各地で相次ぐ巨像建立に、集団結婚式まで……中国で広がる毛沢東の“カルト崇拝”

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河南省開封市の農村で建造された、高さ36メートルの毛沢東像
 中国共産党創立メンバーにして初代国家主席を務めた毛沢東は、押しも押されもせぬ建国の父だ。しかし、大躍進政策や文化大革命に見られる彼の失策については、現代においては中国政府も認めるところであり、その評価は功罪相半ばといったところである。  ところがここにきて、毛沢東崇拝への回帰ともいえる動きが顕著になってきている。  ポータルサイト「新浪」(1月4日付)によると、河南省開封市通許県の農村で、史上最大となる高さ36メートルの黄金の毛沢東像が建設されている。約5,700万円という建造費は、数名の企業家と村民の寄付金によって賄われたという。
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山東省済寧の村で建造された、高さ12メートルの毛沢東像
 また、「山東テレビ」(1月5日)によると、同省済寧市の農村でも高さ12メートルの毛沢東の巨像が建造されたばかりだという。村の共産党委員によると、村民に毛沢東の思想や精神をあらためて学ぶ機会を与え、誰もが幸福な生活を送れるよう願いを込めて建立したという。  さらに一部の民衆の間では、毛沢東はカルト的信仰の対象にすらなり始めている。 「中国網」(15年10月6日付)によると、河南省臨潁県の南街村では、毛沢東の肖像に永遠の愛を誓う集団結婚式が行われているという。また、この集団結婚式に来賓として参加する村人には、ご祝儀の代わりに毛沢東語録と毛沢東バッジがプレゼントされるというのだ。  広東省在住の日本人男性(39)は、時代をさかのぼるようなこうした動きについて話す。
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毛沢東に永遠の愛を誓う新郎新婦たち
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毛沢東語録と毛沢東バッジを受け取る新郎新婦
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結婚式で新郎新婦たちに贈られた毛沢東バッジ
「改革開放後、人民の生活にはものすごい格差が生まれた。そこで貧困層の間には、毛沢東の平等主義を懐かしむ声が出ている。また、現在の格差を放置している現政権への批判の意味を込めて、これ見よがしに毛沢東を持ち上げているというフシもあるのでは。当局も、それが政権批判だとわかっていても、さすがに毛沢東崇拝を取り締まることはできませんから」  毛沢東が世を去って、今年でちょうど40年。巨像となって各地で人民を見渡す毛沢東は今、何を思う? (文=青山大樹)

各地で相次ぐ巨像建立に、集団結婚式まで……中国で広がる毛沢東の“カルト崇拝”

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河南省開封市の農村で建造された、高さ36メートルの毛沢東像
 中国共産党創立メンバーにして初代国家主席を務めた毛沢東は、押しも押されもせぬ建国の父だ。しかし、大躍進政策や文化大革命に見られる彼の失策については、現代においては中国政府も認めるところであり、その評価は功罪相半ばといったところである。  ところがここにきて、毛沢東崇拝への回帰ともいえる動きが顕著になってきている。  ポータルサイト「新浪」(1月4日付)によると、河南省開封市通許県の農村で、史上最大となる高さ36メートルの黄金の毛沢東像が建設されている。約5,700万円という建造費は、数名の企業家と村民の寄付金によって賄われたという。
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山東省済寧の村で建造された、高さ12メートルの毛沢東像
 また、「山東テレビ」(1月5日)によると、同省済寧市の農村でも高さ12メートルの毛沢東の巨像が建造されたばかりだという。村の共産党委員によると、村民に毛沢東の思想や精神をあらためて学ぶ機会を与え、誰もが幸福な生活を送れるよう願いを込めて建立したという。  さらに一部の民衆の間では、毛沢東はカルト的信仰の対象にすらなり始めている。 「中国網」(15年10月6日付)によると、河南省臨潁県の南街村では、毛沢東の肖像に永遠の愛を誓う集団結婚式が行われているという。また、この集団結婚式に来賓として参加する村人には、ご祝儀の代わりに毛沢東語録と毛沢東バッジがプレゼントされるというのだ。  広東省在住の日本人男性(39)は、時代をさかのぼるようなこうした動きについて話す。
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毛沢東に永遠の愛を誓う新郎新婦たち
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毛沢東語録と毛沢東バッジを受け取る新郎新婦
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結婚式で新郎新婦たちに贈られた毛沢東バッジ
「改革開放後、人民の生活にはものすごい格差が生まれた。そこで貧困層の間には、毛沢東の平等主義を懐かしむ声が出ている。また、現在の格差を放置している現政権への批判の意味を込めて、これ見よがしに毛沢東を持ち上げているというフシもあるのでは。当局も、それが政権批判だとわかっていても、さすがに毛沢東崇拝を取り締まることはできませんから」  毛沢東が世を去って、今年でちょうど40年。巨像となって各地で人民を見渡す毛沢東は今、何を思う? (文=青山大樹)

夜の街で勝手に立ちんぼ駆除! 逮捕されたニセ特殊警察“マル秘”作戦の目的とは?

