普通選挙のない中国で、日本のひとりの新人候補に、注目が集まっている。 その人物は、4月26日に投開票が行われる統一地方選挙で、新宿区議に立候補を表明している李小牧氏だ。 中国系の観光客に歌舞伎町のナイトスポットを紹介する「歌舞伎町案内人」として知られ、自身の実体験をまとめた著作もある李氏は、来日27年目の今年、日本人に帰化。その直後、民主党推薦候補として、新宿区の国際化と飲食店従業員の地位向上などを政策に掲げ、新宿区議選に立候補している。 中国でテレビ出演もたびたび行い、一部の著作も中国で出版されている李氏は、母国での知名度も高い。それに加え、中国出身者として、日本の地方議員になった例はないだけに、注目度も高い。出馬の意向を表明して以来、BBC中国語版や香港紙「アップルデイリー」などの取材も受けている。 中国版Twitter「微博」でも、李氏の出馬について 「当選できるよう応援したい!」 「どうせ当選しないだろう。日本人が中国系の候補者に投票するわけがない」 など、さまざまな声が上がっている。 一方では、 「風俗街の客引きをやっていた人が選挙に出られるとは……日本は本当に自由な国だ」 「俺は中国では選挙に出られないが、日本でなら出られる可能性があるということか……」 など、普通選挙への関心をうかがわせるような書き込みも見られる。 そんな中、中国在住フリーライターの吉井透氏は、「李氏の出馬に注目している、意外な人物がいる」と指摘する。 「中国で、日本の地方選挙への立候補者が、これほど注目されるのは異例のことです。当局は、海外の政治や選挙に対する人民の反応をかなり気にしていて、台湾の総統選挙や日本の国政選挙の際は、ネット上の言論統制も強化されます。李氏がもし当選すれば、普通選挙の実現や民主化に対する関心が一気に高まる可能性もあり、習近平をはじめ指導部も気にかけているはず」 日本人にとっては当たり前のような選挙権だが、もっと尊重するべきなのかもしれない。街頭演説中の李小牧氏
「163」タグアーカイブ
復讐か、弔いか──中国“女好き”夫の葬儀にビキニ美女ダンサーを呼んだ妻の真意とは
生前、女に目がなかった夫のために、妻が葬儀にセクシーダンサーを呼んだことが話題となっている。台湾紙「聯合報」(4月14日)などが伝えた。 4月12日、台湾台中市にある葬儀場――本来は重たい空気に包まれるはずの場所は、朝からクラブミュージックが爆音で鳴り響いた。間もなく、2人のセクシー美女が白い布のかかった棺桶の周りでダンスを踊り始めたのだ。最後はビキニになってセクシーダンスを披露、現場を魅了した。生前、夫が美女を見るのが好きだったことから、妻が特別に手配したという。彼女たちは黒い下着を身につけているようにも見えるが、葬儀の場にふさわしい格好とは言いがたい。>
葬儀でセクシーダンスを披露するダンサーたち
棺を安置している部屋に現れた、膝上まであるブーツを履いた2人の美女の姿に、参列者は騒然。遺族と事前に打ち合わせをし、葬儀の進行中は静かに部屋の外で待っていたという。2人が踊っている間、参列者が携帯で写真を撮る場面も見られ、驚きを隠せない様子だった。微博(中国版Twitter)など、SNS上でも大きな話題となったようだ。 「怖くないの? 興奮して棺桶から出てくるわよ」 「台湾でよかったな。もし大陸だったら、罵られるなんてもんじゃ済まないよ」 「奥さん恨んでたんじゃないのか。死んだら女遊びもできないからな。この日が来るのを、ずっと待っていたみたいだ」 「俺も美女が好きだ。生をしっかりかみしめながら、たくさん美女を見るよ!」 「2人とも一緒に埋葬してやれよ」
