
フジテレビ『とくダネ!』
小倉智昭がメーンキャスターを務める情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)の低迷が止まらない。2年ほど前までは8%前後の視聴率を維持し、同時間帯の日本テレビ系『スッキリ!!』など、ライバル相手に頭1つリードしていたが、長らく小倉キャスターとコンビを組んできた中野美奈子アナが6月末で卒業して以降、視聴率がまったく振るわないのだ。
その原因について番組関係者は、中野アナの後釜として据えられた東大卒タレントの菊川怜の名前を挙げる。
「とにかく小倉さんとソリが合わない。起用された当初は発言を控えていたが、最近は政治でも事件でも自分の意見を言うようになってきた。これが視聴者にまったくウケていない」
菊川にしてみれば、2002年から09年9月まで福澤朗キャスターと情報番組『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)のメーン司会を務めてきた自負がある。
「それだけに、小倉さんが番組後の会議で彼女を皮肉っても、まったく聞く耳持たず。結果、番組内でも小倉さんとの掛け合いで、たまにピリピリする場面もある」(テレビ関係者)
一方、中野アナは小倉キャスターや同局の“説教おじさん”こと笠井信輔アナの小言も笑って流し、たまに飛び出す天然発言で場を和ませることもあった。
同局関係者は「アナウンス能力は決してホメられるものではなかったが、愛嬌のある憎めないキャラクターだった。それが出勤前の朝の時間帯にはちょうど良かったんだろう。菊川さんでは“重すぎる”というのが今の考え。退社して初めて、中野アナのありがたみを感じましたよ」と話す。
最近では週5回の放送で『スッキリ!!』に負け越すことも目立ってきた『とくダネ!』。この状況が続けば「年内放送終了」という話も流れている。一介の女子アナに“完敗”した菊川のプライドは崩壊寸前だ。
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“キャッチコピー”の時代は終わった!? テレビ局CMに見る最新広告事情

YouTube フジテレビ公式サイトより
CG化された芦田愛菜がテレビ画面いっぱいに広がっていく、フジテレビの夏のキャンペーンCM「ドバドバ!フジテレビ」が6月末から放送され、ネット上などの一部では「怖すぎる」と話題になっている。
思えば、フジテレビのキャッチフレーズといえば、90年代の「きっかけは、フジテレビ。」をはじめ、かつては時代の最先端を行く印象があったもの。
だが、2000年代以降、02~05年に「きっかけは、フジテレビ。」を復活させているように、新しい表現はほとんど生まれていないように思う。近年のものを見ても、「生みます。」(10年秋)、「ミトカナイトフジ!」(11年春夏秋)、「ピカる★フジテレビ」(12年春)など、どうもパッとしない。
また、他局においても、たとえばTBSのキャッチコピー「それ、TBSがやります。」は、80~90年代のノリのよう。
テレビ朝日の場合は、キャッチコピーを用いず、11年より「エクスパンダ星からやってきたパンダ王子」なる「ゴーちゃん。」を公式マスコットキャラクターとしているが、これも昔からの手法ではある。
かつては広告表現の先端を行っていたはずのテレビ局CMが、なぜ古い印象になっているのか。
広告関係者は言う。
「『キャッチコピー』を使うという手法そのものが、やや古くなっている気はします。今は『ラッピングカー』などが街を走り、それを見た人たちが写メを撮って、Twitterなどで一気に広めていくという時代。とにかく口コミ効果が非常に大きなものになっているので、宣伝方法としても、お金をかけてテレビCMを打つよりも、イベントなどを行って、一般の人に口コミしてもらう仕掛けを考えることが増えているんです。スポンサーとなる企業が、広告媒体としてテレビを一番に考えていないということはあると思いますよ」
ただし、同関係者によると、「口コミ狙いのイベントの乱立によって、疲弊している広告関係者も少なくない」そうだ。
キャッチコピーによって「イメージ」を売る広告手法は、もはや過去のものとなりつつあるのだろうか。テレビの世界も、広告の世界も、楽な仕事はさせてもらえない時代になってきているようだ。
「内部リークか?」怪文書まで流れたフジテレビ・平井理央アナウンサー寿退社の舞台裏

フジテレビ公式サイトより
フジテレビの平井理央アナウンサーが同局社員のM氏と結婚し、9月にも退社する方向で話が進んでいることが分かった。お相手のM氏は、主にバラエティ番組を担当する敏腕イケメンディレクター。2006年に写真週刊誌で熱愛をスクープされて以降、6年越しの交際を実らせたことになる。
久しぶりのおめでたい話題だが、その舞台裏では“怪文書”が流れるなど不穏な空気もあった。
「複数の出版社に『平井が近日中に結婚を発表する』というFAXが届いたそうです。差出人も書かれておらず、大半の社はよくあるガセだと無視していたようですが……」とは週刊誌デスク。それがまさかのドンピシャとは……担当者は悔やんでも悔やみきれないが、一体誰がなんのために流したのか?
