新曲「Beginner」がミリオンセラーを達成するなど、現在人気絶頂にあるAKB48(以下、AKB)。飛ぶ鳥を落とすその勢いは、書店やコンビニの雑誌売り場を見れば明らかだろう。男性週刊誌、マンガ誌、カルチャー誌、情報誌、そしてファッション誌まで、AKBメンバーを見ない日はないほど、表紙をはじめとする各企画に登場している。 これは、秋元康氏の絶妙なプロデュース力や大手広告代理店・電通が全面バックアップしていることが奏功しているようだが、彼女たちを起用することで実売にも結び付くという実績も後押ししているようだ。ある男性週刊誌の編集者は、「単純に数字が違う。ほかの女性タレントの表紙よりも、AKBの場合は15〜20%売り上げが伸びる」と高揚気味に語る。ほかにも「週刊朝日」(朝日新聞出版)は10月15日号から始まった連載『AKB48写真館』により、実売数万部の伸び、10月に出版された「週刊プレイボーイ」(集英社)の別冊「AKB48×週刊プレイボーイ」は雑誌では異例の増刷までかかった。 また、雑誌だけではなく、写真集、単行本、カレンダーなど、関連書籍などの発売も後を絶たない。これらの商材に力を入れるため、写真週刊誌FのA編集長は、その役職を退きAKBの専属になったという。 「AさんのAKBに対する思い入れは深く、先の総選挙のときも、上位メンバーが発表されるや会場で涙していたとか(笑)。すでに2013年のカレンダーの出版権をめぐって動いていると、もっぱらですよ」(芸能記者) ファンの購買力を求めて人気タレントの出演を熱望するメディアという構図がそこには見られるワケだが、(賢明なサイゾー読者は周知の通り)このつながりを武器にメディアコントロールを行うジャニーズ事務所の"それ"と同様、メディア側にも自主規制というタブーが働いているようだ。事実、AKBメンバーの醜聞を唯一報じる週刊誌「週刊文春」(文藝春秋/以下、記事は上部参照)がスクープした秋元才加の記事では、「小誌以外の週刊誌がAKBのスキャンダルを報じないことは、ギョーカイの7不思議」、大島優子の熱愛では「ほぼすべての主要週刊誌のグラビアを制覇し、いまや登場しないのは小誌だけというAKB48」と揶揄している(実際には、グラビア企画「原色美女図鑑」に登場したことはあるのだが......)。 また同誌では、篠田麻理子とAKBの運営会社・AKS社長との不適切な関係や、メンバーがバイト並みの報酬しか受けていない実態を指摘しているが、篠田の醜聞をめぐっては芸能界のドン・周防郁雄社長率いるバーニングプロダクションと電通が火消しに動いたという。(絵/氷見こずえ)
電通と大手芸プロが用心棒になった──相次ぐAKB48ゴシップのつくり方
「週刊文春」以外には、ゴシップが載らないとされるAKB48。周知の通り、爆発的な人気を誇る彼女たちは、今や芸能界の新しいタブーとなったのか?周辺取材を重ねると、スキャンダル潰しの裏にさまざまな人間模様があった──。












