連日、盛り上がりを見せるソチ五輪だが、目玉はなんといっても、引退を表明している女子フィギュアスケートの浅田真央が、バンクーバー五輪の金メダリストであるキム・ヨナに雪辱を果たせるかどうかだろう。 しかし、この世紀の対決を前に、根強くささやかれてきた“ある疑惑”が噴出している。それは、ヨナ陣営および韓国による八百長や買収疑惑だ。 たとえば、「週刊文春」(2月20日号/文藝春秋)は『浅田真央「金」最大の壁 キム・ヨナ高得点の「闇」に迫る!』と題し、ヨナの高得点の背景としてIOC(国際オリンピック委員会)のスポンサーである韓国の電子企業サムスンの影響力を指摘。「アサヒ芸能」(1月23日号/徳間書店)でも、『キム・ヨナ「怪しい高得点」の裏カラクリ』として、国際スケート連盟に対する韓国スケート連盟の猛プッシュがあることを示唆している。 もちろん、このような疑惑が生まれるのには理由がある。浅田が難易度の高いトリプルアクセルを成功させても得点は伸びず、一方のヨナはジャンプに慎重な姿勢をとり、簡単なジャンプしか飛ばないにもかかわらず、芸術性や色気などという主観的かつ曖昧な評価で高得点を叩き出しているからだ。 特に、この結果に憤慨しているのはネット民である。ネット上では、試合が行われるたびにキム・ヨナの高評価に疑問の声が寄せられ、浅田がヨナに負けたときには「八百長」「買収」という言葉が飛び交う。ついには、ヨナの高得点に異論を唱え、ネット上で人気を博す「ときどき黒猫」のブログ主が『フィギュアスケート疑惑の高得点』(東京図書出版)なる本まで出版、話題を集めた。採点に納得できない結果が、ヨナへの“疑惑”を増長させていることは間違いない。 だが、こうした疑惑に苦言を呈し、反論を行う者がいる。トリノ五輪で金メダルに輝いた、プロフィギュアスケーターの荒川静香だ。 荒川は、1月に出版した『誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術』(朝日新書)で、現在の採点システムについて「技術と芸術が融合したフィギュアスケート本来の戦いに戻ってきた」「(よく「公平か」と質問されるが)ほとんどの場合、納得できるもの」と肯定。その上で、ネット上で叫ばれる“キム・ヨナ八百長説”に真っ向から反論しているのだ。 そもそも、浅田とキム・ヨナの対決についてメディアでは「技術力の真央 vs 表現力のキム・ヨナ」と語られがちだが、荒川はこれについて「一般的には浅田選手はジャンプ技術が持ち味で、ヨナは表現力で勝負していると思われがちですが、私から見るとむしろ逆なのです」と主張する。実際、バンクーバー五輪や昨年の世界選手権における浅田とヨナの技術点・演技構成点を比較すると、いわゆる芸術点に当たる演技構成点の差はさほどなく、それ以上に技術点に大きな差があるのは確か。ヨナとの比較を抜きにしても、ここ数年の浅田は、技術点はほかの選手たちを下回りながらも、演技構成点で勝つケースが目立っている。 これは先日行われた団体戦でのショートプログラム(SP)でも同様だ。荒川が指摘するように、“技術力の真央”というよりも、演技構成点に助けられているといってもいい。 さらに荒川は、「ヨナは技術点のうちGOE(技の出来映えに対する加点)が高すぎる」という“キム・ヨナ八百長説”を唱える人々に反駁するように、「一つ一つのジャンプの質を見て、どちらが加点のつくジャンプを跳んでいるかというと、ヨナはやはりすごく強いジャンパーです」と断言。着氷率の高さはもちろん、テイクオフのスピードと勢いがあると解説している。また、ヨナの武器であるルッツやフリップなど難易度の高いジャンプで3回転+3回転のコンビネーションができる選手はシニアの女子ではごくわずかであるとし、なおかつ「彼女(筆者注・ヨナ)ほどの確実性がある選手は他にいません」と称賛。ヨナの技術点の高さと加点の多さには、きちんと理由があることを強調する。 