女優の剛力彩芽が主演するテレビ朝日系ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』。初回視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進。リオデジャネイロ五輪期間は数字を下げたが、先月26日放送の第6話では6.9%まで戻している。 「深夜ドラマということで視聴率はあまり気にしていませんが、みなさん伸び伸びとやってますよ(笑)。現場は剛力さんが常に明るく振る舞っているので、にぎやかでいい雰囲気です。自身がCMをしている『ランチパック』を全種類差し入れしてましたよ。それだけではなくて『ワンダーコア』も複数台差し入れとして、スタッフたちに配ってました。どの現場でもこういったことをしてくれるので、彼女のことを悪く言う人はいませんよ」(芸能事務所関係者) これまで剛力というと、「ゴリ押し」「低視聴率女優」といったレッテルが貼られていたが、好感度の高さでカバーしてきた。 「今も仕事はまだ選べる立場でないので、事務所上層部の指示にすべて従っているみたいです。特に上昇志向があるわけではないみたいですしね。今のところ事務所も米倉涼子さん、上戸彩さん以外でゴールデンの主役を張るのは難しいと考えているようですし、武井咲さんじゃ難しいということもわかりましたからね。このまま剛力さんが深夜で“修行”を続ければ、再びゴールデンで主演の線もあると思いますよ」(テレビ局関係者) 返り咲きなるか――。
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損して得取れ? テレ朝、剛力彩芽主演ドラマは低調でも『ドクターX』復活で大きなメリット
剛力彩芽が主演を務めるテレビ朝日系深夜ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(金曜午後11時15分~)が低迷を続けている。 初回は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートしたが、第2話は6.7%と降下。第3話では4.1%と急落し、第4話=4.3%、第5話=5.0%と低迷。第6話は6.9%と持ち直したものの、これまでの平均視聴率は5.7%と低空飛行を続けている。 前クールの同枠ドラマ『不機嫌な果実』(栗山千明主演)の全話平均は7.7%で、現時点で大差がついている。このペースで推移すると、同枠では、昨年4月期に、これまた剛力が主演した『天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課』の6.1%(全話平均)を下回りそうな気配だ。剛力は、この枠の常連で、2014年1月期にも『私の嫌いな探偵』で主演したが、その際は6.8%(同)だったで、『グ・ラ・メ!』は自身の同枠でのワースト記録を更新しかねないような雰囲気だ。 剛力は11年7月期『IS~男でも女でもない性~』(テレビ東京系)で連ドラ初主演(福田沙紀とのW主演)、12年1月期『ティーンコート』(日本テレビ系)で連ドラ単独初主演を果たし、その後、多くの連ドラで主演、ヒロインを務めてきた。しかし、その視聴率はことごとく低調で、残念ながら“低視聴率女優”と称されるようになってしまった。 昨年4月期『天使と悪魔』を最後に、女優業を一時休業。歌手活動専念を宣言したが、肝心のCDセールスがあまり伸びず、それもままならなかった。結局、同年12月から女優に復帰。当初はBSやwebドラマ、スペシャルドラマの脇役で出演していたが、今年4月期の日本テレビ系深夜ドラマ『ドクターカー』で、丸1年ぶりに連ドラの主演に起用された。 しかし、その視聴率は2、3%台を連発するなど、やはり低調で、全話平均は3.5%と厳しいものだった。それでも、深夜枠とはいえ、2クール連続で連ドラ主演の座を勝ち取ったのには恐れ入る。その背景には何があったのか? 