浅田真央、世界選手権で現役引退が囁かれるワケ! もうメンタルが…!?

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※イメージ画像:『浅田真央公式写真集「MAO」』(徳間書店)
 日本のフィギュアスケート界を引っ張ってきた浅田真央の周辺がにわかに騒がしい。  2月21日に閉幕した4大陸選手権は不参加。同大会は浅田に代わる日本のエース、宮原知子(関大高)が初優勝を飾った。次は3~4月に米ボストンで行われる世界選手権での優勝が大目標となる。 「世界選手権には4大陸選手権に不参加だった男子の“絶対王者”羽生結弦選手とともに、浅田選手も出場します。世界選手権はフィギュア最高峰の大会。浅田選手にとって、これが最後の国際大会になるかもしれません」  そう語るのはフィギュア担当記者だ。彼女は、それほど悲壮な決意を固めているという。  テレビ関係者は「4大陸選手権を放送したのはフジテレビだったが、浅田選手が出るのと出ないのでは視聴率に雲泥の差が出る。フジはスケート連盟を通じて『出てもらえないか?』と必死に説得したようだが、最後まで浅田選手は首を縦に振らなかった。世界選手権がキャリアの集大成という気持ちのようだ」と話す。  事実、浅田は4大陸選手権辞退の理由について「3月末に行われる世界選手権に向けて、集中したトレーニングをしたいため」とコメント。浅田を指導する佐藤信夫コーチも「浅田はこのところ、休みなしで試合に出続けていた。疲労が溜まっているのでしっかり取り除きたい」と述べていた。  たしかに昨年10月のジャパンオープン以降、浅田は11月に2大会、12月に2大会をこなし、疲労が蓄積していてもおかしくない。
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※イメージ画像:『Number890号 浅田真央 スマイルアゲイン』
 だが、前出のフィギュア担当記者は、「肉体的な部分よりもメンタル面が問題」と断言。続けて「昨年12月に開かれたグランプリファイナルで、浅田選手は最下位に沈みました。自分のジャンプが飛べず、彼女は宿舎に戻り大泣きしたそうです。一方で後輩の宮原知子が日本の新エースに成長。どの世界にも世代交代はありますが、それを最も感じているには彼女でしょう。潔い性格でもありますし、世界選手権が不本意な結果に終われば現役引退を表明すると囁かれています」と明かす。  約1年間の休養を経て臨んだ昨年5月の復帰会見では、「優勝した昨年の世界選手権のレベルまでもっていかなければ、試合には復帰できない」と語っていた浅田。これまで幾度となくドン底から這い上がってきただけに、もう1度奇跡を期待したいところだが…。

人気俳優X、毛髪による“薬物検査”でクロ! それでも逮捕されなかったウラ事情

 3日、清原和博容疑者が、覚せい剤使用容疑で再逮捕されたことにより、薬物疑惑のある芸能人の“芋づる式逮捕”に注目が集まっている。すでに報道では、長渕剛の実名が挙げられ、ほかのミュージシャンや俳優のイニシャルなども取り沙汰されているが、現実問題として、芸能人の逮捕に関しては、決定的と思える証拠があっても見送られるケースが多いという。 「もう何年も前になりますが、連続ドラマの主演級の人気俳優・Xが、麻薬取締官の内偵を受けていたことがありました。Xは当時、人気ドラマに次々と出演し始めた時期で、情報が伝わったメディア関係者も一同衝撃を受けたものです」(週刊誌記者)  現在20代後半のXだが、すでに結婚して子どもも授かっている。 「内偵を受けていたのは結婚より前、交通事故を起こし、報じられた少し後の話です。当時の交際相手を含め、地元の友人らと、薬物に手を染めているという情報でした。麻取はXのヘアメークアーティストに捜査協力をあおぎ、毛髪を入手して鑑定を行い、薬物使用の証拠を押さえたとのこと。Xはそこから、半年もの期間にわたり内偵捜査を受けましたが、結局しっぽは出さず。捜査班も解散となり、Xに関する“疑惑”さえも消滅しつつあります」(同)  決定的証拠と思える毛髪鑑定で“クロ”だったXだが、逮捕に至らなかったのはなぜなのだろう。 「毛髪鑑定は薬物を使用した時期なら割り出せますが、所持や使用容疑で逮捕するには限りなく100%に近い実証を押さえなければなりません。清原に関しては、捜査員が自宅に踏み込んだ瞬間、注射器と吸引用のストローを手にしていたそうですし、CHAGE and ASKA・ASKAは、体液がついたティッシュから覚せい剤の成分が検出されたと伝えられています。Xに関しては、こうした決定的証拠が得られなかったそうです」(同)  今回の騒動で“芋づる”となったのは、現在のところ15日に群馬県で逮捕された売人のみ。この人物は、清原に薬物を“譲渡”した疑いでの逮捕となったが、「使用や所持での逮捕はさらに難しい」(同)という。今後、清原に関連して“芋づる式”で逮捕される芸能人はなかなか現れないかもしれない。

