批判も怖い、テロも怖い……熊本地震現場にも、サミット取材にも「行きたくない」マスコミたち

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G7 伊勢志摩サミット公式サイトより
 強まるテロ警戒に、テレビマンたちがビビっている。熊本地震では無礼な振る舞いでひんしゅくを買った取材クルーが、5月の主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」(26~27日)に対しては及び腰だというのだ。  日本が議長国を務める同サミットについてはフランスの駐日大使が「テロ対策を」と要望したほど警戒されており、開催地の三重県だけでなく全国各地の警察などが非常時の訓練を行っている。千葉県の成田空港でも4月14日、生物・化学兵器や放射性物質、爆発物などのテロを想定した大規模訓練があり、航空会社の職員らも参加、パリやベルギーで実際に起こった同時テロの実例を反映させたリアルなものとなった。  これだけ警戒が強まっているのは、各国でテロが頻発しているからという理由だけではなく、今年1月、安倍晋三首相が「テロ組織ISの対策に2億ドル出す」としたことも一因だ。これに、ISが英語版機関紙「ダビク」の記事にて「安倍晋三の愚かさにより、すべての日本国民が戦闘員の標的となった」と宣告している。  警察関係者の話では「日本全国どこでもテロの標的となることを想定していますが、特にサミットの開催地、賢島は主要国のトップが集まるので、周辺にある伊勢神宮あたりも警備を強化せざるを得ない」という。  賢島から伊勢神宮までは車で1時間もかからない距離であり、途中には天の岩戸などの観光スポットも点在し、十分テロの対象になりえる。なにしろISは、過去のテロでも各地で歴史的建造物や博物館などを破壊することで力を誇示しており、他宗教の中心地といえる伊勢神宮が狙われる可能性はある。そのほか、全国各地で行われるスポーツやコンサートなどのビッグイベントも重要警戒エリアとされるようで、各会場に警察官が派遣される模様だ。  しかし、その一方でテレビ界からは弱腰な声も聞かれる。「万一の際に現場取材できるように」と、一部の報道番組はテロが起こったと仮定して現場に急行できるシナリオを作っているというが、某全国ネット局の報道番組ディレクターによると「行きたくないというスタッフが意外に多い」というのだ。 「万が一の際に駆けつける担当者は一応、決めておくんですが、これは東日本大震災のとき、通常の外ロケスタッフが現地の取材に腰が引け、人員配置で大混乱したからです。さらに、ディレクターまでもが弱腰で『私には無理』と言って取材に出ず、今度は配置転換まで起こり再混乱したんです。なので、今のうちに非常時の担当を決めておくことになりましたが、『行きたくない』と言うとかっこ悪いからか、サミットのタイミングで有給休暇をとる者がいたり、緊急要員を嫌がる人が目立ってます」(同)  これは実のところ、先の熊本地震が無関係ではないという。 「みんな内心、テロなんて起こるわけがないと思っていたりするのですが、熊本地震があって緊急時の担当が出て行ったのを横目で見て、その恐怖をリアルに感じてしまったようです」(同)  その熊本地震でも日本テレビの情報番組内で現場取材を断ったスタッフがいたという話だが、これは危険を伴うということだけが理由ではなく、一部で取材態度が批判された関係者がいたことから「被災現場では何をしても批判されやすいから行きたくない」と漏らしていたという。 「正直、高い手当が出るなら別だという人もいますし、ある局のキャスターは現地入りのプランに『特別手当として500万円』を実際に要求したほど」(前出ディレクター)  もっとも、キャスターが現場に出たところで被災地で役に立つわけでもない。テロ警戒に命を張って警備にあたる者もいれば、怖がって職務放棄をする者もいるのが現実か。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

「伝統のミランが茶番を……」本田ミラン、ハカで批判殺到! 中国に売られる伏線か?

