性に対して積極的・開放的であることを指す「セックスポジティブ」な都市のランキングが発表され、パリが1位の座を獲得した。 同ランキングは、ドイツの女性向けアダルトコンテンツ「Lazeeva」が「性満足度」「ポルノ出費」「LGBT許容度」「男女平等」などからなる10項目を採点基準に作成したものだ。 Lazeeva によると、まず世界の主要200都市を事前調査。「18歳から70歳までの総勢45万人を巻き込む」大掛かりな調査や、それぞれの国の健康問題を管轄する当局のデータや国連、世界銀行などによるデータから対象都市を抽出。必要なすべてのデータがそろった100都市を最終的な対象としたという。 そんな大調査により、見事世界一に選ばれたパリは、「性的行為の頻度」や「フリーセックス度」でそれぞれ2位、「アダルト娯楽の充実度」や「LGBTの許容度」で4位となるなど、ほぼすべての項目において上位をマーク。バランス力の高さでトップの座を獲得した。 総合ランキングでは、リオデジャネイロ、ロンドン、ロサンゼルスがパリに続いた。ちなみにアジアの都市では、総合16位となったバンコクがトップだ。 一方、東京は94位という惨憺たる結果に終わっている。ハイデラバード(89位)、コルカタ(90位)、チェンナイ(91位)といった、性に保守的なイメージのあるインドの3都市にも及ばない。 それもそのはず。項目別では「男女平等」でワースト1位。「性満足度」でも97位、「避妊具の使用頻度」「フリーセックス度」で、それぞれ94位と90位にとどまっている。また、多くの歓楽街を擁するにもかかわらず、「アダルト娯楽の充実度」でも91位となっているのは、五輪を前に警察が展開する「夜の街の浄化作戦」の影響なのかもしれない。 そのほかの項目でも、「ポルノ出費」で世界17位という、そこそこの健闘を見せている以外は、いいところなしである。 日本男児としては、「本当の意味で“セクシー”な男になるためには、ポルノばかり見ていてはダメ。男女平等や避妊についても、しっかり考えなさい」と言われているような気がする……。「Lazeeva」のランキングの結果
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佐倉絆が“アダルトVR”の撮影現場に潜入! 思わず「わたしもセックスしたい!」
最近やたらと盛り上がりを見せているバーチャルリアリティ(VR)の世界。VRのヘッドセットをかぶるだけで、360度どちらの方向を向いても迫力ある3D空間が楽しめ、見知らぬ場所や異空間の中で、誰にも邪魔されない自分だけの世界に浸ることができる。 このVR人気の波が、AV市場をも席巻しようとしているというから驚きだ。最初はぽつぽつとしか見かけなかったVR作品を、今では各メーカーが競うようにリリース。人気ジャンルのひとつとしてファンの間ですっかり定着しつつある。 今回はKMP(ケイ・エム・プロデュース)の専属女優で、自身も「アダルトVR」に出演経験を持つ“きずぽん”こと佐倉絆ちゃんが登場。実際に「アダルトVR」の撮影現場に潜入して、VRの魅力に迫ってもらった。
VRの撮影に限らず、AVの撮影は、そもそもどんな場所で行われているのか、世の男性なら誰しもが気になるところ。だが、案内されてやってきたのは、意外や意外、都内にあるマンションの一室。ドアを開けると、ある部屋では撮影の順番を待つセクシー女優さんたちがヘアメイクの真っ最中。ある部屋ではスタッフが撮影の段取りを話しあったり、機材のセッティングを行っていたり……。ひょっとしたら、あなたの住むマンションの階上階下でも密やかにAV撮影が行われているかもしれない。
これがVRのヘッドセット スマホを装着して映像を楽しむ
今回撮影見学を許可してくれたのは、KMPの広報担当さん。KMPは、この「アダルトVR」の市場で業界シェアトップクラスを誇る人気メーカー。広報担当さんに話を聞いてみると「サイトに毎月20本くらいは新作が上がっているんです。VRに関しては、とりあえずKMPのホームページを一度チェックしてみてください。他社に比べて作品の完成度にも自信があるんです。お客さんの信頼もかなり高いです」とのこと。撮影されている映像をチェックするためのモニター画面
撮影前に女優さんとコミュニケーションをとるAV男優さん
「アダルトVR」の作品では、基本的に見る人は男優さんの目線。AVの主観作品と同じように女優さんが男優さんと対峙しつつ、固定されたカメラを相手に演技をする。カメラはもちろん、従来の映像機器とは違った特殊なもの。ただし詳しい機材の内容については現段階では企業秘密だとか。この日のヒロイン、篠田ゆうさん!エロい!
きずぽんは機材に興味津々
撮影中、監督はモニターも現場の様子もほとんど見ない。自身もVRのヘッドセットを装着して、ファンと同じ目線で作品に入り込みながら撮影を進行させる。この日の撮影作品は寝取りもののドラマ作品。女優さんは進行表を1枚渡され、監督からシーンのイメージや動き、欲しい演技を説明された後は、ほぼアドリブでセリフもエッチもこなしていく。ただかわいくてエッチなだけじゃダメ。イメージ力や表現力を問われる撮影になる。機材はこんな形で現場にセットされる
カメラに向かってのベロチューはカメラとの距離のとり方が重要!
