祝「iPad」発売!! ますます盛り上がる電子書籍ブームはメディアをどう変える?

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「iPad」公式サイトより
­──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  ついに日本でも「iPad」が発売され、大々的に謳われている「電子書籍元年」は本格的にその幕を開けたといえるだろう。Kindleをはじめ続々と発売される電子書籍リーダーを嚆矢として、電子書籍のニューウェーブは21世紀のガラパゴス・日本をも飲み込もうとしている。電子書籍が本を駆逐するとも言われ、ただでさえ四苦八苦している出版業界は、追いうちをかけるかのごとくやってきた電子書籍に戦々恐々。一方で、新しいメディアの脅威にさらされているのは出版業界に限ったことではない。新聞やテレビなどの既存の大手メディアに対抗するかのようにニコニコ動画やUstreamといった新しいメディアが次々と現れては軒並み人気を博している。  そんな中、ネット上で若い研究者の論文を募集し公開するというプロジェクト「.review」を立ち上げた西田亮介氏が「電子書籍とメディアの関係」について語った記事が注目を浴びている。彼の使命は、自身の媒体を通して"知のハブ"を生成し言論を活性化させること。それは要するに、同人誌やウェブサイトなどの小さなメディアを持つことによって既存の大手メディアには出てこれなかった優れた人を世に送り出そうというシンプルなものではあるが、こうした流れはなにも最近はじまったわけではない。  いわゆるゼロ年代と称される2000年~2009年、血気盛んな若手評論家を中心にオールドメディアをハックするという動きは顕著に見られた。自身のミニコミ誌「PLANETS」で多彩な文化評論を展開している宇野常寛氏や、メールマガジン「SYNODOS」を発行し広い視野で言論をマネジメントすると同時に、自身も闊達に発言する荻上チキ氏などが代表的だ。彼らのようなゼロ年代の論客といわれる人々の議論は、抽象的なものに限らず社会的な問題にも及んでおり、その注目度は今やうなぎ昇りである。それは今年の2月にニコニコ動画で行われた、批評家の東浩紀氏や超人気ブロガーの小飼弾氏などによる「朝までニコニコ生激論 テーマ『ベーシック・インカム(キリッ』」において、述べ来場者数が5万人を超える驚異的な動員を見せたことからもわかるだろう。もはやネット文化は社会を語る上で欠かせないものとなっていることは、今さら言うまでもないだろう。  このように地殻大変動ともいえる大きな変化が訪れているメディア環境。しかし、ネットにあふれる情報を追うだけでは色々な情報があり過ぎてなにがなんだかよくわからない! という人も多いはず。そこで、「電子書籍って何がすごいの?」と素朴な疑問を抱く人も、「最近注目の論者を知りたい!」という知的欲望に満ち溢れる人も、ひとまず"プレミアム"な関連記事を読んでみてはいかがだろうか。今回は佐々木俊尚氏がレクチャーする今さら聞けない電子書籍の基礎知識から、新旧メディアを問わず縦横無尽に活躍する注目の論客たちまでをフィーチャー。広がりを見せる新しいメディア・ランドスケープに備え、知のアップデートをもくろむアナタへ贈ります。 【日刊Pick Up記事】 クラウド・ソーシングの新媒体「.review」発起人が語る、メディアの未来 2010年5月22日付 新しい時代を言祝ぐ福音なのか!? 電子書籍でメディアを読む プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:電子書籍とは一体何なのかを改めて] 賑わう 電子書籍リーダー 市場 読書のカタチはどう変わる? 2010年1月号(プレミアサイゾー) でも、iPadって結局でかいiPhoneじゃないの? "Kindle""iPad"電子書籍端末という黒船に対峙する日本出版界最初の一手!! 2010年3月25日付(日刊サイゾー) 現代版・勝海舟? 日本のおじさんたちも出版界のためにがんばってます。 [レベル2:新しいビジネスモデルを考える] 鍵を握るは「ネット」と「個人」新聞以後のメディアが百花繚乱! 2009年3月号(プレミアサイゾー) twitterみたいな新しいメディアが続々と誕生なう。 若手評論家が語る「新聞・雑誌の死後」 2009年7月号(プレミアサイゾー) サイゾー読者にはお馴染みの宇野常寛氏と荻上チキ氏の対談。 舌鋒鋭きお2人が侃々諤々メディアの未来を語り尽くす! 小飼 弾×元「スタジオ・ボイス」編集長 危うい雑誌の未来 2010年1月号(プレミアサイゾー) 私ごとですが、サイゾーも毎日雑誌の未来を憂いてます。 既存のレコード会社はもういらない!? nauが提案する新しい音楽の楽しみ方 2010年6月号(プレミアサイゾー) お金の配分、Amazonが7:3ならこっちは8:2! [レベル3:今後も活躍間違いなし! の論客たちをチェック] "松本人志以降を総括する"インディーズ誌「PLANETS」お笑い批評特集 2009年5月31日付(日刊サイゾー) 昔の「QJ」が好きな人におススメ。 東浩紀&宇野常寛 冬コミ「ゼロ年代のすべて」&「Final Critical Ride 2」 2009年12月29日付(日刊サイゾー) 30分でわかる!? ゼロ年代のサブカルチャー。 批評家・東浩紀が選ぶヤバいくらいためになった本 2010年1月号(プレミアサイゾー) 作家、早大教授としても八面六臂の活躍を見せる彼の人が選んだのは、西田氏の名を一躍広めた"あの"本。 対談 速水健朗×後藤和智 「俗流若者論」にダマされるな! 2009年3月号­­­(プレミアサイゾー) ゆとり、ゲーム脳、草食系男子、全部嘘。 サイゾー本誌では「PLANETS」の連載が7月号より開始します! ご期待下さい!! プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
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【プレミアサイゾー】1週間延長決定!サイゾーキューピー全員プレゼントキャンペーン実施中 

