中居正広という、世界にひとりだけのMC 日本テレビ『ナカイの窓』(1月22日放送)を徹底検証!

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 2016年の芸能界は、1月から騒がしい。数多くの芸能ニュースやスキャンダルが立て続けに起きているわけだが、その中でも日本国民が固唾をのんで見守ったのがSMAPの解散報道だろう。連日、テレビや新聞はトップニュースとして取り上げ、1月18日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、緊急生放送としてメンバーの肉声を伝えた。そこで何が行われたのかは、すでに皆さんの知る通りだ。  いったい何が正しいのかとか、誰がどうしてどうなったのかなどということは、ここでは述べない。そんなことを書いていても、キリがないだろうから。その代わりにここでは、SMAPの中居正広が、いかに特別なMCであるかを書き記してみる。  1月20日に放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)は「ラッパーSP」と題して放送された。この番組がいつ収録されたのかは知るよしもないが、そこにはいつもの中居がいた。だって、一言目からこうだ。 「いろんなテーマありましたけど、一番不安ですね」  中居のMCとしての特殊性は、この一言に集約されていると言っても過言ではないだろう。番組の冒頭で、不安である、という本音を伝えるMCなんてほかにはいない。これこそが中居正広のMCの特殊性であり、そして大きな魅力のひとつだ。中居は、テレビの内側にいるにもかかわらず、テレビの外側にいる私たちと同じ目線でその場を享受する。  この日のゲストは大地洋輔(ダイノジ)、入江慎也(カラテカ)、LUNA、m.c.A・T、R-指定という5人。ラッパーSPにもかかわらず、芸人が5人中2人を占めている。かつ、LUNAはタレントとして、m.c.A・Tは大御所として知られている存在であるから、視聴者は純粋なラッパーとして捉えるわけではない。おそらく、コアなヒップホップのファンや現役のラッパーが見たら、首をかしげるメンバーだろう。  それをギリギリの線で、テレビとしてショーアップするのは中居だ。自身、歌手でありエンターテイナーであるにもかかわらず、「ラッパーに向いている」と言われたら立ち上がって「ヨーヨーヨーヨーヨー!」と声を上げ、おかしなポーズで「ティピラッピー!」と叫ぶ。やっていることは、そこら辺にいる大学生とほぼ変わらない。だが、スターである中居がそれをやることによって、視聴者は安心して、その場を楽しむことができるようになる。  思えば中居がMCを務める番組が、スベっているのを見たことがない。それは、中居が視聴者と同じ目線、視聴者と同じ視点を持っているからだ。この日の番組でもゲストがフリースタイルに挑戦し、R-指定は見事なラップを披露するが、芸人たちのラップはうまくいかない。さすがに、微妙な空気が流れる。普通のMCであれば、なんとかしてその状況を壊して面白くするであろうところで、中居は冷静な表情を浮かべてこう告げるのだ。 「R-指定いなかったら、今日どうしてた?」  それは、視聴者である私たちの気持ちと、まったく同じだ。中居は番組のMCでありながら、それを口に出す。何があっても、どんなときでも、視聴者の目線、視聴者の視点を欠かすことがない。  緊急生放送となった『SMAP×SMAP』では、これまでSMAPを見てきた視聴者からのメッセージが読み上げられた。そう、確かに私たちは、ずっとSMAPを見てきた。テレビの真ん中で、エンターテイナーとして輝くSMAPのことを。だが、中居に関しては、それだけではない。中居は私たち視聴者と同じ目線、同じ視点でテレビを見ていて、つまり私たちは中居を見ながら、同時に中居と同じものを見ていた。これまでずっとだ。中居が笑うときに私たちは笑い、中居が涙するときに私たちは涙し、中居と同じテレビをずっと一緒に見てきたのだ。だから中居を思い浮かべるとき、私たちは特別な気持ちになる。中居がテレビを楽しめないなら、それは私たちもまたテレビを楽しめないということでもあるから。  テレビが、芸能界が、アイドルが、夢を見せることができないのなら、存在意義なんてどこにもない。中居には、テレビの中で笑っていてほしい。そのとき私たちは、彼と同じ笑顔で笑っているだろう。 【検証結果】 『ナカイの窓』で大活躍を見せたラッパー、R-指定に、中居はこう言った。「今日、本当、いてくれてありがとう」と。それは、まさに私たちが中居に対してずっと思っていたことであり、そしてこれからも、言い続けたいと願っている言葉だ。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