「『グ・ラ・メ!』には主演の剛力のみならず、内藤理沙、2013年ミス・ユニバース日本代表の松尾幸実と、オスカー・プロモーション勢が多数キャスティングされており、同事務所の辣腕ぶりが手に取るようにわかります。オスカーとテレ朝といえば、何といっても、同事務所の看板女優である米倉涼子が主演する『ドクターX~外科医・大門美知子』の復活です。同ドラマは米倉の意向もあり、シーズン3でいったん封印されましたが、今年7月3日にスペシャルが放送され、10月期には2年ぶりに連ドラが復活します。同ドラマはテレ朝にとっては、“キラーコンテンツ”であり、20%超えが期待できる作品。『ドクターX』を放送するためには、やはりオスカーと良好な関係を保つ必要があります。オスカー的に、米倉以外の女優も使ってほしいのは、ビジネスとして当然のこと。確かに剛力主演ドラマで視聴率は取れないかもしれませんが、『ドクターX』が控えているため、テレ朝的には決して損ばかりの編成ではありません。むしろかえって大きなメリットがあるといってもいいでしょう」(テレビ制作関係者) 『グ・ラ・メ!』は低視聴率で終わったとしても、テレ朝からすれば、その分、『ドクターX』で十分取り返せるということなのだろうか……。 (文=森田英雄)テレビ朝日系『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』番組サイトより
TBSの次はNHK! “低視聴率”でも武井咲はなぜ、主役であり続けるのか
武井咲が9月24日にスタートするNHK総合の土曜時代劇『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』で主演を務める。武井がNHKドラマ、時代劇に出演するのは、2012年の大河ドラマ『平清盛』以来、4年ぶりとなる。ドラマは全20話のロングランで、来年2月まで放送される予定だ。 原作は10年6月から1年間、毎日新聞夕刊で連載された諸田玲子氏の小説『四十八人目の忠臣』で、脚本は『Dr.コトー診療所』(03年/フジテレビ系)、『Dr.コトー診療所2006』(06年/同)、『浪花少年探偵団』(12年/TBS系)、『あすなろ三三七拍子』(14年/フジテレビ系)などを手掛けた吉田紀子氏。 浅野家の江戸屋敷に仕える奥女中のきよ(武井)は、赤穂浪士(四十七士)のひとりである磯貝十郎左衛門(福士誠治)に身分違いの恋をし、恋に生きると心に決める。47人の赤穂浪士たちが討ち入りを成功させた後、きよは48人目の忠臣として、男たちも成し得なかった使命のため、江戸城大奥へ入っていく。同ドラマは、きよの波乱の人生を描いた作品だという。 そのほかのキャストは、きよのいいなずけ・村松三太夫役の中尾明慶をはじめ、今井翼、田中麗奈、佐藤隆太、石丸幹二、三田佳子ら。 武井は11年4月期の深夜ドラマ『アスコーマーチ~明日香工業高校物語~』(テレビ朝日系)で初めて連ドラの主演を務めた後、テレ朝、フジ、日本テレビで次々に連ドラの主役を張ってきた。しかし、その視聴率はほとんどが1ケタ台で、いつしか“低視聴率女優”と称されるようになってしまった。 今クールには『せいせいするほど、愛してる』(TBS系/火曜午後10時~)で、同局では初の主演に起用された。だが、視聴率は初回から1ケタ台が続き、第6話までの平均は7.85%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と苦戦。裏の波瑠主演『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)の平均8.2%(第7話まで)に一歩リードを許しており、全話平均で2ケタに乗せるのは厳しいようだ。 それでも、こうして主役オファーが舞い込んでくるのは、所属事務所(オスカープロモーション)の辣腕ぶりと、武井への期待感にほかならないだろう。事実、業界内では、「最近、武井の演技や仕事に取り組む姿勢が良くなってきた」との声もチラホラ聞かれるようになった。 大河、朝ドラを除き、NHKドラマの視聴率は民放より極端に低い。しかも、土曜の午後6時台となれば、視聴率は低くて当然。その意味では、武井は今回のNHKドラマでは視聴率をさして気にすることなく、演技に集中できそう。 NHKは総合テレビ、BSプレミアムで多くのドラマを制作している。武井はイメージ的にNHK向きともいえ、同局専属女優になるのも、ひとつの手かもしれない。 (文=森田英雄)