試合前の様子を撮影した動画(YouTubeより)
 21日、セリエA第34節が行われ、ACミランはホームで17位カルピと対戦し0-0のスコアレスドローに終わった。日本代表FW・本田圭佑に出場機会はなく、ミランはボール保持率82%を記録するも、枠内シュートは3に終わる散々な内容だった。そんな最悪とも言える試合内容ももちろんだが、ミランが試合前に行った“ハカ”に非難の声が集まっている。  ハカとは、ラグビーのニュージーランド代表が試合前に行う伝統的な儀式で、マオリ族の相手を威嚇する舞踊のことだ。ラグビー界ではおなじみのこのパフォーマンスは、最強との呼び声高い通称“オールブラックス”が行うと鳥肌が立つほどカッコよく、相手チームからすれば脅威以外の何ものでもない。  そんなハカをミランの選手たちが、試合前のピッチ上で突然踊りだしたのだ。これには、駆けつけたスタジアムのサポーターも驚きを隠せない。実はこれは、ミランのスポンサーである「ニベア」の広告活動のため、選手たちに扮した俳優が行ったものだった。 「あの誇り高きACミランが、試合前に茶番を行ってしまったんですから非難轟々ですよ。しかも、オールブラックスに敬意を払ったわけではなく、金のためですから。『ミランはもう終わってしまったんだな』『ここまで落ちぶれたか……』『ハカに合わせてニベアを塗る仕草には涙が出そうになった』と、現地ファンの間ではやるせない声であふれています」(スポーツライター)  ハカを行ったことだけが問題ではないのだろう。これでミランが強かったら笑って済まされたようにも思える。茶番を演じておいて、試合内容はこのハカに勝るとも劣らないクオリティの低いものなのだから、ファンが怒るのも無理はない。ブロッキ新監督になって2戦1勝1分と、負けこそないものの、内容は最悪。ただ個人技のある選手を並べただけのフォーメーションで組織も何もあったものではない。前任のミハイロビッチが苦労して作り上げたものが、完全に崩壊してしまった。 「ブロッキは、オーナーであるベルルスコーニのワガママを聞くだけの操り人形ですからね。ベルルスコーニの好きな選手を、好きな4-3-1-2のフォーメーションに当てはめるだけの存在です。イタリアの元首相であるベルルスコーニは、資産もとんでもなくあったんですが、失脚して以来そうでもないんです。金のためにハカをやるくらいですから、ミランの財政は相当ヤバイと思います。中国の企業がミランを買い取る話が出ていますが、現実味が出てきましたね」(同)  ファンからは「中国に売ったほうがマシだ!」「ブロッキは、いなくなるベルの最後のワガママを叶えてあげてるんだろうな」「どうあれ格好いいミランは戻ってこない」と、諦めの声が聞こえてくる。ミハイロビッチ就任時はチームの中心人物だった本田も、今では序列は3番手以下。作っても作ってもオーナーに壊されるチームに、本田がいる意味は本当にあるのだろうか? (文=沢野奈津夫)

