中年女が鏡を見て気づいた、「今年の夏は去年と違う」己の腹周り

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(C)安彦麻理絵

 なんだか大変な事になっている。何が大変って、私の「腹」が。腹が、非常に大変な事態に陥っているのだ。とはいえ別に、子宝に恵まれてしまったわけではない。私の「ドテっ腹の肉」が、なんだかものすごく非常事態になっているのだ。

 「体育座りをすると、腹の肉がものすごく邪魔」……こんなふうに実感するようになったのは、はて、いつの頃からだったろう? 「すごく邪魔」ではなく「ものすごく邪魔」なのである。「体育座りをすると、腹の肉がものすごく邪魔です」友人に、こんな内容のメールをしたためたのは、あれは半年ほど前だったような気がする。気が付けば私は、家で体育座りをするたんびに「イラッ」とするようになっていた。膝を抱えて座ると、太ももと上半身の間で「グニャッ」と分厚い脂肪がグネる。そのイヤな感覚は、なんていうか「ハイチュウを10個くらい口に放り込んで、グニグニ噛んでるうちに、どんどんイライラしてくる」みたいな、なんだかそういう、「噛んでも噛んでも噛み切れず、歯茎に不快を感じる」といった具合の不愉快さに似ている。

女の数だけ「股間」がある——おばあさん産婦人科医の「女の股間と人生」

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(C)安彦麻理絵

 股間がかゆい。のっけからなんだが、かゆくて困っているのである。市販の、「女性向け股間用かゆみ止め」を塗ってみたが、さっぱり効かない。しかも、かゆいのは股間だけではない。目、顔。花粉のせいで、それこそもう、目なんて、ムヒをグリグリと入念に塗りこみたいほどに痒く涙目、目ヤニで常に腫れぼったくなっている。顔も、ガサガサに荒れて赤らばみ、気が付けばボリボリとかいてるような有様。とてもじゃないが、化粧なんてできるような状態ではない。顔と股間にここまで問題がある女に、新しい恋に出会う資格なんてないだろう(もとより、子持ち・夫持ちの私には、はじめからそんな資格はないのだが)。花粉症持ちの、独身の娘さんにとっては、つらい季節だろうと思う……春なのに、ブス。お花見シーズンなのに、ブス。どこかで新しい出会いが待ってるかもしれないのに、それなのに、ブス。外出時に顔面を覆うマスクは、私にとって「花粉よけ」というよりも「ブス隠し」として重宝している今日、この頃。

姑の手作りマーマレードジャム&納豆を投入、残り物一掃「ジャイアンシチュー」

(C)安彦麻理絵

 最近、「冷蔵庫」にハマっている。冷蔵庫の中を、いかに使いやすく快適な空間にするか、そればかりを考えているのだ。事の発端は、2週間くらい前の休日。子どもが冷蔵庫の中に牛乳をブチまけた事がキッカケだった。

「勝手に冷蔵庫開けるなって言ってるだろ!! ……ああああ、もうイヤだ!! もう、何もかもがイヤになってきた!!!」

などと、目を三角にして鬼の形相で、ドス黒い言葉を吐きながら、渋々ぞうきんで冷蔵庫の中を拭いてたのだが。

粋な70代男子のロマンは、「古民家を改造して蕎麦屋を開業」なのか?

(C)安彦麻理絵

 「宍戸錠の自宅全焼」というニュースに、さりげなくビックリしていたのも束の間、今度は「かんだやぶそばで火災発生」だそうである。やっぱり、なんとなくビックリ。別に、池波正太郎よろしく、この店で粋に蕎麦なんて食った事もないのだが、「焼けた」とか聞くと、何故か「へぇぇぇっっ!?」という気分になってしまうのは、一体何なのだろう。この火事で、133年もの長い間、継ぎ足し継ぎ足し使ってきた、そばつゆの材料となる秘伝の「かえし」というタレも、全て失ってしまったそうで……なんていうか、諸行無常を感じざるを得ない。4代目の店主が涙をこらえながらテレビで謝罪してた姿は、なんだか本当に気の毒だった。

