“貧困ニッポン”を嘲笑する記事のはずが……中国人が日本のホームレスに驚嘆のワケ

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日本の貧困化を報じる記事。日本のホームレスの生態に関心が高いようだ
 貧困女子や貧困老人なる言葉が次々と登場し、日本人の貧困化が問題となる中、ついに中国メディアも注目し始めたようだ。ニュースサイト「易網財経」(6月14日付)は「知られざる日本貧困層の生活」と題し、貧困に陥る日本人の姿を写真付きで紹介している。  記事では「失われた20年」で日本人の給料が一向に増えず、貧困層が拡大しているとし、2012年に厚生労働省が発表した相対的貧困率16.1%、子どもの貧困率16.3%という数字を引き合いに出し、「日本には意外な一面がある」と解説している。  また、具体的な貧困層のプロフィールも紹介。2つの仕事を掛け持ちし、17歳の子どもを育てる年収わずか190万円の51歳のシングルマザーや、カプセルホテルで寝泊りしながら職探しをする45歳の男性のストーリーを掲載している。<カプセルホテルは日本経済が隆盛を極めていた頃の象徴で、残業や接待で終電を逃したサラリーマンが利用する場所だったが、いまや住む場所のなくなった者が集う宿と化した>と、皮肉たっぷりの書きようだ。  一方、記事ではホームレスの生活にも焦点を当てているが、路上の荷物を律義にビニールシートで包んだり、ゴミを分別する行動に驚きを隠せなかったようで、「日本ではホームレスもメンツにこだわり、ゴミを分別するマナーを持ち合わせている」と締めくくっている。  中国は今では経済的に日本に追いつき、物価水準や中間層の給与は日本と同等のレベルに達している。この記事に、さぞかし中国人から憐憫の声が上がるかと思いきや、コメント欄やSNSでは違った反応が多く見られた。 「日本人ホームレスの道徳意識を、誰か中国の金持ちに教えてやれ」 「クソみたいな記事だな。日本に、本当の貧困層などいない」 「年収190万円で貧困層だと! ふざけんな」 「ホームレスは靴を置いたまま寝てる。盗まれないなんてすごい」  これについて、上海市在住の日本人ジャーナリストは言う。 「最近中国では、日本を斜陽国家として扱うようなニュースが増えてきていますね。東芝問題やシャープ買収、三菱自動車の不正問題も、それに関連付けた報道が目立ちます。とはいえ、日本の貧困問題は、中国の格差とは比べものにならないほどマシでしょう。この裏には、完全に中国政府による“仕掛け”がありますよ。SNSなんかを見ると、簡単にだまされる中国人は、そう多くないようですが(笑)」  我が国の貧困問題は確かに深刻な問題だが、中国に揶揄される覚えはない!? (取材・文=五月花子)

「花電車」を丸パクリ? 女性のアソコに毛筆を挿れて字を書く「性書道」が中国で大論争!

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孫平氏
 経済的に豊かになった中国では、かつてのバブル時代の日本もそうであったように、芸術作品が投機対象になっている。  ところが最近になって、一人の芸術家による作品が「低俗」「下品」だとして批判を浴びるようになり、6月7日、中国芸術家協会から除名された。  この芸術家は孫平氏。1953年に中国東北部の黒竜江省で生まれ、広州美術学院で学んだのち、数々の美術展に出展して賞を獲るなど、至ってフツーの芸術家の道を歩んできたのだが、2000年代に入ると作風がガラリと変わり、パフォーマンスアートの道へ。その彼がやり始めたアートというのが「性書道」だった。
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パフォーマンスアートなので、性書道は公衆の面前で行う
 この性書道なるもの、女性のアソコに筆の柄をくわえさせ、その筆で半紙の上に字を書いていくというもの。このパフォーマンスにより、孫平氏の名は広く知られるようになったが、アートとしてはさすがにあまりにも下品だったため、「書道をけがし、ひいては中国の文化を冒涜した」ということで、今回の処分となったわけである。  果たしてこれは芸術か? それとも低俗なパフォーマンスか? と中国では話題になっているわけだが、この性書道、名前は違うが、(一部の)日本人にとってはすでにおなじみの“芸”である。
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女性のアソコを使って書いているとはいえ、出来栄えはなかなか本格的なようだ
 若い読者はご存じないかもしれないが、日本ではこれとまったく同じパフォーマンスが、すでに数十年前から行われている。ストリップ劇場の踊り子さんが舞台の上で自らのアソコを使ってさまざまな芸を見せる「花電車」のひとつが、性書道とまったく同じなのだ。  孫平氏も、もしかしたら日本の花電車にヒントを得て、性書道のパフォーマンスを始めたのかもしれない。あるいは、中国に皇帝がいた時代には宮廷内でさまざまな性技が行われていたというから、性書道も中国固有の文化だったのかもしれない。  素人には難解な現代アートの中でも、特にパフォーマンスアートはなかなか理解しづらいところがあるが、いずれにしても、これは芸術というよりも、やはり単に“芸”といったほうがいいのではないだろうか。 (文=佐久間賢三)

