日本最大規模のアダルトの祭典「AV OPEN」の開催でエロの伝道師【ケンドーコバヤシ】が、苦悩を語る!

――ユーザー投票により日本一のアダルトビデオを決める「AV OPEN」。メインサポーターに就任したケンドーコバヤシに、その見どころを聞いたところ、人間ドラマがあふれる祭典が繰り広げられるようだ。
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(写真/若原瑞昌・D-CORD)
「正直、痛しかゆしではあるんですよ……」  苦い第一声だった。AV界における最大規模の祭典「AV OPEN」。本年度メインサポーターに任命されたのが、エロをこよなく愛する芸人、ケンドーコバヤシだ。名誉ある就任かと思いきや、なぜ? 「オフィシャルな仕事に携わることで、個人的に肩入れできない立場になりますからね。しばらくはジャンルも女優もばらけさせてDVDを買わないといけない。最近、咽喉カラカラにして汗だく系の企画見るのが好きなんです。その楽しみも封印と思うと……」  悩めるケンコバは、昨年の「DMMアダルトアワード2014」にもプレゼンターとして参加。面白おかしく場をかき回す気持ちで挑んだところ、ファンも受賞者も涙を流す真剣さに衝撃を受け、襟を正したという。 「そう言いながらも、なんとか女優さんと出会えないかとケータリングの場所をうろついたり、1%の望みをかけてガラケーの赤外線を送りながら廊下歩いたんです。でも出番終わった出演者をスタッフがタクシーまで案内するぐらい導線がしっかりしていて、チャンスは皆無でしたね。そこでまた悟りましたよ、運営は本気だって。  今年の展開? AVって女優さんの見た目、キャラ、ファイト内容、レーベルの色、監督の味、かなり細分化されているじゃないですか。だから正直、まったく読めません……僕がひそかに好きな“心機一転とまではいかない程度のプロ感が漂う、レーベル移籍したての女優の1本目”系作品が健闘するとうれしいですけど」  かつて、エロネタに特化する芸人は「汚れ」と呼ばれ、メディアの中心からはじかれた。しかしケンコバは下ネタや猥談を朗々と語り、ただただスケベなローカル番組に出演しているにもかかわらず、全国区のゴールデンでも引っ張りだこ。好感度が下がらないばかりか、CMに起用されることも少なくない。エロに対する自主規制がきびしくなり、無頼の存在が駆逐されやすい中で、特異なタレントといえよう。 「スタンスは変わりませんね。若手の頃から、普通にコンパして生まれるエピソードよりも破壊力があるんで、風俗行った話も平気でしてました。でも風俗行くことや煙草吸う姿が世の中でタブー視されても、別に悪いことはしてませんから。法律の中で暴れさせたら、俺は一番ですよ!」  かように順法闘争を主張するケンコバ。「実家はノーパンうどん屋」「本名は小林卍丸」など滔々とウソをつく印象も強いが、エロという一点においてまなざしは清らかだ。それは「いかがわしい場所をちゃんと取材してるのは、成田アキラさんと俺だけ」と豪語するように、労力と愛情を注いできた誇りがあるのだろう。 「こないだ海外ロケ行った時、『アダルトなエリアには行くな』と注意されても、『自己責任じゃい!』とスタッフ振り切って、ひとりでぶらついてきました。もちろん誰も見てませんよ。ただ、ここで引き下がったら、数少ない僕の支持者が『なんじゃい!』と落胆するかなと。ちっぽけなプライドですけどね」  視線があろうと、己の“法”を貫き続ける。この侠気が人々を魅了し、エロを超えた奇跡の好感度を実現しているのだ。しかしその代償は小さくないよう。 「どうしても私生活は終わりますよね。たまに彼女ができると、最初は仕事だと納得してくれるんです。でも僕がテレビでスケベな話したり、周囲から『ケンコバの彼女=変態』という目で見られるうち、『やっぱりムリ』と去っていく。まさにエロ版『男はつらいよ』。くだらない世間ですよ……誰ですかこんな国にしたのは!」  ひとしきり叫んだ後、「すいません。俺は結局ヌキたいだけなんです」。そう言い残すと煙草をもみ消し、AV女優と対談する現場へ颯爽と向かっていった。 (文/鈴木 工) ケンドーコバヤシ 1972年、大阪府生まれ。ピンで活動するお笑い芸人。明らかにネタとわかる話を真剣に話したり、普通の話から強引に下ネタオチに持っていくといったトークで人気を博す。数々のテレビ番組に出演し、DVD作品も多数。 『AV OPEN』 日本に数あるAVメーカーが出品して、ナンバー1作品を決める最大規模のAVの祭典。昨年は、総勢75メーカー78作品がエントリーした。今年は、6月8日にすでに開催が宣言され、7月1日から全エントリー作品が公開、9月1日から全作品が発売となり、ウェブ投票が開始される。結果発表は11月中旬というロングスパンでの開催となる。まずは、公式サイトで動向をチェックだ!〈http://www.av-open.jp/

