アダルトコンテンツがiPad普及の鍵に!? 不況でも元気なアダルト業界を知る

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アリスJAPAN公式HPより。
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  「AKB48の元メンバー中西里菜AVデビュー」──今や国民的となったアイドルグループの元メンバーが衝撃的なAVデビューということで、度肝を抜かれると同時にちょっぴりワクワクしてしまった男性読者の方も多いのではないでしょうか。ところがアダルトコンテンツが元気にしてくれるのはなにも男性の股間だけではありません。アダルト業界は、2007年から始まった日本の不況など我関せずと言わんばかりに元気いっぱいなのです。たとえばアダルト動画配信などで業績を伸ばしてきたDMM.comは、2009年7月にDMM.FXを立ち上げてFX業界に新規参入。さらにCMをバンバンと打ち出すなど、世間が不景気で沈む中、バブリーな様子を見せつけていたのは記憶に新しい所です。  さらにアダルトコンテンツは企業を元気にするだけではなく、メディア環境を一変させてしまう可能性すら持っています。賢明なサイゾー読者の皆様なら小耳に挟んだこともあるとは思いますが、かつてビデオフォーマットはVHSとベータ、どちらが標準化されるのかということで争われていました。しかし、当時アダルトビデオがVHS形式で多く出ていたために、最終的にVHSがデファクトスタンダード(事実上標準化した形式)となり、ベータ形式のビデオは市場から姿を消すこととなった──こうした話が説得力を持って現在までも語り継がれているように、アダルトコンテンツはプラットフォームとなるメディアを決定するキラーコンテンツであるといえるのです。  このように、世間の不況もどこ吹く風で、メディアの流れを左右しかねない程のパワーを持つアダルトコンテンツ。下世話な好奇心だけでなくしっかりとビジネス、文化の面から語れるようになってこそ、ひとつ上の大人というものでしょう。そこで今回のレベルアップ案内では、気になるアダルトビデオのギャラ事情から中国で行われたアダルトエキスポのレポート、AVマニアとしても知られる堀江貴文氏が語るエロスまでをご紹介します。アダルトコンテンツの持つ力を知って、アダルトな階段をひとつ登ってみませんか? 【日刊Pick Up記事】 「週刊大衆」独占スクープ AKB48卒業メンバーからAVデビュー報道の真相を大胆予想! (2010年6月21日付) やっぱり、中西里菜だった! 元AKB人気メンバーが全裸ヌード披露、AVデビューへ 中西里菜に続け!! 元AKB48が続々ハダカに「SEX48」も夢じゃない? (共に2010年6月25日付) 次世代のビジネスチャンスはエロにあり!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:AVの現場で動くお金] 結局、AV女優ってギャラいくら貰ってるの? 2009年5月31日付(メンズサイゾー) コストパフォーマンスが良いか悪いかはあなた次第。 [レベル2:エロ本で見る出版不況] 四面楚歌でもはや壊滅寸前!? エロ本出版〈生き残りの条件〉 2009年3月号(プレミアサイゾー) 最近は河原とかにも落ちてないのかな? [レベル3:アダルトグッズで学ぶ経営戦略] おとなのおもちゃにもっと光を! エムズが切り開いたエロの荒野 2010年3月号(プレミアサイゾー) エロいものなんでも、いつでも揃う。 [レベル4:エロコンテンツのグローバル展開] 緊急続報! 「マジでエロい」中国アダルトエキスポは大盛況! 2008年7月23日付(日刊サイゾー) エロさえあれば、言葉の壁なんてノープロブレム。 [レベル5:エロに左右される電子機器の主導権] iPad より気持てぃ~イイ!? 専門家が伝授するオナニー向け最新デバイス 2010年7月号(プレミアサイゾー) "なにを見るか"よりも"なにで見るか"でエロさも変わる? [レベル6:動画配信に負けない新しいメディア] 「No1 in HEAVEN」責任編集・安田理央が語る自主制作DVDマガジンの可能性 2009年12月19日付け(日刊サイゾー) 今ではエロ本自販機なんてありませんからね。 [レベル7:常に新しい試みに挑戦するベンチャースピリット] AVライター・安田理央が振り返る"企画のSOD"の歴史と変革 2010年2月号(プレミアサイゾー) こんなところでも日本はガラパゴス化しちゃってる!? [レベル8:エロが育む新しい文化] 菅原千恵社長×作家・島田雅彦「デマンド的な文化とエロス、そして新しい教育産業」 2010年2月号(プレミアサイゾー) 女性のエロトークのほうが大概エグい。 [レベル9:IT界の寵児が語るエロの魅力] ホリエモン×小向美奈子 「覚せい剤より、ストリップと買収のほうが気持ちイイ!」【前編】 2010年1月号(プレミアサイゾー) 赤裸々なのはトークだけじゃない! [レベル10:政治権力にも波及するエロの力] 現役自民党政治家"下半身スキャンダリスト"7傑【1】 2009年9月号(プレミアサイゾー) 政治家がエロくてもいいじゃない、人間だもの。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
ラブホテル進化論 ダーウィンもびっくり。 amazon_associate_logo.jpg

