「客が10人しか……」震災で舞台あいさつ延期の劇場版『SP』早くも赤字確定か

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映画『SP』公式サイトより
 未曾有の大震災は映画界にも大きな影響を及ぼしている。  V6岡田准一、堤真一らが出演する劇場版『SP 革命篇』は当初、震災翌日の12日に初日イベントを開催予定だった。前作の『野望篇』は30億円以上の興行収入を記録したヒット作。当然、フジテレビや配給元の東宝は「次は50億円突破だ!」と鼻息も荒かったが......。映画関係者は「震災が起きたことで、翌日に予定されていたキャスト勢ぞろいの初日舞台あいさつは中止になりました。また、震災による"自粛ムード"で客足も鈍いですね」と語る。  数日前に都内の映画館で同作を見た人物によると「平日の夕方でしたが、客席には10人くらいしかいませんでした。人気作なのに悲しいことですよね......」という。  震災から2週間が経過した26日、ようやく舞台あいさつが行われ、岡田は「これからは元気が大事だと思います。皆さまに少しでも笑顔になっていただけるように、『SP』がその力になれればと思っています」とコメント。堤も「自分自身の革命のために、この経験をいかしていきましょう」と呼び掛けた。  ここからどれだけ巻き返せるかが重要になってくるが、前出の映画関係者の顔は暗い。 「もちろん、徐々に人も入っていくとは思いますが、公開期間中に震災前の活気に戻ることはないと思います。公開延長? それも議論していますが、延長するには億単位のお金が必要。傷口を広げることにもなりかねない。スタッフの中には、すでに映画はあきらめて『DVDで取り返そう』とこぼす人もいます」  最終的な興行収入は「前作にも及ばず、15億円いけば御の字じゃないか。赤字は間違いないでしょう」(芸能プロ関係者)という。  震災を受けて、公開の延期や中止が相次いでいる映画界。この危機を乗り越えることができるだろうか。
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