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特警の制服に身を包んだ男。しかし通常、特警が売春取り締まりを担当することはない
   中国で続発している警察官を装った詐欺事件については、当サイトでも何度も報じてきた(参照記事)。  しかし、年明け早々、江蘇省常州市で検挙されたニセ警察官の犯行動機は、他と一線を画していた。「中国新聞網」によると、1月4日、同市でテロ対策や人質事件に投入される精鋭部隊、特警(特殊警察)に扮していた21歳の男が逮捕された。  男は、特警の制服を着用していたほか、偽造の警察官証、おもちゃの拳銃に手錠、スタンガン、警棒などを装備。本物の特警になりきって、街をパトロールしていたという。  地元の派出所に「現在、特警が街を警ら中ですか?」という問い合わせが寄せられたことで、本物の警察官がパトロールを実施。市内の路地裏で、制服姿の男を発見し、警察標章の不法所持及び使用の疑いで派出所へ連行した。  しかし、警察の取り調べに対し、男が語った動機は意外なものだった。  男の父親は風俗に目がなく、買春を繰り返していたという。そして元日も、父親から金を無心する電話を受け取った男は、父親が買春に出かけようとしていると直感。そこで、特警に扮して夜の街をパトロールし、父親が買春できないようにする作戦に出たのだ。
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細かい装備も充実。一般市民であれば一見、本物との区別がつかないだろう
 都合のいいことに、警察官になるのが夢だったという男は、ネットショップで購入した特警の制服ほか、装備一式を持っていた。  それらをまとった男は夜の街で立ちんぼを見つけるたび、虎の威を借る狐よろしく、彼女たちを一喝しては追い払うという任務を続け、父親に買春させる隙を与えなかった。そして4日目の夜、本物の警察官に連行されるハメとなったのだ。  父親を買春狂いから立ち直らせたいという一心での男の行動に対し、ネット上では同情の声も上がっている。売春防止にも一役買ったわけだし、男には寛大な沙汰が下されるべき!? (文=牧野源)

ブルセラも爆買い!? 日本のJK・JCの“使用済み”制服が中国でひそかな人気

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「淘宝網」に出品された、日本のJK制服。中には、JCのものも……
 各地百貨店や家電量販店の今年の初売りでは、福袋に中国人が殺到し、あらためてその爆買いパワーを見せつけた。  一方、中国のネット上では最近、一部マニアに爆買いされている意外な商品がある。
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上下で約9,000円という安値で出品されていた商品
 中国最大のECサイト「淘宝網」(タオバオ)で「二手 日本 制服」とキーワードを打ち込んでみる。すると、検索結果として出てくるのは、日本の高校や中学校のものとみられる、女子用制服の数々だ。  ちなみに二手とは、中国語で中古品のこと。つまり、これらは使用済みの制服なのである。中には「成田国際高校」などと、学校名まで明示されている商品もある。 ぞろえだ。  これらの商品が、ブルセラショップ経由の商品なのか、はたまた中国人留学生など使用者本人が出品したものなのか、その流通経路は不明だ。中国にも、ブルセラを偏愛するマニアが存在するということなのだろうか?
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現在、ブルマーを採用している学校はほとんどないと思われるが、本物だろうか?
 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、次のように話す。 「AKB48や、『ラブライブ!』などの日本のアニメの影響で、中国ではここ最近、制服ブームが広がっています。上海市内では、単なるコスプレにとどまらず、ファッションとして着用して街を歩いている女の子も時々見かけるほどです。中国製のコピーも売られていますが、ドン・キホーテなどで売っているパーティーグッズ並みの質感なので、マニアには本物の制服の中古品が人気を集めています。もちろん、ブルセラマニアの男性が性的な目的で購入することもあるでしょうが……」  中国人の爆買いのターゲットは、いったいどこまで広がるのだろうか……。

