餌を撒くだけで不倫希望男がみるみる寄ってくる!既婚者同士の合コン現場がアツかった

「100発100中、喰えるんスよ! マジでウテウテの入れ食い状態! 熱い! ヤバイ! 間違いない!」  昨年、知り合いの既婚男性Y氏(40代前半)が、テニサーのようなテンションで教えてくれたのが、“既婚者合コン”なる出会いの場を斡旋するサイト『X』でした。一応サイト名は伏せますが、別に怪しい雰囲気のサイトでも、知る人ぞ知る的なサイトでもなく、Google検索窓に「既婚者 合コン」と打ち込めばすぐに出てくる、明るく健全な雰囲気のサイトです。表面上、背徳的要素を醸して不倫を煽るようなことは一切していません。  不倫の出会い系といえば、数年前に既婚者向け出会いサイト『アシュレイ・マディソン』が大流行&登録者の個人情報流出で大混乱、ブームが下火になったことは記憶に新しいところです。海外からやって来た不倫推奨サイトが沈没した後、男性を中心にふつふつとその名を知らしめていたのが『X』でした。  システムは非常にシンプルで、月に数回開催される飲み会に申し込み、参加するだけ。当日は、男女各3人ずつが座るテーブルがいくつかがあり、30分ごとに男性陣が各テーブルを順繰りに回るというもの。お見合パーティーの“回転寿司”の、グループバージョンと想像していただけたらわかりやすいかと思います。  価格は男性約7000円、女性約3000円。開催日は平日や土曜の昼か夜、日曜の昼が多く、「30代から40代前半の日」や、「45歳以上の日」、「年上女性と年下男性の日」、「年収800万円以上の男性の日」といったように、年齢や趣味嗜好により選べるようになっています。  まず苦労するのが、「申し込むこと」だと、T氏は言います。男性参加枠の約15席を巡り、予約の時点から水面下での戦いが繰り広げられているというのです。 「人気がありすぎて、男性枠は申し込み開始と共に即満員になってしまうんですよ。いつ予約が開始されるかわからないから、毎日30分おきに『X』のサイトを見て、新規申し込みが開始していないかをチェックしていた時期もあります。ここで知り合ったIT系の技術者には、『申し込みが開始したら、自動で申し込みができるプログラムを作った』という猛者もいたほどです」(T氏)  それほどまでの人気の理由はほかでもない、冒頭にもある通り、「とにかくヤレる。魚影が厚い濃い」(T氏)の一点に尽きるといいます。昨今のお見合いパーティーなどの婚活市場では、男性不足が深刻化しているといった報道もありますが、逆転現象がここでは起こっているのです。いや、逆転ではありません、『X』をチェックしてみると、女性側も開催日の1週間前には埋まってしまいますから、男女ともに人気の高さがうかがえます。 「僕の印象では、子どもも手が離れ、純粋な飲み友達を探しにきた女性50%、夫の浮気の腹いせに自分もヤッてしまおうと企む女性40%、残り10%は、継続的な不倫パートナーを欲している女性です。既婚者同士だから、こういうところに参加している=ヤリ目と認識してOKなんで、話が早いんスよね」(Y氏)  ギラつき系40代のY氏はそう言いますが、本当にそうなんでしょうか。マジでみんな、そんなにヤリたがっているものなんでしょうか? そこで、既婚・1歳と3歳の2児持ち30代女性である筆者が真偽を確かめるべく、ある土曜の昼下がり、既婚者合コンに参加してみました。 それは確かに合コンだった  このサイトの合コンはすべて異なる年齢制限が設けられているのですが、私が参加したのは男女ともに30代半ばから40代半ばまでの会です。その日の人数は、男女計25人ほど。男女各3人ずつが1テーブルに割り振られていました。座る場所は『X』スタッフが采配します。見た感じ、男性はランダムのようで、女性は近い年齢ごとに同じテーブルになるようになっていたように思います。  私のテーブル平均年齢は30代半ば。北関東から「午前中、仕事の研修ために都内に来た」からついでにここにも参加したという、全盛期の堂真理子(テレビ朝日アナウンサー)を彷彿とさせる女性(小6の息子アリ)と、10歳年上の夫がいる、山田優にアバズレ感をプラスした雰囲気の女性。いや、ふたりとも、まごうことなき垢抜け美人です。びっくりしました。  ふと見渡してみると、年齢層が高めな女性はそれなりに(ああ、40代後半なんだろうな、とか)わかるのですが、でも総じて魚住りえっぽいというか、可愛いんですよ。うさんくさいサクラ臭もまったくなし。これはレベルが高い! もしいつも女性陣がこのレベルなら、Y氏があんなに興奮するのも頷けます。  一方、男性陣はというと、Y氏のようなギラギラ系ばかりかと思いきや、みな、超普通。外見は好みがあるので言及しませんが、人畜無害な平均的男性ばかりです。一見、“不倫”とは無縁に見えるんですけど。  そして、いざ1回転目、乾杯の合図と共に会話開始です。 「どこに住んでいるの?」 「仕事は何しているの?」 「休みの日は何してる?」  当たり障りのない会話を、みな、緊張の面持ちで進めますが、いまいち盛り上がりに欠けます。つまらないと感じたのか、「このあと、予定があって」と、山田さんはここで帰宅してしまいました。  そして2回転目へ。ここから徐々に、『X』ならではのプレイスタイルが垣間見えるようになりました。そう、ここはおみパのような個人戦ではなく、“合コン”の場。つまり、3人1組で回っている男性陣のチームプレイがいかに仕上がっているか否かが、テーブルが盛り上がる決め手だったのです。特に2組目はチームプレイの良さが顕著だったので、盛り上がりました。たとえば、こんな具合に。 「さっきのテーブルで、俺は岡田将生に似てるって言われてて、彼は堂本剛に似てるって言われてて。で、彼だけ何も言われなくて(笑)」 「おいおいー! 俺だけおっさんだからってひどいよなー(笑)」 「どっ」となる、一同。面白いか否かは別として、イジったりイジられたり、盛り上げようとする努力は好感が持てます。ここでついつい私ってば、「いやいや、鈴木浩介に似てますよー大丈夫ですよ」なんて言ったばかりに「え? 誰?」「え? 