TAKAHIROとの結婚・妊娠を発表した武井咲、まさに有言実行・計画通りのあっぱれな手腕

 EXILEのTAKAHIRO(32)と女優の武井咲(23)が結婚を発表した。入籍の第一報を伝えたのは「週刊女性PRIME」。武井は妊娠しており、来春には二人の第一子が誕生予定だという。  2014年1月クールで放送された土曜9時枠のドラマ『戦力外捜査官』(日本テレビ系)でダブル主演したTAKAHIROと武井。その縁で急速に距離を縮めたとされ、翌年4月には武井の自宅マンションをTAKAHIROが訪れていると報道されたが、当時、どちらの所属事務所も交際を強く否定していた。  武井の所属するオスカープロダクションは、所属する女性タレントに『25歳まで恋愛禁止』と言い渡している。武井はまだ23歳だが、強行突破に踏み切ったかたちだ。ちなみにオスカーの看板女優の一人である上戸彩(31)は、TAKAHIROの兄貴分であるHIRO(48)と家庭を築いている。  主演ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)が好調で、ようやく“低視聴率女優”の汚名を払拭したばかりの武井だが、なぜ結婚を急いだのだろうか?  実は武井は、昨年6月に放送された『僕らの時代』(フジテレビ系)で、同じ事務所で同世代の女優の剛力彩芽、忽那汐里と3人で対談し、「若いときに結婚して子ども産むってのが理想」「そういうタイミングがあれば早めにしたいなって思っちゃう」と堂々明かしていた。若くして結婚・出産したい理由は、武井の母親が22歳で出産し、今も母娘というよりは年齢の近い女友達のような感覚で仲の良い関係だからとのこと。  ちなみに同番組では“好きなタイプ”についても明かしており、「一緒にいて楽しい人が良い。相談とかもしたいし、して欲しい。私は唯一家族にしか自分のことを話さないからそういうことを話せる相手だと嬉しい」とのことだった。  さらに昨年『東京カレンダー』のインタビューでも、早婚願望をまったく隠していなかった。 「今の一番の夢は家庭を持つこと。母は、私の年齢で出産していますから、それを思うと私もいい出会いがあればすぐに結婚したいと思っています。近頃の風潮からすると早いと言われるかもしれませんが、他人の目はあまり気になりません。私は私です。それに、さっさと落ち着いた方が仕事にも趣味にも没頭できる。羽を伸ばして自由に生きられる気がするんです」(東京カレンダー2016年3月号)  まさに有言実行、計画通り婚というわけだ。  それにしても、TAKAHIROとの交際開始時期はまだ20歳。それからおよそ2年半の歳月を共にし、晴れてゴールインとなった武井……かなり一途、かつ一本筋の通った決断力ある女性なのだろう。  また、武井のスケジュールは常に主演作品の撮影で埋まっており、特に今年は4月クールの『貴族探偵』(フジテレビ系)でほぼ主演、現在放送中の主演ドラマ『黒革の手帖』で出ずっぱり、10月スタートの連続ドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)もディーン・フジオカとW主演と、まったく休む暇がない。この殺人的スケジュールは、穏やかな対話で切り抜けられるものではないと踏んだのだろうか。  ともかくも、この若さで、この主演続きの最中に、デキ婚を決めた武井。あっぱれである。

武井咲、TAKAHIROとは“事務所突破婚”!! 「25歳まで恋愛禁止」オスカーの掟破る

 以前から交際が伝えられていた武井咲とEXILE・TAKAHIROが、結婚を電撃発表した。武井は現在妊娠3カ月で、おめでたいニュースには違いないが、一方で「オスカーの“掟”を破った」という部分に関しては、不安視される向きも強いようだ。  2015年に熱愛報道が浮上して以降、その後もたびたびウワサになっていた武井とTAKAHIRO。連ドラ主演など、第一線で活躍する女優と、EXILEの中でもトップクラスの人気を誇るメンバーというビッグカップルは、武井の妊娠という電撃ゴールを飾った。 「武井は、現在放送中の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で主演を務めており、10月期にも『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)でディーン・フジオカとのダブル主演が控えていますが、この撮影を終え次第、休業に入るそうです」(テレビ局関係者)  この武井のスケジュールからして、事務所としても妊娠どころか結婚すら、想定外だったとみられる。 「そもそも武井所属のオスカープロモーションには、『25歳まで恋愛禁止』という“鉄の掟”が存在します。武井は現在23歳で、TAKAHIROとのスキャンダルが出たのは21歳の頃。当時から事務所は2人を別れさせようとしていました。武井の仕事が途絶えなかったのも、恋愛をする暇を与えない状況にさせていたという、“交際妨害説”が出ています」(週刊誌記者)  しかし、わずかな時間に逢瀬を重ねていたのか、武井は妊娠して結婚の運びへ。オスカー女優の急な妊娠発表といえば、LDHのトップ・HIROと2012年に結婚した上戸彩が、15年のドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)の撮影中に発表を行った前例がある。 「仕事やスポンサーとの兼ね合いを考えれば、連ドラ出演中の妊娠発表は通常では考えられない。武井の結婚は、間違いなく“事務所突破婚”と言えるでしょう」(同)  ともあれ結婚に妊娠と、おめでたいニュースには間違いない。経緯はどうあれ、夫婦が健やかな生活を営める環境を、双方事務所がバックアップしてくれることを期待したいと思う。

武井咲、TAKAHIROとは“事務所突破婚”!! 「25歳まで恋愛禁止」オスカーの掟破る

 以前から交際が伝えられていた武井咲とEXILE・TAKAHIROが、結婚を電撃発表した。武井は現在妊娠3カ月で、おめでたいニュースには違いないが、一方で「オスカーの“掟”を破った」という部分に関しては、不安視される向きも強いようだ。  2015年に熱愛報道が浮上して以降、その後もたびたびウワサになっていた武井とTAKAHIRO。連ドラ主演など、第一線で活躍する女優と、EXILEの中でもトップクラスの人気を誇るメンバーというビッグカップルは、武井の妊娠という電撃ゴールを飾った。 「武井は、現在放送中の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で主演を務めており、10月期にも『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)でディーン・フジオカとのダブル主演が控えていますが、この撮影を終え次第、休業に入るそうです」(テレビ局関係者)  この武井のスケジュールからして、事務所としても妊娠どころか結婚すら、想定外だったとみられる。 「そもそも武井所属のオスカープロモーションには、『25歳まで恋愛禁止』という“鉄の掟”が存在します。武井は現在23歳で、TAKAHIROとのスキャンダルが出たのは21歳の頃。当時から事務所は2人を別れさせようとしていました。武井の仕事が途絶えなかったのも、恋愛をする暇を与えない状況にさせていたという、“交際妨害説”が出ています」(週刊誌記者)  しかし、わずかな時間に逢瀬を重ねていたのか、武井は妊娠して結婚の運びへ。オスカー女優の急な妊娠発表といえば、LDHのトップ・HIROと2012年に結婚した上戸彩が、15年のドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)の撮影中に発表を行った前例がある。 「仕事やスポンサーとの兼ね合いを考えれば、連ドラ出演中の妊娠発表は通常では考えられない。武井の結婚は、間違いなく“事務所突破婚”と言えるでしょう」(同)  ともあれ結婚に妊娠と、おめでたいニュースには間違いない。経緯はどうあれ、夫婦が健やかな生活を営める環境を、双方事務所がバックアップしてくれることを期待したいと思う。

