なぜ「ニート」は話題になったのか!? 社会問題は結果を求めよ!(前編)

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■今回の提言 「社会学者は言説分析から、 行政へコミットを目指せ!」 ゲスト/井出 草平[社会学者] ──社会の現状を打破すべく、若手論客たちが自身の専門領域から、日本を変える提言をぶっ放す! という本連載、今回は社会学者の井出草平さん。もはや社会に定着しきった「ニート」「ひきこもり」という言葉が生まれた背景から、若者論のこれまでの流れ、そして社会学は今この状況下で何ができるのか? 自戒を込めて考えます。 荻上 今回お招きしたのは、07年に『ひきこもりの社会学』(世界思想社)を上梓された社会学者の井出草平さんです。90年代末から00年代頭にかけて、「(社会的)ひきこもり」や「ニート」という概念が浮上し、それまで想定されてこなかった社会問題が若年層を中心に広がっていることが「発見」されました。これらの概念は、基本的には「社会から逸脱してしまった彼らを、いかに包摂していくか」という目的のために唱えられたものですが、メディアで拡散されていく過程で、多くの論争を引き起こし、時には「甘えだ」「叩き直せ」といった若者叩きの文脈で、政策論議にとってはノイズとしか言いようのないバッシングにもさらされました。  ひきこもりについての丹念な実態調査と的確な問題設定によって、若手の中でも一線を画した研究活動をされている井出さんですが、厚生労働省や大阪府で、具体的な政策提言のアウトプットを出していくミッションに携わっておられます。ひきこもりという社会問題を解決するため、時に精神医学や経済学など、他領域の知見を用いつつ、「可能なる処方せん」を実効的に共有しようとする姿は頼もしい限りです。今回は、ひきこもりやニートが社会問題化されていった動きをモデルケースとして検証しながら、社会問題の解決のために社会科学者が果たすべき役割についてお話しできればと思います。 井出 引きこもりの社会問題化は今から10年ほど前に起こりました。社会問題化の中心にあったのは斎藤環さんが98年に書いた『社会的ひきこもり』(PHP新書)という本でした。昨年度までに国で予算化されたひきこもり対策予算は、厚生労働省保健局管轄のひきこもり地域支援センターという事業のみです。ひきこもりという問題が日本に存在することを周知させるのには成功しましたが、対策予算を出すことには成功したとは言いがたい。その理由は、ひきこもりという概念が当初から、予算化を狙って作られた概念ではなかったことが大きいのではないかと思います。斎藤さんの長年にわたる取組みと、社会的な関心が偶然にも一致したわけです。  一方、ニート問題の場合ですと、完全に行政の俎上に上るよう意図的に社会問題化されていったという点が重要ですね。04年に『ニート──フリーターでもなく失業者でもなく』(幻冬舎)を出した労働経済学者の玄田有史さんらをはじめ、社会学畑の小杉礼子さんや宮本みち子さんといった人たちによる、これまでは労働組合とか共産主義のイデオロギー的なものに結びつきやすかった雇用や職業問題の枠組みを、政府の施策として取り組み可能なものに変えていこうという目的意識があった。それでニートというカタカナ語で、さも海外の普遍的な問題を輸入したかのように若年失業者・無業者の問題をパッケージングして、政策課題に乗るようにしたという面があります。そうした玄田さんらの議論の恣意性に対して、06年に教育学者の本田由紀さんらが『「ニート」って言うな!』(光文社新書)を出して、玄田さんらの「ニート」の問題化がことさら若者をモンスター視する擬似問題化だと喝破することで議論が進んできたという経緯がありました。  こうした対立図式での論争は、言論の世界では明快でわかりやすかったし、話題にもなったと思うんですけど、現実の政治面では、行政の側でニートという言葉にかけた若年就労問題の予算が現在までつき続けているという点で、玄田さんたちの圧勝ですよね。 荻上 メディアに広がる通説の誤りは正しても正してもきりがないが、決して看過はできないものなので、丁寧に応答する必要はあります。ただ振り返り見ると、そうした応答の多くは、カウンターパンチとして輝くものの、新しい議論の土壌、政策的な枠組みを提示しきれないものも少なくない。これは主に自戒ですが、僕を含め、メディア上で神話化しつつある通説や流言に対する中和的介入を行う論客が00年代には目立ったと思いますが、今後はますます、消極的介入にとどまらない、説明的な提案と土台作りの実行フェーズにどれだけコミットできるかが問われていると痛感します。 井出 そうですね。『「ニート」って言うな!』に関しては2つ思うところがあって、ひとつはやはり、「結局どうすればいいか」が書かれていないという点。もうひとつは、本田さんたちが世の中にニートが増えているという見方への反駁の根拠として掲げている、就職希望をそもそも表明していない「非希望型」の若年無業者たちの数は一定だという主張をしたこと。その指摘は正しいけれども、玄田―小杉が問題としていたのはそこではなかった。むしろ就職希望を表明しながら求職活動をしていない、もしくはできない「非求職型」の増加だったんですよね。ニートは実態として増えているのにも関わらず、本田さんたちの本などによって、増えていないという指摘が「正しいもの」として流通してしまった。

