KinKi Kidsの2人が主演を務めたドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)が、この夏、20年ぶりにスペシャルドラマとして復活する。作中に登場した「20年目の約束」をモチーフとした内容になるという。 作品の復活により、はからずも『24時間テレビ 愛は地球を救う』(同)の裏事情が露呈することになった。 「今年の『24時間テレビ』は40回目となる記念の年です。嵐の櫻井翔、KAT-TUNの亀梨和也、NEWSの小山慶一郎がメインパーソナリティを務めますが、日テレ側は当初、KinKi Kidsにオファーをしていたようです。KinKi Kidsは20年前の1997年の20回目に『24時間テレビ』の番組パーソナリティを務めているため、節目として彼らにお願いしたかったようですが、実現しませんでした」(業界関係者) もとより、KinKi Kidsと『24時間テレビ』には、ある“禍根”があるともいわれている。 「99年にもオファーがあったようです。彼らの20歳の記念でもあり、当初は前向きに検討されていたようですが、土壇場でSPEEDがメーンにブッキングされ、KinKi Kidsがサブ扱いとなったため、話が流れたともいわれていますね」(同) KinKi Kidsは年末のコンサートを優先するため、長年にわたり『NHK紅白歌合戦』に出場しなかった逸話を持つ。地に足の着い活動には独自のこだわりが感じられ、なによりファンを大切にするデュオである。何かと批判の多い『24時間テレビ』との相性は悪いのかもしれない。 (文=平田宏利)
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『ぼくらの勇気』SPドラマ決定のKinKi Kids、やっぱり『24時間テレビ』蹴っていた? 18年前の禍根とは……
KinKi Kidsの2人が主演を務めたドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)が、この夏、20年ぶりにスペシャルドラマとして復活する。作中に登場した「20年目の約束」をモチーフとした内容になるという。 作品の復活により、はからずも『24時間テレビ 愛は地球を救う』(同)の裏事情が露呈することになった。 「今年の『24時間テレビ』は40回目となる記念の年です。嵐の櫻井翔、KAT-TUNの亀梨和也、NEWSの小山慶一郎がメインパーソナリティを務めますが、日テレ側は当初、KinKi Kidsにオファーをしていたようです。KinKi Kidsは20年前の1997年の20回目に『24時間テレビ』の番組パーソナリティを務めているため、節目として彼らにお願いしたかったようですが、実現しませんでした」(業界関係者) もとより、KinKi Kidsと『24時間テレビ』には、ある“禍根”があるともいわれている。 「99年にもオファーがあったようです。彼らの20歳の記念でもあり、当初は前向きに検討されていたようですが、土壇場でSPEEDがメーンにブッキングされ、KinKi Kidsがサブ扱いとなったため、話が流れたともいわれていますね」(同) KinKi Kidsは年末のコンサートを優先するため、長年にわたり『NHK紅白歌合戦』に出場しなかった逸話を持つ。地に足の着い活動には独自のこだわりが感じられ、なによりファンを大切にするデュオである。何かと批判の多い『24時間テレビ』との相性は悪いのかもしれない。 (文=平田宏利)
ジャニーズの言いなりで……日テレ『嵐にしやがれ』と「土曜ドラマ」の入れ替えは奏功したのか?
日本テレビはこの4月から、これまで午後9時から放送していた「土曜ドラマ」と、午後10時からの『嵐にしやがれ』の放送時間を入れ替えた。この措置は『嵐にしやがれ』の視聴率アップを狙ったジャニーズ事務所のゴリ押しとも伝えられているが、改編から約1カ月が経ち、奏功しているのだろうか? 今年で8年目を迎えた『嵐にしやがれ』だが、1月は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)→10.8%→12.3%と上々も、2月は10.0%→9.7%、10.4%→8.3%、3月は7.6%→9.3%→10.8%と低調だった。 放送開始時間が9時になってからは、4月15日の3時間スペシャルが14.2%、以降、11.6%→12.3%→12.7%と4週連続2ケタ台をマーク。同局の土曜ゴールデン帯は、午後7時から『天才!志村どうぶつ園』『世界一受けたい授業』と人気バラエティ番組が並んでおり、『嵐にしやがれ』の視聴率アップにつながった模様だ。 一方、「土曜ドラマ」はどうか? 4月期のKAT-TUN・亀梨和也主演『ボク、運命の人です』は、初回こそ12.0%と2ケタに乗せたものの、以後、9.6%→9.2%→9.8%→9.1%と1ケタ続きで、第5話までの平均は10.0%。