王道だけどやっぱり好き! マジックミラー号シリーズの「まず観るべき3シチュ」

街はクリスマス一色! アラレの親友(シングル)が「クリスマスに気になっている男性からお誘いされてデートするの~」とウキウキしている様子を見て、自分のことのように嬉しく思いました。ちなみに、アラレのクリスマスの予定はガラ空きです。通常通り、AVを観ながら過ごすことになるでしょう。なんてリア充! でも、普通にAVを観ても面白くないので『アラレミー賞』と名づけ、今年観たAVの中からアラレ的最高の1本を選ぼうと思っています(笑)。下準備として、ノミネート作品をざっくりと選んでいるところなのですが、そこで気づいたことが……。 「私、マジックミラー号、選びすぎじゃない?」 ……だって、なんだかんだ言っても、マジックミラー号は最高に面白いんですもの! 有名過ぎて知らない人はほとんどいないのではないかと思いますが、念のため説明いたします。 「マジックミラー号(MM号)」とはキャンピングカーのような移動型AV撮影スタジオのことです。中には広いスペースがあり、ベッドや簡易お風呂などを設置することもできます。最も特徴的なのは、荷台の壁一面がマジックミラーになっており、外から見るとただの鏡ですが、中からは外の様子が丸見え。外から見えないとわかっていても、人通りの多い路上でセックスしているような状況にドキドキするんです! ファンの多いマジックミラー号シリーズは、たくさんの作品が出ています。そのため「どれから観ていいかわからない……」という人もいるのではないでしょうか。そこで、今回はマジックミラー号の中でもおすすめのシチュエーションを、アダルトサイトにありがちなタイトルを交えてご紹介していきたいと思います。 「だめっ…バレちゃうよぉ」彼氏まで1mの距離で寝取られる彼女 まずは、素人カップルがスタッフに「無料でエステが体験できる」と勧誘され、彼女だけマジックミラー号に乗車するパターンです。彼氏がマジックミラー号の外で待つ中、有名マッサージ師(男)から施術を受ける彼女、で・す・が。ものの1、2分でエロマッサージを施されてその気になってしまいます。外にいる彼氏の様子を伺いつつも、快楽に負けて、マッサージ師と刹那的な浮気セックスをしちゃいます。 ただでさえスリルがあるマジックミラー号内でのセックスですが、すぐそばに彼氏がいるとなると興奮倍増ですよ。アドレナリンが放出されているのか、最初は控えめに喘いでいた彼女も、次第に絶叫系の喘ぎ声を出しながらマジックミラーに手をついて立ちバックで挿入、などやりたい放題(笑)。彼氏と浮気現場までの距離、実に1m弱なのに! 見ているこちらまでハラハラドキドキさせられるシチュエーションです。 「私でいいんですか?」コンプレックスを抱えた男性を優しくケアするお姉さん 2つめのシチュエーションは、「コンプレックスを抱えた男性の悩みを聞いて元気にしてあげてください」と頼まれた素人女性がマジックミラー号に乗車するパターンです。男性の悩みというのは、早漏、童貞などさまざま。マジックミラー号の中でさっき出会ったばかりの男性に、かなりプライベートな悩みを打ち明けられて赤面するお姉さんですが、「ちょっと乳首、触ってあげてくれませんか?」とスタッフから頼まれると照れ笑いしながら指示に従います。 「悩みを聞いてあげよう」とマジックミラー号に乗車する心優しいお姉さんですから、頼まれると断れず……。スタッフにのせられて、あれよあれよと男性にゴムを装着し、体当たりでコンプレックス解決に導いてくれます。責めるのが好きな、ちょっと痴女気質がある方にはおすすめのシチュエーションです。 なんだかマジックミラーは関係ないような気もしますが、童貞男性にとって最高に思い出深い初体験になることは間違いないでしょう。 「あっ、入っちゃう…」友達同士でゲームに挑戦して一線を越える! アラレはこれが一番好きかもしれません。ただの友達同士の男女が、「ゲームにクリアできたら謝礼がもらえますよ」と声をかけられてマジックミラー号に乗車するパターンです。最初は、「手を繋ぐ」とか「ハグ」と言った、軽いボディタッチの指令で簡単にクリアしていくのですが、だんだん指令が「オナニーを見せ合う」とか「素股」などの過激な内容になっていきます。 序盤からスイッチの入っている男友達は、過激な内容に拒否反応を示す女の子に「ちゃんとやらなきゃ謝礼もらえないよ!」と必死に説得して、なんとかゲームを続行させます。女の子は「謝礼のため」というわかりやすい言い訳があることによって、大胆になれるのかもしれませんね。 そして、謝礼のためにしぶしぶ騎乗位で素股をしているうちに、男の子は我慢できなくなって挿入し始めます。最初は戸惑う女の子ですが、結局高まりノリノリに。マジックミラーに手をついて立ちバックもしちゃいます(笑)。みんな立ちバック大好きなんですね……。 そして、一線を越えてしまった後に女の子から、「こんな風になっちゃったけど、これからも友達でいてね」なんて一言。キュンときます。マジックミラー号でのセックスという貴重な体験をシェアした2人は、これからも特別な友情で結ばれることでしょう(きっと)。 おわりに まだまだ語りつくせないマジックミラー号。上司と部下の組み合わせもいいし、即席合コンするもいいし、卒業式の後に袴で……っていうのも捨てがたい。本当にいろいろなシチュエーションがあるので、お気に入りの1本を探してみてください。 マジックミラー号は移動型AV撮影スタジオなので、神出鬼没です。運が良ければ、グーグルカーみたいに、街のどこかで遭遇できるかもしれません。しかし、遭遇したとしても乗車するのは止めておいたほうがいいでしょうね。

王道だけどやっぱり好き! マジックミラー号シリーズの「まず観るべき3シチュ」

街はクリスマス一色! アラレの親友(シングル)が「クリスマスに気になっている男性からお誘いされてデートするの~」とウキウキしている様子を見て、自分のことのように嬉しく思いました。ちなみに、アラレのクリスマスの予定はガラ空きです。通常通り、AVを観ながら過ごすことになるでしょう。なんてリア充! でも、普通にAVを観ても面白くないので『アラレミー賞』と名づけ、今年観たAVの中からアラレ的最高の1本を選ぼうと思っています(笑)。下準備として、ノミネート作品をざっくりと選んでいるところなのですが、そこで気づいたことが……。 「私、マジックミラー号、選びすぎじゃない?」 ……だって、なんだかんだ言っても、マジックミラー号は最高に面白いんですもの! 有名過ぎて知らない人はほとんどいないのではないかと思いますが、念のため説明いたします。 「マジックミラー号(MM号)」とはキャンピングカーのような移動型AV撮影スタジオのことです。中には広いスペースがあり、ベッドや簡易お風呂などを設置することもできます。最も特徴的なのは、荷台の壁一面がマジックミラーになっており、外から見るとただの鏡ですが、中からは外の様子が丸見え。外から見えないとわかっていても、人通りの多い路上でセックスしているような状況にドキドキするんです! ファンの多いマジックミラー号シリーズは、たくさんの作品が出ています。そのため「どれから観ていいかわからない……」という人もいるのではないでしょうか。そこで、今回はマジックミラー号の中でもおすすめのシチュエーションを、アダルトサイトにありがちなタイトルを交えてご紹介していきたいと思います。 「だめっ…バレちゃうよぉ」彼氏まで1mの距離で寝取られる彼女 まずは、素人カップルがスタッフに「無料でエステが体験できる」と勧誘され、彼女だけマジックミラー号に乗車するパターンです。彼氏がマジックミラー号の外で待つ中、有名マッサージ師(男)から施術を受ける彼女、で・す・が。ものの1、2分でエロマッサージを施されてその気になってしまいます。外にいる彼氏の様子を伺いつつも、快楽に負けて、マッサージ師と刹那的な浮気セックスをしちゃいます。 ただでさえスリルがあるマジックミラー号内でのセックスですが、すぐそばに彼氏がいるとなると興奮倍増ですよ。アドレナリンが放出されているのか、最初は控えめに喘いでいた彼女も、次第に絶叫系の喘ぎ声を出しながらマジックミラーに手をついて立ちバックで挿入、などやりたい放題(笑)。彼氏と浮気現場までの距離、実に1m弱なのに! 見ているこちらまでハラハラドキドキさせられるシチュエーションです。 「私でいいんですか?」コンプレックスを抱えた男性を優しくケアするお姉さん 2つめのシチュエーションは、「コンプレックスを抱えた男性の悩みを聞いて元気にしてあげてください」と頼まれた素人女性がマジックミラー号に乗車するパターンです。男性の悩みというのは、早漏、童貞などさまざま。マジックミラー号の中でさっき出会ったばかりの男性に、かなりプライベートな悩みを打ち明けられて赤面するお姉さんですが、「ちょっと乳首、触ってあげてくれませんか?」とスタッフから頼まれると照れ笑いしながら指示に従います。 「悩みを聞いてあげよう」とマジックミラー号に乗車する心優しいお姉さんですから、頼まれると断れず……。スタッフにのせられて、あれよあれよと男性にゴムを装着し、体当たりでコンプレックス解決に導いてくれます。責めるのが好きな、ちょっと痴女気質がある方にはおすすめのシチュエーションです。 なんだかマジックミラーは関係ないような気もしますが、童貞男性にとって最高に思い出深い初体験になることは間違いないでしょう。 「あっ、入っちゃう…」友達同士でゲームに挑戦して一線を越える! アラレはこれが一番好きかもしれません。ただの友達同士の男女が、「ゲームにクリアできたら謝礼がもらえますよ」と声をかけられてマジックミラー号に乗車するパターンです。最初は、「手を繋ぐ」とか「ハグ」と言った、軽いボディタッチの指令で簡単にクリアしていくのですが、だんだん指令が「オナニーを見せ合う」とか「素股」などの過激な内容になっていきます。 序盤からスイッチの入っている男友達は、過激な内容に拒否反応を示す女の子に「ちゃんとやらなきゃ謝礼もらえないよ!」と必死に説得して、なんとかゲームを続行させます。女の子は「謝礼のため」というわかりやすい言い訳があることによって、大胆になれるのかもしれませんね。 そして、謝礼のためにしぶしぶ騎乗位で素股をしているうちに、男の子は我慢できなくなって挿入し始めます。最初は戸惑う女の子ですが、結局高まりノリノリに。マジックミラーに手をついて立ちバックもしちゃいます(笑)。みんな立ちバック大好きなんですね……。 そして、一線を越えてしまった後に女の子から、「こんな風になっちゃったけど、これからも友達でいてね」なんて一言。キュンときます。マジックミラー号でのセックスという貴重な体験をシェアした2人は、これからも特別な友情で結ばれることでしょう(きっと)。 おわりに まだまだ語りつくせないマジックミラー号。上司と部下の組み合わせもいいし、即席合コンするもいいし、卒業式の後に袴で……っていうのも捨てがたい。本当にいろいろなシチュエーションがあるので、お気に入りの1本を探してみてください。 マジックミラー号は移動型AV撮影スタジオなので、神出鬼没です。運が良ければ、グーグルカーみたいに、街のどこかで遭遇できるかもしれません。しかし、遭遇したとしても乗車するのは止めておいたほうがいいでしょうね。

ベテラン技が光る手作業と、繰り返される検査、万全の品質管理。「相模ゴム工業」工場見学!