撮影が終わると、きずぽんは突然、監督に走り寄って「わたしも出演したい」とおねだり。女優さんもプロなら男優さんもプロ。スタッフも手慣れたもので、びっくりするくらいスムーズに撮影が終了。次の撮影が始まるまでのわずかな時間ではあったが、きずぽんが、この日の女優さんである篠田ゆうさん、男優さん、監督さんにインタビュー。VRの撮影について質問をぶつけた。 きずぽん 篠田さん、VR作品は何本目の出演なんですか? 篠田 20本くらい出ています。今どこのメーカーもたくさん撮りはじめて、VRの撮影の機会が結構増えましたね。 きずぽん わたしもVRは何本か出ているんですけど、実はちょっと苦手で……。撮影方法が特殊で、男優さんとあまり密着できないし、チューもカメラが相手。ちょっと欲求不満になっちゃう感じで。 篠田 わたしも実は苦手(笑)。一人しゃべりだし、寂しいし、テンパっちゃうし、緊張して毎回すごく脇汗かいちゃうし……(笑)。 きずぽん でも、すごく慣れている感じで、さすがだなって、わたしは感心して見ていましたよ 篠田 全然ですよ! よくファンの方のレビューとかでも、「カメラと目線が合っていない」とか怒られたりして、気をつけないとって、反省ばかり。きずぽんこそ、こないだ共演させてもらったけど、完璧っていう感じでしたよ! さすが単体女優さんだなって。相手に対するケアとかもすごいし、さすがだなって。きずぽん、隣りで思わず「わたしもエッチしたい!」
撮影が終わってホッとした表情の篠田さんときずぽん
きずぽん 男優さんって長い撮影時間の間もずっと勃たちっぱなし。改めてすごいなって。 男優 頑張れば1時間でも2時間でももちますよ。VRの場合は僕らは完全に受け身だし、ずっと女優さんにサービスしてもらっている感じ。もう風俗感覚ですよ(笑)。 きずぽん 男優さんの立場でVRの撮影の難しさって感じますか? 男優 最初にVR作品に出たときは、正直どうすればいいのかって悩みましたけど、今年に入ってからも20作品くらいこなしているうちに平気になりました。ついつい動いちゃうんですけど、最近はユーザーさんの気持ちになって、うまいことマネキン化するよう努めています。 きずぽん 監督の立場としてはどうなんですか? やっぱり難しさは感じますか? 監督 普通のAVとは違いますからね~。ある程度固定された空間の中でカメラも固定して、一定の画角で撮らないといけない。どれだけの没入感を出せるかだけを考えて作っています。 きずぽん 監督、撮影中はずっとヘッドセットをつけて、時々首を振ったりしていましたね。 監督 VRを見ながらのほうが、その世界に飛び込んでいる感じがあって、撮影の善し悪しを判断しやすいんです。VRをじっと見ているだけじゃユーザー目線にならないので、いろんな角度を向いて細かなところまでチェックしています。ヘッドセットで見ていると、やっぱりすごい迫力ですよ。監督といえどパンツを脱いで撮影したくなるくらい(笑)。 きずぽん 今後、アダルトVRは、どんなふうに進化していくと思いますか? 監督 どんなシチュエーションで撮れるかが大切じゃないかなと思っています。本当は機械をもっと動かしながら撮れたらいいのになとも思っていて、技術革新しだいで可能性が変わっていくなと。シチュエーションも最初は女優さんと1対1のものが多かったんですけど、そのパターンはもうVRの世界でも飽和状態。乱交とか、第三者目線を入れたり、工夫していかないといけないなとアイデアを練っているところです。男優さんはものすごく優しげな方でした
きずぽん そういえば監督、わたしとはまだ仕事したことがないですね。わたしのことどう思っているんですか? 監督 体もおっぱいも適度に素晴らしい。セックスしているときのギャップも好きですよ。明らかにやる気のスイッチがどこかにあって、スイッチが入る瞬間とかいいなって。 きずぽん スイッチ確かにあります。プライベートでやらなさすぎて、そうなっちゃうんです。撮影なのに、すぐスイッチが入ってしまって……。 監督 プライベートではエッチしていないの? きずぽん プライベートでエッチすることが、最近ほぼほぼなくなっています(笑)。なんでだろう。このままいったらわたし、死ぬんじゃないかなって思うこともあります。エッチはわたしにとってご褒美みたいなもの。撮影しているの横で見ていたら、そのご褒美が欲しくなってしまいました。監督、この後すぐわたしも撮ってください! (撮影・文=名鹿祥史) ●KMP VR専用ページはこちらから! http://www.km-produce.com/kmp_vr/監督さんは若くてとってもナイスガイ
『BOYS BE…』の玉越博幸氏が描く、AV業界の赤裸々な内情とは?
余命1年を宣告された女の子が、AV女優という道を選択して業界のトップを目指し、自分の生きてきた証しを世に残す――。そんなストーリーの漫画『余命一年のAV女優』が、6月9日より小学館のモバMAN(http://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=12380)でスタートした。 ヒロインはAVメーカーの「ピーチ・デマンド」から単体デビューする「天月もゆ」という名前の女優。そんなヒロインが憧れるのは、超売れっ子女優の「成宮心菜」。そして、ヒロインの父親である業界の大御所監督は「ハメ撮り」が得意で、「ナイスですよ」ならぬ「ブラボーですよ」というのが口癖。どこかで見聞きしたことがあるような名前のメーカーや人物、設定ばかりのように思えるのは気のせいだろうか? 「この漫画の作画を担当しているのが、90年代に人気を博した『BOYS BE…』(講談社)の作者・玉越博幸先生です。出てくる女優さんたちが、とにかくかわいくて、そこが作品の魅力になっています。残りの限られた人生でいちずにAV界のトップを目指す、天月もゆを、ぜひ応援してほしいです」(編集スタッフの太田ぐいやさん) 『BOYS BE…』の淡いエッチ描写で青少年をドキドキさせた玉越氏が、20年の時を経て、本作ではAVという題材で、より濃厚なエロ描写に挑戦しているという。 それにしても、AV出演強要問題が世を騒がせている昨今、なぜ、こんなAV賛美にも思える漫画が作られたのだろうか? 2016年3月、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(HRN)が、出演強要の報告書を発表して以降、AV業界は激震している。大手AV事務所の摘発をはじめ、無修正AVを制作する業者の摘発、キャンプ場で撮影した作品の摘発などが相次いだ。そして今年5月18日には、政府が全国の都道府県警にAV事案に関する専門官を配置するなど、国も本腰を入れ、AV問題に取り組み始めている最中だ。 AV業界には逆風が吹き荒れ、業界に対してポジティブなイメージは抱きにくくなっている。しかし、本作は、「今のAV事情を反映したもの」だという。 「出演強要問題って、スカウトの入り口の段階でだまされるっていうケースもあるんですけど、その一方で、AV女優をやろうって決意したものの、やってくうちに『なんで、こんなことまでやらされるの!?』といった事態に遭遇して心が折れるといった事例も、同時に問題視されています。本作が描いているのはそこです。本作の中では、こうしたAVならではの過酷な撮影が、試練となってヒロインの前に立ちはだかります。AV女優をやっていると、台本なしで、お笑い芸人のようにむちゃぶりされることだってありますし、HRNが報告書に記載したように、12リットル以上の水を飲まされたケースもあります。それは、演技ではない、ドキュメンタリー性を重視するAVというメディアの特性です。本作では、そんな撮影をめぐり、出演者と制作者サイドのバトルが描かれているんです」(原作者の井川楊枝氏) 出演強要問題で騒動となっている今だからこそ生まれた作品だという。作画の玉越氏も「AV業界のウンチクがいっぱいあって、見ると誰かに言いたくなります」と、リアルなAV業界に即した作品の魅力を語る。 ベテラン漫画家が挑戦する「2017年のAV業界内幕」漫画に注目だ。 (文=渡辺則明) ●「モバMAN」http://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=12380表紙は遺影になっている
身長109cmの日本人AV監督兼男優「にしくん」、世界各地で話題沸騰中!