亀梨が同枠で昨年1月期に主演した『怪盗山猫』は平均10.7%で2ケタに乗せたが、今作は雲行きが怪しくなってきた。 前クールの堤真一主演『スーパーサラリーマン左江内氏』は平均9.5%。同枠ドラマは、福士蒼汰主演『お迎えデス。』以降、黒島結菜主演『時をかける少女』、唐沢寿明主演『THE LAST COP/ラストコップ』と1ケタ台に終わっており、前クールまで4作連続で2ケタ台が達成できていない。それを思えば、『ボク運命』が1ケタ止まりだったとしても、マイナスにはならない。『嵐にしやがれ』と「土曜ドラマ」とのトータルで見ると、同局的には“入れ替え”は成功といえそうだ。 ただ、問題なのはジャニーズの立場だ。「土曜ドラマ」は“ジャニーズ枠”となり、7月期は関ジャニ∞・錦戸亮主演『ウチの夫は仕事ができない』、10月期は嵐・櫻井翔主演『先に生まれただけの僕』を放送することが決定済み。この「土曜ドラマ」が1ケタ台を垂れ流し続けるわけにはいかないのだ。これまで主演作で結果を残せていない錦戸ドラマは微妙だとしても、櫻井主演ドラマでは、高視聴率獲得を期待したいところだろう。 (文=田中七男)
低空飛行続く綾野剛『フランケンシュタインの恋』復調のカギは、二階堂ふみ“キノコ人間化”計画か
綾野剛演じる“怪物”が人間の娘に恋をするドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)は第4話。視聴率は8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前回より0.4ポイントダウン。回を重ねるごとに「視聴者を選ぶ作品になっていくなぁ」という印象です。 このドラマの最大の魅力となっているのが、怪物を演じる綾野剛と、この怪物が恋をする女子大生・継実を演じる二階堂ふみの「愛らしさ」「かわいさ」です。 第1話は、この「愛らしさ」が前面に打ち出されたファンタジーとして作り込まれており、見ている私も「なんだかわからんけど、キュートですな!」とホクホクで楽しむことができました。 しかし、2話以降で怪物の設定が小出しにされていくと、ラブリーなファンタジーとしてはちょっと小難しい、そしてサイエンスなフィクションとしてはだいぶ荒いロジックが提示され、少なくない視聴者が戸惑ったことと思います。 さらに戸惑うのが、群生するキノコの気持ち悪さです。ドラマがこの怪物を「新種のキノコである」と定義したことからも見て、最終話までこのドラマはキノコオンパレードになると思われます。 怪物は新種のキノコ。怪物が人を殺してしまうのもキノコゆえ。寝て起きたら布団にキノコ。発情したら首からキノコ。 ヒロイン継実は確かにキノコ好きでしたが、「綾野剛かわいい!」「二階堂ふみかわいい!」かつ「キノコかわいい!」という視聴者がどれだけいるのかという感じです。 おそらく脚本としては「菌」あるいは「遺伝子」「DNA」といったSFのロジックを乗っける対象として「キノコ」が最善だったのでしょうけれど、単純にドラマのアイコンとして、ちょっと受け入れがたいんだよね。1本ならまだしも、群生されるとキツイよね(個人の感想です)。 お話としては、実にゆっくりと展開しています。山から下りてきた怪物が、唯一の人間社会との接点だったラジオ番組に導かれる形で継実に恋をする。 継実は脳に病気があり、いつ死ぬかわからないのでそれを受け入れられないでいる。 そうした2人の関係をゆらゆらと揺らしながら、少しずつ進展させていくスタイルのようです。 今回のラストでは、怪物の思いを受け入れられない継実に対し、怪物が枯れ木に「フン!」とやって満開のキノコを咲かせたシーンがありました。「これほどまでに、君を喜ばせたいと思っている」という怪物の熱烈な告白なわけですが、まあ普通に満開のキノコが気持ち悪かったです。 あと、このシーンが示唆するもっと気持ち悪い部分があって、怪物は「フン!」で枯れ木にキノコを咲かせることができるということはつまり、ちょっと飛躍しますけど、「ボクとセックスしてキノコ人間になろうよ!」的な告白にも見えるんです。ドラマの中の説明では、怪物は菌によって「遺伝子の革命」を起こし、不老不死の身体を手に入れています。また、専門家の発言として、「(恋は)相手の遺伝子を変えることだってできる」というのもありました。 難病で命の期限が決まっている継実が助かる方法は、ここまで何も提示されていません。作中で初めて継実延命の可能性が垣間見えたのが、怪物が持っている胞子の注入による「キノコ人間化計画」だったのです。 うがった見方だと思うけど、フランケンシュタインじゃなくてヴァンパイアの物語だったら、古来から普通にあるやつですからね。人間のままだと生きられない相手と、ヴァンパイアとして共に生きていくというのは、ハッピーエンドのパターンのひとつですし。二階堂ふみだったら、首からキノコが生えても許せそうですし。 