最終回でも下落! フジ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』最後まで気になる関ジャニ∞・横山裕の“演技力”

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。昨夜放送の最終回の視聴率は7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と下落。やはり、全話通しての展開を吹き飛ばした真壁永久(芦名星)の登場に興ざめした視聴者が多かったのではないでしょうか? ついに全話を通して2ケタ台に乗せることはできませんでした。  前回で登場した“ラスボス”的ポジションの青い目の美女・真壁が、藤堂比奈子(波瑠)に「ナイフ」を渡した人物でした。真壁の目的は、藤堂を自分と同じ側、つまり異常犯罪者に引きずり込むこと。  父親に“怪物”とかつて呼ばれた藤堂は、同じく“怪物”になった真壁に呼応するような様子。しかし、それを踏みとどまらせていたのは、母親の形見である七味缶。このドラマは、“怪物”とそうではない自分との間で揺れる藤堂が、普通の刑事になるまでの物語だったんですね。  さて、前回、真壁と連携して東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)を拉致した佐藤都夜(佐々木希)は、冒頭で真壁に火だるまにされて殺されてしまいました。ゲスがゲスによって殺される、まさにゲスの極み。世相を反映したんでしょうか。  東海林を助け出すために、厚田(渡部篤郎)班は奔走。一人で来て東海林を助け出すのか、複数で来て東海林を死なすかと真壁に迫られた藤堂は、相談なく真壁の待つ廃墟へ。  一方、廃墟では真壁が藤堂に、「私が初めてでいいよ。ほら、早くナイフを出して」と不気味に微笑みかけます。“怪物”側に堕ちない藤堂に自らを殺害させることで、強制的に引きずり込もうという魂胆のようです。半ば脅しに近いそれに藤堂は、従います。ナイフを取り出し、真壁にゆっくり近づく藤堂。  東海林はそんな藤堂を止めます。「お前はただの人間だろ!」。藤堂の振る舞いに違和感を持って、藤堂のバッグにレコーダーを仕込んだりなどした東海林ですが、前回、藤堂のボディガートとして生活を共にする中で変わったのでしょう。思い返せば、東海林の違和感は“普通の刑事“の視点から、変わり者の藤堂を見たものであったということです。  ナイフをしまった藤堂は、真壁と決別することを選びました。真壁は手元のライターを放り投げ、廃墟はたちまち炎に包まれるのでした。  藤堂は炎の中、東海林を助けるために行動をします。自分が拒否されたこと、同じ“怪物”であることを否定した藤堂に怒った真壁は、藤堂に襲いかかります。  間一髪のところで、倉島敬一郎(要潤)が真壁を抑えこみ、厚田班の面々が登場。真壁は逮捕されます。藤堂のことが大好きな倉島が、最後に見せ場を持っていきました。  真壁は過去に、父親に暴力を振るわれ、拾われた養護施設では施設長からいたずら(おそらく性的暴行)を受けていたそう。東海林でさえ、「あの女、今までずっと不幸続きだったんだってな」と言うくらいですから、人質にされている間に東海林は真壁の過去を聞いたのかもしれません。  真壁は、自分と関わった人間を殺していきました。大事そうに抱える木箱の中に、前回の動物遺体のように殺害した人物の一部を保存して持ち歩いていたのです。  これが真壁なりの世界との関わり方。「世界を憎むのに飽きた」という真壁の言葉の裏には、世界や人に対する期待や、温もりを求めていたことがうかがえます。  そんな真壁が唯一の友だちの藤堂を試すということは、自分を“怪物”にした世界と藤堂が同じであれば、自分の中の“世界に対する憎しみ”にケリがつく。自分のやっていることが正しかったと言える。真壁の期待と、虚しさがあふれていました。  しかし、藤堂は真壁を殺しませんでした。東海林も真壁もどちらも殺さない。藤堂の成長がみえるシーンだといえます。  清水良信(百瀬朔)と倉島に連行される真壁を藤堂は呼び止め、かつて、母親が自分にしたように抱き締めます。生まれてはじめての温もりに真壁は混乱したまま、連れて行かれるのでした。  というのが、今回のお話。数話にわたった伏線や、事件の関連性などがこのドラマでは構造上使われていますが、やっぱり最後の真壁に全部持って行かせたのが、いただけません。演出のグロさから、クレームが殺到したという同ドラマですが、いずれにせよ大団円を迎え、東海林と藤堂が新しくコンビを組むところで本編は終了。  滑舌や単純な演技などと関ジャニ横山の演技が酷評される一方で、波瑠はNHK『あさが来た』での明るいキャラとは違うシリアスな演技が好評。これからの彼女の演技の幅に期待が持てそうですね。  しかし、コンプライアンスが叫ばれるこのご時世で『ケイゾク』『SPEC』(どちらもTBS系)を彷彿とさせるような“グロテスク”ドラマの製作に踏み切った制作陣の決断に、個人的には拍手を贈りたいです。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