SMAP騒動・飯島マネ退社で山下智久、キスマイはどうなる!? 音楽シーンに影響も……

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迷走してたから、逆によかった?
 SMAP解散騒動の余波が続いている。18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の4名が生謝罪し、事実上、解散を撤回。“SMAP育ての親”とされるマネジャー・飯島三智氏の退社をもって事態は収束するかに見えたが、一連の流れからジャニーズ事務所の体制を疑問視する声も多く、いまだにさまざまな臆測が飛び交っている状況だ。  今回の騒動を受けて、ファンの一部がSMAPの代表曲「世界に一つだけの花」(ビクターエンタテインメント)などの購買運動を行い、14日付のオリコンデイリーランキングで9位に浮上するなど、音楽シーンにも影響が見られるが、ほかにはどんな動きが予測されるのか? ジャニーズの動向に詳しい業界関係者は、次のように語る。 「今回は解散の危機こそ免れたものの、飯島氏の退社によってジャニーズ内の勢力図が変わることは想像に難くなく、ほかの所属タレントにも当然ながら影響は出るでしょう。まず気になるのは、やはり飯島派だったとされる山下智久の動きです。山下はNEWS脱退後、2011年よりソロ活動を開始しており、ジャニーズ内でも特異なポジションにありましたが、それは飯島氏がマネジメントを担当していたからだといわれています。ベストアルバム『YAMA-P』(ワーナーミュージック・ジャパン)は予定通り1月27日に発売されるようですが、今後どのようにポジションになるのか、多くのファンが心配するところでしょう。  また、SMAPと共演することも多かったKis-My-Ft2の今後も注目だという。 「Kis-My-Ft2は、中居がプロデュースした派生ユニット“舞祭組(ぶさいく)”のブレークにより、笑いも取れるグループとして男女問わず多くのファンを獲得するに至っています。一般的な知名度も急速に広まっている最中でしたが、今回の騒動を受けてその活動が鈍化すると、勢いが失速する可能性もあります。嵐に次ぐ“国民的アイドル”に成りうるグループのため、今後のかじ取りに注目したいです。一方、現在SMAPが占めているポジションの多くを、KinKi Kidsが引き継ぐという見方もあります。彼らは飯島派にも藤島ジュリー派にも属さない、ジャニー喜多川氏直属のグループのため、今回の騒動を収束する鍵を握っているといえるでしょう」(同)  さらに、ジャニーズ特有の慣習においても、今回の騒動の影響が出る可能性がある。 「ジャニーズのヒット曲は、先輩から後輩へと歌い継がれ、年末のカウントダウンコンサートはもちろん、ジャニーズJr.の公演でも披露されます。SMAPの楽曲も数多く歌い継がれていますが、もし事務所内でのSMAPのプライオリティーが下がると、彼らの楽曲をカバーする後輩も減ってしまうかもしれません。ファンにとっては寂しいことですよね。ただ、今回の騒動を経て、事務所内の派閥問題が解消されるのであれば、今後はこれまであまり見られなかったコラボレーション……例えばKis-My-Ft2と嵐の共演なども見ることができるようになるのかもしれません」(同)  まだまだ尾を引きそうなSMAP解散騒動だが、これを機にジャニーズ事務所がより良い体制へと変革されることを願いたい。 (文=山下祐介)