SKE48メンバーがあのキャラクターに大変身!? 『大人のための二次元講座』開講中

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 月刊「サイゾー」7月号より、新連載「大人のための二次元講座」がスタートしたアイドルグループ、SKE48。アニメやマンガ、ゲームなど、SKE48の「二次元同好会」メンバーによる、注目の二次元作品の"ツボ"レクチャーが開講しました!  そんな「大人のための二次元講座」では、メンバーがコスプレにも挑戦。連載第1回は、先日行われたAKB総選挙で11位に入選したチームSの松井玲奈ちゃんが、マンガ&アニメで人気の『黒執事』より、セバスチャン・ミカエリスに大変身してくれました! しかも! 本誌では掲載できなかった、玲奈ちゃんのスペシャルアザーカットを本日より「プレミアサイゾー」で公開しちゃってます!  さらにさらに! 本日オープンした「サイゾーテレビ」では、その連載収録中のオフムービーを配信中。大変恐縮ながら......SKE48祭り開催中です! 気になる方はぜひチェックを。 ●プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/ ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120

マンガ編集者の〇〇な関係とは? これからマンガ雑誌は生き残れるのか!?

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──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  近年、マンガ家による、出版社の待遇や編集者への不満に対する暴露が続いています。2009年2月末、『海猿』(小学館)や『ブラックジャックによろしく』(講談社)などで知られるマンガ家・佐藤秀峰が、自身の公式サイトにその半生を紹介する Webマンガを掲載。そこには、デビューに至る経緯やアシスタント時代の想い出に加え、編集部との軋轢や、少なすぎる原稿料への不満も描かれていたのです。人気作家にもかかわらず、週刊連載の原稿料では、アシスタントの人件費すら払えないことに読者は衝撃を受けたのではないでしょうか。  ほかにも2008年6月には『金色のガッシュ!!』(小学館)の作者・雷句誠が担当編集者に原稿を無くされたことをブログを通じて読者に報告。1年後の2009年6月にも『羣青』(小学館)の作者・中村珍も、原稿料、原稿の扱い方、担当編集者などに対してを不満などをブログでさらけ出しました。原稿料以外にもさまざまな問題点が公の目にさらされ、ジャンルは違うとはいえ、同じ編集者として、耳が痛むと同時に身が引き締まるお話しでした......。  しかし、マンガ家たちの意見だけではなく、マンガ雑誌やコミックスを出版している出版社側の意見、そしてそこで働いている編集者はどのように考えているのかも知っていただけないでしょうか? 今回のレベルアップ案内では、今まであまり明かされなかったマンガ業界の裏側に迫る"プレミアム"な記事をご紹介します。マンガ編集者だって、ケータイコミックに押されたり、昔の栄光をプレッシャーに感じたりしていて、大変なんです! 今まで、読んでいたマンガがいかに多くの苦労のもとに生まれたのかを知れば、さらに深くマンガを読みといていただけるかも? 【日刊Pick Up記事】 「マンガを正当なビジネスにしたい」マンガ家・ 佐藤秀峰 爆弾発言の裏にある思い(前編) (後編) 2010年6月21日付 マンガ業界のタブーをあけすけに暴く! プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:アシスタントの仕事とは?] アシスタント業だけで食っていける? マンガ制作の舞台裏 2008年12月8日付 (日刊サイゾー) 実際どれくらいもらっているの? [レベル2:マンガが売れない現実を知る] 10年連続でマイナス成長!! お先真っ暗!? なマンガ産業研究 2007年9月18日付 (日刊サイゾー) マンガにだって格差が広がっている。 [レベル3:他のマンガ家に聞いてみる] 『青春くん』とがしやすたか ヤンサンと編集者問題を語る(後編) 2008年11月6日 (日刊サイゾー) 雷句誠が子供のなのか、とがしやすたかが大人なのか? [レベル4:オレたちも言いたい] 現役編集者が怒りの提言「権利ビジネスに頼るな!!」(前編) 2007年10月6日 (日刊サイゾー) ドラマ化やアニメ化したって売れると思うな! [レベル5:マンガ家が憧れた雑誌] 根本敬が語る伝説の漫画雑誌「ガロ」と蛭子能収のアブない裏話 2010年4月21日 (日刊サイゾー) 「描かせてください」という声が途切れなかったという。 [レベル6:栄光の時代を生きた人] 「ジャンプ」の裏側を描いたノンフィクション「少年リーダム」 2009年5月号 (プレミアサイゾー) 少年ジャンプ(集英社)の黄金期をつくった男。 [レベル7:関係は改善されるのか] 原稿料暴露、編集者との確執......今、マンガ界は崩壊寸前!?【1】 2009年9月号 (プレミアサイゾー) 「売れっ子マンガ家=儲かる」のイメージが崩れた一件。 [レベル8:栄光の時代を取り戻せ] あの大御所がマンガ家に緊急提言「自分のためになど描くな!!」 2010年2月号 (プレミアサイゾー) 意見をぶつけ合える関係を築けるかが重要。 [レベル9:新しい波はすぐそこに] アメコミ市場を席巻するグラフィックノベルと変容するアメリカのマンガ環境 2010年5月号 (プレミアサイゾー) 殿様商売を続けていると足元を救われちゃう? [レベル10:マンガ雑誌に取って代わる?] 市場規模500億円までに急成長中! ケータイコミックがマンガを救う? 2010年5月号 (プレミアサイゾー) 小さいからページの流れとか無視しまくりだよね。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
編集王 (1) 編集王にオレはなる! amazon_associate_logo.jpg

