フジテレビ系の天海祐希主演ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』の第3話が27日に放送され、平均視聴率6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の自己最低を記録した。 同作は、世界中から注目される三ツ星レストランの天才女性シェフ・星野光子(天海)が、小学校の給食を作るというストーリー。天海にとって、フジテレビの連ドラ主演は4年ぶりとなる。 同枠前クールの松嶋菜々子主演『営業部長 吉良奈津子』も、期間平均視聴率7.1%と振るわなかったが、『Chef』も初回から8.0%と1ケタでスタート。第2話は7.0%と、右肩下がりが続いている。 なお、第3話では、自分が作った給食よりも、コンビニの唐揚げ「ウマチキ」の方が「おいしい」と言われショックを受けた光子が、今度は“親子給食会”で提供するナポリタン作りに挑戦。熟れすぎて売り物にならないブランドトマト「金太郎トマト」を農家から仕入れ、親子ともに「最高においしい」と言わしめるナポリタンを完成させた。 初回では、「脚本がムチャクチャすぎて、ついていけない」「天海祐希のムダづかい」などと脚本に酷評が殺到した同作だが、回を追うごとに評価が好転。「どんどん面白くなってきた」「今期、一番楽しみなドラマ」といった賛辞や、主人公のポジティブなキャラクターに好意的な声が相次いでいる。しかし、その一方で、「また大物俳優がフジにつぶされる」「天海さんがかわいそう」という声も。 「フジは今年、福山雅治が主演を務めた月9『ラヴソング』や、松嶋主演の『営業部長 吉良奈津子』が大コケ。そのため、不評だった『Chef』の初回放送後、『天海もこれに続いてしまうのでは?』と懸念する声が相次いだ。『Chef』の視聴率は、現段階で今期のプライム帯ドラマでワースト。過去に、天海の主演ドラマがここまで不振に見舞われたことはなく、このままでは天海の経歴上“なかったこと”になりかねません」(テレビ誌記者) 『Chef』に限らず、今期は全ドラマ全話“1ケタ”と大苦戦中のフジ。やはり「フジだから見ない」と敬遠する視聴者が少なくないのだろうか?フジテレビ公式サイトより
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天海祐希が好演『Chef』6.2%自己最低……評価好転も「フジテレビだから見ない」が原因か
フジテレビ系の天海祐希主演ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』の第3話が27日に放送され、平均視聴率6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の自己最低を記録した。 同作は、世界中から注目される三ツ星レストランの天才女性シェフ・星野光子(天海)が、小学校の給食を作るというストーリー。天海にとって、フジテレビの連ドラ主演は4年ぶりとなる。 同枠前クールの松嶋菜々子主演『営業部長 吉良奈津子』も、期間平均視聴率7.1%と振るわなかったが、『Chef』も初回から8.0%と1ケタでスタート。第2話は7.0%と、右肩下がりが続いている。 なお、第3話では、自分が作った給食よりも、コンビニの唐揚げ「ウマチキ」の方が「おいしい」と言われショックを受けた光子が、今度は“親子給食会”で提供するナポリタン作りに挑戦。熟れすぎて売り物にならないブランドトマト「金太郎トマト」を農家から仕入れ、親子ともに「最高においしい」と言わしめるナポリタンを完成させた。 初回では、「脚本がムチャクチャすぎて、ついていけない」「天海祐希のムダづかい」などと脚本に酷評が殺到した同作だが、回を追うごとに評価が好転。「どんどん面白くなってきた」「今期、一番楽しみなドラマ」といった賛辞や、主人公のポジティブなキャラクターに好意的な声が相次いでいる。しかし、その一方で、「また大物俳優がフジにつぶされる」「天海さんがかわいそう」という声も。 「フジは今年、福山雅治が主演を務めた月9『ラヴソング』や、松嶋主演の『営業部長 吉良奈津子』が大コケ。そのため、不評だった『Chef』の初回放送後、『天海もこれに続いてしまうのでは?』と懸念する声が相次いだ。『Chef』の視聴率は、現段階で今期のプライム帯ドラマでワースト。過去に、天海の主演ドラマがここまで不振に見舞われたことはなく、このままでは天海の経歴上“なかったこと”になりかねません」(テレビ誌記者) 『Chef』に限らず、今期は全ドラマ全話“1ケタ”と大苦戦中のフジ。やはり「フジだから見ない」と敬遠する視聴者が少なくないのだろうか?フジテレビ公式サイトより
