「ロイヒ」と「アイボン」は外せない!? 韓国人旅行者に人気の“日本で買える”BEST BUYとは

 円安ウォン高が続く中、日本を訪れる韓国人が増えている。4年ぶりの5連休となった旧正月期間(2月18~22日)に韓国人が最も多く訪れた海外旅行先は、やはり日本だったという。日本への関心が高まった理由は数多くあるが、最近特に目立つのがショッピングだ。  ブログや日本旅行コミュニティでよく見かけるのが「日本に行ったら必ず買って帰るモノリスト」。日本を旅行した人たちが、自分が買ってきたお土産の画像などをアップして、“これは絶対買ったほうがいい”などとアドバイスしたり、リストを元に買い物した人たちのコメントが寄せられたりしている。また、“どこそこのドラッグストアが安かった”などの情報交換も欠かさない。そんな韓国のネットにアップされているリストの中で、多くの人が共通して勧めるモノをいくつか紹介したい。
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ニチバン公式サイトより
●「ロイヒつぼ膏」(ニチバン)  肩こりや腰痛の症状をやわらげる温感タイプの貼り薬。韓国では「コインパス」と呼ばれ、ものすごく効果があると口コミで話題になっている。年配者へのお土産としても大人気で、ファンも続出。たとえ日本に行けなくても、“直購”(海外のショッピングサイトで直接購入)や購入代行サービスを利用して手に入れる人が多く、日本土産の必須アイデムと言っても過言ではない。
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サントリー公式サイトより
●「ほろよい」(サントリー)  「できるものなら、箱買いして持って帰りたい」と言われるほど人気の缶チューハイ商品。韓国人に最も好まれる味は「白いサワー」と「桃」。リピーターが増え続け、期間限定品を含め、さまざまな味をコンプリートしたいという人も少なくない。これだけを買うために、日本に出かける人もいるとのウワサも……。
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小林製薬公式サイトより
●「アイボン」(小林製薬)  口コミで人気が広がり、ドラッグストアで「ロイヒつぼ膏」と一緒に必ず買うべきアイテムといわれる洗眼薬 。シリーズの中で一番の人気はピンク色の「アイボンWビタミン」。ネットに“眼球にシャワーを浴びたようなすっきり感”などのレビューがたくさん書き込まれているため、その効果についての好奇心を満たそうとする人が多いのではないだろうか。
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ネスレ公式サイトより
●「キットカット抹茶味」(ネスレ)  韓国でもキットカットは売っているが、抹茶味は日本限定。その珍しいパッケージに魅かれ、買わざるを得ないという気持ちになる人が多いらしい。抹茶=日本のモノという認識が強いことから、いかにも日本っぽいお土産として大好評。
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「東京ばな奈」公式サイトより
●「東京ばな奈」(グレープストーン)  言わずと知れた東京土産の定番。空港でも簡単に手に入ることと、かわいい形、幅広い層にアピールできる食感が人気の理由。ちなみに北海道土産の「白い恋人」もかなり人気だ。 ***  ほかにも、専科の「パーフェクトホイップ」、ロイズの「生チョコレート」、ライオンの「足すっきりシート 休足時間」など、人気のお土産はさまざま。中には、韓国にも普通に輸入されているモノもあるが、日本で買ったほうが断然安く、旅行のついでにゲットすればお買い得になるモノも多い。 日本ではおなじみの商品が、韓国で爆発的ヒットとなっているかも!? (取材・文=イ・ハナ)

華麗なる変貌に胡錦濤もビックリ!? 中国に“美しすぎる人民大会堂元職員”がいた!!

