デブとハゲは表裏一体! カツラが招く“オトコ”の終焉

AGAスキンクリニックを開業し、日夜、育毛治療に取り組む麻生泰氏。かつて自らも着用していたカツラの実害や怪しいビジネスについて、正論・異論・暴論を呈す!

今月の格言

デブとハゲは表裏一体! カツラが招く"オトコ"の終焉
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『間違いだらけの薄毛対策』(幻冬舎)
 前回もお話ししましたが、カツラをかぶると外出するのが億劫になり、さらにスポーツなんてもってのほかになりますから、必然的に多くの人が運動不足になります。肥満は発毛の大敵。今回は僕の失敗談をもとに、カツラがつなぐ「デブ」と「ハゲ」の関係についてお話ししましょう。  年齢を重ねて、ただでさえ基礎代謝が下がっていくなかで、規則的な運動をしないと高脂血症、糖尿病、高血圧の"死の三重奏"が聞こえ始めます。そして、太ると血液が脂肪に多く送られてしまい、頭皮にまで回らなくなって、抜け毛が加速していく。「デブにハゲが多い」というのは決して偏見ではなく、運動ができないことはオトコにとっていろんな意味で致命的なんです。  僕は大学2年くらいまで、ずっとバスケットボールをやっていて、体型もそれなりにスリム、髪の毛もちゃんとありました。それがヘルニアを患い、また車にも乗るようになって、少しずつ太っていったんです。  そして、とどめの一撃になったのは、まさにカツラをかぶるようになったこと。ついにはまったく運動をしなくなり、肥満と抜け毛の悪循環に……。僕が本格的に運動をやめたきっかけは、カツラ時代に趣味のマリンスポーツで大失敗をしたことでした。  知り合いの先生に船を借り、女子も誘ってヨットに乗りに行ったときの話。いま考えれば「カツラでヨット」は無謀以外のなにものでもないのですが、まだ少しアクティブな気持ちが残っていたんでしょうね。結果はご想像の通り、ヨットから落ちた拍子にカツラがペロッとめくれてしまい、友人たちも気になるあの子も絶句。その瞬間、真夏なのに凍りついた空気と、帰り道でよそよそしく気を遣われる感じ、想像してみてください。 "髪の毛"が完全に頭から離れて海底に沈んでいく……ということにならなかったのは、カツラに頼りきっていた僕にとって不幸中の幸いでしたが、「もうスポーツはあきらめよう」と心に決めた瞬間でした。  運動ができなくても、汗をかきにサウナにでも行けばいい、と思うかもしれません。けれど、近所の銭湯だったら知り合いに会う可能性もある。カツラをつけたまま入ることもできなくはありませんが、例えば友人たちとスーパー銭湯に行こうものなら、隠れた準備もあり「あいつだけ妙に準備が遅いな」ということになってしまいます。体を動かしたり、メンテナンスしたりするための選択肢が、どんどん失われていくんです。  常に座って仕事をしていると精神病になる確率が高まる、というデータもあるように、適度な運動ができなければ気分も曇りがちになります。せめて移動時間に気を晴らすことができればと、オープンカーを買ったことがありましたが、風が怖くて高速道路を走ることができない(笑)。まさに八方塞がりです。そんななかで体重は加速的に増え、30歳を迎える頃には、頭がツルツルになっていました。  これまでダイエットと無縁だった人も、カツラ生活で太る体質になってしまえば、そうも言っていられなくなります。そして、一度でも太った経験のある人は、生涯ダイエットを続けなければいけなくなる。痩せるのは簡単です。一週間くらい晩ご飯を抜けば、誰だってみるみる痩せていく。けれど、ダイエットをすれば細胞が飢餓状態になり、次に入ってきた栄養を貪欲に取り込もうとします。つまり、ダイエットはすればするほど、太りやすい体質になっていく。真面目な話、一生続ける覚悟がなければ、ダイエットなどしないほうがいい、というくらいなんです。  カツラ生活から抜け出した今では、バスケットボールもマリンスポーツも大いに楽しみ、体型的には太めではあるものの、健康的な生活を送ることができています。あのままカツラを続けていたら、心身共により深刻な状態になっていたに違いない。大げさな話ではなく、医学的な治療で薄毛を克服して、人生を取り戻したような思いです。  次回は、誰もが気になる"いざというとき"のお話――カツラ失敗談の「恋愛編」をお送りしましょう。 (構成/橋川良寛 bluepoint)
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麻生 泰(あそう・とおる) 1972年、奈良県出身。AGAスキンクリニック総括診療部長。東京美容外科統括院長。大阪医科大学形成外科にて研修医終了。大手美容外科で院長、診療部長を歴任後、東京美容外科を設立。また、AGAスキンクリニックの設立にもかかわり、統括診療部長を兼任する。自身の薄毛に悩み、治療方法を模索・研究し、現在の治療法を確立した。
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AGAスキンクリニック 薄毛で悩んだ麻生医師が、自ら開発し効果を実感した発毛治療を受けることができる院は、全国のAGAスキンクリニックをはじめ、東京美容外科メンズ専科、東京ビューティークリニックなど、全国26院(2013年12月現在)。さらに今後も拡大予定。 ご予約・ご相談はTEL:0120-2323-48 URL〈http://www.aganavi.jp/AGAとは? Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味。成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のこと。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられている。現在、全国で1260万人ほどいて、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人だという。

