「モバゲー」の南場社長、電撃退任! 日本のモバイルコンテンツの行く末を考える

1106_predena.jpg
『モバゲータウンがすごい理由』
(マイコミ新書)。
──気になるあのニュースをただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!   5月25日、携帯電話向けのゲームSNS「Mobage」などを運営する株式会社DeNAは、同社の創業者である南場智子社長の退任を発表しました。DeNAは、「Mobage」の会員数が2500万弱と、「mixi」、「GREE」とともに、SNSの国内大手3社として肩を並べる東証1部上場企業。1999年の設立以来、順調にその規模を拡大し、2011年3月期には7期連続の増収増益と、その勢いはとどまるところを知りません。  そんなDeNAも、10年10月にはアメリカのソーシャルゲーム会社を買収し、海外進出に対しても意欲的な態度を示しています。この背景には、国内における急速なスマートフォン普及があります。以前より、日本の携帯電話は海外と比べ、通信方式や規格、サービスにおいて独自の進化をとげており、「ガラパゴスケータイ」と呼ばれていました。その閉鎖性から自由度の低さを指摘されてきたガラケーですが、iPhoneを始めとするスマートフォンが日本でも急速に普及。それに伴い、日本の携帯電話メーカー及びモバイルコンテンツ業界はこぞって海外戦略を打ち出し始めています。  そこで今回のレベルアップ案内では、DeNAにまつわる特集とともに日本の携帯電話業界がわかる記事をピックアップ。DeNAが運営するニッチなSNSの知られざる魅力から乱立するソーシャルゲームがはやるワケから、佐々木俊尚氏が予見したガラケーの未来まで──スマートフォンの普及によって大わらわの日本の携帯電話業界は、このビッグウェーブに乗り切ることができるのか、注目です!!  日本の携帯電話はガラパゴスからの脱却なるか!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:モバゲー&DeNAって何だ!?] 無料サービスは限界か? "モバゲー"、"GREE"を脅かす巨大勝手サイトの覇者はどこ? 2009年8月号(プレミアサイゾー) ケータイサイトのアングラなイメージ払拭に貢献したのは、"モバゲー"だった!? エンタメ業界──先行き暗めの業界で伸びるはソーシャルゲームだけ!? 2011年2月号(プレミアサイゾー) 大手も本格参入で、ソーシャルゲーム業界はまさに戦国時代。 メガネ萌えモバゲーの南場社長から京大卒26歳まで、美人社長の魅力大解剖!! 2010年9月号(プレミアサイゾー) 才色兼備の南場社長。その魅力とは? フェイスブックをも超える!? 高齢者までもがはまるソーシャルゲームとSNSの歩き方 2011年6月号(プレミアサイゾー) 高齢者向けSNSなんてものまでやってます。 濱野智史と宇野常寛が提言──「フェイスブックは モバゲー、グリーと大差はない!?」 2011年4月号(プレミアサイゾー) はやりの農場ゲームにオリジナリティは不要。 [レベル2:ケータイのリアルな現場] 「彼氏と知り合ったのはモバゲー(はーと)」現役読者モデルのセキララ座談会! 2010年6月号(プレミアサイゾー) ギャルがモバゲーで探すのは、彼氏と受験校!? あなたも「ケータイ廃人」かも? 携帯電話から広がる闇の世界 2011年1月14日付(日刊サイゾー) ケータイ依存で、気がつけば借金まみれなんてことも......。 [レベル3:今後のモバイルビジネスの行方とは?] 佐々木俊尚の「ITインサイド・レポート」 第8回 iPhone苦戦で悦にはいる日本のケータイは絶滅必至! 2008年12月号(プレミアサイゾー) 今となってはKDDIの小野寺正会長の言葉が空しく響きます。 退会者続出でケータイの音楽配信に暗雲!? 関係者が語るモバイル業界の前途 2010年3月20日付(日刊サイゾー) スマートフォンの普及で、日本のモバイル業界は四苦八苦。 Android搭載で世界制覇!? ケータイ各社の思惑と策略 2010年12月号(プレミアサイゾー) スマートフォン・ブームに乗り遅れた日本メーカーの行く末は!? プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

