いたことがある」などと、親族に売春させて生計を立てることを「風習」だと指摘する声もある。  さらに、「広西(チワン族自治区)では、夫に言われて都市部に出てきた売春婦がかなりいる。子どもを2人ほど産んだら、母親が娘を、姑が嫁を、姉が妹を連れて都市部へ出てくる。多くの農村部で家を建てられるのは、全部こうした女性が稼いだ金のおかげだ」と、家計の主な収入源だとする証言もあるほどだ。
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拠点となっていたのは、市内のタイル市場の一角。周囲の治安は劣悪だったという
 広東省在住の日本人男性(36歳)も、自らの体験をこう語る。 「3年ほど前、広州市の近くの恵州市というところで、置屋に行ったときのこと。部屋に上がって出てきた娘が、階下で見た店のマネジャーのオヤジにソックリだったんです。まさかとは思いましたが、コトが終わって店を出た直後、その娘が『お父さん!』と叫ぶ声が聞こえてきて、ブルーな気分になりました……」  この国で生きるということは、かくも過酷なことなのか……。

1億人のAndroid端末が遠隔操作可能に? 「百度(Baidu)」の開発キットにバックドアが仕込まれていた

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百度(Baidu)JAPANより
 11月1日、米トレンドマイクロの「TrendLabs SECURITY INTELLIGENCE Blog」に、怖い情報がアップされた。発端は、中国の検索エンジン「百度(Baidu)」のソフトウェア開発キット(SDK)に「ワームホール」という脆弱性が発見されたこと。脆弱性が見つかること自体は別によくあるが、その調査を進めたところ、SDKそのものにバックドアが仕込まれていることがわかったのだ。  バックドアとは、第三者が自由にシステムにアクセスするための裏口のこと。製作者が開発時に仕込むことが多く、末端のユーザーには存在がわからない。今回は脆弱性の調査のため、セキュリティのプロが徹底的にチェックしたことで見つかったわけだ。  このSDKは主にAndroid向けのアプリに仕込まれており、トレンドマイクロによると1万4,112アプリが公開されているという。そのうち、百度自身の公式アプリは4,014とのこと。影響を受けるユーザーは1億人にのぼる。中国で使える地図アプリとして人気の高い「Baidu Map」アプリにも組み込まれている。「Baidu Map」を実行すると、端末内に隠れてHTTPサーバーを設定し、外部と通信を行う。  バックドアを利用されると、なんでもできる。「百度」のバックドアでは、ユーザーの許可なしに端末内のファイルをネットにアップロードしたり、偽のSMSを送信したり、偽の連絡先を追加したり、詐欺サイトを開いたり、Android端末に任意のアプリをインストールすることができる。  個人攻撃される可能性は低いが、端末内のプライベートな写真や文書が全世界に拡散される可能性はある。知人に詐欺メールを勝手に送られたり、ネットバンクを偽装したサイトに誘導されるかもしれない。特定の国や企業を攻撃するときの踏み台に使われることもあるだろう。  モバイル向けウイルスのターゲットになりやすいのは、Androidの大きな弱点の一つだ。ユーザーが一番気をつけなければいけないのは、怪しいアプリはインストールしないという点。なんらかのポイントがもらえるとか、無料アプリで便利といった謳い文句に惑わされず、信頼できるアプリのみをインストールすることが大事だ。  百度は2013年にも似た騒ぎを起こしている。日本語入力ソフト「Baidu IME」にて、ユーザーが送信機能をオフにしていても、入力情報をまるっと外部に送信していたのだ。百度のAndroid向け日本語入力アプリ「Simeji」でも同様の動作が確認されている。大手だから、と安心せず、きちんと情報を収集して判断するようにしよう。なお、スマホ向けセキュリティアプリ「Trend Micro Mobile Security」では、これらの不正アプリをインストールする際に検出できる。1年版が3,065円とアプリとしてはなかなかの金額だが、アプリの見極めに自信がないなら、セキュリティアプリの購入を検討することをおすすめする。 (文=柳谷智宣)