違法アップロードで中学生も逮捕! ネット時代の知的財産権を学ぶ

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国家試験も存在。"初音ミク"とコラボしていたり
とおもしろい試みも実施されています。
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  今月14日、YouTube上に人気マンガのアップロードを繰り返していたとして14歳の中学生が逮捕されました。今回の逮捕は、YouTubeへの違法アップロードによる初の逮捕者、加えてそれが未成年者ということでインターネット上でも話題に。この犯行による被害額は一部報道によると推定20憶円ともいわれており、"若気の至り"では到底すまされない規模のものでした。こうした著作権侵害がインターネット上で横行しているのはみなさんすでにご存知でしょう。Winnyなどのファイル共有ソフトが槍玉に挙げられ、現在では著作権に関するネットリテラシーを高めるべきだという意見はあちらこちらで聞かれます。  しかし一方では、著作権を管理する団体にもなにやら黒い噂が...... 真相を確かめるべく、日刊サイゾーでは社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)に対して怒りを露にするドラマー・ファンキー末吉氏へインタビューを敢行。氏の主張は、JASRACの包括契約による不透明なお金の流れに対し、透明化を求めるというものでした。日刊サイゾーではその後JASRACへの直撃取材を行うなど、徹底的にこの問題を追求して注目を集めました。このように利用者側、管理者側問わず多くの人が関心を寄せる著作権をめぐる騒動ですが、こうした揉め事はなにも著作権に限ったものではないのです。  そもそも著作権とは知的財産権の一部。著作権のほかに知的財産権に含まれるものとしては、特許や商標などの「産業財産権」、人格権やパブリシティ権に基づく「肖像権」などがあります。こうした知的財産権は現在、ネットの出現によって次々と不具合が生じてきているのです。ネット上にアップされる有名人の顔写真をすべてを取り締まっていてはキリがなく、グレーゾーンであった二次創作物が爆発的に増加し表面化するなど、問題は山積み。従来の知的財産権ではカバーしきれない部分も出てきています。そう、今やネットと知的財産権は切っても切れない複雑な関係にあるのです。  こうした新しい時代に必要とされるネットリテラシー。サイゾー読者様はもちろんいちはやく習得しているとは思いますが、確認の意味を込め、あらためてネット時代の知的財産権について考えてみてはいかがでしょう。ということで、今回の「レベルアップ案内」では、ジャニーズの写真がネットNGの理由、JASRACが勝手に登録しちゃったあの人気歌姫、ネットで広がる新しい価値観"フリー"とは!? ......といった記事をそろえてみました。これさえ読めば、あなたも知的財産権を"知的"に語れるようになること間違いなし!? 【日刊Pick Up記事】 JASRACに激怒するファンキー末吉に突撃取材!! 著作権料徴収法と分配法への緊急提言 2010年6月17日付 JASRACに突撃取材!! 著作物使用料の徴収方法と分配方法の真実(前編) 2010年6月18日付 JASRACに突撃取材!! 著作物使用料の徴収方法と分配方法の真実(後編) 2010年6月19日付 ネットで瓦解寸前!? 今さら聞けない知的財産権のあれこれ プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:あなたの身近な著作権侵害] 違法ダウンロードサイトでマンガの未来がわかる!! 2010年5月号(プレミアサイゾー) 違法ダウンロード、ダメ、ゼッタイ。 [レベル2:JASRACの傲岸不遜さ] 初音ミクJASRAC騒動に見る、著作権処理の問題点 2008年1月30日付 (日刊サイゾー) 気軽に歌詞も書けないこんな世の中じゃ。 [レベル3:至る所に存在する著作権] リストラ暴露ブログ「リストラなう」がコメントの著作権をめぐって大混乱 2010年6月8日付 (日刊サイゾー) 気軽なコメント、重たい著作権。 [レベル4:権利を死守しようとする企業連] 藤原紀香の「顔」は誰のものだ !? あの"音事協"に聞く肖像権の行方 2009年1月号(プレミアサイゾー) "有名税"なんて言ってたら訴えられちゃう!? [レベル5:ジャニーズが必死になる理由] ジャニーズ"肖像権タブー"の正体 ネットNGの理由を代理人に直撃!! 2009年6月号(プレミアサイゾー) ジャニーズの修正写真、シュールで好きです。 [レベル6:しかし、時代の流れには抗えず] ジャニーズ画像ついにネット解禁!? ドラマサイトが続々"イラスト→実写"に 2010年1月19日付 (日刊サイゾー) ジャニーズの写真が見れるのはサイゾーだけ! ......じゃないみたい。 [レベル7:著作権の歪んだ使い方を知る] 読売新聞による"言論弾圧"著作権裁判が始まる! 2008年4月21日付 (日刊サイゾー) 著作権の裏技? 良い子は真似しちゃダメ。 [レベル8:ネットで更新される価値観] "ネット発"若手ミュージシャンtofubeatsに聞く同人音楽と著作権問題 2009年12月号 (プレミアサイゾー) デジタルネイティブの感覚、付いていけてる? [レベル9:二次創作に協力する企業] テレビを捨てネット配信へ 次々に成功する Webアニメ 2009年12月号 (プレミアサイゾー) これもお得意、"メディアミックス"の一環かもね。 [レベル10:著作権を飛び越えた先にあるビジネスモデル] 高城剛を小林弘人が直撃!! 必聴! ハイパーすぎる「FREE」論 2010年7月号(プレミアサイゾー) この夫婦は色々と"フリー"すぎ。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
Free Culture 次世代のキーワードは"フリー"! amazon_associate_logo.jpg

「SMAP」の高視聴率神話は崩壊!? 人気低迷の彼らを救う手立てはあるのだろうか?

