「このハゲ!」と叫びながら近所の子どもが……豊田真由子議員の夫が明かした“苦悩”とは

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「週刊現代」(8/5号、講談社)
今週の第1位 「『加計に決めました』出来レース議事録」(「週刊文春」7/27号) 同・第2位 「豊田真由子議員の夫(49歳)が初めて語った『家庭内の真実』」(「週刊現代」8/5号) 同・第3位 「渦中の『松居一代』独占手記」(「週刊新潮」7/27号) 「パンツをくれた89歳の恩人がついに叱った『松居一代さん、あなたちょっとやり過ぎよ!』」(「フライデー」8/4号) 「松居一代にハワイ地裁から『出廷命令』」(「週刊文春」7/27号) 同・第4位 「検査入院で手負いの『安倍総理』トホホな内閣改造」(「週刊新潮」7/27号) 同・第5位 「渡辺謙『許されざる者』」(「週刊文春」7/27号) 同・第6位 「『再審請求中の執行』はタブーか?」(「週刊新潮」7/27号) 同・第7位 「稀勢の里が迫られる『年内全休』の決断」(「週刊ポスト」8/4号) 同・第8位 「あなたは『内部告発』をして本当によかったですか?」(「週刊ポスト」8/4号) 同・第9位 「デタラメ中国経済の『化けの皮』を剥ぐ」(「週刊現代」8/5号) 同・第10位 「いつ、安倍を見限るか『おっさん二階』がいま考えていること」(「週刊現代」8/5号) 同・第11位 「10年後に土地の値段が『上がる駅』『下がる駅』全国776ヵ所完全リスト」(「週刊現代」8/5号) 同・第12位 「稲田朋美『政治資金パーティー』の発起人は“死者”だった!」(「週刊ポスト」8/4号) 同・第13位 「『68歳以上限定婚活パーティー』潜入ルポ」(「週刊ポスト」8/4号) 同・第14位 「天才・清宮幸太郎早稲田実業はプロで一流になれるか」(「週刊現代」8/5号) 同・第15位 「信用できる 信用できない 天気予報の見分け方」(「週刊ポスト」8/4号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  さて、天気予報を朝から晩までやっているが、当たったためしがないと思いません?  ポストもそう思ったらしく、天気予報の見分け方という特集を組んでいる。  そもそも夏は天気予報の的中率が低いという。伊東譲司気象予報士が、ゲリラ豪雨は特に難しいと話す。 「こうしたスケールの小さい現象は、風や気温などの時間変化をコンピューターで計算する数値予報の弱点であり、1日前に予想するのは非常に難しい」  ゲリラ豪雨の情報は、ネットで気象庁の「降水短時間予報」や「ナウキャスト」を見るといいそうだ。  熱中症リスクの判断は、湿度や風も重要だという。「時々雨」と「一時雨」はどっちが降るのか? これは「時々」のほうが長く降るそうだ。  テレビ各局の予報が少しずつ違うのは、気象庁の予報プラス民間の気象会社を使っているから。  当日の予報を知りたければ、テレビよりラジオのほうがいいそうだ。気象庁が発表する「的中率」は、関東甲信越の場合は1月が90%だが、7月は77%と下がる。週間予報は75%程度。  落語にこんなのがある。「今日は雨が降る天気じゃない」。雨が降ったら、「今日は雨が降る。天気じゃない」といっただろ。雨が降らなければ、そのまま続ける。  まあ、ほどほどに信用したほうがいいということのようですな。  早稲田実業の清宮幸太郎が、ものすごい勢いでホームランを量産している。日本ハムの中田翔の87本や、西武の中村剛也83本の高校時代のホームラン記録をはるかに超えた。  高校通算本塁打記録となっている神港学園・山本大貴の107本を超えるのは間違いないから、ダントツの超高校級といっていいだろう。  となると、プロ入りは間違いないだろうが、一抹の心配は、高校野球は金属バット、プロは木製バットである。  現代によると、そこを危惧している解説者が多くいるそうだ。通算165勝を挙げた西本聖がこう話す。 「金属バットの場合、人並み外れたパワーがあれば、打ち方が多少悪くても飛んでいきますからね。実際、107本の最高記録を作った選手(山本大貴/JR西日本)も、社会人に進んで伸び悩んだ。高校時代の本塁打数はプロでの活躍には直結しないと考えるべき」  元阪神監督の岡田彰布も、清宮のフォームは、金属バット用に「最適化」されている印象があると危惧している。  さらに、左ピッチャーに弱いこと、一塁というポジションには多くの強打者がひしめいているから、他の守備位置に回された場合、そこで慣れるのに時間がかかるなどの「不安」を指摘する声も多いようだ。  だが、清原和博以来のいきなり3割、30本を目指せる逸材には違いない。かつてのベーブ・ルースを彷彿とさせるスタイルで、ポンポンスタンドに放り込む姿を早く見てみたい。  多くのプロたちの危惧をひっくり返すには、結果を出すしかない。それができる清宮だと思う。  ところで、全英オープンで寝不足である。最初は松山英樹の活躍を期待して見ていたが、最終日の1番で、ティーショットを曲げてOB、結局はトリプルボギーを打つと、優勝への期待はなくなった。  だがドラマはそこから始まった。スピースとクーチャーの熾烈な優勝争いは、まさに全英の歴史に残る名勝負だった。  13番。スピースは第1打を大きく右に曲げ、コース外の丘の反対斜面に打ち込んだ。 「傾斜が急で立つのもやっと。スピースは『ピンと球があった地点を結ぶ延長線上』からの第3打を選んだ。『ティーに戻るより、グリーンに近いから』。そこは練習場の芝生だった。  全英では1979年、バレステロス(スペイン)が駐車場からのリカバリーショットに成功して優勝した逸話が残るが、それに匹敵する珍事だった」(デジタル朝日7月24日11時23分)  絶体絶命の大ピンチ。だがスピースは第3打を見事にグリーン近くまでもっていき、4打でピンそば3~4メートルにつけ、それをねじ込んでナイスボギー。  クーチャーには離されたが、その次からバーディ、イーグルラッシュで12アンダーにし、見事、帝王ニクウラス(米)に次ぎ24歳になる前にメジャー3大会を制した。  決してドライバーが安定していたわけではない。だがミスをしたとき、どう対処したらいいのかを知り、確実にそれをやってのける。  それに世界一のパターの名手だ。松山にはスピースの「冷静さとパターのうまさ」を見習ってもらいたい。  ドライバーの飛距離は松山のほうが上である。それに冷静さが加われば、メジャーは獲れる。松山には、いい経験になった全英だったに違いない。  ところで、婚活という言葉はあまり好きではない。何かものほしそうな底意が透けて見えるような気がする。  だが、ポストの68歳以上限定の「婚活パーティー」には行ってみたい気がする。われながらいい加減だと思う。  主催しているのは50歳以上の独身者を対象とした会員制クラブ『森羅倶楽部』というところ。会費は3万円だ。  4月初めに68歳以上限定のパーティーを開催したら、男女合わせて26名の参加があったという。  ポストによれば、萬田久子似の60代。水沢アキ似の60代とあるが、そんなことはないだろうが、着飾って化粧すればまだまだ見られる女性たち。  そこで会ったからといって、すぐにお友だちというわけではなく、自己紹介などを終え、司会者に「好印象カード」を提出して、カップルがそろえば、後日、事務局から連絡がいくそうだ。  女性側には、男たちの服装、口臭の有無、話の面白さなどをチェックされるようだ。  一度覗いてみたいものである。  さて、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題や南スーダンに派遣された陸上自衛隊の日報に関する問題をめぐる閉会中審査が24日、衆院予算委員会で始まった。安倍晋三首相が出席するほか、前川前事務次官なども出席した。  安倍と加計学園との関係はもちろんだが、もう一つの焦点は稲田防衛大臣である。次の組閣でクビは確実だが、最後まで身の程を知らないトラブルを起こしてくれる女性である。  南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の日報をめぐる問題で、稲田防衛相が隠蔽に関与した可能性が高くなっているのだ。  あきれ果てるとはこのことをいうのだろうが、ポストは、彼女が開こうとしたが、相次ぐ自身の不祥事で中止した政治資金パーティの案内状の挨拶文に「故人」の名を使っていたと報じている。  この会の会場はホテル・ニューオータニの鳳凰の間。会費は2万円。挨拶文の署名には「稲田朋美全国後援会『ともみ組』会長」として、渡部昇一上智大学名誉教授の名が書かれていたというのだ。  渡部教授は熱心に稲田を応援していたそうだが、今年の4月17日に亡くなっている。この案内状が後援者たちに届いたのは5月中旬だから、直す時間はあったはずだ。  その上、開かれていれば大パーティーになっていたはずだから、大臣規範に抵触する恐れがあったというのだ。  とても大臣というより、政治家としての器ではない。任命した安倍首相の責任は大きい。  現代に、これから地価が上がる駅と下がる駅があるという大特集をやっている。関心のある方は、買って、自分の住んでいる駅がどう評価されているのか調べてみるといいだろう。  私はこういうものにはとんと興味がないが、少し紹介しておくと、東京エリアでは、渋谷、原宿、自由が丘、中目黒、恵比寿、表参道、広尾など、これまでの超人気エリアはこれから凋落するそうだ。  山手線の駒込、丸ノ内線の後楽園などが、利便性が高く物価が安いという実需があるので、今後はそっちへ流れるというのである。  2020年の東京オリンピックが終わると、不動産バブルは終わりをつげ、弾けるといわれている。  ちなみに私の住んでいる東京・中野駅は98.79%で、やや下落気味。  ところで8月初めの組閣がぼちぼち漏れ始めている。岸田外相は留任するようだ。  現代によれば、最大の組閣の焦点は、二階俊博幹事長(78)をどうするかだという。安倍首相はお友だちの甘利明を据えたいようだが、政界寝業師の異名をとる「おっさん二階」は、そうはさせまいと動いているという。 「時に首相に噛みついて党内のガス抜きを買って出たかと思うと、首相の不足を補う絶妙の参謀役もこなす。政治の機微をわきまえていて、仕事も異常なほど早い。気がつけば、二階以外の幹事長適任者がいなくなってしまった」(政治部デスク)  うまく取り込めばこれほどの名幹事長はいないが、同時に危険でもあるという。  だが自分のメッセージが安倍に伝わらないのなら、伝家の宝刀を抜くこともあると見られているそうだ。 「こいつにやらせる。俺も一緒に辞めるから、あんたも身を引け」  8月3日の組閣次第で、安倍を守るのか、安倍を切るのか、二階の動向に注目が集まっているようである。  やはり現代が巻頭で「中国経済はデタラメだ」と報じている。  きっかけは、7月14、15日に北京で全国金融活動会議が行われ、習近平が演説を行ったときだという。  その初日の演説が終了後に、中国共産党序列第14位の孫政才重慶市党委書記が突然身柄を拘束された。  孫は習の後継者と目されていた人物だという。今の中国では、習に逆らう者は恐ろしい報復が待っているということを、見せつけたというのである。  現代によると、全国101社の中央政府管轄の国有企業のうち20社をピックアップして財務状況をチェックしたところ、18社で不正が発覚し、18社がここ数年間で水増ししていた売り上げの合計は2,001億6,000万元(約3兆3,200億円)にもなるというのだ。  したがって、中国国家統計局は7月17日に「今年上半期のGDP成長率は6.9%に達した」と自信満々に発表したが、これなどは「ひどいドーピング経済」だという。  腐敗が蔓延し、一部のエリートだけが大金を私し、GDPの数字をごまかしても、中国という国は今のところはびくともしていないように見える。  だが土台が崩れれば、必ず、その上にあるものはある時を境に、崩壊を始めること間違いない。  それを知って、内心恐れているのは、実は習近平なのかもしれない。  さて、安倍晋三首相の支持率が急落している。あわてて国会閉鎖中に、加計学園問題を質疑するために衆議院予算委員会を開くという異例の判断を、安倍が「決断」した。  その大きな圧力になったのは、前川前文科相事務次官の「爆弾告発」だったが、与党のアホ議員連中は、前川の告発は「公務員法」に抵触するのではないかといっている。  本人が自分の経歴を台無しにするかもしれない重大な決意をもってしたことを、それを無視し、違法だなどという輩は議員の皮をかぶった獣である。  この国には一応、内部告発者を守る「公益通報者保護法」が06年4月に施行されているのである。  だが、この法律を作るきっかけになったトナミ運輸岐阜営業所に勤めていた串岡弘昭は、74年に東京-大阪間に路線を持つ運送会社50社の加盟社に、違法な闇カルテルの存在があると、読売新聞に情報提供した。  だがそれ以降、仕事が雑用になり、手取り18万円のまま据え置かれ、昇給もなくなってしまった。  02年に会社側を相手取り損害賠償と謝罪を求める訴訟を起こし、05年、会社側に1,356万円の支払いを命じる判決が下る。  この後「公益通報者保護法」がつくられるのだが、串岡は、法律の中身を見れば、事実上、内部告発者規正法でしかないという。  なぜなら、外部への通報を行う場合、「まずは社内で通報し、20日以内に『調査を行う』といった返事がない」ことなどが保護を受ける条件になるのだ。  つまり、会社側が時間稼ぎで「調査する」といえば、メディアへの告発はできなくなるのだ。  しかも、この法律には罰則規定がない。あくまで民事ルールとして定められたものだから、違反した企業に刑罰や行政処分は行えないのだ。  こんなものが内部告発者を守れるわけはない。アメリカの公務員を守る「ホイッスルブロワー法」は、通報者への一切の報復的人事を禁じているのに、日本ではそういう法制度はない。  結局、内部通報した人間の多くは、社内でたらい回しされ、白い目で見られ、辞めざるを得なくなるのだ。  名誉回復するには会社側を訴え、一人で戦わなくてはならないのだ。典型的な形だけの法律で、この法律ができて以降、内部告発者が増えてはいない。  名古屋場所が終わったが、白鵬の一人場所であったといっていい。  そうさせてしまったのは、稀勢の里が満足に相撲を取れずに途中休場してしまったからだ。  休場に際して相撲協会には「左足関節靭帯損傷で3週間の安静加療が必要」との診断書が出されたとポストが報じている。 「今回、勢との一番で痛めた左足はそれほど深刻ではなく、休場の口実といったところでしょう。3月場所で負傷した左の肩と胸部もほぼ回復していたんですが、場所前の連合稽古で転倒し、左腕を再度、痛めてしまった。こうした“ケガの連鎖”は、誰とでも全力でぶつかり合う稀勢の里のようなガチンコ力士に必ずついてまわる。こうなると再起は難しいのではないかという声まで出ています」(担当記者)  今度土俵に上がるときは、万全の体調で出なくてはならないが、今年いっぱいは無理のようだ。  そして、もし復帰しても、思うような成績が残せなければ「引退」という二文字が現実にになるのだ。  日本人横綱をつくるのに急ぎ過ぎて、稀勢の里が横綱になってからの取材合戦のすごさを予想できなかった相撲協会にも、大きな責任がある。  このままでは、大乃国よりも無残な横綱になるかもしれない。まずはじっくり休んでケガを直すことが第一。それでも期待に応えるのは難しいかもしれない。  次は再審請求中の死刑囚が刑を執行されたことについての新潮の記事。共謀罪では野党の攻撃にしどろもどろだった金田勝年法務大臣が、2人の死刑囚の刑の執行にサインした。  そのうちの1人は再審請求中だったため、論議が巻き起こっている。刑事訴訟法では「再審の請求は、刑の執行を停止する効力を有しない」と定められているが、「再審制度は冤罪を防ぐために認められている」という主張も当然ある。新潮によると、今回を除くと20年近く再審請求をしている死刑囚の刑の執行はなかったそうだ。  だが新潮は、20年ほど前は、確定死刑囚のうち再審請求をしていたのは4割ほどだったのに、現在では、確定死刑囚125名のうち92名が請求中だそうだ。  その中には、延命のために請求している者もいると、新潮は指摘する。  また、オウムの死刑囚13名の刑を執行するとすれば、来年は眞子さまのご成婚、再来年は改元、その翌年は東京五輪があるため、今年執行されるのではないかという見方もあるという。  その前例として再審請求中の死刑囚の刑を執行したのだとすれば、あまりにも短慮でいい加減なやり方ではないか。  あの金田の在任中にやらせてしまえという政府の思惑も透けて見える。冤罪を1人でも出さないために再審請求があるのだから、延命のための方策と考えている不届き者がいても、それは致し方ない。そう私は思う。  さて、不倫がバレれば松居一代ほどではなくても、女房は怖いものだ。楽しかった不倫の日々は遠ざかり、苦しきことのみ多かりき。だが、なまなかな反省では許してはくれない。この苦しみが永遠に続くのであれば、死んだほうがましだと思うようになる。  そんなことを思っているかどうか知らないが、文春(4/6号)で「ニューヨーク不倫」を暴かれた渡辺謙が、7月15日に「謝罪会見」を開いた。  だがこの会見、きわめて評判が悪いようである。まず、三連休の初日の土曜日というタイミング。週刊誌にとっては最悪だったが、それを計算していたのであろう。  港区内の会議室で行われたというが、事務所が指定したマスコミにしか案内が届かず、「会見に関するオンエアは7月17日(月曜日)までという制約までつけてきたそうだ。  今や国際俳優となった渡辺謙は冒頭、「私の軽率な行動が応援してくださった皆様に多大な心配、ご迷惑をおかけしました」と深々と頭を下げた。  乳がんの治療中の妻・南果歩が不在の時、自宅に女性を引き入れていたと報じられたのは3月末だったが、帰国後も沈黙したままだった。  NHKの大河ドラマへの出演が発表されたタイミングで会見をしたことで、自分勝手、奥さんを愛していない、離婚は避けられないなど、翌日のスポーツ紙には厳しい論調のものが多かった。  文春によると、この不倫相手とは簡単に別れることはないという。彼女の親友がこう明かしている。 「謙さんはA子(謙の不倫相手=筆者注)に対し、『オレの子供を産んでいいよ』『子供ができたら二人で育てよう。もし結婚できなかったら隠し子でもいいよ』と話していたそうです。A子は以前から子供を欲しがっていた。前の彼氏から『絶対ダメや』と言われていたこともあり、謙さんの言葉を嬉しそうに話していた。そんなA子が、謙さんと簡単に別れるとは到底、思えません」  これを聞いたら、南果歩はどうするのだろう。おおコワ! ラストサムライでも、女房の怒りには勝てませんな。  落ち目の安倍首相を悩ますのは加計学園問題だけではない。新潮によれば、持病の潰瘍性大腸炎が悪化しているようなのだ。  結婚30周年を祝う会の夜、体調を崩したため慶応大学病院の主治医が駆け付けた。それによって改めてメディカルチェックを受ける必要が出てきたため、慶応病院に行くはずだったが、報道陣が集まっていたためキャンセル。加計学園問題が終わった7月末に変更になったと、永田町関係者が話している。  その前は森友学園が火を噴いていた3月25日だというから、わずか4カ月足らずで検査入院をしなければいけないというのは、憂慮される状態なのかもしれない。  8月3日に予定している内閣改造も頭が痛いようだ。さすがに舌禍の宝庫と揶揄される稲田朋美は切る。加計学園問題で男を下げた萩生田光一、共謀罪審議で無能をさらけ出した金田勝年など挿げ替える人材は多くいるが、次となるとめぼしいのはいないのである。  当選2回の三原じゅん子参院議員を厚労相にという見方もあるようだが、新潮は、彼女には異性問題があり、相応しくないとバッサリ。  では最大の目玉となりそうな小泉進次郎はどうか。進次郎ウオッチャーの常井健一によると、アベノミクスの効果や安保法制の審議の仕方について安倍のやり方を疑問視しており、石破茂前地方創生相とは気脈を通じているところがあるから、入閣要請があっても応えないのではないかと見ている。  どちらにしても、24、25日の閉会中審議が安倍にとっても、攻める野党にとっても天下分け目の「関ケ原」になるはずだが、この原稿を書きながらAbema NEWSを見ているが、安倍が加計学園との黒い疑惑を晴らせたとは到底思えない。  なぜ、安倍はこんな疑惑をさらに深める審議をやる決断をしたのだろうか。体調不良で深く考えることができなくなっているのだろう。そう考えざるを得ない。  ところで、今「テレビで見たくない女」というアンケートを取ったら、第1位は豊田真由子ではなく、松居一代になるのではないか。  男からも女からもこれほど嫌われるキャラというのは、そうはいない。立川談志は生前、デヴィ夫人、野村サッチーと同じテレビに出るとチン○○が腐るといって、局から帰ったと高座で笑わせていたが、今の松居を見たらなんというだろう。  その松居一代を高級ホテルへ呼んで「独占告白」をさせたのは新潮である。しゃべった時間は6時間。一方的な彼女の毒舌を、よく耐えられたものだと、妙な感心をした。  それだけ長きにわたってしゃべらせたのに、さほど目新しいことがないのは、新潮らしくない。  いくつか挙げてみる。松居がYouTubeやブログで夫・船越を告発し始めたところ、船越の所属プロダクションである「ホリプロ」の顧問弁護士からテレビ局へFAXで、松居の話は事実無根であるといってきた。  さらに松居がやっていることは船越へのプライバシー侵害であるから、「今後、本件動画及び、同動画中でなされている松居氏の発言、ブログ等の記載等を取り上げ、一方的な報道をなされることは避けて頂きたく、その旨通知する次第です」。  こんなものは無視するだろうと思ったら、新潮によれば、フジテレビの『とくダネ!』、TBSの『ゴゴスマ』などいくつかは、FAXを受け取った10日と11日は松居ネタを一切取り上げなかったという。  松居がハワイの不倫相手といっている人間と船越は不倫関係にはないと書いている女性セブンも、「ホリプロ」と結託していると、松居は口撃している。  そのほか、ハワイの不倫相手とは別に、脚本家の大宮エリーが船越と深い関係にあると話している。大宮側は「事実誤認」だとしている。  船越がつくった両親の位牌の命日がともに違っているそうだ。 「船越はご位牌一つ、ちゃんと作れないいい加減な男なんです」(松居)  松居のDVに船越は長年苦しんできたという批判には、「船越と結婚してから一度も救急車など呼んだことはありません」と全否定。  今回の告白の最大のものはこれだろう。船越が浮気できない理由として、糖尿病で勃起不全になっていることは何度も話しているが、もう1つは「彼、カツラですから。だからできないって思っていたんです。カツラだと、行為中に動くと、ズレちゃうでしょ?」。  カツラを数十個持っているそうだ。今年1月に船越がロスへ行ったのは「自毛植毛」の手術を受けるためだったとバラしている。  これだけプライバシーをバラされたら、二枚目商売は上がったりだろう。船越は松居が「顔も見たくない、声も聞きたくない。私が納得するような謝罪の仕方をしてくれた時には、すぐ別れます」といっているのだから、これ以上恥部をバラされないうちに、怖いだろうが、話し合ったほうがいいと思う。  フライデーは、松居一代を匿った89歳のおばあちゃんを直撃。このおばあちゃん、松居が出ていくときパンツをプレゼントしたそうだ。  だが、松居のやり方には違和感があるという。 「ただ、あの人……言葉がね。ちょっとストレートすぎるのよね。もう少し、柔らかく、丸味をつけてお話すればいいのにね……気持ちはわかるんだけど、ストレートに言い過ぎちゃうのよね。あんな騒ぎにならないようなアレ(やり方)だったらよかったんだけど」  フライデーは、船越は、NHKの『ごごナマ』を10月の改変時に降板するかもしれないという。  松居を名誉棄損で訴える準備をしているそうで、不倫を否定できれば名誉回復できるし、財産も半分確保できるからというのだが、そうなれば、松居の死に物狂いの反撃が始まるに違いない。くわばら、くわばら。  現代は、「このハゲ!」で一躍時の人になった豊田真由子議員の夫(49)を直撃インタビューしている。  夫は7歳年上で、東大から建設省(当時)に入省し、そこから派遣されてハーバード大学大学院に留学しているとき豊田と知り合ったという。  帰国してから間もなく結婚して、十数年になるそうだ。現在は「内閣府官房企画官」の肩書。  現代の直撃に「僕は公務員という立場なので今回の件についてお話しするのは適切ではない」とためらっていたが、少しずつ話し始めた。 「妻は、今精神的にすごく大変な状況だと思うんです。僕としては、妻は妻で『身から出たサビ』のところもあるのかなと思っています。  ただし、子供が2人いるんですけど、親の立場として子供たちだけには辛い思いをさせたくないと思っています。そういう意味では、テレビ局の方が来られて自宅のピンポンを鳴らされたりすることがあるので、まずは子供のケアをしなくてはいけないと思っています。子供がおかしくなってしまうのが、一番辛いんです……」  その気持ち、わかる。現在、妻は入院していて、子供のケアは彼がしている。妻は家庭的で優しい母親だという。 「妻は本当に家庭では優しい母親なんですけど、選挙命、家庭を顧みずという面もあります。  ただ、今回のように秘書さんとトラブルになってしまったのは本当に申し訳ないと思っています。でも妻は政治に対して命を懸けてやっていたと僕は思っています」  政治家として、相当なプレッシャーがあったのかという質問には、秘書の信じられないようなミスもあり、本人も悩んでいたという感じはあったが、こういうことになるとまでは思っていなかったそうだ。  何度も子供を守るという言葉が出てくる。 「今は子供たちをケアすること、それだけが僕の役目だと思っています。学校でいじめられたりすることだけにはならないようにしたい。  騒動以降、ここ3週間くらいは子供たちにテレビを見せないようにしています。学校ではちょっと言われることはあるみたいですけど。  でも『ママは一生懸命、仕事一筋でやってきた』ということは子供たちもわかっています。正直、今は妻のことまでケアする余裕はありません」  言葉から察すると、やさしそうで子煩悩のいい父親のようだ。豊田議員は、子供とこの夫のことを思い出せば、あんな暴言を吐くところまではいかなかっただろうに。  命だった政治生命も風前の灯火である。埼玉県の彼女の事務所の前を、「このハゲ!」と叫びながら通る子供がいるという。  国家戦略特区を担当する山本幸三が、昨年11月17日に東京青山にある日本獣医師会本部を訪ね、藏内勇夫会長ら4人に対して、「獣医学部を新設する。加計学園に決まった」と通告していたと文春が報じた。大スクープである。  これが文句なしの今週の第1位。  私が読んでいる朝日新聞と東京新聞もこの話が一面トップ。しかし、どちらも「獣医学部の新設方針を伝えたと記録する文書が同会にあることが分かった」(朝日)「本紙が十九日に入手した同会作成の面会記録で分かった」(東京)と、文春がすっぱ抜いたとは書いていない。  いつもいうが、時系列的に見ても文春の校了は18日、火曜日の夕方である。文春の新聞広告や中吊りを手に入れ、新聞各社が動いたことは間違いないはずだ。少なくともジャーナリズムは、情報を早く取ったメディアには敬意を払うべきだと思う。  安倍首相は、各メディアの調査で、支持率が30%を切る危険水域に入ったため、あわてて24、25の2日間、加計学園問題についての閉会中審議を開くことに応じた。  報道によれば、官邸の強い意向があって行政が歪められたと爆弾証言した前川喜平前文科省事務次官と和泉洋人首相補佐官も呼んだが、予想通り、安倍にとっては厳しいものになった。  安倍は一貫して「加計学園に決めた過程に一点も疚しいところはない」と主張してきた。だが、国家戦略特区の責任者である山本が、こう明言していたことが立証されれば、何がなんでも腹心の友がつくりたいと願っていた獣医学部を、安倍が特区に押し込むために、あらゆる手段を講じていたことが白日の下にさらされるのである。  しかも、文春によれば、山本が獣医師会を訪れたのは、内閣府が獣医学部新設に関して、広く意見を募るパブリックコメントを始める前日だという。  なんのことはない、国民から広く意見を求める前に、加計学園と決まっていたのだ。茶番である。  山本はその日、獣医師会に、今治市が土地で36億円のほか、積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りを加計学園が負担するとまで説明していたというのである。  その場にいた北村直人日本獣医師政治連盟委員長は、加計学園に決まったといわれ、驚いて、「反対意見を申し上げた記憶はあります」と、文春に答えている。  加計学園の動きは早かった。すでに2015年から教員募集を始めており、16年11月には今治市の建設予定地でボーリング調査を開始しているのだ。  獣医学部新設の公募が行われたのは今年1月。加計学園側には、うちで決まりという確実な情報があったのは間違いない。  しかし、加計学園は、「平成26年度の決算では、(略)翌年度繰越消費支出超過額は142.6億円となっており、依然として累積の支出超過を回復するには至っておりません。(略)今後約20年に渡る借入金返済を鑑みると収支が厳しい状況であることは変わりません」。15年6月に加計理事長が教職員組合に提出した回答書にはこう書かれてあるという。  黒字になっているのは今度獣医学部を新設する岡山理科大学だけで、15年度の収支では、千葉科学大学は約4億4,000万円、倉敷芸術科学大学は約6億5,000万円の赤字になっている。  当然だが、教職員の間では、圧倒的に獣医学部新設反対の声が多い。笑えるような話は受け入れる今治市にもある。 「今治市は、学部新設で増える税収は年間約三千万円と試算しています。つまり負担する九十六億円を全て取り返すのに三百二十年もかかる計算です。また市民一世帯あたりで計算すると、負担は十三万五千円になります。獣医師不足に対し、これだけ払うことが妥当なのでしょうか」(「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦共同代表)  森友学園と同様、安倍との腐れ縁が明らかになり、イメージもダウンした加計学園も、崩壊していくのではないか。そんな予感がする。 【巻末付録】  ポストから。巻頭は相も変わらず「西田幸樹 NOWON 謎の異邦人 ジョン」。続いて袋とじ「30歳の記念に自分で撮っていた未発表のヘアヌード 小島可奈子」。プライベートヌードらしいある種の淫靡さが少しだがある。  後半は「『昭和エロス』にこだわる奇才 ヘンリー塚本の世界」。袋とじは「熟女写真集の老舗『富士出版』の専属写真家が撮影した謎の人妻、29歳」。写真家は赤石恭生という。  お次は「息をのむほど美しい絵」。絵のほうが生々しい。「あのTENGAが初めて開発した『動くオナホール』」。これって2万円近くするらしい。もう少し安くしてくれないかな。  現代は、少し遅いがゴルフのアン・シネの「19番ホールを撮り下ろし!」が袋とじ。何度もいうが、彼女はフェアウェイに置いたほうが生き生きしていていい。やはり野に置けアン・シネだ。  次は「AKB48のレジェンド 板野友美」。「週刊現代を飾った’17年上半期『スクープヌード』祭り」。今週の売りは「この娘たちの局部が裸眼で3D(立体的)に見える! 飛び出す『女性器』」。私はこういうのが苦手だ。誰か、どんなに見えたか教えてくれないか。  今週は、力の入り方も含めて現代のほうがいい。現代の勝ちじゃ。 (文=元木昌彦)