蒼井優にフラれた人? え? 誰?」となって、プレイを乱してしまったんですが。  それは置いておいて、岡田が堂さんに夢中になり、山田優は去ってしまったので、鈴木と剛は私と喋る羽目に。剛が「この『X』をどうやって知ったのか」と聞くので、こう答えました。 「すごいハマっている知人男性が、オススメだと教えてくれたんです。鈴木さんはどうやって知ったんですか?」 すると鈴木、眼球をせわしなく左右に動かし、グラスを持つ手をぷるぷるさせながら、 「けっけけけけけけっっけっけけけけけっけ検索でっっ!」 と回答。そんなに動揺するなんて、一体なんて検索したんでしょう。<人妻 即ハメ 出会い>とかかな? さらに剛には参加動機を聞いてみると、不敵に笑い、なにやら語り始めました。 「俺には2人の師匠がいる。そのひとりは、団鬼六なんだ」 おお、さすがは既婚者合コン、話が早いどころの騒ぎではありません。「SMがお好きなんですか?」と聞くと、「ちょ(笑)違うから!」と、まるで私がバカみたいな反応。 「そうじゃなくて、団さんの思想に共鳴しているんだ。師匠って言っても会ったことないんだけど(笑)。いわゆる、エフィカシー的な話」 ……え? えふぃかしー? 「あとひとり、これはマジの師匠なんだけど、苫米地英人さん。彼が言う、自分の壁を取っ払うことを実践しに、ここに来たってわけ」  まさかの苫米地氏きたーーー! どうやら剛は、苫米地氏のセミナーの生徒のようです。まさかこんなところで、本サイトの運営会社・サイゾーのオーナーである苫米地氏の名前が出るとは思ってもみませんでした……。ひとしきり苫米地氏の話題で盛り上がったのち、3回転目。ここもチームプレイがよく、堂さんから「夫とは結婚する前から付き合い長いですからねー……」なんて発言を引き出すことに成功していました。  そして4回転目。酒が回って疲れたのか、それともコミュニケーション能力が低い男性ばかりが集まったのか、全く盛り上がらず。しかも私が、「今日は1歳と3歳の子どもを夫に預けて来た」と言うと、ワンボックスタイプの軽自動車に乗り、パズドラばっかやってそうなロバートの馬場裕之(料理が得意なメガネの人)といった風情の男が、こう言ったんです。 「え! 旦那さんに!? 大変じゃん。すごいことさせるね!?」  はあ? すごいことさせる? いや、おめえも子ども2人、奥さんに預けて、しかも仕事だって嘘こいてここに来てんだろが。つうか、なんで「夫が子どもを見る」=「大変なことをさせる」と文句言われなきゃなんねーの? と、小出愛氏の「イクメンとかいう言葉そのものが、妻にとっては邪魔でしかない」がよぎりつつ、反論。 「いやー普通に、私が見る日もあれば、夫が見る日もある、それだけですよ? 普通にやりませんかみなさん? しかも私はいつもやっていることですが、夫だけが大変なのですか? ねえ堂さん!」  優しい堂さんは「そうですよお! うちも夫はやりますよ」と味方についてくれました。その後、馬場と険悪になり、残り10分、会話なくデザートをもそもそと食べていると、終了の合図。ちなみにご飯はコースになっていて、美味しかったです。飲み放題ですしね。  2時間の飲み会が終了しましたが、ここからが、この“既婚者合コン”の本番だったのです。みな一斉に、まずは同じテーブルの人たちとLINE交換。それが終わると、男たちが他テーブルに移動し、続々とLINEを聞いてゆきます。堂さんには長蛇の列ができており、隣にいた私には、「堂さん並んでるし、その間にこいつのLINEも聞いておくか」くらいのテンションの男性数人から交換を要請されました。  なんだか、“不倫”なんて空気、全然感じなかったなー。みんな、やけにあっさりとしていて、ギラギラも、ガツガツもしていなかったなあ。そんなことを考えながら帰路についていると。前言撤回。なんと鈴木から、こんなLINEが来たのです。 <次に研修で都内に来るとき、教えてね。一緒にごはん食べよう。ナイフとフォークを使うお店がいいな> 堂さん宛のギラギラメッセージ、あんた送り先間違えているよ……。指摘してあげると、 <ごめんなさい。間違えましたm(_ _)m はるさんとは友達になりたいです!> と、こっちがフラれたみたいな一線を引かれてしまいました。ぎゃふん!  さて、鈴木以外からも、数人からもLINEが続々。 <タイプだと思ったので、またゆっくり話せたらいいなと思いました> <もっとゆっくり話ができれば良いな。今度ごはんでもどうですか?> <近く会えるならお願いします。空いている日あったら教えてください☆>  なるほど、男性側は合コン中はギラギラせず、餌を蒔くときだけ勢いをつける。あとは釣り糸を垂らし、女性が食いつくのを待つだけ。虎視眈々と、水面が揺れる瞬間だけを、狙う。一方の女性側は、お腹が空いていなければ食べなくていいし、空いたときに餌をつんつんとするだけで、男性側がすぐ釣り上げてくれると思います。どちらも過度にエネルギーを使わなくて済むから、傷もつかない。それが、既婚者合コンの正しいスタイルなのかもしれません。まあ、その後に修羅場が待ち受けているかもしれませんが。  一番気になったのは、なぜ堂さんのような美人できちんとした女性が来たのか、ということ。堂さんは国家資格取得のため大学院に進学しました。となると、子どもの年齢的に、院卒と同時に結婚したのでしょう。「夫とは付き合いが長い」と言っていましたから、男性は夫しか知らない可能生もあります。あれだけ美人ですから、自分が美しい女だという自覚はあると思います。だけど夫はその価値を大切にしてくれず、行き場のない承認欲求が募り、ちやほやを求め、ここに来たのかもしれません。そんな、「週刊大衆」の名物連載漫画『感じる人妻』のような世界が、本当にあるんだあ。  どうか堂さんには、しょうもない男の釣り糸に引っかからないでほしい――そうおせっかいに願いますが、それって美人な女友達と一緒にナンパされるブスが断るときの発想じゃん……。既婚女性のみなさま、たまには既婚者合コンに参加して、自分のモテ力を再確認してみるのもいいかもしれませんよ。きっと、明日への糧になります。

