『コクリコ坂から』公開も客入りは不穏!? スタジオジブリにつきまとう不安要素

──気になるあのニュースをただ読む以上に、さらなる知識を知りたいそんなアナタのために、話が100倍(当社比)膨らむ" プレミアム"な記事をサイゾー目線で厳選レビュー
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『BRUTUS特別編集 スタジオジブリ』
 今月16日に、スタジオジブリの最新アニメーション映画『コクリコ坂から』が封切られました。国民的アニメスタジオの最新作が公開されたとあって大きな話題となるも、オープニング成績及び、公開2週目の7月23、24日の全国動員ランキング(興行通信社調べ)では、ともに3位にとどまり、大人しい立ち上がりといったところです。 『コクリコ坂から』は1963年の横浜を舞台に、数奇な運命に翻弄される少女と少年の青春を描いた物語。ジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、本作が日活映画にもなった『青い山脈』に影響を受けていると明言したり、今月6日に行われた先行試写会では、監督の宮崎吾朗氏がジブリは「しばらくファンタジーから離れると思う」と発言するなど、従来のジブリ作品とは一味違った作品に仕上がっています。  ジブリは現在、積極的なプロモーション活動を展開しており、主題歌を手がける手嶌葵のライブ「手嶌葵360°ライヴ in nicofarre」を、ニコニコ動画のドワンゴが手がけるライブハウス・ニコファーレにて開催。ネットを中心に話題を呼びました。また、2010年の『借りぐらしのアリエッティ』公開時に特集を組んだ「BRUTUS」(マガジンハウス)が、16日に当該記事を再編集したムック『BRUTUS特別編集 スタジオジブリ』を発売するなど、メディアでのジブリ作品に対する注目度は依然として高いといえるでしょう。  しかし、そんなジブリにも近年、後継者問題や訴求力の低下といった問題が指摘されています。そこで、今回のレベルアップ案内では、ジブリをめぐるさまざまな記事をピックアップ! ジブリ社長のありがた~いご経歴から大ヒットの『崖の上のポニョ』のツッコミどころ、台頭する気鋭のアニメ映画監督インタビューまでをご紹介。スタジオジブリは国民的アニメスタジオであり続けられるのか!? 表に出てこない裏側を追った。 【PickUp記事】 宮台真司が語る『コクリコ坂から』と父性の関係──不自由を引き受けた先にある希望と未来 2010年10月号(プレミアサイゾー) 【プレミアムな関連記事】 [レベル1:スタジオジブリの内幕] ジブリに新社長誕生! そのとき前社長・鈴木Pは...... 2008年2月2日付(日刊サイゾー) ディズニーとも仲良しでスタジオジブリは安泰? 関係者も苦笑 創価学会とスタジオジブリの意外な接点! 2008年3月7日付(日刊サイゾー) ジブリも信者数では負けていないかも スタジオジブリはピクサーを目指す? ようやく道筋のついた"宮﨑駿の継承"の方法 2010年10月号(プレミアサイゾー) やっぱり世襲制は止めたほうが吉? スタジオジブリはもう死に体!? 関係者も嘆く国民的アニメスタジオの危機 2011年8月号(プレミアサイゾー) 実は綱渡り状態ってなんで!? [レベル2:今振り返る『ポニョ』をめぐる騒動] 『崖の上のポニョ』地上波初登場も30%割れで日本テレビ局内は真っ青!? 2010年2月9日付(日刊サイゾー) テレビ離れのせいか、作品のせいか...... 日本人は、「宮崎駿」を、まったくワカッテナイ!? 賛否評論な宮崎作品の正当性を批評家たちが問う 2008年11月号(プレミアサイゾー) 『ポニョ』を著名な論者たちがメッタ斬り! 「ポニョの故郷」で起きた環境問題とジブリの沈黙 2008年10月号(プレミアサイゾー) 『ポニョ』の聖地巡礼、危うし [レベル3:ジブリを超える!? 次世代の監督たち] "ポストジブリ"細田守監督が放つ珠玉のアニメーション『サマーウォーズ』 2009年7月31日付(日刊サイゾー) 映画賞総なめでジブリも射程範囲内に? 「同じことばっかりやってて、面白い?」細田守監督が"家族肯定"に挑んだ理由とは? 2009年8月号(プレミアサイゾー) 劇場版映画の体たらくに喝を入れる! 【新海誠】"新海流"映像美の中、繰り広げられる打撃戦と"孤独"! 2011年5月号(プレミアサイゾー) ジブリみたいな映像はワザとだった!? プレミアサイゾー http://www.premiumcyzo.com/

お宝写真発掘! チャン・グンソクブームの裏に"神"の存在あり!?