思えば第1話がすごく見やすかったのは、怪物を扱った物語のパターンを踏襲しまくっていたからなんだと思うんです。2話目以降でオリジナルの設定が投入され始めて、一気にバランスを失った感があるんです。 まず主人公2人の命に関するルールがブレブレなんです。継実は「いつ脳の血管が破裂してもおかしくない」という設定ですが、第1話では定期的に服用していたクスリもめっきり登場しなくなったので、病気であることがセリフでしか表現されず、緊張感がなくなっている。脚本の都合次第で「いつでも殺せる」し「いくらでも生かせる」という状態で、見ている側が彼女の運命について、どう覚悟すればいいのかわからない。覚悟の仕方がわからないので、彼女の悲劇に共鳴することができない。 怪物が人を「殺してしまう」ケースについても同様です。第1話で怪物は、レイプ犯たちを意図的に手にかけました。明らかに自らの殺人能力を自覚しています。第2話では継実のお姉さんを毒手化した手で触って殺しかけましたが、これは事故として描かれている。その後、毒手を制御できるようになった描写があったにもかかわらず、「僕はいつ人を殺してしまうかわからないから、抱擁もできない」と言う。まるでコントロール不能のような発言をしておきながら、フルパワーで枯れ木にキノコを咲かせることはできる。彼の抱える「人を殺すかもしれない」という危機感の程度がわからないので、彼の悲劇にも共鳴することができない。 キャラクターに自由を与えすぎて、逆に彼らが何者なのかが判然としなくなっているんです。この2人の根幹の設定がいまいち信用できないので、心情を追いかけることが難しくなっている感じが、すごくします。 たぶん『フランケンシュタインの恋』は、正面切って物語と向き合うとフラストレーションがたまる一方の作品だと思います。明らかになっていない謎についても、伏線として隠されているのか、単に説明不足によるものなのか、どっちかわからないものが多いし。 一方で、綾野剛と二階堂ふみだけじゃなく、演者のお芝居はホントに楽しく撮られているので、頭からっぽにしてお芝居だけ楽しむのが吉なんでしょうね。川栄李奈、すごくいいですね。 (文=どらまっ子AKIちゃん)日本テレビ系『フランケンシュタインの恋』番組サイトより
GW爆死映画は無限の住人だけじゃない! 唐沢寿明主演『ラストコップ』惨敗で、日テレは顔面蒼白
4月29日公開の木村拓哉主演映画『無限の住人』が爆死したが、唐沢寿明主演の『ラストコップ THE MOVIE』(5月3日公開)は、それ以上の苦しいスタートとなったようだ。 興行通信社の調べによると、『無限の住人』第1週の週末観客動員数(4月29日、同30日)は14万5,000人でランキング6位に甘んじ、4位で16万6,000人を動員した、同じ1週目の菅田将暉主演『帝一の國』に敗退した。 第2週の週末観客動員数ランキング(5月6日、同7日)は8位と後退。さらに、第1週の週間観客動員ランキング(4月29日~5月5日)は6位と厳しい発進となった。 一方、『ラストコップ THE MOVIE』第1週の週末観客動員数(5月6日、同7日)は、わずか8万1,000人という結果で、同週末の動員ランキングは7位と惨敗。第1週の週間観客動員ランキング(4月29日~5月5日)も8位で、なんとも厳しい敗北となった。 『ラストコップ』は、日本テレビと動画配信サイト「Hulu」との共同制作により、2015年6月19日にスペシャルドラマ「episode1」が放送され、12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を獲得。オンエア後、Huluで「episode2」が全7話で配信され、入会希望者が急増するほどの人気を呼んだ。この好成績に自信を深めた日テレでは、昨年10月期に連ドラ化するとともに、早々に映画化まで決めてしまった。 ところが、連ドラ放送に先駆けて、同9月3日、10日、17日に「episode0」を全3話でオンエアしたが、その視聴率は初回こそ10.4%とかろうじて2ケタに乗せたものの、第2話=5.9%、第3話=7.3%と爆死。案の定、連ドラは1度も2ケタ台を取れぬ低迷で、全10話の平均は8.3%と惨敗を喫してしまった。 『ラストコップ THE MOVIE』は日テレが企画・製作したもので、勇気ある“撤退”という選択肢もあったが、主役に唐沢という大物を起用していることもあり、引くに引けない状況で映画化を強行したが、大方の予想通り爆死した。 一方、『無限の住人』はテレビ朝日が製作に参加し、主演の木村は同局のバラエティ番組に頻繁に出演するなど番宣に務めたが、振るわなかった。だが、そんなテレ朝以上に、日テレが手痛い目に遭ってしまったようだ。 (文=田中七男)映画『ラストコップ THE MOVIE』公式サイトより
1ケタ続く綾野剛『フランケンシュタインの恋』展開も行動も“雰囲気言葉”に依存しすぎ問題
