大みそかの視聴率が7.3%だと報じられた新格闘技イベントの『RIZIN』だが、これはもっとも高かった第2部(20時45分~22時30分)の数字。実際には19時からの第1部が5.0%で、22時30分からの第3部が3.7%、全体平均では5%台だったというのが正しいだろう。 放送したフジテレビは大みそかの視聴率が惨敗続きで、近年は2~4%台だったため、これに比べたら躍進ということになるが、同局の関係者に言わせれば「費用対効果はよくない」と否定的だ。 「スポーツ興行は放映権料が高く、中継車を出さなければならないから、経費の大きいシロモノ。昨年はたしかに数字が低かったですが、21時までの『フェイス・オブ2014』は4.0%でも、タレントによるスタジオトークとVTR素材主体で、ゴーストライター騒動の音楽家、新垣隆さんを生演奏で呼んだ程度の安上がりな作り。21時からはアニメ映画『ワンピース』(3.3%)で、そもそも番組作り自体をしていないので、数字が悪くても損失は小さかった。金のかかる『RIZIN』はよほどのビッグカードが並ばない限り、次の大みそかに放送するとしても、今回のような大がかりな規模にするのは難しそう」(同) 『RIZIN』の放送に携わった関係者の間でショックだったのは、もうひとつ、29日の方だ。こちらは19時から井上尚弥らがKO勝利を飾ったプロボクシング世界戦を放送し、21時から『RIZIN』を放送。ほぼ2時間ずつの構成だったが、ボクシングが7.2%だったところ、『RIZIN』は6.4%と数字を落とした。同時間帯は前年度、フィギュアスケートが7.3%で、音楽番組の『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』が10.9%、これと比較すれば『RIZIN』の数字が芳しくなかったというのは否定できない。 その原因は、格闘技人気自体の低下だ。『RIZIN』は興行的にも観戦チケットがダブつき、主催者が急きょ座席を減らして安い席の購入者を前方に振り替えたほど大苦戦。特に29日の集客には苦労し、見た目にも空席だらけで会場の半分ほどしか埋まっていなかったのだ。格闘技ライターからもこんな話が聞かれる。 「同業の格闘技マスコミは自分たちの食い扶持になるので必死に盛り上がったことを強調していて、格闘技マニアも同調しているんですけど、目玉が引退して何年もブランクのあったエメリヤーエンコ・ヒョードルや桜庭和志、格闘技戦から遠ざかっていた曙とボブ・サップだったというのは、今後の継続性に不安を残します。総合格闘技イベントのはずが、主要選手の多くはアメリカのUFCを目指していてマッチメイクに苦労したあげく、K-1ルール採用など他競技の試合を入れた結果、コンセプトがぐちゃぐちゃになっていた。これでは将来性がない」 ほか、元大相撲の把瑠都がデビュー戦を行ったが、予定していた相手のジェロム・レ・バンナに契約トラブルでドタキャンされたのは「ギャラに不満があったようだ」と同ライター。 「把瑠都の引き立て役は明らかだったので“負け代”としての上乗せを求めたところ、応じてもらえなかったらしいです。PRIDE時代ならギャラを上乗せしてでも強引に呼んでいたので、思ったほどチケットが売れなかったことも影響したのでは」(同) 結局、対戦相手は把瑠都の打撃コーチとして来日していたピーター・アーツを担ぎ出したが、引退の身で総合格闘技の選手ですらないアーツに、把瑠都は体ごと押し込むばかりで、UFCなどで見られるシャープな攻防にはとても及ばない不細工な内容に終わった。 大みそかの放送はTBSが放送したプロボクシングとスポーツバラエティの『KYOKUGEN』が1部8.8%、2部7.7%、3部9.0%、4部4.6%で、平均すればフジより上。特に3部は魔裟斗と山本KIDのエキシビションマッチであったにもかかわらず、真剣勝負の『RIZIN』がこれに敗れてしまった。 前身団体のPRIDEは暴力団との関係が表になりフジは中継から撤退しているが、今回はそのほぼ同じ運営者で『RIZIN』を復活させており、一部からは倫理的な問題の指摘もされているが、それより辛いのが如実に示された格闘技人気の衰退だった。 前出のフジ関係者も「5~6%の数字はとっても8~10%とることはまずないというのが格闘技中継の現実。今年の大みそかに放送するというなら、少なくとも予算枠は縮小することになりそう」と話している。 (文=ハイセーヤスダ) ■今夜、前田日明が生放送で「RIZIN」を斬る! そして格闘界の未来は…… ニコニコ生放送「月刊リングス 新年特大号」 http://live.nicovideo.jp/gate/lv248073187 1月12日(火)21時~放送スタートRIZIN公式サイトより