TBSの次はNHK! “低視聴率”でも武井咲はなぜ、主役であり続けるのか
武井咲が9月24日にスタートするNHK総合の土曜時代劇『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』で主演を務める。武井がNHKドラマ、時代劇に出演するのは、2012年の大河ドラマ『平清盛』以来、4年ぶりとなる。ドラマは全20話のロングランで、来年2月まで放送される予定だ。 原作は10年6月から1年間、毎日新聞夕刊で連載された諸田玲子氏の小説『四十八人目の忠臣』で、脚本は『Dr.コトー診療所』(03年/フジテレビ系)、『Dr.コトー診療所2006』(06年/同)、『浪花少年探偵団』(12年/TBS系)、『あすなろ三三七拍子』(14年/フジテレビ系)などを手掛けた吉田紀子氏。 浅野家の江戸屋敷に仕える奥女中のきよ(武井)は、赤穂浪士(四十七士)のひとりである磯貝十郎左衛門(福士誠治)に身分違いの恋をし、恋に生きると心に決める。47人の赤穂浪士たちが討ち入りを成功させた後、きよは48人目の忠臣として、男たちも成し得なかった使命のため、江戸城大奥へ入っていく。同ドラマは、きよの波乱の人生を描いた作品だという。 そのほかのキャストは、きよのいいなずけ・村松三太夫役の中尾明慶をはじめ、今井翼、田中麗奈、佐藤隆太、石丸幹二、三田佳子ら。 武井は11年4月期の深夜ドラマ『アスコーマーチ~明日香工業高校物語~』(テレビ朝日系)で初めて連ドラの主演を務めた後、テレ朝、フジ、日本テレビで次々に連ドラの主役を張ってきた。しかし、その視聴率はほとんどが1ケタ台で、いつしか“低視聴率女優”と称されるようになってしまった。 今クールには『せいせいするほど、愛してる』(TBS系/火曜午後10時~)で、同局では初の主演に起用された。だが、視聴率は初回から1ケタ台が続き、第6話までの平均は7.85%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と苦戦。裏の波瑠主演『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)の平均8.2%(第7話まで)に一歩リードを許しており、全話平均で2ケタに乗せるのは厳しいようだ。 それでも、こうして主役オファーが舞い込んでくるのは、所属事務所(オスカープロモーション)の辣腕ぶりと、武井への期待感にほかならないだろう。事実、業界内では、「最近、武井の演技や仕事に取り組む姿勢が良くなってきた」との声もチラホラ聞かれるようになった。 大河、朝ドラを除き、NHKドラマの視聴率は民放より極端に低い。しかも、土曜の午後6時台となれば、視聴率は低くて当然。その意味では、武井は今回のNHKドラマでは視聴率をさして気にすることなく、演技に集中できそう。 NHKは総合テレビ、BSプレミアムで多くのドラマを制作している。武井はイメージ的にNHK向きともいえ、同局専属女優になるのも、ひとつの手かもしれない。 (文=森田英雄)
テレンス・リーを買収した元オスカー幹部、幸福実現党の応援なのに高橋ジョージにも声かけしていた