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 先日閉幕した全国人民代表大会の会場でもある、人民大会堂。日本の国会議事堂に当たる役割を担いながら、中国共産党の独裁体制を象徴するこの建物で働いていた一人の女性の変貌ぶりが、ネット上で話題となっている。  涼しげな目元と、チャイナドレスからのぞく太ももがセクシーなこの女性は大学の講師で、雑誌や広告のモデルとしても活動する王倩倩だ(ワン・チェンチェン)。
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 どことなく中国のトップ女優、范冰冰(ファン・ビンビン)にも似た容姿は、紛れもなく中国のイマドキの女性といった感じである。  しかし10年ほど前、彼女は中国で最もお堅い職業のひとつに就いた。2003年、陝西省の安康師範学校に在学中だった彼女は、倍率100倍という超難関を突破し、人民大会堂服務員の採用試験に合格したのである。  大会堂での規定では、職員は北京に入った後、必ず軍事訓練を受けなくてはならない。彼女も長年伸ばした髪を切って、訓練に参加。厳格な訓練を乗り越え、1年後に晴れて大会堂での業務に従事するようになった。  最初の任務は、大会堂内のテーブルを磨くこと。テーブルと椅子の上には糸くず一本すら残すことは許されず、会議が始まる前は、テーブルの上にあるメモ用紙、鉛筆、コースターとコップ、椅子と椅子の背もたれがすべて一直線上となることが求められた。当時の国家主席・胡錦濤や、首相の温家宝のテーブルも、彼女が整えたのだろうか。  また、服務員は全寮制で、携帯等を持つことも禁じられ、半ば軍隊のような規律の中で日々を過ごしたという。そんな中、彼女は真面目に働き、ついには全人代の常務委員会秘書長を務めた盛華仁氏より優秀職員の証書を受け取るほどになったが、大会堂の契約期間である4年が終了する前に、職場を離れる決意をしたという。  そして先日、その当時の写真を、自身の「微博」(中国版Twitter)にアップしたところ、「華麗なる変貌」として瞬く間に話題となったのだ。
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 採用に際しては、容姿も重視される大会堂女性服務員。当時の彼女も美人であることには間違いないが、今のような華やかさはなく、まさしく「紅い中国の服務員」といった感じ。彼女の10年間での変貌ぶりは、激動の中国を映し出しているかのようでもある。  

中国の次は韓国製食品が危ない!? 香港で「コアラのマーチ」「辛ラーメン」が輸入禁止に

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今回、香港で輸入不合格になった主な製品
 これまで何度も中国製食品の安全性に関するニュースが伝えられて来た香港で、今後は外国からの輸入食品にも注意をしなくてはならなそうだ。  香港の国家品質検査局が3月15日、今年1月に不合格となった輸入食品と、過去1年間で輸出元へ送り返した輸入食品、廃棄された輸入食品のリストを公開した。
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日本人にもおなじみの「辛ラーメン」も不合格に
 検査で不合格とされた輸入食品は3,000件を超え、その中には以前香港でよく見かけていた韓国製インスタント麺「辛ラーメン」や、台湾製インスタント麺「台湾満漢カップ麺」なども含まれていた。辛ラーメンは包装方法が検査局の基準に達していなかったというが、2012年にも発がん性物質が検出されたとして話題になっていた。一方、輸入不合格となるケースは化粧品など美容品にも増えてきており、最近では韓国製化粧品「The Seam」のフェイスパック、乳液など7品目が必要書類の不備で韓国に返品されている。
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香港・中国で販売されている「コアラのマーチ」
 さて、今回公表されたリストには、日本でもおなじみ、韓国ロッテの「コアラのマーチ」も含まれている。こちらも包装方法の問題により、不合格食品となってしまったという。日本人にとって“国民的菓子”である「コアラのマーチ」だが、08年に中国製の同製品からメラニンが検出されたり、14年にトランス脂肪酸や発がん性物質が含まれているというニュースも流れた。香港在住の駐在員夫人(40代)は言う。 「中国製食品はもちろん避けていますが、次に要注意なのは韓国製。最近では、香港人も避けるようになっていますね。以前は高級スーパーに韓国製のカップ麺やインスタント麺、調味料がたくさん並んでいたんですが、昨年頃から明らかに少なくなっています。台湾製やタイ製も、商品によってはあまり信用できないですし……。アジア製の食品で信用できるのは日本だけですよ。円安の影響もあり、香港では日本製食品はローカルスーパーでもどこでも大人気です」  香港は日本よりも食品の原材料の表示義務が厳しいというが、日本に入ってきている韓国製のお菓子やインスタント食品は問題ないのか――。気になるところだ。 (取材・文=棟方笙子)

アップル「月収10万円」の破格求人に数万人が殺到!中国“使い捨て”農民工が高給取りへ!?