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徹底分析! 視聴率2年連続3冠の日本テレビは、なぜ強い!? そして4位転落のフジは……
2015年の年間視聴率(対象は14年12月29日~16年1月3日)が明らかになり、日本テレビが全日帯(午前6時~翌日午前0時)=8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、ゴールデン帯(午後7~10時)=12.5%、プライム帯(午後7~11時)=12.6%で、いずれもトップに立ち、2年連続で視聴率3冠を達成した。 13年には、ゴールデン帯、プライム帯で首位となり、年間王者となったテレビ朝日は2位で、2年連続無冠に終わった。 日テレの強さはなんといっても、バラエティ番組の好調ぶりだ。特に顕著なのは、日曜の『笑点』『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』『おしゃれイズム』の黄金リレーで、全体の視聴率アップに大きく貢献している。 そのほか、『有吉ゼミ』『しゃべくり007』『火曜サプライズ』『踊る!さんま御殿!!』『解決!ナイナイアンサー』『幸せ!ボンビーガール』『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』『ザ!世界仰天ニュース』『ぐるぐるナインティナイン』『秘密のケンミンSHOW』『天才!志村どうぶつ園』なども好視聴率をキープ。 情報・報道部門も、『ZIP!』『情報ライブ ミヤネ屋』『news every.』『NEWS ZERO』が堅調。 ドラマ部門では飛び抜けて高い視聴率を取った番組こそなかったが、『◯◯妻』『Dr.倫太郎』『花咲舞が黙ってない』『デスノート』『偽装の夫婦』などが安定した数字をマーク。4月から新設した日曜ドラマ枠も、午後10時30分からという難しい時間帯ながら、まずまずの健闘ぶりだ。 地上波独占中継となったラグビーW杯も、サモア戦(19.3%)などで好視聴率を記録し、全体の底上げにひと役買った。 このように、どの部門でもバランス良く好視聴率を取った日テレが、3冠を達成するのは当然のこと。その牙城は、そう簡単には崩れそうにない。 そんな中、絶好調の日テレを尻目に惨状を迎えているのがフジテレビだ。フジはゴールデン帯、プライム帯で、TBSに抜かれて民放4位に転落した。 フジについては、すべての部門において不振を極めた。ドラマでは、『HEAT』や『戦う!書店ガール』が全話平均で5%にも満たない低視聴率を記録するなど、看板の月9以外は、軒並み1ケタ台を連発。 テコ入れのため、4月改編でスタートした情報番組『直撃LIVEグッディ!』、報道番組『みんなのニュース』は低空飛行が続き、かえって足を引っ張る形になった。 04~10年には、7年連続で視聴率3冠を獲得し、“我が世の春”だったフジだが、気がつけば、「振り向けばテレビ東京」状態。11月23~29日のゴールデン帯の週間視聴率では、そのテレ東にまで負けてしまった。 ヘタをすれば、テレ東に抜かれて民放最下位に落ちかねないフジに、現状これといった光明は見いだせていない。 (文=森田英雄)(左)フジテレビ/(右)日本テレビ
徹底分析! 視聴率2年連続3冠の日本テレビは、なぜ強い!? そして4位転落のフジは……
2015年の年間視聴率(対象は14年12月29日~16年1月3日)が明らかになり、日本テレビが全日帯(午前6時~翌日午前0時)=8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、ゴールデン帯(午後7~10時)=12.5%、プライム帯(午後7~11時)=12.6%で、いずれもトップに立ち、2年連続で視聴率3冠を達成した。 13年には、ゴールデン帯、プライム帯で首位となり、年間王者となったテレビ朝日は2位で、2年連続無冠に終わった。 日テレの強さはなんといっても、バラエティ番組の好調ぶりだ。特に顕著なのは、日曜の『笑点』『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』『おしゃれイズム』の黄金リレーで、全体の視聴率アップに大きく貢献している。 