7月の参院選で、金銭を受け取って応援演説をしたとして、公職選挙法違反(買収など)容疑でタレントのテレンス・リー(本名・加藤善照)容疑者が逮捕された事件は、党本部が主導して買収工作をしていた疑惑に拡大。東京・港区の幸福実現党本部に異例の家宅捜索が入る事態となった。 リー容疑者は首都圏で、歌手のトクマや小島一郎ら同党の立候補者の応援演説を請け負い、報酬として、計数十万円を受け取っていた疑いがある。本人は「信者じゃないけど、頼まれたからやった。ギャラも交通費も出ないって言われて」と、受け取った現金が報酬ではないと否認している。 ただ、選挙活動時に登場したリー容疑者には聴衆から「応援になってない! 逆効果だぞ!」との声が飛んでいたこともあった。というのも、リー容疑者は自称世界各地の戦場を渡り歩いた元傭兵で、危機管理コーディネーターや軍事評論家の肩書を持つが、一方で退役後は殺し屋をしていたとか、フランス外人部隊にいたとかの肩書が、その都度変化する怪しい経歴の持ち主だからだ。柔道初段の格闘家を名乗りながらも、09年には酔っ払いに一方的に殴られ全治4週間の負傷をし、なおその経歴が疑われたが、このとき本名がバレたことから過去、傭兵ではなくバーの元マスターだという証言まで出てきてしまった。 さらに女性トラブルも報じられている。昨年、写真誌で慶大生の女性歌手・桑名愛素佳に「芸能界デビューをチラつかせて肉体関係を強要され、ストレス性胃炎になった」と被害告白をされ、さらに脅迫とストーカー行為による被害届を警察に出されていることが伝えられた。 リー容疑者はこれについて肉体関係を否定し、桑名の方がストーカーしてきたと主張したが、この影響で所属事務所オスカープロモーションを解雇される。その後、新たな事務所で再出発するも、今年6月、今度はこちらの事務所の女性タレントへのセクハラ騒ぎでまた解雇。昨年末、事務所の忘年会で30代のグラビアタレントを連れ出し、「俺はずっと前からおまえのことが好きだった」と強引にキスしたという。これまたリー容疑者はその事実を全面否定したものの、危機管理のプロという看板の信用度はガタ落ちになっていた。 幸福実現党が、なぜこんな怪しいB級タレントを起用したかといえば、「なかなか見つからなかったから」と党関係者。 「金の受け渡しは一切、聞かされていないので本当に知らなかったんですが、応援をしてくれるタレントがいないかという話になっていたのは確かで、みんなであちこち声をかけていたんです」(同) 事実、リー容疑者に声をかけたのは容疑者の古巣、元オスカーの宣伝本部長、今井一郎容疑者だった。今井容疑者は上戸彩や武井咲らを輩出した全日本国民的美少女コンテストの審査員を務めるなど業界の名物幹部で、その羽振りのよさから夜の街での豪遊ぶりも知られていたが、「8年ほど前に金銭トラブルで会社を追い出されていた」と業界関係者。 今井容疑者は元スポーツ紙記者の一木昭克容疑者を通じて10万円でタレント集めを依頼され、リー容疑者に半額の5万円を渡したとされる。芸能関係者からは「今井さんからタレントの○○を連れ出せないかという連絡があった」という話が漏れ伝わっていることから、かつての人脈で応援タレントを集めようとしていたことがうかがえる。しかし、タレントにとってはかなり慎重になるべき政治運動だけに、そのほとんどが「NO」。 「今井さんは俳優や歌手、芸人まで40人以上には声をかけたらしいけど、みんなダメで、最後は別の宗教団体と付き合いがある高橋ジョージさんにまでオファーしたけど断られたとか……」(業界関係者) 結局、ひとり引き受けてくれたのが芸能界を追放されかけているリー容疑者だったわけだが、その買収工作自体が表になってしまい、党は大ピンチに陥ってしまった。リー容疑者と付き合いのあるバンドマンは「これでダメ押し、リーの仕事がなくなっちゃう。彼にとっては不幸実現党だよ」と本人を代弁して嘆いていた。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)『3秒おいて、慌てなさい。―地震・放射能・犯罪・テロ…あらゆる危機に備える』(笠倉出版社)
離婚問題で揺れる米倉涼子『ドクターX』で“路チュー”演じた、ビートたけしの真意とは?