【チャイナボカン】今度は誕生日ケーキが爆発! 女児の角膜直撃で失明の危機に……

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今回被害に遭った少女。目の傷が痛々しい(出典:斎魯網)
 携帯電話や家電、野菜など、ありとあらゆるものが爆発している中国で、なんと誕生日ケーキが爆発し、女児が重傷を負うという事件が発生した。 「今日頭條」(6月9日付)によると、山東省浜州市に暮らす白さん一家が、6歳になる女児の誕生日を祝っていたところ、誕生日ケーキのデコレーション部分が突然爆発。女児の眼球に直撃し、角膜に重傷を負ったという。
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爆発したデコレーションと同じ型のもの
 同記事によると、今回爆発したデコレーションは電池式で花の形をしており、花びらにロウソクを立て、花の中央部から音楽が流れる仕組みとなっていた。ケーキ店で誕生日ケーキを購入した際に、付属していたものだという。  地元メディアの取材によると、このデコレーションはこの地域の商店などで広く販売されていることがわかった。爆発事故後、このケーキ店は安全の確認が取れていない危険な商品を販売した責任を認め、女児の治療費全額の支払いを申し出たという。  最悪の誕生日を迎えることになった女児は現在、快方に向かっているようだが、運が悪ければ失明していた可能性も否めない。
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消防による実験でも、炎に包まれた
   地元メディアの記者が同じデコレーションを購入したところ、この商品には中国の「産品質量法」(日本の食品安全基本法に相当)で定められている安全を保証する合格証のマークはおろか、生産元の表示もなかったという。また、メディアと消防がこのデコレーションに電池を入れて安全性の実験をしたところ、ロウソクの火がしばらくするとプラスチックの花びらに引火し、15分ほど燃え続けたという。  実験では爆発こそしなかったものの、燃え方によっては電池部分に延焼し、爆発する可能性は十分高いこともわかっている。地元工商局は今回の爆発事故を受け、合格証のマークがない製品は絶対に購入しないように注意を呼び掛けている。  しかし、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏によれば、「中国では数年前から偽造の合格証も出回っていて、まったく頼りにならない」という。  この国で自らの安全を守るために頼れるものといえば、もはや第六感くらいしかなさそうだ……。 (文=広瀬賢)