苦痛は取り除いていい、手作りじゃなくていい。「愛情で乗り切れ」は暴論<育児する男>樋口毅宏×劔樹人

「イクメン」という言葉が流行して久しい。それでも「家事育児は女性側が担当」という不文律は未だ残存し、未就学児を育てる世帯では「ワンオペ育児がつらい」と悲鳴を上げる母親もいる。  女性には母性本能があり、出産によって自動的に育児能力が発動すると誤解している人もいるかもしれないが、そんなことはない。女も基本、頑張らないと出来ないし、逆に男も頑張ったら出来るものである(頑張らなくてもナチュラルに育児出来てますよ~という人もいる気はする)。  実際に家庭にコミットし家事と育児を担う男性として、『さらば雑司ヶ谷』『タモリ論』などで知られる作家の樋口毅宏さんが、新潮社から『おっぱいがほしい!:男の子育て日記』を上梓したのが今年6月末。時を同じくして、音楽畑で活躍してきた漫画家の劔樹人さんは、『今日も妻のくつ下は、片方ない。妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』(双葉社)を刊行。ふたりとも一児の父親として、育児に奮闘している。  前編に続き、「父親」である二人の男性のライフスタイルを紹介していきたい。 ■樋口毅宏さん:作家。1971年生まれ。奥様は弁護士の三輪記子さん。1才9カ月の息子さんを子育て中。 ■劔樹人さん:ミュージシャン、漫画家。1979年生まれ。奥様はエッセイストの犬山紙子さん。7カ月の娘さんを子育て中。 (左:『おっぱいがほしい!男の子育て日記』新潮社/右:『今日も妻のくつ下は、片方ない。 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』双葉社) (左:『おっぱいがほしい!男の子育て日記』新潮社/右:『今日も妻のくつ下は、片方ない。 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』双葉社) <前編 我ら、頼りになる、強い嫁に仕えて <育児する男>樋口毅宏×劔樹人【1】> お腹を痛めなくても異常に可愛い 樋口 二人目のお子さんって、考えてらっしゃいますか? 劔 僕は……フラットな気持ちでいます。樋口さんは? 樋口 僕らは夫婦ともに「二人目欲しい」と言ってるんですが、妻は今年41歳なんです。妻は「次は東京で完全無痛分娩で産みたい」と考えていて。 劔 いいですよ、無痛分娩! 樋口 いいって言うじゃないですか? それが、かずふみのときも無痛分娩を選択してはいたはずが、妻は猛烈に痛がって……。犬山さんの著作『私、子ども欲しいかもしれない。』を拝読しましたが、全然痛みがなかったんですよね? 劔 そうなんです、無痛分娩といっても、和痛といって痛みを和らげるものと、完全に痛みを感じない無痛とあるようで、僕らがお願いした産院は完全無痛を謳っているところなんです。陣痛もまったく痛くないです。 樋口 すごい! 劔 だからとても不思議な体験をしました。痛みに苦しんで「ヒッヒッフー」みたいな、想像していた出産と全然違うんですね。ものすごい静かで、機械のピッピッて音だけが響く分娩室で、台に乗せられた妻と助産師の方が談笑してたんですよ。 樋口 想像がつかない! 劔 モニターで陣痛の波がわかるようになっていて、助産師さんが「いま陣痛きてますんで、押しますー」って。 樋口 あ、うちも助産師さんが妻の上に乗って、ところてんのように押し出してました。 劔 3回くらい「いきんでください」と言われて、うーんってイキんだら、産まれて。赤ちゃんが取り上げられたのを見て妻が「あっ、ホントだ!」って(笑)。それくらい、びっくりするくらい痛くないんですよ。そこの産院は24時間陣痛管理してくれるので、予定日より早くても対応してもらえました。 樋口 すっごくいいですね。その病院、後で教えてください! 劔 若干、割高だったなとは思うんですけど。 樋口 いやいいんですよ、妻にまた痛い思いをしてほしくないですもん。産後のつらそうな状態を見てたら、二度目も進んで苦しんで下さいなんて思えないです。よくどっかのバカが「お腹を痛めて産まなきゃ母親になれない」みたいなことを言うじゃないですか。おまえが産まないから言えるんだろって。間違った信仰だと思います、「母乳で育てろ」とかも。僕はそういうの、いちいち反対です。 劔 お腹痛めなくても間違いなく可愛いですし愛情もありますよね。母乳も、最初子供が直接飲まなくて、妻がすごく辛そうにしていたのを見ていたんですよ。だから、母乳関連のことで女性ってすごく傷ついているんだろうなあと思って、そこは男もきちんと声を出して反対したほうがいいですよね。 改ページ 樋口 男同士でこういう話が出来るのが本っ当に嬉しいです。子供が可愛いという話もね。 劔 わかります。コンバットRECさんが、ラジオでもよく言ってたじゃないですか。 樋口 言ってましたよね!「ウチの娘の可愛さを世間の皆様にお知らせしなきゃいけない義務感に駆られる」って。僕も父親になる前は「何を言ってるんだこの人(笑)」って思ってました。でも今となっては「なるほど」と。膝を打つとはこういうことかと。出産以降の妻の口癖が、「つらい、しんどい」だと先ほど言いましたけど、3つ目は「異常に可愛いね」ですからね。「異常に」って毎日言ってたらそれはもう「通常」だろうと思うんですけど、確かに「異常に」可愛いんですよ……。 劔 わかりますわかります。僕も、他人に自分の娘の「異常な可愛さ」をお伝えしたい気持ちはあるのですが、でも、コンバットRECさんのように自分も「可愛いんだ!」と声を大にして言ってしまっていいのか、秘めていたほうがいいのかという葛藤があるんです。昔から、結婚したらつまらない男になるんじゃないかとか、親バカになることに対する偏見のようなものがありました。 樋口 意外だなあ。 劔 Facebookに子供の写真ばっかりUPするのも、なんでそうなっちゃうんだろう、って……。でもやっぱり、今はそういう人が羨ましくてしょうがなくて。 樋口 やっちゃえばいいじゃないですか。 劔 まあでも、子供の顔はインターネット上にUPしないって家庭内で決めたんですよ。だからSNSにも上げないのはいいんですが。それに、本当は子供が欲しいけど出来ない、それを周りには言っていないという人も、コミュニティにいるかもしれないわけじゃないですか。傷つけてしまったらどうしようとか、そういうことも考えると、やっぱり……というのはありますね。ともあれ、僕も、子供に関しては樋口さんと同じ感じで、ちょっと冷静ではいられないですね。不思議だなあと思うんですけど。 樋口 僕もハードボイルド小説を書いてきたんですけどねえ。 劔 僕もハードボイルドに生きてきたつもりなんですよ。 樋口 それが子供にデレデレでねえ。 劔 ねえ。不思議です。 夫婦の情報共有は必須! (親になってもハロプロは楽しめるのです) (親になってもハロプロは楽しめるのです) ――劔さんご夫婦は、ハロー!プロジェクトのファンでいらっしゃいますよね。アイドルのイベント、コンサートなどには、お子さんの誕生後も行かれていますか? 劔 今週末も、ハロコン行きます! 産後、僕がハロのイベントに行きたいときは、妻がスケジュールを合わせて子供をみてくれていたんですが、今回は産後初めて、妻と二人で行けるんです。うちは毎週、夫婦でスケジュール帳を開いてお互いの予定を確認し合うんですよ。何曜日は締切がある、この日は収録が入ったとか。それで妻の仕事がない日に「じゃあ僕この日リリイベあるから行ってもいい?」という感じでやっています。 樋口 うちもそんな感じですよ。スケジュールはスマホアプリのカレンダーを共有しているので、お互い仕事がいつどこで何時~というのを把握してます。 劔 ハロプロのイベントって、家族で来ているファンもわりといるんですね。僕はもう今からそれが、楽しみで仕方ないんですよ。 樋口 というと? 劔 リリースイベントの握手会などで、子連れのスペースが用意されていて、握手の時間がゆっくりなんです。メンバーも子供には「可愛いね」なんて喜んでくれるから……。これはすごいですよね。 樋口 独身のファンも子供欲しくなりそうですね。少子化対策みたいな。 劔 どうなんでしょうね(笑)。1歳過ぎたら、娘を連れて行きたいなあと思っています。さっきの親バカの話に戻っちゃうんですけど、この間つい、「うちの子も鈴木愛理さんみたいになっちゃうんじゃないかなあ」とポロッと言っちゃったんですよね、本当にすみませんという感じなんですが(笑)。 樋口 わかりますよ、うちの妻も先日、『ビビット』出演中にサラッととんでもないこと言ってましたからね。司会の国分太一さんがジャニーズじゃないですか。で、ジャニーズJr.のレッスンをリポートしてたんですね。そのVTRを見ながらスタジオで妻が、「や~、あたし、うちの子がジャニーズに入ったらと思うと~」って口走っていて、「何を大それたことを言ってるんだこのバカは」っと思いましたけど、実のところ僕もテレビを観ながら同じことを考えていた(爆)。 劔 致し方ないですねえ。 ――ジャニーズアイドルも大半が、母親や姉や叔母が「異常にカッコイイから!」と推薦して入所した経緯だと言いますし、ありえない話ではないかもしれないですよ。 樋口 親の欲目と言われればそれまでですけど、親くらいそう思ってあげなきゃね! 劔 僕は自分の父親から、「お前は面白い顔だな~」と言われて育ったと記憶してるんですが、まあ父親は「そんなこと言ってない、ちゃんと可愛いって言ってた」と言うんですよ。でも面白い顔だと言われてるつもりで僕は育ってきたので……うちの娘がね、もしも将来、僕にビジュアルが似て面白い顔になってしまったらどうしようと、そういう気持ちはちょっとありましたね。ただ生まれてみたら非常に可愛らしくて。育ってみないと完成形はわからないですけど、今のところはかなりの“ビジュアルメン”だなあと思ってますね。 樋口 ビジュアルメン? 劔 あ、ビジュアル(ルックス)で新規のお客さんを獲得するような、華のあるメンバーです。今のところかなりのビジュアルメンです。 樋口 うちの子は顔が妻似ですが、勉強ができるところも運動神経も全部、妻に似てくれたらいいなあと思ってます。昨日、保育園にお迎えに行ったら、息子がわずか数分のうちに喜怒哀楽すべての感情を展開していて、「妻そっくり」と思いましたが(苦笑)。 改ページ 子供の医療と食事 (なんだかんだ言いながら奥様のことが大好きだとビンビン伝わる樋口さん) (なんだかんだ言いながら奥様のことが大好きだとビンビン伝わる樋口さん) ――予防接種や健診は、ご夫婦で行かれてるんですか? 樋口 うちは完全に僕担当ですね。住んでる地域のその時期に生まれた子の健診や予防接種は、男親のみで連れてってる人は僕だけでした。 劔 最近、区でやってる6カ月健診に行きましたけど、男は僕ひとりでした。 樋口 ちょっと意外な感じしません? 会社員とかだと休めなくて仕方がないのかな。 ――でも女性の会社員が産休育休を経ての職場復帰後に、子供が熱を出したり予防接種だったりで仕事を休んだり半休とったりするのは、普通にあることですよね。 樋口 ああ、そうですよね……。男も休んでいいのに。でもいまだに男のほうが育休を取りにくいか。 劔 そうかあ。 樋口 僕らだけじゃないと思うんですけどね、自営業のお父さんって。赤ん坊の健診なりなんなり、やりたいお父さんはいるはずですよ。保育園の送り迎えでは、わりとお父さんも見かけますけどね。スーツ着てママチャリとか。 劔 うちも平日の昼間でも子供を連れてるお父さんは近所で見かけますし、区の健診や予防接種でも、いていいですよね。 ――そもそもお二人は、ごく自然に育児担当に? 樋口 妻は事務所でクライアントと会ったり、テレビ局に行って番組に出たりしているので、家で仕事をしている僕のほうが子供と一緒にいることになるだろうと、最初からわかっていました。独身のときより仕事量をこなせなくなることも覚悟していたし、70できたら御の字、0の日もあるだろうとあきらめていました。とはいえ何もできなかった日は妻に当たっていると思います。この場を借りてお詫びします。ごめんなさい。 まだ保育園に預けられなかった頃、僕が今日のように、仕事で東京に出る日なんかは、妻が事務所に赤ん坊を連れて行ったこともあります。「これじゃ仕事なんかできないってわかった」と言っていました。でもお互い近くに住んで手伝ってくれる親族もいないんだし、やるしかないんですよ。それにね、この年まで自分の好きなように寝て起きて遊んで、深夜に「さあ~今からバリバリ仕事するぞ」って時間の使い方もできたけど、この先は当分できない。それは仕方ないことだからあきらめて、今までとは違う生活をしていこうと決めたんです。 ――お子さんが欲しいな、子供を育てたいな、という気持ちはずっとあったんですか? 樋口 妻と出会うまではまったく、思ったこともなかった。自分がこんなふうに家事育児をやる男になることも。大きく影響を受けたのは、田房永子さんの『ママだって人間』(河出書房新社)を読んだことでしたね。ものすごく面白くて、同時にショックを受けました。『おっぱいがほしい!』にも書きましたが、子育てをまったくやらない男になってはいけないと、心底思ったんですよ。妻も僕の影響を受けて、50冊以上買って配っています。 劔 うちは僕が特別子育て担当という感じではなく、二人で分担すると決めてやっていて。仕事も、お互いやりたい仕事はやるようにしています。ただ、今は僕より妻のほうが仕事は忙しいっていう。僕はもともとの仕事柄、身の回りにミュージシャンの男性が多いですが、意外とみなさん子育てしてるんだなって印象を受けてました。ただ、さすがに僕ほど子育てしてる人は少ないような気はするんですけど。 樋口 結局、育児はある程度、自分の時間を制限されることになります。だからって「おまえは母親だから」って、女性に当然ように強要するものじゃない。 劔 またハロプロの話になってしまいますが、つんく♂さんっていらっしゃるじゃないですか。ご病気もあって今はハロプロの完全プロデュースはされておらず、カムバックを願うファンの声も大きいのですが、でも、つんく♂さんは非常にご家族と一緒に過ごす時間を大事にされていて、それもあって今は一線を退いているんじゃないかなと思うんです。その選択に、とやかく言えないなって。つんく♂さんは僕にとってひとつの指標というか、背中で教えてくれているような気がしますね。 樋口 それはあるかもしれませんね。 劔 そういう男の生き方もありなんだって。 樋口 僕は結婚と同時に、妻の弁護士事務所が京都なので、初めて東京以外に引っ越して、一緒に生活しています。知り合いがいない場所で初めての子育てなので、同じように夫の転勤で知らない土地へ行って子育てするお母さんは大変だろうなと思います。 それでも2年ほど経ってようやく京都に慣れてきたと思ってるんですが、なんと今度、妻が「東京で弁護士事務所をやるから!」と宣言してきまして。 劔 お引越しで保育園はどうなるご予定ですか? 樋口 妻がどんどん情報を探してきて、色々と指示してくれたので何とかなりそうです。いつもそうなんですが、妻が命令・指揮系統で、僕は足軽として動く。そういう夫婦なんです。 劔 うちも完全にそうです! 体はいくらでも使うんで、指揮をとってもらえるとありがたいですね。夕飯とかもね、「今日あれが食べたい」と言ってもらったほうが本当にラクですよね。 樋口 そうそう、劔さんが偉いなあ~と思うのは料理ですよ。タッカンマリやトマトのカッペリーニを作ったり。僕は炒め物ぐらいしかできない。妻は料理が上手で「やるよ」と言ってくれるのですが、仕事で疲れて帰ってきた後に台所に立たせるのは忍びなくて。 劔 じゃあいつも食事はどうされてるんですか? 樋口 僕ら夫婦は外食が好きなので、外で食べることが多いんです。京都は美味しいお店が密集しているので、これがまた楽しくて。 劔 でも僕も、要領が悪いこともあって、子供が生まれてから料理の回数がぐっと減りました。UberEATSというデリバリーのサービスを利用して出前をとることが多くなったんですよ。うちは妻が疲れて外の仕事から帰ってきたら、「じゃあ僕はご飯作るから君は子供見てて」じゃなくて、デリバリーをとるのでそれを待つ間みんなでゆっくりしよう、と妻が言ってくれるような感じなんです。 樋口 無理しすぎないほうがいいですよね。僕は息子の離乳食も、「作らなくていいよ、今はちゃんとしたベビーフードがいっぱいあるんだから」と妻が言ってくれたので、そうしました。ネットとかではね、「お母さんが手間隙かけて愛情こめた手料理をあげないと子供がおかしくなる」なんて脅しがありますけど、そんなのは全部まやかし。今は1歳9カ月なんで大人と同じものを食べてますけど、離乳食の時期は全部ベビーフードで乗り切りました。 劔 僕も手足口病で大変だったところからベビーフードを使ってみているのですが、あれはいいですね。作る時の参考にもなるし。 ――手作りにこだわったり、手間隙かけるのがイコール愛情だという思い込みはとても根強いですが、それぞれの判断でいいんですよね。 樋口 なので東京に戻ってきたら、劔さんどうぞよろしくお願いします。 劔 こちらこそ、これからよろしくお願いします! (いかに我が子が異常に可愛いか滔々と語り合うお二人) (いかに我が子が異常に可愛いか滔々と語り合うお二人) ■樋口毅宏(ひぐち・たけひろ) 1971年、東京都豊島区雑司が谷生まれ。出版社勤務の後、2009年『さらば雑司ヶ谷』でデビュー。2013年に出版したベストセラー『タモリ論』をきっかけにタレント弁護士の三輪記子さんと知り合い、2015年に結婚。同年11月に長男・一文君が誕生した。 ■劔樹人(つるぎ・みきと) 1979年、新潟県出身。大阪での大学時代からベーシストとして音楽活動を開始。2008年よりダブ・エレクトロユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」に参加。2009年、「神聖かまってちゃん」のマネージャーとしての活動を開始。杉作J太郎率いる「男の墓場プロダクション」所属。2014年、エッセイストの犬山紙子と結婚。 ブログ 劔樹人の「男のうさちゃんピース」 構成/wezzy編集部 撮影/天田輔