松居一代に“7つの嘘”!? 船越英一郎が名誉棄損・偽計業務妨害で訴える可能性も……

松居一代に7つの嘘!? 船越英一郎が名誉棄損・偽計業務妨害で訴える可能性も……の画像1
「女性セブン 7/27号」(小学館)より
今週の注目記事・第1位 「逃げ隠れする『加計孝太郎理事長』の疑惑のスイカ」(「週刊新潮」7/20号) 「加計学園問題 証人喚問で真相を暴け」(「サンデー毎日」7/30号) 同・第2位 「どこまでやるの『松居一代』と『船越英一郎』」(「週刊新潮」7/20号) 「松居一代『虚飾の女王』」(「週刊文春」7/20号) 「松居一代がひた隠す『7つの嘘』」(「女性セブン」7/27号) 同・第3位 「安倍にNO!」(「週刊文春」7/20号) 「藤原正彦の管見妄言」(「週刊新潮」7/20号) 同・第4位 「テレビ討論『政治家発言』採点表」(「週刊新潮」7/20号) 同・第5位 「リアル店舗『アマゾンブックス』はサイトとリンク」(「AERA」7/24号) 同・第6位 「『森友疑惑』でも出世『新国税庁長官』のパワハラ番付」(「週刊新潮」7/20号) 同・第7位 「警察が被害届受理『豊田真由子』は逮捕か書類送検か」(「週刊新潮」7/20号) 同・第8位 「フジの独裁者『日枝礼賛テープ』」(「週刊文春」7/20号) 同・第9位 「JASRAC“コワモテ会長”と対決60分」(「週刊文春」7/20号) 同・第10位 「『強毒ヒアリと格闘』フライデー調査隊捕獲大作戦!」(「フライデー」7/28号) 同・第11位 「松田聖子『着席コンサート』で囁かれる深刻なダメージ」(「週刊文春」7/20号)  今週は現代とポストが合併号でお休み。だが、この3連休の間にいろいろなことが起きた。  今朝(7月18日)は、日野原重明聖路加国際病院名誉院長が、午前6時33分、呼吸不全で死去した。105歳だった。  ついこの間まで、仕事をやり取材にも答えていたが、やや衰えが見えてきたと思ってはいた。彼は、10年先までスケジュールを入れることでも知られていた。  私が会ったのは100歳になる少し前だったが、話を終え、椅子から立ち上がるとき、手を使わないでひょいと身軽に起き上がり、すたすたと自分の部屋に入っていった。  多くの講演を地方でもしていたが、いつでも一人で荷物を抱え、どこへでも出かけていた。  元気で長寿の秘訣は、何から何まで自分でやることだ。亡くなるまで現役を続け、病院内には「老害」という声もあったようだが、人に譲って他人任せにしたら、あのように元気ではいられなかっただろう。ご冥福を祈りたい。  さて、松田聖子というのは今や大歌手なのだそうだ。たしか先日出したJAZZのCDの評判がいいとどこかで読んだ。  だが、文春によると、7月8日と9日に日本武道館で開催されたコンサートでは、開始直前、本人の声で「不慮の事故のため一部演出を変更しての公演になります」とアナウンスがあったという。  始まると、一番上の段にある椅子に座ったまま歌いだしたそうだ。なぜこうなったのか?  聖子は幕間でこういったそうである。 「少し前に転んでしまい背中と腰を強打して、はじめは立ち上がることもできなかったんです。今日の武道館もできるかどうか不安だったけど、皆さんに会いたくて座ったままやることにしました」  後半では、ダメージの深刻さをうかがわせる場面もあったという。  スポーツ紙芸能デスクがこう話す。 「聖子本人は、『笑っても痛い』と言っていたそうで、さすがに異常事態。いったい何があったのかと関係者に聞いて回っても、『怪我かどうかはよくわからない』などと口が重いんです。  本当に転んで打撲や捻挫した痛みなのか、それともぎっくり腰やもしくはヘルニアなどの病気なんじゃないかといった情報が錯綜しました」  美空ひばりも晩年は腰の痛みがひどく、楽屋では終始寝ていた姿を、私は見ている。美空が亡くなったのは52歳。聖子はすでに55歳。ホント、体にはくれぐれも気を付けてくださいよ。  強い毒を持つといわれる「ヒアリ」が日本に上陸して、各地でその対応に追われている。  攻撃性が強く、刺されると激しいアレルギー症状が出て、死に至ることもあるそうだ。  そこでフライデーは、ヒアリが好む、ポテトチップスやとんがりコーンを買い込み、タッパーや瓶に入れ、内側にサラダ油を塗り出られないようにして、一日置いてみたという。  場所は東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の5カ所。その結果は次週だが、ヒアリ研究の第一人者の岸本年郎「ふじのし地球環境史ミュージアム」准教授がこう話す。 「今年になり大量のヒアリが見つかったということは、昨年や一昨年から日本に上陸していた可能性があります。港の外で繁殖しないよう、厳重な警戒が必要です。ヒアリは巨大なアリ塚を作るのが特徴です。アリ塚を見たら、近づかないようにしてください」  しかし、このアリは少しは飛ぶそうだし、風に乗って遠くへ行く可能性も高いのではないか。  都会でアリ塚を作れるのは公園か運動場ぐらいか。幼い子どもが刺されないよう、親たちは十二分に注意するべきであろう。  JASRACという評判の悪い組織がある。日本音楽著作権協会というのだが、最近、音楽教室からも著作権料の徴収を始めると正式に発表した。  これには「音楽文化の根っこを弱らせる」と批判が強い。それはそうだろう。それにJASRACは、昨年度の徴収額は約1,100億円にもなり、これとは別に組織運営費が約140億円もあるのだ。  だが、作曲家や作詞家の中に、分配金を受け取っていないという不満が充満しているという。  ちなみにここの役員報酬は、文春によると、2,000万近くになるという。官僚や政治家とのつながりも深く、かつては文科省の天下りも受け入れてきた。  会長の作詞家・いではくは、他人様のモノを使うときは敬意を払い、それに対して支払いをするのは当然。音楽教室など営利目的のところからは最大で2.5%の徴収をするだけだから、月3,000円のところが70円加算されるだけ。それで潰れるというのは理屈がおかしいという。  だが、大きな力を持っているところは、大きな責任と公益性、情報公開が求められるはずだ。  自分たちだけの私腹を肥やすために、あらゆるところから取り立てようというのは、何やらNHKと似ている。  そのためには、すべての情報公開をきちっとやり、透明性を完全にすること、いうまでもない。  困った輩といえば、フジテレビの日枝という人間もその一人だろう。フジテレビの業績が悪くなったため、社長を辞めさせ、自分も会長を退き、取締役相談役に退いた。  これで日枝時代は終わりを告げ、新体制でどん底まで落ちたフジを回復させるために動き出すのかと思っていたら、文春によると、そうではないというのである。  それは、新社長は前社長より10歳以上も年上で、この人間は、日枝の秘書室長をかつて務めていた。  また、新会長も日枝社長時代に秘書室長を務めていたというから、なんのことはない、自分の傀儡を立てて、裏で院政を敷くというのである。  7月3日、フジテレビ本社22階の「フォーラム」に1,000人近い社員を集めて、宮内新社長は、冒頭、日枝の功績をたたえ、これからは日枝取締役相談役を「代表」とお呼びすると高らかに宣言したというのだ。  今フジに求められているのは、日枝体制で澱み切ったフジの悪習を断ち切り、もっと自由な発想で番組作りができるようにすることであるはずだ。  老兵は消え、清新な才能を伸ばせるようにしなければ、フジの将来はない。私はそう思うのだが。  ところで、病院に逃げ込んだ豊田真由子議員だが、告発した元秘書が出した被害届を朝霞署が受理した。 「相手は代議士でもあり、捜査1課も加わって暴行と傷害容疑での捜査を慎重に進めています」(埼玉県警担当記者)  元秘書の方は、示談に応じることは考えていないというから、略式起訴で罰金刑が科せられると、元東京地検特捜部副部長の若狭勝代議士が話している。  結論が出るのは年末になりそうだというが、その頃にはまた、豊田センセイの絶叫が歳末の街に流れることであろう。  ところで、財務省の佐川宣寿・理財局長(59)が国税庁長官になるという人事が話題を呼んでいる。  佐川は学校法人「森友学園」への国有地売却問題の担当局長として、国会で追及されても「不当な働きかけはなく、記録も残っていない」などとのらりくらりとした答弁を繰り返して批判を浴びた。野党からは「森友問題の功労者として『出世』させたのではないか」との批判も出ていて、納税者の理解を得られるのか、疑問が出ている。  新潮によると、この新国税庁長官は、財務省の内々で作っている「嫌な奴リスト」で西前頭6枚目にあり、そのパワハラぶりはつとに有名らしい。  国税OBがこう話している。 「次長時代、佐川さんからの部屋からは何度も怒鳴り声が聞こえてきましてね。担当者が説明に行き詰まると、豊田真由子議員ばりに野太い声で、“お前の説明、わかんねーんだよッ”と罵声が飛んでくる。別の案件で居合わせた職員にも、“で、なんでお前はココにいるんだよ!”とドヤす場面もあった。気に入らないことがあると雷が落ちるから、皆、萎縮しながら仕えていました」  上にはペコペコして、黒いものを白だといえといわれれば、その通りにいうだけの無能な役人だが、部下には、そのうっ憤を晴らそうと、居丈高になるのであろう。いるよな、こういうヒラメで嫌な奴ってどこにも。  少し目先を変えて、AERAをのぞいてみよう。このところAmazonのことをあちこちで取り上げている。  これはアメリカのAmazonだが、137億ドル(約1兆5,300億円)で自然食品スーパーマーケットチェーンのホールフーズ・マーケットを買収する計画を発表した。  もはやAmazonは本や家電、薬品、雑貨だけではなく、スーパーの分野でも世界一を目指そうというのである。  だが、アメリカでは、リアルな大型書店をつくったことでも話題を呼んでいる。  AERAによると、それはニューヨークのマンハッタンに近いアマゾンブックス。書店にしてはすごい混みようで、店内では皆がスマホを手にしている。  アマゾンのカメラアプリを開いて本のカバーを撮影すると、本の正札と「アマゾンプライム会員」である場合の値引き価格がすぐに表示される。  アジア系の父子は、Amazonの人工知能スピーカー「エコー」のところへ行くと、店員を質問攻めにしたという。 「エコー」か。私も買いたいな。日本でも話題の本、『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(光文社)は、正札は27.99ドルだが、プライム会員は12.59ドル。  アプリに登録しておけば、クレジットカードですぐに買える。買ったものが重い本なら、配達もしてくれる。  Amazonが得意な、本を買おうとすると、こんな本もありますと表示してくれる。スマホさえあれば、何もいらずに買い物ができる。実物の本を見て、プライム会員になれば大幅な値引きがある。  日本ではまだ「再販制度」があるから、このような値引きはできないが、書店の新しい形として、こうした大型書店が東京などにできれば、話題にはなるだろう。  書店の閉店が続く日本では、こんなものができれば紀伊国屋なども危ないかもしれない。早急に、新世代の書店づくりをみんなで真剣に考えるときである。  新潮が、テレビ討論に出ている政治家たちの発言を採点している。一番評判が悪いのは二階俊博幹事長で、活舌が悪く聴き取れないし、内容がまったくつまらないと最低点。  歯切れのよさでは、共産党の小池晃書記局長。加計学園問題については、「こんなデタラメで、こんなに姑息で、こんな卑劣な逃げ切り方って、許してはいけないと思いますよ!」と鋭いところが評価され最高点。  石破茂前地方創生大臣も、安倍批判を強め、豊田真由子議員の暴言については、「私が幹事長をやった時、当選した方です。責任は私にもあると思っています」と反省を述べるなど、評価は高い。  だが、人として好きになれない、冷たそうなど、見かけで損をしているようだ。自由党の森ゆうこ参院議員は、このところ鋭い突っ込みで株を上げてきている。それに稲田や蓮舫のように、高価なものを身に着けていないところがいいそうである。  安倍首相は7月11日、ひっそりと帰国し、東京に留まることが嫌だったのではないだろうが、すぐ翌日には豪雨災害に見舞われた福岡、大分両県の被災現場を視察した。  G20サミットでは存在感を示せなかったが、かろうじて日本とEUの経済連携協定(EPA)の大枠合意にこぎつけ、喜んでいたようだ。だが、それも九州北部の豪雨被害のニュースにかき消されてしまった。ツキもなくなってきたようである。  いよいよ安倍内閣の支持率が危険水域に入ってきた。 「朝日新聞社は8、9日、全国世論調査(電話)をした。安倍内閣の支持率は33%で、前回調査(1、2日)の38%から1週間でさらに下落し、第2次安倍内閣の発足以降、最低となった。不支持率は47%(前回42%)だった」(7月10日付)  30%を切れば、安倍では選挙を戦えないという声が起こってくることは間違いない。  そう思っていたら、時事通信が7~10日に実施した7月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比15.2ポイント減の29.9%となったと報じた。もはや挽回不能の域である。  安倍首相は8月早々にも内閣改造をして、批判を浴びた閣僚を入れ替えたいと考えているようだが、寵愛している稲田朋美を切れなければ、たとえ小泉進次郎の入閣を実現できても、支持率を上げることは難しい。  それにしてもこのオバちゃん、次々に問題を起こしてくれるものだと感心すらする。6月、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、彼女は、共に壇上に上がったオーストラリアとフランスの国防相(当時)と自分の容姿について「グッドルッキング(美しい)」といったのはかわいい方である。  九州北部豪雨で自衛隊が救助活動にあたっていた7月6日、勉強会に出席するという理由で防衛省を一時不在にしていたことが発覚した。文春によれば、こんなのを相手にしても仕方ないと、アメリカ側が7月中旬に予定していた2プラス2が延期になったという。  さかのぼる6月15日の参院外交防衛委員会で「名護市辺野古に新たな基地ができても『米側との調整が整わなければ、普天間は返還されない』と述べた」(朝日新聞7月13日付)  翁長知事らをはじめ、沖縄にとっては「衝撃的」な発言である。この大臣、自分の言葉の重みにまったく無知だから、その後、お決まりの釈明会見。  中谷元前防衛大臣が、さすがにこう批判している。 「防衛大臣経験者として申し上げれば、自衛隊が対応するべき緊急災害の時は、大臣がすべての予定をキャンセルし、自らオペレーションルームに行くのが当然のこと。その場面で防衛省を離れるとは、とても信じられません」  こんな人間が、北朝鮮とアメリカが一触即発の危機にある現在、防衛のトップにいると思うと、背筋がゾッとしてくる。安倍首相がそんな彼女をかばうのは、彼女の能力を買っているからではなく、何やら男女の仲、バラされたら困る恥部を、彼女に握られているとしか考えられない。  支持率の急降下に慌てた安倍首相は、ようやく閉会中審査に出席することを決断した。自民執行部や菅官房長官は反対したようだが、支持率がこれ以上下がるのを避けたいという首相が押し切った形だ。  野党側が、首相からどんな言質を取ることができるのか、正念場である。質問者は山尾志桜里、辻元清美、森ゆうこなど、首相の権威などを忖度しない女性がいい。安倍をとことん追い詰め、怒って暴言を吐けば、安倍政権は瓦解する。  藤原正彦が新潮のコラム「管見妄語」で、「国家戦略特区の話であり、その内容を決める諮問会議の議長は首相なのだから、首相の意向はあったに決まっている」が、収賄でもない限りこの問題は間もなく消えていくと見ている。  だが、メディアも野党も、「国家戦略特区の妥当性という本質論に届かないのは残念だ」という。特区は岩盤規制の緩和という名目で、食物、農業、医療、教育などの市民を守るために長い時間をかけて作り上げたルールをまずここで外して、全国へ広げていこうというものだが、「発展途上国では外資を呼び込むためによく見られるが、先進国ではめったに見られないものだ。万民に公平という法治国家の考えに矛盾するもので、一部の事業者が得をする不公平はこれからも必然的に出てくる。しかも内容の多くは国民や地方の要望に基づくというより、これまでアメリカが要求してきたものを首相や取り巻きが主導で決定したものだから、米通商代表部のカトラーに絶賛されたほどだ」と批判している。特区そのものへの疑問も安倍首相に質すべきだろう。  さて、夫・船越英一郎(56)を詰り続ける松居一代(60)だが、新潮が潜伏先でコンビニへ行き、カップ味噌汁を手に持って歩いている松居のさえない姿をカメラに捉えた。  さすが新潮である。松居は動画で、89歳のおばあちゃんの家に匿ってもらっていると話しているが、新潮によれば、もともとは松居の息子と親しい20代の大学生の家で、彼はベンチャー企業で映像クリエーターを務めているから、松居に頼まれて動画づくりを手伝っているそうだ。  当のおばあちゃんは、こう話している。 「松居さんは自分の車に身の回りの物だけ載せて、私の家まで来ました。匿ってもらっているのがバレることをそこまで警戒していなかった時には、近所の銭湯にも行っていました」  松居は、船越の浮気の証拠を掴むためにハワイまで行ったとも話していたそうだ。  松居は、船越が糖尿病でSEXができないため、バイアグラ100ml(mgの誤り)という強いものを飲んでいるといっている。船越がもし「ヘモグロビンA1c」9.3だとしたら、相当深刻な糖尿病である。  その上、船越は心臓疾患があるというのだから、性行為で心拍数が上がると、狭心痛が発生し、心筋が壊死して腹上死に至ることもある。  文春は、船越の大学ノートを手に入れた。そこには手書きで、一代と自ら話し合い。弁護士を立ててくれ。私の代理人に●●先生。宣言。もう直接は話せない。離婚条件は通常の財産分与、半分。調停(短く!)→裁判。マスコミ対応などと書かれているという。  離婚調停から裁判に至るまでの手順と、病院の診断書など松居によるDVの証拠を用意した上で、弁護士と話し合うようだ。ノートのあちこちにN来日、などNというイニシャルが多く出てくる。  松居は、このNが船越の不倫相手だと確信しているようだ。  当然、船越側のいい分は違う。2人の仲が決定的になったのは、15年10月の松居の出版会見で、彼女が、船越が川島なお美(2週間前に亡くなっている)と交際していることを暴露したことからだそうである。  船越は激怒し、その後も口論になった。すると翌日、松居は船越のマンションの玄関前に、船越家の仏壇や両親の位牌を乱雑に放置したそうだ。やっと船越は腹を決めた。  かわいさ余って憎さ百倍。一度こじれると男女、特に夫婦というのは難しいものだ。  女性セブンは、2人の問題を以前から取材していた。だが、松居のいい分には嘘が多いと報じている。  セブンによれば、松居は文春の編集長に手紙を送り、この件を取材してくれるよう頼んだ。船越と不倫相手との「証拠」を探しに、文春の女性記者とハワイに行ったが、それらしい証拠は見つけられなかったという。  さらに、16年11月14日に、船越のバッグにあったバイアグラを見つけ、問いただしたと松居がいっているが、その日船越は京都でロケ中、東京の自宅にはいなかったと松居の嘘を指摘している。  不倫はない、バイアグラの件も創作だとしたら、船越側は、名誉棄損や偽計業務妨害で松居を訴えることができるというが、船越は、一刻も早く別れたいのだから、そんなことはしないだろう。  修羅のような夫婦の姿を描いた作品では島尾敏郎の『死の棘』がよく知られる。その小説の真実を知ろうと、生前の島尾の妻・ミホのインタビューや残された2人の資料を読み込んで、「愛の神話を壊し、創り直した」梯(かけはし)久美子の『狂う人』はノンフィクションの傑作である。  ミホは梯に「そのとき私は、けものになりました」といった。夫の日記を読み、夫に愛人がいたことを知った時の衝撃、そこから始まる夫婦の「地獄絵」を島尾は書き続けた。こんな描写がある。 「妻が私を責める気配を見せさえすればすぐそうしないではいられないし、妻は決まってそれを止めにかかる。(中略)そうはさせまいとするから私と妻はどうしても組み打ちになる。くりかえしにあきてくると、もっと危険な革バンドやコードを用いることをえらび、首のしまりがいっそう強く、だんだん限界がぼやけてくる。ここで、もう少し力を入れたら向こうがわに渡ってしまうかもしれないと思えるところまでしめると、妻も力が加わり、組み打ちもひどくなった」(『死の棘』より)  こうしたことを繰り返し、ミホの狂気が増幅していって精神病棟に入院してしまう。以来、島尾はミホの要求をすべて受け入れ、徹底的に従うことになる。  梯は、この小説には、ある種の虚構があるというが、私もそう思う。だが、事実と、それを小説としてまとめるのとでは、何かが違っていて当然であろう。  事実だがどうしても書けないこと、事実より誇張して書きたくなることはある。私もここまでではないが、似たような修羅はあった。だが、それを書こうとすると、きっと出来上がったものは事実と違うものになってしまうのだろう。  船越と松居の修羅は、どこまで続き、どういうエピローグを迎えるのだろうか。一段落したら、松居にこの間の顛末を書かせると面白いものができるかもしれないが、あまりにも一方的な内容になるからボツか。  さて今週の第1位は新潮の、安倍を窮地に陥れている「お友だち」である加計学園の加計孝太郎理事長(66)を追いかけた記事にあげたい。腹心の友が友人の大変な時に、助けるのではなく、雲隠れしたままなのである。  だが、7月8日の夕方、新潮は、岡山市内で加計夫妻が白い小型ジープで、スーパーへ買い物に行く姿を捉えた。ハンドルを握るのは20歳近く年下の妻。加計は8年前に長年連れ添った妻と離婚し、この女性と再婚している。  スーパーでは、カレールーの品定めをし、デザート用のスイカを買ったという。新潮が直撃すると、最後まで無言のまま、逃げるように走り去ったそうだ。  こども園から大学までを擁する一大教育コンツェルンのトップが、疑惑に答えず逃げ回っている姿は見苦しい。新潮によれば、加計学園の内情は実は火の車だという。 『今治加計獣医学部問題を考える会』の武田宙大共同代表は、こういう。 「加計学園グループは20以上の学校を有していますが、採算が取れているのは岡山理科大くらいしかありません。他の千葉科学大や倉敷芸術科学大は定員割れが続き、赤字が慢性化している。その結果、岡山理科大の黒字で補填せざるを得ない有様です」  加計学園は、15年の3月から岡山理科大と倉敷芸術科学大のキャンパスを担保にして、日本私立学校振興・共済事業団から50億円を超える借り入れをしているという。  この利息の返済を来年3月から始めなければいけないそうだ。そのために、安倍を動かし、萩生田たち側近が文科省へ押しかけ「獣医学部開校は来年4月」と尻を切って強引に認めさせたのではないか。そう新潮は見ているようだ。  どちらにしても、安倍首相だけではなく、加計孝太郎理事長をも国会へ招致して説明させなくては、この問題はいつまでも燻ぶり、安倍政権を骨の髄まで蝕むことは間違いない。  さて、安倍首相が自らの嘘がバレるかもしれないリスクを冒して1日だけだが、国会審議をやろうという。  それを迎え撃つ野党側は、どこをどう攻めればいいのだろう。サンデー毎日で、古賀茂明は「規制緩和を錦の御旗にしたお友だち優遇でしかない」と断じ、「安倍首相や萩生田氏ら加計と特別の関係にある人が直接『加計を認めてあげてよ』とは言えない。一方、原氏や竹中平蔵氏ら特区の民間議員は規制さえ撤廃できれば、事業者は加計であろうと知ったことではない。原氏らが『議論に一点の曇りもない』と言うのはその通りで、彼らは100%撤廃したい。でも、安倍さん側は『反対意見への配慮も必要だから』と10%くらいの穴を開け、そこに加計を入れたということです」  真相究明のためには、首相はもちろんのこと、加計孝太郎理事長、和泉洋人首相補佐官らを国会に呼び、証言させなければいけないこと、いうまでもない。  野党に求めたいのは、くれぐれも作戦を練り、安倍首相が隠したい「恥部」を徹底的に攻めて攻め切ることをやってほしい。  場合によっては、小沢一郎議員にも質問に立ってもらえ。安倍政権がこのまま生き残るのか、審議後、政権をおっぽり出すと会見するのか、天下分け目の関ケ原である。くれぐれも油断するでない。 (文=元木昌彦)

