競馬界の「顔役」といえば、みなさんご存知の武豊で間違いないだろう。昨年、中央競馬通算勝利数は3,700勝を超え、重賞勝利数も300勝を達成と、空前絶後の記録を更新し続けている。40代後半ながら、2015年の勝利数は6年ぶりに100勝(最終的に106勝)の大台を突破し、その騎乗技術がいまだ衰えていないことを満天下に示している。 ただ、その豊と同じ血を引く弟・武幸四郎は、成績というか「数字」でいえば、偉大な兄の足の小指くらいといわざるを得ないのが現状である。 豊の中央競馬年間勝利数の最大値は212勝(05年)のJRA記録だが、幸四郎の最大値はデビュー3年目、1999年の62勝。その後も100勝に到達することはなく、09年以降は30勝にも到達できていない。 ただ、知名度だけは一流ジョッキーにヒケをとらない。なんといっても「武豊の弟」というネームバリューがなせる業である点は否定できないが、彼自身がそうそうできない記録を残した部分もあるからだ。 1997年にデビューした幸四郎。その2日目で、マイラーズカップ(G2)を、11番人気のオースミタイクーンで勝利。初勝利が重賞、さらにはJRA史上最短記録となるデビュー2日目での重賞勝利という快挙は、多くの競馬ファンに大きなインパクトをもたらした。その後数年は50~60勝あたりをキープしていたので、中堅どころの騎手として、そこそこの人気を博していたのだ。 さらに、幸四郎は一般の知名度も高い。当時人気番組だったスポーツバラエティ『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に定期的に出演し、合コン好きなどチャラめな素顔を披露したかと思えば、当時フジテレビのアナウンサーだった高島彩アナとの熱愛が報じられるなど、ハデに世間を騒がせていた。 が、私生活の喧騒と反比例するように、その後成績は下降の一途をたどる。09年6月から同年11月にかけて118連敗を記録したこともあり、兄の豊がそのスランプを気にかけたくらいだった。 さらに、3年間交際した高島彩とも破局。最後は待ち合わせ場所に彼女が現れず、幸四郎は号泣したとかなんとか……。 ついには、11年、京都市東山区内の飲食店で居合わせた客の男に殴られ、左ほおを骨折する全治3カ月の重傷を負ってしまった。まさに踏んだり蹴ったりの状況である。 その後復帰した幸四郎の姿には、なんとも哀愁が漂って仕方なかったものだが、13年、コンビを組んだ牝馬・メイショウマンボでG1を3勝(オークス、秋華賞、エリザベス女王杯)し、復活を宣言。オークス勝利時には、不遇の時代も支えてくれた「メイショウ」の馬主、松本好雄氏と共に涙を流した幸四郎。このシーンには、多くのファンが感動したことだろう(2015年は13勝とまた暗闇に入った感があるけど……)。 「騎乗技術は優れていますし、関係者の多くも幸四郎の実力を認めています。人気薄でも腹をくくったレースを見せた時には、穴を開けることも少なくありません。馬券的な見地からしても、ある程度信頼できる騎手の1人だとは思うんですが、問題は彼の“身長”。177cmという身長は、騎手としてはあまりにも高く、毎週過酷な減量を要求されるんです。体型のせいで『骨年齢が70代近い』と診断されたことすらあるほど。こればかりはどうしようもありませんが、メイショウマンボの例があるように、『たまに爆発する』彼のキャラクターもまた、日本競馬の一つのアクセントになっています」(競馬記者) 競馬界の帝王である兄・豊がレースもプライベートもソツがなさ過ぎる分目立ってしまう弟だが、競馬ファンにとっても競馬界にとっても、「憎めないかわいいヤツ」ということなのだろう。少し待てば、また「幸四郎祭り」が見られるかもしれない。JRA公式サイトより
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武豊の不倫以外にも、自殺・引退・落馬負傷……一筋縄ではいかない「競馬騎手2015」
今年の競馬界は、日本競馬の“顔”である武豊騎手が6年ぶりの100勝を達成し、G1も3勝(地方・海外ふくむ)と久々に「天才」らしい活躍をしてくれた。ただ、競馬に特別興味のない一般層には、別の意味で注目された1年でもあった。いろいろあった2015年の競馬界の人間模様を振り返る。
後藤浩輝騎手の自殺……抱えた心の闇と壮絶な人生
2015年2月27日、自宅の脱衣所で首を吊っている状態で死亡しているのが発見された後藤浩輝騎手。死の前日に後藤騎手と話した知人も、『いつもと変わらない様子で、まさか翌日に自殺するなんて想像もできなかった。いまだに信じられない。これは何かの間違いなんじゃないかって思う』と話しているほど、突然すぎる死だった。明るいパフォーマンスで競馬界を盛り上げて、G1レースを制し、JRA(日本中央競馬会)歴代16位の通算1447勝を挙げた後藤騎手は、まぎれもない名ジョッキーであった。 ファンの間でささやかれているのは落馬、負傷を繰り返しているうちに「死にたくなったのかもしれない」という疑念だ。確かに、後藤騎手は度重なる落馬トラブルに遭っていた。12年に5月6日のNHKマイルカップなどで2度落馬し、「頸椎骨折、頭蓋骨亀裂骨折」と診断。復帰後の14年4月27日の東京競馬10R「府中市制60周年記念」でも落馬し、「第五、第六頸椎辣突起骨折」に見舞われた。 その一方で、後藤騎手にも近しい別の競馬サークル関係者は、それは根本的な自殺原因ではないと断じる。 小さい頃、実父に一家心中させられそうになり、父と離れてからも母や種違いの弟との生活など、後藤騎手が歩んだ人生は一般人とは一線を画すものである。そうした家庭環境が、後藤騎手の“闇”を作る根源にあるのではないかと……。 亡くなる一カ月前には、イベントでガラの悪い連中との接触も語られている後藤騎手。謎は深まるばかりだが、まずは改めて、心からご冥福をお祈りしたい。『特別模範男』(東洋出版)
藤田伸二が引退……日本競馬の“現実”に敗れた?