女子アナの時代の次は"男子"だ!? 視聴率を"顔"で稼ぐ イケメン男子アナの実力

――「サイゾーpremium」最新記事をご紹介!!  時期に比べ、だいぶ沈静化した女子アナブーム。一方、今一部女子の間で人気の盛り上がりを見せつつあるのが男性アナウンサーだ。女性週刊誌や情報誌でも「男子アナウンサー図鑑」なる企画が組まれ、日々ネットの芸能ニュースにも男性アナの動向が躍る。女子アナに続き、昨今は男性アナがアイドル化・タレント化しつつあるようだ。だが本当に、それでいいのか、男性アナウンサー!? 萌え心を抑えつつ、昨今人気の男子アナたちの実力をジャッジしてみたい。
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『局アナ 安住紳一郎』(小学館)
 11月17日朝、ツイッターのトレンドに「桝さん」「眼鏡」といったキーワードが上がってきた。  何事かといえば、日本テレビの朝の情報番組『ZIP!』で総合司会を務める同局・桝太一アナウンサーが、ものもらいのせいで眼鏡をかけて登場したことが、視聴者によって多数ツイートされていたという話なのだった。そうしたツイートをたどってみると、「桝さんメガネかわいすぎ」「メガネ男子美味しいです」といった、女子たちが萌え騒いでいる様子が伝わってくる。  桝アナといえば、毎年オリコンが実施している「好きな男性アナウンサーランキング」最新版で、ついに羽鳥慎一アナ(フリー)を抜いて1位に躍り出たことが昨年末に話題になった。人気のアナウンサーではあるが、こうした萌えられ方は、いわゆる"好感度"とはまた異なる反応だ。  2010年初頭からネットで人気を集めたNHKの"麿"こと登坂淳一アナや同局の"たけたん"こと武田真一アナなど、アナウンサーに萌える女子はここ数年で増えている。女性週刊誌の「イケメンアナ・ネクストブレイク」企画はもとより、あの「an・an」(マガジンハウス)も、11年3月30日号で「気になる彼らを大解剖!男子アナウンサー図鑑。」と題した特集を組むなど、女性向け媒体においても人気のコンテンツとなりつつあるようだ。  これまで、アナウンサーという職種の人物で注目を浴びてきたのは、基本的に女性が中心だった。80年代から女子アナブームはたびたび起こり、00年代にも第4次ブームがあった。しかし今や女子アナ人気は下火になっている。理由としては、ブームを牽引した中野美奈子(フジ)や高島彩(同)らの結婚・退社などにより終焉したとの見方が強い。そうした中で、今度は男性アナウンサーが密かな熱視線を集めるような状況が生まれてきているのだ。女子アナのタレント化・アイドル化はもはや当たり前のこととして世間に受け止められているが、今度は男性アナまでもが、そちらの路線に流れていくのだろうか? メディア文化論を専攻する法政大学社会学部の稲増龍夫教授はこう指摘する。 「もともとアナウンサーというのは男性の職業で、女性はあくまでもアシスタントというのが日本のテレビ局の方針でした。NHKに象徴されるような正しい日本語をしゃべる話し手、あるいはスポーツ実況のプロですね。一方で、80年代の女子アナブームから、局独自のタレントとして女子アナを育てる流れが、フジテレビを中心に始まります。その後は女子アナのほうがむしろメインとして、デビューした年からどんどん表に出て活躍するようになった。そうした女子アナブームの影響で、アナウンサーという職業そのものに対する世の中の見方が変わってきました。その中で、男性アナウンサーにもプラスアルファとしてアイドル的な部分が求められるようになってきたのだと思います」  確かに今のテレビを見ていると、女性のみならず男性も若手アナウンサーはルックスも良く、それぞれにキャラクターを立てて情報番組やバラエティで活躍する人物も多い。そして、そうしたタイプのアナウンサーとして、今現在トップに君臨するのがTBS・安住紳一郎アナと前出の羽鳥アナだろう。男性週刊誌を中心に、女子アナウォッチャーとして活躍する丸山大次郎氏は、それに加えてフジ・渡辺和洋アナの存在を挙げる。 「以前は男性アナウンサーといえば、ユーモラスなキャラクターと好感度が重要でした。それが変わり始めた黎明期は、羽鳥アナ(94年)、安住アナ(97年)、安東弘樹アナ(TBS/91年)らが入局した90年代でしょう。ルックスもよくてキャラクターもいい人たちが、注目を集めるようになった。そういった土台の上に出てきたのが、フジの渡辺アナ(01年)です。彼のインパクトはすごかった。なにしろジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身で、髪形も茶髪で垢抜けていて、ほとんど芸能人みたいなルックスでしたから。  彼が出てきた00年代前半は、女子アナブームがちょうどピークを迎えていた時期。おそらく局内で『男子もコレでいってみよう』という話になったんだと思います。実際に渡辺アナの番組は視聴率も獲れた」  そうして、各局が男性アナウンサーの採用においても「ルックス」をひとつの要素とする流れが高まっていく。 「男性アナは女子アナと違って、顔だけ良くてもダメで、むしろあまりイケメンすぎると支持層が偏るから良くないと考えられていたんですが、渡辺アナのブレイクによって、それもありなんじゃないか、となったんだと思います。実際、顔のいい人が増えましたよね。渡辺アナ以前・以降で、その変化ははっきりしています」(同) ■局の顔としての仕事と会社員としての出世競争  だが、そうしたルックス重視の採用や売り出し方については、当然批判もあるだろう。女子アナについても、テレビ局という会社のいち社員でありながら、まるで芸能人のような扱われ方をしていることへの違和感や、本来報道に関わる立場であるはずのアナウンサーという職業を全うしているようには見えない、といった批判も長く存在し続けている。 「女子アナと同様に入局当初からアイドル的に注目されることが、男性アナウンサーにとっていいことかというと、ちょっと違うでしょうね。ブレイクしたがためにスキャンダルで潰されてしまうこともあるし、中途半端に色がついてしまうと、その後のキャリアにも影響しますから」(前出・稲増教授) つづきはコチラから。 「サイゾーpremium」ではこれからも果敢に業界のタブーに斬り込んでいきます!】好感度ランキング常連から期待の新人まで 本誌が注目する4大局&NHK男子アナ名鑑ルックス、アナウンス技術、萌えポイント… キー局+NHK看板アナをクロスレビュー!"イケメンアナ"元当事者・堀潤から後輩たちへ「アイドルだからできることとテレビマンとしてすべきこと」
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“第2のローラ”水沢アリーに整形疑惑から、ひとり暮らし構想までを直撃!

“第2のローラ”と称され、水沢アリーが突如として芸能界に現れてから、約1年がたった。この1年間で『しゃべくり007』『踊る! さんま御殿!!』(共に日本テレビ系)といったバラエティ番組に次々と出演するなど、そのフィーバーは、まだまだ続きそうだ。そんな彼女に、否定しても否定しても囁かれる整形疑惑の真相から、密かに構想しているというひとり暮らしのことまで聞いてきた。
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(写真/三浦太輔 go relax E more)
──最近、忙しそうですね。テレビで引っ張りだこじゃないですか。 水沢アリー(以下、水沢) そう言ってもらえるのは、すごくうれしい! でもね、お母さんにはいつも「天狗になったら終わりやで!」って言われて、鼻を折られてるから、ピノキオにはなってないよ~。 ──良いお母さんですね(笑)。ところで、最近痩せましたよね? 水沢 ほんとに!? うれしい~! デビュー当初は、ロケ弁が美味しくて、いつも2~3箱食べてたのね(笑)。そしたら一気に6キロも太ってしまって。今田耕司君に「顔ぱんぱんやで!」って言われてから、気にするようになったの。エステに行ったり、食事に気を使うようになって、ようやく元に戻った(笑)。 ──それで顔が変わったとか、整形だとか言われてるんですかね!? 水沢 よく言われるね~。テレビでは整形の話は“グレーゾーン”っていうことにしてるの(笑)。それを言われるのはイヤじゃないし、みんなが笑ってくれるならどんどん言ってほしい! 私は人をハッピーにしたいの。みんなが心から笑顔になるんだったら、なんでもやるよ。あ、ポロリ以外ね(笑)。 ──バラエティ以外の仕事も、増えてますもんね。疲れないんですか? 水沢 初めての体験ばっかりだから、いつもフレッシュな気持ち。だから、体は疲れても、気持ちが元気だからやられないよ! ──気分転換はどうしてるんですか? 水沢 仕事が終わっても直帰しないようにしてるかな~。私は忙しいからっていって、友達に会えなかったり、お話できないのはイヤ! 夜中でも友達と一杯だけ一緒に飲んだりとか、プライベートな時間を作ることが大事かな。 ──じゃあ、家に引きこもるタイプじゃないんですね。 水沢 大学に通ってたときは、将来の夢も目標もなかったの。周りは専門学校に通ったり、就職活動したりしてたのに、私はそんなことしてないでしょ。そのときは厳しい現実を突きつけられた気がして……。それで、ずっと家にこもってた時期はあったんだよね。 ──引きこもってたときは、何をして過ごしてたんです? 水沢 ゲームばっかりやってた。ゲームは大好きで、今は『モンスターハンター4』にハマってる。大阪の友達とオンラインで一緒に遊んだり。その子は、すごくうまいから、私まで強くなった気分になるんだ! 勝手にモンスターを倒してくれるから、私は素材だけはぎ取ってるの(笑)。 ──山賊みたいっすね(笑)。 水沢 地方ロケに行った時も合間にやってたり、芸人さんと一緒にプレイしたりしてるよ。だから、Wi-Fi持ち運んでいる人ってカッコイイと思う。 ──Wi-Fiルーターのことですね。 水沢 そう、Wi-Fiルーター! 持ってる人がいてくれたら、超便利だよね(笑)。 ──ネットで買い物もします? 水沢 うん! 楽天とかでよく買い物するよ!「海外セレブ コート」とかで検索すると、欲しいアイテムがすぐ出てくるし。この前のハロウィンの衣装も楽天で買ったんだよ。「ドン・キホーテ」は人がいっぱいで入れなかったから、“翌日到着”で買えたおかげで、間に合ったんだ。 ──ちなみに、コスプレは何を? 水沢 ゾンビナース! 私、物欲がすごいから、お買い物に行く時間がないときは、すごく便利。ポイントも結構貯まってるよ。 ──その楽天でWi-Fiルーターを契約すると、楽天ポイントがずっと3倍になるんですって。 水沢 そうなの? ひとり暮らし始めたら、契約しよ~っと。そのポイントを貯めて、エルメスのひざ掛けを買うんだ♪ ──エルメスのひざ掛けは……さすがに相当買い物しないとですね(苦笑)。 (文/高橋ダイスケ) 水沢アリー(みずさわ・ありー) 1990年、東京都生まれ。事務所に所属して2週間後の2013年2月に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ)に出演を果たす。以降、第2のローラと称され、バラエティを中心に活躍中。公式ブログ〈http://ameblo.jp/mizusawa-arie/「楽天スーパーWiFi」の魅力とは? 「楽天スーパーWiFi」なら、イー・モバイルとソフトバンクの2社のネットワークが使えて、速度も下り最大110Mbps。しかも、スマホやタブレットの充電可能。今なら以下の特典もついて、断然おトク!(※対象端末:GL09P、GL10P) 【特典1】楽天市場のお買い物でポイントがずっと3倍に! 【特典2】契約完了で「5000ポイント」「500名様限定ニンテンドー3DSプレゼント」「Kobo Arc 7HDを1万5000円引きクーポン」などから1つ選べる特典をプレゼント。 さらにこちらもチェック 期間限定で2年間月額2880円になるキャンペーンも! 旧型端末「GL04P」を契約すると、2年間は月額使用料が通常より1000円安い、2880円になるキャンペーンを2月28日まで実施中。2012年に発売されたものとはいえ、GL04PもLTE対応で、下り最大75Mbps出る高速ルーター端末だ。しかも、月間通信量に上限がなく使い放題。詳しくは、「楽天スーパーWiFi」の公式HP〈http://superwifi.rakuten.co.jp/〉をチェック!