『モバゲータウンがすごい理由』 説明できる人、いますか? amazon_associate_logo.jpg

青少年健全育成条例改正問題に見る都政の機能不全とは!?【前編】

若手専門家による、半熟社会をアップデートする戦略提言
1106_chikimain.jpg
■今回の提言 「改正都条例下で出版人は プレイヤーとして厚顔になれ」 ゲスト/兼光ダニエル真[翻訳家]  今月のゲストは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』などの翻訳や文化考証を手掛ける翻訳家の兼光ダニエル真氏。同氏は2010年夏から始まった東京都青少年健全育成条例改正問題に関して、海外向けの事情説明資料を作成したり、民主党集会に参加するなど、積極的な反対活動を行ってきた。石原慎太郎都知事が4選目を決めた今、あらためて同問題をめぐる議論のあり方や、出版業界の姿勢を問う。 荻上 去る4月10日の統一地方選で、石原慎太郎都知事が再選されました。これまでの石原都政に対する評価が多角的に必要なのは当然ですが、特に2010年に改正された、マンガ、アニメの性表現を狙い撃ちにした青少年健全育成条例の問題点は、サイゾーでも繰り返し取り上げています。  そこで今回は、この都条例の問題について改正反対派として精力的に発言をされてきた、翻訳家の兼光ダニエル真さんをお呼びしました。2011年3月11日以降、日本に対する海外のまなざしもさまざまな意味で変化していくと思いますが、ひとまずは「コンテンツを発信する国・ニッポン」として、表現をめぐる政策形成や社会環境をどのように整えていくべきかという課題について話し合っていきたいと思います。まず率直に、今回の都知事選についての感想から話してみましょうか。 兼光 正直、石原慎太郎が立候補した時点で、ほとんどゲームアップに近かったと思います。政治家としてのキャリアも長いし、地盤も堅いし、そこに対抗できるしっかりした対立候補もいなかったので、いかに表現の自由やマイノリティの人権を尊重しない思想が目立ち失言が多くとも、そうそう落ちることはないだろうな、と。そういう雰囲気の中で、表現規制の問題も含め、都政に関する実質的な議論そのものが空洞化して成り立たなかったという印象が強いです。  それ以前に、東京での政治の議論は、漠然とした国政の問題と同一視される傾向が強く、例えば今回の対立候補だった渡邉美樹にしても東国原英夫にしても、都政の固有の問題に取り組もうとしているようには見えなかった。つまり日本全体の問題にヒラの一国会議員として活動するよりも、むしろ強い存在感を発揮できる首都の首長というポジションを得たかっただけなのではないか、と。  都政について都条例問題を通じて自分が痛感したのは、知事に対する議会のチェック機能が弱いことです。つまり都議会が、都庁が出してきた政策にイエスかノーを言うことしかできなくなっている。本来ならもっと議会で各党派が立法能力を発揮すべきだし、そもそも都知事が、官僚の進める政策にチェック機能を十分に発揮できているのかということ自体に、非常に不安を感じています。 「住民益」と「市民益」の 対立をどう解決するか 荻上 石原は派手なパフォーマンスでリーダーとしてのアイコンは立っているけれども、彼ひとりで条例を作るわけではありません。にもかかわらず、人々はなかなか地方議会までチェックしようとはしないし、したくても現実的に難しい。情報公開もまだまだ不十分ですし、丁寧に報道する機関も少ない。また、こうした地方選挙の場合、具体的条例をめぐる政治的課題は、よほどのものでない限りは国会以上に取り沙汰されにくい。となれば、マンガ規制条例も、石原都政に固有の問題ではなく、日本の地方議会全般に共通する問題が潜んでいると見るべきです。  地方議会において、個々の議員や政党の掲げる政策理念は、実質的にはほとんど意味や機能を持っていません。選挙時のアピールポイントに連呼されるのは、時局・大局への目配せのほかは、配分された予算をめぐる「俺がやった」アピールばかり。「改革を謳い、既定路線を踏襲する」というような、大勢へのアピールを謳いつつ「えこひいき」的再分配に終始する、というのが圧倒的なインセンティブになっています。  しかし地方政治とはいえど――特に日本のさまざまな産業が集中している東京都のような都市の場合――そこに住むあらゆる「住民」の利益ばかりでなく、社会の在り方全体にも影響を与える「市民」としての益も達成しなくてはならないという建前は外せない。また、「住民益」と「市民益」双方が対立した場合の吟味も重要です。都条例の問題では、「有害だと思う表現」から子どもたちを守りたい一部の人びとの「住民益」と、表現の自由を守りたい「市民益」との対立がありました。運動目線の重要性とはまた別に、こうしたジレンマをどう解決していくべきかという点について、ダニエルさんはどうお考えでしょうか? 兼光 その住民益と市民益というとらえ方は、次のように言い換えられると思います。つまり「住民益」は、その地域に長く住んできた人たちが培ってきた利害や嗜好についての議論でしょう。対して「市民益」は、ある意味でこれからそこに住む人たちがずっと生きていけるように、どういう社会環境や産業形態を整えるべきかという議論なのではないかと。  ここで、なぜ市民益を重視すべきなのかを考えるに当たっては、経済学における「外部性」の概念が良い説明を与えてくれるのではないかと思います。つまり、通常の商取引では何かの製品を市場で売買したときに、その取引の当事者同士がそれぞれ利益を得て完結すると思われているわけですが、その過程で影響を被る取引外の要素を見落としてしまうと、例えば公害のような現象が起きて社会全体に想定外の不利益をもたらすケースが存在するわけですね。  都条例の問題も同じで、「こういった表現を子どもに見せたくない」と感ずる規制推進派の人々だけしか立法過程に参加しませんでした。その結果、異なる立場を持つマンガ業界などの人々の当事者性がまったく無視されて、反対派にとっては自分の参加している市場のルールがあずかり知らぬところで勝手に書き換えられるというかたちになるので、どうしても遺恨が残っていきます。そうなると、ルールを守ることそのものへのインセンティブが失われ、それこそ公害のように社会を蝕む不信感となって、法律が実際には当初の目的だった機能を発揮しなくなるということにもなりかねません。  ですから、法律を目的通りに機能させるためにも、まずは立法過程の段階から賛成・反対双方の立場の人々が参加すべき。また、立法目的に賛成か反対かの議論とは別に、表現規制の問題の場合は、ドイツや韓国や過去の日本でも行われた規制が、実際にはどういった効能を持ち、どのような問題を起こしたのかを検討する必要があるでしょう。
「プレミアサイゾー」で続きを読む