精液とタバコの匂いが染み付いた女の子たち 今井絵理子の彼氏報道から考える沖縄の貧困問題

 実は結婚を前提にお付き合いしている、昔のダニエル・ラドクリフ君を日系にした感じのイケメン彼氏がいます。というわけですので、シングルマザー卒業します!! 今まで、ありがとうございました!! ……この手の妄想を繰り広げて半年以上経過しました。シングルマザー女子大生・上原由佳子です。  お金と彼氏が欲しくてたまらないのですが、何ひとつ上手くいきません。妄想だけじゃ足りず、貴族が落ちぶれていく話の小説を5回くらい読んで「人の不幸は蜜の味」感覚を堪能しています。美味しい!! 大好きです!!  しかし、現実に起こる不幸は、なかなか「蜜の味」を感じられないものです。沖縄出身で、自民党から出馬表明をした元SPEEDの今井絵理子さんが週刊誌で叩かれているのをみていると、複雑な気持ちで、もやもやしています。全然美味しくない。  沖縄生まれ、沖縄育ちな上原。今回の報道をみていると「一連の流れが沖縄っぽいな」と、思いました。率直な感想を言えば「沖縄のシングルマザーが逮捕歴のある人と付き合うなんて、そんなに特別な話じゃないのでは?」と思いました。  というわけで、今回は沖縄で暮らす上原が「今井さんの一連の報道を“特別なこと”だと思わなかった理由」を書いてみたいと思います。 ◎「友達の友達の友達がヤクザ」は普通  まずは今井絵理子さんに関する報道を整理しておきます。  2月9日、今年の夏に予定されている参院選に比例代表で出馬することを表明。「週刊女性」(2016年3月1月号、主婦と生活社)で半同棲中の彼氏がいること。また、今井絵理子さんが、自身の父親に交際している男性を紹介しようと考えていることが報道されていました。そして、「週刊ポスト」(小学館)が2月19日にweb版で「今井絵理子の彼氏が児童福祉法違反で逮捕歴がある」と、報じました。  今回絵理子は、「聴覚障害を持つ子どもがいる、苦労しているシングルマザー」を売りにして出馬表明した今井さんに、18歳以下の少女らに淫らな行為をさせていた疑いで逮捕されたことがある彼氏がいることへの批判があがっているのだと思います。批判内容は「そんな人と付き合うって、どうなの!?」「芸能人を出馬させるから、こんなことになるんだ!!」といったものでしょう。  でも沖縄では今井さんの彼氏みたいな人と繋がりがあることは、わりと当たり前のことです。ましてや、今井絵理子さんと彼氏は「地元の同級生」。地元に戻れば、ひとりやふたりくらい逮捕歴があったり、前科があったりする人がいても不思議ではありません。ちょっぴり過激な表現をするなら「友達の友達の友達くらいにヤクザがいて普通」ですもの。 ◎今井絵理子は特別なケースじゃない  彼氏いない歴3年目の上原からすると、どんな経歴であれ、自分と子供に害がなければ、シングルマザーに彼氏がいるだけで羨ましいです。つい最近、先輩に「だれか紹介して!! 出逢いが欲しいの!!」と電話してみたら、「うーん。オレの身の周りが、どんな感じか想像つくでしょ?」「……闇金とか、風俗系でしょうね」「分かってるじゃん!!(笑)」という残念極まりない会話で、上原の恋活は始まりさえしませんでした。泣きたい。でもまあ、それが現実です。  上原の場合は、飲み会(合コン)に声をかけられたら、どんな人が来るのかあらかじめ聞いて、参加するかしないかを決めています。「そんなの当たり前だろう」と思われるかもしれませんが、「イケメンかどうか」とかを聞いているわけではありませんよ(笑)。また、上原が大学生になってからは、昔から付き合いのある先輩達が「上原にはクリーンな人じゃないと紹介できない」と気を使ってくれるようになりました。だから今は、逮捕歴があるとか、前科がある人と出会うこともなく平和に過ごしてします。  でも、こうやってかなり意識的に、関わらないように、出会わないようにしなくてはいけない時期があったくらい身近に“そんな人”達がいたってことなんです。  それから芸能人やタレント、アーティストとの距離感も近いのが沖縄の特徴だと思います。  なんせ芸能人の話題になると「あにゃー(あいつ)、しぃじゃーむにぃあらいばーよ!!(先輩風吹かせてきてウザいんだよ)」「あいつ、ちゅーばーむにぃして(強がって)るんだはずよ(笑)」「昔は悪い事していたけど、今は本当に頑張ってる」という会話ばっかり。悪口だって、良い話だって、一般人への扱いと何も変わらない(笑)。  つまり、今井さんの「芸能人」という属性はそんなに特別なことでもないし、彼氏に逮捕歴があったことだって、よくあることだったりする。