体内に金属針40本、頭部に矢、四肢切断……中国で多発する、冷酷すぎる動物虐待事件

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大量の金属針が体内から発見された仔猫(出典:観察網)
 犬や猫を飼っている人でなくても、動物虐待のニュースを見て憤りを感じるのは当然だろう。今回お伝えするのは、中国で起こった、痛々しい動物虐待事件だ。 「今日頭条網」(5月22日付)によると、広東省深セン市内の動物病院に飼い主によって運び込まれた仔猫のレントゲンを撮影したところ、体内がとんでもないことになっていたという。なんと仔猫の体内に、40本ほどの金属針が刺さっていたというのだ。この仔猫は手術設備の整った広州市内の動物病院に移送され、すぐに金属針の摘出手術が行われた。
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レントゲンに映った猫の体内の金属針(出典:観察網)
 開腹してみると、金属針7本が表面皮膚に近い筋肉に、3本は心臓のすぐ脇、残り約30本はすべて腹部に刺さっていたことが判明。4時間以上の大手術の結果、すべての金属針の摘出手術に成功した。  では、いったい誰がこのような卑劣な虐待をしたのだろうか? この仔猫の飼い主の女性によると、1年前から女性が自宅で飼い始め、1カ月前から仔猫の首の辺りに異変が出始めたという。手術を行った動物病院によると、この針は人の手で直接刺したものではなく、ニードルガンのような器具で刺された可能性が高いという。近所の心ない住人が、遊び半分でニードルガンを使って虐待したということか。現在、仔猫は快方に向かっているというが、真犯人はまだわかっていない。中国版Twitter「微博」では、多くの中国人ネットユーザーが怒りのコメントを寄せている。
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北京市内で発見された犬。頭部に痛々しく矢が刺さっている(出典:有寵網)
「飼い主が犯人でないとしたら、前の飼い主だな。犯人の心臓目がけて、ニードルガンで同じようにぶっ刺してやりたい」 「早くこの犯人を逮捕しないと、そのうちエスカレートして、子どもとかを殺したりするかもしれない。犯人は早く死ね!」  経済成長を経てペットを飼うことが一般化した中国では、虐待事件も増え始めている。ここ最近だけでも、北京市内の路上で頭部に70cmの矢が刺さった状態の犬や(有寵網)、南京市で四肢を切断された仔犬が発見されている(光明網)。いずれの事件も病院に緊急搬送され一命を取り留めたが、犯人はまだ捕まっていない。  中国だけでなく、日本や世界各国で多発する痛ましい動物虐待の事件がなくなることを祈るばかりだ。 (文=広瀬賢)

体内に金属針40本、頭部に矢、四肢切断……中国で多発する、冷酷すぎる動物虐待事件

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大量の金属針が体内から発見された仔猫(出典:観察網)
 犬や猫を飼っている人でなくても、動物虐待のニュースを見て憤りを感じるのは当然だろう。今回お伝えするのは、中国で起こった、痛々しい動物虐待事件だ。 「今日頭条網」(5月22日付)によると、広東省深セン市内の動物病院に飼い主によって運び込まれた仔猫のレントゲンを撮影したところ、体内がとんでもないことになっていたという。なんと仔猫の体内に、40本ほどの金属針が刺さっていたというのだ。この仔猫は手術設備の整った広州市内の動物病院に移送され、すぐに金属針の摘出手術が行われた。
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レントゲンに映った猫の体内の金属針(出典:観察網)
 開腹してみると、金属針7本が表面皮膚に近い筋肉に、3本は心臓のすぐ脇、残り約30本はすべて腹部に刺さっていたことが判明。4時間以上の大手術の結果、すべての金属針の摘出手術に成功した。  では、いったい誰がこのような卑劣な虐待をしたのだろうか? この仔猫の飼い主の女性によると、1年前から女性が自宅で飼い始め、1カ月前から仔猫の首の辺りに異変が出始めたという。手術を行った動物病院によると、この針は人の手で直接刺したものではなく、ニードルガンのような器具で刺された可能性が高いという。近所の心ない住人が、遊び半分でニードルガンを使って虐待したということか。現在、仔猫は快方に向かっているというが、真犯人はまだわかっていない。中国版Twitter「微博」では、多くの中国人ネットユーザーが怒りのコメントを寄せている。
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北京市内で発見された犬。頭部に痛々しく矢が刺さっている(出典:有寵網)
「飼い主が犯人でないとしたら、前の飼い主だな。犯人の心臓目がけて、ニードルガンで同じようにぶっ刺してやりたい」 「早くこの犯人を逮捕しないと、そのうちエスカレートして、子どもとかを殺したりするかもしれない。犯人は早く死ね!」  経済成長を経てペットを飼うことが一般化した中国では、虐待事件も増え始めている。ここ最近だけでも、北京市内の路上で頭部に70cmの矢が刺さった状態の犬や(有寵網)、南京市で四肢を切断された仔犬が発見されている(光明網)。いずれの事件も病院に緊急搬送され一命を取り留めたが、犯人はまだ捕まっていない。  中国だけでなく、日本や世界各国で多発する痛ましい動物虐待の事件がなくなることを祈るばかりだ。 (文=広瀬賢)