身長109cmのAV監督兼男優の「にしくん」が世界各地のニュースサイトで取り上げられ、話題になっている。 5月18日にアメリカのニュースサイト「VICE」でインタビュー記事が掲載されたのをきっかけに、イギリスやスペイン、ドイツ、イタリア、タイ、台湾など、各地のニュースサイトが続々と取り上げている。 ただでさえ、欧米人からは幼く見られる日本人。そこに、本当に小学生にしか見えない男がAVで女性と絡んでいるシーンは、かなりの衝撃だったのだろう。にしくんFacebookより
にしくんの本名は西晃平(24)。3歳のときに小児がんを発症し、6歳のときには難病「ムコ多糖症モルキオ病」と診断され、骨髄移植によって病気の進行は抑えられたものの、骨が成長しないため、小学生ほどの身長で止まってしまっている。 プログラマーなどの仕事を経て、昨年12月にAV監督兼俳優としてデビューしたにしくん。1本目の『はじめまして、109cmのAV監督 にしくんです feat.浜崎真緒』を皮切りに、現在までに7本のAVでメガホンを取っているが、小学生のような背丈と容姿という自らの特徴を生かし、怪しげなクスリを飲んだら体が小さくなってしまい、子どものフリをして大人の女性たちと絡んでいくというストーリー展開の作品を中心に作っている。ニューヨーク・ポスト紙のサイト。アメリカでは低身長の男女が出演するポルノも作られているというが、それでもにしくんの登場は衝撃的だったようだ
イタリアのニュースサイトでも大きく取り上げられている
「VICE」のインタビューによると、病気の影響で自分の足では5分程度しか立っていられないというが、AVの撮影はほとんどがベッドの上なので大きな影響はないという。また、「『本物の子どもにしか見えないから、AVは(児童性的虐待を助長する可能性があり)危ない』と言われたことがあるが、戦争映画やシューティングゲームが平和に貢献しているように、自分の作品は子どもを性的虐待から守ると思っている」とも答えている。 将来は日本だけでなくアメリカのポルノ映画に、さらにはAV以外の普通のドラマや映画にも出演したいというにしくん。これだけ注目を集めているだけに、世界デビューも夢ではないのかもしれない。もともと日本のAVの人気が高い台湾でも
【朗報】白石茉莉奈・戸田真琴が「アナタ」の自宅にやってくる!? 夢のキャンペーン開催!!
2013年にSODstarからデビューして以来、歌や演技にバラエティと、AVの枠に捉われない大活躍を見せているママドルのまりりんこと白石茉莉奈ちゃんが今年でデビュー4周年!!
そして、2016年に処女のまま青春時代でデビューし、現在はSODstarとして活躍するまこりんこと戸田真琴ちゃんが1周年を迎えました!! いつもDVDを見ているだけ……ファンだけど出不精でイベントとかにあまり行かない……けど、直接会ってみたい……。 そんなアナタに朗報です!! おふたりの周年を記念し、今回、SODのショッピングサイトでまりりん・まこりんそれぞれの商品をご購入の方から、抽選でまりりん・まこりんが発売日にDVDをアナタの自宅まで直接届けてくれるキャンペーンを開催いたします!!
キャンペーン詳細は下記のページでご確認ください。 http://ec.sod.co.jp/special/4th_1th/index.html?utm_source=20170518&utm_medium=lp&utm_campaign=saizo こんなチャンスは二度とない!? この機会に、まりりん・まこりんに会っちゃいましょう!! 白石茉莉奈Twitter @shiraishimarina 戸田真琴Twitter @toda_makoto
昨年の『アダルトVRフェスタ』主催者は追放! 事業者有志による新たなアダルトVRイベント『Amusement VR SHOW』が開催へ
日進月歩で技術革新の進むアダルトVR。その技術が一堂に会する新たなイベント「Amusement VR SHOW(AVRS)」が5月3日、東京で開催される。 昨年から、一気に製品やコンテンツのリリースが進んできたアダルトVR。とはいえ、まだ普及には至っていない。 その理由の大きなひとつが「VR元年」といわれながらも、まともな形でイベントが開催されなかったことだ。 昨年、記憶に残るのは、騒動となったイベント「アダルトVRフェスタ」だ。このイベントが6月に秋葉原で開催された際には、会場前に集まった行列で大混乱となり、一般入場開始後、間もなく中止に。仕切り直しになった8月の開催では、直前に会場が変更になるなどトラブルが相次いでいた。 だが、トラブルは表面化しているものだけではなかった。6月の開催時に、主催者の仕切りの悪さに出展者からの怒りの声が続出。8月時点で出展を見合わせる企業も出ていた。 昨年の「アダルトVRフェスタ」を主催していたのは吉田健人氏が代表を務める「日本アダルトVR推進機構」という団体。吉田氏は東京・神田と南青山それぞれに住所を置く2つの法人の代表取締役を務める人物。業界の事業者が多数参加しているイメージのある「日本アダルトVR推進機構」だが、実態は吉田氏の個人商店、同人サークルのような形で運営されていたものだった。 当時の事情を知る関係者は語る。 「当初、吉田氏としては同人イベント的な規模感でイベントの開催を考えていたようです。そこに、企業にも参加してもらおうと思って声をかけたところ、イベントの規模が想定以上に大きくなってしまったようです」 それでも、イベントそのものがうまくいけば問題はなかった。しかし、肝心のイベントは来場者が集まりすぎて、開催と同時に中止。 それどころか「主催者の吉田氏が出展者が後片付けをしている最中に帰った」「イベントの収支報告がない」といった情報もあった。 昨年、8月のイベントを取材した筆者は、そうしたトラブルについても触れた記事を執筆。取材申請の際に「原稿チェックが必要」と明記されていたため、編集部と協議して原稿を送信した。 すると、すぐに吉田氏からは「事実無根である」との連絡が入ってきた。では、どこが間違っているというのか、会って話を聞くことになり、吉田氏から日時を指定された。場所は追って連絡をするということだったのだが、前日になっても連絡はなし。それでも、いつか連絡が来るだろうと思って待っていたら、約束の時間の2時間前にメールを送ってきたのである。 ようやく電話がかかってきたのは、指定時間の15分前。筆者は「あまりにも不誠実」である旨を述べて電話を切り、記事はボツにしてもらった。 それからいったい何があったのか……? 事情に詳しい業界関係者は語る。 「ほかにもいろいろと“やらかし”があったので、とにかく吉田氏を外して事業者で新しいイベントを組もうということになったんです。最後に吉田氏を見たのは、今年1月に大阪で『アダルトVRエキスポin 大阪』の打ち合わせをした時です。出席者の総意として“オブザーバーとしてなら関わっていいよ”と告げたら、怒って出ていってしまいました……」 事業者が吉田氏追放へと動いたのは、VR業界全体に実害が及ぶことを恐れてのもの。その後、関西のVR事業者が『アダルトVRエキスポ』の名称だけを買い取り、吉田氏は業界から追放されたという……。 「その後、姿を見た人は誰もいません。ウワサではAV男優になったとか……」(同) こうして「VR元年」は、ごたごたの中で終了。これでは、せっかく始まったアダルトVRの灯火が消えてしまう。それを危惧した事業者たちが新たに立ち上げたのが「Amusement VR Show」というわけである。 「これまで、VR技術やコンテンツを開発する事業者を中心にした『アダルトVRの会』という非営利の組織がありました。これは、研究開発を主とした会合だったんです。でも、昨年の一般向けイベントの様子を見て、有志を募って『Amusement VR SHOW』を立ち上げることになったんです」(同イベントの事務局担当者) 立ち上げの経緯からもわかるように「Amusement VR SHOW」の目的は、まず多くのユーザーに、現在の技術やコンテンツを試してもらうこと。そこから、さらにユーザーが求めるものをくみ取り、普及に向けてさらに前進しようというわけだ。 現在、多くの人がVRを何度か試してみて「こんなもんか」と思っているのではなかろうか。でも、その技術は日々進化しており、開発者はユーザーからさまざまな意見を求めている。 今回、会場となる都内某所の施設はAV撮影にもよく使われる場所だそうで、実際に体験できるスペースも大幅に拡大されるとのこと。 アダルトVRの本気はこれからだ! (文=昼間たかし) Amusement VR SHOW 日時:2017年5月3日(水・祝日) 時間:13:00~18:00 ※入替制 場所:都内渋谷区某所 ※参加者のみにメールでお知らせ チケットなど詳細は、公式サイトにて http://avrs.jp/『Amusement VR Show』公式サイトより
『kaku-butsu GIRL’S COLLECTION 2017 ~50人の風俗嬢が魅せる伝説のチョメチョメ~』開催!