うっとうしいけど、憎めない!? 時代に翻弄される中国人の姿を描く“倦中本”『激ヤバ国家 中国の正体!』

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『激ヤバ国家 中国の正体! 』(宝島社)
 いまやお昼の情報番組から週刊誌まで、中国ネタは欠かすことのできないおなじみコンテンツとなっている。  しかし、そこに登場する中国人たちの行動といえば、白昼の路上で突然裸になったり、横転したトラックの積み荷をわれ先にと奪い合ったりと、われわれ日本人からすれば“とっぴ”と言わざるを得ない。彼らは、日本人と顔形が似ているからこそ、われわれの常識にそぐわない行動をすると、余計に奇妙奇天烈に映る部分もあるだろう。  そのせいか、内閣府が2016年3月に発表した「外交に関する世論調査」によると、中国に「親しみを感じない」と答えた日本人は、が83.2%に達し、1978年以降で過去最高となっている。  そんな日本人のステレオタイプな「中国人不信」を少しだけ好転させるかもしれない本が、奥窪優木氏による『激ヤバ国家 中国の正体! 』(宝島社)である。  本書は、「週刊SPA!」(扶桑社)で8年間にわたって連載されていた人気コラム「中華人民毒報」の中の、習近平体制発足前夜から4年間の記事をまとめた一冊だ。中国で巻き起こる3面記事的なドタバタ劇が、現地在住者の視点を交えてつづられている。  ところが、ページをめくるうち、不可解で迷惑千万な中国人の行動が「実は、激動の時代を死に物狂いで生き抜こうとしている結果なのかもしれない」と、同情の念すら湧いてくる。  例えば、コソ泥を捕まえて恥ずかしい写真を撮影し、ネット上に晒すという「私的制裁」が流行する裏には警察の不作為があり、危険を顧みず車道を横切る歩行者が後を絶たない背景には、地下横断歩道の治安の悪さもある。  また、習政権によるさまざまな政策や不透明な経済状況のもと、庶民らが翻弄される姿も見えてくる。反腐敗運動で公務員の袖の下が激減する中、回鍋肉で税務署職員を買収する飲食店経営者や、モーターショーから一掃され、途方に暮れる元コンパニオンたちの末路など……。  そのあたりが、いわゆる嫌中本とは一線を画しているわけだが、著者は本書を「倦中本」と呼んでいる。確かに本書に登場する中国人たちには、うっとうしいけどどこか憎めない、そんな倦怠期の連れ合いに対するような感情が芽生えてくるのである。

またまたドナルド像が強制連行! 中国・“マクドナルド狙い撃ち”の背景に、熾烈なファストフード戦争か!?

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強制連行されるドナルド・マクドナルド氏
 広東省汕頭市にあるマクドナルドの店舗に、“制服を着たチンピラ”とも呼ばれる治安要員「城管」と、黄色いヘルメットをかぶった作業員が突然押しかけた。彼らは店長に対し執行文を読み上げると、店外にあった同チェーンのマスコットキャラクターであるドナルド像やおなじみの黄色いM字の看板やベンチなどを、バーナーで焼き切って撤去。さらに、ショベルカーを使って根こそぎ持ち去ったのだった。  ドナルド像は、同店がオープンした18年前からこの場所に設置されていたが、これまで問題にされたことはなかった。しかし、同市はこのほど、街中の不法占用物件の撤去を行うことを宣言していたという。
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ショベルカーは、必要だったのか……?
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看板の支柱をバーナーで焼き切る作業員
 この一件はネットでも話題となったが、多くのネット民は城管職員のやり方を「常軌を逸している」と批判している。さらに「市内にはほかにも違反物が多いのに、城管は『ドナルド像が道をふさいでいた』として、ドナルド像だけを取り締まっている」と指摘する声もある。  今年4月にも同省広州市のマクドナルドで、店頭に設置されていたドナルド像が、突然城管に撤去されるという事件が発生したばかり(参照記事)。
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マスコットを失った店の前で、うなだれる店員
 この際にも、ネット上で「店の向かいに設置されている国産アニメの人形は、なぜいいのか?」「KFC(ケンタッキーフライドチキン)のカーネルおじさんも逮捕されちゃうね」といった声が上がっており、マクドナルドが狙い撃ちにされたとする見方が広がった。  同省地方紙記者も、こう話す。 「中国のファストフード業界は、熾烈な過当競争を繰り広げられている。KFCに次いで業界2位のマクドナルドは、別チェーンにとっては煙たい存在。ドナルド像の撤去が相次いでいるのは、同業者が城管を抱き込んで攻撃させていると考えて間違いないでしょう。撤去物の運搬には小さなトラック1台で事足りるはずなのに、今回は、現場にショベルカーまで投入しており、パフォーマンス的」  さらに同記者によると、中国のファストフード業界でたびたび持ち上がる食品衛生問題についても「同業者によるチクリ合い」だという。  しかし、泥仕合のような足の引っ張り合いにより、業界全体のイメージが低下するとは思わないのだろうか……。

