ドラマといえば、昔はフジテレビの「月9」が鉄板でしたが、近年では日本テレビの「水10」がその牙城を崩しています。2000年前半の『ごくせん』に始まり、後半には『ホタルノヒカリ』。そして、2011年には『家政婦のミタ』が最終回で視聴率40%を獲得し、そのブランドを確固たるものにしました。 そんな水10の今作は、『死神くん』(テレビ朝日系)以来、2年ぶりの連ドラ主演となる嵐・大野智主演の『世界一難しい恋』。ヒロインには昨年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロイン役で大ブレークした波瑠、そして小池栄子や北村一輝など実力派が脇を固めます。また、制作側にも大野のヒット作である『怪物くん』を手掛けたオフィスクレッシェンドと、期待が高まる陣容です。 ということで、第1話。鮫島ホテルズの社長・零治(大野)は気難しく、自分の基準に満たない仕事ぶりの従業員をバッサバッサとクビにしていきます。ものすごいスピード感です。その合理的な性格は、恋愛においても変わりません。ライバルであるステイゴールドホテルの社長・和田(北村)に対抗するために、2カ月後のパーティーまでに婚約すると宣言するものの、女心がまったくわかっていません。 お見合いでは、すぐさま相手に「俺の印象はどうだ?」と聞き、「君は写真加工していないようだ」と謎の褒め言葉を言い放ち、「この前の女はひどかったから、割り勘にしてやった」とジョークにならないジョークを飛ばします。それに相手がドン引きしているのが察せないところも、痛すぎます。でも、こういう人、現実世界にも意外といます。特に、お金を持ってる人に多いですね。「わかるわ~」と女性視聴者がうなずいたところで、社長秘書の舞子(小池)が零治をバッサリ切り捨てます。 「恋愛に必要なのは、正直さではありません。心地よさです」 「女性へのウソはやさしさであり、時として愛です。ウソがつけない男は、絶対にモテません」 それでも、恋愛経験値が著しく低い零治には、まったく伝わりません。そんな零治に、舞子は翌日、簡単なテストを出します。 「デートに彼女が遅れて来て、『待った?』と聞かれたらどうしますか?」 「一般的な男性はそこでウソをつくんです。『ううん。いま着たところ』と」 これには零治だけでなく、参考になった男性視聴者も多いのではないでしょうか。そして、舞子は「相手の話を否定せずに聞いてあげることも、立派な優しいウソ」と教えます。ですが、恋愛はそう簡単ではありません。次のお見合いでは、舞子の言葉を気にしすぎて無口になってしまい、結果、失敗。 この零治と舞子のやりとりは、『花より団子』(TBS系)での姉・道明寺椿(松嶋菜々子)による司(松本潤)への恋愛講座や、『ホタルホヒカリ』の高野部長(藤木直人)とホタル(綾瀬はるか)の言い合いを彷彿とさせる、ラブコメの定石ですね。 一方、ヒロイン・美咲(波瑠)は、パリの高級ホテルで働いていた経験を持つ、鮫島ホテルズの中途採用社員。大浴場で零治に「牛乳を置くべき」と進言し、「俺は牛乳が嫌いだ」と却下されて以降、目立った動きがありませんでしたが、なぜかメダカの餌をやりに社長室へ。そこへ帰ってきた零治は、勝手に社長室に入った社員をクビにしようとしますが、美咲と気づき、口ごもります。 なぜ、急に美咲を意識したのでしょう? 零治と美咲は過去に出会っていたという伏線なのでしょうか。謎めいた美咲には、陳腐ではない過去があってほしいですね。 零治は物怖じせずに意見を言う美咲が気になり始め、近づくために早速、新入社員歓迎会に出席しますが、そこで美咲から「箱根ホテルの2人のクビを取り消してほしい」と懇願されます。すると急に非情なホテル経営者の顔を取り戻し、「慣れ合いや義理人情は必要ない」と突き放します。ここまでの展開で忘れていましたが、もともとは合理主義者です。 