 ところでこの、やぶそばの「火災現場からのリポート」映像は、ちょっと印象深いものがあった。というのも、「いやぁ、残念だねぇ」と、インタビューに答えてた人たちが、皆揃って、「60代とか70代を超えてそうな中高年男性」ばかりだったのだ。要するに「ジジイばっか」という事である。かんだやぶそばの客層って、一体どんなふうだったのだろう? 「やぶそばで女子会」とか、あまり想像つかないし、やはり、圧倒的に「ジジイ率」が高かったのでは? と、思ってしまう。それもなんとなく、「孤独を愛する系」みたいな、そんな、渋くて粋な70代男子とかが多そうである。「蕎麦・日本酒・板わさ」が織りなす世界では、どうしても「ジジイが圧倒的に一人勝ち」のような気がする。20代とか30代の男がコレをやっても、まだまだサマにならないというか。政治の世界じゃ「しじゅうごじゅうは鼻タレ小僧」と言うらしいけど、蕎麦の世界にも似たようなものを感じる。年齢を重ねるにつれて滲み出てくる渋み、深み……アブラっ気が抜けてスルメのように、旨味だけが凝縮されたような、そんな味わい深い男……そんな男に蕎麦が似合う……か、どうかは知らないが、そういう背景を感じさせるせいだろうか? トシをとると、男は「蕎麦に走る」ような気がする。

身も心もブスな10代を送った東北人には、「行くぜ、東北。」CMはまぶしすぎる

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(C)安彦麻理絵

 私の出身地は、山形県新庄市という、秋田県に近い東北の豪雪地帯である。毎年毎年「これでもか!!!」と、ウンザリするくらいに、ゴッソリと雪が降り積もる地域だ。住民の高齢化が進んだエリアでの雪かき問題は、シャレにならない。冬には毎年、足のしもやけに悩まされた。それが痒くてたまらず、コタツの網に、激しくガリガリと患部をこすりつけたものだった。色気もへったくれもない。中学時代には、うず高く積もった雪に、校舎の2階の窓からダイブして、骨折したバカ者もいた……思春期ダイブ。やってる事がバカである……。

 ……そんな場所で生まれ育ったせいだろうか? JRのあのCM、「行くぜ、東北。」。アレをテレビで目にするたびに私は、なんだか言いようのない「こっぱずかしさ」に、激しく身悶えしてしまうのである。本当に、見るたびにあまりの「イタさ」に、頭を抱える。みた事がない方々のために、簡単に説明させて頂くと。概要は、以下の通りである。

反抗期の娘に思う切ない気持ちに浮かぶ「こころよ またもどっておいでね」

(C)安彦麻理絵

 元・夫と一緒に住んでる中1の長女が、どうやら激しく「反抗期」らしい。以前は月イチで私の所に遊びに来ていたのに、最近はとんとご無沙汰気味になってたので、元・夫に彼女の近況を聞いてみたら、そんな答えが返ってきた。元・夫曰く「部屋を片付けろとか言うと、ものすごく嫌そうな顔をする」とか、「用がない限り自分から会話をしてこない」だの「用があって学校に行くと、本気で嫌そうにする」などなど……確かに「ザ・反抗期」と呼ぶにふさわしい症状である。「マリエちゃんとこに行かないの?」と聞けば「忙しい」とのつれない返答だそうで、そういう状況なのであれば、こちらも腹をくくるしかない。

 彼女の現在置かれている環境は、普通の女の子と比べたらちょっと変わっているかもしれない。なにしろ、母親である私とは別に住んでいる。で、その母親が再婚して、タネ違いの小さいきょうだいが3人いる。そして元・夫も、2人の子を持つ別の女性と再婚しており、その女性との間にさらに、2人の子どもができたりしてる。なんていうか「犬神家の一族」じゃないけれど、家系図をこさえたら、だいぶ色々いりくんでるみたいな、非常に横溝正史チックな環境で生活してるので、何かの拍子にグレようと思えば、いくらでもグレられるはずだ。グレるためのネタには事欠かないような、変わった境遇なので、だからまぁ心配だったりするわけだが。

正月帰省、夫の両親との「気の使い合い合戦」で渦巻いたドス黒いもの

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(C)安彦麻理絵

 気が付けば、新年が始まってもう20日が過ぎてしまった……早い。早すぎる。ボヤボヤしてると、あっという間に12月31日がきてしまう……「トシをとると、1年があっという間」とはよく聞くが、本当にその通りだ。自分がまるで、ボケ老人のように思えてきた。

 今年の元旦は、新幹線に乗って夫の実家・名古屋へ行った。「元旦はわりと空いてるらしい」と、小耳にはさんでいたので、それを期待していたのだが、そんな事はなかった。ちゃんと「ぎゅうぎゅう詰め」な感じであった。一応指定席で行ったとはいえ、こちらは「小さい子ども3人連れ」である。昨年の「さかもと未明さん騒動」があるので、周りの人達の迷惑にならないよう、緊張感がハンパない。もう、頭の中はビキビキのバキバキ、相当険しい面構えになっていた。加えて「これから夫の実家……」という、思わず眉間にシワを寄せたくなるような予定が待ち構えているので、かなり気が重かった。座席に乗り込むと、車内にはそんな家族連れがけっこういた。小さな赤ちゃん連れの若い夫婦が、2人でオロオロしている。ダッコしてあやしながら、せわしなく通路を歩くお母さんも多数。小さい子どもはちゃんとイスに着席してる事ができないので、否応なしに、新幹線の出入り口あたりに連れていくハメになる。デッキ部分はそんな子ども連れの「疲れ切ったお母さん達」の吹きだまりと化していた。