ネイマールがぶっ壊れる!? 世界のサッカー選手が五輪出場を拒む“深いワケ”とは

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「FC BARCELONA FCバルセロナ 15-16 オフィシャル ポスター ネイマール SP1299(29)」
 リオ五輪出場に前向きな姿勢を示していたスウェーデン代表ズラタン・イブラヒモビッチが、出場を辞退する意向に切り替えたと、欧州のメディアが報じた。その理由として、イブラヒモビッチ本人は「他にやることがある」と語ったという。  グループリーグでスウェーデンと対戦する日本代表にとって、イブラヒモビッチの欠場は朗報といえるかもしれない。しかし、これだけのスーパースターと戦える機会もそうそうない。残念に思っているファンも少なくないだろう。 「言うまでもないですが、五輪は4年に一度行われますよね。サッカーのユーロ(欧州選手権)も4年に一度で、しかも周期がかぶっているんですよ。今年だと、各国リーグ戦がだいたい4月末に終わり、ユーロが6月10日から7月10日までで、五輪が8月4日から8月20日。全てに出場して、代表チームに合流などの期間を考えると、オフがまったくなくなり、来シーズンは間違いなくコンディションを落としてしまいます。下手したら大ケガをすることもあり得る。これが、ヨーロッパでプレーする一流選手が五輪に出場しない理由です。オーバーエイジ組だけじゃなく、23歳以下の有力な選手も、五輪よりユーロを選ぶのが普通になってますね」(スポーツライター)  ユーロは、W杯の次に大きなサッカーの大会といわれている。決して五輪を軽視しているわけではないが、事実上、出場が不可能というわけだ。  大まかにいうとヨーロッパの代表スケジュールは、1年ごとにW杯予選→W杯本戦→ユーロ予選→ユーロ本戦、の繰り返しになる。これにより、五輪のためにユーロの開催年を1年ずらすこともできない。それに対し、南米で行われるコパ・アメリカ(南米選手権)は、参加国も少なく予選を行う必要がないので、五輪開催の前年に行われている。そのため、ヨーロッパに比べると南米は五輪に対して前向きな姿勢を取っている。しかし、今年だけはそうもいかない。 「コパ・アメリカは去年行われたんですが、今年は100周年ということで特別に北中米の国も交えて“コパ・アメリカ・センテナリオ”が開催されます。日程はユーロと似たようなものなので、出場国のほとんどは、五輪に力を入れることは難しいでしょう。ただ、ここで問題なのが五輪開催国のブラジルですよね。地元開催で手を抜くわけにはいかないですし、かといってコパ・アメリカは大切にしたい。完全にジレンマですよ。ブラジルのエースであるネイマールは、オーバーエイジ枠で五輪出場を選び、コパ・アメリカは欠場すると発表しました。A代表と五輪代表を兼任するドゥンガ監督は、『どちらにも出てほしい』と明言していましたが、実現しなくてよかったですよ。もし、本当にどっちも出ることになっていたら、間違いなくネイマールは壊れてしまいますよ」(同)  今のブラジル代表は、過去に比べて明らかにタレントの数が少ない。それこそ、世界最高峰といえるようなプレーヤーはネイマールただひとりだ。近年のブラジルは結果も出ておらず、サッカー王国凋落とまで呼ばれ始めている。是が非でもこの夏の両大会を制覇し復権を果たしたいところだが、果たしてネイマール不在のコパ・アメリカをどう戦っていくのだろうか? (文=沢野奈津夫)

レスター・岡崎慎司がイギリスで映画化? 主役になる条件がそろいにそろっている!

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『鈍足バンザイ! 僕は足が遅かったからこそ、今がある。』(幻冬舎)
 イングランド・プレミアリーグで奇跡と称されるクラブがある。それが日本代表FW・岡崎慎司が所属するレスターシティだ。下馬評では降格候補と見なされていたレスターだったが、シーズンが始まると並み居る強豪を次々と打ち破り、なんと4試合を残して勝ち点5差で首位を走っている。資金力の差が激しいプレミアリーグでは、これは奇跡としか言いようがない。日本でたとえるならば、J2の降格候補のクラブが優勝して昇格し、翌年J1で優勝。それぐらいの快挙といえるだろう。今、レスターは世界で一番注目されているフットボールクラブなのだ。  イギリスでは、このままレスターが優勝すれば、その快進撃を映画化する予定があるという。映画の主役となるのは、エースストライカーであるジェイミー・ヴァーディが最有力だろう。ヴァーディは、プレミア記録となる11試合連続ゴールを決めるなど、文字通りレスターを牽引してきた。しかも、ほんの数シーズン前までアマチュアクラブに所属し、工場で働きながらプレーをしていたという、主人公にはもってこいのエピソードまで持っている。  しかし、そんなヴァーディが前節ウェストハム戦で主審に暴言を吐いたとして、2試合以上の出場停止処分を受ける可能性が出てきた。レスターは、スタメンをほとんど変えずに戦ってきた。その中でもエースであるヴァーディの出場停止は、あまりにも痛く、勝ち点差が5とはいえ、現地では優勝の可能性は格段に下がってしまったと見られている。そんな中、注目が集まっているのは岡崎慎司だ。 「岡崎は、FWながら今シーズン5得点と数字的には少々物足りない状況です。でもそれは、前線からの守備、ヴァーディのためのスペース作り、中盤と前線をリンクさせるなど、ゴール以外の重要な役割を果たすべく黒子役に徹してきたからです。しかし、次節からは相棒のヴァーディがいなくなり、岡崎にはこれらに加えてゴールも求められています。ここで決勝点を奪う活躍などを見せたら、映画の主役候補に一気に躍り出ますよ。岡崎は開幕当初にチームメイトから差別発言を受けたこともありました。それでも明るく振る舞ってチームの和を生みだすことにも成功しました。少ないながらもバイシクルシュートや、顔面トラップからの珍ゴールなど、印象的なゴールも多いです。主役になる要素は揃っていますよ。現地ファンも『オカザキー! 主役になるチャンスだぞ!』『ここでオカザキに命運を託すことになるとは』『映画の山場ができただけだ』と、岡崎に期待している声は多いですね」(スポーツライター)  サッカーの長い歴史の中でも稀有な存在のレスターシティ。そのクラブのレギュラーというだけでもすごいのに、命運まで託されているというのは、日本人としてとてつもなく誇らしいことだ。この逆境をチャンスに変えて、世界に岡崎慎司の名前を轟かせてほしい。 (文=沢野奈津夫)