世に出回る増毛法は“釣り”! カツラは"悲劇の始まり

AGAスキンクリニックを開業し、日夜、育毛治療に取り組む麻生泰氏。かつて自らも着用していたカツラの実害や怪しいビジネスについて、正論・異論・暴論を呈す! 今月の格言 世に出回る増毛法は“釣り”! カツラは“悲劇の始まり”
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『間違いだらけの薄毛対策』(幻冬舎)
 カツラはハゲを救わない――これは僕が身をもって経験したことです。  僕がカツラを付け始めたのは、20代半ばのこと。多くの人がそうであるように、最初は「ヅラなんてかぶったら、一生の秘密を抱えてしまい、取り返しのつかないことになる!」という抵抗感があり、まずは1本の髪の根元に複数の人工毛を結び付ける「増毛法」を試しました。  ところが、ただでさえ弱くなっている髪の毛に負担がかかり、抜け毛に拍車がかかる始末。床に散乱した抜け毛を見ると、見事に人工毛を結び付けたものばかり。1本いくらの世界ですから、お金を床に捨てたようなもの。そこで業者にクレームを入れると、「待ってました」とばかりにカツラを紹介されたのです。  つまり、「増毛法」はカツラを売り付けるための"釣り"だったということ。端から「増毛」で満足させる気などサラサラないのです。  薄毛に悩む人は「髪を増やしてカッコよくなりたい」のではなく、「元の姿に戻りたい」と考える。鏡を見たときに「こんなの自分じゃない」という感覚に悩みます。その感覚は、どんなにカッコいい服を着ても拭えない。それが、試しにカツラをかぶってみると、鏡にはどストライクに思い描いた通りの自分が映る。その魅力に抗えるハゲはいません。  すぐさま「何かあったとき」のためのスペアを合わせて2着のカツラを購入。業者はそこだけ良心的で、増毛にかかった費用をカツラの購入費に転用してくれるんですよ。でも実はこれが、悲劇の始まりだったんです。  日本のカツラは優秀で、周りもまさか25~26歳でかぶっているとは思わないから、本当に全然バレませんでした。  しかし、常に「いつバレるか」とビクビクしながら過ごし、大好きだったスポーツも避けるようになって、休日も家に引きこもりがちになる。だから太って、血流が悪くなり、さらに抜け毛が増える……という悪循環に。カツラに起因するストレスと運動不足は、抜け毛以上に心身を蝕んでいきます。  蒸れた頭をトイレに隠れてかきむしったり、カツラを留めるピンに挟まった抜け毛に「本末転倒だ」と脱力したりしながらも、一度かぶったら、かぶり続けるしかないんです。散髪しようにも普通の理容院には行けないから、業者が展開する割高なサロンに通うことになり、"維持費"もバカになりません。心にも体にもお財布にも、悪影響を与える三重苦にハマるのです。  また、すべての地域に、こうしたサロンや、カツラのメンテナンスをしてくれる店舗があるわけではないから、転勤ともなれば家よりも何よりも、まず「この地域に業者はあるのか!?」と大慌てで調べることになる(苦笑)。詳しくは次回以降にもお話ししますが、"カツラ時代"の失敗談は数多くあります。  と、このような理由で、ファッション感覚で付け外しできるほど開き直った人でもない限り、基本的にカツラはオススメできません。  また、現在の発毛・育毛業界には、詐欺まがいの業者があまりにも多い。僕が研究した結果によると、シャンプーだけで髪が生えるなんてあり得ないし、広告に散見される「発毛」という言葉など、本来であれば医療機関でなければ使ってはいけないもの。金儲け主義の業者が薄毛というコンプレックスにつけ込み、藁をもつかむ思いの人々から金を巻き上げているんです。  そして、"薄々"そんなものだとわかりながら、ハゲはお金を払ってしまう……。  事実、僕は医学生だったにもかかわらず、科学的な根拠など度外視して、「今度こそ効くんじゃないか」と、高額なシャンプーを買っていましたから(笑)。  さて、この連載では、今では笑い話になっている僕自身の失敗談と共に、腐りきった業界の真実も伝えていきたいと思います。 「正しい治療を行い、効果を上げている自分が儲かるべきだ!」という考えもなくはありませんが、何よりも、悲しい思いをする同志をひとりでも減らしたい、というのが偽らざるところ。全6回、是非お付き合いください。 (構成/橋川良寛 bluepoint) 麻生 泰(あそう・とおる)
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1972年、奈良県出身。AGAスキンクリニック総括診療部長。東京美容外科統括院長。大阪医科大学形成外科にて研修医終了。大手美容外科で院長、診療部長を歴任後、東京美容外科を設立。また、AGAスキンクリニックの設立にもかかわり、統括診療部長を兼任する。自身の薄毛に悩み、治療方法を模索・研究し、現在の治療法を確立した。 AGAスキンクリニック
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薄毛で悩んだ麻生医師が、自ら開発し効果を実感した発毛治療を受けることができる院は、全国のAGAスキンクリニックをはじめ、東京美容外科メンズ専科、東京ビューティークリニックなど、全国26院(2013年12月現在)。さらに今後も拡大予定。 ご予約・ご相談はTEL:0120-2323-48 URL〈http://www.aganavi.jp/AGAとは? Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味。成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のこと。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられている。現在、全国で1260万人ほどいて、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人だという。