離婚問題がいまだに解決しない女優の米倉涼子が主演を務める『ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル』(テレビ朝日系)が7月3日に放送され、平均視聴率22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、民放の上半期ドラマの最高視聴率を記録した。 米倉の所属事務所であるオスカープロモーション関係者は「特別ゲストのビートたけしの後押しがあったからです。もはや離婚問題は影響ありませんよ」と言う。 一昨年の12月26日に、元リクルート社員で会社経営者のS氏と電撃入籍した米倉だったが、たった3カ月で別居が明らかになり、“ワンクール離婚”の行方が注目されてきた。 しかし、米倉寄りの報道の中で“パワハラ夫”のレッテルを貼られたS氏が態度を硬化させ、離婚を拒否。協議は長期化の様相を呈した。 昨年末には「米倉が慰謝料代わりに手切れ金を払って離婚成立か」という情報が流れたが、米倉サイドは「自分には何も落ち度がないのに、なぜ手切れ金を支払わなければならないのか」と、これを拒絶したことで、現在も離婚協議は暗礁に乗り上げたままだ。 その間、テレ朝は、第3シリーズで完結した『ドクターX』の第4シリーズを米倉サイドに根気強く交渉。その結果、今年の秋から放送することが決定したが、今回のスペシャルは、それ以前に決まっていたことだという。 そのスペシャルの目玉が、たけしだった。これはたまたま、米倉が『ドクターX』のプロデューサーと都内のレストランで食事しているときにたけしと遭遇、たけしのほうから「おいらも出してくれ」と願い出て、ゲスト出演が決まったそうだ。 実は、たけしは数年前にある人を介して、オスカーの古賀誠一社長と食事する機会があったのだが、この時の古賀社長の至れり尽くせりのおもてなしに感動、その後も両者は親交を深めてきたようだ。 その古賀社長にとって、『ドクターX』は「企画協力」というクレジットで自らの名前を出すほど入れ込んでいる作品。そこへ自らを売り込んだというのは、たけしなりの礼の尽くし方だったのだろう。 しかし、7月3日に放送されたスペシャルを見て、驚いた。たけしは、今回のストーリーで中心的な役割を果たす米倉の敵役。あの忙しさを考えたら、チョイ役程度の出演かと思ったら、メインゲストだった。 しかも、ドラマは病院長であるたけしが、岸本加世子と“路チュー”している現場からドラマは始まった。ここまでやるのは、たけし自身のアイデアではないかと勘繰った。というのも、岸本はその昔、たけしと不倫がウワサされた女優。真相は当時、岸本が真剣交際していた春風亭小朝との関係をカモフラージュするためのダミーだった。たけしが気を利かせたのだ。 にもかかわらず、小朝は岸本を捨てた。以来、たけしは小朝を嫌い、岸本を“たけしファミリー”の一員としてかわいがっている。その岸本とのキスシーン。粋なドラマのスタートだった。 米倉の敵役を演じたたけしは、これまでのメインゲストとはひと味もふた味も違って、迫力があった。オスカー関係者によると、米倉も「たけしさんに感謝」と言っているという。 一部では、米倉の離婚問題がドラマの視聴率に悪影響を与えるのでは? との見方もあったが、今回のスペシャルでの盤石ぶりに、関係者は新シリーズの成功についても自信を深めたという。今のところ、各局ドラマが不作の2016年だが、やはり『ドクターX』が大本命になりそうだ。 (文=本多圭)
「女優宣言」したばかりの新人2人が、早くも連ドラ出演! オスカーの威光すごし……
大手芸能事務所オスカープロモーションが3月23日、10年ぶりに『女優宣言お披露目記者発表会』を開催したが、そのうちの2人が早くも連ドラへの出演が決まり、あらためて業界内でのオスカーの“力”を示す格好となった。 同お披露目会に出席したのは、「2013年ミス・ユニバース日本代表」の松尾幸実、「ミス・ワールド2013日本代表」の田中道子、「ミス・アジアファッションモデル2015」の和田安佳莉、「ミス・ワールド2015日本代表」の中川知香の4人。いずれも、すでにモデルとして活動しているが、今回連ドラ出演のチャンスをつかんだのは松尾と和田。 松尾は同じ事務所の剛力彩芽が主演を務める、7月期『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(テレビ朝日系/金曜午後11時15分~)に出演する。同ドラマは、主人公・一木くるみ(剛力)が、25歳の若さにして“総理大臣の料理番”として総理官邸に入り、日々奮闘する姿を描いた作品。松尾は総理大臣官邸事務所の職員・桜井あすか役で、政務担当総理大臣秘書官・古賀征二(滝藤賢一)の部下という役どころ。 