綾野剛が“怪物”こと“新種のキノコ人間”こと“深志研さん”を演じるドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)は第3話。視聴率は前回から1.1%戻して8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、いまだ1ケタ。スーパーキュートなキャラクター2人のルックだけで押し切った第1話から一転、第2話ではキモい・怖い・小難しいと3拍子揃った変な作品へと変貌していましたが、第3話ではさらに“トンデモSF色”が強まってきました。 主人公の美人薄命な女子大生・継実(二階堂ふみ)のお姉ちゃんを不用意な「キノコフラッシュ(胞子爆弾)」によって殺しかけてしまい、大いに落ち込んでいた怪物でしたが、自分を受け入れてくれた人間の女・継実をどうしても忘れることができず、再び街へ下りてきました。 そんな怪物を快く雇い入れてくれるのが、稲庭工務店の棟梁・恵治郎(光石研)です。若いヤツがどんな過去を持っていても、仕事さえ前向きに取り組むなら誰でも弟子にしてくれる、気風のいい男。 今回は、そんな恵治郎が過去に、理由も聞かずに受け入れた職人女子・美琴(川栄李奈)の元カレが出現。DV男で、過去に組織売春的な団体に美琴を売り飛ばしたんだそうです。 そんな元カレを見るや「殺してやる!」と、腰から下げていたゲンノウで殴りかかる美琴。そういえば、ちょっと前にこの元カレから電話がかかってきたときも「てめえ殺すぞ」と言ってました。過去に相当ひどいことをされたようです。 その美琴の「殺す」という言葉に触発されたのが、怪物でした。自分は人間を殺してしまうかもしれない。それなのに、人間の女・継実と一緒にいたい気持ちがある。これは「恋」だと継実の先輩で稲庭の長男でもある聖哉(柳楽優弥)は言う。自分は、人間に恋をしてもいいのか──。悩んだ怪物は、お気に入りのラジオ人生相談で「おやつの男」こと天草順平(新井浩文)に聞いてみることにしました。 ラジオネームは、そのまま「フランケンシュタイン」。悩みはこうです。 「人間を殺すかもしれない怪物は、人間に恋をしてはいけないのでしょうか?」 天草は「怪物こそ恋をすべき」と言います。「今は怪物かもしれないけど、恐れないで、人間に恋をして生きてほしい」と。 で、なんやかんや怪物と継実の不器用で愛らしい(と意図しているっぽい)やり取りの末、2人は両想いになったことが、どうやら描かれました。 どうやら描かれました、と書いたのは、あんまりそういう風に見えなかったからです。確かにセリフではそれ風のことを言っているんですが、注意深く明言しないようにして雰囲気言葉に終始しているので、共感もできないし、怪物と薄明少女それぞれの覚悟のようなものも、あまり見えてこないんです。 まあ、2人の関係をあまりハッキリさせるのも序盤ですからまだアレですけど、このドラマの「雰囲気言葉」問題はもっと重大な不安をはらんでいます。 天草がラジオで語るお悩みの解決です。ここまで、天草の言葉によって怪物の行動は支配されています。天草がドラマの中で、天啓を与える「神」として配置されている。その天草の言葉がまた、雰囲気だらけで、まるで核心を突いてこないんです。 また今回、怪物の出生についても掘り下げがなされました。怪物の父・研太郎(斎藤工)は120年前、死んだ細胞を再生させる菌の培養に成功したそうです。その菌を死んだ息子の身体に投入し、電気を流すと菌が活性化して動き出すと。でも、人間の作った電力だけではダメで、しょうがないから高い木にくくりつけて、なんか変電装置みたいなものを通して雷を息子の身体に流し、生き返らせたと。 つまり電気によって怪物の中の菌は活性化する。継実の研究所の教授である鶴丸(柄本明)は、この仮説から「そうか、人間の感情もまた電気なのだ!」「心の中で何かが高まったとき、菌を放つのだ!」と「キノコフラッシュ」のシステムを説明してみせますが、どうですかねこれ、全体的に「雰囲気トンデモSFだよなあ」と感じたんですが、そのへんの受け取り方は人それぞれですかね。 かように、恋愛も、SFも、理念も、画面に登場して話を転がす要素が人々の感情の動きや行動ではなく「雰囲気言葉」に依存しているせいで、あんまり話が頭に入ってこない感じがしています。入ってこないというか、入ってすぐ抜けていくというか。 で、抜けていった頭で考えることはといえばですね。 後半に柳楽優弥が川栄の元カレにボコボコにされる場面があるんですが、この元カレを演じているのが深水元基なんです。映画『クローズZERO』(07)の最強キャラクター・リンダマンにして、『新宿スワン』(15)の狂犬・関です。まあ要するに、バカ強い役ばかりが印象に残る役者さんですね。そのリンダマンにボコられた柳楽くんが、もちろん勝てるわけじゃないんだけど、わりとピンピンしてるもんで、たぶん柳楽くんが芸能界ケンカ最強だなとか、あと、怪物に納豆を食べさせて寝かせたらネバネバのキノコが布団から生えてたので、ヨーグルト食わせたら夢精するんじゃないの? とか、そういうことでしたね。次回はもっと集中して見ようと思います、すみません。 俳優部は、みなさんよい仕事してると思います、これは本当に。 (文=どらまっ子AKIちゃん)日本テレビ系『フランケンシュタインの恋』番組サイトより