ブルセラも爆買い!? 日本のJK・JCの“使用済み”制服が中国でひそかな人気

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「淘宝網」に出品された、日本のJK制服。中には、JCのものも……
 各地百貨店や家電量販店の今年の初売りでは、福袋に中国人が殺到し、あらためてその爆買いパワーを見せつけた。  一方、中国のネット上では最近、一部マニアに爆買いされている意外な商品がある。
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上下で約9,000円という安値で出品されていた商品
 中国最大のECサイト「淘宝網」(タオバオ)で「二手 日本 制服」とキーワードを打ち込んでみる。すると、検索結果として出てくるのは、日本の高校や中学校のものとみられる、女子用制服の数々だ。  ちなみに二手とは、中国語で中古品のこと。つまり、これらは使用済みの制服なのである。中には「成田国際高校」などと、学校名まで明示されている商品もある。 ぞろえだ。  これらの商品が、ブルセラショップ経由の商品なのか、はたまた中国人留学生など使用者本人が出品したものなのか、その流通経路は不明だ。中国にも、ブルセラを偏愛するマニアが存在するということなのだろうか?
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現在、ブルマーを採用している学校はほとんどないと思われるが、本物だろうか?
 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、次のように話す。 「AKB48や、『ラブライブ!』などの日本のアニメの影響で、中国ではここ最近、制服ブームが広がっています。上海市内では、単なるコスプレにとどまらず、ファッションとして着用して街を歩いている女の子も時々見かけるほどです。中国製のコピーも売られていますが、ドン・キホーテなどで売っているパーティーグッズ並みの質感なので、マニアには本物の制服の中古品が人気を集めています。もちろん、ブルセラマニアの男性が性的な目的で購入することもあるでしょうが……」  中国人の爆買いのターゲットは、いったいどこまで広がるのだろうか……。

中国人も「アイ・アム・ザパニーズ」!? 賃貸契約から宝石泥棒まで……日本人なりすまし事件が各地で続発中!

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石を飲み込み、警察に連行される中国人の女
 ニセ日本製品や日本食モドキが氾濫している中国だが、最近、日本人になりすます中国人が増えている。  昨年12月22日付の「東方網」によると、ある女が海南省にある軍事基地に侵入した。警察によって逮捕された際、この女は日本語でなぜか「ありがとう」と繰り返し、自らが日本人であることを装っていたというが、実際は中国籍であることが確認されている。  さらに、昨年4月には上海市内の鉄道駅で、日本人であることを自称し「代わりに列車の切符を購入してほしい」と駅の利用者に声をかけ、その料金を偽札で支払っていた中国人の男女2人組が逮捕されている。2人は春節以降、約2カ月にわたって同様の手口で犯行に及び、だまし取った切符を換金。数十万円相当の現金を不正に得ていたとみられている。  広東省で不動産会社を経営する日本人男性(36歳)も、日本人なりすましの例について話す。 「賃貸マンションの中国人の借り主が、日本の偽造パスポートを大家に提示して契約を結んでいたという例は、よく聞く話です。反日感情もくすぶる中国ですが、それでもなお、自国民より日本人のほうが信頼される。日本人だと言えば、いろいろな場面で条件が良くなることも確かに多いので、気持ちはわかりますが……」  中国人が日本人をかたる事件は、国外でも起きている。
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犯行が行われたバンコク市内の宝石店の店内
「新華網」(12月26日付)によると、先日タイの首都バンコクの宝石店で、客の女が手に取って見ていた6カラットのダイヤモンド(約3,800万円相当)を突然飲み込んで盗もうとして逮捕された。この女は警察に連行される際に、日本語で「お詫び申し上げます」と泣き叫びながら、自分が日本人であると主張。しかし、所持していたパスポートから、中国人であることが判明している。
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女の体内のX線、上部に石と思われる白い影が映っている
 ちなみに、この話には続きがある。警察は逮捕後、女の腹部を病院でX線にかけたところ、確かにダイヤモンドのような形の影が確認された。しかし実は、ダイヤモンドはX線に対しては透過性で、映らないはずなのだ。その後の捜査で、この宝石店ではダイヤモンドと偽りただの石を販売していたことがわかり、結局、店の関係者まで逮捕されることとなったという。女は日本人を名乗ったことで、逆にナメられたか!? (文=青山大樹)