この返答に対し、美咲は「なら、どうして会に来たんですか? 皆さん社長と飲みたいですか?」と返します。仕事は合理的に進めたいものの、美咲とはひとりの人間としても付き合いたい。ドラマあるあるですね。 ですが、零治はその葛藤以上に、社員たちに嫌われていたことを知り、ショックを受けます。帰宅し、豪華な部屋の小さなソファーで小さくなります。その十分すぎる哀愁感は、嵐のリーダーとしての苦悩が演技に生きたのでしょうか。 事細かに人物像が描かれる零治に対し、謎なのは美咲です。時折届くフランス語のメールに心痛めているようで、ジムで泣きだしてしまいます。それを見かけた零治はなんとかしてあげたい気持ちに駆られ、出した答えは「美咲が大好きな牛乳を、彼女の前でおいしそうに飲むこと」。 そうです。零治が「優しいウソ」を習得した瞬間です。無理しているのがバレバレですが、それでもウソを突き通します。そんな零治の姿に、美咲も笑顔になり、一礼して去っていきます。この美咲の立ち振る舞いに零治は完全に恋に落ちた表情を見せて、第1話は終了となりました。 誠実でウソがつけないがゆえに、相手に敬遠されてしまう男が、人を好きになることで、相手の気持ちを考えた行動を覚えていく。美咲に好かれたいという思いから、零治は人間として成長し、経営者としても立派になっていくのでしょう。ある意味では、『花より団子』の司と同じです。違うのは、司に説教する姉はたまにしか登場しませんでしたが、『世界一難しい恋』では舞子が秘書として常にそばにいます。舞子がいることでコミカルさが増し、テンポも上がります。ただし、ストーリー自体が目新しいものではなかったので、2話目に注目といったところでしょうか。 (文=@FBRJ_JP)日本テレビ系『世界一難しい恋』
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打倒“月9”に燃える日テレ火“水10”枠、嵐・大野智『世界一難しい恋』まずまずの好発進!
ドラマといえば、昔はフジテレビの「月9」が鉄板でしたが、近年では日本テレビの「水10」がその牙城を崩しています。2000年前半の『ごくせん』に始まり、後半には『ホタルノヒカリ』。そして、2011年には『家政婦のミタ』が最終回で視聴率40%を獲得し、そのブランドを確固たるものにしました。 そんな水10の今作は、『死神くん』(テレビ朝日系)以来、2年ぶりの連ドラ主演となる嵐・大野智主演の『世界一難しい恋』。ヒロインには昨年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロイン役で大ブレークした波瑠、そして小池栄子や北村一輝など実力派が脇を固めます。また、制作側にも大野のヒット作である『怪物くん』を手掛けたオフィスクレッシェンドと、期待が高まる陣容です。 ということで、第1話。鮫島ホテルズの社長・零治(大野)は気難しく、自分の基準に満たない仕事ぶりの従業員をバッサバッサとクビにしていきます。ものすごいスピード感です。その合理的な性格は、恋愛においても変わりません。ライバルであるステイゴールドホテルの社長・和田(北村)に対抗するために、2カ月後のパーティーまでに婚約すると宣言するものの、女心がまったくわかっていません。 お見合いでは、すぐさま相手に「俺の印象はどうだ?」と聞き、「君は写真加工していないようだ」と謎の褒め言葉を言い放ち、「この前の女はひどかったから、割り勘にしてやった」とジョークにならないジョークを飛ばします。それに相手がドン引きしているのが察せないところも、痛すぎます。でも、こういう人、現実世界にも意外といます。特に、お金を持ってる人に多いですね。「わかるわ~」と女性視聴者がうなずいたところで、社長秘書の舞子(小池)が零治をバッサリ切り捨てます。 「恋愛に必要なのは、正直さではありません。