中国農村で祈祷師による呪術殺人「肉まんのように蒸し焼きにされ……」

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こちらが祈祷に使われた桶。この桶に女性を入れて蒸し焼きにしていた
 祈祷師や呪術師など、いわゆるシャーマンの存在は、日本においては陰陽師や青森県・恐山のイタコ、沖縄地方に伝わるユタなどが思い浮かぶ。現在でも、祈祷師の力を崇拝し、病気の治療や人を呪い殺すことができると信じている国や地域がたくさんある。中国も例外ではなく、一部の農村地域では、病の治療を祈祷師が行っているところもある。  そんな中、とんでもない事件が起きた。「頭條新聞」(2月29日付)によると、四川省の僻地にある漁龍村で、祈祷師が病気の治療中に村人を“蒸し殺す”という事件が発生したのだ。  同記事によると、この村に住む農家の女性は数年にわたって病気を患い、病院での治療も功を奏さなかったことから、祈祷師に治療を依頼したという。しかし、女性の絶叫を耳にした村人たちが女性の家に駆けつけると、庭先で信じられない光景が広がっていた。  2人の祈祷師により、大きな鉄鍋の上に置かれた木製の桶の中で、女性が蒸し焼きにされていたのだ。桶はブタの屠畜に使用するもので、竹ザルでフタが閉められていたという。完全に肉まんと同じやり方で、人間を蒸していたというわけだ。祈祷師は村人たちに対し「彼女が泣き叫んでいるのは、彼女に取り憑いている悪魔が苦しんでいる証拠であり、儀式が終わるまでは彼女を外に出してはいけない」と説明したという。  しかし、すでに女性の顔色は変わり果て、意識が朦朧となっていた。命の危険を感じた村人たちは祈祷師の制止を振り切り、桶の中から女性を救出。駆けつけた医師による処置が行われたが、治療もむなしく、女性は間もなく息を引き取ったという。地元警察は、2人の祈祷師を殺人容疑で緊急逮捕した。
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警察関係者によって、桶が押収される様子
 中国のSNSでは、「現代でも、祈祷師に治療を頼むやつがいるのか」「女性の治療費が支払えなくなった家族が厄介払いしたくて仕掛けたワナだな」など、さまざまな意見が飛び交っているが、中国の社会問題に詳しい上海在住の日本人ジャーナリストは次のように話す。 「農村部では医療保険に未加入の人が多く、金銭面や距離的な問題から病院に行くことすらままならないという現実がある。そのような人たちが、文字通り、神頼みで病気の治療を祈祷師に依頼するのです。2012年には海南省の村に祈祷師を名乗る3人組が現れ、村人の財産を奪うためにある家族を洗脳し、悪魔祓いとの名目で一家を殺害した事件も発生しています。学歴のない地方の農民たちは、今も迷信から抜けられないのです」  現代でもアフリカなどの一部の開発途上国では、シャーマンの存在は一般的で、治療の名目で殺人事件も多く発生している。このように、祈祷師によって引き起こされる事件に共通するのは、いずれも貧しい地域で発生していることだ。社会保障の充実こそが、危険な祈祷師を排除する一番の手段なのかもしれない。 (文・写真=青山大樹)

酒井法子、テレビ復帰絶望も中国人向けディナーショーで「月収500万円」の荒稼ぎ!