爆発的売れ行きの“世界最薄コンドーム”「サガミオリジナル001(以下「001」)」 を生みだした「相模ゴム工業株式会社」。今回は「サガミオリジナル001」を生み出した総合開発の方にもお話を伺うことができました。そして、前回インタビューをさせていただいた同社の「営業企画室」磯部仁沙(いそべ みさ)さんに、数多くのヒット商品が生産された工場を案内していただきます。 【前編】コンドーム業界への転職―「女性が持っている悩みを解決すべく、もっと女性にコンドームの素晴らしさを伝えていきたい」/相模ゴム工業で働く磯部さん ◎「世界最薄」が生まれたのは小規模な開発室 人気商品「001」の生みの親・総合開発部の方(別名:Mr.コンドーム)にもお話を伺いました。 ――総合開発部のMr.コンドームさんは、どのような作業を行っているんでしょうか。 開発 とても小さな空間の建物なんですが、ここでは、皮膜の強度、乾燥の条件、液の配合の条件などを考えて、実験とテストをします。天然ゴムラテックス製も、ポリウレタン製も必要な数量を1本1本つけて、手作業も交えながら作っていき、検査室に回して結果のデータをもらって、それを見ながらまた作業していくという地味な作業の繰り返しなんですよ。この場所でそれらの条件をクリアしたら、マレーシアには生産で使っている更に大きな機械があるんですが、そこでも問題ないか確認してもらって、そこで問題なければ製品になるという流れです。 ――その小さな空間で、世界最薄のコンドームが生まれたんですね。 開発 コンドームの原型となるガラス型を設置した機械が、液の中を動いて皮膜を作ります。動くスピードもコンドームの厚さによって変わってきますが、ゆっくり液から引き上げると、どんどんガラス型に付いた液が流れ落ちるので、薄くつくという原理です。「001」の場合は、ゆっくり引き上げて薄い皮膜を作ります。そして基本的に、どの厚さでもどの素材でも、高品質を保つために、2回つけるということが決まっています。取り出したらガラス型にくっついているものを、手作業で下からめくりあげて、コンドームのリングの部分を作ります。ポリウレタンでくっつきやすい素材なので、ここで失敗するとやり直しです。狭い空間でひとり深い溜息です(笑)。薄い皮膜を作ることも難しいんですが、綺麗に剥がすというのも難しい技術です。 ――どのようにして美しく剥がすのでしょう。 開発 それは企業秘密なんです(笑)。被膜が薄くなればなるほどガラス型から剥がすのが難しくなります。繊細な機械調整が必要になるため、現在、ポリウレタン製コンドームを販売しているのは、日本の企業だけなんです。 ――実際に人が使用するテストというのはあるんですか? 開発 人に使うというのは、安全が確認されていないとダメなんです。ここで作ったものはまだ人に使ってもらう段階ではないですね、途中で破けてしまうというリスクがあるので。社内社外問わず、人に使うテストは、製品の安全性が確認されて、本当の製品と同等のもの……本当に最終段階ですね。 ――「総合開発部」は、工業系の学校を卒業している方が多いんですか? 開発 理学部だったり工業系だったり……理系ではありますね。でも最近だと、企画を社長に出してOKが出たら商品化の道筋を立てていくため、ある程度のプレゼンが出来ないといけないので、極端に「計算しかできません」とか「試験管しか持ったことありません」だと難しいかもしれないですね(笑)。昔は女性もいたんですが、なかなか「開発志望」の女性が少なくて、今は男性しかいないんです。 ◎「相模ゴム工業」工場見学 ――今まで数多くのコンドームを生産してきた工場を、磯部さんに案内していただきます。今現在は、生産拠点がマレーシアにほぼ移管され、サガミオリジナルをはじめ、その他の商品もマレーシアで生産されているため、日本で作られているものはごく一部だと伺いました。 磯部 はい、生産や包装もほとんどマレーシアに移管しているんですけども、納期を急ぐものは日本で作っています。ここは、ラテックスコンドームの工場になります。コンドームの原料はゴムの木の樹液なんですが、それを「ラテックス」と呼んでいます。ここには、薬品同士を混ぜる機械と、ラテックスと薬品を混ぜる機械があります。薬品を混ぜる理由が3つありまして、ひとつめが「強度のアップ」、ふたつめが、樹液なので「物性の安定と劣化の防止」、最後が「加工性の向上」です。様々な色や形の加工をしやすくするために薬品を混ぜるという工程がここで行われます。 ◆熟成室 磯部 そのあとに、「熟成室」という部屋で寝かせます。コンドームの形を作るのにいいタイミング(およそ2週間)で出して、作っていきます。 ――ドラム缶1本で、どれくらいのコンドームが作れるんですか? 磯部 およそ10万本作れます。 ◆成形 ――コンドームの形となるガラスが連なってますね。 磯部 「成形」という工程です。中にある白い液体がラテックスです。ガラス管につけて、上にあげていくと赤くなっているところが見えると思いますが、そこで乾燥させます。手前で1回目をつけて、向こう側の機械で2回目です。たとえば色の付いたコンドームは、この2回目につける段階で色付けをしています。そして、後の工程で引きはがしてコンドームの形を作るという工程になっています。 ――これは無人で作ってるんですか? 磯部 コンドームが一定量溜まると、脱水機のような機械で乾燥させます。その作業は人の手が必要になります。工場では24時間フル稼働なんですよ。1チーム4、5名ほどが3チーム。それぞれ8時間体勢で稼動しています。 ◆ピンホール検査 ――「ピンホール検査」とは、どんな検査をしているのでしょうか。 磯部 目に見えない穴のことなんですが、コンドームにピンホールがあってはいけないので、弊社で作ったすべての商品が人間の手によって検査にかけられます。金属で出来ている棒に、コンドームをどんどん被せていきます。ピンホールだけでなく、汚れや傷がないか、皮膜が均一かどうかもチェックしながら被せていっています。 ――今、被せているんですか? 片手でどんどん……超早技です。やはり熟練のスタッフの方たちなんでしょうか。 磯部 そうですね、みなさん20年以上やられているベテランです。1日2万本のコンドームを検査しています。たまに工場見学で体験していただくこともあるんですが、みなさん両手でも全然追いつかないくらいの速度ですね。 ――どんな原理なんですか? 磯部 この機械の下部には電気の流れたお湯が張られた湯槽があり、金属に被せたコンドームをこちらにつけていきます。ゴムは絶縁体で電気を通さないので、もしここに潜らせて、金属の棒が電気を感知したら、そのコンドームは穴が空いているということなので、除去されていきます。 ◆破裂検査 ――続いて「破裂検査」ということなんですが……わざわざコンドームを破裂させるんですか? 磯部 実はコンドームは医療機器なので、欠陥があってはいけない商品です。メーカーごとに検査基準が違ってしまうといけないので、世界中でISO(国際標準化機構)が定めた同じ基準で検査をしております。こちらの「破裂検査」では、コンドームの中に空気を入れて、何リットルの空気が入ったか、そしてどれだけの圧力に耐えられたかの強度を検査します。先程のピンホール検査は、全てに検査を行っているんですが、こちらは同じ条件・同じ原料で作ったものから数本抜き取って行っています。 ――40リットルちょっとで破裂しました。これくらいが基準ということですか? 磯部 実は基準は18リットル入れば合格ですが、弊社のコンドームは40リットル以上入ります。 ◆水漏れ検査 ――「破裂検査」では、強度を見る検査でしたが「水漏れ」検査はどういったことをするんでしょう。 磯部 ここでは、コンドームに穴がないかを調べる検査になります。コンドームの中に水をいれます。そして給水紙の上で転がして、もし穴があれば等間隔にシミが出来るので、そうなると不適合品となります。 ――手作業でやってらっしゃるんですか? 磯部 一応機械もありますが、機械でやるよりも手作業の方が穴の検出率が高いので、手作業で実施しております。給水紙の上で転がすのも一見簡単そうに見えて、実はすごく難しくて、こちらの検査員の方々も20年以上のベテランです。検査に関しては検査員ごとに基準が違ってしまうと良くないので、社内の試験があり、それに合格された方しかこちらの検査をすることができない、というシステムになっております。 ――世界基準に則った検査はいくつあるんですか? 磯部 外観検査・破裂検査・水漏れ検査の3つが全世界共通で行われています。それに加えて、弊社は世界最薄の「001」を出すにあたって検査基準もこれからどんどん進化させていこうということで、新しい検査を弊社独自でふたつ展開しています。ひとつめが、「摩擦試験」といいまして、棒の部分にコンドームをつけて、摩擦試験を行います。行います。どれだけの摩擦に耐えられたか、何回耐えられたかを調べる試験です。もうひとつは、水膨張試験といいまして、コンドームをぶら下げて中に水を入れます。やはりコンドームは先端部分の強度が一番大事なので、先端がどれだけの水の圧力に耐えられたかを試験していきます。 ◆チェック&包装 ――様々なチェックをクリアしたコンドームたちが包装されて製品となる工程ですね。 磯部 こちらの機械で、個包装にパッケージングしていきます。潤滑ゼリーたっぷりの商品や香りつけがある商品は、こちらの機械でゼリーや香料を充填していきます。 ◎今月12/1より発売された業界初のセミオーダー形式コンドーム“俺用コンドーム「MY CON!」” 「自分に合ったコンドームを使いたい!」という多くの消費者の声から生まれた商品で、コンドームの厚さ、形状、潤滑剤の種類を自分で選べるのが特徴です。 コンドームは男性の付け心地意外にも、デリケートな部分に触れる女性側の意見も重要! セックスの必需品を彼と2人で話し合って決めるのも楽しいのではないでしょうか。または、自分好みのコンドームを選んで、彼へのクリスマスプレゼントにいかがでしょう。オフィシャル販売サイト「サガミショップ」から購入できます。 まず、「MY CON!」専用ページから、カスタマイズの体験をし

