11月30日に放送された日本テレビの音楽番組『音楽の祭典 ベストアーティスト2011』で、録画パートを生放送ごとく扱った"やらせ"が明らかになった日本テレビ。そんな日テレのスタッフがハリウッドスターのブラッド・ピットに対し、とんでもないことをやらせていたことが、社内外で話題になっている。 ブラピは11月上旬に"妻"のアンジェリーナ・ジョリーや子どもらと一緒に来日し、主演映画『マネーボール』のプロモーションに務めた。問題が起こったのは、同9日に東京・六本木で開催されたジャパンプレミアだ。 「ブラピがレッドカーペットを歩き、その間にサウンドバイツといって、各放送局が自由にインタビューしたり、メッセージやポーズをもらったりできる時間があるんです。そこで何を考えたのか、日テレのスタッフがブラピに、野球拳をやらせようとしたんです」(関係者) 「アウト、セーフ、よよいのよい」と歌いながら遊ぶ、あのお座敷芸=野球拳を、野球に関する映画にかこつけてやらせてしまおうという貧弱な発想......。 「やったスタッフもダメなら、それにゴーサインを出したディレクターもダメ。野球拳をブラピにやらせるというのは、テレビ的な発想だけをしてしまえば"すごい絵が撮れる"ということになりますが、一般常識で考えれば、誰だって恥ずかしいことだと笑うでしょう。そんなことも考えられないテレビマンは、程度が知れるというものです」とスポーツ紙映画記者は手厳しく糾弾する。 事実、日テレの森圭介アナウンサーがブラピにしつこく英語で野球拳を要求するという様子を見ていたプレミア会場には、何ともいえない空気が漂い、会場にいたファンらはネット上でこの"蛮行"を非難している。 最終的に、ブラピは森アナのアプローチを「もっと歌がうまかったらやったのにね」とそつなくかわしていたものの、ファンは失笑、関係者はヒヤヒヤ。そんな様子をいたたまれない気持ちで見ていた人物がいる。 「日テレの編成幹部が、その一部始終を目撃していたようです。森アナはこっぴどくお目玉をくらい、後日プロデューサーも厳重に注意をされたようですよ」(前出の映画記者) いい絵さえ撮れればOKというテレビマンの発想が、ブラピを笑い物にし、冒頭のように、しょうもない音楽番組のやらせを導いていることを、関係者はお分かりだろうか。ドラマが好調で浮き足立つ日テレだが、今後がちょっと気がかりだ。 (文=中谷泉)よよいの......
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「労基法無視は当たり前!?」丸岡キャスターの休養に見るテレビ局の過酷労働
"奇跡の40歳"に一体、何が起こったのか。 日本テレビ系のニュース番組『news every.』で昨年3月からメインキャスターを務めてきた丸岡いずみが降板となった。体調不良として8月末から出演を見合わせていたが、9月末に正式に降板が発表された。 丸岡キャスターといえば、30歳が定年ともいわれる世界でアラフォーにして人気を誇っていた稀有な存在だ。北海道文化放送出身で2001年に日テレ入社、報道記者を経て『情報ライブ ミヤネ屋』のワンコーナー出演が人気を高め、昨年3月にスタートの『news every.』で抜擢された。 「様子がおかしくなったのは震災の直後から」 こう証言する日テレ関係者によると「あのリアルタイムで番組構成が変化した緊急時はベテランのアナウンサーやスタッフでも参ってしまうぐらいキツかった。丸岡さんはよく頑張ってはいたけど、いかにも荷が重そうで、数少ないオフの時間は深刻な顔でひとりポツンとしていることがあった」という。 コンビを組んでいたのは気心の知れた同い年の藤井貴彦アナだったが「だからこそ頼ることもできない風に見えた」と同関係者。 もうひとりのキャスターは元五輪代表でスポーツジャーナリストの陣内貴美子だったが、丸岡アナは自身が日テレ社員であるためか、番組内では陣内に気を使って位置を譲ることも多かったという。 