心地よさです」 「女性へのウソはやさしさであり、時として愛です。ウソがつけない男は、絶対にモテません」 それでも、恋愛経験値が著しく低い零治には、まったく伝わりません。そんな零治に、舞子は翌日、簡単なテストを出します。 「デートに彼女が遅れて来て、『待った?』と聞かれたらどうしますか?」 「一般的な男性はそこでウソをつくんです。『ううん。いま着たところ』と」 これには零治だけでなく、参考になった男性視聴者も多いのではないでしょうか。そして、舞子は「相手の話を否定せずに聞いてあげることも、立派な優しいウソ」と教えます。ですが、恋愛はそう簡単ではありません。次のお見合いでは、舞子の言葉を気にしすぎて無口になってしまい、結果、失敗。 この零治と舞子のやりとりは、『花より団子』(TBS系)での姉・道明寺椿(松嶋菜々子)による司(松本潤)への恋愛講座や、『ホタルホヒカリ』の高野部長(藤木直人)とホタル(綾瀬はるか)の言い合いを彷彿とさせる、ラブコメの定石ですね。 一方、ヒロイン・美咲(波瑠)は、パリの高級ホテルで働いていた経験を持つ、鮫島ホテルズの中途採用社員。大浴場で零治に「牛乳を置くべき」と進言し、「俺は牛乳が嫌いだ」と却下されて以降、目立った動きがありませんでしたが、なぜかメダカの餌をやりに社長室へ。そこへ帰ってきた零治は、勝手に社長室に入った社員をクビにしようとしますが、美咲と気づき、口ごもります。 なぜ、急に美咲を意識したのでしょう? 零治と美咲は過去に出会っていたという伏線なのでしょうか。謎めいた美咲には、陳腐ではない過去があってほしいですね。 零治は物怖じせずに意見を言う美咲が気になり始め、近づくために早速、新入社員歓迎会に出席しますが、そこで美咲から「箱根ホテルの2人のクビを取り消してほしい」と懇願されます。すると急に非情なホテル経営者の顔を取り戻し、「慣れ合いや義理人情は必要ない」と突き放します。ここまでの展開で忘れていましたが、もともとは合理主義者です。 この返答に対し、美咲は「なら、どうして会に来たんですか? 皆さん社長と飲みたいですか?」と返します。仕事は合理的に進めたいものの、美咲とはひとりの人間としても付き合いたい。ドラマあるあるですね。 ですが、零治はその葛藤以上に、社員たちに嫌われていたことを知り、ショックを受けます。帰宅し、豪華な部屋の小さなソファーで小さくなります。その十分すぎる哀愁感は、嵐のリーダーとしての苦悩が演技に生きたのでしょうか。 事細かに人物像が描かれる零治に対し、謎なのは美咲です。時折届くフランス語のメールに心痛めているようで、ジムで泣きだしてしまいます。それを見かけた零治はなんとかしてあげたい気持ちに駆られ、出した答えは「美咲が大好きな牛乳を、彼女の前でおいしそうに飲むこと」。 そうです。零治が「優しいウソ」を習得した瞬間です。無理しているのがバレバレですが、それでもウソを突き通します。そんな零治の姿に、美咲も笑顔になり、一礼して去っていきます。この美咲の立ち振る舞いに零治は完全に恋に落ちた表情を見せて、第1話は終了となりました。 誠実でウソがつけないがゆえに、相手に敬遠されてしまう男が、人を好きになることで、相手の気持ちを考えた行動を覚えていく。美咲に好かれたいという思いから、零治は人間として成長し、経営者としても立派になっていくのでしょう。ある意味では、『花より団子』の司と同じです。違うのは、司に説教する姉はたまにしか登場しませんでしたが、『世界一難しい恋』では舞子が秘書として常にそばにいます。舞子がいることでコミカルさが増し、テンポも上がります。ただし、ストーリー自体が目新しいものではなかったので、2話目に注目といったところでしょうか。 (文=@FBRJ_JP)日本テレビ系『世界一難しい恋』
「40代女性、ノーメイク、ロング」嵐コンサート「顔認証」導入で、転売組が容姿を自己申告するトンデモ状態!