「面倒な女」に対してだけインポになる現象/中村うさぎ×二村ヒトシ×枡野浩一

 連続対談企画「心から愛を信じていたなんて」、第四回は中村うさぎさん×二村ヒトシさん×枡野浩一さんによるスペシャルトークをお届けします。  「買い物依存症」「美容整形」「ホスト」「ゲイ」「デリヘル」等々、自らの実経験をもとに赤裸々な人間の欲望を記されてきた作家の中村うさぎさん。最新著書は『あとは死ぬだけ』(太田出版)という衝撃的な題名であり、「私はついに賢者にはなれなかったが、愚者としては生き生きとした人生を歩んだと思う」とこの本で宣言されています。  二村ヒトシさんは現役最前線のAV監督であると同時に、恋愛やセックスを指南する著書が多くの男女から支持を受けています。今年、これもまた刺激的なタイトルの書籍『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(湯山玲子さんとの共著/幻冬舎)を発表されました。  そして歌人・枡野浩一さんの最新小説『愛のことはもう仕方ない』は、「インポ=性的不能」を自認しつつ、十年以上自らの離婚を考え続け、しかし男性との恋愛にも挑戦する……という自身の日常と心象風景をありのまま記した作品です。「私はくじけたままでいたい、頑張りたくない」という枡野さんは、一切の虚飾のなく言葉を放ちます。  欲望を肯定し、生き抜く、うさぎさん。性と恋が人の心にあける穴と、さらには肉体の穴をも深く探究しつづける、二村さん。インポである自分、あきらめの悪い自分、情けない自分を隠さない枡野さん。こんなそれぞれかなりクセの強い3人が、ノーリミッターで、思う存分語り尽くすスペシャルトーク全7章。 「枡野さんはセックスができない先駆者なんだよ」(中村) 枡野 じゃあ始めましょう。あれ、二村さんは? 中村 二村さんは……ウンコしてます。や、トイレでヌイてるかもしれない。 枡野 そっちのほうがホントかも。清らかな自分になってくるんじゃないですか。 中村 「賢人モード」で。 枡野 「賢人モード」で。 中村 枡野さんはオナニーとかしないの? 枡野 インポは永遠の賢者タイムなんです。 中村 たまにこすってみたりはしないの? 枡野 しますよ。 中村 するんだ。 枡野 この本を書いたあとにちょっと元気になりました。 中村 喜ばしい……ことなのかな。 枡野 でもアダルトビデオとか昔は観てたけど今はもう観ないし。観ても観るだけで、ぼんやりして終わる、みたいな。 中村 興奮もせず? 枡野 懐かしくて観ちゃうみたいな。 中村 「俺が元気だった頃」みたいな? 枡野 相変わらずだな、世界は……と思って。 中村 ほんとに賢者モードだね。俯瞰してますよね、世界を。 枡野 そうですね。 中村 まぁ私もインポみたいなものだからね。 枡野 これ(『あとは死ぬだけ』[注])を拝読しました。面白く。 中村 どうでした? 枡野 これ読むと、僕の本の帯文の(中村うさぎさんの)言葉が真に迫ってきて。うさぎさん自身も世間に期待したりしながら、「自分のことはわかってもらえないのは当たり前だ」という境地に達したんだという想いが……しましたよ。 中村 当たり前だとわかってるんだけど、うっかり期待しちゃうんですよね、人間って。 枡野 そうですね。この本、すごく面白かったけど、書体が怖くないですか? 中村 怖い? 枡野 ちょっとなんか普通の書体よりも力強い書体で。「どうだ!」って迫ってくる感じで。 中村 書体……。そんなことは全然、私、気にしてませんでした。 枡野 巻末にうさぎさんの全著作リストがあって、大変いいと思いました。 中村 この著作リストとか写真とかはページの埋め草なんですよ。あまりにも原稿が少なかったんで。「あと1本書いてください」って言われたんだけど、「書けません!」って。 枡野 え~? 中村 「書けないっちゃあ、書けないんだよ!」って怒って。そしたら最後の一章が“あとがき”になっちゃってるし……。だから、「写真とか著作リストで埋めますね」って。まぁ、穴埋めです。 枡野 でも、ご両親の写真まで載っていて面白かったですよ。 中村 うちの両親の写真なんか面白くないじゃない!(笑) 枡野 お父さんはイケメンですね、ちょっとね。 中村 父さん? う~ん、痩せてたらイケメン……。 枡野 結婚式の写真もあるし。 中村 おっぱい(豊胸前/後)の写真もある。 枡野 ありますね。 中村 あ、二村さんがいらっしゃった! 枡野 いらっしゃいましたね。 中村 二村さんはもうセックスはしないんですか? 二村 は? や、し……してますね。 中村 してるんだ!? 二村 はい。 中村 こんな本(『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』[注])を出しておいて、まだしてるんだ!(笑) 二村 してますね。51歳にもなって。 枡野 日本人はもうセックスをしなくなるかもしれないのに? 二村 俺はする。すべての日本人がしなくなっても、俺とEXILEだけは、しつづける(笑)。 枡野 そうですかぁ~。 中村 枡野さんはね、セックスができない。(セックスレス時代の)先駆者なんだよ。 枡野 そうですね。時代の先を行っちゃいましたね。 中村 二村さんはインポになったことありますか? 今までの人生で。 二村 や、えっとね、それもこの本(『日本人はもう~』)の内容と関わるんですけど、女性が面倒くさい状態なると、インポになってた。支配できなくなるから。 中村 あ~。でも、だいたい面倒くさいんじゃない? 二村 そうですねぇ。で、面倒くさくなる直前までは(セックスを)しつづける…みたいな。って感じで、まぁ、いいことではないですよねえ……。 中村 女性の面倒くささって、二村さんにとってはどういうものですか? 二村 独占欲みたいなものじゃないですかね? 枡野 女性の側からの? 二村 はいはいはい。 枡野 「俺はもっと他の女とヤリたいのに、お前は俺だけなのか?」みたいな? 「僕のインポは一種の脅迫」(二村) 二村 まぁそれでね、わかっていても女性は面倒くさくなることがあるんですよね。会場でうなずいている方もいらっしゃいますけど(笑)。 枡野 「いま私、面倒くさいけど、自分でも止められない……」っていう? 二村 でもそれが心の状態なんだなっていうことが……。前も僕はそれを突きつけられて、パニックとまではいかないけれど、「うわっ!」と思って逃げ出したりしていたんですけど……。 中村 ほほぅ……。 二村 もう僕もいい歳なので、それこそもう「あ、これは心の穴のシステムなんだな」と。誰でも人間ってそういうふうになるんだなと。さらにそれは女性だけじゃなくて。僕、「女性ってそういうもんだよね」っていうのも、そんなに当たってないと思っていて。男だってそうなることあるじゃないですか。まぁ枡野さんみたいに……。 中村 枡野さんは面倒くさい男の代表ですからね。 会場 (笑) 二村 だからそうなったとき、「あ、いま彼女は面倒くさい人になってるんだな」っていうことを思いながら、セックスでなんとかしようとして、しかしチンチンは萎えるっていう(笑)。現実にカラダが反応しちゃうみたいことはありますよね。 中村 なるほど。他の女だったら勃つとかじゃなく、女全般に勃たなくなる? 二村 いやいや、それはないです。 中村 じゃあそれは真のインポじゃないね。 枡野 ただの面倒くさくなった人じゃないですか? 二村 面倒くさい女性だけに勃たなくなる……。だからあれですよ、そのインポは女性に対して「これ以上、俺をインポにさせたくなくば、けっして面倒くさくなるなよ」という一種の脅迫になるという。 枡野 どっちのインポも救いがないですねえ……。 中村 や、でも、最初からきっぱりインポのほうが、まだマシだ! 二村 ……そうですね(笑)。 会場 (爆笑) 枡野 (真のインポは)おだやかな毎日ですよお。 中村 それは賢者ですよ。うらやましいですね。 枡野 でもなんだろう……。二村さんは、若い頃はどれくらい性欲がありました? 二村 いやだから……若い頃は、なかったわけじゃないけど、オナニーばかりしてた。モテなかったから。AV男優になるまで……、いや、AV監督としてブイブイいわせるようになるまでは全然モテなかったので……。 中村 モテそうなのに、なんでだろう? 二村 自意識過剰だったからじゃないですか。 中村 あっ、中2病とかか。「俺の左に立つな」みたいな(笑)。 二村 そうそう。大学に行くときサングラスかけてるとか(笑)。 中村 面倒くさい男だったんだ(笑) 二村 それがたまたまAVを作り始めたら、AVを観る女性とかAV女優とかから「この人は性について、女の気持ちについて、わかってくれる人なのでは……」という大きな誤解を(笑)。まぁそんなにいるわけじゃないですけど、でもそういう女性たちから、ちょっとモテてしまったがゆえに……。 中村 ああ……。 二村 それで、これは実体験から言わせてもらえば、モテたほうが性欲は強くなります! 中村・枡野 ほぉ~~~! 二村 モテてないときは「チクショー!」と思いながらオナニーをしていても、そんなにずーっとしているわけではない。それがモテ始めると、モテ始めてからのほうがオナニーも多くなる。セックスももちろんできるようになるし。 中村・枡野 ほぉ~~。 枡野 なんだろう、環境に合わせて変わっていく? 中村 進化じゃないんだからさ(笑)。 二村 ゴジラ第三形態みたいな(笑)。 中村 でもさ、なんかモテ始めたことで、快感だけじゃなく、女の人との関係に依存していくんじゃないかな? 二村 はい、そうだと思います。 中村 だから一種のセックス依存症みたいな感じになってさ、セックスの回数も欲望も増えるみたいな。 「そのときは“セックスは楽しいね”って言ってた」(枡野) 枡野 う~ん……。 中村 枡野さん、なんか、お坊さんみたいな顔して(笑)。 枡野 僕はそんなことは一度もなかったなぁと思って。 中村 ほんと? 人生で一番セックスしてた時期でも? 枡野 あの、結婚中はいっぱいしてましたよ、ひと夏は。 二村 人生におけるひと夏なんだ? 中村 蝉みたい……。 二村 そういう生き物なんじゃないの、枡野さん? 70~80年生きる中で、ひと夏だけセックスをする生き物。 会場 (大爆笑) 中村 SF的なね。 二村 蝉的な。 中村 異星人(笑)。 枡野 あのね、当時のことを知ってる人に言わせるとね、「枡野くんはそのとき、“セックスって楽しいね”って言ってたよ」っていうの。 二村 ああ~! 枡野 だけど自分でも、そう言われる前はそんなこと忘れてたし……。「そうか、ひと夏は楽しかったんだ」と思って……。 二村 そのときはキスもしてたの? 枡野 してましたよ。だって僕、駅で別れるときにキスをして、女子高生に見られたこともあるもん。 