「欧米メディアの圧力に屈するな!」中国人漫画家が日本の難民政策を支持するワケ

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YouTube「ANNnewsCH」より
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  6月12日、アメリカ・フロリダ州オーランドのナイトクラブ内で男が突如銃を乱射し、死者49名、負傷者53名の大惨事を引き起こしました。射殺された容疑者はイスラム教徒のアフガニスタン系移民であり、以前からIS(イスラム国)を支持するような言動を行っていたそうです。  容疑者の男は黒人、女性、ユダヤ教徒、性的マイノリティーに不快感を示しており、特に男性同士のキスに激怒するなど、イスラム教の聖典「コーラン」で禁止されている同性愛に対しては激しい憎悪を感じていたようです。今回の犯行の現場となったナイトクラブでは同性愛者向けのイベントが開催されていましたが、容疑者の憎悪はイベントの参加者へと向けられたのです。  おそらくこの事件をきっかけに、アメリカではイスラム系移民に対する入国審査が一層厳格なものとなるでしょう。イスラム教徒入国禁止を公約に掲げるドナルド・トランプ大統領候補の支持率が上昇する可能性もあります。一方、日本では外国人に対する特別な入国基準イは特に指定されていません。しかも、ボーイズラブや百合(女性の同性愛)漫画、いわゆる「やおい」とい呼ばれる同人誌など、同性愛をモチーフにした作品がちまたに氾濫しています。以前、僕がコミックマーケットに行く途中、中東系と思わしき外国人たちが「同性愛反対」というプラカードを掲げて、コミケの参加者に対しデモを行っている姿を見たことがあります。彼らが日本の同性愛事情に激怒し、テロ事件を引き起こす可能性がゼロとは断言できません。  現在、日本国内に在住するイスラム系外国人は約5万人(イスラミックセンター・ジャパン調査)とされていますが、難民政策が緩和されれば、今後大幅に増加するかもしれません。6月9日、イギリスBBCの中国版には、日本の難民政策を「不寛容」と見なす記事が掲載されました。記事には難民申請者のうちアメリカやカナダでは約40%、イギリスでは約30%が認定され、入国を許可されたのに対し、日本で認定された例は約0.2%にすぎないというデータが紹介され、しかも日本の難民収容施設は「監獄のごとく」劣悪な環境であると記載されていました。  また、BBCが放送した別の映像では、窓に鉄格子がはめ込まれている刑務所のような施設で暮らす外国人が紹介され、まるで彼らが強制的に「収容」されているかのように紹介されていましたが、この施設は難民申請者が一時的に滞在する場所であり、正式な住居ではありません。映像内で放送された施設の壁に中国の簡体字で刻み込まれた「日本の難民施設は人権侵害だ」の文字が映し出されるなど、意図的な印象操作が行われたことは間違いないでしょう。  記事内では、日本側が難民申請者に対し、人権侵害を行っているかのようなニュアンスで報道されていました。この報道のみならず、ネット上では、主に左派・リベラル的な思想を持つ人々により日本の難民政策の改善を求める意見、同時に現安倍政権を批判する意見が多く書き込まれていました。 ■難民を無自覚に受け入れてはならない  難民たちを保護せよ、という欧米メディアや左派・リベラル層の意見ですが、僕は間違っていると思います。ドイツの例を見ればわかるように、文化、風習がまったく異なる外国人の全面的な受け入れは、犯罪率の増加など、国内にさまざまなトラブルを引き起こします。さらに今回の事件のように、イスラム系難民が過激派の思想に感化され、テロ事件を引き起こす可能性もあります。 「郷に入っては郷に従え」という言葉が日本にあるように、僕はその国のルールを完全に理解しそれを順守しなければ、難民が外国で暮らす資格はないと思います。国家において最優先に尊重すべき対象はあくまで自国民であり、「よそ者」である難民ではありません。  さらに踏み込んだ話をすると、難民申請者は生活に困窮した人物ばかりではありません。以前「難民を助ける会」特別顧問を務めていた評論家・吹浦忠正氏によると、同性愛者を名乗りながら日本国内に妻子を持っていた者、自分の国の与党に付け狙われていると言いながら与党党首の名前を知らない者など、明らかな偽装難民が後を絶たないそうです。現地のブローカーたちが難民志願者に渡航費用の調達や難民申請の方法、不法滞在で逮捕された時の対応などを吹き込んでいるそうです。  BBCの記事に対する中国人の反応はといえば、「日本の難民政策は正しい」「BBCのような左派的メディアの意見を聞く必要はない」と、日本側の姿勢を評価する声がネット上に数多く書き込まれていました。また「人口密度が高く、難民を受け入れる余裕がない」「国連分担金を世界一多く支払っている日本は、難民受け入れとは異なる方法で彼らを支援している」と日本の現状を冷静に語ったり、「欧米各国は、難民を日本に押し付けようとしている」などと欧米の難民政策を批判する意見もありました。  欧米メディアや左派・リベラル層が主張する難民受け入れの緩和は、日本の実情を無視した理想論にすぎません。以前まで、無制限にイスラム系難民を入国させてきた欧州では、現在過激な排斥運動が各地で頻発しています。これは反面教師的な事例といえるでしょう。僕は欧米側の意見に屈せず、日本は現行の難民政策を継続するべきだと思います。 ◆「チャイナめった斬り」過去記事はこちらから
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>  