今、もっともチケットが取れないといわれるジャニーズの人気グループ「嵐」が、コンサートチケットの転売対策として「顔認証」による本人確認を導入することが明らかになった。 1万円程度のチケットが数十万円にも高騰することで知られる嵐のコンサート。今月23日のサンドーム福井公演から始まるアリーナツアー「ARASHI “Japonism Show” in ARENA」から、ジャニーズ事務所はチケット申し込み時に顔写真をメールで送信することを求め、当日に顔認証による入場チェックを行うという。 従来より、ネットオークションなどによる営利目的でのチケット転売を認めていなかった同事務所だが、相次ぐ転売に業を煮やしたといったところだろう。 これまでも、ももいろクローバーZなど一部のアイドルグループのコンサートで実施されてきた顔認証による本人確認。転売対策には有効だが、入場に時間がかかるなどファンの間でも賛否両論が飛び交っている。 実際、「ヤフオク!」や「チケットキャンプ」などのオークション・転売サイトに出品者は散見されるものの、これまでの過熱ぶりに比べれば静かなもの。価格こそ20万円~30万円と高額だが、ほとんどの“転売組”が営利目的のチケット転売をあきらめたように見える。 だが、数少ない出品者たちは「顔認証」に対抗する工夫を怠っていない。「チケットキャンプ」で同ツアーの「チケット一覧」を検索してみると、以下のような出品者の書き込みが見られた。 「40代前半女性名義、顔認証、40代女性登録、化粧はナチュラル系です。見た目は、年齢よりかなり若く30代前半に見えます」 「20代後半女性です。見た目は丸顔、二重の大きい目の今風な化粧で太眉な女性です」 「40代女性登録 髪型 ロング 中肉中背」 などなど、自身の容姿を申告し、見た目や年齢が近いファンに購入を促している様子。というのも、昨年末の嵐の東京ドーム公演で試験的に一部座席で導入された顔認証が「スタッフによる目視」だけだったことから、「ザルすぎる」「そっくりさんなら入れる」という見方が広まっているためだ。 今回、ジャニーズ側は具体的な顔認証のシステムを公開していないため、この公演も「年齢が近くて顔が似ている」なら入場できるとは限らないが、出品者たちは揃いも揃って「入場できなかった場合の保証はしない」と明言している。 落札する側にとっては数十万円を使ったギャンブルということになるが、はたして入札者は現れるのだろうか? また、出品者のうちの数人が「年齢より若く見える」と自己申告していることも、トラブルの火種になりそうだ。
フジテレビはやっぱり不安大? ジャニーズ、お笑い、女子アナで勝負をかける各局スポーツ番組事情
リオ五輪まであと4カ月。そして、4年後に迫った2020年東京五輪に向けて、今まで以上にスポーツニュースへの需要が伸びると予想されている。当然、各局とも競うようにスポーツ系の新番組を用意。そこで興味深いのが、NHK、日本テレビ、フジテレビにおける三者三様のキャスティングだ。 NHKはジャニーズ、嵐の相葉雅紀。日本テレビはお笑い芸人、くりぃむしちゅーの上田晋也。フジテレビは、月からフリーとなるアナウンサーの加藤綾子。 ジャニーズ、お笑い、女子アナ。生粋のスポーツファンであれば「それだけはヤメテ」となるトップ3そろい踏み、ともいえる状況だが、そのキャスティングの裏にある狙いを見ていきたい。 ■NHKの場合 これまで、スポーツでは硬派を貫いていたNHKも、ついにジャニーズ帝国に陥落か。 嵐の相葉をMCに据え、新番組『グッと!スポーツ』をスタートさせる。旬のアスリートをスタジオに招き、「驚異の技」「強い心」「意外な素顔」など心に“グッと”くるエピソードを味わうスポーツエンタテインメント、だという。 ジャニーズがスポーツ番組でMCを務めるのは今に始まったことではない。ただ、NHKは最後の牙城、といってもよかっただけに衝撃は大きい。 もっとも、NHK側の狙いもよくわかる。スポーツの需要が増えている、といっても、まだまだ「マニア向け」という捉え方をされることも多い。ラグビーにおける五郎丸歩のようなわかりやすいスターでも現れない限り、新規開拓はなかなか難しい。