“半裸ウエイトレス”から“Tバックコンパニオン”まで! 中国各地で寒さ知らず「ビキニ祭り」絶賛開催中

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お盆に載せられているものから察するに、このレストランは火鍋店のようである
 日ごとに寒さが募ってくる今日この頃だが、中国ではなぜか、その寒さをものともしない「ビキニ祭り」が各地で絶賛開催中のようである。  最初に目撃されたのは、10月31日。中国東北部の遼寧省瀋陽市のレストランで、ウエイトレスが下はビキニ、上半身は裸にボディ・ペインティングという、ほとんど半裸姿で料理を運んでいたのだ。しかも、ウエイトレスは皆、20歳前後の若い女性たちばかりだったという。
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興味本位からなのか、女性客の姿も。しかし、ウエイトレスを見つめる視線は心なしか鋭い
 このサービスに、男性客は大喜び。その時の模様が次々とネットにアップされ、あっという間に中国全土に伝わっていった。 「女性を物のように扱ってケシカラン」という声も一部からは上がったが、どうやらこれはハロウィン用の特別な催しで、ウエイトレスも、この日のために特別に雇った女性たちだとレストラン側は説明している。
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マンション販売促進パーティーのコンパニオン
 同じころ、河南省駐馬店市のショッピングモールでは、不動産デベロッパーによるマンション販売促進パーティーが開催され、招待された見込み客をもてなしたのが、ビキニ姿の美女。こちらは仮面をつけることなく、しかも見事なプロポーションの持ち主ばかりとあって、ネット民からは「やっぱ金持ちはいいな。うらやましい」と、やっかみの声も聞かれた。
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ついでに、お部屋の案内までしてくれたらいいのだが……
 彼女たちのおかげでマンションの売れ行きも好調だったかどうかはわからないが、「もし奥さんと一緒にパーティーへ行ってたら、買いたくても買えなかったんじゃないか?」という声も出ている。
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この日の北京は最高気温17度、最低気温は5度だったという
 そして11月3日、今度は首都・北京で、黒いビキニ姿の20数名の若い女性が繁華街を練り歩いた。女性のカラダには新発売のパソコンソフトの名前がペイントされており、どうやらその製品のキャンペーン活動だったようだ。女性はTバック姿で、美尻に目を奪われた男たちも多かったという。  公共の場所だったので、さすがにこれは公序良俗に反するとして、地元警察も問題視。それを聞いたソフト販売会社は翌日、すぐさまお詫びの声明を発表した。
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Tバックのお尻の部分にはQRコードが描かれている。スマホでスキャンできるのだろうか……
 くしくも、ほぼ同時期に行われた、これらビキニ祭り。どれも男性だけをターゲットにしていることを考えると、女性の社会進出は日本より進んでいるなどといわれる中国も、まだまだ男性中心の社会のようだ。 (文=佐久間賢三)