また自己最低! 『好きな人がいること』がフジ“月9”ワースト記録更新に向け、まっしぐら……

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フジテレビ系『好きな人がいること』番組サイトより
 桐谷美玲主演のフジ“月9”ドラマ『好きな人がいること』(月曜午後9時~)第8話が9月5日に放送され、視聴率は7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、またまた自己ワーストを記録した。これで、同ドラマの視聴率は第5話以降、4週連続で自己最低を更新。典型的な右肩下がりで、放送するごとに視聴者離れが起きている。  平均視聴率(第8話まで)も、さらに下がって8.9%。このペースでいくと、残り2回(予定)も低調なら、月9史上ワースト視聴率となった4月期の『ラヴソング』(福山雅治主演)の8.5%を下回る可能性も現実味を帯びてきた。  第8話では、大橋尚美(池端レイナ)プロデュースで、夏向(山崎賢人)と行うダイニングアウトに提供する料理のプレゼンに臨むが、美咲(桐谷)が足を引っ張ってしまい失敗。それでもあきらめきれない美咲は、尚美に頼み込んで再チャレンジして、なんとか認めてもらうことに成功。美咲は夏向とお祝いをするため、ケーキを作っていって、その場で夏向の告白に答えるはずだった。ところが、エンディングでケーキを作る場所に居合わせた長男の千秋(三浦翔平)が、美咲を後ろから抱きしめるハプニングが発生。思わぬ事態に驚いた美咲はケーキを落としてしまい、グチャグチャになってしまった。千秋は元カノの楓(菜々緒)とよりを戻すため、美咲をふったはずなのだが、美咲への想いが断ちがたかったのか、まさかの展開で三角関係の構図に……。  ネット上の視聴者の反応は、「兄弟思いで、温厚な千秋がうまくいきかけてる夏向と美咲の間に割って入るなんて、らしくない!」「あのシーンは必要? 美咲が幸せそうに作ったケーキを落とさせてしまって!」「ここにきて、千秋のアレはひどすぎる! 今までのカッコいい千秋が台無し。ドラマとはいえ、食べ物をムダにしないで」「『弟を傷つけるくらいなら店を手放すしかない』とまで思っていた兄貴(千秋)が、あんな形で弟(夏向)の恋愛のジャマするなんて納得できない!」といった調子で、エンディングでの千秋の行動に対し、非難ごうごう。  急展開を迎えた同ドラマ、これ以上、視聴者が脱落していくようなら、月9史上ワースト記録に向け、まっしぐらとなってしまうが……。 (文=森田英雄)