東大法卒のエリート市長が風俗嬢に本番強要 現役風俗嬢も「超典型的」と呆れる “本番おねだり”

 奈良県天理市の並河健市長(35)が、東京での公務出張中に風俗店を利用していたことを8月31売りの「週刊新潮」(新潮社)が報じました。並河市長は東大法学部、外務省、電通を経て政治家に転身したという華麗な経歴の持ち主で、若くして市長の座に就いたエリート。公務出張中の風俗遊びは有権者の信用を失いかねない行為ですが、並河市長はただ遊ぶだけでなく、風俗嬢に“本番行為”を要求していたというからmessy的には見逃せません。  記事によれば、並河市長は都内の派遣型風俗エステを複数回利用していたそう。風俗(性感)エステは、アロマオイルやローションを使ってマッサージし、最後は手コキで射精させるシステム。もちろん本番行為は禁止されています。並河市長は2月と6月に風俗エステを利用していて、2月は70分1万1000円のコースに3000円の全裸のオプションを付け、システム通り手コキでフィニッシュしたそうですが、6月に利用した際は、嬢に本番行為を執拗に要求したといいます。  証言した20代半ばのエステ嬢は並河市長について、「第一印象は乱暴そうな人ではない」と語っています。市長が宿泊するホテルの部屋の洗面台にはロクシタンやクリニークといったブランド化粧品が置かれていて、身体からローズの香りがしていたそうです。風俗嬢に好まれる清潔感は重視したようですが、並河市長はシャワー時から強引に攻めてきたそう。「本来はNGですけど、下半身に指を入れてきたり」する行為もしてきたそうです。  ベッドに移ってもその責めは続き、しまいには本番行為を要求。「したい」「いれたい」と2~3回言って、嬢が断ってもなかなか諦めなかったとか。「じゃあ5000円で」と言うと、「え、あ、5000円かあ」と渋々お金を渡して、本番行為に至ったといいます。記事にもあるように、管理売春とは違うため罰則は伴わないものの、違法行為には違いありません。嬢の合意は得たにせよ、本番行為の強要はひとりの男性としてみっともない行為です。  ヘルス嬢のひなのさん(21歳/仮名)が所属する店も、本番行為を禁止していますが、「本番をしたがる客は後を絶たない」と語ります。本番行為が暗黙の了解で許されている風俗(ソープランド)があるにもかかわらず、本番NGの店で本番行為をしようとする男性客は後を絶たないそうです。 ▼「本番したけりゃヘルス来んな!」 本番NGの店でセックスを強要する“クソ客”が多すぎる 「全員が全員じゃないですが、客は本番をしようと、さまざまな交渉をしてきます。とある男性客は『ボクシングで片玉を失ってしまったから本番じゃないとイケないかも』と言って本番をおねだりしてきましたね。言っていることがめちゃくちゃです。なら最初からソープに行けばいいのに。結局手コキでフィニッシュしたのでもうワケがわからないですよ」  それにしても、エリート街道を突っ走った市長にもかかわらず、本番代の5000円を出すのを渋るというのも情けない話です。ひなのさんも「それに応じた嬢も嬢ですが、5000円で本番は安すぎ」と呆れていました。しかも、「複数回『したい』『いれたい』って言ってくるのは超典型的すぎるパターン」だそうです。  公務出張中の風俗遊びは、政治家としてアウトかもしれませんが、プライベートで遊ぶ際であっても、今回の失敗を教訓にルールを守って遊んでもらいたいものです。