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拡大画像は「プレミアサイゾー」でご
覧になれます。本誌インタビューに応
えてくれたKAZUKI。当時撮影した写真
の紙焼きを持って登場した。下の1枚は、
KAZUKIがプロデュースする歌手・SIZUKU
とグンソクの2ショット。
 現在発売中の本誌8月号でも、そのブームの過熱ぶりとカラクリを報じた、新韓流スター、チャン・グンソク。そんな彼の、大ブレイクに到るまでの道の中に、あの謎の男"ゴッドプロデューサーKAZUKI"がいたというのだから驚きだ。  今回本誌編集部にKAZUKIから連絡があったのは7月上旬。すでに8月号は校了した後だったため、本誌には盛り込めなかったお宝写真&マル秘エピソードを、プレミア会員の皆様に特別公開したいと思う。 ──KAZUKIさんといえば、08年の小室哲哉逮捕時に、「彼とは会ったことがない」と公言しながら彼の暴露本『小室哲哉 50年の軌跡』(ミヤオビパブリッシング)を上梓し、09年の酒井法子逮捕時には、彼女の大学進学仕掛け人として一部メディアを騒がせたのが強烈なインパクトでした。それで今回は、いま大ブームのチャン・グンソクとかつて関わりがあったということなんですが......。 KAZUKI 07年頃に、親しくしていた韓国の音楽プロデューサーから連絡があったんだ。「いま韓国の若手俳優で歌をやりたがっている子がいるんだけど、一度会って話をしてみないか?」って。それで、別の仕事で韓国に行ったときに、30分くらいだけだったけど、その俳優に会ったんだ。そうしたらずいぶんと可愛い男の子が来た。名前を聞いたら、「チャン・グンソクだ」という。俺はもともと韓流には詳しいほうじゃなかったけど、それにしたって全然知らない役者だったよ。でもとにかく顔が可愛かったね。 ──07年頃といえば、ドラマ『ファン・ジニ』などに出た後で、子役から大人の役者に脱皮し始めた頃ですね。
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宮台真司が語る『コクリコ坂から』と父性の関係──不自由を引き受けた先にある希望と未来

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「『コクリコ坂から』はポスト震災の
価値観に耐えうる物語だ」として、評
価する宮台真司氏。(写真撮影/田中
まこと)
──本誌連載陣であり、映画フリークとしても知られる社会学者・宮台真司氏に、社会学的な観点から『コクリコ坂から』について語ってもらった。  東日本大震災の後に発表される作品は、作り手の意図とは関係なく、どうしてもポスト震災、震災後の社会についてどう考えているのか? ということが問われてしまいます。『コクリコ坂から』は、そのハードルを見事にクリアしていると思いました。  主人公である海や俊は、異父兄妹かもしれないという自身の生い立ちや貧しい家庭環境など、自分で選択ができない不自由の中にいる。そして、それが宿命であるかのように、彼らに覆いかぶさってきます。それは歴史ある部室棟・カルチェラタンを守ろうとする連中もまったく同じです。彼女たちは、自身の出自や家族、歴史といった、入れ替えや選択が不可能な「規定されたもの」を、あえて「引き受け」つつ、それに抗いながら、未来に進もうとする。その姿はとても凛々しい。  宮崎吾朗監督の前作『ゲド戦記』は、「父さえいなければ、生きられると思った。」というコピーに表れているように、自分の抱える問題を解決することが自分のいる世界を救うことに直結する、いわゆる"セカイ系"の単なるメンヘラによる父殺しの話でしたが、『コクリコ坂から』はそうではない。海が亡くなった父に向けて毎日旗を揚げていることに象徴されるように、父親を忘れられない、あるいは父親を忘れるということが何を意味するのか、を明確に意識して描かれています。
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スタジオジブリはもう死に体!? 関係者も嘆く国民的アニメスタジオの危機

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原作の『コクリコ坂から』
