「金持ちと結婚できる」とだまされ……中国で売春を強要されるラオスの少女たち

「金持ちと結婚できる」とだまされ……中国で売春を強要されるラオスの女子高生たちの画像1
中国との国境付近、貿易市場にいるラオス美女について伝える記事も。ラオスには、素朴で忍耐強い女性が多いという
 中国人がラオスの少女たちを「金持ちと結婚できる」とだまして自国に連れ去り、無理やり売春に従事させるケースが急増していると、米短波ラジオ放送局「ラジオ・フリー・アジア」のラオス支局が2月13日に伝えた。  それによると、この問題は中国と国境を接している北部だけではなく、ラオス全土で起こっているという。特に農村部では“中国人は金持ち”というイメージが強く、それに乗じた人身売買業者が農村部へ行き、貧しい家庭の少女たちに近づいて勧誘するのだという。  その話を聞いた女子高生たちの多くが、中国人と結婚することで豊かな生活ができると信じ、高校を中退して中国へ渡っていってしまった。ところが実際には、現地で業者に売り払われ、その後は強制的に売春をさせられるハメになっていた。身を売ることを拒否した少女は監禁され、暴力を振るわれるという。  国による調査は行われていないため、これまでどれくらいの数の少女が被害に遭ったかは不明で、それどころか、ラオスの役人が賄賂を受け取り、違法な国際人身売買に手を貸しているとみられるという。  中国では、政府による一人っ子政策と、一族の子孫繁栄のために男児を優先する習慣が重なり、全人口における男性の割合が不自然なほど多い。現在では3,000万人もの男性が、結婚できないでいるという統計もある。  そのため近年、国際結婚仲介業者の手を借りて南隣のベトナムから花嫁をもらう農村の男性が増えていたが、ラオスからも花嫁を“買う”ケースが増えていると、昨年4月に香港の日刊紙「東方日報」が伝えている。  世界各地で爆買いする中国人だが、落とすのは評判ではなく、お金だけにしてもらいたいものである。 (文=佐久間賢三)

「金持ちと結婚できる」とだまされ……中国で売春を強要されるラオスの少女たち

「金持ちと結婚できる」とだまされ……中国で売春を強要されるラオスの女子高生たちの画像1
中国との国境付近、貿易市場にいるラオス美女について伝える記事も。ラオスには、素朴で忍耐強い女性が多いという
 中国人がラオスの少女たちを「金持ちと結婚できる」とだまして自国に連れ去り、無理やり売春に従事させるケースが急増していると、米短波ラジオ放送局「ラジオ・フリー・アジア」のラオス支局が2月13日に伝えた。  それによると、この問題は中国と国境を接している北部だけではなく、ラオス全土で起こっているという。特に農村部では“中国人は金持ち”というイメージが強く、それに乗じた人身売買業者が農村部へ行き、貧しい家庭の少女たちに近づいて勧誘するのだという。  その話を聞いた女子高生たちの多くが、中国人と結婚することで豊かな生活ができると信じ、高校を中退して中国へ渡っていってしまった。ところが実際には、現地で業者に売り払われ、その後は強制的に売春をさせられるハメになっていた。身を売ることを拒否した少女は監禁され、暴力を振るわれるという。  国による調査は行われていないため、これまでどれくらいの数の少女が被害に遭ったかは不明で、それどころか、ラオスの役人が賄賂を受け取り、違法な国際人身売買に手を貸しているとみられるという。  中国では、政府による一人っ子政策と、一族の子孫繁栄のために男児を優先する習慣が重なり、全人口における男性の割合が不自然なほど多い。現在では3,000万人もの男性が、結婚できないでいるという統計もある。  そのため近年、国際結婚仲介業者の手を借りて南隣のベトナムから花嫁をもらう農村の男性が増えていたが、ラオスからも花嫁を“買う”ケースが増えていると、昨年4月に香港の日刊紙「東方日報」が伝えている。  世界各地で爆買いする中国人だが、落とすのは評判ではなく、お金だけにしてもらいたいものである。 (文=佐久間賢三)

ネットでSOS発信していた女子大生が過労死……中国でもブラックバイトが横行中!