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──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  ほんの数年前まで、ジャニーズ帝国ではSMAPがその頂点に君臨していました。曲を出せば、オリコン1位は当たり前。メンバーがドラマに出演すれば必ずや高視聴率をマーク。そして、バラエティもこなせる器用さを持つ彼らは、各テレビ局から引っ張りだこの毎日でした。  しかし、昨年からそんなSMAPにもついに世代交代の危機が......。2009年にメンバーが出演したドラマは軒並み低視聴率。中居正広が主演した『婚カツ!』(フジテレビ系)に関しては8.8%という、"月9歴代最低視聴率"まで記録。そしてついには、満を持して月9の救済に踏み切った木村拓哉にまで、その"負の波"が押し寄せてきているよう。鳴り物入りで始まった『月の恋人~Moon Lovers~』(フジテレビ系)が第6話(6月14日放送分)にして13.3%を記録をしたことは、日刊サイゾー読者様には既報の通り。"キムタク出演作は視聴率30%超え"の伝説を持ってしても、このテレビの視聴率不況は救えなかったようです。  そんなわけで、ジャニーズのトップを独走してきたSMAPも、最近はその陰を薄めてきている模様。嵐をはじめ、事務所の後輩やイケメン俳優たちの台頭、避けることのできない"老い"との戦い、ワンパターン化してしまったバラエティでの受け答え......などなど、問題も山積みなんです。しかし、そんなSMAPを黄金期からずっと"陰で"見守ってきたサイゾーは、S彼らにあの輝きをもう一度取り戻してほしい! ということで、SMAP墜落の歴史を"プレミアム"な記事でおさらいしつつ、勝手に反省会でもしちゃいませんか? これでキムタクドラマの後半戦も、きっと気になってくるはず!? 【日刊Pick Up記事】 キムタク史上最低! ドラマ『月の恋人』視聴率 13.4%でフジテレビ局内呆然 2010年5月23日付 ついにSMAP王朝も終りの時が来たのかも!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:崩壊の兆しだったのか?] キムタク『CHANGE』苦しまぎれの"終わる終わる詐欺"!? 2008年7月7日 (日刊サイゾー) こういうやり方でしか視聴率が取れなかったのか...... [レベル2:音を立てて崩れる信頼] SMAP草なぎ剛逮捕で同情論を煽動する朝日 「メンバー」使用も 2009年5月3日 (日刊サイゾー) ついに2人目の逮捕者が出てしまった [レベル3:仲間たちの凋落] 視聴率完全崩壊! フジ月9『婚カツ!』終了で 上戸彩&SMAP中居正広の今後は? 2009年7月3日付 (日刊サイゾー) 上戸彩のせいなのか、中居正広のせいなのか [レベル4:あれだけPRしたのに] 内容より視聴率が注目されるTBSドラマ『こち亀』の低空飛行 2009年9月12日 (日刊サイゾー) 番組宣伝の方が印象に残ってしまう。 [レベル5:後輩からの突き上げ] デビュー 10周年! メディアを席巻する"嵐"旋風 2010年3月号 (プレミアサイゾー) 勢い的には嵐のほうが上になっているのかも。 [レベル6: ジャニーズ抜きでもヒット作] ジャニーズも戦々恐々!?ドラマや舞台を席巻中のイケメン人気の真相 2009年4月号 (プレミアサイゾー) ジャニーズの圧力がすこしずつ弱まっている。 [レベル7: ついにリストラの対象に] ジャニタレがテレビから消える!? 嵐・キムタクさえもリストラ? 2010年5月23日 (メンズサイゾー) ついに首切りのウワサまでも!? [レベル8:別格扱いを受けてきたSMAPの裏] SMAPが後輩たちと積極共演その裏に、"あの女"の思惑が!? 2009年12月号 (プレミアサイゾー) 敏腕マネージャーは、かつての人気を取り戻せるか [レベル9:ひたすらに隠す悲しすぎる事実] あの"輝き"にファンもヒヤヒヤ SMAP中居"ハゲ疑惑"の真相 2010年1月 (プレミアサイゾー) 彼らもいい御年。外見だってちょっと劣化します。 [レベル10:期待は大きかったのですが] 月9主演の木村拓哉、「ガキみたいな恋愛ドラマだったら寒いですよね」 2010年5月 (サイゾーウーマン) 初めは意気込みで望めば最終回までにはきっと視聴率も回復するはず! プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
We are SMAP! いつまでも僕らのアイドル。 amazon_associate_logo.jpg

