チャイナボカン防止のため!? 全寮制の専門学校で、職員が電化製品を公開処刑!

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グラウンドに集められた電化製品
 中国で多発する電化製品の爆発や発火事故から学生を守ろうと、ある学校が大胆な対策に出た。成都市ヒ県の全寮制専門学校で、学生が所有する炊飯器や電気ポット、ドライヤーなどを学校職員が没収。粉々に叩き壊したのだ。 「新浪新聞」(11月7日付)によると、「校内での電化製品の使用禁止」を校則で定めているこの学校では、11月1日、職員らが学生寮を抜き打ちチェック。学生たちがこっそり使用していた電化製品を、大量に没収したという。  翌日、校内のグラウンドには学校側が没収した大量の電化製品が山のように集められたが、学生らが見守る中、学校職員たちがそれらの電化製品に金属棒を振り下ろし、破壊し始めた。
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学生が見守る中、叩き壊される電化製品
 この様子を目撃した学生は、地元のメディアの取材に「私のドライヤーが没収されたかと思ったら、目の前で叩き壊されました。没収だけで済むと思っていたのに、これはやりすぎです」と、憤りを隠せない様子だった。  また、別の学生は「お小遣いをためて買った電気ポットを、なんの断りもなく叩き壊されるなんて納得いきません。もうすぐ冬なのに、ドライヤーも電気ストーブも使えないなんて、一体どうすればいいのか……」と、突然の事態に不満を漏らしている。  学生の反発に対し、学校側は「処分した電化製品は卒業生が残したものがほとんどで、電化製品が原因による火災事故を防ぐため、このような機会を設けた」と説明。さらに、今回の事態がメディアに大きく報じられたためか、副校長は「学生を安全から守るために、このような措置に至った。中国では、検品に合格していない製品が多く市場に出回っている。そのような場合、大ヤケドや火災に至る可能性がある」と、正当性を力説している。  だからといって、見せしめ的に学生の前で叩き壊すことはなかろうに……。しかし、10年ほど前までは、公開処刑が盛んに行われていた国だけに、さもありなん、といったところか。 (文=青山大樹)

チャイナボカン防止のため!? 全寮制の専門学校で、職員が電化製品を公開処刑!

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グラウンドに集められた電化製品
 中国で多発する電化製品の爆発や発火事故から学生を守ろうと、ある学校が大胆な対策に出た。成都市ヒ県の全寮制専門学校で、学生が所有する炊飯器や電気ポット、ドライヤーなどを学校職員が没収。粉々に叩き壊したのだ。 「新浪新聞」(11月7日付)によると、「校内での電化製品の使用禁止」を校則で定めているこの学校では、11月1日、職員らが学生寮を抜き打ちチェック。学生たちがこっそり使用していた電化製品を、大量に没収したという。  翌日、校内のグラウンドには学校側が没収した大量の電化製品が山のように集められたが、学生らが見守る中、学校職員たちがそれらの電化製品に金属棒を振り下ろし、破壊し始めた。
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学生が見守る中、叩き壊される電化製品
 この様子を目撃した学生は、地元のメディアの取材に「私のドライヤーが没収されたかと思ったら、目の前で叩き壊されました。没収だけで済むと思っていたのに、これはやりすぎです」と、憤りを隠せない様子だった。  また、別の学生は「お小遣いをためて買った電気ポットを、なんの断りもなく叩き壊されるなんて納得いきません。もうすぐ冬なのに、ドライヤーも電気ストーブも使えないなんて、一体どうすればいいのか……」と、突然の事態に不満を漏らしている。  学生の反発に対し、学校側は「処分した電化製品は卒業生が残したものがほとんどで、電化製品が原因による火災事故を防ぐため、このような機会を設けた」と説明。さらに、今回の事態がメディアに大きく報じられたためか、副校長は「学生を安全から守るために、このような措置に至った。中国では、検品に合格していない製品が多く市場に出回っている。そのような場合、大ヤケドや火災に至る可能性がある」と、正当性を力説している。  だからといって、見せしめ的に学生の前で叩き壊すことはなかろうに……。しかし、10年ほど前までは、公開処刑が盛んに行われていた国だけに、さもありなん、といったところか。 (文=青山大樹)