ネットでSOS発信していた女子大生が過労死……中国でもブラックバイトが横行中!の画像1
長時間労働の末に亡くなった女子大生(網易より)
 100時間以上の残業を強いて社員を過労死に追い込んだり、アルバイトに理不尽な罰金を科すなど、このところ日本で問題となっている過酷なブラック労働が、お隣中国でも深刻だ。 「観察者網」(2月10日付)によると、河北省で女子大生が過労の末、アルバイト先で大量吐血。命を落とすという事件が発生した。  事件が公になったきっかけは、中国版Twitter「微博」に投稿された、あるツイートだった。 「私の妹が亡くなりました。河北大学の3年生でした。少しでも家計の足しになればと、冬休みに天津市内の会社でアルバイトをしていました。そこでは1日15時間以上の勤務を強いられていました。1月30日午後12時頃、妹は着替えるために作業場から更衣室へ行った後、突然口を押さえてトイレに向かうと吐血し、倒れてしまいました」  このツイートはネット上で拡散され、メディアも次々と報道。天津市の地元公安局が死因について捜査に乗り出す事態へと発展した。  死亡した女子大生が死の直前まで更新していた微博にも、SOSの発信とも取れる悲痛な叫びが記されていた。 《1月15日:今日は15時間ずっと働き続けている。頭痛がする》 《1月24日:春節なのに、私は実家に帰れない……》  最後の更新から6日後、女子大生は亡くなった。司法解剖が行われなかったため、詳しい死因については明らかになっていないが、メディアは長時間労働による極度の疲労とストレスで胃潰瘍を引き起こし、吐血の末、死亡した可能性を指摘している。  広東省地方紙の社会部記者は、中国でブラックバイトが横行している現状について話す。 「労働争議の頻発や労働法の運用厳格化の流れの中、企業には正社員の雇用を控え、雇用契約を結ばないアルバイトに代替させるという動きがある。そんな中、仕送りで田舎の親族を支える貧困層の若者や苦学生などが、過重労働に押しつぶされるケースが増えてきている」  正規労働者の権利を守るための争議や法律が、非正規労働者を蝕んでいるとしたら、皮肉な話である。 (文=青山大樹)

ネットでSOS発信していた女子大生が過労死……中国でもブラックバイトが横行中!

ネットでSOS発信していた女子大生が過労死……中国でもブラックバイトが横行中!の画像1
長時間労働の末に亡くなった女子大生(網易より)
 100時間以上の残業を強いて社員を過労死に追い込んだり、アルバイトに理不尽な罰金を科すなど、このところ日本で問題となっている過酷なブラック労働が、お隣中国でも深刻だ。 「観察者網」(2月10日付)によると、河北省で女子大生が過労の末、アルバイト先で大量吐血。命を落とすという事件が発生した。  事件が公になったきっかけは、中国版Twitter「微博」に投稿された、あるツイートだった。 「私の妹が亡くなりました。河北大学の3年生でした。少しでも家計の足しになればと、冬休みに天津市内の会社でアルバイトをしていました。そこでは1日15時間以上の勤務を強いられていました。1月30日午後12時頃、妹は着替えるために作業場から更衣室へ行った後、突然口を押さえてトイレに向かうと吐血し、倒れてしまいました」  このツイートはネット上で拡散され、メディアも次々と報道。天津市の地元公安局が死因について捜査に乗り出す事態へと発展した。  死亡した女子大生が死の直前まで更新していた微博にも、SOSの発信とも取れる悲痛な叫びが記されていた。 《1月15日:今日は15時間ずっと働き続けている。頭痛がする》 《1月24日:春節なのに、私は実家に帰れない……》  最後の更新から6日後、女子大生は亡くなった。司法解剖が行われなかったため、詳しい死因については明らかになっていないが、メディアは長時間労働による極度の疲労とストレスで胃潰瘍を引き起こし、吐血の末、死亡した可能性を指摘している。  広東省地方紙の社会部記者は、中国でブラックバイトが横行している現状について話す。 「労働争議の頻発や労働法の運用厳格化の流れの中、企業には正社員の雇用を控え、雇用契約を結ばないアルバイトに代替させるという動きがある。そんな中、仕送りで田舎の親族を支える貧困層の若者や苦学生などが、過重労働に押しつぶされるケースが増えてきている」  正規労働者の権利を守るための争議や法律が、非正規労働者を蝕んでいるとしたら、皮肉な話である。 (文=青山大樹)