そのほか、『有吉ゼミ』『しゃべくり007』『火曜サプライズ』『踊る!さんま御殿!!』『解決!ナイナイアンサー』『幸せ!ボンビーガール』『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』『ザ!世界仰天ニュース』『ぐるぐるナインティナイン』『秘密のケンミンSHOW』『天才!志村どうぶつ園』なども好視聴率をキープ。 情報・報道部門も、『ZIP!』『情報ライブ ミヤネ屋』『news every.』『NEWS ZERO』が堅調。 ドラマ部門では飛び抜けて高い視聴率を取った番組こそなかったが、『◯◯妻』『Dr.倫太郎』『花咲舞が黙ってない』『デスノート』『偽装の夫婦』などが安定した数字をマーク。4月から新設した日曜ドラマ枠も、午後10時30分からという難しい時間帯ながら、まずまずの健闘ぶりだ。 地上波独占中継となったラグビーW杯も、サモア戦(19.3%)などで好視聴率を記録し、全体の底上げにひと役買った。 このように、どの部門でもバランス良く好視聴率を取った日テレが、3冠を達成するのは当然のこと。その牙城は、そう簡単には崩れそうにない。 そんな中、絶好調の日テレを尻目に惨状を迎えているのがフジテレビだ。フジはゴールデン帯、プライム帯で、TBSに抜かれて民放4位に転落した。 フジについては、すべての部門において不振を極めた。ドラマでは、『HEAT』や『戦う!書店ガール』が全話平均で5%にも満たない低視聴率を記録するなど、看板の月9以外は、軒並み1ケタ台を連発。 テコ入れのため、4月改編でスタートした情報番組『直撃LIVEグッディ!』、報道番組『みんなのニュース』は低空飛行が続き、かえって足を引っ張る形になった。 04~10年には、7年連続で視聴率3冠を獲得し、“我が世の春”だったフジだが、気がつけば、「振り向けばテレビ東京」状態。11月23~29日のゴールデン帯の週間視聴率では、そのテレ東にまで負けてしまった。 ヘタをすれば、テレ東に抜かれて民放最下位に落ちかねないフジに、現状これといった光明は見いだせていない。 (文=森田英雄)(左)フジテレビ/(右)日本テレビ
年末年始のテレビに“エロ”が足りない! あの「野球拳」復活の日はあるのか……
お正月のテレビ番組はどれも代わり映えがせず、味気ないものだった。何が足りないのかといえば、やはり「エロ」ではないだろうか。事実、かつて日本のお正月番組には「エロ」があふれていた。 代表的なのが、1990年代に大みそかの日本テレビで放送されていた野球拳企画だろう。かつてコント55号が行っていた名物企画をリメイクしたもので、ゴールデンタイムに裸の女性が映し出され、物議を醸し出すものの、高視聴率を記録した。 同企画が放送されたのは93~96年にかけて。93~94年はダウンタウンが司会を務め、95年は浜田雅功がH Jungle with tとして『NHK紅白歌合戦』に出場したため、ヒロミと今田耕司、東野幸治が司会を務めた。 今田と東野は、日テレの野球拳の前に、フジテレビ系で『大みそか!今田・東野・板尾の鬼のいぬまに天下獲ったるねん』に出演しており、大みそかのゴールデンタイムにフジと日テレの生放送を掛け持ちしていたことになる。 「当時の日テレは、フジと視聴率をめぐって激しいデッドヒートを繰り広げていました。結果、日テレが勝利するわけですが、その勢いを象徴するような番組でしたね。ただ、96年は視聴者から抗議を受けてか、お色気要素を薄め、水着を中心とする裸なしであっち向いてホイをやる企画となり、視聴率は振るいませんでした」(放送作家) 日テレの“エロ攻め”は、大みそかばかりではない。元旦の昼間に放送されていた『平成あっぱれテレビ』においても、番組を見ている芸能人からテレビ電話で新年の挨拶をもらう企画で、素人女性の裸が映し出されたことがあった。ハプニングとして処理されたものの、当時、テレビ電話を所有していた一般人は少数派。これは意図的な“演出”だったのではないだろうか? 日テレと視聴率争いを繰り広げていたフジにも、伝統的なエロ番組が存在した。『志村けんのバカ殿様』だ。現在も続く人気番組であるが、過去は現在にも増して“お下劣”要素が強かった。 「人間すごろくという企画があり、“女”のコマでは裸の女性と、志村さん扮するバカ殿が混浴するシーンがありました。一方で、ハズレのコマとして“昔の女”という、おばさんが出てくるシーンもありましたね。おふざけ企画とはいえ、ゴールデンタイムに放送されていたのは驚きです」(同) テレビが規制ばかりで面白くないと言われる背景には、“エロの衰退”も関係しているのかもしれない。といっても、ネットで簡単にエロ動画が手に入る現在、テレビのエロにどれだけ価値があるか疑問符が付くのも確かだろう。 (文=平田宏利)