──宮崎駿監督の実子である宮崎吾朗氏が監督を務め、物議をかもした『ゲド戦記』から早5年。吾朗監督の新作『コクリコ坂から』が公開された。駿パパとのタッグで作り上げた本作は、またも酷評の嵐になるのか? それともスタジオジブリ新時代の到来を告げる嚆矢となるのだろうか!?  日本アニメ界が世界に誇るアニメーション監督・宮崎駿。その愛息・宮崎吾朗が初監督作品『ゲド戦記』を発表した2006年からちょうど5年。待望の第2回監督作品『コクリコ坂から』が、今月16日より全国東宝系にて封切られた。  いわゆるアニメファン向けの"アニメ"とは一線を画し、国民的アニメ映画の供給源として確固たる地位を築き上げているスタジオジブリ(以下、ジブリ)。吾朗氏が監督、脚本(丹羽圭子と共作)を一手に手掛け、鈴木敏夫プロデューサーが提案した「主人公・アレンによる父殺し」というセンセーショナルなアニメオリジナルのエピソードに話題が集中した問題作『ゲド戦記』に続く新作ということで、本記事が世に出ている頃にはすでに劇場に足を運んだ読者もいるだろう。  話題作を継続的に発表し続けるジブリだが、かねてよりいくつかの問題点が指摘されている。  85年より宮崎駿と盟友・高畑勲を中心として、アニメ制作を行ってきたジブリが、これまでに発表した長編アニメ映画は17作。そのうち、2人が監督した作品は12作に上る。  高畑勲の作風は、『火垂るの墓』(88年)『おもひでぽろぽろ』(91年)に代表されるような、重く地味なものが多く、かと思えばファミリー向けに制作された『ホーホケキョ となりの山田くん』(99年)は記録的な客の不入りとなり、公開翌年の00年度2月期決算では21億円の特別損失を計上するという壊滅的な結果を生んでしまった。
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中国組織もがれき撤去に参入 復興利権に食い込む反社会勢力

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不法投棄ビジネスの真相を告
発した『産廃コネクション』
 福島第一原子力発電所近くの街、福島県南相馬市をチャイニーズ・ギャングスターが訪れた──6月15日付のイギリス・ガーディアン紙はこのように報じた。記事によると、この人物は「中国犯罪組織」の一員であり、震災後、日本の政治家を伴って南相馬市の市長を訪問したが、市長は、その男が闇社会とのつながりを持っていることを知らなかったという。この「チャイニーズ・ギャングスター」の目的とは一体何だったのか。  この人物、表向きは日本名で知られている、いわゆる帰化中国人である。仮にAとしよう。Aは日本人の妻を持ち、結婚ビザで日本に滞在している。とはいえ、中国との関係は深い。対中国の輸出業務を行う会社を経営しており、同時に、ある在日中国人労働組合の代表を務めている。Aが被災地を訪れたのは、表向き、この労働組合の代表としてである。ところが、Aには裏の顔があった。ある捜査関係者が話す。 「Aは国際捜査に携わる捜査官の中では有名人。彼は紛れもない『中国マフィア』だ」  反社会的な行為を厭わず、一部暴力団ともつながりがあるといわれる中国マフィアグループ。Aは都内を中心に活動するグループの幹部であり、実質的なナンバー2だという。  ガーディアン紙によれば、Aは被災地の「復興利権」を狙っているという。現在、被災地にあふれるがれきの総量は2000万トン以上と見られている。これらのうち、福島第一原発付近のがれきはいわゆる「放射性廃棄物」であり、処分が難しい。実際、福島県郡山市で、小中学校の校庭で放射性物質を含む土が削り取られたが、埋立処分場付近の住民の反対に遭い、汚染された土は行き場を失った。その後、土は校庭に穴を掘って「仮置き」されている。放射性物質が漏れ出さないよう、何重にもシートで覆って埋めたというが、いまだに最終処分の方法は決まっていない。  国や自治体が放射性廃棄物の処理に頭を抱える中、民間の産業廃棄物処理業者が動きを活発化させていた。膨大な量のがれきを処理する利権を手にすれば、未曾有の利益が見込める。だが、民間の業者はどのようにがれきを処理するというのか。 「実は、Aの本業は貿易会社ということになっているが、実態は産廃業者。