ラーメンズ・片桐仁と妄想工作家・乙幡啓子がオトナ版『できるかな』で本気の工作あそび!

「サイゾーpremium」より ――粘土作家としても活躍するラーメンズ片桐仁が妄想工作家・乙幡啓子とタッグを組んで仕掛ける「今まで見たことない工作番組」とは?
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(写真/永峰拓也)
 片桐仁といえば、“ラーメンズのモジャモジャのほう”としてお馴染みだ。一方で粘土作家としても活躍していることは、ファンの間ではよく知られている。そんな片桐仁が、妄想工作家・乙幡啓子とタッグを組んで送る異色の工作番組『また、つまらぬ物を作ってしまった』がDVD化された。本人いわく、大人版の『できるかな』。いったいどんないきさつで、企画が持ち上がったのだろうか? 片桐「粘土作品を作る番組をやりたいという気持ちはずっとあって、知人の放送作家と話をしていました。ただ、ひとりじゃ動きがない……ってことになって、一緒にできる人を探してたら、乙幡さんの名前が挙がったんです」  妄想工作家・乙幡啓子。ニュースサイト「デイリーポータルZ」などでライター業をしながら、独自に発表していたアート雑貨が話題となり、現在は雑貨企画・制作プロジェクト「妄想工作所」の活動にも力を入れている。 乙幡「片桐さんがそんなにしっかりした考えで、この番組の企画を立ち上げたことを今初めて知りました。私は行きつけの飲み屋の常連が番組のプロデューサーの知り合いだったので、“飲み”の縁で声がかかっただけだと思ってた」  番組は、視聴者から募った共通の「お題」が毎回2人に出され、作品を持ち寄るという大喜利スタイルで進められる。ユニークなのが、定点観測カメラで制作工程がすべて包み隠さず見られるところ。膨大な数の工具や塗料、聞いたこともない素材が次々に登場し、結構マジで勉強になる。 片桐「昔から、(粘土作品を)どういうふうに作ってるんですか? とよく聞かれていたんで、どうせなら見せちゃおう! って。失敗して機嫌が悪くなったり、子どもが僕の部屋に邪魔しに来たりする様子も全部映ってます。こんな工作ドキュメント番組、今まで絶対ないと思いますね」  お題は、「冷蔵庫のプリンを自分以外に食べられなくする機械」「食べるのも畏れ多い『おにぎりケース』」など、ひとクセあるものばかり。さらに、それを打ち返す2人の“怪作”が妄想の迷宮に視聴者を誘う。 乙幡「片桐さんの作品は、とにかく作り込みがスゴイ。そして、絶対片桐さんにしかできないモノに仕上がってしまう(笑)。『プリン食べちゃダメイデン』とか『おにぎり型土偶』とか……」 片桐「いやいや、乙幡さんの作品もよく考えられてますよ。『御握携す大名』なんて、商品化されて、店頭に並んでるのが目に浮かびますもん。これ使ったら楽しいだろうなって。そこは市販の雑貨を作っているプロですよね」  会話に紛れ込む脱力系の作品タイトルも気になるところ。その正体は、ぜひDVDで確かめていただきたい。また、作品に心地よい“毒”を添える、2人の息の合ったかけ合いも見逃せない。 片桐「乙幡さんはスナックのママみたいな雰囲気ですけど、もとは会社勤めしてたんでしたっけ?」 乙幡「そうです。バブル直後にマーケティング会社に就職して、夢もなく地味に働いていたんですけど30歳で辞めて、いろいろ仕事を転々として、今に至ります」 片桐「初めて聞きましたよ! この前の打ち上げでも、そんな話まったくしませんでしたよね」  互いの素性なんて知らなくても、作品でつながり合えるのがアーティスト。最後に、今回のDVDの見どころを教えてください! 片桐「やはり最後のお題ですよね。作品がカブるという!」 乙幡「それ言っちゃダメじゃないですか?」 片桐「いや、いいですよ。僕が作品を出した瞬間の、現場の不穏な空気をお楽しみください!」 乙幡「このDVD、ヴィレッジ・ヴァンガードの店頭で流したらウケると思うんですけど」 片桐「確かに。ヴィレヴァンで何枚売れるかが勝負です!」 (文/丸茂アンテナ) 片桐 仁(かたぎり・じん) 1973年11月27日、埼玉県生まれ。多摩美術大学在学中に小林賢太郎とお笑いコントユニット「ラーメンズ」を結成。以降、舞台を中心に活躍。俳優、芸術家としてもマルチな才能を発揮している。99年からスタートした粘土作家としての活動は特に有名で、数々の個展も開催した。 乙幡啓子(おつはた・けいこ) 1970年9月21日、群馬県生まれ。妄想工作家。ライター。ニュースサイト「デイリーポータルZ」などで発表していた雑貨作品が話題に。雑貨企画・製作プロジェクト「妄想工作所」の代表として、自ら手がけた雑貨の販売も行っている。ホッケの開きを模したペンケース『ホッケース』などが有名。
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DVD-BOX『また、つまらぬ物を作ってしまった』 昨年9月よりNOTTVで放送していた工作バラエティが、未公開映像も盛り込んだDVD-BOXとしてパッケージ化。「大喜利+工作」という難題に苦戦しながらも、次々と画期的かつ斬新な作品を生み出していく。 発売/ポニーキャニオン 価格/6480円(税込)/発売中