また自己最低! 『好きな人がいること』がフジ“月9”ワースト記録更新に向け、まっしぐら……

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フジテレビ系『好きな人がいること』番組サイトより
 桐谷美玲主演のフジ“月9”ドラマ『好きな人がいること』(月曜午後9時~)第8話が9月5日に放送され、視聴率は7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、またまた自己ワーストを記録した。これで、同ドラマの視聴率は第5話以降、4週連続で自己最低を更新。典型的な右肩下がりで、放送するごとに視聴者離れが起きている。  平均視聴率(第8話まで)も、さらに下がって8.9%。このペースでいくと、残り2回(予定)も低調なら、月9史上ワースト視聴率となった4月期の『ラヴソング』(福山雅治主演)の8.5%を下回る可能性も現実味を帯びてきた。  第8話では、大橋尚美(池端レイナ)プロデュースで、夏向(山崎賢人)と行うダイニングアウトに提供する料理のプレゼンに臨むが、美咲(桐谷)が足を引っ張ってしまい失敗。それでもあきらめきれない美咲は、尚美に頼み込んで再チャレンジして、なんとか認めてもらうことに成功。美咲は夏向とお祝いをするため、ケーキを作っていって、その場で夏向の告白に答えるはずだった。ところが、エンディングでケーキを作る場所に居合わせた長男の千秋(三浦翔平)が、美咲を後ろから抱きしめるハプニングが発生。思わぬ事態に驚いた美咲はケーキを落としてしまい、グチャグチャになってしまった。千秋は元カノの楓(菜々緒)とよりを戻すため、美咲をふったはずなのだが、美咲への想いが断ちがたかったのか、まさかの展開で三角関係の構図に……。  ネット上の視聴者の反応は、「兄弟思いで、温厚な千秋がうまくいきかけてる夏向と美咲の間に割って入るなんて、らしくない!」「あのシーンは必要? 美咲が幸せそうに作ったケーキを落とさせてしまって!」「ここにきて、千秋のアレはひどすぎる! 今までのカッコいい千秋が台無し。ドラマとはいえ、食べ物をムダにしないで」「『弟を傷つけるくらいなら店を手放すしかない』とまで思っていた兄貴(千秋)が、あんな形で弟(夏向)の恋愛のジャマするなんて納得できない!」といった調子で、エンディングでの千秋の行動に対し、非難ごうごう。  急展開を迎えた同ドラマ、これ以上、視聴者が脱落していくようなら、月9史上ワースト記録に向け、まっしぐらとなってしまうが……。 (文=森田英雄)

フジテレビに“昼ドラ”ファンあきれ、『グッディ』『みんなのニュース』不振で「15時間生放送」半年で挫折

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 フジテレビが5日、10月改編説明会を行い、4月の改編の目玉だった平日の“15時間生放送”を取りやめることが発表された。  フジは、30年以上続いた『ライオンのごきげんよう』(全身は『ライオンのいただきます』)と、50年以上続いた東海テレビ制作のドラマ枠、通称“昼ドラ”を3月末で終了させ、4月から『バイキング』と『直撃LIVE グッディ!』の放送時間を拡大。これにより、現在は午前4時スタートの『めざましテレビ アクア』から、夕方の『みんなのニュース』まで、15時間の連続生放送を行っている。  だが、10月からは『みんなのニュース』を短縮し、午後3時50分~4時50分に『メディアミックスα』を新設。この枠については、「地上波、BS、CS、配信の4メディアと連動した新しいコンテンツのトライ、それから名作ドラマのリピート、それからもし国民に対して迅速にお伝えする案件が発生した場合、速やかにライブで情報を提供させていただく体制をとる。数カ月単位でメディアを取り巻く環境が変わってきていて、視聴者のいろんなニーズに応えるべく、この夕方に新しい枠を設けることによって、皆さんの知りたいことなどをいろんな角度から提供させていただきたい」(宮道治朗編成部長)としている。 「単純にスポンサー離れが深刻で、縮小せざるを得ないのでしょう。4月から、日本テレビに倣って連続生放送のタイムテーブルを取り入れたフジですが、『バイキング』は大規模なリニューアルにより数字の改善が見られたものの、『グッディ』や『みんなのニュース』は、平均視聴率1%台も珍しくなく、裏番組に歯が立たない状況が続いている。現在のフジは、ヒットドラマを生み出すことに躍起ですから、おそらくその時放送されている連ドラの関連作品や、前週分のリピートなんかが放送されるのでは?」(テレビ誌記者)  今回の発表により、やるせなさを露わにしているのが、“昼ドラ”ファンだ。“昼ドラ”は、1964年に東海テレビがフジテレビから要請を受けたことでスタートし、52年の間に214作品を放送。数々の名作を生み、視聴が習慣化していた主婦も多かった。  ネット上では、「昼ドラを打ち切ってまで、『バイキング』と『グッディ』を繋げる必要って、どこにあったの?」「昼ドラを復活させてほしい」「東海テレビに謝れ!」といった声が上がっている。 「連続生放送をたった半年で挫折したフジに対し、ネット上では揶揄が飛び交っている。最近のフジは、長寿番組を終了させては、新番組で失敗……というイメージが、視聴者にも定着。実際、こんなに午後帯を頻繁にイジッている局はほかになく、お茶の間に定着しない一因でもある。とりあえず、フジは他局の模倣や、リサーチ会社便りの番組作りを見直さないと、この堂々巡りはいつまでも続きそう」(同) “昼ドラ”ファンにとっては、「おいおい」とツッコミたくなるような秋の改編。フジの午後に、光が差す日は訪れるのだろうか?