視聴率急落の綾野剛『フランケンシュタインの恋』SF設定の説明と引き換えに失われた“かわいらしさ”
古典小説『フランケンシュタイン』を下敷きに、日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送されている『フランケンシュタインの恋』も第2話。視聴率は7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、初回の11.2%から4ポイント近く下がりました。初回の評判はよかったように感じましたが、そうでもなかったんですかね。わたしも綾野剛と二階堂ふみのあまりのかわいらしさに悶絶しながら眺めたものですが。 第2話、2人のかわいらしさはほとんど発揮されませんでした。前回のラストで「深志研」と名付けられた綾野怪物が、二階堂演じる継実のお姉ちゃんを、その“毒手”で触ってしまい、お姉ちゃんは倒れてしまいました。この毒手攻撃はこれまで、やられた相手が必ず死ぬ「必殺技」として登場していますので、お姉ちゃんも死ぬことになりそうです。早くも、かわいらしさを発揮している場合ではなくなってしまいました。 継実は、怪物がお姉ちゃんを倒した場面を見ていません。だけど、怪物は自分がしでかしてしまったことを理解しています。「見てたんですか?」と継実に問われ、「死んだんですか?」と無神経な返事。さらに「死にます、人間は死にます」とダメ押ししてきます。こういう類の、人間と怪物の噛み合わないやり取りが、初回ではポップ&キュートな色付けになって大変魅力的に見えたものですが、人の生死がかかわると、さすがにね。イヤな気分になりますわね。 で、一度イヤな気分になっちゃうと、「かわいらしさ」だけで押し切られた第1話では気にならなかったツッコミどころが、どんどん気になってきます。 お姉ちゃんは何か、重度なアレルギー反応が出て、やっぱり命も危険な状態だそうです。医者も手の施しようがないとか。怪物に触られたホッペには、白いキノコ状のデキモノが浮いています。命にかかわるほどの感染症なのだとしたら、むしろ目とか耳とか口とか、そういう穴からキノコが生えだしてきそうなものですが、症状は皮膚にしか出ないようです。 このとき病院に駆けつけてきた継実のお婆ちゃん(木野花)から、ある事実が伝えられました。お婆ちゃんのお婆ちゃんの妹も、同じ症状で亡くなったそうです。120年前、怪物がたびたび回想している場面ですね。このとき死んだ娘さんも二階堂ふみが演じていますので、怪物が継実の言うことを聞いて山から下りた動機づけについて、後々語られることになるのでしょう。 その怪物さんですが、お姉ちゃんを倒したあとは山小屋に帰り、自分を作り出した父・研太郎(斎藤工)との会話を思い出していました。 ここで、研太郎が亡くなった息子を怪物にして生きながらえさせた理由らしきものが語られます。 「人間じゃなくても生きられるんだ」 「いいか、人間だけが生命の在り方だと思ったら大間違いだ」 「おまえは、植物だ。考える植物だ」 「考えるという、つらい機能を残してしまったことは、謝る」 「すまん、だけどお前は、生きてる」 うーん、正直、ピンとこない。 『フランケンシュタインの恋』をSFとして見たとき、ここのロジックって作品を支えるだけの説得力が必要になってくると思うんですけど、全然ピンとこない。 研太郎はなぜ、死んだ息子を蘇らせたのか。それはまぁ「愛ゆえ」ということでいいんでしょうけど、自分が死んだあとも怪物が生き残ることは当然わかって作っているわけで、だとすると、以下のようなモチベーションだということになるんです。 「オレが死ぬまではお前と暮らしたいから生き返らせたよ。でもオレが死んでからのことは知らん。知らんけど、まあ人間じゃないし、植物として生きたらいいんじゃない? なんかごめん」 けっこうひどいなーと思うし、死者を蘇らせるほどのマッドサイエンティストとしてのスケール感に乏しいんです。なんかこの人、ちょっと浅はかなんじゃない? と思ってしまう。 本家のフランケンシュタイン博士なんか、「理想の人間を作りたい!」の一本槍で徹底的に狂っていたし、材料となる人間はそこらへんの墓に埋まってる死体ですからね。それを何人分も掘り起こして接合して怪物を作ったわけですからね。純度高く狂っているからこそ、信用できるんです。あげく、「この怪物、気持ち悪い!」つって、置いて逃げちゃうわけですから。 ここで怪物の出生が曖昧に説明されたことで、「そもそも怪物ってなんなの?」