『フラジャイル』主演が松本潤から長瀬智也に代わった裏事情「井上真央と結婚OKのはずが……」
TOKIOの長瀬智也が、2016年1月13日スタートのドラマ『フラジャイル』(フジテレビ系)で毒舌、偏屈、嫌われ者の天才医師という難役に挑む。ところが、同ドラマの主演については、昨年8月に「週刊女性」(主婦と生活社)が「嵐の松本潤が内定」と報じていた。それだけに、松本の「内定取り消し」に何があったのかと、ファンが騒然となっていた。 「これには、松本と交際中の井上真央が絡んでいるんですよ」と明かすのは、フジテレビ関係者。その内情を、こう耳打ちする。 「実は、ドラマのスタート直前の1月9日は、井上真央の29歳の誕生日。ジャニーズサイドとしても番宣として最高のこのタイミングで松本の結婚にGOサインを出すつもりだった。ところが、井上主演のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の視聴率が歴代ワーストタイとなる壮絶な大コケとなり、おめでたい空気でなくなってしまった。井上が“落ち目”となったことで、ジャニーズとしては“結婚を容認するかは、次の作品を見てから決める”ということになり、急遽、主演も長瀬に交代となったのです」 NHK大河で成功すれば、その役者の「格」が上がり、民放でのギャラ相場も跳ね上がるといわれている。その代わり、ヒットしなかった時のダメージも大きい。もうひとりのワースト記録を持つ『平清盛』主演の松山ケンイチは「低視聴率男」のレッテルを貼られ、以降、仕事が激減していった。 「井上も、しばらくは主演で起用されることはないでしょう。正直、再びヒットドラマのヒロインに返り咲けるかどうかもわからない。当然、ジャニーズもそのことはわかっていて、『次の作品を見る』というのは建前で、暗に『別れろ』と松本に言っているわけです」(同) 2016年最初の大ニュースは「松潤・井上真央が破局!」なのかもしれない。フジテレビ系『フラジャイル』公式サイトより
まさに「スベッたヤンキー」!? マイナス情報ばかり目立ったEXILE・2015総括
ここ数年の芸能界、特に音楽シーンで常に目立ちまくっていた、ダンスボーカルグループ・EXILE。2015年もメディアの露出は多い彼らだったが、今年に関しては、活躍よりも「マイナス情報」が目立った1年だったように思える。フジテレビ系『HEAT』公式サイトより
チャラ男・TAKAHIROが板野友美から武井咲に軽やか乗り換え!?
まずは、ボーカルにしてグループ屈指の人気者・TAKAHIRO。14年は、以前より交際がウワサされた板野友美との「マンション密会(1月)」や、「板野のブログ写真にTAKAHIROの腕が写っている(9月)」が報じられたが、なぜか時間の空いた今年1月になって交際を否定した。だが、実際のところは破局していたそうだ。 その余波も収まらない4月には、ドラマで共演した女優・武井咲との熱愛報道がスクープされた。双方とも交際を否定したが、TAKAHIROとの交際に「武井咲は大丈夫か」「遊ばれているのでは」など、武井の心配をする声ばかりが目立つ。「ミスキャンを食いまくり」「合コン三昧」というウワサも流れるTAKAHIROに対し、世間の風当たりが強くなってきたことを印象づけた。まあ、モテるオトコの恋愛スクープなど日常茶飯事。後述の内容の「深刻度」と比較すれば、かわいいものかもしれない。空前の大爆死! AKIRA主演ドラマ『HEAT』が歴史的低視聴率
同グループのダンサー・AKIRAが主演した今年7~9月のドラマ『HEAT』(フジテレビ系)は、ある意味今年一番話題になった作品といえるのではないか。初回6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートした視聴率は、第2話で3.9%に下落。その後視聴率は、第3話4.2%、第4話3.4%、第5話3.4%、第6話2.8%、第7話3.1%、第8話3.3%と推移し、ネット上では「歴史的な大爆死ドラマ」として注目が集まった。第6話の2.8%は、ゴールデン・プライムのテレビドラマとしては、35年ぶりに出た低い数字だという。 最終的に9話で打ち切りが決定し、最終回視聴率も3.9%と超低空飛行のまま終了。見るからに体育会系のAKIRAがエリート風の男を演じる違和感、さらには芸能界を代表する「大根役者」っぷりを露呈し、ストーリーも大ケガをしていたはずが突然復活してピンチを救うなど視聴者が呆然とするシーンのオンパレード。EXILEメンバー全体の「素人演技」に対する批判が高まるきっかけにもなってしまった。ついでに予定されていた映画化も「白紙」となったが、当然としか言いようがない。「HiGH&LOW」プロジェクトって何? 威信をかけた計画の認知度低すぎ