「ノトーリアス・B.I.G」「ペットショップボーイズ」――音楽的視点から考察する『ジョジョの奇妙な冒険』スタンドレビュー

「サイゾーpremium」より ――第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した「ジョジョリオン」。長く愛される「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに眠る、知られざる音楽的世界を知ればもっとジョジョが面白くなる!
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『ジョジョリオン 5』 2013年文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞!
 1987年より現在に至るまで27年間にも渡り、長期連載を続け圧倒的な人気を誇るマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』。第一部から始まるジョースター一族とディオ・ブランド―の二世紀以上に渡る戦いを描いた冒険活劇で、現在は第8部『ジョジョリオン』が『ウルトラジャンプ』(集英社)で連載中だ。  やはり「ジョジョ」で連想されるのは、「オラオラオラオラ」「無駄無駄無駄無駄無駄」などファンならずとも一度は目にし、耳にしたことがある独特のセリフ回しや「メメタァ」や「ズキュウウウン」に代表されるユニークな擬音語の数々とともにキメられる、いわゆる“ジョジョ立ち”と呼称されるキャラクターたちの特異なポージングだろう。これらは現在、様々なシーンで当たり前のようにパロディやネタになっているのを確認でき、本作の人気の高さと認知度を改めて知ることができる。  またホラーやサスペンス映画さながらのストーリーテリングや演出、コマ割りなども長期連載でも人気を衰えさせるとこのなかった最大の要因だろう。そして、もっとも読者を惹きつけてやまないのは、登場する個性豊かなキャラクターたちと第三部以降に設定の軸となった「スタンド」の存在だ。そのキャラクターやスタンド名にはある一定のルールがあることも有名で(しかし、すべてに当てはまるわけではない)、音楽アーティストの名前や曲名、アルバム名が由来となっている。例えばシリーズを通しての宿敵であるディオも、ヘビメタ・バンドから拝借されているし、レッド・ホット・チリ・ペッパーやセックス・ピストルズなど挙げればキリがない。しかも、細かく見ていくと、誰もが知っている有名な名称もあれば、コアな音楽ファンでなくては知り得ないものもあり、1980~2010年代の長きに渡ってじつに確かな審美眼でセレクトされることがわかり、また作者である荒木飛呂彦が現在どんな音楽を聴いているのか……と想像することも、コアな読者の楽しみなのかもしれない。  となると、もちろん生まれたキャラクターたち、は大なり小なりモデルとなった曲やアーティストの影響を自然と受けている。今回はその音楽と歴代シリーズに登場するスタンド――今回は広義でダンス・ミュージックを主眼とする――との関係性を掘り下げて、その背景や時代性を(空想も加え)読み取っていきたい。 ■その能力は"死後"に花開く! 「ザ・ノトーリアス・B.I.G」に見る荒木飛呂彦の先見の明
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『Ready to Die』(The Notorious B.I.G)
第五部『黄金の風』 出演:カルネ スタンド:ノトーリアス・B.I.G 引用:The Notorious B.I.G  ギャングスターを夢見る青年ジョルノ・ジョバァーナが主役となった第五部は、ギャング同士のバトルがメインとなった。名言やアクが強いキャラが多く人気が高い第五部だが、シリーズを見渡しても、非常に特異なスタンド能力を発現し、強烈なインパクトを残したのがカルネとその能力「ノトーリアス・B.I.G」である。  "カルネ”とはイタリア語で“肉"。そして、スタンド名はヒップホップ界のレジェンドであるビギーことザ・ノトーリアス・B.I.G.が由来となっている。「俺のフロウはミスタの弾丸」など自身のウェブサイトの音声ブログでジョジョオタクっぷりを惜しみなく発揮するMCの般若をはじめ、数多くのヒップホップ・アーティストからも熱烈な支持を受けるジョジョ・シリーズだが、そんな彼らをも唸らせるキャラとして登場したのがカルネだ(ルックスはシリーズで一二を争う残念さだが)。  本体であるカルネは、主人公一行がサルディニア島に向かう飛行場のシーンで突然現れる。ミスタに銃で威嚇されるも、不敵な表情を崩さず堂々と歩を進めるカルネだったが、ミスタが数発の銃弾をお見舞いすると、セリフを一言も発することなくあっけなく天に召されてしまった。しかし、ここからがカルネの本領発揮。彼のスタンド能力「ノトーリアス・B.I.G」は、本体が死んでから、その執念を不死身に近い力に変えて主人公一行を追い詰める。ここでポイントとなるのが、"死後"だ。  ビギーはラッパーになる以前は、コカインのディーラーを生業にしていた(ジョルノやブチャラティが嫌いなタイプの)リアル・ギャングである。1994年にデビュー・アルバム「Ready To Die」をリリースし、一躍スターダムへと登り詰めたが、当時のヒップホップ・シーンは、第五部に象徴される血なまぐさいギャングの世界。ヒップホップ史の悲劇である"東西抗争"に巻き込まれ、ビギーは1997年に24歳の若さで暗殺されてしまう。しかし、彼の作品は"死後"にとんでもない記録を打ち立てる。生前にレコーディングしていたセカンド・アルバム「Life After Death」がその年にリリースされ、全世界で1000万枚以上(ヒップホップ作品としては史上2番目の記録)を売り上げ、正真正銘のレジェンドとなったのだ。アルバム・タイトルが自身の死を予見させ、奇しくも死後に力を発揮したという点で、カルネのスタンド・パワーはヒップホップ・フリークも納得の展開だったのである。 つづきはコチラから! 【音楽的視点から考察する『ジョジョの奇妙な冒険』スタンドレビュー連載記事はこちらから!】「ラブ・デラックス」「アンダー・ワールド」――普通じゃない(No Ordinary Love)恋愛模様と地面の記憶「チョコレート・ディスコ」「ボーン・ディス・ウェイ」――バレンタイン大統領の暗躍とレディー・ガガの人間性
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なぜ、美しく改良すると"叩かれる"のか? 芸能人と美容整形 美の追求の倫理学