解散騒動で、キムタク以外4人のテレビ仕事は『SMAP×SMAP』だけに!? ジュリー支配の恐怖……

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 日本中を一喜一憂させたSMAPの解散騒動は、中居正広ら“造反組”4人の出戻りで、いったん収束が図られた。  それも、ひとえに存続を願うファンの切実な想いがあったればこそ……というわけではない。 「あそこまで世論が動いたら、戻すしかないということ。決まっている仕事も多く、穴をあければジャニーズ事務所全体の信用に関わる。契約更改のある9月まではひとまず、今の形でいくはずだ」(芸能プロ関係者)  ジャニーズ事務所は、造反組4人に対するペナルティーについて「現時点で考えていない」ということだが、それはあくまで表向き。テレビ関係者は「事務所がペナルティーを科さなくても、今回の騒動で4人への新規オファーはかけづらい。現存のレギュラー番組は今すぐに打ち切ることはないが、大型改編のある10月はわからない。育ての親の飯島三智氏が業界追放となり、現在SMAPを担当しているのは、飯島氏とライバル関係にあった藤島ジュリー景子氏。彼女がメーンに担当しているのは嵐や関ジャニ∞で、それは今後も変わらない。いち早くジャニーズ残留を宣言し、メリー喜多川副社長の寵愛を受ける木村拓哉以外のメンバーは、片手間程度でマネジメントされるだろう」と推測する。  ジュリー氏がSMAPを牛耳れる立場になったことで、ジャニーズ内の世代交代が加速すると見る向きもある。来年の今ごろ、SMAPはどうなっているのだろうか? 前出の芸能プロ関係者が、最新情報をもとに推測する。 「おそらく4人も、今年は契約更改するだろう。25周年イヤーだからね。昨年の段階で全国の5大ドームは押さえていて、来春までコンサートツアーを行う計画がもともとあった。ジャニーズとしても、莫大な利益を生み出す25周年ツアーは是が非でもやりたい。メンバーも、そこはファンへのケジメで、嫌々ながらでもやるだろう」  ただ、それと並行して、4人は次々と番組を失っていくことが予想される。 「メリー氏の意思を継ぐジュリー氏が、キムタク以外の4人を積極的に売り込むとは思えない。むしろ中居らを降ろして、後輩グループをねじ込むはずだ。ファン心理を考えれば、歴史が長く、唯一メンバー5人が集まる『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)は残す。スマスマだけやっておけば、“ちゃんとうまくやっていますよ”というアピールになるからね」(同)  来年の今ごろ、中居ら4人の姿を見られるのは、スマスマとコンサートだけかもしれない――。

自分はどうなんだ!? SMAP・ベッキー騒動に和田アキ子が「超正論」も、やはり“昨年”の余波が……

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 アイドルグループ・SMAPの解散騒動と、タレントのベッキーの不倫騒動は、ここ数週間の芸能ニュースの「2トップ」。どのメディアでも続報が次々と流れているが、まったく関係ない芸能人にも、インタビューなどで話題が振られるほどだ。  SMAPに関しては内部事情によるところが大きく、質問されても見解を話せない場合が多いが、ベッキーに関しては「擁護」発言をするタレントも多く、それが取り上げられて物議を醸すことが多い印象である。  そんな「2つの大事件」に対し、キャラからすれば“意外”な見解を示したのが、歌手の和田アキ子だ。  和田は21日、「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の60代以上部門を受賞し、都内での表彰式に出席した。「なぜジュエリー?」という疑問は、ひとまず置いておこう。問題は、表彰式の場で記者からSMAP・ベッキーの話題を振られ、それぞれに回答したその内容である。  まずSMAPに対しては、18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で行った謝罪会見に対し、「謝罪会見と皆さんおっしゃっているけど、なんで謝罪しないといけないのか」と疑問を吐露。「存続はするんですよね?」と続け、「ファンに対して、心配をかけたということなのか。その辺がまだわからないです。結局、なんだったんだろう」と、SMAPメンバーがなぜ謝罪をしなければならなかったのか理解に苦しんでいる様子だった。  さらに、21日に「ありがとう文春!」「逆に堂々とできるキッカケになった」など、不倫相手とされるロックバンドのゲスの極み乙女。・川谷絵音との新たなLINEが流出してしまったベッキーに対しては「何やってんだ」と一蹴。「連絡先を知っていたら、何やってんだと言いたいですね」と批判し、「結婚してるとわかった時点で、騒ぎになった時点で、もう1回LINEというのはちょっと大人げない」と、ストレートにベッキーの対応を否定している。  今回の和田の発言は、少々の違いこそあれど、世間の気持ちを代弁したものだったように思う。ヘタな擁護や甘い言葉を使わなかった点は、評価すべきところではある。  ただ、ネット民の中には、まず自身の落とし前をつけろというコメントもあるのは確かだ。 「ヒット曲など何十年も出ていないにもかかわらず、毎年のように『NHK紅白歌合戦』に出場している和田に対する世間の目は厳しいのが現状です。それだけでなく、『アッコにおまかせ!』(TBS系)での度重なる問題発言、同番組の作曲家・佐村河内守氏のゴーストライター騒動における特集がBPO(放送倫理・番組向上機構)の勧告を受けながら、MCである和田からなんらコメントがないなど、昨年は特にバッシングが強かった。その余波が残っているんですね。和田としては責められるべきコメントはしてませんが、この反応は致し方ないことかも……」(芸能記者)  まともなことを言っても叩かれる状況。しばらくは、黙っていたほうがいいのかも……。