中国で生水を飲んだらこうなる!? 人民の体内から500グラムの巨大結石が……

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女性の腎臓をびっしりと埋め尽くす結石 (出典:中新網)
 中国四川省凉山イ族自治州は、少数民族が多く、自然豊かな土地として観光客にも人気の場所だ。そんな中、この土地に住む女性の体内から、巨大化した結石が大量に見つかった。その意外な理由を「中新網」(11月7日付)が報じた。  各各木さん(34)は幼少期より地元の山から引いた水を飲み、地元で採れた野菜を日常的に食べていたという。また。積極的に運動もしており、はたから見るとその生活は健康そのものだった。ところが先日、体の不調を訴え、病院で精密検査を受けたところ、X線写真に目を疑うこととなった。 なんと彼女の腎臓に、大きな影が映っていたのだ。詳しい検査の結果、左右2つの腎臓には超巨大化した結石が、びっしり大量に詰まっていた。  医師によると、腎臓結石は通常、中年男性に多く見られ、若い女性にはめったに見られないのだという。さらに医師はこの巨大な結石の原因について、非常に硬度の高い硬水を飲み続けたことを指摘。山の水には、カルシウムなどの鉱物が豊富に溶け込んでいたのだ。また、凉山地区の強烈な日差しの下で育った野菜にはシュウ酸が多く含まれ、それが体内に蓄積されていたカルシウムと結びつき、結石が巨大化していったことが考えられるという。各各木さんは今後、腎臓結石を取り除くため、計4回の手術を受けることになった。  今回のケースは水と野菜という意外なものが原因だったわけだが、中国ではこのほかにも体内の結石が巨大化した事例が後を絶たない。
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巨大化した膀胱結石。20年にわたり、死をも感じさせる痛みに耐えたというから驚きだ(出典:春城晩報)
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胆のうから摘出された1万1,688個の結石。一つひとつ数えながら摘出したのだろうか?(出典:中新網)
 今月4日、雲南省では、超巨大な膀胱結石の摘出手術が行われた。摘出された結石は。なんと重さ500グラム。大人の握りこぶしほどの大きさだったという。この男性患者は経済的な理由から病院に行くことができず、尿管結石同様、激痛を伴うといわれている膀胱結石の痛みに20年も耐えたのだという。  同省の昆明市ではそれ以前にも、ある女性の胆のうから1万1,688個もの結石が摘出された例もある 。  日本では近年、中国資本による水資源獲得の動きが報じられている。その背景には、安心して飲用できる水源に乏しいという事情があるようだ。 (文=青山大樹)

新婦の下着を剥ぎ取り、新郎に「緊縛放置プレイ」……下ネタ路線を突っ走る中国の結婚式

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ほぼ全裸の新郎が妻を押さえ、仲間たちがブラジャーとパンティーを引き剥がそうとしている(出典:東網)
 中国の結婚式では、“ウエディングゲーム”と呼ばれる、仲間たちからサプライズ的な悪ふざけを受けるというものがある。近年は低俗化しており、先日も男性器を模した食材に新婦がしゃぶりつくというゲームをお伝えしたばかりだが(参照記事)、さらに過激なゲームが話題となっている。  香港のニュースサイト「東網」(11月1日付)によると、河南省で催された結婚式の様子を捉えた動画がネット上で拡散されている。
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下着姿で木に縛れれる新郎の男性。もはや、中国の私刑と言われても区別がつかない(出典:捜狐新聞)
 動画では、ベッドの上でほぼ下着姿の新婚夫婦が、仲間たちから下着を無理やり脱がされようとしている。特に、新婦のパンティーとブラジャーを脱がそうと、みんな必死だ。新郎と見られる男性も、楽しそうに妻の下着を脱がそうとしている。新婦は必死で大声を出して抵抗するが、複数の男を前になすすべもなく、下着を剥ぎ取られてしまった。  この件について、イギリスの老舗タブロイド紙、デイリー・メールなども大きく報じ、「まるでストリップのようだ」と批判。中国人ネットユーザーの多くも、「海外にまで中国人のバカな動画が流出してしまった」「同じ中国人と思われるのが恥ずかしい。また中国人の評判が下がった」などと、コメントを残している。  これまでにも、低俗すぎてネットユーザーから批判が相次ぎ、炎上したウエディングゲームは少なくない。ここ最近では、新郎がほぼ全裸姿で街中を練り歩くという「全裸の大名行列」や、下着姿やドレス姿の新郎新婦を路上の木に縛りつける「緊縛放置プレイ」などが流行しており、中国国内の動画サイトを検索すると、これ以外にも多くの関連動画が見つかる。中国では一体なぜ、このような悪習が慣例化してしまったのだろうか?  中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、次のように話す。
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新郎新婦で木に縛られている。「一生離れない」ということを表現しているのだろうか?
「もともとウエディングゲームは、新婚夫婦が早く子どもを授かるように、子どもが好きなピーナッツやキャンディーなどを友人たちが新郎新婦のベッドルームに隠し、それを2人が見つけるといった程度のものだった。それが近年、エスカレートし、性行為を連想させる内容になってきました。特に娯楽の少ない農村部などでは、どんどん過激なものになっていっているんです」  中国の農村といえば、葬式でのストリップショーが流行。お上からの通達で禁止される事態となったことも記憶に新しい。ウエディングゲームもほどほどにしておかないと、お上の逆鱗に触れるのも時間の問題か? (文=青山大樹)