防波堤による安全への驕りと自然災害との向き合い方

──ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地
1106_marugeki_main.jpg
今月のゲスト 片田敏孝[群馬大学大学院教授]  国内屈指の津波対策を講じた地域──津波防災の専門家である群馬大学大学院の片田敏孝教授は、三陸沿岸についてこう語る。だが、東日本大震災では、巨大な防波堤が設置されていたにもかかわらず、膨大な犠牲者を出した地域もあれば、海抜0メートルに位置する小中学校がありながら、登校していた児童や生徒約3000人全員が無事避難した地域もある。揺れの大きさ、津波の高さなど、あらゆることが"想定外"だった今回の大地震から、一体、日本人は何を学ぶべきなのだろうか?  神保 僕は地震発生直後に被災地に取材に入り、まずは津波の威力と被害の甚大さを知り、茫然自失となりました。しかし次第に、物的な被害と人的な被害のバランスに、地域差があることに気づきました。つまり、建物はものすごく壊れていても、住民の多くが避難して助かった地域と、建物はそんなに壊れていないのに、多くの方が亡くなった地域がある。それが、今回の津波災害では今後の復興や防災のあり方を考える上での、ひとつのポイントになるのではないかと考えました。  そこで今回は、津波防災の専門家で、岩手県釜石市防災・危機管理アドバイザーも務めてらっしゃる群馬大学大学院の片田敏孝教授にお越しいただきました。まず、片田さんは今回の津波の被害状況をどう受け止めましたか? 片田 僕らが専門にしている「防災」は、研究の中でも実学分野だと思っています。一本の論文を書くよりもひとりの命を救おう──そう考え、釜石市に8年間通い、「犠牲者ゼロの町づくりを」と努力を重ねてきましたが、力が及びませんでした。こうした被害が出る前にやるべきことがあり、それを目指して頑張ってきたはずなのに、きちんと整備ができる前に被害に遭ってしまったのが、残念でなりません。 神保 ここまで大きい津波は、本当に想定外だったのでしょうか? 片田 例えば、映画で「隕石が落ちて巨大な津波が来る」というシーンが描かれることがありますが、そうしたことが起こる可能性は、もちろんゼロではありません。そういう意味では、完全な想定外ではなかった。しかし、実際の防災政策を展開する上では、無尽蔵に大きな災害を想定した行動を取ることはできません。 神保 すべてを想定していたら、費用が莫大なものになってしまいますね。 片田 そうです。僕らは防災における想定を、明確な歴史に残っている過去最大の「明治三陸津波」(1896年)と同程度のものと想定していました。  当時、三陸地域では、約2万2 000人が亡くなりました。当時の人口からすると被害は甚大で、例えば、宮古市の旧田老町では、村人が1859人亡くなり、生き残ったのはたったの36人。生存者は沖合に出ていた漁師で、陸にいた人は、ほぼ全員亡くなりました。また釜石市でも人口約6500人のうち、約4000人が亡くなっています。僕らはこの地震を想定して防災を行ってきましたが、今回の地震はその想定をはるかに超えてしまいました。  現在、多くの人が「この想定を見直そう」という議論をしていますが、僕は反対です。例えば、明治三陸津波の規模を想定して対策を行っていた田老地区は、10メートルの防波堤を二重に造り、釜石市には建設費用1200億円、30年をかけてギネスブックにも載る湾口防波堤を造った。これを「対策が甘い」というならば、日本の海岸をすべてコンクリートで固めなければならない。そんな財政投資は不可能です。 神保 それでは、津波対策の問題点はどこにあったのでしょう? 片田 大きな問題点は、「想定」にとらわれすぎたことだと思います。つまり、地域住民が「大規模な災害を想定した湾口防波堤ができたから、津波が来ても大丈夫」と考えてしまう状況があった。安全性を高めようとさまざまな対策を行った結果、災害のイメージを固定化してしまったんです。過保護な親の下に、脆弱な子どもが育つことと同じ構造の問題だと思います。 神保 田老地区で被災された住民の方々にお話を伺ったところ、実際に多くの方が「防波堤があるから大丈夫だろう」と考えて、避難をしていなかったことがわかりました。また、町役場の方からは「防災訓練を開催しても、参加率は非常に低かった」という声も聞かれました。 片田 あれだけ高い防波堤を見ると、波が越えてくることなどあり得ないと思うでしょう。 宮台 社会システム理論の表現だと「(いわゆる人為的に設計された)〈システム〉に依存しすぎた分、生活世界が脆弱になり、そのせいで、〈システム〉がパンクしたときに、生活世界が破滅した」となります。 神保 自然災害に際して「〈システム〉に依存してしまう」ことの解決策を考える上でヒントになるのが、釜石市鵜住居町にある小学校・中学校の例だと思います。あそこで何があったのかを、片田先生からご説明ください。 片田 鵜住居小学校と釜石東中学校は海からほど近く、鵜住居川の脇に並んで建っています。今回、津波は川を溯上してきて、堤防があふれ、まずより海に近い釜石東中学校が水に浸かりました。また、第二波、第三波はさらに高く、校舎すべてをのみ込みました。隣接する小学校では、最初は屋上に逃げていたのですが、釜石東中学校の子どもたちが校舎から逃げるのを見て、「中学生が逃げるのなら僕らも」と一緒になって逃げたのです。 神保 しかも、「まずは全員が校庭に集まる」という悠長なことをせずに、それぞれバラバラに逃げる──これが、津波から逃れる上での原則とのことですね。
「プレミアサイゾー」で続きを読む