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 中国全土に2億人以上といわれている、「農民工」と呼ばれる農村から都市部への出稼ぎ労働者。これまで、低賃金労働力を提供し、中国の経済成長を支えてきた彼らだが、その境遇が大きく変わろうとしている。  広東省恵州市のアップル社の関連工場を、1週間近くにわたって取り囲んだ数万人の農民工たち。労働争議やデモではない。同工場が出した好待遇の求人に対し、就職希望者が殺到したのである。  3月11日付の「南方都市報」によれば、同工場が提示した条件は、月額5,000元(約9万7,000円)。同地の工員の給与は高くても月3000元(約5万8,000円)前後が相場というから、この求人の破格ぶりが分かる。求人を出して以来、1日平均2,000~3,000人の農民工たちが、就職説明会に参加するための列を成したという。
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 列にいた一人の農民工の男性は、すでに3日間並んでいると話し、毎日カップラーメンで空腹をしのいでいるという。  アップル社製品の生産を請け負う、総面積20万平方メートルを擁するこの工場は現在、約2万人の工員を募集している。市のGDPの3分の1が、この工場によって生み出されており、まさに同地の基幹工場といえる。  中国版Twitter「微博」では、農民工向けに出された破格の求人に対し、 「大学卒業した俺より給料高いよ……」 「今から恵州行ってくるわ」 といった声が相次いでいる。一方では、 「アップル社の製品工場だけは景気がいいみたいだけど、もし中国から撤退したら、何十万人もの失業者が広東にあふれるのか……」 と、案ずる声もある。  実際、広東省深セン市の日系工場に勤務する日本人男性(36歳)も、「中国の製造業は近いうちに大きく縮小する」と予想する。 「工員の給与は、過去5年で倍になり、最近では3,000元じゃ、まともな人材は集まらなくなった。アップルのような価格交渉力のある大ブランドは別として、多くの企業はコストが見合わなくなってきている。特に日本向けにモノを作っているところは、円安による為替差損をもろにかぶっています」  2月には、日本のシチズングループの工場が、突然解散したばかり。中国が、世界の工場から、世界の市場へと変わりつつある中、中国企業の工場が日本に軒を連ねる日も近い? (文=青山大樹)

「姪とヤリたい」夫のために妻が協力!? 性道徳が崩壊した中国に残る、歪んだ処女信仰

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処女信仰が根強い中国には、こんな怪しげな製品も。これを膣内に入れてからコトに及ぶと、挿入時に、血液に似た赤い液体が出てくるという……
 中国で一組の夫婦が、強姦罪の共犯として有罪判決を受けた。なんと自分の姪を強姦した夫を、妻が手助けしたというのだ。  この夫婦は福建省泉州市に出稼ぎに来ていたが、2012年3月、親戚の葬儀のために夫が故郷の江西省に一人で帰省。その際、親戚から頼まれ、妻の16歳の姪・小梅を出稼ぎ先に連れ帰り、職探しを手伝うことになった。  小梅は夫婦が住む家の近くの工場で仕事を見つけ、住み込みで働き始めた。しかし数日後、小梅が夫婦の家へ食事に訪れた際、事件が起きた。妻が洗い物をしている間、別の部屋で小梅と一緒にテレビを見ていた夫が、理由をこじつけて部屋の鍵をかけ、無理やり小梅を押し倒そうとしたのだ。しかし、この時は小梅が抵抗して叔父の手にかみついたため、コトは未遂に終わった。  妻の姪を強姦未遂とは、それだけで離婚モノだが、夫は妻に「小梅とヤリたい」と告白。しかも、それを聞いた妻も、怒るどころか手助けすることを決意したというから驚きだ。  妻は逮捕後、その理由について「夫と付き合い始める前に彼氏がいて、処女を夫にあげられなかったから」と話している。つまり、自分が夫に処女を捧げられなかった代わりに、姪の処女を夫に捧げようとしたのである。  そして、その時は間もなく訪れた。数日後、妻は小梅が働く工場に出向き、小梅を呼び出して「あの時あなたは、おじさんにかみつくべきじゃなかった。またうちに来て、おじさんに謝りなさい」と告げ、再び家に誘った。  叔母の言うことに逆らえなかった小梅は、再び夫婦の家へ。夕食後、その日は、そこに泊まることになった。  一つしかないベッドに川の字になって寝る3人。当然、真ん中に妻、その左右両脇にそれぞれ夫と小梅が寝た。夜更けになって妻と夫はこっそりと場所を入れ替わり、夫は小梅の毛布に忍び込んでコトに及んだのだった。そのとき妻は、一部始終を懐中電灯で照らして見物していただけでなく、力いっぱい抵抗して大声を出そうとする小梅に対し、妻は「隣の家に人がいるんだから、大声を出すんじゃないの!」とまで言ったのだという。  妻の協力のもと、犯行を遂げた夫。ところが直後、今度は妻ともう一戦交えたというから驚きだ。一方の小梅は、この夜のことを誰にも打ち明けられなかった。  しかし、それから2年後。18歳になった小梅に彼氏ができ、一緒に暮らし始めた。だが2カ月後、2人は破局。理由は、小梅が処女ではなかったことに彼氏が怒ったからだ。   小梅の母親が別れの理由を問いただしたところ、彼女は叔母夫婦の家で起きたことを打ち明けた。母親は、すぐさま小梅を連れて警察へ。事件から2年以上たってようやく、叔母夫婦は強姦の罪で逮捕されたのだった。  処女と交わることにこだわる夫、自分の処女を夫にあげられなかったことを引け目に感じた妻、恋人が処女ではなかったことに腹を立てて別れを告げる若い男――。性道徳が崩壊したかのような中国社会だが、歪んだ処女信仰は根強いようだ。 (文=佐久間賢三)