愛した夫のために、というのは建前で、実は女遊びが好きな夫を恨んでいたのではないかというコメントが多く見られた。また、不謹慎であるといった意見も。死んでまでセクシーダンスを見られるなんてうらやましい、という声もあり、今後このような葬儀を希望する人が増えるかもしれない。 台湾だけではなく、大陸でも同様の例がある。2014年に話題となった福建省長楽市の大富豪の葬儀では、大きなスピーカーとセクシーダンサーを搭載したトラックが大葬列に加わったという。台湾やその対岸の福建省では、大陸とは違って葬儀の風習も独特なようだ。 (文=棟方笙子)こちらは福建省の大富豪の葬列の様子。同じくダンサーたちが踊っている
「当局が販売規制に動く可能性も!?」首相官邸に墜落した“中国製ドローン”の正体とは――
4月22日、首相官邸の屋上にドローン(小型無人機/マルチコプター)が落下していた事件で、次世代技術が抱える危険性があらためて浮き彫りとなった。一方、捜査関係者はこのドローンが中国DJI製の「Phantom 2」という機種だったと伝え、各メディアが一斉に報じた。今年1月、米ホワイトハウスの敷地内に墜落したドローンも、このPhantomだった。 では、このDJIとはどんな会社なのか? 一部マスコミでは「香港のメーカー」という記載も見られるが、DJIのHPや百度百科(中国版Wikipedia)によると、どうやら会社の登記地が香港で、本社や拠点は中国広東省深セン市にある。従業員数は2,500人(2014年末時点)で、大陸出身の創設者フランク・ワン氏が香港科技大学を卒業後、06年に資本金約3,000万円でDJIを設立したという。12年、ホビー機よりも高性能で、業務用より安価なPhantomを発売し、世界的なヒットとなった。15年現在、世界のドローンの約7割がDJI製で、市場の売り上げの約半分を独占しているのこと。14年の販売額は、1.3億ドル(約156億円)に上ったという。首相官邸に落ちたとみられるPhantom 2
一方、現在DJIの社長を務める李沢湘氏は、電子工学の博士で、香港科技大学やグーグル香港の責任者を経て、現在は上海交通大学の教授も務めているという。湖南省の農村出身で、アメリカ留学経験もある有名な人物だ。ドローンに詳しいホビー機販売業の男性は言う。 「日本でドローンといえばPhantom 2です。価格もフルセットで15~20万円とお手頃で、空撮ファンや、映像製作会社の人がこぞって購入しています。高性能な3軸ジンバル(回転台)と1,400万画素のカメラを装備しているので、とてもキレイな映像が撮れます。飛行時間は満充電で20分程度。これでも、かなり飛行時間が長くなりました。DJIのドローンは、20~50万円するホビー機と業務用の間の幅広い需要に対応した機種を販売しており、世界中で人気。品薄状態ですね」創設者のフランク・ワン氏。中国浙江省杭州市生まれで、まだまだ若い
国産ドローンは、千葉大学の野波健蔵教授が手がけたMS-06が有名だが、こちらは災害や警備での使用が想定され、完全受注製で価格も1機200~300万円と高めだ。もちろん、性能や技術力はDJI製より勝るといわれているが、価格と納期に課題があり、テレビ局を含め映像関連の業務用では圧倒的にDJI製が人気だという。 「首相官邸に落ちたドローンは黒く塗装されており、趣味で飛ばしていて落ちたホワイトハウスの例とは違う。ペットボトルや発煙筒を装着していたとも報じられており、明らかに攻撃の意図があったのではないか。日本で販売されているドローンの7割はDJI製です。中国製ということもあり、過剰反応した当局が販売規制に動くのでは、と心配しています」(同) 事件でドローンをめぐる状況が一変する中、DJI製品にも大きな影響が出ると思われる。 (取材・文=金地名津)2014年上海エアホビー展に出展していたDJIのブース
「50kgの彼女を独占したい」→「90kgに太らせた!」中国で束縛男が“養豚”プロポーズに大成功!?