女は自分の商品価値を定量的に確認したい生き物で、男はそれがわからない。髪を失ったラプンツェルの存在価値とは?

【「月刊サイゾー」立ち読みサイト「サイゾーpremium」より】 ――サブカルを中心に社会問題までを幅広く分析するライター・稲田豊史が、映画、小説、マンガ、アニメなどフィクションをテキストに、超絶難解な乙女心を分析。
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『塔の上のラプンツェル』(DVD)
 今回は、特殊な能力のために塔の中に囚われてしまったお姫さまの物語、ディズニー・アニメ『塔の上のラプンツェル』をピックアップ! ※本文中にはネタバレがあります。 「美しすぎるプリンセス」こと、秋篠宮家の次女・佳子さまフィーバーが止まらない。この4月に撮影されたICU(国際基督教大学)入学式の際の一枚は、橋本環奈の“奇跡の一枚”を軽く超えていた。橋本が「千年に一人の逸材」なら、佳子さまはさしずめ「(神武天皇から数えれば)二千年に一人の逸材」。写真には「代表撮影」としかクレジットされていなかった、このカメラマンこそ紫綬褒章候補になっていただきたい。  佳子さまがなぜそこまで愛されるのか。その魅力について、各紙・各誌はこぞって記事を作っている。たとえば、目下別件で話題沸騰中の香山リカ先生は、沸騰前にこんな分析をされていた。 「(略)ちょっとセクシーでやんちゃ、でも『安全圏内』。これが親世代に好まれるだけでなく、若年層の共感を得ている。今の若者は個性的すぎたり、主張が強すぎる人を敬遠します。与えられた環境に反発せず、その範囲で『ありのままの自分』をエンジョイするのが彼らの価値観だから」(毎日新聞 2015年4月7日)   「ありのままが最高に美しいプリンセス」が佳子さまなら、「ありのままの自分になりたいと歌ったプリンセス」はディズニーアニメ『アナと雪の女王』(14年公開)のエルサ(声:松たか子)である。が、今回あえて取り上げたいプリンセスは、その3年前に公開された、同じくディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルだ。 『塔の上のラプンツェル』のあらすじはこんな感じだ。 育ての親である美魔女なゴーテルに騙されて塔の上に軟禁されている髪の長~い少女ラプンツェルは、実は王国のプリンセス。ある時、泥棒の青年フリンの手引きで塔の外に出て、自由を謳歌する。ラプンツェルの髪に宿る不思議な力で若さを保っていたゴーテルは激怒、ラプンツェルを追跡するが……。