SMAP独立騒動が法廷闘争へ!? 事務所への損害賠償だけでなく、スポーツ紙の偏向記事にも……

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 SMAP独立騒動は一応の決着を見せたが、今後の展開次第では法廷闘争になる可能性も残されているという。ある大手事務所の関係者は「メンバーのひとりが、謝罪をさせられた生放送に納得しておらず、秋の契約終了を機に弁護士を立てて動く可能性もある」と話している。  SMAPは1月18日、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で生謝罪をしたが、ひとり残留を決めた木村拓哉以外の4人は異様に表情が硬く、謝罪はしたものの「解散しない」など、具体的にファンに約束する言葉もないまま、完全決着には至っていない様子が明らかだった。  中居正広を筆頭に4人が独立に動いたことは事実だが、メンバーはジャニーズ事務所との契約が9月まで残されており、それまでは身勝手に動くことはできない。仮に10月以降にジャニーズ事務所から抜けたとしても、業界内での慣例から干される可能性があり、ジャニーズに残るか、失業するかの二択になってしまう。そのためメンバーらは、ジャニーズ側に謝罪し、今後の処遇をすべて事務所に一任する“完全敗北”を味わうことになった。  しかし、これはあくまで芸能界のやり方で、一般社会ではブラック企業による社員への隷属的な扱いと見られるもの。メンバーの中には個人で弁護士を雇っている者がおり、その流れで労働問題として法廷で争う余地もあるという。 「考えられるのは、事務所の指示で屈辱的な謝罪をさせられたことや、退社の意向を強権的な圧力で阻害されたことへの損害賠償を事務所側に求め、退社後の自由を認める地位確認など。テレビ局とは、事務所を移籍することで仕事に大きな悪影響がないかどうかで戦える部分もある。それと今回、スポーツ紙などが一斉に事務所側に加担して、世論を誘導するために報じた記事なども訴訟の対象になるかもしれない。メンバーの意向を一切確認もせず、謝罪しか道はないというようなことを書いている記事は、偏向報道もいいところ」と前出関係者。  ただ、法廷闘争になった場合のリスクも大きい。何しろ、こうした労働問題の裁判は、決着までに時間を要する。 「その間は事実上の干された形になることも想定できるし、たとえ独立できてもSMAPの歌は二度と歌えないことになると思われるので、メンバーがそこまで大きな勇気を出せるかといえば可能性は高くはない」(同)  現時点では、メンバーにいくら不満が残っていても、すべてを失う可能性もある巨大権力との戦いに恐れをなして軍門に下るしかないという見方が根強い。  関係者は「メンバーが腹を決めたらバックアップするという業界人はいるが、SMAPで仲が良いのは香取と草なぎの2人ぐらいで、あとは仲が悪いから、動くとしてもメンバー数名で、5人そろってということはなさそう。ひとりで抜けて戦うのは、精神的にも厳しいだろう」と話している。  不満を残しているメンバーひとりは、一時態度保留が伝えられた中居の可能性が高いが、関係者は「誰かは明かせない」と肯定も否定もしていない。 (文=藤堂香貴)