JRA所属、ダービージョッキーの藤田伸二騎手(栗東・フリー)が9月6日、札幌競馬騎乗をもって引退することを発表した。JRA通算1918勝(うちG1・17勝)名手がターフから去ったのだ。ただ、なぜ今年だったのか。 藤田が、特にエージェント制度や外国人騎手偏重を中心として、JRAを公然と批判した著書「騎手の一分 競馬界の真実」(講談社)を発表したのは2013年5月。その時点で競馬界への興味はほぼなくなっていると語っており、とうに引退していても不思議ではなかったはずである。未練があった、ということか……。11年に「ヒルノダムールが引退したら、俺も一緒に辞める」と発言したという情報や、G1競走4勝(地方交流含む)のトランセンドについても、「トランセンドが辞める時は、俺も潮時だな」などとつぶやいたという話もあったが、2頭が現役を引退しても、藤田が身を引くことはなかった。「もう辞め時かも」とグチることで同情を誘い、騎乗の営業をかけているという良からぬ噂も流れていたようだ。 今年引退した本当の理由、それは“立つ瀬”がなくなったというのが主な見解だ。昨年まで「短期免許」で数カ月の滞在のみだったM・デムーロとC・ルメールというなじみ深い外国人騎手に、今年から「JRAの通年免許」が与えられ、当然のごとくリーディング上位に食い込んできた。『騎手の一分』によってJRAから距離を置かれた上、外国人騎手に騎乗馬を奪われた中で、騎手でいることが難しくなったという意見もある。 “男・藤田”として、長きにわたり中央競馬に確かなスパイスを与えてくれた藤田伸二。結局は、彼も現在の競馬界の“現実”に屈したということなのだろうか。武豊とフリーアナ・美馬玲子の不倫騒動と競馬界の“圧”
武豊の“手つなぎ不倫デート”を、10月22日発売の「女性セブン」(小学館)が報じた。お相手は15歳年下でセントフォース所属、モデル・フリーアナウンサーの美馬玲子(りょうこ)と記事は伝えている。名前に「馬」があるのがなんとも武らしい。2人は競馬番組をきっかけに知り合ったという。 武が中山競馬場で開催されたスプリンターズS(G1)に騎乗した夜のこと。フランス凱旋門賞の解説など仕事をこなした後、武は美馬アナとの“危険な逢瀬”を楽しんだのだ。記事によると、下品なほど露出度の高いドレスを着た美馬アナと手をつないだ武は、時折ドレスのスリットに手を這わせて腰や尻を触っていたのだとか。 武自身は取材に対し「特別親しいわけではない」と語ったようだが、手をつないで素肌を触りまくっている時点で説得力はほぼ皆無だ。ネット上では「あなたもオトコだったのね」「がっかり」「最低」など、誠実そうな物腰と風貌の“武豊イメージ”崩壊になげくファンの声であふれ返った。武の妻である元タレントの佐野量子が、同月10日の『豊さんと憲武ちゃん!旅する相棒~1泊2日京都編~』(テレビ朝日系)で20年ぶりに揃ってテレビ出演し、その「おしどり夫婦」ぶりを見せたばかりでのこのスキャンダル。「女性セブン」もなかなかエグい。 しかし、この一大スキャンダルに、新聞やテレビは完全スルーを決め込んだ。ジョッキーのスキャンダルはタブー中のタブー。JRAは最も大事なクライアントで、毎年莫大な広告費を落としてくれる。何気なく見ている出走馬の載った馬柱も、実は広告料が発生している。新聞、テレビはおろか、男性誌やゴシップ誌もJRAの広告なくしては成り立たない。スキャンダルをやれるとしたら、競馬と無縁の女性誌しかないらしい。 なんともいやな側面もあるが、それでもその騎乗技術や華、トーク術やタレント性は競馬界のスターに足るものには違いがない。不倫くらい許してもいいのでは、と思ってしまう。福永祐一公式サイトより
福永祐一がまた落馬事故。大レースで結果を出せない理由
10月31日、京都競馬場で行われたスワンステークス(G2)で落馬した福永祐一騎手。「右肩鎖関節脱臼、右鎖骨剥離骨折、右肩の靱帯断裂、右胸骨骨折」という全治4カ月の重傷を負い、現在まで独走状態だった2年ぶりのリーディングジョッキーも、厳しい状況となってしまった。 そもそも、福永騎手は“落馬が多いジョッキー”と競馬ファンから揶揄され、大手ポータルサイトの検索で「福永祐一」と書き込むと、落馬関連の表記がズラッと並ぶほどだ。 2年前、エピファネイアで菊花賞を勝つまで、牡馬クラシック競走(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)は1996年のデビュー以来未勝利。デビュー当初のキングヘイローにはじまり、最近もワールドエースやリアルスティールなど世代きっての素質馬に乗り続ける福永としては、物足りなさすぎる数字だ。特にG1ではあと一歩、ほんの少しの差で2着に甘んじる姿も目立つことから、勝負弱いともいわれている。「武豊になれない」最大の理由だろう。 私生活でもその“ユルさ”を露呈しているようで、13年に当時フジテレビアナウンサーの松尾翠との婚約を発表するまでは、武幸四郎騎手など、関西の若手騎手とともに多くの合コンに参加していた遊び人で知られていた。モデルの松田樹里、交際当時タレントの若槻千夏、仲根かすみ、グラビアアイドルの森下悠里、手島優といった、多くの芸能人と浮き名を流していたことも周知の事実。オンナ関係の尻尾をなかなかつかませなかった武とは対照的に、福永の恋愛事情はアケスケだったようだ。 福永騎手は結婚を機に合コンは控えているようだが、馬に乗れない期間をどう過ごしたのか? お金はたっぷりあるようなので、遊び人の血が騒ぎ出すのではないかと周囲は危惧している。ファンとしては、まずトップジョッキーらしくG1を勝利しまくってほしいものだ。 トップ騎手たちの悲喜こもごも。来年は暗いニュースやスキャンダルなどなく、競馬ファンを例年以上に大いに湧かせてほしい。武豊の美技からサブちゃん涙の初優勝、そして日本馬が香港で大活躍……2015年競馬ベストレースを発表!