GoogleTVにアプリが載る日、世界各国の産業構造が変わる!?

──激変するITビジネス&カルチャーの深層を抉る!
1106_it_illust.jpg
「世界のテレビが、変わります」とでも言
われそうな、全く新しいテレビ像である。
 ワープロからパソコンへ、ガラパゴスケータイからスマートフォンへというように、テレビも進化する日が近そうだ。アプリ搭載型テレビの登場は、各企業のビジネスモデルのみならず、各国の産業政策をいやおうなしに変化させるだろう──。  GoogleTVという製品が2010年話題になったことがあった。これは、グーグルがソニーやインテル、PC周辺機器メーカーのロジテックなどと組んで発売したテレビ受像機だ。「番組とウェブの動画を同時に検索できる」といった機能が喧伝されているが、この機器は、実はテレビの世界を一変させる可能性を秘めている。  それは何かといえば、テレビ受像機にアプリがインストールできるようになるという可能性だ。現時点ではこの機能はまだだが、おそらく遠くない将来に実装され、そしてここを突破口に、アプリ化の波がテレビに押し寄せてくるのではないかと私は予測している。  ガラケーとスマートフォンの最大の違いは、このオープンなアプリケーションのプラットフォームとなっているかどうかだ。ガラケーは、キャリアが用意したアプリを使うことができるだけ。iモードなどでは外部アプリが利用可能にはなっているが、スマートフォンと比べると自由度は非常に低い。  プレインストールされたアプリから、入れ替え自由でオープンなアプリのプラットフォームへの転換。これはかつてワープロ専用機がパソコンに駆逐されていったのと同じ変化である。80年代に隆盛を誇ったワープロ専用機は、あらかじめワープロや表計算、カレンダーなどのアプリが用意されていたが、それほど使いやすいものではなかったし、機能が気に食わなくても入れ替えることができなかった。だから90年代に入ってパソコンが低価格になり、Windowsの普及によって使いやすさも高まってくると、消費者は一斉にパソコンへと移っていった。当然の流れである。そして今起きつつあるガラケーからスマートフォンへの移行も、同じ方向へと進むのは当然といえる。  そしてこの波が、今度はテレビにやって来るのではないかと私は考えている。現在のテレビ受像機は、完全に機能が固定化されていて入れ替えられない。これがアプリケーションが自由に入れ替えられるようになると、テレビ受像機の役割は劇的に多様化し、インテリジェント化していくことになる。つまりパソコンと同等の機器になっていくわけで、これこそが本当の「通信と放送の融合」ではないかと思うのだ。  そしてこのアプリ化は、テレビの垂直統合ビジネスを最終的に終わらせる引き金となる可能性を秘めている。
「プレミアサイゾー」で続きを読む

東芝、日立、地方ゼネコン……東電以上の"癒着企業"はどこだ!?