綾野剛の股間はモザイク多め…山岸舞彩はあわやカーセックス!?【秘】張り込み現場舞台裏

【「月刊サイゾー」立ち読みサイト「サイゾーpremium」より】 ――売り上げ落ち込む紙メディアだが、「週刊文春」「FRIDAY」をはじめとした写真を押さえたスクープはいまだ健在。日夜、張り込み班のたゆまぬ努力によって、それらは生み出されているのだ。ここでは、そんな各種週刊誌の張り込み班記者が集まり、スクープ写真の現場について語った。
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『張り込み日記』(ナナロク社)
[参加者] A…元週刊誌編集者 B…大手女性誌記者 C…写真誌カメラマン A タレントや有名人の張り込みをして、スクープ写真をものにする「張り込み写真業界」なんて、数十人しかいない狭い世界だから……バレないかな? B 身元がバレないように、お互い言葉を濁しつつやりましょう(苦笑)。 A まずは、苦労話からかな。普通の人は張り込み班の実態なんて全然知らないよね。俺らはタレントが出てくるまで30時間車の中で待っているなんていうこともザラだし、飲み会の最中でも、夜中に寝ていても、ネタ元からの電話は絶対に逃せない。その電話を取れるか取れないかだけで、1週間の仕事が決まるからね。 C 最近は張り込み班の「高齢化問題」が深刻になってきている。記者でもカメラマンでも30代ならまだ若手扱い。読者の年齢層も上がっているし、みんな老体に鞭を打って頑張ってるね。 B 彼らはスクープ写真が花盛りだったころからの人も多いから、イケイケだよ。普通、張り込みしているときは記者とカメラマンが2人でずっと一緒に動いているから、男女のペアだと、現場でデキちゃうこともあるよね。僕は残念ながら、そういうのはないけど……。 C あるカメラマンは、張り込みの現場でカーセックスするって有名(笑)。素行はひどいんだけれども、腕がいいから仕事がくるんだ。 B でも、張り込み写真の世界でも、うまいカメラマンと下手なカメラマンには大きな差があるね。うまい人は、しっかりとポジションを取って、芸能人がここを歩くだろうという読みを働かせつつ、誌面に載せたときのイメージも考えて写真を撮れる。熱愛スクープだからといって、写真ならどんなものでもいいわけじゃないんだ。しっかり顔が撮れているか、カメラに顔が向いているかは重要だから、タレントの行動が捉えられないカメラマンは話にならない。 A 張り込みは体力勝負だからね。熱愛写真も撮るのが大変だよね。みんなネタがないネタがないって、ぼやいてるよ。 C 特に最近は芸能事務所の教育が行き届いているせいか、タレントもなかなか隙を見せなくなってしまい、写真を撮るのも大変な世の中になった。彼らが住んでいるのも、セキュリティがガッチガチのタワーマンションばかりだから、ますますやりにくいよね。駐車場が地下にあったりすると、車から降りるところをキャッチするのも至難の業だ。 B かつては、車のナンバーさえわかれば、陸運局で照会して持ち主の名前を割り出せたけど、プライバシー保護の関係で6年くらい前からできなくなったのも、張り込み班にとっては痛い。別の取材とかでテレビ局に入ったら、誰かいないかできるだけチェックするし、街中でも芸能人が乗っていそうな車があれば観察をしてるよ。スモークを張った上にカーテンを引いている車は、ほぼ間違いなく何かあると思って見ている。 C 熱愛スクープだったら、とにかくツー(ツーショット)を撮らないと話にならなかった。ツーだったらすぐに載せられるけど、ピン(1人)なら、もう一週間様子を見てから、ということもしばしば。大物だったらピンの写真を集めただけでも記事にできるけど、タレントのバリューがないとピンでは厳しい。カメラマンとしては、ツーの写真が撮れた時の爽快感はたまらないね。 B そういう意味では、最近だと、北川景子とDAIGOが六本木の書店でキスをしている写真【1】はよかったね。あの書店は芸能人御用達として有名で、過去にも浅野忠信をはじめいろいろな人が写真を押さえられているから、必ずどこかの媒体が張り込んでいるんだ。写真を見たけど、あんなところでイチャイチャしてるなんて「撮ってください」と言っているようなものだよ。