早いもので、2015年も残すところあと数日。各メディアでは日本中を盛り上げたスポーツの名シーンが取り上げられているが、先日行われた第60回有馬記念も、かなりの盛り上がりを見せた。12万7,281人のファンが中山競馬場に来場し、馬券の売り上げも前年比107.2%となる416億1,774万9,800円を記録。競馬も大きく盛り上がった1年だったといえよう。 2015年は、地方競馬はまだ大一番の東京大賞典などを残すが、主流となるJRA日本中央競馬会は全日程が終了。 今回は、その中で特に印象に残る歴史に語り継がれるであろう「ベストレース」を紹介したい。なお対象レースは、2015年で国内外で日本馬が出走したレースに限定した。 (レース映像は「YouTube」より) ■第1位 第60回有馬記念 [12/27日本・JRA] ゴールドシップの引退レースに12万人を超える競馬ファンが来場。全盛期を思わせるゴールドシップのまくりに競馬場に大歓声が響くが、結果は“違う”ゴールドのゴールドアクターが勝利。吉田隼人騎手は悲願のG1初優勝。 https://www.youtube.com/watch?v=dqwIw3Qsfdk ■第2位 香港マイル [12/13香港] 多くの競馬ファンが注目した日本と香港のマイル王対決。結果は日本の最強マイル王モーリスが香港の英雄エイブルフレンドに圧勝! https://www.youtube.com/watch?v=p4YfkmCuyMs ■第3位 香港カップ [12/13香港] 武豊騎手騎乗のエイシンヒカリが人気薄ながら逃げ切りレコードタイムで快勝!2着もヌーヴォレコルトで日本馬がワンツーフィニッシュ。武豊騎手は8年ぶり8回目の海外G1優勝。 https://www.youtube.com/watch?v=6sjtMNgLbz4 ■第4位 第151回天皇賞・春 [5/3日本・JRA] ゴールドシップが苦手と言われた京都競馬場で現役最多G1・6勝目を達成。ライバルのキズナに圧勝して古馬ナンバー1の位置を不動のものに。 https://www.youtube.com/watch?v=2g92LEcL2Mo ■第5位 第76回菊花賞 [10/25日本・JRA] サブちゃんこと演歌歌手北島三郎氏が所有するキタサンブラックが勝利し、サブちゃんは20年を超える馬主歴で初のG1オーナーに。レース後に持ち歌「まつり」の菊花賞勝利バージョンを披露したことも記憶に新しい。 https://www.youtube.com/watch?v=J6028Kq5Aao 以上5つのベストレースをあげてみたが、有馬記念や香港2レースに対する評価は多くのファンからも同意を得られるはずだ。有馬記念の優勝馬ゴールドアクターは、挑戦者ではなく王者として5月の天皇賞(春)を闘うだろうし、モーリスとエイシンヒカリにもますます注目が集まる。 競馬はその一つ一つのレースが未来に繋がり、そして思い出を重ねていくもの。2016年もどんなレースが待っているのか今から楽しみだ。JRA公式サイトより
武豊の美技からサブちゃん涙の初優勝、そして日本馬が香港で大活躍……2015年競馬ベストレースを発表!