一方、浅田に対しては、「ヨナよりも体に柔軟性があり、スパイラルやスピンのポジションが美しい。ステップなどもすごくうまい選手だと思います」「彼女は常に姿勢が美しく保たれて、スケーターとしての天性の美があります」とジャンプ以外の要素を評価しつつも、「スピードに関して言うなら、プログラム全体を通してあまり緩急がなく、演技中にものすごくスピードを出している、という部分はありません」と指摘している。 また、ヨナの八百長説のもうひとつの論拠となっている「ヨナは不正エッジをとられない」という点についても、荒川は昨年の世界選手権でヨナが不正と判定されたことを例に挙げ、 「ジャッジも技術スペシャリストたちも、復帰してきた選手に対しては半信半疑の厳しい目で見ていますから、SPではまだ点が抑えられていたと思います。彼女のフリップのエッジが不正エッジに判定されたのは、少しびっくりしました。というのは、彼女のフリップは本当にギリギリの、どちらともとれるエッジなので、これを不正としたら多くの選手が不正に該当してしまうのではないだろうか、というほど微妙なところだったのです。FS(フリー・スケーティング)でもまったく同じように跳んだのですが、判定は不正エッジにはなっていなかった。だからやはりSPではちょっと厳しすぎたのではないかと思います」 と正反対の感想を述べている。 そして、ネットの動きをこう批判するのだ。 「時々、理解不十分な結果に対して『不正だ』『八百長だ』という言葉を使って、感情的にブログなどに書き込む人を見かけますが、このスポーツを愛する者の一人として、とても残念に思います」 フィギュアの国際大会における採点が「公平」かどうかはさておき、そもそもフィギュアスケートの本質は美の追求。ソチ五輪では、荒川も書いているように、「採点のことよりもフィギュアスケート本来の良さ」を楽しむべきではないだろうか。 (文=エンジョウトオル)真央ブログより
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【ソチ五輪】過熱する韓国報道陣に、“銀盤の女王”キム・ヨナは……?
100人近い韓国報道陣が大挙して詰め掛けた、キム・ヨナのソチ入り。深夜のその一幕からもわかるように、韓国におけるキム・ヨナの人気は絶対的だ。アスリートとしての人気だけではなく、スポーツ紙が人気芸能人など237人を対象に実施した「恋愛したいスター」調査でも2年連続1位を記録するほど。それどころか、1月8日にはパク・クネ大統領がわざわざ彼女を訪ね、「後悔なく実力を発揮してほしい」と激励までしているのだから驚きだ。韓国でのキム・ヨナはアスリート以上の存在であり、彼女の一挙手一投足が韓国メディアを沸かす。 そんな韓国の絶対的な支持とは対照的に、日本ではしばしばキム・ヨナに懐疑の目が向けられる。“疑惑の高得点”“不可解な採点”、果てには“八百長”とまで言われるありさまだ。地元ロシアの“ホームアドバンテージ”がささやかれ始める中、彼女自身はフィギュアの採点についてどう考えているのだろうか? ソチに到着したキム・ヨナは、韓国メディアにこう語っている。 「審判の採点はどうにもならないことで、受け入れるべきこと。私が努力できる問題ではない。フィギュアは記録として成績が出るスポーツではないので、毎回同じ基準で審査されることもないと思う」 どうやらキム・ヨナ自身は、あまり気にしないというスタイルのようだ。 「選手やコーチの努力で、採点が変わるということもない。採点も競技の一部分であるし、不公平な採点を受けたとしても試合は終わる。抗議したとしても修正されるわけでもない。最善を尽くすことができれば、それが一番の満足」 韓国では不公平採点だけでなく、地元ロシアへの大声援を問題視する見方も出ている。