テレビ関係者は「怪文書には昨年末に婚約したことまで書かれていたことから、極めて近しい人物が流したとしか思えない。一方で退社後もフリーで仕事を続けるという平井サイドの談話に対し、怪文書には『結婚後は引退』と書いてある。状況から察するに、平井の退社を快く思っていないフジの内部関係者が流したのだろう」と指摘する。
実際、昨年の後半ごろから、平井アナのやる気がなかったという話も聞かれる。
「アナウンサーになる前のアイドル時代から、業界の表も裏も見てきたことで『もういいや、この業界』となっていたようだ。最近も上司と仕事をめぐって対立していたとか。『すぽると!』という看板スポーツ番組を担当していながら、ロンドン五輪では“スタジオ受け”のようだし……。会社に対する不信感は、少なからずあったのでは」(某番組ディレクター)
高島彩に始まり、中野美奈子、そして平井理央……。相次ぐ看板アナの“流出”で、フジテレビ女子アナ帝国は崩壊寸前だ。
“2作連続で大コケ”なのに『女信長』主演の天海祐希 迷走するフジテレビと心中してしまうのか
フジテレビが年末に2夜連続の特番ドラマとして『女信長』を放送、主演を天海祐希が務めることになった。『女信長』は直木賞作家・佐藤賢一の小説のドラマ化で、“織田信長が女だったら……”という奇抜な設定のドラマだが、天海のブッキングには局内でも異論が噴出し、決定までに紆余曲折があったのだという。 「フジの今年の春クールのドラマは、オダギリジョー主演『家族のうた』の歴史的な低視聴率と打ち切りばかりが話題になりましたが、木曜22時枠の天海主演『カエルの王女さま』もひどかったんです。平均視聴率は9.1%と、2010年に主演した『GOLD』に続いて10%を割りました。2010年以降、この枠のワースト1位、2位が天海の主演作品です。局内でも『よく打ち切りにならなかったな』と話題になっていましたよ」(フジテレビ関係者) そのため、今回の年末特番ドラマへの起用にも反対の声は少なくなかったという。 「ここ数年、天海はフジ以外のドラマには出演しておらず、フジテレビ開局50周年記念映画で、こちらも大コケした『アマルフィ』でもヒロイン役を演じるなど、フジとベッタリの関係。上層部としても、このまま天海に恥をかかせて終わるわけにはいかないと躍起になっていて、次々に天海側に企画を提案しているようですよ」(同関係者) かつては栄華を誇ったフジテレビも最近では視聴率低下と番組のマンネリが進み、迷走気味。天海がそんなフジテレビと“心中”などということにならなければいいが。『女信長』HPより
「ギャラを大幅に下げられても……」『笑っていいとも!』打ち切り説の真偽をタモリの事務所に直撃!