崖の上の中国版マチュピチュ? 断崖絶壁の道を歩き、縄ばしごを登り降りする「エクストリーム村」

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断崖絶壁の上にある村
 経済成長が生み出した都市部と農村部の格差が広がり続ける中、時代から取り残されてしまった地域が、中国にはまだまだ存在する。少数民族が多く暮らす四川省涼山イ族自治州昭覚県の山あいの村で、村人が毎日命懸けで生活している様子がメディアで紹介され、大きな反響を呼んでいる。 「東網専訊」(5月24日付)によると、この村は海抜1,400mの高地に位置し、現在72世帯が暮らしているという。これまで戦乱や紛争に巻き込まれることなく、肥沃な土地で豊かな農業を営んでこられたので、周囲の村からは“桃源郷”と呼ばれている。だが、実はこの村は崖の上に孤立した状態で、通学や買い物の際に、断崖絶壁の道を歩き、縄ばしごを使って登り降りしなければならないのだ。ほかにも岩場や急な坂道があり、全部で17カ所もの危険ゾーンがある。
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足を踏み外したら命はない。見ているだけで冷や汗が出てくる
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縄ばしごを降り、学校に通う子どもたち。見る限り、いつ切れてもおかしくない状態だ。
 実際に滑落による死亡事故も発生しており、子どももその被害に遭っているという。まるで映画『インディー・ジョーンズ』さながらの風景だが、通学に2時間かかるため、学校に通わなくなった村の子も少なくないという。地元政府の試算では山道の整備には6,000万元(日本で約10億円)の費用がかかるというが、大きな産業を持たず、経済的メリットの少ないこの村には予算が回ってこないという。
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観光地化に成功した、山西省の「天空の村」
 中国版Twitter「微博」には、山に住み続ける彼らに対して、賛否両論のコメントが寄せられている。 「子どもが教育を受けられないなんて最低。そんなに生活が大変なら、引っ越せよ。少数民族なら、政府から生活費の補助金がもらえるだろ?」 「清の時代からこの山で暮らしていたおかげで、戦争や内乱からうまく逃れてこられたんだろうな。生活基盤ってそんなに簡単に移せないし、山を下りて仕事見つけるのも大変だ」 「こういう村は、うまく観光地化すれば経済的に潤うと思う!」  一部のネットユーザーが指摘するように、中国の一部の農村では積極的に観光地化を目指している村も多い。山西省寧武県に位置する王化溝村は「天空の村」ともいわれ、断崖絶壁に住宅が建っている風景がネットで有名になると、都市部から多くの観光客が訪れるようになったという。今回の村を管轄する地元政府の関係者の間からも、山道を整備し、観光地化すべきとの声も上がっている。いずれにしても、ひとりでも多くの子どもが教育をあきらめることなく、安全に通学できる環境を一刻も早く整えてほしいと願うばかりだ。 (文=広瀬賢)

日本人は韓国でカネを使わない? 爆買い中国人観光客との差は約6倍に!