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 2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた酒井法子が、ディナーショーで荒稼ぎしている。高い席ではチケット3万5,000円、昨年12月には全国6カ所で、各200~300席のショーを満席としている。もっとも、客の4割は中国、台湾からやってきた熱狂的ファンだというから、イベントにたびたび遠征しているのもうなずける。  ディナーショーに詳しい芸能関係者によると「客がどこの人種だろうと、推算すれば1公演200万円の報酬で、事務所に抜かれても手元に100万円以上は入るわけだから、月収500~600万円。年収は、そこらの中堅芸人より上。ただ、所属事務所は、事件で迷惑をかけた古巣のサンミュージック系列。逮捕時に数億円の損害を与えているので、稼いだ額の半分ぐらいは、その賠償に充てているという話だ」という。  それでも、このペースなら事務所への賠償も完済が近いのではないかとみられるが、そうも安心していられないようだ。 「彼女には、新曲のヒットが見込めないんですよね。新曲を出してアルバムも出しましたが、一部の熱狂的ファンが絶賛しているだけで、世間では曲名すら知られていません。というのも、テレビの情報番組でプロモーションしてもらえないことが大きいんですよ」(同)  テレビが酒井を敬遠するのは当然だ。タレントが薬物事件で逮捕されるたびに酒井の名前が取り沙汰され、スポンサー企業のほとんどは起用を嫌がっている。情報番組では「芸能人の薬物事件を社会ニュースで取り扱う以上、芸能コーナーで酒井の曲を紹介することは、まずない」とディレクター。そうなると、どんなに頑張っても新曲がヒットすることはありえない。 「新しいヒット曲がないと、ショーは毎回、同じような構成のままなので、今後はリピーターも減っていくと思う」と前出関係者。  そのせいか、酒井サイドは現在、テレビ復帰に躍起になっているという話もある。あるテレビマンによると、失敗したタレントが出演するテレビ朝日のバラエティ番組『しくじり先生 俺にみたいになるな!!』への逆オファーが酒井サイドからあったというのだ。  同番組は「人生に大きく失敗したが、こうしてやり直せた」という再起話がメーンで、過去にはホリエモン、ヒロシ、小林麻耶などが出演してぶっちゃけトークを展開、高視聴率で昨年は深夜枠からゴールデンタイムに移動した。  ただ、そんな番組ですら、酒井の起用には後ろ向きだといわれる。前出ディレクターも「ありえないとまでは言わないが、酒井出演の可能性は低い」と見ている。 「覚せい剤で逮捕なんて、とても笑って済ませる失敗談にはできないでしょう。それに、彼女は逮捕時の話をすると、同時に逮捕された元夫にも言及しなくちゃならなくなります。でも、その元夫とは、互いの話をしないことで離婚に合意した経緯があるそうですよ。あとは逮捕後に福祉の仕事をすると大ウソついたとか、ツッコミどころも多く、番組で処理するには重すぎる。ヘタすれば薬物犯罪を容認するものなどと誤解され、BPO(放送倫理・番組向上機構)に苦情を申し立てられかねないでしょう」(同)  当然、番組スポンサーへの悪影響も考えられることで、万が一にも『しくじり先生』出演がかなったとしても、そこからテレビ界に大々的に復帰するとは考えにくい。  昨年11月リリースのミニアルバム『Truth~飛べない鳥よ~』(SPACE SHOWER MUSIC)は大手配信会社がついてセールスに力を入れたが、オリコンチャート初登場206位と、2週目圏外の惨敗。元プロ野球選手の清原和博が同じ覚せい剤事件で逮捕というニュースで、余計に酒井は扱われづらくなっている。しばらくは中国語のあいさつで、爆買い中国人をおだてるショーを続けるしかなさそうだ。 (文=ハイセーヤスダ)

街中で堂々と放尿! 廃れゆく中国「ニーハオ・トイレ」が劇的進化!

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 中国の公衆トイレといえば、便器の間にドアも仕切りもない、隣の人の顔(または、前の人の尻)を見ながら用を足す、いわゆる「ニーハオ・トイレ」が有名だった。その不衛生な環境がたびたび日本でも紹介されてきたが、現在、都市部では絶滅寸前で、田舎に行かないとなかなか見かけることはなくなった。  こんな中国伝統のトイレを、“文化遺産”として保存しようという動きが出てきたのだろうか? 中国中西部の大都市・重慶の街中に、斬新な公衆トイレが登場した。  彩りも従来の公衆トイレにはない華やかさで、しかも「男用英式公厠」(男性用イギリス式公衆トイレ)とある。写真がアップすぎて全体像がよくわからないので、もう少し引いた場所から見てみると……。
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 どうやら、ひとつのトイレがぐるりと4人用になっているようで、腰の高さの部分には覆いがあり、肝心なところは隠れるようになっている。現地の報道によると、これはイギリスの公衆トイレを模倣して作ったものだという。そんなわけないだろうとググッてみたら、確かに欧州には似たような公衆トイレがあるようだ。
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 しかし、写真をよく見てみると、トイレの向こうは子どもの遊戯施設のようにも見える。そのせいか、トイレで用を足している男性の脇を子どもや女性が通り過ぎることも。  ちなみに重慶は、なぜか変な公衆トイレが多い都市としても知られており、昨年4月にも「男女共用、1,000人収容、盗撮推奨も!? 知る人ぞ知る、中国『へんなトイレ』の街」というニュースをお伝えしている。  重慶といえば、四川料理の本場で、口から火が出るほど辛い火鍋で有名なところ。住民たちは毎日のように辛いモノを食べているため、痔で悩んでいる人も多いとか。重慶の人たちがトイレにこだわるのも、もしかしたらそんなところに理由がある……のかもしれない。 (文=佐久間賢三)