フジテレビ『森田一義アワー 笑っていいと
も!』公式サイトより
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
フジテレビ昼の長寿番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』の9月いっぱいでの“打ち切り説”が、まことしやかに流れているが、結論からいえば、10月以降も続行することが関係者への取材で明らかになった。
『笑っていいとも!』は1982年に放送がスタートしてから、今年10月で30周年を迎えるが、3年ほど前に民放各局が番組制作費大幅削減を打ち出したころから、同番組の打ち切り説が流れ出した。
タモリを筆頭に一部出演者の高額なギャラもさることながら、番組の視聴率が一桁台に落ちて、5~7%あたりを行ったり来たり。曜日によっては、5%を割る日もある。そのために、リニューアルという名目で事実上の打ち切りが内定したという情報が流れている。具体的にはこんなストーリーだ。
フジの夏の恒例になった『27時間テレビ』で、今年はタモリを総合司会に据え、『笑っていいとも!』のスペシャル版として企画。この番組内でリニューアルという名目で、タモリの降板など事実上の打ち切りを発表。10月に始まる後釜番組のメンバーにマイクを渡すセレモニーも行う――。
そんな情報を元に、水面下ではジャニーズ事務所と吉本興業の“後釜戦争”が始まっているという情報も流れている。ジャニーズは、SMAPの看板番組『SMAP×SMAP』が制作費高騰から打ち切りのウワサが流れているために、中居正広をタモリの後釜にプッシュ。中居司会で、ほかのジャニタレの売り出しを画策している。一方の吉本は、明石家さんま、ダウンタウン、それにブラックマヨネーズが後釜候補に挙がっているとか。
ところが先日、タモリの事務所関係者に取材したところ、「9月に打ち切るんだったら、所属事務所に打ち切りの連絡があるはず。いまだに連絡がないということは、10月以降も続くということですよ」と否定する。『27時間テレビ』で発表するという情報についても、「そんなことしたら、“お通夜番組”になって、番組は盛り上がりませんよ」と一笑に付した。「視聴率が低いと言われますが、昼に5%以上取れれば、問題はありませんよ」(同)とも言う。
タモリにとって『笑っていいとも!』は生命線。どうやら、タモリは体力が続く限り、ギャラを大幅に下げられても続けたいと思っているようだ。最後はスポンサーの意向も重要となるが、とりあえずジャニーズと吉本の“後釜戦争”は徒労に終わるのではないだろうか。
(文=本多圭)
「ギャラを大幅に下げられても……」『笑っていいとも!』打ち切り説の真偽をタモリの事務所に直撃!

フジテレビ『森田一義アワー 笑っていいと
も!』公式サイトより
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
フジテレビ昼の長寿番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』の9月いっぱいでの“打ち切り説”が、まことしやかに流れているが、結論からいえば、10月以降も続行することが関係者への取材で明らかになった。
『笑っていいとも!』は1982年に放送がスタートしてから、今年10月で30周年を迎えるが、3年ほど前に民放各局が番組制作費大幅削減を打ち出したころから、同番組の打ち切り説が流れ出した。
タモリを筆頭に一部出演者の高額なギャラもさることながら、番組の視聴率が一桁台に落ちて、5~7%あたりを行ったり来たり。曜日によっては、5%を割る日もある。そのために、リニューアルという名目で事実上の打ち切りが内定したという情報が流れている。具体的にはこんなストーリーだ。
フジの夏の恒例になった『27時間テレビ』で、今年はタモリを総合司会に据え、『笑っていいとも!』のスペシャル版として企画。この番組内でリニューアルという名目で、タモリの降板など事実上の打ち切りを発表。10月に始まる後釜番組のメンバーにマイクを渡すセレモニーも行う――。
そんな情報を元に、水面下ではジャニーズ事務所と吉本興業の“後釜戦争”が始まっているという情報も流れている。ジャニーズは、SMAPの看板番組『SMAP×SMAP』が制作費高騰から打ち切りのウワサが流れているために、中居正広をタモリの後釜にプッシュ。中居司会で、ほかのジャニタレの売り出しを画策している。一方の吉本は、明石家さんま、ダウンタウン、それにブラックマヨネーズが後釜候補に挙がっているとか。
ところが先日、タモリの事務所関係者に取材したところ、「9月に打ち切るんだったら、所属事務所に打ち切りの連絡があるはず。いまだに連絡がないということは、10月以降も続くということですよ」と否定する。『27時間テレビ』で発表するという情報についても、「そんなことしたら、“お通夜番組”になって、番組は盛り上がりませんよ」と一笑に付した。「視聴率が低いと言われますが、昼に5%以上取れれば、問題はありませんよ」(同)とも言う。
タモリにとって『笑っていいとも!』は生命線。どうやら、タモリは体力が続く限り、ギャラを大幅に下げられても続けたいと思っているようだ。最後はスポンサーの意向も重要となるが、とりあえずジャニーズと吉本の“後釜戦争”は徒労に終わるのではないだろうか。