我ら、頼りになる、強い嫁に仕えて <育児する男>樋口毅宏×劔樹人【1】

 「イクメン」という言葉が流行して久しく、「夫も早く帰宅して家庭にコミットしてほしい」という妻の声はいたるところから聞こえるようになった。「共稼ぎなら、家事育児も分担を」が一般的になりつつあるが、「私が稼ぐので完全主夫業をお願いしたい」という女性もいれば、一方で「夫には妻より稼いでほしい」と望む女性もまだ相当数いるだろう。  そもそも何をもって「イクメン」とするかも人それぞれ全然違うし、「イクメン」を自認する男性のライフスタイルも十人十色だ。  実際に家庭にコミットし家事と育児を担う男性として、『さらば雑司ヶ谷』『タモリ論』などで知られる作家の樋口毅宏さんが、新潮社から『おっぱいがほしい!:男の子育て日記』を上梓したのが今年6月末。時を同じくして、音楽畑で活躍してきた漫画家の劔樹人さんは、『今日も妻のくつ下は、片方ない。妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』(双葉社)を刊行。ふたりとも一児の父親として、育児に奮闘している。  男として、親として、どのように妻と接し、子供を育てているのか。お二人のライフスタイルをそのまま明かしてもらった。 ■樋口毅宏さん:作家。1971年生まれ。奥様は弁護士の三輪記子さん。1才9カ月の息子さんを子育て中。 ■劔樹人さん:ミュージシャン、漫画家。1979年生まれ。奥様はエッセイストの犬山紙子さん。7カ月の娘さんを子育て中。 赤ん坊と二人きりの夜にも慣れた ――今日は新潮社さんの会議室をお借りしての対談収録ですが、お二人ともお子さんは保育園に預けてここにいらしてくださったんですか? 樋口 そうですね、平日は毎日、決まった時間を保育園で過ごしているので。僕は朝、息子を保育園に預けて、京都から東京まで新幹線で来ました。終わったらまた新幹線で帰って、保育園にお迎えです。劔さんのところは今、生後何カ月ですか? 劔 7カ月です。保育園になんとか入れたので、今日は預けて来ています。よろしくお願いします。 樋口 入園おめでとうございます! 劔 ありがとうございます。でも居住地が保育園激戦区なので、認可保育園に入るのは最初から無理だと思ってました。1月生まれで、第一次の入園申し込みに間に合わないから不利だろうと。ただ、「日本死ね」騒動があったおかげか、区の保育課に動きがあって。ちょうど去年から、子供が生まれる前の時点でも入園申し込みができるようになったんですね。でもそれを区に聞きに行った時、できるようになると決まっていたのにも関わらず「無理ですね」と言われてそれを鵜呑みにし諦めてしまっていたんです……で、うちの妻が怒りましてね。 樋口 (笑)。 劔 僕が悪かったなと思いますけどね、きちんと区のホームページをチェックしておけばよかったので。それでも何とか認証保育園に入れたので、良かったです。 樋口 うちは第三希望の認可保育園に入れたんですが、自宅から徒歩20分の距離で、今は自転車送迎ですが、最初の数カ月は雨の日も風の日も抱っこヒモで抱えて登園降園をしていました。 劔 第三希望なら入れたというのは、京都はそれだけ、東京の激戦区と比べれば待機児童が少ない? 樋口 東京の、たとえば世田谷区と比較したらマシでしょうね。京都区役所に夫婦で申請、面談した際、「作家なので家で仕事をしています。子供が生まれてから、コラムといった短い原稿なら書けても、小説は1本も執筆出来ていません」と正直に話しました。保育園に入れなかったら今頃は育児ノイローゼになっていたと思います。 ――劔さんは区の申請では第三希望まで全滅でしたか? 劔 うちは第十希望まで全部ダメだったんです。 樋口 ひどすぎる(涙目)! 劔 認証保育園もかなり諦めムードでしたが、なんとか入れて。それがなかったら今日、この対談には来られなかったですね。今は平日、12時から16時まで子供を預けています。慣らし保育ではないんですが、まだ小さいので、妻もあまり長い時間預けたがらないですし、一日4時間だけにしています。 樋口 お昼から預けられる保育園ってあるんですか? 劔 はい、うちは開所時間内なら何時から何時でもよくて、一カ月ごとに保護者がこの時間でお願いしますと提出しておけば。 樋口 うちは朝の登園時間を過ぎたら預かってもらえないです。おやつや給食の用意などがありますからね。 劔 時間がきっちりしてるんですね。 樋口 でも4時間なんてあっという間ですよね。僕だったら、集中力を要する長い作品は書けない。 劔 洗濯と風呂掃除などしていたらあっという間に過ぎますね。自分の仕事をしようと思ったらもうお迎えの時間で。僕なんか、他の人が10分でできることに30分かかってしまうようなタイプの人間なので、本当にダメで……ひとつやっているときに他のことが気にかかると、わけわかんなくなっちゃうんですよ。 樋口 わかりますよ。僕も人のこと言えないんで。生後7カ月ってとにかくまだ、嵐の中だろうなって感じがします。僕は今、京都という見ず知らずの土地に、妻の仕事でついていくかたちになって、初めての子育てをやっていて、そんな中で親近感がわくのはやっぱり、同じように保育園の送迎をしているお父さん、家事育児をいっぱいやっているお父さんなんですよね。そういう方と積極的に知り合いたい、仲良くなりたいと。だから今日、劔さんとお会いできるのは本当に楽しみにしていました。しかも奥さんが似たニオイがするというか! 美人で、コメンテーターのお仕事もしていて。 劔 そこは似ていますよね(笑)。特に、樋口さんの奥様の三輪記子さんはテレビの仕事(TBS系『白熱ライブ!ビビット』隔週水曜レギュラーなど)をされていて、東京に出張で来られる。番組が朝早いですから前日の夜に前乗りですよね? うちの妻も、名古屋や大阪の番組に出演するのに出張しますから、同じだなあと。 樋口 必然的に、赤ん坊と二人きりの夜が週に1~2回は発生しますよね。最初のうちは不安もあって、子供がずっと泣き止まなかったり病気になったりしたらどうしようとか心配でしたが、今ではすっかり慣れまして、週に1~2回ぐらい妻と別々の夜を過ごしてもいいなと思うようになりました。 劔 僕も当たり前のように「今日はいない日」というのがあるので、普通ですね。でもね、どういうわけか、僕よりも妻のほうが子供の異変に気づくんですよ。たとえばみんなで寝ているときに、子供がうつぶせになっているとか。ハッと。僕がどうしてもぼんやりしていて……。 樋口 奥様から叱責される? 劔 叱責というか、「うつぶせになってる」と言ってるのを聞いて気づいて慌てるとか。なので一人のときは、そういう意味で「ちゃんと、ぼんやりしないようにしなきゃ」という緊張感はあります。 成長と共にパターンはどんどん変更する 樋口 どうやって寝てます? うちは最初はベビーベッドをレンタルしていたんですが、そっちで寝かしても赤ん坊が泣くばかりなので、ほとんど使うこともなく返却しました。今では夫婦で寝ていたダブルに、シングルのベッドを繋ぎ合わせて、親子三人川の字で寝ています。 劔 ベッドの横にマットレスだけ敷いて、子供と親1人がそっちで、もう1人は上のベッドで寝るようにしてます。寝かしつけのときは妻が添い乳で、寝付いたらポジションを代わったりします。でもパターンが定まってきたくらいで子供が一段階成長して、また組み直し、みたいになるじゃないですか(笑)。 樋口 なりますなります。うちも寝返りをするようになってから、ベッドの土台を外してマットレスのみにして、まわりにクッションなどを敷き詰めて、赤ん坊が落ちても大丈夫なようにしました。寝室はもう完全にベッド部屋って感じです。 劔 うちは最初「こういうタイミングで交代ね」とか決めたりしたんですが、成長に伴って夜中の目覚める時間も変わってきたし、今は妻の仕事がとにかく忙しいのでなるべく妻にはまとめて寝てもらって、僕が子供と一緒に寝るようにしてます。でも、寝かしつけるときだけ、おっぱいがあると……。 樋口 そう、そうなんですよ。まさに「おっぱいがほしい!」なんですよ。あんなに可愛がって、赤ん坊が懐くようになっても、何度となく思わされましたね、「おっぱいがある母親には敵わない」って。奥様もお忙しいですし、7カ月だとそろそろ、卒乳も考えている? 劔 今はまだ、添い乳の便利さから出来るだけ長くおっぱいをあげたいようなんですが。 樋口 うちは6カ月でだいぶ歯が生えてきて、妻も「乳首を噛まれて痛い」ということで、きっぱり卒乳して、粉ミルクと離乳食に切り替えました。思ったよりすんなり乳離れしてくれて良かったです。 劔 歯が生えてくると若干、あげる本人としては考えるかもしれないでしょうけど。 樋口 うちは男児ですが、劔さんのところは女の子ですよね。デリケートな問題なのでこんなことを訊いていいかわからないけど、オムツを替えるときに、女の子の場合、拭くのが難しいのではないかなと……。複雑すぎる因数分解という感じじゃないですか、男にとってみれば。いかがですか。 劔 当たり前のようにやってきたから、慣れかなあ……。妻からは「大腸菌が入るといけないから、お尻から前に向かって拭くな」と教えられました。今は夏場というのもあって、うんちをしたらシャワーで洗っています。自分はお風呂にあまり入らないんですけど……。 樋口 お風呂が嫌い? 劔 いえ、時間がなくて……自分のお風呂って一番、後回しにしちゃうんですよね。僕、頭がまわらなくてですね。「今お風呂に入ったら?」とか、だいぶ妻に助けられてやってると思うんですけども。 夜型仕事から朝型に… 劔 我が家は基本的に家事担当はすべて自分だったんですけど、子供が生まれてからは少し変わりました。妻は僕のコンディションにもわりと気を配ってくれるというか、例えば僕の負担を減らすために家事代行サービスを週2で頼んだり、優しいと思います。 樋口 はあ、いいなあ~。 劔 僕が無理してやろうとしてしまうところを、「いいよちょっと無理しすぎないで、遊びに行っていいんだよ」と言われることがあります。あの、樋口さんの『おっぱいがほしい!』の中に、世のお母さんには少しの間でも子供を離すなとかいう母性信仰が根強くて酷いことだ、とか書いてあったじゃないですか。僕もそう思うんですよ、ナンセンスですよねえ。 樋口 でしょう? 女性が自分の夫や彼氏をどんなに好きだとしても一日に数時間は別々の時間が欲しいのは当たり前だし、それを口に出して行動していいのに、対象が「夫」や「彼氏」から「赤ん坊」に変わると怒る人がいるんですよ、「母親のくせに」とか言っちゃってね。母性を過信するのは大間違いですよ。僕だって赤ん坊が可愛いけど、一日に一時 間でも妻に預けて近所のコンビニにひとりで行けたら、はぁスッキリって頭をクリアに出来ますよ。誰しもそうした必要な時間なんです、絶対に。 劔 そうですよね。だから僕のところは今は一日に4時間、保育園に預けてますけど……でも先ほども言ったように家事やら何やらで4時間終わってしまうので、なかなかそれ以外のことが出来なくて。 樋口 文章やマンガを書いたりのお仕事は、いつやるんですか? 1本書くのにどれくらいお時間かかったりします? 劔 どれくらい……う~ん、何とも言えないんですよね。今、書くのにすごく時間のかかる連載をやっておりましてですね……もともと、つげ義春先生に憧れがあって、非常に細かい一枚絵なんかを描きたくて。そういうのを一回やり始めちゃうと、どんどん線が減ったら手抜きになっちゃう。 樋口 つげさんのような精密な画風は、時間がかかるでしょう? 劔 そうなんですよね、すごく。あれくらい絵が上手になりたいなって気持ちなんですけど到底無理なので、まあそれでも丁寧に時間をかけて……大体、作業するのは夜中です。 樋口 夜中に作業って、つらくないですか? 僕なんか学校出てからここ20年、完全に夜型の人間で、夜仕事して朝寝る生活だったんですよ。ところが子供が生まれてそれじゃどうにもやっていけないから、20年ぶりに朝型に変わりました。そうじゃないと頭が回らない。劔さんもミュージシャンだし、夜型かなと思うんですが……。 劔 夜型でしたねえ。今も、夜3~4時まで仕事して、午前中はわりと寝かしてもらってるんですよね。