妻や恋人への独占欲が膨らみ、異常な行動をとってしまう男性は世界中にいるが、中国・広東省に住む束縛男の信じられない行動がニュースになった。 「銭江晩報」(4月11日付)などによると、広東省に住むこの男性は、かわいい彼女をほかの男に奪われるのを恐れ、彼女を太らせたのちにプロポーズに成功したとして注目を集めている。 彼女がかわいすぎるため、ほかの男たちが寄りついて困った男性は、彼女を連れて毎日、外食をするようになったという。3食すべて外食にして、さらに深夜は夜食を食べに外へ繰り出したという。1日4食を絶えず食べさせた結果、50㎏だった彼女の体重は90㎏まで増加。男性は養豚が成功したかのように太った彼女を見て満足し、おいしい食べ物が集まるレストラン街の前で彼女にプロポーズ。見事、成功を勝ち取ったのだった。「微博」(中国版Twitter)などSNS上でのユーザーの反応は賛否両論だ。太らせる前の彼女……果たしてどんな姿になったのか?
「こいつすごいな。結婚した後、また彼女を飢えさせて戻せばいいんだからな」 「これで安心だと思うか? 俺はポッチャリ系が好きだぞ! 気をつけろよ!」 「男の自己満足ね。これから男性は彼女を嫌いになるわ。恋愛にだって消費期限がある」 「ウソだろ……? 顔変わりすぎだろ? フォトショップで修正した?」 「彼はなんで自分も同じぐらい太らないの? 2人とも頭悪そう。豚!」 「変態で自分勝手な男だな。彼女の健康を考えたことあるのかよ」これが彼氏。
これが90kgになった彼女の姿だ!
などなどの声が多数、寄せられている。ビフォーの画像を見ると、確かに男ウケしそうなかわいらしい顔立ちだが、アフターはメガネをかけた太ったおばさん風情で、まるで別人だ。姿かたちが変わってしまっても、愛してる――これこそ本当の愛だという人と、彼氏の独りよがり、彼女がかわいそうという声も。2人が幸せならば、それはそれでいいのだが……。 ただし、イギリスでは2011年、17年連れ添った妻への独占欲から、食事にステロイドを混入して太らせた夫が逮捕される事件も起きている。中国では美談と捉える向きもいるようだが、同様の行為は先進国では世間からの批判にさらされるだろう。 (文=棟方笙子)公衆の面前でプロポーズを受け入れ、誓いのキス!
交換ベルト需要で日本人バイヤーも殺到! 中国でApple Watchバブル到来中
4月10日から予約開始となり、24日に発売が予定されているApple Watchが大きな注目を集めている。そんな中、お隣中国・深セン市では久々の大バブルが到来しているという。 Apple Watchをめぐっては、2014年末頃から“中国のアキバ”こと同市の華強北路でパチモンが出現。当初は外観を似せただけの粗悪な時計が多かったが、今年3月に入って精巧さを増し、アンドロイドOSを搭載し、かつSIMカードスロット付きで単独で電話として機能するハイテク機種まで登場している。値段も6,000~1万円程度で、中国メディアも「Apple Watchの全機能を搭載した、最高峰のパチモンも登場」と報じた。パチモンのApple Watch。本家より多機能なものもあるというが……
「パチモンのApple Watchを売る店はどこも大盛況で、値段も上がってきています。7,000円くらいだったものが、8,000円、1万円くらいになっていて、どこも品薄状態です。中国国内の需要はもちろんですが、中東やロシア、南米のバイヤーたちが買い占めていますよ。ホンモノの一次販売国に入っていない国では、当分の間、パチモン需要が続くと思われるので、ホンモノが発売されてもしばらくApple Watchバブルは続きそうです。私のなじみの店では1日50~60個以上のパチモンApple Watchが売れているらしく、ホクホク顔でした」(スマホ関連グッズの仕入れ業者) 一方で、Apple Watchをめぐっては、別のバブルも起こっているという。深セン市でiPhone関連商品の企画・製造を行っている日本人バイヤーは言う。Apple Watchバブルに沸く深センの華強北路