ドキュメンタリー監督・森達也が語る『ザ・コーヴ』上映の葛藤と意義

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この映画の主人公のひとり、元イルカ調教師のリッ
ク・オバリー。"贖罪"の意識から彼は現在、「イルカ
解放運動」の最前線で活動しているという。
 2009年度米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞作にして、世界中で物議を醸し続けている問題作『ザ・コーヴ』。舞台となった太地町(和歌山県)からの猛抗議や右派団体の街宣活動がありながらも一度は公開が決定した同作だが、その後も抗議の電話や街宣活動予告が続き、東京では上映を予定していた映画館がすべて上映中止を決定するなど、公開に向けて混乱が続いている(6月5日現在)。  フィクションさながらの緊迫した場面の連続、衝撃的なラストシーンなど、ドキュメンタリーとしてのみならず、エンターテインメントとしても評価する声がある一方で、被写体である漁師らの肖像権侵害や隠し撮りという手法、イルカ肉の残留水銀値のデータの妥当性など多くの問題も指摘され、まさに毀誉褒貶相半ばする、といった状況だ。  その公開に先立ち、オウム真理教信者の日常を追ったドキュメンタリー映画『A』『A2』などの作品で知られる森達也監督と、配給元・アンプラグドの加藤武史代表取締役の両氏に、日本公開に至るまでの道のりや、作品の評価などについて語り合ってもらった。『ザ・コーヴ』公開から見えてくる、日本のドキュメンタリー映画を取り巻く現状と、映画界の今後とは!? 加藤武史(以下、) 昨年11月に本作を初めて観たときの感想は、「衝撃」の一語でした。イルカ漁や捕鯨の是非はおくとして、こんなに力のあるドキュメンタリー作品があるのか、と。もちろん、これを一般公開しようとすればもめるだろうな、とも思いました。昨年10月の東京国際映画祭で上映された際に、太地町から上映中止を求める抗議があり、その後の配給会社探しも難航していることを知っていましたから、配給するかどうか、1カ月ぐらい悩みましたね。 森 達也(以下、) 実は僕、これまでドキュメンタリーを配給したことのないアンプラグドが、なぜそこまでがんばるのかが不思議で、もしかしたら加藤さんは途中で降りちゃうかもしれないな、と思っていました。  確かに、揺れた時期はありましたし、上映を延期しようと考えたこともありました。でも、映画の持つ力を久々に実感した作品でしたし、もっとこのジャンルを成熟させていくべきだという思いもありましたから。そこでまず、同作のワールドセールスを担当する会社、および制作側と交渉することにしました。先方としても、日本では買い手のつかない状況でしたので、公開を優先し、ある程度こちらの条件をのむことを了承してくれました。それで、個人攻撃につながるような映画にはしたくない、という意思を伝えたんです。  太地町の人たちの顔にぼかしが入ったのと、本編の前後にイルカ肉の水銀含有量などについてのテロップが加えられたのはそのためですね。  はい。太地町側が問題視した点は大きく分けて2つ、肖像権の侵害と、イルカ肉から検出される水銀値などのデータの信憑性でした。ですので、そこをクリアにするために、太地町側の言い分を酌んで、公人ではない漁協関係者の顔にぼかしを入れ、かつ「取材を受けた水銀の専門家等は、イルカ問題に対し、賛成・反対を述べているわけではありません」などのテロップを入れることにしました。もちろん、本作のルイ・シホヨス監督をはじめとする制作側の了解を得た上でのことで、太地町側にも伝えてあります。しかし、本来なら、作品にそうした修正を加えるべきではないですよね。それについて森さんはどう思いますか?  モザイクやぼかしは単に隠すだけでなく、被写体のネガティブな側面を強調する記号的意味合いを持ちます。つまり、ドキュメンタリーが最も陥ってはならない善悪二元的構造に回収されやすくなる。もし僕が監督だったら、そういう要求があれば絶対に拒否します。でもこの作品の場合、日本での上映が一番の目的だったでしょうから、制作側としては、妥協もやむを得ないと考えたのかな。難しい部分ですね。  僕の中では、靖国神社の知られざる一面に切り込んだドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』(李纓監督、08年)が公開延期になった件が、引っかかっていたんですよ。確かにヒットはしましたけど、結局、複数の映画館が上映中止したことへの賛否ばかりが話題になって、映画の内容である靖国問題そのものについての議論はほとんどなされませんでしたよね。その二の舞いは絶対に避けたかったですし、それができないようなら、苦労して配給する意味がないと思ったんです。  太地町からの抗議とは別に、右派団体による街宣活動も相当エスカレートしたみたいですね。  ええ。「主権回復を目指す会」という30人ぐらいの市民活動団体が中心で、主張の内容は「反日映画だから上映を中止しろ」の一点張り。映画の内容を紙面などで批判するだけなら別に構わないんですが、会社だけでなく、自宅にも押しかけてきて騒がれると、さすがに参りまして......。街宣活動禁止の仮処分の申請を東京地裁に提出して、認められました。  先日、一水会の鈴木邦男さんと、なぜ右翼は、『蟻の兵隊』(池谷薫監督、06年)や『ゆきゆきて、神軍』(原一男監督、87年)など、彼らの言う反日的要素の強い作品については上映中止運動などを起こさなかったのに、『靖国YASUKUNI』や『ザ・コーヴ』に対してはこれほど過剰に反応するのか、という話になりました。自らを批判するという視点においては、僕の映画だって立派な反日映画です。結局は内容が反日うんぬんじゃなくて、どの国の監督が撮ったかが問題なんですね。ほかの国の人が日本を批判するのが許せないとしか解釈できない。でも、そんなレベルじゃ、まるで話にならない。  その通りですね。  イラク戦争やベトナム戦争批判など、反米映画はたくさんあるけれど、アメリカでそうした映画の上映中止運動が起きたことはほとんどない。『アバター』(ジェームズ・キャメロン監督、09年)だって明らかな反米映画です。でも大ヒットした。彼らにはそもそも上映しちゃいけないという発想がない。作品内容については大いに批判するけれど、表現の自由を最大限に尊重し、観る権利、観せる権利を奪うことは決してしない。アメリカはホントにどうしようもない国だけど、そういう筋はちゃんと通っています。被写体になった太地町の人たちの言い分はまた別ですが、反日だからと上映に反対している人たちには、せめてそのレベルに達してほしいと思います。

ロリ可愛い魅力で年上男性をKO! AKB48小野恵令奈は小悪魔な女の子?