今年もあの熱狂と興奮が帰ってくる! 昨年、首都圏で活躍する風俗嬢50人を集め、超豪華に開催された『kaku-butsuマル秘体験ショー』が、今年は『kaku-butsu GIRL’S COLLECTION 2017 ~50人の風俗嬢が魅せる伝説のチョメチョメ~』になり、5月19日(金)20時から都内某所(渋谷・恵比寿エリア)で開催される。 各店舗のナンバーワン級の美女が勢揃いする、年に一度の祭典。出演する50人は街で見かけても「かわいい!」と思えるクオリティーの高さ。風俗に行くというのは1回数万円の大ギャンブルで、お店を間違えると街でも見かけないレベルのブスがやってくることも少なくない。 しかし、今回は優良店の美女が来ることが約束されており、各店舗が自信を持ってお届けできるレベルの美女ばかり50人が大集結。ルックス、スタイル、性格や雰囲気に至るまで、すべてプレイする前に自分の目で確かめ、予約できるのだ。こんな夢のようなイベントは世界に一つしかない。50人の美女がランウェイを歩く様子は圧巻。憧れの女の子とベッドの上で2人きりになれることを考えたら、想像だけで勃起してしまいそうだ。
大盛況だったランウェイ
【今年、参加する女性はこちら!】※どちらの女性もイベント後、全く予約が取れないくらいお客様が殺到しました。
今年参加する女の子たちのレベルは非常に高い。昨年も「女の子たちのレベルが高くてビックリした」という感想をいただいているが、3回に及ぶ会員総会が開催され、kaku-butsuプレミアム会員・ライト会員と協議を重ね、オファーをかけたい女の子を厳選し、そのリストに基づいて声をかけている。まさに、会いたい女の子に会えるイベントになっているのだ。さらに、豪華なのは集まる50人の風俗嬢だけではない。
今回のメインMCは、ソフトオンデマンド専属女優、SOD Starの市川まさみさん。恵比寿マスカッツなどでも活躍中の彼女がMCとして登場し、このイベントを盛り上げる。本来はkaku-butsuプレミアム会員・ライト会員限定のイベントのため、一般の方の参加はできないが、「日刊サイゾー」をご覧の皆様を入場料5,800円でご案内させていただく。なお、クレジットカードやコンビニ決済ではない方法で入場したい方は、4月29日~5月2日にソフトオンデマンド1階でチケット販売会もある。現在、チケット絶賛販売中なので、ぜひアクセスしていただきたい。 【イベント申し込みはこちら】メインMCとして、多方面で活躍中のSOD Starの市川まさみさんが登場、会場を盛り上げる。
男女100人余りが組んずほぐれつ! ハリウッドセレブ御用達「高級セックスパーティー」とは?
4月1日、アメリカのニューヨークにある5つ星ホテルのプレジデンシャルスイートルームで、お金持ちのセレブ男女100人余りが集まるセックスパーティーが催された。このパーティーの独占取材を許された現地紙ニューヨーク・ポストの報道によると、会場ではモデルらによるセックスショーや、参加者らが入り乱れての乱交などが繰り広げられ、大いに盛り上がったという。 このパーティーを主催したのは、ロサンゼルスが本拠地の高級セックスクラブ「Snctm」で、2013年にビバリーヒルズで創設されて以来、毎月のように同様のセックスパーティーを開催している。そして今回、初めてニューヨークに上陸し、今後も定期的に開催していく予定だという。 お金持ちだけが加入できるセックスクラブだけあって、その会費も半端ない。1回のパーティーの参加料金は男性が1,500~1,875ドル(約16~20万円)、すべてのパーティーに参加することができる会員になるための年会費は、なんと9万750ドル(約1,000万円)である。しかも、参加する前には厳密な審査があり、パーティーでの内容を人に明かさないという誓約書へのサインも必要となる。 ちなみに女性は参加無料だが、その前に同じく、厳密な審査を受けることになっている。 男性客は20~60代で、黒のタキシード姿に仮面をまとっている。女性のほうは、主催者側が用意したモデルも含め、男性客より人数が3倍ほど多い。パーティーでは、男性はタキシードを着用(Snctmを紹介するYouTubeの映像より)
参加者の前で繰り広げられるセックスショーでは、仮面以外はほとんど裸の女性らがレスビアンショーやボンデージショーなどを繰り広げる。そして、ショーが盛り上がっていくうちに、男女の参加者同士が3Pや4Pといった乱交を始めるのだという。 実は、このSnctmにはハリウッド女優も参加しており、オスカー女優のグウィネス・パルトロウもしばしばパーティーに顔を出しているとウワサされている。 さらには、昨年9月にブラッド・ピットとの12年に及ぶ交際・夫婦生活にピリオドを打ったアンジェリーナ・ジョリーも、離婚の数カ月前に、このパーティーに参加しているところを目撃されたという。 この高級セックスクラブ、ぜひとも日本にも進出してほしいものである。とはいえ、会費が高すぎて、われわれ庶民には縁遠いが……。ニューヨーク・ポストの記事より
「魂を削る思いで書きました」唯一無二の小説家・紗倉まなが向き合った、自身の“闇”と“病み”の正体
人気AV女優・紗倉まなの2作目となる小説『凹凸』(KADOKAWA)が、3月18日に発売になった。4人のAV女優を描いた短編集『最低。』(同)で鮮烈な文壇デビューを飾ったのが、昨年2月。それから1年、初の長編となった新作の筆致には一切の迷いがなく、読者に「伝わっていること」への確信に満ちていた。 物語の主人公・栞と同じ24歳になったばかりの紗倉まなに、話を聞きに行った。あいかわらず天真爛漫な笑顔を振りまきながら、作家は「今回は自由に書いた」「書きたかったことを書いた」と繰り返した。そして「魂を削る思いで書いた」とも──。 このインタビューでは、前半に『凹凸』に込めた思い、後半には処女作『最低。』の映像化と、紗倉まなが“唯一無二の小説家”である所以について話を聞いた。