そこで、すでにいるスター(ジャニーズ)の力を借りて、特に女性の目を向けさせたい、という狙いは明白だ。 従来のスポーツファンがうなだれるような番組だけはやめてほしいが、そこはこれまで、最もスポーツと真摯に向き合ってきたNHK。そして『あさイチ』でも見事にV6井ノ原快彦をブレークさせたNHK。スポーツ×ジャニーズのかけ算であっても、うまくやってくれるはず、と信じるしかない。 ■日本テレビの場合 日本テレビ×上田晋也×スポーツ、といえば週末深夜の『Going! Sports&News』。この組み合わせだけなら新しくもなんともないが、今年に入ってさらに、日テレスポーツにおける上田の影響力が増している。 1月からは深夜枠で、まだ無名の若手アスリートを取り上げる『上田晋也の日本メダル話』がスタート。さらに2月からは、BS日テレで民放BS初の障害者スポーツ専門番組『ストロングポイント』が始まり、上田がナレーションを務めている。 今年のリオ五輪どころか2020年までも見据え、若いアスリートと、これから人気も注目度も飛躍的に高まることが予想されるパラスポーツに目をつけた日テレと上田。さすがの先見の明、と感じる一方で気になる点も。すでに『Going!』も7年目に突入したというのに、上田からなかなか“スポーツのにおい”がしないのだ。 それだけ、本業であるバラエティが順調だから、ともいえる。だが、局のスポーツの顔として打ち出したい日テレとして、これでいいのだろうか? ■フジテレビの場合 NHK、日テレ以上に先行きが不安なのが、フジテレビだ。 3月で終了する『すぽると!』に代わって、土日夜の新スポーツ情報番組『スポーツLIFE HERO'S』がスタート。その日曜MCとして抜擢されたのが、4月からフリーとなる加藤綾子アナウンサーだ。 かつて、日本のスポーツニュースのあり方を変えた『プロ野球ニュース』。その流れをくむ『すぽると!』が終了する、という点だけでもスポーツファンにしてみればショックは大きい。それに加えて、後番組のメインMCがスポーツ報道歴のない加藤アナ、という人選では、フジのスポーツに対する姿勢が疑われても仕方がない。 女性という新たなマーケットに目を向けたNHK。将来性と新機軸に目を向けた日テレ。この二局と比較すると、明らかに「番組の意図」「今後の伸び代」が見えにくいのがフジなのだ。 加藤アナに希望があるとすれば、これまでレギュラーだった『めざましテレビ』において、あの三宅正治アナの隣にいた、ということ。『すぽると!』初代MCであり、長年フジアナウンス室の「スポーツ担当部長」を務めたのが三宅アナだ。誰よりもスポーツとスポーツ報道を愛してきた男の薫陶を知らずと受けていてくれればいいのだが。 三宅アナは自著『言葉に魂をこめて』(ワニブックス)の中で、こんな言葉を紹介している。 「アナウンサーはつまらない試合を面白くする事はできない。でも面白い試合をつまらなくする事はできてしまう」 加藤アナにもこの言葉、ちゃんと伝えてくれているのだろうか? (文=オグマナオト)
Hey!Say!JUMP・山田涼介が人気コミック『鋼の錬金術師』実写化で主演へ
Hey!Say!JUMP・山田涼介主演の映画『暗殺教室―卒業編―』が、25日に公開初日を迎えた。 「前作が山田クンの初主演映画でしたが、興収も28億円と大ヒットして、日本アカデミー賞で新人俳優賞を獲得しました。事務所はV6の岡田准一クン、嵐の二宮和也クンと同様の“映画俳優”路線を歩ませたいようです」(映画関係者) 実際、その『暗殺教室』の後も、人気小説家・伊坂幸太郎原作の映画『グラスホッパー』で若き殺し屋を演じた。 「今回の『卒業編』で映画3作目ですが、実質はまだ2作品です。それで、次に事務所が選んだ作品が人気漫画の『鋼の錬金術師』の実写化です。事務所はこの作品で、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を狙いたいようです」(同) 漫画『鋼の錬金術師』は「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で01年8月号から10年7月号まで連載された人気作品。 「コミックスは累計6,000万部を売り上げ、アニメ化、映画化もされています。