捕鯨問題で報じられない捜査機関の介入と不条理【前編】

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──昨今、なにかと話題に上がる捕鯨問題だが、一連の動きにかんして環境保護団体の行動もマスコミを賑わせている。今回は、グリーンピース職員が鯨肉を持ち出した「鯨肉窃盗事件」における捜査や裁判のあり方を、グリーンピース・ジャパン事務局長の星川淳氏と共に多角的に考察してみたい。まず最初に理不尽だったのは、5万円相当の鯨肉窃盗事件に対し、送り込まれた捜査員が70人を越えるという異常さだろうが、事件や捕鯨のみならず、グリーンピースのあり方やマスコミの報道、そしてNGOや市民活動への司法の介入に問題はなかったのか──。 【今月のゲスト】 星川 淳[グリーンピース・ジャパン事務局長] 神保 今回は「鯨肉窃盗事件」を取り上げます。この事件では、国際環境保護団体・グリーンピースの職員である佐藤潤一さんと鈴木徹さんが、調査捕鯨船団乗組員による鯨肉の横領を告発する目的で、証拠の鯨肉を倉庫から持ち出したために、窃盗などの罪で逮捕されました。そして青森地裁で9月6日、懲役1年・執行猶予3年の有罪判決が出ています。 宮台 予想通りです。裁判では法と正義の乖離が問われていました。船員の横領を告発することは正義にかないますが、倉庫からの鯨肉無断持ち出しは法が禁じます。特捜検察による、小沢一郎や元厚労省局長(現在は復職)村木さんの事件のデッチ上げで、法と正義の乖離についての意識が広がる中での判決だったのが注目の背景です。  刑訴法248条で、検察に大幅な裁量権が認められます。起訴便宜主義ですね。犯人の性格、年齢及び境遇、犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況により訴追(起訴)を必要としないときは、公訴を提起しないことができる。[1]被疑者に意識がないなど訴訟条件を欠く場合、[2]事件が法的罪を構成しない場合、[3]嫌疑不十分な場合、[4]嫌疑があって証拠不十分な場合、[5]嫌疑と証拠があっても処罰の必要がない場合、不起訴にしてよいとされます。  [1]~[4]までは裁判所が審理の上で無罪とすべきことばかり。[5]をとりわけ起訴猶予と呼びますが、これも裁判所が執行猶予付き判決とすべきもの。起訴法定主義ならざる起訴便宜主義が、刑事訴訟の99・9%以上が有罪となる最大の理由です。裁判を傍聴すれば目撃できますが、判事と検事と弁護士は、3人同じ組み合せか3人のうち同じ2人の組合せで複数の裁判を担当し、また司法修習生時代の同窓や先輩後輩だったりして、私的コネがあります。これも高有罪率の背景です。    起訴されればほぼ100%有罪という実態がある中、法と正義の乖離が浮上してきた。警察や検察が法を隠れ蓑に出鱈目をやっていると推定できる場合、判事が検事との私的コネをはねのけて無罪判決が出せるかが注目されました。急逝された小室直樹先生は田中角栄元総理のロッキード裁判で、国内法の規定がない免責特権を与えた上での嘱託尋問調書が、弁護側反対尋問の機会が剥奪されたまま証拠採用されたことをもって、日本の裁判所の出鱈目が満天下に晒されたと嘆かれました。30年がたち、警察や検察や裁判所の出鱈目は改善されたでしょうか。今回の事件はひとつの結論を出した。つまり何も変わっちゃいないのです。   神保 日本は国策として調査捕鯨を行っており、グリーンピースはそれに反対する立場を取っています。今回、グリーンピース職員が倉庫から鯨肉を持ち出した目的は、明らかに横領の告発を目的としていた。にもかかわらず警察は5万円相当の「窃盗事件」に、公安警察を含む70人以上の捜査員を導入し、2人を逮捕した上に、彼らの自宅やグリーンピースの事務所、事件に直接関わっていないグリーンピース職員の自宅も家宅捜索したそうです。こんな大事件にしてしまった以上、有罪にせざるを得なかったのかもしれません。  今回の事件に対してはいろいろな意見があるでしょうが、こと司法プロセスに入ってからの動きを見る限り、昨今問題になっている警察や検察を含めた「司法の劣化」とも、密接に関係しているように思います。 宮台 今回の判決は、保身に勤しむ売国官僚が、正義の所在を顧慮せず法の恣意的運用を行った結果です。 神保 事件とその裁判から何が見えてくるのか。ゲストは、被告となった2人の所属団体、グリーンピース・ジャパンの事務局長・星川 淳さんです。日本では環境団体に限らず、市民運動をすると公安に目をつけられる。警察のみならず、日本の社会全体に、まだ市民のエンパワーメントという世界的なトレンドに対する、偏見や無理解があるように思います。 星川 青森地検による事情聴取で、僕がまず言われたのは「あんたら、社民党からお金もらっているんでしょ?」の一言でした。検察官さえ、2ちゃんねる程度の知識で動いているんですね。 神保 まず、この事件の簡単なあらましをご説明します。発端は08年1月、調査捕鯨を(国から委託されて)行っている共同船舶株式会社の元船員から「組織的かつ長期にわたり、鯨肉の私的な横流しが行われている」という内部告発があり、グリーンピースが独自の調査を始めました。そして同年4月、それが事実であるとの確証を得て、グリーンピース職員が青森県にある西濃運輸の配送所から、証拠品として共同船舶の船員が自分あてに送った鯨肉を持ち出しました。なぜそこに横流しされた鯨肉があるとわかったのですか? 星川 本人たちの説明によると、調査捕鯨船団が東京に帰港して、荷物を降ろしているところを映像に収めて精査したところ、内部告発者の言う通りに鯨肉が横流しされていくことがわかったとのこと。荷物は荷札番号を入力すれば追跡できるようになっており、これを利用して青森と西日本に鯨肉があることを突き止めたそうです。 神保 2人は鯨肉を配送所から持ち出し、5月に証拠として東京地検に提出しました。ところが6月、グリーンピースに(窃盗と不法侵入の容疑で)強制捜査が入ります。これは予想していましたか? 星川 漠然と予想していましたが、同日に調査捕鯨船の船員は「横領の嫌疑なし」で不起訴されており、グリーンピース職員は逮捕というのはあまりに露骨だと思いました。ただ、この年は洞爺湖サミットの年でした。逮捕は、市民社会全体に対する威嚇の意味があったのだと考えられます。 宮台 08年9月7日の佐藤・鈴木両氏の逮捕直後、星川は「自分も被疑者として青森地検で取り調べを受け、若い検察官に開口一番『NGOの分際で、捜査機関さえ令状がなければできないことをやったのは許せない』と、強い口調で言われた」とコメントしました。検事の発言が爆笑ものです。統治権力たる警察や特捜検察など捜査機関だからこそ、市民よりもはるかに合法的に振る舞うべきことが期待される。神の目から見て僕が法を破った悪人でも、捜査が合法手続きに従っていないと判明したら、直ちに無罪とするか、特捜検察のケースなら公訴権濫用を理由に訴訟手続きを打ち切る。それが近代裁判です。星川さんに暴言を吐く検察官は「市民が"主"、行政官僚が"従"」という近代社会の本義を知らない馬鹿ですね。

ビル・ゲイツも予見する、オープンエデュケーション化が今アツい!