二村 ほお~。岡田斗司夫さん[注]みたいですね(笑)。 枡野 (その頃の僕は)スキンヘッドだったから、さぞかし気持ち悪かったと思いますよ。 中村 今だって気持ち悪いよ! 枡野 まぁね。 中村 やめよ、外人じゃないんだから。 枡野 や、それは義理でやってたんですけどね。 中村 セックス? 枡野 いや、キス。むこうが望むから、女子高生見てるけど、やらなきゃなって思って。頑張ってやったんですけど。 二村 そのキスのお相手は(当時の)奥様ですか? 枡野 うん、奥様。 二村 やっぱり外でキスすることで興奮する方だったんですか、奥様は? 枡野 う~ん、僕もちょっと新鮮だったから。あまり経験がないまま結婚したので。そっか~、自分も人前でキスすることあるんだなぁ~って、頭の中は賢者タイムで、そう思いながらしてました。 二村 セックスってやっぱり引きずられるんですかね。枡野さんも彼女がいたから…… 枡野 や、そのこと(元奥様とのセックス関連のこと)は本(『愛のことはもう仕方ない』[注])に書かなかったんだけど、もっと本当は編集者の人とかは書いてほしかったと思うんだよねえ。 二村 そうだよ。その後、男性ともちょっと「してみた話」とかもさ…… 枡野 男性とのことはねえ、書こうと思えば書けたんだけど。とにかく書こうと思った人には了解をとろうと思って。男の子は意外とOKだったの。女の人がほとんどもう連絡つかなくなってて。数少ない人たちなんだよ。それで、男の子とのことばっかり書いてたら偏った本になっちゃうし。 二村 まぁ、二丁目で売れる本になってしまう。 枡野 そう。それでそれはちょっと別の本にしようと思って、書かなかった。 中村 で、まぁ一番セックスしてた結婚時代は、セックスに依存してる感じはなかったの?枡野 まぁ、珍しかったから。むこう(奥さん)がカラダ目当てだったからね。そんなことを(女性から言われたことは)人生でないし、僕ごときのカラダ目的でセックスしてくれるなんて嬉しかったからさ、なるべくリクエストにお応えしたかったの。だから最初は頑張ってたから……。 二村 頑張るって、EXILEのように腰を振ること?(笑) 枡野 そうそう。あと、こんなことどんどん言っちゃうとすごいむこうに失礼なのかな? 中村 いや別にいいよ。 枡野 ……まぁ、わりと積極的なひとだったんですよ、むこうが。わざと他人がいるときとかにしようとしたりするんだよ。 中村 お客さんが来てるときとかに? 枡野 こんなこと言っていいの? 中村 フィクションじゃないよね? ノンフィクションだよね? 枡野 うん。例えばエロ漫画でさ、電話をしているときにしゃぶったりするとかあるでしょ? 中村 あるあるある! 枡野 ああいうことすんのよ。 二村 グフフフフ(笑)。 枡野 覚えてるもん。ある仕事のときに、しゃぶられながら、「はい、はい」って打ち合わせしたの。その仕事がどれかもいえるんだけど、そんなこと書いちゃうと生々しいじゃない。 あ、でも(元奥さんが)漫画にも描いたけどね。Mくんっていう、こう前髪が長くてずっと顔を隠してる男の子の主人公が、ワープロ打ってるときにしゃぶられて射精するっていう漫画。それをうちの両親が読んだらしくて。妹が、「お兄ちゃん、Q太さんの漫画はうちの親には刺激が強すぎるみたい……」って教えてくれたくらいだもん。 中村 あ~、そのMくんが枡野さんなんだ? 枡野 僕以外にありえないように描いてるから。 中村 興奮した? そのチンコ…… 枡野 出来事はね、出来事には興奮したけど。描かれると、みんな読んじゃうから、友達が。みんながニヤニヤしてて嫌だった。 会場 (笑) 中村 二村さん、こういうの好きそうじゃない? 二村 ……いや、それは、もしも彼氏がいる女性と仲良くなったとしますと、一緒に彼女の部屋にいるときにちょうどその女性の携帯に彼氏から電話がかかってくることもありますよ。そしたら、まぁ勃起しますよね。そしたら電話させながらハメますよ。 枡野 う~ん、そんな(劇団)「ポツドール」[注]の演劇みたいなことを……。 二村 あ、「ポツドール」にそんなネタがあるんだ? 枡野 そういうのをやりそうな……。 中村 やりそうだね。でも、これただの変態トークじゃん(笑)。 枡野 でもそういうことってさ、世界にはあるんだろうけど自分にはなかったから、新鮮さはあったの。 二村 いやいや、それで枡野さん、喜ぶ女がいるんですよ! 中村 あ~、いるのかなぁ。 二村 そ知らぬ顔で彼氏と会話をしながら浮気相手に貫かれることで、喜んでくださる女性が……世の中にはいるんですよ! 枡野 なるほどね。でも僕だって山本直樹[注]の漫画の主人公になった気持ちでしたよ。 中村 あ~、山本直樹ね、わかる(笑) 枡野 まぁ実際には南Q太[注]の漫画の主人公なんだけど。 会場 (大爆笑) 【第1回の注釈】 ■『あとは死ぬだけ』(太田出版) 中村うさぎの「形見分けの書」ともいわれる最新エッセイ。幼少期から作家になるまで、結婚・離婚・再婚、買い物依存症・美容整形・ホストとの恋愛・デリヘル体験etcと自らの「女の一生」を書きつくしている。≪私はついに賢者にはなれなかったが、愚者としては生き生きとした人生を歩んだと思う。だから明日死んでも満足だ≫(本文より) ■『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(幻冬舎) 二村ヒトシと湯山玲子が「“セックスは面倒くさい”の背景に何があるのか?」を語りあう刺激的な対談本。語られるテーマは――≪日本に蔓延するセックスへの絶望/自分の中の暴力性を嫌悪する男性たち/性行為中に「首を絞めて」という女性が増えている/セックスに不自由しない男性はなぜ嫌われるのか/男性に好かれるために女性はバカなフリをし続ける/日本には、母子密着とセックスの間のスキンシップがない…≫等々。 ■湯山玲子さん 作家・デイレクター。1960年生まれ。男女論のみならずクラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッションなどにも詳しい。著作に『女ひとり寿司』『クラブカルチャー!』『文化系女子という生き方 「ポスト恋愛時代宣言」!』『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』などがある。 ■岡田斗司夫さん 作家・評論家・プロデューサーなど多岐にわたり活動。1958年生まれ。通称:オタキング。(株)ガイナックス元代表取締役社長、東京大学教養学部非常勤講師、大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科客員教授などを歴任。2015年に「愛人女性」とのキス画像流出を発端に女性関係問題が発生、自身も「愛人は現在9人、過去最高80人」等と発言、さらに「愛人リスト」とされる物も発覚するなどし、ネットを中心に炎上スキャンダルとなった。 ■『愛のことはもう仕方ない』(サイゾー) messy連載『神様がくれたインポ』を基調とした枡野浩一の最新小説。日々コーヒーを入れ、日々まるで一週間前のことのように13年前の離婚を思い出し、会えないままの息子を思う、そんな自らの日常を極限まで事実に即して描いている。宣伝コピーは、<嘘つきな男たちへ。正直者を受け入れられない女たちへ>。 中村うさぎによる帯文は、≪人があなたを理解してくれないなんて、当然ではないですか!≫。 ■劇団ポツドール 男女の恋愛や生き様をドキュメンタリー的手法を導入して生々しく描くことで評価の高い演劇集団。乱交パーティを舞台にした『愛の渦』では主宰・演出・脚本の三浦大輔が「岸田戯曲賞」を受賞し、三浦の監督・脚本作品として映画化もされた。 ■山本直樹さん 漫画家。1960年生まれ。成人向け漫画を執筆する「森山塔」のペンネームも持つ。1991年に『Blue』が東京都青少年保護育成条例・有害コミック指定を受けた初の作品となり、「有害コミック論争」へと発展する。2010年には「連合赤軍事件」を題材にした 『レッド』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞している。二村の著書『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)の装画と挿画も。 ■南Q太 漫画家。1969年生まれ。枡野浩一の元妻。代表作に『ぼくの女に手を出すな』『さよならみどりちゃん』『クールパイン』などがある。 _________ ■中村うさぎさん 作家・エッセイスト。1958年生まれ。雑誌ライーター・ゲームライターを経て、『ゴクドーくん漫遊記』シリーズで人気ライトノベル作家となる。その後、自らの「買い物依存症」を描きつくしたエッセイ『ショッピングの女王』でエッセイストとしても大人気となる。その後もさらに「美容整形」「ホストとの恋愛」「借金と税金」「デリヘル風俗」など自らの実経験・実体験を通じての赤裸々なエッセイを発表し続けている。2013年に〝100万人に1人〞ともいわれる難病「スティッフパーソン症候群」を発症、現在も治療を続けている。再sん著作は「形見分けの書」とも表明しているエッセイ『あとは死ぬだけ』。メールマガジン『中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話』http://www.mag2.com/m/0001629430.htmlも発行している。 ■二村ヒトシ監督 AV監督。1964年生まれ。慶應義塾大学在学中より劇団『パノラマ歓喜団』を主宰する一方、AV男優としてもデビュー、多数のAVに出演する。劇団解散後はAV監督となり、女が男を攻める「痴女モノ」や美少年が女装する「女装子モノ」の第一人者といわれるなど、現在に至るまでAV業界の第一線で活躍している。男女の恋愛と自意識をテーマにした著書『すべてはモテるためである』『あなたはなぜ「愛してくれない人」を好きになるのか』がベストセラーとなり、セックスと恋愛をめぐる論客として注目を集める。さらには、男性のアナルを開発する器具『プロステート・ギア』のプロデュースも手掛けている。AVの代表作に『美しい痴女の接吻とセックス』など。最近の著作は対談や鼎談が多く、『オトコのカラダはキモチいい』(金田淳子・岡田育との共著/KADOKAWA)、『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(湯山玲子との共著/幻冬舎)、『モテと非モテの境界線 AV監督と女社長の恋愛相談』(川崎貴子との共著/講談社)、最新刊に『秘技伝授 男ノ作法』(田淵正浩との共著/徳間書店)などがある。 (構成:藤井良樹)