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 ソウルを訪問する外国人旅行客のうち、日本人が最もショッピングにお金を使わないということが明らかになった。特に中国人観光客との差は顕著で、約6倍の開きがあると指摘された。  ソウル市のシンクタンク「ソウル研究院」は仁川両金浦空港から出国する外国人観光客1,045人を対象に、アンケート調査を実施。平均訪問回数、および一度の訪問でショッピングに使う金額などについての調査結果を発表した。  それによると、中国人観光客のソウル訪問回数は平均1.9回。一度の旅行でショッピングに使う金額は、平均213万ウォン(約20万円)となった。   対して、日本人観光客の平均訪問回数は4.9回。中国人よりも多く、韓国を訪れているという結果になった。ただ、一度の旅行でショッピングに使う金額は平均で33万ウォン(3万円)と、相対的に少額にとどまった。 「観光地で働く韓国人にとっては、お金を落とす中国人さまさまという状況。ソウルの街角は中国人であふれていますし、お金の使い方が、日本人やそのほかの地域の観光客とは次元が違う。通訳、案内など旅行関係者の間では、チップで数百万円もらったとか、そういう話があちこちから聞こえてきます」(韓国・旅行業界関係者)  なお、東南アジア系観光客の平均訪問回数は1.9回と中国のそれと近く、ショッピングに使う金額は平均で79万ウォン(約7万3,000円)だそうだ。一方、アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア系観光客は、平均3.1回訪問、平均66万ウォン(約6万1,000円)を使用するという統計が出た。一度の旅行でショッピング金額だけを単純に比較すれば、日本人が最もお金を使わないという結果になった。 「最近は、東南アジアからやってくる観光客も増えた。中国ほどではないが、中には爆買いしてくような富豪もちらほら。反対に、欧米や日本の観光客はおとなしいというイメージ。ソウルによく来る日本人観光客は、そもそもお金もあまり使わないし、韓国で節約しながら楽しむ方法を知り尽くしているので、結果的に出費が少ないのだと思います」(前出の韓国・旅行業界関係者)  お金をたくさん使うことが、すなわち良いということでは決してないが、世界のほかの地域の観光客との消費の差が顕著になりつつあるというのは、日本の景気が悪い証拠なのだろうか? (取材・文=河鐘基)

粗悪建材が原因で児童がシックハウスに集団疾患! 中国で急増する「毒学校」による健康被害

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くだんの投稿写真。玉海中心小学校では、鼻血や湿疹など健康被害が多発
 近年、教育現場での不祥事が絶えない中国だが、子どもたちへの新たなリスクが世間を騒がせている。  浙江省温州瑞安市の玉海中心小学校で突然、多数の生徒が鼻血や発熱、ぜんそくといった症状に見舞われた。その原因はシックハウスにある。校舎は2015年10月に竣工したばかりだという。
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新艾里郷中学校の生徒。この目の充血ぶりは尋常じゃない
「現代金報」(5月21日付)などが伝えたところによると、事件は同月19日、とある人物が中国版Twitter「微博」に投稿したことから発覚。全校生徒の3分の2が体の不調を訴えており、学校側に改善を求めたものの、らちが明かず、世間に助けを求めるために投稿したのだった。この事件はすぐにメディアに取り上げられ、同校は翌20日を休校とした。そして、当面、新校舎建設中に使用していた仮設校舎に戻ることを決定した。  3名の生徒が瑞安市人民医院で検査を受けたところ、尿素窒素や無機リンなど7項目の数値に異常が検出された。原因は、廊下に使用されているゴムにあるという。数名の保護者が確認に赴いたところ、グラウンドにいるだけで刺激臭が鼻をつき、十数分後には、皮膚に異常を感じたという。  こうした学校での健康被害は、全国で多発している。4月には、江蘇省常州市の常州外国語学校において、隣接する化学工場が原因で、生徒493人に皮膚炎や気管支炎などの異常が見つかったとして問題になったばかり。ただ、常州の学校は化学工場という外部要因によるものだったが、実際には、校舎の施工や什器など、校内に原因があるケースも多い。
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霞鏡小学校の教室には、見るからに毒々しい色の机と椅子が
 5月9日には、吉林省大安市の新艾里郷中学校の生徒が、寄宿舎を利用している生徒15名にホルムアルデヒド中毒の疑いがあると微博に投稿した。「新唐人」(5月11日付)によると、その投稿者は、建設されたばかりの寄宿舎、そして机と椅子に、基準値を大幅に上回るホルムアルデヒドが含まれていると主張する。その根拠は、病院での検査にある。  吉林大学白求恩医学部第一臨床医学院によると、多数の生徒たちに目の充血や体内からの出血が確認された。CTスキャンでは肺に影が映っており、血液検査では、多くの項目に数値の異常が見られたという。担当した医師は「ホルムアルデヒド中毒は潜伏期間が長いため、症状が重い場合、白血病や悪性腫瘍などの重大な症状を引き起こす可能性もある」と警鐘を鳴らす。  福建省福州市では、2つの小学校で健康被害が起きている。「央広網」(5月11日付)によると、霞鏡小学校では授業時間中に内装工事が行われていた影響で、83名が健康被害に見舞われた。茶園山中心小学校では、5月の連休時期にグランドに人工芝を敷設してから刺激臭が強まり、湿疹のできる生徒が急増しているという。  これらほとんどのケースで共通しているのは、学校側は、校内環境の検査に問題がなかったと主張している点だ。これに対し、あるネット民が「(当局の担当者に)賄賂を渡せば検査は合格で、渡さなければ不合格。公然の秘密だ」と核心を突いた発言をしている。学校にとっては進学率だけが重要で、生徒の健康は二の次ということか。中国の不健全な教育は、根が深い。 (文=中山介石)