ミニスカ姿でむっちり太ももを惜しげもなく披露! 中国高速鉄道「美女軍団」のタマゴたち

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ミニスカートで試験を受ける理由は、試験官へのアピール?
 急速な拡大を続ける中国の高速鉄道に、近い将来「美女軍団」が投入されそうだ。3月8日、山東省済南市にある高速鉄道乗務員専門学校の入学試験が行われたが、その様子がさながら「ミスコンのようだ」と話題になっているのだ。  同校の90人の定員に対し、入学希望者は1500人。うち1000人以上が女性である。この数は昨年の2倍だという。しかも、彼女たちの多くは18~19歳と妙齢で、受験資格が身長165センチ以上とあって、容姿も端麗だ。加えてミニスカートに薄手のブラウス、もしくはノースリーブと、露出も多め。試験会場は、まるでミスコン会場のような華やかな雰囲気に包まれた。
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ひざまづくと、パンチラ寸前! 高速鉄道で実際にこんな姿勢をとる必要があるのだろうか……。
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試験は一次、二次に分かれ、英会話能力のテストもある
 会場では、試験官たちの要求に従い、彼女たちはミニスカートから太ももが露わになるのも気にせずひざまずき、立ち、座り、歩き、といった動作を繰り返す。また、踊りや歌、楽器演奏などの審査もあり、外見や気質、技芸など多方面から審査を受けた。同校の卒業生は、高速鉄道の乗務員やフライトアテンダントの仕事に就くこととなる。
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ヨガのポーズが乗務員の資質をどう関係があるのか……
 全国各地で新たな高速鉄道の路線が次々と開通している中国では、乗務員の数が不足している。また若い女性の間では、高速鉄道乗務員は「フライトアテンダントと較べても遜色なく、さらに安全」ということで、以前に比べ人気が高まっているという。  上海在住の日本人駐在員(39歳)も、彼女たちのデビューを、首を長くして待ち望む。 「中国の高速鉄道の乗務員は制服もスタイリッシュで、若い女性がほとんど。彼女たちが目の前でひざまずいてくれるんなら、これからは出張の時に飛行機に乗らずに高速鉄道に乗りますよ。中国のスッチーは無愛想なブスが多いですから」  鉄道の航空路線の競争も激化する中、両者のお色気合戦が勃発する!? (文=佐久間賢三)

中国版『ターミナル』!? 搭乗便に乗り遅れた男性が、香港空港内で3日間自炊生活

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空港内の電源コンセントを利用して米を炊く男性
 スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の映画『ターミナル』は、パスポートが無効になり数カ月間にわたり空港内で生活せざるを得なくなった男性を描いた作品だが、その中国版ともいうべき実話が、話題となっている。  3月8日、山東省出身の男性が、シンガポールからの乗り換えで立ち寄った香港空港で居眠りをしてしまい、搭乗予定の便に乗り遅れ、空席のある次の便まで、3日を待たなければならなくなってしまった。出稼ぎ先のシンガポールで失業したために帰国を余儀なくされたこの男性には200元(約3,900円)ほどしか持ち合わせがなく、空港内に寝泊まりすることに。  彼の所持金では、レストランの料金が割高な空港内では当然、食費にも事欠くこととなる。しかし幸運なことにこの男性は、炊飯器を持っていた。そこで、空港内で白米を購入。なんと空港内の電源を利用して炊飯し、漬物と共に食べていたのだ。  すでに帰国した男性は、香港を離れる際「香港の皆さんには親切にしてもらって感謝しています。機会があればまた来たい」と言い残したという。    この男性の行動に対し、ネット上ではさまざまな声が上がっている。中国版Twitter「微博」には 「かわいそうだが、空港は公共の場所だ。勝手に空港の電源を使ってご飯を炊くことは常識に反する」 「寝過ごすのはだらしないからだ。どうりでクビになるわけだ」 といった批判的な書き込みがある一方、 「彼のたくましさを見習いたい」 と、男性のサバイバル能力を評価する声もある。さらに、「シンガポールにまで出稼ぎに行って所持金200元か……。農民工も楽じゃないな」と、男性の境遇に同情的な書き込みも見られる。    男性の今後の幸運を祈りたい。