午前中は妻が子供を見ててくれて、昼に僕が保育園に送って行ってから家事やって16時にお迎えしてお世話して、というタイムスケジュールです。……でもね、最近またちょっと事情が変わってきてるんですよね。 樋口 変わらざるを得ないですよね。 劔 妻がやっぱり忙しいので、そこをフォローしようとすると、僕も朝ちゃんと起きて子供の相手をしなきゃなと思うんですよ。 ――お子さんの保育時間を、昼からじゃなく朝からにするとまた変わってくるのでは? 樋口 僕も朝方まで起きて原稿を書いて、寝落ちしてから1時間だとしても無理やり起きて、子供を保育園に送らなきゃいけない。それがつらすぎて。だったら夜早くに寝たほうがいいなってなりました。 劔 毎朝決まった時間に起きて午前中に登園すると、子供も生活リズムが安定するから良さそうですよね。 現在進行形でエキセントリックな妻と、かつてジャックナイフのようだった妻 樋口 劔さんの著書やインタビューなどを読ませていただいてすごく思うのが、本当に人柄の良い方なんだなと。 劔 気が弱いだけじゃないのかなあ(笑)。 樋口 気が弱いだけだったら、あんなにいいバンドのベーシストは務まらないですよ! 劔 いやいやいや。でも、僕のこういう性質は、うちの妻との相性はすごい良かったんじゃないかなというのは思います。彼女がああいう感じで……男気がある感じっていうか、引っ張ってくれるので。 樋口 うちもそうで、妻が主導権というかマウントを取るタイプで(笑)。僕は劔さんみたいに穏やかな性格ではなく、ほんとはマウント取りたがる人間なんです。ただいかんせん、妻のほうが頭も良いし理詰めで諭されると敵わないんですよね。 劔 やっぱり弁護士さんってすごいんですね。 樋口 鬼なんてもんじゃないです。劔さんは奥様から怒られたりしますか? というか、夫婦喧嘩ってします? 劔 基本的にうちはすごい仲が良い夫婦なんですよ。 樋口 いいなあ~。 ――『今日も妻のくつ下は~』でも、「妻に叱られちゃった★」というような描写はあっても、喧嘩の描写はないですよね。 劔 喧嘩はないんですが、彼女も弁が立つ女性ではあるので、理詰めでテンポよく、ポンポンポンと言葉を投げてくるんですね。だから別に向こうはそのつもりはなくても、僕が勝手に怒られてる気持ちになっちゃうというだけなのかなって……。本当にそんなにね、さほど怒らないんですよ、それに「今日は余裕がなくて口調がきつくなってるわ、ごめん」と前もって言ってくれるし。 樋口 へえ~……。 劔 そう言われたところで、ってのはありますけどね(苦笑)。 樋口 うちは恐ろしいですよ。「このハゲー!」「違うだろー!」どころじゃない。あの女性議員の罵声で世間が騒いだときは、「この程度で大騒ぎしてんの?」と思ったぐらい。今度妻が怒ったら録音してネットにアップします。 ――大袈裟に言ってません? 樋口 違う違う! こっちは「バカ」とか具体的な悪口はひとことも言ってないんですよ? それにもかかわらず、すぐにキレて、「死ぬ」とか「飛び降りてやる」とか「手首を切り落としてやる」とかエキセントリックに叫び続ける。あまりの怒声に寝た子も起きちゃうほどで。 ――それって産後うつだった時期だけじゃなくですか? 樋口 こないだも一週間に4回、ヒステリックに怒り出しました。親子三人でフジロックに行ってるときに。 劔 ええ、雨で大変じゃなかったですか? 樋口 散々でしたねえ。でも二日目は妻がめずらしく優しくて、宿泊先から出ずに息子を一日見ててくれたんですね。自分も見たかっただろうに、僕に「オザケン行ってきなよ」と言ってくれて。ありがたかったですね。こんな優しい面もあるんだ、と思いました。次の日は、宿泊部屋が同じ人が、そばにいようがかまわず、大声でがなり立ててきましたが。 劔 責め立てられるとき、樋口さんも言い返して喧嘩状態になるんですか? 樋口 もちろん言い返すんですが、まっっったく勝てない。論理で詰められても勝てないし、感情でも勝てない。しかも隣近所から通報されかねない声のボリューム。これまで交際してきた全彼女から怒られた時間を合計しても、妻からの怒号・叱責・説教の総時間が圧倒的に上回ってますね。桁が1つ、いや2つ以上多いな。 劔 逆にうちは、怖い妻と気弱な夫に見えるようですが、実はそこまで恐妻家ではなく、仲良くやっていると思います。妻も若い頃は、男をコキおろしたりとか、結構していたとは思うんですけども、今はそんなに……。 樋口 実は僕、犬山紙子さんにお会いしたことがあるんですよ。 劔 えっ、そうだったんですか! 樋口 4年ぐらい前かな? 下北沢B&Bで、僕がもっとも育児の影響を受けた『ママだって、人間』の著者、田房永子さんのトークショーがあったときに。犬山さんはゲストだったかな。劔さんも客席にいました。 劔 えっ、いたかもしれない。 樋口 そのとき一緒に行った彼女が、「あの人が劔さんていう、犬山さんの彼氏だよー」って教えてくれました。 劔 えー!!! 樋口 でね、そのとき犬山さんにご挨拶したら……僕、ボロボロの帽子をかぶってたんですね。そしたら犬山さんが開口一番、「あんた、なんだよその帽子~w」って言われて。 劔 !!!!!! 樋口 え、初対面ですよね? 当たりキツっ! と思って(笑)。 劔 うわあ、ヤバ、ヤバいですね……妻は尖ってましたね、本当に(苦笑)。いや、今は当時よりは丸くはなっているかなと……。 ――だから樋口さん、犬山さんのことをものすごい恐妻だと思ってたんですね。 樋口 きょうは互いに「恐すぎる妻を持つ被害者の会」みたいなトークで盛り上がると思っていたのに、その辺は違ったみたいでガッカリ(笑)。 出産で妻の体は大ダメージを受けたから ――劔さんの『今日も妻のくつ下は~』で裏表紙にも使われている、泥酔した犬山紙子さんが靴下をタンスの上に脱ぎ捨てていて、それを劔さんが拾い集めて洗濯するというエピソードがありますよね。一般的に、こういうことを頻繁にされると、パートナーへの怒りゲージがたまってしまうものだと思うのですが、劔さんは怒りゲージにポイントが蓄積されることはないのでしょうか? 劔 う~ん、特には……。 樋口 うちも鼻をかんだティッシュとか空になったペットボトルとか、テーブルに置き去りのままなので、捨てる係は僕です。脱ぎっぱなしの靴下、パンツ、ブラジャーなどを拾い集めて洗濯機に入れるのも僕の役目です。 劔 鼻かんだティッシュは床に落ちてますよね。僕もよく拾って捨ててます。 ――お二人とも、奥様が大のお酒好きですよね。 樋口 それが、もとは酒豪でいくらでも飲めた人なのに、産後は体質が変わって酒に弱くなってしまって。この間も、ビールを1缶飲んだだけで全身がありえないぐらい真っ赤っかになって、「心臓が痛い」とうんうん唸りだした。「救急車を呼ぼう!」って言っても拒否して。1時間以上ガマンしていた。こちらも生きた気がしなかった。だから最近は飲まないですね。妻の体は出産ですごく変化しました。口癖が「つらい、しんどい」になりましたから。 ――もとは「つらい、しんどい」なんて口癖はなかった? 樋口 ものすごくタフな人だったんです。まったく寝ないで仕事ができた。妊娠前のことですが、テレビ番組のロケで、豪雨の中、小豆島の急峻な山をチェーンでよじ登る姿に、スタッフが「強豪校の甲子園球児のようだ」と感嘆の声をあげていました。大学時代は陸上部でしたしね。 それが出産以降、免疫力が低下して風邪を引きやすくなったり、この間も子供の保育園で手足口病が流行っていて、赤ん坊から移された妻が39度の熱を出しました。それなのに休めず、本業で遠方まで行かなきゃいけなくて可哀想でした。 劔 つらいですよね……うち、この前の週末がそれだったんですよ。子供がまず先週、急に熱を出して発疹も出て、手足口病だと。僕はうつらなかったんですが、妻だけ感染して40度出ました。 樋口 やっぱり。周りの話を聞いても、夫は大丈夫なのに妻だけ罹るケースが本当に多いです。出産がどれだけ女性の肉体に影響を及ぼすか、ということですよね。産後の体調の回復には相当な時間がかかるんだなと思います。労わらないといけません。 劔 個人差はあると思いますが、本当にそうですよね。 樋口 妻は高齢出産ですし、「出産してから体力が衰えた」と言ってます。性欲がなくなったことも、ものすごくショックだそうで。 劔 なくなっちゃったんですか。 樋口 とんでもない性豪女だったのが、パタッとなくなった。よそでヤッてるんだろうと思うんですが。びっくりですよ、本にも書きましたが年間300日以上、妊娠中も毎日求めてくるぐらい、ケタ外れの性欲の持ち主だったのに。 劔 そうすると、セックスレスという……。 樋口 ガクッと減りましたし、ここ2カ月くらいはしてないです。僕から誘うんですけど、もうね、妻は疲れすぎちゃってそれどころじゃない。あと、横に息子が寝ているのにしたくない、とも言いますね。 ――そのことに対して、樋口さんが不満に思ったりはありますか。 樋口 うーん、こればっかりはしょうがないですよねえ。体の変化ですからねえ。産むのは女性にしか出来なくて、僕は代われませんから。産んでくれたのは妻ですからね。 劔 そうですよね。出産の肉体へのダメージって、交通事故で大怪我をしたのに匹敵すると言うじゃないですか。産後はもう、妻が満身創痍の状態になっているんだという認識で、僕は接するようにしていました。まあ妊娠中から「決して妻の地雷を踏まない」ことに気をつける、って挑戦してましたけどね…… 樋口 ……(絶句/やっぱり怖いんじゃん、という表情) 劔 あ、ほんと、うちの妻はそんなに怖くないんですよ! 怖くないです! 樋口 普段はおとなしい女性でも、妊娠中は別人格になります。 劔 そうなんですよ、どうしてもホルモンの関係で通常時より感情の起伏が激しくなってしまうときもあるんですよね。それは彼女もわかっていたので、妊娠が発覚した段階で、「こういうときは、こうして」という情報を共有して、僕も彼女を怒らせないように色々気をつけてました。 樋口 いやでもね、劔さん偉いなあ~と思うのは、劔さんにも仕事があるし、自分だけの時間も欲しいし、だけど子供の面倒を見る時間が長かったりすると、どうしても押し付けられているような気持ちになってしまうのは、男女に関係なくあると思うんですよ。妻に言ったことがあります。「このままじゃ俺は自分の仕事をできない」と。キレられましたけどね。劔さんはそういう気持ちになってしまうことって、ありませんか? 劔 僕は全然言えないんですよ。「締め切りが今日だからやらなきゃいけないんだけど」と思ってもなかなか「今から仕事をするから子供見てて」って言えなくて。言えないのに焦ってるから言葉尻にトゲは出ちゃってるかもしれない。でも妻は僕が言えなくてもなんとなく察知するみたいで、気を遣ってくれています。 樋口 えっ、ということはですよ。犬山さんは、その語尾に出ているトゲトゲしたニュアンスを、見逃してくれるんですね? トゲをわざわざ拾いに行って、焚きつけて炎上させたりはしないんですね? 劔 まあ、それはしない……(笑) 樋口 エライっ! いいなあ~~~~。わざわざそんなボール拾いに行かなくていいのに、こっちのボソッと言った一言を拾って針小棒大に拡大したりってことは、ないんですね! 劔 大変ですね、樋口さん(同情)。 <後編に続く> ■樋口毅宏(ひぐち・たけひろ) 1971年、東京都豊島区雑司が谷生まれ。出版社勤務の後、2009年『さらば雑司ヶ谷』でデビュー。2013年に出版したベストセラー『タモリ論』をきっかけにタレント弁護士の三輪記子さんと知り合い、2015年に結婚。同年11月に長男・一文君が誕生した。 ■劔樹人(つるぎ・みきと) 1979年、新潟県出身。大阪での大学時代からベーシストとして音楽活動を開始。2008年よりダブ・エレクトロユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」に参加。2009年、「神聖かまってちゃん」のマネージャーとしての活動を開始。杉作J太郎率いる「男の墓場プロダクション」所属。2014年、エッセイストの犬山紙子と結婚。 ブログ 劔樹人の「男のうさちゃんピース」 構成/wezzy編集部 撮影/天田輔