SMAP解散騒動、飯島三智マネジャー“追放”はジャニーズの総意だった!?「剛腕すぎて不評も……」

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 SMAP「解散報道」は実のところ、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長が結果まで想定して仕掛けた、壮大な「マネジャー追い出し計画」だったということがわかりつつある。  昨年1月、メリー副社長は週刊誌上でSMAPのチーフマネジャー・飯島三智氏について「対立するならSMAPを連れて今日から出て行ってもらう」と発言したが、「あれで飯島さんは“独立するなら今”だと感じたはず」とテレビ関係者。  この関係者は、長くSMAP出演番組のスタッフとして働き、飯島氏からは“ちゃん付け”で呼ばれるほど親しかった。そのため、昨年夏にはすでに独立の動きをキャッチしており、「独立の動きが固まったのは昨年夏で、8月には各方面に働きかけていた」と明かす。 「飯島さんは定年間近で、そのまま退職すれば自分には何も残らないことに焦りがあった。でも、メリーさんが『(対立するなら)SMAPを連れて今日から出て行ってもらう』と言ったから、その通りに動いた。でも、それは負け戦の始まりだった」(同)  問題は、SMAPの商標から楽曲の著作権まで、SMAPに関わる権利関係の一切をジャニーズが握っていたことだった。 「もしメリーさんが本気でSMAPの独立を促していたのであれば、飯島さんとメンバーにこの権利関係の売却を交渉するはず。でも、そうはしなかった。飯島さんが独立しても、実質的にSMAPの活動ができないのは明らかだった。コンサートを開いても『世界に一つだけの花』も『夜空ノムコウ』も、ジャニーズの許可が下りなければ歌えない。実は、メリーさんはそうした権利関係を熟知している人で、郷ひろみあたりの頃からきちんと管理するようになっていた」と関係者。  しかし、それでも飯島氏は一度切ったかじを元には戻すことができず、たとえSMAPの名称が使えなくなっても一緒にやるかを、メンバーに確認したという。 「12月上旬、その意思が確認できて、いよいよとなったんだけど、誤算だったのは木村拓哉の反旗だった」(同)  メリー副社長は、飯島氏の独立する動きを見越して「今日から出て行ってもらう」発言をしていたが、一方で権利関係を押さえながら、さらに親しい工藤静香にそのことを伝え、木村を思いとどまらせたとみられる。この流れが事実であれば、飯島氏が“造反者”のレッテル付きでひとりジャニーズ事務所から追い出される形になり、まさにメリー副社長の思惑通りだったということだ。  そこまでしてメリー副社長が飯島氏を排除したがったのは、娘のジュリー氏を次期社長に据えるに当たり、会社を一枚岩にする必要があったという見方があるが、その仕掛け自体は「強権というより、ジャニーズ全体の総意でもあった」と前出関係者。 「確かにに飯島さんはSMAPを成功に導いた功労者だが、なんでもひとりで決めてしまうから、事務所への報告がすべて後回し。事務所側が何度言っても聞き入れず、彼女への不満は膨れ上がっていた。また、剛腕すぎて、テレビ界でも不評はあった。テレビマンが、飯島さんに土下座ばりの謝罪をすることはしょっちゅう。それに比べるとジャニーズ事務所は、よほど敵対しない限り、食い違いがあっても物腰柔らかい役員が関係改善に努めてくれるし、メリーさんも普段は笑顔で許容してくれる人。そういう姿勢の違いもあって、内外とも飯島さんに味方する人は少なかった」(同)  いずれにせよ飯島氏が、グループが独立する際に不可欠なSMAPの商標など権利関係を持ち出せなかった時点で、独立失敗は目に見えていた。ある筋からの情報では、飯島氏に手を差し伸べようとしていた大手事務所も、それを知って手を引いたという話だ。 「年末年始に飯島さんがメンバーだけに敗北宣言をしたらしいが、一番ショックを受けていたのは中居正広だったと聞く。半ば覚悟を決めていたから、ハシゴを外された気分だっただろう」(同)  謝罪会見の最後、木村が「ただ前を見て進みたいと思います」としたことを、関係者は「『前を見て』というのは、過去との決別を意味している。つまり、飯島さんとの絶縁宣言」と見た。  メリー氏は1月21日発売の「週刊新潮」(新潮社)でのインタビューで「私は4人を追い出したわけでも、受け入れないと言ったわけでもありません」と話しているが、飯島氏については、その例外だったようだ。ジャニーズ内ではSMAPの後任マネジャーの人選に「心の恋人みたいに入れ込む女性ではなく、男性のほうがいいのでは」という声もあるという。 (文=片岡亮)

