いやー、今週も面白かったです『貴族探偵』(フジテレビ系)。毎週こんだけ面白いドラマを見せていただけるというのは、本当にありがたいことです。 気分としては、もはや「フムフム、なかなか優れたドラマであるね」なんて評論したい気持ちは全然なく、むしろ「佐藤琢磨が『インディ500』で勝つとこ見られるなんて!」とか「最近、イボ痔が軽い!」とか、そういった生活の中にある小さな喜びが、月曜21時になれば与えられるという、そういう事実に感謝を伝えたいと考え始めているのです。(過去のレビューはこちら) ところで、前回までの『貴族探偵』は、とことん“変化球”的な探偵ドラマとして放送されてきました。推理そのものは「本格」の名に恥じない作り込まれたものでしたが、「探偵なのに推理をしない」という主人公の設定が、作品の不思議な魅力を引き出すことに大いに役立っていたように思うんです。 「貴族で探偵ってなんだよ」とか、「そもそも貴族ってなんだよ」とか、そういう疑問をすべてブン投げたところから物語がスタートしているので、どれだけコメディ要素を詰め込んでも「推理が主役」という作品の軸がブレないし、貴族を演じる相葉ちゃんの芝居や描写にリアリティが欠如していたとしても「そりゃ架空の貴族だし」ということで、割り切って楽しむことができました。 こうした演出のスタンス、つまりは「貴族は貴族だから、もうほっといて」という宣言が、原作の持つ「探偵は存在を漂白してこそ事件の真相に迫れるのだ」というニュアンスと実にマッチして、化学反応を起こしていたのが、このドラマが成功している所以だったと思うんです。ドラマが「貴族って、なんなんだよ」という疑問を追及しないからこそ、貴族探偵と女探偵のシンプルな推理合戦に没頭することができたんです。 ところが、前回の第6話から、いよいよドラマは「貴族って、なんなんだよ」という疑問に正面から取り組むことにしました。女探偵に「貴族探偵の正体」を追わせることにしたのです。 というわけで、第7話。 今回は、1年前の事件という設定です。今回、貴族探偵の相手となるのは、これまで推理合戦でコテンパンにしてきた女探偵・高徳愛香(武井咲)の師匠である喜多見切子(井川遥)。切子はこの事件の直後に死亡しており、どうやらその死に貴族探偵が関わっているらしい。愛香がその謎を追いながら、貴族の正体に迫るというストーリーです。 構図そのものは、前回までの「貴族探偵と女探偵の推理合戦」というフォーマットを引き継いでいます。事件現場に貴族探偵と女探偵・切子。一見して、愛香が切子と入れ替わっているだけにしか見えません。 しかし、まず気づかされるのは、相葉ちゃんの演技プランの変化です。ほんの少し、テンションが高いんです。楽しそうなんです。これまで「棒だ棒だ」と各方面から棒認定されてきた本作での相葉ちゃんの芝居が、『貴族探偵』というドラマの作風を表現するために、存在感を希薄にしようとする意図的な抑制だったことがわかります。 つまり、この相葉ちゃんの芝居の変化によって、1年前まで貴族はもっと純粋に趣味として無邪気に殺人事件の推理を楽しんでいたことが表現されます。もうひとつ、この事件とその後の切子の死を経て、何かの悲しみを背負ったことも。 演出家の指示通りに演じただけと言えば、そりゃそうなんでしょうけれど、芝居を変化させて物語を伝えることに成功しているわけですから、俳優としてこれ以上ない働きといえると思います。 そして、その無邪気な貴族が「名探偵」と呼ぶ女探偵師匠・切子との推理合戦も、これまでとは一味違います。脚本的にいえば、これまでは無能な弟子・愛香に見当外れの推理を披露させて、それを覆せばよかっただけですが(それでもすごい労力が払われていた)、今回は切子が「明らかに愛香よりも優れた推理」を披露し、それを貴族が覆さなければなりません。 ドラマが女探偵・切子に求めるのは「完璧でない推理」であり、さらに、その誤謬の「よく推理できてる度」「真相には足りないけど、見てて納得できる度」を高めにコントロールしなければならない。今までも「原作にいなかった女探偵の推理を差し込む」という難工事を成功させてきた『貴族探偵』ですが、今回、切子に課せられたストライクゾーンは極めて狭かったはずです。そして、その試みは成功していたと思います。 極めて狭いストライクゾーンを自らに課し、頑張ってそれを達成する。ずっと、このドラマはそういう作業を繰り返しています。なぜそんな難しいことをするのかといえば、そのほうが面白いからに他ならない。もう何度も書いていますが『貴族探偵』の制作陣にもっとも感動するのは、そういう志の高さなんです。こちらの想像を超えたハードルをわざわざ設定して、それを超えてくるんです。 例えば第1話から愛香が愛用している「Siri」のようなスマホアプリ「Giri」の存在。最初はただ、愛香の「能力的には劣るが、最先端のギアは使いこなせる」というキャラ付けのためだけに登場したと思っていました。そして、この声を仲間由紀恵が担当しているんですが、このキャスティングについても「いかにもフジテレビ」的な、「こんなチョイ役にも仲間由紀恵を引っ張ってこれちゃう俺たちスゴイでしょ」的な、単なる賑やかしだと思っていたんです。 ところが今回、貴族探偵の秘書・鈴木として仲間由紀恵が実際に画面に登場しました。そして、この鈴木が貴族の命令によって「Giri」のアップデートに介入し、アプリをハッキングしたことが明かされました。「Giri」は、貴族探偵の正体を探ろうとする愛香に「その質問にはお答えできません」と返答します。愛香にとって唯一、絶対的に信頼できる情報源だった「Giri」に揺らぎが生じます。 この「Giri」の仕込み、ホントにびっくりしたんです。そんな仕掛けがあったなんて、まったく気づいていなかった。繊細に繊細に作り込んでいる印象だった『貴族探偵』が、実は初っ端から豪快な伏線を忍ばせていた。「すげえな……」って、思わず声が出ましたもん。 最終回に向けて、こうして密かに仕込まれた伏線を少しずつ明かしながら、『貴族探偵』は盛り上がっていくことになるのでしょう。原作既読だからって、まったくこの先の展開は読めません。原作に書かれていないことが行われようとしているわけですから。 ともあれ、また来週の月曜21時を楽しみに待ちたいと思います。それまで、イボ痔が再発しませんように。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『貴族探偵』番組サイトより