環境汚染、食品不正、言論弾圧……“中国化”した香港の10年後はこうなる? 風刺映画『十年』が大ヒットのワケ

YouTube『Film Ten Years』より
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  先日、『十年』という香港アカデミー賞最優秀作品に輝いた映画を鑑賞する機会をいただきました。この映画は、「中国共産党の影響が強まった2025年の香港」をテーマにした5人の監督によるオムニバス作品で、昨年12月17日に封切られた当初は単館上映だったのですが、口コミで評判が瞬く間に広がり、香港内では『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』を超える大ヒットを記録しました。 『十年』の作中では、環境汚染、食品不正、言論弾圧など、香港が中共政府による影響を受けているさまが描かれており、高齢女性が香港政府に抗議するために灯油を飲んで、焼身自殺するなど、中国のチベット支配に対するメタファーも盛り込まれているため、僕は鑑賞時に強い衝撃を受けました。  この作品で描かれた5つのエピソードの中で特に印象に残ったのは、第1話と第5話でした。まず第1話は、2人の香港マフィアの構成員を主人公としたもので、フィルム・ノワール(1940~50年代に製作されたアメリカのギャング映画)を意識してか、モノクロ作品となっています。物語のあらすじは、中共政府と癒着した架空の政党「金民党」が、中共政府が推進する「国家安全法」を制定するためにマフィアを利用するというものです。金民党という政党名は、中国の拝金体質を揶揄しているのでしょう。  物語のクライマックス、金民党の議員が演説を行う最中、2人の構成員が乱入し、議員に向けて発砲するのですが、自作自演で、結果的に金民党の支持率は上昇し、国家安全法制が制定されます。この事件は「外国勢力の仕業」だと見せかけられるのですが、これは現実の香港の反中デモ「雨傘革命」に対する中共政府の見解と同じものです。物語では、主人公のひとりが東南アジア系の青年と設定されていました。  第5話は、鶏卵の卸売業を営む男の物語です。作中の香港では中国産の卵を販売することが義務付けられているのですが、男は不衛生で品質が悪い卵を売ることを嫌い、香港産の卵のみを売り続けます。しかし、政府の圧力により香港の養鶏業は次第に追い詰められ、次々と台湾に移転しているというのが物語の設定です。  男の息子は「少年軍」という政府組織に所属しており、彼が父親の行為を摘発するか否かが物語の主題となっているのですが、この組織は文化大革命時の「紅衛兵」(中共政府により思想統制された市民の総称)がモデルとなっています。物語中、少年軍に所属する子どもたちは毎日放課後に洗脳教育を受けており、街中をパトロールして政府に対する違法行為を摘発します。これは文革時の中共政府による思想統制を、ほぼそのまま再現したものです。さらに、少年軍の任務は彼らの保護者にも口外しないという作中設定があるのですが、これは中共政府に反発したと見なした人物は、たとえ親兄弟でも容赦なく粛清した紅衛兵たちの思想を風刺したものです。  物語中、少年軍メンバーたちは毎日書店に立ち寄り、あらゆる出版物を検閲します。そして少しでも反政府的な箇所があると判断されたものは、ただちに彼らが通学する学校に報告されます。書店には漫画『進撃の巨人』のポスターが貼ってあるのですが、これは物語中の香港では、「巨人(中共政府)に抵抗する人間(香港人)」という意味で、同作品が検閲の対象になっているということを隠喩しているのかもしれません。物語の最後、男の息子が「バカじゃないの? 『ドラえもん』まで規制するなんて」と皮肉めいたセリフを吐きます。これは「すべての創作物が監視、規制された世界」を表現しているのでしょう。 『十年』で描かれた香港は地獄のような悲惨な世界ですが、映画内の描写のほとんどが、中国国内では現在進行形で行われていることばかりです。今後の中共政府の影響を不安視する香港人は多く、その点が、この映画の大ヒットにつながったのです。  現行の体制が中国本土で続く限り、映画の世界が現実化することは十分にあり得ます。『十年』の第1話では、香港の議会政治がまだ継続している設定でしたが、近い将来、中共政府が香港の政治体制を廃止し、「香港自治区地方政府」として完全に支配下に置く可能性すらあるでしょう。つまり、現実の未来は、映画よりひどいものになるかもしれません。「アジアの中心」ともいわれる香港を「中国化」させないためにも、僕は一刻も早い中共政府の退陣を望みます。 
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun> 