早いもので、2015年も残すところあと数日。各メディアでは日本中を盛り上げたスポーツの名シーンが取り上げられているが、先日行われた第60回有馬記念も、かなりの盛り上がりを見せた。12万7,281人のファンが中山競馬場に来場し、馬券の売り上げも前年比107.2%となる416億1,774万9,800円を記録。競馬も大きく盛り上がった1年だったといえよう。 2015年は、地方競馬はまだ大一番の東京大賞典などを残すが、主流となるJRA日本中央競馬会は全日程が終了。 今回は、その中で特に印象に残る歴史に語り継がれるであろう「ベストレース」を紹介したい。なお対象レースは、2015年で国内外で日本馬が出走したレースに限定した。 (レース映像は「YouTube」より) ■第1位 第60回有馬記念 [12/27日本・JRA] ゴールドシップの引退レースに12万人を超える競馬ファンが来場。全盛期を思わせるゴールドシップのまくりに競馬場に大歓声が響くが、結果は“違う”ゴールドのゴールドアクターが勝利。吉田隼人騎手は悲願のG1初優勝。 https://www.youtube.com/watch?v=dqwIw3Qsfdk ■第2位 香港マイル [12/13香港] 多くの競馬ファンが注目した日本と香港のマイル王対決。結果は日本の最強マイル王モーリスが香港の英雄エイブルフレンドに圧勝! https://www.youtube.com/watch?v=p4YfkmCuyMs ■第3位 香港カップ [12/13香港] 武豊騎手騎乗のエイシンヒカリが人気薄ながら逃げ切りレコードタイムで快勝!2着もヌーヴォレコルトで日本馬がワンツーフィニッシュ。武豊騎手は8年ぶり8回目の海外G1優勝。 https://www.youtube.com/watch?v=6sjtMNgLbz4 ■第4位 第151回天皇賞・春 [5/3日本・JRA] ゴールドシップが苦手と言われた京都競馬場で現役最多G1・6勝目を達成。ライバルのキズナに圧勝して古馬ナンバー1の位置を不動のものに。 https://www.youtube.com/watch?v=2g92LEcL2Mo ■第5位 第76回菊花賞 [10/25日本・JRA] サブちゃんこと演歌歌手北島三郎氏が所有するキタサンブラックが勝利し、サブちゃんは20年を超える馬主歴で初のG1オーナーに。レース後に持ち歌「まつり」の菊花賞勝利バージョンを披露したことも記憶に新しい。 https://www.youtube.com/watch?v=J6028Kq5Aao 以上5つのベストレースをあげてみたが、有馬記念や香港2レースに対する評価は多くのファンからも同意を得られるはずだ。有馬記念の優勝馬ゴールドアクターは、挑戦者ではなく王者として5月の天皇賞(春)を闘うだろうし、モーリスとエイシンヒカリにもますます注目が集まる。 競馬はその一つ一つのレースが未来に繋がり、そして思い出を重ねていくもの。2016年もどんなレースが待っているのか今から楽しみだ。JRA公式サイトより
「グランプリ失格」の烙印も当然!? 有馬記念ファン投票で、露骨すぎる“票操作”発覚
いよいよ明日27日に迫った今年最後の競馬、第60回有馬記念(G1)。全国のスポーツ紙では毎日のように競馬が一面を飾り、JRA(日本中央競馬会)も数種類のCMを用意するなど、師走の大一番に向かって大きな注目を集めている。ただ、そんな盛り上がりに水を差すような“とんでもない事実”が発覚した。 「私も知ったときはびっくりしました。ここまで“露骨”にやるのか……と。確かにこれではフェアなファン投票とはいえないかもしれませんし、公正さを欠いていると批判されても仕方ないでしょうね」(競馬記者) 日本競馬を代表するレース有馬記念は、別名「グランプリ」といわれている。その理由は、レースの出走馬が競馬ファンの投票によって選出されるからだ。国民的アイドルグループAKB48の総選挙が、SKE48やHKT48のようにAKB48グループに所属していれば誰にでもチャンスがあるように、有馬記念のファン投票でもJRAに所属していれば、どんな馬にも出走するチャンスがある。 つまり、競馬ファンが純粋に「応援したい」と思いを込めた投票によって出走馬が決まるからこそ、有馬記念はグランプリにふさわしい国民的な人気を誇るドリームレースなのだ。ファン投票の歴代1位だけを振り返ってもオグリキャップにディープインパクト、ナリタブライアンにオルフェーヴルと競馬史を彩った歴代の名馬がずらりと並ぶ。 そして、見事今年のファン投票1位に輝いたのが、明日の有馬記念で引退となるゴールドシップだ。G1を6勝した葦毛の怪物もいよいよラストランということで、その走りを一目見たいファンから多くの票を集めた結果だろう。しかし、“とんでもない事実”が発覚してしまったのはゴールドシップが集めた、その12万981票という投票数だった。 実は、昨年の有馬記念のファン投票1位もゴールドシップだった。去年は宝塚記念(G1)の勝利や日本を代表してフランスの凱旋門賞(G1)にも出走したゴールドシップだったが、有馬記念の獲得投票数は6万6,796票。つまり今年の約半分しかなかったのだ。それに今年のゴールドシップは春に天皇賞(G1)を勝ったが、その後はさっぱり。秋初戦のジャパンカップ(G1)でも10着大敗という体たらくぶりだ。しかし、有馬記念の獲得票は倍増。有馬記念での引退はそんなにも大きいのだろうか。 「そんなことはありませんよ。有馬記念の名馬引退は定番ですし、今年はファン投票2位のラブリーデイが11万3,412票、キタサンブラックでさえ去年のゴールドシップを軽く上回る9万3,925票を集めています」(競馬記者) つまり、有馬記念のファン投票そのものが全体的に倍近い票に伸びているということか。