日本のゴミを中国に持っていっている」(前出・捜査関係者)  つまり、行き場を失った日本の放射性廃棄物が、海を渡り、中国に埋め立てられることになるかもしれないというのだ。  被災地における中国マフィアグループの動向を報じたのは、ガーディアン紙だけではない。6月16日付のインド・ザ・ヒンドゥー紙も、ガーディアン紙の記事を転載する形で報道。また、同日付の韓国・聯合ニュース紙も、ガーディアン紙の記事を引用しながら、「復興利権」を狙う中国マフィアグループの様子を伝えている。  ところが、こうした中国マフィアグループの動きを、日本のテレビ・新聞はまったくといっていいほど伝えていない。ある日本の夕刊紙は、Aが南相馬市を訪れたことを報じたものの、Aの「表の顔」による活動のみを取り上げており、被災地の復興に中国マフィアグループが食い込むことになるかもしれないという点には踏み込んでいない。それによれば、Aはボランティア活動として現地を訪れており、代表を務める労働組合の組合員や中国人留学生らと共に避難所を訪れ、餃子を振る舞ったのだという。もちろん、事情を知らない被災者たちは、Aらに対し好意的だった。  しかし、これをガーディアン紙は、「被災者に食べ物を振る舞うことで、 地元住民に取り入ろうとした」と報じている。つまり、積極的なボランティア活動は、地元との「パイプ」をつくるためのパフォーマンスにすぎず、「復興利権」獲得のプロセスの一部だったというのだ。
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ニューヨークのフードトラックが 象徴する 飲食業界の未来って?

ニューヨークのフードトラックが 象徴する 飲食業界の未来って? ──激変するITビジネス&カルチャーの深層を抉る!
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キッチンカーのアカウントに「これから
買いに行くから、出来たてよろしく!」
とかリプライしてもいい?
──ソーシャルメディアの台頭が影響を及ぼしているのは、マスコミやコンテンツ産業だけではない。世界の都市では、飲食業界にもその波が波及しているのだ。ニューヨーク名物・ホットドッグ屋台などが、ツイッターを使って売り上げを伸ばしているという。  リーマンショック後、飲食業界が大変な不景気になってしまったアメリカでは、この間、フードトラックと呼ばれる屋台が急増したという。トラックやバンの荷台部分をキッチンに改造し、その場で作ったピザやホットドッグなどを路上で販売するものだ。日本でも最近、この形式のケバブ屋や弁当屋を都心などで見かけるようになったから、ご存じの方もいるだろう。  フードトラックが増えた理由のひとつに、立ち上げコストが普通のレストランよりずっと低く済む点がある。不況の時には投資家としては、高い内装費を使ってレストランを立ち上げるよりも、安価にスタートできるフードトラックのほうがとりあえず安心というわけだ。客のほうも安い食事を求めているから、レストランよりもフードトラックに流れやすい。  フードトラックの原型はニューヨークではストリートヴェンダーと呼ばれている屋台で、街のいたるところに店を出している。ニューヨークだと、ウォールストリートから五番街、アップタウンやイーストヴィレッジまで。その数は1万以上もあるといわれていて、ホットドッグやハンバーガーなどのファストフードから、インド料理など各地のエスニック料理、自然食など、とにかくありとあらゆる種類の料理が実に気軽に楽しめるのだ。年に一度、ヴェンディアワードという屋台のコンテストまで開かれているほどである。  フードトラックは、このストリートヴェンダーをさらに簡素にして移動可能にしたものだ。新規参入組が多いこともあって、古くからの屋台よりもずっと料理の幅が広く、例えば「オーガニックな食材だけを使ったハンバーガー」とか「フレンチのカフェが出しているお洒落な料理」とか、レストラン並みの味を誇る店も少なくない。 屋台の「匿名性」問題を取り払うために必要なこと  とはいえ、今までは新しいフードトラックをスタートさせても、どうプロモーションするのかという悩みがあった。しょせんは街中を走る単なるトラックである。店の前に恒常的な看板を立てるわけにはいかない。あるいは開店を知らせるチラシをまいたり、ポスターを街中に貼り出しても、フードトラック自体が日によって場所を移動してしまうので、客に見つけてもらえないという重大な問題が生じてしまう。  