今井さんは珍しい人でもなくて、「沖縄出身のシングルマザー」の側面を持っている、そこらへんの人とあまり変わらない、と上原には感じられます。 ◎精液と消毒液とタバコの匂いが染み付いた女の子達  ところで、一連の今井さん叩きを見ていると、あまり良い気持ちにはなりません。今井さんが出馬表明をした後に、自民党から出馬することに対しての「出馬撤回署名」が行われていますが、今回の報道が「出馬撤回」に署名する動機になった人も少なからずいるでしょう。  「自民党からの出馬」に対する批判はさておき、今井さん自身が18歳未満の女の子を雇って、風俗店を経営していたわけではありません。だから、一連の報道が今井さん叩きに使われるのは、筋違いだと思います。それに、社会が今井さんを叩き続けることで、今井さんとお子さんの、実生活に悪い影響が出るのであれば、考えものです。  ただ、上原が個人的に、残念に思っているのは……。  「沖縄出身で、聴覚障がいを持つ、シングルマザー」という、当事者性を前面に出しているにもかかわらず、彼氏のお店で働いていたような沖縄の女の子たちという存在と真摯に向き合う気はないのかな? と、感じてしまうことです。  「スポニチ」によれば、今井さんは彼氏から、経営していたのは「キャバクラ店」だと説明されていたそうです。「キャバクラ」だろうが、「ピンサロ」だろうが、18歳未満の女の子を雇うのはアウトだと思うのですが……。18歳未満の女の子が働いている状況がおかしいですし、そこを見なかったことにされるのは悲しいです。  上原は「いつかどこかで書けたらいいな♪」くらいの気持ちで、18歳未満でピンサロに勤めていた女の子と4年ほどかかわり続け、話を聞いています。また、今回の報道があった後には、風俗店の関係者の方からも、「当時、お店で働いていた(18歳未満の)女の子たちの家庭環境」について話を伺うことが出来ました。その中で、見えてきたのは“貧困問題”でした。  今井さんの彼氏のお店で働いていた18歳未満の女の子達の家庭環境は、決して良いとは言えないものでした。上原もシングルマザーなので、自ら誤解を生まないように慎重な表現を使わないといけませんが、「ひとり親家庭の子供が多かった」とのことです。女の子のうち数名は、保護者に「スナック(キャバクラ)で働いている」と説明していたそうです。本当はピンサロなんだけど……。  沖縄では、田舎のスナックであれば18歳未満の女の子(中学生含む)を雇うお店があります。でも、それでも、お金が足りないから性風俗店に流れてくるんです。そして、自分で稼いだお金を、親に渡している女の子達がいます。  ちょっぴり過激な言い方をすると「18歳未満の子供が夜の仕事をすることに対して、親の理解がある」んです。「え!? どういうこと!?」と、混乱するかもしれないけど、そのままの意味。親に経済力が無いから、子供が働いてくれると少しだけ生活が楽になりますよね。  ピンサロを経営している人達、働いている女の子、女の子達の親。みんな、それぞれ違う事情を抱えながら、貧困の中を生き抜いています。性を商品化すること、児童労働へのハードルが低くなっている“沖縄”の現状を見つめ直し、改善策を打ち出していってほしいものです。  繰り返しになりますが上原は、今回の報道で今井さんに何の責任もないと思っています。だけど、大きな音楽が流れている真っ暗な箱の中で、不特定多数の男性を相手にしなければ「普通の生活」が出来ない。精液と消毒液とタバコの匂いが洋服に染み付いている18歳未満の女の子達の存在を思うと……。やりきれない気持ちでいっぱいになります。 ◎沖縄的な出来事  最後に、誤解しないで欲しいのですが、上原は自民党を支持するわけでもなければ、批判するつもりもありません(笑)。  あくまでも、反社会的と言われるような人も含むいろいろな人達との距離感が近くて、シングルマザーと付き合うことにもあまり抵抗がない男性がいる沖縄で起きた、そして18歳未満の女の子が性風俗店で働かないと生き抜けない沖縄で起きた、沖縄的な出来事だったな、と思って取り上げました。  上原的には、政治絡みの今井問題よりも「上原彼氏いない問題」の方が深刻です。妄想をやめてスタバ等の洒落たカフェで、ドヤ顔をして原稿を書いていれば、昔のダニエル・ラドクリフ君を日系にした感じの彼氏ができるのでしょうか? と、この一文を書くのは実は4回目。さっきPCがバグって、データが全部飛んでしまいました。もしかして、もしかすると、PCが「上原に彼氏は必要ねーよ!!」と、伝えようとしていたのかな……。