「面倒な女」に対してだけインポになる現象/中村うさぎ×二村ヒトシ×枡野浩一

 連続対談企画「心から愛を信じていたなんて」、第四回は中村うさぎさん×二村ヒトシさん×枡野浩一さんによるスペシャルトークをお届けします。  「買い物依存症」「美容整形」「ホスト」「ゲイ」「デリヘル」等々、自らの実経験をもとに赤裸々な人間の欲望を記されてきた作家の中村うさぎさん。最新著書は『あとは死ぬだけ』(太田出版)という衝撃的な題名であり、「私はついに賢者にはなれなかったが、愚者としては生き生きとした人生を歩んだと思う」とこの本で宣言されています。  二村ヒトシさんは現役最前線のAV監督であると同時に、恋愛やセックスを指南する著書が多くの男女から支持を受けています。今年、これもまた刺激的なタイトルの書籍『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(湯山玲子さんとの共著/幻冬舎)を発表されました。  そして歌人・枡野浩一さんの最新小説『愛のことはもう仕方ない』は、「インポ=性的不能」を自認しつつ、十年以上自らの離婚を考え続け、しかし男性との恋愛にも挑戦する……という自身の日常と心象風景をありのまま記した作品です。「私はくじけたままでいたい、頑張りたくない」という枡野さんは、一切の虚飾のなく言葉を放ちます。  欲望を肯定し、生き抜く、うさぎさん。性と恋が人の心にあける穴と、さらには肉体の穴をも深く探究しつづける、二村さん。インポである自分、あきらめの悪い自分、情けない自分を隠さない枡野さん。こんなそれぞれかなりクセの強い3人が、ノーリミッターで、思う存分語り尽くすスペシャルトーク全7章。 「枡野さんはセックスができない先駆者なんだよ」(中村) 枡野 じゃあ始めましょう。あれ、二村さんは? 中村 二村さんは……ウンコしてます。や、トイレでヌイてるかもしれない。 枡野 そっちのほうがホントかも。清らかな自分になってくるんじゃないですか。 中村 「賢人モード」で。 枡野 「賢人モード」で。 中村 枡野さんはオナニーとかしないの? 枡野 インポは永遠の賢者タイムなんです。 中村 たまにこすってみたりはしないの? 枡野 しますよ。 中村 するんだ。 枡野 この本を書いたあとにちょっと元気になりました。 中村 喜ばしい……ことなのかな。 枡野 でもアダルトビデオとか昔は観てたけど今はもう観ないし。観ても観るだけで、ぼんやりして終わる、みたいな。 中村 興奮もせず? 枡野 懐かしくて観ちゃうみたいな。 中村 「俺が元気だった頃」みたいな? 枡野 相変わらずだな、世界は……と思って。 中村 ほんとに賢者モードだね。俯瞰してますよね、世界を。 枡野 そうですね。 中村 まぁ私もインポみたいなものだからね。 枡野 これ(『あとは死ぬだけ』[注])を拝読しました。面白く。 中村 どうでした? 枡野 これ読むと、僕の本の帯文の(中村うさぎさんの)言葉が真に迫ってきて。うさぎさん自身も世間に期待したりしながら、「自分のことはわかってもらえないのは当たり前だ」という境地に達したんだという想いが……しましたよ。 中村 当たり前だとわかってるんだけど、うっかり期待しちゃうんですよね、人間って。 枡野 そうですね。この本、すごく面白かったけど、書体が怖くないですか? 中村 怖い? 枡野 ちょっとなんか普通の書体よりも力強い書体で。「どうだ!」って迫ってくる感じで。 中村 書体……。そんなことは全然、私、気にしてませんでした。 枡野 巻末にうさぎさんの全著作リストがあって、大変いいと思いました。 中村 この著作リストとか写真とかはページの埋め草なんですよ。あまりにも原稿が少なかったんで。「あと1本書いてください」って言われたんだけど、「書けません!」って。 枡野 え~? 中村 「書けないっちゃあ、書けないんだよ!」って怒って。そしたら最後の一章が“あとがき”になっちゃってるし……。だから、「写真とか著作リストで埋めますね」って。まぁ、穴埋めです。 枡野 でも、ご両親の写真まで載っていて面白かったですよ。 中村 うちの両親の写真なんか面白くないじゃない!(笑) 枡野 お父さんはイケメンですね、ちょっとね。 中村 父さん? う~ん、痩せてたらイケメン……。 枡野 結婚式の写真もあるし。 中村 おっぱい(豊胸前/後)の写真もある。 枡野 ありますね。 中村 あ、二村さんがいらっしゃった! 枡野 いらっしゃいましたね。 中村 二村さんはもうセックスはしないんですか? 二村 は? や、し……してますね。 中村 してるんだ!? 二村 はい。 中村 こんな本(『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』[注])を出しておいて、まだしてるんだ!(笑) 二村 してますね。51歳にもなって。 枡野 日本人はもうセックスをしなくなるかもしれないのに? 二村 俺はする。すべての日本人がしなくなっても、俺とEXILEだけは、しつづける(笑)。 枡野 そうですかぁ~。 中村 枡野さんはね、セックスができない。(セックスレス時代の)先駆者なんだよ。 枡野 そうですね。時代の先を行っちゃいましたね。 中村 二村さんはインポになったことありますか? 今までの人生で。 二村 や、えっとね、それもこの本(『日本人はもう~』)の内容と関わるんですけど、女性が面倒くさい状態なると、インポになってた。支配できなくなるから。 中村 あ~。でも、だいたい面倒くさいんじゃない? 二村 そうですねぇ。で、面倒くさくなる直前までは(セックスを)しつづける…みたいな。って感じで、まぁ、いいことではないですよねえ……。 中村 女性の面倒くささって、二村さんにとってはどういうものですか? 二村 独占欲みたいなものじゃないですかね? 枡野 女性の側からの? 二村 はいはいはい。 枡野 「俺はもっと他の女とヤリたいのに、お前は俺だけなのか?」みたいな? 「僕のインポは一種の脅迫」(二村) 二村 まぁそれでね、わかっていても女性は面倒くさくなることがあるんですよね。会場でうなずいている方もいらっしゃいますけど(笑)。 枡野 「いま私、面倒くさいけど、自分でも止められない……」っていう? 二村 でもそれが心の状態なんだなっていうことが……。前も僕はそれを突きつけられて、パニックとまではいかないけれど、「うわっ!」と思って逃げ出したりしていたんですけど……。 中村 ほほぅ……。 二村 もう僕もいい歳なので、それこそもう「あ、これは心の穴のシステムなんだな」と。誰でも人間ってそういうふうになるんだなと。さらにそれは女性だけじゃなくて。僕、「女性ってそういうもんだよね」っていうのも、そんなに当たってないと思っていて。男だってそうなることあるじゃないですか。まぁ枡野さんみたいに……。 中村 枡野さんは面倒くさい男の代表ですからね。 会場 (笑) 二村 だからそうなったとき、「あ、いま彼女は面倒くさい人になってるんだな」っていうことを思いながら、セックスでなんとかしようとして、しかしチンチンは萎えるっていう(笑)。現実にカラダが反応しちゃうみたいことはありますよね。 中村 なるほど。他の女だったら勃つとかじゃなく、女全般に勃たなくなる? 二村 いやいや、それはないです。 中村 じゃあそれは真のインポじゃないね。 枡野 ただの面倒くさくなった人じゃないですか? 二村 面倒くさい女性だけに勃たなくなる……。だからあれですよ、そのインポは女性に対して「これ以上、俺をインポにさせたくなくば、けっして面倒くさくなるなよ」という一種の脅迫になるという。 枡野 どっちのインポも救いがないですねえ……。 中村 や、でも、最初からきっぱりインポのほうが、まだマシだ! 二村 ……そうですね(笑)。 会場 (爆笑) 枡野 (真のインポは)おだやかな毎日ですよお。 中村 それは賢者ですよ。うらやましいですね。 枡野 でもなんだろう……。二村さんは、若い頃はどれくらい性欲がありました? 二村 いやだから……若い頃は、なかったわけじゃないけど、オナニーばかりしてた。モテなかったから。AV男優になるまで……、いや、AV監督としてブイブイいわせるようになるまでは全然モテなかったので……。 中村 モテそうなのに、なんでだろう? 二村 自意識過剰だったからじゃないですか。 中村 あっ、中2病とかか。「俺の左に立つな」みたいな(笑)。 二村 そうそう。大学に行くときサングラスかけてるとか(笑)。 中村 面倒くさい男だったんだ(笑) 二村 それがたまたまAVを作り始めたら、AVを観る女性とかAV女優とかから「この人は性について、女の気持ちについて、わかってくれる人なのでは……」という大きな誤解を(笑)。まぁそんなにいるわけじゃないですけど、でもそういう女性たちから、ちょっとモテてしまったがゆえに……。 中村 ああ……。 二村 それで、これは実体験から言わせてもらえば、モテたほうが性欲は強くなります! 中村・枡野 ほぉ~~~! 二村 モテてないときは「チクショー!」と思いながらオナニーをしていても、そんなにずーっとしているわけではない。それがモテ始めると、モテ始めてからのほうがオナニーも多くなる。セックスももちろんできるようになるし。 中村・枡野 ほぉ~~。 枡野 なんだろう、環境に合わせて変わっていく? 中村 進化じゃないんだからさ(笑)。 二村 ゴジラ第三形態みたいな(笑)。 中村 でもさ、なんかモテ始めたことで、快感だけじゃなく、女の人との関係に依存していくんじゃないかな? 二村 はい、そうだと思います。 中村 だから一種のセックス依存症みたいな感じになってさ、セックスの回数も欲望も増えるみたいな。 「そのときは“セックスは楽しいね”って言ってた」(枡野) 枡野 う~ん……。 中村 枡野さん、なんか、お坊さんみたいな顔して(笑)。 枡野 僕はそんなことは一度もなかったなぁと思って。 中村 ほんと? 人生で一番セックスしてた時期でも? 枡野 あの、結婚中はいっぱいしてましたよ、ひと夏は。 二村 人生におけるひと夏なんだ? 中村 蝉みたい……。 二村 そういう生き物なんじゃないの、枡野さん? 70~80年生きる中で、ひと夏だけセックスをする生き物。 会場 (大爆笑) 中村 SF的なね。 二村 蝉的な。 中村 異星人(笑)。 枡野 あのね、当時のことを知ってる人に言わせるとね、「枡野くんはそのとき、“セックスって楽しいね”って言ってたよ」っていうの。 二村 ああ~! 枡野 だけど自分でも、そう言われる前はそんなこと忘れてたし……。「そうか、ひと夏は楽しかったんだ」と思って……。 二村 そのときはキスもしてたの? 枡野 してましたよ。