一方の和田もまた、オスカー所属の武井咲が7月期に主演する『せいせいするほど、愛してる』(TBS系/火曜午後10時~)に出演する。同ドラマは、とある企業の広報部で働く、主人公・栗原未亜(武井)が、自社の副社長で既婚者の三好海里(滝沢秀明)と禁断の恋に落ちる大人の群像劇。和田は未亜の後輩広報部員・遠藤多佳子役を演じる。 松尾、和田ともに、剛力、武井との“セット出演”の形になるが、演技はド新人ながら、それなりの役柄が与えられているあたり、オスカーの業界内での威光が顕著に垣間見える。 過去の『女優宣言お披露目記者発表会』では、2000年の米倉涼子、菊川怜、01年の上戸彩、06年の笛木優子とスターを輩出している。松尾、和田は、このチャンスを生かして偉大な先輩たちに続くことができるか? (文=森田英雄)オスカープロモーションオフィシャルサイトより
狙うは“深夜ドラマの女王”の座? 『ドクターカー』苦戦中の剛力彩芽が、7月期もテレ朝で連ドラ主演の快挙
ここまで来たら、オスカー・プロモーションのらつ腕ぶりに敬服するしかないか!? 現在、主演する日本テレビ系の深夜ドラマ『ドクターカー』(木曜午後11時59分~)が苦戦している剛力彩芽が、7月期もテレビ朝日系の深夜ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(金曜午後11時15分~)で主役を務めることになった。 くだんの『ドクターカー』は初回こそ、4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークしたものの、第2話では3.2%と急降下。その後、3%台が続いていたが、第7話(5月26日)では2.7%まで落ち込んだ。第7話までの平均は3.5%で、このままいけば、芸人・小籔千豊の連ドラ初主演作だった、1月期『マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~』の平均3.7%すら下回りそうな気配になってきた。そんな剛力が深夜枠とはいえ、2クール連続で連ドラの主役の座を張るのだから、所属事務所であるオスカーの政治力には恐れ入るばかり。 もともと、“視聴率が取れない女優”と称されていた剛力は、昨年4月期『天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-』(テレビ朝日系/主演)を最後に、女優業を一時休業。歌手活動に専念したが、それもままならず、同12月から女優に復帰。当初はBSやwebドラマ、スペシャルドラマの脇役で出演していたが、『ドクターカー』より本格的な復活を遂げた。 7月期に放送される『グ・ラ・メ!』は、ドラマになった『信長のシェフ』の作者・西村ミツル氏と大崎充氏(画)による漫画『グ・ラ・メ!~大宰相の料理人~』(新潮社刊)が原作。 低迷する支持率を打破するため、現内閣総理大臣・阿藤一郎(小日向文世)と総理大臣秘書官・古賀征二(滝藤賢一)が、総理任命の「官邸料理人」の復活を決断。大宰相と呼ばれた吉田茂総理の時代以来、約70年ぶりとなった「官邸料理人」に任命されたのは、料亭で仲居として働いていた一木くるみ(剛力)。天才的な料理の腕がありながら、その若さと率直な性格ゆえに、周囲から敬遠され、居場所を見つけられずにいた孤高のシェフ・くるみが、周囲の反発や嫉妬にも惑わされず、ひたすら料理を追求していく……というストーリー。 他のキャストは、官邸大食堂の総料理長で、くるみと何かと敵対する清沢晴樹(高橋一生)、東陽テレビ政治部記者の立花優子役(新川優愛)、官邸料理人のひとりで、くるみの面倒を見ることになる田村友和(三宅弘城)、阿藤総理の娘で事実上のファーストレディ・阿藤理子(内藤理沙)ら。また、3月にオスカー主催「2016年女優宣言お披露目記者発表会」に参加した、13年ミス・ユニバース日本代表の松尾幸実が、官邸事務所の職員・桜井あすか役で女優デビューを果たす。 『ドクターカー』では5歳の男児を持つシングルマザーの新人医師役で、現在23歳の剛力には、かなり無理な設定だった。『グ・ラ・メ!』も役柄上25歳にして、総理大臣の料理番になるという非現実的な設定だが、それがまかり通るあたり、ある意味すごいことだ。 剛力にとって、テレ朝の金曜ナイトドラマ枠での主演は、『私の嫌いな探偵』(14年1月期)、『天使と悪魔』に続いて3作目となり、今度こそは視聴率という結果がほしいところ。プライム帯から、すっかり消えた剛力だが、さしあたって狙うは“深夜ドラマの女王”の座か!? その先には、捲土重来、プライム帯への復活を見据えているはずだ。 (文=森田英雄)
武井咲が名作『瀬戸内少年野球団』のリメイクドラマで主演! “低視聴率女優”のイメージ払拭なるか?