“恥さらし”中国人観光客が南極に大挙上陸中! 条約無視の大暴れで、観測隊も大困惑……

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ペンギンたちの群れに入り込んでポーズ
 どこにでも大挙して訪れ、一部はマナーの悪さで世界のひんしゅくを買っている中国人観光客が、ついに地球の最果てにまで到達した。  中国のホウハイ新聞によると、南極観光に訪れる中国人が増えており、傍若無人の振る舞いに出る者が後を絶たないという。  ある中国人カメラマンによると、撮影のために南極を訪れたところ、多くの中国人観光客と遭遇。彼らは、「夢中になりすぎて、ペンギンを追いかけたり、群れの中に入り込んで記念写真を撮ったりしていた」のだという。  実は南極にはさまざまな規制があり、ペンギンなどの動物を捕まえたり、群れを乱したり、餌を与えたり、触ったり、接触して驚かしたりすることは厳しく禁じられている。観察や撮影の際には、ペンギンや鳥は5メートル、アザラシは15メートルほどの距離をとることが求められている。
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ペンギンからは5メートル以上離れなければならないというのに……
 南極に上陸するためには南極条約(南極地域の平和的利用を定めた条約)に定められている許可が必要で、種々の規制については中国人観光客たちも事前に聞かされているはず。これには中国のネット民たちも「南極にまで行って恥を晒して、次は火星で恥を晒すのか!」とあきれている。  迷惑を被っているのは、追いかけ回されるペンギンたちだけではない。現地にある中国南極観測隊の基地も、同胞旅行者たちの“襲撃”を受けて困っているのだという。多くの旅行客が事前の承認なしに基地を訪れるため、隊員たちの作業に支障を来しているのだ。「押し寄せる中国人観光客の数が増えてきており、基地の観測活動が完全に乱れてしまっています」と、中国国家海洋局の主任も自国民の行動にはお手上げのようだ。
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ウエディングドレスを着て結婚写真を撮るカップル(とその家族?)も。しかも専属のカメラマンまで
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観測隊の基地内にある売店でも爆買い?
 国際南極旅行業協会の統計によると、南極を訪れる中国人観光客の数は、2003~04年にかけてはたった37人だったのだが、10年後の13~14年には約100倍の3,328人にも上り、現在ではアメリカ人、オーストラリア人に次いで3番目に多いという。 「中国人観光客は、誰も行ったことのないところに行きたがる。帰ってきてから自慢できるから。そのためなら、いくらでも払う」と語るのは、南極ツアーを実施している香港の旅行会社の副社長。彼によると、先日の春節期間に行った全行程15日間の南極ツアーでは、費用が13万香港ドル(約200万円)という高額にもかかわらず、参加した人の3分の2が内地人(=中国人)だったという。  観光客が少しはしゃぎすぎる程度ならまだいいが、「南極は古来より中国固有の領土」などと言いだしたりしないことを祈りたい……。 (文=佐久間賢三)