12日のフィギュアペアでは、ロシア最大のライバルとされていたドイツの選手がミスすると、大歓声と拍手が巻き起こったという。中には、ブブゼラのような楽器を鳴らす観客もいたとか。 「選手に影響はないのだろうかとは思う。それでも、これまでいろんな観衆の前で演技してきた経験がある。全世界の人が見守るオリンピックだから、私を応援する人は少ないはず。特別な意識はしていない」 あくまでも自分の演技に集中するだけと、淡々と話すキム・ヨナ。彼女にはプレッシャーはないのか? スポーツ紙フィギュア担当の韓国人記者は、キム・ヨナについてこう話す。 「最近のキム・ヨナは、本当に負担を感じていないようですね。試合を心底楽しんでいるという感じが受け取れます。バンクーバーと同じく、ソチ五輪でも優勝は間違いなしですよ」 過熱気味にも見える韓国メディアをよそに、氷のように冷静なキム・ヨナ。ラストダンスをどう演じるか――。浅田真央とのライバル対決とともに、注目したい。『キム・ヨナ~銀盤の女王』(ユニバーサル ミュージック クラシック)
「あと3年……」フィギュア高橋大輔が走り続けてきた、ソチ五輪までの長いマラソン
アスリートの自伝・評伝から読み解く、本物の男の生き方――。 「あと3年」 2011年のモスクワ世界選手権終了後、男子フィギュアスケーターの髙橋大輔はそう心に決めた。 8位に終わった06年トリノ五輪から成長を遂げた高橋は、右膝のケガを乗り越え、10年のバンクーバー五輪で日本男子シングルとして初となる銅メダルを獲得。一躍、日本のトップフィギュアスケーターとしてその名を轟かせた。だが、その直後となる10-11年シーズン、思わぬスランプが彼を襲った。 「その後(バンクーバー後)の1年は、『オリンピックメダリストとして勝たなければ』という強迫観念と、『キレイな引き際にしたい』という欲と、『バンクーバーオリンピックでやめておけばよかったのかも…』という迷いがあった」(『それでも前を向くために be SOUL 2』祥伝社) 戦績を見れば、3回の優勝を飾った10-11年シーズンも決して悪くないものだった。しかし、自身としては、納得がいく演技ができなかったのだろう。モスクワ世界選手権を5位で終えた時、高橋は「あと3年」という目標を自らに打ち立て、現役続行の道を選んだ。 11年春にボルト除去手術をして1カ月間スケート靴が履けないブランクを過ごしたが、「3年」という目標を立てた彼は、その期間をすがすがしい思いで過ごした。3年間におよぶ長い「調整期間」、ひとつひとつの試合を「自分を試す場」に設定し、苦手意識のあったバレエにも挑戦。華やかなジャンプだけでなく、スケートのそもそもの滑り方までも抜本的に見直した。結果を急がず、ゆっくりと時間をかけることによって徐々に気持ちは変わっていく。「迷いと濁りが消えて、すっきりと素直にスケートに向けるようになった」。すると、高橋はあることに気づいた。 「やっとスケートが生きがいになった」 12年からは、手術をした膝の痛みが再発する。課題としている4回転ジャンプも、パーフェクトに決めることができない。また、高橋らが男子フィギュアを牽引したことによって、羽生結弦をはじめとする若手のレベルは格段に上がっており、心には不安や焦りの気持ちも湧いてくる。だが、目標は3年後だ。まるでマラソンを走るかのように、遠いゴールに向かって一歩ずつ歩みを進めていった。11-12シーズンはすべての試合で3位以内につけ、続く12-13シーズンも極度の不調に陥った2試合以外はすべて優勝か準優勝という試合を続けていったのだ。 五輪シーズンとあって、各選手の活躍に一層の注目が注がれた今シーズン。「いったい誰が代表に選ばれるのか」と、周囲はかたずをのんで見守っていた。高橋は10月のスケートアメリカこそ4位に終わるも、NHK杯で見事優勝し、五輪という目標に近づいた。しかし、11月26日、練習中に右足を負傷し、2週間の安静を余儀なくされてしまう。