"視点をリニューアルする情報誌"「月刊サイゾー」の全記事が、525円ですべて読めるサイト「プレミアサイゾー」。そんな同サイトがiPhoneとiPod touchに対応しました!  これを記念してプレミアサイゾー限定の「サイゾーキューピー」を3カ月会員様全員にプレゼントさせていただいておりましたが......な、な、なんと!! サイゾーキューピー大好評につき、キャンペーン期間の延長が決定いたしました! 
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 気になりつつも迷われていたアナタに! 今度こそ本当~に最後のチャンスです!  サイゾー女子編集者&デザイン部女子デザイナーが、愛と真心を込めてつくったサイゾーキューピーをご希望の方は、6月6日(日)までに、 「プレミアサイゾー限定キューピー」3カ月会員様全員プレゼントのお知らせ をご覧下さい!!!  皆様のご登録、お待ちしております!

オタク系ライブの方が盛り上がる!? シーズン突入間近な夏フェス、不振の原因はアーティストのせいなのか

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08年のフジロック。
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  日々強まる日差しにひたひたと近づく夏の予感。はやる気持ちを抑えきれず学校や職場では早くも夏休みの予定が話題にあがっていることでしょう。そんな夏休みの過ごし方で近年、定番となったのが「夏フェス」。10年ほど前から日本各地でサマソニ、ロック・イン・ジャパン、フジロックにライジングサン......と、まさに音楽業界の書き入れ時といわんばかりに夏の音楽フェスティバルが乱立しまくっているのはもはや周知の事実です。  一方で、今年の3月に成り物入りでぶちあげられた春の新フェス「GO! FES」は会場がびっくりするほどガラガラだったということで話題に。読者諸氏の中には「『GO! FES』の惨状は着うた系アーティストばっかりで本当のロックファンの琴線に触れなかったのが原因。夏フェスは豪華洋楽アーティストが大挙来日するから満員御礼間違いなし!!」と思っている方も多いでしょう。しかし、今年は洋楽不振や大物招致の資金不足などの問題が山積していることは日刊サイゾーでお伝えした通り。「限りある予算で夏フェスに呼べるのなんてファンキーモンキーベイビーズぐらいしかいないよ~!」と音楽業界が四苦八苦している、かどうかはわからないが、今年の夏フェスにはますます期待できないかも......。  そんなお寒い状況の夏フェスですが、実はその衰退は以前から囁かれていたもの。「広告としてアーティストを出すだけ」「やたらと高いチケットが全然売れない」「日本の音楽フェスティバルは洋楽アーティストになめられている」──など挙げ始めたらきりがないイヤ~な噂の数々。何も知らずに大金払って行く前に、まずは夏フェスの裏側をこっそりのぞいちゃってる"プレミアム"な関連記事を一読していただくことをおススメします。ここぞとばかりに甘い汁を吸おうとする企業の影から異色の音楽フェスティバル、今元気があるディープな音楽ライブイベントまで、これを読めばあなたも、夏フェス"裏"マスターになれる!? 【日刊Pick Up記事】 「GO!FESの惨状再び......」洋楽低迷と大物不足で夏フェス界に暗雲!? 2010年5月23日付 坂道を転がり続ける夏フェスブームを一刀両断! プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:フェス人気の陰りを見る] 着うたアーティストに集客力は皆無!? 音楽イベント「GO! FES」が"歴史的な不入り" 2010年3月24日付 (日刊サイゾー) 企画制作の電通さん、不人気っぷりで話題を呼ぶという広告モデルは斬新でした! [レベル2:チケットが売れない現実を知る] 「夏フェス」ブームは終焉へ ウワサされるチケット販売不振 2009年4月18日付 (日刊サイゾー) 邦楽アーティストの出演料安いんだからチケットもっと安くしてよロッキング・オンさん! [レベル3:夏フェスの弊害を認識] 「ノリだけの楽曲が量産......」夏フェス傾倒が招く音楽界の暗い未来 2009年6月20日付 (日刊サイゾー) まったり聞きたいおじさんのことも考えてあげて! [レベル4:夏フェスビジネスの実情をのぞく] フジロック、サマソニ、ライジングサン......利権と欲望が絡む夏フェス裏ガイド【1】 2009年8月号 (プレミアサイゾー) どう考えても空気が読めてないキャスティングってこういう裏があったのねー。 [レベル5:夏フェスの出演者をおさえる] 新世代破天荒バンド神聖かまってちゃん 病んだ叫びがむき出しの、危険なライブ 2010年3月号 (プレミアサイゾー) 今年のサマソニで洋楽アーティストに殴りかかったりしないかしら。 [レベル6:ついでにフェスで活躍しそうなグッズもおさえる] ロック少年の夢を叶えるギターSMASH を力の限り破壊せよ! 2010年4月号 (プレミアサイゾー) 夏フェスに行けない人はこれでうっぷん晴らしてみる? [レベル7:マイナー音楽フェスもチェック] 日本初のLGBT音楽祭 って一体何? 2009年9月号 (プレミアサイゾー) 普通のラブソングを聴いても全然響かない人へ。 [レベル8:経営戦略のひとつとしての夏フェスを学ぶ] 業界の救世主か否か!? 経営から見るエイベックス考現学 2010年1月号 (プレミアサイゾー) 落ち目のアーティストも見れる数少ないチャンスを提供してくれる貴重なフェスやってます。 [レベル9:夏フェスの代替案を探る] 新型"地下アイドル系"ライブハウス「ディア ステージ」の カオスな魅力 2009年7月号 (プレミアサイゾー) 元来ロックとはこういうカオスな空間から始まったはず......。 [レベル10:盛り上がりを見せる新しい音楽を楽しむ] ついにあのアキバ系ライブハウスからメジャーアーティストが誕生!! 2010年2月15日付 (日刊サイゾー) ダイブする時は危ないからメガネを外そう、お兄さんとの約束だよ。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
ロック・フェスティバル "表"の歴史を知りたい人へ。 amazon_associate_logo.jpg