スクープ! 岡山県のJKが撮った「目視できない不思議なUFO艦隊」がマジで謎すぎる!! 電磁場もクッキリ!?

【不思議サイトトカナより】  某日、Tocana編集部にとあるアーティストから一通のメールが届いた。なんと、1月25日に、日本にUFOが飛来していたというのだ。どのようなものかとメールを開くと、Twitter上に確かに気になる写真が投稿されているではないか!  岡山に住む女子高生がたまたま撮影したという黄昏時の写真を見てみると、夕暮れの上空になにやら飛行物体らしきものが写っている。心霊写真やUFO写真を数多く見てきた編集部だったが、これは確かに一筋縄ではいかない代物だと直感的に気づき、検証することになった。 ■写真家による検証
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 写真が撮影されたのは今年1月下旬。投稿者自身も「え、なにこれwwwwww」と謎の物体に驚きを隠せない様子が伺える。夕刻時、変哲のない街道沿いの上空に捉えらた飛行物体らしきものは、白いもやに包まれているようにも見えるし、その中心部には怪しい光点が5つほど確認できる。
続きは【トカナ】で読む
      
   
					

今井絵理子、恋人の「報復恐れて」別れず!? 出馬表明前に「破局させなかった」裏事情

 9日、参院選比例代表候補として、自民党公認で出馬を表明したSPEED・今井絵理子だが、早くもスキャンダルが巻き起こった。今井本人が、内縁の夫と認めている交際相手・A氏が、昨年3月に逮捕されていたことが、22日発売の「週刊ポスト」(小学館)に報じられたのだ。出馬表明直後にして、早々にイメージダウンにつながりかねない報道が噴出したが、今井としては“想定の範囲内”だった可能性があるという。  今井の出馬が明らかになった途端、地元・沖縄の元同級生で現在半同棲中というA氏の存在が、相次いで週刊誌に報じられた。18日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、今井本人が「将来を見据えて交際している男性」と関係を認め、自身の息子が再婚を希望していることまで、赤裸々に明かしていた。 「その後、このA氏が昨年3月、沖縄県那覇市の歓楽街で、1年前まで風俗店の経営を行っていたこと、また中学生を含む少女3人を雇って接客させていたとして、風営法・児童福祉法違反の容疑で逮捕されていたことが明らかに。すでに今井とともに東京へ移住しているA氏ですが、彼が遠距離恋愛に終止符を打ったのは、この逮捕がきっかけのようです。また23日発売の『フラッシュ』(光文社)では、A氏に直撃取材を決行しており、逮捕を認めるコメントを得ています」(週刊誌記者)  どうやら今井はA氏の逮捕、さらには風俗経営の過去も理解した上で交際を続けているようだが、事態が公になったことにより、両者の関係に変化は訪れるのだろうか? 「A氏の名前を少し調べれば、過去の逮捕が公になることは明白でした。それに、そもそも今井は彼と再婚する意志はなく、今回の報道はむしろ別の意味での“後押し”になるかもしれません」(自民党関係者)  どうやら今井は当初から、A氏と添い遂げる気などなかったようだ。 「A氏の問題は、出馬前から自民党内で問題視されており、表明前に破局するという選択肢もあったんです。しかし、土壇場での“精算”は報復などにつながる危険性もあるため、最終的には『当選後、ほとぼりが冷めるのを待ってから別れる』という話で落ち着いたとか。やはり今井も、逮捕歴に加え、A氏の生活費の一部を面倒見ている状況に、将来の不安を感じていたのでしょう。そもそも結婚に踏み切る相手ではなかったようですね」(同)  逮捕報道の前、「息子が再婚を希望している」とまで語っていたのは「パフォーマンスであり、イメージアップの一環では?」(前出・週刊誌記者)との声も。政治家転身には、こうしたしたたかさも必要なのかもしれない。

視聴率30%超→1桁台に急転の『SMAP×SMAP』やはり拷問謝罪をすべきではなかった

 かねてから言われてきたことだが、ついにSMAPの冠番組『SMAP×SMAP(以下、スマスマ)』(フジテレビ/月曜午後10時~)の打ち切りが濃厚になってきた。  1月中旬に起きたSMAPの分裂、解散騒動は、国会をも巻き込む異常な事態となった。その沈静化を図るべく、SMAPは同18日、『スマスマ』の冒頭部分を生中継とし、騒動を謝罪した。その際の視聴率は31.2%(ビデオリサーチ、関東地区/以下同)まで跳ね上がり、番組史上歴代4位の高い数字を示した。前週(同11日)の視聴率は10.2%で、解散問題についていかに国民の関心が高かったかが如実に表れた結果となった。  ところが、『スマスマ』の視聴率が良かったのは、同18日オンエア分のみで、翌週(同25日)は13.4%と急落。その後も低調な数字が続いていたが、2月15日放送分では9.2%と“禁断”の1ケタ台に転落してしまった。この日は前番組の月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が8.8%と不振であったため、その影響も多少はあっただろう。しかしこの低視聴率は、番組自体の“需要”がなくなってしまったとも考えられるのだ。  1996年4月に放送開始した『スマスマ』は、この4月で20周年を迎える。かつては、高視聴率を弾き出すフジの優良コンテンツであったが、今や10%台前半が“定位置”となり、ついに1ケタ台を記録する“落ち目”となった。現状、SMAPのメンバー5人全員が揃う唯一の番組であることが、『スマスマ』の持つ付加価値となっているが、低調ぶりをみるかぎり、その役目も終わった感がぬぐえない。 「SMAPとジャニーズ事務所との契約は9月末まで。更新されない場合、番組は打ち切りが確定。解散、分裂が回避され、SMAPが存続した場合でも、10月改編で打ち切る可能性があるようです。後番組には、嵐の冠番組も検討されているようです」(テレビ制作関係者) 「あの拷問のようなメンバー4人の謝罪会見によって、SMAPメンバーの間に亀裂が入っていることがはっきり視聴者に伝わってしまった。これによりSMAP5人がそろうことの付加価値が、逆にマイナスに転じてしまったと言ってもいいでしょう。つらそうな姿なら見たくない、無理して続けてくれなくていいから楽になってほしい、というのがファン心理です」(週刊誌記者)  仮に10月以降、SMAPが存続したとしても、低視聴率にあえぐ『スマスマ』の継続には疑問符も付く。20年続いた国民的グループの冠番組だけに、打ち切りとなった際の“後番組”がどうなるか大いに注目されるところだ。 (文=森田英雄)