ちまきコスプレに、女体盛りまで! 中国・端午の節句に“お下劣イベント”続出の怪

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杭州のイベントには、卒業を間近に控えた10組のバカップルが参加した
 6月9日は旧暦の5月5日、つまり端午の節句(端午節)にあたり、中国ではこの日から3連休を迎えた。端午節には、玄関先に菖蒲を飾り付け、ちまきを食べ、家族や親戚で集まり食事をする。紀元前3世紀の楚で始まったとされる伝統的行事だが、それに事寄せたお下品なイベントが開催され、物議を醸している。  「中国青年網」(6月7日付)などが報じたところによると、6日、浙江省杭州市のある遊園地で、卒業を間近の大学生カップルを集めたイベントが開催された。その趣旨は、卒業しても別れないようにという、なんともおせっかいなものだが、問題はその中身だ。
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紹興酒を一気飲み。一気飲み文化の中国だからこそ、許される企画
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ちまき姿で抱き合う画は、実にシュール
 ステージに上がった10組のカップルの格好は、ちまきコスプレで、女性はなぜかビキニ。ところが学生たちは、恥じらう様子もない。2人が仲むつまじくちまき作りに挑戦するまではまだよかったが、ステージ上では、腕を絡ませて紹興酒が入った互いの杯を飲み干したり、横たわった2人がちまきのようにくるまるゲームなどが行われた。そして最後は、なぜかすべてのカップルが寝転がったまま抱き合う……。  ネット上では、「自分を芸能人だとでも思っているのか」「16年も教育を受けた結果がこれか」など、中国の教育に失望する意見が多数寄せられた。
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ビキニ女の肌の上に乗せられたちまき。まるで女体盛りだ
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ゲームへの参加者は現れなかったが、見学していた女性がちまきにかぶりついていた
 一方、河南省鄭州市では、企業が販売促進のためにバカバカしいイベントを開催した。ビキニ姿の女性の体の上に載せられたちまきを、手を使わずに食べきったら100元(約1,600円)がもらえるという、まるで女体盛りのような企画だ。「映像新聞」(6月9日付)などによると、観衆が多かったこともあり、ゲームにチャレンジするつわものは現れなかったようだが、なぜか見学していた女性がちまきにかじりついていた。  これに対してもネット上では、「屈原(楚の政治家で、端午節のきっかけとなったという説もある)への冒涜だ」などといった非難が殺到したが、「イベント失敗の原因は、ちまきの位置がおっぱいから遠すぎたことと、女がブサイクすぎたこと」と的確(?)に批評するネット民もいた。  中国古来の伝統である端午節に、このようなお下品なイベントが相次いだ理由について、広東省地方紙記者はこう話す。 「端午節が法定休日となったのは2008年からのことですが、多くの若者はなんの日なのかを知らない。そんな中、製菓業界がちまきの消費量を増加させるべく、こうしたイベントを企画している」  伝統文化を否定した毛沢東にも責任の一端がありそうだが、端午節のちまきは、中秋節の月餅のようなビッグビジネスとなるか!? (文=中山介石)