「パナマ文書」流出も関係ない!? 経済ヤクザとブローカー化した弁護士の“暗躍”ぶり

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 イギリスのデーヴィッド・キャメロン首相までが窮地に立たされている「パナマ文書」。これはタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態が暴かれたもので、政治家や大手企業の役員など富裕層の課税逃れがあらわになりつつある。リストにはキャメロン首相だけでなく、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領や中国の習近平主席を含む共産党トップの親族、関係者など大国指導者も絡んでおり、ここに日本の大物政治家の名前があるとのウワサから、疑惑と糾弾の輪が広がりつつある。  専門家からは『タックスヘイブン』はパナマだけではなく、今回の問題は氷山の一角。世界経済のグローバル化に伴って、課税回避の巧みな手法が日本でも横行している」という話も聞かれるが、やましいところがあるのか、政府自体が調査に後ろ向きのため、日本の政治家や企業、金融機関の関与は具体的に確認されていないまま。  ただ、かねてから日本の闇社会によるパナマでの会社設立が知られていたという。ヤクザの動きに強い実話誌編集者によると「その筋の人たちの間でよく知られているヤクザのフロント企業には、パナマやドミニカ、モナコなどに支社を持っているところが多い」という。 「経済ヤクザとして芸能界に隠然たる影響力を持つ大物暴力団組長のフロント企業も、パナマに関連会社があります。表向きは人材派遣会社ですが、その実態はヤクザの資産管理をしているといわれていて、犯罪で得たアングラマネーなんかが、かなり流れているとみられています」(編集者)  また、暴力団以外でも半グレと呼ばれる不良集団もまた、中南米に会社を持つことがパターン化しているという。 「スペイン語を使える日本人弁護士が、そういった連中の手助けを始めた途端、それまでやっていた通常の弁護士業務をやめてしまうほどですから、半グレ相手のビジネスだけで、かなり潤っているということ。特殊詐欺や闇金、裏風俗など表に出せない金を、日本以外で運用させてマネーロンダリング。弁護士がブローカー化しているんです」(同)  この編集者によると、今回の問題で日本の政治家や企業役員に“二次被害”が出る可能性もあるという。 「タックスヘイブンを利用している闇社会の連中は今回、同じことをしている日本人の顧客リストを公開前に手に入れて、それをネタに当人たちを脅してくることも考えられます。本来、違法性のない節税ですが、その情報は道義的に見て都合が悪いもの。当然、闇社会の面々は自分たちがバレても平気なので、その立ち位置を利用して、政治家や企業役員に揺さぶりをかけてくる可能性があります」(同)  政界では与野党の区別なくこうしたものを運用してきたといわれるため、「互いに追及をタブーとしてきた」と編集者。実際に菅義偉官房長官は早々に、日本政府として調査をしない意向を示していた。 「海外のメディア関係者からは、アイドルビジネスで儲けた日本の有名な作詞家が数十億円を運用したなんて話もある」というが、それが事実でも罪になるわけではない。銀行口座とのひも付けで個人所得を把握しやすくしたマイナンバー制度でも、この海外資産の把握は困難であり、結局のところタックスヘイブンは利用したもん勝ちとなっている。 (文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)
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サッカーロシアW杯予選A組は、ある意味“世界最悪”?「アジアの悪いところを全部集めたグループ」