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日本の小学生が、海外の質の高い教育を、日本
にいながら受けられるようになる日が来るのかも。
 アメリカで最近注目を集めているウェブサイト「カーンアカデミー」。30過ぎの元ファンドマネージャーが自分で作成した授業ビデオを無料公開するこのサイトが、世界の"教育"を変える可能性を持っているという──。 「カーンアカデミー」というウェブサイトが、今アメリカの教育界で非常に注目を集めている。

 これはサルマン・カーンというインド系アメリカ人の男性が、自分で作成した授業のビデオを無料で公開しているサイトだ。そしてこの授業内容が、ものすごい反響を呼んでいる。カーンアカデミーで過去に公開されたビデオは1600本以上もあり、1日の平均視聴回数は驚くべきことに今や7万回。これはハーバードとスタンフォードの学生を合わせた数の倍近くもある。  2006年にカーンが授業ビデオを一般公開するようになってから、これまでに世界中から1800万のページビューがある。最も多いのはアメリカ、次いでカナダ、イギリス、オーストラリア、インド。授業は英語で行われているので英語圏に集中しているのは仕方ないが、授業を見た生徒の数はすでに20万人に達しているという。    彼のビデオの特徴は、非常に「ローテク」であること。斬新な映像やコンピューターグラフィクスなどの仕掛けは一切ない。会話中心の学習ビデオで、カーンの顔さえ一度も表示されない。飾り気のない手書きの文字と図表が、順を追って電子黒板の上に表示されるだけ。あとはカーンが口頭でその内容を説明していく。しゃべる内容も実に素っ気ない。エンタテインメント性は皆無だ。でも彼は、わずか15分のビデオで奇跡のように物事の本質を切り出して見せ、わかりやすく生徒を引き込んでしまう技術に長けている。こういう人を天才というのだろう。  授業のカリキュラムは、細分化されている。例えば微分積分は191のパートに分けられ、さらに微分積分を学ぶ前の準備段階の授業も32に分けられている。この切り分け方も実に絶妙で、順を追うごとに微分積分の考え方がすっと頭に入ってくるようになる。  33歳のカーンがこんな授業をやるようになったのは、偶然の産物だった。彼はニューオーリンズで生まれ育ち、ハーバードでMBAを取得し、さらにMITで数学と電気工学、コンピューターサイエンスの3つの学位を取った秀才。大学を出た後に小さなヘッジファンドに入社し、そこでファンドマネージャーとして腕を鳴らすようになる。  ボストンでそういう生活をしていたカーンは04年の夏、故郷に住む従姉妹のナディアから「算数の授業がよくわからない」という相談を受ける。「じゃあ教えてあげるよ」ということになったが、ボストンとニューオーリンズは遠く離れているので、手取り足取り教えるわけにはいかない。そこでノートの画面を共有できるヤフーの子ども向けのアプリケーションを使い、電話で話しながら、「遠隔授業」みたいなことをやってみたのだった。  これがうまくいき、今度はナディアの兄弟のアリとアーマンにも教えることになる。教え方のうまさが親戚や知人友人にも知れ渡って、遠隔授業の「生徒」はだんだん増えていく。でもそうはいってもカーンには仕事があるし、生徒たちとのスケジュール調整は大変だ。そこで彼は授業をビデオに撮って、それをユーチューブにアップロードし、生徒たちが好きな時間に自分のペースで授業を受けられるようにした。これが人々の目に触れるようになり、人気を集め、そうして「カーンアカデミー」へと発展していったのだった。  彼はヘッジファンドを辞めた後、退職金を元手にシリコンバレーを拠点にして自分で小さなファンドを設立するが、折からのリーマンショックの影響で投資ビジネスはうまくいかなかった。そこで資金を取り崩してシリコンバレーのはずれに小さな家を購入し、スタンフォード大学で研究者をやっている妻と子どもと一緒にひっそりと暮らすようになる。  彼が授業のビデオを作成しているのは、ウォークインクローゼットを改造し、数百ドル相当のビデオ機器と本棚が所狭しと並んだスペース。彼はカーンアカデミーのサイト上で「自分には美しい妻と、楽しい息子と、2台のホンダの車がある。素敵な家も持っている。だから授業のビデオを有料にしたり、広告で儲けるつもりはないよ」と宣言している。その代わりに寄付をPay Palで募っていて、それなりの収入になっているようだ。

許す女と許さない男! 芸能人の熱愛スキャンダルに泣いたのは誰だ!?