やっぱり視聴率ダウン! 何もかもが“ぬるま湯”すぎる『カインとアベル』の不健全さ
Hey!Say!JUMP・山田涼介主演のフジテレビ月9『カインとアベル』の第2話。視聴率は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、初回から0.2ポイントダウンです。このままいくと今年4月期の『ラヴソング』が記録した月9全話史上最低の8.4%を更新するかもしれません。 父親の貴行(高嶋政伸)が社長、兄の隆一(桐谷健太)が副社長を務める大手デベロッパーで働く優くん(山田涼介)は、同社が社運を賭けたアウトレットモール建設のプロジェクトチームに参画中。もちろん、実力ではなく兄貴のゴリ押しでチーム入りしたわけですが、前回、有名レストランの招致合戦で、シェフの驚異的な人の良さによって大手柄を上げ、今度はチームの“最優先事項”であるモールの設計を担当することに。社内の設計担当・長谷川さん(小林隆)と、チームの先輩美女・梓(倉科カナ)を連れ立って、大物建築家・神谷仁(竜雷太)のもとを訪れることになりました。 この神谷、実はデベロッパーの会長で優くんの祖父でもある宗一郎(平幹二朗)と旧知の仲。自分の担当者の中に優くんがいることを事前に知ると、宗一郎にわざわざ「俺はいつものやり方でやらせてもらうが、かまわんな」とエクスキューズを入れてきます。宗一郎は「この仕事が終わったら、高田優の印象を教えてくれ」と回答。好々爺2人、孫っ子がかわいくて仕方ないという感じです。 そんなこんなで、事務所に来た3人に対し「わかってると思うが、私は私のやり方でやる」と言い放ち、「トスカーナの石材(すごく高い)を輸入して積め!」と主張する神谷。優くんたちの提案は一切聞き入れてもらえません。 神谷が頑固な建築家だということは有名だそうで、対応を間違って激怒を買い、設計を降りられたゼネコンやデベロッパーはたくさんいるのだそうです。そういう人に依頼するわけですから、ある程度交渉が難航することは予想されているわけですが、チームの部長・団(木下ほうか)は「交渉がうまくできない」という理由で長谷川さんをチームから外してしまいます。最初から優秀なネゴシエイターを参加させればいいのに、と思うし、そもそも社運を賭けたプロジェクトの最優先事項なんだから副社長兄貴が出て行けばいいのに、とも思うけど、兄貴は担当しているバンコクの仕事がトラブってたり、父親に国会議員の娘とのお見合いをセッティングされたりで、それどころじゃないみたい。 長谷川さんが外れ、いよいよ優くんと梓の2人で神谷との交渉にあたることになりました。茶髪の新入社員とギャルパイセンだけで、たぶん現実でいうと丹下健三とか槇文彦とか、そういうクラスの建築家とやり合うことになったわけです。無謀です。 交渉の場で、優くんはつい「神谷先生の名前が必要なんです」と言ってしまいます。設計じゃなく、名前が必要なんだと。はい、当然、神谷先生激怒です。追い返されてしまいます。今まで神谷と折り合わなかったゼネコンやデベロッパーにも、ここまでバカなことを言う担当者はいなかったはずです。 しかし、神谷はその後、驚異的な人の良さを発揮。優くんが神谷の設計した建築の前にたたずんでいると、「そんなに建築に興味があったのか?」と話しかけてきてくれます。興味も何も、優くんは一夜漬けで少し勉強しただけです。それでも優くんが「これが本物だということはわかります!(キリッ)」と褒めたたえると、神谷お爺ちゃん大喜び。「芸術を現すartの語源は……」と、うれしそうに語り出し、再び優くんと梓のために時間を作ってくれることになりました。 優くんはその席で、チームをクビになった長谷川さんが起こしたコストカット版のデザインスケッチを提示。これまた、建築家をものすごくバカにした行動ですが、さらに「トスカーナの石を積めと言われたところに、ガラスを使った」「神谷デザインといえばガラスでしょ」「これでコストを抑えることができます」とまくしたて、挙句の果てにすごいことを言います。 「でも、世界観は神谷仁そのものかと!」 ちょっと建築の雑誌とか薄っぺらい参考書とか読んだだけのクソ坊主に「自分の建築における世界観」をビシッと決めつけられた大物建築家・神谷仁(たぶん現実でいえば丹下健三とか槇文彦とかそういうクラス)でしたが、あろうことかニッコリ。なんと、この仕事を受けてくれることになりました。長谷川さんのスケッチを元に進めるんだそうです。なんということでしょう。 その後、優くんは正式に神谷先生の担当者に任命されました。よっぽど気に入られたようです。そして、長谷川さんは群馬支社に飛ばされることになりました。 