椎名林檎「さらばだ!」人気ロックバンド東京事変が解散を発表

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 11日未明、椎名林檎がボーカルを務める人気ロックバンド・東京事変が、自らのホームページで解散を発表。約8年間の活動にピリオドを打つことになった。  東京事変は2004年、椎名林檎とそのバックバンドのメンバーを中心に結成され、同年9月にシングル「群青日和」(EMIミュージック・ジャパン)でメジャーデビュー。以降、7枚のシングルと5枚のオリジナルアルバムを発表し、活発なライブ活動を行うなどしてカリスマ的な人気を集めていた。  公式ホームページに、椎名は以下のメッセージを掲載。 「我々が死んだら電源を入れて 君の再生装置で蘇らせてくれ さらばだ!」  また他のメンバーも、謝辞とともに 「この奇跡的な音楽集団に参加できた事に感謝しています。新しい自分になれたら、また一緒に音楽を作りたいです。」(伊澤一葉) 「僕は、音楽家として人間として、胸いっぱいの愛を『東京事変』という名のタイムカプセルにつめこみました」(亀田誠治) 「手前味噌ですが、東京事変はすごくカッコいい音楽をやってきたと思います。だからそれを聴いて、観に来てくれた皆さんも、最高にカッコいいお客さんだったと思います」(刄田綴色) 「加入も解散もいつも突然にやってくるのが東京事変です。思えば東京事変に加入が決まったのはアルバム「大人」のレコーディングの前日でした」(浮雲)  などと、それぞれの思いをつづっている。  同ホームページによると、解散の日時は今年の2月29日。2月14日から開催されるライブツアー「東京事変 Live Tour 2012 Domestique Bon Voyage」が最後のステージになる予定だという。
color bars オリジナル盤としては最後になる......? amazon_associate_logo.jpg
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次世代の中島みゆき!? "声だけで泣ける路上の「シンデレラ」"奥華子


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 みなさんは、奥華子をご存知だろうか? 2004年頃から東京・渋谷や千葉県・柏、津田沼などを拠点にしたストリートライブで頭角を現し、06年にはアニメ映画『時をかける少女』(監督/細田守)の主題歌を手がけて一躍ブレーク。全国区の知名度を得たキーボード弾き語りの女性アーティストだ。  今年3月、シンガーソングライターの奥華子は全国ツアーの最中に震災に遭遇したという。その後、「奥華子にできること」を自ら企画し、「スマイルライブ」と題して全国各所で支援金を募るフリーライブを開催。6月にはコンセプトアルバム『君の笑顔-smile selection-』を発表し、その後も日本に笑顔を取り戻したいと、精力的なライブ活動を続けている。  そして来年1月11日、満を持しての新曲である「シンデレラ」が発表される。今回のシングルで彼女は、aiko、JUJU、いきものがかりなどでスマッシュヒットを飛ばしている島田昌典氏をアレンジャーとして迎えている。これまでは単独での弾き語りスタイルで、どちらかというと静かでバラード的な要素が強い作品が多かったが、「シンデレラ」の前向きなメロディラインと島田昌典のポップなアレンジは間違いなく彼女の新境地と呼べるものだろう。  奥華子は、特異なアーティストである。彼女のテーマにあるのは、いつだって"不幸な女性"。恋に破れ、望んだものに手が届かず、それを必死に求める様......それはともすれば「自己中心的」とも「ストーカー一歩手前」とも取られかねない、苛烈で切実な思いである。表現される物語はすこぶる重く、身勝手だ。男性側から見れば、「気持ち悪い」「ウザい」「もう関わりたくない」と思えるほどリアルな心象風景。軽やかなその歌声とは裏腹に、その肌触りは、中島みゆきの面影さえ感じさせる。  そんな奥の楽曲を評して、「まるで素足でアスファルトに立っているような感触」と評する声がある。失恋や届かぬ思いをストレートに表現するその歌詞は刺すような痛みを感じさせ、体感温度は低い。ところが、その場に立ち続けているとそのダイレクトな痛みがまろやかな心地よさに変わり、そのまま一歩、二歩と踏み出したくなってくるような感覚。あくまで個人的なその世界観は、日常の中でひととき非日常を感じさせ、すべてを洗い流してくれるような清冽さに満ちてくる。  好きすぎて 苦しくなって 信じたいのに疑って  「別れよう」って言ったのは  「別れたくない」って言葉が聞きたかっただけなのに