圧力だけじゃない! 嵐のチケットと引き換えにジャニーズを“ヨイショ”する芸能マスコミの腐敗

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「これからジャニーズとメリー喜多川(副社長)さんの名誉を回復する記事を出さなきゃいけなくて……」と話すのは、ある週刊誌の記者だ。SMAPの独立騒動については、取材を進めるよりも、とにかくジャニーズのイメージアップにつながる記事を書かなくてはならないのだという。 「表紙やグラビアにジャニーズタレントを登場させてもらってるし、その号はそれだけで売り上げが上がるんですよ。出版不況で背に腹は代えられないので、ジャニーズのことは一切、悪く書けません。今回の騒動は、とにかく独立組が悪かったというスタンスで、ジャニーズ事務所は温情で残留を迎え入れたってニュアンスを伝えるだけですよ」(同)  とても公正中立なメディアとは思えない話だが、これが芸能マスコミの現実でもある。SMAPの独立失敗は、これを先導しようとしたチーフマネジャーの飯島三智氏ひとりが会社を去る形で決着しそうではあるが、一方でジャニーズ事務所のイメージダウンも大きい。  連日、スポーツ紙では独立しようとしたメンバー4人に謝罪を促すような記事が次々に出て、まるで独立が悪質な行為であるかのように報じられたが、マスコミ不信でメディアリテラシーが高まっている昨今、それをすべてうのみにする人は少ない。1月18日、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での生謝罪も一般世間から見れば異様で、「なんで世間に謝罪しなければならないのか?」という疑問を生じさせた。SMAPの解散が回避されても、まるで芸能プロが暴力団、所属タレントは奴隷のように映った。飯島氏との対立が伝えられたメリー喜多川氏には、ファンが退陣を求める署名活動を開始しているほどだ。  しかし、ジャニーズ側に立って記事を送り出してきたスポーツ紙の担当記者も、前出記者同様「ジャニーズの印象が悪くなってるから、何かフォローしないと」と話していた。  外側からは“御用記者”と揶揄されるジャニ担記者だが、会社の事情だけでジャニーズ側に都合のいい記事を書いているわけではないという。 「プラチナペーパーと化している、嵐のチケットを取ってもらってるんだよ。事務所から嫌われると、それができなくなるから(笑)」  この記者は、親族や知人からジャニーズの人気グループのコンサートチケットを頼まれることが多く、事務所からツアーのたびに、必要なチケットを事務所に手配してもらっているというのだ。それと引き換えにジャニーズ側に都合のいい記事を書いているなら、まさにワイロのようだが、それが現金や貴金属とかではないところは驚きだ。記者によると、同様のマスコミ関係者はかなり存在するというから、職権乱用ともいえる。 「嵐のチケットが取れるというだけで、独身男ならキャバクラでモテるし、既婚者でも親族や友人に“すごいすごい”と鼻が高いからね。かなり大きな役得」(同)  記者は悪びれもせず癒着を明かしたが、その結果がSMAP騒動での偏向記事になっているとしたら、さらし者になって謝罪した面々が気の毒である。一切、表に出てこないのは「なぜ4人は、ジャニーズから抜けたがったのか」である。芸能マスコミが、表紙登場や数枚のコンサートチケットと引き換えにそれを隠し続けているとしたら、ジャニーズと同罪だ。 (文=藤堂香貴)