EXILEの「HiGH&LOW」プロジェクト、と聞いて、それが何であるのかを説明できるのは一部のファンだけではないか。このプロジェクト、日本テレビとEXILEの運営会社LDHがタッグを組んで展開されるエンタテインメント・プロジェクトらしく、来春公開の映画、今年11月に放送されたドラマ、そしてオリジナルアルバムやSNS連動など、一体いくらかかるのか、想像もできないほどの巨大な企画なのだが、まったくといっていいほど話題になっていない。 現在放送中の『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』には、またまたAKIRAが主演しているのだが、放送している事実を知っている人すら極少。内容もドラマというよりはMVに近いという感想も多く、いったい何をしたいのかがわからない。2016年は映画も始まるということだが、金銭を投下しているからといって結果が出るとは限らないだろう。EXILE軍団の威信をかけたプロジェクトだそうだが、先行きは不安だ。EXILE「新幹線横入り騒動」勃発! 怒りの一般女性ツイートが波紋
極めつきは、11月に発生したEXILE「新幹線横入り騒動」である。EXILEのメンバーが、新幹線を待つ列に我が物顔で“横入り”したと一般女性が自身のTwitterでツイート。「SPに離れて下さいと言われ後ろに追いやられました」と当時の状況を説明した。女性のツイートには、17日正午すぎの時点で2万を超える多数のリツイートが集中。「がっかり」「非常識」とEXILEや周囲のスタッフに対する失望のコメントや、「私も新大阪でやられたことがある」という類似の体験談、「みんながみんなファンだと思ってるのかな」など、嘲笑のコメントも相次いでいる。 この騒動自体がどうというより、EXILEのアンチがこんなにもたくさんいたのかと驚く出来事だった。もともと「田舎のヤンキー」と揶揄されることも多いEXILEだけに、こうした事件が起こるとここぞとばかりに叩かれる傾向にある。まあ、認知度が高いがゆえの副作用なのかもしれないが……。 今年は「スベッたヤンキー」のような話題ばかりが先行してしまったEXILE。肝心の音楽活動はといえば、弟分の三代目J Soul Brothersにまかせっきりな印象。来年は大丈夫だろうか……。『下町ロケット』の独り勝ちだった10月期ドラマ フジは1ケタ台連発で惨敗!
7月期、民放連続ドラマは、平均視聴率10%を超えた作品が『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系/杏主演)、『デスノート』(日本テレビ系/窪田正孝主演)、『恋仲』(フジテレビ系/福士蒼汰主演)の3作しかないという、完全な“夏枯れ”状態だった。 迎えた10月期、すべての民放連続ドラマが終了したが、平均視聴率が2ケタ台に乗ったのは5作で、これまたややさびしい結果となった。 今クールは、なんといっても、TBS日曜劇場『下町ロケット』(阿部寛主演/日曜午後9時~)に尽きる。原作はベストセラー作家で、いまやヒットドラマメーカーとなった池井戸潤氏の同名小説。阿部は3年ぶりの連ドラ主演とあって、その点でも注目を集めた。 初回は16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタートし、その後、右肩上がり。初回の視聴率を下回ることは1度もなく、20%の大台超えも3度マーク。最終回(第10話)は自己最高の22.3%で、有終の美を飾った。平均は18.5%で、同枠で2013年7月期に放送された池井戸作品の『半沢直樹』(TBS系/堺雅人主演)の平均28.7%には遠く及ばなかったが、近年の連ドラの中では高視聴率を記録し、独り勝ちとなった。 終始、安定した視聴率で推移したのが、『偽装の夫婦』(日本テレビ系/天海祐希主演/水曜午後10時~)と、『5→9 ~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系/石原さとみ主演/月曜午後9時~)。