最終話が掲載された10年7月号は、通常の2割増しの発行部数でも完売し、9月号に再掲載されるという異例の事態となりました。それくらい人気の高い作品です。ただ、CGを駆使しないと表現できないようなシーンがあるため、監督には『ピンポン』などで知られ、CGに定評がある曽利文彦氏を起用したそうです。撮影は6月から8月くらいまで行われて、イタリアでの海外ロケもあるそうです」(出版関係者) 現在、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞は岡田、二宮と2年連続でジャニーズが受賞している。 「今年も『海賊とよばれた男』に主演する岡田クンが獲得するんじゃないかっていわれています。『鋼の錬金術師』は来年の夏頃の公開予定なので、山田クンはジャニーズ4年連続受賞を目指して製作に入るようです」(前出の映画関係者) ベストジーニスト賞と同じように、“日本アカデミー賞といえばジャニーズの賞”と呼ばれる日も遠くなさそうだ。
SMAP、ジュリー派との共演解禁もキムタク孤立!? TOKIO困惑「木村さんとどう絡んでいいのか……」
今年1月に解散騒動が持ち上がったSMAPが12日、NHK総合で放送された『震災から5年“明日へ”コンサート』に生出演。解散騒動後、初めての観客前でのステージで「オリジナル スマイル」や、解散阻止に向けて購買行動が起きた「世界に一つだけの花」などを生歌唱した。 「現場でも特に変わった様子はなく、今までのSMAPでしたね。いい意味で彼らはプロですから、変になれ合ったりしていない分、違和感はなかったですよ」(NHK関係者) ただ、長年連れ添ったマネジャーが退社したことで、すでにSMAPにも次のステージが用意されているという。 「まずはバラエティ慣れしている香取慎吾さん、草なぎ剛さん、稲垣吾郎さんを、藤島ジュリー景子氏が手掛ける嵐、TOKIO、V6の番組に出演させるそうです。中居正広さんは自身がMCを務める番組が多いので、そのゲストにこの3組を呼ぶことが決定したそうです。これらは、早ければ4月クールにも実現するとのことです」(芸能事務所関係者) そうなると気になるのは、普段はあまりバラエティ番組に出演しない木村拓哉だ。 「木村さんの場合はあまりバラエティに出ることはないので、今後どうやって絡んでいくかは、まだ決まってないそうです。ほかのメンバーとの共演が伝えられたTOKIOは、『木村さんとは、どう絡んでいいのかわからない……』と、困惑していたそうですよ(苦笑)。嵐やV6も、似たような感じでしょうね。ただ、いずれにせよ、SMAPのメンバーがほかのジャニーズタレントと絡む機会は、間違いなく増えるでしょう」(番組プロデューサー) 嵐にイジられるSMAPを見るのは楽しみだ。
『日本アカデミー賞』も『レコ大』化の“出来レース”! 二宮和也が出た時点で大賞は決まっていた!?
「もはやレコ大と並ぶ、2大デキレースといっても過言ではありませんね」 そう語るのは映画関係者だ。今月4日、都内で『第39回日本アカデミー賞』授賞式が開かれ、嵐の二宮和也が吉永小百合と共演した『母と暮せば』(山田洋次監督)で最優秀主演男優賞を受賞した。 同賞は昨年も同じジャニーズ事務所所属のV6・岡田准一が『永遠の0』で受賞しており、ジャニーズタレントによる2年連続最優秀主演男優賞受賞の快挙となった。 二宮は「嵐のメンバーも、見て喜んでくれていると思います。ジャニーさんはじめ、これまで迷惑をかけてきた人たちにも少しは恩返しができたと思います。今日はいい酒が飲めそうです」とコメント。会場にいた母親役の吉永小百合は受賞の瞬間、自分のことのように大喜びしていたという。 これに前出の映画関係者は「かねてから日本アカデミー賞は東宝や松竹といった大手映画会社の持ち回りと揶揄され、デキレースと言われてきた。そもそもジャニーズ事務所は長年、賞レースは選ばれても辞退するのは慣例になっていたが、ここ数年は『もらえるのならもらおう』という態勢にシフト。岡田さんや二宮さんは役者として売り出していますからね。裏を返せば、二宮さんが辞退しなかった時点で、最優秀主演男優賞は“当確”だった」と話す。 