──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!
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「an・an」(マガジンハウス)10月20日
 今月9日、女優の広末涼子が再婚したことを公式HP上で発表し、大きな話題となりました。お相手はキャンドルアーティストのCandle JUNE(キャンドル・ジュン)氏。その聞きなれない職業に加え、全身タトゥーや鹿の角のピアスといった氏の風貌にも世間の注目が集まりました。一方で、今回の再婚に気が気でないのが、広末の所属事務所や広告代理店、CMに起用している企業たちです。ジュン氏には過去のドラッグ使用疑惑が浮上するなど、奇抜な外見のこともあってか、一般的なイメージがあまりよろしくないご様子。当然、広末の評判にも暗雲が立ち込めているようです。  このように芸能界では、恋に夢中になるばっかりに、自身のイメージやタレント価値を下げてしまうのはよくあること。特に最近では、時を同じくしてEXILEのリーダー・HIROとの交際が発覚した上戸彩や、醜聞が絶えない青田典子と玉置浩二、格差恋愛とも言われた「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳と安室奈美恵の熱愛(現在は破局)など、色んな意味で話題となるカップルが多数誕生しているようです。  そこで今回の「レベルアップ案内」では、おせっかいながらも、恋に身をやつす有名人の傾向と対策に関する記事をラインアップ。イメージを守るため、破局に向けて暗躍する芸能事務所の思惑から、ファンに訪れたジャニタレ恋愛受容の変化、処女厨の価値観を探る──といった記事までを取りそろえております。芸能人もひとりの人間。恋愛も芸の肥やしとなるのかもしれませんが、それによって裏切られたと思う人がいるのも確か。さてさて、相次ぐ芸能人の恋愛スキャンダル、あなたはどう思いますか? 【日刊Pick Up記事】 「CM契約も見直し!?」"全身タトゥー男"と再婚した広末涼子のタレント価値が大暴落! (2010年10月15日付) すべては安室のため? 芸能界熱愛ラッシュがとまらない!!(10月上旬の人気記事) (2010年10月17日付) 身を焦がす恋の炎は炎上の元!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:続々と噴出する熱愛報道] 「社長業はフェイク!?」上戸彩をゲットしたEXILE・HIROの意外な評判 2010年10月9日付(日刊サイゾー) V6もエイベックスだったし、上戸さんはエイベックス宣伝にも一役買ってるんですね。 [レベル2:商品価値を守るために暗躍する事務所] マスコミ各社に"芸能界のドン"が圧力!? 安室奈美恵とロンブー淳の熱愛に暗雲 2010年1月8日付(日刊サイゾー) セドナでもらったパワーも、事務所のパワーには勝てなかったみたい。 [レベル3:熱愛発覚でもイメージを下げない方法] 「業界追放も!?」仲間由紀恵と熱愛報道の田中哲司 浮気がバレて大ピンチ? 2009年11月29日付(日刊サイゾー) 相手が地味だと、話題にも上らずイメージダウンにもならない? [レベル4:CM問題で揉めた場合の対処法] 草彅もペナルティなし! CM違約金支払い回避術 2009年9月号(プレミアサイゾー) 広末さんのCMが、「毎日香」とかだったらよかったんですが......。 [レベル5:ジャニーズ恋愛解禁の時勢] 中森明菜、浜崎あゆみ、そして蒼井優......ジャニタレとデキちゃった女たち【1】 2009年9月号(プレミアサイゾー) ジャニタレ結婚の分水嶺は"落ち目"かどうか? [レベル6:次第に明らかになるきらびやかな恋愛模様] 2008年ジャニーズ『恋愛スキャンダル』を総決算!! 2008年12月31日付(日刊サイゾー) 今も付き合ってるのは半分くらいしかいなさそうです。 [レベル7:変化する消費者側の捉え方] "私だけの王子様(は~と)"の時代は終焉に──"仲良し男子グループ萌え(は~と)"へ代わるヲタ文化 2010年10月号(プレミアサイゾー) 男の子同士のイチャイチャで喜ぶのは、ジャニーさんだけじゃない!? [レベル8:旧態依然の夢に固執する姿] 「もう推し変だ!」恋愛禁止のAKB48・大島優子の熱愛疑惑を巡る点と線 2009年10月23日付(日刊サイゾー) それでもAKB48からは離れないのなら、運営の思うつぼでは......。 [レベル9:その波は二次元にまでも] この世は処女かビッチだけ!? 急増する「処女厨」のメンタリティ【1】 2009年10月号(プレミアサイゾー) 「俺の嫁」は何人もいるのにねー。 [レベル10:政界でも重きを置かれるイメージ戦略] やっぱり小沢潰し!? 小沢一郎に"青木爆弾"を投下したのは誰だ── 2010年9月13日付(日刊サイゾー) 今さら下がるほどのイメージがなかったとも思いますけど。

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ハートに火をつけて 広末涼子とキャンドル・ジュンのテーマソング。 amazon_associate_logo.jpg

ランキングを独占!? 声優歌手とアニソンは、J-POPの救世主なのか?

──近年、アニメファン以外の客層からも支持を集めている声優歌手。しかしこれらは急激に売れ始めたのではなく、勃興期より少しずつマーケットを拡大してきたのだ。オタクビジネスとして支持を得てきたビジネスが、旧来のフィールドを飛び出しつつある現状を調査した。  近年、音楽チャートを賑わせているのが、水樹奈々に代表される「声優」たちが、「アーティスト」として歌う声優ソングだ。彼女たちはアニメ声優としての人気を得つつも、時にはJ-POPアーティストを抑えてヒットチャートの上位を独占することも今は珍しくはない。  しかし、「人気がある」といわれても、まだまだ一般人からすると、その実態はわかりづらい。その実態を調べるために、まずはこのジャンルがどのように育ってきたかを見ていきたい。 「声優ソング」の歴史は、1970年代半ばから始まる。ハイティーンのアニメファンが増えた当時、アイドル声優が誕生する。最初期に特に人気を集めたのは、古谷徹や神谷明などを擁し、77年に結成されたバンド「スラップスティック」だ。このバンドは、アニメのキャラを声優たちが演じてテーマ曲を歌う、いわゆる「キャラクターソング」以外の楽曲を演奏し、世間的な認知を得た最初のバンドであるといえるだろう。ムッシュかまやつや大瀧詠一などから楽曲提供を受けていたことから「声優歌手」が当初から本格志向であったことがうかがえる。  とはいえまだまだ当時の「声優ソング」はニッチな存在であった。

【芦名星】──「読まれたら恥ずかしいこともある」クール・ビューティの意外な頭の中とは?