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『サッカー日本代表オフィシャルカレンダー壁掛け 2016 』(ぴあ)
 12日、2018年ロシアW杯最終予選組み合わせ抽選会が行われた。組み合わせは以下の通りだ。 ●A組 イラン、韓国、ウズベキスタン、中国、カタール、シリア ●B組 オーストラリア、日本、サウジアラビア、UAE、イラク、タイ  A組とB組に別れホーム&アウェイで総当たり戦を行い、それぞれ2位までがW杯出場決定。各組3位がプレーオフを戦い、勝者方が北中米カリブ海(4位)との大陸間プレーオフに挑むかたちとなる。  この組み合わせを見る限り、日本は間違いなく抽選に恵まれたといえるだろう。A組は、その実力もさることながら、ピッチ外での“めんどくささ”も最悪と言えるからだ。 「日本は本当にラッキーだったと思いますよ。まず、A組のイランは、今アジア最強ともいわれるチームで、単純に実力が高いですね。次の韓国は、日本への過度なライバル意識で実力以上のものを出してきます。しかも、2002年W杯での審判買収の八百長が明らかになり、言うなれば前科持ち。絶対にやりたい相手ではありません。中国は、反日感情からアウェイでの戦いは危険です。過去のアジアカップでは、君が代にブーイング、ピッチに物を投げる、バスを取り囲む、日の丸を燃やすなど、W杯予選で当たったら何をされるかわかりませんよ。カタールは、2022年のW杯自国開催をお金でなんとかした国。自国開催まで出場経験なしでは示しがつかないので、審判への圧力をかける可能性があります。そして、シリアは御存じの通り二次予選で日本の山口蛍の顔面を破壊したラフプレーに走る国です。もうあんな悲劇は二度と繰り返したくないですよね。ファンからは『A組は札束の闘い』『ある意味世界最悪』『アジアの嫌な部分を詰め込んでみましたってグループだな』と、A組に日本が入らなかったことに安堵する声であふれていますよ」(スポーツライター)  アジアは、世界で最もサッカーのレベルが低い地域といわれている。確かに、欧州や南米はもちろん、北中米とアフリカにもアジアは劣っているだろう。しかし、気温やピッチ外の環境の悪さ、世界最低レベルの審判、洗練されていないがゆえのラフプレー、さらに極東の日本からすれば、移動距離の長さなど、ほかの地域にはない厳しさがアジアには存在する。だが、今回はそういった面倒な要素が圧倒的に少ない。日本代表には、しっかりと実力を発揮してもらって、気持ちよくW杯出場を決めてもらいたい。 (文=沢野奈津夫)

香川真司、岡崎慎司の恩師トゥヘル ファンから愛されない理由は「空気が読めない」?

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トーマス・トゥヘル監督(C)Schnederpelz/wikipediaより
 日本代表香川真司が所属するドルトムントが、なかなか負けない。昨年12月の1FCケルン戦で負けて以来、なんと18戦無敗を誇っている。今シーズンのドルトムントは、バイエルンに次ぐ2位ながらも、3位のヘルタベルリンには19もの勝ち点差をつけており、後半戦だけならどこのクラブよりも結果を残している。残り5試合での勝ち点68は、2001年の王者バイエルンが全試合終了時に勝ち点63だったことを考えれば、とんでもない数字といえるだろう。  そんなドルトムントを今シーズンから指揮するのが、42歳の若手監督トーマス・トゥヘルだ。トゥヘルは、昨シーズン7位と低迷していたドルトムントを見事に立て直し、前任ユルゲン・クロップもしのぐ名将とも騒がれている。実力ばかりではなく、その人柄も非常に評価が高く、昨シーズン、マインツで彼の下でプレーした日本代表・岡崎慎司もその人柄を尊敬し、「非常に熱い監督。信頼があるから怒られても受け入れることができる」と、語っている。しかし、そんな実力も人望も兼ね備えるトゥヘルだが、どうもファンからは、それほど愛されていないようだ。 「相手によって細かく戦術を変えるほど柔軟なトゥヘルなんですが、それがアダとなってる部分もあるみたいなんですよね。今シーズン前半戦で活躍した香川、ムヒタリヤン、ロイス、オーバメヤンの“ファンタスティック4”と呼ばれる4人の攻撃陣を平気で解体したり、急にスタメンだった香川やカストロをベンチ外にしたり、大一番で守備的な布陣を突然試したりと、サポーターの希望と少しズレてるんですよね。ファンからは『試合見るたび、思ってたのと違う』『結果出すから文句言えないけど、そうじゃないんだよ』『ソーセージ食べに行ったら、パンケーキ出された気分』『わかった! トゥヘルは空気が読めないんだ!』と、不満の声が聞こえてきます。先日もサポーターが一番大事にしている“ルール・ダービー”こと、対シャルケ戦で、休養のため、主力8人をベンチにしたのも、その一例ですね」(スポーツライター)  優勝は厳しいとはいえ、ブンデスリーガで2位につけ、ヨーロッパリーグでも結果を残している。しかも就任1年目で、だ。それでもいまいち愛されず、クロップ復帰をいまだに希望しているファンがいる。監督とは、なんて難しい仕事なのだろうか。 (文=沢野奈津夫)