29歳「足舐め大好き」好青年とのプレイで知った“足舐め=○○好き”という方程式

 こんにちは! 現在、長袖のカーディガンを着て、このコラムを書いている白雪魔夢子です。今年の夏は暑いはずなのにここ最近は涼しいですよね。昨夜は、一応クーラーをかけて寝ていたものの「外のほうが涼しいんじゃね?」と思い直し、窓を開けっぱなしにして寝ることに。結果、見事に蚊に刺されました。  足の裏がかゆいよ~。ちょうど人差し指と中指の間の絶妙なポイントがかゆいんだよぉ~。足の裏なんて普段まったく気にしていませんが、意外と神経が集まっているようで、ぼりぼりと指の間をかいていると、痛気持ち良くて癖になってきます。  その時、ふいに白雪は思い出しました。足の指と指の間にぬるりと入ってくる舌先の感覚を。そう、先日会ってきた男性は、私の足をおいしそうに舐めまくっていたのです……。 『魔夢子さん、こんばんは、巨乳好きの29歳会社員です。恥ずかしながら、僕は女性の足の指を舐めることが大好きです。女性がイクまでクリを舐めるのも好きですが、足も余裕で2時間は舐められます。これって普通ですかね? 非日常な時間を共有させてください』  彼の名前はY君。プロフ写真には、白い歯を見せて笑っている、丸顔の健康そうな男子が映っていました。何かのレース後に撮った写真なのか、肩にはたすきをかけています。  足の指を舐められた経験はないけれど、この間の顔面舐めは気持ち良かったし、クリを舐められることも大好きだし、一度くらい経験しても良いかも……。そんなちょっとした好奇心から彼のメッセージに返信したのです。 出会い系初心者のウブY君  待ち合わせはいつものイ○ン。彼に車種を告げられ、車の前に立つと、すっとドアを開けてもらえました。車の中にいたのは、写真の通り丸っこい顔の男性。体つきは筋肉質で、ボトムは黒のスキニーパンツ。体のラインが出る服がお好みのようです。ピッチピチだが、それでいい……のか? Y君「メッセージ送る時すごく緊張したよ」 白雪「そうなの? ああいうメッセージ、よく送ってるんじゃないんだ?」 Y君「ううん。俺、出会い系始めてまだ1カ月も経ってないし、魔夢子ちゃんみたいなエッチなプロフィール書いてる女の子って見ないしさ。でも、普通のメッセージ送って毎回無視されてたから、今回は頑張らないと、と思って」  話を聞いてみると、男性側は女性にメッセージを送ってもなかなか返信してもらうのが大変なんだそうです。まあ、たしかに白雪も「こんにちは!」「はじめまして!」「プロフィールが気になりました」系には返信していないもんなあ……。  女性側は大量にメールが届くので、返信しやすいメッセージではないと敬遠しちゃうもの。もともとY君は、本気で彼女を探すために出会い系を始めたそうで『返事がきやすい文章』をいくつか体験談から教えてあげました。  プロフィールに、写真と一言しか載せていなかったのに「白雪さんの血液型が気になってしまって、夜も眠れそうにないので、思わずメールしちゃいました。たぶん、O型じゃないかなと思うんですが! メールください」なんてメッセージをしてきたツワモノもいましたしね(詳しくはコチラ)。あまり悩まずにポンと返信できて、なおかつ面白そうなものだといいと思うんですよ。 ただの足舐めじゃなかった…  シャイな好青年Y君とは、「良い出会いはどこにあるのか」「出会い系で素敵な出会いをするために」などまったくエッチな会話をせずにホテルに到着。Yくんは、見ず知らずの女・白雪の話を家庭教師の先生の講義を真面目に聞く生徒のように、熱心に「なるほど!」と頷いていました。  その様子をチラ見しながら、ちょっとだけ焦る白雪。だって、全然エッチな雰囲気にならないんですよ……。車は順調に国道沿いのラブホを目指しているように見えるけれど、大丈夫かしら?  車内授業の後、家庭教師の先生と生徒がエッチな関係になるのはAV界の定石であることを信じ、さらに講義を続けていると、車はなめらかな走りで、無事にワンガレージ・ワンルームのホテルへ。  田舎にありがちな車のガレージとホテルの部屋(小屋?)が一体となった場所です。車をガレージに入れるとシャッターが下りて、清算しないと開かないようになっていました。  1時間くらいドライブしていたので、結構疲れていた白雪は、ウーンと伸びをして部屋の中にあがりました。さくっとお風呂に入って、プレイだ~! とウキウキしながらお風呂場に向かった瞬間、背後からY君の声が。 Y君「待って! 魔夢子ちゃん、こっち来て!!」  ん? 振り返るとYくんがベッドに座って、照れたような表情を浮かべています。 Y君「少し……いちゃいちゃしない?」  ほんのりと漂うHな雰囲気。これだ!! これこそ、『家庭教師の先生にHなことをお願いしようとする初々しい生徒』そのものではありませんか!! 嬉しくなった白雪は急いで彼のもとへ駆け寄りました。彼の隣に座ると、彼がそっと白雪の肩を抱き、右耳を優しく舐めてくるではないですか。  「あ……ん」なんて小さく声をあげながら、くねっとする白雪。女らしさは曲線に現れると、どっかの恋愛ハウツー本に書いてあったのを思い出します。男性は女性のくねくねとした動き、さらに言えば腰の動きに興奮するとかなんとか。  耳に息を吹きかけられ、伝説のおもちゃ・フラワーロック(音楽をかけるとくねくね動くお花のおもちゃ)のように、さらにくねくね動く白雪。それをじれったく思ったかのように、彼の腕が白雪の腰をホールドしてきました。あ~、この男らしい仕草、た・ま・ん・な・い!!  しかし、その時でした。白雪の目に自分の足元が目に入ったのです。そ、そういえばストッキングが汚ないんだった……!! 改ページ  今日の朝、履くストッキングがなくて、昨日履いて洗濯機にポイしたものを「これでいっか」と履いた記憶がふいに蘇りました。その前日は、1日中街を歩いていたし、今日だって数時間は歩いていたし、当然ストッキングは雑菌とお臭いのカタマリのはず……。  ええーん、ストッキングなんてすぐに脱いでお風呂に入ると思っていたし、そんなに気にしていなかったよぉ……。一度、『ストッキングが汚い』と思い始めると、居ても立っても居られなくなり、白雪の腰の動きがぴたっと止まってしまいました。もうくねくねしてる場合じゃねえ!! 白雪「ねえ、そろそろお風呂入らない? もうすっかり濡れちゃった」 Y君「お風呂なんて入らなくていいよ。僕が代わりに舐めてあげる」  白雪の提案をまったく聞こうとしないY君は、強い力で白雪のスカートをずりあげると、おもむろにストッキングを脱がし始めました。NOOOOOOOOOO!!! 白雪「だ、だめだよ!! お風呂に入らないと」  いや、このシュチュエ―ション嫌いじゃない。むしろ好きだ。AVにこういう場面があると、「そのまま激しくクンニするんだ!!」と男優を思いっきり応援するもん。でも、AVの世界はちゃんとお風呂に入ってからでしょ!? こんなムレムレの状態じゃ……あッ!!  激しくクンニされるという白雪の予想は外れました。彼はなんの躊躇もなく、私の足をぺろぺろと舐め始めたのです。ふくらはぎを長い舌で舐め上げると、そのままゆっくりと下へ。  ああ、そうか。Y君は匂いフェチなのかもしれない。世の中には鼻を刺激する酸っぱ~い匂いが好きな脚フェチもいると聞きます。急に悟りの境地に達した白雪は、どうせ、一夜限りの相手だもの。彼が望んでいるなら、楽しまなくっちゃ……と目を閉じ、足の感覚に意識を集中させることにしました。  親指がぱっくんと温かい口の中に含まれ、柔らかい舌先の感覚を指の腹に感じます。今度は指と指の間を丁寧に舐められ、肉厚のなめくじのような舌がうねうねと指の隙間を通っていきます。  かと思うと、Y君は顔を白雪の足にこすりつけ、鼻先を押し付けた後、べろ~っとひと舐め。その様子は、大好物のエサが入った皿を舐めまわす犬のようです。  ふと目を開けると、Y君が私の足元にひざまずいて一心不乱に私の足を舐めている姿が目に入りました。なんかこれ……イイかも。女王様みたいで、すごく偉くなったような気分。  彼はたっぷりと唾液で満たした口の中にまた私の指を吸い入れて、もぐもぐと口を動かし始めました。プールの中でマッサージをされているような、温かくて、とろけちゃいそうな感覚です。 白雪「……わ、私の足、おいしい?」 Y君「うん。すごく臭くておいひいよ!!」  次の瞬間、Y君は匂いを共有しようとでも思ったのか、おもむろにストッキングを私の口の中に入れようとしてきました。これで私も新たな変態の道に入っちゃうのね……!! と場の空気に流されて受け入れ態勢に入ったのですが……じ、自分のストッキングだけど臭え!! ムリ!!! 今回の教訓『匂いフェチと非・匂いフェチが分かり合うのは難しい』  匂いフェチの男性からすると、ものすごく癖になる匂いみたいですが、私にはムリで……。いっぱい舐められた後、Y君に「唾液でぐちゃぐちゃにした後、放置した足の匂いもすごくいいから嗅いでみて」と言われたのですが、白雪には勇気が出ませんでした。もう勘弁してくれ!!!