マナー向上は幻想!? 列車内でもポイ捨てしまくる中国人に「ウ○コがないだけマシ」の声も……

マナー向上は幻想!? 列車内でもポイ捨てしまくる中国人に「ウ○コがないだけマシ」の声も……の画像1
散らかり放題の車内。悪臭も漂っているに違いない……
 高速鉄道網が年々拡張されるなど、発展を遂げている中国の列車だが、利用者のひどいマナーは、まるで改善されていないようだ。先日も、中国版Twitter「微博」に投稿されたある写真が、物議を醸している。  通路や座席下には、みかんの皮やペットボトルなどのゴミが散乱し放題。とても列車の車内とは思えない乱雑ぶりだが、乗客は平然とした様子でくつろいでいる。  微博には切符の写真もアップされており、投稿者は、浙江省杭州市の「杭州東」から同省嘉興市の「海寧」まで乗車していたようだ。この路線は、湖南省の懐化を前日15:50に発車し、杭州東には翌16:35に到着している。つまり、わずか1日の間に、車内は荒れ放題になったのだ 「自由時報」(2月9日付)など香港や台湾メディアが、この投稿を大きく報じた。中国メディアは恥じているためか沈黙を続けているが、微博の著名アカウント「杭州微博城事」が「数年前の春節(旧正月)にゴミだらけの列車に乗ったことがあるが、いまだに同じ状況だとは……」と言及。ほかにも「経済は発展しているのに、中国人の資質はまったく変わっていない」など、あきれ声の書き込みが目立った。  一方で、「人が多くてゴミ回収に来る人がいなかったのだから、仕方ない」「ゴミ箱がないというのに、床に捨てなければ、どこにゴミを置けというんだ?」などと擁護する声も。ゴミを持ち帰るという発想は、まるでないようだ。中には「ウ○コが落ちていないだけマシだろ」という書き込みすらあるほどだ。    数年前と比べれば、中国人のマナーは向上しているともいわれる。しかし「その考えは甘い」と指摘するのは、中国駐在歴24年の日本人男性だ。 「中国人はよく『マナーが悪いのは農民で、都市部に住んでいる中国人は、こんなことしない』と言います。しかし、上海のような都会でも、郊外に行くと普通に軒先にゴミが捨てられているので、通りはゴミだらけ。中国には街中至るところに清掃人がいるため、道端にゴミを捨てるのが当たり前になっている。それは列車に乗っても同じで、鉄道の高速化が進み、乗車時間が短くなったからゴミが減っただけで、中国人の意識そのものは変わっていない」  ともかく、中国では長距離列車に乗らないほうが無難のようだ。 (文=中山介石)

生水と一緒に体内に!? あの吸血生物が喉の中で4倍サイズに成長「窒息死に至る危険性も……

生水と一緒に体内に!? あの吸血生物が喉の中で4倍サイズに成長「窒息死に至る危険性も……の画像1
男性の気管支から摘出されたヒル 
 日本では、水道水をそのまま飲むことができるが、そんな国は世界的に見てもまれである。では、中国で生水を飲むとどうなるか? その答えとなる事件が発生した。 「長江日報」(2月9日付)によると、湖北省に住む61歳の男性は、数カ月間、喉の違和感とせきに悩まされていた。そこで今月7日、地元の病院で検査を受けたところ、医師から衝撃の診断結果が言い渡された。男性の気管支に褐色の長細い生物がうごめいており、これこそが症状の原因だというのだ。  医師がその生物を摘出すると、なんと正体は長さ6センチのヒルだった。
生水と一緒に体内に!? あの吸血生物が喉の中で4倍サイズに成長「窒息死に至る危険性も……の画像2
気管支に張り付いているヒル
 医師は、この男性は3カ月前に職場の工場に設置されている水道の蛇口から生水を飲んだ際、水道管内部に侵入していた0.5~1センチ程度のヒルも一緒に飲み込んでしまった可能性が高いと指摘。また、気管支は温度・湿度環境がヒルにとって過ごしやすい環境であったことや、血液も豊富に吸収できたため、成長していったとみられている。医師は「ヒルの摘出が遅れていたら、さらに成長して気管をふさぎ、窒息死していたかもしれない」と話している。  体内にヒルが侵入するという同様の事件は、実は昨年2月にも発生していた。貴州省で51歳の男性が道路脇の湧き水を飲んだところ、ヒルも一緒に飲み込んでしまい、10日後、病院で気管支から摘出された時には9センチにも成長していたという。  また11月には、四川省成都市に住む49歳の男性が5カ月もの間、鼻血と鼻腔の痛みに悩まされ続けていたが、検査の結果、鼻腔内にヒルが生息していたことが判明した。男性は地元の湧き水を日常的に飲用していたため、その際に侵入したとみられている。  日本に多く生息しているヒルは一般的にヤマビルといわれる種類のもので、体長は2.5~3.5センチほど。体内に侵入するという性質はない。一方、今回報じられた中国のヒルはハナビルという、体長20センチになることもある大型の種類で、人間や野生動物の鼻腔を好んで寄生するという。中国に行って鼻血やせきが止まらなくなった人は、一度検査を受けたほうがいいかもしれない。 (文=青山大樹)