「その後、疲労からかオンエア中のミスも目立ちはじめ、プレッシャーになったのか丸岡さんから"辞めたい"という愚痴が聞こえるようになった。藤井アナですら気軽に話しかけられる雰囲気ではなくなっていたほど」(同) 当初は関係者が説得の上、一時休養ということだったが、復帰を猛反対したのが丸岡キャスターの親族だったようだ。休養中、徳島県内の実家で静養していたが、写真週刊誌の直撃に実母が「あんなところに、一人でおらせるわけにはいかない」と激高したことが伝えられる。同誌は"あんなところ"を「東京」としたが、前出関係者は「日テレのことだと思う」と推察する。 「局の関係者でも彼女のお母さんと話した人がいたけど、相当な批判を受けたと聞いた。テレビ仕事は休みなしや連日の徹夜など、労働基準法違反の過酷労働が当たり前の世界。でも親族から見れば腹立たしく見えたはず」(同) 特に日テレは、他局の関係者からも「アナウンス部の人間関係が難しすぎる」という声が聞こえるほど。別の日テレ関係者からは「視聴率の悪さを丸岡さんのせいにして、ある人気タレントの妹と代える案を出してみたり、丸岡さんのやる気を失わせた」という話も出ている。真相は定かではないが、もしかすると丸岡キャスターが日テレ・アナウンス部の空気に馴染めなかったのかもしれない。 現時点では復帰のめどは立っておらず、最悪の場合、このまま丸岡キャスターが画面に帰ってこないという可能性もある。かつては女子大生の就職先として"花形"だった民放アナウンサーだが、その現状は想像以上に厳しいようだ。 (文=鈴木雅久)日本テレビ『news every.』HP
「日テレアナウンス室は伏魔殿!?」"奇跡の40歳"丸岡いずみ降板の原因は社内イジメか

日本テレビ「news every.」公式サイトより
日本テレビ系の夕方のニュース番組『news every.』の丸岡いずみキャスターの降板が先月30日、発表された。
丸岡は体調不良のため8月30日から休養を続けてきたが、この日の同番組内でコンビを組む同局の藤井貴彦アナウンサーが「これまで私たちとニュースをお伝えしてきた丸岡いずみさんが、体調不良のため番組を離れることになりました。ご心配をおかけしましたが、回復まで温かく見守っていただければと思います」とコメント。体調不良の原因について同局総合広報部は「プライバシーに関すること」と語るにとどまった。
丸岡といえば、誰もがうらやむシンデレラガール。北海道文化放送アナからフリーになり、2001年に日テレに入社、報道記者になった。同局昼の『情報ライブ ミヤネ屋』では、ニュース原稿を読む丸岡に司会の宮根誠司がツッコミまくり、人気を博した。また、年齢以上に若く見えることから「奇跡の40歳」と評され、男性人気も高かった。
だが、そんな丸岡のことを快く思っていない"勢力"が日テレ局内にいたのだという。
「名前は明かせませんが、日テレのアナウンス室に所属する年配女性が露骨に丸岡さんを嫌っていましたね。丸岡さんは日テレの正規社員ではないため、アナウンス室に自分のデスクもない。そんな彼女が同局の看板番組に抜擢されたわけですから、面白くない人がいるのは当然ですよ。丸岡さんのアナウンサーとしての実力は決して飛び抜けているわけではないですが、そんな丸岡さんにくだんの年配女性は『あんた、日本語話せるの?』と言い放ったそうです」(テレビ関係者)
先日、一部週刊誌が実家のある徳島県で"静養"している丸岡の写真を掲載した。別のテレビ関係者は「(丸岡キャスターは)精神的なストレスで、うつ病に近い症状が出ているそうです。実家の両親も心配していて『もう東京には戻さない』とも言っているそうです」と明かす。
夏目三久、山本舞衣子、西尾由佳理と、女子アナの流出が止まらない日テレ。それはかねてから指摘される給料の下落率などの問題ではなく、アナウンス室という"伏魔殿"の環境にあるのかもしれない――。
「日テレアナウンス室は伏魔殿!?」"奇跡の40歳"丸岡いずみ降板の原因は社内イジメか

日本テレビ「news every.」公式サイトより