 今回リリースされる「シンデレラ」もまた、不意に別れを迎えた恋人同士の物語である。"声だけで泣ける"と言われた切ない世界観はそのままに、より前向きな楽曲に仕上がっている。  ちなみに過去の話になってしまうが、奥華子にとってトレードマークの赤いメガネについて、彼女はかつて日刊サイゾーのインタビューにこう答えている。 「路上ライブの時に、メガネをかけたら覚えてもらいやすいかも? と思って、はじめて赤いメガネをかけて歌ったら、それまではCDが30枚くらい売れていたのですが、その日にいきなり100枚売れたんです。偶然かもしれないんですが、それ以来ゲン担ぎで、ずっとかけています(笑)」  この楽曲を期にその赤いメガネを外し、黒ぶちメガネにかけ替えた奥華子。それでも、「シンデレラ」の魔法は、まだ解けない。
シンデレラ LIVE音源を含む、全6曲収録。 amazon_associate_logo.jpg
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「やっぱりバーニングの影!?」日本有線大賞受賞のふくい舞に超強力バックアップあった

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「いくたびの櫻 」(J-more)
 毎年恒例の『第44回日本有線大賞』が10日、発表された。シングルでミリオンヒットを連発しているAKB48、これまで同賞を6回受賞している氷川きよし、若者に人気で今年のレコ大大賞候補とも言われた西野カナらを振り切り、シンガーソングライターのふくい舞のバラード曲「いくたびの櫻」(J-more)が大賞を受賞した。 「同大賞は有線放送シェア第2位で、全国有線音楽放送協会(全音協)加盟の有線放送会社の中では最大手・キャンシステムへ寄せられた、前年12月第3週からその年の12月第2週までのリクエスト回数を基準に表彰される。ふくいの曲は、今年2月の発売以来28週連続10位以内を維持するロングヒットを記録するなどし、大賞を受賞した」(音楽関係者)  TBS系で放送された授賞式で、ふくいは「このような名誉ある賞をいただき光栄に思います」と驚きながら話し、11日の朝に更新したブログでも「正直、大賞が穫れるなんて思っていなかったので、本当にビックリしてしまいました(原文ママ)」とコメントしているが、関係者の間でも彼女の受賞は、かなり意外な結果だったという。 「2001年からの受賞者の顔ぶれをみると、氷川が6回でダントツ。浜崎あゆみが2回、倖田來未、EXILEがそれぞれ1回ずつとなっている。1995年まではほぼ演歌の独壇場だったが、96年からは氷川以外は流行のJ-POPばかり。というのも、近年は『レコード大賞の前哨戦』ともいわれ、01、02年の浜崎、08年のEXILEは有線大賞とレコ大をW受賞。05年のレコ大は最後までなかなか"調整"がつかなかったが、レコ大を倖田、有線を氷川ということでまとまり、翌年はレコ大を氷川、有線を倖田が分け合った。氷川の場合はもともと有線のリクエストが多いので、03年から6回の受賞は納得」(音楽関係者)  今年のレコ大は昨年までV3を達成したEXILEが辞退したため、「AKB48の大賞がほぼ決まっている」(同)といわれているが、有線はAKB48ではなく、ふくいが受賞。ネット上では「いったい誰?」といった書き込みが多数寄せられ、ふくいのブログのコメント欄にも「顔も名前も歌も知りませんでした笑」「ポッと出が!」「っつうか、誰?」など嫌がらせとも言えるコメントが殺到し、炎上状態となった。だが、ふくいのバックには知る人ぞ知る"大物"がついていたという。 「08年にエイベックスからデビュー曲『アイのうた』を発売すると、配信で人気となり、同年の日本レコード大賞新人賞を受賞。今年1月にアーティスト名を福井舞から「ふくい舞」へと改名したが、彼女は"芸能界のドン"ことバーニングプロダクションの周防郁雄社長の秘蔵っ子。取材の仕切りもバーニングが窓口で、猛プッシュされたが、なかなか爆発的なヒット曲を出すには至らなかったので、いくら周防氏の力をもってしても、『紅白』にねじ込むことはできなかった。レコ大は"ガチンコ"ではないので、苦もなく新人賞に押し込めたが、リクエスト結果をもとに大賞が決まる有線大賞にまで周防氏の力が及んでいるということなのか......」(レコード会社関係者)  ちなみに、オリコンのデータによると、ふくいの「いくたびの櫻」の売り上げは約1万3,000枚程度。有線へのリクエスト数だけが飛び抜けていたということか、それとも......。