「このハゲー!」豊田真由子議員に、ビートたけしが緊急提言「ポコチン、コーマンを連呼せよ!」

「このハゲー!」豊田真由子議員に、ビートたけしが緊急提言「ポコチン、コーマンを連呼せよ!」の画像1
「週刊文春」(7/13号、文藝春秋)
今週の注目記事・第1位 「船越英一郎が松居一代に離婚調停<全真相>-『一億円を振り込みなさい』」(「週刊文春」7/13号) 同・第2位 「『加計学園』にも浮上する補助金詐欺疑惑」(「週刊新潮」7/13号) 同・第3位 「『豊田真由子』のヤメ秘書匿名座談会-もっと事情が知りたい!」(「週刊新潮」7/13号) 同・第4位 「下村博文元文科相に新疑惑-『100万円献金』学校の依頼で特例ビザを」(「週刊文春」7/13号) 「都議選に勝った平慶翔が怒りの告発『私は下村博文の罪を刑事告訴します』」(「週刊現代」7/22・29号) 同・第5位 「加藤一二三、猫と借金とクリスチャンな日々-藤井四段より気になる!?」(「週刊文春」7/13号) 同・第6位 「危機感不感症に陥った日本を世界の激震が襲う日」(「ニューズウィーク日本版」7/11号) 同・第7位 「『山口敬之』を救った刑事部長と内閣情報官の栄達」(「週刊新潮」7/13号) 同・第8位 「安倍首相に鉄槌!」(「週刊文春」7/13号) 同・第9位 「安倍晋三いまだ反省なし」(「週刊現代」7/22・29号) 同・第10位 「ビートたけし2017上半期ヒンシュク大賞を決定するぜっての!」(「週刊ポスト」7/21・28号) 同・第11位「名古屋場所の事件は『風呂場』で起きる!?」(「週刊ポスト」7/21・28号) 同・第12位 「外交上手がDV!? 『外務省トップ』が妻に110番された」(「週刊新潮」7/13号) 同・第13位 「渡辺謙軽井沢<落武者生活>をスクープ撮」(「週刊文春」7/13号) 同・第14位 「菊地亜美が『2連泊』蜜愛、結婚宣言-『関西のイケメン会社員』にメロメロ」(「フライデー」7/21号) 同・第15位 「『ヤクザと在日』任侠団体山口組代表織田絆誠の告白」(「週刊ポスト」7/21・28号) 同・第16位 「観測史上最凶小池ハリケーン/『小池都知事』の『安倍一強』掃討作戦」(「週刊新潮」7/13号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週は、来週の月曜日が休日のため、現代とポストは合併号。いい方は悪いが、売り物がないので、一週休めば紙代印刷代が助かるという採算ありきで合併号にしたのではないかと疑いたくなるほど、読むところがない。  巻頭は現代が「縮小ニッポン『未来の年表』」だが、どれもこれもよく知られていることばかり。現代編集部は週刊誌だということを忘れているのではないか。  ポストも威張れたものではない。「完全版『落選運動』その破壊力と実践法」という特集だが、今時、岩波の『世界』でもやらない特集ではないか。  重要性はわかるが、もうすこしタイミングを考えて特集を作ってほしいものだ。  さて、新潮によると、中谷元前防衛相が、都議選の大敗は「THIS IS 敗因。Tは豊田、Hは萩生田、Iは稲田、Sは下村」と分析して見せたそうだ。だが一番の元凶が抜けている。安倍首相である。  だから「THIS IS a 敗因」としなければいけない。  自身と妻の昭恵が関わっていた疑惑が極めて濃厚な森友学園、加計学園問題には、逃げ回るだけで説明責任をまったく果たさない。  大勝した小池都民ファーストも「小池チルドレンというポンコツ議員」(新潮)ばかりだから、前途は多難であろう。  それに小池自身が、開票から一夜明けると、「二元代表制などで懸念がある」と、分かりきった理由で都民ファーストの代表を退いてしまった。  そして「私たちは国民ファーストをベースに考えていく」などと宣った。都知事としての成果も全く出さないうちから、国政へ色気を出すというのは、都民ファーストなどどうでもよかったことを、満天下に明らかにしてしまった。  新潮は、イエスマン・チルドレンと諮問機関だらけの都政はこれから大混乱すると予測しているが、私も、都政より国政、それも総理大臣狙いの小池には、都民として期待できそうもない。心配である。  ポストでノンフィクション作家の溝口敦が、神戸山口組から別れ、任侠団体山口組をつくった織田絆誠代表(50)の告白をやっている。  織田代表はこう話す。 「盃を下ろすまでは、組長になる人はそれぞれいい人なんです。が、下ろしたとたん、子分からお金の吸い上げ自由、自分の勝手と考える。こういった盃なら要らないということです。  しかるべき人物が現れ、トップになっても変わらないと確信できた段階で、組長の座にお迎えしたいと考えています」  ここでは、組長を置かず、親子盃、兄弟盃もしない。月会費はオール10万円以下。カネがかかるからと、他の団体と交際せず、本部事務所も置かない。  織田代表のモットーは「ヤクザはヤクザらしく」で、服装は自由で黒服を強制しない、生活に余裕を持ち、おしゃれを楽しみ、社会貢献せよという。  織田代表の祖父は済州島から日本へ勉強しに来た。大阪・淀川区で軍需工場を営み、親日派として名を成したそうだ。  だが、空襲で工場は灰燼に帰し、その子どもは敗戦後ヤクザになった。その父の子として生まれたのが織田代表である。  暴対法に基づく指定暴力団は22団体あるそうだが、そのうち代表者が在日である組織は5団体。  織田代表は「韓国は生みの親、日本は育ての親」で、大事なのは育ての親だと話す。こうした新しいタイプのヤクザが、山口組分裂の中でどういう役割を果たすのか、注目したい。  今週のフライデーの張り込みネタは、元「アイドリング!!!」メンバーでタレントの菊地亜美(26)。彼女が6月下旬、東京ドーム近くの焼き肉店に入った。  出てきたときは男性と2人で、港区内のレンタルショップに寄り、2人して彼女の自宅マンションに消えたそうだ。  次の日も、夕方、外で合流してまたしても彼女の部屋にお泊り。彼女に直撃すると、大阪に住んでいる一般の方で、5歳上の会社役員だそうだ。  菊地のほうがめろめろのようだ。フライデーが直撃すると、 「う~ん……。たしかに、恋人がいることを隠したい気持ちもありました。でも、写真まで撮られているのに、ウソつくのは変じゃないですか。もう、この瞬間から気持ちを切り替えます(笑)」  事務所に連絡すると「スタッフ一同、彼女の幸せを願っております」だって。みんながおめでとう、よかったね。  文春が、ニューヨーク不倫以来、沈黙を守っている渡辺謙の姿を、彼の別荘のある軽井沢で激写している。  NHKの大河ドラマへの出演は決まったようだが、不倫については沈黙を保ったまま。  妻で女優の南果歩は、新しいドラマの会見で、「ちょっと心身ともに疲れて落ち込んでいた時期に(このドラマに=筆者注)巡り合えたのは、神様が引き合わせてくれたご縁」とほほえんだという。  また離婚されないように、しっかりしなよ謙さん。  さて、外務省のトップ、杉山晋輔事務次官(64)の高級マンションから某夜110番が入り、警察が駆け付けた騒ぎがあったと新潮が報じている。  なんでも、杉山次官が奥さんに手を上げ、奥さんが逆上して通報したのだという。  この杉山次官、派手な指輪やきつい匂いの香水を好み、宴会では火のついたローソクを尻に差すなど、本業以外で話題に事欠かない人だそうである。  この夜は、事件性はないということで警察は引き上げたそうだが、外務省のトップが警察沙汰では、外務省の看板に傷がつくというものだ。  名古屋場所が始まったが、いわんこっちゃない。初日、新大関の高安と先場所休場した稀勢の里が、ともに敗れてしまった。  高安は落ち着きを取り戻せばなんとかなるだろうが、稀勢の里は「春場所でのケガが完治とはいえない状態で、場所直前まで強行出場するかが関係者の注目を集めた」(ポスト)。  もし名古屋場所も途中休場となれば、進退伺にもなりかねない。左肩のけがはかなり重いと見て間違いはない。ここで「休む勇気」を持たなくては、稀勢の里の時代はつくれない。心配である。  ビートたけし恒例の「上半期ヒンシュク大賞」だが、今回は誰の目にも豊田真由子代議士センセイが断トツだから、たけしもいうことがなくて困っただろう。 「あまりにテレビの自主規制がひどいんで、オイラも『テレビじゃ言えない』なんて本を出したけど、豊田センセイのおかげで流れが変わったね。あれ以来、ハゲネタはタブーじゃなくなった。センセイが復活したら、国会で『ポコチン』『コーマン』を連呼してもらって、この国の『表現の自由』を死守して頂きたい!」  ヒンシュク大賞は豊田真由子と不倫で名を馳せた中川俊直センセイに決定! たけしいわく、「自民党代議士2回生はトンデモナイ逸材揃い」だそうだ。  ところで、いよいよ安倍内閣の支持率が危険水域に入ってきた。 「朝日新聞社は8、9日、全国世論調査(電話)をした。安倍内閣の支持率は33%で、前回調査(1、2日)の38%から1週間でさらに下落し、第2次安倍内閣の発足以降、最低となった。不支持率は47%(前回42%)だった」(7月10日付)  北朝鮮がICBMを打ち上げても支持率回復しなかったのだから、この下降線は本物だ。  安倍は麻生や甘利、菅などと、これからどうするかを話し合い、8月にも内閣改造をするつもりだが、現代によれば、目玉と考えていた橋下徹の入閣はなく、菅経由で打診していた小泉進次郎も断ってきたそうだ。  安倍はそれを聞いて、「何様だよ」と呟いたそうだが、もはや泥舟と化した安倍丸に一緒に乗ろうというのは、ヒンシュク・クイーンの稲田朋美しかいないだろう。  いっそのこと、稲田官房長官にしたらどうか。それを機に、昭恵と離婚して、稲田も離婚し、安倍と稲田が結婚したらいい。  官房長官は首相の女房役であり、実生活でも夫婦になれば、言行一致のいいカップルになる。国民からはそっぽを向かれるだろうが、身から出た錆だから致し方あるまい。  ポスト安倍候補たちが次々に安倍首相批判を口にし始めた。石破茂や野田聖子、船田元がそうだが、安倍の信頼が厚いといわれている岸田外務大臣も、反旗を翻しそうである。  文春によれば、安倍が読売新聞で改憲案を表明した後、岸田は「今すぐの九条改正は考えていない」と否定的な見解を示した。  麻生副総理は面従腹背の典型だから、安倍がダメとなったら、すぐにも動き始め、自分が後見人になって裏から操れる人間を探し始めるはずだ。  ようやく安倍政権の崩壊が現実のものとなってくる。  そういえば財務省の佐川宣寿・理財局長(59)が国税庁長官になるという人事が話題を呼んでいる。  佐川は学校法人「森友学園」への国有地売却問題の担当局長として、国会での追及されても「不当な働きかけはなく、記録も残っていない」などとのらりくらりとした答弁を繰り返して批判を浴びた。野党からは「森友問題の功労者として『出世』させたのではないか」との批判も出ていて、納税者の理解を得られるのか、疑問が出ている。  新潮によれば、安倍ベッタリ記者の山口敬之の準強姦事件捜査をストップさせた、中村格(いたる)が、警察庁の総括審議官に就任することが確実視されているという。  菅官房長官と親しい中村は、このままいくと警視総監という声もあるという。これまたおかしな人事である。  閑話休題。官僚は嫌いだ。だからほとんど付き合いがない。高校生の時、なんでもオレは知っていると頭の良さをひけらかす嫌味な同級生がいた。そいつは東大に入り厚生省(当時)の官僚になった。その男のイメージがあるためか、編集者人生の中で官僚とはほとんど付き合いがない。  先日、一葉のハガキが来た。高校のクラス会の世話役をやっている人間からだ。内容は先の官僚になった男が叙勲したというのだ。瑞宝重光章というのをもらったらしい。春秋で8,000人以上がもらう勲章で、天皇からではなく安倍首相からもらうのだというから、驚くほどのもでもなかろう。  だいぶ前になるが、講談社のナンバー2が、勲章を欲しくて、部下に政治家を動かすよう命じて、なんとかという勲章をもらったと聞いたことがある。人間年を取るとそんなものが欲しくなるのだろうか。  クラス会開催の知らせでもないのに、こんなことを書いてくるなと呟いて、ハガキをごみ箱に捨てた。  ところで北朝鮮が、アメリカの独立記念日に合わせてICBM(大陸間弾道ミサイル)を打ち上げた。記念日を寿いでということではないだろう。  40分間飛行して日本海の排他的経済水域(EEZ)に着水したそうだが、ついにアメリカ本土(ハワイぐらいまでか)にまで到達する兵器を持ったことになると、トランプ米大統領たちは大騒ぎのようだ。  最近はとんとカールビンソンなどの空母がどこにいるのか、情報を探しても見つからないが、これらが北への抑止力にはなっていないようである。  トランプは怒り狂っているようだが、中国とロシアはそれに同調する気はなさそうだ。そうなると、G20でトランプは安倍首相に「北への空爆を一緒にやろう」などといってきはしないだろうか。安倍という男はアメリカのいいなりだから心配である。  ニューズウィーク日本版で、コラムニストの河東哲夫は、「日本は能天気すぎる。北朝鮮からミサイルが飛んでこなかったことで、危機に対する免疫ができたようで、『悪いことしなければ、危機など起こるはずがない』と、足元は崩れ、危機はそこまで来ているのに、『仮想現実』ならぬ『仮想安定』を見ているだけだ」と、批判している。  確かに、日本人は真の危機が迫っていても、どうにかなるさと高をくくっている図太さ、いや、いい加減さはある。  明日に大地震が首都圏を襲うかもしれない。北のミサイルが間違って日本列島に落ちてくるかもしれない。原発事故が再び起こるかもしれない。  考え出したら不安で夜も眠れなくなるような危機があちこちにあるのに、私は、家も建て替えないし、日本から脱出しようとも考えない。  先立つものがないということもあるが、せんじ詰めればそれが日本人なのだ。そうやって生きてきたし、これからも生きていくのである。  さて、藤井聡太四段のおかげでといっては悪いが、再びマスコミの寵児になったのが加藤一二三九段(77)である。  丸っこい顔と早口でしゃべるかわいいお爺ちゃんは、テレビでも引っ張りだこだ。文春によると映画主演のオファーもあったという。  だがその変人ぶりもなかなかのようである。縁起がいいというのでネクタイはベルトの下より20cmは長く締める。  箱根の旅館で対局したときは、滝の音がうるさいと、滝を止めさせようとした。対局中にカキフライ定食とチキンカツ定食を食べた。  だがトラブルもあるようだ。10年以上敷地内で猫にエサを上げ続けたため、糞尿被害や悪臭で、そこに住んでいるほかの世帯から、エサやりの禁止と慰謝料を求めて提訴されたという。  加藤側は敗訴し、エサやり禁止と慰謝料204万円払わされたそうだ。  管理費をためたり、土地を担保に1,000万円を日本将棋連盟から借りているという。それに30歳の時に洗礼を受け、熱心なクリスチャンで、かなりの寄付をしているそうである。  だが、故・芹沢博文がいっていたが、棋士で飢え死にした奴はいない。加藤九段も、名人、十段、棋王などタイトルを獲得している。  将棋担当記者によると、羽生善治三冠などのトップは年収1億円程度、下位クラスでも5~600万円は稼げるという。  そのほかにも、将棋教室や講演、将棋好きの大企業の社長などに教えれば、相当なご祝儀がもらえる。  加藤九段は63年の将棋人生で、生涯年収は10億円はくだらないだろうと、ベテラン棋士が話している。  加藤九段は現在、ワタナベエンターテインメントに所属している。そこによると、将棋会館からの借金は返済完了。エサやりは今はやっていない。管理費は1カ月滞納しているので、本日払います。  将棋からは引退したが、これからはタレントとしてテレビ界を席巻するかもしれない、魅力ある人のようだ。  下村元文科相への加計学園からの献金疑惑に続いて、文春は、神奈川県川越市を中心に30校ほどの学習塾を経営する山手学院から、2007年から2013年までの間に計63万円の企業献金を受け取っていたと報じている。  また、2012年9月28日に、都内で貸金業を営んでいた70代の男性からパーティー券を200万円分買ってもらっていた。  政治資金規正法では1回のパーティー券売買額は150万円を上限とすると定められているから、これを超えているし、その上、20万円を超える場合は収支報告書に氏名などを記載しなければいけないのだが、それが見当たらないという。  件の男性は、パーティー券を引き受け、それを売ったことを認めた。そのほかにも「闇献金」が疑われるものがあるそうである。  下村も疑惑のデパート化しているようであるが、その下村に、文春などに事務所の情報を流したのは、以前勤めていた秘書の平慶翔(29)ではないかといわれた当人が、現代で猛反論している。  もちろん、そうした内部文書を持ち出したことはなく、下村がいっているような、上申書など身に覚えがない、退職届と上申書の筆跡が似ているといっているが、あれは自分の筆跡ではないと全否定している。  都議選中、下村は会見して、文春の報道は「選挙妨害」だといったが、平のほうがあの会見のために5,000票は減らされたので、妨害したのは下村のほうだと難じている。  そして、文春が追及している加計学園からの200万円の寄付について、こう語った。 「しかし、3年半、下村代議士や今日子夫人をそばで見てきた者として言わせていただくと、パーティ券購入が11人の分散献金という今回の説明は、まったく合点がいきません。そこにはやはり嘘が混じっていると感じざるを得ないのです。  私は、文書偽造と名誉棄損で、刑事・民事両面から告訴を検討中です」  ここまでいい切るなら、きっちり告訴して、法廷で白黒をつけるべきである。変に中途半端にしてしまうと、平自身のこれからに関わってくる。  さて、今年最大のモンスターになった豊田真由子議員だが、新潮は、彼女の事務所を辞めたヤメ秘書たちの匿名座談会をやっている。新たな豊田センセイのお言葉はこうだ。 「赤信号でも止まるな」「世の中、ホントにバカばかり」「新しいタイプのおバカさんたち」「このチョギっ!」(有史以来誰も使ったことのない新しいタイプの罵り言葉だそうだ)  国会では「弱者のために」なんていっているが、差別意識の塊だとヤメ秘書は語っている。厚労省出身だから障害者施設を回ることが多く、表向きは弱者に寄り添っている風を演じるが、裏では全く違う。 「施設で障害者が作ったお菓子なんかをもらって帰ってくると、『こんなの、中に何が入っているか分かったもんじゃない!』とか言って、絶対に口をつけようとしませんからね。この行動が、彼女の全てを物語っています」  ここまでバラされたら、彼女が次の選挙で当選することはあり得ないだろうが、ちょっぴり寂しい気がするのはなぜだろう。  安倍首相は「もり・かけ」問題を早くもみ消したいと焦りだした。森友学園の籠池前理事長には、大阪地検特捜部を動かして国や大阪府から補助金を騙し取った容疑で家宅捜査させ、逮捕して口封じしようとしている。まさに安倍による「国策捜査」である。  だが、新潮によると加計学園の加計孝太郎理事長にも、補助金詐欺疑惑が持ち上がっているという。  今治市で進めている獣医学部新設の総工費は約192億円で、そのうちの半分96億円を県と市が補助金で負担することになっている。  6月21日に今治市議会に新設する建設費の見積もりが加計学園から提出されたが、そこには「施設は全部が鉄骨造りで費用はトータルで約148億円になる」とあったそうだ。  単純計算すると坪単価は約150万円になるが、これはけた違いに高いと『今治加計獣医学部問題を考える会』の村上治共同代表が指摘する。  例えば、3年前に十和田キャンパス(青森県)の獣医学部棟を建て替えた北里大学は、鉄筋コンクリート造りで、建設費は当時で坪82万円だった。一般的には鉄筋コンクリート造りのほうが鉄骨造りより高いそうだから、加計学園の見積もりは異常に高いといわざるを得ないようだ。  今治市はまったくノーチェックで、加計学園のいうがまま96億円という補助金を決めてしまっている。だが、建設費の水増しで、補助金だけで学部を新設しようと目論んでいるのではないかというのである。  文春は、獣医学部新設については、8月末に文科省の審議会で最終判断されるが、7月10日に行われる国会の閉会中審査では、文春が追及している下村元文科相と加計学園の癒着疑惑も追及されるから、「加計疑惑はまだ終わらない」(文春)のだ。  7月5日の夜、カミさんと松居一代&船越英一郎の話をしていた時、一通のメールが届いた。 「突然ですが、Aさんの奥さんが今朝飛び降り自殺をしました」  目が釘付けになった。Aは古い友達である。奥さんとは会った記憶はないが、いったい何があったのだろう。深夜、こういうメールが届くと心が震える。  松居一代(60)とは私が現代編集長の頃だから、20年ぐらい前に会ったことがある。そのときは、彼女の子どもがひどいアトピーで、アトピーを治すためにいろいろの病院を回り、あらゆる本を漁って研究していると、熱く語っていた。  私の子どももアトピーがひどく、その後、いろいろアドバイスをしてもらったと記憶している。  離婚した後で、船越英一郎(56)と再婚する前だったが、思い込みが激しく、こうと思ったら何がなんでも突き進んでいくタイプで、こういう女性と結婚した男は大変だろうなと思った。  船越のことはほとんど知らないが、父親の船越英二は好きな俳優だった。日本のマストロヤンニといわれた美男俳優だったが、1959年(昭和34年)、大岡昇平原作、市川崑監督の『野火』に主演して、極限状況の敗残兵を演じ映画賞を総なめにした。  親父に比べて息子は線が細い気がする。そうした男は松居のような気の強い女に魅かれがちだが、この結婚は当初から波乱含みだったと文春が報じている。 「船越家は由緒ある家柄で、英一郎は三十四代目の当主。父で昭和の名優だった英二さんは、後継ぎとしてひとり息子の英一郎に大きな期待をかけていたこともあり、バツイチで子連れの松居との結婚には猛反対。英一郎の両親は結婚式に参列せず、英二さんは07年に亡くなるまで一度も松居と会うことはなかったのです」(船越家の知人)  松居によれば、船越が両親に松居と結婚したいというと、父親は日本刀を抜いて「親を捨てて女を取るのか」といったそうだ。だが、親に勘当されても愛を貫くという生きかたもある。  2001年に結婚して“円満”そうに見えたが、11年ごろ、船越が自宅から徒歩1分のところに「支度部屋」を購入した頃から2人の間に波風が立ち始める。  そして15年に、船越側から離婚の意思を伝え、彼女側は拒否したため完全な別居状態が始まったという。  船越が離婚を望んだ最大の理由は、松居の「執拗なDV」だそうだ。船越と他の女性とのメール履歴を見つけた松居は、携帯電話を沸騰した鍋に入れて破壊。さらには「離婚する」といって暴れ出し、ハンガーで船越の頭を殴りつけ、台所から持ち出してきた包丁を船越に向けたそうだ。  椎間板ヘルニアを患って入院していた船越に馬乗りになって、「さっさと電話をよこせ」と怒鳴り、胸ぐらを掴んでベッドに叩きつけた。  船越が知り合いの女性と他愛のないメールを送っていたのを松居が発見して激昂し、船越の頭を10回以上殴りつけたなどなど、すさまじいDVがあったと、船越の知人が話している。  07年、船越の父・英二が亡くなった時、松居は船越に「アイツは私にたてついていたから、呪い殺してやった」といった。  自著の出版記念会で、亡くなった川島なお美と船越が付き合っていたことを暴露し、非難された時も、松居は「死んだ女がどうなろうと自分には関係がない。本が売れればいいのよ」といい放ったという。  松居という女性はバカではないから、彼女にもいい分がある。船越が糖尿病を発症したとき、おカネより健康が大事だから治療を受けるよういったが、健康食品のCMが入ったばかりだったから頑として受けなかった。  糖尿病があるから、船越とは10年近くセックスレスだが、私は船越を愛していたから、手をつないで寝るだけで幸せだった。糖尿病の合併症で2度顔面麻痺を起こし、激ヤセしたのが心配だった。  浮気されるより船越の身体が心配だった。しかし船越はバイアグラを大量に飲んで不倫していた。それも松居の親友と。  松居は2人が密会をしているところを突き止め、そして彼女はこう決めたという。 「私は絶対に船越英一郎を許さないと。彼は私をとんでもない悪妻に仕立て上げて、自分を被害者のようにして離婚しようとしている。(中略)絶対に嘘をつかないというのが私の信念です。だから今回、きちんと(文春に=筆者注)お話ししたのです」  両者のいい分は真っ二つ。松居は自分のブログで動画を配信し、船越の不実を詰り自殺すると語ったりしている。  松居は中途半端な妥協はしないだろう。船越には同情しないが、怖いだろうなこういうカミさんを敵に回したら。結婚は人生の墓場とはよくいったものである。 【巻末付録】  現代、ポストともに合併号だから、記事よりグラビアに力が入っている。  ポストは、巻頭で「森高千里 『青春を、もう一度』」。もちろんヌードではない。  売りは後半の「100人のイキボイス」である。QRコードや書かれているURLにアクセスすると、ここにいる100人の「いくときの声」を聴くことができるというもの。お暇な方はどうぞ。  見ながら夏だというのに寒気がしてくるのは「ジャズシンガー 真梨邑ケイ、還暦迎えてAV出演」である。還暦にしてはいい体だとは思うが……。  お次は100人の「お尻総選挙」を制したという麻里梨夏の「原寸大 日本一のお尻」。袋とじは「真夏のアンダーヘア大研究 2017 陰毛の向こう側が見えてきた!」  ラストは「2017ミス湘南グランプリが魅せた限界セクシー 江藤菜摘」。おまけは元おニャン子クラブ、デビュー30周年の挑戦「渡辺美奈代 47」。47歳にしてはかわいらしい。  現代へ行こう。巻頭は「時をかけて 原田知世」。50歳目前の原田だが、まだまだおいしそうだ。  後半は「NHK朝ドラ『ひよっこ』主人公の先輩・幸子役で大ブレイク 島藤子」。なかなか目力のある表情のいい子だ。  次は「アイドル・ヌードの新星 桃乃木かな」。袋とじはまだやるのかと思わざるを得ない「叶恭子 女神のヌード」。もう見飽きたな。  もう一つの袋とじは「濃艶バディを完全撮り下ろし 柏原芳恵」。12年ぶりの撮り下ろしだそうだ。  ところどころ年がにじみ出ている写真はあるが、なかなか引き締まったボディで、かつて皇太子もファンだった頃の面影は残っている。これはスクープといっていいだろう。  徳間書店から写真集が7月21日に発売される。  今週は柏原芳恵の写真集を載せた現代の勝ちである。 (文=元木昌彦)