今度は“いまいちパッとしない”男性アイドルが中国デビュー!「こいつら、鏡見たことあるの?」

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今回デビューしたNice
 中国に登場した、ブサイクすぎる地下女性アイドルについては、当サイトでも報じたばかりだが(参照記事)、今度は上海でいまいちパッとしない男性アイドルが登場し、ネット上を中心に厳しい意見が寄せられている。 「新浪新聞」2月15日付によると「Nice」と名乗るそのグループは、リーダーの小武と大熊、阿威の3人組だという。
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リーダーの小武。ネット上では、妖怪と揶揄されている
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メンバーの阿威
 中国版Twitter「微博」に開設されたファン向けの公式アカウントでは、彼らは中国の人気男性グループ、TFBOYSのライバルであると公言し、打倒を宣言している。ただ、アカウント上に掲載されている彼らの写真を見ると……アイドルらしいオーラは一切感じられず、そこらへんにいそうな「兄ちゃん」といった風情なのである。
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Niceのデビュー翌日、デビューしたSP TOYS。もはや、ただの素人だ
 そんな、身の程知らずともいえる彼らに対しては「こいつら、鏡見たことあるの? この顔面レベルでデビューしたお前たちの勇気だけは評価する」「お前らがTFBOYSより上なのは、年齢だけだぞ。リーダーの顔、妖怪みたいだ」「中国のアイドルがこのレベルだと、世界中に思われてしまうのが恥ずかしい」などといった、辛辣なコメントが相次いでいる。  とはいえ、彼らの微博アカウントは、今のところ4万人にフォローされている。  ちなみに、Niceのデビューの翌日にも「SP TOYS」という男性アイドルグループがデビューし、その顔面レベルの低さが大きな話題となった。  男女ともに、中国で続々とデビューするいまいちすぎるアイドルたち。これは、美醜という階級をぶち壊す、革命の始まりなのかもしれない!? (文・写真=青山大樹)

「カーセックスに悶える妻のあえぎ声に、自分の殺害計画まで!?」妻と不倫相手の逢瀬を盗聴した男の悲劇

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 配偶者に不倫されている場合、相手との逢瀬の証拠を押さえておくことが、のちのちの離婚調停や裁判を優位に進める上では重要となってくる。  中国浙江省に住む男性が、不倫中の妻が相手の男との密会に使っていた自家用車に盗聴器を仕掛けたところ、とんでもない音声が記録された。  夫は47歳で、その妻は50歳。今年で結婚18年目を迎え、16歳の娘がいる2人だが、夫は、妻が不倫をしているというウワサを、友人を通して耳にするようになったという。そこで夫は、ネットで購入した携帯電話の電波を利用する盗聴器を、妻と共用している車に設置。それから妻が車で出かけるたび、自宅のパソコンに送られてくる音声に耳を澄ませていた。  するとある日、妻が聞き覚えのない声の男と談笑している音声が聞こえてきた。やがて車を揺らすギシギシという音が交ざるようになり、「あなたのほうがダンナより……」と、不倫相手を称賛する妻の生々しいあえぎ声まで聞こえてきたという。2人は紛れもなく、カーセックスに興じていたのだ。  爆発しそうな怒りを抑えつつ傍受を続けると、会話内容から不倫相手にはほかにも女がいること、妻もこの男とは別の男とも遊んでいることがわかったという。  そして夫は、さらに驚愕の言葉を耳にすることとなる。  なんと「非情になれよ、薬でゆっくり弱らせようぜ」と、夫に危害を加えることを妻にそそのかす間男の声が聞こえてきたのだ。  肝を冷やした夫は、後日、離婚と慰謝料を求め、妻と不倫相手の男を告訴。録音していた盗聴音声が動かぬ証拠となり、一審は夫が勝訴。離婚が認められた上、夫婦で所有している財産については、すべて夫の所有に帰することとなった。  一方、薬で夫を殺害しようとした発言については、ほかに物的な証拠がなかったため、法廷は判断を見送ることとした。  妻だけでなく、命まで失うところだった夫。彼が受けた心の傷は計り知れない。