――「サイゾーpremium」内で、今もっともバズっている記事をお届け!!  発売中のサイゾー12月号の第二特集記事は『芸能人と整形の倫理学』。整形をカミングアウトする芸能人なども増えていますが、まだまだ芸能界のブラックボックスとして扱われている美容整形の賛否や正当性を考察しつつ、倫理学、社会学、歴史学的な見地で「整形」のタブーに挑みます! ■今回のピックアップ記事 『なぜ、美しく改良すると"叩かれる"のか? 芸能人と美容整形 美の追求の倫理学』(2013年12月号特集『芸能人と整形の倫理学』より) ――芸能人の告白や疑惑、大手美容外科の宣伝を通して、我々の日常でもその存在を認識する機会が増えてきた"美容整形"。それを「外見を改良し、美しくする手術」ととらえる向きもいるだろうが、その裏側には、生命倫理や人種差別に関わる問題などもはらんでいる。本特集では、「なぜ芸能人の美容整形が"叩かれる"のか」「美を追求するために、親から授かった身体にメスを入れることは罪なのか」ということを根底に、美容整形を倫理的にとらえ、整形大国韓国の実情、芸能プロ関係者の本音を浮き彫りにしたい。
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バラエティ番組で整形を告白した森下悠里。
 少しでも顔が変わった芸能人は"整形か!? "とネットで騒がれる昨今。こうした”疑惑”が囁かれる芸能人は沈黙を貫くことがほとんどだが、一方で、「メスを使わない手術はしたことがある」(グラビアアイドル・森下悠里)、「(鼻を指さして)イジりました」(モデル・小森純)など、ごく一部、その事実を認める発言をする芸能人もいるにはいる。また、新旧問わずメディアでは、大手美容外科の広告が増加。いつからか「プチ整形」という言葉が社会に広まり、美容整形は一般の人にも身近な話題となりつつある。  しかし、今現在も「芸能人と整形」をはじめとした美容整形の話題は、基本的にタブー視されることが多い。また、美容整形という文化の背後には、カネと権力といった芸能界ではおなじみの話題のほか、一般には報じられない業界団体の対立や、生命倫理、人種差別に関わる問題までもが横たわっているのだ。  まず本稿では、美容整形の歴史を遡りながら、それらの問題について考察してみよう。  美容整形の起源については諸説あるが、『美容整形と〈普通のわたし〉』(青弓社)の著者であり、松蔭大学の川添裕子教授によると、「外見への医療的介入は、紀元前1500年前のインドではすでに行われていた」という。 「その頃のインドでは、切断された鼻を再建する手術が行われていたようです。その背景として、鼻をそぎ落とす刑罰の存在が指摘されています。このインド式の造鼻術は、形を変えながら現代に伝わっていると考えられています」(川添氏)  なおその刑罰は、姦通の罪を犯した女性などを対象に行われていた。アメリカ美容整形ビジネスの光と影を追った書籍『ビューティ・ジャンキー』(アレックス・クチンスキー著・バジリコ)でも「顔を傷つけるのは明らかに社会による拷問だ。罪人に、ひと目見ただけでその人の罪がわかるような顔で生涯を送らせたのである」(同書P92)との言及がある。  そして美容整形という概念が明確になったのは15~16世紀のヨーロッパで、鼻の再建手術などが行われていたが、その当時のヨーロッパでは、不完全な鼻は特別な意味を持っていた。先の『ビューティ・ジャンキー』によると、欠損した鼻や病気などで変形した鼻は、売春婦や敗者の印であるとされ、当時の戦中、戦死した兵士は死してなお、鼻を切り落とされ屈辱を与えられたという。また、「鼻柱が陥没した鞍鼻といわれる鼻は、梅毒によって軟骨が侵された結果であり、こういう鼻は不健康で堕落した、社会の嫌われ者という立場にあることを示していた」(同書P93~94)のだ。  逆にいえば、整形で鼻の再建手術を行うことは、その人の社会性を取り戻す意味合いもあった整形手術は、その歴史の始まりから社会的に再認知されるという行為でもあったのだ。 ■形成外科を進化させた戦争による倫理観の変貌  一方で、倫理的な側面からは、そのような手術への風当たりは当時より強かった。 「中世ヨーロッパキリスト教社会では、再建手術であっても、"神の業への干渉"とみなされました。また当時、外科的処置は理髪師らによっても行われていて、外科全般の社会的な地位が低かったという面もあります。さらに麻酔や無菌手術が不十分だったので、整形に限らず手術自体が生きるか死ぬかという究極の選択でした」(川添氏)  現在の日本でいわれるところの整形に対する倫理観と同義に思えるが、その後、麻酔術や消毒法などの技術が発達。さらにキリスト社会が世俗化する中で、身体観も変化する。 「近代ヨーロッパ社会では、人の身体は『わたしが持っているもの』であり、『自然は科学によってコントロールできる』『身体は〈個人〉の思い通りになる』という考え方が生まれます。身体への医療的介入も神への冒涜とは考えられなくなり、現代的な美容整形を受け入れる土壌が出来上がったわけです。そして19世紀後半のドイツでは、鼻の美容整形も行われています」(川添氏)  しかし、形成外科の技術を美容へと転用しようとする医師への風当たりは強かった。 「患者をより美しくするため、あるいは老化をなんとかしてごまかすために医学という立派な専門的職業を利用するという考えは、見栄や虚飾を認めないピューリタン的道徳と真っ向から対立した」(『ビューティ・ジャンキー』P97)というのが当時の実情だったようだ。  そんな状況を変化させ、また形成外科の技術を急速に発展させるきっかけになったのは戦争だった。 「第一次大戦、第二次世界大戦などの近代戦では、兵士が被る顔の損傷も凄まじいものになり、その数も膨大になりました。そのような負傷兵たちの治療が求められた戦争は、皮肉にも形成外科医たちの実践トレーニングの場にもなっていたのです。従軍医師がさまざまな症例に当たる中で、外見の治療の技術は大きく発展し、のちの美容整形に役立てられていきました」(川添氏)  この影響もあったのか、第二次大戦後の1950年代中頃、広島で原爆によるやけどを負った被爆者が再建外科治療のためにアメリカに運ばれた際には、それまで欧米諸国で取り沙汰された「整形手術はモラルに反する」という主張が問題にされなかったという。 「訪米したのは全員女性で、『ヒロシマの乙女』と呼ばれた。彼女たちは皆若く(19~24歳)、やけどの痕は見るに無残であったため、全米の注目を浴びた。何度かの手術を経て大衆の前に現れた彼女たちは驚くほど美しくなっており、それをきっかけに美容外科が持つ素晴らしい復元力に関する議論が噴出した」(『ビューティ・ジャンキー』P107)  ここまで駆け足で美容整形の歴史を見てきたが、美容整形の技術は「美貌」を目指して生まれたのではなく、再建手術という「修復」を目的に発展してきたものだった。それが美貌を目指すものとして正当化されたのは、アドラー心理学の影響が大きいと川添氏は話す。 「美容整形に大きな影響を及ぼしたのは、アルフレッド・アドラーの『劣等コンプレックス』の概念です。アドラーは、劣等感は人間なら皆あるとして、『優越に向かう努力を刺激するものとして役立つ』と考えました。歴史学者のエリザベス・ハイケンは『プラスチック・ビューティー』(平凡社)の中で、1920年代から30年代にかけて心理学が流行するようになったアメリカで、アドラーの心理学、特に劣等感が一般の人々の心を掴んだことを指摘しています。そしてコンプレックスは『解消すべきもの』として浸透していきました」(川添氏)  こうした経緯を踏まえ、美容整形は倫理的に正当なものと認識されやすくなり、手術を希望する人も実際に増えていったという。 「それまでは無視されてきた『外見』の要素が医学に取り入れられ、外見の手術は『メスによる精神分析』と語られるようになりました。美容整形を受け、コンプレックスを払拭することで心の状態が回復する、患者の福利に寄与できる……ということです」(川添氏)  このように、身体のみならず心の問題にも関わるのが、医療における美容整形の特異さだ。医療ジャーナリストの大竹奉一氏は、「美容整形が一般医療以上にクレームが多くなる理由のひとつも、そこにある」と話す。 「一般医療は、病気や痛みに苦しむ人を健康な状態にすることが目標。つまり、マイナスからゼロの状態を目指すのが治療のプロセスです。一方で美容整形を希望する人は、身体の状態としては病気ではなく痛みもない。それでも鼻を高くしたり、二重まぶたにしたりと、希望に応じて手術をするわけで、それは『ゼロからプラスへ』のプロセスなわけです。そして、そのプラス度を判断するのは患者の主観のため、手術自体が成功しても患者が満足しない場合があり、クレームへと発展するんです」(大竹氏) つづきはコチラから! 「サイゾーpremium」では他にも芸能人と整形のタブーに踏み込んだ記事満載です!】整形医の年収は業界トップ! 報道から探る整形大国の賛否と韓国が"美容"を推進する道理貸すことはあってもカネは出さない! 芸能マネが語る「タレントの美容整形」マリウス葉は“平井堅”化する!? 整形疑惑も飛び出したジャニタレの“顔面成長”を徹底検証!
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「ジャンプ」アシスタントの年収2000万円は都市伝説!? 金と利権の(禁)マンガ事情