「全体的にボコボコ&目が…?」釈由美子の顔が不安

 15日、コスメブランド「D.UP」の新CM発表会に、同CMに出演している押切もえ(36)と、彼女に「幸せになれる秘訣」を伝授するゲストとして釈由美子(37)が登場した。釈といえば、昨年10月に一般人男性と結婚し、現在妊娠5カ月。記者がつわりについて聞くと、「(お腹の子が)仕事の時は良い子にしてくれています」と、当日の体調は良好なことを明かし、お腹の膨らみも目立たない衣装を着用していた。しかし、イベントの様子を伝えたネットニュースの写真に「明らかにおかしな箇所がある」と話題となっている。  それは、カメラに向かって笑顔を向ける釈の顔だ。まず、右目のまぶたがひどく腫れているようで、左右の目の大きさが違う。そして、頬やこめかみ辺り、鼻の横などに不自然なくぼみが出現している。この姿に「全体的にボッコボコ」「ものもらいじゃないの?」などとネットがざわついている。  しかし、自身のブログに投稿した、会場の楽屋で撮ったと思われる自撮り画像では、アプリを駆使しているのか右目はなぜか腫れておらず、二重状態のぱっちりと大きな瞳を披露しており、ボコボコもない。そして何より驚くのは、イベント登壇中の顔の異変を噂されている写真と自撮り写真を同じブログに投稿していることだ。同ブログには、「つわりで、ぼろぼろにくたびれきった悲壮感が滲み出ていなかったか、申し訳なくなりました…」と記載されているが、「ものもらい」などを患っているなどの記載はない。本人はその2枚の写真で、自身の顔が全然違うことに気付いていないのだろうか。  数年前から常に注目されている「釈の顔の変化」。その都度、「釈ちゃんどうしたの?」「整形って怖い」と不安な声が上がり続けてきた。今回の一件により、美意識が高く、ストイックな釈をもってしても、「整形ってこんなに崩れちゃうの?」「妊娠って顔まで変わるの?」と新たな不安を感じた。嘘でも良いから「ものもらいできちゃった☆」とでもコメントしてくれさえすれば、ほっと胸を撫で下ろすこともできるのだが。 (夏木バリ)

「全体的にボコボコ&目が…?」釈由美子の顔が不安

 15日、コスメブランド「D.UP」の新CM発表会に、同CMに出演している押切もえ(36)と、彼女に「幸せになれる秘訣」を伝授するゲストとして釈由美子(37)が登場した。釈といえば、昨年10月に一般人男性と結婚し、現在妊娠5カ月。記者がつわりについて聞くと、「(お腹の子が)仕事の時は良い子にしてくれています」と、当日の体調は良好なことを明かし、お腹の膨らみも目立たない衣装を着用していた。しかし、イベントの様子を伝えたネットニュースの写真に「明らかにおかしな箇所がある」と話題となっている。  それは、カメラに向かって笑顔を向ける釈の顔だ。まず、右目のまぶたがひどく腫れているようで、左右の目の大きさが違う。そして、頬やこめかみ辺り、鼻の横などに不自然なくぼみが出現している。この姿に「全体的にボッコボコ」「ものもらいじゃないの?」などとネットがざわついている。  しかし、自身のブログに投稿した、会場の楽屋で撮ったと思われる自撮り画像では、アプリを駆使しているのか右目はなぜか腫れておらず、二重状態のぱっちりと大きな瞳を披露しており、ボコボコもない。そして何より驚くのは、イベント登壇中の顔の異変を噂されている写真と自撮り写真を同じブログに投稿していることだ。同ブログには、「つわりで、ぼろぼろにくたびれきった悲壮感が滲み出ていなかったか、申し訳なくなりました…」と記載されているが、「ものもらい」などを患っているなどの記載はない。本人はその2枚の写真で、自身の顔が全然違うことに気付いていないのだろうか。  数年前から常に注目されている「釈の顔の変化」。その都度、「釈ちゃんどうしたの?」「整形って怖い」と不安な声が上がり続けてきた。今回の一件により、美意識が高く、ストイックな釈をもってしても、「整形ってこんなに崩れちゃうの?」「妊娠って顔まで変わるの?」と新たな不安を感じた。嘘でも良いから「ものもらいできちゃった☆」とでもコメントしてくれさえすれば、ほっと胸を撫で下ろすこともできるのだが。 (夏木バリ)

クソッタレな世界を疾走する若者たちの日々の欠片 ― 石川竜一写真集『adrenamix』の希望と絶望

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adrenamix』(赤々舎)