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(写真/松村隆史)
 日本・カナダ・イタリアの合作映画『シルク』で見せたクールな美貌が魅力の芦名星が、筒井康隆の小説『七瀬ふたたび』の主人公・七瀬を演じた。過去に4度ドラマ化された名作だが、「イメージに合う女優が現れない」との理由から、今回が初の映画化。期待の七瀬役だけに、プレッシャーもあったのでは? 「それが、台本を読んだ時、不思議なほどすっと"七瀬"に入れたんです。なのでいい意味で"大役だということを意識せず演技できたのかな、と思ってます」  ちなみに七瀬は人の心が読める超能力者。すらっと美しい芦名さんでも、人にどう思われてるか気になったりする? 「はい。気になりますね。恋愛だと、より(笑)。相手の言葉を深読みしてしまったり、髪が乱れてないか気にしたり。そんな自分に気づいて『恋だ』って自覚します」  ところで芦名さんといえば、大のラーメン好きとの噂が......。

アフガンやイラクで拉致されても戦場に行く男の論理とは?

 2007年9月27日、ミャンマーのヤンゴンで、軍事政権に対する反政府デモを取材中に銃撃され亡くなったジャーナリスト・長井健司氏。その命日に、追悼イベントの一環として、長井氏が所属したAPF通信社主催のトークライブが行われた。司会は同社代表の山路徹氏。ゲストは、アフガニスタンで武装勢力に拉致・拘束され、9月4日に解放されたばかりのフリージャーナリストの常岡浩介氏と、04年4月、イラクで武装勢力に日本人2名と共に誘拐されたフォトジャーナリストの郡山総一郎氏。戦場や紛争地帯の取材経験が豊富な3人が、拘束事件の裏側、命がけで行う報道の使命について語り合った。
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(長井健司さんの写真を前に。撮影/岸野亮哉)
【鼎談参加者】 (右から)郡山総一郎/1971 年生まれ。01年から写真取材を開始。 02年「イスラエルの現実」と題した写真でよみうり写真大賞奨励賞を受賞。04年4月、イラクで武装勢力に9日間拘束される。 常岡浩介/1969年生まれ。長崎放送報道部記者から、98年にフリージャーナリストに。アフガニスタン、エチオピア、チェチェン、イラクなどの戦場で取材を続け、通信社や新聞、雑誌などに寄稿。 山路徹/ 1961年生まれ。TBSテレビ、テレビ朝日系プロダクションを経て、92年に独立。日本初の紛争専門ニュースプロダクション「APF通信社」を設立。

山路(以下、) 常岡さん、帰国後、少しは落ち着かれたんですか? 常岡(以下、) まだ数件、中小のメディアからのインタビュー依頼とかありますけど、10月にはガラガラになるんじゃないかと(笑)。  ちょっと気になる噂を聞きました。常岡さんは帰国後、いろんなテレビに出て、現地や事件の実情を話してくれるもんだと思っていましたが、それがほとんどなかった。その裏には、外務省から記者クラブ加盟社に、常岡さんへの取材自粛を暗に働きかけるような通達があったというものです。  その文書は私も見ましたが、直接的な働きかけではなく、「危険地帯、避難勧告地域に入らないように。どうしても入る場合は、現地の在外公館、外務省と協力して情報交換を密にして、安全確保に努めてください」といったような内容でした。ただ、帰国した9月6日の朝には、複数のテレビ局から取材依頼があったのに、この文書が流れて以降、同日夕方にはすべてがキャンセルになったのは事実ですね。  つまり各加盟社は、そのタイミングで出た外務省の文書を「外務省の言うことを聞かずに危険地帯を取材するような人間をフィーチャーするな」というプレッシャーと取ったんでしょう。  そうかもしれません。テレビ朝日、朝日新聞、東京新聞などは取材に来てくれましたが、最初のぶら下がり会見以外は、キー局や全国紙の取材はないですね。  マスメディアが取材しないのは、その外務省の影響だけでしょうか?  自粛ムードがあるんでしょうね。僕は"札付き"だし。 "札付き"? 一部で囁かれていた"自作自演疑惑"のことですか?  そういう見方が主流だったという情報が、外務省から出ていたというのを聞いています。根拠としては、事件当日がエイプリルフールだったこと。それに、僕は過去に何度かタリバンと接触しているので、タリバン寄りと思われていた。ツイッターで「これから潜入します」というようなことを書いたのも、誤解を生む表現だったのかもしれません。以前も、別の国で拘束されたことがありましたし。  外務省もマスメディアも、純粋な被害者としては扱えないと。そういう意味では、04年にイラクで拉致された郡山さんのときの空気も異常だった。僕は当時、捜査関係者を取材していたのでわかるのですが、郡山さんと一緒に拉致された女性が、共産党系の看護師組合に入っていたことから、共産党を敵視する公安がうがった見方をして自作自演疑惑が出てきた。犯人グループからの映像を流したのもアルジャジーラだったし、「何かあるぞ」という見立てが小泉純一郎首相のところに行って、自己責任ムードが高まるんです。 郡山(以下、) 僕自身は、世間からの風当たりがそんなに強くなっているとはわかりませんでした。解放後、それっぽいことを大使館で吹き込まれましたね。それに、すぐに警視庁公安部の取り調べを受けたんですが、自作自演という見立てに合わせた調書を作ろうという意図が感じられました。決め付け口調で聴取してくるんです。  それじゃ、冤罪事件の作られ方と一緒じゃない? そんな郡山さんですけど、最近でいえば、4月にタイ・バンコクでのデモ隊と治安部隊との衝突を取材されていた。ちょうど、ロイターの村本博之カメラマンが銃撃されて亡くなったときでしたね。  偶然にも、常岡さんの事件が起きた4月1日にタイに入りました。10日に村本さんにも会ったんですが、その30〜40分後に撃たれたようです。今でも、彼がデモ側、軍側、どこから撃たれたのかわからないんです。  事件から半年近くたつのに、日本政府はタイ政府に対して、事件の調査結果をちゃんと出せと言っていないんです。長井さんのときもそうですが、外務省は相手国に積極的な働きかけをしていない。長井さんや村本さんのとき、外務省に働きかけてくれた国会議員は鈴木宗男さんくらいですよ。  そういえば、村本さんが亡くなったとき、防弾チョッキを着ていなかったことがうんぬん言われましたけど、騒乱は突然始まったので、あの場にいた人間は誰もそんな準備をしてなかったですよ。僕だってヘルメットはしてないし、シャツ1枚だったし。  僕も準備不足でしたね。  長井さんのときも言われましたよ。それは結果論でしかなくて、拉致されなかったり、死ななかったりするための準備があらかじめわかっているのなら知りたいよね。そういうことを言う人は、いつも安全な場所にいる。  僕の知り合いは、「テレビでボクシング中継を見ている人たちと一緒だ」と言ってましたね。リングに立ったこともないのに、ビール片手に「あいつ、だらしねえ」って言っている。うまい例えするな、と。