しかしソーシャルメディアの登場が、この難問をあっさり解決してしまった。ソーシャルメディアを経由してフードトラックと顧客をうまく接続させる結束点が生まれ、持続的な関係性に転換させることに成功したのだ。  このあたりのフードトラックの話は私の近著『キュレーションの時代』(ちくま新書)でも書いたのだが、アメリカの人気ブログ「マッシャブル」が6月中旬に『ソーシャルメディアは、どのようにしてフードトラック現象を加速させたか』という興味深い記事を掲載していたので少し紹介してみよう。
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事務所は太田、狙い目はSDN? AKB48の芸能界サバイバル術

 人気の絶頂にあるAKB48──。だが、彼女たちは毎年行われる総選挙によって、生き残りを懸けた競争にさらされているのだ。ではそのサバイバルには、どのような"裏"があるのだろうか? 所属プロの実態やオーディション受験者の弁から探ってみたい。 ■関係者や芸能記者への聞き取り取材で作成!! AKB48メンバーが所属する "イケてる"主要芸能プロ ──48人(以上)もいるAKB48メンバーにとって、所属する芸能プロ選びは難しいハズ。そんな彼女たちのために、おせっかいながら、各芸能プロの特徴を調査してみました。
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(絵/師岡とおる)
■メンバーの羨望を集めるツートップを擁す 【1】太田プロダクション [所属メンバー]前田敦子、大島優子、野呂佳代、指原莉乃、北原里英、横山由依 前田と大島の二枚看板が有名。「磯野勉社長の関係者がAKB関連企業にいることもあり、かなり親密な関係。総選挙19位の大型ルーキー横山由依の移籍が内定したときは、あまりの蜜月ぶりが問題となった」(芸能プロ幹部)。また、もともと人気芸人を多く抱え、復活した有吉弘行を筆頭に、セット売りも成功。さらに、創業者の太田泰子副社長(現・磯野泰子)の夫・勉氏が業界の有力者だったこともあり、メンバーにとってかなりおいしい事務所といえるだろう。 ■スーパー媒体担当による鉄壁の守備 【2】ワタナベエンターテインメント [所属メンバー]柏木由紀、高城亜樹、倉持明日香、佐藤夏希、大家志津香 実際には傘下の「ビスケット」の所属だが、ナベプロといえば名門かつ老舗プロ。「現在仕切っているのは、おなじみスーパーマスコミ担当のO氏。その敏腕ぶり(笑)から、柏木は彼のことを"ボス"と呼ぶほど絶大な信頼を寄せている。その影響か、一時期、よからぬ関係が芸能マスコミで話題になったことも」(芸能記者)。柏木は他事務所メンバーの相談によく乗るそうだが、「それだけ、ナベプロにあこがれを持つメンバーが多い」(同)という話もある。 ■最多人数を擁するも、不安視される内部分裂 【3】プロダクション尾木 [所属メンバー]小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみ、渡辺麻友、多田愛佳ほか 渡辺、小嶋、高橋の総選挙上位のメンバーは、今や女優の仲間由紀恵を押しのけ、事務所の"顔"になりつつあるが、最多メンバーを抱えるだけあり、悩みも多いようだ。「もともと、自前でタレントを育てて売り出すのが苦手で、K-POPに手を出すなど、他力本願ノウハウしかない」(芸能プロ関係者)。また、『渡り廊下走り隊7』『ノースリーブス』の両ユニットは「担当者が別々の人間のため、スケジュールの調整が困難。さらに両ユニットをAKBと、独立させて売り出そうとして、主要幹部らが激高した」(レコード会社関係者)とか。
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「プルトニウムは飲んでも大丈夫?」科学オンチでも愕然とする原発御用学者 の"妄言"と"業"

──東電に与し、原発に対して肯定的な発言を繰り返してきた"御用学者"が、槍玉に挙げられてきた。確かに、原子力を擁護し続けてきた罪は重いが、そうした"アンチ御用学者"のバイアスがかかることで、「本当に危険なことは何なのか?」という、本質的な問題が見えにくくなってはいないだろうか?