全裸写真が担保!? 中国で“JD専門”高利貸しが登場「返せなかったらネット上にバラまくぞ!」

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裸の写真くらいで、どの程度の担保能力があるのかは不明である……
 日本でも大学キャンパスの周辺では「学生ローン」の看板をしばしば見かけるが、中国で女子大生をターゲットとした新手の金融サービスがひそかに流行し、問題となっている。  そのサービスとは、融資の担保として利用者に裸の写真を要求。返済できなかった際に、ネット上にバラまくというものだ。 「南方都市報」(6月13日付)は、このサービスを利用して融資を受けた女子大生の顛末を報じている。それによると、彼女は今年2月、自らが立ち上げたビジネスの創業資金としてネット金融業者から500元(約8,000円)を借入。ところが、追加の借入をたびたび行い、さらに週に30%という高利であったことなどから、借入残高はあっという間に5万5,000元(約90万円)に膨らんだという。  業者は、彼女の借金が1万元(約16万円)以上に達したころから、返済を催促するようになったという。そこで彼女は、借入残高と同額の融資を新たに受け、返済に充てることで、返済期限の先延ばしを行うことにした。  ところが業者はこのとき、担保として彼女の裸の写真を提出するよう求めてきたのだった。仕方なくその要求に従い、裸の写真を自ら携帯電話で撮影して送信した彼女だったが、こうして新たに受けた融資についても、返済が終わらないまま期限がやって来た。すると業者は、「家族とネット上に写真を公開する」と告げてきたという。
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ネット金融業者が担保として受け取った、利用者の裸の写真と動画
 そこで彼女は、警察に通報。現在までに、自らの写真がネット上に流出していることは確認されてないが、不安な日々を過ごしているようだ。また、彼女によると、同級生にも同様の被害に遭っている者が少なくないが、ほとんどは言い出せずにいるという。 「中国ではここ数年、ネット金融が大流行していますが、景気鈍化を背景に、債権回収が厳しくなってきている。そんな中、女性の“恥”を担保にしようというわけなのでしょう。ただ、中には裸を見られることくらい、なんとも思っていない女性もいる。そうした女性たちに、逆にカモにされる可能性もあり、長くは続かないのでは?」(中国事情に詳しいフリーライター・吉井透氏)  近い将来、不良債権化した女性の裸がネット上にあふれることになる!?

北京騒然! 地下鉄車内に「顔面コンドームペタペタ女」大量発生で大パニック!?

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おでこや鼻の上など、顔面にコンドームを貼りつける女性たち
 6月6日午前9時ごろ、まだ通勤客も多い北京市内を走る地下鉄の車内で、奇天烈な行動を始めた女性たちがいた。20代前半と思われる5~6人の女性が横一列に並んでシートに座り、手元から何やら取り出した。そして、ピンク色をしたその物体を指先で広げると、一斉に自分の顔へ貼りつけ始めたのだ。  よく見るとそれは、コンドームのような形をしている。いったい何ごとかと周りの乗客が驚く中、女性たちはお構いなし。スマホで写真や動画を撮られるのも気にすることなく、気持ちよさそうに目をつぶっている。
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肌に貼りつけたら、あとはじっと待つだけ?
 何をしているのかと一人の乗客が彼女たちに聞いたところ、澄ました顔でこう答えたという。 「どこが珍しいの? コンドームパックを見たことないの?」  この映像がネットにアップされると、たちまちネット民たちの話題に。これはコンドームメーカーのPRではないかという話が出回り、低俗なやり方だと非難の声が上がった。 「広告費の節約で、こんなことをするのか?」 「この女たちも、ホントに恥知らずだな。よくコンドームを顔に乗せられるな」 「次は、生理用ナプキンでも顔に貼りつけるのか?」
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コンドームの形のまま貼りつけたのでは、効率が悪いと思うのだが
 ほどなくしてこれはコンドームではなく、実はコンドーム形の顔面パック製品であり、彼女たちの行動は同商品のPRだったことが判明した。  その日の午後になって、この製品を販売しているメーカーが声明を発表。確かにコンドーム形だが、表面に塗られた潤滑剤にはアロエエキスとヒアルロン酸が含まれており、従来の顔面パックとなんら変わらない効果があるのだという。  これがお肌の保湿効果があるのはいいのだが、なぜコンドーム形なのか? それについて、メーカーはなんの説明もしていない。  日本では「精液にはたんぱく質やアミノ酸が含まれていて、肌にいい」などという俗説も流布していたりするが、コンドームを顔に貼りたいと思う人はいないだろう。  顔面パックメーカーのチャレンジ精神は認めるが、この努力は、もう少し違う方向に向けたほうがよさそうだ。 (文=佐久間賢三)