という疑問符を抱えたまま物語を追いかけることになりました。すると、今度は大学教授・鶴丸(柄本明)のほうから、またまた核心に迫るようなアプローチがあります。 鶴丸は、継実のお姉ちゃんを助けるために、あるキノコから抽出したエキスを用意しました。それが「特効薬」になって、お姉ちゃんは回復し、ホッペの白キノコも乾いて取れてしまいました。 鶴丸教授によって「宿主」だとか「常在菌」だとかいう専門用語を用いて説明されたところでは、怪物は「新種のキノコそのもの」なのだそうです。 怪物の父・研太郎の先の言い草を思い返してみれば、彼は「新種のキノコ」を作ろうと意図して作ったということです。あるいは、それが唯一、死者を蘇らせる方法だったのかもしれませんが、「なんかわかんないけど超かわゆい怪物」にさまざまな理屈が貼り付けられたことで、ちょっと存在そのものがボヤけてしまったような気がします。結果、芝居だけに感情移入していれば楽しめた前回に比べて、格段に共感できなくなってしまっている。 もうひとつ、共感しづらくなった要因が「怪物、ラジオを鵜呑みにしすぎ」問題です。 山小屋に帰った怪物でしたが、お気に入りのラジオで「おやつの男」こと天草純平(新井浩文)が語る「謝るってことは、許してもらうことを前提ではなく、罰を受けることを前提とするものだと思う」という言葉にいたく感激し、継実から「罰を受ける」ために再び街へ降りてきます。 この話も、ピンと来ないんです。「許してもらうためでなく、罰を受ける前提で謝る」という話そのものがピンとこない。私たち視聴者もピンときてないし、天草の番組のDJ十勝(山内圭哉)もピンと来てない。怪物以外、誰にも刺さってないメッセージによって物語が転がっていくので、怪物の実存がますます曖昧になっていくんです。出生の秘密もモヤってるし、現在の行動原理もモヤってる。特殊能力や身体特性もモヤってる。ドラマが怪物を説明したことで、私は怪物を愛せなくなってしまったように感じるんです。 怪物を愛せなくなってしまうと、このドラマ全編に漂う強烈な悲劇性は、ただ怪物と継実ちゃんを痛めつけるだけの残酷な仕打ちに見えてきます。今回のクライマックスで、怪物が継実ちゃんに謝りながら「罰を与えてください」と言い、継実ちゃんが「私に触れてください、私は死を恐れていません」と返す非常にシリアスなシーンがあります。このシーンは、よく意味がわからないけど、なんだかとっても2人とも悲しそうでした。そして、そもそも私はラジオの説教が腑に落ちていないので「しらねーよ」と思いました。もちろん、全然泣けませんでした。 最後に、継実ちゃんにホの字な先輩男子・聖哉(柳楽優弥)が怪物を慰めるように語りかけます。 「誰かと一緒に生きることは、もう人間の罰みたいなもんですから」 日曜の夜になんてことを言うんだ、明日からまた会社行かなきゃいかんのだぞ……と思いました。そんなことを考えていると、前回は「ワオ! ロマンチック!」と感じたRADWINPSのエンディングテーマも「なんだよ、ビリー・ジョエルのパクリじゃねえかよ。しかもピアノマンって、あの記憶喪失のアレと掛けてんのかよ、あざといんだよ」と、鼻についてくるのだから、視聴者というのは勝手なものですな。 (文=どらまっ子AKIちゃん)日本テレビ系『フランケンシュタインの恋』番組サイトより
加藤綾子が来年から「日テレの顔」に!? 『news every.』『シューイチ』MCに大抜擢か
元フジテレビアナウンサーの加藤綾子が「日本テレビの顔」になる日も近そうだ。 4月3日放送のバラエティ番組『しゃべくり007 春の2時間SP』(日本テレビ系/以下同)で、ついに“他局デビュー”すると、7日には『アナザースカイ』にゲスト出演するなど、立て続けに“視聴率三冠”の日本テレビに出演して話題を呼んだ。 「他局に出演するまで時間がかかったのは、フリーになる際に『フジテレビ1年縛り』という暗黙のルールがあったから。日本テレビとしても、フジ色の強いカトパンを起用することで、視聴者にフジテレビの番組だと錯覚されることを懸念していました。しかし、フタを開けてみると、『しゃべくり』は視聴率20%超え、『アナザー』は通常シングルなのが2ケタ視聴率を記録。カトパンの潜在視聴率の高さに、日テレ上層部も、あらためて舌を巻いたようです」(テレビ関係者) 高視聴率を叩き出したことで、日テレもいよいよ本腰を入れて加藤の囲い込みに踏み切る動きを見せているという。 「来年3月に報道番組の『news every.』や朝の生放送番組『シューイチ』のMC起用が検討されているようです。フジテレビも現在レギュラーを2本持つ加藤に、さらなる出演オファーをかけているようですが、彼女はもはやフジを主戦場にする気はないようですから、日テレへのシフトはスムーズに進むのではないでしょうか」(制作会社関係者) 長年「好きな女子アナランキング」で1位を争ってきた、ライバルの水ト麻美アナとの共演も見てみたいものだ。