その結果、さいたまの全日本選手権では5位というふがいない結果に終わってしまった。それでも、日本スケート連盟が選出した五輪代表選手は高橋大輔だった。「あと3年」その決意が実り、再び大舞台への切符を手にした瞬間だった。 高橋は、ソチを最後に現役引退を表明しているわけではない。しかし「人生の岐路に立っている」と告白する。彼は、ソチ五輪に向けて、こう語っている。 「結果がどうあれ、有終の美でなくても、悔しくても充分やり切った、と思えれば理想。でもあくまでも理想。僕はたとえいい結果でも、もっとできたはずと思うだろうし、どこかに絶対に悔いは残るし、完全に満足も納得もしないものだと思っている。『自分自身の納得』は一生しないと思うから、もうそれは求めない」(『それでも前を向くために~』) ソチで彼はいったいどのような結果を残すのか? そして、ソチ後、彼はいったい何を選択するのだろうか? 高橋の「3年間」は、この2月に区切りを迎える。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])『それでも前を向くために be SOUL 2』(祥伝社)
「専用ドライブースの開発急ぎたい」山善の食器乾燥器がプラモデル業界から大絶賛されるワケ
大阪に本拠を置く商社「山善」が販売している食器乾燥器が、異例の人気を集めて話題になっている。「YD-180」という型式の、どこにでもありそうな3,000円程度のその乾燥器は、ネット通販大手Amazonで「食器洗い乾燥機」部門1位、冷蔵庫や電子レンジなどを含む「キッチン家電」部門でも3位に入る人気ぶり(11月29日現在)。しかも、ユーザーレビューでも、星5つ中4.1を獲得する好評価となっている。 話題となっているのは、この商品のユーザーレビューだ。好評価を書き込んでいるユーザーの多くが、食器乾燥器としてではなく、別の用途で使用しているのだという。そのいくつかを引用してみよう。 「模型用の乾燥ブースとしてのシェアNo.1じゃないでしょうか」 「模型製作を趣味とされている方には最適です。塗装後の強制乾燥機として、かなり使えます」 「ファンド(石粉粘土)の乾燥、ポリパテ、エポパテの硬化促進はもちろんシリコン型から取り出したばかりのキャストの硬化促進に、サーフェイサーや塗装の乾燥にも大活躍」 中には、「食器乾燥機なんて名称が着いていますが、何かの間違いのようです。(中略)とりあえず、模型を嗜む人は買って置いて損はない逸品です」という、ちょっと失礼なものも……。 「機能的には同レベルの模型用ドライブースは、山善の3倍も4倍も価格が高い。山善の食器乾燥器を選ばない理由がないですよ。プラモデルショップの店員も、ドライブースには、まずこれを勧めてくるくらいです(笑)」(模型ファン男性) こうしたプラモデル業界・フィギュア業界からの熱い反響は山善にも届いているそうで、「家庭用の食器を乾燥させる目的で開発しているため、複雑な思いです」(担当者)としながらも、受注数量も「ここ最近は昨年比120%で推移している」という。 実際、この食器乾燥器を模型用ドライブースとして使用することに問題はないのだろうか? 「現状、模型のファンドや塗装などの乾燥を目的としてのテストや商品開発が行えていないため、火災や変形の原因となることが予測されます。このため、取扱説明書にも記載しておりますが、このようなご使用は『禁止』とさせていただいております」(同) あくまで、模型用ドライブースとしての使用は自己責任ということになりそうだが、市場の高評価を受けて同社では、「さまざまな実証試験を行い、専用モデルとして、できる限り早急に発売を目指したい」(同)としている。「山善(YAMAZEN) 食器乾燥器 YD-180」
女子フィギュア・安藤美姫“子どもの父親”に第3の男「元・末高斗夢」こと三遊亭こうもりが急浮上!?