中国大手ショッピングサイト「タオバオ」で売られている交換ベルト
「パチモンよりすごいのが、交換ベルトですよ。交換ベルトの発注・製造がピークを迎えていて、どこも盛り上がっていますね。サードパーティー製の交換ベルトの需要は、今年春以降、世界中で多くなってくることが予想されています。iPhoneのケースや周辺機器を作っている日本の業者も、こぞって交換ベルトの企画・製造を検討しているみたいですが、作ってくれる業者はどこも夏まで手いっぱいだと言われました。ゴムや皮革、金属製といろいろ種類があるんですが、こうした素材を大量に扱う工場は今は深センにあまりなく、広東省でも内陸のほうの業者を経由しなければいけないので苦労します」 交換ベルトはプラスチック製の安いもので500円ほど、皮革製の高いもので3,000円ほどするという。こちらは日本を含め、アメリカやフランスなど一次販売国のバイヤーが大挙して押し寄せる。「今後、欧米有名ブランドの交換ベルトが発売されれば、そのパチモンの需要も出てくるので、二重三重で商機がある」(同)とのこと。 日本でもすでに東京・秋葉原の一部の店舗でApple Watchの交換ベルトの販売が開始されたようだが、ことApple関連製品では、まだまだMade in Chinaが主流だ。世界中の需要を受け、パチモンや関連グッズで、しばらく深センのバブルは続きそうだ。 (取材・文=金地名津)約2,000円で販売されている交換ベルト(タオバオより)
昼ドラ並みドロドロ劇!? 5,000万円横領して年下愛人に貢いだ中国不倫妻のトホホな顛末
「お泊まり愛」の回数が2年間で380回という、いささかお盛んすぎるカップル。実は、夫と幼い娘がいる働くママと6歳年下の恋人で、女は男に貢ぐために242万元(約4,650万円)もの大金を会社から横領していた……というショッキングな事件が中国温州で起きた。 2人の出会いは2010年頃。大手スーパーチェーン「華聯超市」でレジを担当して4年、当時24歳の杜は、夫と2歳の娘との穏やかな毎日を送っていた。そんなある日、商品棚担当として18歳の陳が入社してきた。シュッとしたイケメン陳に、杜は一目惚れ。3カ月後、2人は愛人関係になった。 地元の高級ホテルに頻繁に部屋を取り、その回数は380回にも及んだ。杜は陳に好かれたい一心で高級車をプレゼントしたり、香港やリゾート地へ旅行にも連れて行った。陳はその後、会社を辞めて店を開いたが、その資金も杜が出した。貢いだ金は、およそ130万元(約2,500万円)。 月給8万円の杜だったが、陳と出会った頃、オーナーに日頃の仕事ぶりを高く評価され、レジ部門の課長から部長へと昇格。レジの入出金を帳簿につける会計責任者となっていた。杜のお目付け役はいたのだが、杜と大の仲良しで、チェック機能が働いていなかった。 ある日、帳簿の記載にあたって現金とカードでの支払いに分ける際、杜は現金が少なく、カード払いが多かったように書き、現金1000元(約1万9,000円)を着服してみた。帳簿としてはつじつまが合う。誰にも気づかれなかったことに味を占めた杜は、その金額を増やしていき、「売り上げの多い日や祝日は、1日で1万元(約19万円)抜いたこともあった」という。こうして5,000万円近い金が横領されたのだ。オーナーは数年後、資金繰りに支障が出て初めて、不正に気がついた。ちなみに、陳に貢いだ金のほか、100万元(約1,900万円)のうち70万元(約1,300万円)は、夫と住む不動産購入の頭金に充てたという。 オーナーが杜に不正を問いただすと観念し、金の使い道として「陳に渡した」と答えたが、陳は否定。杜が金の保管場所を詳細に指摘すると、しぶしぶ受け取った事実を認めた。さらに杜が「香港旅行にも行った。費用もすべて自分が(横領した金から)出した。陳も少しは出すべきだった」と言うと、陳は「自分は行きたくなかったのに、あんたが無理やり行かせたんだろうが!」とキレて2人は大げんかになり、音信不通に。オーナーは当初、金をきちんと返すなら刑事事件にしたくなかったというが、陳が逃げたため、摘発せざるを得なくなった。杜容疑者