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『原発のウソ』
 3月11日以来、東日本大震災と福島第一原子力発電所のその後の姿が、あらゆるメディアで連日報じられている。そして、ニュース番組や新聞、雑誌記事の傍らには、名だたる大学の教授や大学病院の医師が識者として登場して、持論を展開している。未曾有の災害であり、史上最悪レベルの原子力事故だけに我々には、いま何が起きているのか、これから何をするべきなのか、わからないことが多すぎる。それだけに、その道のエキスパートである彼らの存在は心強い。  ところが、今回に関していえば、その言葉によくよく耳を傾けてみると、ドシロウトですら「それはあまりにも極論だろう」と、思わず首を捻りたくなるものも少なくない(当特集【2】参照)。そして、そんな発言をする学者はネットや一部週刊誌などで"原発御用学者"と呼ばれてしまいがちだ。  東電の御用学者とされるお歴々の代表的な発言は、当特集【2】の通り。たとえば、関村直人東大教授は「メルトダウンはあり得ない」「冷却水が漏れている可能性は低い」と力強く言い切り、諸葛宗男教授は、自らの作った農作物の出荷制限を受けるなど苦境に立たされ、将来に絶望し命を絶つことを選んでしまった農家の人々を「極端」と断じてしまっている。また、05年の発言ではあるが、大橋弘忠教授は「プルトニウムは、飲んでも体外に排出される」から大丈夫と明言。確かにプルトニウムを経口摂取しても、体内に吸収されることはないといわれてはいるが、それと内部被ばく、外部被ばくはまったく別の話。大橋発言は、ただの論理のすり替えにしか聞こえない。  あくまで結果論だが、彼らの発言がことごとく的外れであったことはご存じの通り。「先行きが不透明だからこそ、専門家は最悪の事態を想定すべき」だったのではないだろうか。  ところが、紙幅の都合で上記一覧からは割愛したが、このほかにも「人類は原発を知り尽くしていない。これからも事故は起きるだろうが、事故を克服して原発を使っていくべきだ」(畑村洋太郎東大名誉教授)、「今回の事故の補償費を含めると、原子力はコスト的な有利さが減じるが、それも小幅にとどまるものと思われる。基本的な原子力の経済的優位性は変わらないであろう」(宮崎慶次大阪大学名誉教授)などと、あからさまな擁護発言を行う学者すら存在するのもまた事実なのだ。  なぜ、彼らはこの期に及んでまで、そして御用学者のそしりを受けてまで、原子力発電を擁護し続けるのか。震災前から電力業界の体質を厳しく批判してきた元「噂の真相」副編集長の川端幹人氏は、「利権以外の何物でもない」と断言する。
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共演者キラー? キム・ヨナと熱愛!? ワイドショーでは報じられないチャン・グンソクの本当のところ

──主演ドラマ『美男〈イケメン〉ですね』『メリは外泊中』が日本で人気を博し、いま韓流スターの中で最も"数字を持つ"男、チャン・グンソク。だが実は、本国・韓国ではすでに人気が下火という声も、ちらほら聞こえてくる。なぜ今頃、日本で大ブレイクを遂げたのか?  週刊誌やワイドショーを狂奔させる彼を、スターが欠くべからざる演技力・歌唱力・スキャンダル・ファッションセンスの4つに解体分析しながら、このブームの実態を追う!