toyota0516.jpg
※横田氏の著書『続 トヨタの正体』
 自民党とは違う、オープンな政治をうたい政権交代を果たした民主党。だが、福島原発の事故で東電との蜜月が取りざたされている。企業と政治のつながりは今に始まったことではないが、今いちど注目すべき政権とのつながりの深い"癒着企業"を調査した。  東京電力と経済産業省との癒着が、明らかになっている。自民党政権下の62年、石原武夫元通産省次官の東電取締役就任以降、経産省OBの天下りが続き、原発の耐震基準設定の甘さや、検査逃れが見逃されてきたという。  4月には民主党・枝野幸男内閣官房長官が、電力大手への"再就職"に自粛を求める事態へと発展。経産省OBの石田徹顧問を辞任させている。そんな中、「旧自民党政権下で、政治家や官僚が享受してきた癒着構造は、変わる様子はない」と証言するのは、『トヨタの正体』(金曜日)の著者、横田一氏だ。 「民主党の某議員は、『選挙で電力会社の労組から応援を受けているので、今回のような事故が起きても"脱原発を"とは言いにくい』とこぼしており、仙谷由人内閣官房副長官などは、以前から自民党と同じように"原子力輸出"の必要性を説いていた。今回の事故について、政府全体として東電への追求が甘いことには、そうした背景があります」(横田氏)  原発廃止論や、発電と送電の分離論が浮上する中、各電力会社や原発利権にかかわる原子力プラントメーカーは、これまでの癒着関係を総動員して、東電の現行体制(地域独占)温存のため動いているという。 「電力会社ばかりに注目が集まりがちですが、原子力プラントメーカーの動きも見逃せません。例えば、日立GEニュークリア・エナジー(日立製作所の連結子会社)なども、政治力を発揮できる立場にいる。現国土交通大臣の大畠章宏氏は日立製作所出身で、かつて原子力プラントの設計・建設に従事。同社の労働組合執行役員も務めていた。政治家は、出身企業の利益に反する動きはなかなかできないもの。国民が求める脱原発、電力の自由化(発電と送電の分離)は、やすやすとは実現しないでしょう」(同)  さらに、日本最大の原子力プラントメーカー東芝の子会社であり、コンピュータソフトの開発を行う「東芝ソリューション」にも、時の政権との癒着の疑いがあったようだ。数々の企業スキャンダルを追及し続けてきた、ジャーナリストの山岡俊介氏は、次のように証言する。 「06年11月に行われた特許庁の基幹システムへの入札で、おかしな動きがありました。特許庁のデータ処理には複数のコンピュータシステムを使っており、現在、この基幹システムの統合作業が行われています。その入札で、東芝ソリューションが最低落札額の100億円を下回る、94億5000万円で受注したんです」  さらに、東芝ソリューションはシステム開発の技術力に乏しく、当初、08年春に終了予定だった統合作業が、3年以上も遅れているという。 「これには、05年10月から06年9月まで経産大臣を務めた、自民党の二階俊博衆議院議員がかかわっていたとみられます。在任中、二階氏の秘書と東芝の関係者が、銀座のクラブで頻繁に会っていたという情報があり、特許庁が設置した外部調査委員会の報告でも、4名の職員が飲食代やタクシー代の利益供与を受けたことが明らかになっています」(同)  この特許庁を舞台にした疑惑は、さらに根深い問題をはらんでいる。 「二階氏は経産大臣を二度も経験した、族議員のボス。そして、原発行政も経産省に属します。その関係性から考えると、そもそもは原発関連の癒着から、特許庁の件に発展したという見方もできます」(同) ■利権を追い求める飢えた政治家たち  前述した仙谷氏も負けてはいない。原発利権に食い込みながら、10年は尖閣諸島沖中国漁船衝突事件への不適切な対応で問責されるなど、政権内での影響力が低下しているとみられるが、"黒い噂"は絶たないという。 「今年1月、官房長官辞任の時に、仙谷氏は内閣官房に『医療イノベーション推進室』を設置しました。厚生労働省とかかわりなく医療を扱うのは異例で、官房長官を辞めたら医療関連の利権をあさろうとしたのでは、と噂されています」(週刊誌記者)  例えば、レーシック手術などで有名な「神奈川クリニック」(10年5月に破たん後、事業母体を変えて現在も営業)との癒着があったことは、業界では有名な話だという。 「08年に、神奈川クリニックが仙谷氏の資金管理団体に寄付を行い、翌09年にライバル病院の品川クリニックが、保健所から立ち入り検査を受けています。これは、仙谷氏が厚労省に圧力をかけたと考えられています。さらに、地元徳島の大塚製薬との蜜月も噂されており、利権に絡もうとする意欲がうかがえます」(同)  一方、前出の山岡氏は、利権を追い求めるのに露骨な政治家として、自民党・久間章生元防衛庁長官を挙げ、「癒着関係がハッキリと見えるのに、逮捕されず、それほど糾弾もされないのが、妙にスゴイ」という。  特に、大証2部上場の建設会社「東邦グローバルアソシエイツ」(現クレアホールディングス)との癒着疑惑は、今後話題に上るかもしれない。 「同社の年商はたった10億円ほど。ところが、14年にロシア・ソチ市で開催される冬季五輪に合わせ、同市の人工島建設に参入予定と発表し、08年2月に株価が急騰。久間がこの件に絡み、同社の社長一行とソチ市を訪ねたり、ロシアの要人と記者会見を行い"東邦は受注する資格のある立派な企業だ"と語るなど、デタラメな行動を取っています」  さらに、タイ専門の投資ファンド「APF」との関係も、山岡氏はキャッチしているという。
「プレミアサイゾー」で続きを読む