その後は杜が自首……のはずだったが、妊娠していることが判明して状況は一変。身重の愛人に代わり陳が警察に出頭、さらに自分は本件に関係がないと主張し、杜も「自分ひとりでやったことであり、彼には関係がない」と言い始めた。 事件についての証拠が少なく、証言の食い違いが多いため、取り調べは難航しているが、陳は杜と付き合いながら別に本命の恋人がいて、昨年結婚する予定だったのだが、この問題が明るみになり、婚約を破棄されていたことも新たに判明した。 杜は現在、自分の愚かさを悔いて、幼い娘のために情状酌量による減刑を求めているそうだ……。陳容疑者
中国風俗にソープランド式サービス導入か 女性従業員が全裸で特訓「どう見ても“タワシ洗い”!?」
中国のホテルには、たいてい3階か4階あたりにマッサージセンターがあり、ワンフロアを使ってサウナや大浴場、シャワー室、大型テレビのあるソファ室、そしてマッサージ用の個室を完備している。そして、中国通の男性ならご存じであろうが、たいてい“アッチ”のサービスもあるのが普通だ。特に地方のホテルに顕著で、米国系5つ星ホテルなのに、そのテの豪華なマッサージセンターがあったりするから侮れない。 中国のこうしたマッサージセンターは、施設内に入ればそのまま入浴からマッサージ、本番までできることから、ベルトコンベア式に例えて“一条龍サービス”と呼ばれることが多い。ただ、あくまでも本番がサービスのメインなので、マッサージ嬢たちの本来のマッサージそのもののレベルはイマイチ。 そんな中、先日、香港紙「東方日報」(4月8日付)に、中国東部の山東省日照市にあるホテルで行われた、女性従業員たちによるナゾの訓練の模様を写した写真が掲載された。全裸訓練の模様
ホテル内のマッサージセンターの一室と思われる広い個室で、淫靡な赤い照明の下、全裸の若い女性たちが銀色の大きなエアーマットを囲んでいる。部屋の奥には、マッサージ店の制服と思われるミニスカートと白いブラウスを着た女性の姿も見える。 このエアーマット、どう見ても日本のソープランドで使われているものと同じもの。そして、その上で繰り広げられているのは、どう見ても“タワシ洗い”だ。制服を着た女性がマットの脇で指導し、一糸まとわぬ2人の女性が実践訓練をしているようにも見える。周りで裸のまま見ている女性たちは、実習の順番を待っているのだろうか。 タワシ洗いといえば、言わずと知れた日本のソープランドにおける基本技のひとつ。ついに中国にも、日本のソープ式サービスを導入する店が現れたのだろうか? 中国の性風俗について、現地在住のライター・三井和雄氏はこのように話す。 「中国には男性客の肛門にグミのようなものを入れて刺激したり、ブランコに乗ってプレイするなど奇抜なサービスの店もありますが、マットプレイのようなサービスの店はほとんどない。ただ、調べてみるとこの店は以前から過激なサービスがウリだったようで、今回の写真がいつ撮られたものかはわかりませんが、もしかしたら以前から日本のソープ式サービスを提供していたのかもしれません」 もちろん中国では、このような性的サービスを提供することは違法。習近平政権誕生以降、このところ中国政府は違法風俗店に対する摘発を強めており、かつては性の楽園とされていた広東省の東莞で大規模な摘発が行われ、現在は壊滅的な状況になっているという。日照市の現地当局も、この写真の流出に伴い、捜査に乗り出すとしているが、その後についてはまだなんの報道も出ていない。 (取材・文=佐久間賢三)
「日本人女性はみんなエロい!?」訪日中国人が痴漢行為に走るワケ