中国人観光客がビーチリゾートで「はいてませんよ!?」 沖縄上陸も時間の問題か

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海とは思えないほどの水の透明度。思わず脱ぎたくなる気持ちは、わからないでもないが……
 世界中をお騒がせしている中国人観光客が、またやらかした。今回は、マレーシアのサバ州の東端に位置し、透明度の高い海で知られるビーチリゾートのセンポルナ。10月下旬、ここで中国人観光客がネット上にアップした写真が大問題となったのだ。「中国新聞網」などが10月28日付で報じた。  写真には、7人の男性が全裸になってカメラにお尻を向けて撮ったものや、3人の女性がトップレスになって後ろ向きに撮ったもの、4人の男性が船の上で全裸になって撮ったものなどがあった。
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安心してください、はいてませんよ!?
 マレーシアはイスラム教が国教で、男女の裸に対しては非常に保守的な考えを持つ国である。現地の人たちはこれらの写真に対して不快感を示し、事態を問題視したサバ州の警察はすぐさま調査を開始。30歳の男性中国人観光客1人を拘束した。きれいなビーチで開放的な気分になり、ついハメを外してしまっただけかもしれないが、場所はまだまだ保守的な気風が残るマレーシア。そういう意味では、考えなしの行動だったともいえる。  外国人観光客の日本へのインバウンドを担当する旅行代理店の社員は、言う 「日本でも今年8月、奈良公園で中国人観光客が鹿に無理やりまたがって記念撮影をする事件が起きた。奈良公園の鹿は神の使いとされ、また天然記念物であることなどお構いなし。そんなことは知らなかったということなのでしょうが、そもそも外国に来て現地の基本的な習慣やルールなど知ろうともしない姿勢のほうが問題。しかも、知っていても、それを守ろうともしない人が多いのでタチが悪い」  では、海外に行った時だけつい裸になってしまうのかというとそうでもないようで、最近は中国でも、路上でいきなり服を脱ぎ、全裸または半裸で走り回ったり、写真撮影をしたりする“裸族”のニュースが頻繁に伝えられている。
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女性までトップレス姿に。ここは欧州のヌーディストビーチではない
「つい先日も、恋人と口論になった若い女性が激高して街中で素っ裸になった事件が起きたし、夜間に路上で下半身を露出して撮った写真をネットにアップした若い女性もいた。閉鎖的な社会で暮らすストレスが原因なのかはわからないが、脱ぎたがる人が増えているのは事実。きれいなビーチに行ったとなれば、心がつい騒いでしまうのでしょう」(上海市在住ライター・佐賀沼譲二氏)  日本できれいなビーチといえば、やはり沖縄。今、中国人観光客たちからも大きな注目を集めているという。 「最初の訪問時に沖縄に1泊以上すれば、その後3年間は日本に何度でも訪問できる『沖縄数次ビザ』というものがあり、これを使って沖縄に来る中国人観光客が増えています。最近では本島だけでなく、人の少ない離島にまで行くようになった。今回のマレーシアのような騒動を起こさなければいいのですが……」(前出・旅行代理店社員)  中国人“裸族”たちの次の狙いは沖縄か!? (文=佐久間賢三)

中国「美しすぎる警察学校教師」登場は、1日1人以上が殉職する警察官のイメージアップ戦略!? 

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イガグリ頭の学生たちから熱い視線を集める、美人英語教師。“制服姿がタマらない”という人も多いのでは
 このところ、河南省にある警察学校の英語教師に就任した女性が、ネット民たちから「美しすぎる」と、熱い視線を浴びている。  きっかけは、同校の学生が撮ったものと思われる彼女の複数の写真がネット上にアップされたことだ。  いかついイメージのある警察学校に、女神のように降臨した美しすぎる英語教師。ネット上では、 「うー残念! もう卒業しちまった。同僚を集めて、また英語の授業を受けにいくか」 「オレ、警察官になる!」 「オレは頭悪いから、校門の外で出待ちする」 「やっぱコスプレなんかより、本物の制服美女のほうがいいなあ」  と、男たちの鼻息荒いコメントが寄せられている。
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先生を取り囲む学生たち。私服姿もまた格別?
 地元河南省の新聞記者が取材したところによると、この美女は捜査科の英語教師で、今年この学校に就任したばかりだという。彼女が電話でのインタビューに答えたところによると、写真を撮られたことにはまったく気づかず、この騒ぎのことも知ったばかり。「明日の授業では、学生たちにもっと授業に集中するように言わなくちゃ」と語っていたという。  写真のおかげで、この警察学校には今後、入学志望者が殺到するものと思われるが、その一方で気になるのが次の数字。北京の日刊紙、京華時報が今年4月6日付で報じたところによると、2010年から昨年までの5年間で、勤務中に死傷した警察官の数は2万2,870人、そのうち殉職した警察官の数は2,129人もいるというのだ。平均すると1年に約426人、つまり、1日に1人以上の警察官が殉職していることになるのだ。
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写真を撮られていることに気づいて、恥ずかしがっているようだ
 日本における警察官の殉職者数は公にされていないようだが、推測では年間10人以下だといわれている。警察官の総数が両国ではかなり開きがあるだろうから単純に比較することはできないが、それでも、日本に比べて中国のほうが警察官の任務はずっと危険といえそうだ。  そんななか話題となった美人教師だが、その裏には当局による思惑も見え隠れする。  中国在住フリーライターの吉井透氏は話す。 「現政権下での反腐敗運動により、警察官は袖の下を得ることができなくなった。さらに、警察不信も高まっており、嫌われ者で危険が伴う警察官にわざわざなろうと思う人は少ない。そのため、中国の公安では人員確保が火急の課題となっている。当局は、彼女のような美人教師を宣伝に使うことで、イメージアップを図ろうとしているのかもしれない」   しかし、美女につられて警察官を志すような者たちに、治安が守れるのかどうかは謎である……。 (文=佐久間賢三)