下克上は永田町だけじゃなかった!? ”エース下ろし”で見る民主党・小沢幹事長とAKB・前田敦子の類似点

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総選挙が待ちきれない!
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ"プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  いまや国民的アイドルグループにまで上り詰めたAKB48(以下、AKB)。ここ最近、ファンの間ではメンバーの人気投票「AKB48総選挙」の話題で持ち切りです。そんな中、賢明な日刊サイゾー読者には当然"釈迦に説法"なお話ですが、『AKB48総選挙公式ガイドブック』(講談社)が世界のハルキ・ムラカミ『1Q84 BOOK3』(新潮社)を抑えてオリコンBOOK(総合)週間ランキングで1位を獲得し、その注目度は飛ぶ鳥を落とす勢いです。  誰もが熱〜い視線が注ぐAKBの総選挙。でも、なにやらきなくさい噂も聞チラホラ......なんと名実ともにエースの前田敦子をトップの座から引きずり落とす計画が持ち上がっているというのです。え? もう知ってるって?? いえいえ、「原因は彼女の不遜な態度にある」というのが規定路線だそうで......ここではその裏ネタ情報をサクっと復習しちゃいます。  さらに! もう一歩踏み込んで知りたいアナタのために、"プレミアム"な関連記事ではAKBファンが語るあっちゃんの評判やその先に見える不穏な未来、そして現在彼女と同じような状況に追い込まれている人たちまでを追及!! これを読めば、AKBを楽しんじゃうように鳩山政権の(ある意味)スリリングな政治まで語れちうこと、ウケアイ!? 【日刊Pick Up記事】 AKB48前田敦子の天狗っぷりに"エース降ろし"計画が進行中? AKB前田敦子と小沢一郎の意外な共通点!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:実態を深〜く分析] マジに恋してストーカーに!? AKB48"ピンチケ"座談会 2010年02月号 AKBファンも目撃! あっちゃん、ファンをバカにした鬼の所業に絶えぬ悪評 [レベル2:勝手に将来を予測] AKB隆盛の裏に卒業メンバーの死屍累々 2009年09月号 女王様も"卒業"してしまったら再ブレークは絶望的? 今からファンの囲い込みもしっかり頑張らないと......。 [レベル3:反面教師による末路のレクチャー] ジャニーズのオラオラ王子を分析! 赤西仁"スキャンダル"量産の真相 2010年04月号 赤西仁はジャニーズ版・前田敦子!? 赤西を反面教師にしないとグループからハブられちゃうぞ♪ [レベル4:政界の縮図に置き換え国を考える] 検察審査会には任せられん 特捜部が小沢起訴へリベンジ!? 2010年06月号 こちらも総選挙を前に"エース降ろし"計画が進行中? 夏の参院選を目前にして民主党のドン・小沢一郎幹事長再起訴に向け躍起になる特捜部! その構図はまるであっちゃんとスタッフの映し鏡のよう......!? プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