「銃を突きつけられたよう」芸能人たちは“SMAP謝罪会見”という巨大事案と、どう向き合ったか

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 18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ)の冒頭に差し込まれたSMAP5人そろっての生謝罪会見。ファンのみならず、日本中が固唾を呑んで見守った結果、瞬間最高視聴率は37.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。しかし、この会見に漂った不穏な雰囲気や、独立がウワサされていた中居正広、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛の4人の表情、さらには木村拓哉がセンターでリーダー中居が画面向かって左端という立ち位置までもが話題となり、騒動が収束すると思われた今もなお、今後のメンバーの処遇をめぐって日本中が心配している状況である。  ネット上では、この会見の様子がまるで「公開処刑」のようだと話題になり「パワハラやいじめのようで、見ていてつらい」「こんなのテレビで流していいの?」「(ファンに対する謝罪というよりは)事務所の幹部に向かって用意されたものを言わされている感じ」と、この会見を生放送したフジテレビに対しても疑問の声がわきおこっている。事実、19日にはこの放送に疑問を抱いた視聴者からのアクセス過多が原因で、BPO放送倫理・番組向上機構のサーバーがダウン。このように心配する一般視聴者をよそに、芸能人たちの反応はというと、さまざまである。  劇作家やミュージシャンとして活動するケラリーノ・サンドロヴィッチは、自身のTwitter上で「しかし恐ろしい映像だった。背後から銃口突きつけられてるような生気のない表情。あんなもの放送しちゃダメだよ。いろんな意味で。トラウマになる子いるぞ」と苦言を呈した。また、堀江貴文も「あれだね、ある意味日本的な結末だよね。小林幸子パターンもあったはずなのに」とツイート。出る杭は打たれる日本の悪しき芸能界の慣習を批判した。  当然、SMAPと深いつながりのあるといえる事務所の後輩、TOKIOの国分太一は、自身が司会を務める『情報ライブ ビビット』(TBS系)で「よかったですね、と正直言えない部分もあると感じた」と、メンバーの複雑な心境を理解した発言。同じく司会の真矢ミキは「私たち25年間こんなに楽しませてもらったのに、なんで謝るの? と思っちゃった」と、そもそも謝罪をする必要があったのかということに疑問を呈した。  ジャニーズ事務所を辞めて久しい元・光GENJIの諸星和己は、関西の情報番組『ちちんぷいぷい』(MBS)で「なんのお葬式かなと、暗いですよね。謝るのはわかるけど、もっと自由に一人ひとりがやりたいことを、自分を大事にして進んでいってほしい」と、メンバーの将来を気遣った。中居とは番組で共演している華道家の假屋崎省吾は、自身のブログで「これからさぞかし大変なことと思います。でも自分の進むべき道を見失わないで頑張っていただきたい」とメンバーの今後を心配しつつ、激励の言葉を。南海キャンディーズの山里亮太はTBSラジオ『たまむすび』にて「よかったよ。私たちは細かいことはわかりませんけど、SMAPをこれからも見られるならそれでいいよ」「結果だけ見ていきましょうよ。続くSMAPはこれからもある。これでいいじゃない」と、騒動自体を収束させて落ち着こうというメッセージが。  あの会見を見れば、これからのSMAPについて「どうなってしまうんだろう」と考えるのが普通だと思うのだが、そんな中、手放しで喜ぶ芸能人もいる。先日もブログでSMAPに対する熱い思いを吐露していたタレントのミッツ・マングローブは「ホントによかった」とブログを更新。またデヴィ夫人に関してはほかの誰よりも深く、本質に迫った騒動に関する記述がブログに記されている。 「これでジャニーズ王国も安泰、ジャニーさんもやっとお心安めたことでしょう。国民も安堵し、またこれから私も安心してジャニーさんに甘えて舞台を拝見させて頂くことができます」 「メリー喜多川さんを喜ばせてあげましょう。SMAPがこれからも皆さんに夢と希望、勇気を与え続ける存在であることを祈っています。SMAPに大拍手です!!」 と、この先SMAPがしなければならないこととして、「メリー喜多川さんを喜ばせてあげましょう」とまで記してある。デヴィ夫人は、天然なのか確信犯なのか……。またレポーターの井上公造は自身のトークアプリ755にて「5人が揃って生放送に出たということは、間違いなく前進」とし、関係修復の第一歩だとして歓迎している。  フジテレビやジャニーズ事務所へ対する批判の声は日増しに強くなっているようで、20日にはメリー喜多川副社長の解任要求を募る署名サイトまで出現(21日現在、1万1,590人署名後、突如終了)。ひいきの週刊誌やスポーツ紙を使って「メンバーからの(謝罪の)連絡はなかった」「寂しい思いをさせた木村君にも謝る必要があった」と、会見後も言い訳がましくネガティブな情報を流すジャニーズ事務所。ミッツやデヴィ夫が言うように、「これでよかった」とは到底思えない現状である。

SMAPは大物になりすぎた!? “残酷”解散騒動で思い出す、ジャニーズの「黒歴史」とは?

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『Ninja白書』(日本コロムビア)
 SMAP解散騒動は終息する気配がない。18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の生謝罪には、「言わされている感半端ない」「芸能事務所のゴタゴタの責任をタレントが負わされている感じ」といった否定的な声が目立つ。  SMAPは、今年結成28年目を迎えるベテラン男性アイドルグループ。結成当時を知る世代としては、“光GENJIの弟分”という印象が強いかもしれないが、実は両グループはほぼ同世代だ。  SMAPの最年長は1972年生まれの中居正広と木村拓哉、最年少は77年生まれの香取慎吾。一方、光GENJIの最年長は68年生まれの内海光司、最年少は73年生まれの佐藤敦啓、赤坂晃である。光GENJI(当初はGENJI名義)のデビューは87年と、SMAPとの芸歴は1年しか違わない。 「『ガラスの十代』などの代表曲で知られるように、光GENJIのメンバーはブレーク時、10代でした。対するSMAPは、デビュー直後は鳴かず飛ばず。その後、93年の『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)で空手を披露するなど、それまでのアイドルとは異なる、ガチンコの姿勢が徐々に受け入れられていったといえます」(芸能関係者)  さらに、光GENJI、SMAPと同時期に売り出されたグループは多い。だが、結果的にブレークにつながらなかったため、ジャニーズにおける“黒歴史”を刻むことになった。 「85年デビューの忍者は、正統派の美少年グループ。メンバーの入れ替えの激しさや、日本文化を取り入れた地味なコンセプトのためか、ブレークには至らず、97年に解散しています。忍者と同年デビューの男闘呼組は、パンクロックを志向したバンドスタイルのグループでした。TOKIOの先駆けともいえますが、ヤンキーキャラや、ガチのミュージシャン路線が、広く受け入れられることがなく、93年に解散しています」(同)  デビューを待つ新人といえるジャニーズJr.の中には、人知れず引退する者も多い。ジャニーズ所属であるといっても、必ずブレークが保証されているとは限らない。そうして見ると、芸能界でおよそ30年にわたり活躍を続けるSMAPの偉大さがわかるだろう。 (文=平田宏利)