年末の『日本レコード大賞』の選考過程でも、アカデミー賞同様の光景が毎年繰り広げられているという。音楽関係者の証言。 「いつも『嵐が当日来てくれるなら、大賞をあげてもいい』という議論になります。最終的に出演は叶わないのですが、ギリギリまでTBSとジャニーズ事務所がやりとりしていますよ。本来、大賞は楽曲や1年の功績をもとに選出されるべきなのですが、ジャニーズに関しては『出てくれたら大賞あげるよ』というレベルにまでハードルが下げられています」 確かにジャニーズタレントはファンも多く、華がある。授賞式を中継するテレビ局にとっても、ジャニーズが出るのと出ないのとでは、大きな違いだ。 かといって、過剰なまでの特別扱いはいかがなものか。デキレース説が強まれば強まるほど、大賞の価値は低下していく。日本映画がこれ以上衰退しないことを祈るばかりだ。
SMAP独立騒動で吹っ飛んだ“5人そろって”の『実写版ガッチャマン』プランとは
SMAPの独立騒動でチーフマネジャー・飯島三智氏がジャニーズ事務所を離れたことにより、進めていたいくつかのプロジェクトが頓挫している。そのひとつがなんと、SMAPメンバー5人がそろう『科学忍者隊ガッチャマン』の実写映画だというから驚きだ。 ガッチャマンはすでに13年8月、タツノコプロ50周年を記念して松坂桃李主演で実写化されたが、大コケしている。綾野剛や剛力彩芽の出演も結果にはつながらず、わずか3週間で打ち切りとなった。 内容的にも原作アニメを離れ、男女の三角関係が軸になるなど典型的な“原作レイプ”の失敗作となり、評論家からもボロクソに酷評された。これを天下のSMAPが再挑戦するなどにわかには考えにくい話だが、「アニメ版に近い関係者が、失敗のまま終わらせたくないと、3~4年後のリベンジに動いていた」と映画関係者。 関係者がSMAP主演でやりたいのには、理由がある。2000年、NTT東日本のCMでSMAPの5人がガッチャマンに扮したことがあり、絶賛を受けたからだ。このときは中居正広が「大鷲の健」、木村拓哉が「コンドルのジョー」、稲垣吾郎が「白鳥のジュン」、草なぎ剛が「つばくろの甚平」、香取慎吾が「みみずくの竜」に扮し、当時は近未来だった「2013年の渋谷」を舞台にしたものだった。 「このCMの評判は高くて企画者も監督も映像担当もみんな出世したんですよ。松坂版の映画が失敗したときにもファンから『SMAPのCMの路線でやっていたら違ったはず』という声がありました」(前出映画関係者) SMAPのCM版ガッチャマンは当時、メンバーも含め映画化に向けた前向きな話し合いがあったことがわかっている。ただ、当時はアニメの実写化映画に現在ほど予算を割く風潮になく、立ち消えに。 「その映画化を望んでいたのは、他でもない飯島さんだったんで、SMAP版で再度チャレンジする話にかなり前向きだったという話です」と関係者。 一説には松坂版ガッチャマンも当初は同じジャニーズタレントである嵐の起用案があったといわれるが「ジャニーズ事務所は5人揃って映画出演に時間を取られるのを嫌がり、このときも飯島さんは『SMAPだったら受けた』という話をしていたとか」(同)。 SMAP版ガッチャマンでの映画化が実現すれば、脚本は俳優の唐沢寿明が務めるというプランもあったという。これは14年の『SMAP×SMAP』(フジテレビ)に出演した唐沢が「もしSMAPで映画を撮るなら『ガッチャマン』」という話をしたことに由来。唐沢案では、地球を救ったメンバーが40代で引退状態にある中で復活する物語。もしかすると唐沢案は、飯島氏の意向ありきで出たものだったかもしれない。 しかし、最終的には独立騒動でこうした話は吹っ飛んでしまい、現在のSMAPはジャニーズが求める「歌って踊れる路線」として25周年ツアーが計画されているところだ。『宇宙戦艦ヤマト』に木村を、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に香取を主演させた剛腕の“飯島方式”がなくなった今後、SMAP版ガッチャマンの話が持ち上がることは二度となさそうだ。 (文=ハイセーヤスダ)
嵐・松本潤&榮倉奈々 vs 芦田愛菜&シャーロットの「日9」戦争が勃発!