「緑色は一級保護動物だけど、青色ならOK!?」中国で“食用クジャク”飼育場が大盛況!

「緑色は一級保護動物だけど、青色ならOK!?」中国で食用クジャク飼育場が大盛況!の画像1
広東省東莞市にある、食用クジャクの飼育場
「4本足のものは椅子と机以外なんでも食べる」とは、中国人の食に対する姿勢を示す有名な言葉だが、それは2本足であっても例外ではない。広東省東莞市にある飼育場が話題となっている。なんと、クジャクが食用として飼育されているのだ。 「南方網」(2月8日付)などによると、そこでは100羽のクジャクが飼育され、1羽600元(約9,600円)前後で取引されているという。ECモール大手「タオバオ」ではニワトリ1羽が200元(約3,200円)程度で買えることを考えると、かなりの高額だ。  飼育場オーナーの呉国旗さん(24歳)は、もともと農家だったが、地元にいる叔父がクジャクの飼育で一儲けしていることを知り、2013年頃から独学で始めたという。  飼育場は盛況で、昨年は、ある会社社長が30羽もの爆買いをした。なんでも、友人にプレゼントするためというが、贈られるほうはさぞかし驚いたことだろう。  しかし、ここで疑問なのは、中国でクジャクを食べることは法的に問題ないのかということ。「中国国家一級重点保護野生動物」のリストを見ると、緑色のクジャクは一級保護動物であり、売買が禁止され、食べることはできない。ところが青色のクジャクは、食べても問題がないのだという。
「緑色は一級保護動物だけど、青色ならOK!?」中国で食用クジャク飼育場が大盛況!の画像2
福建省福州市には、クジャク料理を売りにしたレストランが
 クジャク肉は高タンパクかつ低脂肪。アミノ酸や各種ビタミンを豊富に含み、ヘルシーだという。しかし、広州在住の日本人男性(30)は、クジャク肉需要の真の理由をこう分析する。 「クジャクは中国では『百鳥の王』と称され、縁起のいい鳥とされている。そんなクジャクを食べることで、幸運を取り込もうというのでしょう。また一部の中国人は、人が食べたことがないものを食べて自慢するのがお好き。見た目も派手なクジャクは、中国人の悪食癖を刺激するんでしょう」  肝心のお味だが、この男性によると「身は硬く、特別おいしいものではない」とか……。 (文=中山介石)

22歳の天才ハッカーの正体は……1年間風呂にも入らない、引きこもり「汚女」だった!