だって僕、駅で別れるときにキスをして、女子高生に見られたこともあるもん。 二村 ほお~。岡田斗司夫さん[注]みたいですね(笑)。 枡野 (その頃の僕は)スキンヘッドだったから、さぞかし気持ち悪かったと思いますよ。 中村 今だって気持ち悪いよ! 枡野 まぁね。 中村 やめよ、外人じゃないんだから。 枡野 や、それは義理でやってたんですけどね。 中村 セックス? 枡野 いや、キス。むこうが望むから、女子高生見てるけど、やらなきゃなって思って。頑張ってやったんですけど。 二村 そのキスのお相手は(当時の)奥様ですか? 枡野 うん、奥様。 二村 やっぱり外でキスすることで興奮する方だったんですか、奥様は? 枡野 う~ん、僕もちょっと新鮮だったから。あまり経験がないまま結婚したので。そっか~、自分も人前でキスすることあるんだなぁ~って、頭の中は賢者タイムで、そう思いながらしてました。 二村 セックスってやっぱり引きずられるんですかね。枡野さんも彼女がいたから…… 枡野 や、そのこと(元奥様とのセックス関連のこと)は本(『愛のことはもう仕方ない』[注])に書かなかったんだけど、もっと本当は編集者の人とかは書いてほしかったと思うんだよねえ。 二村 そうだよ。その後、男性ともちょっと「してみた話」とかもさ…… 枡野 男性とのことはねえ、書こうと思えば書けたんだけど。とにかく書こうと思った人には了解をとろうと思って。男の子は意外とOKだったの。女の人がほとんどもう連絡つかなくなってて。数少ない人たちなんだよ。それで、男の子とのことばっかり書いてたら偏った本になっちゃうし。 二村 まぁ、二丁目で売れる本になってしまう。 枡野 そう。それでそれはちょっと別の本にしようと思って、書かなかった。 中村 で、まぁ一番セックスしてた結婚時代は、セックスに依存してる感じはなかったの?枡野 まぁ、珍しかったから。むこう(奥さん)がカラダ目当てだったからね。そんなことを(女性から言われたことは)人生でないし、僕ごときのカラダ目的でセックスしてくれるなんて嬉しかったからさ、なるべくリクエストにお応えしたかったの。だから最初は頑張ってたから……。 二村 頑張るって、EXILEのように腰を振ること?(笑) 枡野 そうそう。あと、こんなことどんどん言っちゃうとすごいむこうに失礼なのかな? 中村 いや別にいいよ。 枡野 ……まぁ、わりと積極的なひとだったんですよ、むこうが。わざと他人がいるときとかにしようとしたりするんだよ。 中村 お客さんが来てるときとかに? 枡野 こんなこと言っていいの? 中村 フィクションじゃないよね? ノンフィクションだよね? 枡野 うん。例えばエロ漫画でさ、電話をしているときにしゃぶったりするとかあるでしょ? 中村 あるあるある! 枡野 ああいうことすんのよ。 二村 グフフフフ(笑)。 枡野 覚えてるもん。ある仕事のときに、しゃぶられながら、「はい、はい」って打ち合わせしたの。その仕事がどれかもいえるんだけど、そんなこと書いちゃうと生々しいじゃない。 あ、でも(元奥さんが)漫画にも描いたけどね。Mくんっていう、こう前髪が長くてずっと顔を隠してる男の子の主人公が、ワープロ打ってるときにしゃぶられて射精するっていう漫画。それをうちの両親が読んだらしくて。妹が、「お兄ちゃん、Q太さんの漫画はうちの親には刺激が強すぎるみたい……」って教えてくれたくらいだもん。 中村 あ~、そのMくんが枡野さんなんだ? 枡野 僕以外にありえないように描いてるから。 中村 興奮した? そのチンコ…… 枡野 出来事はね、出来事には興奮したけど。描かれると、みんな読んじゃうから、友達が。みんながニヤニヤしてて嫌だった。 会場 (笑) 中村 二村さん、こういうの好きそうじゃない? 二村 ……いや、それは、もしも彼氏がいる女性と仲良くなったとしますと、一緒に彼女の部屋にいるときにちょうどその女性の携帯に彼氏から電話がかかってくることもありますよ。そしたら、まぁ勃起しますよね。そしたら電話させながらハメますよ。 枡野 う~ん、そんな(劇団)「ポツドール」[注]の演劇みたいなことを……。 二村 あ、「ポツドール」にそんなネタがあるんだ? 枡野 そういうのをやりそうな……。 中村 やりそうだね。でも、これただの変態トークじゃん(笑)。 枡野 でもそういうことってさ、世界にはあるんだろうけど自分にはなかったから、新鮮さはあったの。 二村 いやいや、それで枡野さん、喜ぶ女がいるんですよ! 中村 あ~、いるのかなぁ。 二村 そ知らぬ顔で彼氏と会話をしながら浮気相手に貫かれることで、喜んでくださる女性が……世の中にはいるんですよ! 枡野 なるほどね。でも僕だって山本直樹[注]の漫画の主人公になった気持ちでしたよ。 中村 あ~、山本直樹ね、わかる(笑) 枡野 まぁ実際には南Q太[注]の漫画の主人公なんだけど。 会場 (大爆笑) 【第1回の注釈】 ■『あとは死ぬだけ』(太田出版) 中村うさぎの「形見分けの書」ともいわれる最新エッセイ。幼少期から作家になるまで、結婚・離婚・再婚、買い物依存症・美容整形・ホストとの恋愛・デリヘル体験etcと自らの「女の一生」を書きつくしている。≪私はついに賢者にはなれなかったが、愚者としては生き生きとした人生を歩んだと思う。だから明日死んでも満足だ≫(本文より) ■『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(幻冬舎) 二村ヒトシと湯山玲子が「“セックスは面倒くさい”の背景に何があるのか?」を語りあう刺激的な対談本。語られるテーマは――≪日本に蔓延するセックスへの絶望/自分の中の暴力性を嫌悪する男性たち/性行為中に「首を絞めて」という女性が増えている/セックスに不自由しない男性はなぜ嫌われるのか/男性に好かれるために女性はバカなフリをし続ける/日本には、母子密着とセックスの間のスキンシップがない…≫等々。 ■湯山玲子さん 作家・デイレクター。1960年生まれ。男女論のみならずクラブカルチャー、映画、音楽、食、ファッションなどにも詳しい。著作に『女ひとり寿司』『クラブカルチャー!』『文化系女子という生き方 「ポスト恋愛時代宣言」!』『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』などがある。 ■岡田斗司夫さん 作家・評論家・プロデューサーなど多岐にわたり活動。1958年生まれ。通称:オタキング。(株)ガイナックス元代表取締役社長、東京大学教養学部非常勤講師、大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科客員教授などを歴任。2015年に「愛人女性」とのキス画像流出を発端に女性関係問題が発生、自身も「愛人は現在9人、過去最高80人」等と発言、さらに「愛人リスト」とされる物も発覚するなどし、ネットを中心に炎上スキャンダルとなった。 ■『愛のことはもう仕方ない』(サイゾー) messy連載『神様がくれたインポ』を基調とした枡野浩一の最新小説。日々コーヒーを入れ、日々まるで一週間前のことのように13年前の離婚を思い出し、会えないままの息子を思う、そんな自らの日常を極限まで事実に即して描いている。宣伝コピーは、<嘘つきな男たちへ。正直者を受け入れられない女たちへ>。 中村うさぎによる帯文は、≪人があなたを理解してくれないなんて、当然ではないですか!≫。 ■劇団ポツドール 男女の恋愛や生き様をドキュメンタリー的手法を導入して生々しく描くことで評価の高い演劇集団。乱交パーティを舞台にした『愛の渦』では主宰・演出・脚本の三浦大輔が「岸田戯曲賞」を受賞し、三浦の監督・脚本作品として映画化もされた。 ■山本直樹さん 漫画家。1960年生まれ。成人向け漫画を執筆する「森山塔」のペンネームも持つ。1991年に『Blue』が東京都青少年保護育成条例・有害コミック指定を受けた初の作品となり、「有害コミック論争」へと発展する。2010年には「連合赤軍事件」を題材にした 『レッド』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞している。二村の著書『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(イースト・プレス)の装画と挿画も。 ■南Q太 漫画家。1969年生まれ。枡野浩一の元妻。代表作に『ぼくの女に手を出すな』『さよならみどりちゃん』『クールパイン』などがある。 _________ ■中村うさぎさん 作家・エッセイスト。1958年生まれ。雑誌ライーター・ゲームライターを経て、『ゴクドーくん漫遊記』シリーズで人気ライトノベル作家となる。その後、自らの「買い物依存症」を描きつくしたエッセイ『ショッピングの女王』でエッセイストとしても大人気となる。その後もさらに「美容整形」「ホストとの恋愛」「借金と税金」「デリヘル風俗」など自らの実経験・実体験を通じての赤裸々なエッセイを発表し続けている。2013年に〝100万人に1人〞ともいわれる難病「スティッフパーソン症候群」を発症、現在も治療を続けている。再sん著作は「形見分けの書」とも表明しているエッセイ『あとは死ぬだけ』。メールマガジン『中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話』http://www.mag2.com/m/0001629430.htmlも発行している。 ■二村ヒトシ監督 AV監督。1964年生まれ。慶應義塾大学在学中より劇団『パノラマ歓喜団』を主宰する一方、AV男優としてもデビュー、多数のAVに出演する。劇団解散後はAV監督となり、女が男を攻める「痴女モノ」や美少年が女装する「女装子モノ」の第一人者といわれるなど、現在に至るまでAV業界の第一線で活躍している。男女の恋愛と自意識をテーマにした著書『すべてはモテるためである』『あなたはなぜ「愛してくれない人」を好きになるのか』がベストセラーとなり、セックスと恋愛をめぐる論客として注目を集める。さらには、男性のアナルを開発する器具『プロステート・ギア』のプロデュースも手掛けている。AVの代表作に『美しい痴女の接吻とセックス』など。最近の著作は対談や鼎談が多く、『オトコのカラダはキモチいい』(金田淳子・岡田育との共著/KADOKAWA)、『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(湯山玲子との共著/幻冬舎)、『モテと非モテの境界線 AV監督と女社長の恋愛相談』(川崎貴子との共著/講談社)、最新刊に『秘技伝授 男ノ作法』(田淵正浩との共著/徳間書店)などがある。 (構成:藤井良樹)