(文=本多圭)
「いつかまたラジオに戻ると……」フジテレビ局内で自殺の“つかちゃん”塚越孝アナを偲ぶ声

このところ、トラブルが絶えない
フジテレビ。
番組収録前の局内で自殺……どう見ても、仕事上のことで不満があったと考えるのが自然だ。6月26日、ニッポン放送の元アナウンサー、“つかちゃん”こと塚越孝さんが、勤務先のフジテレビ局内のトイレで首を吊って自殺した。
局内は大騒ぎになった。電気コードのようなものがぶら下がったトイレの床には「ご迷惑をかけて申し訳ありません」と書かれた遺書もあったという。同じフロアに出入りする番組ディレクターや映像スタッフらは顔面蒼白。ある関係者は「しばらくそのトイレは使えないだろうし、夜になるとその前を通るのも不気味な感じがしてしまう」と絶句した。
落語好きで大声で笑う明朗な人物、塚越さんに変化があったのは昨年夏ごろからだという。かつて在籍したニッポン放送の後輩社員が打ち明ける。
「ラジオからテレビに移っても、会うたびに“いつかまたラジオに戻るから”なんていうのが挨拶代わりになっていました。でも昨年、移された部署がネット事業部で、どう見ても窓際族なんですよ。ネット放送の番組には出演されてましたが、あるとき視聴者数を調べたら、たった2,000人前後だったとか。最後に立ち話をした2月ごろも“これならラジオのほうが全然多いじゃないか”と、こぼしていました……」
塚越さんは1970年代から『オールナイトニッポン』などで活躍してきた根っからのラジオアナ。しかし、6年前のライブドアによる買収騒動で人事に大きな影響が出て、フジテレビのアナウンス部に移籍。さらに、昨年6月からクリエイティブ事業局なる部署の営業マンとなっていた。
「部長職なので、給料は悪くない功労待遇だったはずですが、正直アナウンサーとしてはクビを切られたようなもの。何度も上に掛け合って、給料が下がってもいいからアナウンス部に戻りたいと訴えていたそうです」(前出社員)
しかし、その願いは叶わなかった。自殺当日、午後2時からネット番組の収録を予定していたが、姿を見せず、関係者がトイレで塚越さんを発見した。夫人との間に1男1女もおり、親族もかなりのショックに言葉を失っているという。
「あと3年で還暦で、『60歳を迎えたらアナウンサー引退でもいいけど、これで終わりなのは悔しい』と、酒の席で涙をこぼした話も耳にしました」(フジ局員)
ラジオアナ時代、自然災害や障害者への取材で収録中に涙をポロポロこぼした塚越さん。そんな感受性の強さからか、アナ復帰が叶わなかった落胆も想像以上のものだったのだろう。前出社員によると、リスナーから「でしゃばりなだけのタレントDJより、塚越さんのような落ち着いたしゃべりが聴きやすい」という声が少なくなかったというのだが……。
(文=鈴木雅久)
「露骨に数字が下がるんです」ついにフジテレビの“K-POP離れ”が始まった!?

フジテレビ公式サイトより
いよいよ日本での韓流ブーム終焉の日が近づいている。親韓流、親K—POPの急先鋒とみられているフジテレビ内部からも「まったく視聴率が取れない……」と弱気な声が漏れており、撤収のムードが漂い始めているという。
昨年、高岡蒼佑がTwitterで行ったフジテレビの韓流ゴリ押し批判をキッカケに、韓流・K-POPに嫌悪感を示す層が、インターネット上を中心に形成された。その流れは根強く、先月には兵庫県でKARAや超新星らが出演するイベントが、チケットの売り上げ不振を理由に中止に追い込まれたほど。それでもテレビでは「K-POPブーム」と称して相変わらずプッシュしていたが、もはや不人気は隠せない段階に入った。
ついには、フジテレビ内からもK−POPの不人気ぶりを嘆く声が漏れている。
「今K-POPアイドルを番組に出すと、露骨に数字(視聴率)が下がるようになってしまいました。まだKARAや少女時代などの下がり幅はマシな部類ですが、あまり名前の知られていないグループだと、本当にひどい。さすがにスタッフは頭を抱えていますよ。これまでのように、K-POPや韓流ブームと騒いでいられなくなる日は近いでしょう」(フジテレビ関係者)
この関係者が話すように、露骨なK-POP推し自粛は番組編成にも表れている。例えば、7月9日に2時間特番として放送予定の『夏が来た!!HEY!HEY!HEY!お台場“生”の歌祭り』。昨年ならば有名無名問わず、複数のK-POPグループがブッキングされるというケースが多かったが、今回韓国アーティストで出演を事前告知されているのは東方神起だけ。8月8日の『FNSうたの夏まつり』にも、今のところK-POPアーティストの名前はない。
民放キー局関係者は「すでに『ミュージックステーション』を持つテレビ朝日も、K-POPと距離を置くことを決めたといいます。必要以上にK-POPアーティストを出さないということですよ。数字が取れない上に、ネットであらぬ批判を受けてしまいますから、仕方ないですね」と耳打ちする。
今年も日本でのヒットを目指して多くの韓流アイドルがやって来ているが、現実はあまりにも厳しいと言わざるを得ないだろう。
フジテレビ専務「東電不祥事"経験をかい"元社長を監査役に」
サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます!