7月期に『せいせいするほど、愛してる』(火曜午後10時~)でTBS系ドラマ初主演が決まったばかりの武井咲が、今秋にオンエアされるテレビ朝日系のスペシャルドラマ『瀬戸内少年野球団』のリメイク作でも主演を務めることが明らかになった。 同作は、作詞家・故阿久悠さんが1979年に発表した小説で、84年に故・夏目雅子さん主演で映画化された。同映画は優れた作品であっただけではなく、結果的に夏目さんの遺作となり、また、渡辺謙の映画デビュー作でもあったため、日本映画史に残る“伝説の作品”となっている。 その後、93年に鈴木保奈美主演でドラマ化(フジテレビ系)されたが、あまりにも夏目さんの印象が強く、鈴木をもってしても、映画版を超えることはできなかった。 あれから23年の月日を経て、2度目のドラマ化が実現することとなったが、主役として白羽の矢が立ったのが武井。ドラマの制作はテレ朝とオスカー・プロモーション(武井の所属事務所)で、武井にオファーがいったのは自然の流れか……。 舞台となるのは兵庫県淡路島で、敗戦で絶望感、喪失感、無力感な少年少女たちが、野球をすることで生きる力を取り戻していく姿を描いた作品。 主人公・中井駒子(武井)は、江坂町国民学校初等科の教師。夫と野球チーム「江坂タイガース」を結成し、自ら監督となってチームを率いて、子どもたちを勇気づけ、夢と希望を与えていく物語。 駒子の教え子で、少年たちのヒロイン的存在となる海軍提督の娘・波多野武女役には、人気子役の本田望結(オスカー)を起用。そのほか、友近、えなりかずき、山内圭哉、平泉成、高橋惠子、大杉漣の実力派が脇を固め、オスカーからは坂田湧唯(子役)、栗山航も出演する。 武井はこれまで、テレ朝で『Wの悲劇』(2012年4月期)、『お天気お姉さん』(13年4月期)、『ゼロの真実~監察医・松本真央~』(14年7月期)、『エイジハラスメント』(15年7月期)に主演。他局のドラマを含めて、視聴率的に苦戦していることから、いつしか“低視聴率女優”と称されるようになった。 しかし昨今、「武井の演技や、仕事への取り組み方がよくなった」(テレビ制作関係者)といった声も多く聞かれるようになってきた。『エイジハラスメント』や、新人病理医役でヒロインを務めた今年1月期の『フラジャイル』(フジテレビ系)は平均視聴率1ケタ台に終わったが、「武井の成長ぶりが垣間見えた作品」との意見も少なくない。 今回、名作のリメイクドラマとあって、武井のプレッシャーも大きいようだが、夏目さんを彷彿させるような演技、2ケタ視聴率で、アンチを黙らせるしかなさそう。その前に、まずは『せいせいするほど、愛してる』で好視聴率を挙げ、弾みをつけたいところだろう。 (文=森田英雄)
それでも、TBSなら……! 苦戦続きの女優・武井咲、初のTBSドラマ出演で捲土重来なるか?