中居正広、「大事件が起きた」と告白……「訴えてもいい」と戦犯スタッフにファン激怒

 パーソナリティを務めるラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送、8月26日)で、中居正広がヘアカラー剤によるアレルギーで救急外来へ駆け込んだという“大事件”を明かした。もともと、中居は一部の成分にアレルギーがあり、気をつけながら髪色を変えていたとのことで、そのことに無知だった担当のヘアメイクに対し、ファンから怒りの声が続出している。  SMAP解散後も、MCとしてテレビで活躍中の中居。8月18日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、極太フレームのメガネを着用した珍しい姿を披露し、「目がちょっと腫れてますんで、メガネをかけさせていただきます」と、出演者にあいさつ。ファンの間では、翌週25日放送回でも「中居くんの左目の腫れが目立つ」と、心配の声が出ていた。  そんな中居は26日のラジオで、「大事件が起きました」「もう終わったんですけど、今から2週間ぐらい前なんですけど」と切り出し、自身の身に降りかかった災難を話し始めた。中居は髪の毛を染める際、特定のカラー剤によっては頭皮にアレルギー反応が出るそうで、普段は「なんかの成分が入ってないやつで染めてた」という。それもきちんと染める形ではなく、「髪の毛に色を乗っけてる」状態だったため、汗をかくと色落ちしてしまう時もあったと振り返った。  中居いわく、2012年放送の主演ドラマ『ATARU』(TBS系)を収録していた時期に、アレルギーがあると判明。以後はヘアマニキュアを使用し、先日も「アレルギーの成分が入ってない」「しっかり(色が)浸透するやつ」で染髪したとのこと。ところが、当日の夜頃には頭が痒くなってきたそうで、「やっぱちょっと合わなかったのかな」と思いながら2~3日が経過。 「次の日、『金スマ』の収録だったのね。朝、起きて。でも、結構寝たのかな。結構寝て、『あ~』って新聞読んでたんだけども。 なんかもうボ~っとしちゃってて。で、頭まだ痒いな~と思ってて。なんか顔おっかしいなと思って。『ちょっと寝すぎた。目、開かないや』と思って」  鏡で顔を見たところ、「試合の終わった(元プロボクサー)内藤大助」になっており、皮膚科で「アレルギー反応ですね」と診断され、薬をもらって仕事へ向かったという。顔の腫れをカバーする目的で、伊達メガネをかけて収録に臨むも、いつもかぶっている衣装の帽子が「入らなかった」とのこと。そもそも、家を出る時点でキャップ帽が小さく感じ、サイズを大きくしていたそうで、 「だから、もう腫れちゃってんだよ、2サイズぐらい頭が。そしたら、『アレルギー反応』だと。で、結局2本目(の収録が)終わって、救急(外来)行ったのかな。なんか、点滴だとか注射打って。それからちょ~っと引いてきて。で、メイクさんとお話したら、なんかその紙に『しっかりパッチテストをした上でお使いください』って書いてあるんだって。……『じゃ、オマエが悪いんじゃない?』みたいな(笑)」 と、大変だった出来事を告白。顔が腫れているせいか、病院では「誰も(自分に)気づかなかったね」と、最後は自虐トークで締めたのだった。 ファンは「それで『金スマ』はメガネだったのか」と納得する一方で、ヘアメイクのアレルギーに関する認識や勉強不足を指摘する声が相次ぎ、「クビもんでしょ。芸能人担当してる自覚ないの?」「訴えてもいいレベル」と非難する声が続出。「これが初めてのアレルギー症状ならわかるけど、体質を知ってるなら職務怠慢」「顔が識別できないほど腫れるって、命に関わったかもしれない」と、非難轟々だ。 中居のヘアメイクといえば、「チーム中居」の一員であるY氏が知られている。都内でサロンを開業し、中居のヘアメイクとしてさまざまな仕事現場に同行し、プライベートで一緒に行動することもあるという。 「中居は気を許しているものの、Y氏は一時的に有料ブログを開設して、中居の撮影現場の写真を載せるなど、“やりすぎ”な言動がみられました。Y氏の現場レポートは貴重なため、喜んでいるファンがいるのも事実でしたが……。また昨年、このY氏のサロンに、主に香取慎吾のヘアメイクを担当しているI氏が加わったことも、一部ファンの間で話題になっていました。おそらく今回の事件もこのY氏が絡んでいると思われるだけに、中居の友人とはいえファンからも厳しいコメントが多数出ています」(ジャニーズに詳しい記者)  今回、カラーを担当したのはなじみのヘアメイクなのか、それとも別の美容師なのか中居は明言しなかったが、口ぶりから察するに、ごく身近で親しいスタッフだとみられる。「友達になったらクビにできないから、よくないね」と中居の性格を考慮しながらも、「ヘアメイク変えてほしい」と“英断”を求める意見も見受けられた。  今回は痒みや腫れの症状はすぐに引いたようだが、次に何かあった場合に軽度で済む保証はないだろう。替えがきかないポジションの中居だけに、周囲のスタッフがしっかりとケアしてほしいものだ。