小栗旬の「労働組合」は、業界を変えることができるのか

俳優の小栗旬氏が俳優のための労働組合を立ち上げようとしているとのニュースがありました。ハリウッドのSAG-AFTRAをモデルとした組合にしようとしているそうです。以前の記事でも何度か触れたことがありますが、そもそも労働組合の意味や役割がアメリカと日本では大きく異なる現状において、俳優のための労働組合がどのように機能するのか、興味深く見守っていきたい話題です。 折しも、今月はまさに春闘まっただなか。労働組合の活動が最も活発になる時期です。 春闘は、毎年2月から4月にかけて、企業、業界ごとに行われる賃上げや労働条件の改善を求める労働運動です。特に春闘がその目的として大きく掲げるのが「ベア」ですが、これは賃金の底上げを求める「ベースアップ」という意味です。基本給が上がれば、それに紐づいて算出されるボーナスや残業代なども総じて上がるため、少しでも基本給を上げることは、労働者にとって非常に重要なことなのです。 しかし、春闘には大きな問題があります。それは、非正規雇用者は参加できない、また非正規雇用者には「何の関係もない」ということです。 以前お話したように、日本の労働組合というのは、正社員による、正社員のための「企業内従業員組合」です。日本の労働組合は、企業の成長を第一としたうえで、可能な範囲で賃金や労働条件の改善を求めるという妥協的な姿勢をとっています。したがって、日本の労働組合でブルーカラー労働者が求めるのは、同一企業内の「正社員」として、賃金や労働条件を雇用主に対して交渉していくことが前提となります。日本の労働組合は、ブルーカラーもホワイトカラーも全社員一丸となって企業の経営目的を達成するための「企業内従業員組合」なのです。そして、このような形態の労働組合に、非正規雇用者が参入する余地はありませんし、直接雇用されているのではない派遣労働者などには基本給アップなど関係のない話です。 欧米の労働組合が、同業種に従事するブルーカラー労働者の権利を守るための横のつながりによる業界内組織であるのに対し、日本の労働組合が「正社員」のための組織となっているのは、第二次世界大戦中の翼賛体制までさかのぼります。 戦時中、企業とは「高度国防国家の建設」に貢献する「生産人」の共同体であり、すべての国民は生産者でした。どのように国家目的達成のための生産活動に貢献するかによって区別はされても、全国民は勤労者であり、生産活動における「正規構成員」そのものでした。事実、徴用を中心とする労働義務制、賃金統制、給与体系の規定、就業規則の規制などを通じて、企業が「軍隊化」するとともに、すべての国民が生産活動に組み込まれていきました。勤労という概念は、国家目的達成のために、全国民が等しく生産活動に従事し、等しく貧困を分け合うことに正当性を与えるマジックワードでした。 戦後、企業経営の目的が国家目的の達成から、企業の収益アップを通じた成長へとシフトしても、企業の組織体制は国家によって管理されていた当時のシステムを引きずっています。日本企業の多くが垂直的なピラミッド型の序列構造を持つのも、違法な長時間労働さえもいとわない「滅私奉公」のサービス残業がはびこるのも、正規構成員どうし「我慢しあう」「助け合う」ことが美徳であり、「勤労奉仕は国家に対する責務」であった時代の負の遺産なのです。 一方の欧米では、企業の「軍隊化」や構成員たる労働者の「正規構成員」化は日本ほどには進みませんでした。日本は短期間で近代化、工業化を成し遂げ、国民一人一人が滅私奉公で無理をすることで欧米に追い付くしかありませんでしたが、時間をかけて近代化を達成していた欧米では、一人一人が日本ほど無理をする必要が無かったからです。ある程度余力がある中で戦争をしていたので、日本のように国内の全企業、全国民が挙国一致で戦争するという体制にする必要がなかったのです。 日本では戦後、農業従事者や地方出身者が大挙して都市部に流入し、ブルーカラー労働者として製造業に従事するようになるという大規模な社会移動が起こりました。これによって、大多数の国民が、同じような企業で、同じような職業につき、同じような賃金で働くという状況がしばらく続きました。「一億総中流」社会が誕生したのです。 欧米ではこうした産業の変化による社会移動や階層意識の変遷も、日本よりも長い時間をかけて変化していきました。日本では「お父さんは地方の農家の息子だったが、1960年代前半に高卒で東京に出てきて製造業に就職。高卒で事務職をしていたお母さんに出会って結婚し、子ども3人に恵まれた。長男は高卒で大手自動車会社に就職。長女は短大卒業後に就職したが結婚を期に退職。次男は大卒でバブル末期に銀行に就職し、同僚の女性と結婚」というのも珍しい話ではありません。 日本では、父である1世代目で大きな社会移動が起こり、2世代目では同一家庭内にブルーカラーもホワイトカラーも混在しているという状況も珍しくはありませんが、欧米ではこうした大規模な社会移動も3世代以上かけて、ゆっくりと達成していきました。 一つの家庭内であれば、こうした階層の違いは「中流意識」のもと黙認されますが、3世代目、4世代目ともなれば、それぞれ全く違う階層に属する状況が固定化し、階層意識の分断も進みます。著しい経済成長が終わり、社会移動が見込まれなくなった社会では、3世代目がブルーカラーならば、4世代目もブルーカラーとなり、3世代目がホワイトカラーならば4世代目もホワイトカラーとなります。欧米社会で日本よりも明確な階層の分断が見られるのは、階層意識も日本よりも時間をかけて形成され、強固に踏み固められてきたからです。そして、日本もこの状況に近づいていますが、日本の労働組合はその変化にキャッチアップできていません。 日本の労働組合は、80年代中盤までの製造業における「ブルーカラーもホワイトカラーも関係なく、正社員を中心とした企業形態」が基本系です。90年代以降に急増し続けているサービス業やIT業界、非正規雇用の急増といった状況に対応できていないのです。 階層の分断が明確な欧米では、労働組合の役割というのは「正社員」にこだわるのではなく、あくまでも「労働者階級」のための階級闘争的側面の強い、社会運動です。しかし、一企業内の「正社員」を基準にした日本の「企業組織」は、階級闘争としての社会運動としては弱く、「正社員」の枠組みの外でさらに苦しんでいる労働者を救うような社会運動としても弱いのです。 翻って、小栗旬氏の「俳優労働組合」について考えてみましょう。アメリカの「SAG-AFTRA」という組織は俳優、アナウンサー、脚本家、演出家など、エンターテイメント業界のあらゆる職種の人が加盟しています。 アメリカの俳優というのは、自分でエージェントを探し、自分で仕事を見つける完全なる「自営業」です。しかし、日本の俳優の場合、事務所に所属し、事務所が仕事を見つけ、事務所から給料をもらうという「正社員」と同様の形式になっています。もちろん、雇用契約自体は事務所と「自営主」という関係かもしれませんが、「自営業」といえるほどの自由度はありません。 SAG-AFTRAはエンタメ業界で働くすべての労働者が、賃金や労働環境の改善を求めて団結して戦うための組織です。そこには、アメリカという階層分断の強い社会で、業界内のすべての労働者が横の団結である労働組合を通じて階級闘争、社会運動を行ってきた歴史が反映されています。 アメリカで「エンタメ業界労働者のための労働組合」が誕生したのに、日本ではそうした労働組合が誕生しなかったのも無理はありません。階層分断があいまいに見過ごされ、労働組合が職種に関係なく正社員のための「企業内従業員組合」である日本で、「業界内のすべての労働者、ブルーカラー階級のための社会運動」としての労働組合は盛り上がりようがないのです。 もはや日本社会の階層分断はごまかしようもなく、「目に見える」格差です。労働者の半数が非正規社員で、正社員のためだけの交渉を行う労働組合など、労働者のための組織ではありません。仕事内容そのものや生活水準の違いに目を向け、業界全体や労働者どうしの横のつながりによって団結し、賃金や労働環境の改善を求めていくことこそ、日本の労働者に必要なことです。労働者が一人で経営者に対して待遇改善を求めることは不可能です。労働組合には、一人ではできないことでも、団体交渉を通じて達成するための力があります。その力を、「企業内従業員組合」としてではなく、社会運動として生かしてほしいと思います。