あのね、優くんのやることなすこと、すべてうまくいくんですね。金持ちの家に生まれて、就職できなくても兄貴がゴリ押しで日本最大級のデベロッパーに入社させてくれて、主要プロジェクトのチームに参加させてくれて、どんな頑固者も自分の言うとおりに動いてくれる。そんなわけないのに、そうなってくれる。勘違い甚だしい発言の数々も、周りの大人たちが「うんうん、いいよいいよ」と優しく聞いてくれる。優くん本人だけが苦しんだり悩んだりしてるような顔をしているけど、はたから見たらなんの苦労もしてない、身分不相応な立場で、ぬるま湯の中で甘やかされているようにしか見えない。 これ、このドラマそのものにも言えることなんですよね。 どんな不祥事があっても、事務所とテレビ局の関係性の兼ね合いだけで月9の主役をやらせてもらって、自分だけが輝けるナイスなイメージの脚本を与えてもらって、すこぶる達者な脇役の先輩俳優をたくさん揃えてもらって、身分不相応な立場で、ぬるま湯の中で甘やかされているようにしか見えない。山田涼介が。 この居心地の悪さ、ストーリー的にも制作行政的にも、何か不健全なことが着々と行われている感じ、そういうの視聴者にはきっと伝わると思うんですよ。 脇役やゲストはホントにいい役者さんばかりなので、今後も薄目を開けて見続けようと思います。あと、ホントにいい役者さんばかりといえば、宗一郎役の平幹二朗さんが亡くなったそうです。すこぶる元気で、うっとうしいくらいパワフルなお爺ちゃん役だっただけに、とても悲しい報せでした。ご冥福をお祈りします。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
高視聴率キープの石原さとみ主演『地味にスゴイ!』 好調の要因はフジ“月9”臭さ?
2011年7月期『ブルドクター』以来、5年3カ月ぶりの日本テレビ系連続ドラマへの出演となった石原さとみの主演作『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(水曜午後10時~)が好調だ。 初回は12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、同枠の7月期『家売るオンナ』(北川景子主演)の12.4%、4月期『世界一難しい恋』(大野智主演)の12.8%を上回る好発進。第2話は11.2%と下降したものの、19日放送の第3話は12.8%と巻き返し、3週連続2ケタ台をマークした。 第3話では、石原演じる河野悦子の先輩で、“鉄パン(鉄のパンツ)”と呼ばれる、マジメで厳格な校閲部員・藤岩りおん(江口のりこ)が、脇役ながら、主役を食うほど八面六臂の活躍を見せ、女優2番手の本田翼や、準主役の菅田将暉らの存在感を圧倒していたのが印象的だった。 いまや日テレの看板ドラマ枠となった「水10」は、ここ最近、全話平均9.6%にとどまった1月期の『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(堀北真希主演)を除き、2ケタ台が続く好調ぶりを見せている。 近年、石原が出演した連ドラは、『失恋ショコラティエ』(14年1月期)、『ディア・シスター』(同10月期)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(15年10月期)で、いずれもフジテレビ。しかも、すべて“ラブストーリー”とあって、すっかり“フジの恋愛ドラマ専門女優”との印象が強くなった。 『地味にスゴイ!』はフジから日テレに舞台を移し、恋愛ドラマではなく、“お仕事ドラマ”。その状況下で、どれほどの視聴率を取れるか注目を集めていたが、ドラマ自体もなかなか好評だ。その好調の要因は、どこにあるのか? 「日テレのドラマなのに、『地味にスゴイ!』はフジ“月9”臭がプンプン漂ってきます。脚本家は石原が主演した『ディア・シスター』をはじめ、数多くのフジのドラマを手掛けた中谷まゆみ氏で、演出的にも“月9”テイストのつくりになっています。初回では、いつもと違う石原に違和感を覚えましたが、第2話以降は、“いつもの石原のドラマ風”に戻り、心地よさすら感じるようになってきました。“お仕事ドラマ”といっても、お堅い内容ではなく、石原のこれまでのキャラに沿ったつくりをしたことが、高視聴率の秘訣のように思います」(テレビライター) 世の中、何が功を奏するかわからない。『地味にスゴイ!』は、石原仕様で、フジ“月9”っぽさを演出した日テレ制作陣のクリーンヒットといえるだろう。 (文=田中七男)
高視聴率キープの石原さとみ主演『地味にスゴイ!』 好調の要因はフジ“月9”臭さ?