 大人気アイドルグループAKB48(以下、AKB)の「妹キャラ」として親しまれている、"えれぴょん"こと小野恵令奈。AKB応募時にはまだ小学生だった彼女も、今や高校生。しかし、当時の"ロリ可愛さ"はいまだに健在! 今回ヒロインを演じた映画『さんかく』でもその魅力は発揮されており、姉の彼氏である三十男・百瀬(高岡蒼輔)を翻弄する小悪魔的な中学生・桃を、ナチュラルな雰囲気で演じている。  もしかして普段も小悪魔な女の子? 「いやいやいや、ぜんっぜんそんなことないですよ(笑)。ちなみに、恋には昔から積極的になれない性格ですし。小学生の時も2年くらい好きだった男の子に、結局恥ずかしくて告白できずじまいだったし......」  とはいえ、「桃の生き方も悪くないと思うんです」と、役柄にシンパシーも感じている様子。 「桃は『その時よければすべてよし』っていう子ですよね。その『今楽しめればいい』ってところは私と似てます。『そういうのはよくないよ』って周りからは言われることがあるんですけどね。でも、人生って長いようで短いから......(笑)」  そんな自分の気持ちに素直なところに、ファンは惹きつけられちゃうんだと思います!  さて、本作ではキスシーンに初挑戦。下着同然の姿で部屋をうろついたり、百瀬を抱き締めたりと、セクシーなシーンも多いですが......最近、大人っぽくなったって言われません?

黒船が来襲する閉じた出版業界──佐々木俊尚が辟易する『電子書籍の衝撃』への衝撃

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佐々木俊尚氏が著した
『電子書籍の衝撃』
 「月刊サイゾー」で連載中の「ITインサイド・レポート」が、特集に合わせ、拡大出張。4月に『電子書籍の衝撃』を紙と電子書籍のそれぞれで出版し、注目を集めているジャーナリスト・佐々木俊尚が、電子書籍という"黒船"来襲の最前線で見た日本の出版業界の現状と未来を分析する。  私は4月15日に『電子書籍の衝撃』という本を、独立系の出版社であるディスカヴァー・トゥエンティワンから上梓した。同書は発売から2週間余りで発行部数5万部を超えるなど、かなりの反響を呼んでいる。本の内容は読んでいただければと思うが、ごく簡単に説明すればこういうことだ──アップルのiPadやアマゾンのKindle、そしてグーグルのブック検索などアメリカ勢が、電子書籍ビジネスを全面展開し始めている。そして日本市場にも上陸しようとしている状況に対し、日本の出版業界や著者からは「海外勢から出版文化を守れ」といった反発の声が上がっている。だが日本の出版業界は、取次を軸とした流通プラットフォームが、今や文化的にも経済的にも破綻一歩手前の状況に陥っている。衰退する出版を救うためには、現状の流通システムを一新し、電子書籍化することで新たな「本の読まれ方」を構築するしかない。  そして今、同時に、ツイッターやブログ、SNSなど、人と人がつながり、そこで情報が共感と共に交換されるソーシャルメディアの空間がインターネット上には形成されてきている。こうしたソーシャルメディアによって、本の情報が「書店の平台の位置」「版元の営業力」「著者の知名度」といったパッケージではなく、「今なぜ私が、その本を読まなければならないのか」「その本が持っている社会的意味とは何か」といったコンテキスト(文脈)と共に流通するようになれば、本の読まれ方は大きく変わり、読者と本と書き手をつなぐ新たな空間が生まれてくるのではないか──。  この本に対して、多くの読者からは「本の未来にわくわくしてきた」といった声を頂いた。ところが出版業界からは、猛反発も受けている。私の知人の、ある大手出版社の編集者は、上司である役員から「なんでお前はあんな佐々木俊尚のような者と付き合っているのか。書いてることが全然ダメだろう」と叱責を受けたという。  私のところにインタビュー取材を申し込んでくる雑誌編集部にも、取材に来たのか非難に来たのかわからないような人が少なからずいる。例えばあるファッション業界誌の年配の男性編集者は、私のところにインタビューに来て開口一番、こう断言した。 「iPadは、あれは売れないですね。重いし、読みにくいじゃないですか。液晶で本を読むなんてあり得ない」 「それはあなたの感覚だと思いますよ。その感覚が今の20代、30代にも当てはまるという根拠はありますか?」  そう私が反論すると、彼は憮然と黙ってしまったのだった。  あるいは別の週刊誌記者。 「電子書籍時代になったら、著者や読者は損をするんじゃないですかね」 「どういう損をすると思うんですか?」 「いや、なんとなくだけど、損をするような気がする」  ネットでも状況は同じ。ツイッター上でも私に対して「雑誌が売れなくなるなんて、お前は無知だ」「外野は好きなことを言えていいよな」などという非難の声が、出版社員とみられる人たちから寄せられている。私がそうした意見に反論すると、今度は会ったこともない古株フリーライターらしき人物から「対立を煽るのはもうやめにしたらどうか」などとまた批判される。  毎日のようにこうした根拠のない情緒的な反論にさらされ、正直私の気持ちは疲弊するばかりだ。  ちなみに「外野」というのは出版業界人がよく使う言葉で、例えば業界外の人間がブログで電子書籍について書いたりすると「外野が言っても信頼できないんだよな」「外野は無責任だから」といった言い方をする人が、すぐにネット上に現れる。私は本を20冊ぐらいも出していて、あちこちの雑誌に寄稿しており、出版業界にどっぷり浸って暮らしているが、そういう人間に対しても「外野」という言葉を使うのだ。書き手も読者も印刷会社もみんな外野で、「内野」は出版社の社員だけということらしい。  しかしそうやって「内野」だけで長年内向きの論理ばかりを振りかざし、電子書籍への取り組みもほとんど放置したまま今の事態を招いてしまったのを忘れたのかと思う。