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(絵/氷見こずえ)
 男装でイケメンバンドに加入したヒロインと、メンバーの恋を描いた主演ドラマ『美男〈イケメン〉ですね』(以下、『美男』)がフジテレビで三度放送され、CM出演する「サントリー・ソウルマッコリ」は販売から1カ月で年間販売目標を達成、CDを出せばいきなりオリコン週間ランキング1位を獲得、渋谷パルコに期間限定(6月3~27日)でオープンした公式ショップは、開始5日で1万2000人が来場......と、現在、日本で最も旬な韓流スター、チャン・グンソク。 「撮り下ろしでなくても、グンソクを表紙にすると読者の反応が全然違う。表紙に"チャン・グンソク"という文字を入れるだけで部数が伸びますから、本当にスゴい」(女性誌編集者)というから、ブームの過熱ぶりがうかがえる。一部では"グンソクは、ヨン様を超えたのでは?"という声も聞こえてくるが、なぜここまでの盛り上がりを見せているのか?  10歳で俳優デビューを果たしたグンソクは(芸能界デビューは6歳)、子役として多数のドラマや映画に出演。役者歴は長く、演技力には定評がある。その一方で、MCやDJ、ミュージカル出演......と、活動の場を広げ、16歳でニュージーランドに留学も。その後、『美男』のオリジナルサウンドトラックでは歌声を披露し、意外な歌唱力も高評価。その中性的で王子様のようなルックスと、同作で演じた完璧主義のオレ様バンドマン、ファン・テギョンのキャラクターの良さから、韓流好きの間で注目を浴び、2010年にフジテレビが放映。それからクチコミでじわじわと話題が拡大、3度目となった今春の再放送で、一気に日本の女性を虜にした。  がしかし、彼の人気は日韓で温度差があるという。実際、『美男』も、最新主演ドラマ『メリは外泊中』も、韓国での視聴率は振るっていない(平均視聴率は『美男』が10%、『メリ~』は6・3%)。 「韓国では正統派な感じの俳優ではありませんし、そこまで売れっ子ではないですね。今よりも子役時代のほうが、人気があったと思います。何かスキャンダルがあって人気が落ちたというわけではありませんが......。ヨン様ブームの時と同様、"もっといい俳優がいっぱいいるのに!と、日本でのブームを、冷ややかな目で見ている韓国人も少なくないですね」(韓国人編集者)  では、なぜ日本では、急速にここまでの人気を獲得したのだろうか?前述のように「"歌も唄える"点を押し出して評価を得ているところが、日本のグンソクフィーバーに大きく影響している」と、芸能レポーターの城下尊之氏は分析する。 「グンソク人気の特徴は、従来の韓流好きのオバさんだけでなく、若い子もたくさん支持している点なんです。彼のイベントに行くと、50~60代のご婦人から中高生の女の子たちまで、幅広いファン層に支えられていることがわかりますよ。そうなったのは、ここ数年のK-POPブームが土壌にあったから。09年頃からK-POPが日本で浸透していた中、演技ができて歌も唄えるイケメンがドラマに出てきたわけですから、若い子が飛びつきますよね。外見が、 従来の韓流スターのように筋骨隆々ではなく線が細いのも、日本人好みなのだと思います」  実際にハマったきっかけをファンに聞いてみると、「11年の1月にフジテレビで放送されていた『美男〈イケメン〉ですね』を見て好きになった。演技がうまいしセクシーだし、歌声もイイ!」(28歳女性)、「『美男〈イケメン〉ですね』での俺様コミカルキャラがヤバくて......。唄っているときも演技力を発揮してますよね」(25歳女性)と、やはり歌もセットで人気を博しているようだ。
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日本は2018年に××する! 高城剛 「3.11以降の日本」を語る

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高城剛氏。(写真/笹村泰夫)