格闘家・秋山成勲×焼肉の名店オーナー やっぱり肉は”処女”がウマい!? 誰も知らない焼肉裏話

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東京都渋谷区にある『ぱっぷHOUSE 渋谷
本店』で行われた対談。この対談終了後の
夜、秋山選手は実際に同店に訪れました!
 本誌前号にて、ダチョウ倶楽部の寺門ジモン氏と"最強の肉"について語り合った格闘家・秋山成勲氏。実は彼、焼肉店を開店予定なのだが、そんな彼が選んだ今回の対談相手は、"日本一希少部位を扱う店"と言われる「ぱっぷHOUSE」のオーナー・田中桃張氏。美味しい肉の選び方はもちろん、タレの話から唐辛子の話まで、焼肉ファンならずとも垂涎の肉対談の幕が、切って落とされる──。 ──「ぱっぷHOUSE」といえば、ライブドアに注目が集まった05年、ホリエモンこと同社元社長・堀江貴文氏がブログで"足しげく通う店"として紹介され、その名が一気に広まった焼肉店です。とはいっても、ホリエモンが紹介する前から「肉の希少部位を多く扱う店」としてメディアでは取り上げられていました。今回は、写真週刊誌「フライデー」(講談社)に、焼肉店の食べ歩き連載を持っていたほどの肉好きで、近々自ら焼肉店を始める格闘家・秋山成勲氏と共に、肉やタレへの飽くなき探究から、焼肉店の知られざる裏エピソード(笑)などについて、「ぱっぷHOUSE」のオーナー・田中桃張さんに伺いたいと思います。 秋山 格闘家という職業柄なのか、体づくりのために、食べることに強いこだわりがあります。栄養のバランスなど細かいことはいろいろありますが、肉が本当に大好きなんですよ。僕の出身は大阪で、小さい頃はそんなに裕福な家庭ではなかったんですけど、近所にある食べ放題の焼肉屋に月1回か2カ月に1回、家族で行くのがすごい楽しみだったんですよね。この思い出が、今の"肉好き"につながっていると思う。自分で仕事をして飯が食べられるようになってから、肉だけは旨いものを食べたいなというのが昔からあって。で、これらを追求していくと店内の環境だったり、タレの味だったり、こだわりのポイントは言いだしたらキリがないですけど、そういったプライドが感じ取れる店って、何度も足を運びたくなりますよね。 田中 堀江さんが言われるように、「ぱっぷHOUSE」は扱う希少部位ばかりに注目が集まりますが、飲食店経営というのは、まずお客さんに信頼してもらえる店のイメージが大事なんですよね。ウチは3年連続で日本一の牛を落札してるんですよ。東京食肉市場で開催される「全国肉用牛枝肉共励会」、要は肉屋さんが決める牛肉のコンテストなんですけど、そこで最優秀賞を受賞した鹿児島牛を提供しているんです。でも赤字覚悟(苦笑)。かなり見栄を張って購入しているんですけど、おかげさまで小さい店舗ながら直営で7店舗経営です。 秋山 小さい店舗っていうのは、それなりに意味があるんですか? 田中 そうですね。お客さん全員に目が届くというのと、ウチの場合はオープンキッチンで厨房の人間もお客さんを見ることができる間取りになっています。逆にお客さんからも見られますから、仕事に対する責任感とプライドが持てますね。 秋山 焼肉って、みんなで楽しく食べることが大切だと思うんです。やっぱり旨い肉を振る舞ってくれる店に、家族で一緒に食べる行くことができたら最高ですよ(笑)。