中国人の道徳心はいったいどこへ!? 路上で女性が痴漢におっぱいを揉みしだかれるも、通行人は素通り……

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女性に声をかける男。40歳前後で、酒に酔っている様子だったという
 社会道徳の喪失が問題となっている中国で、「またか……」というような事件だ。福建省の省都・福州市で2月23日夜、男が路上で突然、女性に後ろから抱きついたのだ。    一部始終を捉えていた防犯カメラによると、被害者の女性が道端で電動バイクに乗って走りだそうとしたところ、一人の男が歩道から近づき「小妹(シァオメイ=若い女性に対する呼びかけの言葉)」と声をかけた。
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女性が走り去ろうとするところを、無理やり後ろから押さえる
 女性がそのまま無視して出発しようとすると、男は後ろから無理やりバイクを止め、そのままバイクの後部シートに座り込んできた。そして、後ろから女性に抱きつき、上半身をまさぐり始めたのだ。  すでに近くの商店は閉店しており、雨も降っていたため人通りが少ない。男が女性にわいせつ行為を働いていた1分あまりの間、9人の通行人が2人の脇を通り過ぎていったが、誰も女性を助けようとしなかった。男は、女性の耳元に小声でこう言ったという。「誰もお前のことなんか気にしちゃいない」  すると、前方からようやく男性4人組が歩いてきて、女性が大声で助けを求めたところ、男は手を離し、女性はそのままバイクで逃げ去ることができた。女性はその足ですぐさま警察に駆け込んだが、犯人はまだ捕まっていない。  今回は女性に大した被害がなかったことが不幸中の幸いだったが、かつてはこういった通行人の無関心から、悲劇が起こったこともあった。
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通行人がのぞき込むも、結局そのまま立ち去った
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女性に逃げられても慌てることなく、男はゆったり歩いて現場を去っていった
 2011年、広東省仏山市の商店街の路上で2歳の女児がひき逃げされた。その脇を18人もの通行人が通り過ぎたが、誰一人としてその子を助けようとせず、その後、女児は病院で亡くなった。日本でも話題になったので、覚えている方も多いだろう。  このあまりにも無情な事件に、さすがの人民も衝撃を受けたが、結局、それからも中国は何も変わっていなかったというわけである。  とはいえ、日本で同様のことが起きていないというわけではない。都会の冷たさは、どこの国でも変わらないのかもしれない。 (文=佐久間賢三)

「白血病の娘を助けてください」は常套手段!? ネットで治療費寄付を募った夫婦に疑惑の目

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ベンツの運転席で撮った自撮り写真を得意気にアップ
 2月下旬、中国部東部の浙江省の女性が、SNS上で募金を呼びかけるこんなメッセージを発信した。 「心ある方、白血病になった私の娘を助けてください」  治療費として、募金で30万元(約520万円)を集めたいというものだった。これを見た人たちは同情し、次々にリツイート。メッセージは瞬く間に広まっていった。
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七夕で夫からもらったというダイヤの指輪。中国の七夕は旧暦で、バレンタインデーのような恋人たちの日でもある
 ところが、このメッセージを発信した女性の微信(中国版LINE)の履歴を見てみると、なんとこの女性、ベンツに乗り、ダイヤの指輪まで得意げに見せびらかしていたことが判明したのだ。これにはネット民たちも「こんな金持ちに、募金なんてする必要があるのか?」と、疑問を声を上げた。  さらに調べてみると、この女性は2013年12月にも「4歳の娘が白血病と診断された」といって、クラウドファンディングで治療費を集めていたことがわかった。ベンツやダイヤの写真が微信にアップされたのは、その翌年だ。  地元紙の記者がこの夫婦を直撃すると、夫婦はまず、化学療法で髪の毛が抜け、弱々しくベッドに横たわる娘の写真と病院の診断書を記者に見せ、質問に答えた。  彼らは携帯電話の販売代理店を営んでおり、商売は順調で、13年に娘の白血病が発覚した時には、1年間で50万元(870万円)もの貯蓄を使ったという。ベンツを買ったのはその翌年で、それまで持っていたトヨタの車を売り払ったお金に2万元(35万円)を足して、中古で買ったものだという。  ダイヤの指輪についても、化学療法によって娘の病状が好転し、それまで付きっきりで看病していた妻へのねぎらいとして、1万元(17万円)で買って贈ったものだと答えた。ちなみに、クラウドファンディングで集めたお金のことについては、何も触れられていない。
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2013年12月、4歳の娘が白血病を患っていると、寄付を募ったメッセージ
 娘が病気であるにもかかわらず、妻がダイヤの指輪の写真をSNSでひけらかしていたことについては「女性は自慢したがる生き物だから、普通のことだろ?」と答え、さらには「娘が病気だからといって、妻がボロ服を着なくてはいけないのか?」とまで言い放っていた。  しかし、「実は裕福であるということを知った人たちから、『寄付した金を返せ』と言われたらどうするのか?」という問いには、答えることがなかった。  かつて日本でも、難病にかかって心臓移植が必要となった娘の手術費を募った夫婦が、実は2人とも某公共放送に勤務する高給取りだったことがわかり、バッシングを受けたことがあった。  もちろん、貧しくて治療費が支払えず、本当に寄付を必要とする人たちも多いのだろうが、お涙ちょうだいのストーリーを見かけたら、まずはその裏を見極めてから寄付したほうがよさそうだ。 (文=佐久間賢三)