総部数2億冊は劇場版あっての快挙──『ONE PIECE』大ヒットで本当に"儲けた"のは誰だ!?

──『ONE PIECE』の勢いが止まらない。「週刊少年ジャンプ」の看板マンガたる同作だが、今やゲーセンの景品からアパレルとのコラボ、おっぱいマウスパッドまで、広くライツビジネスを行い、その勢いは増し続けている。果たして、このバブルで最も笑ったのは誰なのか? この盛り上がりはいつまで続くのか?
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渋谷109内JSGのショップ店頭では、チョ
ッパーのカモフラ柄パーカーが展開され
ている。
 娯楽志向のコンテンツ産業が軒並み不況のあおりを受ける中、「もはや市場に金を落とすのはアイドルヲタとアニメヲタぐらいだ」との声もあながち冗談ではなくなり始めた昨今。オタクの購買力に頼るビジネスの基本は、作品のキャラクターを商品化する版権商法だが、中でもキャラクタービジネスといえば、ここ最近の『ONE PIECE』(集英社)の一連の動きは見逃しようもない。  もはやストーリーを説明するまでもないだろうこの原作マンガは、09年11月に発売された56巻から4巻連続で初版部数の国内出版記録を更新し続け、10年8月4日発売の最新刊59巻では320万部となった。国内累計発行部数は2億部に迫り、今や『ONE PIECE』は文句なしの「日本一売れているマンガ」である。  この破竹の勢いにあやかろうとする企業などとの提携も目立ち、今年5月には大手旅行会社H.I.Sとのコラボキャンペーンを実施、7月から8月にかけては新交通・ゆりかもめ車内アナウンスを同作のキャラがジャックし、同月、東京は神田神保町が街を挙げて「神保町 ONE PIECE カーニバル」を16日間開催、10万人が街に押しかけた。版元を同じくする「メンズノンノ」(10年1月号)や、「日経エンタテインメント!」(日経BP社/同8月号)の表紙をルフィが飾って話題ともなった。  グッズ展開においては、子ども向けの多彩なおもちゃや、チョッパーら人気キャラの弁当箱などの日用品や文具、一般層にも受けがいいご当地もののストラップなどの各種グッズのほか、大きいお友達向けとして古くは女性キャラの抱き枕、果てはおっぱいマウスパッドや、衣装が着脱可能で乳首まで作り込まれていると話題の公式フィギュアまで発売され、ページ下の写真は氷山のほんの一角でしかないほどのラインナップになっている。まさにこの状況は「『ONE PIECE』バブル」とでも言うしかないだろう。この派手な展開の舞台裏は、どうなっているのだろうか? 「実は『ONE PIECE』は、ライツ(版権)ビジネスとしては、それほど特殊なことをしているわけではないでしょう」と推測するのは、『コブラ』などで知られるマンガ家・寺沢武一の著作権管理やエージェント業務全般を手掛ける(株)エイガアルライツの取締役・古瀬学さんだ。 「マンガは、最初から編集部や広告代理店の誰かがプロデューサーとなってメディアミックスを前提に動いている場合を除き、作品人気の後追いでマルチメディア展開を含む二次利用が企画されるパターンが普通です。そのほうが当然原作関係者側に入ってくるお金も大きい。『ONE PIECE』の展開にも、原作の版元・集英社やアニメ制作の東映アニメーション、製作・放送のフジテレビだけでなく大手広告代理店のADKが絡んでいますが、おそらくは『ジャンプ』編集部主導で後からチームを組んだはず。業界のセオリー通り、編集者が支えながら丁寧に作品を構築してきた結果でしょう。ケースバイケースですが、例えばフィギュアであれば定価の5〜10%程度、DVDは大体1・5%を著作権料として支払われる。『ONE PIECE』グッズはアニメ版からの三次利用が多いようですが、その場合はそこから、代理店が手数料を引き、東映、フジ、集英社がそれぞれ取り分を受け取り、最後に尾田栄一郎先生に渡る」 (同)  しかし特別なこともしてないのに、ここまでライツビジネスの展開が順風満帆とは、一体どこに秘密があったのだろうか。 「『ONE PIECE』は子どもから30代まで広くターゲットにできる、強いマンガです。長期連載で停滞している個所もあるけど、それでも読者を付き合わせる瞬発力が要所要所にある。それは"友情"や"泣かせ"で、『週刊少年ジャンプ』の王道を繰り返しているだけともいえるけれど、メインのみならず脇を固めるキャラたちもきちんと立っていて台詞も面白い。だから商品化も狙いやすく、結果として成功にもつながっているのでは」(同)  だが、昨年から今に至るまでの異様な盛り上がりは、作品が人気というだけで説明できるものとは思えないが......。 「去年の劇場版アニメの公開は大きいテコ入れだったでしょうね。尾田先生が製作総指揮を行い、先着150万人に設定画などを収めた『ONE PIECE 巻零』配布という話題作りで、知ってはいたけれど今まで作品に触れてこなかった層も掘り起こして、原作を読んだことがある人間にもリテンションを強烈にかけた。これまでの9作の劇場版で少しずつ落ちていた動員や興行収入を引き上げただけではなく、劇場版オリジナルの二次展開をあらかじめ視野に入れていたはず。グッズや広告提携はその前後から爆発的に増加しています」と古瀬さんは説明する。  前述の、09年12月公開の劇場版アニメ『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は、前売り券・動員数・興収などで多くの記録を叩き出し、最終興収は前作の5倍超の48億円と、マンガ原作のアニメ映画として歴代最高記録を打ち立て、社会現象となった。そして同時期に、公開時点の既刊56巻すべてが12月21日付のオリコン"本"ランキングコミック部門で上位200以内に食い込んだことからも、劇場版から新規の読者を獲得したことがわかる。今年8月に発売されたDVD・BDも、自らの売り上げ記録を更新した。 「メディア展開で原作人気が跳ね上がる例もなくはないですが、『ONE PIECE』の場合は中でも大成功例です。原作とアニメ、そして二次三次利用サイドの思惑をきちんと統制しながら進められたからだと思います。やはり作品力やリリースのタイミング、センセーショナルな動きにした仕掛けの勝利」(同)  結局最後は地道な努力とタイミングと少しの運がものを言うということなのだろうが、今や出せば売れる『ONE PIECE』関連商品、集英社は左うちわで笑いが止まらないのでは? 「窓口業務をやっている人間から言わせると、やはり集英社の儲けは相当なものでしょう。とはいえ集英社は、例えば小学館と比べて本業回帰型というか、彼らは最終的にはコミックが売れればいいと思っているはず。そして実際に原作もよく売れているから、相乗効果として非常にうまくいってますよ」(同)