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「手当たり次第、ラブホに入って……」元KAT-TUN・田中聖の逮捕で、またも“やらかした”フジテレビ
KAT-TUNの元メンバー・田中聖容疑者が24日午後、東京・渋谷区道玄坂の路上で大麻を所持していたとして、警視庁に現行犯逮捕された。車に乗った田中容疑者が不審な動きをしたため、警察官が職務質問。30分近く押し問答を繰り広げた末、車内の助手席と運転席の間の床の上で大麻片が見つかった。 車内に同容疑者はひとりで、取り調べに対し当初「自分のものではありません」と否認していたが、尿検査の結果、大麻の陽性反応が出たという。 そんな中、“やらかした”のがフジテレビだ。25日放送の『直撃LIVE グッディ!』で、逮捕直前の田中容疑者が運転していたとされる車が走行する様子をとらえた防犯カメラの映像を放送。安藤優子キャスターは「つい先ほど、現場で入手したばかり」と説明していたが、これが取り間違えの大チョンボ。田中容疑者が乗っていたのはワンボックスカーの「エリシオン」だが、同番組で紹介したのは「アイシス」だった。 これを受け、26日放送の同番組で三田友梨佳アナが「昨日の放送で、田中聖容疑者が逮捕直前に運転していたとみられる車として、黒い車が手前から奥に向かって走り去っていく映像をご紹介しましたが、実際にはこの車は田中容疑者のものではありませんでした」と訂正し、謝罪した。 ネット上では「またフジか!」という声も飛んでいるが、“やらかした”のはこれだけではない。 「事件現場はラブホ街のど真ん中。フジの記者は、あちこちのラブホに入って、従業員に聞き込みしていた。休憩を終えて店を出たカップルにも声をかけていたが、知るわけがない(笑)。中には『援助交際だろ!?』という2人組や、ナイジェリア人と日本人女性という組み合わせもあったが、フジの記者はカメラを回しながら迫っていった。半分、楽しんでいましたね(笑)」とは週刊誌記者。 なかなかの記者魂だが、現場では「えげつない」「やりすぎだろ」という声が上がっていたという。 低視聴率にあえぐフジだが、まずは現場の意識から改善していくべきだろう。
『イッテQ!』3週連続20%超え! 快進撃を支えるのは“大コケ”フジテレビ『フルタチさん』か
5月21日に放送された人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が、平均視聴率21.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。同番組は3週連続で20%超えを記録しており、テレビ不況といわれる昨今においては驚異といえる数字を獲得している。はからずも、この快進撃をアシストしているのは低視聴率にあえぐ裏番組の『フルタチさん』(フジテレビ系)ではないだろうか? 「日曜夜8時は、人気番組が並ぶ視聴率激戦区です。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の平均視聴率は13~15%の間を推移しています。大河は固定ファンがいるので、ある程度の数字は確保できます。残りのパイを民放が奪い合い、その中で『イッテQ!』が独り勝ち状態にあるといえます」(放送作家) 『イッテQ!』と『フルタチさん』以外の各局ラインナップは、テレビ朝日系は所ジョージと林修がタッグを組む『人生で大事なことは○○から学んだ』、TBS系は番組独自のユーニクな競技の順位を予想する『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』、テレビ東京系は単発の特番スペシャル『日曜ビッグバラエティ』と、各局趣向を凝らした番組が並ぶ。 「各番組のジャンルが異なるので、それぞれに固定視聴者は一定数いるといえるでしょう。その中でも『イッテQ!』の視聴率が好評なのは『フルタチさん』の視聴率不振が影響しているのは確かでしょうね。フジテレビを離れた視聴者が、ほかに見るものがないから安全パイとして『イッテQ!』を見ている状態だといえます」(同) かつて、この時間帯は『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)と『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)が激しい視聴率競争を繰り広げた。結果は、後発の『ごっつ』が勝利し、『元気』を終了に追い込んだ。だが現状、フジは日テレに大きく水をあけられている。『イッテQ!』の快進撃は『フルタチさん』への“トドメ”となりそうだ。 (文=平田宏利)日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』番組サイトより
亀山千広社長の退任で、“カトパン”加藤綾子がフジテレビと決別宣言!