2011年7月期『ブルドクター』以来、5年3カ月ぶりの日本テレビ系連続ドラマへの出演となった石原さとみの主演作『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(水曜午後10時~)が好調だ。 初回は12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、同枠の7月期『家売るオンナ』(北川景子主演)の12.4%、4月期『世界一難しい恋』(大野智主演)の12.8%を上回る好発進。第2話は11.2%と下降したものの、19日放送の第3話は12.8%と巻き返し、3週連続2ケタ台をマークした。 第3話では、石原演じる河野悦子の先輩で、“鉄パン(鉄のパンツ)”と呼ばれる、マジメで厳格な校閲部員・藤岩りおん(江口のりこ)が、脇役ながら、主役を食うほど八面六臂の活躍を見せ、女優2番手の本田翼や、準主役の菅田将暉らの存在感を圧倒していたのが印象的だった。 いまや日テレの看板ドラマ枠となった「水10」は、ここ最近、全話平均9.6%にとどまった1月期の『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(堀北真希主演)を除き、2ケタ台が続く好調ぶりを見せている。 近年、石原が出演した連ドラは、『失恋ショコラティエ』(14年1月期)、『ディア・シスター』(同10月期)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(15年10月期)で、いずれもフジテレビ。しかも、すべて“ラブストーリー”とあって、すっかり“フジの恋愛ドラマ専門女優”との印象が強くなった。 『地味にスゴイ!』はフジから日テレに舞台を移し、恋愛ドラマではなく、“お仕事ドラマ”。その状況下で、どれほどの視聴率を取れるか注目を集めていたが、ドラマ自体もなかなか好評だ。その好調の要因は、どこにあるのか? 「日テレのドラマなのに、『地味にスゴイ!』はフジ“月9”臭がプンプン漂ってきます。脚本家は石原が主演した『ディア・シスター』をはじめ、数多くのフジのドラマを手掛けた中谷まゆみ氏で、演出的にも“月9”テイストのつくりになっています。初回では、いつもと違う石原に違和感を覚えましたが、第2話以降は、“いつもの石原のドラマ風”に戻り、心地よさすら感じるようになってきました。“お仕事ドラマ”といっても、お堅い内容ではなく、石原のこれまでのキャラに沿ったつくりをしたことが、高視聴率の秘訣のように思います」(テレビライター) 世の中、何が功を奏するかわからない。『地味にスゴイ!』は、石原仕様で、フジ“月9”っぽさを演出した日テレ制作陣のクリーンヒットといえるだろう。 (文=田中七男)
“王者”はなぜ、玉座から引きずり降ろされた? 関係者が独白『フジテレビ凋落の全内幕』
「“王者”が窮地に立たされている。」という書き出しから本書は始まる。ここでいう王者とは、フジテレビのことである。 『フジテレビ 凋落の全内幕』(宝島社)は、視聴率の悪化と、業績不振が騒がれているフジテレビ及び、フジの巨大メディアグループを多角的に検証、全11章からなる一冊だ。筆を握るのはジャーナリストやノンフィクションライター、さらには、放送作家、元フジテレビの記者などといった様々な職種の面々だ。 まず、第1章で1988年より社長として君臨、2001年以降会長の座に居座り続ける日枝久氏の長期独裁体制が抱える問題点をフリージャーナリスト中川一徳氏が指摘する。第2章では、フジの株主総会の異常性、第3章では、決算書からフジ・メディア・ホールディングスの経営状態にメスを入れている。 また、第5章では、俳優・高岡蒼甫(現・高岡奏輔)のTwitterの書き込みから端を発した、11年の「反フジテレビ“嫌韓”デモ」を考察している。こういった比較的近年の事象を挙げているため、その当時の経験や感情を鮮明に思い出しながら読み進むことができる。 当時を振り返ると、韓流ドラマ、K-POPなど、韓国のコンテンツがブームから一つのジャンルとして定着する過渡期だったように思う。国民的行事の『NHK紅白歌合戦』でも東方神起、少女時代、KARAの韓国グループ3組が出場していた。フジテレビだけに限らず、日本中の各局が、多かれ少なかれ、韓流ブームに乗っていたはずだった。 高岡の「8(フジテレビ)は今マジで見ない」のツイートで、フジテレビと韓流が直結したのだろう。