毎回、僕が気になっているニュースを紹介するこの企画。今回は、4月6日、中国の複数のメディアにて、「訪日している中国人観光客、計3人が痴漢行為で現行犯逮捕」という報道がなされたので、これについて書きたいと思います。 現在、円安の影響もあり、たくさんの中国人観光客が日本を訪れています。ですが、中国人のマナーは決していいとは言えず、花見ではゴミを散らかしたり、今回の痴漢事件のように、犯罪に手を染める人も出てきています。中国はメンツを大事にする国ですので、政府は、中国人が海外で評判を落とすことに対して怒りをあらわにします。今回、機関メディアがこの痴漢事件を大々的に報道したのも、「これ以上、中国の評判をおとしめるな!」と、国民に釘を刺すためでしょう。 さて、この3人の痴漢行為の詳細ですが、まず1人は、デパートのエスカレーターで女性のスカート内を盗撮。もう1人は、電車内で大胆にも女性のスカートをまくりました。そして最後の1人は、アダルトグッズショップで、女性のお尻を触ったとのことです。3人とも被害者にその場で通報され、現行犯で逮捕されました。 なぜ、彼らはこういった行為に及んだのでしょうか? 今回の件を報道した中国メディアの論調は、おおむね「一部の中国メディアが、日本が性に開放的な国と煽りすぎているため」というものでした。それはどういうことかと言いますと、 「日本にはAVやエロ漫画があふれ返っている。お祭りになると、女性たちはペニス型のご神体をうれしそうに触ったり、それにまたがったりする。日本人女性は、破廉恥で尻軽で、どこででもセックスする」 といった具合に、偏った報道が至るところでなされているのです。決して少なくない数の中国人が、こうした報道を聞き、それを信じてしまいます。なぜなら、中国人男性にとって、日本人女性のイメージは「AV女優」なのですから。 ■中国人は、みんな日本のAVで興奮している エロが非合法な国である中国においては、自国産のAVがまったくないため、日本のAVが大人気です。みんなネット上でダウンロードして見ていますし、街中ではこっそりと日本のAVの海賊版が販売されています。AV女優ですと、とりわけ蒼井そらの人気が高く、中国版Twitter「微博」のフォロワー数は、なんと1,500万人にも達しています。 そんな日本のAVですが、中国で出回っているタイトルを見てみると、出演している女優は、大きく2つのタイプの女性に分類できるのではないでしょうか。ひとつは、自分から積極的に男優の服を脱がせ、その体の上にまたがっていくような淫乱タイプ。そして、もうひとつは、たとえ男が乱暴に迫ってきても、されるがままに受け入れてしまう大和撫子タイプ。 AVの中には、3~4人の男性に一気に迫られる理不尽なシチュエーションもありますが、それでも、AV女優たちは、けなげに全員の相手をします。 多くの中国人男性にとって、日本人女性を見る機会はAVぐらいしかありません。つまり、AVに登場する女性こそが、日本人女性なのだと勘違いしてしまうわけですね。そして、こういう勘違い男たちが、日本にやって来ると、こう考えてしまうのです。 「せっかく日本に来たんだから、性的好奇心旺盛な日本人女性と街中でエッチなことをしよう。日本人女性ならば拒まないはずだ……」 こうして、ムラムラとして痴漢行為に及ぶわけです。ですが、実際には、日本人女性はAV女優のように性に対して積極的な人ばかりではないですし、従順でもありません。そして、わいせつ犯たちは、過ちを犯してから初めて、日本の迷惑防止条例が中国以上に厳しいことに気付くのです(苦笑)。 今回の痴漢報道に対する中国のネット民の反応は、以下のようなものでした。 「AVと現実を区別しろ! バカ!」 「AVを見て日本人女性が抵抗しないと思っている奴ら、どんだけバカなんだ……」 「日本観光する前に、教育が必要だ! 予備知識がないと、中国人の恥を晒し放題になってしまう」 「抗日ドラマを見すぎて、日本人女性に復讐したくなったのか?」 「日本に行かないで、中国の自宅でオナニーしていなさい」 「性欲は風俗店で解決しろ!」 まあ、ネット民はおおむね、まともでしたね(笑)。イメージ画像 Photo By Yoshikazu TAKADA from Flickr.