いくたびの櫻 お初にお目にかかります。 amazon_associate_logo.jpg
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「K-POPなのにJ-POPとして全米進出!?」少女時代"日本ブランド借用疑惑"の真相とは

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話題になっている画像はこちら。
少女時代のメンバーの下に
「Japan pops to Girls' Generation」
とある。
  19日、韓国女性アイドルグループ・少女時代がアメリカでマキシシングルを発売し、全米進出を果たす。日本ではニューアルバム『The Boys』が、韓国語オリジナル盤であるにもかかわらずオリコンウィークリーチャートで2位を記録するなど好調を維持しているが、そんな彼女たちのアメリカ向けの宣伝ポスターに記されたとされるキャッチコピーの画像が、ネット上で論議を呼んでいる。   そのキャッチコピーとは、「Japan pops to Girls' Generation」というもの。「Girls' Generation」とは少女時代の英語名だが、ネット上の掲示板などでは「韓国のグループなのに、J-POPというのはおかしいではないか」「パクリ文化の韓国だけに、日本ブランドの威を借りてアメリカで活動するつもりか」などと非難が巻き起こっているのだ。  アメリカの音楽事情に詳しい音楽ライターは次のように解説する。 「『pops』という言葉を音楽の『ポップス』と解釈してしまったことから生じた誤解なのですが、これは『pop(飛び跳ねる)』という意味の動詞なんですよ。なので、全体としては『少女時代が日本を席巻している』というぐらいの意味ですね。それに宣伝ポスターのキャッチコピーではなく、アメリカの新聞に掲載された芸能コラムの記事のタイトルなんです。もっとも、なぜアメリカ人の読者に向けて少女時代が日本で大人気だということをアピールする必要があるのか疑問ですけどね。その意味では、日本ブランドの威を借りて全米進出を果たそうとしているという指摘は、意外に当たっているのかもしれません(苦笑)」   少女時代が所属プロダクションのSMエンターテインメントの綿密なグローバル戦略によって日本に進出したことはよく知られているが、全米進出の戦略が「日本」を売り物にするというのではあまりにお粗末ではないか。新作ではレディー・ガガやマイケル・ジャクソンなどの作品を手がけたテディ・ライリーをプロデューサーに迎えており、まさに「グローバル仕様」といったところだが、実際のところ少女時代の全米進出の成否はいかに? 「アジアのアーティストの全米進出では言葉のハンデが常に付きまとうのですが、少女時代はメンバーのジェシカとティファニーが韓国系アメリカ人なのでその点はクリアしています。しかし、新作を聴いた限りではパンチ不足だし、アメリカではちょっと厳しいでしょうね。それに、プロダクション側もいきなりブレークするとは考えていないはず。まずは在米コリアンたちへ人気の浸透を図ろうというところではないでしょうか。それだけでも相当なマーケットですから」(前出・音楽ライター)   少女時代の全米進出が無様な結果に終われば、日本国内のK-POPブームに影を落としかねないだろう。その意味では、少女時代も正念場を迎えているといっていいかもしれない。 (文=牧隆文)
少女時代(GIRL'S GENERATION) / THE BOYS, 3rd Album(韓国盤) 日本を席巻してはいない。 amazon_associate_logo.jpg