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フジテレビ専務「東電不祥事"経験をかい"元社長を監査役に」 - Business Journal(7月1日)

フジHD株主総会議長席の
日枝久同社会長。
「タクシーの支払いでクレジットカードが使えず、運転手に暴行し逮捕」
「飲酒運転による追突事故の疑いで逮捕」
「ニューヨーク支局員の経費不正使用」
社員の不祥事が相次いでいるフジテレビ。6月28日、同社の持株会社であるフジ・メディア・ホールディングス(フジHD)株主総会が東京・台場の「ホテル・グランパシフィック LE DAIBA」で10時から開催された。
例年、フジHDの総会は、会場周辺にスーツ姿の"強面"ガードマンが多数配置され、ときには不審者を尾行するとの噂もあるほど、物々しい雰囲気に包まれている。今年もトラブルこそなかったものの、その雰囲気は相変わらずだった。また、周辺の警備・案内役には、初老の警備員やフジテレビ若手社員も多数駆り出されていた。
東電不祥事で引責辞任した元社長が、監査役に留任
フジHDの3月期連結売上高は、主力の放送事業と生活情報事業が増収となり、前年同期比0.7%増の5936億4500万円とまずまず。営業利益は同26%増益で、経営的には問題ない様子だ。それだけに今年の大きな焦点は、昨年同様、東京電力元社長の南直哉氏が監査役に留まっている問題だった。
南氏は、02年に発覚した「柏崎刈羽原発・点検記録改ざん事件」により、東電社長を引責辞任させられた人物。東電顧問に残留したまま、06年からフジテレビ監査役に就任し、08年からはフジHD監査役を務めている。
監査役は、会計監査にとどまらず、業務全体を監査する。それだけに「福島原発事故を起こした東電の元社長が監査役にいて、公正な報道はできるのか?」との批判は昨年もあったが、総会で留任が承認された。
そして今年の株主総会。結論からいえば、大きな波乱もなく、いとも簡単に賛成多数で留任が承認された。株主からこの件について質問があったにもかかわらず、議長を務める日枝久会長は南監査役本人に答弁させることはなく、太田英昭専務に答えさせた。太田専務は「引責辞任の経験も含め、経営者としての能力を評価している。失敗のない経営者なんているのか」と開き直った。株主からは「南さんの息子は日本航空のパイロットらしいし、これまで蓄財してきたんだから、お金には困らないでしょ」と揶揄されていた儲けられればなんでもオーケー
役員人事以外では、番組制作のあり方にも厳しい目が向けられた。具体的には「AKB48第4回選抜総選挙生放送SP」(6月6日放送)についてだ。株主はこう質問した。
「自分が応援しているメンバーが上位になるように、投票権を得るために数十万円分ものCDを買うファンがいると聞いた。放送機関としてこのような事実を知ってるはずだが、どう考えているのか」
これに対し鈴木克明取締役は、「AKBがなぜあれほど人気があるのか、という視点から番組づくりをしており、視聴者ニーズも高いので」と答えた。平均視聴率18.7%という高い数字をたたき出しているので、放送事業としては成功なのだろうが、鈴木氏の回答からは"儲かればなんでもいいでしょ"という本心が透けて見えた。
質問大半は動員社員による"やらせ"?