“恥さらし”中国人観光客が南極に大挙上陸中! 条約無視の大暴れで、観測隊も大困惑……

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ペンギンたちの群れに入り込んでポーズ
 どこにでも大挙して訪れ、一部はマナーの悪さで世界のひんしゅくを買っている中国人観光客が、ついに地球の最果てにまで到達した。  中国のホウハイ新聞によると、南極観光に訪れる中国人が増えており、傍若無人の振る舞いに出る者が後を絶たないという。  ある中国人カメラマンによると、撮影のために南極を訪れたところ、多くの中国人観光客と遭遇。彼らは、「夢中になりすぎて、ペンギンを追いかけたり、群れの中に入り込んで記念写真を撮ったりしていた」のだという。  実は南極にはさまざまな規制があり、ペンギンなどの動物を捕まえたり、群れを乱したり、餌を与えたり、触ったり、接触して驚かしたりすることは厳しく禁じられている。観察や撮影の際には、ペンギンや鳥は5メートル、アザラシは15メートルほどの距離をとることが求められている。
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ペンギンからは5メートル以上離れなければならないというのに……
 南極に上陸するためには南極条約(南極地域の平和的利用を定めた条約)に定められている許可が必要で、種々の規制については中国人観光客たちも事前に聞かされているはず。これには中国のネット民たちも「南極にまで行って恥を晒して、次は火星で恥を晒すのか!」とあきれている。  迷惑を被っているのは、追いかけ回されるペンギンたちだけではない。現地にある中国南極観測隊の基地も、同胞旅行者たちの“襲撃”を受けて困っているのだという。多くの旅行客が事前の承認なしに基地を訪れるため、隊員たちの作業に支障を来しているのだ。「押し寄せる中国人観光客の数が増えてきており、基地の観測活動が完全に乱れてしまっています」と、中国国家海洋局の主任も自国民の行動にはお手上げのようだ。
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ウエディングドレスを着て結婚写真を撮るカップル(とその家族?)も。しかも専属のカメラマンまで
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観測隊の基地内にある売店でも爆買い?
 国際南極旅行業協会の統計によると、南極を訪れる中国人観光客の数は、2003~04年にかけてはたった37人だったのだが、10年後の13~14年には約100倍の3,328人にも上り、現在ではアメリカ人、オーストラリア人に次いで3番目に多いという。 「中国人観光客は、誰も行ったことのないところに行きたがる。帰ってきてから自慢できるから。そのためなら、いくらでも払う」と語るのは、南極ツアーを実施している香港の旅行会社の副社長。彼によると、先日の春節期間に行った全行程15日間の南極ツアーでは、費用が13万香港ドル(約200万円)という高額にもかかわらず、参加した人の3分の2が内地人(=中国人)だったという。  観光客が少しはしゃぎすぎる程度ならまだいいが、「南極は古来より中国固有の領土」などと言いだしたりしないことを祈りたい……。 (文=佐久間賢三)

テロを警戒する中国全人代が“最強”特殊部隊投入! 世界が注目する「雪豹警備隊」の実力とは

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 3月5日から中国で開催されている全国人民代表大会(日本の国会に相当)では、習近平政権による新たな国家指針「新常態」などを打ち出し、大きな話題となっている。一方で開催中のテロを警戒し、北京市内は前代未聞の厳戒体制が敷かれているという。全人代が開幕した翌日、広東省・広州駅で無差別切りつけ事件があったこともあり、現地で「北京五輪やAPEC(アジア太平洋経済協力)時以上に物々しい警備体制」(北京駐在の商社マン)という。 「今回の全人代は、ウイグル族と連携したイスラム国のテロを警戒してか、かなり警備が厳重ですね。私が住んでいるのは駐在員が多く住む高級住宅街なんですが、そんなところにまでマシンガンを持った私服の民兵みたいなのがウロウロしています。街中も警察車両が普段の3倍くらいに増えています」
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銃剣を付けた小銃で物々しい雰囲気の雪豹警備隊
 そんな中、現地で注目されているのが、武装警察の中で「最強」と呼ばれている特殊部隊「雪豹突撃隊(Snow Leopard Commando Unit)」の投入だ。日本で言うところのSATや米海軍の特殊部隊ネイビー・シールズのように、その任務はテロ制圧、暴動鎮圧、爆発物処理、ハイジャック処理など多岐にわたる。02年に設立されて以降、主に北京市の警備を担っているという。14年にヨルダンで開催された「特殊部隊オリンピック」では優勝を果たし、一躍その存在が国外でも有名になった。
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8日発生した検問突破事件で犯人を制圧する様子
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北京市内を警備する雪豹警備隊
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「雪豹」は忍耐強さの象徴だという
 8日には早速、この雪豹突撃隊が活躍を見せている。北京市中心部に近い天寧寺橋の道路で、警察官の制止を無視して検問を突破した自動車を雪豹突撃隊が制圧したという。13年10月に起きた、ウイグル族による天安門広場自動車突入事件(43人が死傷)を彷彿とさせたが、拘束された犯人は「偽造ナンバーだったのでバレるのが怖かった」と話しており、テロとは無関係だったという(「新京報」3月9日付)。  中国メディアの報道や中国版Twitter「微博」などに投稿されている画像を見ると、警備に当たっている雪豹突撃隊は95式自動小銃に銃剣を装着し、ただならぬ雰囲気を醸している。全人代開催中に、悲惨なテロ事件が起きないことを祈るばかりだ。 (文=金地名津)