カトパンこと加藤綾子が、ついに古巣フジテレビとの決別を決めたようだ。 6月15日放送の日本テレビ系特番『池上彰が教えたい!「実は…のハナシ」。』で、加藤がMCを務めることがわかった。昨年4月のフリー転身以来、他局でMCを務めるのは初めてとなる。 「『実は…』は、ジャーナリストの池上彰氏が、日本人にどうしても自ら教えたい重大な問題をひもといていく新型教養バラエティです。いまや視聴率男の異名を取る池上氏の番組だけに、カトパンとのコラボとなれば高視聴率は確実でしょう。番組サイドも単発で終わらせる気はなく、秋からのレギュラー化を前提に話が進んでいるといいます」(テレビ関係者) 一時は人気凋落が懸念された加藤だが、『しゃべくり007』『アナザースカイ』など、出演した日テレの番組で高視聴率を記録。フジ色を嫌う声もあった日テレサイドも、加藤の潜在視聴率の高さには舌を巻いたという。また、加藤のほうも密かにフジ離れのタイミングを図っていたようだ。 「フジの亀山千広社長の退任が大きかったようです。局アナ時代から、亀山社長はカトパンが大のお気に入りで、フリー転身後も“後ろ盾”となっていた。しかし、今後はフジでレギュラーを持ち続けられる保証はなくなった。ちょうど退社から1年たって他局への出演も事実上解禁された正念場の時期ですから、活動の軸を他局に移すなら今が絶好のタイミング。視聴率が大爆死しているフジの『スポーツLIFE HERO'S』については、もともとカトパンも辞めたがっており、番組の打ち切りが内定しているようです。周囲にも『(フジには)もう未練はない』と漏らしていたとか」(制作会社ディレクター) 最近は、「Eカップ」と告白したり、小さめの衣装でわざと胸を強調するなど、なりふり構わず生き残りを図ろうとしている感もあった加藤。視聴率三冠王の日テレなら、フジよりもうまく使ってもらえそうだ。
菊川怜の夫を大絶賛した小倉智昭が“隠し子4人報道”で意気消沈「人を見る目がないって……」
フジテレビ系の情報番組『とくダネ!』に出演する菊川怜の夫のゴシップに、小倉智昭キャスターがかなり心を痛めている様子だという。 「番組では大々的に『菊川さん結婚おめでとう!』と派手に発表した後、番組内で小倉さんが菊川さんの夫をベタ褒めしたでしょ? それが逆にマスコミの格好のターゲットになった部分もあるので、少し責任を感じているというか、つらそうなんですよ……」(フジテレビ関係者) 菊川の夫で実業家の穐田誉輝氏については、「週刊文春」(文藝春秋)が「菊川怜の結婚相手は2人の女性と同時期に婚外子をつくっていた」、「週刊新潮」(新潮社)が「<菊川怜の夫>マスコミに取材禁止を通告!隠し子の存在」と伝えたが、これだけ大々的に報じたのは、小倉キャスターが番組内で発表したとき「驚いたのはイイ男。ボクが女でも、この人なら参るだろうな」と絶賛し、ゴシップ価値を高めたことも一因だ。 番組での発表後、芸能記者たちは情報集めに奔走したが、その動きを察して穐田氏の弁護士がメディアに対し、後追いしないようくぎを刺していた。一部メディアは訴訟などを恐れて記事を出さなかったが、これでなお追っ手の勢いを強めたのが強気の週刊誌で、文春は「菊川怜の結婚相手に“第4の婚外子”がいた!」と続報も伝えた。記事では穐田氏が女子高生を愛人にして、妊娠したら認知もせず捨てたという内容だった。 これには当初、小倉キャスターの絶賛を受け「すべてを兼ね備えている人!」「素直にうらやましい!」とコメントしていたネットユーザーも、一転して「自分さえよければそれでいいのか」「どこがイイ男なんだ」と風向きを変え、小倉キャスターにも批判が飛んでいた。 そんな状況を気にしてか、5月24日のラジオ番組で小倉キャスターはリスナーからの質問に答える形で、菊川から穐田氏を紹介されたときのことを明かした。 「彼女から打ち明けられて、ご主人と食事をしました。その時に(穐田氏から)『私は一般人だし、会社をいくつか持っていて投資をしていて、株価にも影響があるので(名前を)伏せてくれませんか』と言われた」 当初、小倉キャスターは番組内では穐田氏の名前を伏せて「一般男性」と伝えたが、その理由が本人の口止めだったと暴露したのである。番組では、リスナーの質問に「やめてくれ、その話題。つらいよ」と言いながらの回答だったが、これについて前出のフジ関係者は口を挟む。 「あの神経質な小倉さんに黙ってスタッフがリスナーの質問をぶつけるわけがなく、台本通りのはず。そうなると、小倉さんは自らこの件にひとこと言いたかったということ。その内容が暴露話なのですから、穐田氏に対して今はあまりいい感情を持っていないということでは?」 実際、ラジオ番組ではネット上の批判について「小倉は人を見る目がないって……バカ野郎! そこでオレにくるんじゃない」と憤っていた。一方で菊川に対しては気遣いを示していたから、複雑な胸中でもあるのだろう。 「一連のゴシップが出てから、小倉さん、『とくダネ!』の番組スタッフにも『いろいろすまないね』なんて言っていたらしいので、気にしているんでしょう。小倉さん自身は何も悪くないのに……」(前出関係者) 菊川夫のゴシップは事実がどうであれ、彼女の仕事場にも波紋を広げたのは確かなようだ。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
技術力を見せつけるはずが……フジ特番「日本すごい」系バラエティが、世界のゴミ屋敷を前に撃沈!