箱根や京都も危ない!? 7万人の中国人観光客が紅葉“爆狩り”で、北京の名所がハゲ山に!

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大勢の観光客たちが訪れ、立錐の余地もない香山公園
 秋も深まり、紅葉が美しく映えてくるこの季節。中国でも紅葉シーズンを迎え、北京市内の香山公園では紅葉を鑑賞しようと、多くの人が訪れた。  なんとその数、1日7万人。となると、問題になるのが観光客たちのマナーというか、モラルである。
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香山公園では、本来ならこんな美しい紅葉が見られる
 禁煙区域なのに平気でタバコを吸ってポイ捨てする、辺り構わずゴミを捨てる、木に登って記念写真を撮るなど、いまや“おなじみ”となった中国人観光客の行動が、相も変わらず繰り返されていた。訪れた人が全員、マナーが悪いわけでは決してないが、それにしても分母が大きすぎる。香山公園は、目を覆うほどの惨状だったという。  中でもひどかったのが、木の枝を無理やり下に引っ張って、紅葉をむしり取っていた人たち。木が傷むばかりではなく、これだけ大勢の人がむしり取ってしまっては、紅葉がなくなってハゲ山になってしまう。しかし、そんなことなどお構いなしの人が多かったようだ。  そうなると心配になるのが、これから迎える日本の紅葉シーズン。中国はしばらく連休がないため、観光客が大挙してやって来るということはなさそうだが、それでも日本の紅葉の美しさは中国でもよく知られており、それを目当てに来る観光客の数は少なくないと思われる。すでに箱根や京都などでは、紅葉目当てと思われる中国人観光客の姿も報告されている。
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なぜか中国人観光客は、何かに登ったりまたがったりして記念写真を撮るのが好き
 今年4月の花見のシーズンにも、桜の名所に大勢の中国人観光客が訪れる「爆花見」が起こり、桜の木を無理やり揺すって花びらを散らせたり、枝に乗って花のついた枝を折って持ち帰る人の姿が目撃されている。もしかしたら、今度は紅葉の名所で「紅葉の爆狩り」が起こる可能性もあるのだ。 「中国人観光客は、自分の目の前にあるものはなんでも持ち帰ってしまうという習性があるようで、飾りとして置いてあったものがすべて持ち去られるという被害に遭ったイベントもあるほど。しかも、みんな悪気がなく持っていってしまう。モラルの崩壊を感じますね」(北京市在住の日本人駐在員)
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無理やり枝を引っ張り、まだそれほど赤くなっていない葉を取る人たち
 そもそも「紅葉狩り」とは紅葉の美しさを鑑賞するという意味で、決して紅葉を“狩る”ということではない。中国人観光客の方々には、そういった日本の文化も理解した上で、ぜひ日本の紅葉を楽しんでもらいたいものである。ちなみに「爆買い」のほうは、日本の経済にも貢献してくれるので、もちろん大歓迎である。 (取材・文=佐久間賢三)