 昨年、Tocanaでも紹介した写真家の石川竜一。見事に第40回木村伊兵衛写真賞を、そして立て続けに日本写真家協会新人賞も受賞し、1人のフォトグラファーとして着々と認められつつある。  そんな石川の受賞後第1作目にあたる作品集が『adrenamix』だ。
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■世の中はクソ、死んでしまえと思っていた 『adrenamix』は石川の日常のスナップ写真で構成されている。ほとんどが2009年、石川が25歳の頃に撮影されたイメージだ。 「あの頃はモヤモヤとしていてムカついていた。でも、何にムカついているのかもわからなかったしやり場もなくて。『世の中はクソ。死んでしまえ』と思うくらい違和感があった。自分なりに精一杯やっていたけど、何もできなかった」(石川竜一氏)  深夜の国道を疾走する暴走族、ライブハウスで声の限りにシャウトするパンクバンド、クラブで踊り狂う若者たち。したたかに酒を飲み意識を失った青年。モデルガンを片手にガスマスクを被り車に乗る男。密室でセックスに興じるカップル等々、漲るエネルギーを持て余しながらやり場のない不安や怒りを抱えてさまよう若者たちがくり広げる無軌道な日々。  被写体の多くは石川の周りにいた友人や近しい人々だ。石川本人が写ったカットも少なからずある。
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「1枚めの写真は家の近所のA&W(沖縄のメジャーなハンバーガーチェーン)の駐車場。友達と集まって週に7回か8回は酒を飲んで騒いでた。森の写真もよく友達と行っていた場所。『森の楽隊』って言って、音楽を奏でても聴く人はいないから森が聴く、みたいな(笑)。みんな仕事もしてなくて金もなくて、くだらないことをやって遊んでた」(石川竜一氏)  合間合間に、石川の心象風景を表すかのような静物写真がはさみ込まれる。死んだ虫、潰れて内臓の飛び散った鳩。トイレに捨てられたカゼ薬のビン、そして、性器。決して明るいだけじゃない、陰鬱な光景も中には含まれる。一時の狂宴と、その後にやってくる倦怠の無限ループ。でも、それこそが、若さってヤツがはらむ光と影に他ならない。
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■みんな同じ。だから、若い子たちに「元気かい?」って  撮影場所は石川が生まれ育った沖縄だ。しかし、写っているのはどこの都市にもいる若者たちのやんちゃな姿。歓楽街の片隅で路上に座り時間を潰す者、悪ふざけが過ぎて人前でチンコを露出する者、火の点いたタバコに、立てられた中指。見たこと、あるでしょう?  世の中に蔓延する常識やお仕着せのレールのようなものに馴染めない何かを感じ、そこからはじき出された、あるいは自ら距離を置く若い彼ら彼女らが感じるだろう鬱屈した思い、陽気さの影に隠れた憂鬱が、『adrenamix』に淡々と綴られたイメージから漂い出る。  若い=素晴らしい、と本気で結び付ける向きがある。でも、若さってそんなに簡単なものじゃない。そう思う人はきっと、自分が10代や20代だった頃の無様さや鬱屈、正気を忘れてしまっているだけだ。
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 まだ何者でもない若者たちに、世間という名の姿の見えない化け物は、勝手な「正しさ」のようなものを無責任に要求する。何者でもないゆえの希望と絶望は背中合わせで、多感であるほどその振り幅は大きく、繊細な心の襞は引き剥がされ血を流し、息を吸うことさえ叶わずに翻弄される。 「自分的には恥ずかしくて見たくない。こんなの他人には見せられないという気持ちが正直に言えばある。いまだにこの状態が続いていると感じることもあるんだよね。でも、みんな同じなんじゃないかな。だから、あの頃の自分のような若い子たちに、『元気かい?』って」(石川竜一氏)
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『adrenamix』をページをめくり進めるうちに、夭逝したフランスの作家、ポール・ニザンを思い出した。 「ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。一歩足を踏みはずせば、いっさいが若者をだめにしてしまうのだ。恋愛も思想も家族を失うことも、大人たちの仲間に入ることも、世の中でおのれがどんな役割を果しているのか知るのは辛いことだ」 「怒りを向けよ。きみらを怒らせた者どもに。自分の悪を逃れようとするな。悪の原因をつきとめ、それを打ちこわせ」  ともに、ポール・ニザンが26歳の時に発表した処女作『アデンアラビア』に記した一節だ。この小説が国も時代をも越えて若者に支持されるのは、上っ面だけじゃない、若者が内に秘めた本音を率直に描いたからだ。時は1930年前後。1929年からの世界恐慌が尾を引き、先が見えず、特に若者には辛い時代だった。先が見えず若者に厳しいという点では、いまの日本だって同じだろう?