火がついたタバコに生ゴミ、排泄物まで……!? “自己中”中国人の困った「ポイ捨て癖」

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イメージ画像 Photo By Twentyfour Students from Flickr.
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  2015年12月20日、広東省深セン市の工業団地内にある残土処理場で、大規模な土砂崩れが発生しました。大量の土砂は多くの民家や工場棟をのみ込み、90人以上もの行方不明者を出す大惨事となりました。今回の事故が発生した原因は、中国企業側のずさんな対応もあります。もともとこの処理場は採石場だったのですが、環境保護を名目に採石が中止されました。そして手つかずとなったこの土地に、地元の企業が都市開発時に発生した土砂を捨てていたのです。本来中国では、不要な土砂は政府が指定した処理場に投棄することが義務付けられているのですが、運送コストを抑えるために多くの企業が近隣の空き地や河川に違法投棄します。今回の事件のほかにも、13年3月に浙江省温州市の河川では、地元企業が産業廃棄物の違法投棄を繰り返した結果、河川に住む生物が大量死するという事件が発生しました。しかも、このような「ポイ捨て事件」は、中国では日常茶飯事なのです。  中国在住時、僕はマンションの8階に住んでいたのですが、建物の避難通路には誰かが捨てたダンボールや自転車が散らばっていました。それが障害となって、いざという時、容易に避難することはできなかったでしょう。  隣の部屋の住人は、室内を掃除した後、必ずゴミを窓の外へ投げ捨てていました。風の強い日は僕の部屋にゴミが入ることもあり、何度か注意したものの、一向に止める気配はなく、街中にゴミをばらまき続けたのです。また、上の階に住む家族は、よくベランダに出て一家団らんを楽しんでいましたが、周りの迷惑を気にせずラジオを大音量で流したり、子どもが食べたアイスの箱をベランダから投げ捨てていました。この家族は危険な物をポイ捨てすることが多く、火が消えていないタバコが僕の部屋のベランダに入り、衣服に穴を開けたり、溶接工事の際の火花が落下し、危うくやけどしそうになったのです。中国の各都市を見渡せば、あちらこちらに生ゴミ、ペットボトル、使用済みのティッシュ、ひどい時には排泄物すら散乱しています。  このような中国人の悪癖は、時に重大な事件を引き起こします。中国のガソリンスタンドでは、顧客や店員がガソリンタンクの近くで喫煙し、吸い殻を投げ捨ててしまう例が珍しくありません。それが非常に危険な行為であることは明らかですが、14年4月にスタンド内で喫煙している男性を注意したスタンド店員が、逆上した男性に暴力を振るわれたり、同年5月には、「中国石油化工」が経営するスタンドに勤める従業員が喫煙していることが発覚した際、同社の社長が「法律には違反していない」と弁明するなど、解決の糸口がつかめない状態です。ほかにも微弱な電波がガソリンを発火させる可能性があるため、給油中は携帯電話による会話は禁止されているはずですが、それを無視する中国人は後を絶ちません。10年、上海市では28階建てのマンションから出火し、58人もの犠牲者が出てしまいましたが、中国人のマナーが改善されない限り、今後、同じような事故が中国各地で発生するでしょう。    ポイ捨て癖は、まさに現代の中国人の気質を象徴したものです。「自分さえよければいい」という考えが浸透している多くの中国人たちにとって、自分が所有する家や土地以外の場所は「ゴミ捨て場」同然なのです。16年2月8日、中国は「春節」(旧正月)を迎え、連休シーズンに突入します。そのため2月中旬は、多くの中国人観光客が訪日することが予想されますが、その時、接客を行う日本の方々は、彼らがゴミやタバコをポイ捨てしたらただちに注意するなど、厳重な対応を行ってください。他国の常識に触れれば、きっと彼らも母国に帰ってから行儀良くなるでしょうから。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>