小栗旬の「労働組合」は、業界を変えることができるのか

俳優の小栗旬氏が俳優のための労働組合を立ち上げようとしているとのニュースがありました。ハリウッドのSAG-AFTRAをモデルとした組合にしようとしているそうです。以前の記事でも何度か触れたことがありますが、そもそも労働組合の意味や役割がアメリカと日本では大きく異なる現状において、俳優のための労働組合がどのように機能するのか、興味深く見守っていきたい話題です。 折しも、今月はまさに春闘まっただなか。労働組合の活動が最も活発になる時期です。 春闘は、毎年2月から4月にかけて、企業、業界ごとに行われる賃上げや労働条件の改善を求める労働運動です。特に春闘がその目的として大きく掲げるのが「ベア」ですが、これは賃金の底上げを求める「ベースアップ」という意味です。基本給が上がれば、それに紐づいて算出されるボーナスや残業代なども総じて上がるため、少しでも基本給を上げることは、労働者にとって非常に重要なことなのです。 しかし、春闘には大きな問題があります。それは、非正規雇用者は参加できない、また非正規雇用者には「何の関係もない」ということです。 以前お話したように、日本の労働組合というのは、正社員による、正社員のための「企業内従業員組合」です。日本の労働組合は、企業の成長を第一としたうえで、可能な範囲で賃金や労働条件の改善を求めるという妥協的な姿勢をとっています。したがって、日本の労働組合でブルーカラー労働者が求めるのは、同一企業内の「正社員」として、賃金や労働条件を雇用主に対して交渉していくことが前提となります。日本の労働組合は、ブルーカラーもホワイトカラーも全社員一丸となって企業の経営目的を達成するための「企業内従業員組合」なのです。そして、このような形態の労働組合に、非正規雇用者が参入する余地はありませんし、直接雇用されているのではない派遣労働者などには基本給アップなど関係のない話です。 欧米の労働組合が、同業種に従事するブルーカラー労働者の権利を守るための横のつながりによる業界内組織であるのに対し、日本の労働組合が「正社員」のための組織となっているのは、第二次世界大戦中の翼賛体制までさかのぼります。 戦時中、企業とは「高度国防国家の建設」に貢献する「生産人」の共同体であり、すべての国民は生産者でした。どのように国家目的達成のための生産活動に貢献するかによって区別はされても、全国民は勤労者であり、生産活動における「正規構成員」そのものでした。事実、徴用を中心とする労働義務制、賃金統制、給与体系の規定、就業規則の規制などを通じて、企業が「軍隊化」するとともに、すべての国民が生産活動に組み込まれていきました。勤労という概念は、国家目的達成のために、全国民が等しく生産活動に従事し、等しく貧困を分け合うことに正当性を与えるマジックワードでした。 戦後、企業経営の目的が国家目的の達成から、企業の収益アップを通じた成長へとシフトしても、企業の組織体制は国家によって管理されていた当時のシステムを引きずっています。日本企業の多くが垂直的なピラミッド型の序列構造を持つのも、違法な長時間労働さえもいとわない「滅私奉公」のサービス残業がはびこるのも、正規構成員どうし「我慢しあう」「助け合う」ことが美徳であり、「勤労奉仕は国家に対する責務」であった時代の負の遺産なのです。 一方の欧米では、企業の「軍隊化」や構成員たる労働者の「正規構成員」化は日本ほどには進みませんでした。日本は短期間で近代化、工業化を成し遂げ、国民一人一人が滅私奉公で無理をすることで欧米に追い付くしかありませんでしたが、時間をかけて近代化を達成していた欧米では、一人一人が日本ほど無理をする必要が無かったからです。ある程度余力がある中で戦争をしていたので、日本のように国内の全企業、全国民が挙国一致で戦争するという体制にする必要がなかったのです。 日本では戦後、農業従事者や地方出身者が大挙して都市部に流入し、ブルーカラー労働者として製造業に従事するようになるという大規模な社会移動が起こりました。これによって、大多数の国民が、同じような企業で、同じような職業につき、同じような賃金で働くという状況がしばらく続きました。「一億総中流」社会が誕生したのです。 欧米ではこうした産業の変化による社会移動や階層意識の変遷も、日本よりも長い時間をかけて変化していきました。日本では「お父さんは地方の農家の息子だったが、1960年代前半に高卒で東京に出てきて製造業に就職。高卒で事務職をしていたお母さんに出会って結婚し、子ども3人に恵まれた。長男は高卒で大手自動車会社に就職。長女は短大卒業後に就職したが結婚を期に退職。次男は大卒でバブル末期に銀行に就職し、同僚の女性と結婚」というのも珍しい話ではありません。 日本では、父である1世代目で大きな社会移動が起こり、2世代目では同一家庭内にブルーカラーもホワイトカラーも混在しているという状況も珍しくはありませんが、欧米ではこうした大規模な社会移動も3世代以上かけて、ゆっくりと達成していきました。 一つの家庭内であれば、こうした階層の違いは「中流意識」のもと黙認されますが、3世代目、4世代目ともなれば、それぞれ全く違う階層に属する状況が固定化し、階層意識の分断も進みます。著しい経済成長が終わり、社会移動が見込まれなくなった社会では、3世代目がブルーカラーならば、4世代目もブルーカラーとなり、3世代目がホワイトカラーならば4世代目もホワイトカラーとなります。欧米社会で日本よりも明確な階層の分断が見られるのは、階層意識も日本よりも時間をかけて形成され、強固に踏み固められてきたからです。そして、日本もこの状況に近づいていますが、日本の労働組合はその変化にキャッチアップできていません。 日本の労働組合は、80年代中盤までの製造業における「ブルーカラーもホワイトカラーも関係なく、正社員を中心とした企業形態」が基本系です。90年代以降に急増し続けているサービス業やIT業界、非正規雇用の急増といった状況に対応できていないのです。 階層の分断が明確な欧米では、労働組合の役割というのは「正社員」にこだわるのではなく、あくまでも「労働者階級」のための階級闘争的側面の強い、社会運動です。しかし、一企業内の「正社員」を基準にした日本の「企業組織」は、階級闘争としての社会運動としては弱く、「正社員」の枠組みの外でさらに苦しんでいる労働者を救うような社会運動としても弱いのです。 翻って、小栗旬氏の「俳優労働組合」について考えてみましょう。アメリカの「SAG-AFTRA」という組織は俳優、アナウンサー、脚本家、演出家など、エンターテイメント業界のあらゆる職種の人が加盟しています。 アメリカの俳優というのは、自分でエージェントを探し、自分で仕事を見つける完全なる「自営業」です。しかし、日本の俳優の場合、事務所に所属し、事務所が仕事を見つけ、事務所から給料をもらうという「正社員」と同様の形式になっています。もちろん、雇用契約自体は事務所と「自営主」という関係かもしれませんが、「自営業」といえるほどの自由度はありません。 SAG-AFTRAはエンタメ業界で働くすべての労働者が、賃金や労働環境の改善を求めて団結して戦うための組織です。そこには、アメリカという階層分断の強い社会で、業界内のすべての労働者が横の団結である労働組合を通じて階級闘争、社会運動を行ってきた歴史が反映されています。 アメリカで「エンタメ業界労働者のための労働組合」が誕生したのに、日本ではそうした労働組合が誕生しなかったのも無理はありません。階層分断があいまいに見過ごされ、労働組合が職種に関係なく正社員のための「企業内従業員組合」である日本で、「業界内のすべての労働者、ブルーカラー階級のための社会運動」としての労働組合は盛り上がりようがないのです。 もはや日本社会の階層分断はごまかしようもなく、「目に見える」格差です。労働者の半数が非正規社員で、正社員のためだけの交渉を行う労働組合など、労働者のための組織ではありません。仕事内容そのものや生活水準の違いに目を向け、業界全体や労働者どうしの横のつながりによって団結し、賃金や労働環境の改善を求めていくことこそ、日本の労働者に必要なことです。労働者が一人で経営者に対して待遇改善を求めることは不可能です。労働組合には、一人ではできないことでも、団体交渉を通じて達成するための力があります。その力を、「企業内従業員組合」としてではなく、社会運動として生かしてほしいと思います。