22歳の天才ハッカーの正体は……1年間風呂にも入らない、引きこもり「汚女」だった!の画像1
警察官は、女の部屋で目にした光景が信じられなかったという
 中国人ハッカーというと、政府の主導によって組織された集団で、アメリカなど先進国の政府機関や企業に対してサイバー攻撃を仕掛けたり、機密情報を盗んだりというイメージが強い。サイバーワールドを縦横無尽に駆け巡る頭脳集団を想像しがちだが……。実際には、そんなカッコいい世界に生きているハッカーばかりとは限らないようだ。  香港ネットメディア「東網」(2月8日付)などによると、広東省肇慶市で、22歳の女が逮捕された。容疑はクレジットカード詐欺。女はまだ若いにもかかわらず、その世界では名を知られた人物で、警察が彼女の自宅を家宅捜索して押収したパソコンの中には、50万件以上に及ぶ銀行カードやクレジットカードのデータが入っていたという。  女は以前、インターネット金融関連の会社で働いていたが、その後、銀行カードのデータを盗む犯罪者グループの仲間に加わった。そしてハッカー技術を独学で学び、さまざまなサイトに侵入しては、個人情報や銀行カードのデータなどをハッキングし、それを転売していた。肇慶市の警察は3カ月以上に及ぶ内偵の末、昨年12月末に女を逮捕することに成功した。  これだけなら普通のインターネット犯罪ということで終わっていたところだが、捜査員が異常を感じたのは、女の部屋に踏み込んだ時だった。「そこで目にした光景は、異様なものでした」と、逮捕に関わった捜査員はマスコミの取材に答えている。
22歳の天才ハッカーの正体は……1年間風呂にも入らない、引きこもり「汚女」だった!の画像2
逮捕された女の身長は170センチ近くと、小柄な女性が多い広東省の女性にしてはかなり背が高い
 なんと女の部屋は汚れ放題の劣悪な環境で、まるでゴミだめのようだったという。床には汚れた衣服が山積み、、弁当の容器や清涼飲料水の缶があちこちに転がっていた。  異様だったのは、それだけではない。長い髪の毛はグチャグチャに絡まり合い、体からはひどい汚臭が漂っていた。捜査員が女を強制連行するために腕を引っ張ったところ、垢の塊がボロボロと剥がれ落ちたほどだった。  女は毎日20時間以上もパソコンの前に座ってハッキングをし、眠くなったらイスに座ったまま寝るという生活を続けていたという。すでに1年以上にわたって風呂にも入らず、外出することもなかったのだ。そのため、逮捕された時、40代以上の中年女性のように見えたという。  1年間のハッカー行為で女がどれだけ稼いだのかはわからないが、それにより失ったものも大きいことは間違いない。 (文=佐久間賢三)

22歳の天才ハッカーの正体は……1年間風呂にも入らない、引きこもり「汚女」だった!

22歳の天才ハッカーの正体は……1年間風呂にも入らない、引きこもり「汚女」だった!の画像1
警察官は、女の部屋で目にした光景が信じられなかったという
 中国人ハッカーというと、政府の主導によって組織された集団で、アメリカなど先進国の政府機関や企業に対してサイバー攻撃を仕掛けたり、機密情報を盗んだりというイメージが強い。サイバーワールドを縦横無尽に駆け巡る頭脳集団を想像しがちだが……。実際には、そんなカッコいい世界に生きているハッカーばかりとは限らないようだ。  香港ネットメディア「東網」(2月8日付)などによると、広東省肇慶市で、22歳の女が逮捕された。容疑はクレジットカード詐欺。女はまだ若いにもかかわらず、その世界では名を知られた人物で、警察が彼女の自宅を家宅捜索して押収したパソコンの中には、50万件以上に及ぶ銀行カードやクレジットカードのデータが入っていたという。  女は以前、インターネット金融関連の会社で働いていたが、その後、銀行カードのデータを盗む犯罪者グループの仲間に加わった。そしてハッカー技術を独学で学び、さまざまなサイトに侵入しては、個人情報や銀行カードのデータなどをハッキングし、それを転売していた。肇慶市の警察は3カ月以上に及ぶ内偵の末、昨年12月末に女を逮捕することに成功した。  これだけなら普通のインターネット犯罪ということで終わっていたところだが、捜査員が異常を感じたのは、女の部屋に踏み込んだ時だった。「そこで目にした光景は、異様なものでした」と、逮捕に関わった捜査員はマスコミの取材に答えている。
22歳の天才ハッカーの正体は……1年間風呂にも入らない、引きこもり「汚女」だった!の画像2
逮捕された女の身長は170センチ近くと、小柄な女性が多い広東省の女性にしてはかなり背が高い
 なんと女の部屋は汚れ放題の劣悪な環境で、まるでゴミだめのようだったという。床には汚れた衣服が山積み、、弁当の容器や清涼飲料水の缶があちこちに転がっていた。  異様だったのは、それだけではない。長い髪の毛はグチャグチャに絡まり合い、体からはひどい汚臭が漂っていた。捜査員が女を強制連行するために腕を引っ張ったところ、垢の塊がボロボロと剥がれ落ちたほどだった。  女は毎日20時間以上もパソコンの前に座ってハッキングをし、眠くなったらイスに座ったまま寝るという生活を続けていたという。すでに1年以上にわたって風呂にも入らず、外出することもなかったのだ。そのため、逮捕された時、40代以上の中年女性のように見えたという。  1年間のハッカー行為で女がどれだけ稼いだのかはわからないが、それにより失ったものも大きいことは間違いない。 (文=佐久間賢三)