「AB型なら報酬アップ!?」卵子売買の仲介業者に、中国メディアが潜入取材!

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中国北京市内の路上には、卵子提供を呼び掛ける業者の広告が、そこら中に貼られている
 一人っ子政策が廃止された中国では、2人目妊活ブームがにわかに巻き起こっているが、一方では、不妊に悩むカップルも増えている。  そこで興隆しつつあるのが、卵子売買ビジネスだ。   本サイトでも先日、卵子提供者となった17歳の少女が、20個以上の卵子を採取されたことで卵巣に炎症を起こし、重体となった事件を伝えたばかりだ(参照記事)。  そんな中、卵子売買を仲介する仲介業者に、「青年網」(11月2日付)が接触。卵子取引の実態を報じた。  取材を行った女性記者は「大学を卒業したばかりのOL、卵子提供を希望している」という設定で、卵子売買の仲介業者にコンタクト。すると、業者から詳しい説明がメールで寄せられたという。メールには《処女・ピル服用者・喫煙者・アルコール摂取が多い者・生活リズムが不規則などの場合、卵子提供は受け付けられない》という内容のほかに、学歴について詳しく尋ねる項目も多く見受けられた。業者によると、卵子を求める依頼者の多くは、提供者の見た目よりも学歴を重視するのだという。  数回にわたるメールでのやりとりの後、仲介業者は、卵子提供を求める40代の女性依頼者との面談を記者に提案してきた。業者に持ちかけられた卵子提供の報酬は、日本円でなんと約94万円。記者が高学歴であることと、血液型が希少なAB型ということが理由らしい。  その3日後、記者は北京市内のホテルで、その依頼者と面会することになった。
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北京市内のホテルで仲介業者、依頼者と会う記者
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依頼者と仲介業者に付き添われ、病院で健康診断を受ける記者
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健康診断の結果について、話し合いをしている様子
 依頼者は、IT業界で働くキャリアウーマンで、7歳になる女児の母親だという。一人っ子政策廃止後、もう一人子どもが欲しいという思いから病院で診断を受けたところ、すでに排卵が止まっており、自然妊娠が困難であることが判明。そこで、提供者と直接会い、優秀で健康な卵子をすぐに手に入れることができるこの業者に、仲介を依頼したとのことだった。  依頼者は記者の履歴書や資料に目を通すと、健康状態をチェックするため、彼女をホテル近くの病院に連れて行き、健康診断を受けさせた。そして問題がないことがわかると、いよいよ契約について話は進んでいったのだった。  依頼者は記者に対し「卵子提供が終わった後、生まれてくる子どもとは一切関りを持たないこと」を厳しく求めたという。  もちろん、今回の潜入調査では契約に至ることはなかったのだが、通常は契約が決まれば、すぐに業者の手配した病院に数日入院し、排卵誘発剤を使用し、卵子の採取が行われる。   ちなみに卵子の売買は、「人類補助生殖技術管理法」で禁止されている違法行為だが、この国に金で買えないものなどないのである。 (文=青山大樹)

「AB型なら報酬アップ!?」2人目解禁で需要高まる卵子売買の仲介業者に、中国メディアが潜入取材!