フジ『めちゃイケ』『みなさんのおかげ』、5%割れの大爆死連発も「打ち切れない」裏事情

 間もなく新年度とあって、現在テレビ各局から改編情報が続々と発表されている。視聴者のテレビ離れが叫ばれる中、各局とも打開策のために試行錯誤していることが見て取れるが、「最も視聴率不振に悩んでいるはずのフジテレビは、視聴者から“打ち切り寸前”といわれている番組を切ろうとしない」(スポーツ紙記者)という。 「フジといえば、“月9ドラマ”の低迷が目立ち、現在放送中の『突然ですが、明日結婚します』も、第6話で歴代最低単話視聴率の5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し話題になりました。しかし、バラエティも他局に比べて落ちこぼれており、中でも、ご長寿番組の『めちゃ×2イケてるッ!』と『とんねるずのみなさんのおかげでした』に対しては、ネット上で『面白くないのに、何でダラダラ続いてるの?』『もう打ち切りにするべき』といった反発の声が上がっているほど。マスコミの間では、ここ数年ずっと“打ち切り説”がささやかれていますが、両番組は今年4月以降も相変わらず続くことが発表されました」(同)  業界内外から「さっさと打ち切れ!」といわれるのにも理由がある。まず、『めちゃイケ』は2004年に平均視聴率33.2%を記録したこともある人気番組だったが、近年は1ケタ台を連発し、16年1月には4.9%にまで落ち込んだ。また、『みなさんの~』の方も、同10月に4.7%、11月には4.6%と、やはり“5%割れ”という悲惨な結果を残している。 「数字だけ見れば、どう考えても打ち切りにすべきですが、実は両番組ともに、フジ幹部の“後押し”があるため、現場が打ち切りたくても打ち切れないんです。『めちゃイケ』は長年の功労番組として、亀山千広社長から評価されており、また、『みなさんの~』は、とんねるずが日枝久会長と親交深いため、誰も口が出せない状況が、長らく続いています」(テレビ局関係者)  こうして、赤字続きの『めちゃイケ』と『みなさんの~』が残される一方、14年には『森田一義アワー 笑っていいとも!』、16年には『ライオンのごきげんよう』と、昼のご長寿番組が続けて終了になったという。 「ただ、功労番組であるはずの『いいとも』や『ごきげんよう』が打ち切られた前例もありますから、『めちゃイケ』には見切りがつけられるのでは……ともいわれています。しかし、『みなさんの~』に関しては、日枝会長がいる限り、打ち切りはあり得ないでしょう」(同)  各局が本気で改編に取り組む中、思い切った改革に踏み出せないフジには、来期も期待できそうにない。