夏フェス出演、フジ音楽番組司会抜擢……高まる森高千里・再評価!音楽的実力を今問い直す

【「月刊サイゾー」立ち読みサイト「サイゾーpremium」より】 ――今春の番組改編で、フジテレビが21年ぶりに生放送の新音楽番組を始めることが発表された。司会のひとりは森高千里。この数年、本格的に歌手としての活動に復帰した彼女は、いま再び“旬”なアーティストとしてスポットを浴びているのだ。2010年代半ばの今、森高千里はなぜ再評価されているのか? その原因に、さまざまな角度から迫ってみた。
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『STEP BY STEP―森高千里写真集』(アップフロントブックス)
 森高千里再評価の熱が高まっている。  40代後半になっても衰えの見えないルックスもさることながら、その音楽活動、アーティストとしての存在感に、あらためてスポットライトが当たりつつある。そして、当時からのファンだけでなく、デビュー当時を知らない若い世代にもその魅力が届き始めているのだ。  きっかけは2012年。00年に第一子を出産し子育てを生活の中心としてきた彼女が、この年、デビュー25周年を記念して本格的に再始動を果たす。シングル集のリリースやライブだけでなく、YouTubeに公式チャンネルを開設し、99年までに発表したシングルやアルバムのほぼ全曲をセルフカバーしていくという「200曲セルフカバー企画」もスタートさせている(15年4月上旬段階で計165曲を公開)。  さらに13年には、若手DJ・トラックメイカーであるtofubeatsのメジャーデビュー曲「Don't Stop The Music」にフィーチャリングで参加。翌14年には「森高千里 with tofubeats」名義でサマーソニックのステージに立ち、入場規制の盛況に。互いの曲をノンストップで披露するその内容は、コラボレーション・アルバム『森高豆腐』としてもリリースされている。  もともと森高千里の大ファンだったというtofubeatsに、彼女のどういうところが好きだったのか、話を聞いたことがある。まず印象的だったのは「僕からしたら音楽しか残ってない」という一言。90年生まれの彼にとって、森高千里がブレイクした頃のことは当然リアルタイムではない。当時のブームを知る人はミニスカのビジュアルやアイドルとしてのキャラクターを記憶しているが、音源だけを聴いている世代にとってはそういうイメージが一切ない。だから、純粋にいい音楽として憧れる、ということだった。

男は女の求めるものが理解できない! 観れば結婚したくなくなる夫婦鬱映画はコレだ!