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大規模事務所は経営悪化中!? 絢香、スガシカオ……Jポップ界で「独立」が増えるワケ

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「Sing to the Sky」
(ワーナーミュージック・ジャパン)
 一昨年末、体調不良を理由に無期限休養に入った歌手の絢香が、音楽活動の再開を発表した。夫の水嶋ヒロ出演のCMに楽曲を提供したほか、年明けにはCDの発売も予定しているという。 「絢香は自主レーベルからCDを出すとコメントしていますが、自主レーベルを運営する所属事務所はエイベックス関係者が実務を担っており、CMタイアップの話をまとめたのもエイベックスと見られます。それでもエイベックス所属ではなく、自主レーベルからという形を取ったのは、これからの音楽業界では小回りの利くマネジメント事務所が有利になると見られているからです」(他の事務所関係者)  ここ数年の音楽業界では、CD売り上げの低下が各レコード会社だけでなく、各マネジメント事務所の経営も直撃しているという。レコード会社から入ってくる協力金が減少したことに加え、従来は事務所の収入源であったグッズ販売についても、レコード会社と利益を折半する形が一般化している。そのため、多くのバンドや歌手を抱えている大規模事務所の大半は資金不足が常態化し、「経営状態は火の車」(前出の関係者)だという。 「一部の売れっ子がCDやコンサートで稼ぎ、その他多数の新人や売れない中堅を養うというのが音楽事務所のパターンでしたが、ここにきて"売れっ子"の収益そのものが悪化しており、事務所によっては高い給料を払えなくなっているところも出てきています。そんな中、待遇悪化に不満を持った一部の有名歌手やバンドの間では、個人事務所設立を模索する動きが広がって来ました」(前出の関係者)  10月27日には、歌手のスガシカオが所属事務所オフィスオーガスタからの独立を発表した。オフィスオーガスタは家族的な運営方針で知られ、スガは同事務所主催のフェスティバルなどの常連でもあったことから、業界内外に驚きの声が広がった。 「スガ本人は『よい作品を作るためにひとりになる』という趣旨のコメントをしており、事務所との表立ったトラブルは確認されていません。ただし、ここ数年のスガシカオのCD売り上げが落ちていたのは事実。その分、コンサート活動が多くなるなどした結果、本人に疲労感が蓄積した可能性は否めません」(レーベル関係者)  右肩下がりで衰退の道をたどる日本の音楽業界。歌手やバンドが活動を継続するためには、小規模化でコストを抑えるというのが有効な選択肢なのかもしれない。 (文=道場登志夫)
Sing to the Sky ダンナの分も稼がないと! amazon_associate_logo.jpg
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「VTRはけっこう高いのに……」"ちょい懐メロ"番組が連発される裏事情

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テレビ朝日『ストライクTV』公式サイトより
 10月から放送開始した『ストライクTV』(テレビ朝日系)。番組の元となったのは、「ストライク♪ミュージック」という、同局の深夜の情報バラエティー『お願い!ランキング』の人気コーナー。これは、同じ年に生まれたゲストがハマッた音楽を紹介するもの。  また、同じく10月から日本テレビ系でスタートした『1番ソングSHOW』も、デビュー曲が一番売れた人や、ヒットメーカーの一番売れた曲など、さまざまな角度から切り取った「1番」の曲を紹介していくもの。  その一方で、『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)や『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)など既存の人気歌番組でも、依然として過去のVTRで構成する企画の比率が高く、「少し懐かしい曲で盛り上がる」傾向がどんどん強まっている気がする。  その理由はどこにあるのだろうか。ある放送作家はこう言う。 「まず言えるのは、今はヒット曲が何もないといっていい状況がありますね」  新曲で構成した歌番組を流しても、知らない曲ばかりになってしまい、視聴者に興味を持たれないおそれがある。 