相変わらず「日本はすごい」系の番組が数多い。外国人が日本の技術力に触れ、「なんてすごいんだ。ウチの国にこんなのはないよ!」と驚くリアクションをフィーチャー、自国と他国を比較して日本の素晴らしさを際出たせることをもくろむ、よくあるやつである。 ■「ゴミ屋敷」は、住居の狭い日本だけの文化じゃない? 5月19日に放送された『日本のお掃除軍団が行く! 世界ゴミ屋敷バスターズ』(フジテレビ系)は、興味深いコンセプトであった。番組ホームページには、こう書いてある。 「ニッポンが誇るお掃除プロ軍団が、その技術とプライドをかけて、世界のゴミ屋敷撃退に挑む!」 ハウスクリーニングの専門業者らで結成された「バスターズ」が国内外のゴミ屋敷を訪れ、目にも留まらぬ速さで室内をピカピカにしていく。確かに、見ていると、うならされるものがある。日本の技術力はすごい! 一方で、室内がゴミ屋敷と化してしまう要因の最大の原因は“物の多さ”だということにも気づかされる。住人が意を決して物を次々と廃棄していくや、この時点で問題の大半は解決してしまっているのだ。物があふれ返っていなかったら、恐らくそこまで深刻化しなかったはず。行き来できるスペースがなくなり、掃除がままならなくなり、自堕落になり、結果的に汚部屋と化す……という流れが容易に想像できる。 そう考えると、「ゴミ屋敷」と日本の住居事情には密接な関係性があるようにも感じられる。もしも住居スペースの面積が大きかったら、ゴミ屋敷は生まれない……? ■イギリスの広大な屋敷が、40年かけて収集された新聞紙で占拠される ところが、そうは問屋が卸さなかった。例えば、番組はイギリスの某住居を訪れる。その屋敷には広大な庭があるのだが、そこに停車する6台の自動車はすべて廃車であった。運転席は空き缶であふれてるし……。 レポーターを務めるずんの飯尾和樹がこの屋敷へ入ろうとするも、なぜかドアは満足に開かない。ゴミがドアの開閉を邪魔しているのだ。「散らかってるけど、どうぞ」と家主に招かれて屋敷へ入ると、辺りは新聞紙だらけ。40年をかけて収集した新聞4万部が、この屋敷には保管されていた。 あっけにとられた飯尾は思わず「オォ~、ナイスハウス」と理解不能な一言を発したが、確かに大量の新聞紙さえなければナイスハウスなはず。何せ、この屋敷は全7部屋もある。間取りは申し分ない。でも、ゴミ屋敷になってしまう。新聞紙は7部屋中4部屋を占拠し、家主が生活できるのは残りの3部屋(ベッドルーム、キッチン、バスルーム)のみ。 しかも、その3部屋がひどい。まずベッドルームへ行くと、ベッドは荷物で埋もれており、横になるスペースは消失していた。家主は、椅子に座って眠りに就く生活を2年以上続けているという。加えて、バスルームもひどい。ふと洗面所の下側に目をやると、謎のお皿があり、その上には砂とも蜘蛛の巣とも判別のつかない謎の物が盛られている。これは一体……? 家主「ヒゲだよ。自分のヒゲが一年間でどれだけ溜まるか、チャレンジしてたんだ」 飯尾「なんで、チャレンジし続けるんですか……(苦笑)」 家主には、新聞紙以外にも驚くべきコレクション癖があった模様。さすが、ゴミ屋敷の住人である。 ■10年かけてかき集めた不用品で120万円ゲットをもくろむ、メキシコ人老婆 メキシコも負けてない。ある老婆が住む部屋を訪れると、室内は大量の洋服で埋もれていた。この老婆、知人が引っ越しする際に顔を出してはさまざまな不用品を回収し、「いつか売れる」と家で保管する生活を、10年前から続けているのだ。ゴミ屋敷になるのは当たり前である。 しかも、メキシコだけに時たま室内にサソリが出るというから、日本とはレベルがあまりにも違う。命懸けのゴミ屋敷である。 今回の取材を機に、保管物をリサイクルショップへ売却することを決意した老婆。彼女が掲げる目標額は、日本円で120万円だった。 しかし、いかんせん目標額と販売物が釣り合ってない。スイッチを押してもほとんど回転しない扇風機だったり、サドルがボロボロの自転車だったり、なんの変哲もない松葉杖だったり、彼女が所有するのは、そんなものばかりなのだ。結果、鑑定額の合計は、わずか1万2,000円に落ち着いている。 老婆「こんなに悲しいことはないわ。10年以上かけて必死に集めてきたのに。仕事もせず、毎日集めたのに。私の10年は、一体なんだったの……」 やりきれずに涙を流す老婆。しかし、仕事をせずに不用品を10年間集め続けてきたという根気強さに、そもそも驚愕してしまう。 最終的には、イギリスのゴミ屋敷もメキシコのゴミ屋敷も、日本のバスターズがピカピカに仕上げてくれている。ゴミ屋敷の住人は、もちろん大喜び。日本の技術力は、やっぱりすごかった! しかし、だ。同時に、レベルの違いを見せつけられた感もある。海外のゴミ屋敷はすごい! 住居スペースの広さもなんのその、物であふれるわ、ヒゲは溜めるわ、サソリは出るわ、10年を無駄にするわ……。 日本の「技術力」と海外の「ゴミ屋敷力」が手を組み、想定外のケミストリーが生まれたこの番組。海外のスケールの大きさを再確認できた。 (文=寺西ジャジューカ)『日本のお掃除軍団が行く 世界ゴミ屋敷バスターズ』(フジテレビ系)