「このハゲー!」豊田真由子議員に、ビートたけしが緊急提言「ポコチン、コーマンを連呼せよ!」

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「週刊文春」(7/13号、文藝春秋)
今週の注目記事・第1位 「船越英一郎が松居一代に離婚調停<全真相>-『一億円を振り込みなさい』」(「週刊文春」7/13号) 同・第2位 「『加計学園』にも浮上する補助金詐欺疑惑」(「週刊新潮」7/13号) 同・第3位 「『豊田真由子』のヤメ秘書匿名座談会-もっと事情が知りたい!」(「週刊新潮」7/13号) 同・第4位 「下村博文元文科相に新疑惑-『100万円献金』学校の依頼で特例ビザを」(「週刊文春」7/13号) 「都議選に勝った平慶翔が怒りの告発『私は下村博文の罪を刑事告訴します』」(「週刊現代」7/22・29号) 同・第5位 「加藤一二三、猫と借金とクリスチャンな日々-藤井四段より気になる!?」(「週刊文春」7/13号) 同・第6位 「危機感不感症に陥った日本を世界の激震が襲う日」(「ニューズウィーク日本版」7/11号) 同・第7位 「『山口敬之』を救った刑事部長と内閣情報官の栄達」(「週刊新潮」7/13号) 同・第8位 「安倍首相に鉄槌!」(「週刊文春」7/13号) 同・第9位 「安倍晋三いまだ反省なし」(「週刊現代」7/22・29号) 同・第10位 「ビートたけし2017上半期ヒンシュク大賞を決定するぜっての!」(「週刊ポスト」7/21・28号) 同・第11位「名古屋場所の事件は『風呂場』で起きる!?」(「週刊ポスト」7/21・28号) 同・第12位 「外交上手がDV!? 『外務省トップ』が妻に110番された」(「週刊新潮」7/13号) 同・第13位 「渡辺謙軽井沢<落武者生活>をスクープ撮」(「週刊文春」7/13号) 同・第14位 「菊地亜美が『2連泊』蜜愛、結婚宣言-『関西のイケメン会社員』にメロメロ」(「フライデー」7/21号) 同・第15位 「『ヤクザと在日』任侠団体山口組代表織田絆誠の告白」(「週刊ポスト」7/21・28号) 同・第16位 「観測史上最凶小池ハリケーン/『小池都知事』の『安倍一強』掃討作戦」(「週刊新潮」7/13号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週は、来週の月曜日が休日のため、現代とポストは合併号。いい方は悪いが、売り物がないので、一週休めば紙代印刷代が助かるという採算ありきで合併号にしたのではないかと疑いたくなるほど、読むところがない。  巻頭は現代が「縮小ニッポン『未来の年表』」だが、どれもこれもよく知られていることばかり。現代編集部は週刊誌だということを忘れているのではないか。  ポストも威張れたものではない。「完全版『落選運動』その破壊力と実践法」という特集だが、今時、岩波の『世界』でもやらない特集ではないか。  重要性はわかるが、もうすこしタイミングを考えて特集を作ってほしいものだ。  さて、新潮によると、中谷元前防衛相が、都議選の大敗は「THIS IS 敗因。Tは豊田、Hは萩生田、Iは稲田、Sは下村」と分析して見せたそうだ。だが一番の元凶が抜けている。安倍首相である。  だから「THIS IS a 敗因」としなければいけない。  自身と妻の昭恵が関わっていた疑惑が極めて濃厚な森友学園、加計学園問題には、逃げ回るだけで説明責任をまったく果たさない。  大勝した小池都民ファーストも「小池チルドレンというポンコツ議員」(新潮)ばかりだから、前途は多難であろう。  それに小池自身が、開票から一夜明けると、「二元代表制などで懸念がある」と、分かりきった理由で都民ファーストの代表を退いてしまった。  そして「私たちは国民ファーストをベースに考えていく」などと宣った。都知事としての成果も全く出さないうちから、国政へ色気を出すというのは、都民ファーストなどどうでもよかったことを、満天下に明らかにしてしまった。  新潮は、イエスマン・チルドレンと諮問機関だらけの都政はこれから大混乱すると予測しているが、私も、都政より国政、それも総理大臣狙いの小池には、都民として期待できそうもない。心配である。  ポストでノンフィクション作家の溝口敦が、神戸山口組から別れ、任侠団体山口組をつくった織田絆誠代表(50)の告白をやっている。  織田代表はこう話す。 「盃を下ろすまでは、組長になる人はそれぞれいい人なんです。が、下ろしたとたん、子分からお金の吸い上げ自由、自分の勝手と考える。こういった盃なら要らないということです。  しかるべき人物が現れ、トップになっても変わらないと確信できた段階で、組長の座にお迎えしたいと考えています」  ここでは、組長を置かず、親子盃、兄弟盃もしない。月会費はオール10万円以下。カネがかかるからと、他の団体と交際せず、本部事務所も置かない。  織田代表のモットーは「ヤクザはヤクザらしく」で、服装は自由で黒服を強制しない、生活に余裕を持ち、おしゃれを楽しみ、社会貢献せよという。  織田代表の祖父は済州島から日本へ勉強しに来た。大阪・淀川区で軍需工場を営み、親日派として名を成したそうだ。  だが、空襲で工場は灰燼に帰し、その子どもは敗戦後ヤクザになった。その父の子として生まれたのが織田代表である。  暴対法に基づく指定暴力団は22団体あるそうだが、そのうち代表者が在日である組織は5団体。  織田代表は「韓国は生みの親、日本は育ての親」で、大事なのは育ての親だと話す。こうした新しいタイプのヤクザが、山口組分裂の中でどういう役割を果たすのか、注目したい。  今週のフライデーの張り込みネタは、元「アイドリング!!!」メンバーでタレントの菊地亜美(26)。彼女が6月下旬、東京ドーム近くの焼き肉店に入った。  出てきたときは男性と2人で、港区内のレンタルショップに寄り、2人して彼女の自宅マンションに消えたそうだ。  次の日も、夕方、外で合流してまたしても彼女の部屋にお泊り。彼女に直撃すると、大阪に住んでいる一般の方で、5歳上の会社役員だそうだ。  菊地のほうがめろめろのようだ。フライデーが直撃すると、 「う~ん……。たしかに、恋人がいることを隠したい気持ちもありました。でも、写真まで撮られているのに、ウソつくのは変じゃないですか。もう、この瞬間から気持ちを切り替えます(笑)」  事務所に連絡すると「スタッフ一同、彼女の幸せを願っております」だって。みんながおめでとう、よかったね。  文春が、ニューヨーク不倫以来、沈黙を守っている渡辺謙の姿を、彼の別荘のある軽井沢で激写している。  NHKの大河ドラマへの出演は決まったようだが、不倫については沈黙を保ったまま。  妻で女優の南果歩は、新しいドラマの会見で、「ちょっと心身ともに疲れて落ち込んでいた時期に(このドラマに=筆者注)巡り合えたのは、神様が引き合わせてくれたご縁」とほほえんだという。  また離婚されないように、しっかりしなよ謙さん。  さて、外務省のトップ、杉山晋輔事務次官(64)の高級マンションから某夜110番が入り、警察が駆け付けた騒ぎがあったと新潮が報じている。  なんでも、杉山次官が奥さんに手を上げ、奥さんが逆上して通報したのだという。  この杉山次官、派手な指輪やきつい匂いの香水を好み、宴会では火のついたローソクを尻に差すなど、本業以外で話題に事欠かない人だそうである。  この夜は、事件性はないということで警察は引き上げたそうだが、外務省のトップが警察沙汰では、外務省の看板に傷がつくというものだ。  名古屋場所が始まったが、いわんこっちゃない。初日、新大関の高安と先場所休場した稀勢の里が、ともに敗れてしまった。  高安は落ち着きを取り戻せばなんとかなるだろうが、稀勢の里は「春場所でのケガが完治とはいえない状態で、場所直前まで強行出場するかが関係者の注目を集めた」(ポスト)。  もし名古屋場所も途中休場となれば、進退伺にもなりかねない。左肩のけがはかなり重いと見て間違いはない。ここで「休む勇気」を持たなくては、稀勢の里の時代はつくれない。心配である。  ビートたけし恒例の「上半期ヒンシュク大賞」だが、今回は誰の目にも豊田真由子代議士センセイが断トツだから、たけしもいうことがなくて困っただろう。 「あまりにテレビの自主規制がひどいんで、オイラも『テレビじゃ言えない』なんて本を出したけど、豊田センセイのおかげで流れが変わったね。あれ以来、ハゲネタはタブーじゃなくなった。センセイが復活したら、国会で『ポコチン』『コーマン』を連呼してもらって、この国の『表現の自由』を死守して頂きたい!」  ヒンシュク大賞は豊田真由子と不倫で名を馳せた中川俊直センセイに決定! たけしいわく、「自民党代議士2回生はトンデモナイ逸材揃い」だそうだ。  ところで、いよいよ安倍内閣の支持率が危険水域に入ってきた。 「朝日新聞社は8、9日、全国世論調査(電話)をした。安倍内閣の支持率は33%で、前回調査(1、2日)の38%から1週間でさらに下落し、第2次安倍内閣の発足以降、最低となった。不支持率は47%(前回42%)だった」(7月10日付)  北朝鮮がICBMを打ち上げても支持率回復しなかったのだから、この下降線は本物だ。  安倍は麻生や甘利、菅などと、これからどうするかを話し合い、8月にも内閣改造をするつもりだが、現代によれば、目玉と考えていた橋下徹の入閣はなく、菅経由で打診していた小泉進次郎も断ってきたそうだ。  安倍はそれを聞いて、「何様だよ」と呟いたそうだが、もはや泥舟と化した安倍丸に一緒に乗ろうというのは、ヒンシュク・クイーンの稲田朋美しかいないだろう。  いっそのこと、稲田官房長官にしたらどうか。それを機に、昭恵と離婚して、稲田も離婚し、安倍と稲田が結婚したらいい。  官房長官は首相の女房役であり、実生活でも夫婦になれば、言行一致のいいカップルになる。国民からはそっぽを向かれるだろうが、身から出た錆だから致し方あるまい。  ポスト安倍候補たちが次々に安倍首相批判を口にし始めた。石破茂や野田聖子、船田元がそうだが、安倍の信頼が厚いといわれている岸田外務大臣も、反旗を翻しそうである。  文春によれば、安倍が読売新聞で改憲案を表明した後、岸田は「今すぐの九条改正は考えていない」と否定的な見解を示した。  麻生副総理は面従腹背の典型だから、安倍がダメとなったら、すぐにも動き始め、自分が後見人になって裏から操れる人間を探し始めるはずだ。  ようやく安倍政権の崩壊が現実のものとなってくる。  そういえば財務省の佐川宣寿・理財局長(59)が国税庁長官になるという人事が話題を呼んでいる。  佐川は学校法人「森友学園」への国有地売却問題の担当局長として、国会での追及されても「不当な働きかけはなく、記録も残っていない」などとのらりくらりとした答弁を繰り返して批判を浴びた。野党からは「森友問題の功労者として『出世』させたのではないか」との批判も出ていて、納税者の理解を得られるのか、疑問が出ている。  新潮によれば、安倍ベッタリ記者の山口敬之の準強姦事件捜査をストップさせた、中村格(いたる)が、警察庁の総括審議官に就任することが確実視されているという。  菅官房長官と親しい中村は、このままいくと警視総監という声もあるという。これまたおかしな人事である。  閑話休題。官僚は嫌いだ。だからほとんど付き合いがない。高校生の時、なんでもオレは知っていると頭の良さをひけらかす嫌味な同級生がいた。そいつは東大に入り厚生省(当時)の官僚になった。その男のイメージがあるためか、編集者人生の中で官僚とはほとんど付き合いがない。  先日、一葉のハガキが来た。高校のクラス会の世話役をやっている人間からだ。内容は先の官僚になった男が叙勲したというのだ。瑞宝重光章というのをもらったらしい。春秋で8,000人以上がもらう勲章で、天皇からではなく安倍首相からもらうのだというから、驚くほどのもでもなかろう。  だいぶ前になるが、講談社のナンバー2が、勲章を欲しくて、部下に政治家を動かすよう命じて、なんとかという勲章をもらったと聞いたことがある。人間年を取るとそんなものが欲しくなるのだろうか。  クラス会開催の知らせでもないのに、こんなことを書いてくるなと呟いて、ハガキをごみ箱に捨てた。  ところで北朝鮮が、アメリカの独立記念日に合わせてICBM(大陸間弾道ミサイル)を打ち上げた。記念日を寿いでということではないだろう。  40分間飛行して日本海の排他的経済水域(EEZ)に着水したそうだが、ついにアメリカ本土(ハワイぐらいまでか)にまで到達する兵器を持ったことになると、トランプ米大統領たちは大騒ぎのようだ。  最近はとんとカールビンソンなどの空母がどこにいるのか、情報を探しても見つからないが、これらが北への抑止力にはなっていないようである。  トランプは怒り狂っているようだが、中国とロシアはそれに同調する気はなさそうだ。そうなると、G20でトランプは安倍首相に「北への空爆を一緒にやろう」などといってきはしないだろうか。安倍という男はアメリカのいいなりだから心配である。  ニューズウィーク日本版で、コラムニストの河東哲夫は、「日本は能天気すぎる。北朝鮮からミサイルが飛んでこなかったことで、危機に対する免疫ができたようで、『悪いことしなければ、危機など起こるはずがない』と、足元は崩れ、危機はそこまで来ているのに、『仮想現実』ならぬ『仮想安定』を見ているだけだ」と、批判している。  確かに、日本人は真の危機が迫っていても、どうにかなるさと高をくくっている図太さ、いや、いい加減さはある。  明日に大地震が首都圏を襲うかもしれない。北のミサイルが間違って日本列島に落ちてくるかもしれない。原発事故が再び起こるかもしれない。  考え出したら不安で夜も眠れなくなるような危機があちこちにあるのに、私は、家も建て替えないし、日本から脱出しようとも考えない。  先立つものがないということもあるが、せんじ詰めればそれが日本人なのだ。そうやって生きてきたし、これからも生きていくのである。  さて、藤井聡太四段のおかげでといっては悪いが、再びマスコミの寵児になったのが加藤一二三九段(77)である。  丸っこい顔と早口でしゃべるかわいいお爺ちゃんは、テレビでも引っ張りだこだ。文春によると映画主演のオファーもあったという。  だがその変人ぶりもなかなかのようである。縁起がいいというのでネクタイはベルトの下より20cmは長く締める。  箱根の旅館で対局したときは、滝の音がうるさいと、滝を止めさせようとした。対局中にカキフライ定食とチキンカツ定食を食べた。  だがトラブルもあるようだ。10年以上敷地内で猫にエサを上げ続けたため、糞尿被害や悪臭で、そこに住んでいるほかの世帯から、エサやりの禁止と慰謝料を求めて提訴されたという。  加藤側は敗訴し、エサやり禁止と慰謝料204万円払わされたそうだ。  管理費をためたり、土地を担保に1,000万円を日本将棋連盟から借りているという。それに30歳の時に洗礼を受け、熱心なクリスチャンで、かなりの寄付をしているそうである。  だが、故・芹沢博文がいっていたが、棋士で飢え死にした奴はいない。加藤九段も、名人、十段、棋王などタイトルを獲得している。  将棋担当記者によると、羽生善治三冠などのトップは年収1億円程度、下位クラスでも5~600万円は稼げるという。  そのほかにも、将棋教室や講演、将棋好きの大企業の社長などに教えれば、相当なご祝儀がもらえる。  加藤九段は63年の将棋人生で、生涯年収は10億円はくだらないだろうと、ベテラン棋士が話している。  加藤九段は現在、ワタナベエンターテインメントに所属している。そこによると、将棋会館からの借金は返済完了。エサやりは今はやっていない。管理費は1カ月滞納しているので、本日払います。  将棋からは引退したが、これからはタレントとしてテレビ界を席巻するかもしれない、魅力ある人のようだ。  下村元文科相への加計学園からの献金疑惑に続いて、文春は、神奈川県川越市を中心に30校ほどの学習塾を経営する山手学院から、2007年から2013年までの間に計63万円の企業献金を受け取っていたと報じている。  また、2012年9月28日に、都内で貸金業を営んでいた70代の男性からパーティー券を200万円分買ってもらっていた。  政治資金規正法では1回のパーティー券売買額は150万円を上限とすると定められているから、これを超えているし、その上、20万円を超える場合は収支報告書に氏名などを記載しなければいけないのだが、それが見当たらないという。  件の男性は、パーティー券を引き受け、それを売ったことを認めた。そのほかにも「闇献金」が疑われるものがあるそうである。  下村も疑惑のデパート化しているようであるが、その下村に、文春などに事務所の情報を流したのは、以前勤めていた秘書の平慶翔(29)ではないかといわれた当人が、現代で猛反論している。  もちろん、そうした内部文書を持ち出したことはなく、下村がいっているような、上申書など身に覚えがない、退職届と上申書の筆跡が似ているといっているが、あれは自分の筆跡ではないと全否定している。  都議選中、下村は会見して、文春の報道は「選挙妨害」だといったが、平のほうがあの会見のために5,000票は減らされたので、妨害したのは下村のほうだと難じている。  そして、文春が追及している加計学園からの200万円の寄付について、こう語った。 「しかし、3年半、下村代議士や今日子夫人をそばで見てきた者として言わせていただくと、パーティ券購入が11人の分散献金という今回の説明は、まったく合点がいきません。そこにはやはり嘘が混じっていると感じざるを得ないのです。  私は、文書偽造と名誉棄損で、刑事・民事両面から告訴を検討中です」  ここまでいい切るなら、きっちり告訴して、法廷で白黒をつけるべきである。変に中途半端にしてしまうと、平自身のこれからに関わってくる。  さて、今年最大のモンスターになった豊田真由子議員だが、新潮は、彼女の事務所を辞めたヤメ秘書たちの匿名座談会をやっている。新たな豊田センセイのお言葉はこうだ。 「赤信号でも止まるな」「世の中、ホントにバカばかり」「新しいタイプのおバカさんたち」「このチョギっ!」(有史以来誰も使ったことのない新しいタイプの罵り言葉だそうだ)  国会では「弱者のために」なんていっているが、差別意識の塊だとヤメ秘書は語っている。厚労省出身だから障害者施設を回ることが多く、表向きは弱者に寄り添っている風を演じるが、裏では全く違う。 「施設で障害者が作ったお菓子なんかをもらって帰ってくると、『こんなの、中に何が入っているか分かったもんじゃない!』とか言って、絶対に口をつけようとしませんからね。この行動が、彼女の全てを物語っています」  ここまでバラされたら、彼女が次の選挙で当選することはあり得ないだろうが、ちょっぴり寂しい気がするのはなぜだろう。  安倍首相は「もり・かけ」問題を早くもみ消したいと焦りだした。森友学園の籠池前理事長には、大阪地検特捜部を動かして国や大阪府から補助金を騙し取った容疑で家宅捜査させ、逮捕して口封じしようとしている。まさに安倍による「国策捜査」である。  だが、新潮によると加計学園の加計孝太郎理事長にも、補助金詐欺疑惑が持ち上がっているという。  今治市で進めている獣医学部新設の総工費は約192億円で、そのうちの半分96億円を県と市が補助金で負担することになっている。  6月21日に今治市議会に新設する建設費の見積もりが加計学園から提出されたが、そこには「施設は全部が鉄骨造りで費用はトータルで約148億円になる」とあったそうだ。  単純計算すると坪単価は約150万円になるが、これはけた違いに高いと『今治加計獣医学部問題を考える会』の村上治共同代表が指摘する。  例えば、3年前に十和田キャンパス(青森県)の獣医学部棟を建て替えた北里大学は、鉄筋コンクリート造りで、建設費は当時で坪82万円だった。一般的には鉄筋コンクリート造りのほうが鉄骨造りより高いそうだから、加計学園の見積もりは異常に高いといわざるを得ないようだ。  今治市はまったくノーチェックで、加計学園のいうがまま96億円という補助金を決めてしまっている。だが、建設費の水増しで、補助金だけで学部を新設しようと目論んでいるのではないかというのである。  文春は、獣医学部新設については、8月末に文科省の審議会で最終判断されるが、7月10日に行われる国会の閉会中審査では、文春が追及している下村元文科相と加計学園の癒着疑惑も追及されるから、「加計疑惑はまだ終わらない」(文春)のだ。  7月5日の夜、カミさんと松居一代&船越英一郎の話をしていた時、一通のメールが届いた。 「突然ですが、Aさんの奥さんが今朝飛び降り自殺をしました」  目が釘付けになった。Aは古い友達である。奥さんとは会った記憶はないが、いったい何があったのだろう。深夜、こういうメールが届くと心が震える。  松居一代(60)とは私が現代編集長の頃だから、20年ぐらい前に会ったことがある。そのときは、彼女の子どもがひどいアトピーで、アトピーを治すためにいろいろの病院を回り、あらゆる本を漁って研究していると、熱く語っていた。  私の子どももアトピーがひどく、その後、いろいろアドバイスをしてもらったと記憶している。  離婚した後で、船越英一郎(56)と再婚する前だったが、思い込みが激しく、こうと思ったら何がなんでも突き進んでいくタイプで、こういう女性と結婚した男は大変だろうなと思った。  船越のことはほとんど知らないが、父親の船越英二は好きな俳優だった。日本のマストロヤンニといわれた美男俳優だったが、1959年(昭和34年)、大岡昇平原作、市川崑監督の『野火』に主演して、極限状況の敗残兵を演じ映画賞を総なめにした。  親父に比べて息子は線が細い気がする。そうした男は松居のような気の強い女に魅かれがちだが、この結婚は当初から波乱含みだったと文春が報じている。 「船越家は由緒ある家柄で、英一郎は三十四代目の当主。父で昭和の名優だった英二さんは、後継ぎとしてひとり息子の英一郎に大きな期待をかけていたこともあり、バツイチで子連れの松居との結婚には猛反対。英一郎の両親は結婚式に参列せず、英二さんは07年に亡くなるまで一度も松居と会うことはなかったのです」(船越家の知人)  松居によれば、船越が両親に松居と結婚したいというと、父親は日本刀を抜いて「親を捨てて女を取るのか」といったそうだ。だが、親に勘当されても愛を貫くという生きかたもある。  2001年に結婚して“円満”そうに見えたが、11年ごろ、船越が自宅から徒歩1分のところに「支度部屋」を購入した頃から2人の間に波風が立ち始める。  そして15年に、船越側から離婚の意思を伝え、彼女側は拒否したため完全な別居状態が始まったという。  船越が離婚を望んだ最大の理由は、松居の「執拗なDV」だそうだ。船越と他の女性とのメール履歴を見つけた松居は、携帯電話を沸騰した鍋に入れて破壊。さらには「離婚する」といって暴れ出し、ハンガーで船越の頭を殴りつけ、台所から持ち出してきた包丁を船越に向けたそうだ。  椎間板ヘルニアを患って入院していた船越に馬乗りになって、「さっさと電話をよこせ」と怒鳴り、胸ぐらを掴んでベッドに叩きつけた。  船越が知り合いの女性と他愛のないメールを送っていたのを松居が発見して激昂し、船越の頭を10回以上殴りつけたなどなど、すさまじいDVがあったと、船越の知人が話している。  07年、船越の父・英二が亡くなった時、松居は船越に「アイツは私にたてついていたから、呪い殺してやった」といった。  自著の出版記念会で、亡くなった川島なお美と船越が付き合っていたことを暴露し、非難された時も、松居は「死んだ女がどうなろうと自分には関係がない。本が売れればいいのよ」といい放ったという。  松居という女性はバカではないから、彼女にもいい分がある。船越が糖尿病を発症したとき、おカネより健康が大事だから治療を受けるよういったが、健康食品のCMが入ったばかりだったから頑として受けなかった。  糖尿病があるから、船越とは10年近くセックスレスだが、私は船越を愛していたから、手をつないで寝るだけで幸せだった。糖尿病の合併症で2度顔面麻痺を起こし、激ヤセしたのが心配だった。  浮気されるより船越の身体が心配だった。しかし船越はバイアグラを大量に飲んで不倫していた。それも松居の親友と。  松居は2人が密会をしているところを突き止め、そして彼女はこう決めたという。 「私は絶対に船越英一郎を許さないと。彼は私をとんでもない悪妻に仕立て上げて、自分を被害者のようにして離婚しようとしている。(中略)絶対に嘘をつかないというのが私の信念です。だから今回、きちんと(文春に=筆者注)お話ししたのです」  両者のいい分は真っ二つ。松居は自分のブログで動画を配信し、船越の不実を詰り自殺すると語ったりしている。  松居は中途半端な妥協はしないだろう。船越には同情しないが、怖いだろうなこういうカミさんを敵に回したら。結婚は人生の墓場とはよくいったものである。 【巻末付録】  現代、ポストともに合併号だから、記事よりグラビアに力が入っている。  ポストは、巻頭で「森高千里 『青春を、もう一度』」。もちろんヌードではない。  売りは後半の「100人のイキボイス」である。QRコードや書かれているURLにアクセスすると、ここにいる100人の「いくときの声」を聴くことができるというもの。お暇な方はどうぞ。  見ながら夏だというのに寒気がしてくるのは「ジャズシンガー 真梨邑ケイ、還暦迎えてAV出演」である。還暦にしてはいい体だとは思うが……。  お次は100人の「お尻総選挙」を制したという麻里梨夏の「原寸大 日本一のお尻」。袋とじは「真夏のアンダーヘア大研究 2017 陰毛の向こう側が見えてきた!」  ラストは「2017ミス湘南グランプリが魅せた限界セクシー 江藤菜摘」。おまけは元おニャン子クラブ、デビュー30周年の挑戦「渡辺美奈代 47」。47歳にしてはかわいらしい。  現代へ行こう。巻頭は「時をかけて 原田知世」。50歳目前の原田だが、まだまだおいしそうだ。  後半は「NHK朝ドラ『ひよっこ』主人公の先輩・幸子役で大ブレイク 島藤子」。なかなか目力のある表情のいい子だ。  次は「アイドル・ヌードの新星 桃乃木かな」。袋とじはまだやるのかと思わざるを得ない「叶恭子 女神のヌード」。もう見飽きたな。  もう一つの袋とじは「濃艶バディを完全撮り下ろし 柏原芳恵」。12年ぶりの撮り下ろしだそうだ。  ところどころ年がにじみ出ている写真はあるが、なかなか引き締まったボディで、かつて皇太子もファンだった頃の面影は残っている。これはスクープといっていいだろう。  徳間書店から写真集が7月21日に発売される。  今週は柏原芳恵の写真集を載せた現代の勝ちである。 (文=元木昌彦)

安倍チルドレン“魔の2回生”問題児たちの醜聞続々……アル中、暴言、なんでもアリ!?