──2作目となりますが、OKが出て脱稿した瞬間の気持ちって、1作目に比べてどうですか? 紗倉 正直、今回のほうが前回より喜びが全然大きかった気がします。前回は自信がなかったし、自分の職業を題材にすることで「イコール自分のこと」と思われちゃうことに囚われていた部分もあって。今回は自分が書きたかったものだし、家族がテーマだし、自由に表現できる分だけ、出し切れた、絞り出せたっていう感覚がすごく大きかったです。出来上がったときは「産み落とせたー!」みたいな、大きな感情がありました。 ──主人公・栞は紗倉さん本人にプロフィールを寄せて描かれています。作品に登場する栞の家族も、実際の紗倉さんのご家族をモチーフにしているのでしょうか? 紗倉 家族構成も一緒ですし、離婚の時期だったり、母が13年くらい子どもができなくて私を産んでくれたこともそうですし、設定は私の家族を元に書いています。もちろん自叙伝ではなく物語なので、人物の行動は事実もあれば想像もあるんですけど、参考にはさせてもらいました。 ──では、栞の母・絹子を描写しているときは、実際のお母さんの顔が浮かんでいた? 紗倉 そうですね。だいぶ美化された母が浮かんでいました。でもやっぱり、両親と本当に向き合ってしまうことが苦しいなって思う瞬間があったりして、途中からは自分のキャラクターとして、父親も母親も動かしていました。おおまかな器だけお借りしました、みたいな感じです。 ──読み進めていくうちに、鮮烈なイメージを伴ったシーンが現れます。栞の祖父、絹子の父である辰夫という人物が自殺を遂げますが、その方法がもう、ちょっと想像の範疇を超えているというか……。 紗倉 祖父の話は、小さいときになんとなく聞いていたんですが、断片的な記憶しかなくて、それを両親にも深く聞けなかったんです。どんな風に死んでいったのかとか……。でも、昔ながらの生粋の下町っ子というか、ギャンブル好きで、自分でも馬を買っちゃって、スクラップ屋を経営していて、そういう要素を重ねたときに、たやすく死なないだろうな、と思ったんですよ。 ──なるほど、ここまでの方法じゃないと、死にそうもないという。 紗倉 だろうな、と思って。あと、自分は自殺したことはないですけど、自殺する人って慢性的に死にたいと思っているか、刹那的な瞬間で死ぬキッカケがあったとか……死との向き合い方を考えることが、すごく難しいなと思っていて、もし辰夫のような死に方があったら、拍手喝采だなと。 ──あ、拍手喝采なんですね。 紗倉 あははは、闇が深い……。 ──では、自分が作ったキャラクターが壮絶な自殺を遂げたり、目を覆いたくような狂い方をしたりするシーンって、書いていてちょっと気持ちいいんじゃないですか? 紗倉 あっ、気持ちいいですね~。なんか、生きてるぅー! って感じがします。生かしてやってるし、殺してやってるしっていう。人は人を操縦できないけど、物語はやっぱり自分が操縦できるっていうのが気持ちいいし、苦しいし、楽しいしっていう……なんかこう、ホントに病みますね(笑)。 ──けっこうニヤニヤしながら書いてたんだろうなっていうのは、伝わってきます。 紗倉 そうですね、逆に書きすぎて、担当さんとかには、「すごい暴れてますね」って言われたこともあって。なんか、けっこう、ほんとに(笑)。『凹凸』(KADOKAWA)
■家族の死と、堕胎された命の“重み”とは ──その辰夫が亡くなったあとの妻・孝子(栞の祖母)もそうですし、栞の父・正幸もそうですが、登場人物たちが家族が亡くなったことをきっかけに大きく変化するというか、狂ってしまいます。この物語の中では、人が変化する瞬間が、常に家族が死ぬことによって訪れますね。 紗倉 今、私それを聞いて、発見というか、家族が死ぬことで変わるって、確かにそうだったって。自分で書いていたんですけど、無意識だったかもしれないです。赤ちゃんもそうですよね。 ──栞の堕胎を恋人・智嗣が見つけることで、関係が進展していきます。逆にいうと、家族が死なないと人は変わっていけないという意識が、紗倉さんの中にあるんでしょうか? 「家族に死んでほしい」というほどじゃないですが、家族が死んだら自分が大きく変化するのかな、みたいな思いが。 紗倉 それはすごいあります。すっごいあります。私は母子家庭で一人っ子で、母親のことは大好きだし愛してるし、いなかったらすっごい苦しいけど、その方が気が楽だなと思うことも多くて。今後、介護していかなきゃいけないとか、老いておかしくなっていく瞬間にも立ち会わなきゃいけないじゃないですか。それはもう自分の宿命というか、背負わされてる感じは間違いなくあって。家族って大事だけど大事じゃないみたいな、切り離し方がすごく残酷だなって、ずっと思ってて。 ──一方で栞は、堕胎を繰り返して、人の親になることを拒み続けています。この堕胎されていく命というのを、例えばお母さんの命と比べて、どういう風に見ているのか教えてください。 紗倉 私は出産って経験したことがないですけど、世の中ってクルマの運転をする人が当たり前にたくさんいるじゃないですか。私、出産と似ているなと思っていて、私たちが生まれたときから世の中の人はみんな運転しているけれど、自分が運転しようとしたときに免許を取るのはすごく大変だし、でも当然自分もできるでしょ、みたいな感じで試験を受けていたんです。出産も、もちろん価値の大きさは違いますけど、みんなが産んでいるし、自分も産まれてきているんだから、自分も産めるでしょ、母親になれるでしょって思われている気がするんですね。でも、私にとってはすごく違和感があって、子どもをおろすことより産むことの方が信じられない行為なんです。なんでできるんだろう、なんで為し得てしまうんだろうって、ずっと思っていて。 ──それは、「なんでこんな難しいことができるの?」というのと、「なんでそんな無責任なことができるの?」というのも。 紗倉 うんうんうん、ありますね確かに。両方、どっちもありますよね。出産も堕胎も、どっちも「何、無責任なことしてるの?」だし、「なんでそんな難しいことができるの?」だし。「おろすのなんて絶対無理」って言う人もいれば、「おろさざるを得ないからおろすね」って言う人もいる。向き不向きっていうのは絶対あるし、そこについて「命は尊いんだ」みたいなことを言うのは、そういうことじゃないんじゃないかなと思います。自分の身体の中から肉の塊を出すことが、どれくらい怖くて大変なことなのかっていうのは、きっと他人に言われる筋合いのないことなんじゃないかなって思います。
■「ヤリマンになりたい」思いは成就したか ──前回の『最低。』の際にインタビューさせていただいたとき(記事参照)、書籍の話をしているのに、唐突に「ヤリマンになりたいんです!」と言い出したのって、覚えてます? 紗倉 あー、言ったかもしれないです。なんか、枯渇していた時期ですか? ──それは知りませんが、『凹凸』の栞も彼氏がいるのにバイト先の男の子と平気で寝たり、ある意味ではヤリマンだと思うんですが、紗倉さんがあのとき言っていたヤリマンとは違いますよね? 紗倉 栞はどちらかというと、コミュニケーションを取れない子で、息を吸う感覚でやっていることなんだと思うんです。たまたま流れるように出会った人たちと、そういう行為を繰り返すことで生きている実感を得たりだとか、さりげないものなんですよね、きっと。 ──紗倉さんが目指すヤリマンは、これではない? 紗倉 そうですね。すごい寂しいヤリマンじゃないですか、栞の気質って。孤独なヤリマンは嫌なんです。それは超寂しいじゃないですか。 ──孤独なヤリマン。 