辛坊治郎『直撃!コロシアム!! ズバッと!TV』の“中国人ヘイト”企画に在日中国人が激怒! BPOに審議要求へ

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抗議の声を上げた女性が自身の微博ページに掲載した、番組のキャプチャ画像
 5月24日、特定の民族や人種に対するヘイトスピーチの解消に向けた対策法が、衆院本会議で可決・成立したが、その前夜に放送された番組の内容に「ヘイトだ」との批判が集まり、ネット上でBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会に審議を要請するための活動が行われている。  その番組とは、TBS系列で放送された『直撃!コロシアム!! ズバッと!TV』だ。  番組公式サイトによると、MCの辛坊治郎と山里亮太が「あるひとつのくくりを持つ人(50人程度)」を迎えて「直接対峙することで、様々な問題を抱える現代ニッポンの実態を直撃!」する「アカデミック・バラエティ」なのだという。 「伊勢志摩サミット直前2時間SP」と銘打った5月23日の放送回では、日本在住の中国人50人がスタジオに集結。前半は「日本人が知らない中国人の本音を直撃」(番組公式サイト)するという内容であった。  番組の流れとしては、中国人との隣人トラブルや中国人観光客のマナー問題、中国国内の食品や環境問題などを取り上げた再現VTRを放送、それらに対し、スタジオの中国人が発言するという形式である。  VTRの一例を紹介すると、中国人が集団でマンションの通路にてBBQをしていたり、駐輪場に停めてある他人の自転車を勝手に使ったり、スーパーで支払いをする前の商品を食べたり、といったような内容だ。  一方、スタジオの中国人らは、それぞれ「公共のもの(スペース)は自分のものと考える」「発想の柔軟性と臨機応変さ」「小さいことを気にするとストレスがたまる」などと、同胞の非常識な行為を正当化するようなコメントを行った。  これに対し、「(日本に来て)これまで見た中で、最も劣悪で容認しがたい番組」だとして抗議の声を上げたのは、日本在住14年という中国人女性だ。  女性は番組終了直後に、TBSへの抗議とBPOに審議を要請するための集団行動を、中国版Twitter「微博」に中国語で呼びかけた。  女性は、「番組に出演していた各方面の50人の中国人は、みんな在日歴が長く、見ている人に日本で生活をしている中国人の考えを代表しているような印象を与えている。しかし(中略)討論の内容は本当にタチの悪いものだった」「(VTRで紹介された非常識な行為について)スタジオの中国人は少数による非常識な行為だということを主張せず、さまざまな言い訳や弁明、さらには(これを批判する日本人に対して)攻撃的な言葉を使っていた」と、番組を批判。  見る者に「中国人のこれらの非常識な行為は彼らの本質によるもので、多くの中国人は問題であるとも認識していない」といった印象を与えてしまうとの危惧をあらわにした。   また、「番組は19時からのゴールデンタイムに放送されていて、子どもも見ることができる。(中略)日本にいる中国人の子どもたちはみんな傷つく。同級生や同級生の親がこの番組を見たら、私たちの子どもがいじめられる」といった懸念も示す。
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日本のTwitter上にも、番組批判が相次いでいる
 さらに、TBSの「ご意見・お問い合せ」ページとBPOの放送人権委員会申し立てページのリンクを掲載し、行動を呼びかけている。  これらの書き込みは、5月26日時点で2万回以上リツイートされ、4,400件以上のコメントと3,000件以上の「いいね」が寄せられている。こうした反応は、日本在住の中国人のみならず、日本人、さらに中国大陸からのものも含まれている。  一方、同番組に出演していたジャーナリスト・周来友氏の元にも、抗議の声が寄せられたという。 「番組を見た中国人から、Twitter経由で『売国奴』っていうメッセージが来ました。番組に出ていたほかの中国人も批判に晒されていて、困っています。収録ではみんないろいろなことを発言し、VTRについて『こんなの、ごく一部の人間だけだよ』とも主張した。しかし、オンエアーを見てみると、マナー違反を正当化しているような部分だけ使われていた。バラエティ番組なので、しょうがないのでしょうが。ただ、日本のバラエティを知らない中国人が見たら、腹が立つ内容だったかもしれない。今後は、テレビ各局とも気をつけるべきだと思う」  ちなみに辛坊氏にとって、全国放送ゴールデンでの初MCとなる同番組は、4月に鳴り物入りでスタートしたばかりだが、視聴率が低迷していることから、早期打ち切りもささやかれている(参照記事)。そんな中、起死回生を図るべく、ヘイト的な内容に走ってしまったようだ。いずれにせよ、他人を傷つける内容で視聴率を稼ごうとする魂胆のままでは、同番組は長くは続かないだろう。