ブーム終焉で"泣く人""笑う人"──高島彩を超える逸材と女子アナ最新事情

──2010年12月、オリコンの「好きな女子アナランキング」で5年連続1位を獲得した高島彩がフジテレビを退社した。これにより、女子アナブームは終焉したとの見方もあるが、彼女を超える女子アナはほかにもいるのだろうか?
1106_jyoshianamato.jpg
↑拡大画像はプレミアサイゾーでご覧になれます。
今の女子アナの"立ち位置"が一目でわかる!
人気と実力で見る女子アナマトリックス
 4月13日放送のTBS『さんまのホントの恋のかま騒ぎ』で、ゲストのマツコ・デラックスがTBSの局アナ田中みな実に向かってこう言い放った。 「女子アナブームはもう終わったのよ! いい加減、気づきなさいよ」  確かに、1999年から続いた女子アナブームは終焉を迎えたといっても過言ではない。勢いの衰えは、雑誌メディアを見れば一目瞭然だ。週刊誌の編集者が嘆く。 「ここ10年、女子アナネタは鉄板企画だったんです。雑誌では毎号読者アンケートを採っていて、『おもしろかった記事』のベスト10には必ずと言っていいほどランクイン。ネタに困った時は、『とりあえず女子アナ』が合言葉だったんですが......。10年末頃から圏外になることが多く、今では女子アナの特ダネがあったとしても企画会議で落とされるようになりました」  実際こんなことがあったという。夕刊紙の芸能記者が語る。 「この4月に、日テレ新人アナのラブホデート写真が写真週刊誌に持ち込まれたんですが、『ニュース性がない』との理由でボツになったらしい。以前であれば、絶対に通っているネタですよ。結局、大手週刊誌はどこも取り合わず、『BUBKA』(コアマガジン)が大々的に報じていました」  女子アナブームの最盛期には、どの雑誌もページを開けば女子アナの熱愛報道やハプニング写真が掲載されていたが、なぜあそこまで過熱していったのだろうか? 「女子アナの人気があったのはもちろんなのですが、何よりも音事協(日本音楽事業者協会)とそこに加盟する芸能プロの動きが関係している」  そう話すのは、エロ系月刊誌の編集者だ。音事協は著作権や肖像権など、タレントや芸能プロの権利保護を謳う業界団体である。一見すると、どちらも女子アナブームとは関係なさそうだが......。 「出版業界では、00年頃から『実話GONナックルズ』(ミリオン出版)、『実話マッドマックス』(コアマガジン)を筆頭としたネオ実話誌ブームが起こり、05年頃には『EX大衆』(双葉社)、『アサ芸エンタメ』(徳間書店)などの"EX系"と呼ばれるエンタメ誌が続々と創刊されていきました。それらの誌面の中心はゴシップ記事で、中には根も葉もない記事を掲載したり、女優が過去に出版した写真集を無断で転載したりと、まさにヤリタイ放題だったんです」(同)  そんな状況に業を煮やしたのが音事協と芸能プロ。当然だが、著作権や肖像権の取り締まりを強化していき、訴訟も辞さなくなっていったのである(当特集【3】参照)。 「各メディアがそうした裁判沙汰を恐れてタレント記事が縮小する一方で、重宝がられたのが女子アナたち。民放キー局は音事協に正会員として加盟していないし、『週刊現代』(講談社)が掲載した『テレ朝・龍円愛梨アナは元ランパブ嬢』(99年9月25日号)といったような、事実と違う悪質な記事じゃない限り、本人側がクレームをつけてくることはない。そんな緩さが、女子アナブームを後押ししたんです」(同)
「プレミアサイゾー」で続きを読む