他局がダメでも、TBSなら……という決意の表れかもしれない。オスカープロモーションが、武井咲を初めてTBSドラマに投入する。 武井は、2011年4月期のテレビ朝日系の深夜ドラマ『アスコーマーチ~明日香工業高校物語~』で初めて連ドラの主演を務めて以降、テレビ朝日、フジテレビ、日本テレビの連ドラで立て続けに主役を張ってきた。しかし、その平均視聴率は常に1ケタ台で、いつしか一部メディアなどで「低視聴率女優」と呼ばれるようになってしまった。 14年1月期『戦力外捜査官』(日本テレビ系)では準主役・TAKAHIRO(EXILE)の俳優デビュー作とあって注目度が高く、平均11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を取って、主演ドラマで初の視聴率2ケタ台を記録。同7月期『ゼロの真実~監察医・松本真央~』(テレビ朝日系)も平均10.5%で、かろうじて2ケタ台をマークしている。 だが、同10月期『すべてがFになる』(フジテレビ系)は、当時勢いに乗っていた綾野剛を相手役に迎えたにもかかわらず、平均8.9%。15年7月期『エイジハラスメント』(テレビ朝日系)も平均8.9%に終わった。 今年1月期『フラジャイル』(長瀬智也主演/フジテレビ系)ではヒロインで出演したが、これまた平均9.8%と1ケタ台。さすがに、「演技力は最近ついてきた感はあるが、もうプライム帯の連ドラの主役級では厳しいのでは?」との声が多方面から出ていた。 それでも、オスカーにとって米倉涼子や上戸彩の後継として武井を“主役級”に育てるのは至上命題。人気タレントを多く抱え、自社でもドラマ制作を手掛けることでテレビ局や他の芸能プロへの影響力が増してきている同事務所が辣腕を振るい、武井に1年ぶりの連ドラ主演をもたらした。意外な気もするが、これまで武井は、ただの1度も、TBSのドラマに出演した経験がない。 武井が主演するのは、7月期の連続ドラマ『せいせいするほど、愛してる』。原作は女性向け漫画誌『プチコミック』(小学館)で連載されていた、北川みゆき氏の同名漫画。同ドラマは、とある企業の広報部で働く主人公・栗原未亜(武井)が、既婚者である自社の副社長・三好海里(滝沢秀明)と恋に落ち、2人の禁断の恋愛を軸に、複雑に絡み合う人間模様を描いた作品。 そのほかのキャストとして、ライバル企業の社員で三好の最大の恋敵となる宮沢綾役で中村蒼、元カレ・山下陽太役で高橋光臣、未亜のふたりのルームメイト役で、真咲あかり(水沢エレナ)、美山千明(トリンドル玲奈)の出演が決まっている。今作の主要な共演者の中にオスカー所属の水沢がいることからも、同プロとテレビ局との力関係が垣間見える。 TBSの「火10」ドラマは、14年4月期にスタートしたが、平均視聴率は前クールまで8期連続1ケタ台と低迷。今期の『重版出来!』(黒木華主演)も第7話までの平均が7.8%で、9期連続1ケタが決定的。「低視聴率女優」というレッテルが貼られる中で、あえて不毛の時間帯に切り込むのも、武井とオスカーの心意気かもしれない。 ただ、昨年1月期『まっしろ』(堀北真希主演/平均5.8%)や、同10月期『結婚式の前日に』(香里奈主演/平均5.6%)のような爆死ともなれば、さすがに武井はバッシングの矢面に立たされそう。その視聴率のカギを握るのは、ここ最近、舞台『滝沢歌舞伎』や、NHKドラマへの出演が多く、民放連ドラ自体が、09年7月期『オルトロスの犬』(TBS系)以来、7年ぶりの滝沢次第となりそうだ。 (文=森田英雄)