動機は日本を守るため!? 国策捜査にデータ改ざん、失墜する検察の正義

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「検察庁」公式HPより。
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  昨今、ニュースで取り上げられない日はないといっていいほど、検察の周辺が騒がしい。今月4日の、検察審査会による小沢一郎元幹事長への「起訴すべき」との議決公表や、郵便不正事件をめぐる主任検事のフロッピーディスク(以下、FD)改ざんなど、検察をめぐるニュースには事欠かず、その動向は日夜注目を集めています。  特に郵便不正事件をめぐるFD改ざん事件は、"正義"の名のもとに、唯一起訴権限をもっている検察が、立証のためにデータを改ざんし、罪をでっち上げようとしたとして世間に大きな衝撃を与えました。さらに、データ改ざんにあたっては、当時の部長と副部長も犯人隠避容疑で逮捕されており(両容疑者は容疑を全面否定)、組織ぐるみの犯行が疑われています。元来、政治的圧力を受けないように独立的な立ち位置にいて、公正に捜査を行うべき検察。しかし、今回のデータ改ざんに加え、最近では「国策捜査」や「リークによる世論操作」と非難されることも多く、検察の腐敗が声高に叫ばれているのです。  そこで今回の「レベルアップ案内」では、そんな検察をめぐる記事をご紹介。これを読めばまる分かり!? 今さら聞けない検察の概要から、最強捜査機関にもあった女性スキャンダル、国策捜査の被害者が語る権力の怖さ──まで。大手マスメディアでは教えてくれない、検察の闇にずずいっと迫ります。"正義の機関"が巻き起こした一連の事件。はたして"正義"はどこにあるのでしょう......? 【日刊Pick Up記事】 スクープ! 4日にも検察審査会が小沢一郎の議決公表へ (2010年10月4日付) 当サイトスクープ通り! 4日検察審査会が議決公表 「小沢氏起訴すべき」に重大疑惑も (2010年10月5日付) 批判の矢面に立たされた検察の明日はどっちだ!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:検察とはいかなる組織なのかを知る] 日本版FBI──東京地検特捜部は本当に"正義の味方"なのか? 2007年8月号(プレミアサイゾー) 最強の捜査機関(笑)です。 小室逮捕で満足する特捜検察 トップ交代で次に狙う大物は? 2009年2月号(プレミアサイゾー) この頃から、すでにヘタレっぷりが出ちゃってる!? [レベル2:入り乱れる検察の敵と味方] 「特捜部は解体せよ!」検察捜査の盲点に週刊誌が切り込む! 2010年9月27日付(日刊サイゾー) 「死ね、地検特捜部!!」なんてストレートすぎる見出しもありましたね。 検察を激怒させた小沢の一言 リーク元特定で民主も反撃へ 2010年3月号(プレミアサイゾー) 検察首脳はまるで虎の威を借る狐? 民主党と検察OBの抵抗の前に急速に弱体化する検察タブー 2010年2月号(プレミアサイゾー) OBからも責められるなんてよっぽど信用がないんでしょうねぇ......。 西松建設事件は一波乱あり? 自民ベッタリの検察に内乱が! 2009年8月号(プレミアサイゾー) 二枚舌だけど、一枚岩ではないみたい。 [レベル3:スキャンダラスな検察の実態] 検察に"勝利"した 小沢民主党 決め手は「女性スキャンダル」!? 2010年4月号(プレミアサイゾー) 検察だって、人間だもの。 当局も頭を悩ますリーク問題"女性"を武器にする記者たち 2010年3月号(プレミアサイゾー) でも、仕事とプライベートはしっかり分けて! [レベル4:世論をめぐる検察とメディアの深い関係] 不祥事続きで急所を握られた!? 朝日新聞「検察ベッタリ」報道の裏 2009年6月号(プレミアサイゾー) しかし、FD改ざん事件は朝日新聞がスクープ。 寝返ったフリをしていた!? 「検察による言論弾圧か!?」週刊朝日編集長"検察から出頭命令"騒動の裏側 2010年2月15日付(日刊サイゾー) 新聞では仲良く、週刊誌では厳しくと、朝日新聞社さんは飴と鞭をうまく使ってらっしゃる。 検察リークが世論を導く 小沢秘書逮捕と報道の共謀 2009年5月号(プレミアサイゾー) テレビではいまだに検察批判は少ないような......。 小沢一郎「起訴相当」に隠されたメディア権力増強への恐怖 2010年6月号(プレミアサイゾー) メディアのイメージ操作には、さすがの検察もお手上げ? [レベル5:検察から考える諸問題] 国策捜査の闇【前編】 鈴木宗男[新党「大地」]×青木理[ジャーナリスト] 2009年5月号(プレミアサイゾー) 国策捜査を認めちゃうほどの自信過剰っぷり。ある意味うらやましい。 宮崎 学×萱野稔人対談──『近代ヤクザ肯定論』のススメ【前編】 2009年11月号(プレミアサイゾー) 逮捕の理由が「政府にとって邪魔だから」なんて、マンガの中だけかと思ってました。 刑事裁判の不完全性と社会の敵が持つ浄化作用【前編】 2010年5月号(プレミアサイゾー) 検察が"公共の敵"になる日は来るのか......? プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
検察の正義 どこ? amazon_associate_logo.jpg