カルト芸人・殿方充が言いたい放題! 「AKB48は手こき行脚で東北復興を!」

 アンダーグラウンドな東京のお笑い小屋で見られるカルト芸人の中でも、時事ネタをとりあつかったきわどいネタを、見事に笑いに昇華させているとして、特に人気の殿方充。芸人としてすでに12年の芸歴を数える殿方に、笑いに対するこだわりを聞いたところ、東北の復興まで視野に入れた、独自のお笑いトークが繰り広げられた!
1106_tonogatamitsuru.jpg
(写真/有高唯之)
──殿方さんは、「第二の鳥肌実」と賞賛され、カルト芸人ファンから熱い支持を受けています。確かにテレビに一切姿を現しませんね。 殿方充(以下、殿) 別にテレビを拒否してるわけじゃないんですよ。地上波で2回だけ出ています。でも僕のネタをそのまま使おうというテレビマンはいないし、僕もテレビ対応できるネタが作れるわけじゃない。芸人になりたての頃は、面白いと認められたら面白関係の食いぶちがあるのかなと考えてたんです。でも舞台だけでウケてはいても食えない状態のまま10年が過ぎました。もっと色々とやればよかったのかもしれませんが、ネットでエロ画像を拾うほうに時間を割いてしまいました。 ──舞台だけといっても、殿方さんのネタは、皇室モノなど非常に過激です。怒られたりしませんか? 殿 それが一回もないんですよ。(紀宮の夫)黒田慶樹さんにヤリ棄てられたババアが独白するネタを、(右翼の論者)鈴木邦夫さんの前でやった時には「怒られるかな?」と思ったけど、鈴木さんは柔軟な方で、笑ってました。ほかの人も、僕が無名で、見過ごせないレベルに達してないのか、抗議しようにも連絡先がわからないのかも。 ──殿方さんは基本的に時事ネタが中心ですが、東日本大震災も組み込んだりするんですか? 殿 ありがちかもしれないですけど、ACのCMを紡いだりしてね。仁科亜季子が子宮頸がんだったじゃないですか。でも松方弘樹の元愛人・千葉マリアも子宮がんになったので、「あのポコチンにはどんな悪い菌が潜んでいるんだ?」......ということを童貞の男子高校生が真剣に議論しているんです。そこに妊婦がやってきて、その高校生は「妊娠してるってことは相当燃えるセックスをしたんだろうな」と情景を浮かべる。自分は彼女もいないし風俗に行く金もない。そんなときに、駅の階段をヨタヨタ歩いているババアを見つけて「この際ババアでもいいか」と親切にして筆おろしを済ませるんだけど、急にババアの容態が急変して言葉が出にくくなるんです。 ──もうACのCMが関係ないじゃないですか! 殿 それで片方の手足が動かなくって「これはオシムと同じ症状じゃないか?」と。 ──あ、そうくるんですね。
「プレミアサイゾー」で続きを読む

【高田里穂】──仮面ライダーの清楚なヒロインはホントはあのキャラがお好き!?

1106_takada.jpg
拡大画像は「プレミアサイゾー」でご覧になれます。
 夏服でたたずむこの少女は、ティーン向けファッション誌「ピチレモン」(学研)専属モデル出身の高田里穂ちゃん。昨年秋からは『仮面ライダーオーズ1000』(テレビ朝日)の泉比奈役として、控えめな性格ながら敵キャラをやっつけるほどのバカ力を持つヒロインを怪演中です。 「怪人アンクに乗っ取られたお兄ちゃんの体を気遣う妹という役なんですが、最初は控えめだった比奈ちゃんの性格もだんだん遠慮がなくなってきて、アンクを乱暴に扱ったりしてますね(笑)」  里穂ちゃん出演の主な舞台となるのは、バイト先の多国籍料理店クスクシエ。では、里穂ちゃんの好きな料理はなんですか? 「私は福岡出身なので、福岡名物ならとんこつラーメンももつ鍋も、なんでも大好きです!」  福岡にはちゃんと帰省してる?
「プレミアサイゾー」で続きを読む

"殺人ユッケ"に放射能汚染……"食の安全"の裏にある食品業界の闇

1105_preshokuhin.jpg
食品業界の知られざる裏側に迫った
『食品のカラクリ』(宝島社)。
──「日刊サイゾー」で話題のあの記事をただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー!  先月中旬より焼肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で提供されたユッケがもととなり、4人が死亡する集団食中毒事件が発生。このいわゆる"殺人ユッケ"事件を受けて今月10日、蓮舫消費者担当相は「生食」の表示基準を厳格化する方針を明らかにしました。この事件では、集団食中毒の恐ろしさとともに、流通している牛肉、豚肉、鶏肉において生食用というものは存在せず、各店舗が独自の判断で「ユッケ」や「鶏わさ」などを提供していたことを多くの人が知るところとなり、大きな話題となりました。  また、同日、福島原発事故による食品への放射能汚染を危惧した消費者が、神奈川県横浜市の学校給食委員会に問い合わせをしたことにより、同会は給食用物資の産地をまとめた資料を公表。一般市民が積極的に食品の情報公開を求めるといった事例が散見される中で、特に注目を集めています。  このように、現在日本国内では"食の安全"に対する関心が急上昇中。上記の問題に加え、食品偽装や添加物など、"食の安全"にまつわるトピックは数多くあります。そこで、今回のレベルアップ案内では"食の安全"をテーマとした記事をピックアップ。コンビニのサラダが変色しない理由から外食産業でまかり通る食品偽装、さらには表に出ない大規模な食中毒の現場の話まで――日本列島を揺るがした"殺人ユッケ"から、食品業界のヤバい裏側が見えてくる!? 【日刊Pick Up記事】 「昔から社内で泣いたりわめいたり......」食中毒「焼肉酒家えびす」勘坂社長の奇行癖 (2011年5月11日付) 日本中が注目する"食の安全"は今、どうなっている!? プレミアムな記事紹介はこちら↓ 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:身近な食品の知られざる裏側] なぜコンビニのサラダのレタスの断面は、変色しないんですか? 2011年2月号(プレミアサイゾー) セブン-イレブンのお客様相談室が激白!! 肉の消費期限はお店が勝手に決める!? 秋山成勲が語る精肉販売のカラクリ 2011年1月号(プレミアサイゾー) (なぜか)希代の格闘家が語る、お肉業界の真実。 発がん性だけじゃなかった! 「健康エコナ」が"不健康"な理由 2009年11月号(プレミアサイゾー) 「特定保健用食品」も金次第? 嘘かホントか? ラーメンと犯罪の"密接な"カンケイとは? 2010年5月号(プレミアサイゾー) 「ラーメンは犯罪を助長する」はトンデモ論なのか!? 町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 病気・肥満・貧困を生む食ビジネスの"負の連鎖" 2009年8月号(プレミアサイゾー) 肥満大国のつくり方。 [レベル2:絶えることのない食品偽装の実情] 数グラム足りずに32万個廃棄 食品偽装のもったいない結末 2007年12月6日付(日刊サイゾー) 法律は市民感覚とかけ離れている? ニワトリのエサが飲食店に流通!? 表面化しにくい外食産業"偽装の闇" 2009年2月号(プレミアサイゾー) 食材だけじゃなく、おしぼりまでもが危険だとは......。 [レベル3:深刻な食中毒の現場] 歯医者にかかるまで半年!? 塀の向こう側の不条理な生活 2010年11月9日付(日刊サイゾー) 食中毒が蔓延する刑務所という地獄。 [レベル4:食に気を付けなきゃいけないのは人間だけにあらず] 有害添加物、野生動物の死骸......"完全栄養食"ペットフードの罠 2008年9月号(プレミアサイゾー) "家族"が食べるものにどれだけ気を使っていますか? [レベル5:注目食材のポテンシャルを探る] 食虫本、食虫イベント、食虫アイドル......今"食虫"がブームって本当!? 2009年4月30日付(日刊サイゾー) 栄養満点の虫は、宇宙食にもぴったり! プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/
『食品のカラクリ』 あなたの知らない食品の世界。 amazon_associate_logo.jpg