日本テレビ系の夕方のニュース番組『news every.』の丸岡いずみキャスターの降板が先月30日、発表された。
丸岡は体調不良のため8月30日から休養を続けてきたが、この日の同番組内でコンビを組む同局の藤井貴彦アナウンサーが「これまで私たちとニュースをお伝えしてきた丸岡いずみさんが、体調不良のため番組を離れることになりました。ご心配をおかけしましたが、回復まで温かく見守っていただければと思います」とコメント。体調不良の原因について同局総合広報部は「プライバシーに関すること」と語るにとどまった。
丸岡といえば、誰もがうらやむシンデレラガール。北海道文化放送アナからフリーになり、2001年に日テレに入社、報道記者になった。同局昼の『情報ライブ ミヤネ屋』では、ニュース原稿を読む丸岡に司会の宮根誠司がツッコミまくり、人気を博した。また、年齢以上に若く見えることから「奇跡の40歳」と評され、男性人気も高かった。
だが、そんな丸岡のことを快く思っていない"勢力"が日テレ局内にいたのだという。
「名前は明かせませんが、日テレのアナウンス室に所属する年配女性が露骨に丸岡さんを嫌っていましたね。丸岡さんは日テレの正規社員ではないため、アナウンス室に自分のデスクもない。そんな彼女が同局の看板番組に抜擢されたわけですから、面白くない人がいるのは当然ですよ。丸岡さんのアナウンサーとしての実力は決して飛び抜けているわけではないですが、そんな丸岡さんにくだんの年配女性は『あんた、日本語話せるの?』と言い放ったそうです」(テレビ関係者)
先日、一部週刊誌が実家のある徳島県で"静養"している丸岡の写真を掲載した。別のテレビ関係者は「(丸岡キャスターは)精神的なストレスで、うつ病に近い症状が出ているそうです。実家の両親も心配していて『もう東京には戻さない』とも言っているそうです」と明かす。
夏目三久、山本舞衣子、西尾由佳理と、女子アナの流出が止まらない日テレ。それはかねてから指摘される給料の下落率などの問題ではなく、アナウンス室という"伏魔殿"の環境にあるのかもしれない――。
「あなたはいい女優よ!」2ちゃんねるを見て落ち込む石原さとみを江角マキコが激励

日本テレビ 『ブルドクター』公式サイトより
女優の江角マキコが4年ぶりに主演を務めたドラマ『ブルドクター』(日本テレビ系)が今クール2番目の平均視聴率を獲得した。1位はシリーズ物の『新・警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)なので、新規ドラマとしてはトップということだ。
スタート当初から、江角の久しぶりのドラマ復帰ということや、14年ぶりに共演するSMAPの稲垣吾郎の出演など話題性が高かったが、前評判以上の結果となった。
「やはり江角さんの功績でしょうね。収録のときには、必ずといっていいほどスタッフや出演者全員に差し入れをしてましたし、アジア人初の快挙となる全米アルバムチャート初登場8位を記録し、ドラマの主題歌を担当したCHARICEを現場に呼んで、即興ライブをやったりしました。それも、番組の予算とかでなく、自腹ですからね。とにかく現場の雰囲気はよかったですよ」(番組スタッフ)
何より、江角の功績は、石原さとみの悩み相談に乗っていたことだという。
「実は石原さん、結構『2ちゃんねる』を見るみたいで、ドラマ板の『ブルドクター』スレを毎日のようにチェックしていたそうです。それで、『あんな刑事はいない』とか『しゃべり方が変』とか、結構たたかれてかなり落ち込んでいたみたいですね。そういうこともあって、石原さんが江角さんに『私の演技、これでいいですかね? 変じゃないですか?』と毎日のように相談してたんです。江角さんは『あなたは大丈夫、いい女優さんよ』と励ましていました。そのおかげなのか、石原さんの演技もさらに良くなって、高視聴率につながったと思います」(テレビ局関係者)
石原が「2ちゃん」を見ていることにも驚きだが、さすがは姉御肌の江角。続編にも期待したいところだ。
日テレ"朝の顔"葉山エレーヌ タトゥー男との熱愛発覚でいよいよフリーに!?