「日本一の男」→「セコい裏切り者」に! ジャニーズの“古い慣習”に乗る道を選んだキムタクに失望の声

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 近年の芸能ニュースの中でも間違いなく最大級の大事件に違いない、アイドルグループ・SMAPの解散・分裂報道。ここ20年のテレビはSMAPを中心に回っていたといっても大げさではなく、もし本当に解散となれば、テレビ界と芸能界にとって空前絶後の損失となるだろう。  18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、騒動に関してメンバー5人が生放送に出演。全員がダークスーツに暗めのネクタイという「お葬式ルック」で、一人ひとりが関係者やファンに騒動を詫びた。悪事を働いたわけではないので「謝罪する必要あるの?」と思ってしまうが、ひとまずこの生出演での彼らの発言については置いておこう。問題は、この謝罪によって、これまで「日本一の男」の名を欲しいままにしてきた木村拓哉に対する“世間の目”が、大きく変わったということだ。  もともとはチーフマネジャーの飯島氏の辞任を契機に、5人全員でジャニーズ事務所を独立し、新たなSMAPの道を歩むという計画をしていたのは、多くの報道で語られているところ。そんな中、計画実行の寸前で木村が「ジャニーズ残留」の結論を出したという説が有力なのだ。  報道では「SMAPを生み出したジャニー喜多川を裏切れない」として、義理人情に厚い木村が残留を選択、その後4人の残留に向けて力を尽くしたしたことになっている。本来なら「さすがキムタク」「よ、男前!」となるのだろうが、ファンの反応はそうでもなかったようだ。 「もし5人そろってジャニーズを離脱していれば、飯島氏が密に接触していた田辺エージェンシーで“新SMAP”をスタートさせるという話もありました。ですが、グループの“顔”であるキムタクの『裏切り』によって、すべてオジャンになり、今回の分裂報道となりました。多くのファンにとってみれば、ジャニーズであろうとなかろうとSMAPが5人そろっていればそれでいい。キムタクはいわば今回の騒動の“元凶”なんです。『こんな男だったとは』『結婚してるし仕方ないのかもしれないけど、あまりにも残酷』『せこい』と、ファンからも落胆の声が上がっています」(芸能記者)  謝罪出演の際も、リーダーである中居正広を差し置いて最初と最後にコメントを出し、立ち位置もめずらしくセンター。その様子に違和感を覚えた人も少なくないだろう。「謝罪する姿を見て、木村だけが違う動きをしていたのがよくわかった」という意見もある。  妻である工藤静香の説得もあったということだが、残留の決断によって、キムタクは東山紀之や近藤真彦と同じく、メリー喜多川副社長の寵愛を受けることが確実という情報も入っている。将来的には事務所の「幹部」昇進も間違いないという話まであるのだから、ファンからすれば「金と地位のためにグループを売った男」に、どうしても見えてしまう。  謝罪の際、憔悴し切った4人と比べると、やはり堂々としていたキムタク。今後、彼の仕事はメリー喜多川の意思によってさらに順調になるのだろう。そして、残された4人の事務所内での立場は一気に悪化するはずだ。  古い慣習を捨てず「新しい流れ」を強く否定したジャニーズ事務所はまさに老害そのものだが、木村拓哉はその「慣習」に乗る道を選んだ。人生は保障されたようなものだが、ついてくるファンは一気に減ることだろう。