セックス中にペニスが抜けなくなる!? いえいえ、入らなくなるんです。「膣けいれん」とは

片方の唇の痙攣が止まらず、ずっと「ニヒルな笑みを浮かべている人」になっている事が多々あります。こんにちは、大根 蘭です。  みなさんは「膣けいれん」をご存知ですか? あまり聞き慣れない言葉かもしれませんね。でも「セックスの際、ちんこが抜けなくなって病院に運ばれたらしい」という都市伝説的な噂話は耳にしたことがあるのではないでしょうか。これは「膣けいれん」のため起きたと言われているセックス中の事故です。素っ裸で股間同士が繋がったまま病院に運ばれるって、実際に自分自身に起きてしまったら、これ以上ない恥ずかしい出来事なわけですが……。  ネット上では、「抜けなくなった」「合体したまま運ばれた」という情報がわんさかありますが、しかし、いずれも本人談ではなく噂の域を超えていないものばかり。看護師歴20年の知人も実際には見たことはないようですが、彼女の先輩が「昔、ホテルから救急車で繋がったまま運ばれてきた男女を見た“らしい”」という話をしてきたことがあります。これまた本人が居合わせたわけではないので微妙なところです。反対に「そんなものは都市伝説だ」という意見も数多くあり、真実が気になるところですが、その前に! 決してひとごとではない、「膣けいれん」について知っておくことが大事です。 膣痙攣(ちつけいれん)の症状  「膣けいれん」は、膣周囲のいくつかの筋肉が反射的に痙攣(膣が収縮)してしまい、または女性側に激しい痛みが出てしまい、ペニス挿入ができない状態のことで、「性交困難症」のひとつとされています。ただ、セックス時だけに起こる事象ではなく、産婦人科・婦人科で診察に使う器具や生理時に使うタンポンなどが入らなくなってしまうこともあるそうです。何もしていない時には基本的には痛みは出ないのですが、無理に挿入しようとすると痛みに襲われます。つまり膣けいれんは、「抜けなくなる」というよりも、「挿入しにくい」「挿入ができない」状態であることが多いようです。 膣けいれんの原因は、メンタル面にあり  この症状は、自分の意思とは関係なく反射的に生じます。原因として多く挙げられているのは、精神的・心理的なもの。例えばですが、セックスが苦手・怖い、過去に強い痛みを経験した……など、トラウマになっているような出来事がある場合や、相手男性とのセックスに痛みを感じたことがあるためカラダが反応して痙攣を起こす、など。とはいえ、精神的な理由があるからといって、必ず痙攣が起こるということはないようで、程度も頻度も人それぞれのようです。男性も、メンタル面の理由で勃起しない、勃起が持続しない、射精しないなどの不具合が生じますよね。それと似ているかもしれません。 「膣けいれん」後の“筋肉の硬直”がキケン  「抜けない」のではなく「挿入できない」状態だということは、やっぱり冒頭で紹介したような「抜けなくて救急車」という話は都市伝説? と思いきや、実は、挿入したあとに膣けいれんを発症し、ペニスが圧迫されて男性側が痛みを伴うことも確かにあるようです。ただ、膣や膣周辺の筋力は、男性が全力を振り絞っても抜けないというほどの強さではないため、「合体したまま運ばれる」という事態は信憑性に欠けるかもしれません。基本的には抜ける、はず。  しかし、ここからは私の個人的な予測ですが、膣けいれんを“キッカケ”に抜けなくなる可能性はあるのではないかと思いました。セックス中に膣けいれんを起こし、痛みと不安に襲われる女性はカラダ全体に力が入ってしまい、膣周辺のみならず足腰の筋肉も硬直。男性もちんこが圧迫される痛みとパニック状態で無駄な力が入り、うまく抜けない状態に陥ることもある……のではないでしょうか。恐ろしいことに、この「圧迫」「締め付け」状態が続けば、ちんこを抜くことは出来ず血液の循環も崩れてしまう可能性もあります。抜かねば! 焦れば焦るほどパニック状態が悪化し、抜けない……119!!!  もしも今後、あなたがこのような事態に遭遇したら、「あ、大根蘭が書いてたな」って思い出してください。……少し落ち着いて、膣や肛門周りの筋肉をマッサージするのです。肛門周り(括約筋)の緊張をほぐすと膣全体の力も緩むので、女性は圧迫感、男性は締め付け感が減少されると考えられます。焦らず、膣&肛門周辺をマッサージ! いざという時のために覚えておきましょう。 (大根 蘭)

二階堂ふみ、「元モデル」の新恋人発覚も………“元カレ”星野源と「マンション内同棲」継続!?

 3月9日発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)が、二階堂ふみと“新恋人”のツーショットをスクープしている。これまでにも、数々の有名男性芸能人との交際説がささやかれていた二階堂だが、最新のお相手として報じられたのは一般には“無名の元モデル”だった。 「同誌によると、二階堂と“犬の散歩デート”を楽しんでいたのは、2015年まで男性ファッション誌『MEN’S NON‐NO』(集英社)でモデルを務めていた米倉強太。二階堂と同い年で、現在は起業して映像作家として活動している男性です。記事では、二階堂が送迎車を使って米倉の自宅マンションを出入りしていることから、“事務所公認の半同棲”とも伝えられています」(スポーツ紙記者)  二階堂といえば、これまで何度も菅田将暉との交際説が報じられてきた。また、15年には、星野源と、13年には新井浩文とも熱愛が伝えられており、世間では“肉食女優”のイメージも根強い。 「二階堂と菅田に関しては、本人たちも公言している通り、本当に親友関係で、男女の関係ではないといわれています。ただ、星野と新井とは、それぞれ本当に交際しており、親しい人間には当人たちからの報告もありました。特に星野とは、一旦は破局説が出たものの、16年12月の『女性セブン』(小学館)で、同じマンションの別フロアに住んでいることが報道されています。星野が先に住んでいて、後から二階堂が引っ越してきたようですが、実は両者は現在も引っ越ししていません。つまり、“マンション内同棲”は継続中なんです」(芸能プロ関係者)  「フライデー」のデートショットや記事を見る限り、二階堂と米倉が交際中であることは間違いなさそうだ。しかし、「今カレと“半同棲”生活を送りつつ、元カレとも“マンション内同棲”が続いていることについて、米倉はどう感じているのでしょうか」(同)との声もある。“恋多き肉食女優”二階堂にとっては些末なことなのかもしれないが、新恋人との仲に亀裂が入らないよう、気をつけてほしいものだ。

レンタル彼氏よりキュン! 紗倉まなが心をくすぐられた“イマドキ人材派遣サービス”