加藤綾子が来年から「日テレの顔」に!? 『news every.』『シューイチ』MCに大抜擢か
元フジテレビアナウンサーの加藤綾子が「日本テレビの顔」になる日も近そうだ。 4月3日放送のバラエティ番組『しゃべくり007 春の2時間SP』(日本テレビ系/以下同)で、ついに“他局デビュー”すると、7日には『アナザースカイ』にゲスト出演するなど、立て続けに“視聴率三冠”の日本テレビに出演して話題を呼んだ。 「他局に出演するまで時間がかかったのは、フリーになる際に『フジテレビ1年縛り』という暗黙のルールがあったから。日本テレビとしても、フジ色の強いカトパンを起用することで、視聴者にフジテレビの番組だと錯覚されることを懸念していました。しかし、フタを開けてみると、『しゃべくり』は視聴率20%超え、『アナザー』は通常シングルなのが2ケタ視聴率を記録。カトパンの潜在視聴率の高さに、日テレ上層部も、あらためて舌を巻いたようです」(テレビ関係者) 高視聴率を叩き出したことで、日テレもいよいよ本腰を入れて加藤の囲い込みに踏み切る動きを見せているという。 「来年3月に報道番組の『news every.』や朝の生放送番組『シューイチ』のMC起用が検討されているようです。フジテレビも現在レギュラーを2本持つ加藤に、さらなる出演オファーをかけているようですが、彼女はもはやフジを主戦場にする気はないようですから、日テレへのシフトはスムーズに進むのではないでしょうか」(制作会社関係者) 長年「好きな女子アナランキング」で1位を争ってきた、ライバルの水ト麻美アナとの共演も見てみたいものだ。
11.2%スタート『フランケンシュタインの恋』圧倒的な「かわいさ」の綾野剛が“和製ジョニー・デップ”に見えてくる
とかく怪物は美少女と出会うべきだし、その美少女は病弱であるべきだし、怪物は心優しくて純粋なのに、その意に反して人間を傷つけてしまう存在であるべきだと思うんです。それはもう、こうした物語を描く上での定石、しきたり、ルールといえるものでしょう。 怪物は美少女に、「僕が怖くないのか?」と聞かなければいけないし、美少女は「怖くないわ、だって……」と答えなければいけない。この「だって……」の後に続く理由づけさえ決まっていれば、おのずとドラマは走り出すことになります。 地味ながら真面目な作品作りで一定の評価を得てきた日本テレビ系「日曜ドラマ」枠、今期の『フランケンシュタインの恋』は、そうした定石を一歩一歩、丁寧に踏みながらスタートしました。第1話の視聴率は11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まずは及第点といえるでしょう。 120年前に、医学博士である父・深志研太郎によって生み出されたという人造人間を演じるのは、現在の日本映画・ドラマ界では山田孝之と並んで“当代一のカメレオン俳優”と評される綾野剛。背も高いし、脱いだらバッキバキの身体でしたし、ドンズバなキャスティングだと思います。 病弱な美少女・津軽継実(つがるつぐみ)には、二階堂ふみ。キノコをこよなく愛する女子大生で、薬が切れると頭が痛くなって死にそうになっちゃう病気の持ち主です。 継実の先輩男子・稲庭聖哉には柳楽優弥が配され、二階堂ふみと熱愛が報じられたこともある新井浩文をはじめ、光石研、柄本明、そして、もはや「元AKB」の肩書ナシでもバンバン仕事が取れるようになった川栄李奈といった実力派俳優たちが脇を固めます。脚本に向田邦子賞をはじめ数々の受賞歴を誇る大森寿美男を迎えたことも含めて、日テレドラマ班、実に手堅い仕事です。とりあえず第1話を終えて、ダメなドラマになる要素は見当たりませんでした。 30分延長版となった第1話は、2つのパートに分かれています。まずは、怪物が美少女と出会い、その美少女に連れられて山を降りるまで。 怪物には、悲しい過去がありました。120年前、ひとりの少女に触れたことで、その少女を殺してしまったのです。怪物の手が白く光ると、なんらかの白い菌がまきちらされ、それを浴びた人間は激しいアレルギー症状に陥ってしまうようです。 そして120年後、その少女とそっくりな女の子が山に現れたのでした。 継実が怪物の棲む山に入ったきっかけは、なかなかハードでした。研究熱心で人見知りしない性格の継実は、平気で男だらけの飲み会に顔を出します。しかしこの日の飲み会の相手だった3人組の男たちは、最初から継実の身体が目的だったようです。酔い潰され、車で山にさらわれる継実。レイプされてポイのパターンです。 しかし、継実を乗せた車の前に、突如怪物が姿を現します。車はそのまま怪物をはねてしまいます。すわ、殺しちゃったか、とうろたえる男子たち。その隙をついて道なき道を逃げ出そうとする継実でしたが、頭も痛いし、逃げ切ることができません。さっきまでうろたえていた男子たちも、継実が逃げだしたことに気付くと、事故被害者のことも忘れて追いかけてきます。 