「フライデー」9月30日号(講談社)より
朝の日本テレビ系人気番組『スッキリ!!』で司会を務める同局アナウンサーの葉山エレーヌが"タトゥー男"とのツーショット沖縄旅行を15日発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)にキャッチされた。
誌面によると、葉山と旅行を共にしていたのは、人気ボーカル・グループGReeeeNに所属するHIDEの実兄で、音楽プロデューサーでもあるJIN。JALのクラスJシートで眠る2人の姿や、空港内を腕を組んで歩く姿を写した写真とともに、葉山が「(写真を撮られた週末に)カレと旅行にいくんです」と話していたという関係者の証言が掲載されている。
「JINは現在、自らもHigh Speed Boyzというバンドのボーカルとして活動していますが、音楽業界ではGReeeeNのプロデューサーとして名の通った人物です。GReeeeNで手掛ける楽曲の多くで企業タイアップを獲得するなど、非常に業界受けのいいプロデューサーなんですが、入れ墨を見せびらかして歩くので現場では威圧感を覚えるスタッフも少なくないようですね」(レコード会社関係者)
そんな"敏腕"プロデューサーとの熱愛が発覚した葉山だが、この報道が、かねてからウワサされている日テレ退社、フリー宣言への布石になるのでは? とみる関係者もいるという。
「葉山は、入社前から豊富な男性経験を報じられたり、露出の激しい衣服での出勤姿を激写されるなど、"エロ女子アナ"のイメージが強い。こうしたイメージの葉山を局の看板である朝番組で起用することに、局内でも反対の声が根強くあるんです。それに加えて、タトゥーびっしりの恋人との熱愛発覚となれば、局内の頭の固い連中が『ほら見ろ、やっぱり朝にはふさわしくない』と言い出すことは明らかですよ」(テレビ関係者)
そうした局内の声に加えて、日テレは昨年春に全社的に大減給措置を断行しており、それに伴って葉山の年収も30%程度カットされたと言われている。羽鳥慎一、夏目三久、山本舞衣子、西尾由佳理とエース級のアナウンサーが次々退社している日テレだが、葉山が窮屈な局アナの立場を捨てるのも時間の問題かもしれない!?
【再掲】外国人も呆れる″エセチャリティー″『24時間テレビ』最大の過ちとは

2009年のチャリティーマラソン
ランナーを務めたイモトアヤコ。
※当記事は2009年8月掲載の再掲です。
もはや夏の風物詩として定着した『24時間テレビ 愛は地球を救う』。毎年お約束のように囁かれるのが「チャリティー番組なのに出演者にギャラが出るってどうよ?」という素朴な疑問だ。
これに対し日本テレビは、「基本的にボランティアでお願いしております。しかし、拘束時間の長い方など、場合によっては謝礼という形でいくらかのお支払をしております」(2000年11月「放送倫理・番組向上機構」での回答)と説明しているが、実際にはすべての出演者にギャラが発生しているのは公然の事実。その総額は2億とも3億とも言われている。かつて91年の司会に起用された帰国子女の西田ひかるが、「まさか出演料が出るとは思わなかった」と、"日本式チャリティー"のやり方に唖然としたという話は今では語り草だ。
実際、海外のチャリティーイベントで出演料が発生する話はあまり聞かない。アメリカで40年以上続いている超老舗チャリティー番組『レイバーデイ・テレソン』は、コメディアンの大御所で発起人のジェリー・ルイスが毎年司会を務めているが、ギャラは1ドルも支払われない。豪華ゲストも同様で、最近ではセリーヌ・ディオンやテルマ・ヒューストンなどの大物がノーギャラで歌っている。
フランスでも、民放の「フランステレビジョン」がこれを真似た番組『テレソン』を、1987年から20年以上続けているが、出演する芸能人は全員がボランティアだ。
そんな中、あたりまえのように出演料が発生する日本の『24時間テレビ』。はたして海外メディアの目にはどう映るのだろうか。日本在住の外国人記者にこの疑問をぶつけてみた。まずは日本在住満3年のアメリカ人記者の声。
「アメリカでもしジェリー・ルイスがギャラをもらっていたらそれはもうスキャンダルだね(笑)。かつてインド洋津波被災者のための『ツナミ・エイド』が放送されたときも、マドンナやハリウッドセレブ達が全員ノーギャラで参加をしていたし」
在日5年のフランス人記者はやや興奮気味にこう語る。