結果、嫌韓運動が反フジテレビへと移行していった。こういった流れを、デモの参加者の様子などを交えて考察しているのが非常に興味深い。 第8章では、“カトパン”こと元フジテレビ女性アナウンサー、加藤綾子の退社及び移籍の話が出てくる。この章のタイトルは「エースアナもフジを見放した!?『カトパン』がフリー移籍先に大手芸能事務所を選んだ裏事情」である。フジテレビ凋落がテーマである本書において、一人のアナウンサーの進退について1章を使って取り上げられているのが面白い。“フジの女子アナ”というブランドは、同局において大きな意味を持つのだろう。 さらに、最終章の他局との比較。日本テレビ系『エンタの神様』の企画、演出を行っていた五味一男氏が、日テレとフジの違いを自身の経験をもとに考察している。例えば、“視聴者のため”という番組作りと視聴者の立場に立つ番組作りの違いは、「天と地ほどの開きがあります」と主張する。 普段、何気なくテレビを見ている一般視聴者には両者の違いは、わかりにくい。その違いを、私たちの生活に身近な事例を挙げて解説している。 テレビは、我々のごく身近にある。「インターネットの普及で、テレビは衰退した」という意見を耳にするが、そのネット上で取り沙汰されているコンテンツは、いまだテレビのものが多い。そういう意味では、今でもテレビはメディアの王様だろう。王様であればこそ賛辞の声は減り、一方で批判は増える。 一つの事象があると、「その原因はこれだ」と短絡的に考えてしまいがちだが、本来、そんな簡単に見通せるものではない。本書は、内幕本としても楽しめるが“フジテレビの視聴率低下”という一つの事象をさまざまな角度から検証しているという点で、問題追及のあり方としても有意義な一冊である。 (文=二木知宏[スクラップロゴス])『フジテレビ凋落の全内幕』(宝島社)
“王者”はなぜ、玉座から引きずり降ろされた? 関係者が独白『フジテレビ凋落の全内幕』
「“王者”が窮地に立たされている。」という書き出しから本書は始まる。ここでいう王者とは、フジテレビのことである。 『フジテレビ 凋落の全内幕』(宝島社)は、視聴率の悪化と、業績不振が騒がれているフジテレビ及び、フジの巨大メディアグループを多角的に検証、全11章からなる一冊だ。筆を握るのはジャーナリストやノンフィクションライター、さらには、放送作家、元フジテレビの記者などといった様々な職種の面々だ。 まず、第1章で1988年より社長として君臨、2001年以降会長の座に居座り続ける日枝久氏の長期独裁体制が抱える問題点をフリージャーナリスト中川一徳氏が指摘する。第2章では、フジの株主総会の異常性、第3章では、決算書からフジ・メディア・ホールディングスの経営状態にメスを入れている。 また、第5章では、俳優・高岡蒼甫(現・高岡奏輔)のTwitterの書き込みから端を発した、11年の「反フジテレビ“嫌韓”デモ」を考察している。こういった比較的近年の事象を挙げているため、その当時の経験や感情を鮮明に思い出しながら読み進むことができる。 当時を振り返ると、韓流ドラマ、K-POPなど、韓国のコンテンツがブームから一つのジャンルとして定着する過渡期だったように思う。国民的行事の『NHK紅白歌合戦』でも東方神起、少女時代、KARAの韓国グループ3組が出場していた。フジテレビだけに限らず、日本中の各局が、多かれ少なかれ、韓流ブームに乗っていたはずだった。 高岡の「8(フジテレビ)は今マジで見ない」のツイートで、フジテレビと韓流が直結したのだろう。結果、嫌韓運動が反フジテレビへと移行していった。こういった流れを、デモの参加者の様子などを交えて考察しているのが非常に興味深い。 第8章では、“カトパン”こと元フジテレビ女性アナウンサー、加藤綾子の退社及び移籍の話が出てくる。この章のタイトルは「エースアナもフジを見放した!?『カトパン』がフリー移籍先に大手芸能事務所を選んだ裏事情」である。フジテレビ凋落がテーマである本書において、一人のアナウンサーの進退について1章を使って取り上げられているのが面白い。“フジの女子アナ”というブランドは、同局において大きな意味を持つのだろう。 さらに、最終章の他局との比較。日本テレビ系『エンタの神様』の企画、演出を行っていた五味一男氏が、日テレとフジの違いを自身の経験をもとに考察している。例えば、“視聴者のため”という番組作りと視聴者の立場に立つ番組作りの違いは、「天と地ほどの開きがあります」と主張する。 