進化するかみつき男! スアレスの「ファウルにならずに相手を蹴る」方法とは?

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『ルイス・スアレス自伝 理由』(ソル・メディア)
 5日に行われたチャンピオンズリーグ1stレグ、バルセロナはホームにアトレティコ・マドリードを迎え、2-1で勝利した。この試合、先制ゴールを決めたアトレティコのフェルナンド・トーレスが、ラフプレーで前半のうちに退場となり、批判の的となっているが、その一方で、バルセロナのルイス・スアレスも“退場になるべき存在”と、現地の放送局で解説を務めた元イングランド代表マイケル・オーエン氏が指摘し、話題となっている。  問題のシーンは、アトレティコDFのファン・フランがボールをクリアするのを、スアレスが邪魔しようと左足を出した場面だ。あろうことかスアレスは、間に合わなかった左足を軸足にして、右足でファン・フランの股間を思いきり蹴りあげてしまう。普通なら明らかな暴力行為でレッドカードを与えられるところだが、痛がるファン・フランをスアレスがすぐさま抱きかかえ、倒れ込ませないようにしたことによって、審判団はこれを見逃してしまう。一見、ハグしながら謝罪しているようにも見えるが、明らかに事を荒立てないために倒れさせなかっただけだと、オーエン氏は解説している。 「スアレスといえば、ブラジルW杯でのイタリアのキエッリーニへの噛みつき事件を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、実はそれ以外にも二度ほど噛みつき事件を起こしています。他にも、相手サポーターに中指を立てたり、相手選手にパンチしたりと、ピッチ上で数えきれないほどの事件を起こしていて、感情の歯止めが利かないタイプだと思われていました。しかし、今回の股間キックは少し様子が違うみたいですね。今回は、カッとなって相手を蹴ってしまった直後に、すぐさまその場を丸く収めようとしました。カードをもらわないための作戦とはいえ、冷静になったんです。悪童が、狂気と冷静さを両立させ、さらに悪い方向に成長を遂げた瞬間といえるでしょうね。試合を観ていたファンからは『追加制裁を与えろ』『ついにカードをもらわずに人様を蹴る術を見に付けたか』『奴はストレスの発散方法を心得ている』など、さまざまな声が聞こえてきます」(スポーツライター)  実力だけならメッシにも引けを取らないといわれているスアレス。事実、この股間キックの後に2ゴールを決め、チームを逆転に導いている。来年で30歳になるスアレスだが、ちゃんとした大人になり、子どもたちの見本になるような真のスーパースターになれる日は来るのだろうか? (文=沢野奈津夫)