ところが、その男たちの前に事故被害者が空から降ってきました。立ちはだかる被害者=怪物。1人が木の棒で殴りかかりますが、怪物は白い菌をまきちらして男3人を倒してしまいました。 怪物は、気を失った継実を近くのバス停に放置して姿を消します。しかしその場に、とっても珍しい「アカナリカミタケ」というキノコを落としていったため、継実の興味を大いに引くことになります。 シンデレラが残したガラスの靴を探しに街へ降りてきた王子様のように、継実はアカナリカミタケの生息地を求めて再び山に入ります。すると、物陰から怪物が現れるのでした。 怪物は、継実に問いかけます。 「どうして、ここにいるんですか」 「死ななかったんですか、120年前……」 しかし怪物は、継実があのとき殺してしまった少女ではないことに気付くと、「僕は、人間じゃないんです。ここであったことは、忘れてください」と言い残して、その場を去っていきます。 継実は、怪物の棲家まで付いて来ちゃいました。風車で電気を作っていると思しき、サイバーパンク風のオシャレな山小屋です。その内部は、非常に幻想的に撮られています。部屋の中央に地下に通じる螺旋階段があって、その地下室で怪物は、父によって生み出されたのでした。 「私は科学者だから、知らないことを知りたい」 「知りたいことを知らないまま死ぬのは嫌です」 脳に大きな病気を抱える継実のまっすぐな眼差しが、怪物の心を溶かしていきます。というか、二階堂ふみがいちいちかわいいので、さしもの怪物も気を許してしまうのでしょう。ホントに、いちいちかわいいんです。なんてかわいいんでしょう。 怪物は父の死後(地下室で白骨死体になってた)、拾ってきたラジオで人間界のことを学んできたといいます。お気に入りは、午後3時から始まる、ラジオレポーター天草純平(新井浩文)の説教くさいお悩み相談番組。一緒にテーマソングを歌えるくらい好きなようです。一緒にテーマソングを歌う怪物・綾野剛がまた、いちいちかわいい。その後、怪物は継実と一緒に山を降りることになりますが、初めて自転車に乗ってヨロヨロする怪物、両脚を広げて一気に坂を駆け下りる怪物、アーケード商店街で見るものすべてにキラキラ感を覚える怪物が、いちいちかわいい。悲劇的な設定を与えられた綾野剛と二階堂ふみが、いちいちかわいい。そういうドラマです。綾野剛が『シザーハンズ』のジョニー・デップに見えてきます。 後半は、街に降りた怪物が生活の場を得るまで。怪物は、継実の先輩・聖哉の実家である「稲庭工務店」に身を寄せることになります。継実は、怪物に父親の深志研太郎から取った「深志研」という名前を与えます。稲庭工務店の棟梁で聖哉の父親でもある恵治郎によれば、「ケン」という名前の最高峰は高倉健の「健さん」であり、研究の「研さん」は「ケンさんの中でも、いちばん位の低いケンさん」なのだとか。いわずもがな、棟梁を演じているのは光石研です。このあたりから、ドラマは一気にコメディタッチに振れていきます。 工務店で働き始めてからも、怪物のお気に入りは、3時のラジオ。今日も天草は独特の説教くささを発揮しながら「自分が誰だかわからない、仕事をしていてもデートをしていても、自分じゃないような気がする」という相談者に「わからないと思うことが大事なんだと思う。自分の考え方次第で変えられる。自分を面白がればいいと思う」と説きます。DJ仲間にも不評な天草コーナーですが、怪物にはなぜかストレートに届くようです。怪物は継実に、名前を付けてくれたことに感謝しながら「名前以外の自分もわかることができるでしょうか」「変えてゆけるでしょうか」と問いかけます。「いけますよ」と継実。ホントにかわいい。怪物は深志研という人間として、生きていくことにしたようです。 しかしその後、聖哉が継実をバックハグしているのを見てしまうと、両手にモワモワと白い胞子が……。たまたま居合わせた継実の姉・晴果(田島ゆみか)をその手で触ってしまい、晴果がぶっ倒れたところで、次回へ。 先に『シザーハンズ』を例に出しましたが、『フランケンシュタインの恋』というドラマの設定や展開そのものに、目新しさはまったくありません。ただし、綾野剛と二階堂ふみの圧倒的な存在感、圧倒的なかわいさが全編を支配しているので、見ていてとっても楽しいです。シナリオも細かく見ればいろいろ文句もつきそうですが、ここまでかわいい2人を前にすると、あえてツッコミを入れる気にもなりません。 今期は全体的に出来のいい作品が多いクールになっていますが、また毎週楽しみになる作品がスタートしたことを、素直に喜んでおきたいと思いますし、綾野剛にとっては“当たり役”になると思います。まあ、綾野剛に関していえば『日本で一番悪い奴ら』も『怒り』も『新宿スワン』も『コウノドリ』も“当たり役”だと思ったので、単に私が好きな役者さんだというだけなんですけれども。 (文=どらまっ子AKIちゃん)日本テレビ系『フランケンシュタインの恋』番組サイトより