入浴中にチャイナボカン! 浴室湯沸器爆発による全身大やけど事故多発で、死者も……

入浴中にチャイナボカン! 浴室湯沸器爆発による全身大やけど事故多発で、死者も……の画像1
病院に搬送された男性、顔面が赤く膨れ上がっているのが写真からもわかる
 これまで当サイトでは、携帯電話や電化製品、果ては家具やトイレに至るまで、数々の“チャイナボカン”について報じてきたが、今度は浴室用湯沸器が爆発した。  香港のニュースメディア「東網」(2月7日付)によると、広東省肇慶市内の住宅で24歳の男性がシャワーを浴びていたところ、突然、湯沸器が爆発。男性は全身の40%に大やけどを負い、現在も治療中で、危険な状態が続いているという。  男性の両親は事故発生当時の様子について、地元メディアにこう答えている。 「夜、息子がシャワーに入ったかと思ったら叫び声が聞こえて、慌てて浴室に駆けつけると、床に倒れていた。すでに顔も全身も、灰色になっていました。すぐに病院に搬送しましたが、集中治療室に入るには1日当たり1,000元(約1万6,000円)かかるとのことで、泣く泣く一般病棟で治療を受けています」
入浴中にチャイナボカン! 浴室湯沸器爆発による全身大やけど事故多発で、死者も……の画像2
全身に水ぶくれができてしまっている。これほどの重傷にもかかわらず、経済的な理由から一般病棟に入院しているのだ
入浴中にチャイナボカン! 浴室湯沸器爆発による全身大やけど事故多発で、死者も……の画像3
鄭州市内のサウナで爆発した業務用の湯沸器
 中国ではこれまでにも湯沸器の爆発事故が頻発しており、死亡事故まで発生している。昨年12月には、深セン市の住宅に取り付けられていた浴室用湯沸器が爆発し、入浴中だった男性が全身の90%に大やけどを負った。この湯沸器は購入後、わずか1カ月しかたっていなかった。さらに、河南省鄭州市のサウナ店では、15年9月に業務用の湯沸器が爆発し、周りの建物や車を吹き飛ばしただけでなく、死者まで出すという大惨事となった。
入浴中にチャイナボカン! 浴室湯沸器爆発による全身大やけど事故多発で、死者も……の画像4
寧波市の“天然温泉施設”の湯沸器が爆発・炎上した当時の写真
 温泉施設では、もうひとつ。14年に浙江省寧波市にある“天然温泉施設”で業務用湯沸器が爆発し、火災が発生。ケガ人などは出なかったものの、天然だとうたっていたお湯は水道水をただ湯沸器で温めていただけだったことが露呈し、施設側は社会的に大きな非難を浴びることとなった。 「中国の家庭では地下水をくみ上げていたり、水道水にも不純物が多いので、湯沸器内部のパイプが詰まったり、損傷を与えることも少なくない。それに耐え得る製品を作るべきなのですが、中国製湯沸器はコピーや模造品を含め、廉価で低性能なものが多いので、怖くて使う気になれませんよ……」(上海市在住の日本人)  厳冬を迎えた中国では、今後も家庭用湯沸器は必須アイテム。ここまで爆発リスクが高いなら、いっそのこと薪でお湯や風呂を沸かしたほうが安全かもしれない……。 (文=青山大樹)