紗倉 私が目指すのは孤独なヤリマンじゃなくて、パコリンナイト……パコリンナイトは変か。なんかそういう、「フー!」みたいな、充実した陽気なヤリマンになりたいんです。……私は、充実っていう感覚がよくわからなくて、今まで、どれだけ忙しくても、どれだけ楽しくても、充実っていうのが実感しにくいことだったので、もしかしたら、ないものねだりなだけかもしれないです。充実っていうのは、自分がそうだって思い込まないと、いつまでたっても実感できないことなのかもしれないです。 ──それでも、凹と凸の物語は、ささやかなハッピーエンドを迎えます。そこに充実があるんじゃないかっていうところに落ち着いたように読めましたが。 紗倉 着地点はそうですよね。でも……ハッピーエンドなのかな、どうなのかな。 ──そもそも、なぜ物語を書くのか、という話を伺えますか? すごく面倒だし、ストレートにエッセイとして本音を出すことだってできたはずなんです。なぜ物語を作るのか、物語にしか乗せられないものがあるのか。 紗倉 やっぱり、都合がいいからだと思います。物語なら嘘もつけるし、本当のこともいえる。実は、小説のほうが自分を赤裸々にして、書きたいことが書ける。「だって、私じゃない」って言っちゃえばいいことだから。それに、小説なら「自分のことを知ってほしい」ではなく「物語を楽しんでほしい」っていう気持ちで書けるから、自己満足の仕方が違うんだなって思いましたね。
■処女作『最低。』映像化と“唯一無二の小説家”紗倉まなの存在 ──『最低。』が瀬々敬久監督で映画化されると聞きました。おめでとうございます。 紗倉 ありがとうございます。瀬々監督とはクランクインの日に少しお話をさせていただきましたが、自分の作品を大切に思ってくださっていることが感じられて、ありがたかったです。 ──『最低。』に関しては、各方面から絶賛の声が相次いだと思います。だから、あのAVを見たときに、「すげえな……」と思ったんですよ。SOD版『最低。』って、あったじゃないですか。タイガー小堺監督の。AVの。 紗倉 ふほほほほほほ。すっげえ性格悪い女優を演じるやつですよね。 ──そうそう、「最低のAV女優を演じる」という。あれは本人じゃなかったら、大変なことだと思うんですよ。一生懸命書いたのに。 紗倉 うんうんうんうん。 ──あのAVは、なんだったんでしょう……。 紗倉 あれはホントに……ちょっと聞いてくださいよ! 高橋がなりさんっていらっしゃるじゃないですか。がなりさんが、紗倉が『最低。』を出版したし、「最低」っていうのにまつわるテーマで、じゃあ「最低のAV女優」を演じろみたいな。 ──確かに、SODらしい企画だなとは思ったんですけど、あの小説をあのように扱われるっていうのは……。 紗倉 ふははははは。 ──非常に特殊な環境に置かれた小説家だなと思ったんです。完全に唯一無二だし、前代未聞だと思うんですよ。自分で著作と同タイトルのAVが作れるというのは。 紗倉 私も本当は「ちょっとー!」って思いましたけど、口が裂けてもそんなこと言えないですから。私は自分の身を置いている場所がSODだから、それは許容することだなと思っていて。なんか楽しく演じられちゃったのもあって、複雑な心境でしたね。そこに乗り気になっちゃう自分は、やっぱりSODの人だなって感じたし、別にそれでもいいなって、ちょっと思いました。でもこれ、そもそもはじめはカッパのAVを撮る企画だったんですよ。 ──カッパ? 紗倉 カッパの企画だったんです。3回くらいカッパのメークテストして、「カッパはマンコがついてないから、タピオカを生み落せ」みたいなことを言われたんです。 ──SODstarで、そんなことやっている女優さんいましたっけ? 紗倉 いないです……。 ──でも、『凹凸』も重版が決まったそうですし、知名度が上がればAV版の話が出てくる可能性もありますね。 紗倉 そしたらもう、『凹凸』なんて「身体で表現しろ」とか言われますよ。「凹でーす! 凸でーす!」みたいな。挿れた瞬間に「おうとつー!」って叫ぶみたいな。絶対そっちですよ……。でも、やったほうがいいのかなー。やっちゃおうかなー。 ──出たら買いますよ。 紗倉 じゃあ、いいものにします。せめて。 ──作家業とAV女優って、両方紗倉まなであるとは思うんですけど、交わらないラインだと思ってたんです。あまりに小説の出来がよかったから。作家がこれだけ魂を削ってるのに、うわべだけでやられちゃう感じ、おもしろいなーと思って、やっぱりすごい人ですよ。存在というか、表現者としてすごいです。 紗倉 そっすか、お恥ずかしい限りですけど、本当に。 (取材・文=編集部/撮影=尾藤能暢)
●『凹凸』 結婚13年目で待望の娘・栞が生まれた一家に、ある異変が起きていた。“あの日”を境に夫と決別した絹子は、娘を守ろうと母親としての自分を貫こうとする。しかし、24歳になった栞は“ある日”の出来事に縛られ続け、恋人の智嗣に父親の姿を重ねている自分に気付く…。家族であり、女同士でもある母と娘、二代にわたる性と愛の物語。 ●紗倉まな 1993年3月23日、千葉県生まれ。工業高等専門学校在学中の2012年にSODクリエイトの専属女優としてAVデビュー。2015年には「スカパー! アダルト放送大賞」で史上初の三冠を達成する。テレビ出演や雑誌グラビアでも活躍し、「週刊プレイボーイ」(集英社)、『messy』(サイゾー)でコラム連載。著書に今秋の実写映画化を控える処女小説『最低。』(KADOKAWA)、エッセイ集『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』(宝島社)、スタイルブック『MANA』(サイゾー)がある。 金属系女子・紗倉まなの「愛ってなんですか?」(messy) http://mess-y.com/archives/category/column/sakuramana 凹凸 まなてぃの恐るべき才能
「魂を削る思いで書きました」唯一無二の小説家・紗倉まなが向き合った、自身の“闇”と“病み”の正体
人気AV女優・紗倉まなの2作目となる小説『凹凸』(KADOKAWA)が、3月18日に発売になった。4人のAV女優を描いた短編集『最低。』(同)で鮮烈な文壇デビューを飾ったのが、昨年2月。それから1年、初の長編となった新作の筆致には一切の迷いがなく、読者に「伝わっていること」への確信に満ちていた。 物語の主人公・栞と同じ24歳になったばかりの紗倉まなに、話を聞きに行った。あいかわらず天真爛漫な笑顔を振りまきながら、作家は「今回は自由に書いた」「書きたかったことを書いた」と繰り返した。そして「魂を削る思いで書いた」とも──。 このインタビューでは、前半に『凹凸』に込めた思い、後半には処女作『最低。』の映像化と、紗倉まなが“唯一無二の小説家”である所以について話を聞いた。