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中国北京市内の路上には、卵子提供を呼び掛ける業者の広告が、そこら中に貼られている
 一人っ子政策が廃止された中国では、2人目妊活ブームがにわかに巻き起こっているが、一方では、不妊に悩むカップルも増えている。  そこで興隆しつつあるのが、卵子売買ビジネスだ。   本サイトでも先日、卵子提供者となった17歳の少女が、20個以上の卵子を採取されたことで卵巣に炎症を起こし、重体となった事件を伝えたばかりだ(参照記事)。  そんな中、卵子売買を仲介する仲介業者に、「青年網」(11月2日付)が接触。卵子取引の実態を報じた。  取材を行った女性記者は「大学を卒業したばかりのOL、卵子提供を希望している」という設定で、卵子売買の仲介業者にコンタクト。すると、業者から詳しい説明がメールで寄せられたという。メールには《処女・ピル服用者・喫煙者・アルコール摂取が多い者・生活リズムが不規則などの場合、卵子提供は受け付けられない》という内容のほかに、学歴について詳しく尋ねる項目も多く見受けられた。業者によると、卵子を求める依頼者の多くは、提供者の見た目よりも学歴を重視するのだという。  数回にわたるメールでのやりとりの後、仲介業者は、卵子提供を求める40代の女性依頼者との面談を記者に提案してきた。業者に持ちかけられた卵子提供の報酬は、日本円でなんと約94万円。記者が高学歴であることと、血液型が希少なAB型ということが理由らしい。  その3日後、記者は北京市内のホテルで、その依頼者と面会することになった。
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北京市内のホテルで仲介業者、依頼者と会う記者
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依頼者と仲介業者に付き添われ、病院で健康診断を受ける記者
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健康診断の結果について、話し合いをしている様子
 依頼者は、IT業界で働くキャリアウーマンで、7歳になる女児の母親だという。一人っ子政策廃止後、もう一人子どもが欲しいという思いから病院で診断を受けたところ、すでに排卵が止まっており、自然妊娠が困難であることが判明。そこで、提供者と直接会い、優秀で健康な卵子をすぐに手に入れることができるこの業者に、仲介を依頼したとのことだった。  依頼者は記者の履歴書や資料に目を通すと、健康状態をチェックするため、彼女をホテル近くの病院に連れて行き、健康診断を受けさせた。そして問題がないことがわかると、いよいよ契約について話は進んでいったのだった。  依頼者は記者に対し「卵子提供が終わった後、生まれてくる子どもとは一切関りを持たないこと」を厳しく求めたという。  もちろん、今回の潜入調査では契約に至ることはなかったのだが、通常は契約が決まれば、すぐに業者の手配した病院に数日入院し、排卵誘発剤を使用し、卵子の採取が行われる。   ちなみに卵子の売買は、「人類補助生殖技術管理法」で禁止されている違法行為だが、この国に金で買えないものなどないのである。 (文=青山大樹)

ミルクぶっかけ&ラブドールに手マン! 政府“公認”「セックス博覧会」で人民が大はしゃぎ!

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女性モデルから口移しされたミルクを、参加者の男性が胸元にかける
 11月4日~6日の3日間、中国・広州で「第18回性文化博覧会」が開催された。性教育の普及と新たな性文化を紹介することを目的としたこの博覧会は、いわば公の“セックス博覧会”。年に一度の“性のお祭り”とあって、多くの観衆でにぎわったようだ。  風紀に対する政府の締め付けにより、AVどころか街中ではエロ本さえ売られていない中国。ネットでもアダルトサイトは、現在、軒並みアクセス不能で、VPN(仮想プライベートネットワーク)などを使えばなんとか見られる状況となっている。  そんな性に対する抑圧の強い中国だが、ガス抜きの意味もあるのか、政府公認で開催できるセックス博覧会は、各地で盛んに行われている。
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会場の準備の模様。人形であっても、股間にはモザイクが
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ラブドールのオッパイを揉んでいる写真は、すぐさまSNS上にアップ?
「会場も、普段は産業展示会やエキスポなどが行われる普通の場所です。そこに若い女の子のグループや男女カップルが連れ立って来て、展示されている大人のおもちゃや春画を、ワイワイ言いながら楽しそうに見ています。初老の男性も、テーブルに並べられたセックス指南のビデオを手に取って、説明書きに見入っていたり……。老若男女とも、セックスに対する探究心を隠すことはない。さすが、人口が13億人超にまで膨れ上がっただけあります。会場で、同じオフィスの中国人女性社員とばったり出会ったのですが、気まずいどころか、彼女のほうから『あ、来てたんですね~』なんて声をかけてきました」(会場を訪れた広州在住の日本人ビジネスマン)
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中年女性たちも、巨乳のラブドールを前に大喜び
 実際、来場した人民たちは大はしゃぎ。下着姿のモデルたちに遠慮なく微妙な角度からカメラのレンズを向け、展示されているラブドールのオッパイを揉んだり、股間に手を入れたりしている。また特設ブースの壇上では、ビキニ姿のモデル相手に参加者がミルクをかけ合ったりと、下品極まるパフォーマンスが次々に展開されている。  中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏も、人民たちのセックスに対する興味の度合いには感心しているという。 「普段は社会的に抑圧されている部分もあるだけに、政治的・社会的な問題とはあまり関係のないセックス博覧会で、思わずはじけてしまうのでしょう。これだけセックスライフに対する関心が強いのだから、もし一人っ子政策がなかったら、中国の人口は今ごろどうなっていたことかと思ってしまいます」  1979年以来、36年にわたって実施してきた一人っ子政策を昨年廃止し、中国政府は夫婦に対して2人目の子どもをつくることを奨励しているが、高騰する子どもの教育費などの理由で、思うように進んでいない。果たしてこのセックス博覧会が、出産数増加の起爆剤となるか? (文=佐久間賢三)