「1年間がんばった自分へのごほうび」フレーズで女を殺すSK-IIの甘い罠

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 「年末・年の瀬、綾瀬はるかの勢いが凄い事になっている」と、思うのは私だけだろうか? 雑誌のグラビアや女性誌の表紙に、綾瀬はるかが出まくりである。というか、大河絡みの書籍も出回ってるから、書店の中は、「綾瀬はるかまみれ」な感じである。昨日買った「週刊文春・新年特大号」(文藝春秋)では、冒頭の「原色美女図鑑」のページに、余裕の貫禄を漂わせて登場。そして、意図的にかどうかは知らないが、何故かシメまで綾瀬はるか。背表紙の「タケダ」の風邪薬の広告で、「あなたのカゼは、どこから?」と、綾瀬はるかがニッコリ微笑んでいる。雑誌の誌面には、現在発売中らしい「原色・綾瀬はるか写真集」の広告も出ていたので、なんていうかとにかく「ああ、今、旬の人なんだな」と、実感させられた。

 さて、世の中の男性方はきっと、この「綾瀬はるかフィーバー」を、「来年の大河の主演だから」という理由で納得してらっしゃるのではないだろうか? 確かにそれも一理ある。が、しかし。私はそれよりも、「クリスマス・年末は、女の欲望が爆発する時期だから」……だからこんなにも世の中が、綾瀬はるか祭りなのでは……と、睨んでいる。というのも、誰もがご存知の通り、綾瀬はるかは「SK-II」の顔である。そのSK-IIがクリスマス・年末に女達に仕掛けてくるマジック、それが「SK-IIピテラ実感キット」なる8,925円のトライアルセットだ。

攻めだのアンチエイジングだの、美容に疲れた女の「コスメの墓場」

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 早いもので、今年ももうあと残りわずか……「おんなの美容・総決算2012」。今年1年でまた、私は一体どんだけ化粧品を買い漁ったのだろう? こんな時、いつも私の頭をよぎるのは『あの金で何が買えたか』(小学館)という、村上龍の本のタイトルである。私が化粧品につぎ込んだ金で、ほかに何が買えたのだろうか……。そう考えると、「毎度毎度の己の愚かさ、学習能力のなさ」に、激しく悶絶してしまう。そして、頭をかきむしりながら「臭いものにフタ」をするわけである……。

 私の部屋はこんなふうに「なかったこと」にされた「コスメたちの墓場」と化している。そんなふうだから、己の人生をまっとうできなかったコスメたちの怨念に復讐されて、私はいつまでたってもブスのまんま。おんなの人生、こんなんでいいはずがない。私がもて遊んで、ほったらかしにしたコスメたちの呪怨を、年内中になんとか成仏させないと、これから「いい中年時代」を送る事は不可能である。そんなわけで、私はせっせと「最下層の女郎みたいになったコスメたち」(まるで、かたせ梨乃とか西川峰子みたいなコスメ)を、入浴剤がわりに使ったり、体中に塗りたくったりして消費してるわけである。

藤原紀香の“どやケツ”VS杉田かおるの“恐縮ケツ”、中年女のTバック勝負

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(C)安彦麻理絵

 藤原紀香、40代の尻・解禁。

 どうやら、紀香の新しい写真集の目玉ショットのようである。黒Tバックで背中をのけぞらせた、見事なケツの紀香。ネットでその「ケツ画像」を目にして、「なんか、すげぇ」と、思わず唸ってしまった私だ。なにしろそのケツ、なんていうかこう、ムリっとして、モリモリっと盛り上がってる。その見事な「球体っぷり」は、「ゴムまり」というよりも、なんだか「バレーボール」のようである……。思いっきりアタックしても、全く形が崩れることなく、選手達の顔面を激しく直撃しそうな、そんな力強さが感じられる、紀香のケツ……。平手で叩き付けたこちらの手の平が、赤く腫れ上がりそうな、そんな肉厚感だ。かなり鍛えて作り上げた自慢の一品らしく、まさに「どや顔」ならぬ「どやケツ」感を醸し出している。