スペイン人も大好きな名作に溢れる古き良き少年マンガ・イズム

アイドルと学ぶ"二次元作品"魅惑の世界──。アニメ、マンガにゲームまで、SKE48の舞台裏講座が開講です! 今月の教材 『るろうに剣心─明治剣客浪漫譚─』
1105_SKE.jpg
左から平松可奈子/松下唯/古川愛李/中西優香
(写真/有高唯之)
──前々回にご登場いただいた、チームSの松下唯さんを再びお迎えしております。今回の教材は、「週刊少年ジャンプ」発の名作『るろうに剣心─明治剣客浪漫譚─』(共に集英社/以下、るろ剣)。アニメ化されてから今年で15周年ということで、それを記念したプロジェクトも進行中です。平松さんは歴史モノ好きですから、当然、『るろ剣』も知ってますよね!? 平松可奈子(以下、) もちろんです。作者の和月伸宏先生は、編集者さんに「『ジャンプ』で歴史モノは受けない」と散々言われてたんですけど、見事ヒットさせたんですよ。 中西優香(以下、) それ、そっくりそのままウィキペディアに書いてありましたけど(笑)。  えへへ 実は『るろ剣』のこと、よく知らないんです。ファンの方から「可奈ちゃんの好きな新撰組も出てくるし、面白いよ」って勧めていただいたりもしたんですけど、まだ読めていなくて。 ──だからって知ったかぶりしなくても......。まぁ15年前だと、平松さんはまだ45歳ですから、致し方ないですね。当時、『るろ剣』はすごく人気があって、アニメの主題歌になった曲が次々ヒットしたんです。JUDY AND MARY の『そばかす』(エピックレコード)とか。  えっ!? もしかして、カラオケで『そばかす』を入れると、自動的に流れてくるアニメが『るろ剣』? 古川愛李(以下、) それすら知らないレベルだったとは......。ウチはT.M.Revolutionさんの曲がめっちゃ好きだったなぁ。あと、ブレイク前のL'ArcenCielさんも歌ってましたよね。 松下唯(以下、) あいりん、よく覚えてるね。すごい!  再放送をずっと観てたんで。でも、正直、話には入り込めなかったです。今観たら違うと思うんですけど。当時は......あのー、名前なんでしたっけ? ショタっぽい子【1】。あの子のかわいらしさだけが目的でした。 ──そういえば、古川さんはショタもイケるんですよね。松下さんはどんなキャラに萌えます?  ドS!  今、言い方に一切迷いがなかったね(笑)。じゃあ、『るろ剣』のキャラは微妙?  んでも、剣心【2】はかっこいいと思うよ。見た目は(笑)。実を言うと、ジャンプ作品って『テニスの王子様』【3】とか『BLEACH』【4】(共に集英社)はわかるんだけど、『るろ剣』の頃の作品には全然馴染みがないんだよね......。なんか"男の子が読むもの"っていう感じがして。
「プレミアサイゾー」で続きを読む