黒船が来襲する閉じた出版業界──佐々木俊尚が辟易する『電子書籍の衝撃』への衝撃

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佐々木俊尚氏が著した
『電子書籍の衝撃』
 「月刊サイゾー」で連載中の「ITインサイド・レポート」が、特集に合わせ、拡大出張。4月に『電子書籍の衝撃』を紙と電子書籍のそれぞれで出版し、注目を集めているジャーナリスト・佐々木俊尚が、電子書籍という"黒船"来襲の最前線で見た日本の出版業界の現状と未来を分析する。  私は4月15日に『電子書籍の衝撃』という本を、独立系の出版社であるディスカヴァー・トゥエンティワンから上梓した。同書は発売から2週間余りで発行部数5万部を超えるなど、かなりの反響を呼んでいる。本の内容は読んでいただければと思うが、ごく簡単に説明すればこういうことだ──アップルのiPadやアマゾンのKindle、そしてグーグルのブック検索などアメリカ勢が、電子書籍ビジネスを全面展開し始めている。そして日本市場にも上陸しようとしている状況に対し、日本の出版業界や著者からは「海外勢から出版文化を守れ」といった反発の声が上がっている。だが日本の出版業界は、取次を軸とした流通プラットフォームが、今や文化的にも経済的にも破綻一歩手前の状況に陥っている。衰退する出版を救うためには、現状の流通システムを一新し、電子書籍化することで新たな「本の読まれ方」を構築するしかない。  そして今、同時に、ツイッターやブログ、SNSなど、人と人がつながり、そこで情報が共感と共に交換されるソーシャルメディアの空間がインターネット上には形成されてきている。こうしたソーシャルメディアによって、本の情報が「書店の平台の位置」「版元の営業力」「著者の知名度」といったパッケージではなく、「今なぜ私が、その本を読まなければならないのか」「その本が持っている社会的意味とは何か」といったコンテキスト(文脈)と共に流通するようになれば、本の読まれ方は大きく変わり、読者と本と書き手をつなぐ新たな空間が生まれてくるのではないか──。  この本に対して、多くの読者からは「本の未来にわくわくしてきた」といった声を頂いた。ところが出版業界からは、猛反発も受けている。私の知人の、ある大手出版社の編集者は、上司である役員から「なんでお前はあんな佐々木俊尚のような者と付き合っているのか。書いてることが全然ダメだろう」と叱責を受けたという。  私のところにインタビュー取材を申し込んでくる雑誌編集部にも、取材に来たのか非難に来たのかわからないような人が少なからずいる。例えばあるファッション業界誌の年配の男性編集者は、私のところにインタビューに来て開口一番、こう断言した。 「iPadは、あれは売れないですね。重いし、読みにくいじゃないですか。液晶で本を読むなんてあり得ない」 「それはあなたの感覚だと思いますよ。その感覚が今の20代、30代にも当てはまるという根拠はありますか?」  そう私が反論すると、彼は憮然と黙ってしまったのだった。  あるいは別の週刊誌記者。 「電子書籍時代になったら、著者や読者は損をするんじゃないですかね」 「どういう損をすると思うんですか?」 「いや、なんとなくだけど、損をするような気がする」  ネットでも状況は同じ。ツイッター上でも私に対して「雑誌が売れなくなるなんて、お前は無知だ」「外野は好きなことを言えていいよな」などという非難の声が、出版社員とみられる人たちから寄せられている。私がそうした意見に反論すると、今度は会ったこともない古株フリーライターらしき人物から「対立を煽るのはもうやめにしたらどうか」などとまた批判される。  毎日のようにこうした根拠のない情緒的な反論にさらされ、正直私の気持ちは疲弊するばかりだ。  ちなみに「外野」というのは出版業界人がよく使う言葉で、例えば業界外の人間がブログで電子書籍について書いたりすると「外野が言っても信頼できないんだよな」「外野は無責任だから」といった言い方をする人が、すぐにネット上に現れる。私は本を20冊ぐらいも出していて、あちこちの雑誌に寄稿しており、出版業界にどっぷり浸って暮らしているが、そういう人間に対しても「外野」という言葉を使うのだ。書き手も読者も印刷会社もみんな外野で、「内野」は出版社の社員だけということらしい。  しかしそうやって「内野」だけで長年内向きの論理ばかりを振りかざし、電子書籍への取り組みもほとんど放置したまま今の事態を招いてしまったのを忘れたのかと思う。