火がついたタバコに生ゴミ、排泄物まで……!? “自己中”中国人の困った「ポイ捨て癖」

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イメージ画像 Photo By Twentyfour Students from Flickr.
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  2015年12月20日、広東省深セン市の工業団地内にある残土処理場で、大規模な土砂崩れが発生しました。大量の土砂は多くの民家や工場棟をのみ込み、90人以上もの行方不明者を出す大惨事となりました。今回の事故が発生した原因は、中国企業側のずさんな対応もあります。もともとこの処理場は採石場だったのですが、環境保護を名目に採石が中止されました。そして手つかずとなったこの土地に、地元の企業が都市開発時に発生した土砂を捨てていたのです。本来中国では、不要な土砂は政府が指定した処理場に投棄することが義務付けられているのですが、運送コストを抑えるために多くの企業が近隣の空き地や河川に違法投棄します。今回の事件のほかにも、13年3月に浙江省温州市の河川では、地元企業が産業廃棄物の違法投棄を繰り返した結果、河川に住む生物が大量死するという事件が発生しました。しかも、このような「ポイ捨て事件」は、中国では日常茶飯事なのです。  中国在住時、僕はマンションの8階に住んでいたのですが、建物の避難通路には誰かが捨てたダンボールや自転車が散らばっていました。それが障害となって、いざという時、容易に避難することはできなかったでしょう。  隣の部屋の住人は、室内を掃除した後、必ずゴミを窓の外へ投げ捨てていました。風の強い日は僕の部屋にゴミが入ることもあり、何度か注意したものの、一向に止める気配はなく、街中にゴミをばらまき続けたのです。また、上の階に住む家族は、よくベランダに出て一家団らんを楽しんでいましたが、周りの迷惑を気にせずラジオを大音量で流したり、子どもが食べたアイスの箱をベランダから投げ捨てていました。この家族は危険な物をポイ捨てすることが多く、火が消えていないタバコが僕の部屋のベランダに入り、衣服に穴を開けたり、溶接工事の際の火花が落下し、危うくやけどしそうになったのです。中国の各都市を見渡せば、あちらこちらに生ゴミ、ペットボトル、使用済みのティッシュ、ひどい時には排泄物すら散乱しています。  このような中国人の悪癖は、時に重大な事件を引き起こします。中国のガソリンスタンドでは、顧客や店員がガソリンタンクの近くで喫煙し、吸い殻を投げ捨ててしまう例が珍しくありません。それが非常に危険な行為であることは明らかですが、14年4月にスタンド内で喫煙している男性を注意したスタンド店員が、逆上した男性に暴力を振るわれたり、同年5月には、「中国石油化工」が経営するスタンドに勤める従業員が喫煙していることが発覚した際、同社の社長が「法律には違反していない」と弁明するなど、解決の糸口がつかめない状態です。ほかにも微弱な電波がガソリンを発火させる可能性があるため、給油中は携帯電話による会話は禁止されているはずですが、それを無視する中国人は後を絶ちません。10年、上海市では28階建てのマンションから出火し、58人もの犠牲者が出てしまいましたが、中国人のマナーが改善されない限り、今後、同じような事故が中国各地で発生するでしょう。    ポイ捨て癖は、まさに現代の中国人の気質を象徴したものです。「自分さえよければいい」という考えが浸透している多くの中国人たちにとって、自分が所有する家や土地以外の場所は「ゴミ捨て場」同然なのです。16年2月8日、中国は「春節」(旧正月)を迎え、連休シーズンに突入します。そのため2月中旬は、多くの中国人観光客が訪日することが予想されますが、その時、接客を行う日本の方々は、彼らがゴミやタバコをポイ捨てしたらただちに注意するなど、厳重な対応を行ってください。他国の常識に触れれば、きっと彼らも母国に帰ってから行儀良くなるでしょうから。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>

中国人女性が悲鳴「もう子どもが産めない!」 一人っ子政策廃止で、産休大幅短縮&奨励金廃止!?