フジテレビに“昼ドラ”ファンあきれ、『グッディ』『みんなのニュース』不振で「15時間生放送」半年で挫折

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 フジテレビが5日、10月改編説明会を行い、4月の改編の目玉だった平日の“15時間生放送”を取りやめることが発表された。  フジは、30年以上続いた『ライオンのごきげんよう』(全身は『ライオンのいただきます』)と、50年以上続いた東海テレビ制作のドラマ枠、通称“昼ドラ”を3月末で終了させ、4月から『バイキング』と『直撃LIVE グッディ!』の放送時間を拡大。これにより、現在は午前4時スタートの『めざましテレビ アクア』から、夕方の『みんなのニュース』まで、15時間の連続生放送を行っている。  だが、10月からは『みんなのニュース』を短縮し、午後3時50分~4時50分に『メディアミックスα』を新設。この枠については、「地上波、BS、CS、配信の4メディアと連動した新しいコンテンツのトライ、それから名作ドラマのリピート、それからもし国民に対して迅速にお伝えする案件が発生した場合、速やかにライブで情報を提供させていただく体制をとる。数カ月単位でメディアを取り巻く環境が変わってきていて、視聴者のいろんなニーズに応えるべく、この夕方に新しい枠を設けることによって、皆さんの知りたいことなどをいろんな角度から提供させていただきたい」(宮道治朗編成部長)としている。 「単純にスポンサー離れが深刻で、縮小せざるを得ないのでしょう。4月から、日本テレビに倣って連続生放送のタイムテーブルを取り入れたフジですが、『バイキング』は大規模なリニューアルにより数字の改善が見られたものの、『グッディ』や『みんなのニュース』は、平均視聴率1%台も珍しくなく、裏番組に歯が立たない状況が続いている。現在のフジは、ヒットドラマを生み出すことに躍起ですから、おそらくその時放送されている連ドラの関連作品や、前週分のリピートなんかが放送されるのでは?」(テレビ誌記者)  今回の発表により、やるせなさを露わにしているのが、“昼ドラ”ファンだ。“昼ドラ”は、1964年に東海テレビがフジテレビから要請を受けたことでスタートし、52年の間に214作品を放送。数々の名作を生み、視聴が習慣化していた主婦も多かった。  ネット上では、「昼ドラを打ち切ってまで、『バイキング』と『グッディ』を繋げる必要って、どこにあったの?」「昼ドラを復活させてほしい」「東海テレビに謝れ!」といった声が上がっている。 「連続生放送をたった半年で挫折したフジに対し、ネット上では揶揄が飛び交っている。最近のフジは、長寿番組を終了させては、新番組で失敗……というイメージが、視聴者にも定着。実際、こんなに午後帯を頻繁にイジッている局はほかになく、お茶の間に定着しない一因でもある。とりあえず、フジは他局の模倣や、リサーチ会社便りの番組作りを見直さないと、この堂々巡りはいつまでも続きそう」(同) “昼ドラ”ファンにとっては、「おいおい」とツッコミたくなるような秋の改編。フジの午後に、光が差す日は訪れるのだろうか?