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「週刊文春」(7/6号、文藝春秋)
今週の注目記事・第1位 「下村元文科相『加計学園から闇献金200万円』-内部文書入手」(「週刊文春」7/6号) 同・第2位 「魔の2回生/『豊田真由子』の『絶叫暴力』未公開データ40分中の最恐文言」(「週刊新潮」7/6号) 同・第3位 「『身内も仰天』!<総理改憲インタビュー>に『読売』社長賞」(「週刊新潮」7/6号) 同・第4位 「魔の2回生/怪しい中国人女性を議員宿舎で囲ったアル中代議士『橋本英教』」(「週刊新潮」7/6号) 同・第5位 「金子恵美総務政務官『優雅な送迎』-運転手付きの公用車で優雅に送迎」(「週刊新潮」7/6号) 同・第6位 「加計学園グループの敷地内に『自民党支部』があった!」(「週刊ポスト」7/14号) 同・第7位 「都議選圧勝! 小池百合子『総理への道』」(「週刊現代」7/15号) 同・第8位 「官邸がバラ撒いた『4億円』に御用メディアが飛びついた!」(「週刊ポスト」7/14号) 同・第9位 「前川喜平文科省前事務次官の新証言 これで安倍政権は本当に終わる」(「週刊現代」7/15号) 同・第10位 「我、藤井聡太にかく敗北せり-14歳の天才に敗れた14人の棋士インタビュー」(「週刊新潮」7/6号) 「藤井四段『ここが凄い』-『100回やっても勝てない』」、敗者が語る」(「週刊文春」7/6号) 同・第11位 「『小林麻央』の命を奪った忌わしき『民間療法』-海老蔵は三度過ちを犯した」(「週刊新潮」7/6号) 同・第12位 「滝川クリステルが<元恋人>小澤征悦から復縁を迫られている!」(「フライデー」7/14号) 同・第13位 「『グッチ裕三』テレビで一押し『メンチカツ屋』は自分の店」(「週刊新潮」7/6号) 同・第14位 「握手会大荒れも秋元康が築く30億円AKB御殿」(「週刊文春」7/6号) 同・第15位 「報ステ小川彩佳アナ、<森友官僚>に忖度なき直言」(「週刊文春」7/6号) 同・第16位 「有名企業のホンネ 国税より『かとく』が恐ろしい」(「週刊現代」7/15号) 同・第17位 「清楚な美女に出会える『出会いアプリ』をご存知か」(「週刊現代」7/15号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  予想通りとはいえ、小池都知事の都民ファーストの会の圧勝だった。私も昼過ぎに一票を投じたが、投票場となった小学校に人影はまばらだった。  期日前投票は多かったが、あまり投票率は伸びないのではないかと思っていたが、やはり前回を上回ったものの51.27%と、関心の割には低かった。  分析はこれからだが、若者層の投票率が低く、中高年の割合が高かったと思われる。  さすがの安倍ポチ新聞・読売新聞も、社説で「自民党の安倍政権の驕りと緩みに反省を求める。それが、首都圏の有権者が示した意志と言えよう」と書かざるを得なかった。  安倍首相は今回の敗北を重く受け止めて、「言葉で『低姿勢』を強調するだけでは済まされない。疑惑や疑問には丁寧に説明し、重要政策で着実に結果を出すべきだ」と、安倍をたしなめた。  この言葉は、安倍の走狗となって前川前事務次官を貶めようとする記事を書いた読売にも跳ね返ってくるはずだ。  私の父親がいた新聞ではあるが、読売新聞の堕落、権力への追従は目に余るものがある。猛省すべきは安倍自民と同じである。  安倍とともにナベツネ主筆も辞任するべきではないのか。  この話は後でまたすることにして、まずは軟らかい話から。Tinderというアプリをご存じだろうか。  2012年にアメリカで生まれたそうだが、安全で手軽に異性と出会うことができると評判になり、全世界で3,000万人の登録者がいて、日本でも20代の女性が中心になり人気が出ていると現代が報じている。  このアプリは無料で、アプリを開くとSNSフェイスブックへのログインが求められるそうだ。  そこに名前や年齢、出身大学などのプロフィールを作成する。つまり、実名で登録し、相手も実名というところが「安心」というわけだろう。  現代の記者も登録してみたら、「いいね!」と返してきた25歳の女性とデートができたという。  彼女の動機は「一緒にお酒を飲める人が欲しい」ということだそうである。私も、そういう動機を持った中年女性に出会いたいものだが、こうしたものは100%安全などということはあり得ないのだろう。アプリをダウンロードしようかどうしようか、迷っている。  お次も現代の記事。「かとく」というのを知っているだろうか。厚生労働省東京労働局過重労働撲滅特別対策班の通称。  電通の女性社員が過重労働を苦に自殺したが、その後「かとく」の強制捜査が入り、電通はブラック企業と烙印が推され、企業イメージは失墜した。 「かとく」はこれまでに、靴販売のABCマート、外食チェーンのフジオフードシステム、、ディスカウントストアのドン・キホーテ、外食チェーンのサトレストランシステムズ、スーパーマーケットのコノミヤ、旅行会社のHISにも強制捜査を行い、法人としてだけではなく労務担当など、現役社員も書類送検してきた。  サトレストランシステムズが運営する「和食さと」は、私の家のすぐ近くにもある。ほとんど行ったことはないが、安いが、従業員が少ないために出てくるのが遅くてイライラする。  だが、通りに沿って広い駐車場があるため、タクシー運転手の利用が多い。 「かとく」が入ると、イメージが落ち、人手不足に拍車がかかる、いい人材が来ないなどの不利益が生じるため、そうした不安を抱えるところは戦々恐々だそうである。  企業潰すにゃ刃物はいらぬ「かとく」が一回入りゃいいということだ。  文春が、テレ朝『報道ステーション』の小川彩佳アナが、財務省福田主計局長、武内国際局長、外務省の秋葉審議官、経産省の嶋田通商政策局長らが集まる会に参加して、いきなり武内に「やましくないんですか」といったと報じている。  この武内、森友学園への国有地売却の時の近畿財務局長だったのだ。武内は予算委員会に参考人招致され、政治家からの問い合わせや政治的な配慮はまったくしていない、安倍への忖度などしていないと答弁した人間だ。 「私がウワサの武内です」といった途端、小川の雷が落ちた。よくいった小川アナ。  さて、すぐそこにいて触れられるアイドルというAKB商法は、もはや限界だろう。ファンだって握手するために大量のCDなどを買わされ、ほんの数十秒手を触れるだけではフラストレーションがたまるのは無理ない。  秋元康のひねり出した悪辣な商法は一時成功したが、もはや限界である。彼女たちの身の安全が100%確保されるような体制を取らないと、必ず悲劇的な事件が起こる。  その秋元だが、神奈川県・横須賀に土地・建物合わせて30億になるのではないかという豪邸を新築中だと文春が報じている。隣は秋元と親しい幻冬舎の見城徹が購入したという。やれやれと思うしかない。  テレビを付ければグルメ情報ばかり。何を信じればいいのかわからないが、それを利用して、自分がやっている店を自画自賛していたというセコく汚い話が新潮に載っている。  グッチ裕三なるタレントがいる。テレビに出るたびに、浅草にメンチカツのうまい店があるといっているらしい。だがその店は、グッチの妻が代表で、彼も役員になっているファミリー企業だったと、新潮が調査して報じたのだ。テレビは広告料を取った方がいい。  フライデーは、滝川クリステル(39)のマンションに、以前付き合っていたが別れたといわれていた小澤征悦(43)が来て泊まっていき、復縁を迫っていると報じている。  小澤は小澤征爾の息子。一説には父親が2人の結婚に反対したといわれてもいるようだ。  その小澤がアストンマーチンで来て、今さら結婚しようもないのではと思うが、滝クリはフライデーの直撃に、こう答えている。 「お互いのこととか、将来のことを話し合ったりはしています──交際という意味ではなく」「私が彼の気持ちを言うのはちょっと、おこがましいんですけど、前から強い気持ちをいただいているので、それにどう向き合うかというか……」「今後どうなるかは、ちょっとまだ……話し合っている状態なので」  こんないい女を困らせて……。愛とか恋とかは当人同士しかわからないから野暮はよすが、立川談志の口癖に「人生成り行き」というのがある。オレなんぞは、いつもこれを実践してきたが、そう間違った人生でもなかった。そうしたら、滝クリちゃん。  市川海老蔵の妻・小林麻央の死は乳がんの恐ろしさを見せつけた。新潮は、麻央の乳がんは早い段階で治療していれば、もっと生存できたのではないかと、疑問を呈している。  なぜなら、麻央が始めたブログには「あのとき、/もっと自分の身体を大切にすればよかった/あのとき、/もうひとつ病院に行けばよかった」と書いていたからだ。  新潮によれば、最初は若い女性に多い良性の乳腺線維腺腫と見られたが、病院からは3カ月後にもう一度来てくれといわれた。だが、麻央が再検査を受けたのは8カ月後だった。  病院側は、がんが見つかったので標準治療(手術と放射線、抗がん剤にホルモン療法、分子標的治療薬を組み合わせて行う治療)を勧めたが、麻央側は首を縦に振らなかったそうだ。  その後、16年6月9日にスポーツ報知が「麻央夫人進行性がん」と報じるまで、治療を行っていなかったというのである。  事情を知る関係者は、驚くことに「気功に頼っていたのです」という。そのため病状が悪化し、小林家と縁の深い医師がそれを知り、聖路加病院に連絡して入院させたそうだ。  最後に北島政樹国際医療福祉大名誉学長を頼り、夏を超すのは無理だと思われていたのが冬を越し、春に至ったのだそうである。  今さらだが、もっと早く治療していればと思うが、残念である。  29(にく)らしいほど強い藤井聡太(14)四段だが、30連勝はできなかった。  安倍政権のおかげで先の見えないどんよりとした雲が覆う日本列島だから、明るい話に飛びつきたい気持ちはわかる。だが、いささか騒ぎ過ぎではないか。  29連勝を達成した夜のNHK『ニュースウオッチ9』は、放送開始から9時40分ぐらいまで、増田四段(19)との対局を生中継し、29連勝が決まった瞬間、キャスター2人がバカ騒ぎをしていた。おまけに新聞社は号外まで出したのだ。  翌日、私が読んだのは東京新聞と朝日新聞だが、一面トップが、ともに藤井29連勝だった。  私が整理部長だったら、せいぜい社会面トップまでだろう。14年の「レジャー白書」によると、一度でも将棋をしたことがある人は13年で670万人。将棋ファンの数は、はるかに少ないはずだ。パチンコが970万人、ゲームセンターが1,540万人だから、超マイナーといってもいい。  それはともかく、非公式だが羽生善治三冠まで破っているのだから、藤井四段の強さは本物である。  新潮は、彼に敗れた棋士たちに、藤井の強さについて語らせている。いわく「終盤が強い」(小林七段)、「時間配分が上手く、持ち時間を残しておくから終盤にしっかりと読み込める」(所司七段)、「集中力のすごさは感じました」(大橋四段)。  新潮によると、大方の棋士たちが、藤井は現段階でトップ10~20人には入る実力があると太鼓判を押しているそうだ。  瀬川五段によると、ミスをしたときは膝を叩いたり、ボソッと小さな声で「しまった!」と口に出すそうだ。中学3年生の顔が時々覗くそうだが、そこがまたいい。  こうなると渡辺明竜王や羽生善治三冠に挑むのも視野に入ってくるが、その先に、今や最強といわれる人工知能(AI)と、いつどういう形で対戦するのかも楽しみになる。  藤井四段は、いまのところAIとやるつもりはないと語っているが、彼の将棋にはコンピューター将棋の影響が色濃くあるといわれる。  文春で40代の棋士が、自分たちの世代はソフトの判断をそのまま受け入れることに抵抗があるが、「藤井君の世代だと、ソフトが示す判断基準をそのまま受け入れる事はごく普通のことだと思う。実際、藤井将棋はコンピューターの思考が色濃く反映されていると感じます」と語っている。  私事で申し訳ないが、私の父親は将棋が好きで、たしかアマ三段か四段だったと記憶している。家には分不相応な将棋盤と駒があり、休みの日は前に坐らされ、駒の動かし方から教えてもらったのは小学校低学年の頃だった。  当時、中野に旧将棋連盟本部があったせいだろうか、升田幸三第四代名人の着物姿をときどき見かけた。私もいっぱしの将棋少年だったが、すさまじく短気な父親に、指すたびに怒鳴られるため、ついには将棋盤をひっくり返し、以来、将棋とは無縁になった。  だが、会社に入って作家の山口瞳さんから芹沢博文や米長邦雄を紹介され、親しくなり、特に芹沢九段にはかわいがってもらった。彼も14歳で入門して、19歳で四段となり「天才」といわれた。  だが多才すぎた。無類のギャンブル好きで、女好き。原稿を書かせたらそこら辺の作家顔負けの素敵な文章。TVタレントとしても売れっ子で、酒は底なし。  晩年、血を吐いて入院し、医者から酒をやめないと命取りになるといわれたが、ワインは酒ではないからと、ジャブリを朝から飲み、箱根のホテルへ行った時はホテル中のシャブリを持って来させ、私たち数人で飲み干した。  確か、田中角栄に将棋を教えていたと記憶している。彼を通じて角栄インタビューを申し込んでOKをもらった。だがインタビュー直前、角栄の秘書の早坂に「俺を通してない」といわれ、実現はしなかった。  将棋指しの世界を見せてくれた。「お前のためならなんでもやってやる」といってくれた芹沢九段だったが、酒で体を壊し、たしか51歳の若さで亡くなってしまった。奥さんから聞いた。死ぬ間際、彼女に「ごめんね」といったという。  藤井四段の話から余談にいってしまったが、米長邦雄の口癖は「兄貴たちはバカだから東大に行ったが、オレはできるから将棋指しになった」。文春によれば、藤井は小四のときには、五十手以上の詰将棋を、あっという間に解いたという。地頭のよさとAIからも吸収できるいい環境があるのだから、連勝はストップしたが、彼がどこまで強くなるのか、これから楽しみではある。  さて、都議選での自民党惨敗のきっかけとなったのは、前川前事務次官の爆弾告発であった。  現代では前川を田原総一朗がインタビューしている。取り立てて新しい話はないが、いくつか紹介してみたい。  加計学園問題のシナリオを描いていたのは和泉洋人首相補佐官で、彼が最終的に加計学園に決まるようにストーリーを作っていったと、前川は話している。  藤原審議官や財務省の佐川理財局長などが国会答弁で、知らぬ存ぜぬを通すのは「ある意味ですごい」とは思うが、虚偽答弁と思われるようなことを繰り返さなければいけないのは「気の毒でもあります」といっている。  内閣人事局が支配し、ねじ曲がった政治主導が続いていることについて、「陰に陽に、いろいろな手を使いながら抵抗はする。それでも最後の最後には押し切られてしまうことがあります」。  それを防ぐためには「透明性を高める仕掛けをつくることです。たとえば文書は一定期間経てば必ずオープンにする。内部告発も安全にできるようにする。政府から独立した、政策検証の第三者機関を設置する」ことが必要だと語る。  なんのために情報公開法があるのだということである。国民主権をないがしろにしてきた安倍政権は、国民から見放されたのだ。  昨夜の選挙速報を見ていて、あまりのうれしさに夜中まで酒を飲んでいたと、友人から電話があった。その気持ちわかるな。  ポストは、大新聞やテレビが、官邸がばら撒いている政府広報費4億円に飛びついているのはおかしいと批判している。もっともである。  都議選告示日から全国の新聞70紙に「弾道ミサイル落下時の行動について」という政府広告が掲載された。同時にテレビでもCMが流された。  これにインターネット広告を含めると、3億6,000万円の税金が投入されたという。  まったく無駄かどうかはさておき、こうした広告を流すことによって、政府はメディアに対して恩を売って、囲い込むのである。  ポストによれば、政府広報予算は民主党政権時代からすると、安倍政権になってから3年で2倍の約83億円になり、その後マイナンバーや原子力利用に関する適切な情報発信と称して、今年度の官邸の実質的な広報予算は90億円を超えるという。 「今年度までの5年間に安倍政権が増額した政府広報予算、すなわちマスコミ対策費はざっと150億円に達し、メディア篭絡の原資となった」(ポスト)  憲法改正をやるとなれば、さらに100億円が投入されると書いているが、この都議選惨敗で、それはなくなっただろう。  現代は「小池圧勝」と都議選を予測したが、多くが予想したことだから威張れることではないだろう。  そして小池都知事は、このムードを駆って総理へと突き進むのではないかと書いているが、あまりにも短絡的な見方である。  もちろん、野望政治家である小池が国政を狙っていないわけはない。その証拠に、都議選の候補者応援では、自民党への悪口はいうが、安倍批判はまったくしなかった。  政治アナリストの伊藤惇夫のいうように、「国政で一定数の議席を確保できたら、維新ではなく自民党と連立を組む考えを持っている」のであろう。  だが、都知事になったばかりの小池が、国政へ出るとなれば都民から大きな批判が出ることは間違いない。  小池にとっては、都民ファーストが大勝したのはうれしいが、国政が近くなったことを意味しない。  実際のところ、ポスト安倍には女性ならば野田聖子あたりが有力になるのではないか。小池はそれを、内心ではコンチクショーと思いながら、押さざるを得ないことになるはずだ。  国政は遠くにありて思うものと、今頃、小池は歌っているかもしれない。  ポストは、加計学園理事長・加計孝太郎の不都合な真実がまた出てきたと報じている。加計が代表を務める自民党岡山県自治振興支部は、ポストによると、加計グループの「英数学館 岡山校」と同じ住所にあるというのである。  加計孝太郎が自民党支部の代表を務めることは違法ではない。だが、学校の運営と政治活動は切り離さなくてはいけないこと、教育基本法なぞ引っ張り出さなくとも、自明の理である。  この支部は1982年に設立され、加計が就任したのは94年から。収支は驚くほど少なく、2015年度会費7万2,800円だという。  しかし、加計の力はその「集票力」にあるそうだ。学校をやっているから、建設業者、事務機から食品に至るまで出入り業者が多くいて、その票を集める力によって岡山をはじめ中国地方の政界に強い影響力があるというのである。  また、収支報告書には事務所費の記載がないが、家賃を支払っていなければ支部が家主から家賃相当額の寄付を受けているから報告してなければ「不記載」に当たる。  さらに英数学館が私学助成の補助金を受けていれば、国からの補助金を得ている法人の政治献金を禁じる政治資金規正法に抵触する恐れがあるという。 「加計氏は支部の代表者としても、学校法人の理事長としても、違法行為の疑いが濃厚なのだ」(ポスト)  加計側は、適切に処理しているから問題はないと答えているが、ポストのより一層の取材を期待したいものだ。  ところで、先週、今週と新潮のガンバリが凄い。文春中吊り盗み見問題にケリがついたのだろうか。6月29日の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、小倉智昭が「新潮砲」といっていた。  新潮砲が今週、狙いを定めたのは、金子恵美総務大臣政務官(39)の公用車・私用疑惑。金子政務官はゲス不倫で一躍有名になった宮崎謙介元議員の妻である。  亭主が妊娠中に浮気をしていたことを文春砲が報じ、妻は離婚を考えたそうだが、それを乗り越え、今は2人で生まれた1歳4カ月の息子を育てているという。  新潮によれば、国会が閉会した翌日の6月19日、朝9時30分、永田町の第二議員会館内にある「国会保育園」と呼ばれる東京都の認証保育園「キッズスクウェア永田町」へ、専属の運転手が運転する黒塗りのクルマが滑り込んだ。  クルマから出てきた金子政務官は、息子を車から降ろしベビーカーに乗せて(グラビアを見るとベビーカーを押しているのは総務省の秘書官である)、保育園に連れて行き、戻ってきて霞が関へと向かった。  この日は午後2時半に、千代田区内で母親とともに公用車に乗り込み、母親を東京駅まで送り届けている。  翌日の朝も公用車で息子を送り、午後6時に公用車で迎えに行っている。22日は、午後7時に公用車で子供を迎えに行き、一緒に議員宿舎へ帰宅している。  公用車とは政務三役など要人にあてがわれるもので、当然税金が使われている。舛添要一前都知事が毎週末、別荘へ行くのに公用車を使っていたことが大きな問題になったばかりである。  このことは国会関係者の間で「バレたらまずい」とウワサになっていたようだ。新潮も、どうしても忙しい朝に公用車を使って子どもを保育園に送るのはわかるが、彼女の場合、それが「常態化」していることに問題ありだと指摘する。  公用車に関する窓口の会計課管理係の担当者は、「途中の保育園で子どもを降ろす? ないです。家族を乗せること自体ダメでしょう。そんな人いないと思います」と始め答えていたが、金子議員が実際やっていると告げると、「えーっと……。運転手の日報にはそうしたことが書かれておらず、詳細は把握していないのが実情です」と、しどろもどろ。  金子は自分のブログで「公用車の使用につき、常に総務省の運用ルールに則ってまいりました」と、問題はない、総務省の担当者は新潮に出ているようなコメントはしていないといっている。しかし「公用車に家族を同乗させてよいのかというご批判に対し、改めて自身の行為を振り返り、真摯に受け止めたいと思います」ともいっている。  その後、金子は子どもを歩いて送り届けるといっている。  この記事については、それぐらいはいいではないか、いや、選良は公私のけじめをつけるべきだと、両論あると思うが、子どもを保育園に入れられない、首尾よく入れても送り迎えに苦労している母親たちの多くからは「特権を利用して」と白眼視されるだろうな。彼女も亭主も安倍チルドレン「魔の2回生」である。  さらにすごい2回生は、衆院岩手3区選出の橋本英教自民党議員(49)である。  地元で公務があるときも朝からコンビニで缶ビールを飲み、肝臓の数値が上がったため、一昨年の暮れには病院に入院したそうである。  それ以外にも20代の中国人女性を議員宿舎に泊めていたという話もあるようだ。そのため橋本の選挙区の各市町村の支部長などが連名で、「議員としての資格はあるのか」「税金泥棒の見本」などと書いて、二階堂幹事長へ更迭を求める嘆願書を出したというのである。  6月26日に新潮が、都内の都議選候補の演説会で橋本議員をつかまえると、「橋本氏は赤ら顔で口を開けば酒の匂いがプンプン」していたそうだ。  当然ながら答えは要領を得ず、声を荒げて車で逃げ去ったという。これまた見事な2回生だ。  安倍ポチ新聞として名を下げた読売新聞だが、新潮によると、物議を醸した安倍のインタビュー記事(5月3日朝刊)が「社長賞」を与えられ、副賞100万円が贈られたという。  これにはさすがに「飼いならされた」読売の記者たちからも批判の声が上がっているという。他紙のデスクは、前川前次官の出会い系風俗記事を報じて、いったいどこまで政権寄りかと不買運動まで起きたため、ナベツネ主筆が意地になって“決断”したのではないかと推測している。  どうせ毒を食らえば皿まで、前川風俗通いの記事に社長賞をあげればよかったのに、ナベツネさん。  いよいよ「魔の2回生」の真打登場である。「怖いもの見たさのご期待に応えて、第二幕をお届けする」(新潮)。  新潮によると、豊田センセイの一家は、父親が東大卒、母親が東京外語大卒で進学塾を経営している。豊田は三姉妹の真ん中だそうだが、姉は医者で妹は弁護士というエリートファミリーだそうだ。  そんな家庭から、どうしてこんな罵詈雑言を吐く人間が出てきたのか、両親の話を聞いてみたいものである。  今回のテープは、同じ元秘書によるものだが、日にちは違う。罵声、怒声が終わると急に赤ちゃんバージョンになったという。 「あるんでちゅかあ! あるならどうして……」  だがこの人には、こういう激しいのが似合う。目的地の場所に行くのに最短経路より50メートル遠回りしただけでこの剣幕。 「違うよと! 違うよと教えてやったんだよね、あたしねぇ!! それを何? 豊田真由子様に向かって、お前のやっていることは違うと言うわけあたしに?」 「さあ、バカでもねえ! 人の言うことを聞くバカはかわいいよ!! バカのくせに人の言うことも聞かないバカはかわいくもなんともないよ!!!」  最後はこの決め台詞が出たに違いない。 「この、ハゲーーーーーっ!」  パチパチパチ! この「豊田真由子劇場」を毎週聞いていたい。  ちなみにYouTubeのデジタル新潮へのアクセスは、現時点で205万回だが、それ以外にも無数の関連動画があるから、ものすごい数になるに違いない。  さっそく、お笑い芸人たちはこれをネタに笑いを取り、ニコニコ動画などにはダブステップ(ダンスミュージック)風にアレンジした曲や、めいっぱいシャウトしたノリのいい曲にアレンジしたものなどが続々載っている。  この中から去年のピコ太郎のように、大ヒット曲が生まれるかもしれない。  少なくとも、今回の都議選で自民党惨敗のダメ押しをしたのは豊田議員だ。小池都知事から花束でも送ったほうがいいと思うのだが、受け取らないだろうな。  今の自民党議員の中で豊田と張り合えるのは稲田防衛相ぐらいのものだろう。彼女は6月27日、東京・板橋区で都議選候補を応援した際に「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」といった。  稲田は、防衛大臣としてのこの発言が自衛隊の政治利用と受け取られかねず、法に抵触するおそれがあるということを知らなかったのだろうか、あきれ果てる。  稲田は27日夜、発言を撤回する考えを示したが、綸言汗のごとし。豊田や稲田のような輩が安倍の周りに蝟集するのは、類は友を呼ぶからである。  この御仁も、自民党惨敗の功労者ではある。これからは安倍政権崩壊の最大の功労者になるのではないか。  さて魔の2回生たちの次は、安倍友の代表である下村博文元文科相。現在は幹事長代行で東京都連の会長であった。その下村に文春砲がさく裂した。  下村と加計学園が親しいのはよく知られているが、もともとは下村の妻だったという。10年以上前から親しく、下村夫人と安倍夫人の昭恵、加計とアメリカや韓国、ミャンマーなどへよく旅行していたそうだ。  文春が内部文書を入手した。それは「2013年博友会(下村の後援会=筆者注)パーティ入金状況」と題され、「9月27日 学校 加計学園 1,000,000」と書かれているという。  翌年も同じ金額が記されているが、重大なのは「この献金は、博友会の政治資金収支報告書には記載されていない」ことだと文春は指摘する。  政治資金規正法では20万円を超えるパーティ券購入を受けた場合、報告書に記載しなければならない。違反すれば、5年以下の禁固または百万円以下の罰金を受ける可能性がある。  この博友会は全国にあり、塾や学校関係者が入っており、組織的、継続的に政治活動をし、盛大なパーティを開いているにもかかわらず、政治団体として登録されていないから政治資金規正法違反の疑いがあると、文春は過去に指摘していた。  この文書は、下村事務所を仕切る金庫番・榮友里子が書いた「日報」だそうだ。そこには加計学園側からのさまざまなお願いが記載されており、下村が加計学園のために相当な便宜を図ってきたことが伺える。下村は文春の報道についてこう話している。 「自民党の下村博文・幹事長代行は29日、下村氏が文部科学相だった2013年と14年、学校法人『加計学園』(岡山市)の秘書室長から、政治資金パーティー券の費用として各100万円、計200万円を受け取ったことを明らかにした。100万円はそれぞれ、11の個人と企業から秘書室長が預かったもので、『加計学園からのものではない』とした」(朝日新聞6月29日)  11に分けてあるから20万を超えないといいたいのだろうが、いかにも苦しいいい訳である。また加計学園秘書室長からだといいながら、学園からではないというのも、この問題で追い詰められている自身や安倍首相と加計との関係を切り離したいのだろうが、こちらも苦しい。  その上で、下村は、文春の報道は「東京都議選の妨害目的と受け止めざるを得ない」と批判し、文書の出先は自民党以外から都議選に立候補した元秘書が関与した可能性を指摘、偽計業務妨害などの疑いで刑事告訴を検討する意向だともいった。  そうだとしたら、下村の苦しいいい訳を打ち砕く二の矢、三の矢が出てくることは間違いない。  文春のいう通り、この内部文書から加計学園が学校ビジネスを展開していく過程で、下村をはじめ様々な政治家たちに働きかけを行っていることが見て取れる。  そして学部新設が国に認められれば、その後は補助金などの形で多額の公費が投入されるのだ。 「加計学園を巡る疑惑は新たなステージに入った」(文春)のである。  下村は、都議選の大敗の責任を取って都連の会長の座を辞した。今度は、自民党幹事長代理、国会議員も辞さなくてはならないかもしれない。身から出た錆だが。 【巻末付録】  ポストから。巻頭は「西田幸樹 なおん 謎の異邦人 ジョン」。このグラビア、出てくる女性たちはなかなかいい女たちである。今回のジョンも、はち切れんばかりの肢体が眩しい。  後半は「AV業界のタブーを破る袋とじ 私たち、パブNG女優です」。亭主や家族に知られたくないという理由があるそうだ。したがって目線入りだから、ちと興奮度は下がる。  続いてゴルフのアン・シネ。もちろん裸ではないが、この女性、やはりゴルフ場が似合う。「田村英里子 半裸カレンダーの衝撃」は懐かしい。  現代は「秋田から来ました 桐谷まつりと申します」。袋とじは「児島美ゆき 封印されたGカップフルヌード」。以前のものと、最近の写真だと思うが、かなりお年を召した児島が載っている。  高倉健が愛した女とでもつければよかったのに。彼女が嫌がったのかな。どちらも気合が不十分で今週は引き分け。 (文=元木昌彦)

安倍チルドレン“魔の2回生”問題児たちの醜聞続々……アル中、暴言、なんでもアリ!?