プロボクシング村田諒太“疑惑の判定負け”にフジテレビ大喜び!?「再戦なら視聴率20%確実!」
村田諒太(帝拳)が判定負けを喫したボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦に、壮大な“炎上商法”のにおいが漂ってきた。 「これで再戦になったら誰もがバンザイな流れ。村田本人も高いファイトマネーがまたもらえるし、主催の帝拳ジムも大儲け。フジテレビの高視聴率は間違いないし、WBAも承認料が稼げる。だから関係者の中には『これじゃ、わざと疑惑の採点を演じさせて火をつけたみたいだ』なんてささやかれているんですよ。実際にそうじゃなくても、そう見えちゃう人も結構いるんじゃないですかね」(都内ジム関係者) 5月20日の有明コロシアム、村田はフランスのアッサン・エンダムと対戦し、4ラウンドにダウンを奪って相手を何度もロープ際まで追い込んだ。しかし、判定結果はジャッジひとりが117-110と村田の優勢を支持したが、残り2人のジャッジは111-116、112-115でエンダムとし、1-2で村田が敗北した。2人のジャッジは9ラウンド以降の4ラウンドすべてでエンダムに優勢点を付けており、これにはファンが騒然となった。村田が所属する帝拳ジム・本田明彦会長も激怒。直後にWBAのヒルベルト・メンドーサJr.会長が、「自身のつけた採点表では117-110で村田の勝ちだった」と表明して、再戦を約束した。 「これは、テレビ中継も騒動を広げた一因ですよ。実況アナウンサーが村田のパンチが当たったときだけ、声を上げて伝えていて、採点が公開もされていないのに『明らかに優勢ですね』と言っていたので、視聴者の多くは村田の圧勝イメージになってしまった。亀田兄弟で似たような問題が起きたケースとそっくりです」(ボクシング記者) ただ、この騒動に大喜びなのが、試合を中継したフジテレビの関係者だ。 「再戦やったら20%は超える。予算3億円出してもいいぐらいの話では」 何しろフジテレビは視聴率が低迷して、30年もグループのトップを務めてきた日枝久会長と、プロデューサーとしてドラマ『踊る大捜査線』シリーズをヒットさせたことで知られる亀山千広社長が責任をとって退任を決めたばかりだ。 特にフジは2013年に亀山社長が就任して以後、業績が悪化するばかりで、年間視聴率(ビデオリサーチ調べ)は13年に7.1%で民放キー局5社の中で3位だったところ、昨年は5.7%の4位に下落している。何をやっても視聴率が取れない負のループに陥っていた中で、村田の試合中継は関東地区で17.8%、関西地区では18.4%、地方によっては20%を軽く超えるエリアもあったほどの高視聴率だった。これまで村田の試合中継の視聴率は1ケタが大半で苦戦していたが、世界戦で一気に跳ね上がった形だ。それが再戦の可能性も出てきたことで「2度おいしい」ということになりそうなのだ。 「昔、亀田興毅とファン・ランダエタで疑惑の採点騒動があったときは、亀田がダウンを奪われて試合終盤にヘロヘロの状態だったのに結果は判定勝ちでした。このときは放送局のTBSにも抗議が殺到する事態になったんですが、視聴率は関東平均42.4%で、気をよくしたテレビやプロモーターはすぐに再戦をマッチメークしたんです。結果は亀田が勝利して関東30.1%の視聴率を取りました。実はあのとき、ランダエタを招へいして興行に関与していたのが、他でもない帝拳ジムだったんです。大手のジムに気を使った“亀田寄りのジャッジ”という見方が出るのを恐れた業界人は、それを隠すためにメディアで『採点は妥当だった』なんて話を振りまいていました。今回も帝拳ジムが怒っているので、誰もそれに異を唱えられない状況が出来上がっています」(同) また、この記者は「今回の興行はチケットが売れず大赤字だったんですから。回収するならどんな手段でもとるはず」とも明かしている。 ロンドン五輪・金メダリストの村田がプロ転向したのは、フジテレビと大手広告代理店の電通が組んだ「一大プロジェクト」だったといわれ、広告スポンサーが大量に付いた壮大なビジネスだった。 村田をスターにしようと必死のボクシング界。原則的に世界タイトルマッチでの連続した再戦はルールで禁止されているが、「本来は世界戦で調整試合を挟まないダイレクトリマッチは禁止されているのに、タイトルマッチの承認料を稼ぐためにはWBAも喜んで特例をつくるでしょうね。こういうのを業界では帝拳マジックって呼ぶんですよ」と記者。 初の世界タイトルマッチで多くのファンに「勝っていた」と支持され、その実力が世界でも十分通用することを証明した村田だが、周囲の騒音に惑わされず研鑽に励んでほしいところだ。帝拳公式サイトより