道場破りを返り討ち!? 自称・元K-1ファイターの台湾人空手師範が、殺人未遂容疑で逮捕

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殺人未遂で逮捕された、師範の朱雪璋
 2月16日夜、台湾台北市で空手道場を経営をしている師範の男が、挑戦してきた他道場の武術コーチらを、待ち伏せしていた10数名に集団リンチさせるという事件が発生した。  同17日付の台湾誌「アップルデイリー」(電子版)によると、被害に遭ったのは20代と30代の武術コーチ2人と、試合の様子を中継するために同行した男性の3人。木刀やこん棒、ナタなどで暴行を受け、うち20代のコーチは頭部をこん棒で強く殴られ、30代のコーチは胸や脚をナタで切りつけられて重傷で、現在も病院で治療が続けられている。  暴行を主導したとみられる師範の男は、殺人未遂で逮捕された。
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事件が起きた朱の道場
 男の名前は朱雪璋(しゅせつじょう)。日本の空手流派、國際松濤館空手道連盟の最高師範である金澤弘和氏の、台湾人唯一の弟子だという。  また、これまでにも、自分の母親に対する暴力や、2人の息子に夜遅くまで試合のチラシを配らせたりといった行為が、メディアにたびたび取り上げられ、批判を受けていた“いわくつき”の人物でもある。男は常々「1998年には、日本のK-1に出場した」と主張していたが、当時の出場者名簿を前座選手まで見渡しても、朱の名前は見当たらないという。  同日夜11時頃、同市大安区の住宅街にある朱の道場を、被害者3名を含む10数名が訪ねた。朱はその中から被害者3名だけを門の中に入れ、ほかの同行者は外に残して門を閉ざした。これは「閉門切磋」と呼ばれる伝統にのっとったもので、文字通りの密室試合が行われることとなった。  ところが、門が閉ざされた直後、道場内からは「助けてくれ!」という叫び声と、物がぶつかるような大きな音が聞こえてきたという。
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被害者の武術コーチ。足の腱を切断される重傷を負った
 様子がおかしいと感じた同行者らは、すぐに警察へ通報。警察官と救急隊員が現場へ向かった。  救出された3人は「道場に入った途端、10数人に囲まれ、リンチを受けた。試合と呼べるようなものではなかった」と証言。また、道場の地下室に続く階段や床には、多くの血痕が残されていたという。  一方、朱は報道に対して「閉門切磋」を否定し、「木刀、こん棒、ナタは3人が道場に持ってきたもので、自分は子どもと妻を守るために必死で応戦した」と主張。現場に居合わせた妻と、3~4人の弟子たちが証人だといい、泣いている自分の子どもを指して「これは正当防衛だ」と話した。  しかし、警察は、道場付近の監視カメラの映像で、事件の起こる前後に不審な大勢の人間が行き来しているのを発見。一方、道場内の監視カメラには黒い靴下がかぶせられており、現場の映像は確認できなかった。  その後、医師による所見で、被害者のうちひとりは、同じ箇所を複数回攻撃されていたことがわかり、朱は殺人未遂で逮捕されることとなった。  まるでカンフー映画に出てくる、極悪道場のような話である……。 (文=牧野源)