絶好調レスター岡崎慎司に不名誉な記録? 日本代表ストライカーが抱えるジレンマとは

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 今、英プレミアリーグはレスターシティの話題で持ちきりだ。ここ4試合全て1-0で勝利し粘り強さを見せると、残り6試合で、ついには2位のトッテナムに勝ち点差を7に広げている。もしこのまま優勝を遂げたら、スポーツ史に残る“奇跡の番狂わせ”といっても過言ではないだろう。  そんなレスターの中で、岡崎慎司は日本人のひいき目なしに、主力の一人だ。ほとんどの試合でスタメン出場し、献身性を武器にピッチを所狭しと走り回っている。しかし、そんな岡崎のある不名誉な記録が話題となっている。 「今シーズンの岡崎は、たったの2試合しかフル出場を果たしてないんですよ。22試合先発20途中交代。これはなかなか珍しいですよね。プレミアトップの数字です。ここ最近だと、11試合連続で途中交代になっています。どんな選手だってフル出場したいはずなんで、これは不名誉な記録と言えるでしょうね」(スポーツライター)  しかし、これには理由がある。岡崎が交代するのは、決まって後半15分から30分の間。そして交代相手はウジョア、シュラップ、キングの3人の誰かがほとんどだ。これは、運動量に定評のある岡崎に前半走り回らせ、相手DF陣にダメージを与えたところで、他の選手を投入する。監督のプランで初めから決まっているのだ。以前、岡崎本人も「前半で全てを出し尽くすつもりで飛ばしている」とコメントを残している。 「自分の役割をわかっていて前半から飛ばしているのでしょうが、岡崎だってフル出場はしたいはず。でも、役割だからと前半から攻守に走り回り、途中交代される。ここにジレンマがありますよね。本人もたびたび“献身性”という言葉で満足してはいけないというようなことを口にしているので、本当は悔しいんじゃないですかね。ペース配分さえすれば、もう少しゴールを上げる自信もあると思いますよ」(同)  チームのために持ち味の献身性を出し切れば、フル出場は遠のく。かといって走るのをやめれば、出場さえ危うくなる。負けず嫌いで向上心の強い岡崎は、おそらく“最後まで走れてゴールを奪える選手”になることを目指しているはずだ。 (文=沢野奈津夫)

レスター・岡崎慎司を襲った謎のドーピングスパイ! その真相と現地の反応は?

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『岡崎慎司―炎のゴールハンター (蒼きSAMURAI)』(汐文社)
 プレミアリーグのレスターシティ、トッテナムホットスパー、アーセナル、チェルシーなどの複数クラブの選手にドーピング疑惑が浮上していると、イギリスの「サンデータイムズ」が報じた。  記事によると、サンデータイムズはおとり取材を行い、ロンドン市内で開業医を務めるマーク・ボナー氏をターゲットにした。このボナー氏に対し、サンデータイムズ記者は自らをアスリートと偽り近寄ったところ、ドーピング規程に反する禁止薬物を勧められたという。  その会話の中で、ボクサー、テニス選手、サッカー選手など、150名余りの有名アスリートにも同じ薬を処方しているとボナー氏は発言し、その会話記録も残っているとサンデータイムズは報じている。ウワサでは、その有名スポーツ選手の中に、レスターシティ所属日本代表FW・岡崎慎司の名前も上がっているというから驚きだ。  しかし、レスター、アーセナル、チェルシーの3クラブは、すぐさまこれを完全否定。その後、このボナー氏が医師免許を持っていないことが発覚し、先週、医院を閉鎖した。さらに同氏は、選手と一切関わりがないことを明言している。これは一体どういうことなのだろうか? 「おそらくは、サンデータイムズ記者が、詐欺師であるボナー氏に嘘をつかれただけでしょうね。ただ単に禁止薬物を売りつけたかっただけです。スパイに行った先がただの詐欺師で、その詐欺師の言葉をサンデータイムズが鵜呑みにしてしまっただけ、ということですね。現地でも話題になってはいますが、実際に信憑性が高いと捉えている人は少ないですよ。レスターのファンも『ドーピングが疑われるほど強いなんて光栄だ』『岡崎みたいにかわいい奴が、やってるわけがない』『レスター、トッテナム、アーセナル、ちょうど上から3チームってのが嘘臭すぎる』と、意に介してない人が多いみたいですね」(スポーツライター)  せっかく奇跡の優勝に向けて盛り上がっているレスターにつまらない疑惑が上がってしまうことは実に残念。しかし、詐欺師が薬を売るために岡崎の名前を使ったということは、一流選手として認められている証しともいえるだろう。 (文=沢野奈津夫)