今年の競馬が世間から特に注目されたというわけでもないし、今回から投票方式が変わったのかというと、そうでもないようだ。去年までと変わらず「1人1~10頭までなら自由に投票して良い」という方式だった。 「実は昨年のゴールドシップの6万6,796票というのは、歴代の有馬記念ファン投票1位の中で1977年以降、最悪の数字でした。もちろんファン投票の票数は、競馬人気のバロメーターのようなものです。そんな重大な投票結果が著しく悪いとなれば、JRAは当然ながら競馬のファン離れに大きな危機感を抱かずにはいられないでしょう。そこでJRAは今年のファン投票の特典として、例年の豪華賞品に加えて“特賞”として60万円分の純金を使用した“純金馬像”まで用意。それも投票数を伸ばすために『投票馬を10頭選んだ人にだけ当選のチャンス』とまで銘打ったんです」(同) 確かに“60万円分の純金がタダ”で手に入るのなら、多くの人が無理矢理にでも10頭選んで投票して当然だろう。そうなると推しメンならぬ“推し馬”の投票を終えたファンが、残りの枠を埋めるためにゴールドシップなど、有名な馬を適当に投票することは十分に考えられる。しかし、ネット上では「60万円の純金馬、笑える」「票集めたいだけ」「やり方露骨すぎでしょ」「10頭めんどくさい」など、実際にファン投票を行ったであろう競馬ファンから批判的な声が多く見受けられた。 毎年の有馬記念のファン投票の結果は新聞各紙でも大々的に取り上げられるから、隠したくても隠し切れないJRAの事情は理解できる。ただ、競馬人気が低迷しているとはいえ、このような露骨で姑息なやり方はいかがなものだろうか。これでは有馬記念が「グランプリ失格」といわれても仕方がないかもしれない。有馬記念
武豊がセーフでムーアがアウト!? 有馬記念「超絶特例措置」の“黒歴史”に迫る
今年も残すところ数日となり、大みそかには何かと批判的な話題の多い『NHK紅白歌合戦』が放送される。ももいろクローバーZやHKT48、きゃりーぱみゅぱみゅなど出場が期待された人気アーティストたちがまさかの落選となる一方で、近年はこれといった持ち歌のない和田アキ子が39回目の出場を果たしているのだから、非難されるのも無理はない。 「和田が番組内で紅白引退を発表するらしい」ささやかれているが、それで出る必要があるのかと批判の声も絶えないのが現状だ。確かにその通りだが、そこは大御所・和田アキ子の支配力。強引とも取られかねない“力技”で今年も師走の定位置を確保した。無論、そこに芸能界側の協力や算段があったことは述べるまでもないだろう。 ただ“力のある者”とその“業界”が、従来のルールを強引に捻じ曲げてでも融通を通してしまうのは、何も芸能界に限ったことではないのかもしれない。 先日、JRA(日本中央競馬会)に短期免許で来日していたライアン・ムーア騎手が、遠征先の香港競馬で騎乗停止の制裁を受けたため、日本に戻っても年末の有馬記念(G1)に騎乗できないことが発表された。 ムーア騎手が有馬記念で騎乗予定だったラストインパクトは、前走の国際G1ジャパンCでも惜しい2着と明らかに上り調子で、有馬記念でも間違いなく有力視される一頭。しかしムーア騎手が騎乗停止となったため、若手の菱田裕二騎手に乗り替えざるを得なくなったのだ。 「ラストインパクトのジャパンCの激走は、鞍上ムーア騎手の“神騎乗”によるものだったことは誰もが認めるところ。ただ、それが海の向こうとなる香港競馬の制裁で世界的名手を欠くこととなり、G1どころか重賞にすら勝ったことのない菱田騎手を乗せざるを得ない緊急事態には、ラストインパクトの(調教師となる)松田先生も頭が痛いでしょうね」(競馬記者) JRAならまだしも、海の向こうで起きた“事件”に巻き込まれる形となったラストインパクトの陣営には同情する他ないが、今回の件の取材を進めるうちに“妙な事実”が発覚した。 実は、JRAに所属している騎手が、年末の香港遠征で騎乗停止の制裁を受けたのは、今回が初めてというわけではなく、過去にいくつか実例が存在するのだ。 それも、そのうちの2件に関しては、今回のムーア騎手のように騎乗停止によって有馬記念に出場できないことを免れただけでなく、さらにはその有馬記念で見事優勝しているのだから驚かずにはいられない。 2006年の12月、日本競馬の第一人者となる武豊騎手が香港遠征中に落馬事故の原因となり、香港競馬から騎乗停止の制裁を受けている。ただ、よりによって間近に迫っていた有馬記念が「近代競馬の結晶」とまで言われていたディープインパクトの引退レースとなれば、このニュースが日本中の競馬ファンを震撼させたことは想像に難しくないだろう。 武豊とディープインパクトといえば、平成競馬の代名詞のような存在であり「昭和のアイドル」だったオグリキャップに匹敵する人気を誇っていた。まさに当時の競馬における売り上げの根幹的な存在であり、日本競馬最大のイベントとなる有馬記念でディープインパクトの鞍上に武豊騎手がいないなど、競馬ファンにはあってはならないことだし、主催のJRAも考えたくはなかったことだろう。 しかし、実際に香港競馬が出した最終的な回答は武豊騎手の騎乗停止期間を「有馬記念の翌日からにする」というものであり“災難”を免れた武豊は有馬記念を制し、ディープインパクトの引退の花道を飾ったのだ。香港競馬が空気を読んだ温情制裁といえるが、逆に述べればこの競馬史に残る美談の水面下で、どれだけの金と力が動いていたのか……。なお、その年の有馬記念の売り上げは約440億円を記録した。 