給食のおじさんも守衛も、みんなロリコン! 中国の幼稚園で相次ぐ「性的虐待」

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 幼稚園職員による園児への虐待事件が相次いでいる中国だが、陝西省西安市の幼稚園に通う3歳女児が、園内で性犯罪被害に遭うという事件が発生した。 「お尻がズキズキする……」  ある日、そんな女児の訴えを聞いた家族は、彼女の下半身を見て愕然とした。至るところに、裂けたような傷や赤い腫れがあったのだ。一体何があったか女児に尋ねたところ、彼女はこう話したという。 「幼稚園にいたおじさんが、手と足で私の下半身を動かしたり、お尻とお尻をぶつけ合ったり、痛く叩いたりした」  その後、地元の病院で診察を受けた女児は、外陰部にも損傷を受けていたことがわかった。女児の家族は警察に性犯罪被害として通報。女児の証言により、幼稚園で給食の調理師として働いていた20代の男が逮捕された。男は、この女児のほかにも、複数の園児に対し、性的虐待を加えていたことが明らかとなった。  この事件が起きたのは昨年8月のことで、当時はいち地方ニュースとして報じられるにとどまっていた。ところが今月22日、中国版Twitter「微博」であるユーザーが取り上げ、それを女優のチャン・ツィイーがリツイートして「犯人を去勢しろ」と発言したことで、再び反響が広がった。  また17日には、遼寧省瀋陽市で、市内の幼稚園に通う3歳半の女児の処女膜が断裂する事件が起きている。 「遼沈晩報」によると、3娘が下半身の異常を訴えたことから、母親が病院に連れて行ったところ、処女膜断裂、尿道口周囲充血、外陰炎との診断が下された。  母親が女児に心当たりを訪ねたところ、同じクラスの男児に尻を叩かれたと話したという。ただ、尻を叩かれたくらいで処女膜が断裂することは、通常はない。そこで女児の両親は、警察に性犯罪として被害届を提出。さらに幼稚園内の監視カメラの映像を取り寄せたが、そこには女児の被害と関係するようなものは映っていなかったという。  両親は、男児に尻を叩く以上の何かをされたか、もしくは担任の女教師による性的虐待が行われた可能性を疑っており、幼稚園側に原因究明を要求している。  さらに21日には、江蘇省常州市の幼稚園で、7歳の女子園児に性的虐待を働き、下半身を負傷させたとして、守衛が逮捕されている。  一人っ子政策から二人っ子政策に移行した中国だが、安心して子育てができる環境は整っていないようだ。