ニコ動黒字化の裏でテレビ局は経費削減……。テレビ局と動画サイトで分かれる明暗

──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!
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「ニコニコ動画」公式HPより。
 10月の頭はテレビ番組の改編期。終わる番組、始まる番組が入れ替わるタイミングにある現在のゴールデンタイムでは、2時間以上の特別番組が多く放送されています。こうした改編期の番組でおなじみなのが、"映像50連発"などと銘打ったもの。今期の特番タイトルにも、「見たことない衝撃映像」や「おバカ映像」といった言葉が並んでいます。しかし、最近はその肝心の衝撃映像がインターネットですでに話題になった動画であることもしばしば。ネットにつなげばすぐに見られるような動画を、テレビで放送する意味なんてないような気もしますが......。  こうした背景には、動画サイトの隆盛があると考えられます。2005年にサービスを開始した「YouTube」は、公開以来動画数とPV数を爆発的に増やし続け、06年11月にはGoogleに16憶5000万ドルで買収されたことで注目を集めました。また、日本の動画共有サイト「ニコニコ動画」は、サービス開始からおよそ3年5ヶ月経った今年5月で、四半期ベースで黒字化したことを発表。莫大な初期投資と膨れ上がる維持費で、利益をあげるのが難しいとされる動画共有サービスでの黒字化は、その勢いを象徴するものと言っていいでしょう。このようにもてはやされる動画サイトとは対照的に、テレビ業界には暗いウワサばかりが囁かれています。テレビ離れに視聴率の低下、それに伴なう広告料の減額や経費カットなどなど......。こんな状況では、テレビ業界がネットにおんぶに抱っこになっちゃうのは致し方ないのかも。  そこで今回の「レベルアップ案内」では、四苦八苦するテレビ局とネットの動画サイトの関係性をじっくりと見ていこうと思います。他メディアからの搾取は当たり前(!?)なテレビ業界人の傲慢さ、不景気に泣くテレビ業界の現状から、模索されるネットとテレビの融合──といった記事を読めば、これからのテレビ、動画サイトの行く末が分かっちゃうかも? 【日刊Pick Up記事】 「安易すぎる......?」テレビのバラエティー番組にネット動画が溢れる裏事情 (2010年9月29日付) 不倶戴天の敵のはずがいつの間にかお得意様に!? ネットに依存するテレビ業界の今 プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:テレビ局に利用される他メディアの本音] 信じてなくても記事はつくれる!? 関係者が語るUFOメディアの裏側とは? 2008年5月号(プレミアサイゾー) 衝撃映像の代表格である「UFO動画」。 テレビマンにとっては数字さえ取れればなんでもいいみたい......。 [レベル2:衰退するテレビ局の現状と原因を探る] 弁当は半額に、打ち上げも中止......民放テレビ局に吹き荒れる不況の嵐 2009年12月27日付(日刊サイゾー) 真っ先に削減対象になったのは、かつての"昼の顔"(くどい方)のあの人! いかんともチジョーハな特集です。テレビばっかり観やがって!(よござんす)【1】 1999年6月号(プレミアサイゾー) 10年も前からこんなことばっかり続けてるから、今こんな有様になってるんじゃ......。 [レベル3:在りし日のテレビジャーナリズムとは] "映画と娯楽"を超えた芸術 ドキュメンタリー番組の批評性【前編】 2010年3月号(プレミアサイゾー) 低迷を続けるTBSも昔は良い番組を作ってたんです! [レベル4:隆盛するネット動画サイトをおさらい] 新時代・あらゆるコンテンツは「ニコ動」でイジられる!(前編) 2008年7月10日付(日刊サイゾー) コメントの"あり/なし"で、だいぶおもしろさが変わる動画もたくさんあります。 動画サイト戦争は淘汰の時代へ 勝者はYouTubeか、それともニコ動か?【1】 2009年8月号(プレミアサイゾー) YouTubeがJASRAC化することってどういうこと!? テレビを捨てネット配信へ 次々に成功する Webアニメ 2009年12月号(プレミアサイゾー) テレビと違って、ウェブならテレビ局の都合で時間が変わったりしないから便利! サイゾーテレビ、始まりました。 2010年6月29日付(日刊サイゾー) そんなわけで、サイゾーも動画配信始めてみました。 テレビ局の皆さん、サイゾーテレビの動画を放送する時はちゃんと連絡くださいね♪ [レベル5:テレビとネットの幸せな結婚はいかにして可能か] 放送作家・倉本美津留が語る『ホワイボードTV』から見える番組の可能性と閉鎖性 2010年7月号(プレミアサイゾー) USTREAM上で大喜利をやる同番組。 お題は「ネット番組での上手なテレビの使い方」? 展開を見せる米国動画市場へ 「どこでもテレビ」がもたらす未来 2010年6月号(プレミアサイゾー) ワンセグじゃない「どこでもテレビ」らしいです。 プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
テレビ進化論 続編が「テレビ退化論」にならないように祈ってます。 amazon_associate_logo.jpg