中居正広、「大事件が起きた」と告白……「訴えてもいい」と戦犯スタッフにファン激怒

 パーソナリティを務めるラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送、8月26日)で、中居正広がヘアカラー剤によるアレルギーで救急外来へ駆け込んだという“大事件”を明かした。もともと、中居は一部の成分にアレルギーがあり、気をつけながら髪色を変えていたとのことで、そのことに無知だった担当のヘアメイクに対し、ファンから怒りの声が続出している。  SMAP解散後も、MCとしてテレビで活躍中の中居。8月18日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、極太フレームのメガネを着用した珍しい姿を披露し、「目がちょっと腫れてますんで、メガネをかけさせていただきます」と、出演者にあいさつ。ファンの間では、翌週25日放送回でも「中居くんの左目の腫れが目立つ」と、心配の声が出ていた。  そんな中居は26日のラジオで、「大事件が起きました」「もう終わったんですけど、今から2週間ぐらい前なんですけど」と切り出し、自身の身に降りかかった災難を話し始めた。中居は髪の毛を染める際、特定のカラー剤によっては頭皮にアレルギー反応が出るそうで、普段は「なんかの成分が入ってないやつで染めてた」という。それもきちんと染める形ではなく、「髪の毛に色を乗っけてる」状態だったため、汗をかくと色落ちしてしまう時もあったと振り返った。  中居いわく、2012年放送の主演ドラマ『ATARU』(TBS系)を収録していた時期に、アレルギーがあると判明。以後はヘアマニキュアを使用し、先日も「アレルギーの成分が入ってない」「しっかり(色が)浸透するやつ」で染髪したとのこと。ところが、当日の夜頃には頭が痒くなってきたそうで、「やっぱちょっと合わなかったのかな」と思いながら2~3日が経過。 「次の日、『金スマ』の収録だったのね。朝、起きて。でも、結構寝たのかな。結構寝て、『あ~』って新聞読んでたんだけども。 なんかもうボ~っとしちゃってて。で、頭まだ痒いな~と思ってて。なんか顔おっかしいなと思って。『ちょっと寝すぎた。目、開かないや』と思って」  鏡で顔を見たところ、「試合の終わった(元プロボクサー)内藤大助」になっており、皮膚科で「アレルギー反応ですね」と診断され、薬をもらって仕事へ向かったという。顔の腫れをカバーする目的で、伊達メガネをかけて収録に臨むも、いつもかぶっている衣装の帽子が「入らなかった」とのこと。そもそも、家を出る時点でキャップ帽が小さく感じ、サイズを大きくしていたそうで、 「だから、もう腫れちゃってんだよ、2サイズぐらい頭が。そしたら、『アレルギー反応』だと。で、結局2本目(の収録が)終わって、救急(外来)行ったのかな。なんか、点滴だとか注射打って。それからちょ~っと引いてきて。で、メイクさんとお話したら、なんかその紙に『しっかりパッチテストをした上でお使いください』って書いてあるんだって。……『じゃ、オマエが悪いんじゃない?』みたいな(笑)」 と、大変だった出来事を告白。顔が腫れているせいか、病院では「誰も(自分に)気づかなかったね」と、最後は自虐トークで締めたのだった。 ファンは「それで『金スマ』はメガネだったのか」と納得する一方で、ヘアメイクのアレルギーに関する認識や勉強不足を指摘する声が相次ぎ、「クビもんでしょ。芸能人担当してる自覚ないの?」「訴えてもいいレベル」と非難する声が続出。「これが初めてのアレルギー症状ならわかるけど、体質を知ってるなら職務怠慢」「顔が識別できないほど腫れるって、命に関わったかもしれない」と、非難轟々だ。 中居のヘアメイクといえば、「チーム中居」の一員であるY氏が知られている。都内でサロンを開業し、中居のヘアメイクとしてさまざまな仕事現場に同行し、プライベートで一緒に行動することもあるという。 「中居は気を許しているものの、Y氏は一時的に有料ブログを開設して、中居の撮影現場の写真を載せるなど、“やりすぎ”な言動がみられました。Y氏の現場レポートは貴重なため、喜んでいるファンがいるのも事実でしたが……。また昨年、このY氏のサロンに、主に香取慎吾のヘアメイクを担当しているI氏が加わったことも、一部ファンの間で話題になっていました。おそらく今回の事件もこのY氏が絡んでいると思われるだけに、中居の友人とはいえファンからも厳しいコメントが多数出ています」(ジャニーズに詳しい記者)  今回、カラーを担当したのはなじみのヘアメイクなのか、それとも別の美容師なのか中居は明言しなかったが、口ぶりから察するに、ごく身近で親しいスタッフだとみられる。「友達になったらクビにできないから、よくないね」と中居の性格を考慮しながらも、「ヘアメイク変えてほしい」と“英断”を求める意見も見受けられた。  今回は痒みや腫れの症状はすぐに引いたようだが、次に何かあった場合に軽度で済む保証はないだろう。替えがきかないポジションの中居だけに、周囲のスタッフがしっかりとケアしてほしいものだ。

亀梨和也に「カミングアウト」を迫り石原さとみをコンパニオン扱いする、「24時間テレビ」のホモソーシャル

 今月26、27日にかけて放送された24時間テレビ『愛は地球を救う』(日本テレビ)のワンコーナー「今夜限り!生しゃべくりでタレコミ続出!その真相を初告白007」で、亀梨和也がタレントのIVANから「酔うとオネエになる」と暴露され、ゲストを含めた出演者が亀梨をからかうという一幕があった。  このコーナーは『しゃべくり007』(日本テレビ系)の24時間テレビ版で、関係者からのゲストに関するヤバい情報のタレコミを元に、出演者がトークを展開するというもの。司会は上田晋也で、レギュラー出演者は有田哲平、徳井義実、福田充徳、名倉潤、原田泰造、堀内健の6名。ゲストに石原さとみ、亀梨和也、小山慶一郎、櫻井翔の4名を迎えている。  コーナーの趣旨を説明する際、上田は「このコーナーに出演してもなんの得もない」と発言。その後、問題のタレコミは取り上げられると亀梨は動揺しつつ「はあ? IVANと飲んだのは10年位前」「IVANがああいうIVANになる前。普通にモデルしていたとき」「次に目撃したのはテレビの中。キャラが変わっていた」と、そもそもIVANと一緒に酒を飲んだ経験がほとんどないと言ってタレコミに疑問を呈する。  動揺していると受け取ったのか、有田が亀梨に「IVANはちゃんとカミングアウトしたじゃんか」といえば(黒字強調は筆者)、小山も「今回のテーマは“告白”ですからね」と合いの手をいれ、上田も「言っちゃっていいと思うよ」と亀梨にカミングアウトを促そうとする。亀梨も冗談交じりに「だから(自分が着ているTシャツが)ピンクなんですね」と返せば、すかさず「自分で選んでるんじゃないの~?」と上田が返す。  さらにIVANからの「酔うとなよなよする。俺のほうが美しいでしょ、と美で対抗してくる」というタレコミが紹介されると、堀内が「(オネエっぽくなるのは)何杯目くらいから? さとみちゃん、ちょっとお酌してくれる?」と提案。戸惑う亀梨だが、石原が酒を注ぐ演技を始めると、それにノって1杯、2杯と飲むそぶりをみせ、3杯目を飲んだあとに突如いわゆるオネエっぽい仕草をする。すかさず「これこれ!」と声を張り上げる上田。  その後「酔うと話が熱くなるとは聞いているけど、オネエっぽくなるという話は聞かない」と亀梨は弁明するが、上田は「いいよね、亀梨くんが、なんだろう、女子力が高くてもね」と石原に話しかけ、石原も「うん」と返す。さらに酒を注ぐふりをされた亀梨は、場の空気にのって再度オネエっぽい仕草をしてCMに移る。  CM明けも、亀梨はオネエっぽい仕草を続け、上田が「亀梨くんが認めてくれてよかったよね」「亀梨って名前もやばいんじゃない。オネエで亀梨って」とまとめ、話題は次のタレコミに変わっていった。  言うまでもなく、一連のやりとりには非常に問題がある。いちいち指摘するのも馬鹿らしくなってくるが、こういった企画に対してしっかりと批判しなければ現状はなかなか変わらないだろう。  まず亀梨の性自認やセクシュアリティがなんであれ、2015年に起きた一橋大学のアウティング事件、あるいは2016年に週刊誌『FRIDAY』(講談社)が報じた俳優(当時)の成宮寛貴に関する一件を振り返るまでもなく、他人が「オネエ」であると“タレコミ”をすることは、アウティングになりうるという問題がひとつ。また、「オネエであるかどうか」という一連のやり取りの中には、「オネエであること」がからかいの対象になるという出演者・番組制作側の認識がみてとれる。  有田の「IVANはちゃんとカミングアウトしたじゃんか」という発言は、まるで「カミングアウト」することが望ましい行為であるかのようだ。シスヘテロ男性が男性であることを、シスヘテロ女性が女性であることをカミングアウトすることなど、めったにない。誰がどんな性自認やセクシュアリティを持っていようと、カミングアウトしなければいけないということなどないはずなのに、なぜ「オネエ」であることをカミングアウトしなければいけないのだろうか。  亀梨の「だから(自分が着ているTシャツが)ピンクなんですね」も、「女性はピンクが好き」「オネエは女性的な色とされるピンクをきるもの」という規範にのっとった発言で不用意すぎる。いまだに「女の子は当たり前にピンクが好き」という価値観が強いが、女性やオネエがピンクを好もうが嫌おうが、当人の勝手だ。他人にとやかく言われる問題じゃない。その価値観を強化するような発言は望ましくない。  また気持ち悪さを覚えたのが、スタジオ内の空気だった。  前述の通り、出演者はゲストを含めて石原以外すべて男性だ。トークはまさに男の内輪ノリで行われ、「オネエ」でじゃれつく様子には、性的マイノリティへのフォビアを感じる。一口にオネエといっても、トランスジェンダーやゲイ、“女性らしい”異性愛男性などがいるため、これらはホモフォビアであり、トランスフォビアでもあると言えるだろう。まさしく、ホモソーシャルの典型的な例だと言える。  さらに堀内が石原にお酌を促すシーンにも嫌悪感を覚えた読者は多いだろう。実はさらに酷いやりとりが、コーナーの冒頭でレギュラー出演者によって行われている。 有田「(ゲストに)女性来る? 酷くない? (出演者が)おっさんばっかり」 上田「(スタッフに向かって)女性ゲストいなかったらコンパニオン呼んで」 (ゲストに石原がいることを確認すると) 上田「石原さんが来たので、コンパニオン大丈夫でーす!」  石原はゲストではなく、レギュラー出演者にとっては、おっさんの集まりに呼ばれたコンパニオンとして扱われているということだ。「深夜帯だし、ハメを外していい」とでも思ったのかもしれないが、深夜であろうが無かろうが問題であることは変わらないし、そもそも深夜でなくともテレビではこうしたやりとりをたびたび見かける。  なお、一連のやりとりが行われているのはたったの3分程度のこと。3分でこれだけ多く問題のある言動を繰り広げられるとは……と呆れそうにもなるが、いまだ20年前のゲイ差別、男性の性被害を冗談として取り上げ、ぜん息によって行動が制限される人を慮らずに「病気を言い訳せず」とツイートを行うのが日本テレビなのだと考えれば、納得行く話でもある。  だからといって黙っているわけにもいかない。取り上げるのも馬鹿馬鹿しいと思われるようなものも、ひとつひとつ指摘しなければ、いままさに苦しめられている人たちの状況は改善しないだろう。問題は問題であると指摘し、社会に共有されていく流れを加速させる必要がある。 (wezzy編集部)