●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>
アメリカが認めた“ハンバーガー中国起源説”に、人民が微妙な反応「あの国が黙ってない」
ハンバーガーといえばアメリカ生まれのファストフードだが、これが実は中国起源だったというニュースが中国人民たちを驚かせた。ハンバーガーの起源とされたのは、中国ではおなじみのストリートフードであるロウジァモー(肉夾★=★は食へんに「莫」)で、蒸しパンのようなものを指す。つまり、肉を挟んだパンという意味になる。 ロウジァモーは中国西北部にある陜西省の名物料理で、現在では中国全土で食べられている小吃(スナック)の一つ。平たいパンの中に炒めた肉の細切れが入っており、路上の屋台などで一つ100~200円ほどで売られている。小腹がすいた時に食べるにはちょうどいいおやつだ。ロウジァモーは、平たいパンに切り込みを入れて肉を詰め込んだもの
ロウジァモーが売られているのは、このような屋台や簡易店舗がほとんど
このハンバーガー中国起源説、なんでもかんでも自分たちを起源にしたがる某隣国の“ウリジナル”とは異なり、中国人たちが自ら言いだしたわけではない。ハンバーガーの“祖国”であるアメリカのニュースサイト「ハフィントン・ポスト」が、4月8日付の記事で「世界で最初のハンバーガーは中国から」と伝えたことから始まっているのである。そもそも中国自身がロウジァモーを英語で「チャイニーズ・ハンバーガー」、つまり中国式ハンバーガーと呼んでおり、自分たちのもののほうが先だという意識を持っていなかったのだ。 しかし、ハンバーガー中国起源説に関して微博(中国版Twitter)では、なぜか韓国についての言及が……。 「ハンバーガーが中国起源? 韓国が黙ってないでしょ」 「『ロウジァモーの起源はキムチ餅だ』って、あの国が言いだすぜ(笑)」 「アメリカが認めたんだ。ハンバーガーは中国起源、桜は日本が起源。韓国は何もない」 それはさておき、「ハフィントン・ポスト」の記事は「世界で最初のハンバーガーは、あなたが考えているところから来たものではない。アメリカで発明されたわけでもなく、ドイツに起源があるわけでもない。そう、世界で最初のハンバーガーは中国から来たのだ」で始まり、ロウジァモーは紀元前221年から207年の秦朝の時代にはすでに現れていたとしている。そして「このチャイニーズ・ストリートフードとアメリカンスタイル・バーガーには違いがあるものの、ロウジァモーは世界で最初のハンバーガーと呼ばれている」と結んでいる。 アメリカのハンバーガーの始まりは諸説あるが、1900年ごろといわれており、歴史としてはまだ100年ちょっとにすぎない。確かに、すでに2200年以上の歴史があるロウジァモーとは比べ物にならない。 とはいえ、パンのような食材の中に肉や野菜などの具を挟んだ食べ物は世界各国にある。出現した時期はロウジァモーより遅いかもしれないが、それらがすべてロウジァモーを起源としているとするのは、やや無理がある。ハンバーガー中国起源説のニュース、もしかしたら中国政府を懐柔するためのアメリカ側の深謀遠慮……なんていうのは考えすぎか。 (文=佐久間賢三)発酵させた生地を、鉄釜の内側に貼り付けて焼く。フライパンで焼くことも多い。スパイスで味付けした細切れ肉を炒め、焼き上がったパンに入れて出来上がり
「5歳児レイプ疑惑」警察のシロ判断に父兄の不信感が爆発! 幼児虐待が多発する韓国の危ない保育事情