【「月刊サイゾー」立ち読みサイト「サイゾーpremium」より】 ――サブカルを中心に社会問題までを幅広く分析するライター・稲田豊史が、映画、小説、マンガ、アニメなどフィクションをテキストに、超絶難解な乙女心を分析。
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ゴーン・ガール(初回生産限定) [DVD]
 今回は、妻に失踪された夫の苦悩と絶望を描く『ゴーン・ガール』をピックアップ! ※本文中にはネタバレがあります。  春は出会いと別れと心療内科の季節。そんな新年度のはじまりに、我が国の晩婚化と不仲夫婦の鬱を加速度的に推し進めるA級戦犯映画がめでたくDVD化された。  その名は『ゴーン・ガール』。超ド級の夫婦鬱映画である。 (※「夫婦鬱映画」とは、独身者が観ると結婚に対する夢と希望がすべて破壊され、夫婦が一緒に観ると、長らく見ないフリをしていた家庭内問題をムリヤリ自覚させられる恐ろしい映画のこと。「寝た子叩き起こし映画」とも呼ぶ)  ストーリーはこうだ。ニックとエイミーの夫婦は冷え込んだ結婚生活を送っていたが、5年目の結婚記念日の朝、エイミーが失踪。ニックにはまったく心当たりがないばかりか、残された状況証拠から「ニックがエイミーを殺したのではないか?」という嫌疑までかけられてしまう。  映画の中盤で、この失踪劇はエイミーの狂言であることが判明する。エイミーは怠慢な結婚生活を送って若い女と浮気を続けていたニックに「罰」を与えるべく、巧妙に証拠を捏造して警察を欺いた。ニックに罪をかぶせて死刑にし、自らも命を絶つ予定だったのだ。  ここまでなら、「あ、メンヘラ異常妻のサイコパス映画、乙」で片付けられて終わりのところ、話はそう簡単ではない。エイミーは、テレビ番組で「妻に対して誠実ではなかった」と謝罪するニックの姿を見て、思い切り心変わりするのだ。失踪中にかくまってもらっていた元カレの喉を掻き切って殺し、狂言だったことを隠して「誘拐犯から命からがら逃げ出したヒロイン」を装い、ドヤ顔で帰還するエイミー。ニックはエイミーの狂言であることを知っていたが、世論は完全にエイミーの味方。証拠もないのでそれを明かせない。いっぽうのエイミーは嬉々として、かつ着々と「全米が羨む幸せな夫婦」を演じる算段を整えて、物語は終わる。  なぜエイミーは、ニックとの間に本物の愛がないと知っていながら、幸せな夫婦をロールプレイしたかったのか? 

庵野秀明はジブリの後継者になれない?写真資料は数千枚以上!押井守監督的アニメ写真論

【「月刊サイゾー」立ち読みサイト「サイゾーpremium」より】 ――政府も後押しするほど、多彩な表現でさまざまな作品が作られ続けている日本のアニメ。その中で、現実世界に近いくらい写実的なアニメーションというジャンルを切り開いたのは、押井守といえるだろう。この度、実写映画を手がけた押井氏は、写真というメディアをどうとらえ、使ってきたのか? アニメーションと写真の関係性について聞いた。
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押井守氏。
 好きな写真家について尋ねると、押井守はアンリ・カルティエ=ブレッソン(2004年に没したフランスの写真家)の名を挙げた。禁欲的にデザインされた画面の中に、一瞬の時間が切り取られたその絵は、彼が生み出す映画にも通じる。押井氏はアニメーションの世界にレイアウトという概念を持ち込んだ先駆者だ。それまで作画や動画のリズムを優先して生み出されてきたアニメに実写映画のようなレンズを持ち込み、キャラクター主体のアニメから世界観を主体にした新たな表現を獲得した。そんな押井氏と写真との親和性は極めて高い。彼の創作の出発点には、常に写真があるという。 押井 アニメでも実写でも、僕の場合、まず写真集から出発する。資料として購入するのはほとんどが風景の写真集。いろいろな風景写真を眺めながら、その作品における”世界を見つめる目線”をつかむのが映画を作る初期段階での一番重要な作業なんだよ。最初に写真集でおおまかなイメージをつかんでおいて、その後カメラマンを同伴して実際にロケハンに回り、山のようにスチール写真を撮る。『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93年)を作ったときにこの方法論を確立して以来、これは変わらない。 ――なぜ、そんな方法を? 押井 まず、”現実の風景の中でアニメを作る”ということは決めていた。その意識は『天使のたまご』(85年)や『迷宮物件』(87年)を作っていた頃からすでに芽生えていたけど、明確に意識したのは『機動警察パトレイバー 』(89年)から。ただ、『パト1』を始めた頃はまだ準備不足で予算もなかったので、東京の風景を写した写真集をいっぱい探してきて、それを眺めながら考えるしかなかった。『パト2』では最初からそこに自覚的だったので、ロケハンでスチール写真を膨大に撮った。