「分からない曲が流れると、その間は別の番組にチャンネルを変えてしまうということはありますね」(同作家)  VTRをサビだけの短いバージョンで次々つないで構成するのも、飽きさせないための防止策といっていいかもしれない。  これらの「ちょい懐かし」音楽番組は、1980~90年代の曲を扱う傾向が強く、コメントを語るゲストも30代が多い印象があるが、これは、対象とする視聴者にこの世代が多いのだろうか。前出の作家は言う。 「実際のところ、テレビを一番見ているのはその上の層なんですが」  その層にドストライクな曲にすると、それはそれで「古すぎるんですよ」(同)。完全な懐メロ番組になってしまう。 「作り手側が、ちょうどその世代が多くなっていることはありますね。また、CDの売り上げなど、音楽が一番流行っていた時期、音楽が一番元気だった時期ということもあります」  ところで、テレビ界全体も不況が続いているといわれるが、このVTR中心の番組の構成は、豪華なゲストやセットにお金がかかってしまうということもあるのだろうか。 「実のところ、アーティスト側はプロモーションで来ているので、ギャラという意味ではほとんどかかっていないんですよ。場合によっては、VTRを何本も流す方が、お金がかかることもあるかもしれないです」(前出放送作家)  映像の使用料が、モノによっては結構高額になるものもあるとのこと。 「本当に高いものはありますからね。これにコメントしてくれるゲストのギャラなども考えると、映像流すだけの方がお金がかかってしまうこともあります」  今後も、少し懐かしい曲で盛り上がる番組は増えていくのだろうか。 「『ストライクTV』は人気がありますが、音楽番組の全体の流れを変えるほどの影響力はまだないという気はします。どちらかといえば、プレゼン的なトークの面白さがメーンに考えられていると思います」  10年、20年たって、現在のヒット曲を同じように振り返ったとき、「懐かしい~」「あったね~」と、みんなで盛り上がることのできる曲が、どんどん生まれてくることを願いたいものだ。
青春歌年鑑 90年代総集編 やっぱりTK! amazon_associate_logo.jpg
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"V界のドン"ダイナマイト・トミー×角川慶子 いまどきV系をぶった斬る!!

──ビジュアル系黎明期にカリスマとして活躍し、"ビジュアル界のジャニーズ事務所"PS COMPANYとはガチンコ裁判でやりあったこともあるというこの方に、昔と今のビジュアル系の違いについて話を聞いた。
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今ではすっかり「いいオジサン」という風貌のダイナマイト・トミー氏。
 80年代のビジュアル系黎明期に「東のX、西のCOLOR」として知られたバンドCOLORのボーカルとして絶大な人気を誇り、現在はビジュアル系事務所の社長として辣腕を振るう"V系のドン"ダイナマイト・トミー氏を直撃。かつて本誌で「ビジュアルさんいらっしゃい!!」を連載し、V系音楽に造詣の深い角川慶子氏をインタビュアーに、現在のビジュアル系をぶった斬る! 角川慶子(以下、) トミーさんから見て、ご自身の時代と今のビジュアル系は違いますか? ダイナマイト・トミー(以下、) 全然違うと思うよ。僕らの時代は、ロックバンドをやってるヤツの中でも、特にとんがってるヤツらがやっているのがビジュアル系だった。僕だって、バンドをやるかヤバイ世界に踏み込むかっていうくらいギリギリのところにいる人間だったし。でも今は、うちの事務所に所属するDIR EN GREYとか、既存のビジュアル系バンドにあこがれて始める子のほうが多いんじゃないかな。あとは、単純に「モテたいから」とか。  やっぱりビジュアル系ってモテるんですか?  それはモテるよ。僕はあんまりだったけど、COLORのほかのメンバーには、ファンからのプレゼントに現金100万円が入ってたなんてこともあったみたいだよ。  いい思いしていたんですね。ところで、最近の子たちはお行儀がよすぎると思いませんか? 取材をすると、バンドが5分前には現場に来ていることがほとんど。