これじゃ、三浦翔平が高畑裕太容疑者ですよ……『好きな人がいること』のトンデモ展開

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フジテレビ系『好きな人がいること』番組サイトより
 フジテレビ月9『好きな人がいること』は第8話。視聴率は7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同作最低となりました。全話通算でも9%を割り込み、いよいよ前クール『ラヴソング』を下回る可能性も出てきています。ヤバイね!  今回、基本的には、柴崎夏向(山崎賢人)と美咲(桐谷美玲)のイチャコラで進みます。夏向が柴崎家の養子だったことが明らかになった前回の余韻はまったくないので、もう忘れることにしましょう。なんやかんやありつつ、ただひたすら2人の関係が“イイ感じ”になっていく展開です。  このドラマの序盤は、桐谷美玲にとってのハーレム状態だけが描かれていました。最初は千秋(三浦翔平)に思いを寄せていた美咲でしたが、いつしか夏向が美咲を切なげに見つめるカットが差し込まれるようになり、美咲はあえなく千秋に失恋。その直後、それまでツンデレだった夏向が美咲に告白し、美咲は返事を保留しつつ“イイ感じ”な時間が流れています。  で、今度は逆に、千秋が切なげに美咲を見つめるカットがたびたび差し込まれるのです。千秋は楓(菜々緒)と付き合っているにもかかわらず、です。どうやら千秋にも夏向にも「自動嫉妬マシーン」というか、美咲が自分以外の男に思いを寄せ始めると、遠くから切なげに見つめる機能が備わっているようです。  そういう機能が備わっているとしか思えない、この理由のなさ。ただただ、自分がイケメンの心を焦がしているという快楽的な状況を提示するためだけのシーンの羅列。がんばって美咲の立場を想像してみれば、もうニヤニヤが止まらない展開といえるでしょう。  美咲には「恋する女」以外のパーソナリティが設定されていません。これはきっと意図的なものであって、「恋したい視聴者」が美咲と同一化してイケメンの心を焦がす快楽を享受するためには、キャラクターの個性や人格はジャマだという思い切った判断が働いていると思われます。第1話のレビューに書いたように、明らかにエロゲ的な話法ですし、例えば今やアニメ界のトップランナーになった新海誠監督が『秒速5センチメートル』(2007)でやったのと同じシステムですね。だいたいの人は「キモ!」つって引くけど、主人公と同一化できた観客だけが強烈な快感を体験ができちゃうという、そういうシステムのドラマなのです。  物語としては、美咲と夏向の関係がひとつの到達点に達しました。2人で挑んだダイニングアウトなる企画を協力しながら勝ち抜き、お祝いをすることになります。美咲は店でケーキを作り、夏向は家で、美咲から「作ってほしい」とお願いされていたトマト煮込みハンバーグを作ります。  美咲はこのお祝いの席で、夏向から以前告白されていた想いに、返事をするつもりでした。美咲の作ったケーキには「祝」の文字が書かれたプレートが刺さっています。もうウキウキです。  そのケーキを抱えて店を出ようとした美咲を、いきなり千秋が抱きしめるんだもんなー。ケーキ落としちゃうんだもんなー。よりによって「祝」の文字がまっぷたつに割れちゃうんだもんなー。  千秋は、もちろんこのケーキの意味を知っています。このまま美咲を行かせれば、夏向と美咲が付き合うことになることもわかっています。  重複しますが、「それを阻止したい!」と千秋が思い当たる理由は、特に描かれません。「切なげに遠くから美咲を見つめる千秋」のシーンが数回あっただけです。  そのシーンによって「千秋、美咲ちゃんのこと好きなんだ! 素敵!」と素直に納得できれば、「想いがあふれて抱きついちゃった切ない千秋、イケメン!」と胸キュンできますが、納得できていなければ、もうアウトな行動にしか見えないんですね。 「欲求が抑え切れなかった」と証言したのは、強姦致傷容疑で逮捕された高畑裕太容疑者でした。これと、どこが違うのかね? と思うんです。急に抱きつくって、暴力以外のナニモノでもないですからね。  それ以上に、これまでさんざん弟の夏向を大事にしてきた千秋という人物像もご破算です。仕事的にも恋愛的にも、夏向にとって最高に素晴らしい夜になるはずだったのに、千秋は自らの性衝動によってブチ壊してしまった。この段になって、美咲のみならず、千秋も人格が漂白されてしまった。美咲という性獣がイケメンをはべらせるドラマに、もうひとり千秋という性獣が誕生したのでした。  いったいこの月9は今後、どうなってしまうのでしょうか……。なんか、超怖いです。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

フジ『フルタチさん』は失敗!? 『アメトーク』はネタ切れ!? 打倒『鉄腕DASH』日曜視聴率争いが激化!