――毎月さまざまなタブーに斬り込む月刊誌「サイゾー」では「マンガ」のタブーを徹底解剖。売り上げが低迷する日本の出版業界で唯一といっていいほど景気のいい話が聞かれるコミック業界。出版社ごとの新しいドル箱マンガ分析から、マンガ家アシスタントのギャラ事情、エロ劇画のディープな世界など、さまざまな角度からマンガ業界の行く末を占うサイゾー12月号「カネと欲望のマンガ業界」の読みドコロを(手前味噌ですが)レクチャーいたします!
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『サイゾー 2013年 12月号』(サイゾー)
 先月25日、政府と民間企業による「クールジャパン推進機構(株式会社海外需要開拓支援機構)」が発足した。これは、アニメやファッション、食、伝統工芸品などの日本文化の海外進出を後押しする官民ファンド。コンテンツ輸出のなかには、アニメの他にマンガや音楽、映画なども含まれる。また、gooリサーチが昨年行った「マンガに関するアンケート」によれば、15~44歳の約75%が「マンガ好き」と回答したという。これほどみんなが好み、強力な輸出コンテンツとしても期待されるマンガを「月刊誌サイゾー12月号」(11月17日発売)では「カネと欲望のマンガ業界」として特集を組んでいる。  同誌の「マンガ業界、"次の利権"は『食マン』『リバイバル』そして『引き抜き』か!?」によれば「『進撃の巨人』(講談社)はアニメ放送からわずか2カ月で870万部を増刷する破竹の勢いでマンガ市場を牽引した」という。他にも『ONE PIECE』(集英社)や『黒子のバスケ』(集英社)なども大ヒット中だ。ちなみに、出版業界の市場規模は、1996年の2兆6564億円をピークに、ここ数年は2兆円を割り込み、2012年には1兆7398億円と縮小傾向にある。また、2003年には1兆3222億円あった月刊誌・雑誌の販売額は、2012年には9385億円まで落ち込んでいる。  しかし、同記事によれば、単行本は売れても週刊・月刊コミック誌の売れ行きは芳しくないという。「トレンド情報誌『出版月報』2月のデータでは、12年におけるマンガ誌の推定販売部数は4億8303万冊で、97年の12億1617万冊と比較すると半減以下」まで落ち込んでいるという。さらに、「(マンガ誌の)売上は05年から単行本に抜かれ、12年は1546億円となっている。コミック単行本の2202億円と比べると、いかに規模が縮小しているかがわかる」とも。  そうした状況に対し、マンガ誌を発行する出版各社は、ウェブに活路を見出そうとしてるという。同誌の「重い腰をあげて各社一斉スタート『モーニング』『ジャンプ』マンガ誌とウェブの新展開」という記事によれば、これまでは「販売サイトへの作品提供や電子書籍販売企業のオリジナル作品が中心で、出版社自身がウェブ媒体を立ち上げるケースは基本的になかった」という。しかし、昨年、小学館が「裏サンデー」「やわらかスピリッツ」、集英社が「となりのヤングジャンプ」といった無料のウェブマガジンをスタート」させ、大手出版社によるウェブ媒体のオープンラッシュに。こうした出版社のウェブ媒体が狙っているのは「ウェブで無料公開し、紙の単行本で利益を上げる」ビジネスモデルだとのこと。こうしたビジネスモデルの先駆けは、スクエア・エニックスの「ガンガンONLINE」。同サイトは2008年にオープン。「無料で新作が読めるマンガサイトで現在では50作を超える作品が連載されて」おり、「累計発行部数240万部超の『男子高生の日常』や『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』など100万部クラスの作品を」生み出しているという。  ところで、何百万部ものセールスを叩き出す作者やそのアシスタントは、どれくらいの大金を手にしているのか、気になるのが世の常。同誌の「日本一のマンガ家の素顔を知る……『週刊少年ジャンプ』アシスタント座談会」によれば、ジャンプ作家のギャラは比較的良く、『バクマン。』(集英社)のアシスタントは、1日の稼働時間が9~21時、平日5日働いて1日2万円で、この金額は平均的だとか。ドラマ化や映画化もされた『ROOKIES』(集英社)の森田まさのり氏のところは、最初は月給18万円と決して高くはないが、3カ月おきに1万円ずつくらい上がるという。さらに、アニメ化、ゲーム化、映画化などされた『ONE PIECE』の尾田栄一郎氏のチーフアシスタントは年収2000万円。というのは都市伝説で、完全にデマだという。  この他にも「『ゴー宣』小林よしのり『文春報道が真実ならば わしは河西智美を糾弾する!』」、「吉木りさ田母神らサイゾー的"識者"が読む『進撃の巨人』」などのインタビュー記事から、「ついに義務教育化の声も……!? "突っ走る"マンガ教育現場の今」「学校図書館とマンガの不思議な関係―― 『はだしのゲン』はなぜ学校にあるのか?」など、社会派の記事まで並ぶ「サイゾー12月号」。マンガに興味がある人も、そうでない人もマンガ業界の裏側を知ることができるかもしれない。

【山本直樹=森山塔】が語るエロマンガ「"規制"で楽をするのは編集者のほう!」

――「サイゾーpremium」最新記事をご紹介!!  発売中のサイゾー12月号の特集記事は「カネと欲望のマンガ業界」。「ゴー宣」の小林よしのり氏や山本直樹の現役マンガ家インタビューや、大物作家の裏話に花が咲いた「ジャンプ作家アシスタント座談会」、はてはサイゾー恒例の「このエロ劇画がヤバい!2013」、「BL出版社に聞く、深化しすぎたBLエロ表現」などなど、マンガ業界を多角的に考察しています。その中から、今回はマンガ家山本直樹氏のインタビュー記事をお届け! ■今回のピックアップ記事 『【山本直樹=森山塔】が語るエロマンガ「"規制"で楽をするのは編集者のほう!」』(2013年12月号特集『カネと欲望のマンガ業界』より) ――現在「イブニング」で連載中の『レッド』の作者、山本直樹がエロマンガ家であることは、多くの人が知るところだろう。しかし、昨今は、過去のエロマンガ家としての活動を隠して、一般誌でヒット作を描く作家は珍しくない。そんな、成人コミックと一般コミックの狭間で揺れる作家たちの思いと、規制が厳しくなる昨今におけるエロマンガのタブーを山本氏に聞いた。
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(写真/磯部昭子 A/M)
 現在「イブニング」(講談社)で、連合赤軍事件を題材にした『レッド』を連載中の山本直樹。同作で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞する作家でありながら、森山塔・塔山森名義で成人向けマンガを執筆し、1991年に『BLUE』で東京都条例初の有害コミック指定を受け、2008年には『堀田』3巻が同じく有害コミックに指定されるなど、タブーに挑むような作風でも多くの支持を集めている。そんな山本氏は、どんどん規制が厳しくなる一方のマンガ界の現状をどのように見ているのだろうか――。 ――やはり、作品によって山本直樹と森山塔の名義の使い分けを? 山本直樹(以下、山本) ペンネームを使い分けてたほうがかっこいいかなって思ってね(笑)。「ピンクハウス」(日本出版社)っていう自販機本から森山塔でデビューして、すぐに「ジャストコミック」(光文社)でも山本直樹名義で描き始めたので、ほとんど同時進行だったんですよ。そのうち、忙しくなって使い分けなくなっちゃったし。今は、山本名義で人格統一してます。 ――山本先生以外にも、もともとエロマンガを描いていて、青年誌や少年誌に連載を持つマンガ家は多いですよね。『お慕い申し上げます』の朔ユキ蔵さんや、『めだかボックス』(共に集英社)の暁月あきらさんとか。『花のズボラ飯』(秋田書店)の水沢悦子(うさくん)さん、『食戟のソーマ』(集英社)の佐伯俊(tosh)さんのように、元エロマンガ家だということを公にしていない人もいますが、山本先生はそこはオープンですよね。 山本 出自を隠しても、結局今の時代だったらすぐにバレるでしょう。さすがに「週刊少年ジャンプ」(集英社)の作家になるなら隠そうかと思うんだろうけど、僕の場合青年誌だから、まったく抵抗がないし、出版社に名前を隠せと言われたこともないですよ。 ――過去に、有害コミック指定を受けていらっしゃいますが、名義を統一してしまうと、その辺りも言い逃れができなくなるなど、弊害もありそうですが……。 山本 いやあ、関係ないですよ。僕の場合は有害コミック指定で2回怒られてますけど、メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞もらって1回褒めてもらってますから。バランスがいいかなと思っています。親戚にもデカい顔できますし(笑)。 ――とはいえ、今も「マンガ・エロティクス・エフ」で、また怒られそうな少年少女のエロマンガ『分校の人たち』を描いていますが、内容に規制がかかったりしないですか? 山本 最近描いてないけど、昔連載をしていた小学館からは時々言われてましたね。学校の制服を着てエロいことをするのは避けてくれ、とか。だから野球のユニフォームを着せてエロいことさせたけど。 ――でも、『分校の人たち』って明らかに未成年ですよね? 山本 作中では小学生とも中学生とも明言してないですよ。僕の出身地の北海道にも北海道教育大学函館校って分校があるし、大学生かもしれないじゃないですか。 ――なるほど……(笑)。 山本 でも、未成年の子だって、実際はエロいこといっぱいしてるよね。 ――はっきり未成年とわかる作品では有害コミック指定も受けていらっしゃいますが、どう思われました? つづきはコチラから。 「サイゾーpremium」ではこれからも果敢に業界のタブーに斬り込んでいきます!】『ゴー宣』小林よしのり「文春報道が真実ならば わしは河西智美を糾弾する!」『NARUTO』作者はいい人すぎて"給料高額事件"が勃発?…「週刊少年ジャンプ」アシスタント座談会【吉木りさ】『進撃の巨人』 エヴァを初めて観て以来の衝撃、これぞ次世代の少年マンガ!
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メディア統制と"教祖"HIROの徹底教育――"黒いジャニーズ"EXILEのゴシップはなぜ出ないのか?