「日本は中国の三級都市より遅れている!?」中国人観光客が、日本の“アレ”に不満タラタラ……

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スーパーのレジに設置された、支付宝支払い専用のレーン
「東京1日目。両替したばかりの1万円札を握りしめ、空港から憧れの有名ラーメン店へ駆け込んだ私。そこでは自動販売機で食券を買う必要があったが、1万円札が使えない。(中略)店員に助けを求めると、店の奥で頑丈そうな金庫を開けて両替をしてくれたが、これが果たして世界一の技術先進国なのか? 泉州市(福建省の三級都市)でも、もっとスムースだ」  これは、中国の旅行情報サイトの掲示板に残された、先月日本を初めて訪れた女性による書き込みである。  彼女が日本の現金主義に対して漏らしたこの率直な感想は、恐らく日本を訪れる多くの中国人が感じるものであろう。  中国ではすでに、日本とは比べ物にならないほど、キャッシュレス化が進んでいるからだ。  中国の昨年の電子マネーの取引額は、日本円で約150兆円に達した。一方、日本では5兆円程度とされているので、その規模は約30倍である。  シェアを見ると、取引額の約7割をアリババグループの支付宝(Alipay)が占め、スマホチャットアプリの付加機能である微信支付(WeChat Payment)が約2割となっている。両サービスともQRコード決済を採用しており、特別な機器が必要ないことから爆発的に加盟店が増えた。
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広東省広州市のレストランで会計を頼むと渡されたレシート。QRコードを利用し、支付宝もしくは微信支付で支払いが可能だ
 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏も、電子マネーの浸透ぶりについてこう話す。 「中国の小規模商店の中には、支付宝か微信支付のみ支払いが可能で、現金は使えないという店が増えている。飲食店では、電子マネーは人件費削減になるほか、現金の管理コストや防犯上のリスク軽減にもつながる。食堂の出前や屋台などでも使われていて、露天の果物屋でりんご1個買うのに『QRコードでピッ』というのも、当たり前の光景となりつつある」  日本に上陸したばかりのApple Payも、中国市場では今年2月に、すでにサービスを開始している。中国人の財布ともいわれ、日本でも彼らの爆買い現場ではおなじみとなっている「銀聯」と提携し、鳴り物入りのスタートだった。  しかし、支付宝と微信支付の二大巨頭に切り込むことはできず、残された1割ほどのシェアを雑多なサービスが奪い合う「その他」の中から抜け出せていない。それよりも、支付宝や微信支付が中国から飛び出し、世界の電子マネー市場をのみ込む日のほうが近いのかもしれない。