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「週刊文春」(7/6号、文藝春秋)
今週の注目記事・第1位 「下村元文科相『加計学園から闇献金200万円』-内部文書入手」(「週刊文春」7/6号) 同・第2位 「魔の2回生/『豊田真由子』の『絶叫暴力』未公開データ40分中の最恐文言」(「週刊新潮」7/6号) 同・第3位 「『身内も仰天』!<総理改憲インタビュー>に『読売』社長賞」(「週刊新潮」7/6号) 同・第4位 「魔の2回生/怪しい中国人女性を議員宿舎で囲ったアル中代議士『橋本英教』」(「週刊新潮」7/6号) 同・第5位 「金子恵美総務政務官『優雅な送迎』-運転手付きの公用車で優雅に送迎」(「週刊新潮」7/6号) 同・第6位 「加計学園グループの敷地内に『自民党支部』があった!」(「週刊ポスト」7/14号) 同・第7位 「都議選圧勝! 小池百合子『総理への道』」(「週刊現代」7/15号) 同・第8位 「官邸がバラ撒いた『4億円』に御用メディアが飛びついた!」(「週刊ポスト」7/14号) 同・第9位 「前川喜平文科省前事務次官の新証言 これで安倍政権は本当に終わる」(「週刊現代」7/15号) 同・第10位 「我、藤井聡太にかく敗北せり-14歳の天才に敗れた14人の棋士インタビュー」(「週刊新潮」7/6号) 「藤井四段『ここが凄い』-『100回やっても勝てない』」、敗者が語る」(「週刊文春」7/6号) 同・第11位 「『小林麻央』の命を奪った忌わしき『民間療法』-海老蔵は三度過ちを犯した」(「週刊新潮」7/6号) 同・第12位 「滝川クリステルが<元恋人>小澤征悦から復縁を迫られている!」(「フライデー」7/14号) 同・第13位 「『グッチ裕三』テレビで一押し『メンチカツ屋』は自分の店」(「週刊新潮」7/6号) 同・第14位 「握手会大荒れも秋元康が築く30億円AKB御殿」(「週刊文春」7/6号) 同・第15位 「報ステ小川彩佳アナ、<森友官僚>に忖度なき直言」(「週刊文春」7/6号) 同・第16位 「有名企業のホンネ 国税より『かとく』が恐ろしい」(「週刊現代」7/15号) 同・第17位 「清楚な美女に出会える『出会いアプリ』をご存知か」(「週刊現代」7/15号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  予想通りとはいえ、小池都知事の都民ファーストの会の圧勝だった。私も昼過ぎに一票を投じたが、投票場となった小学校に人影はまばらだった。  期日前投票は多かったが、あまり投票率は伸びないのではないかと思っていたが、やはり前回を上回ったものの51.27%と、関心の割には低かった。  分析はこれからだが、若者層の投票率が低く、中高年の割合が高かったと思われる。  さすがの安倍ポチ新聞・読売新聞も、社説で「自民党の安倍政権の驕りと緩みに反省を求める。それが、首都圏の有権者が示した意志と言えよう」と書かざるを得なかった。  安倍首相は今回の敗北を重く受け止めて、「言葉で『低姿勢』を強調するだけでは済まされない。疑惑や疑問には丁寧に説明し、重要政策で着実に結果を出すべきだ」と、安倍をたしなめた。  この言葉は、安倍の走狗となって前川前事務次官を貶めようとする記事を書いた読売にも跳ね返ってくるはずだ。  私の父親がいた新聞ではあるが、読売新聞の堕落、権力への追従は目に余るものがある。猛省すべきは安倍自民と同じである。  安倍とともにナベツネ主筆も辞任するべきではないのか。  この話は後でまたすることにして、まずは軟らかい話から。Tinderというアプリをご存じだろうか。  2012年にアメリカで生まれたそうだが、安全で手軽に異性と出会うことができると評判になり、全世界で3,000万人の登録者がいて、日本でも20代の女性が中心になり人気が出ていると現代が報じている。  このアプリは無料で、アプリを開くとSNSフェイスブックへのログインが求められるそうだ。  そこに名前や年齢、出身大学などのプロフィールを作成する。つまり、実名で登録し、相手も実名というところが「安心」というわけだろう。  現代の記者も登録してみたら、「いいね!」と返してきた25歳の女性とデートができたという。  彼女の動機は「一緒にお酒を飲める人が欲しい」ということだそうである。私も、そういう動機を持った中年女性に出会いたいものだが、こうしたものは100%安全などということはあり得ないのだろう。アプリをダウンロードしようかどうしようか、迷っている。  お次も現代の記事。「かとく」というのを知っているだろうか。厚生労働省東京労働局過重労働撲滅特別対策班の通称。  電通の女性社員が過重労働を苦に自殺したが、その後「かとく」の強制捜査が入り、電通はブラック企業と烙印が推され、企業イメージは失墜した。 「かとく」はこれまでに、靴販売のABCマート、外食チェーンのフジオフードシステム、、ディスカウントストアのドン・キホーテ、外食チェーンのサトレストランシステムズ、スーパーマーケットのコノミヤ、旅行会社のHISにも強制捜査を行い、法人としてだけではなく労務担当など、現役社員も書類送検してきた。  サトレストランシステムズが運営する「和食さと」は、私の家のすぐ近くにもある。ほとんど行ったことはないが、安いが、従業員が少ないために出てくるのが遅くてイライラする。  だが、通りに沿って広い駐車場があるため、タクシー運転手の利用が多い。 「かとく」が入ると、イメージが落ち、人手不足に拍車がかかる、いい人材が来ないなどの不利益が生じるため、そうした不安を抱えるところは戦々恐々だそうである。  企業潰すにゃ刃物はいらぬ「かとく」が一回入りゃいいということだ。  文春が、テレ朝『報道ステーション』の小川彩佳アナが、財務省福田主計局長、武内国際局長、外務省の秋葉審議官、経産省の嶋田通商政策局長らが集まる会に参加して、いきなり武内に「やましくないんですか」といったと報じている。  この武内、森友学園への国有地売却の時の近畿財務局長だったのだ。武内は予算委員会に参考人招致され、政治家からの問い合わせや政治的な配慮はまったくしていない、安倍への忖度などしていないと答弁した人間だ。 「私がウワサの武内です」といった途端、小川の雷が落ちた。よくいった小川アナ。  さて、すぐそこにいて触れられるアイドルというAKB商法は、もはや限界だろう。ファンだって握手するために大量のCDなどを買わされ、ほんの数十秒手を触れるだけではフラストレーションがたまるのは無理ない。  秋元康のひねり出した悪辣な商法は一時成功したが、もはや限界である。彼女たちの身の安全が100%確保されるような体制を取らないと、必ず悲劇的な事件が起こる。  その秋元だが、神奈川県・横須賀に土地・建物合わせて30億になるのではないかという豪邸を新築中だと文春が報じている。隣は秋元と親しい幻冬舎の見城徹が購入したという。やれやれと思うしかない。  テレビを付ければグルメ情報ばかり。何を信じればいいのかわからないが、それを利用して、自分がやっている店を自画自賛していたというセコく汚い話が新潮に載っている。  グッチ裕三なるタレントがいる。テレビに出るたびに、浅草にメンチカツのうまい店があるといっているらしい。だがその店は、グッチの妻が代表で、彼も役員になっているファミリー企業だったと、新潮が調査して報じたのだ。テレビは広告料を取った方がいい。  フライデーは、滝川クリステル(39)のマンションに、以前付き合っていたが別れたといわれていた小澤征悦(43)が来て泊まっていき、復縁を迫っていると報じている。  小澤は小澤征爾の息子。一説には父親が2人の結婚に反対したといわれてもいるようだ。  その小澤がアストンマーチンで来て、今さら結婚しようもないのではと思うが、滝クリはフライデーの直撃に、こう答えている。 「お互いのこととか、将来のことを話し合ったりはしています──交際という意味ではなく」「私が彼の気持ちを言うのはちょっと、おこがましいんですけど、前から強い気持ちをいただいているので、それにどう向き合うかというか……」「今後どうなるかは、ちょっとまだ……話し合っている状態なので」  こんないい女を困らせて……。愛とか恋とかは当人同士しかわからないから野暮はよすが、立川談志の口癖に「人生成り行き」というのがある。オレなんぞは、いつもこれを実践してきたが、そう間違った人生でもなかった。そうしたら、滝クリちゃん。  市川海老蔵の妻・小林麻央の死は乳がんの恐ろしさを見せつけた。新潮は、麻央の乳がんは早い段階で治療していれば、もっと生存できたのではないかと、疑問を呈している。  なぜなら、麻央が始めたブログには「あのとき、/もっと自分の身体を大切にすればよかった/あのとき、/もうひとつ病院に行けばよかった」と書いていたからだ。  新潮によれば、最初は若い女性に多い良性の乳腺線維腺腫と見られたが、病院からは3カ月後にもう一度来てくれといわれた。だが、麻央が再検査を受けたのは8カ月後だった。  病院側は、がんが見つかったので標準治療(手術と放射線、抗がん剤にホルモン療法、分子標的治療薬を組み合わせて行う治療)を勧めたが、麻央側は首を縦に振らなかったそうだ。  その後、16年6月9日にスポーツ報知が「麻央夫人進行性がん」と報じるまで、治療を行っていなかったというのである。  事情を知る関係者は、驚くことに「気功に頼っていたのです」という。そのため病状が悪化し、小林家と縁の深い医師がそれを知り、聖路加病院に連絡して入院させたそうだ。  最後に北島政樹国際医療福祉大名誉学長を頼り、夏を超すのは無理だと思われていたのが冬を越し、春に至ったのだそうである。  今さらだが、もっと早く治療していればと思うが、残念である。  29(にく)らしいほど強い藤井聡太(14)四段だが、30連勝はできなかった。  安倍政権のおかげで先の見えないどんよりとした雲が覆う日本列島だから、明るい話に飛びつきたい気持ちはわかる。だが、いささか騒ぎ過ぎではないか。  29連勝を達成した夜のNHK『ニュースウオッチ9』は、放送開始から9時40分ぐらいまで、増田四段(19)との対局を生中継し、29連勝が決まった瞬間、キャスター2人がバカ騒ぎをしていた。おまけに新聞社は号外まで出したのだ。  翌日、私が読んだのは東京新聞と朝日新聞だが、一面トップが、ともに藤井29連勝だった。  私が整理部長だったら、せいぜい社会面トップまでだろう。14年の「レジャー白書」によると、一度でも将棋をしたことがある人は13年で670万人。将棋ファンの数は、はるかに少ないはずだ。パチンコが970万人、ゲームセンターが1,540万人だから、超マイナーといってもいい。  それはともかく、非公式だが羽生善治三冠まで破っているのだから、藤井四段の強さは本物である。  新潮は、彼に敗れた棋士たちに、藤井の強さについて語らせている。いわく「終盤が強い」(小林七段)、「時間配分が上手く、持ち時間を残しておくから終盤にしっかりと読み込める」(所司七段)、「集中力のすごさは感じました」(大橋四段)。  新潮によると、大方の棋士たちが、藤井は現段階でトップ10~20人には入る実力があると太鼓判を押しているそうだ。  瀬川五段によると、ミスをしたときは膝を叩いたり、ボソッと小さな声で「しまった!」と口に出すそうだ。中学3年生の顔が時々覗くそうだが、そこがまたいい。  こうなると渡辺明竜王や羽生善治三冠に挑むのも視野に入ってくるが、その先に、今や最強といわれる人工知能(AI)と、いつどういう形で対戦するのかも楽しみになる。  藤井四段は、いまのところAIとやるつもりはないと語っているが、彼の将棋にはコンピューター将棋の影響が色濃くあるといわれる。  文春で40代の棋士が、自分たちの世代はソフトの判断をそのまま受け入れることに抵抗があるが、「藤井君の世代だと、ソフトが示す判断基準をそのまま受け入れる事はごく普通のことだと思う。実際、藤井将棋はコンピューターの思考が色濃く反映されていると感じます」と語っている。  私事で申し訳ないが、私の父親は将棋が好きで、たしかアマ三段か四段だったと記憶している。家には分不相応な将棋盤と駒があり、休みの日は前に坐らされ、駒の動かし方から教えてもらったのは小学校低学年の頃だった。  当時、中野に旧将棋連盟本部があったせいだろうか、升田幸三第四代名人の着物姿をときどき見かけた。私もいっぱしの将棋少年だったが、すさまじく短気な父親に、指すたびに怒鳴られるため、ついには将棋盤をひっくり返し、以来、将棋とは無縁になった。  だが、会社に入って作家の山口瞳さんから芹沢博文や米長邦雄を紹介され、親しくなり、特に芹沢九段にはかわいがってもらった。彼も14歳で入門して、19歳で四段となり「天才」といわれた。  だが多才すぎた。無類のギャンブル好きで、女好き。原稿を書かせたらそこら辺の作家顔負けの素敵な文章。TVタレントとしても売れっ子で、酒は底なし。  晩年、血を吐いて入院し、医者から酒をやめないと命取りになるといわれたが、ワインは酒ではないからと、ジャブリを朝から飲み、箱根のホテルへ行った時はホテル中のシャブリを持って来させ、私たち数人で飲み干した。  確か、田中角栄に将棋を教えていたと記憶している。彼を通じて角栄インタビューを申し込んでOKをもらった。だがインタビュー直前、角栄の秘書の早坂に「俺を通してない」といわれ、実現はしなかった。  将棋指しの世界を見せてくれた。「お前のためならなんでもやってやる」といってくれた芹沢九段だったが、酒で体を壊し、たしか51歳の若さで亡くなってしまった。奥さんから聞いた。死ぬ間際、彼女に「ごめんね」といったという。  藤井四段の話から余談にいってしまったが、米長邦雄の口癖は「兄貴たちはバカだから東大に行ったが、オレはできるから将棋指しになった」。文春によれば、藤井は小四のときには、五十手以上の詰将棋を、あっという間に解いたという。地頭のよさとAIからも吸収できるいい環境があるのだから、連勝はストップしたが、彼がどこまで強くなるのか、これから楽しみではある。  さて、都議選での自民党惨敗のきっかけとなったのは、前川前事務次官の爆弾告発であった。  現代では前川を田原総一朗がインタビューしている。取り立てて新しい話はないが、いくつか紹介してみたい。  加計学園問題のシナリオを描いていたのは和泉洋人首相補佐官で、彼が最終的に加計学園に決まるようにストーリーを作っていったと、前川は話している。  藤原審議官や財務省の佐川理財局長などが国会答弁で、知らぬ存ぜぬを通すのは「ある意味ですごい」とは思うが、虚偽答弁と思われるようなことを繰り返さなければいけないのは「気の毒でもあります」といっている。  内閣人事局が支配し、ねじ曲がった政治主導が続いていることについて、「陰に陽に、いろいろな手を使いながら抵抗はする。それでも最後の最後には押し切られてしまうことがあります」。  それを防ぐためには「透明性を高める仕掛けをつくることです。たとえば文書は一定期間経てば必ずオープンにする。内部告発も安全にできるようにする。政府から独立した、政策検証の第三者機関を設置する」ことが必要だと語る。  なんのために情報公開法があるのだということである。国民主権をないがしろにしてきた安倍政権は、国民から見放されたのだ。  昨夜の選挙速報を見ていて、あまりのうれしさに夜中まで酒を飲んでいたと、友人から電話があった。その気持ちわかるな。  ポストは、大新聞やテレビが、官邸がばら撒いている政府広報費4億円に飛びついているのはおかしいと批判している。もっともである。  都議選告示日から全国の新聞70紙に「弾道ミサイル落下時の行動について」という政府広告が掲載された。同時にテレビでもCMが流された。  これにインターネット広告を含めると、3億6,000万円の税金が投入されたという。  まったく無駄かどうかはさておき、こうした広告を流すことによって、政府はメディアに対して恩を売って、囲い込むのである。  ポストによれば、政府広報予算は民主党政権時代からすると、安倍政権になってから3年で2倍の約83億円になり、その後マイナンバーや原子力利用に関する適切な情報発信と称して、今年度の官邸の実質的な広報予算は90億円を超えるという。 「今年度までの5年間に安倍政権が増額した政府広報予算、すなわちマスコミ対策費はざっと150億円に達し、メディア篭絡の原資となった」(ポスト)  憲法改正をやるとなれば、さらに100億円が投入されると書いているが、この都議選惨敗で、それはなくなっただろう。  現代は「小池圧勝」と都議選を予測したが、多くが予想したことだから威張れることではないだろう。  そして小池都知事は、このムードを駆って総理へと突き進むのではないかと書いているが、あまりにも短絡的な見方である。  もちろん、野望政治家である小池が国政を狙っていないわけはない。その証拠に、都議選の候補者応援では、自民党への悪口はいうが、安倍批判はまったくしなかった。  政治アナリストの伊藤惇夫のいうように、「国政で一定数の議席を確保できたら、維新ではなく自民党と連立を組む考えを持っている」のであろう。  だが、都知事になったばかりの小池が、国政へ出るとなれば都民から大きな批判が出ることは間違いない。  小池にとっては、都民ファーストが大勝したのはうれしいが、国政が近くなったことを意味しない。  実際のところ、ポスト安倍には女性ならば野田聖子あたりが有力になるのではないか。小池はそれを、内心ではコンチクショーと思いながら、押さざるを得ないことになるはずだ。  国政は遠くにありて思うものと、今頃、小池は歌っているかもしれない。  ポストは、加計学園理事長・加計孝太郎の不都合な真実がまた出てきたと報じている。加計が代表を務める自民党岡山県自治振興支部は、ポストによると、加計グループの「英数学館 岡山校」と同じ住所にあるというのである。  加計孝太郎が自民党支部の代表を務めることは違法ではない。だが、学校の運営と政治活動は切り離さなくてはいけないこと、教育基本法なぞ引っ張り出さなくとも、自明の理である。  この支部は1982年に設立され、加計が就任したのは94年から。収支は驚くほど少なく、2015年度会費7万2,800円だという。  しかし、加計の力はその「集票力」にあるそうだ。学校をやっているから、建設業者、事務機から食品に至るまで出入り業者が多くいて、その票を集める力によって岡山をはじめ中国地方の政界に強い影響力があるというのである。  また、収支報告書には事務所費の記載がないが、家賃を支払っていなければ支部が家主から家賃相当額の寄付を受けているから報告してなければ「不記載」に当たる。  さらに英数学館が私学助成の補助金を受けていれば、国からの補助金を得ている法人の政治献金を禁じる政治資金規正法に抵触する恐れがあるという。 「加計氏は支部の代表者としても、学校法人の理事長としても、違法行為の疑いが濃厚なのだ」(ポスト)  加計側は、適切に処理しているから問題はないと答えているが、ポストのより一層の取材を期待したいものだ。  ところで、先週、今週と新潮のガンバリが凄い。文春中吊り盗み見問題にケリがついたのだろうか。6月29日の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、小倉智昭が「新潮砲」といっていた。  新潮砲が今週、狙いを定めたのは、金子恵美総務大臣政務官(39)の公用車・私用疑惑。金子政務官はゲス不倫で一躍有名になった宮崎謙介元議員の妻である。  亭主が妊娠中に浮気をしていたことを文春砲が報じ、妻は離婚を考えたそうだが、それを乗り越え、今は2人で生まれた1歳4カ月の息子を育てているという。  新潮によれば、国会が閉会した翌日の6月19日、朝9時30分、永田町の第二議員会館内にある「国会保育園」と呼ばれる東京都の認証保育園「キッズスクウェア永田町」へ、専属の運転手が運転する黒塗りのクルマが滑り込んだ。  クルマから出てきた金子政務官は、息子を車から降ろしベビーカーに乗せて(グラビアを見るとベビーカーを押しているのは総務省の秘書官である)、保育園に連れて行き、戻ってきて霞が関へと向かった。  この日は午後2時半に、千代田区内で母親とともに公用車に乗り込み、母親を東京駅まで送り届けている。  翌日の朝も公用車で息子を送り、午後6時に公用車で迎えに行っている。22日は、午後7時に公用車で子供を迎えに行き、一緒に議員宿舎へ帰宅している。  公用車とは政務三役など要人にあてがわれるもので、当然税金が使われている。舛添要一前都知事が毎週末、別荘へ行くのに公用車を使っていたことが大きな問題になったばかりである。  このことは国会関係者の間で「バレたらまずい」とウワサになっていたようだ。新潮も、どうしても忙しい朝に公用車を使って子どもを保育園に送るのはわかるが、彼女の場合、それが「常態化」していることに問題ありだと指摘する。  公用車に関する窓口の会計課管理係の担当者は、「途中の保育園で子どもを降ろす? ないです。家族を乗せること自体ダメでしょう。そんな人いないと思います」と始め答えていたが、金子議員が実際やっていると告げると、「えーっと……。運転手の日報にはそうしたことが書かれておらず、詳細は把握していないのが実情です」と、しどろもどろ。  金子は自分のブログで「公用車の使用につき、常に総務省の運用ルールに則ってまいりました」と、問題はない、総務省の担当者は新潮に出ているようなコメントはしていないといっている。しかし「公用車に家族を同乗させてよいのかというご批判に対し、改めて自身の行為を振り返り、真摯に受け止めたいと思います」ともいっている。  その後、金子は子どもを歩いて送り届けるといっている。  この記事については、それぐらいはいいではないか、いや、選良は公私のけじめをつけるべきだと、両論あると思うが、子どもを保育園に入れられない、首尾よく入れても送り迎えに苦労している母親たちの多くからは「特権を利用して」と白眼視されるだろうな。彼女も亭主も安倍チルドレン「魔の2回生」である。  さらにすごい2回生は、衆院岩手3区選出の橋本英教自民党議員(49)である。  地元で公務があるときも朝からコンビニで缶ビールを飲み、肝臓の数値が上がったため、一昨年の暮れには病院に入院したそうである。  それ以外にも20代の中国人女性を議員宿舎に泊めていたという話もあるようだ。そのため橋本の選挙区の各市町村の支部長などが連名で、「議員としての資格はあるのか」「税金泥棒の見本」などと書いて、二階堂幹事長へ更迭を求める嘆願書を出したというのである。  6月26日に新潮が、都内の都議選候補の演説会で橋本議員をつかまえると、「橋本氏は赤ら顔で口を開けば酒の匂いがプンプン」していたそうだ。  当然ながら答えは要領を得ず、声を荒げて車で逃げ去ったという。これまた見事な2回生だ。  安倍ポチ新聞として名を下げた読売新聞だが、新潮によると、物議を醸した安倍のインタビュー記事(5月3日朝刊)が「社長賞」を与えられ、副賞100万円が贈られたという。  これにはさすがに「飼いならされた」読売の記者たちからも批判の声が上がっているという。他紙のデスクは、前川前次官の出会い系風俗記事を報じて、いったいどこまで政権寄りかと不買運動まで起きたため、ナベツネ主筆が意地になって“決断”したのではないかと推測している。  どうせ毒を食らえば皿まで、前川風俗通いの記事に社長賞をあげればよかったのに、ナベツネさん。  いよいよ「魔の2回生」の真打登場である。「怖いもの見たさのご期待に応えて、第二幕をお届けする」(新潮)。  新潮によると、豊田センセイの一家は、父親が東大卒、母親が東京外語大卒で進学塾を経営している。豊田は三姉妹の真ん中だそうだが、姉は医者で妹は弁護士というエリートファミリーだそうだ。  そんな家庭から、どうしてこんな罵詈雑言を吐く人間が出てきたのか、両親の話を聞いてみたいものである。  今回のテープは、同じ元秘書によるものだが、日にちは違う。罵声、怒声が終わると急に赤ちゃんバージョンになったという。 「あるんでちゅかあ! あるならどうして……」  だがこの人には、こういう激しいのが似合う。目的地の場所に行くのに最短経路より50メートル遠回りしただけでこの剣幕。 「違うよと! 違うよと教えてやったんだよね、あたしねぇ!! それを何? 豊田真由子様に向かって、お前のやっていることは違うと言うわけあたしに?」 「さあ、バカでもねえ! 人の言うことを聞くバカはかわいいよ!! バカのくせに人の言うことも聞かないバカはかわいくもなんともないよ!!!」  最後はこの決め台詞が出たに違いない。 「この、ハゲーーーーーっ!」  パチパチパチ! この「豊田真由子劇場」を毎週聞いていたい。  ちなみにYouTubeのデジタル新潮へのアクセスは、現時点で205万回だが、それ以外にも無数の関連動画があるから、ものすごい数になるに違いない。  さっそく、お笑い芸人たちはこれをネタに笑いを取り、ニコニコ動画などにはダブステップ(ダンスミュージック)風にアレンジした曲や、めいっぱいシャウトしたノリのいい曲にアレンジしたものなどが続々載っている。  この中から去年のピコ太郎のように、大ヒット曲が生まれるかもしれない。  少なくとも、今回の都議選で自民党惨敗のダメ押しをしたのは豊田議員だ。小池都知事から花束でも送ったほうがいいと思うのだが、受け取らないだろうな。  今の自民党議員の中で豊田と張り合えるのは稲田防衛相ぐらいのものだろう。彼女は6月27日、東京・板橋区で都議選候補を応援した際に「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」といった。  稲田は、防衛大臣としてのこの発言が自衛隊の政治利用と受け取られかねず、法に抵触するおそれがあるということを知らなかったのだろうか、あきれ果てる。  稲田は27日夜、発言を撤回する考えを示したが、綸言汗のごとし。豊田や稲田のような輩が安倍の周りに蝟集するのは、類は友を呼ぶからである。  この御仁も、自民党惨敗の功労者ではある。これからは安倍政権崩壊の最大の功労者になるのではないか。  さて魔の2回生たちの次は、安倍友の代表である下村博文元文科相。現在は幹事長代行で東京都連の会長であった。その下村に文春砲がさく裂した。  下村と加計学園が親しいのはよく知られているが、もともとは下村の妻だったという。10年以上前から親しく、下村夫人と安倍夫人の昭恵、加計とアメリカや韓国、ミャンマーなどへよく旅行していたそうだ。  文春が内部文書を入手した。それは「2013年博友会(下村の後援会=筆者注)パーティ入金状況」と題され、「9月27日 学校 加計学園 1,000,000」と書かれているという。  翌年も同じ金額が記されているが、重大なのは「この献金は、博友会の政治資金収支報告書には記載されていない」ことだと文春は指摘する。  政治資金規正法では20万円を超えるパーティ券購入を受けた場合、報告書に記載しなければならない。違反すれば、5年以下の禁固または百万円以下の罰金を受ける可能性がある。  この博友会は全国にあり、塾や学校関係者が入っており、組織的、継続的に政治活動をし、盛大なパーティを開いているにもかかわらず、政治団体として登録されていないから政治資金規正法違反の疑いがあると、文春は過去に指摘していた。  この文書は、下村事務所を仕切る金庫番・榮友里子が書いた「日報」だそうだ。そこには加計学園側からのさまざまなお願いが記載されており、下村が加計学園のために相当な便宜を図ってきたことが伺える。下村は文春の報道についてこう話している。 「自民党の下村博文・幹事長代行は29日、下村氏が文部科学相だった2013年と14年、学校法人『加計学園』(岡山市)の秘書室長から、政治資金パーティー券の費用として各100万円、計200万円を受け取ったことを明らかにした。100万円はそれぞれ、11の個人と企業から秘書室長が預かったもので、『加計学園からのものではない』とした」(朝日新聞6月29日)  11に分けてあるから20万を超えないといいたいのだろうが、いかにも苦しいいい訳である。また加計学園秘書室長からだといいながら、学園からではないというのも、この問題で追い詰められている自身や安倍首相と加計との関係を切り離したいのだろうが、こちらも苦しい。  その上で、下村は、文春の報道は「東京都議選の妨害目的と受け止めざるを得ない」と批判し、文書の出先は自民党以外から都議選に立候補した元秘書が関与した可能性を指摘、偽計業務妨害などの疑いで刑事告訴を検討する意向だともいった。  そうだとしたら、下村の苦しいいい訳を打ち砕く二の矢、三の矢が出てくることは間違いない。  文春のいう通り、この内部文書から加計学園が学校ビジネスを展開していく過程で、下村をはじめ様々な政治家たちに働きかけを行っていることが見て取れる。  そして学部新設が国に認められれば、その後は補助金などの形で多額の公費が投入されるのだ。 「加計学園を巡る疑惑は新たなステージに入った」(文春)のである。  下村は、都議選の大敗の責任を取って都連の会長の座を辞した。今度は、自民党幹事長代理、国会議員も辞さなくてはならないかもしれない。身から出た錆だが。 【巻末付録】  ポストから。巻頭は「西田幸樹 なおん 謎の異邦人 ジョン」。このグラビア、出てくる女性たちはなかなかいい女たちである。今回のジョンも、はち切れんばかりの肢体が眩しい。  後半は「AV業界のタブーを破る袋とじ 私たち、パブNG女優です」。亭主や家族に知られたくないという理由があるそうだ。したがって目線入りだから、ちと興奮度は下がる。  続いてゴルフのアン・シネ。もちろん裸ではないが、この女性、やはりゴルフ場が似合う。「田村英里子 半裸カレンダーの衝撃」は懐かしい。  現代は「秋田から来ました 桐谷まつりと申します」。袋とじは「児島美ゆき 封印されたGカップフルヌード」。以前のものと、最近の写真だと思うが、かなりお年を召した児島が載っている。  高倉健が愛した女とでもつければよかったのに。彼女が嫌がったのかな。どちらも気合が不十分で今週は引き分け。 (文=元木昌彦)