嵐・松本潤が4月期のTBS日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-』で主演を務めることが明らかになった。松本の連ドラ出演は、石原さとみと共演した『失恋ショコラティエ』(2014年1月期)以来、2年3カ月ぶり。 同ドラマは、99.9%有罪が確定していても、残された0.1%の可能性を信じて、あきらめず事実を追い求めていく弁護士・深山大翔(松本)が奔走する姿を描いた物語。 脚本は、ドラマ『ボーダーライン』(14年/NHK)、『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』(12年/フジテレビ系)などを手掛けた宇田学氏のオリジナル作品。 松本と仕事のパートナーを組むのは、弁護士・佐田篤弘役の香川照之。ヒロインは、同じチームの優等生弁護士役の榮倉奈々。そのほか、岸部一徳、奥田瑛二、青木崇高、片桐仁、マギー、渡辺真起子、馬場徹、藤本隆宏らが出演。演技初挑戦となるマギーの演技力がどれほどのものかにも、注目が集まる。 日曜劇場枠は近年、『JIN‐仁‐』『半沢直樹』『天皇の料理番』といったヒット作を数多く生んできた。前期の『下町ロケット』(阿部寛主演)も全話平均18.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高い視聴率をマークした。しかし、今期はというと、同じジャニーズ事務所のSMAP・香取慎吾が主演する『家族ノカタチ』が1ケタ視聴率を連発し、全話平均でも1ケタ台に終わってしまいそうな気配。はからずも、松本は事務所の先輩の失態の尻ぬぐいをしなければならなくなるが、むしろ視聴率が低いドラマの後だけに、やりやすさもあるかもしれない。 折しも裏のフジテレビでは、4月から3年ぶりに「日9」ドラマを復活させる。第1弾は、芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスのW主演となる『OUR HOUSE』(仮題)。NHK朝ドラ『マッサン』(14年度後期)のエリー役でブレークしたシャーロットは、民放連ドラ初主演となるだけに、視聴者の関心も高い。松本、嵐のファンにとっては、待ちに待った連ドラ主演となるが、今春から再燃する「日9」戦争の中で苦戦を強いられるかもしれない。 (文=森田英雄)
ドラマのオファーゼロ、嵐・松本潤との“破局勧告”も……井上真央が苦しむ「大コケ女優」のレッテル
井上真央の「女優生命」と「結婚」が大ピンチだ。 井上といえば、昨年主演したNHK大河ドラマ『花燃ゆ』が終わり、交際がウワサされている嵐・松本潤との結婚は秒読み段階と言われてきた。 昨年9月には、女性週刊誌のインタビューで結婚と女優の両立について聞かれると、「もし好きな人から『辞めてくれ』と言われたら辞めます」と発言。寿引退も辞さない覚悟を見せていただけに、「1月9日の井上の誕生日がXデー」「2月に挙式をすることで関係者に挨拶済み」といった報道も飛び交ったものだった。ところが……。 「『花燃ゆ』の視聴率が大河歴代最低視聴率のタイ記録となったことで、“女優としての価値が下がった”と判断したジャニーズからストップがかかったようです。ジャニーズサイドは“今後の井上の活動をもう少し様子見してから、もう一度検討する”としているようですが、事実上の“破局勧告”ですよ」(芸能記者) この証言を裏づけるかのように、テレビ関係者がこう続ける。 「4月スタートの新ドラマの発表が相次いでいますが、井上の名前は一切ありません。NHK大河に主演すると、その後、民放のギャラがアップするのが通例です。井上についても、1本150万円だったのが、現在は200万円に上がっている。それでいて“大コケ女優”のイメージがついてしまっているため、スポンサーからOKが出ないんです。4月クールどころか、今後しばらくはオファーがかからない状況に追い込まれています」 仕事がなくなり、松本との結婚も暗礁に乗り上げるなど、いいことが1つもなかった井上の大河ドラマ主演。今年はその呪縛に苦しむことになりそうだ。『花燃ゆ 完全版 第弐集』(ポニーキャニオン)