まさに大改造……中国・田舎娘が劇的ビフォーアフター! 奇跡の小顔メイク術に「韓国で整形する必要がなくなる!」

メイクによって不細工少女が美少女に変身していく(YouTubeより)
 一昔前の中国では、女性が外出する際にもスッピンが当たり前で、メイクをしているのは夜の世界で働く女性くらいであった。しかし最近では、中国人観光客らによる日本での化粧品の爆買いぶりを見てもわかる通り、メイクの習慣が浸透。農村部の少女たちでさえ、おめかしに余念がない。  そんな中、「小顔メイク」によって大変身を遂げる若い女性の動画に、中国のネット民たちも「真的假的!?(マジ!?)」と度肝を抜かれた。
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ビフォー
 先日、20歳の女性が、中国版Twitter「微博」に「萌大雨YUYU」の名前で自身のメイク術を写真と動画でアップした。メイク前のビフォー写真を見ると、彼女は丸顔で腫れぼったいマブタ、やや団子っ鼻に赤い頬という、田舎っぽい雰囲気である。ところが、メイク後のアフター写真では、色白なうりざね顔で、目元ぱっちりの美少女になっている。もはや別人だ。
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アフター。とても同一人物には見えない
 実際は本当に別人か、はたまた画像編集ソフトなどを使ったよくある加工写真かと思いきや、動画に収められたメイクの過程を見ていくと、あの丸顔が、みるみるうちに美少女に変身していくのである。  これには、ネット民たちもビックリ。 「これはもう、映画の特殊メイクのレベルだ」 「“世の中に醜い女はいない。怠け者の女がいるだけだ”というのは本当だったんだな」 「もう何を信じていいのかわからなくなった……」 「ヤベッ、素顔を見てなかったら求婚してたかも」 という男性陣たちの声以上に多かったのが、女性たちからの驚嘆の声。 「あなたを神と呼ぶしかない!」 「絶対にこのワザをマスターする」 「これでもう韓国に行って整形する必要がなくなる!」  彼女の微博にはすでに4万7,000人以上のフォロワーがついており、メイク術のビデオは1万回以上リツイートされていることからも、その人気ぶりがうかがえる。  それにしても、この化けっぷり。やはり“女は化け物”である。 (文=佐久間賢三)

9歳男児が20歳女性を強姦! スマホ向けアダルト動画に触発される中国の未成年たち

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地元記者が実際に会員制QQグループに登録するとエロ動画が大量にアップロードされていた(出典:生活報)
 米メディア「Mashable」によると、中国のスマートフォン普及率は58%に達し、日本の39%を大きく上回っているという。低価格な国産モデルの登場により、低所得層や若年層にもスマホ保有が広がったことが一因とみられる。  一方で中国では、スマホ普及による弊害も出てきている。 「広西新聞網」(5月15日付)は、スマホで有害コンテンツにアクセスし、悪影響を受ける小学生が増加傾向にあると報じている。
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男子中学生が女子生徒に無理やりキスを迫っている動画。ネット上で拡散されている(出典:東網)
 広西チワン族自治区南寧市に住む母親は、小学4年生の娘が使用しているスマホをチェックしたところ、中国版LINE「QQ」に同級生たちと作成したと思われるグループチャットを発見。そこには大量のアダルト動画がアップされており、衝撃を受けたという。母親は、動画の内容があまりにも生々しく、子どもたちへ悪影響を及ぼすと判断。学校と警察に通報したという。  中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、スマホが中国の未成年に悪影響を与えている現状についてこう話す。 「日本では、未成年ユーザーによる有害サイトへのアクセスをブロックするフィルタリングサービスがありますが、中国では普及していない。さらに、いま流行しているのが、会員制QQグループチャット内でのアダルト動画の共有。月額5元(約90円)で、グループチャット内に毎日大量にアップされるエロ動画が見放題なんです。これなら小中学生のお小遣いの範囲内ですし、ネット上にはその広告が大量に貼られていますよ」
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9歳の男児が女性を強姦しようと襲っている映像が監視カメラに映っていた(出典:九妖笑話)
 今年4月には、陝西省で15歳の男子中学生が、近所に住む8歳の女児を強姦し、逮捕される事件が発生した。逮捕された男子中学生は、ネット上で見たアダルト動画に触発されて犯行に及んだという(環球網)。  また昨年4月にも、アダルト動画を見ていた9歳の男児が動画を模倣し、深夜の路上で20歳の女性を強姦するという、にわかには信じられない事件も起きている(河南衛視)。  さらに、エロコンテンツをスマホで視聴するばかりではなく、撮影する未成年もいる。5月には、中学生とみられる複数の男女が、濃厚なキスをする動画がネット上にアップされ、拡散している。  近年、性教育拡充の必要性が指摘されている中国だが、目まぐるしく進展するITとともに加速する未成年の性の乱れに対処できるか? (文=広瀬賢)