COLORやX Japanの取材なんて、2時間やそこらの遅刻は当たり前で、「取材に来るかすらわからなかった」って聞いたことがあるんですけど。  うちの事務所のバンドは、今でも時間通りには来ないなあ(笑)。Skypeで会議をやっていても、DIR EN GREYの京ちゃんなんかは途中で「もう落ちていいっスか?」ってすぐ聞いてくるし。まあ僕も、「別にいいよー」って返すくらいユルいけど(笑)。でも、そのほうが創造性があると思うんだよね。  the GazettEやAlice Nineが所属している"ビジュアル界のジャニーズ事務所"PS COMPANY(以下、PS)も大きな事務所ですが、もともとはトミーさんの事務所と関係があるんですよね。  もともとはうちも出資した会社で、子会社のはずなんだけどね。「そんな事実はない」って突然言われて裁判でも争ったんだけど、ダメだった。PSの尾崎友美社長のサインが入った出資証明書もお金の振込記録もあるし、PSの決算書にも記載があるんだけど、裁判官が認めなくて......。  それって詐欺じゃないですか!? PSは、「サイゾー」の取材も全然受けてくれないんですよ。  PSでは、アーティストがデビューする時には携帯電話の番号を変えさせたり、メールのチェックもしたりして、徹底的に管理するみたいだね。そうやって事務所に言われるがままになっていると、バンドはダメになってしまうと思う。会社が偉くなって、社長が絶対的な存在になってしまうと、社長の人形みたいなバンドしかできないんですよ。  ミュージシャンっていうより、アイドルを管理しているみたいですね。  バンドの良さって、音楽を通じていろんなことを伝えられるところなんだよね。自分が発信したものが面白いと思われれば、どんどん広まっていくし、結果としてお金も入ってくる。でも、社長の人形ではたかが知れてるよね。イヤになったら辞めて、うちの事務所に来ればいいのにね(笑)。 ■TAIJIの死にざまはロッカーとしては拍手  キャリアは長いのに今年頭に解散したヴィドールとか、解散するバンドも多いですよね。  ヴィドールはわからないけど、だいたいはお金に行き詰まるからでしょう。  やっぱり売れるまでは、バイトをしたり女の子に食べさせてもらったりというバンドもいるんですか?
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80年代、「東のX、西のCOLOR」と謳わ
れた伝説のV系バンドCOLOR。中央前列
が当時のトミー氏である。
 女の子を風俗で働かせてお金をもらうような子もいるよ。昔も、貢いでもらったりっていう人はいたけど、そこまでのことは聞かなかったな。今の子たちは、頭を使って貢ぐように仕向けたりしてるから陰湿に感じるし、人間の器量が小さくなったようにも思うね。昔は、ロックバンドの中でもとんがってるのがビジュアル系だったけど、今は、社会とか学校、コミュニティーから排除された子たちがやってるって感じ。コミュニケーション能力の低い子が多いよね。  最近は、派手なケンカをして警察が来たなんていう話も聞かなくなりました。  最近その手の話を聞いたのは、亡くなったTAIJIの話くらいかな。  元X Japanのベースで、トミーさんともバンド「The Killing Red Addiction(TKRA)」を一緒にやっていたTAIJIさんが今年7月に亡くなったのは、本当にショックでした。  もちろん悲しい気持ちもあるけど、ロッカーとして見れば、彼の人生には拍手だよ。サイパン行きの飛行機で暴れて、収監された拘置所でそのまま自殺。しかも、なんで暴れたのかも自殺した理由もわからない。ちゃんとした葬儀もなくて、その死がすべて謎に包まれていて......カッコイイですよ。シド ・ヴィシャスやカート ・コバーンに並んだよね。  以前トミーさんは「病気にしろなんにしろ、この業界の人間は寿命が短いんだ」っておっしゃっていましたよね。  特にTAIJIの場合は「あともう何年かだな」ってみんな思ってたんじゃないかな。自殺未遂っぽいこととか、いろいろやってたからね。  今でも、心に闇を抱えていたりする子は多いんですか?  昔は、病んでいるというよりも、突き抜ける感じだった。それこそTAIJIが典型例だけど。でも、今はおとなしい病み方だよね。外に向かわないで、自分の内側へ病んでいく。  