今度は便器が爆発!? 女性が下半身大ケガも、原因は「ハイヒールで便器の縁に立ったから?」

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病院に運ばれた女性の様子を伝えるテレビニュース
 中国の複数のメディアによると、湖北省の赤壁(三国志に出てくる、あの赤壁である)のカラオケ店でトイレの便器が爆発し、中にいた女性(30歳)が大ケガをしたという。  女性の話によると、友人たちとカラオケ店に入り、トイレで便器に座ったところ、いきなり大きな音とともに便器が爆発。床に投げ出され、下半身を負傷して大出血。音に気づいた友人たちによって病院へと運ばれたという。
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“爆発”後のトイレの様子。確かに、便器は爆発したというより壊れたように見える
 医師の話によると、下半身の傷口は深さ7センチにも達しており、十二指腸にまでダメージが及んでいるかもしれないと心配されたが、検査の結果、幸いにも傷は十二指腸をわずかにまぬがれていたという。  これまでも中国では、成長促進剤を注入されたスイカが爆発したり、不良品の充電池が爆発したりと、さまざまなものが爆発している“実績”があるが、それにしても、便器が爆発というのはどういうことなのか?  マスコミの取材に対し、カラオケ店の責任者は「もし爆発していたら、便器は粉々になるはず。でも実際は、便器は割れたようになっていた」と、爆発説を否定。「おそらく女性がハイヒールで便器の縁に乗ってしゃがんだため、便器がその重さに耐えられなくなって割れたのではないか」と語っている。  写真を見る限り、問題の便器は洋式のように見えるが、いったいどういう状態だったのだろうか?  
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修理後の便器。便器の縁に立っただけで壊れるというのも、さすがに“中国スタンダード”を感じさせるが……
 中国の中都市に在住経験のある日本人駐在員は、こう説明する。 「中国では、便座が汚いからという理由で、便器の縁に両足を乗せて、和式便所のようにしゃがんで用を足す人も多い。また、そもそも便座が壊れていて仕方なくというケースもある。さらに、田舎では洋式便器にまだ慣れていない人も多いため、やはり便座に座らない人が多いんです。ここまでの大事故は聞いたことがありませんが、便座から足がはずれ、自らの汚物が溜まった便器内に落下したなどという惨事は、わりとよく聞く話です」  一方、被害女性は「あれは絶対に爆発よ」と、否定している。ただ、本当に爆発したとなれば、壊れた便器に燃焼した跡が残り、下半身に多少なりともヤケドを負うはずだが、それについて報道では触れられていない。女性の名誉のためには、この一件は迷宮入りとしたほうがよさそうだが……。 (取材・文=佐久間賢三)

「韓国で整形するとヘビ女になる!?」中国“美容整形難民”たちが、今度は日本へ?

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中国国内で二重の整形手術を受けて失敗した女性。国内では、こうした事故が後を絶たない
 日本政府観光局の発表によると、2015年に日本を訪れた中国人観光客の数はおよそ500万人に達し、彼らが日本で消費した金額は約1兆4,000億円にまで膨れ上がったという。そんな中、中国人の爆買いブームの次に予想されるのが、ずばり日本での「美容整形ブーム」だ。
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韓国での整形手術に失敗し、顔がゆがんでしまった女性
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中国広州市内の病院で美容整形をした17歳の少女だったが、失敗して一気に老けてしまったという
「参考消息網」(2月16日付)によると、中国美容協会がこのたび、14年度の中国国内での美容整形市場のデータを発表した。同年、中国国内で美容整形を行った人数は約700万人に上り、市場規模は4,000億元(約6兆8,000億円)以上になることが明らかになった。香港紙「南華早報」によると、中国国内での美容整形業界は今後世界3位のビッグビジネス産業となることを予想、19年には8,000億元(約14兆円)市場にまで成長すると報じている。
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昨年、日本でも話題になった中国の15歳少女。整形を繰り返した末、ネット上ではヘビ女と揶揄されている
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韓国アイドルに憧れて整形を繰り返した中国人男性
「中国では、韓国アイドルの影響を受け、『オルチャン(韓国語で美女を指す)メイク』と呼ばれる韓国式化粧がブームとなっていました。それにより、韓国アイドルのような顔を求め、韓国への美容整形旅行も大人気でした。ところが、ここ2~3年で大きな変化が起こったんです。それは、韓国で美容整形を受けると、みんな同じような顔になってしまうこと。『蛇精女(ヘビ女)みたいな顔になる』と、ネット上でも広まりました。さらに、美容整形による死亡事故の多発もあり、技術的にも安全な日本で美容整形を受けようとする人が急増しているのです。今後、日本への美容整形ツアーも、多数登場するでしょう。日本の整形技術のほうが、韓国より自然な仕上がりになると、ネット上でも高評価です」(上海在住のフリーライター)  中国では美容整形は比較的新しい産業で、事故やヤブ医者も多い。今後、技術の高い日本の美容外科クリニックに中国人女性が押しかける日も近いだろう。 (文・写真=青山大樹)