「絶対におかしい! フランスの『テレソン』もタレントがたくさん出るけど全員が無償参加。番組で発生するお金は極力チャリティーに使われるべきだよ」
まだ来日2年目を迎えたばかりのカナダ人記者は、「みんな無償で出演しているとばかり思っていたからショックだよ。でも本当に? 交通費とかじゃなくて?」と、にわかには信じ難い様子。24時間テレビが日本人のチャリティー精神を喚起してきた貢献面を評価する声もあると説得(?)してみたが、「カナダやアメリカでその考えは通らないね。チャリティーとはリーダーが手本を示すべきで、本来大金を稼げるはずの多忙な著名人があえて時間を割いて出演するから、一般視聴者にも意識が芽生える。むしろ日本人がなぜ怒らないか不思議」と手厳しい。
これについて、最大の要因はCMの存在と分析するのは、海外のテレビ事情に詳しいある関係者。アメリカの『テレソン』もスポンサーはつくものの、スポンサー料は全て寄付に廻されてCMは一本も流れない。しかし、日本の場合は日テレが広告収入を得ていることを関係者全員が知っているため、収益があるのにギャラが出なければタレントが不満を抱くのは当然という理屈だ。CMをなくして全員が無償という申し合わせを徹底さえすれば、タダでも出るという芸能人はいるはずだと、この関係者は語る。当然ながら、CMを流さなければスポンサーはつきにくくなり、制作費が確保できなければ番組規模は維持できない。どの程度の著名人が無償で出演してくれるかも不透明だ。仮にそれで番組が成り立たないというのであれば、無理して続けずに別の方法を模索する必要があるのかもしれない。
これについて日本テレビはどう考えるのか。質問状を送ったところ、極めて短い以下のような回答がファックスで送られてきた。
「貴社から書面でご質問を受けましたが、弊社では番組の契約や編成に関するご質問については一切お答えしておりません」(総合広報部)
なにもタレントの契約内容まで個別に開示してくれと要求するつもりはないが、「国民的チャリティー番組」(日テレ公式サイトより)と銘打っている以上、番組編成に関するいかなる質問に一切答えないという姿勢には首をかしげざるをえない。
おりしも今年から、メイン会場が武道館からお台場の東京ビッグサイトへ変更。キャパシティは武道館の約半分に縮小される。
「徹底した制作費の削減が厳命されている。控え室のお菓子代まで削られた。そこまでしてやる意味あるのかという声もある」(日テレ関係者)と、現場から聞こえてくるのは嘆き節ばかり。
かつてビートたけしはオールナイトニッポンで24時間テレビについて「ヨダレ垂らした芸能人どもがめちゃくちゃ高いギャラ稼ぐくせに、これ以上貧乏人から金巻きあげんな。チャリティーっていうくらいならおまえら全員ノーギャラで出ろよ!」と吠えて喝采を浴びた。日テレは今こそ、殿の御金言に耳を傾ける時ではないだろうか。
(文=浮島さとし)
「お昼を変え過ぎ!?」視聴率1ケタ台の日テレ昼帯『ヒルナンデス!!』は大丈夫か

日本テレビ『ヒルナンデス!!』
「日本テレビの『お昼』が変わる!!」
こんなキャッチフレーズを掲げ、3月28日にスタートした日本テレビ系お昼の帯番組『ヒルナンデス!!』。
中山秀征が司会を務めていた情報番組『おもいッきりDON!』の後を受け大々的にスタートしたわけだが、新番組が発表された時から不思議がられているのが、
「なんでナンチャンなの!?」
という点だ。番組のメインMCを務めるのは、ウッチャンナンチャンの南原清隆。もちろん、タレントとしての知名度や人気、格のようなものは申し分ないのだが、このキャスティングを唐突に感じている視聴者は多い。
「まさにそこなんですよね。テレビ関係者の間でも、なぜ南原さんなのか分からないという声は聞きます。あえて違和感を出して新しい感じを狙うなどのサプライズ人事だったのかもしれませんが、唐突感の方が強かったですね」
と、あるテレビ関係者が言う。
「ウッチャンナンチャンの所属する事務所はそこまで大きいわけでもないですし、何か裏の動きがあって、というわけではないと思います。条件的に考えると、まずあの時間帯のメイン視聴者層の主婦層の好感度が高いこと、それから時間が取れる人ということを考えていきますよね。ヘンな言い方すると、正直今は何が当たるか分からなくなっていて、誰がやっても大きく変わらないというところがあります。南原さんは幅広い層に認知されていて、知的な感じもあるというのが一番良かったんじゃないでしょうか。それから主張しすぎないこと、これがお昼の番組には大事かと思います」(同関係者)