SMAP・中居正広 「エッチなこと考えるけど、体がついてこない」40男の性の衰えを告白

 12月6日に放送された『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)で、SMAPの中居正広(44)が「エッチなこと考えるけど、体がついてこない……」と、ジャニーズアイドルらしからぬ性の悩みを大胆暴露した。  同日の放送は「居酒屋 40題」と題して、40代が抱える“あるある”を出演者が語るというもの。お酒を毎日欠かさず飲んでいるという中居は、劇団ひとり(39)から「どれ位飲むんすか?」という質問を受けると「1週間で2升飲みますから」と即答。外で飲んだり、友人と飲んだりすることもなく、自宅でひたすらひとりで飲むという。しかも、このアルコール漬けの生活を20代から続けているそうだ。  また、「ちょっと飲んで気持ちよくなると、すんげぇエッチなこと考えちゃうんですけど」と番組に出演したドクターに相談。中居の赤裸々発言に出演者は笑うしかなかったが、ドクターが「アルコールが脳に与える影響ですね」と真面目に答えてくれると、「でも、体がついていかない。何飲めばいいですか?」と頭と体にギャップがあることまで告白した。今年で44歳を迎えた国民的グループのリーダー・中居。テレビやラジオでダンスのキレが悪くなった、踊り続ける体力がなくなった、と頻繁に口にしてきたが、プライベートでも老いを感じるらしい。  2015年3月に放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)の「離婚しちゃった芸能人SP」では、出演していた女性陣が夫婦生活には性的スキンシップが重要だと強調するなかで、「奥さんってそんなにエッチしたいの?」「性欲強いの?」と女性陣に詰め寄りながら、「俺ら(男は)はそんなんムリだよ」と、男性は年を取ったら性行為がしんどいということを示唆するコメントが飛び出したこともあった。さらに同番組では、性欲処理の方法についても言及。「DVDでしょ~! DVDでしょ~!」とAVをオカズにしていることを堂々発言し、よほどAVが好きなのか、長年連れ添ってきた右手(もしくは左手?)の信頼性が高いのか、生身の女性よりもDVDが好きという発言も。ただ、つまりこの時点では「体がついていかない」ことはなかったということでもある。  しかし、中居の“体がついていかない”問題は、本当に年齢のせいだけなのだろうか。ドクターの言うように、要因のひとつには多量の飲酒があるだろう。アルコールは適度な量なら問題ないが、過剰に飲むと、脳の中枢神経が抑制されてしまうとのこと。“お酒を飲むと勃たなくなる”なんてよく言われるが、脳の働きが鈍くなることで性的な興奮度も下がり、絶頂まで持たないということになるらしい。  中居の場合、加齢で肉体は(内臓や血管含め)変化しているにもかかわらず、20代から変わらぬ酒量で飲んでいる。これで心身健康でいられるほうが不思議でもあるだろう。特に昨年~今年にかけてはSMAP解散に伴う大騒動が勃発し、大きなストレスも抱えているはずだ。飲酒によるストレス解消が有効な場合もあるが、どうかファンのためにも健康を害さないよう気をつけてもらいたい。 (ゼップ)

ホリエモンがカワイすぎる男の娘・大島薫に攻められデレデレ…? 炎上商法かハニートラップの疑い

 本日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、ホリエモンこと堀江貴文氏(44)のプライベートを掲載している。見出しは『ホリエモン“新恋人”撮った!お相手はカリスマ「女装男子」』。要するに、堀江氏の恋人(の一人)が、男性であるという内容だ。  カリスマ「女装男子」とされているのは、タレントの大島薫(27)。性別は男性で、女性ホルモンも打っておらず男性器を有しているが、髪を伸ばし化粧をして女性向けのファッションに身を包むと「女顔負け」の美女に変身する彼女は、セクシー女優として活動していた時期もある。記事によれば、11月22日未明、互いの指を絡めながら歩く二人は、六本木の高級ホテルリッツ・カールトンにIN。堀江氏が大島に「メロメロ」で、他の女性に対してはSなのに、大島に対してだけはMなのだ……といった具合に、具体的な情事の様子をイメージさせる内容になっている。  大島は同誌の取材に応じ、はっきりと性的な関係にあること、女性の友人Aさん(堀江氏との関係は“友達以上、彼女未満”)を交えて3Pしたことなどを認めている。 「タカポン……いや、堀江さんと会っていることは事実です。堀江さんはテレビで見るより優しい人です」 ――二人でホテルに入りましたが、セックスはしているのですか? 「……そうですね」 ――大島さんが堀江さんを攻めているという証言もありますが。 「んー、彼が欲しがるというのはありますね」 ――堀江さん、Aさん、大島さんの三人で一夜を共にしたと聞きました。 「え? んー。そういうこともありましたね。AVでは経験がありましたが、プライベートでは僕も初めてで少し戸惑いました」  これまで堀江氏は大手芸能事務所・アミューズに所属するタレントの廣井ゆう(26)と交際していると報じられていた。今年の10月末、原宿のKAWAII MONSTER CAFÉで開かれたハロウィンパーティーにも揃って参加し、腕を組んでいたというが、「文春」記事では廣井に「堀江さんと交際していますか?」と問い「ないです」と返されているので、この2カ月の間に破局したということだろうか。  同誌が発売となったのは12月8日だが、5日の時点で堀江氏は、Twitterにて同誌への憤りを露わにしていた。堀江氏の携帯電話に、担当記者が直接何度も電話をかけてきた様子で、堀江氏はその記者の実名をあげて「人間のクズ」「そのクソ記事はおそらく木曜日でるが、どんだけ社会的意義のないクソ記事かわかると思う。調子に乗ってんじゃねーぞ」「社会的意義のあることなら別に構わんが単に俺のプライベートを面白おかしく書くだけの記事だぞ」等と連投。発売後の現在は、このことについて特に触れていない。  確かに社会的意義のない、堀江氏のプライバシーを侵害しただけの記事である。編集部としては「女じゃなくて男の娘と!?」という意外性が面白い、と思ったのだろうか。しかし意外ではない。2010年の時点で、堀江氏はニューハーフもののAVを好むことを公言している。Twitterでユーザーから「どんな(AVの)ジャンルが好きなんですか?」と質問され、「周知かと思いますが、最近はニューハーフモノです」と堂々と答えている。ちなみに2010年は大島がAVデビューした年でもある(ただしこの時点ではまだゲイ専門ビデオであった)。また、同年、堀江氏はAV女優・Ninaをプロデュースするというプロジェクトを実行したが、そのプロモーションで受けたスポーツ紙のインタビューにて、「ニューハーフのチンポをなめたことがあるんです」「(最初は)ちょっと抵抗があったんですが、なめたら『これはなめられるな』と。なんか感じてるんですよね、ニューハーフのコが。自分でやってみると、女のコが気持ち良くフェ○○オする気持ちが分かるんです」と発言。つまり何も隠していないのだ。  そもそもこの記事自体が、大島の知名度を上げるための“ネタ”、つまり炎上商法で、堀江氏の激怒ツイートも含めた大島盛り上げ企画の可能性や、はたまた「ハニートラップ」だった可能性もあるが、いずれにしろこうして話題になったことは大島にとっては喜ばしいことだろう。今後、大島がテレビバラエティや日曜午前のワイドショー系番組に進出するなどメディア露出を増やし、活躍しはじめるかもしれない。 (犬咲マコト)