トミーさんの事務所に所属するKannivalismの怜さんも"うつ"の本を出されましたよね。  怜は眠れないことが始まりだったみたい。でも、ビジュアル系の子が特別繊細だとは思わないな。視点が鋭いなと思うことはあるけど、誰にでも繊細な部分はあるよね。ただ、マネジメントをする上では、バンドが言いたいことが言えなくならないように気を使ってる。逆にスタッフが言えなくてもいけないよね。  やっぱり、バンドに気を使っちゃうんでしょうね。  嫌われたくないんだろうね。でも、スタッフがやるべきことはビジネスでしょう? だったら、例えばうちのDIR EN GREYが、暗くて重~い難しい曲を作ってきたら、スタッフは「そんな曲は売れませんよ」ってきちんと言うべき。それをハッキリ言わないと、バンドもどういう曲を作ってるのか、自分たちがどういう存在かわからなくなるんだよね。  でも、ビジュアル系にはとんがった部分も必要ですよね。そのバランスはどうやって取っているんですか?  バンドとスタッフの意見が対立したときに、僕が少しだけバンド寄りの意見に調整する。それが、バンドにとってもスタッフにとっても、一番幸せな位置だと思うんだよね。  ところで、ビジュアル系バンドをやっている事務所は儲かるんですか?  やってはいけるけど、市場は小さくなってきているよね。4~5年前がピークで、今はもう新規参入は難しいんじゃないかな。ちょうどその頃から、ビジュアル系がアイドル化していったでしょう。  トミーさんは今後、どんなバンドに出てきてほしいと思いますか? ダ とんがったバンドが出てきたらいいなと思う。どんなに非難にさらされても、「俺は俺だ! 関係ないよ」って言えるような、芯の強いバンド。そんなバンドが出てきたら、ビジュアル系のシーンも大きく変わるだろうし、きっともっと面白くなると思うな。 (文/月川 碧 blueprint) ■サイゾー11月号特集『V系バンドブーム再燃の理由』は、プレミアサイゾーにて11月初旬公開予定! ■プレミアサイゾーとは? 雑誌サイゾーのほぼ全記事が、月額525円で読み放題!(バックナンバー含む) ダイナマイト・トミー 兵庫県生まれ。1986年にCOLORを結成し、過激なステージングとカリスマ性で初期ビジュアル系シーンに君臨。現在は、ビジュアル系バンドが多く所属する事務所フリーウィルの代表取締役社長として、DIR EN GREYのプロデュースなどに携わる。 角川慶子(かどかわ・けいこ) 1973年、東京都生まれ。出版業界の風雲児・角川春樹の令嬢にして元アイドルの、セレブ系鬼畜ライター。根っからのビジュアル系好きで、生粋の元バンギャ。現在は2歳の愛娘の子育てに奮闘する傍ら、保育園「駒沢の森こども園」を経営。

ファンと合コン、4万人握手会……男性バンドが色恋営業!? 交流イベント続発の裏事情

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『GO』(ZAIN RECORDS)
 AKB48を筆頭に、ももいろクローバーZ、SUPER☆GiRLSなど女性アイドルがCDを売る際の定番となっているファンとの握手会イベント。CDの売り上げが低迷する時代に、コピーできない体験を売る商法として確立されつつある。そんな流れは、男性バンドの間でも横行しているようだ。 「DAIGO率いるBREAKERZは、アルバム『GO』(ZAIN RECORDS)の3形態同時購入者から抽選で3名限定の合コンを開催するほか、バックステージ招待などの特典を付けて販売。また、Janne Da Arcのボーカル・yasuのソロプロジェクト・Acid Black Cherryは、9月からの5カ月連続発売のシングルと3rdアルバムの計6枚の購入者4万人との握手会を開催します」(音楽雑誌の記者)  そのほか、ビジュアル系バンドのシドはシングル購入者の中から抽選で6,000人を招待し、それぞれ指名したメンバーとカップルシートに座れるというイベントを開催。いずれもCDは前作を上回る売り上げを記録しているようだ。 「CDが売れないこのご時世、レコード会社もアーティストの商品価値をシビアに見ており、売り上げが低迷すれば最悪、契約を切られてしまう可能性もある。特に売り上げ枚数が前作を割れると落ち目だと評価されかねない。ビジュアル系出身バンドの中にはデビュー前にライブハウスで積極的にファンと交流したり、ときに"色恋営業"に近いことも行って動員を増やしてきたバンドもいる。そのため、ファンと接するのは抵抗が少ないのでは」(同記者)  ファンとアーティストの距離が近くなり、アーティストが作品を購入してくれたファンに感謝の意を示すことは間違ったことではない。だが、現在の状態が進めば、売り上げと作品の正当な評価が合致しない時代が来る可能性もある。CDというパッケージ販売と配信の曲がり角に来ている音楽業界。今後、このような特典商法のみが幅を利かす時代が来るのだろうか......。