普段、何気なくテレビを見ている一般視聴者には両者の違いは、わかりにくい。その違いを、私たちの生活に身近な事例を挙げて解説している。 テレビは、我々のごく身近にある。「インターネットの普及で、テレビは衰退した」という意見を耳にするが、そのネット上で取り沙汰されているコンテンツは、いまだテレビのものが多い。そういう意味では、今でもテレビはメディアの王様だろう。王様であればこそ賛辞の声は減り、一方で批判は増える。 一つの事象があると、「その原因はこれだ」と短絡的に考えてしまいがちだが、本来、そんな簡単に見通せるものではない。本書は、内幕本としても楽しめるが“フジテレビの視聴率低下”という一つの事象をさまざまな角度から検証しているという点で、問題追及のあり方としても有意義な一冊である。 (文=二木知宏[スクラップロゴス])『フジテレビ凋落の全内幕』(宝島社)
コブクロ小渕の不倫相手、「大人じゃない」と開き直ったゲス川谷、『スマスマ』後番組に少年隊希望……週末芸能ニュース雑話
川谷絵音はピーターパン症候群か
デスクT コブクロ・小渕健太郎の不倫疑惑を、20日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じてるね! 記者H コブクロの作詞・作曲をあらかた担当する小渕は、以前も、別の週刊誌にナンパ癖が報じられたことがありましたが、今回は、実際に不倫関係にあった2人の女性が暴露。1997年に中学校の同級生と結婚し、双子に恵まれた小渕ですが、その後も不倫三昧。関係のあった30代前半の女性タレントは「私は交際しているつもりだった」と当時の悔しさをにじませ、38歳の大阪のホステスは「一から十まで丁寧に私の身体を愛してくれた」と当時を振り返っています。 デスクT コブクロってあれでしょ? キンタマ袋のことでしょ? 溜まってるんだから、仕方ないよ! 記者H 違いますよ! デスクT でもさあ、男性ミュージシャンなんて、みんな「この曲、君の為に作ったんだ」って口説きたくて音楽やってるようなもんでしょ? 小渕の女癖の悪さは前から有名だったし、ベッキーとえのぴょん(川谷絵音)の不倫報道がなければ、きっとスルーされてたよね。 記者H そんなもんですかね? 川谷といえば、14日にTwitterで「2018年に復帰なんて言っていないし、MCの内容も前後を無視して捻じ曲げる。何でそうまでして嘘や憶測でニュースにするんだろうか。ファンに対して話した言葉を捻じ曲げる、まあもうそうなることはわかっているんだけど」とマスコミに反論し、「反省してない」とまたまた炎上しています。 デスクT 威勢がいいねえ! ロックやってるなら、いっそのこと、この強気のテンションを貫いて「あいつは何を言っても通じない」って世間を呆れさせちゃえばいいのに。中途半端に自粛を発表したりするから、カッコ悪いよ! 記者H 何を言ってるんですか! 表に立つ以上、不貞も、恋人の未成年飲酒も許されません! 神田うのだって、19日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で「(川谷は)芸能界を知らないね」「芸能界はこういうものだから。ねじ曲げるものだから」「イヤなら芸能界辞めればいい」と批判してましたよ! デスクT でもさあ、川谷は昨年10月にリリースしたゲスの極み乙女。の楽曲「オトナチック」で、アラサーを棚に上げて「大人じゃない」って恥ずかしげもなく言っちゃってるし、「オトナチックって言われちゃうよりは無理にだって叫びたい 子供だって笑われたって自分の声を信じたい」「言葉飲み込むなんてやめとけよ 悔しく思ったなら 背負い続けてみろよ」って歌ってるよ。今回の反論とか、歌詞そのままじゃん。 記者H ピーターパン症候群丸出しですね。そういえばマツコ・デラックスも、20日に登壇したPRイベントで「(川谷は)一般的な尺度で語っちゃいけない人」「ちゃんとしている若者もいるから、若者って一括りにするのは悪いけど、会話が成立しない若者が増えてきているなと思う。文句を言ってもしょうがないのよ」と突き放していました。 デスクT マツコの言うとおりだよ。この歌詞読むと、批判する気失せるもん。 記者H そうですね。川谷の活動自粛が無意味なものだってことが、よくわかりました……。コブクロ公式サイトより
『SMAP×SMAP』後番組、情報錯綜中