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■「adrenaline」+「mix」=『adrenamix』 『adrenamix』というタイトルは、アドレナリン(adrenaline)とミックス(mix)を合わせて石川が造った言葉。 「撮影してる時に思いついたタイトルで、自分そのもの。みんな何かにムカついてモヤモヤしていて、でもやり場がなくて。暴走族もそう。クラブで騒いでる子もそう。みんな同じ気持ちだったから一緒に遊べた。その気持ちをどう表すかを考えたら、直感的に『アドレナリン』と『ミックス』っていう言葉が重なった」 (石川竜一氏)
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 本を手にすると気づくのだが、『adrenamix』には表紙がない。正確に言えば、表紙そのものは剥ぎ取られて、糊付けされた部分のみが残されている。製本後に、石川自身が1冊1冊破り捨てたのだという。 「破ったほうがいいかなって(笑) 直感的、衝動的なものです」(石川竜一氏)  このライブ感、疾走感が奇しくも『adrenamix』の世界を、フィジカルな面においてもよく表している。そして「なんでも写真になればいい」という想いに身を任せ、予測不可能なこの世界を切り取り続ける写真家、石川竜一の裏表のない生き様そのままのような気がしてならない。 そう、『adrenamix』はきっと、石川竜一そのものなんだ。
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■横浜と渋谷で写真展を開催中  2016年に入り、1月から3月にかけて、東京近郊で複数の写真展が予定されている石川竜一。横浜市民ギャラリーあざみ野で開催中の「考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一展」では、石川がまだ写真家として認められていなかった、いわば最初期の作品から沖縄の風景と人を撮った代表作の『絶景のポリフォニー』と『okinawan portraits 2010-2012』に類する作品群に加えて、受賞後に撮影を開始した最新作の『CAMP』も合わせて展示されている。
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 2月6日から東京・渋谷のWAG galleryで始まった『CAMP』は、サバイバル登山家の服部文祥とテントも食料も持たずに深い山林に分け入り、そこで捕獲した生き物を食べて命を繋ぎ、死と隣り合わせのアクシデントを掻い潜るなかで石川の前に現れた光景を切り取った新境地とも言えるシリーズだ。自らの命をむき出しの大自然にさらすなかで、石川は何を見たのだろう? 「持っている作品はさっさと出したい。いつでも発表できるストックを持っていることからくる安心感のようなものは、次に進めていないような感じがして好きじゃないから。あるものはなるたけ早く発表してしまって、なにもない状態から焦って自分にハッパをかけることが面白いんだよね」(石川竜一氏) 今年は年初から、エキサイティングな1年になりそうだ。 (文=渡邊浩行/YAVAI-NIPPON) ■石川竜一プロフィール 1984年沖縄県生まれ。2010年、写真家 勇崎哲史に師事。2011年、東松照明デジタル写真ワークショップに参加。主な個展に2014年「RYUICHI ISHIKAWA」gallery ラファイエット(沖縄)、「zkop」ATSUKOBAROUH(東京)、「okinawan portraits」Place M(東京)、「絶景のポリフォニー」銀座ニコンサロン(2015年大阪ニコンサロン)、2015年「okinawan portraits」The Third Gallery Aya(大阪)、「A Grand Polyphony」Galerie Nord(パリ)、グループ展に2012年「沖縄本土復帰40周年写真展OKINAWA 0 POINT」(沖縄)、2014年「森山大道ポートフォリオレビュー展」(沖縄)、「show case #3」eN arts(京都)、2015年「野生派宣言!」ongoing(東京)など。写真集に2014年『RYUICHI ISHIKAWA』(私家版)、『okinawan portraits 2010-2012』、『絶景のポリフォニー』、2015年『adrenamix』がある。2012年「okinawan portraits」で第35回写真新世紀佳作受賞。第40回木村伊兵衛写真賞、2015年日本写真協会賞新人賞受賞。 ■考えたときには、もう目の前にはない ●石川竜一展 日時:2016年1月30日(土)~2月21日(日)10:00~18:00 ※会期中無休 場所:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1(横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内) TEL:045-910-5656 http://artazamino.jp/event/azamino-photo-20160221/ 入場無料
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クソッタレな世界を疾走する若者たちの日々の欠片 ― 石川竜一写真集『adrenamix』の希望と絶望