 先日、とあるテレビ収録で「“レンタル彼氏、レンタル彼女”という仕事を(映画のタイトルみたいだけど)ちゃんと生業としている方々がいるらしい」ということを知りました。ついに、人間までレンタルできる時代になったとは……という考えを抱くこと自体、もしかして古いのでしょうか。  私は、この仕事を始めてから誰とも付き合ったことがありません。もちろん誰かを好きになったことなら何度もあります。でも、好きになったからといって必ず恋愛に発展するかと言えばそういうわけでもなくて、報われないただの片思いだったり、自らただの片思いに収めてみたり。実際に好きな人を手に入れてしまうことは、同時に恋愛の喪失までをも手に入れてしまっているのと同じ感覚がして……まぁそんなわけで、結局ひとりのほうが性に合っているという結論で締めくくってきました。同世代の中でも、恋愛の悩みはそんなに抱えずに過ごしてきたほうだと思います。つまらない人間と言われてしまえばそこまでですが、どちらにせよ仕事を優先してしまう自分の姿とありありと向き合ってみれば、必ず答えは「ひとりでいいよね」という一点に辿り着くのです。現時点でも、それは変わらず。  だからこそ、レンタル彼氏のことを初めて聞いた時は「すごい良さそう!」と純粋に思いました。プライベートで異性と話すことに枯渇していて、なんだかそういった瞬間を恋しくなることも多かった、というのも理由のひとつ。  何でも「親に婚約者を連れて来いって言われたから」「適当に異性と遊びたいから」「暇だから」などの身勝手な理由だとしても、レンタル彼氏・彼女さんたちは出動してくれるそう。ちょうど先日観た、岩井俊二監督の『リップヴァンウィンクルの花嫁』という映画で、結婚式の人数合わせのために「親族をレンタルする」なんていうシーンがあったのですが、他人には任せられない大事な状況で、代行運転のように助けてくれる人たちがいるなんて衝撃を受けていました。  そしたらタイミングよく、なんと収録でレンタル彼女・彼氏さんたちに会うことになったのです。もちろんメディアに出るということもあって、店の中でも選抜された方々だったに違いないのですが、それにしてもルックスがあまりにも良かったんです。もし私が予約の電話をいれて、待ち合わせ場所に彼らが現れたら、「あれ、これ詐欺じゃないよね……?」なんて遠くから訝しげに眺めては、怖くなって帰ってしまうかもしれないレベル。  収録中、私はレンタル彼女さんに、「今まで困ったこととかありますか?」と尋ねてみました。すると、「恋愛対象にされてしまうこともあって大変だった」とか「延長を重ねられて何日も一緒にいることになった」とか「セックスを求められてしまい拒み続けた」などの貴重なお話をたくさん聞かせてくれました。  密室で知らない人と2人きりになる瞬間もあるのだから、当然怖い思いをしたこともあったと思うんです。それでも「私たちはただ、お客様と一緒にいる時間を身体ではなくて心で満たしたいんです、それだけなんです」という彼女の言葉に心打たれました。プロフェッショナルですよね。お客さんに楽しい時間を提供することはもちろん、時に人助けのような役まで買うなんて……私はレンタル彼女・彼氏さんに終始敬礼するような気持ちでずっと話を聞いていました。 普通のおっさんとコーヒーをすすりたいぞ…  収録が終わってから、「レンタル彼氏かぁ、一度でいいから体験してみたいなぁ」と悩んでいたものの、「私は年上が好きだからなかなかタイプの方もいないんだろうなぁ」と予約ダイヤルをクリックするのはためらっていました。若い男性が嫌いなわけじゃないけど、あんなジャニーズみたいなイケメンさんが来たら逆に緊張しちゃって癒されるどころじゃないし、考えただけで滝汗止まらないですし。「どうせならおっさんがいいなぁ」なんて、適当にワードを入れてスマホを眺めていると、なんと、すごいものを見つけてしまったのです。 “おっさんレンタル”っていうパワーワードを。  おっさんレンタル。この響きの良さよ。おっさんレンタルのサイトをじっくりと見てみると、何とも素敵なおっさんたちが並んでいるではないですか。料金は、一時間千円。その安価に思わず「えっ」と声をあげてしまいました。やけに高い〈ひとりカラオケ一時間〉よりも安いじゃないか!!  言い方はあれだけど、いい意味で普通のおっさんが並んでいて安心したんです。どこかのサイトでは、おっさんレンタルについてこう語られていました。「人生豊かなおっさんをレンタルして、傾聴してもらうだけで嬉しいんです」とか「誰か人の役に立ちたいというボランティア精神溢れる人でなければ、とても務まらないのがおっさんレンタルだ」とか。え、めっちゃ良くね? 一緒にコーヒーをすするおっさんや、にこっと笑いながら話を聞いてくれるおっさん、映画館で一緒にスクリーンを観るおっさん、その他諸々、きゅんっとするおっさんのシーンが脳裏に過る……。完全に心をくすぐられてきたぞ……。  でも、私だったら何を補いたくて、何を求めて、おっさんを呼ぶのだろう――恋愛対象、というのはさすがに違うような気がして。というのも、うっかり好きになってしまうのは仕方がないとして、初めから恋愛目的のために利用するのは、プロ意識を掲げて頑張っている方々にとても申し訳ない動機なわけで。  「友達もいないから、一緒にお茶をしてもらいたい」っていうのはどうだろう? でも、それなら女性でも全然かまわないし、なんなら“レンタル友達”っていう枠組みになるのかもしれない。「たまたま取れた休日にひとりで過ごすのも寂しいから、誰かと話したくて使ってみた」というのが、現在の自分の中で一番利用しそうな条件に近しい気がする……!! 実際、「ただ話を聞いてほしくて」という理由でレンタル彼氏を呼ぶ人も多いみたいですからね。  しかしです。私は絶対に“レンタル彼氏”も“レンタルおっさん”も利用しない、というか利用したとしても言わないって決めてるんです。ここまで話しといて「はあ?」と呆れられるかもしれませんが、私は一度、こうした出会いツールにあやかったことをメディアに話して痛い目に会ったことがあります。それは「マッチングアプリ」でした。  あまりにもこの仕事では出会いがなくて、寂しくて一度だけ出会い系アプリに登録したことがあったんです。もちろんやり取りした男性には会わなかったけど、その話をテレビでした数日後、いろんな出会い系サイトが「こちらがAV女優が利用しているアプリです!!」と私の写真と共に、狂ったかのようにたくさんの広告を作り始めてしまったのでした。勝手に私の本名を探られて、偽のラインのやり取りまで作成されて、出会い系サイトの釣り画像まで作られてしまう有様。もちろん、どれも私が使ったことも見たこともないようなもので……完全に質の悪い詐欺であることは一目瞭然だったけど、とにかくその勢いがすごくて腹が立ったのです。で、懲りた。もうこういう「○○を使ってみた」っていう報告をやめようと……。世間を甘く見ていた自分のお口を、もうミッ●ィーにしてやるぞ(・X・)っ☆ぷぎゃー  もしおっさんレンタルを利用したらハマっちゃうかもしれないし、話したくなるかもしれないけど、こればかりは秘密にしておこうと思います……messyだけの、秘密に☆

山下智久、亀梨和也ドラマで「二番手」扱いに不満!? 「ヒヤヒヤする」とジャニーズ関係者困惑

 KAT‐TUN・亀梨和也と山下智久が共演する、4月期放送の連続ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)。2人の共演は、2005年放送の『野ブタ。をプロデュース』(同)以来12年ぶりで、さらに2人によるユニット「亀と山P」が主題歌を担当するとあって、双方のファンからは歓喜が上がっている。ところが、山下は同ドラマでの自身の扱いについて、「少なからず不満を抱いている」(広告代理店関係者)という。  長年、藤島ジュリー景子副社長派閥であるNEWSに在籍した山下だが、11年にソロに転身してからは、SMAPの元マネジャー・飯島三智氏の元で活動を続けてきた。 「ところが飯島氏は、15年1月発売の『週刊文春』(文藝春秋)において、メリー喜多川副社長から、『(娘のジュリー氏と)対立するならSMAPを連れて今日から出て行ってもらう』と叱責されて以降、徐々に事務所内での立場を危うくしていきました。これに危機感を覚えた山下は、結局ジュリー氏らに頭を下げて、“出戻り”を認めてもらったといい、15年末の『ジャニーズカウントダウンコンサート』で、亀梨とともに『修二と彰』の楽曲『青春アミーゴ』を披露したのも、ジュリー派への鞍替えによって実現したといわれています」(レコード会社関係者)  そんな山下の元に、日テレからオファーが来た際、「ジャニーズ首脳陣に、あらためて『これからもよろしくお願いします』といった手紙を送ったそうです。これは、一時期飯島派に寝返ったものの、出戻った自身の立場を省みた上での行動だったようで、この手紙によって、無事に首脳陣からも出演の許可を得られたといいます」(前出・広告代理店関係者)。  ところが山下の本心としては、同ドラマにおける亀梨との扱いの差に不満を抱いているようだ。 「今回山下は、“神を自称する謎の男”という役柄で、亀梨に次ぐ男優の二番手として出演しますが、『野ブタ』では亀梨とのW主演でした。ジャニーズからすれば、“優等生”の亀梨と、“出戻り”の山下では、扱いに差が出るのは当然の話ですが、当人はまったく納得していない様子。元々、仲が良いというわけではない2人ですが、山下が亀梨にジェラシーを燃やしているようだと、ジャニーズ関係者はヒヤヒヤしているんだとか」(同)  果たして山下は、『ボク、運命の人です。』をヒットへと導き、ファンや事務所を喜ばせることができるのだろうか。