“制服を着たチンピラ”城管が中国各地で凶暴化! 屋台店主をこん棒でメッタ打ちに

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包丁を持った屋台店主と、こん棒を持った城管が対峙している様子(出典:鳳凰網)
 住民と城管による武力衝突が頻発する中国で、城管が屋台店主をこん棒で袋叩きにする動画がネット上に公開され、波紋を広げている(https://www.youtube.com/watch?v=WBg-1CsOSTU)。  城管とは、違法な屋台や露天商を取り締まる役人のこと。彼らは手荒いことでも知られ、屋台を車で轢いて破壊したり、女性露天商を集団で暴行するなど、市民から恐れられている。  動画が撮影されたのは、四川省宜賓市内の路上だ。 「鳳凰網」(6月2日付)によると、事の発端は無許可の屋台を取り締まるため路上に現れた城管が、屋台店主に対し、店の没収を言い渡したことだったという。この店主は商売道具である屋台を守るため、食材用包丁で城管を威嚇したところ、武力衝突へと発展。現場には応援のため、次々と城管局から職員が増派され、目撃者の証言では複数の城管がこん棒でこの店主を激しく殴りつけていたという。
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こん棒で殴られ、倒れた店主
 ネット上にアップされた動画には、城管が振り下ろしたこん棒を体に受け、地面に倒れ込む店主を、複数の城管が取り囲んでさらに袋叩きにする様子が捉えられている。  また、この動画の撮影者は、城官から動画を公開しないよう、脅されたという。
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倒れた後も、複数の城管に殴る蹴るの暴行を加えられた
 行きすぎたリンチのようにも見える今回の事件に、中国版Twitter「微博」にもネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。 「これが、城管局がスローガンに掲げている《文明的な取り締まり》ってやつですか? 完全にストレス発散で殴ってるだろ」 「そんなに血気盛んな城管なら、釣魚島(尖閣諸島)にでも行って日本と戦ってこいよ」 などと、城管に批判的な内容がほとんどであるが、一方では、 「まあ、この屋台のおじさんも包丁で威嚇したんなら、どう対処されても文句は言えないだろ。そもそも無許可屋台は違法だし。俺は城管を支持する」 という声もある。   城管の市民への暴力が激化する理由について、広東省地方紙の社会部記者は話す。 「城管のほとんどは臨時職員で給与も安く、寄せ集めの人間で成り立っている。そのため、暴行事件を起こす職員も多い。今年4月には、雲南省昆明市で露天商の一団と城管10名が路上屋台をめぐりトラブルとなり、近くにいた13歳の男児が巻き込まれ、城管にこん棒で殴られる事件も発生している。また昨年12月には、江西省南昌市で城管のパトロール車が13歳の中学生をひき逃げし、城管が逮捕されている。運転していた城管は飲酒運転をしていたとみられている」  城管には「制服を着たチンピラ」というニックネームもあるが、実に言い得て妙である。 (文=広瀬賢)