自己最高は『偽装の夫婦』が14.7%(初回)、『5→9』が12.7%(最終回=第10話)で、それほど高くはなかったが、ともに全話で2ケタ台をマーク。平均は『偽装の夫婦』が12.2%、『5→9』が11.7%だった。 意外な健闘ぶりをみせたのが、綾野剛の地上波連ドラ単独初主演となった『コウノドリ』(TBS系/金曜午後10時~)。舞台が産婦人科とあって、不安視もされたが、女性視聴者に高い評価を受け、平均11.5%を記録した。 逆に期待はずれに終わったのが、向井理主演の『遺産争族』(テレビ朝日系/木曜午後9時~)。テレ朝の「木9」は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(米倉涼子主演)、『DOCTORS 最強の名医』(沢村一樹主演)、『アイムホーム』(木村拓哉主演)などを放送してきた看板枠で、『遺産争族』への期待は大きかった。しかし、初回こそ、14.2%と好スタートを切ったものの、第2話で10.5%と急降下。第5話、第6話、第8話では1ケタ台に転落する苦戦を強いられた。最終回(第9話)は11.7%まで上げるのが精いっぱい。平均は10.8%と平凡なもので、かろうじて2ケタ台は死守した。 新垣結衣主演の『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系/土曜午後9時~)は、初回から第4話まで2ケタ台をキープしたが、第5話で1ケタ台に降下。以後、5週連続で2ケタに乗せられず、7%台も2度記録。最終回(第10話)では10.5%まで戻したが、平均は9.8%にとどまった。 『エンジェル・ハート』(日本テレビ系/上川隆也主演/日曜午後10時30分~)は初回、第2話、第4話で2ケタ台を出したが、そのほかは1ケタ台。最終回(第9話)は7.8%と伸びず、平均は9.3%だった。TBS系『下町ロケット』公式サイトより
松坂桃李のプライム帯での連ドラ初主演作となった『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系/火曜午後10時~)は、初回こそ12.9%をマークしたものの、第2話で6.3%と急降下。以降、7週連続で1ケタ台が続き、最終回(第9話)では11.5%まで上げたが、平均9.2%と振るわなかった。ドラマを通じて、いちばん目立ったのは、悪女役の菜々緒で、松坂は存在感を発揮することができなかった。 篠原涼子が2年半ぶりに連ドラに出演することで注目を集めた『オトナ女子』(フジテレビ系/木曜午後10時~)は、40歳独身女性3人の生き方を描いた作品だったが、脚本のまずさから、肝心な30代、40代女性視聴者の共感を得られず、10話すべてがオール1ケタ。ただの1度も10%を超えられず、平均は8.7%。“視聴率が取れる女優”だったはずの篠原にとっては、屈辱の“黒歴史”となってしまった。 悲惨だったのは、西島秀俊も同様。主演ドラマ『無痛~診える眼~』(フジテレビ系/水曜午後10時~)は、初回11.6%で、まずまずのスタートだったが、2ケタが取れたのは、この回のみ。第2話で7.1%と一気に下げると、以降、最終回(第10話)まで1ケタ台が続き、平均は7.9%。近年の西島主演ドラマの平均視聴率は、2015年1月期の『流星ワゴン』(TBS系)が10.3%、2014年4月期の『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)が11.0%で2ケタ台。同年10月期の『MOZU Season2~幻の翼~』(TBS系)は6.4%しか取れなかったが、同作は共同制作のWOWOWで先行放送されたため、“言い訳”ができた。しかし、今回は言い訳など通用せず、裏の『偽装の夫婦』に惨敗を喫した。視聴者の脚本への批判も少なくなく、西島自身もフジに不信感を抱いたようだが、結果は受け入れるしかない。当面、どの局も西島を主演にしたドラマの制作に、二の足を踏むことになりかねない。 ぶっちぎりで、視聴率最下位に終わったのは、香里奈主演『結婚式の前日に』(TBS系/火曜午後10時~)。初回から、いきなり7.7%の低視聴率だったが、これが自己最高となった。第2話、第8話では5%割れの4%台を記録。あとはほとんどの回が5%台で、平均は5.6%。2014年3月、写真週刊誌にあられもない大股開き写真が流出し、一時休業状態に追い込まれた香里奈。