GO (初回限定盤A) ビジュアル系だったんだ。 amazon_associate_logo.jpg
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韓国ガールズグループ「2NE1」の日本デビュー公演の裏でチケットが大暴落中

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2NE1公式サイトより
 韓国の4人組ガールズグループ「2NE1(トゥエニィワン)」が今月19日、横浜アリーナで日本デビューコンサートを行った。同グループはCL(シーエル)、MINZY(ミンジ)、DARA(ダラ)、BOM(ボム)の4人組。当日は1万2,000人の超満員で、ヒット曲「FIRE」や「LONELY」など20曲余りを熱唱した。  ツアーは来月2日まで行われ、全国3都市6公演で7万人余りの観客を集客予定。これは韓国人アーティストの日本デビューとしては史上最多で、翌日の各スポーツ紙では「7万人!」や「鮮烈デビュー」など仰々しい見出しが多く並んだ。  これを見る限り、2NE1は華々しいスタートを切ったと言っていい。だが、実際は「チケットが売れ残って、ネットオークションでは原価割れしていた。観客の中には『知り合いからタダで譲ってもらった』という人もいたほど。ステージは確かに迫力はありましたが、実際の人気と報道内容には開きがありますよ」(音楽関係者)という。  別の関係者も証言する。 「2NE1はエイベックスと韓国有数の芸能事務所・YGエンターテイメントが共同で設立した新レーベルの"核"となるグループ。エイベックスが力を入れるのも当然ですよ。初日公演には御用マスコミのほか芸能界のドンがいるバーニングプロダクションの関係者も足を運んだそうです」  浜崎あゆみや倖田來未ら看板アーティストが軒並み低迷し、girl next doorやICONIQなど新顔の売り出しにも失敗するなか、エイベックスとしては、是が非でもK-POPでひと山当てたいところ。「YGグループとの契約は対等ではなく、エイベックスはよほどCDを売らないと儲からない仕組みになっているそうです。社会現象にまで持っていきたいところでしょう」(週刊誌デスク)  一説には今年のレコード大賞で最優秀新人賞を狙うともウワサされている。メディア上では、とどまるところを知らないように見えるK-POPブームだが、実態が追いつく日はやって来るのだろうか。
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【アルディアス】──アゲ嬢なのに、"本格メタル"

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拡大画像はプレミアサイゾーでご覧になれます
(写真/キム・チャニ)
 セクシーなドレスにキメキメのギャル顔メイク、盛りヘアという"アゲ嬢"スタイルでメタルシーンに降臨した5人組ガールズバンド「アルディアス」。10年にリリースされたファースト・アルバムは、ヘヴィメタルというマイナージャンルでチャート上位に食い込み......なんて書くと「どうせインパクト勝負の一発屋だろ?」と思われるかもしれない。が、メンバーはそれぞれガチのメタル好きで、音楽的なキャリアも積んでいるという。 「私は高校時代からバンドをやってたんですけど、女の子だけで、それも派手でカワイイ衣装を着て演奏したいとずっと思ってて、紹介されて気に入ったコに声をかけたりして集まったのがこのメンバーなんです」  そう語るのはリーダーで作曲担当のYoshi。音源を聴いてみても、ある意味でベタともいえる正統派メタルなのだ。
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