 日本では家も財産も持たず、世界中を動きながら活動を続ける高城剛氏。今回、3月以来の帰国となった高城氏に聞きたいことといえば、かねてから日本の劇的変化を予見していた同氏が「3・11」以降の日本をどう見ているのか? と、妻・沢尻エリカ側が離婚届を提出できると報じられた「5・16」以降の一連の騒動の行方だ。しかし、後者については、「誰からも連絡が来ていない。別に何も変わらないから、話すことがないよ(笑)」と一蹴。ということで、ハイパーな"高城節"は、3・11以降の日本への警鐘に割かれた──。 ──今回の3・11大震災をどう受け止めていますか? 高城(以下、) 震災や原発事故の問題というよりは、その後の対応でハッキリと露呈した日本式システムが問題だと思います。忘れてはならないのは、震災の犠牲者の数より、1年間の自殺者のほうが多いこと。その原因は日本式システムの行き詰まりであり、多くの人がそのシステムが今回の問題の核であることを問わないことです。 ──日本式システムの弊害とは、どんなことでしょうか?  現実的に、民主主義より資本主義のほうが力を持っていることだと思いますよ。ハッキリいえば、経団連を中心とした大企業群の問題です。バブル崩壊以降、企業はイノベーションに挑戦せずに、保守的になり、目先の利益追求のため、労働力が安い地域に多くを移動し、国内労働者は疲弊しました。そして、国内は独占に近い企業が生き残り、幅を利かせるだけになったのです。さらに、そのようなことを、事実上国家が後押しする形になりました。日本は戦後、問題だった当時の財閥を解体し、また韓国では97年の金融危機でやはり財閥解体をして新しい仕組みを作りました。今の日本には、経団連を中心にした事実上の財閥がありますが、マスメディアのスポンサーでもあるので、マスメディアはこれを問題として取り上げません。そして何より、天下り以上にマスメディアには経団連関連のご子息がコネで就職しています。メディアも政治も二世だらけの同じ構造なのです。これを解体しないと、新しい日本=既得権益ではない本当の力がある日本は、絶対に生まれないと思いますね。 ──では、高城さんが考える日本国民の幸せって、なんでしょう?  幸せは、人によって異なると思いますが、最近の国際調査で「幸せ度」が高い国であるデンマークやブータンなどを見て、個人的に思うことがあります。実はこれらの国では、ほとんどバラエティ番組を放送していません。あくまでも仮説ですが、「幸せ度」が、その国のテレビにおけるバラエティ番組の多さと反比例していると思います。今の日本の刹那的なバラエティ番組は、僕の定義ではジャンクフードと同じで、安くて、人が集まるけど、知らないうちに心も頭もおかしくなる商品。儲かるのはスポンサードしてる企業とメディアだけ。日本もアメリカもシステムがそうなっている=いわゆる不幸せなんだと思います。そして、ついに日本のバラエティ番組も視聴率一桁台に低迷していることを考えると、これは、大きく何かが崩壊する予兆だと思いますね。 ──そうした中、このほどメルマガをスタートされました。高城さんのメルマガって、ありそうでなかったですね。  3・11以降、大きな変革期を迎える今、もう本の出版だけでは間に合わないと思ったのと、日本式システム問題の典型的な例のひとつである電子出版の立ち後れなどが、発行の理由です。メルマガだと双方向でコミュニケーションが取れるので、多くの人との個々の問題に即した素早い質疑応答も可能であることがポイントだと思います。 ──申し込み数は、今の時点【編注:6月末。メルマガスタートから約1週間後】でどのくらいですか?  おかげさまで登録者数は2000人近くになりました。 ──1週間で? 早すぎますよ。特に告知らしきこともしていないのに。  質問の量がすごくてね。なるべく丁寧に答えていきたいと思ってるけど。 ──その異常な増え方と質問の多さは何を意味しているのでしょうか。教祖みたいな存在になるつもりは?
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