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『めちゃイケ 赤DVD 第2巻 オカザイル2』
 いまや巨大産業と化したEXILE擁する「株式会社LDH」(LDHは「LOVE/DREAM/HAPPINESS」の頭文字)。リーダー兼社長であるHIROの手腕さながら、DJ活動や俳優業など、EXILEメンバー個々の活躍はもちろん、三代目J Soul BrothersやGENERATIONSといった兄弟ユニット、そしてFlowerやHappinessなどの姉妹ユニットの育成、さらには格闘家や脚本家のマネジメントのほか、アパレルブランドやダンススクールの運営など、その業務は多岐に渡る。  事実、2010年3月25日付の朝日新聞の報道によると、09年3月期の同社売上高は100億円と突破したという。  しかし、その巨大産業の中核を担うEXILEの活動においても、AKB48のフロント・メンバー“神7”よろしく、彼らが“王者”に君臨し続けるための地位を支えるメンバーが、確実に存在する。  本特集では、音楽業界において燦然と輝く、「黒い巨塔 株式会社LDH」を考察するとともに、EXILEが抱える苦悩や熾烈な覇権争いについて迫ってみたい。  音楽業界の業績不振が続くなか、嵐やAKB48といったアイドルたちに負けず劣らず安定したセールスを叩き出すEXILE。AKBの握手券商法に顕著だが、アイドルは曲の善し悪しに左右されることなく、市場を独占する人気と戦略で売り上げ枚数を稼ぐことが可能だ。しかし、EXILEは本格派志向のアーティストゆえ、戦略に加えて常に“実力”を提示しなければならない。  一昔前なら音楽に興味を示さないお茶の間の主婦やサラリーマンからしてみれば、EXILEは踊って黒光りする壮年層集団に映ったかもしれないが、いまや彼らは、天皇皇后両陛下の御前で天皇即位20年の奉祝曲を披露するという、まさに国民的アーティストにまで成り上がった。その背景には、所属事務所LDHの社長とEXILEのリーダーを兼任するHIROの"教祖"とも呼べるほどの徹底的な教育と経営方針が大きく関与している。 「その容貌や活動からか、EXILEは一見ただの“経営者HIROと愉快な仲間たち”に見えるかもしれませんが、強固なまでに組織化された集団です。会社経営は言うまでもなく、社長HIROを筆頭に、メンバーそれぞれが多忙を極めながらも社内会議は頻繁に出席し、スタッフを交えたマーケティング・リサーチも怠らない。また、社長だけに限らず、各メンバーが企業や取引相手との接待に出向いている話を聞くたび、正直、国民的トップ・グループがそこまでしなくてもいいのに……と思ったりもしますが、HIROさんが率先して出向いていることもあって、他メンバーも手を抜くことはできない。LDHは絶対的教祖HIROを崇める一種の宗教と言っても過言ではないと思います」(音楽関係者) ■ゴシップも美談にすり替える!? LDHの巧みなメディアコントロール  一昨年、メンバーのSHOKICHIが一般人女性をラブホテルに連れ込んだことが「女性自身」(光文社)にすっぱ抜かれた際、LDH所属メンバーには“夜遊び禁止令”が敷かれたという(テレビやラジオ、雑誌に至るまで、メディアに登場するメンバーには“夜遊び”という言葉を連想させる発言にまで箝口令が敷かれた)。その後もメンバーのスキャンダルはたびたび世間の注目を集めてきたが、HIROと上戸彩の結婚に象徴されるように、至って“クリーン”なイメージが強く、SHOKICHIの事件以降、メンバーが不祥事を起こさないのは、社長HIROの徹底的な教育による賜物とも言われ、それがメンバーの自己責任能力の高さ、危機回避能力の高さにつながっている。  ちなみに、13年1月、「週刊文春」(文藝春秋)誌上にて、弟分グループGENERATIONSの白濱亜嵐がAKB48の峯岸みなみとのスキャンダルが報じられた時には、峯岸の坊主頭が話題となったが、一方の白濱は表向きはお咎めなし。しかしその裏ではしっかりと、「実力より先にスキャンダルを出している場合じゃない」というお灸を据えられたようだ。 「LDHは出版社としての事業も展開しており、『月刊EXILE』を発行していますが、この雑誌のみでEXILEをはじめ、所属アーティストのプライベートに迫る記事を展開し、販売促進を図っています。つまり、“EXILEの面白いインタビュー”というのは、他メディアでは登場することがまずない。同誌において、インタビュー記事に外部のライターを起用することもほとんどなく、『月刊EXILE』の編集者/ライターがほぼすべての制作を担当しているので、いわゆる“ここだけの話”というのが外部に漏れることも皆無。これも編集長を務めるHIROさんのメディア・コントロールの一環ではないでしょうか」(同)    クリーンなイメージを保ち、プライベートに関することもメディア・コントロール下に置く――。そのこの結果、AKIRAと長澤まさみ、TAKAHIROと板野友美の熱愛が週刊誌を賑わせたことがあっても、EXILEの女性ファンががっくりとうなだれそうな生々しい話はあまり出てこない。一方で、そういったスキャンダルのさなかに、「MATSUがベーチェット病に理解を示した一般人女性と婚約」といった報道が流れることによって、熱愛ゴシップも「美談>スキャンダル」の図式が成立する。 ■HIROが目指すのはジャニーさん!? ジャニーズ化するLDHの未来  こうした組織力を誇るEXILEとLDHだが、彼らが手掛ける事業は芸能・出版だけではない。LDHが経営するダンススクール「EXPG(EXILE PROFESSIONAL GYM)」は全国に店舗を広げ、ダンス&ボーカルスクールとしてはトップクラスの知名度を誇り、現在は入会が困難になっているほどだ。(詳しくは『教育ローンも準備! ダンススクールビジネスから見る巨大”エイベックス帝国”の野望』を参照) 「EXPGは儲かっていますが、本当にダンスが好きでスクールに通う生徒がほとんで、"EXILE"というキーワードはあくまできっかけのひとつにしか過ぎない。スクール生になっている以上、"EXILEが好き"というイメージは持たれるかもしれませんが、生徒はそこまでEXILEを神格化している印象は見受けられません。でも、現EXILEのメンバーのほとんどはHIROさんを崇拝していることは間違いない。EXILEのメンバーに不祥事が少なく、むしろ下の世代からスキャンダルが生まれるのは、そういう関係値だからじゃないでしょうか。あくまで推測ですが、HIROさんはジャニー喜多川になりたいのかな? と思うときもありますね」(同) つづきはコチラから! 「サイゾーpremium」限定!EXILE総力特集を続々更新中!】セールス優先の歌謡曲路線は想定内――高水準パフォーマーとしてのEXILEが抱えるジレンマファンがぶっちゃけ! 私がエグを愛する理由宅八郎が伝授! あだ名で覚える14人のEXILE
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『R100』もやっぱり不評! お笑いも映画もとことんツマラン!! 松本人志は「もう死んでいる!」