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それでも朝日新聞に入りたい!高級取り新聞記者の姿に見る企業の裏側

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「サイゾー 12月号」
 近頃、グノシーをはじめとするニュースアプリの広告をよく目にするようになった。グノシーは、KDDIと業務提携し20億円の出資を得たり、SmartNews(スマートニュース)は、グリーやミクシィなどから総額36億円の資金を得た他、今年の9月にはハフィントンポスト日本版の編集長だった松浦茂樹氏がメディアコミュニケーションディレクターに就任したことを発表。また、NewsPicks(ニューズピックス)は、元東洋経済オンライン編集長の佐々木紀彦氏を編集長に据えた。このように人もお金も集まるニュースアプリの現状について、月刊「サイゾー12月号」(cyzo)が「ネット広告では大して稼げない ニュースメディア乱立の功罪」という記事で報じている。  記事によれば、ニュースアプリとは「キュレーションメディア」とも呼ばれ、新聞社やウェブメディアが配信する記事を、独自のアルゴリズムで選別、自社メディア上に取得し、読者に届けるサービスで、2012年頃から新規参入が相次いだという。現在、ニュースアプリは「グノシー」「スマートニュース」「Antenna(アンテナ)」「LINE NEWS」の4社が代表格で、その他に経済情報に特化した「ニューズピックス」も存在感を増しているという。このような新興メディア企業が台東した背景として、ウェブニュースで最強だった「Yahoo!ニュース」がスマホアプリ事業に乗り遅れたこと、多数の雑誌を抱える出版社が自社のコンテンツをアプリ化しなかったことがあげられる。  そこで、気になるのが多額の資金を得ているニュースアプリの収益。通常のウェブメディア同様、広告収入だが、広告単価が高くないため安定した収益化に至っていないという。記事では、ITライターが課金モデルが成功すれば話は別だが、ウェブ広告ではひとつのメディアが稼げる上限もだいたい見えると、ウェブメディアの収益性の低さを指摘している。  このニュースアプリに記事を配信しているひとつが新聞社。最近では、朝日新聞の従軍慰安婦をめぐる報道や吉田調書問題、さらに部数の低下とネガティブな話題が多いが、それでも新聞社は高学歴エリート集団。同誌では「朝日の年収は産経・毎日の倍! 記者が語る新聞ギョーカイの人々」という記事で、5大紙と記者たちについて報じている。  記事では、5大紙”ありがち記者”像として各紙の典型的記者像を紹介。まず、世間を騒がせている朝日新聞社の記者像については、有名大卒のエリートばかりで、年収は30代前半で1000万円を超え、左寄りとのイメージもあるが、保守系の記者も中にはいるという。同じく左寄りのイメージのある毎日新聞は、部数の落ち込みが激しく、現在の朝刊発行部数は朝日、読売のざっと3分の1で、社内外で「いつ潰れるか」と噂されているとも。しかし、記者には調査報道の鬼のような人物が多いとか。朝日、毎日に比べ右よりと言われる読売新聞の記者は、朝日同様給料はトップクラスだが、同社の最大の特徴は”ナベツネ将軍”を頂点にした上下関係の厳しさだという。読売同様右寄りとされる産経新聞だが、朝日や読売に就職できずに入社した社員もいるため、根は左寄りの記者も多いという。また、給与は毎日とかわらず少なく、人員が少ないため記者ひとりがカバーしなければならない範囲が広いとも。そして、日経新聞記者は、記事を載せて欲しい大企業の社長に若いうちからヘコヘコされるため天狗になっているという。また、若手でも飲み会にハイヤーがやってきて、相手企業の広報担当女子社員をハイヤーで送っていくという信じがたい情報まで伝えている。  12月号の同誌では「企業の(裏)シノギ」という特集を組み、メデイア企業のウラ側の他、「自爆営業、横領、自殺……日本郵政のキケンな病理」「三菱重工の潜水艦開発でついに動く”防衛マネー”」など気になる記事が目白押しだ。

祝リニューアル記念!11月いっぱい雑誌サイゾーがタダで読み放題!の理由。

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鯛焼いちゃいました。
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