僕の親も年齢を重ねているので、硬い部位や霜降りの脂っこいものは食べにくい。だから、ハラミのおいしい店を探して連れて行ってあげたりすると、すごい喜んでくれる。最近やっと恩返しができたって感じですね。 田中 秋山さんと同じように(渋谷のオフィス街にある「ぱっぷH OUSE」の本店には)、家族で来店されるお客さんもいますが、霜降り肉や関西でいえば神戸牛や松坂牛のような、ブランド肉に皆、憧れがあるようですね。でも最近では、赤身や脂気の少ない肉がブームのようです。牛肉は「肩ロース」や「サーロイン」などだいたい12組の部位に分かれてるんですけど、その部位と部位が、近い部分と中心とでは味は違ったりします。 秋山 なるほど。たとえばプロの競馬予想家って、競走馬がパドックを歩いているのを見るだけで「こいつはいい走りをするな」とか、「筋肉の付きがいいから、こいつは速いんじゃないか」ってわかるそうです。同じように、牛が歩いているのを見るだけで、「こいつは旨いんじゃないか」ってわかるんですか? 田中 う〜ん、どうだろう。ただ、牛の身体を見るっていうのは、男性が女性を見るときの個所と似ているかもしれませんね。首筋、うなじ、肩周り、このあたりが大切です。それから忘れてはならないのが足首。 秋山 素人が見ても良い牛はわかるんですか? 田中 見分けるのは難しいでしょう。ただ、何頭かの牛を比較して見れば、形が整っているのはわかります。それは人間と同じですよ。秋山さんも、在阪時代にはホルモンをよく召し上がっておられたかと思いますが、高級和牛の内臓はおいしくないです。実は、逆なんですよ。雑種の牛のほうが、いろいろなものを食べて内臓が鍛えられた分、旨いんですよ。高級和牛のように過保護に育てられた牛は、内臓が弱いんです。その代わり、精肉に関してウチは処女肉を選びます。やっぱり28〜30カ月までの女の子の牛っていうのは、脂の乗りなどはすばらしい。処女牛のモモとか、肩ロースを扱うと全然違いますね。 秋山 鶏も、サムゲタン(鶏肉を使ったスープ料理)とかあるじゃないですか。あれも「できるだけ若い鶏を使う」って聞いたことがある。やっぱり人間もそうでしょうけど、肉も若いほうがいいってコトなんでしょうね (笑)。 田中 まあ、そういうことだと思います(笑)。

【プレミアサイゾーiPhone対応記念】サイゾーキューピー全員プレゼント!

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"視点をリニューアルする情報誌"「月刊サイゾー」の全記事が、525円ですべて読めるサイト「プレミアサイゾー」。そんな同サイトがiPhoneとiPod touchに対応しました!  同機種でスム〜ズにサクサクっと読めるようになったワケですが、これを記念してプレミアサイゾー限定の「サイゾーキューピー」を3カ月会員様全員にプレゼントしちゃいます!!
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 サイゾー女子編集者&デザイン部女子デザイナーが、愛と真心を込めてつくったサイゾーキューピーをご希望の方は、 「プレミアサイゾー限定キューピー」3カ月会員様全員プレゼントのお知らせ をご覧下さい!!!  皆様のご登録、お待ちしております!