記者H 『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の後番組が、フットボールアワー・後藤輝基がMCのバラエティ番組『世間のイメージとズレてるのは誰だ!? ズレ→オチ』に決まったと、『新潮』が報じています。 デスクT なにそれ? 記者H 過去に3回放送された特番のレギュラー化で、「芸能人たちが自分自身で考えているイメージと、世間が感じているイメージのズレを浮き彫りにする“芸能人イメージ調査バラエティー”」だとか。ちなみに、特番1回目の平均視聴率は7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2回目は6.2%、7月放送の3回目は8.0%でした。 デスクT てっきり、ジャニーズの番組になるのかと思ってたよ。もう、ジャニーズ枠じゃなくなるってこと? 記者H 『ズレ→オチ』の特番には、3回とも関ジャニ∞の横山裕が出演していて、『新潮』は「かろうじてジャニーズ枠が残る」と伝えています。しかし、21日に東京スポーツが「横山は出演しない」とも報じており、情報が錯綜中。どちらにせよ、『ズレ→オチ』は場つなぎっぽい印象ですね。 デスクT 1~2クールで終わって、ジャニーズメインの番組に替わるって感じかな? 俺的には、少年隊の番組がいいなあ。『真・ニッキゴルフ』(TOKYO MX)もとっくに終わっちゃったし、あの息をするようにギャグが出てくるニッキが恋しいよ。 記者H 最近のフジは、やけにHey! Say! JUMPを押してますから、同局のバラエティ番組『いただきハイジャンプ』の昇格とかじゃないですか? デスクT ジャニーズといえば、突如登場したジャニーズWESTの公式Twitterアカウントが話題だね。 記者H ネット参入に消極的なジャニーズですが、19日に「ジャニーズWEST PR担当」という公式アカウントが出現し、大騒ぎとなりました。 デスクT ジャニーズのファンクラブサイト「Johnny's net」も、今年の8月にやっとスマホに対応したくらいだもんね。今回の公式アカウント開設には、ジャニヲタも歓喜してるんじゃない? 記者H どうやらそうでもなく、事務所サイドのエゴサーチに怯えるジャニヲタが続出。「エゴサが怖い」「公式垢様エゴサだけはご勘弁頂きたい」「公式にエゴサされたらいろいろやばい」「今後『濱田君に抱かれたい』とか『重岡君の冷たい視線に心の臓を抉られた』とか『流星くんの美貌で視力回復ナチュラルレーシック』とか軽々しくツイートするのが難しくなるのでは…」といったツイートであふれています。 デスクT 同人誌のアレみたい! 記者H それを知ってか、同公式アカウントは翌日、アカウント名を「なうぇすと PR担当」に変更。『なうぇすと』は、ジャニーズWESTが11月に発売するアルバムのタイトルで、どうやらジャニーズ事務所主導のアカウントではなく、レーベルが立ち上げたアルバム宣伝用アカウントだったようです。レーベルのジャニーズ・エンタテイメントは、「ジャニーズ事務所のネット運用ルールとは別物で、ネット解禁という捉え方は適切ではありません」「ファンの方の間で炎上めいてしまっていたので、誤解を与えないようアカウント名を変更しました」と説明し、ジャニーズ事務所の“ネット解禁”を強く否定しています。 デスクT グループ会社なのに、すげえ気遣ってんじゃん。「何勝手なことしてんの!」ってメリー喜多川副社長に怒られるのかなあ。もうさっさと、ネット解禁すればいいのに。今月、YouTubeにアップされた、つよぽんの「満足れぼりゅーしょん」のPVだって、みんな喜んでるんだし。 記者H レーベルの宣伝スタッフたちは、制約が多くて宣伝しづらいでしょうね。ネットを嫌ってるのは、ジャニーズ事務所の年老いた幹部だけの気がしますし。 デスクT メリー氏が1人で言ってるだけなんじゃないの? ジャニーズが表紙の雑誌なんて、長年おかしなことになってるもんね。これなんて、山田洋次監督の背後に邪悪なものがまとわり付いててホラーだよ。
記者H 山田監督が影に飲み込まれそうですね。 デスクT でもね、日刊サイゾーには、いつだってジャニーズの写真が載ってるよ! やっぱ、キムタクの記事にキムタクの写真がないと、ピンとこないよ! そんな親切な日刊サイゾーをよろしく。『日本映画navi vol.60 (NIKKO MOOK) 』(産経新聞出版)
“慶大レイプ事件”加害者の実名をさらしたフジテレビに「グッジョブ!」の危うさ