2013年7月期の『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)以来のドラマ出演、2011年10月期の『私が恋愛できない理由』(フジテレビ系)以来の連ドラ主演となったが、イメージダウンが払拭できていないことが明白となった。ドラマの内容自体はおおむね好評で、脇を固めた鈴木亮平、遠藤憲一らの演技も良かったが、それも報われなかった。当分、香里奈に主演オファーする局はないだろう。 局別に見ると、最下位もあったが、ダントツでトップもあり、『コウノドリ』も2ケタを超えたTBSが、珍しく今クールの勝者といえそう。日本テレビは2ケタ台が1作だけでイマイチ。テレビ朝日はまずまず。フジは月9以外の他の3作が1ケタ台で惨敗した。フジテレビ系『サイレーン』公式サイトより
2016年1月期は、1年3カ月ぶりの綾瀬はるかの主演ドラマ『わたしを離さないで』(TBS系/金曜午後10時~)を始め、堀北真希の引退作とのウワサも出ている『ヒガンバナ 警視庁捜査七課』(日本テレビ系/水曜午後10時~)、草なぎ剛主演『スペシャリスト』(テレビ朝日系/木曜午後9時~)、香取慎吾主演『家族ノカタチ』(TBS系/日曜午後9時~)、有村架純&高良健吾W主演『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系/月曜午後9時~)などがラインナップされている。視聴率戦争を制するのは、どのドラマになるのか? <2015年10月期 民放プライム帯連続ドラマ 平均視聴率ランキング> ※2クールまたぐ『相棒season14』『科捜研の女』(ともにテレビ朝日)及び、テレビ東京系は対象外 1位 18.5% 『下町ロケット』 阿部寛主演 TBS系 日曜午後9時~ 2位 12.2% 『偽装の夫婦』 天海祐希主演 日本テレビ系 水曜午後10時~ 3位 11.7% 『5→9~私に恋したお坊さん~』 石原さとみ主演 フジテレビ系 月曜午後9時~ 4位 11.5% 『コウノドリ』 綾野剛主演 TBS系 金曜午後10時~ 5位 10.8% 『遺産争族』 向井理主演 テレビ朝日系 木曜午後9時~ 6位 9.8% 『掟上今日子の備忘録』 新垣結衣主演 日本テレビ系 土曜午後9時~ 7位 9.3% 『エンジェル・ハート』 上川隆也主演 日本テレビ系 日曜午後10時30分~ 8位 9.2% 『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』 松坂桃李主演 フジテレビ系 火曜午後10時~ 9位 8.7% 『オトナ女子』 篠原涼子主演 フジテレビ系 木曜午後10時~ 10位 7.9% 『無痛~診える眼~』 西島秀俊主演 フジテレビ系 水曜午後10時~ 11位 5.6% 『結婚式の前日に』 香里奈主演 TBS系 火曜午後10時~ ※参考 おもな深夜ドラマ ☆6.7% 『サムライせんせい』 錦戸亮主演 テレビ朝日系 金曜午後11時15分~ ☆4.3% 『青春探偵ハルヤ~大人の悪を許さない!~』 玉森裕太主演 日本テレビ系 木曜午後11時59分~ (文=森田英雄)TBS系『わたしを離さないで』公式サイトより
“潜在視聴率12%”『あさが来た』好調の波瑠に争奪戦が勃発! 低迷フジが月9オファーも
波瑠がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あさが来た』が、第12週の週間平均視聴率で24.3%を記録、12週連続で大台を突破した。 「朝ドラの撮影は2月まで続きますが、すでに水面下では民放各局が2016年4月ドラマでの波瑠争奪戦を繰り広げています。夏目雅子似とも、乃木坂46の橋本奈々未似ともいわれ、老若男女まんべんなく支持されています」(テレビ関係者) 波瑠の民放出演といえば、11月29日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に初出演して話題を呼んだ。前出のテレビ関係者が続ける。 「彼女の出演で、視聴率が跳ね上がりました。某局の資料によれば、いまや波瑠の潜在視聴率は12%もあるそうで、女優の中でもトップクラス。民放各局としては、喉から手が出るほど起用したい逸材です。中でも視聴率低迷で苦しむフジテレビが、なんとしても出演してもらおうと、破格のギャラで月9の出演オファーをしていますよ」 いま最も旬の女優を4月クールのドラマに取り込んだ局は、文字通り「波瑠(春)が来た」となりそうだ。もっともフジテレビ系の場合、そんな人気者の波瑠をもってしても視聴率爆死となれば、いよいよフジテレビはご臨終と言われてしまいそうだが……。NHK『あさがきた』公式サイトより