──2作目となりますが、OKが出て脱稿した瞬間の気持ちって、1作目に比べてどうですか? 紗倉 正直、今回のほうが前回より喜びが全然大きかった気がします。前回は自信がなかったし、自分の職業を題材にすることで「イコール自分のこと」と思われちゃうことに囚われていた部分もあって。今回は自分が書きたかったものだし、家族がテーマだし、自由に表現できる分だけ、出し切れた、絞り出せたっていう感覚がすごく大きかったです。出来上がったときは「産み落とせたー!」みたいな、大きな感情がありました。 ──主人公・栞は紗倉さん本人にプロフィールを寄せて描かれています。作品に登場する栞の家族も、実際の紗倉さんのご家族をモチーフにしているのでしょうか? 紗倉 家族構成も一緒ですし、離婚の時期だったり、母が13年くらい子どもができなくて私を産んでくれたこともそうですし、設定は私の家族を元に書いています。もちろん自叙伝ではなく物語なので、人物の行動は事実もあれば想像もあるんですけど、参考にはさせてもらいました。 ──では、栞の母・絹子を描写しているときは、実際のお母さんの顔が浮かんでいた? 紗倉 そうですね。だいぶ美化された母が浮かんでいました。でもやっぱり、両親と本当に向き合ってしまうことが苦しいなって思う瞬間があったりして、途中からは自分のキャラクターとして、父親も母親も動かしていました。おおまかな器だけお借りしました、みたいな感じです。 ──読み進めていくうちに、鮮烈なイメージを伴ったシーンが現れます。栞の祖父、絹子の父である辰夫という人物が自殺を遂げますが、その方法がもう、ちょっと想像の範疇を超えているというか……。 紗倉 祖父の話は、小さいときになんとなく聞いていたんですが、断片的な記憶しかなくて、それを両親にも深く聞けなかったんです。どんな風に死んでいったのかとか……。でも、昔ながらの生粋の下町っ子というか、ギャンブル好きで、自分でも馬を買っちゃって、スクラップ屋を経営していて、そういう要素を重ねたときに、たやすく死なないだろうな、と思ったんですよ。 ──なるほど、ここまでの方法じゃないと、死にそうもないという。 紗倉 だろうな、と思って。あと、自分は自殺したことはないですけど、自殺する人って慢性的に死にたいと思っているか、刹那的な瞬間で死ぬキッカケがあったとか……死との向き合い方を考えることが、すごく難しいなと思っていて、もし辰夫のような死に方があったら、拍手喝采だなと。 ──あ、拍手喝采なんですね。 紗倉 あははは、闇が深い……。 ──では、自分が作ったキャラクターが壮絶な自殺を遂げたり、目を覆いたくような狂い方をしたりするシーンって、書いていてちょっと気持ちいいんじゃないですか? 紗倉 あっ、気持ちいいですね~。なんか、生きてるぅー! って感じがします。生かしてやってるし、殺してやってるしっていう。人は人を操縦できないけど、物語はやっぱり自分が操縦できるっていうのが気持ちいいし、苦しいし、楽しいしっていう……なんかこう、ホントに病みますね(笑)。 ──けっこうニヤニヤしながら書いてたんだろうなっていうのは、伝わってきます。 紗倉 そうですね、逆に書きすぎて、担当さんとかには、「すごい暴れてますね」って言われたこともあって。なんか、けっこう、ほんとに(笑)。『凹凸』(KADOKAWA)
■家族の死と、堕胎された命の“重み”とは ──その辰夫が亡くなったあとの妻・孝子(栞の祖母)もそうですし、栞の父・正幸もそうですが、登場人物たちが家族が亡くなったことをきっかけに大きく変化するというか、狂ってしまいます。この物語の中では、人が変化する瞬間が、常に家族が死ぬことによって訪れますね。 紗倉 今、私それを聞いて、発見というか、家族が死ぬことで変わるって、確かにそうだったって。自分で書いていたんですけど、無意識だったかもしれないです。赤ちゃんもそうですよね。 ──栞の堕胎を恋人・智嗣が見つけることで、関係が進展していきます。逆にいうと、家族が死なないと人は変わっていけないという意識が、紗倉さんの中にあるんでしょうか? 「家族に死んでほしい」というほどじゃないですが、家族が死んだら自分が大きく変化するのかな、みたいな思いが。 紗倉 それはすごいあります。すっごいあります。私は母子家庭で一人っ子で、母親のことは大好きだし愛してるし、いなかったらすっごい苦しいけど、その方が気が楽だなと思うことも多くて。今後、介護していかなきゃいけないとか、老いておかしくなっていく瞬間にも立ち会わなきゃいけないじゃないですか。それはもう自分の宿命というか、背負わされてる感じは間違いなくあって。家族って大事だけど大事じゃないみたいな、切り離し方がすごく残酷だなって、ずっと思ってて。 ──一方で栞は、堕胎を繰り返して、人の親になることを拒み続けています。この堕胎されていく命というのを、例えばお母さんの命と比べて、どういう風に見ているのか教えてください。 紗倉 私は出産って経験したことがないですけど、世の中ってクルマの運転をする人が当たり前にたくさんいるじゃないですか。私、出産と似ているなと思っていて、私たちが生まれたときから世の中の人はみんな運転しているけれど、自分が運転しようとしたときに免許を取るのはすごく大変だし、でも当然自分もできるでしょ、みたいな感じで試験を受けていたんです。出産も、もちろん価値の大きさは違いますけど、みんなが産んでいるし、自分も産まれてきているんだから、自分も産めるでしょ、母親になれるでしょって思われている気がするんですね。でも、私にとってはすごく違和感があって、子どもをおろすことより産むことの方が信じられない行為なんです。なんでできるんだろう、なんで為し得てしまうんだろうって、ずっと思っていて。 ──それは、「なんでこんな難しいことができるの?」というのと、「なんでそんな無責任なことができるの?」というのも。 紗倉 うんうんうん、ありますね確かに。両方、どっちもありますよね。出産も堕胎も、どっちも「何、無責任なことしてるの?」だし、「なんでそんな難しいことができるの?」だし。「おろすのなんて絶対無理」って言う人もいれば、「おろさざるを得ないからおろすね」って言う人もいる。向き不向きっていうのは絶対あるし、そこについて「命は尊いんだ」みたいなことを言うのは、そういうことじゃないんじゃないかなと思います。自分の身体の中から肉の塊を出すことが、どれくらい怖くて大変なことなのかっていうのは、きっと他人に言われる筋合いのないことなんじゃないかなって思います。