「パンツ一丁で演技指導!?」女優ちすんが暴露する井筒監督の羞恥秘話

──井筒和幸監督の最新作『ヒーローショー』でヒロインのあさみ役を演じる女優・ちすん。作中では、薄幸の美女をしっとり演じていた彼女の素顔とは!?  夢や希望にすらすがることもできない。井筒和幸監督の最新作『ヒーローショー』に描かれているのは、若者のそんな救いのない世界だ。登場人物たちは、その暴走を止めることもできずに、ただ暴力に堕ちていく。井筒監督の視線はこれまで以上に厳しく、シリアスだ。  そしてこの物語に登場するほとんど唯一の女性・あさみを演じるのが、女優のちすんだ。しかし、彼女が演じるのは、昨今はやりのヤンキー映画に出てくるような、単なる紅一点的なポジションではない。一筋縄ではいかない物語にふさわしく、暗い過去を背負い、千葉の片田舎で淡い希望さえあきらめて生きる未亡人。うっかり手を出したら、こっちまで不幸の渦に引き込まれそうな表情を見せている。

ヤクザ×警察官、用心棒×組長……腐女子たちは”裏社会”に激萌!

──裏社会を舞台にしたBL作品が腐女子に人気だ。あらゆるタイプの男性が描かれるこのジャンルでは、ヤクザ×警察官、用心棒×組長など、取り扱いはなんでもあり。なぜ腐女子たちは危ない世界の男たちの愛に熱狂するのか? その理由を真剣に考えてみた。
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西田東『願い叶えたまえ』1巻より。ピアニストの青年(攻め)の手を
刺した部下に、暴力団の幹部(受け)が指詰めを命じるシーン。受け
のほうがゴリゴリのアウトローという少し珍しい設定だ。
 ヤクザやマフィアなど、裏社会をテーマにした小説やマンガの男性人気が高いのは、周知の事実。ハードボイルドで"これぞ、雄の中の雄!"ともいうべき男の美学炸裂な世界に憧れを抱いているから、男性はそういった作品を好むのだろう。その一方で、裏社会をテーマにした作品は、一部の女性......ボーイズラブ(以下、BL)好きの腐女子をも虜にしてきたことは、男性諸氏にはあまり知られていない。  実は、BL小説・マンガの中では、"ヤクザ×ヤクザ""ヤクザ×警察官""ヤクザ×医者"【註:×前はセックスの際挿入する側の"攻め"を、×後は挿入される側の"受け"を指す】などのカップリングはド定番で、裏社会をテーマにした作品も多く見受けられるのだ。ただ、腐女子が好むヤクザは、仁義に熱く、男性がロマンを感じるようなヤクザ像とは少し異なっている。

「暴力団という組織自体が軸になると、BLとしてはかなりシビアな物語になってしまうので、男性向けノワール小説に登場するようなドシリアスなヤクザモノが好きという方はかなり少数派だと思います。メイン人気は、極道的なしがらみをバッサリ排除し、設定としてだけの"なんちゃってヤクザ"。アウトローな攻めと一般人の受けが出会い、受けがアウトローな世界に巻き込まれていくパターンや、アウトローな攻めを仕事で追う刑事や探偵が受けで、対峙しながらラブな展開になっていくパターンがBLではひとつの典型です」(BL専門レビューサイト「ちるちる」代表・井出洋氏)  どうやら腐女子はヤクザという生きざまにではなく、肩書に萌えを感じている様子。それはつまり、昔の少女マンガにありがちな、"怖い不良だと思っていたアイツが、捨てられた子犬に餌をあげているところを見ちゃって......今、胸キュン!!"的な、女子の大好物であるギャップ萌えを、ヤクザに見いだしているということなのか。 「そうですね、ヤクザモノ人気の理由は、『不良が実は優しいとポイントが高い』というパターンの延長線上にあると思います。社会人を主人公にした場合、一番ギャップ萌えを描きやすいのが恐らくヤクザです」(同)  だが、ギャップ萌え要員のなんちゃってヤクザとはいえ、BL読者は、物語として楽しめる作品でないと満足しないので、アウトローのディテールはしっかりと描かれている。そういった部分もふまえて、英田サキ著の人気シリーズ『エス』など、BL小説を手がける大洋図書・SHYノベルズ編集部は、裏社会モノの魅力をこう分析する。 「恋愛モノは障害があればあるほどおもしろくなります。そういう意味では、裏社会をテーマにした作品は、一般社会にはないルールや駆け引きがあり、ドラマが生まれやすく、男同士の絆や男としてのプライドをより明確に読者の皆さんに提示できるので、とても魅力的な素材なのだと思います」