シングルマザーとして2014年のソチ五輪出場を目指している、フィギュアスケートの安藤美姫。彼女のいまだ明らかにされていない“父親候補”に、“第3の男”の名前が浮上しているという。 「本命には、モロゾフ元コーチや南里康晴選手の名前が挙っていますが、どちらも確固たる証拠も進展もない中、意外な人物の名前が浮上してきたんです」(スポーツ紙記者) それが、元お笑い芸人の末高斗夢こと、落語家・三遊亭こうもりだというのだ。 「実は2人は以前から交流があって、今年2月の『R-1ぐらんぷり』に彼が出場して決勝進出が決まった際、彼女がFacebookで『友人が決勝に残っているんです!』と、彼への応援メッセージを送っていたんです。どこで2人がつながったのかはわかりませんが、4月に出産したということは、この『R-1』のときはすでに妊娠中。そのため、一躍“父親候補”に名が挙がったということです」(同) 実際これを裏付ける可能性がある証言を、こうもり自身が発言したという。 「オンエアでは放送されなかったのですが、先日放送された『ナカイの窓SP』の特番に彼が出演し、最後の芸能人の恋愛トークをするコーナーで彼に話が振られました。彼自身、『なんで俺がキャスティングされてるんですか? こういう特番に呼ばれることは、ほとんどないですからね。でも、俺が有名人と付き合ってたから呼ばれたんですよね?』と話し始めました」(芸能事務所関係者) 司会の中居正広が、こうもりに「ジャンルだけ教えて!」と迫ると、「スポーツ選手と女優」と答えたというのだ。 「気になった中居クンは彼のところまで行き、こっそりと耳打ちしてもらっていました。そしたら、すぐに『ダメダメ、ヤバい、カットカット!』と中居クンの顔色が変わりました」(同) 周囲から「誰なんだ?」と声が上がるが、当の中居は首を振るばかりだったという。 「ですが、その壇上から元の位置に戻る際に、安藤美姫が得意とするフィギュアの4回転ジャンプを彷彿とさせるようなクルッと回る仕草を見せたんです。それを見て、“あ、これは安藤さんのことだな”ってみんな思ったようです。こうもりさんとフィギュア選手の接点といったら彼女しかないですし、中居さんが発言できないような名前を考えると安藤さんしかいないでしょう。ましてや、父親問題が解決していないタイミングですからね。さすがにまずいと中居さんも判断したんでしょう。まあ、真相は本人と中居さんしか知らないんですけどね」(番組スタッフ) 父親候補の大穴の対抗馬となったこうもり。真相はいかに――。安藤美姫 公式サイトより
無謀すぎる!? “未婚の母”安藤美姫のフィギュア復帰戦が、急遽「有料制」になった裏事情
4月に女児を出産したフィギュアスケート女子の安藤美姫(新横浜プリンスク)が復帰戦に予定する、ソチ冬季五輪代表1次選考会を兼ねた関東選手権(10月12~14日・新横浜スケートセンター)で、1,000円の自由席前売り券が販売されることとなった。地区予選では異例の有料となり、9月7日から一般販売する。 今季の関東選手権は当初、埼玉県内のリンクで開催予定だったが、主催する日本スケート連盟は安藤の出場予定を受けて、収容人数の多い会場に変更。