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2016年から中国では産休制度が変わり、大幅な期間短縮になりそうだ(イメージ画像)
 中国で30年以上続いてきた一人っ子政策の廃止に伴い、当然の権利だった「晩婚晩育」を奨励する休暇も元日から廃止となり、特に都市部において、結婚・出産適齢期に当たる80~90年代生まれに大きな衝撃が走っている。  中国の「婚姻法」によると、法定婚姻年齢は女性20歳、男性22歳であり、3日間の結婚休暇が与えられるが、もし「晩婚」であれば、各自治体の規定により7~20日程度の休暇が追加で与えられていた。例えば、北京や上海などの大都市では3日間の結婚休暇と7日間の晩婚休暇で合計10日間の休暇を享受できた。最も長い晩婚休暇を設けていたのは山西省で、1カ月と設定されていた。  では、「晩婚」とは何歳以上の婚姻を指すのかというと、女性23歳以上、男性25歳以上のこと。日本人なら「晩婚って、少なくとも30歳以上じゃないの!?」と驚くだろうし、中国都市部でも日本人と同じ感覚だが、農村では10代での事実婚や、出産後、法定婚姻年齢に達してから入籍する人も珍しくはないので、中国全土ではいまだ妥当な設定といえるだろう。 「女性労働者保護特別規定」によると、これまでは98日間(正常な出産の場合)の産休に晩育休暇が15日追加され、さらに「一人っ子父母栄光証」の手続きを受けると、再度追加で35日間の一人っ子政策奨励休暇(男性は10日間)が受けられた。よって産休はトータルで148日間、約5カ月も休めたのだ。  ちなみに、日本の産休は産前6週、産後8週で、ほぼ98日間。これまで中国では一人っ子政策の特別手当として、日本よりも50日分も産休期間が長かったということになる。さらに、「一人っ子父母栄光証」を持つと、都市部では子どもが14歳になるまで毎月手当てが、農村では数千元の一人っ子奨励金の授与、退職時にも数千元の奨励金をもらうことができた。  このような特別手当が長年続いてきたのだから、突然中止されるとなれば混乱するのは当然だ。90年代生まれの中国人女性は暗い顔で言う。 「自分が小学生だった時、大学は無料だった。中学生の時に小学校が無料になった。高校を卒業したら、義務教育9年間が無料になった。そして今、晩婚休暇も晩育休暇も中止になる。『2人産め』と言われても、自分の親世代の退職が遅くなっているから、子どもの世話は頼めない。保育園も高額、病院にかかるのも高額。私たちは完全に福利政策に見放された世代、生まれてきた時代が悪かった」  実際、昨年末には各地の民政局で結婚手続きに並ぶ人たちが長蛇の列をなし、また年末までに結婚しないなら別れるというカップルも続出したとか。  豊かな時代に甘やかされて育った世代は、これから一気に厳しい時代を生きていかなくてはならなくなったようだ。 (取材・文=ルーシー市野)

美談かヤラセか……公開プロポーズを拒否された中国人男性に、宝石店が“大きなダイヤの指輪”を贈呈

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繁華街の歩行者天国で、女性に求愛のダンスを披露する友人たち
 中国四川省の省都・成都市の繁華街で12月17日の夜、公衆の面前で派手なプロポーズ劇が繰り広げられた。長身でハンサムな若い男性が、友人たちを引き連れ、若い女性の前で求愛のダンスを披露。その後、女性の前でひざまずき、指輪が入ったケースを捧げてプロポーズをしたのだ。  思わぬ展開に、女性は感激の涙。ところが、ケースの中にあるダイヤモンドを見た瞬間、表情がみるみる曇り、返事もせずに男性をその場に残して立ち去ってしまった。思わぬ肩透かしを食らわされた男性とその友人たちは、ただ呆然と彼女の後ろ姿を見送るしかなかった。
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友人たちに見守られながら、ひざまずいてプロポーズしたのだが……
 その後、その女性の友人が彼女にコンタクトを取ったところ「結婚指輪には1カラットのダイヤが欲しいと言っていたのに、見たら1カラットもなかったのが許せなかった」とのこと。  この出来事が中国版Twitter「微博」で紹介された途端、ネット上では、 「そんなにダイヤが重要なら、ダイヤと結婚しろ」 「もっと大きいダイヤをくれる男がいたら、そっちと結婚するのか?」 「この男性にとってはよかった。こんな女など結婚する価値がない」  などなど、この女性に対して厳しい言葉が投げつけられた。  これで話は終わるかと思いきや、その5日後、今回の出来事を報じた微博のページが、後日談を紹介した。今回の騒ぎを耳にした宝石店が、もっと大きなダイヤの指輪と無料で交換してあげると申し出て、それを受け取った男性は再びプロポーズ。今回は受け取ってもらうことができ、指輪をはめて手を握った写真を自身の微博にアップしたという。
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返事もせずに、そのままサヨウナラ
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その後にアップされた2人の指輪写真。「深愛」の文字が虚しい
 これでメデタシメデタシ……というわけには、もちろんならなかった。ネット上では前回以上の罵詈雑言がその女性に向けられたが、何か変だと気づいた人も多かった。 「これってやっぱり、宝石店のヤラセなんじゃない?」 「指輪をつけた写真の後ろにロゴ入りのケースが写っているのが、その証拠」 「どうりで、プロポーズした時の写真が、きれいに写っていたのか」 「結婚指輪には大きなダイヤのものを買わせようという。宝石店の策略だ」  などと、宝石店によるプロモーション戦略だった可能性を指摘する声が相次いでいるのだ。  いずれにしても、男性は家持ち、車持ちでないと若い女性から相手にもされないというのが現在の中国。これに大きなダイヤの指輪などが加わってしまったら、結婚の夢などさらに遠いものとなってしまうだろう。中国の独身男性たちにとって、なかなか大変な時代になっているようだ。 (文=佐久間賢三)