高城剛を小林弘人が直撃!! 必聴! ハイパーすぎる「FREE」論

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※この対談は、5月末、くだんの騒動で当面日本には帰国
予定がないという南フランス滞在中の高城氏と、Vidyo
http://vidyo.co.jp/)のビデオ通信システムを介して行われ
ました。
 黎明期から携わってきたインターネットをはじめ、あらゆるメディアにハイパーな視点を注いできた高城剛。最近は、ネット周辺でその名を聞くことが少なくなったが、それは彼が常に黒子に徹し、10年先のメディア世界を見ているせいなのか? そんな高城氏を、同氏とは旧知の仲で、「サイゾー」創刊編集長であり、『FREE』(NHK出版)の監修者でもある「こばへん」こと小林弘人が直撃。南フランスの地から、ネットを介して、高城流「フリー」論が展開された。 小林(以下、) 日本ではiPadが発売されて、メディアが大騒ぎしてるんだけど、高城さんはiPadいくつ持ってるの? 高城(以下、) 3台(笑)。ちょうど今、iPad用のトラベルガイドのアプリケーションをつくってて、この雑誌が出る頃にはリリースできていると思うよ。写真と音楽とテキストを融合させた、結構新しい感覚のアプリ。まずは、(高城氏の拠点のひとつがある豪州の)バイロンベイっていうところのね。  で、どう? 80年代に誰も使っていなかったNeXT【編註:当時、アップルを離れていたスティーブ・ジョブズが手がけたワークステーション。その革新的なOSは、のちにMac OSXに踏襲された】をたくさん揃えて仕事していたり、常に最先端デバイスの消費者でもある高城さんから見たiPad像は?   iPadは大きさがいい。新しいデバイスは、デザインとかあまり重要じゃなくて、実は大きさが大事。iPhoneだって、みんなが知ってる携帯と大きさが違うじゃん。ひとりで使うならiPhone。iPadは、2〜3人でそれを囲んで、コンテンツを見たり聴いたりするほうが楽しい。

 なるほど。日本だと今、iPadを"電子書籍端末"というとらえ方をしてる人が多いんだよね。iPad vs Kindleとかいわれたり。両方使っている自分が思うに、まったく違うものなんだけど......。それに電子書籍端末自体はそのうち、MP3プレイヤー並みにコモディティ(潤沢品)になるので、メディアが騒ぐのは今だけだよ。でも、日本の出版社は浮き足立っているけど、どう思う?  書籍代わりには重すぎるから、二回り小さいiPadminiが出ると思う。それに、そもそもiPadやKindleで出版社がビジネスをしていこうなんていうのは間違ってるね。それは、こばへんが監修した『FREE』もそうなんだけど、タダってことのとらえ方が根本的に間違ってて。  確かに『FREE』は誤読されてる部分はあると思うし、あの本自体は、実はフリーよりも、もっと重要な意味が隠されている。でも、著者もそこを徹底的には言及していない。問題はフリー戦略じゃなくて、何がフリーになって、何がフリーにならないのかということ。そちらのほうが重要。高城さんはどうとらえた?  ネットによって、本などのコンテンツが無料になるんじゃなくて、"本を売る"っていう行為がかっこ悪くなるってことだよ。例えば、ミュージシャンがライブっていう稀少性があるリアルな行為でお金を取るのはまだいいけど、いくらでも複製できるCDを売るのって、すでにかっこ悪いじゃん。だから、作家も、これからは文章書いて、それを売るっていうのはかっこ悪い。そうなったら、ユーザーの共感を得られないから、どうせ売れない。  書くことでお金を取れないとなると、朗読会かなんかでお金を取るの?  いや違う。僕が97年に出した『デジタル日本人』(講談社)って本があるじゃない。そこでも書いてるんだよ、「クリエイションが職業である時代は終わる」と。一番かっこ悪いのは、広告をつくったり、デザインしたりすることだよね。お金をかけずに付加価値を倍増させるような、僕がもっとも得意なところ(笑)。余計なモノ売るのが恥ずかしい時代に、それを手伝うのはもっと恥ずかしい。今後はあらゆるクリエイションについて、それがいえるわけ。Flickrとかには、素晴らしい写真いっぱいあるし。  要はクリエイションや表現をするためのツールや機会はすべての人に行きわたったし、誰にでもそれらを生み出す感性はあるわけだから、もはやこれまでもてはやされていた割には謎だったクリエイティビティとやらは、コモディティになるってことね。  うん。15歳ぐらいの時に、ドラマーのスタジオミュージシャンの先輩がリズムマシンを見て、「これからはミュージシャンを目指すな。絶対に食えなくなる」と言ってたのを思い出すよ。きっともうデザイン事務所とか、映像制作会社とか、10年前には花形だった会社は大変だと思うな。僕がリリースしようとしているトラベルガイドも、もちろんタダだよ。  換金化は別に考えるってこと?  だから、そこが間違っている。自分ちでつくって余ったものを、隣近所にお裾分けするじゃない? 今後は、そのお裾分け先が100万人いるっていう楽しい時代なんだよ。