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テレビ朝日公式サイトより
 テレビ朝日は5日、長らく『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ)のひとり勝ち状態が続く“日曜夜7時台”で、雨上がり決死隊が司会を務めるバラエティ番組『日曜もアメトーーク!』を10月にスタートさせると発表した。  同番組は、木曜夜11時台で放送中の『アメトーーク!』のゴールデン版。同局にとって、バラエティ番組の週2回放送は、『シルシルミシル』を『シルシルミシルさんデー』としてゴールデンに進出させて以来、約6年ぶりの試み。『アメトーーク!』の担当プロデューサーは、「マニアックなテーマをポップに発信していくというスタンスは変わらず、子供から大人までゲラゲラ笑えるような番組にしていきたい」としている。  日曜の夜といえば、夕方5時台の『笑点』から、夜9時台の『行列のできる法律相談所』まで、日本テレビの人気番組が目白押し。特にTOKIOのバラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の裏は、TBS、テレビ朝日、フジテレビが試行錯誤を繰り返すも、歯が立たない状況が続いている。ただ、最近の『ザ!鉄腕!DASH!!』は、15%を切ることも増え、「視聴者が飽き始めている」との指摘も。  そんな夜7時台に関し、『モヤモヤさまぁ~ず2』を放送中のテレビ東京を除く民放キー局は、こぞって10月の改編を発表。TBSは、12年にロンドンブーツ1号2号・田村淳らが司会を務めた下世話なクイズ番組『クイズ☆タレント名鑑』を、『クイズ☆スター名鑑』として夜7時台で復活させると発表。また、フジテレビは、夜7時からの2時間枠で、古舘伊知郎がMCを務める新番組『フルタチさん』を開始する。  ネット上では、「どれを見ようか、本気で悩む」「面白そうな番組ばっかり!」「これは、ターゲット被りすぎだろ」「心がキレイな人は日テレを見て、そうじゃない人はTBSを見ればOK?」といった声が上がっている。 「各局が自信のあるバラエティをぶつけてきたことで、視聴率争いが激化するのは自明。特に、F1・M1層(20~34歳視聴者)あたりが取り合いになりそう。ただ、『アメトーーク!』は、ネタ切れ感や、マンネリ感が指摘されて久しいため、週2での放送に不安を覚える視聴者も多い模様」(テレビ誌記者)  さらに、フジテレビがスタートさせる『フルタチさん』に、ある不安材料が。 「若者向けの番組が多い中、古舘が司会なら、内容次第でF3・M3層(50歳以上の視聴者)を取り込めるため、今回の改編は、フジにとってはラッキーといえそう。しかし、そうなると心配なのは、『フルタチさん』というタイトル。この層は、内容が連想できるようなタイトルじゃないと、なかなかついてきません」(同)  日本テレビの独走を止める局は、現れるだろうか? 改編後の視聴率に注目したい。

狙いは「キモかわ」「熟女」「おブス」? グラビア界が女芸人に熱視線

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ASH&D公式サイトより
 今年下半期、グラビア界にあらたな潮流が生まれるかもしれない。最近、出版社のグラビア編集者や写真集担当者たちの間で「意外とイケるのでは?」と話題になっているのが、「キモかわ」「熟女」「おブス」な女芸人のグラビアだという。  きっかけは、8月16日に放送されたの『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)だった。 「番組には、歌ネタを得意とするお笑いコンビの阿佐ヶ谷姉妹が登場。姉役の渡辺江里子は44歳、妹役の木村美穂は42歳。姉妹と名乗っていますが、2人に血縁関係はありません。おかっぱ頭にメガネ、ピンクのドレスがトレードマークなのですが、今回はピンクのセパレート水着で登場。しかも、よく見ると2人ともなかなかのナイスバディで、特に美穂は推定Dカップと、かなり深い谷間を見せつけていました。太ももやお尻がカメラに映ると、『無駄にエロい』『リアルにいいカラダ』『全然ヌケる』と興奮したコメントがネット上で連打されました」(テレビ誌編集者)  この反応に目をつけたのが出版界だ。ベテランの出版プロデューサーが語る。 「阿佐ヶ谷姉妹以外にも、たんぽぽの2人や、やしろ優、渡辺直美、おかずクラブ・ゆいP、メイプル超合金・安藤なつなんかも、写真集発売のターゲットになっているようですね。ぷよぷよした肉、重力に逆らわない脂肪バスト、熟女の恥じらいなんかは、マニアの大好物ですよ。こうした“変化球モノ”はバカ売れはしないものの、一定数のコアなファンがいるため、手堅く黒字が見込めるんです。話題性があるので週刊誌からの掲載料も期待できますし、大赤字になることもない。期末に向け、売り上げの帳尻合わせにはもってこいかもしれません(笑)」  はたして、新たな勢力がグラビア界を席巻するのか?