もう一例は2011年の12月、今度は有馬記念でオルフェーヴルの騎乗を控えた池添謙一騎手が、やはり遠征先の香港で騎乗停止の制裁を受けた例だ。 オルフェーヴルと池添のコンビも、ディープインパクトと武豊と同様、競馬史上に残る“三冠コンビ”であり、有馬記念のファン投票も断トツの1位。いうまでもなく当時の競馬の売り上げの中心である。そんな名コンビも香港競馬の制裁により、あわや解散の危機に瀕したが、5年前の“ディープインパクト事件”と同様、池添の騎乗停止期間が有馬記念の翌日からという結果となり、池添はオルフェーヴルとともに有馬記念を制した。 さらに池添の場合は香港競馬が下した騎乗停止期間にJRAのレースが開催されないという理由で実質「騎乗停止0日」などという処分となったのだから、驚きを通り越して開いた口が塞がらないし、ルールとはいったい何なのかと考えてしまう。 「ディープインパクトの時は、ちょうど香港競馬の騎乗停止におけるルールが変わった時で、武豊騎手や池添騎手はルール変更の恩恵に預かった形のようですね。なぜ変わったのかは香港のことなので詳しくはわかりませんが、いずれにせよJRAや関係者からすれば九死に一生を得た、という感じだったのではないでしょうか。今年のムーア騎手の場合も当初はそのルールが適応されたのですが、あくる日に2度目の制裁を重ねてしまった結果、有馬記念後だけでなく有馬記念自体にも乗れなくなってしまったようです。こういったケースは香港だけでなく、フランスなども同様です」(同) なるほど……仏の顔も三度までならぬ、二度までということか。 それにしても、近年のJRAが国際化を叫ぶなら、まず世界と規則を統一し、我々のような一般の競馬ファンにもわかりやすいルールを適用してほしいものである。優駿×JRAレーシングビューアー特設サイト
武豊がセーフでムーアがアウト!? 有馬記念「超絶特例措置」の“黒歴史”に迫る
今年も残すところ数日となり、大みそかには何かと批判的な話題の多い『NHK紅白歌合戦』が放送される。ももいろクローバーZやHKT48、きゃりーぱみゅぱみゅなど出場が期待された人気アーティストたちがまさかの落選となる一方で、近年はこれといった持ち歌のない和田アキ子が39回目の出場を果たしているのだから、非難されるのも無理はない。 「和田が番組内で紅白引退を発表するらしい」ささやかれているが、それで出る必要があるのかと批判の声も絶えないのが現状だ。確かにその通りだが、そこは大御所・和田アキ子の支配力。強引とも取られかねない“力技”で今年も師走の定位置を確保した。無論、そこに芸能界側の協力や算段があったことは述べるまでもないだろう。 ただ“力のある者”とその“業界”が、従来のルールを強引に捻じ曲げてでも融通を通してしまうのは、何も芸能界に限ったことではないのかもしれない。 先日、JRA(日本中央競馬会)に短期免許で来日していたライアン・ムーア騎手が、遠征先の香港競馬で騎乗停止の制裁を受けたため、日本に戻っても年末の有馬記念(G1)に騎乗できないことが発表された。 ムーア騎手が有馬記念で騎乗予定だったラストインパクトは、前走の国際G1ジャパンCでも惜しい2着と明らかに上り調子で、有馬記念でも間違いなく有力視される一頭。しかしムーア騎手が騎乗停止となったため、若手の菱田裕二騎手に乗り替えざるを得なくなったのだ。 「ラストインパクトのジャパンCの激走は、鞍上ムーア騎手の“神騎乗”によるものだったことは誰もが認めるところ。ただ、それが海の向こうとなる香港競馬の制裁で世界的名手を欠くこととなり、G1どころか重賞にすら勝ったことのない菱田騎手を乗せざるを得ない緊急事態には、ラストインパクトの(調教師となる)松田先生も頭が痛いでしょうね」(競馬記者) JRAならまだしも、海の向こうで起きた“事件”に巻き込まれる形となったラストインパクトの陣営には同情する他ないが、今回の件の取材を進めるうちに“妙な事実”が発覚した。 実は、JRAに所属している騎手が、年末の香港遠征で騎乗停止の制裁を受けたのは、今回が初めてというわけではなく、過去にいくつか実例が存在するのだ。 それも、そのうちの2件に関しては、今回のムーア騎手のように騎乗停止によって有馬記念に出場できないことを免れただけでなく、さらにはその有馬記念で見事優勝しているのだから驚かずにはいられない。 2006年の12月、日本競馬の第一人者となる武豊騎手が香港遠征中に落馬事故の原因となり、香港競馬から騎乗停止の制裁を受けている。ただ、よりによって間近に迫っていた有馬記念が「近代競馬の結晶」とまで言われていたディープインパクトの引退レースとなれば、このニュースが日本中の競馬ファンを震撼させたことは想像に難しくないだろう。 武豊とディープインパクトといえば、平成競馬の代名詞のような存在であり「昭和のアイドル」だったオグリキャップに匹敵する人気を誇っていた。まさに当時の競馬における売り上げの根幹的な存在であり、日本競馬最大のイベントとなる有馬記念でディープインパクトの鞍上に武豊騎手がいないなど、競馬ファンにはあってはならないことだし、主催のJRAも考えたくはなかったことだろう。 しかし、実際に香港競馬が出した最終的な回答は武豊騎手の騎乗停止期間を「有馬記念の翌日からにする」というものであり“災難”を免れた武豊は有馬記念を制し、ディープインパクトの引退の花道を飾ったのだ。香港競馬が空気を読んだ温情制裁といえるが、逆に述べればこの競馬史に残る美談の水面下で、どれだけの金と力が動いていたのか……。なお、その年の有馬記念の売り上げは約440億円を記録した。 