番組は、芸能や一般のニュースよりも、グルメやファッションなどの情報に重きを置いた構成になっている。前出の関係者は続ける。
「同じ月~金の帯番組で曜日ごとのレギュラーがいるということで、裏番組の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)がよく引き合いに出されていますが、そういう意味ではロケ映像を多めに使ったりして、完全にスタジオメインの『いいとも』とは違う見せ方をしていこうという感じですね」
番組では、ココリコ・遠藤章造、アンジャッシュ・渡部建、つるの剛士、関ジャニ∞の横山裕・村上信五、久本雅美がそれぞれの「曜日MC」というポジションで(久本だけ「スペシャルレギュラー」という謎の肩書が付いているが)、有吉弘行、JOY、小森純、ミッツ・マングローブなど旬の人気者が脇を固める豪華な顔ぶれだが、あるテレビ雑誌の記者はこう言っている。
「曜日変わりのレギュラーと、ナンチャンの距離感が微妙にありそうに見えるんですよね。お互いまだ着地点を探しているところなんでしょうが。だから、以前から知っている有吉や久本とはお互いやりやすそうで、彼らの出る金曜日は、安定感がありますね」
番組スタートから2週間は、3~4%台の視聴率が続き、打倒『いいとも』どころか、前番組『DON!』の時よりも、視聴率を下げてしまっている。
「番組全体がどうにもゆるい空気なんですよね。そのゆるさが面白い方向に化ける可能性もありますけど。始まった時期も悪く、東日本大震災の衝撃の余波がまだまだ強く残っていました。計画停電や品物不足などもあって、とてもグルメや流行スポットの情報を、しかも出演者がクイズやゲームをやりながらのゆるい感じで紹介されるのを見る余裕がなかったことで、スタートダッシュに失敗したところもありますね。この枠は従来通り、途中で一般ニュースを挟んだり、芸能ニュースを掘り下げたりすることも必要なのかもしれません」(前出記者)
番組キャッチフレーズではないが、"日本テレビの「お昼」を変え"過ぎたのだろうか? 前出のテレビ関係者は言う。
「まだ始まったばかりですし、細かい修正を繰り返しつつ軌道修正をしていくと思います。前の『DON!』も、それでどんどん安定していきましたから」
しばらくは推移を見守る時期、といったところのようです。
(文=太田サトル)
ゴリ押しゲストも……新番組『モーニングバード!』スタッフ激怒で空中分解寸前!?

日本テレビ公式HP「アナウンスルーム」より
4月4日スタートのテレビ朝日系新情報番組『情報満載ライブショー モーニングバード!』(毎週月~金/8時~9時55分)が、開始前から制作スタッフ間で不穏な空気を漂わせている。
"モニバー"は、長寿番組『スーパーモーニング』の後続で、司会には日本テレビ系のライバル番組『ズームイン!!SUPER』の司会者だった羽鳥慎一アナウンサーを起用。異例の引き抜き人事はテレ朝内外を驚かせた。
この起用に自局のスタッフたちから不満の声が漏れていることは、先にお伝えしたとおり(記事参照)。中には「これを機に辞めます」と、テレ朝を去る者まで出てきている。
しかし、問題はこれだけではなかった。さらにスタッフを激怒させたのは、ゲストの人選だ。番組関係者によると「元カリスマキャバ嬢として知られる立花胡桃の起用が決まった」というのだ。
立花は「伝説の元高級キャバ嬢」の触れ込みで、実体験をもとに書いた小説『ユダ』(祥伝社)を出版。最近は、胸元が大きく開いたセクシー衣装でバラエティー番組などにも出演していた。
「立花さん自身がどうというより、問題はその夫」とは同関係者。
「彼女が昨年結婚した大手芸能プロダクションKの取締役T氏は、故・川田亜子さんの交際相手だった人です。川田さんをテレ朝の情報番組『サタデースクランブル』の司会に押し込んできたことで知られます。『またか!』と思う局員は少なくありません」(同)
川田さんは2008年に練炭自殺でこの世を去ったが、当時、取り沙汰されたのが恋人のT氏の存在だった。自殺の原因はハッキリしていないが、川田さんがT氏との関係に悩んでいたという報道もあった。同関係者によると「T氏の恋人だということで仕事が回ってきているのではないか、という周囲の陰口が川田さんの精神を不安定にさせた遠因、というのが関係者の一致した見方だった」という。