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adrenamix』(赤々舎)

 昨年、Tocanaでも紹介した写真家の石川竜一。見事に第40回木村伊兵衛写真賞を、そして立て続けに日本写真家協会新人賞も受賞し、1人のフォトグラファーとして着々と認められつつある。  そんな石川の受賞後第1作目にあたる作品集が『adrenamix』だ。
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■世の中はクソ、死んでしまえと思っていた 『adrenamix』は石川の日常のスナップ写真で構成されている。ほとんどが2009年、石川が25歳の頃に撮影されたイメージだ。 「あの頃はモヤモヤとしていてムカついていた。でも、何にムカついているのかもわからなかったしやり場もなくて。『世の中はクソ。死んでしまえ』と思うくらい違和感があった。自分なりに精一杯やっていたけど、何もできなかった」(石川竜一氏)  深夜の国道を疾走する暴走族、ライブハウスで声の限りにシャウトするパンクバンド、クラブで踊り狂う若者たち。したたかに酒を飲み意識を失った青年。モデルガンを片手にガスマスクを被り車に乗る男。密室でセックスに興じるカップル等々、漲るエネルギーを持て余しながらやり場のない不安や怒りを抱えてさまよう若者たちがくり広げる無軌道な日々。  被写体の多くは石川の周りにいた友人や近しい人々だ。石川本人が写ったカットも少なからずある。
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「1枚めの写真は家の近所のA&W(沖縄のメジャーなハンバーガーチェーン)の駐車場。友達と集まって週に7回か8回は酒を飲んで騒いでた。森の写真もよく友達と行っていた場所。『森の楽隊』って言って、音楽を奏でても聴く人はいないから森が聴く、みたいな(笑)。みんな仕事もしてなくて金もなくて、くだらないことをやって遊んでた」(石川竜一氏)  合間合間に、石川の心象風景を表すかのような静物写真がはさみ込まれる。死んだ虫、潰れて内臓の飛び散った鳩。トイレに捨てられたカゼ薬のビン、そして、性器。決して明るいだけじゃない、陰鬱な光景も中には含まれる。一時の狂宴と、その後にやってくる倦怠の無限ループ。でも、それこそが、若さってヤツがはらむ光と影に他ならない。
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■みんな同じ。だから、若い子たちに「元気かい?」って  撮影場所は石川が生まれ育った沖縄だ。しかし、写っているのはどこの都市にもいる若者たちのやんちゃな姿。歓楽街の片隅で路上に座り時間を潰す者、悪ふざけが過ぎて人前でチンコを露出する者、火の点いたタバコに、立てられた中指。見たこと、あるでしょう?  世の中に蔓延する常識やお仕着せのレールのようなものに馴染めない何かを感じ、そこからはじき出された、あるいは自ら距離を置く若い彼ら彼女らが感じるだろう鬱屈した思い、陽気さの影に隠れた憂鬱が、『adrenamix』に淡々と綴られたイメージから漂い出る。  若い=素晴らしい、と本気で結び付ける向きがある。でも、若さってそんなに簡単なものじゃない。そう思う人はきっと、自分が10代や20代だった頃の無様さや鬱屈、正気を忘れてしまっているだけだ。
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 まだ何者でもない若者たちに、世間という名の姿の見えない化け物は、勝手な「正しさ」のようなものを無責任に要求する。何者でもないゆえの希望と絶望は背中合わせで、多感であるほどその振り幅は大きく、繊細な心の襞は引き剥がされ血を流し、息を吸うことさえ叶わずに翻弄される。 「自分的には恥ずかしくて見たくない。こんなの他人には見せられないという気持ちが正直に言えばある。いまだにこの状態が続いていると感じることもあるんだよね。でも、みんな同じなんじゃないかな。だから、あの頃の自分のような若い子たちに、『元気かい?』って」(石川竜一氏)
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『adrenamix』をページをめくり進めるうちに、夭逝したフランスの作家、ポール・ニザンを思い出した。 「ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。一歩足を踏みはずせば、いっさいが若者をだめにしてしまうのだ。恋愛も思想も家族を失うことも、大人たちの仲間に入ることも、世の中でおのれがどんな役割を果しているのか知るのは辛いことだ」 「怒りを向けよ。きみらを怒らせた者どもに。自分の悪を逃れようとするな。悪の原因をつきとめ、それを打ちこわせ」  ともに、ポール・ニザンが26歳の時に発表した処女作『アデンアラビア』に記した一節だ。この小説が国も時代をも越えて若者に支持されるのは、上っ面だけじゃない、若者が内に秘めた本音を率直に描いたからだ。時は1930年前後。1929年からの世界恐慌が尾を引き、先が見えず、特に若者には辛い時代だった。先が見えず若者に厳しいという点では、いまの日本だって同じだろう?
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■「adrenaline」+「mix」=『adrenamix』 『adrenamix』というタイトルは、アドレナリン(adrenaline)とミックス(mix)を合わせて石川が造った言葉。 「撮影してる時に思いついたタイトルで、自分そのもの。みんな何かにムカついてモヤモヤしていて、でもやり場がなくて。暴走族もそう。クラブで騒いでる子もそう。みんな同じ気持ちだったから一緒に遊べた。その気持ちをどう表すかを考えたら、直感的に『アドレナリン』と『ミックス』っていう言葉が重なった」 (石川竜一氏)
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 本を手にすると気づくのだが、『adrenamix』には表紙がない。正確に言えば、表紙そのものは剥ぎ取られて、糊付けされた部分のみが残されている。製本後に、石川自身が1冊1冊破り捨てたのだという。 「破ったほうがいいかなって(笑) 直感的、衝動的なものです」(石川竜一氏)  このライブ感、疾走感が奇しくも『adrenamix』の世界を、フィジカルな面においてもよく表している。そして「なんでも写真になればいい」という想いに身を任せ、予測不可能なこの世界を切り取り続ける写真家、石川竜一の裏表のない生き様そのままのような気がしてならない。 そう、『adrenamix』はきっと、石川竜一そのものなんだ。
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■横浜と渋谷で写真展を開催中  2016年に入り、1月から3月にかけて、東京近郊で複数の写真展が予定されている石川竜一。横浜市民ギャラリーあざみ野で開催中の「考えたときには、もう目の前にはない 石川竜一展」では、石川がまだ写真家として認められていなかった、いわば最初期の作品から沖縄の風景と人を撮った代表作の『絶景のポリフォニー』と『okinawan portraits 2010-2012』に類する作品群に加えて、受賞後に撮影を開始した最新作の『CAMP』も合わせて展示されている。
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 2月6日から東京・渋谷のWAG galleryで始まった『CAMP』は、サバイバル登山家の服部文祥とテントも食料も持たずに深い山林に分け入り、そこで捕獲した生き物を食べて命を繋ぎ、死と隣り合わせのアクシデントを掻い潜るなかで石川の前に現れた光景を切り取った新境地とも言えるシリーズだ。自らの命をむき出しの大自然にさらすなかで、石川は何を見たのだろう? 「持っている作品はさっさと出したい。いつでも発表できるストックを持っていることからくる安心感のようなものは、次に進めていないような感じがして好きじゃないから。あるものはなるたけ早く発表してしまって、なにもない状態から焦って自分にハッパをかけることが面白いんだよね」(石川竜一氏) 今年は年初から、エキサイティングな1年になりそうだ。 (文=渡邊浩行/YAVAI-NIPPON) ■石川竜一プロフィール 1984年沖縄県生まれ。2010年、写真家 勇崎哲史に師事。2011年、東松照明デジタル写真ワークショップに参加。主な個展に2014年「RYUICHI ISHIKAWA」gallery ラファイエット(沖縄)、「zkop」ATSUKOBAROUH(東京)、「okinawan portraits」Place M(東京)、「絶景のポリフォニー」銀座ニコンサロン(2015年大阪ニコンサロン)、2015年「okinawan portraits」The Third Gallery Aya(大阪)、「A Grand Polyphony」Galerie Nord(パリ)、グループ展に2012年「沖縄本土復帰40周年写真展OKINAWA 0 POINT」(沖縄)、2014年「森山大道ポートフォリオレビュー展」(沖縄)、「show case #3」eN arts(京都)、2015年「野生派宣言!」ongoing(東京)など。写真集に2014年『RYUICHI ISHIKAWA』(私家版)、『okinawan portraits 2010-2012』、『絶景のポリフォニー』、2015年『adrenamix』がある。2012年「okinawan portraits」で第35回写真新世紀佳作受賞。第40回木村伊兵衛写真賞、2015年日本写真協会賞新人賞受賞。 ■考えたときには、もう目の前にはない ●石川竜一展 日時:2016年1月30日(土)~2月21日(日)10:00~18:00 ※会期中無休 場所:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1(横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内) TEL:045-910-5656 http://artazamino.jp/event/azamino-photo-20160221/ 入場無料
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adrenamix』(赤々舎)