もう一例は2011年の12月、今度は有馬記念でオルフェーヴルの騎乗を控えた池添謙一騎手が、やはり遠征先の香港で騎乗停止の制裁を受けた例だ。 オルフェーヴルと池添のコンビも、ディープインパクトと武豊と同様、競馬史上に残る“三冠コンビ”であり、有馬記念のファン投票も断トツの1位。いうまでもなく当時の競馬の売り上げの中心である。そんな名コンビも香港競馬の制裁により、あわや解散の危機に瀕したが、5年前の“ディープインパクト事件”と同様、池添の騎乗停止期間が有馬記念の翌日からという結果となり、池添はオルフェーヴルとともに有馬記念を制した。 さらに池添の場合は香港競馬が下した騎乗停止期間にJRAのレースが開催されないという理由で実質「騎乗停止0日」などという処分となったのだから、驚きを通り越して開いた口が塞がらないし、ルールとはいったい何なのかと考えてしまう。 「ディープインパクトの時は、ちょうど香港競馬の騎乗停止におけるルールが変わった時で、武豊騎手や池添騎手はルール変更の恩恵に預かった形のようですね。なぜ変わったのかは香港のことなので詳しくはわかりませんが、いずれにせよJRAや関係者からすれば九死に一生を得た、という感じだったのではないでしょうか。今年のムーア騎手の場合も当初はそのルールが適応されたのですが、あくる日に2度目の制裁を重ねてしまった結果、有馬記念後だけでなく有馬記念自体にも乗れなくなってしまったようです。こういったケースは香港だけでなく、フランスなども同様です」(同) なるほど……仏の顔も三度までならぬ、二度までということか。 それにしても、近年のJRAが国際化を叫ぶなら、まず世界と規則を統一し、我々のような一般の競馬ファンにもわかりやすいルールを適用してほしいものである。優駿×JRAレーシングビューアー特設サイト
人気者だからこその悲しき宿命……帝王・武豊の「決して超えられない壁」とは
明日20日には、JRA(日本中央競馬会)の2歳馬のNo.1決定戦・朝日杯フューチュリティステークス(G1)が行われる。その中でも注目は、なんといっても「G1完全制覇」という前人未踏の大記録がかかる武豊騎手だろう。 それも、武が騎乗する予定のエアスピネルは前哨戦を圧勝。本番となる明日は1番人気が確実といわれていることからも、G1完全制覇の期待は高まるばかりだ。 天才といわれた武邦彦の息子として1987年にデビューして以来、JRAの記録という記録を次々と塗り替え、まさに日本競馬をけん引し続けてきた武豊。JRAの通算勝ち星は3,782勝(12月19日現在)を数え、2013年には国内外合わせてG1だけで100勝到達の金字塔を打ち立てている。 ただ、そんな競馬におけるすべてを手にしてきた帝王・武だが、期待の高まるG1完全制覇の他に、未だ手の届いていない“栄誉”がある。 強い馬がその期待に応え、大舞台で強いレースを見せることが“スポーツ”としての競馬の醍醐味であれば、“ギャンブル”としての競馬の醍醐味は、やはり「あっと驚かせるような大穴でG1を勝利」することに尽きるだろう。 仮に、史上最強馬として名高いディープインパクトでいくらG1を勝ったところで「誰が乗っても勝てるのでは」という声は、どうしても妨げることはできない。 しかし逆に、例えば6日のチャンピオンズカップ(G1)で12番人気のサンビスタに騎乗し、見事大穴を開けたミルコ・デムーロ騎手の技術には、ネット上の競馬ファンから「さすがデムーロ様」「まさに神業」「ミルコの神騎乗」と称賛の声が飛び交っていた。 実は武にはG1でこういった「特別な賛辞」を経験したことがないという、意外な“弱点”が存在している。もっと具体的に述べれば、あれだけG1を勝っていながら、5番人気以下での勝利が一度もないのだ。それは言い換えれば、武は“スポーツ”としての競馬では、まさに日本を代表する千両役者そのものだが、その反面“ギャンブル”としての競馬では、なんの面白みもない魅力に欠ける存在と表現せざるを得ないということだ。 「当然、勝てそうな人気馬を確実に勝たせる卓越した技術があるからこそ、昨今の武豊騎手の地位があることは言うまでもありません。ただ、数多の大レースを制しながら、それでも“波乱の主役”になれないのは、武が第一人者となる競馬の世界に、ギャンブルという側面がついて回るからこそ起きてしまう“悲しき宿命”があるからに他なりません」(競馬記者) 一言でいうなら、武豊が“波乱の主役”になれないのは、彼の異常な人気の裏返しでもある。今でこそ外国人や地方のトップジョッキーの参戦で落ち着いた感のある武の人気ぶりだが、全盛期にはまさに「異常」と言っても差し支えない状況だったようだ。 「武が初めてG1を勝ったのは、19歳の時でした。菊花賞でスーパークリークという馬に乗る予定だったのですが、スーパークリークは前哨戦で3着、6着と敗戦を繰り返し、菊花賞に出走する賞金が足りなくて回避する馬を待っている状況でした。その時は締め切り前日になって回避馬が出たことでなんとか出走に漕ぎつけましたが、いざ菊花賞が始まるとスーパークリークは、なんと3番人気。デビュー以来7戦して、わずか2勝。それも賞金が足りなくて出走が危ぶまれていた馬の評価としては考えられない人気ですし、まさしく“ユタカ人気”と言えますね」(同) それがデビューわずか2年目なのだから、その後に武が100を超えるG1勝ちを重ねる道のりで、どれほど過剰な人気を背負ってきたのかは想像に難しくないだろう。 冒頭で述べた通り、騎乗馬エアスピネルが断然の1番人気ということもあり、明日の朝日杯フューチュリティステークスでは、武がG1完全制覇の偉業を達成することが濃厚だといわれている。 しかし、仮にG1完全制覇を成し遂げたとしても、悲しき宿命を背負う競馬の帝王・武豊が大舞台であっと驚かせるような大穴で勝利し、“波乱の主役”として称賛に包まれるのは、まだまだ先の話になりそうだ。JRA公式サイト