まさかの現象に、局員も驚きを隠せないようだ。何かと不祥事続きのフジテレビが“慶大集団レイプ事件”で、とんでもないミスをやらかした。 16日放送の情報番組『Mr.サンデー』でこの事件を取り扱った際、加害者メンバーの実名が、うっかり流れてしまったのだ。 番組では、広告学研究会(以下、広研)の男性メンバーが被害女性に行った非道行為や、加害者メンバーの印象などを特集。そんな中、番組スタッフと疑惑の広研メンバーとのメールのやりとりが映し出された際、相手の名前にモザイクをかけ忘れた箇所が発見されたのだ。 放送では一瞬だったが、ネット上では文面のアップがさらされ「犯人の実名がわかった」と大騒ぎに。騒然となったのは、フジの局内も同じだ。フジの現役社員が明かす。 「事件を担当する報道のトップから、番組側に『なんてことしてくれたんだ!』と猛抗議が入ったそうです。番組では『広研の中心メンバー』と紹介され、事件と無関係な可能性も残していましたが、実際はもろに加害者メンバーのひとり。逮捕者が出ていない段階だけに、人権侵害と言われても仕方がありません」 ところが、事態は思わぬ展開を見せる。実名をさらされた学生の名字はSで、韓国人とおぼしき名前だったのだ。20日発売の「週刊文春」(文藝春秋)でも、Sの両親を韓国人と明記している。こうなると、その後の成り行きは想像の通り。 「ネット上では、主犯格の学生が韓国人である可能性が高いことがわかり、お祭り状態に。フジに対しても『グッジョブ』『たまには、いい仕事するじゃないか』などと称賛の声が相次ぎました。それを見て、フジの局員も『結果オーライかも』と言いだす始末。本来、あるまじき凡ミスが、フジの株を上げることになりました」(テレビ関係者) 韓国人へのヘイトスピーチがはびこる、今の世の中を象徴する出来事といえよう。週刊誌記者は「まだ逮捕されてもいないのにこの状況ですから、パクられて実名報道に切り替わった時は、一部の日本人が持つ“嫌韓感情”に火をつけることは間違いありません」と話す。 大阪の寿司店で起きた韓国人観光客への“わざびテロ問題”のように、無駄に騒動が拡大しなければいいが……。フジテレビ本社(Thinkstockより)
毒舌・松任谷由実「主題歌“は”良かった」から評価好転も……フジ・天海祐希『Chef』7.0%不振
シンガーソングライターの“ユーミン”こと松任谷由実が20日、自身の公式Twitterで天海祐希主演ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)の第2話を称賛した。 同ドラマの主題歌を担当する松任谷だが、13日の初回放送後には、「Chefの初回見た~ 私の『Smile for me』は良かった。 次週に期待っ!」と暗に不満を吐いていたが、第2話の評価は一転。「今週の『Chef』良かった カタルシスある!天海さん凛々しい!次のトラップが楽しみ。拙者の主題歌はフレンチが超美味しそうに見えるぞ~」と絶賛した。 「松任谷と同様、視聴者からも『2話目から格段に面白くなった』という声が相次いでいる。初回では、乱暴な展開に酷評が殺到。強引すぎる展開の連続に、視聴者を興醒めさせてしまった。しかし、第2話では、遠藤憲一演じる調理師が『限られた予算内での食材』『味や触感よりも、決められたカロリーや12栄養素の摂取量を守る』といった“給食のルール”を主人公に叩き込むストーリー。そんな“給食室あるある”に、視聴者も親近感を覚えたようです」(テレビ誌記者) 早くも評価が好転した同作だが、第2話の平均視聴率は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、初回の8.0%から1ポイント下落。今期のプライム帯の連ドラでは、ワーストの玉木宏主演『キャリア~掟破りの警察署長~』(同)に続く低調となっている。 「初回で視聴者の心を掴めなかったことは、後々尾を引きそう。主人公がレストランをクビになるくだりを短縮し、初回の早い段階でさっさと給食室での話に移行するべきだったかもしれない。このまま視聴率が低迷し続ければ、前クールの同枠で振るわなかった『営業部長 吉良奈津子』をも下回ってしまう。実力派俳優を揃えているだけに、もったいないですね」(同) “毒舌”で知られる松任谷を、第2話で唸らせた『Chef』。評判と共に数字も上げることは叶うだろうか?フジテレビ公式サイトより