現代経営論のカリスマもビックリ!? 理論で見る”最強ヤクザ”山口組、強さの秘密

──「ヤクザの2人に1人は山口組」といわれるほど、全国的に強い勢力を誇っている山口組。その強さの秘密には、単なる暴力以上の、組織運営上のすぐれたシステムの存在があるのではないか? 名著『マネジメント』などで知られる経営学者ドラッカーの理論を山口組に当てはめて徹底考察してみると──。
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山口組の組織運営システムを完成さ
せたといっても過言ではない田岡一雄
三代目組長の自伝
山口組三代目 田岡一雄自伝
 2008年、暴力団対策法(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律、以下「暴対法」)の一部改正によって、傘下組員の違法行為に対する組長の使用者責任がさらに拡大されるなどし、また今年に入っても、福岡県警が県内のコンビニエンスストアに対し、ヤクザを扱う雑誌の販売中止を要請するなど(当特集の「ヤクザとメディア」記事参照)、昨今、暴力団に対する警察の締め付けと社会の風当たりは厳しくなるばかりだ。  警察庁の統計によれば、1963年に18万4091人を数えた暴力団構成員数も、64年、69年、75年の三次にわたる暴力団の全国一斉取り締まり「頂上作戦」や、92年の暴対法の施行などを経て、95年にはピーク時の半数以下の7万9300人にまで減少。その後微増傾向にあったが、04年には再び減少に転じ、09年には8万900人(準構成員含む)まで減っている。  そんな、ヤクザの側から見れば極めて厳しい状況にあって、全ヤクザの実に45%に当たる3万6400人、つまり「ヤクザの2人に1人」を擁するのが、日本最大のヤクザ組織、六代目山口組だ。第二勢力の住吉会(1万2800人、構成員総数の15・8%)や稲川会(9400人、同11・6%)を数の面で大きく引き離し、完全に"独り勝ち"といえる状況にある。  それでは、なぜ山口組だけが、60年代半ばから現在まで吹き続ける逆風を乗り切り、トップの座を保ち続けられたのか? その理由として、多くの識者が異口同音に挙げるのが、「圧倒的な組織力」だ。山口組、さらには近代ヤクザ組織全体を語る上で、「山口組の組織力」は、決して外せないキーワードなのである。  ただ、山口組の組織運営について考察するためには、まず、山口組の歴史を押さえておく必要がある。そこで、各識者への取材をもとに、その歴史と現状をかいつまんでまとめてみよう(コラムの年表参照)。  山口組は、15年、初代山口春吉組長のもと、神戸の沖仲仕(港湾荷役労働者)を統括・供給する集団として創設され、次第にヤクザ組織へと発展していった。地方のいちヤクザ組織にすぎなかった山口組が大躍進を遂げたのは、終戦直後の46年に三代目を襲名した田岡一雄組長の時。『山口組概論──最強組織はなぜ成立したのか』(ちくま新書)の著者で、近代ヤクザ研究の第一人者であるフリージャーナリストの猪野健治氏は、次のように解説する。 「戦後復興と共に、三代目山口組は、神戸の港湾荷役業を独占すると同時に、美空ひばりや春日八郎ら多くのスターの興行を手がけるなど、全国を市場とする興行ビジネスで大成功を収め、全国進出への足がかりを得ました。田岡三代目の最も優れた点は、従来のヤクザのような、瞬間的な金儲けの発想がまったくなく、組員に正業を持たせ、一般企業と同様に、永続可能な経営を基本としたことです」  さらに猪野氏は「田岡三代目の打ち出した運営方針の中で特筆すべきは、事業集団と戦闘部隊を明確に分離したことだ」と指摘する。岡精義組長を責任者とする事業集団には、直轄の若い衆を持つことを禁じて港湾荷役などの事業に専念させ、他方、地道行雄若頭らの率いる戦闘部隊には、事業集団の稼ぎ出した資金を元手に勢力を拡大させる。抗争により山口組の"ブランド力"が高まることで、事業集団もさらに商売がやりやすくなる。"車の両輪"にも例えられる好循環をつくり上げたわけだ。  以降、山口組は、その圧倒的な資金力と戦闘力をもって、拡張路線を突き進み、五層構造からなる巨大なピラミッド型組織を構築する。法社会学が専門の桐蔭横浜大学・河合幹雄教授はこう語る。 「一般的なヤクザ観といえば、『ヤクザは威圧するだけで、実際にケンカが強いわけではない』というものですが、少なくとも山口組は例外で、本当に途方もなく強かった。山口組は、それまで無計画に行われていたヤクザの抗争に、本部主導による組織的な戦術を持ち込みました。その一例が、抗争の際、必ず違う組の組員を3人で組ませて行動させたこと。これなら、たとえ警察や抗争相手がそのうちの1人を捕えても、本部しか作戦全体を把握しておらず、しかも同行の組員の素性すら知らないので、何ひとつ有益な情報を聞き出せない。このように、上意下達を徹底し、システマティックに勝つパターンを確立したからこそ、どの地域でも連戦連勝できたと考えられます」