【動画あり】尻出しジョッキーに武豊も呆然のハプニング……競馬は何が起こるかわからない。
スポーツにハプニングはつきものである。水泳の選手が競技中にポロリなんてことは日常茶飯事だし、野球の珍プレー好プレーは安定した視聴率を稼ぐ有料コンテンツとして定着するほどだ。そんな中でも、強烈なインパクトを残した事件が競馬で起き、海外で話題となったのをご存じだろうか。
それは2015年4月の出来事。オーストラリア・カンタベリーパーク競馬場のハイランド・レース・カラーズ・プレートというレースで、1番人気ミスロワイヤル号に騎乗したブレイク・シン騎手が、レース中になんとズボンが下がってお尻丸出し状態となってしまったのだ。
映像をご覧になっていただければわかるだろうが、完全に尻が露出し後続のジョッキーには大事なものや穴までクッキリ見えたのではないかといわれるほど。
動画はこちら<https://www.youtube.com/watch?v=DeII2eGcvRs> これほどのインパクトを見せつけられて他の騎手は意気消沈したのか、同騎手は後続馬に交わされることなく2着でゴール。レース後には「レースの途中で、パンツが緩んでしまいました。でも、私は走り続けるしかありませんでした」とコメントしていたというが、大したプロ根性といえるだろう。しかもこのずり落ちたパンツをチャリティーオークションに出品して、売上を寄付するという発想もなかなかのものだ。 レースは生き物であり何が起こるか分からない。日本でもレース中に騎手がステッキを落とすことや、鞍がずれてしまうことは年に何度も見られる。 さらに他にも…。 ↓レース中に整備用のトラクターがコースに乱入
動画は1分53秒あたりから<https://www.youtube.com/watch?v=-RqoPFzLWHs> ↓レース後に勝利した騎手が興奮のあまり2着馬の騎手の頭を叩く
動画は23秒あたり<https://www.youtube.com/watch?v=_cNyNcdHQ9w> 2002年の菊花賞で、1番人気ノーリーズンに騎乗した武豊騎手がスタートして0.01秒で落馬というハプニングもある。
動画は56秒あたり<https://www.youtube.com/watch?v=KQezrZtLZGU> 以上はほんの一部だが、意外と様々なハプニングが起きていることがわかるだろう。しかしお尻を出して後続騎手を威嚇するという行為は前代未聞。もちろん本人は狙ったわけではないだろうが、レースの着順にまったく影響がないとはいえないはず。 競馬はゴールが過ぎるまで何が起こるかわからない。ファンは想定外のハプニングも考慮して馬券の予想をしなければならないのだ。
【動画あり】尻出しジョッキーに武豊も呆然のハプニング……競馬は何が起こるかわからない。
スポーツにハプニングはつきものである。水泳の選手が競技中にポロリなんてことは日常茶飯事だし、野球の珍プレー好プレーは安定した視聴率を稼ぐ有料コンテンツとして定着するほどだ。そんな中でも、強烈なインパクトを残した事件が競馬で起き、海外で話題となったのをご存じだろうか。
それは2015年4月の出来事。オーストラリア・カンタベリーパーク競馬場のハイランド・レース・カラーズ・プレートというレースで、1番人気ミスロワイヤル号に騎乗したブレイク・シン騎手が、レース中になんとズボンが下がってお尻丸出し状態となってしまったのだ。
映像をご覧になっていただければわかるだろうが、完全に尻が露出し後続のジョッキーには大事なものや穴までクッキリ見えたのではないかといわれるほど。
動画はこちら<https://www.youtube.com/watch?v=DeII2eGcvRs> これほどのインパクトを見せつけられて他の騎手は意気消沈したのか、同騎手は後続馬に交わされることなく2着でゴール。レース後には「レースの途中で、パンツが緩んでしまいました。でも、私は走り続けるしかありませんでした」とコメントしていたというが、大したプロ根性といえるだろう。しかもこのずり落ちたパンツをチャリティーオークションに出品して、売上を寄付するという発想もなかなかのものだ。 レースは生き物であり何が起こるか分からない。日本でもレース中に騎手がステッキを落とすことや、鞍がずれてしまうことは年に何度も見られる。 さらに他にも…。 ↓レース中に整備用のトラクターがコースに乱入
動画は1分53秒あたりから<https://www.youtube.com/watch?v=-RqoPFzLWHs> ↓レース後に勝利した騎手が興奮のあまり2着馬の騎手の頭を叩く
動画は23秒あたり<https://www.youtube.com/watch?v=_cNyNcdHQ9w> 2002年の菊花賞で、1番人気ノーリーズンに騎乗した武豊騎手がスタートして0.01秒で落馬というハプニングもある。
動画は56秒あたり<https://www.youtube.com/watch?v=KQezrZtLZGU> 以上はほんの一部だが、意外と様々なハプニングが起きていることがわかるだろう。しかしお尻を出して後続騎手を威嚇するという行為は前代未聞。もちろん本人は狙ったわけではないだろうが、レースの着順にまったく影響がないとはいえないはず。 競馬はゴールが過ぎるまで何が起こるかわからない。ファンは想定外のハプニングも考慮して馬券の予想をしなければならないのだ。