ホリエモンがカワイすぎる男の娘・大島薫に攻められデレデレ…? 炎上商法かハニートラップの疑い

 本日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、ホリエモンこと堀江貴文氏(44)のプライベートを掲載している。見出しは『ホリエモン“新恋人”撮った!お相手はカリスマ「女装男子」』。要するに、堀江氏の恋人(の一人)が、男性であるという内容だ。  カリスマ「女装男子」とされているのは、タレントの大島薫(27)。性別は男性で、女性ホルモンも打っておらず男性器を有しているが、髪を伸ばし化粧をして女性向けのファッションに身を包むと「女顔負け」の美女に変身する彼女は、セクシー女優として活動していた時期もある。記事によれば、11月22日未明、互いの指を絡めながら歩く二人は、六本木の高級ホテルリッツ・カールトンにIN。堀江氏が大島に「メロメロ」で、他の女性に対してはSなのに、大島に対してだけはMなのだ……といった具合に、具体的な情事の様子をイメージさせる内容になっている。  大島は同誌の取材に応じ、はっきりと性的な関係にあること、女性の友人Aさん(堀江氏との関係は“友達以上、彼女未満”)を交えて3Pしたことなどを認めている。 「タカポン……いや、堀江さんと会っていることは事実です。堀江さんはテレビで見るより優しい人です」 ――二人でホテルに入りましたが、セックスはしているのですか? 「……そうですね」 ――大島さんが堀江さんを攻めているという証言もありますが。 「んー、彼が欲しがるというのはありますね」 ――堀江さん、Aさん、大島さんの三人で一夜を共にしたと聞きました。 「え? んー。そういうこともありましたね。AVでは経験がありましたが、プライベートでは僕も初めてで少し戸惑いました」  これまで堀江氏は大手芸能事務所・アミューズに所属するタレントの廣井ゆう(26)と交際していると報じられていた。今年の10月末、原宿のKAWAII MONSTER CAFÉで開かれたハロウィンパーティーにも揃って参加し、腕を組んでいたというが、「文春」記事では廣井に「堀江さんと交際していますか?」と問い「ないです」と返されているので、この2カ月の間に破局したということだろうか。  同誌が発売となったのは12月8日だが、5日の時点で堀江氏は、Twitterにて同誌への憤りを露わにしていた。堀江氏の携帯電話に、担当記者が直接何度も電話をかけてきた様子で、堀江氏はその記者の実名をあげて「人間のクズ」「そのクソ記事はおそらく木曜日でるが、どんだけ社会的意義のないクソ記事かわかると思う。調子に乗ってんじゃねーぞ」「社会的意義のあることなら別に構わんが単に俺のプライベートを面白おかしく書くだけの記事だぞ」等と連投。発売後の現在は、このことについて特に触れていない。  確かに社会的意義のない、堀江氏のプライバシーを侵害しただけの記事である。編集部としては「女じゃなくて男の娘と!?」という意外性が面白い、と思ったのだろうか。しかし意外ではない。2010年の時点で、堀江氏はニューハーフもののAVを好むことを公言している。Twitterでユーザーから「どんな(AVの)ジャンルが好きなんですか?」と質問され、「周知かと思いますが、最近はニューハーフモノです」と堂々と答えている。ちなみに2010年は大島がAVデビューした年でもある(ただしこの時点ではまだゲイ専門ビデオであった)。また、同年、堀江氏はAV女優・Ninaをプロデュースするというプロジェクトを実行したが、そのプロモーションで受けたスポーツ紙のインタビューにて、「ニューハーフのチンポをなめたことがあるんです」「(最初は)ちょっと抵抗があったんですが、なめたら『これはなめられるな』と。なんか感じてるんですよね、ニューハーフのコが。自分でやってみると、女のコが気持ち良くフェ○○オする気持ちが分かるんです」と発言。つまり何も隠していないのだ。  そもそもこの記事自体が、大島の知名度を上げるための“ネタ”、つまり炎上商法で、堀江氏の激怒ツイートも含めた大島盛り上げ企画の可能性や、はたまた「ハニートラップ」だった可能性もあるが、いずれにしろこうして話題になったことは大島にとっては喜ばしいことだろう。今後、大島がテレビバラエティや日曜午前のワイドショー系番組に進出するなどメディア露出を増やし、活躍しはじめるかもしれない。 (犬咲マコト)

「与えられた価値に押し潰されそうな女性」を安心させようと、女性が泥をかぶる不条理/『逃げ恥』第9話レビュー

 第9話にして16.9%を叩き出し、またしても自己最高平均視聴率を塗り替えた『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。先週、仲直りしたみくり(新垣結衣)と平匡さん(星野源)は「ハグしたい!」という思いが重なったにも関わらず、会えず仕舞いで幕を閉じました。しかも今週は今週で、平匡さんの仕事が忙しくなっちゃってなかなか会えません。システムのバグによってハグはお預け。ハグバグ剥奪、なんつって。  そんな中。みくりは、ニセ野内こと風見さん(大谷亮平)を狙っている新キャラ・五十嵐安奈(内田理央)と平匡さんがたまたま2人で蕎麦屋に入るところを目撃。風見さんと安奈は合コンで出会ったそうですよ。その2人は一旦置いといて。  その晩、遅くにようやく帰宅した平匡さんに、みくりがその件を詰めたところ、平匡さんは「もしかして嫉妬してくれたんですか?」と確認。みくりに「ばか! 決まってるじゃないですか!」と言われたことで、みくりの好意についに気付いた平匡さん。すると、「ずっと、みくりさんが僕のこと好きなら良いのになって思ってました。考えないようにしてました」「火曜じゃなくてもみくりさんを抱きしめても良いですか?」とハグ。そしてみくりが「何曜日でも何時でも。朝までだって……。すみません、私またっ」と離れようとした時! 平匡さんが、すかさずギュッと抱き寄せ「一緒にいますか、朝まで」と囁き、みくりは頷きながら「……うん」なんて可愛すぎる返事をする。この一連の流れは、鬼リピ決定のほっこりシーンです。その裏では、沼田さん(古田新太)がお得意の盗み聞きで契約結婚だったことを知り、平匡さんは会社のリストラリストに載ってしまったんですけどね。  とはいえ、今回は主役2人よりも百合ちゃん(石田ゆり子)の“綺麗すぎる涙”ですよ。化粧品会社に務める役職付きの百合ちゃんは、とある件で本部長に直談判へ行ったのですが、部長室を出た後に「融通が効かない。(結婚してないから)必死なんだよ」なんて本部長の野次を聞いてしまうのです。その夜、町でばったり出くわした風見さんに漏らした言葉は刺さりました。 「与えられた価値に押しつぶされそうな女性たちが自由になる。自由だからこその美しさ」 「私みたいなアラフィフの独身女だって社会には必要で、誰かには勇気を与えることができる。あの人が頑張ってるなら、自分ももう少しやれるって。今ひとりでいる子や、ひとりでいるのが恐いって若い女の子たちに『ほらあの人がいるじゃない。結構楽しそうよ』って思われたら少しは安心できるでしょ?」 「だから私はかっこ良く生きなきゃって思うのよ」  百合ちゃんが作った化粧品の広告のコピーは「自由に生きる、美しくなる」。これは10年前に百合ちゃんと同期が“モテ”を打ち出していた上司(現本部長)を必死に説得して実現させたテーマなのだとか。今回、直談判に行ったのも、懲りずに本部長が当時のような広告を作成したからなんです。その広告を「かっこ良いですよね」と褒めてくれた風見さんだからこそ漏らした言葉。弱った百合ちゃんを見て「そんなこと言わないでください」と慰める風見さんに、百合ちゃんは自然と涙が溢れてしまったのです。  数日前に2人で飲んでいた時(仲良し!!)には、“子供はほしい?”という話になり、「誰もが深く知るのって無理だと思わない? 誰かが知ってることを誰かが知らなくて」とも言っていた百合ちゃん。ごもっともですよ。だけど「女は母になるのが普通」で、第一線で働いているアラフィフ独身女性にしか知り得ない世界は尊重されづらい……本当に勘弁してほしいですね。何で百合ちゃんが泣かなきゃいけないんですか。何で百合ちゃんが生きづらさを感じなきゃいけないんですか。お陰で、風見さんの評価はうなぎのぼりですよ! なんせ、涙が止まらない百合ちゃんを“顔を背けて壁ドン”し、通行人の好奇の目から守っちゃったんですから。  さらに今回の百合ちゃんは、偶然トゥービーコンティニュード・田島(岡田浩輝)とも再会して、お昼デートの約束も。というのも、以前バーで飲んだ時は離婚協議中だったらしく、今はシングルファーザーになっていたのです。「どっちとくっつくの~!?」なんてそわそわする暇もなく、次回予告では風見さんと進展がありそうですし、トゥービーは良きスパイス止まりでしょう。でも、百合ちゃんと風見さんがすんなりくっつくとも思えず……。ニセ野内、百合ちゃんに契約結婚とか提案しないと良いけど。 (ドラマウォッチ:ナチョス)

未知の快感に震える…! 発毛治療のはずが全身を走る気持ちよさに身悶えて

 自らのハゲと向き合うことを決意し、この半年、地道な育毛努力を継続するかたわら、専門クリニックでカウンセリングを受けたり、同様にハゲ経験を持つ女性(薄毛女子=スゲジョ)の声に耳を傾けてきたやまもとありさ先生。前回は「能面モード」で二度めの育毛サロン潜入を試みました! 引き続きの育毛サロン編で、やまもと先生が味わった快楽とは……? ~いままでのお話~ 【第1話】若年・女性・薄毛…生えなくなった女性漫画家の決意 【第2話】女なのに20代でハゲ、何で!? カミソリ除毛は頭皮を弱らせるのか 【第3話】睡眠・大豆・炭酸・コラーゲン直塗り! 生やしたい人のリアルな「毛活」をレポるよ 【第4話】女性専用の薄毛クリニックに無料カウンセリングを受けたらゴリゴリ勧誘されました。 【第5話】円形脱毛は「ほっとけば治る」? 増え続けるハゲに焦り愚かなドクターショッピング 【第6話】「休み時間は無心で髪の毛を抜いてました」抜毛症だったナタさん【私が薄毛女子です】 【第7話】半年間の育毛活動でハゲはどう変わったか? ドイツの女性用ハゲ改善飲み薬に膨らむ期待! 【第8話】超マイクロスコープは見た!皮脂で固まった毛穴…毛が生えない「汚頭皮」