――「サイゾーpremium」内で、今もっともバズっている記事をお届け!!  発売中のサイゾー10月号の特集記事は「現代タブー白書」。芸能界のドンをめぐる大物組長の独占告白から、世界的なアニメスタジオに成長した「ジブリ」の年内解散説の真相、未成年のあいだで拡がるドラッグの現状…などなど、世にはびこるあらゆるタブーを暴きます! そんな数々の危なっかしい記事の中から今回はお笑い界に漂う"松本人志タブー"を御開帳致します。 ■今回のピックアップ記事 『お笑いも映画もとことんツマラン!! 松本人志は「もう死んでいる!」』(2013年11月号特集『現代タブー白書』より) ──松本人志。彼がお笑い界に革命を起こした男であることは疑いようがない。しかしそれと同時に彼の創造力がもうすでに枯れてしまったことも、悲しいかな、事実である。それは彼の作った近年のコントや映画を見れば、一目瞭然。松本を批判することが一種のタブーとなっていた時代があったものの、現在のありさまといったら……。
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(絵/HELLSLAUGHTER)
 この秋の番組改編で、『爆笑 大日本アカン警察』(フジテレビ系)、『リンカーン』(TBS系)というダウンタウンの冠番組2本が相次いで打ち切られた。いずれも後番組には引き続きダウンタウンを起用したバラエティ番組が控えているが、ネット上では「次もつまらなそう」「ダウンタウンにトドメを刺すつもりか」「吉本への配慮だろ」といった冷めた意見が大半を占め、番組終了を嘆く声も、後続番組に期待する声もほとんど聞かれない。  ダウンタウンといえば、20年以上にわたりお笑い界のトップに君臨する希代のお笑いコンビであり、特に30代以上の読者なら、全盛期の圧倒的な面白さをリアルタイムで体験しているはず(筆者もその1人)。それだけに近年の凋落ぶり、とりわけ松本人志の迷走は痛々しくて見ていられない。映画監督としてデビューしたはいいが『大日本人』(07年)、『しんぼる』(09年)、『さや侍』(11年)と3作続けて内容的にも興行収入的にも大コケし、13年10月5日に封切りされた最新作『R100』も、内容より先に「初日なのに劇場がガラガラ」という客入りの悪さが話題になる始末。  では、”本業”のお笑いはどうかといえば、地上波では実に9年ぶりとなるコント番組『松本人志のコント MHK』(NHK)は、10年に放送されたパイロット版の視聴率は6・2%と振るわず、11~12年にかけて5回にわたり放送されたレギュラー版に至っては視聴率2%台の超低空飛行のまま終了。かつて「笑いの神」と評された松本人志は、終わってしまったのか? 「90年代後半からダウンタウンの勢いがなくなったことは、多くのテレビ局関係者も認めるところ。事実、冠番組の視聴率も下がっています。とはいえ、各局にダウンタウン担当のプロデューサーがいて、彼らが芸人としてのダウンタウンを支えている状況です」  そう語るのは、吉本興業関係者A氏。たとえば、フジテレビなら小松純也氏(『ダウンタウンのごっつええ感じ』『一人ごっつ』演出、『アカン警察』プロデューサー)や佐々木将氏(バラエティー制作部企画担当部長)などが有名だという。 「特に佐々木さんの松本さんへの入れ込みようは凄まじく、映画にそれほど関わってないのに、松本さんが海外の映画祭に参加する際も、無理やり同行して松本さんの身の回りの世話をしているほど」(A氏)  これに対し吉本内部からは「松本を甘やかしすぎ」との批判も多いそうだ。また、こうしたテレビ局の社員以外にも、松本にべったりの「ブレーン」たちがいる。代表的なのが、イラストに挙げた、高須光聖、倉本美津留、長谷川朝二という3人の放送作家だ。3人とも松本との付き合いは長く(特に高須と倉本は、ダウンタウンもしくは松本がピンでレギュラー出演するほとんどの番組の構成に携わっている)、松本映画4作品および『MHK』という爆死企画に顔を揃えている。  映画ライターのモルモット吉田氏は、松本映画の失敗は監督の才能以前に、このブレーンたちに問題があるのではないかと指摘する。 「彼らはテレビマンとしては優秀でしょうが、映画制作においては知識や戦略性に欠けているように思われます。松本さんの映画って、本人は『誰も観たことのない映画』を目指しているようですが、残念ながら昔からさんざんやられている映画の焼き直しなんです。周囲の人がそれをわかっていれば、『そのアイデアはもう古い』『それでは観客にウケない』的な助言も可能だったはず」(吉田氏)  たしかに、彼らはイエスマンとして松本に追随しているだけ、との印象を強く受ける。10年にNHKで放送されたドキュメンタリー番組『プロフェッショナル仕事の流儀 松本人志スペシャル』では大爆死した『MHK』の企画会議に密着していたが、そこでは松本の発案に対し、高須、倉本らスタッフは「それ、ええやん」と賛同するばかりで、反論の類いは皆無と言ってよかった。もちろんそのように編集されている可能性もあるが、映画の制作現場も似たような状況なのではないか。 「結局、同じ体制で4作品撮って、ご覧のありさまですからね。1作目の『大日本人』はテレビの方法論を当てはめていた分、まだ見所がありましたけど、2作目以降は”映画”を意識するあまり、映画的なルールに縛られ、内容もどんどん中途半端になっています。『R100』では完全に行き詰まっているように見えます」(吉田氏) ■取り巻きに「傑作」とほめられご満悦?  実は、筆者も公開初日に渋谷の某映画館で『R100』を観てきたのだが(19時台の回で、座席は3分の1程度しか埋まっていなかった……)、吉田氏の意見に同意せざるを得ない。4作目にして、映画監督としては末期的な状態にあると言える。 「もし松本さんが今後も映画を撮り続けるならば、『HITOSI MATUMOTO VISUALBUM』(松本が企画・構成した映像作品。98~99年にかけ3作制作された)のような非”映画”的な作品で突き抜けてしまうか、あるいは逆にカッチリした”映画”の脚本を書ける人と組むなど、大胆な路線変更が必要ではないでしょうか」(吉田氏) つづきはコチラから! 「サイゾーpremium」ではこれからも果敢に業界のタブーに斬り込んでいきます!】最新作『R100』はメタ構造で批判から逃げている!気鋭の映画ライターが「松本映画」全作品メッタ斬り!モー娘。の肉弾接待は本当にあったのか? 芸能界のドンを撃つ大物組長の独占告白!バーニング銃撃事件12年目の真相!! GLAYをめぐる金銭トラブルと"銃弾"
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