自己最低7.5%も折り込み済み!? 『貴族探偵』第6話で、なぜフジテレビは視聴率を“捨てた”のか
ごく一部の視聴者に対してのみ絶賛放送中の今期月9『貴族探偵』(フジテレビ系)は第6話。ごく一部以外の視聴者はまるで興味がないらしく、視聴率は7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、過去最低に沈みました。まあ、なんだかんだ言っても、15日に発表された連結決算をみるとフジ・メディア・ホールディングスさんは都市開発やら広告やらで儲かっているようなので、ここはひとつ『貴族探偵』チームには自由にやらせてあげてほしいと祈るばかりです。 というわけで、今回も“ごく一部”の立場から『貴族探偵』を振り返ってみたいと思います(過去のレビューはこちら)。 第6話は、前回の事件の解決編となりました。前回のレビューで、私はこのドラマの魅力を「謎解きの一点突破だ」と言いましたが、今回の謎解き編でその魅力が発揮されたかどうかといえば、圧巻のひと言だったと思います。堪能しました。詳細はまあ、いいでしょう。別のサイトでも見てください。 ここまで、『貴族探偵』というドラマで蔑ろにされてきた(意図的に簡素化されてきた)のが、犯人の動機やバックグラウンドといった、「事件そのものの魅力」「犯人の人間性」といった部分でした。今回はその部分で、毛色の違う描かれ方が行われたことが特徴的でした。 あまりにストイックに論理的な謎を構築することを志向した原作では、それらのバックグラウンドや人物の個性は、むしろ筋立てを複雑化し、作品そのもの魅力を半減させるものだったはずです。なるべく読者が理解しやすい、ステレオタイプな人物を事件周辺に配置することで、謎解きの精緻っぷりを浮き立たせるやり方。変な例えになりますが、麻耶雄嵩さんという作家さんは、まな板の上に何があっても「刺身で食え」と言ってくるんです。しかも「最低限の塩で食え」と。 当然、そうした推理小説は読者を選びます。麻耶さんがこの作風でしか物語を書けないのか、あるいは推理小説というジャンルそのものに対する実験や修行の類なのか、それとも「そこでなら勝負できる、勝てる」という職業作家としての確信めいた作戦なのか、それは想像するしかありません。しかし、麻耶さんの覚悟は見てとれます。「美味い刺身を食わせてやるから、船に乗れ」と読者に要求し、作家とともに洋上に出た奇特な読者にだけ、彼らが求める極上の刺身を提供してきたのでしょう。そこには、信じられないような釣りテクと包丁さばきがあったのでしょう。これも、今回のドラマで麻耶さんに初めて出会った私には、想像するしかありません。 しかし、テレビドラマという市場を通したら、どうしたって客層は広がりますし、素材の鮮度も落ちてしまいます。そこでフジテレビには、保存や調理の技術が求められます。「ストイックな推理劇」という素材の味を殺さないまま、テレビ向けに料理しなければならなくなったのです。 私はずっとここで、主にこの「フジテレビの調理技術」に対して、惜しみない賞賛を書き連ねてきました。過剰にポップな演出も、登場人物を増やしてオリジナルで追加された事件の概要と推理も、決して本筋をジャマするものではありませんでした。あくまでフジテレビは、素材の味を引き出しつつ、お子さまでも美味しく食べられる万人向けの料理として提供してきたと感じていました。 で、今回の第6話「解決編」を見終わった感触は、今までとは少し違います。 今回の事件では、テレビでオリジナルに追加された人物のバックグラウンドや個性、過去や未来といったキャラクターの連続性が、時間をかけて、実に感動的に描かれました。これは、今までにはなかったことです。事件の犯人や関係者は、その回が終わればキレイさっぱり印象を失って、解決にいたった爽快感だけが残る……『貴族探偵』は、そういう味わいのドラマだったのです。 料理の例をまだ続けるならば、今回は「フジテレビがカレーをぶかっけてきた」と感じたのです。別に不味いカレーじゃないし、むしろ高級な「帝国ホテルのカレー」っぽいカレーなんですが(食べたことはない)、明らかに『貴族探偵』はこの第6話で、「麻耶色のドラマ」から「フジテレビ色のドラマ」に舵を切ったと感じました。 思えば、なぜ1話完結で十分に楽しかったドラマを、中盤である5・6話で2話構成にしてきたのか。5話を見なければ6話はつまらないし、当然、視聴率は落ちる。視聴率を捨ててまで、あえて、なぜそうしたのか。 それはフジテレビが、この『貴族探偵』を単に原作モノの翻訳ドラマとして作るのではなく、あくまで「1クールの連続ドラマ」として成立させようとした結果なのだと思います。 第1話からイマジナリーな存在として示唆されてきた女探偵の師匠・喜多見切子(井川遥)が、今回初めて「すでに死んでいる」と明示されました。同時に、貴族探偵が彼女を「殺した」という過去もほのめかされた。 これは、原作に建て増しされた設定ではありません。原作そのものを底上げして、土台の部分に差し込まれたものです。