陰部にシラミ、重度裂傷も……親戚の元に預けられた6歳女児が、叔父からから1年以上にわたり陵辱

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父親に抱かれた歓歓。これほど幼い、しかも親族の女児に暴行を働くとは、鬼畜というほかない
 中国の農村では、都会へ出稼ぎに出た農民工の両親と離れて暮らす「留守児童」が6,000万人に達している。そんな中、留守児童が性的虐待やレイプの被害に遭うケースが頻発していることは過去にもお伝えした(参照記事)が、「またか」という事件が起きた。 「澎湃」(11月1日付)によると、四川省達州市で暮らしていた6歳女児の歓歓(ファンファン)は、生まれて数カ月のうちに近所に住む伯母(父親の姉)夫婦の元に預けられ、広東省広州市に出稼ぎに出ていた両親とは離ればなれであった。そんな生活が6年ほど続いた頃、両親は歓歓を広州市に呼び寄せ、3人で暮らすことを決めたのだった。
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歓歓の両親。伯母夫婦に娘を預けたことを後悔する日々だという
 待望の親子3人の新生活が始まったが、歓歓は食が細く、いつも手で下腹のあたりを押さえていた。  何事かと心配していた両親に、歓歓はある日「下半身がかゆい」と打ち明けた。そこで、母親が彼女の陰部を調べてみたところ、なんとシラミがわいていたという。
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歓歓の診断書。「児童性侵犯」の文字が見える
 驚いた両親が彼女を病院へ連れて行くと、性器や肛門に重度の裂傷があり、感染症を起こして腫れ上がっていることが判明。そして医師は、衝撃の一言を両親に告げたのだった。「娘さんはレイプされた可能性がある」  その後、歓歓から犯人を聞き出した両親は、さらに驚愕する。 「伯父さんも伯母さんも『しゃべるな』って言ってた。『しゃべったら、殴り殺す』って……」  つまり、彼女を陵辱したのは伯父であり、伯母もそれを黙認していたというわけだ。さらに、歓歓の証言から、彼女が1年以上にわたり、継続的に暴行を受けていたことも判明した。両親が歓歓を呼び寄せることがなければ、彼女の地獄はさらに続いていたことだろう。  その後、伯母夫婦は地元検察に起訴されたものの、歓歓が心身に負った深い傷が癒えるまでには、相当な時間がかかることだろう

『イップ・マン』“宇宙最強の男”と兄弟弟子の日本人男性が快挙! 外国人初の中国伝統武術継承者に

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正式弟子任命の儀式に臨み、師匠に向かってひざまずく浪岡さん
 広東省広州市で、同地に伝わる武術流派を学んだ日本人男性が、同派では外国人として初めての伝人(正式弟子)に認定され、拝師(はいし)と呼ばれる儀式に臨んだ。    浪岡大輔さんは北海道出身の35歳で、幼い頃から香港映画の影響で中国武術に興味を持ち、武術を学ぶために大学で中国語を専攻。卒業後、北京への留学を経て広州市を訪れ、働きながら武術を学んでいた。  同市は中国南部の都市だが、彼が学ぶ流派は日本人にもなじみのある太極拳など、中国北方の武術だ。八卦掌、武当拳といった拳術各派と武器術を伝える総合武術で、傅(ふ)姓の武術家が伝えたことから、武当傅家拳(ぶとうふかけん)と呼ばれている。
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武当傅家拳三代目当主・振嵩氏の、手取り足取りの指導を受けてきた
 師は五虎下江南(北方武術を最初に南に伝えた5人の武術家)のひとり、傅振嵩(ふ・しんすう)直系の孫で、三代目に当たる文龍(ぶんりゅう)氏。香港のアクションスターで、映画『イップ・マン 葉問』に主演したドニー・イェンの母親である麥寶嬋(マク・ボウシム)女史は、文龍氏の父、永輝に学んでおり、文龍氏と麥女史は兄妹弟子、ドニー・イェンは浪岡さんの遠い兄弟子という関係だ。07年から11年までの4年間は、日々、文龍氏からマンツーマンに近い環境で教えを受けていたという。
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外国人が中国武術の名跡を継ぐという異例の出来事を、地元紙も報じた
   武当傅家拳は広東省、香港などで伝えられたことから、華人の移民で海外に広がり、現在では中国国内よりも、アメリカ、ドイツ、イタリア、オーストラリアなどに入門者が多い。浪岡さんも、将来はアジア圏を離れ、文化としての武術を広く海外に伝えたいという夢を持っている。   「中国武術の歴史は長い。中国語が現地の人と同じレベルで話せること、また文化的・身体的習慣を学ばなければ、本当の意味では理解できない。武術や普段の生活を通して、文龍先生という人自身を学びました」(浪岡さん)。  12年には、当時日本語教師として勤めていた語学学校で同僚だった中国人女性と結婚し、一時帰国。2人の子どもを授かり、実家のある北海道や台湾で生活していたが、今年4月に再び広州へ戻ってきた。足掛け9年、広州を離れていても休まずに練習を重ねていたことが認められ、今回、ほかの兄弟弟子と共に、初代より数えて4代目の伝人となった。 「今後も修行と研究を続け、将来は海外に向けて広め、子どもの世代、孫の世代へとつないでいきたいです」と、夢を語る浪岡さん。  外交の世界では冷え込む日中関係だが、文化面での日中交流は、今なお着実に続いているようだ。