警備態勢の強化など運営費の増加を見込んで、入場券の販売に踏み切った。 確かに安藤の“未婚の母騒動”はメディアで大々的に取り上げられ、話題となった。だが、それは“本業”ではなく、あくまでプライベートでのこと。事実、7月に渦中の安藤が出演した「東日本大震災復興支援チャリティーアイスショー」では、マスコミが大挙押し寄せただけで、肝心の客席は「普段より1割ほど多い程度。満員には程遠く、せいぜい7割、多く見積もっても8割程度しか埋まっていなかった」(フィギュア担当記者)。それだけに今回の有料制は無謀と言わざるを得ない。 別のフィギュア担当記者は「これには、スケート連盟の台所事情も少なからず影響している。五輪シーズン以外の収益が芳しくないようだ。また、現役を引退してプロに転向したスケート選手は、アイスショーだけでは食べていけない。これは、アメリカなどの“フィギュア先進国”では考えられないこと。連盟は安藤を広告塔にして、フィギュアをもっと世に広めたい考え。ゆくゆくは、アイスショーでも採算が取れるようにしたいそうだ」と明かす。 その第一歩が、今回の関東選手権というわけだ。安藤は期待に応えることができるか?『安藤美姫物語-I believe-』(講談社)
“あの週刊誌”のせいでモロゾフ氏と再度決裂!? フィギュア安藤美姫ブチ切れ超厳戒会見の真相
4月に女児を出産していたことを公表したフィギュアスケートの元世界女王・安藤美姫が今月5日に行った“厳戒会見”が、物議を醸している。 会見は「取材者はスケート記者会に限定」「映像はスポーツ番組・報道番組のみ使用可」「使用期間は会見終了後から24時間以内」、さらには「会場使用料約15万円はメディア負担」といったさまざまな条件が事前にメディア側と取り決められ、弁護士やSPも帯同する異例ずくめのものとなった。 肝心の会見の中身も「買い物へ行くのにも後をつけられ、普通の生活ができない状態。今は外の環境がよろしくないので練習にも行けない」と、ひと通りマスコミに対する不満をぶちまけるだけで、女児の父親が誰なのかは明言を避けた。 これにはマスコミも大ブーイング。取材したスポーツ紙記者は「質疑応答も形式的なもの。きわどい質問が出ようものなら、隣にいた女弁護士が割って入ってきたでしょう? 現場はどっちらけでしたよ」と話す。 安藤が強硬姿勢を貫くのにはワケがある。 「会見の3日後に発売された『女性セブン』(小学館)の記事をめぐる、強引な取材がきっかけですよ。安藤が極秘裏に渡米し、“疑惑の男”モロゾフ氏と密会していたという内容です。空港どころか米国でも同誌の記者に追い掛け回されて、ついに安藤がブチ切れたと聞いています」(安藤に近い関係者) 女児の父親として名が挙がったモロゾフ氏だが、密会の理由は「安藤からコーチ就任を説得されたのだとか。ただ、モロゾフ氏にその気はないようです」(同)という。マスコミに追い掛け回された挙げ句、頼みのモロゾフ氏と決裂。あの厳戒会見の裏には「あんたらのせいで……」という安藤の“恨み”が込められていたようだ。安藤美姫オフィシャルWEBサイトより
安藤美姫の“未婚出産騒動”が、フィギュア界の将来を担うアノ若手選手にも飛び火!?