■「ヤリマンになりたい」思いは成就したか ──前回の『最低。』の際にインタビューさせていただいたとき(記事参照)、書籍の話をしているのに、唐突に「ヤリマンになりたいんです!」と言い出したのって、覚えてます? 紗倉 あー、言ったかもしれないです。なんか、枯渇していた時期ですか? ──それは知りませんが、『凹凸』の栞も彼氏がいるのにバイト先の男の子と平気で寝たり、ある意味ではヤリマンだと思うんですが、紗倉さんがあのとき言っていたヤリマンとは違いますよね? 紗倉 栞はどちらかというと、コミュニケーションを取れない子で、息を吸う感覚でやっていることなんだと思うんです。たまたま流れるように出会った人たちと、そういう行為を繰り返すことで生きている実感を得たりだとか、さりげないものなんですよね、きっと。 ──紗倉さんが目指すヤリマンは、これではない? 紗倉 そうですね。すごい寂しいヤリマンじゃないですか、栞の気質って。孤独なヤリマンは嫌なんです。それは超寂しいじゃないですか。 ──孤独なヤリマン。 紗倉 私が目指すのは孤独なヤリマンじゃなくて、パコリンナイト……パコリンナイトは変か。なんかそういう、「フー!」みたいな、充実した陽気なヤリマンになりたいんです。……私は、充実っていう感覚がよくわからなくて、今まで、どれだけ忙しくても、どれだけ楽しくても、充実っていうのが実感しにくいことだったので、もしかしたら、ないものねだりなだけかもしれないです。充実っていうのは、自分がそうだって思い込まないと、いつまでたっても実感できないことなのかもしれないです。 ──それでも、凹と凸の物語は、ささやかなハッピーエンドを迎えます。そこに充実があるんじゃないかっていうところに落ち着いたように読めましたが。 紗倉 着地点はそうですよね。でも……ハッピーエンドなのかな、どうなのかな。 ──そもそも、なぜ物語を書くのか、という話を伺えますか? すごく面倒だし、ストレートにエッセイとして本音を出すことだってできたはずなんです。なぜ物語を作るのか、物語にしか乗せられないものがあるのか。 紗倉 やっぱり、都合がいいからだと思います。物語なら嘘もつけるし、本当のこともいえる。実は、小説のほうが自分を赤裸々にして、書きたいことが書ける。「だって、私じゃない」って言っちゃえばいいことだから。それに、小説なら「自分のことを知ってほしい」ではなく「物語を楽しんでほしい」っていう気持ちで書けるから、自己満足の仕方が違うんだなって思いましたね。
■処女作『最低。』映像化と“唯一無二の小説家”紗倉まなの存在 ──『最低。』が瀬々敬久監督で映画化されると聞きました。おめでとうございます。 紗倉 ありがとうございます。瀬々監督とはクランクインの日に少しお話をさせていただきましたが、自分の作品を大切に思ってくださっていることが感じられて、ありがたかったです。 ──『最低。』に関しては、各方面から絶賛の声が相次いだと思います。だから、あのAVを見たときに、「すげえな……」と思ったんですよ。SOD版『最低。』って、あったじゃないですか。タイガー小堺監督の。AVの。 紗倉 ふほほほほほほ。すっげえ性格悪い女優を演じるやつですよね。 ──そうそう、「最低のAV女優を演じる」という。あれは本人じゃなかったら、大変なことだと思うんですよ。一生懸命書いたのに。 紗倉 うんうんうんうん。 ──あのAVは、なんだったんでしょう……。 紗倉 あれはホントに……ちょっと聞いてくださいよ! 高橋がなりさんっていらっしゃるじゃないですか。がなりさんが、紗倉が『最低。』を出版したし、「最低」っていうのにまつわるテーマで、じゃあ「最低のAV女優」を演じろみたいな。 ──確かに、SODらしい企画だなとは思ったんですけど、あの小説をあのように扱われるっていうのは……。 紗倉 ふははははは。 ──非常に特殊な環境に置かれた小説家だなと思ったんです。完全に唯一無二だし、前代未聞だと思うんですよ。自分で著作と同タイトルのAVが作れるというのは。 紗倉 私も本当は「ちょっとー!」って思いましたけど、口が裂けてもそんなこと言えないですから。私は自分の身を置いている場所がSODだから、それは許容することだなと思っていて。なんか楽しく演じられちゃったのもあって、複雑な心境でしたね。そこに乗り気になっちゃう自分は、やっぱりSODの人だなって感じたし、別にそれでもいいなって、ちょっと思いました。でもこれ、そもそもはじめはカッパのAVを撮る企画だったんですよ。 ──カッパ? 紗倉 カッパの企画だったんです。3回くらいカッパのメークテストして、「カッパはマンコがついてないから、タピオカを生み落せ」みたいなことを言われたんです。 ──SODstarで、そんなことやっている女優さんいましたっけ? 紗倉 いないです……。 ──でも、『凹凸』も重版が決まったそうですし、知名度が上がればAV版の話が出てくる可能性もありますね。 紗倉 そしたらもう、『凹凸』なんて「身体で表現しろ」とか言われますよ。「凹でーす! 凸でーす!」みたいな。挿れた瞬間に「おうとつー!」って叫ぶみたいな。絶対そっちですよ……。でも、やったほうがいいのかなー。やっちゃおうかなー。 ──出たら買いますよ。 紗倉 じゃあ、いいものにします。せめて。 ──作家業とAV女優って、両方紗倉まなであるとは思うんですけど、交わらないラインだと思ってたんです。あまりに小説の出来がよかったから。作家がこれだけ魂を削ってるのに、うわべだけでやられちゃう感じ、おもしろいなーと思って、やっぱりすごい人ですよ。存在というか、表現者としてすごいです。 紗倉 そっすか、お恥ずかしい限りですけど、本当に。 (取材・文=編集部/撮影=尾藤能暢)
●『凹凸』 結婚13年目で待望の娘・栞が生まれた一家に、ある異変が起きていた。“あの日”を境に夫と決別した絹子は、娘を守ろうと母親としての自分を貫こうとする。しかし、24歳になった栞は“ある日”の出来事に縛られ続け、恋人の智嗣に父親の姿を重ねている自分に気付く…。家族であり、女同士でもある母と娘、二代にわたる性と愛の物語。 ●紗倉まな 1993年3月23日、千葉県生まれ。工業高等専門学校在学中の2012年にSODクリエイトの専属女優としてAVデビュー。2015年には「スカパー! アダルト放送大賞」で史上初の三冠を達成する。テレビ出演や雑誌グラビアでも活躍し、「週刊プレイボーイ」(集英社)、『messy』(サイゾー)でコラム連載。著書に今秋の実写映画化を控える処女小説『最低。』(KADOKAWA)、エッセイ集『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』(宝島社)、スタイルブック『MANA』(サイゾー)がある。 金属系女子・紗倉まなの「愛ってなんですか?」(messy) http://mess-y.com/archives/category/column/sakuramana 凹凸 まなてぃの恐るべき才能




