少しずつ明らかにされてきたこの土台が、今回あらわになったことで、次回以降の『貴族探偵』は、これまでとは段違いに天井高の高い作品として描かれていくことになります。単話で楽しい『貴族探偵』が、最終話に向かって走り出すタイミングが、この5・6話だったということです。1話でも終われる事件を、2話分かけて解決すると同時に、最終回に向けて「床板を外すための時間」が必要だったということです。 単話でこれだけ楽しければ、最終回だけちょっと複雑な事件を持ってきて誰か殉職でもさせりゃ、それはそれでオッケーなドラマだったわけですが、フジテレビは「連続ドラマとしても面白くしてやる」という面倒な決意を、2時間使って宣言したわけです。 もちろん、今後の貴族探偵と女探偵をめぐる成り行きそのものも楽しみですが、フジテレビ制作陣の“クリエイターとしての戦い”というリアルなドラマとしても「こいつら、どこまでやる気なんだ」という期待に満ちた作品になってきました。この戦い、「どらまっ子」を名乗る者として、見守らないわけにはいきません。 いやー、「どこまでホメる気なんだ」って感じですね。ちょっと書いてて恥ずかしいよ。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『貴族探偵』番組サイトより
自己最低7.5%も折り込み済み!? 『貴族探偵』第6話で、なぜフジテレビは視聴率を“捨てた”のか
ごく一部の視聴者に対してのみ絶賛放送中の今期月9『貴族探偵』(フジテレビ系)は第6話。ごく一部以外の視聴者はまるで興味がないらしく、視聴率は7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、過去最低に沈みました。まあ、なんだかんだ言っても、15日に発表された連結決算をみるとフジ・メディア・ホールディングスさんは都市開発やら広告やらで儲かっているようなので、ここはひとつ『貴族探偵』チームには自由にやらせてあげてほしいと祈るばかりです。 というわけで、今回も“ごく一部”の立場から『貴族探偵』を振り返ってみたいと思います(過去のレビューはこちら)。 第6話は、前回の事件の解決編となりました。前回のレビューで、私はこのドラマの魅力を「謎解きの一点突破だ」と言いましたが、今回の謎解き編でその魅力が発揮されたかどうかといえば、圧巻のひと言だったと思います。堪能しました。詳細はまあ、いいでしょう。別のサイトでも見てください。 ここまで、『貴族探偵』というドラマで蔑ろにされてきた(意図的に簡素化されてきた)のが、犯人の動機やバックグラウンドといった、「事件そのものの魅力」「犯人の人間性」といった部分でした。今回はその部分で、毛色の違う描かれ方が行われたことが特徴的でした。 あまりにストイックに論理的な謎を構築することを志向した原作では、それらのバックグラウンドや人物の個性は、むしろ筋立てを複雑化し、作品そのもの魅力を半減させるものだったはずです。なるべく読者が理解しやすい、ステレオタイプな人物を事件周辺に配置することで、謎解きの精緻っぷりを浮き立たせるやり方。変な例えになりますが、麻耶雄嵩さんという作家さんは、まな板の上に何があっても「刺身で食え」と言ってくるんです。しかも「最低限の塩で食え」と。 当然、そうした推理小説は読者を選びます。麻耶さんがこの作風でしか物語を書けないのか、あるいは推理小説というジャンルそのものに対する実験や修行の類なのか、それとも「そこでなら勝負できる、勝てる」という職業作家としての確信めいた作戦なのか、それは想像するしかありません。しかし、麻耶さんの覚悟は見てとれます。「美味い刺身を食わせてやるから、船に乗れ」と読者に要求し、作家とともに洋上に出た奇特な読者にだけ、彼らが求める極上の刺身を提供してきたのでしょう。そこには、信じられないような釣りテクと包丁さばきがあったのでしょう。これも、今回のドラマで麻耶さんに初めて出会った私には、想像するしかありません。 しかし、テレビドラマという市場を通したら、どうしたって客層は広がりますし、素材の鮮度も落ちてしまいます。そこでフジテレビには、保存や調理の技術が求められます。「ストイックな推理劇」という素材の味を殺さないまま、テレビ向けに料理しなければならなくなったのです。 私はずっとここで、主にこの「フジテレビの調理技術」に対して、惜しみない賞賛を書き連ねてきました。過剰にポップな演出も、登場人物を増やしてオリジナルで追加された事件の概要と推理も、決して本筋をジャマするものではありませんでした。あくまでフジテレビは、素材の味を引き出しつつ、お子さまでも美味しく食べられる万人向けの料理として提供してきたと感じていました。 で、今回の第6話「解決編」を見終わった感触は、今までとは少し違います。 今回の事件では、テレビでオリジナルに追加された人物のバックグラウンドや個性、過去や未来といったキャラクターの連続性が、時間をかけて、実に感動的に描かれました。