橋本環奈にKinKi Kidsが下ネタブッ込みまくり! セクゾ佐藤勝利が「ありえない」と驚愕の神対応も

 3月4日より公開中の映画『ハルチカ』で主演を務めているSexy Zoneの佐藤勝利(20)と橋本環奈(18)が様々な番組にて映画宣伝に奮闘している。彼らは3月5日放送の『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)にも出演、ジャニーズの先輩・後輩の共演となったことをファンは大いに喜んでいた。  OPトーク後、佐藤と橋本を招き入れると堂本光一(38)はいきなり「ここがオレのSexy Zone~♪」とSexy Zoneの曲『Sexy Zone』の替え歌っぽいものを披露。堂本剛(37)曰く、光一はSexy Zoneと絡むときは毎回これを歌っているのだとか。  剛と橋本は7月14日公開予定の映画『銀魂』でも共演しているという繋がりがあり、光一は「えっ〇〇タマ!?」「ブッ込んだのかと思ったよ」とのっけから下ネタを飛ばしていく。「光一さんでなければセクハラ案件」「38歳のおじさんが18歳の女の子にそれはあかんで」とネット上ではツッコミが。  4人は原宿・竹下通りで流行りの店を巡ったのだが、超巨大な綿飴を提供する「TOTTI CANDY FACTORY」に来ると、できあがっていくピンク色の綿飴を見て剛が「ちょっと今おっぱいみたい」と、またしても下世話なジャブを打つ。橋本がこれに苦笑いしていると、光一は「ホンマやー!」とわざとらしく被せて「ここがオレのSexy Zone~♪」とまたも熱唱。たまらず佐藤が「そういう時に歌ううたじゃないです」と注意。視聴者は「キンキがコンビでまたもセクハラ」「ノリノリで下ネタ言いまくるおじさん2人がカワイイ」と微笑ましく受け止めているようなのだが、たしかにキンキでなければ、そしてゲストが後輩の佐藤という関係性がなければNGなギリギリ案件だ。  最後はギターが欲しいという橋本のために楽器店を訪れた一行。ギターが弾けない橋本に、光一は橋本の指を掴んで弦を抑える場所を教えてあげ、剛は橋本のギターの音色に合わせて即興で歌を歌ってみせるなど文字通り手取り足取りのサポート。この光景に佐藤は「光一くんにギター教わって、剛くんに歌ってもらうなんて後輩じゃありえないですよ!!」と大興奮の表情を見せた。  キンキ→橋本の神対応は続き、なんと1時間も店で橋本のギター選びに付き合った。「橋本環奈になりたい」「光一くんは橋本環奈が好きなの? ゲストが若い女の子だとホントに嬉しそうだよね」「光一さんに指を誘導され、剛さんがその音に合わせて歌って、勝利くんがそれを見守る橋本環奈マジヤバい」とファンの嫉妬がピークに達したところで番組は終了。もう30分も続ければ橋本のTwitterが炎上しそうなほどキンキ2人の親切ぶりが目に付いた終盤であった。ただ前半はセクハラ対応だったため、後半の神対応は相殺ともいえるが。  ちなみに映画『ハルチカ』の原作は“青春ミステリ”とジャンル分けされている小説のため、映画が「吹キュンラブストーリー」なんて宣伝されていることに原作ファンからは「恋愛映画にされてしまっていて悲しい」「完全に別物」といった嘆きの声が上がっている。だが佐藤、橋本のファンのみならず、観客からはおおむね好評で、良質な青春映画に仕上がっていると評価が高い。量産されている少女マンガ原作の学生恋愛モノとは異なる作品ゆえ、敬遠していては勿体ない。気になる人は劇場に足を運んでみるといいだろう。 (ゼップ)

堀北真希、妹たちとの不仲問題!? 三女疑惑の原奈々美デビューで「溝深まる」危険も?

 2月28日付で芸能界を引退した堀北真希について、3月7日発売の「女性自身」(光文社)が、“妹との確執”を報じている。堀北には2人の妹がおり、「その1人とみられる人物が、たびたびネット上で話題になっていた」(スポーツ紙記者)というが……。 「『自身』によると、堀北は小学生の頃、母親と幼稚園児の妹たちと一緒に東京郊外の木造アパートに住んでいたとのこと。当時、両親は離婚していたそうで、そのうち父親らしき人が一緒に住み始め、しばらくは家族5人での暮らしが続いていたんだとか。しかし、堀北が中学生になる頃、父親が妹2人を連れて出ていってしまい、堀北は母親と2人暮らしに。なんでも、堀北が母親を独占していたことで姉妹間に溝ができ、家族離散に至ったと報じられています」(同)  その後、堀北は芸能界デビューを果たしたが、同誌によれば、三姉妹の次女がSNSで「私の女優の姉よ」と写真をアップし、そのことで堀北と次女は現在まで揉めているという。 「たしかに、今までにもネット上では、これと似たような出来事が注目を集めていました。読者モデル、また都内でアイリストとして働いている原奈々美が、『堀北真希にそっくり!』といわれていて、彼女のインスタグラムに一般ユーザーから『妹ですよね?』といったコメントが書き込まれることも。堀北が清楚系であるのに対し、原はややギャル系の雰囲気ですが、基本パーツは瓜二つ。公称しているワケではないので真偽不明ではあるものの、原は堀北三姉妹の三女とされ、芸能関係者の間でも“妹説”は濃厚だとみられています」(芸能プロ関係者)  原が本当に堀北の妹であるなら、いずれ本格的に芸能界デビューすることもあり得るのだろうか。 「実は原が働いているサロンは、きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属する芸能事務所・アソビシステムが運営しているんです。原はこれまで、客から『堀北さんの妹ですか?』と聞かれても、『ノーコメントです』と曖昧に答えていたようで、おそらく堀北サイドから公言を禁止されていたのでは。堀北が引退した今なら、制限が緩和されるでしょうし、今後原は、“堀北の妹”というキャッチフレーズで活動展開していく可能性もありそう。ただ、それによって、姉妹間の溝が深まることは否定できません」(同)  原が、大々的にデビューし、世間をあっと言わせる日は近いのかもしれない。