「この、ハゲーーーーっ!」女性議員の絶叫は自民党の断末魔!? 都議選への影響は……

motoki0626
「週刊新潮」(6/29号、新潮社)
今週の注目記事・第1位 「『豊田真由子』その女代議士、凶暴につき」(「週刊新潮」6/29号) 同・第2位 「小倉智昭“古希の恋”」(「週刊文春」6/29号) 同・第3位 「読売『内部文書』スッパ抜き!」(「週刊文春」6/29号) 同・第4位 「『安倍総理』隠しきれない深刻病状」(「週刊新潮」6/29号) 同・第5位 「赤字22億円! このままでは名門『東京女子医大』が潰れる」(「週刊現代」7/8号) 同・第6位 「山崎夕貴アナ、さっそく裏切られた おばたのお兄さんに浮気発覚!」(「フライデー」7/7号) 同・第7位 「慶應義塾『疑惑の塾長選』ウラ側」(「週刊現代」7/8号) 同・第8位 「安倍支持率急降下 隠された『真実』」(「週刊ポスト」7/7号) 同・第9位 「『愛してる』と言って旅立った小林麻央さんがくれた笑顔と勇気」(「AERA」7/3号) 同・第10位 「『野際陽子』元夫『千葉真一』インタビュー」(「週刊新潮」6/29号) 同・第11位 「自民が小池都民ファーストに完敗」(「週刊現代」7/8号) 同・第12位 「習近平が激怒した『中国海軍空母』の“盗撮”写真」(「週刊ポスト」7/7号) 同・第13位 「本誌直撃で『結婚発表』NMB須藤凛々花のアイドル哲学」(「週刊文春」6/29号) 同・第14位 「田中角栄『真紀子はゴリラみたい』」(「週刊文春」6/29号) 同・第15位 「『死を告げられても人の声は聞こえている』という学説を検証する」(「週刊ポスト」7/7号) 同・第16位 「高血圧、糖尿病、肥満、骨粗しょう症に酢が効く!」(「週刊文春」6/29号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  先週の金曜日は日本列島中が爆笑と号泣に包まれた一日であった。「このハゲ!」という女代議士センセイの怒声がテレビで流され、みんなが爆笑、嘲笑したと思ったら、市川海老蔵が記者会見で、妻の真央が亡くなったことを発表すると、日本中が悲嘆の涙にくれた。  この話題には後で触れるとして、文春の健康ものからいこう。  酢が効くと文春が特集している。酢の効能は昔からいわれている。疲労回復。殺菌・防腐効果。食欲増進。骨粗しょう症にも効果がある。内臓脂肪の減少や高めの血圧の低下など、万能のようだ。  酢を摂るのは血管の過剰な収縮を押さえて血流を流れやすくするから、夕食後がいいそうだ。  安い穀物酢でも効果は十分。摂り続けることが大事。そのまま飲むのは、胃や喉を痛める危険があるからやめた方がいいそうだ。酢をグレープフルーツジュースに入れて飲むと酸味がやや濃くなる程度だから、飲みやすいという。  私も酢が好きだが、生野菜に塩と胡椒、それにワインビネガーをかけて食べるのがいい。今夜は梅干しとモズク酢、それに酢トマトで一杯やりますかね。酢っぱいは成功のもと。なんちゃって。  ポストは死の瞬間も声だけは聞こえているというのは、あり得ると特集している。  医学博士の志賀貢は、2007年の「TIME」に掲載された、複数の米病院からの調査報告によれば、病気や事故で心肺停止が起こり、緊急治療によって蘇生した人の4~18%が「誰かが耳元で名前を呼んでいるのが聞こえた」と証言していると話す。  心臓が止まり、脳に血流が行かなくなっても脳が活動を維持していることを示す興味深い研究結果だと、東海大学健康科学部の渡辺俊之教授もいっている。  70代の女性が、死の直後、旦那さんから「愛してるよ、生まれ変わっても君と一緒になりたい」といわれると、表情が緩み、頬が赤らんだというケースもあったという。  だから、死んだ直後に、死者の悪口など言うと聞こえているかもしれないのだ。  海老蔵は記者会見で、真央が死ぬ直前に「愛している」といったと語っていた。これは逆のケースだが、死ぬ間際に本心が出るのかもしれない。  俺が死んだらカミさんはなんというだろう。しばらく生きていて聞いてやろうか。いや、知らない方がいいだろうな。  文春が田中角栄の未公開インタビューをやっている。聞くべきことはないが、ここだけはおもしろい。 「うちの娘(真紀子)は、軍鶏、ゴリラみたいなものだから」  ゴリラも老けましたよ、お父さん。  これは「名言」だ。「我慢できる恋愛は恋愛じゃない」。大阪市・難波にある専用劇場「NMB48劇場」を拠点とし近畿地方を中心に活動しているNMB48の“爆弾娘”須藤凜々花(20)の発言だ。  その須藤、文春には彼氏とお泊りしている写真を撮られているが、SEXしたい気持ちを我慢することはない。お爺ちゃんも若いときはな……。  ところでまたこんな事件が起きた。 「24日午後8時15分ごろ、千葉市美浜区の幕張メッセで行われていたアイドルグループ『欅坂46』の握手会会場で『発煙筒を投げこんだ男がいる』と消防署に通報があった。 千葉県警千葉西署員らが駆けつけたところ、イベントスタッフに取り押さえられた男が果物ナイフを所持しており、同署は銃刀法違反の現行犯で男を逮捕した。逮捕されたのは自称札幌市白石区の無職、阿部凌平容疑者(24)。調べに容疑を認め、女性アイドル名を挙げて『殺そうと思った』などと供述しているという」(朝日新聞6月25日付)  触れるアイドルというAKB商法はもはや限界だと思う。握手するために大量のCDなどを買わされ、ほんの数十秒手を触れるだけではフラストレーションがたまるのは無理ない。  だから不法行為を行っていいということでは絶対ないが、こんなことを続けていると必ず、逆恨みしたりする男によってケガをしたり、もっと深刻なことになりかねない。  秋元康のひねり出した悪だくみ商法は見事だったが、もはや限界であろう。彼女たちの身の安全が100%確保されるような体制を取らないと、さらに悲劇的な事件が起こる。即刻止めるべきだ。  さて、中国を訪れている日本人が次々拘束されている。だが、その拘束の理由がよくわからない。  ポストによると、6人ともいわれる日本人は、スパイではないと思われるが、彼らが拘束されている山東省や海南省は中国海軍所属の潜水艦や空母が拠点とする軍港などがあるところで、警備が強化されており、それで引っかかったのではないかと推測する。  そのきっかけは、昨年12月10日に共同通信が配信した記事がきっかけだったのではないかとポストはいう。  それは、中国が遼寧省大連で建造している初の国産空母の船体と艦橋がほぼ完成したというもので、写真を付けて報じた。  だが、この写真が習近平の怒りを買ったというのである。なぜなら専門家が見ると、これは米空母と比べるとはるかに見劣りし、時代遅れの張りぼてのようなものだったからだ。  そんな写真をスクープした日本に対して報復のため、日本人を拘束したのであろうか。  情報がまったくない中、一つの見方ではある。  ところで都議選がスタートしたが、豊洲移転問題で移転はするが築地も残すという小池都知事の「決断」がすこぶる不評である。  都民ファ優位が揺らいできた。それはそうだろう。あれだけ引き延ばしてきて、豊洲に移転します、築地も残しますはない。それも築地を整備して「食のワンダーランドにします」とは、なんという無責任ないい方だ。  小池の優柔不断によって生じた損害は、市場関係者への補償、耐震工事といった暫定的な工事費用を合わせると、約125億円にもなるという試算もある。「新潮45」(7月号)のタイトルではないが「がっかり『小池百合子』劇場」である。 「BuzzFeedNEWS」(6月18日)で、リスク論の第一人者である中西準子がいっているように、「小池都知事やメディアが、あたかも(豊洲の=筆者注)リスクがあるようにいっていますが、どこにリスクがあるのか、一言もいっていません。結論からいえば、豊洲市場は安全であり、土壌調査にしても、地下水調査にしても、基準値を超えたからといって即座に危険とはなりません」。結論はとうに出ていたのである。  それを自分ファーストで、結論をあいまいにしたまま延ばしてきた。都議選の争点にするなど許されないという批判が高まり、仕方なく、どっちも残すという市場関係者も都民をも愚弄するバカな「結論」しか出せなかったのだ。  決断も自分の立ち位置も決められない知事ということがよく分かった。  正直なもので、小池都知事の支持率が下がり始めた。小池都民ファーストの会が圧勝するという見方は揺らいできたが、現代は今なお、都民ファは圧勝するといっている。  現代によると都民ファが55議席、自民が23減らして34議席、公明党が1増で23議席、民進党は14も減らして4議席と予想する。  だが解せないのは、共産党が7減らして10議席という予測だ。  安倍の悪臭がする自民党は嫌だ、民進党も崩壊寸前。そうなると正しい野党として、自民や都民ファを批判、監視できるのは共産党しかないのではないか。私はそう考え、自民、都民ファも嫌だという票は共産党に行くしかない。そう思うのだが、いかがだろうか。  女優・野際陽子が亡くなったが、新潮で野際と結婚していた俳優・千葉真一がこう語っている。 「別れて、亭主とか周りに気兼ねがなくなって、自由野際奔放に生きている感じがした。溌剌としていたよね。それが演技に出ていて、実際、売れたよね。あぁ、陽子は、俺と結婚していない方が良かったんだ……そう思ったよ」  最後の作品になった『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)の野際は表情が乏しく、病気の深刻さを伺わせていたが、また一人魅力的な女性を失ってしまった。  さて、23日、金曜日に市川海老蔵が緊急会見を開いた。その直前、海老蔵はブログに「一番泣いた日」と書いた。  愛妻で乳がんを患っていた小林麻央が22日夜、旅立ったことを、溢れる涙を拭きながら報告した。  まだ34歳の若さだった。会見を開いた海老蔵は、真央が死ぬ間際に「愛している」と海老蔵にいったと話している。  会見を見ていた者はみな泣いた。幼子2人を残して逝く彼女の心残りは、生きている者には想像さえつかない。 「妻には笑顔と勇気と愛情をもらった」。あの半グレのような若い頃の海老蔵を、ここまでに成長させた妻・麻央は素晴らしい人だったと思う。  AERAによると、麻央のブログには現在250万人の読者がいるという。  同誌では10年に麻央が12回の対談をしていた。作家・渡辺淳一に、なぜ2~3回会っただけで海老蔵と結婚しようと思ったのかと聞かれて、こう答えている。 「もし運命とかそういう言葉があるなら、本当にあるんだなという気持ちです」  最後のブログ(6月20日)にはこう書いていた。 「皆様にも、今日、笑顔になれることがありますように」  麻央の笑顔は永久に見ることができなくなってしまった。ご冥福をお祈りする。  さて、NHKが加計学園問題でまたスクープを飛ばした。6月19日夜の『クローズアップ現代+』で、加計学園の獣医学部新設について、首相側近の萩生田光一官房副長官が文科省局長に、学部新設について「官邸は絶対やるといっている」「総理は『平成30年(2018年)4月開学』とおしりを切っていた」などと、首相の意向を伝えていた内容を記録していた文書の存在が明らかになったと報じたのである。  萩生田は全否定し、松野博一文科相は内容が不正確だったと萩生田に謝ったが、茶番である。これで安倍首相の指示で萩生田が動いたことが99%証明された。  その日の夜、安倍首相が記者会見して、支持率が落ちているからだろう、自らが関与していたと疑われている加計学園問題について「政府への不信を招いた」などと珍しくしおらしく謝罪した。そこへ身内だと思っていたNHKが安倍政権を追い込むスクープをものにしたのだ。  番組には社会部記者と政治部記者が出演し、社会部はこの文書が複数の文科省職員のパソコンに保存されていたこと、内容が正しいことを現役の文科省職員が証言していると、この報道を裏付ける解説をした。  一方、政治部は安倍官邸の代理人のように、内閣府と文科省とでやり取りはあったが、規制委員会の決定には透明性があると、弁護することに終始した。  さぞ、官邸のポチを任じるNHK記者たちは、安倍から叱責を受けたことであろう。  クロ現+は永田町とは距離を置く社会部が中心の番組である。新聞社でも政治部を差し置いて政治問題に社会部が出張ってきたときは、世の中を動かす大ネタをつかんだ時である。  リクルート事件が有名だ。朝日新聞の社会部が動いたが、政治部は「未公開株? そんなことどこの企業でもやっていることだ」と、政界へ広がることなどないと高をくくっていたのだ。  NHK内部でも、官邸ベッタリの政治部を出し抜き、社会部が表に出てきたことで、朝日、東京、毎日とともに「もり・かけ」問題追及は次のステージへ移るだろう。メディアが独裁政権を倒す。そうなれば、官邸と組んだ政治部が長年牛耳ってきたNHKも大きく変わるかもしれない。  文春は「首相にとって今回のNHK報道が痛いのは、萩生田氏が自民党東京都連の中心人物ということだ。ただでさえ、都議選の情勢に加計学園問題が深刻な影響を及ぼし始めたところだった」と、この報道の深刻さを伝えている。  そうなればポスト安倍の争いが激化してくるはずだが、本来、そのキーマンになるはずだったのが谷垣禎一前幹事長である。  谷垣は自転車事故で「頚髄損傷」という重大な傷を負い、手術を経てリハビリ中だが、先週のポストがその姿をカメラに収めた。  リハビリ後、仮に谷垣が政界復帰するとどうなるのか。谷垣が所属している宏池会(岸田派)と合併して保守本流を再結集し、キングメーカーを目指している麻生太郎と谷垣は組むのだろうか。  車いすに乗ってでも谷垣が復帰し、もともと安倍嫌いの谷垣が麻生と手を組み、反安倍勢力をつくることになれば、あっという間に安倍一強時代は終わりを告げるはずだ。  その兆しがあちこちに見え始めた。岸田文雄外相までが「権力は大変恐ろしい、謙虚でなければ」といいだしたのだ。 「宏池会(岸田派)は今年で60周年を迎えた。宏池会を立ち上げた池田勇人総理が掲げたキャッチフレーズが『寛容と忍耐』だ。権力というのは大変恐ろしいものであり、権力を扱う者は謙虚でなければならない。寛容と忍耐でもって、権力を扱っていかなければならない。(宏池会は)こういった権力に対する謙虚さを持った政策集団だった。いま国際社会は大変不透明だ。国内政治もいろんな出来事の中で(安倍内閣の)支持率が下がり、いろんなことが議論されている。こういった不透明な時代だからこそ、宏池会の歴史を大事にしながら、日本の政治の行く末をしっかりとにらんで努力していきたいと思っている。(福島県郡山市で開かれた派閥所属議員のパーティーで)」(朝日新聞6月26日付)  ポストは、読売新聞や日経新聞の安倍支持率が他紙に比べて高いが、これは下駄をはかせているからだと断じ、その内訳を見てみろという。  読売の年代別の内閣支持率を見ると、60代は54%から36%へ急落している。20代は支持率60%台と高いが、20代は前回の選挙で投票したのは約412万人。それに比べると人口も多い60代は投票率68%、約3倍の1,220万人が投票している。  この数字を見てもわかるように、次の選挙が今あれば、自民大凋落はあり得るのだ。  その代替として都議選があるわけだが、どういう数字が出るのか。その数字によっては安倍の責任を問う声が自民党内でますます高まることになる。  さて、慶應義塾大学が塾長選で揺れている。それは5月に新塾長として長谷山彰前常任理事が就任したが、これまで塾長には、学内投票で1位になった候補者が就くのが慣例だったが、長谷山は2位だったのだ。  それがなぜか、評議員会で、2位の長谷山を次期塾長にすると議長から動議が出され、反対する声も多くあったのに、押し切ったというのである。  ちなみに1位の経済学部教授細田衛士は230票、2位の長谷山は213票だった。  一番の問題は、なぜ長谷山を塾長に選んだのかの説明がないことだ。『慶應塾生新聞』の記者がいうように、推薦委員会の「選挙の結果をそのまま尊重するのが原則とされるべきこと」という大方針をなぜ密室で説明もなしに通してしまったのかである。  1位と2位が僅差なら、もう一度2人を学内投票にかけるという選択肢があったはずだ。  私の経験からいうと、慶應の記事はあまり読まれない。早稲田は、いいことを書いたら読まれないが、批判すると学生やOBがけしからんと興味を示し、部数が出る。  朝日新聞を批判すると読まれるが、読売新聞の批判は読まれないのと同じである。  今回の塾長選をめぐるごたごただが、このまま立ち消えていくのか、塾生や教師たちが「おかしい」と立ち上がるのか、興味深い。  さて、フライデーの今週のゲス男は「おばたのお兄さん」というモノマネ芸人らしい。デジタル・フライデーから。 「『彼が山崎アナと交際中だという報道を見て、ショックでした。私には「彼女はいない」と言っていたのに…』吉木りさ似の20代美女・Aさんは本誌にこう告発する。彼女の怒りの矛先は、小栗旬のモノマネで人気の芸人・おばたのお兄さん(29)。先日、『女性セブン』でフジテレビの山崎夕貴アナ(29)との熱愛が報じられたばかりのオトコだ。そんな彼が、あろうことか山崎アナと親密な関係になっていたころ、自分のファンにも手を出していたというのだ。ツイッターのダイレクトメッセージを通じて知り合った二人が関係を持ったのは、5月上旬。地方に住むAさんが彼のライブ観劇のために上京した際のことだった。『ライブ後に、おばたのお兄さんから「もうホテルは決まったの?」とメッセージが送られてきたんです。ホテルに来た彼は、「この部屋暑くない? 野球拳しようよ!」と誘ってきた。セックスが終わると、「終電で帰らなきゃ。今度東京に来たら連絡して。次はウチに泊めてあげる」と言い残して帰っていきました』」  いつもいうが、こんなのに騙される方が悪いんと違うかな。  さて、東京女子医大といえば、日本の名門中の名門病院である。そこが、現代が入手した決算報告書によれば、「平成28年度の収支差額は22億円の赤字で3年連続の赤字になりました」「3年連続の赤字により、現在の本学には現預金の余裕は全くありません」  何しろ、平成27年度の外来患者数が、前年度比11万2,492人の減少。平成28年度が前年度比8万1,821人の減少というのだ。  これは14年2月に、2歳の男児が麻酔薬「プロポフォール」を大量投与され、容態が急変したにもかかわらず適切な処置がとられず死亡した医療事故があったため、厚労省はこれを問題視して「特定機能病院」の承認を取り消してしまったことが大きく影響している。  病院も営利企業だから、収入が減ればやることは決まっている。給与や賞与を減らすため、人材が流出してしまっているのだ。  特にスキルのある看護師が辞めていくため、チーム医療ができなくなっているという。  あの名門病院が、患者からの信用を失い凋落していく。女子医大が潰れることにでもなれば、東京、特に新宿に隣接している区の患者には大きな不安材料になる。何とかしてほしいものである。  先週新潮は、結婚記念日の深夜に起きた安倍首相の「緊急事態」を報じた。その新潮が今週も、15日に行われた都内のホテルでの朝食会で、安倍に長く仕えてきた秘書が、当夜、「もともと痛めていた五十肩がひどくなって、診に来てもらった」と、急の来訪者の存在を認めたと報じている。  政権末期にはさまざまな情報が飛び交うものだが、安倍もそういう時期になったのであろう。  内閣支持率の急落、加計学園問題の波及、都議選への不安、7月初めからのG20と続くのは、第一次政権を投げ出した当時と酷似している。  文春は、前川前次官の「出会い系の店通い」を報じた読売新聞が、読者からの厳しい批判にさらされ、記事当日から1週間分の意見がまとめられた内部資料「東京・読者センター週報」を手に入れたという。  それには東京・大阪・西部3本社に寄せられた読者の意見を紹介したもので、加計学園と前川前次官関連は594件。北朝鮮問題が61件だから、その多さがわかるはずだ。  そのうち9割近くが批判的な意見だという。しかもこの記事は、現役の読売の記者にいわせると、白石興二郎会長が社長の時、第三者機関で事前に記事を審査するシステム「適正報道委員会」を作ったが、そこを通していないというのである。  官邸のリークの疑いがあり、買春の裏も取れていない、前川本人の話も聞けていないのでは、通さなかったのではなく、通せないからスルーしてしまったということであろう。  だが、この記事を読んで、匿名で内部を批判する記者はいるが、堂々と名前を出して批判する、こんな社は辞めてやるという記者がなぜ出てこないのだろう。  今一度、本田靖春が正力社主の新聞私物化に対して声を上げ、社を辞した理由をあげておく。 「自分が現に関わっている身内的問題について、言論の自由を行使できない人間が、社会ないし国家の重大問題について、主張すべきことをしっかり主張できるか」(『我、拗ね者として生涯を閉ず』より)  6月22日の朝、フジテレビの『とくダネ!』をつけたら、冒頭いきなり小倉智昭が「私も文春砲にやられました」と話し出した。  なんでも、20歳以上下の人妻記者と2人きりで食事したり、事務所に入ったまま2時間も電気を消して出てこなかったりしている。「密会」しているに違いないと書かれたという。  それに対して小倉は、2人きりではなくてマネジャーがいつもいる。事務所にはミニシアターがあり、映画を見ているから暗いのは当たり前などだと弁解した。  それに僕は膀胱がんだから、そっちのほうはダメだと、いわなくてもいいことまで付け加えたが、目は笑っていなかった。この「古希の恋」は本物なのだろうか。  だいぶ昔になる。小倉は大橋巨泉事務所にいた。確かフライデーだったと思うが、小倉が浮気をしているところを撮られたが、なんとかしてくれないかという電話が巨泉事務所からあったと記憶している。  話を聞くと、浮気は事実だが、小倉に謝らせるからボツにしてくれないかというのだった。そこでフライデーに連絡して、話だけでも聞いてやってくれといった覚えがある。掲載されたかどうかは記憶にないが、そんなことを思い出した。  文春によれば、女性は大手新聞社のA子で40代の人妻、身長170cmほどのスレンダー美人だという。  小倉は中野坂上で焼き肉屋を経営し、その上が事務所になっている(私の家と近い)。5月31日の午後7時前、黒のキャップに青い柄のシャツを着た小倉が事務所の前でキョロキョロしながらあたりを警戒していた。  その少し前にA子が中野坂上駅から歩いて来たが、わざわざ反対側の歩道へ渡ったりと、おかしな動き方をしながら小倉の事務所へ入って行った。  文春によると、A子が訪れるときは決まって、マネジャーをはじめスタッフを全員退社させるそうだ。  その後、2人は別々に近くのイタリアンレストランへ行き、食事をするが、戻るときにも右、左に別れて事務所へ。約1時間後、小倉がタクシーを拾い、A子の自宅前で彼女を降ろし、自分は練馬の自宅へ帰っていったという。  フジテレビの関係者によれば、彼女とは食事だけでなく、ゴルフやジャズのコンサートにも連れ出す、小倉の「いつでもそばにいる」存在だそうだ。  文春が見ている限りでも、1月には4回、そのうち2回は事務所で「密会」しているという。  小倉は文春の直撃に、耳まで紅潮させて「やましい関係なんてない」「一緒にいて楽しい人、親友」と男女の仲を否定している。ここでも「がんだから、そんなことができる状況ではない」と、いっている。  親しい新聞記者なら、女性であってもこそこそする必要はないはずである。豪華なシアタールームで映画か音楽を聴いていたというのも、そういうときに備えて「いい訳できる」部屋を作っていたのではないかと邪推できる。部屋の写真を見ると、ゆったりしたソファーが2組あるだけだから、どんなことにも使えそうではある。  第一、人妻相手に忍んで会ったりして「W不倫」を疑われるような行動は公人として慎むべきであるはずだ。  慎まない、俺は彼女が好きだというなら堂々としていたらいい。70ジジイがいまさらこそこそ「逢引する」なぞ、カッコいいものではない。  次々に不祥事が明るみに出るフジテレビだが、今やフジの顔ともいうべき小倉のスキャンダルがフジをどん底まで落とすことになるかもしれない。  今週の第1位は文句なしにこれだ。とんでもない爆弾が破裂したものだ。自民党の豊田真由子衆院議員(42)が、車の中で55歳の政策秘書へ浴びせた罵詈雑言がテレビやYoutubeを通じて日本中に流れたのである。 「この、ハゲーーーーっ!」「おー! おまえはどれだけあたしの心を叩いてる!」「お前が受けてる痛みがなんだ! あたしが受けてる痛みがどれぐらいあるか、お前分かるかこの野郎!!」「このキチガイが!!!」  果ては「お前の娘がさ、通り魔に強姦されてさ、死んだと。いや犯すつもりはなかったんです。合意の上です。殺すつもりはなかったんですと。腹立たない?」。  こう絶叫しながら、豊田センセイは秘書の頭をボコボコにしたのである。激した理由は、支持者に送ったバースデーカード何十枚かの宛先が間違っていたことだという。ここまで怒ることなのだろうか。  このセンセイ、名門高校から東大法学部、ハーバード大学院留学までして、厚労省のキャリアから代議士に転身したピッカピカの経歴の持ち主。  だが以前から、ここは秘書がいつかず、当選して以来100人以上が逃げ出していると評判だった。  そのセンセイの怒声が朝から晩までテレビから聞こえてくるのだ。以前、兵庫県議会の野々村竜太郎議員の「号泣記者会見」が日本中の爆笑を買ったが、それを超える、ものすごい見世物である。  しかも出来の悪さでは群を抜いているといわれる安倍チルドレン「魔の2回生」。ゲス不倫の宮崎謙介、重婚の中川俊直、路チューの中川郁子など錚々たるメンツがいるが、この件で、豊田が断トツトップに立った。  秘書は警察に被害届を出すらしいから、受理されれば傷害罪が成立するかもしれない。豊田は早速離党届を出し、安倍首相は「やむを得ない」といったそうだが、腹の中は煮えくり返っていることだろう。  私には既視感がある。事務所費問題を追及され、絆創膏を貼ってテレビに出た赤城徳彦農水相である。この直後の参議院選で安倍は惨敗し、政権をおっぽり出すことになっていった。  今回は国政選挙はないが、豊田の絶叫で都議選での自民党の敗けは決まったも同然だろう。歴史は繰り返すものである。  ところで、新潮はネット版で豊田の声を流していたが、なぜ、CDにして付録につけなかったのだろう。今は安くCDに焼くことができる。残念だが、この面白さは活字を読んでも伝わらない。  CDを付け、発売数日後にテレビが流すことを許可してあげれば、部数が数万部は跳ね上がったと思う。私だったらそうしたが、惜しいことをした。これを機に、フライデーをはじめ、各週刊誌は「記事の見える化、聞ける化」を考えたほうがいい。自社サイトの会員になってもらうために使うよりも、ネット弱者でもすぐに聞けるCDやDVDはまだまだ拡材として使えると思う。 【巻末付録】  まずは現代から。巻頭で撮り下ろし「女子ゴルフ界に大旋風を巻き起こす アン・シネ セクシークイーン 可憐すぎる初グラビア」。  アン・シネの人気はすごいようだ。ゴルフの腕前ではない。そのセクシーな容姿とミニスカートからのぞくパンチラが何ともいえないという。  その彼女をいち早くグラビアにゲットした現代はいい。だが、案外、さほどセクシーでも可愛いわけでもないのは意外だ。  やはり彼女は、ヘタでも芝の女王のほうがいい。それがわかっただけでもこのグラビアの価値はある。  後半は「篠崎愛」「鷲尾老人コレクション」と続き、袋とじが私も好きだった「ピンク・レディーMIE 『たった一度のヌード』を独占スクープ公開!」。いい女だったな。この写真は昔見た記憶があるが、衝撃だった。いい女はヘアが見えなくてもいい女だ。  ポストはいつもおんなじ西田幸樹の「なおん 千瑛さん」。写真は迫力がある。  後半は「裸の履歴書 五月みどり」。これがいい。彼女が43歳の時だそうだが、熟れきって食べごろなのが写真から伝わってくる。80歳になったら脱いでもいいとおつしゃっている。いくつでもいいから脱いでおくれ。私は見るからね。 「見たくありませんか? この女のセックス もえさん(20歳)」「完熟ヘアヌード 甲賀瑞穂 43」。袋とじは「紺野美沙子 23歳」。紺野というのは私の好みではなかった。どうでもいいことだが。  ということで、今週はMIEが断トツにいい。よって現代の勝ちだ。 (文=元木昌彦)