これは、今までにはなかったことです。事件の犯人や関係者は、その回が終わればキレイさっぱり印象を失って、解決にいたった爽快感だけが残る……『貴族探偵』は、そういう味わいのドラマだったのです。 料理の例をまだ続けるならば、今回は「フジテレビがカレーをぶかっけてきた」と感じたのです。別に不味いカレーじゃないし、むしろ高級な「帝国ホテルのカレー」っぽいカレーなんですが(食べたことはない)、明らかに『貴族探偵』はこの第6話で、「麻耶色のドラマ」から「フジテレビ色のドラマ」に舵を切ったと感じました。 思えば、なぜ1話完結で十分に楽しかったドラマを、中盤である5・6話で2話構成にしてきたのか。5話を見なければ6話はつまらないし、当然、視聴率は落ちる。視聴率を捨ててまで、あえて、なぜそうしたのか。 それはフジテレビが、この『貴族探偵』を単に原作モノの翻訳ドラマとして作るのではなく、あくまで「1クールの連続ドラマ」として成立させようとした結果なのだと思います。 第1話からイマジナリーな存在として示唆されてきた女探偵の師匠・喜多見切子(井川遥)が、今回初めて「すでに死んでいる」と明示されました。同時に、貴族探偵が彼女を「殺した」という過去もほのめかされた。 これは、原作に建て増しされた設定ではありません。原作そのものを底上げして、土台の部分に差し込まれたものです。少しずつ明らかにされてきたこの土台が、今回あらわになったことで、次回以降の『貴族探偵』は、これまでとは段違いに天井高の高い作品として描かれていくことになります。単話で楽しい『貴族探偵』が、最終話に向かって走り出すタイミングが、この5・6話だったということです。1話でも終われる事件を、2話分かけて解決すると同時に、最終回に向けて「床板を外すための時間」が必要だったということです。 単話でこれだけ楽しければ、最終回だけちょっと複雑な事件を持ってきて誰か殉職でもさせりゃ、それはそれでオッケーなドラマだったわけですが、フジテレビは「連続ドラマとしても面白くしてやる」という面倒な決意を、2時間使って宣言したわけです。 もちろん、今後の貴族探偵と女探偵をめぐる成り行きそのものも楽しみですが、フジテレビ制作陣の“クリエイターとしての戦い”というリアルなドラマとしても「こいつら、どこまでやる気なんだ」という期待に満ちた作品になってきました。この戦い、「どらまっ子」を名乗る者として、見守らないわけにはいきません。 いやー、「どこまでホメる気なんだ」って感じですね。ちょっと書いてて恥ずかしいよ。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『貴族探偵』番組サイトより
フジ『とくダネ』眞子さまご婚約報道に疑問の声「菊川怜の夫はNGで、小室圭さんの私生活はOKなの!?」
秋篠宮家の長女・眞子さまのご婚約者・小室圭さんについて面白おかしく取り上げた報道番組『とくダネ』(フジテレビ系)に対し、「菊川怜の旦那のことも、面白おかしく報道しろよ」との揶揄が飛び交っている。 18日の同番組では、小室さんの素顔について冒頭から30分以上にわたって特集。大学時代の同級生にインタビューを行い、「ヘイヘイヘイって寄ってきて、すぐに友だちになっちゃう感じですね」などのコメントを放送したほか、小室さんから友人に宛てたLINEの文面をフリップで紹介。過去の写真と共に、私的な部分に踏み込んでいた。 「皇族を芸能人かのように扱う『とくダネ』に嫌悪感を覚えた視聴者は多かった様子。一方、同番組のキャスターを務める菊川の夫の騒動については一切触れず。菊川の夫側は、自身のプライベートを報じたマスコミに対して出版差し止めを求める仮処分命令の申し立てを行っており、『資産200億円の有名実業家の私生活はNGで、小室さんは好き勝手報じていいのか!?』との疑問の声も。“報道の自由”を盾にする『とくダネ』に対し、揶揄が飛び交うのも致し方ない」(芸能記者) 菊川といえば、4月28日の同番組で結婚を生報告するも、今月に入り複数の週刊誌が夫の“婚外子”の存在を報道。特に詳しく報じている「週刊文春」(文藝春秋)によれば、3人の女性との間に4人の婚外子がいるという。 続けて、23日発売の「女性自身」(光文社)は、菊川と夫が結婚後も別居生活を続けていると報道。これに菊川の所属事務所は、時間が出来次第、新居に引っ越す予定だと説明している。 「菊川側は、今後もこの問題について口を開くつもりはないようです。しかし、報道には菊川が知らない事実もあったようで、心底疲弊しているとか。今回の騒動でキャスターとしての立場が危うくなっている菊川ですが、同時に共演者が触れてはいけない“タブー”が生まれたことで、バラエティ番組への起用も減りそう」(同) 婚外子報道以降、『とくダネ』で明らかに笑顔が減ってしまった菊川。別居婚状態の真相も含め、今後も夫婦関係が注目されそうだ。