「5歳の娘が、通っている幼稚園の運転手に性的暴行を受けた」 韓国・ソウル近郊の高陽市一山に住む主婦Aさんが警察にこう訴え出たのは、昨年10月末。帰宅時に通園服が破れているなど異変が相次ぎ、娘を問いただして犯行を知ったという。事件は韓国のネットコミュニティで大きな注目を集め、厳正な捜査と処罰を求める世論が沸き起こった。 それから5カ月余りの捜査を経て、警察が3月25日に下した結論は「シロ」。娘に対する4度の面談、防犯カメラ16台の映像確認、さらに被疑者のDNA鑑定まで行った結果だ。娘のおむつから男性の唾液が検出されたが、DNAは父親のものと判定。また、娘の陳述に一貫性がなく、面談では同伴のAさんがしきりに口を差し挟んだことも発表された。 犯行は、単に母親の思い込みだったのではないか――。通常であれば、多くの人がこう考えるところだが、地元一山の反応は異なる。会員数15万人の地元ネットコミュニティ「一山ママ」では、警察に対する不信が爆発。街頭では、母親たちによる捜査のやり直しを求めるデモまで繰り広げられた。 「5歳の子どもに、あれほど詳細な作り話ができるはずがない」 「子を持つ親として真実を知る必要がある」 「子どもの陳述はどう見ても真実なのに、父兄は呆れるしかない」 「母親たちは行動を起こしている。1日も早い解決を望む」 「一山ママ」会員やこれに共感するネットユーザーたちは連日、捜査への不満を書き募り、地元京畿道の道知事(道は県に相当)を名指しする書き込みまで出回った。内容は、知事の親戚が問題の幼稚園を経営しているというものだ。知事はこれを事実無根とし、道地方警察庁サイバー捜査隊に名誉毀損で告発する事態に発展している。さらに、地元有力者が捜査に介入したとの疑惑まで噴出した。ネットでは、現在も不正捜査を疑う声が衰えていない。 80年代以降のアメリカでは、子どもへの性的虐待疑惑をめぐる集団ヒステリーが、無数の訴訟と冤罪を生んだ経緯がある。それと似た事例のようにもうかがえるが、真相は不明のまま。ただし一山の状況からは、警察、幼稚園などに対する市民の根深い不信も浮かび上がる。警察に再捜査を求める母親たちのデモ(MBNニュースウェブサイトより)
今回の性的暴行疑惑の背景にあるのは、昨年から韓国中を震撼させた幼稚園・保育園での幼児虐待事件だ。今年1月には京畿道仁川市の保育園で、33歳の女性保育士が3歳の幼児を殴って床に叩きつける防犯カメラの映像がネット上に流出。韓国与党・セヌリ党の金武星代表に「セウォル号沈没事故以来の衝撃」と言わしめた。だが韓国では、同様の事件が2012年頃から増加している。「昼寝しない」「食事を残す」など些細なことで激高した保育士が幼児に暴行する事件が、連日のように報じられてきた。 こうした事態を招いたとされるのが、朴槿恵政権の福祉政策だ。朴大統領は2012年大統領選での公約通り、すべての0~5歳児を対象とする「無償保育」制度を13年に導入。しかし、裕福な主婦まで子どもを預けに来る一方、現場の人手不足と資格制度の不備から質の悪い保育士が大量生産された。一連の事態は、韓国で「保育大乱」と呼ばれ、政権を揺さぶる社会問題のひとつとなっている。また、セウォル号沈没事故などで浮上した、警察など行政への不信も、疑惑を生み出す温床だ。 とどまる気配のない、幼児虐待と市民の疑念。一山の性的暴行疑惑は、真相が明らかになる日が来るのだろうか? (文=コリアラボ)3歳児を殴打し、床に叩きつける女性保育士。キムチを食べなかった、というのが理由(YouTube「KBS News」チャンネルより)

>