狙いは「キモかわ」「熟女」「おブス」? グラビア界が女芸人に熱視線

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ASH&D公式サイトより
 今年下半期、グラビア界にあらたな潮流が生まれるかもしれない。最近、出版社のグラビア編集者や写真集担当者たちの間で「意外とイケるのでは?」と話題になっているのが、「キモかわ」「熟女」「おブス」な女芸人のグラビアだという。  きっかけは、8月16日に放送されたの『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)だった。 「番組には、歌ネタを得意とするお笑いコンビの阿佐ヶ谷姉妹が登場。姉役の渡辺江里子は44歳、妹役の木村美穂は42歳。姉妹と名乗っていますが、2人に血縁関係はありません。おかっぱ頭にメガネ、ピンクのドレスがトレードマークなのですが、今回はピンクのセパレート水着で登場。しかも、よく見ると2人ともなかなかのナイスバディで、特に美穂は推定Dカップと、かなり深い谷間を見せつけていました。太ももやお尻がカメラに映ると、『無駄にエロい』『リアルにいいカラダ』『全然ヌケる』と興奮したコメントがネット上で連打されました」(テレビ誌編集者)  この反応に目をつけたのが出版界だ。ベテランの出版プロデューサーが語る。 「阿佐ヶ谷姉妹以外にも、たんぽぽの2人や、やしろ優、渡辺直美、おかずクラブ・ゆいP、メイプル超合金・安藤なつなんかも、写真集発売のターゲットになっているようですね。ぷよぷよした肉、重力に逆らわない脂肪バスト、熟女の恥じらいなんかは、マニアの大好物ですよ。こうした“変化球モノ”はバカ売れはしないものの、一定数のコアなファンがいるため、手堅く黒字が見込めるんです。話題性があるので週刊誌からの掲載料も期待できますし、大赤字になることもない。期末に向け、売り上げの帳尻合わせにはもってこいかもしれません(笑)」  はたして、新たな勢力がグラビア界を席巻するのか?

みのもんたが『めちゃイケ』を潰す!? TBS『どうぶつ奇想天外!』復活特番はレギュラーへの布石か

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 1993年から2009年にかけて16年にわたり放送された人気番組『どうぶつ奇想天外!』(TBS系)が9月21日、3時間スペシャルで一夜限りの復活を遂げる。司会はもちろん、みのもんたである。みのは、昨年も同局の『学校へ行こう!』復活特番に出演している。 「みのは、2013年9月に次男が逮捕された不祥事を受けて、『朝ズバッ!』(同)を降板。その直前にも、女子アナウンサーに対するセクハラ騒動がありました。さらにこの番組は、かねてより強引な制作方針が問題視されており、複数の問題が積み重なり、降板に至ったといわれている。一時期は完全にテレビから抹殺されたかに見えていたみのですが、最近の活躍は目覚ましいですね」(業界関係者) 『どうぶつ奇想天外!』は、あるバラエティ番組との因縁がある。それが『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)である。 「『どうぶつ奇想天外!』と『めちゃイケ』は、土曜8時の裏番組として対決していました。この枠は、古くは『ドリフVSひょうきん族』の構図で、熾烈な視聴率戦争が行われてきた枠。当初は『どうぶつ』が圧倒的に有利でしたが、96年に『めちゃイケ』が始まると、若いパワーに徐々に押されていき、視聴率で苦戦するようになり、2000年には日曜8時に放送時間の変更を余儀なくされています」(同)  しかし、現在の立場は完全に逆転したといえるだろう。高畑裕太容疑者の逮捕で芸能人二世の犯罪がクローズアップされるも、みのはまったく意に介していない様子。一方で、かつて、エネルギーがみなぎっていた『めちゃイケ』は、素人レギュラーであった三中元克を実質的に強制卒業させ、感動推しの山本圭壱復帰企画を立ち上げるも、視聴率は惨敗。9月いっぱいでの打ち切り説もささやかれるほどだ。  フジテレビ凋落の一方で、TBSのみのは完全復活へ向けて着々と布石を打ちつつある。つまらないフジテレビを象徴する『めちゃイケ』にとどめを刺すのは、みのもんたなのかもしれない。 (文=平田宏利)