日本版FBI──東京地検特捜部は本当に”正義の味方”なのか?

──2006年でいえばライブドア事件や村上ファンド事件、ここ最近でも、緑資源機構の談合事件、朝鮮総連本部をめぐる事件など、テレビのトップニュースや新聞の1面になる重大事件を手がけ続ける東京地検特捜部。マスコミには「最強の捜査機関」などと称され、彼ら自身「巨悪に次々にメスを入れる不偏不党の正義の機関」を自認しているという。ところが一方では、時の政権の意向を受けた「国策捜査」と揶揄されたり、およそ「最強」とは言い難い強引かつずさんな捜査な内容についても指摘されている。本当に東京地検特捜部は「正義」と言えるのか? 彼らは、一体いかなる組織なのだろうか?(本記事は「月刊サイゾー」2007年8月号に掲載されたものを、再構成したものです)
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 東京地検特捜部(以下、特捜部)の特異性を理解する前に、まずは特捜部が所属する検察の役割をおさらいしておこう。一般的に検察の仕事とは、警察から送られてきた刑事事件を裁判にかけること。  刑事事件が発生した際、まず警察が捜査し、被疑者を検挙して取り調べを行う。その後警察は、被疑者、証拠や調書等の資料を検察に送る(これを送検という)。  事件を受け取った検察は再度取り調べを行い、証拠やその他の資料を吟味した上で、起訴して裁判にかけるか、お咎めなしの不起訴処分や起訴猶予処分を下すかするのだ。  この起訴する権限は、検察官にしかない。つまり、検察官が首を縦に振らない限り、法廷の場に持ち込むことすらできないのだ。  以上が検察の一般的な役割だが、東京、大阪、名古屋の各地方検察庁にある特別捜査部、いわゆる特捜部の役割は、これとは異なる。政治犯や巨額経済犯罪などについて、警察を介することなく独自に捜査、摘発するのが役割だ。特に東京地検特捜部は、中央政界や財界へメスを入れ続けてきた。  扱う案件の話題性や国民の関心度は抜群で、当然メディアの扱いも大きい。組織図上では単なる地方検察庁(上に高等検察庁、最高検察庁がある)の一部門にすぎない特捜部が「検察の顔」などといわれるのはこのためだ。  次に組織の位置付けだ。検察庁は法務大臣の管轄だが、政治的圧力を受けないよう、ある程度独立が保障されてはいる。  しかし、法務大臣は検察庁のトップである検事総長に対する指揮権を有している。1954年の造船疑獄事件(造船・海運業界による政界への贈収賄事件で、吉田茂内閣が失脚する契機となった)では、この指揮権発動により、当時自由党幹事長だった佐藤栄作ほか、大物政治家を追い詰めつつあった特捜部の捜査が頓挫した。指揮権の発動はこの時一回きりだが、依然、検察が法務省の強い影響下にあることは間違いない。