「もちろん真相は分かりません。でも、川田さんと同じようにまたパートナーを番組に押し込んできたのかと思っている人は多いんです。問題は、そんなゲストを引き受けてしまうプロデューサーですよ!」(同)
この関係者によると「担当プロデューサーは、以前担当していた朝番組での仕事ぶりが不評で、一時期、重要ポストから外されていた人」だという。今回、名誉回復を意気込んで奇をてらった人選をしたという声はほかからも聞かれた。
ただ、ここ一年の朝番組においては、各局がNHKの存在に頭を悩ませている。昨年から始まったNHK『あさイチ』が好調な視聴率を出しており、V6の井ノ原快彦を司会に起用、主婦のセックスレス特集などエンタメ志向が受ける傾向が見て取れるからだ。
テレ朝の早河洋社長も前番組終了の理由を「視聴者ニーズに応えきれていない」とバッサリ、大幅な方向転換を示唆している。羽鳥司会でゲストに元キャバ嬢の新番組がエンタメ色を強くした形になる可能性はあるが、制作スタッフたちが拒絶反応を起こすようでは、その温度差が番組作りに悪影響を及ぼしかねない。
ある放送作家は「番組を見てみないと分からないが、大震災による未曾有の危機において、もしエンタメ色の強い番組をやるなら大失敗」と予告するが、果たして......。
(文=鈴木雅久)
「羽鳥が来るなら俺は辞める」テレ朝紛糾! 新"朝の顔"羽鳥慎一に強烈な逆風

日本テレビ公式HP「アナウンスルーム」より
3月いっぱいで日本テレビを退社する羽鳥慎一アナウンサーが、その翌月から他局であるテレビ朝日の"朝の顔"に登場する異例の転身だ。
羽鳥アナが登場するのは、テレビ朝日の朝の情報番組(タイトル未定)。3月で終了する『スーパーモーニング』に代わって4月にスタートする後番組で司会を務める。
羽鳥アナと言えば、2003年から『ズームイン!!SUPER』の司会として、日テレの朝の顔として人気だったアナウンサー。これまで他局を辞めたアナは一定期間を経て起用するのが慣例だったが、今回は退社翌月からライバル番組に移動するという前代未聞の移動だ。
羽鳥アナが日テレ退社する噂は昨年秋ごろから業界を巡っていた。局内の年棒制度改訂によって、1,200万円の年棒が900万円にダウンしたことが理由だとも囁かれた。オリコン調査の「好きな男性アナランキング」では5回連続ベスト3の羽鳥アナとあって、フリー転向は確実視されていたが「早くから宮根誠司がバックアップする動きがあった」と証言する日テレ関係者もいた。当然、今回の転身で年収が倍以上にアップするのは必至だ。
しかし、そうもすんなりいかないのが世の中だ。受け入れ側のテレ朝では、現場に嫌悪の色が出ている。新番組を担当予定のディレクターは「自局に人材がいるのに、なぜ他局の人間に高い金を出してわざわざ引っ張ってくるのか理解できない」と憤っている。
「過去にもウチは、他局からフリー転身した女子アナを使って、自局の女子アナが『悔しい』と号泣するようなことがあったのに......」
『スパモニ』は18年も続いてきたテレ朝の長寿番組。それに代わる新番組の重要な役には「自分が」と思った自局アナもいただろう。
「それがよりによってライバルアナに奪われたんですから、ショックを受けた男性アナもいます」(同)
これは制作スタッフも同様だ。「仕事をするモチベーションが下がったので、これを機に辞めます」と、中にはテレビ仕事から離れる人間まで出ているというのだ。
「テレビマンは給料の高い局員ばかりじゃないですからね。関連会社所属だと、一般企業と比べても安い給料で朝から晩まで働いていたりする。ウチの情報番組は地味かもしれないけど堅実な路線でやってきて、そういう仕事に誇りを持ってきた者もいるんです。正直、羽鳥アナはミーハーなキャラですから、一転してエンタメ路線にしろと言っているようなもの。やる気をなくす人がいても無理はない」(同ディレクター)
多くの人間が関わる番組作りという作業は、裏方の熱意があってこそ完成度が高くなるもの。開始前からこの状況では現場のギクシャクが番組のクオリティを落としかねない。下手すれば周囲は敵だらけ......収入アップの羽鳥アナも、あまり浮かれてばかりはいられなさそうだ。
(文=鈴木雅久)