来年3月で打ち切りとなるフジの昼ドラ “敗戦処理役”は、産休から復帰の佐藤江梨子で……
フジテレビの昼ドラ(東海テレビ制作)は来年3月いっぱいで、打ち切りになることが同局の亀山千広社長から正式に発表されているが、その“敗戦処理役”を、産休から復帰する佐藤江梨子が担うことが明らかになった。 そのドラマとは、来年2月1日スタートの『嵐の涙~私たちに明日はある~』(月~金曜午後1時25分~)。佐藤は今年8月に第1子となる男児を出産したが、これが仕事復帰作となる。 同ドラマは、幸せの真っただ中にいたある日、突然のゲリラ豪雨による鉄砲水に夫と娘を奪われた主人公・石原里子(佐藤)が、血のつながらない娘との絆を糧に、もがき苦しみながらも幸せを求め続ける物語。 相方となる夫・雄介役は宅間孝行が務める。そのほかのキャストとして、遠藤久美子、宮地真緒、ほの花、舞優、いしのようこ、柄本明、竜雷太の出演が決まっている。 佐藤が連ドラにレギュラー出演するのは、『夫婦善哉』(2013年8~9月/NHK総合)以来、2年半ぶり。民放となると、12年10月期の『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』(フジテレビ系)以来だ。 1964年5月にスタートしたフジの昼ドラは、実に52年の長きにわたって、主婦層を中心に親しまれてきた。現在は『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の連続転勤ドラマ「辞令は突然に…」で、妻・東はるみ役を演じている黛英里佳主演の『新・牡丹と薔薇』がオンエアされている。 「終わることが決まっているドラマ枠で、好んで主演を引き受けるタレントなんて、そうそういません。フジ、東海テレビも、もはや力を入れることもできません。サトエリは女優としてのランクは高くないですし、視聴率が取れなかったからといって、叩かれることもないでしょう。その意味で、ブランクのあるサトエリは適任ともいえますし、彼女にとっては、いいリハビリになるのでは? 男性ファンが見たいと思っても、この時間帯ではリアルタイムで見れる人は少なく、視聴率にも反映しないでしょう」(テレビ関係者) この昼ドラ枠は、ドロドロとした愛憎劇が繰り広げられる作品も多く、打ち切りを残念がる声も少なくない。佐藤には“敗戦ムード”を吹き飛ばすような演技を期待したいものだが……。 (文=森田英雄)
復讐するは我にあり! 『バイキング』降板で、江角マキコが“鬼”と化す!?
女優でタレントの江角マキコが22日、レギュラー出演していたフジテレビ系『バイキング』からの卒業を発表した。 番組終盤、MCの坂上忍が「火曜バイキングを支え続けてくださった江角さんが、今日でバイキングを卒業します」と紹介。江角は「みなさん、ありがとうございました。これからも、バイキングをよろしくお願いします」と挨拶した。 レギュラー出演期間は1年8カ月。その間の出来事で思い起こされるのは、元プロ野球選手・長嶋一茂邸への“落書き事件”だ。 同邸の壁に赤いスプレーで「バカ息子」などと落書きしたのが、江角の元マネジャーであったことが判明。江角と一茂の子どもは当時、同じ有名私立大学の付属校に通っており、学内でなんらかのトラブルがあったとされる。 結果的にマネジャーの独断による犯行として処理されたが、いまだ「首謀者は江角」という見方が強い。 テレビ関係者は「あの騒動で、好感度タレント常連だった江角さんのイメージは失墜。化粧品のCMなども失った。フジ局内でも江角さんの処遇を議論していたようだが、フジ局員の夫が彼女をかばっていたため、これまで降板は免れていた」と話す。 夫の“神通力”も、ついに効かなくなったということか……。そんな中、一部で「降板した江角が復讐鬼と化すのでは?」という声が上がっている。事情を知る関係者の証言。 「確固たる物証となった『週刊文春』(文藝春秋)の落書き写真を同誌に提供したのは、一茂さんの周辺者といわれている。一茂さんの妻・仁子さんは、ママ友軍団のリーダー的存在。今回の騒動も、江角さんが仁子さんに盾突いたことが遠因。半面、仁子さん自身がトラブルメーカーで、彼女の醜聞が匿名の手紙で週刊誌に送られてくることもある。アンチはかなり多いと思う。彼女たちを束ねて、江角さんが逆襲に転じる可能性もある」 復讐するは我にあり!?