“爆買い中国人”が大儲け! 中国経済に大ダメージを与える通販サイト「淘宝」の猛威

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「淘宝」より
こんにちは。中国人漫画家の孫向文です。  中国政府は、2015年度の国内GDP(国内総生産)成長率は6.9%で、依然高い数値を保っていると発表していますが、この数値が捏造だということは、中国国民ですら気づいています。すでに、あちらこちらから馬脚が現れているためです。  まず、中国共産党員に対し、不倫、ゴルフ接待、大規模な宴会などを禁止する条例が施行されました。これはおそらく、国内経済の失速により政府の収益が減少したためでしょうが、「ぜいたく禁止令」が施行されたことにより、これまで共産党員が交際費として使用してきた多額の税金が支払われなくなるため、経済低迷がますます加速する悪循環に陥っています。高級車も売れないし、豪華な宴会もなくなり、不倫禁止によって共産党員が愛人に貢ぐ高級品も売れなくなりました。一般庶民とは比べ物にならないぐらいお金を落としていた共産党員の消費が冷え込むと、その分、中国経済のお金が回らなくなります。  また、広東省の東莞市は80年代から「経済特区」として世界各国の企業を誘致していたのですが、フィンランドのモバイルメーカー「NOKIA」の工場が閉鎖するなど、2014年ごろから企業の倒産や稼動停止が相次いでいます。東莞市側はその事実を否定していますが、調査によると14年度の企業倒産件数は428件に上るといわれています。  特に衰退が激しいのが、小売業です。15年3月にはマレーシア資本の「百盛」、8月にはイギリス資本の「M&S」と、2つのデパートが倒産。「TESCO」や「ウォルマート」など、外資系のスーパーマーケットも閉店しました。原因は経済の低下以外に、中国国民のショッピングスタイルの変化が大きく関係しています。現在、中国では「淘宝」(タオバオ)など、インターネットの通販サイトが隆盛しており、それが中国経済に大きなダメージを与えているのです。この「淘宝」というのは、日本でいえば、「楽天」のようなものです。  中国製品の評判は国内でも地に落ちているため、国民は高品質な外国製品を求めているのですが、その折に利用されるのが「淘宝」のような通販サイトです。日本でも爆買いが話題となっていますが、このサイトの場合、ごく一般の中国人が日本などで購入した商品を販売することができるのが特徴です。昨今の爆買いの売り上げの大半は、一般人によるネットでの転売目的といっても過言ではありません。  例えば、中国に住む僕の友人が最近、「淘宝」でiMacを購入したのですが、それは「あいうえお」などの文字がキーボードに付いている日本版でした。「日本語のキーボートは、1日使ったら慣れるよ!」というのが、転売商品の説明上での定番のうたい文句になっています。  なぜ、中国仕様ではなくて、あえて日本語仕様のiMacを購入するのでしょうか? それは価格です。通販サイトで国内のMF886型のiMacの値段を見てみると、8,600元(約16万4,000円)程度ですが、転売された日本製は5,640元(約10万8,000円)程度。日本円にして、6万円近い価格差が発生するのです。国内では自国製品保護のために、外国製品に対し高い関税がかけられているため、外国からの転売商品のほうが安くなるのです。  こうした転売が隆盛すると、安くて質のいい外国製の商品が購入できてしまうため、ますます低品質な中国製品の売り上げが伸び悩みます。中国のネット掲示板に投稿された「通販サイトが中国経済を殺す」という書き込みは、的を射ているでしょう。ただ、それに対して、中国人が危機感を抱いているかというと、そんなことはありません。 「中国製の低品質な商品よりも、海外の商品のほうがずっと信用できる。転売屋の海外商品を購入するのは賢い」 「あれも欲しい、これも欲しい。全部中国に持ち帰れないから、いっそ日本に住みたい」(日本に観光旅行中の庶民) 「日本人と組んで転売会社を設立したい」  低迷する中国経済。そんな中、「転売屋」だけがいい思いをしているようです。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>