衝撃の未婚出産を告白した安藤美姫のインタビューから1週間が経過したが、騒動はまったく収まる気配がない。そんな中、今後の男子フィギュア界を背負う羽生結弦(18)も、とばっちりを受けていたという。 『報道ステーション』(テレビ朝日系)で安藤のインタビューが放送されたのは1日のこと。くしくももこの日は羽生がANAと大型所属契約を結び、神奈川県内で発表会見を行っていた。 ANAとしては卓球の福原愛(24)に続く2人目の所属契約で、羽生にとっては初のスポンサーとなる。この発表会見に向けてANAは数カ月前から準備を行っていたそうで「新聞社やテレビに何回もリリースを送っていた。そればかりか、フィギュア連盟から“取材拒否”を食らっている某写真週刊誌にも、案内を送っていた。とにかく少しでも大きく取り上げてもらおうと、懸命に広報活動していた」(フィギュア担当記者)という。 ところが、同日の夜の安藤のインタビューで、せっかくの大宣伝も水の泡。翌日のスポーツ紙やワイドショーは安藤一色で、羽生の話題は取り上げられたものの、まったく目立たないものに……。ANA関係者は「安藤さんも、かわいい後輩の“晴れ舞台”が1日にあると分かっているんだから、何もその日にインタビューのオンエアを合わせなくても……。おかげで広報部は、お通夜状態ですよ」とこぼす。 不要な反感を買わないためにも、安藤はもう少し空気を読むべきだったようだ。安藤美姫オフィシャルWEBサイトより
「あの番組なら予算が……」安藤美姫の『報ステ』インタビューに“ギャラ500万円”説
極秘出産を告白した安藤美姫の番組出演料が、破格の500万円だったという話が浮上している。 1日に放送された『報道ステーション』(テレビ朝日系)で、フィギュアスケート女子の元世界選手権女王・安藤美姫が、今年4月に女児を出産していたことを独占告白。父親の名前を明かさない未婚での出産とあって大きな話題を呼び、同局の早河洋社長は定例会見で「05年からフィギュアスケートのグランプリファイナルの中継をしてきた。そういう信頼関係があってインタビューにつながった」と、あくまで局と安藤との太いパイプによるものだと胸を張った。 しかし、一部の同局関係者からは「過去最高レベルの出演料が支払われたようだ。一説には500万円という数字も聞こえている」という話が聞かれる。 「表向き、安藤の母親から同局の女子アナを通じて話があって、双方の信頼関係でインタビューが実現したように伝えられていますが、そもそも『報ステ』でやったのは、ほかでは高額予算が出ないから」(同) 同番組は、関係者の間ではテレビ界の中でも1~2を争う高額予算を持つ番組として知られている。実際、番組作りを見ても、海外取材やヘリコプターを使った撮影など、多額の制作費を使っていることが見受けられる。 「実際、安藤のインタビューを行った場所も、ホテルの大きなフロアを借りたもの。通常は会議室などを使うはずなので、番組側がこれにどれだけ予算を割いていたかが分かりますね」(同) ただ、この関係者によると、セミリタイアしていた安藤の出産ネタは「本来、報道番組でやるべきものではない」という声もあったのだという。 というのも、安藤はこの2年間実績がなく、日本スケート連盟から「特別扱いはできない」と無条件での強化選手指定を拒否されている。ソチ五輪出場には、12月の全日本選手権での表彰台が条件で、さらにGP以外のISU(国際スケート連盟)公認大会で最低点を取らなければならないが、出産後の体力低下に加え、コーチ不在という状況を見れば選手としての見通しは暗い。 「有望な選手を差し置いて、シングルマザーになった安藤の私生活を大々的に扱うのは、ニュース番組ではなくワイドショーのやること」とは同関係者。 「ただ、昼のワイドショーでは、出せても50万円程度。実際、過去に安藤にインタビューをお願いした際には、それより少ない30万円程度の出演料でした。でも『報ステ』なら話は別、何しろ高額ギャラで知られるオノ・ヨーコの出演も実現したほどの番組ですよ。最大級のスクープなら500万円ほど出すことは可能で、今後、安藤が出場する大会の中継の宣伝効果も含めれば十分に元は取れるとして編成局判断があったはず」(同) 一方、安藤と親しい関係者からは「あれはノーギャラ」という反論も聞かれる。 「安藤の母親は、娘の置かれている状況はいずれ表沙汰になってしまうので、それなら再チャレンジを応援してもらおうと、純粋に親しい番組に持ちかけただけ」(安藤に近い人物) 本来は通常のインタビューでも出演料は発生しており、自ら独占スクープを見返りなく差し出すとは思えないのだが、父親探しだけでなく、出演料のあるなしまで話題になる安藤の告白。それだけ波紋を呼んだということか。 (文=鈴木雅久)安藤美姫オフィシャルWEBサイトより
“天性のヒール”出産発表の安藤美姫にフィギュア界から吹き荒れる逆風

『空に向かって 増補版』 (扶桑社文庫)