また、一部ネット上などに流れている
「フジHD株主総会では、批判的な質問が出ないよう、同社が動員した株主社員に"やらせ質問"を多く行わせ、時間稼ぎを行っている」との噂についても、探ってみた。
会場の株主から発せられた12個の質問の内、7〜8割が
「なぜ通販事業の業績が良いのですか?」
「視聴率の分析はどのように行うのですか?」
「我が家では、これまで朝は『めざましテレビ』(フジテレビ系)を見ていたのですが、最近チャンネル争いが起きていまして、目を離すと家族が(日本テレビ系の)『ZIP!』に変えてしまうんです。理由は『ZIP!』には嵐がよく出ているからなんですが、これからも時代のトレンドを取り入れた愛される番組をつくってほしいです」
など、当たり障りのないもので占められてた。気になるのは、こうした質問をする株主たちが、そろって30~50代でワイシャツにスラックス、上着はオフィスに置いて手ぶらで来たという格好だ。さらに彼らは塊になって集団で座っている。平日10時に、働き盛りの多忙なビジネスマンが株主総会に来るものなのだろうか。
ランチボックスで株主を懐柔
昼12時少し前に、日枝議長が「質疑は尽くされたと思いますので......」と質疑終了を宣言。これに反対する株主たちは、議案への修正動議を行うものの、2時間ちょっとの株主総会は大きな波乱もなく終了した。
日枝議長がこのタイミングで急いで終了したがるのは、おそらく株主に配布する「ランチボックス」が理由だろう。株主には入場時に「お食事引換券」が渡されており、そこには「株主総会議事修了後、ランチボックス1個と交換できます」と書いてある。12時45分過ぎから退席する株主が増えだし、議場外のロビーにはランチボックスをもらうための行列ができていた。
終了時間をちょうどお腹がすく昼食時に設定し、株主の意識をランチッボックスに向けることで、早く総会を切り上げようとする"したたかな"発想力を、日テレに奪われた視聴率3冠王奪還に向けた番組づくりに生かしてほしいものだ。
(文=横山渉/ジャーナリスト)
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中国系企業を使った「裏口上場」のカラクリ
「過去にはセクハラ連発も……」また不祥事のフジテレビ長谷川豊アナ“島流し”先のNY支局で……

現在、フジHPから長谷川アナの名前は
削除されてている。
フジテレビ・ニューヨーク支局の長谷川豊アナウンサーが現地での滞在関連費用を不正使用し、降格の懲戒処分となっていたことが明らかになった。フジテレビの発表によるもので、「業務の規定に違反し、ニューヨーク滞在関連費用の不正使用があった」と説明するが、不正使用の額や理由などは明らかにしていない。長谷川アナが不正使用した費用はすでに全額が返済されており、同局としては「刑事告訴などは検討していない」という。
長谷川アナは1999年にフジテレビに入社後、『スーパー競馬』や『とくダネ!』などへの出演を経て、2010年9月からNY支局へ赴任。同支局では、『とくダネ!』や『めざましテレビ』などで現地レポートを伝えていたが、「そもそも、NY赴任もいわくつきだったそうですよ」と話すのは民放関係者。
「番組内での長谷川アナの発言がひどすぎるという批判が、ネット掲示板などに続出したことがあったんです。こうした批判を受けて、フジも長谷川アナの発言は不適切であったとのコメントを発表したのですが、長谷川アナ自身の謝罪はなかった。NY赴任は、こうした批判から冷却期間を置くためのものだったと当時はささやかれたものでした。実際、フジには過去にもこうしたケースがあり、長谷川アナの前任のNY駐在員だった佐野瑞樹アナは買春疑惑、野島卓アナは当時アイドルアナだった同僚の八木亜希子とウワサになったことが原因で、それぞれNYへ“島流し”に遭ったとされています」(同)
そんな長谷川アナの舌禍騒ぎが起きたのは、09年9月26日に放送された『フジアナスタジオ まる生2009』でのこと。長谷川アナが番組内で、女子アナたちを毒舌で撫で切りにしたことが問題視されたのだ。
「秋元優里アナを『おっぱい番長』、長野翼アナを『こいつのスタイルはエッチ』、平井理央アナを『こいつ、顔写真いらないから脚だけ映しときゃいいんだよ』などと、セクハラまがいの発言で言いたい放題。番組的な演出もあったと思うけど、それにしてもひどかった。滝川クリステルを『あの外人』呼ばわりもしていましたね。非難が続出するのも当然です。しかし、この業界、経費の不正使用なんてありがちなのに、ここまで処分されてしまうというのは、よほど金額が大きかったからでしょうか。いずれにせよ、彼の社内における人望のなさが招いたことだと言えそうです」(同)
長谷川アナは12日付で本社勤務となっているが、さすがに理由が理由だけにアナウンス室でも針のムシロに違いない。そして、何よりも長谷川アナにとって痛恨なのは、アナウンサーとしてテレビに登場する機会など当分なさそうだということだろう。