「この、ハゲーーーーっ!」女性議員の絶叫は自民党の断末魔!? 都議選への影響は……

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「週刊新潮」(6/29号、新潮社)
今週の注目記事・第1位 「『豊田真由子』その女代議士、凶暴につき」(「週刊新潮」6/29号) 同・第2位 「小倉智昭“古希の恋”」(「週刊文春」6/29号) 同・第3位 「読売『内部文書』スッパ抜き!」(「週刊文春」6/29号) 同・第4位 「『安倍総理』隠しきれない深刻病状」(「週刊新潮」6/29号) 同・第5位 「赤字22億円! このままでは名門『東京女子医大』が潰れる」(「週刊現代」7/8号) 同・第6位 「山崎夕貴アナ、さっそく裏切られた おばたのお兄さんに浮気発覚!」(「フライデー」7/7号) 同・第7位 「慶應義塾『疑惑の塾長選』ウラ側」(「週刊現代」7/8号) 同・第8位 「安倍支持率急降下 隠された『真実』」(「週刊ポスト」7/7号) 同・第9位 「『愛してる』と言って旅立った小林麻央さんがくれた笑顔と勇気」(「AERA」7/3号) 同・第10位 「『野際陽子』元夫『千葉真一』インタビュー」(「週刊新潮」6/29号) 同・第11位 「自民が小池都民ファーストに完敗」(「週刊現代」7/8号) 同・第12位 「習近平が激怒した『中国海軍空母』の“盗撮”写真」(「週刊ポスト」7/7号) 同・第13位 「本誌直撃で『結婚発表』NMB須藤凛々花のアイドル哲学」(「週刊文春」6/29号) 同・第14位 「田中角栄『真紀子はゴリラみたい』」(「週刊文春」6/29号) 同・第15位 「『死を告げられても人の声は聞こえている』という学説を検証する」(「週刊ポスト」7/7号) 同・第16位 「高血圧、糖尿病、肥満、骨粗しょう症に酢が効く!」(「週刊文春」6/29号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  先週の金曜日は日本列島中が爆笑と号泣に包まれた一日であった。「このハゲ!」という女代議士センセイの怒声がテレビで流され、みんなが爆笑、嘲笑したと思ったら、市川海老蔵が記者会見で、妻の真央が亡くなったことを発表すると、日本中が悲嘆の涙にくれた。  この話題には後で触れるとして、文春の健康ものからいこう。  酢が効くと文春が特集している。酢の効能は昔からいわれている。疲労回復。殺菌・防腐効果。食欲増進。骨粗しょう症にも効果がある。内臓脂肪の減少や高めの血圧の低下など、万能のようだ。  酢を摂るのは血管の過剰な収縮を押さえて血流を流れやすくするから、夕食後がいいそうだ。  安い穀物酢でも効果は十分。摂り続けることが大事。そのまま飲むのは、胃や喉を痛める危険があるからやめた方がいいそうだ。酢をグレープフルーツジュースに入れて飲むと酸味がやや濃くなる程度だから、飲みやすいという。  私も酢が好きだが、生野菜に塩と胡椒、それにワインビネガーをかけて食べるのがいい。今夜は梅干しとモズク酢、それに酢トマトで一杯やりますかね。酢っぱいは成功のもと。なんちゃって。  ポストは死の瞬間も声だけは聞こえているというのは、あり得ると特集している。  医学博士の志賀貢は、2007年の「TIME」に掲載された、複数の米病院からの調査報告によれば、病気や事故で心肺停止が起こり、緊急治療によって蘇生した人の4~18%が「誰かが耳元で名前を呼んでいるのが聞こえた」と証言していると話す。  心臓が止まり、脳に血流が行かなくなっても脳が活動を維持していることを示す興味深い研究結果だと、東海大学健康科学部の渡辺俊之教授もいっている。  70代の女性が、死の直後、旦那さんから「愛してるよ、生まれ変わっても君と一緒になりたい」といわれると、表情が緩み、頬が赤らんだというケースもあったという。  だから、死んだ直後に、死者の悪口など言うと聞こえているかもしれないのだ。  海老蔵は記者会見で、真央が死ぬ直前に「愛している」といったと語っていた。これは逆のケースだが、死ぬ間際に本心が出るのかもしれない。  俺が死んだらカミさんはなんというだろう。しばらく生きていて聞いてやろうか。いや、知らない方がいいだろうな。  文春が田中角栄の未公開インタビューをやっている。聞くべきことはないが、ここだけはおもしろい。 「うちの娘(真紀子)は、軍鶏、ゴリラみたいなものだから」  ゴリラも老けましたよ、お父さん。  これは「名言」だ。「我慢できる恋愛は恋愛じゃない」。大阪市・難波にある専用劇場「NMB48劇場」を拠点とし近畿地方を中心に活動しているNMB48の“爆弾娘”須藤凜々花(20)の発言だ。  その須藤、文春には彼氏とお泊りしている写真を撮られているが、SEXしたい気持ちを我慢することはない。お爺ちゃんも若いときはな……。  ところでまたこんな事件が起きた。 「24日午後8時15分ごろ、千葉市美浜区の幕張メッセで行われていたアイドルグループ『欅坂46』の握手会会場で『発煙筒を投げこんだ男がいる』と消防署に通報があった。 千葉県警千葉西署員らが駆けつけたところ、イベントスタッフに取り押さえられた男が果物ナイフを所持しており、同署は銃刀法違反の現行犯で男を逮捕した。逮捕されたのは自称札幌市白石区の無職、阿部凌平容疑者(24)。調べに容疑を認め、女性アイドル名を挙げて『殺そうと思った』などと供述しているという」(朝日新聞6月25日付)  触れるアイドルというAKB商法はもはや限界だと思う。握手するために大量のCDなどを買わされ、ほんの数十秒手を触れるだけではフラストレーションがたまるのは無理ない。  だから不法行為を行っていいということでは絶対ないが、こんなことを続けていると必ず、逆恨みしたりする男によってケガをしたり、もっと深刻なことになりかねない。  秋元康のひねり出した悪だくみ商法は見事だったが、もはや限界であろう。彼女たちの身の安全が100%確保されるような体制を取らないと、さらに悲劇的な事件が起こる。即刻止めるべきだ。  さて、中国を訪れている日本人が次々拘束されている。だが、その拘束の理由がよくわからない。  ポストによると、6人ともいわれる日本人は、スパイではないと思われるが、彼らが拘束されている山東省や海南省は中国海軍所属の潜水艦や空母が拠点とする軍港などがあるところで、警備が強化されており、それで引っかかったのではないかと推測する。  そのきっかけは、昨年12月10日に共同通信が配信した記事がきっかけだったのではないかとポストはいう。  それは、中国が遼寧省大連で建造している初の国産空母の船体と艦橋がほぼ完成したというもので、写真を付けて報じた。  だが、この写真が習近平の怒りを買ったというのである。なぜなら専門家が見ると、これは米空母と比べるとはるかに見劣りし、時代遅れの張りぼてのようなものだったからだ。  そんな写真をスクープした日本に対して報復のため、日本人を拘束したのであろうか。  情報がまったくない中、一つの見方ではある。  ところで都議選がスタートしたが、豊洲移転問題で移転はするが築地も残すという小池都知事の「決断」がすこぶる不評である。  都民ファ優位が揺らいできた。それはそうだろう。あれだけ引き延ばしてきて、豊洲に移転します、築地も残しますはない。それも築地を整備して「食のワンダーランドにします」とは、なんという無責任ないい方だ。  小池の優柔不断によって生じた損害は、市場関係者への補償、耐震工事といった暫定的な工事費用を合わせると、約125億円にもなるという試算もある。「新潮45」(7月号)のタイトルではないが「がっかり『小池百合子』劇場」である。 「BuzzFeedNEWS」(6月18日)で、リスク論の第一人者である中西準子がいっているように、「小池都知事やメディアが、あたかも(豊洲の=筆者注)リスクがあるようにいっていますが、どこにリスクがあるのか、一言もいっていません。結論からいえば、豊洲市場は安全であり、土壌調査にしても、地下水調査にしても、基準値を超えたからといって即座に危険とはなりません」。結論はとうに出ていたのである。  それを自分ファーストで、結論をあいまいにしたまま延ばしてきた。都議選の争点にするなど許されないという批判が高まり、仕方なく、どっちも残すという市場関係者も都民をも愚弄するバカな「結論」しか出せなかったのだ。  決断も自分の立ち位置も決められない知事ということがよく分かった。  正直なもので、小池都知事の支持率が下がり始めた。小池都民ファーストの会が圧勝するという見方は揺らいできたが、現代は今なお、都民ファは圧勝するといっている。  現代によると都民ファが55議席、自民が23減らして34議席、公明党が1増で23議席、民進党は14も減らして4議席と予想する。  だが解せないのは、共産党が7減らして10議席という予測だ。  安倍の悪臭がする自民党は嫌だ、民進党も崩壊寸前。そうなると正しい野党として、自民や都民ファを批判、監視できるのは共産党しかないのではないか。私はそう考え、自民、都民ファも嫌だという票は共産党に行くしかない。そう思うのだが、いかがだろうか。  女優・野際陽子が亡くなったが、新潮で野際と結婚していた俳優・千葉真一がこう語っている。 「別れて、亭主とか周りに気兼ねがなくなって、自由野際奔放に生きている感じがした。溌剌としていたよね。それが演技に出ていて、実際、売れたよね。あぁ、陽子は、俺と結婚していない方が良かったんだ……そう思ったよ」  最後の作品になった『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)の野際は表情が乏しく、病気の深刻さを伺わせていたが、また一人魅力的な女性を失ってしまった。  さて、23日、金曜日に市川海老蔵が緊急会見を開いた。その直前、海老蔵はブログに「一番泣いた日」と書いた。  愛妻で乳がんを患っていた小林麻央が22日夜、旅立ったことを、溢れる涙を拭きながら報告した。  まだ34歳の若さだった。会見を開いた海老蔵は、真央が死ぬ間際に「愛している」と海老蔵にいったと話している。  会見を見ていた者はみな泣いた。幼子2人を残して逝く彼女の心残りは、生きている者には想像さえつかない。 「妻には笑顔と勇気と愛情をもらった」。あの半グレのような若い頃の海老蔵を、ここまでに成長させた妻・麻央は素晴らしい人だったと思う。  AERAによると、麻央のブログには現在250万人の読者がいるという。  同誌では10年に麻央が12回の対談をしていた。作家・渡辺淳一に、なぜ2~3回会っただけで海老蔵と結婚しようと思ったのかと聞かれて、こう答えている。 「もし運命とかそういう言葉があるなら、本当にあるんだなという気持ちです」  最後のブログ(6月20日)にはこう書いていた。 「皆様にも、今日、笑顔になれることがありますように」  麻央の笑顔は永久に見ることができなくなってしまった。ご冥福をお祈りする。  さて、NHKが加計学園問題でまたスクープを飛ばした。6月19日夜の『クローズアップ現代+』で、加計学園の獣医学部新設について、首相側近の萩生田光一官房副長官が文科省局長に、学部新設について「官邸は絶対やるといっている」「総理は『平成30年(2018年)4月開学』とおしりを切っていた」などと、首相の意向を伝えていた内容を記録していた文書の存在が明らかになったと報じたのである。  萩生田は全否定し、松野博一文科相は内容が不正確だったと萩生田に謝ったが、茶番である。これで安倍首相の指示で萩生田が動いたことが99%証明された。  その日の夜、安倍首相が記者会見して、支持率が落ちているからだろう、自らが関与していたと疑われている加計学園問題について「政府への不信を招いた」などと珍しくしおらしく謝罪した。そこへ身内だと思っていたNHKが安倍政権を追い込むスクープをものにしたのだ。  番組には社会部記者と政治部記者が出演し、社会部はこの文書が複数の文科省職員のパソコンに保存されていたこと、内容が正しいことを現役の文科省職員が証言していると、この報道を裏付ける解説をした。  一方、政治部は安倍官邸の代理人のように、内閣府と文科省とでやり取りはあったが、規制委員会の決定には透明性があると、弁護することに終始した。  さぞ、官邸のポチを任じるNHK記者たちは、安倍から叱責を受けたことであろう。  クロ現+は永田町とは距離を置く社会部が中心の番組である。新聞社でも政治部を差し置いて政治問題に社会部が出張ってきたときは、世の中を動かす大ネタをつかんだ時である。  リクルート事件が有名だ。朝日新聞の社会部が動いたが、政治部は「未公開株? そんなことどこの企業でもやっていることだ」と、政界へ広がることなどないと高をくくっていたのだ。  NHK内部でも、官邸ベッタリの政治部を出し抜き、社会部が表に出てきたことで、朝日、東京、毎日とともに「もり・かけ」問題追及は次のステージへ移るだろう。メディアが独裁政権を倒す。そうなれば、官邸と組んだ政治部が長年牛耳ってきたNHKも大きく変わるかもしれない。  文春は「首相にとって今回のNHK報道が痛いのは、萩生田氏が自民党東京都連の中心人物ということだ。ただでさえ、都議選の情勢に加計学園問題が深刻な影響を及ぼし始めたところだった」と、この報道の深刻さを伝えている。  そうなればポスト安倍の争いが激化してくるはずだが、本来、そのキーマンになるはずだったのが谷垣禎一前幹事長である。  谷垣は自転車事故で「頚髄損傷」という重大な傷を負い、手術を経てリハビリ中だが、先週のポストがその姿をカメラに収めた。  リハビリ後、仮に谷垣が政界復帰するとどうなるのか。谷垣が所属している宏池会(岸田派)と合併して保守本流を再結集し、キングメーカーを目指している麻生太郎と谷垣は組むのだろうか。  車いすに乗ってでも谷垣が復帰し、もともと安倍嫌いの谷垣が麻生と手を組み、反安倍勢力をつくることになれば、あっという間に安倍一強時代は終わりを告げるはずだ。  その兆しがあちこちに見え始めた。岸田文雄外相までが「権力は大変恐ろしい、謙虚でなければ」といいだしたのだ。 「宏池会(岸田派)は今年で60周年を迎えた。宏池会を立ち上げた池田勇人総理が掲げたキャッチフレーズが『寛容と忍耐』だ。権力というのは大変恐ろしいものであり、権力を扱う者は謙虚でなければならない。寛容と忍耐でもって、権力を扱っていかなければならない。(宏池会は)こういった権力に対する謙虚さを持った政策集団だった。いま国際社会は大変不透明だ。国内政治もいろんな出来事の中で(安倍内閣の)支持率が下がり、いろんなことが議論されている。こういった不透明な時代だからこそ、宏池会の歴史を大事にしながら、日本の政治の行く末をしっかりとにらんで努力していきたいと思っている。(福島県郡山市で開かれた派閥所属議員のパーティーで)」(朝日新聞6月26日付)  ポストは、読売新聞や日経新聞の安倍支持率が他紙に比べて高いが、これは下駄をはかせているからだと断じ、その内訳を見てみろという。  読売の年代別の内閣支持率を見ると、60代は54%から36%へ急落している。20代は支持率60%台と高いが、20代は前回の選挙で投票したのは約412万人。それに比べると人口も多い60代は投票率68%、約3倍の1,220万人が投票している。  この数字を見てもわかるように、次の選挙が今あれば、自民大凋落はあり得るのだ。  その代替として都議選があるわけだが、どういう数字が出るのか。その数字によっては安倍の責任を問う声が自民党内でますます高まることになる。  さて、慶應義塾大学が塾長選で揺れている。それは5月に新塾長として長谷山彰前常任理事が就任したが、これまで塾長には、学内投票で1位になった候補者が就くのが慣例だったが、長谷山は2位だったのだ。  それがなぜか、評議員会で、2位の長谷山を次期塾長にすると議長から動議が出され、反対する声も多くあったのに、押し切ったというのである。  ちなみに1位の経済学部教授細田衛士は230票、2位の長谷山は213票だった。  一番の問題は、なぜ長谷山を塾長に選んだのかの説明がないことだ。『慶應塾生新聞』の記者がいうように、推薦委員会の「選挙の結果をそのまま尊重するのが原則とされるべきこと」という大方針をなぜ密室で説明もなしに通してしまったのかである。  1位と2位が僅差なら、もう一度2人を学内投票にかけるという選択肢があったはずだ。  私の経験からいうと、慶應の記事はあまり読まれない。早稲田は、いいことを書いたら読まれないが、批判すると学生やOBがけしからんと興味を示し、部数が出る。  朝日新聞を批判すると読まれるが、読売新聞の批判は読まれないのと同じである。  今回の塾長選をめぐるごたごただが、このまま立ち消えていくのか、塾生や教師たちが「おかしい」と立ち上がるのか、興味深い。  さて、フライデーの今週のゲス男は「おばたのお兄さん」というモノマネ芸人らしい。デジタル・フライデーから。 「『彼が山崎アナと交際中だという報道を見て、ショックでした。私には「彼女はいない」と言っていたのに…』吉木りさ似の20代美女・Aさんは本誌にこう告発する。彼女の怒りの矛先は、小栗旬のモノマネで人気の芸人・おばたのお兄さん(29)。先日、『女性セブン』でフジテレビの山崎夕貴アナ(29)との熱愛が報じられたばかりのオトコだ。そんな彼が、あろうことか山崎アナと親密な関係になっていたころ、自分のファンにも手を出していたというのだ。ツイッターのダイレクトメッセージを通じて知り合った二人が関係を持ったのは、5月上旬。地方に住むAさんが彼のライブ観劇のために上京した際のことだった。『ライブ後に、おばたのお兄さんから「もうホテルは決まったの?」とメッセージが送られてきたんです。ホテルに来た彼は、「この部屋暑くない? 野球拳しようよ!」と誘ってきた。セックスが終わると、「終電で帰らなきゃ。今度東京に来たら連絡して。次はウチに泊めてあげる」と言い残して帰っていきました』」  いつもいうが、こんなのに騙される方が悪いんと違うかな。  さて、東京女子医大といえば、日本の名門中の名門病院である。そこが、現代が入手した決算報告書によれば、「平成28年度の収支差額は22億円の赤字で3年連続の赤字になりました」「3年連続の赤字により、現在の本学には現預金の余裕は全くありません」  何しろ、平成27年度の外来患者数が、前年度比11万2,492人の減少。平成28年度が前年度比8万1,821人の減少というのだ。  これは14年2月に、2歳の男児が麻酔薬「プロポフォール」を大量投与され、容態が急変したにもかかわらず適切な処置がとられず死亡した医療事故があったため、厚労省はこれを問題視して「特定機能病院」の承認を取り消してしまったことが大きく影響している。  病院も営利企業だから、収入が減ればやることは決まっている。給与や賞与を減らすため、人材が流出してしまっているのだ。  特にスキルのある看護師が辞めていくため、チーム医療ができなくなっているという。  あの名門病院が、患者からの信用を失い凋落していく。女子医大が潰れることにでもなれば、東京、特に新宿に隣接している区の患者には大きな不安材料になる。何とかしてほしいものである。  先週新潮は、結婚記念日の深夜に起きた安倍首相の「緊急事態」を報じた。その新潮が今週も、15日に行われた都内のホテルでの朝食会で、安倍に長く仕えてきた秘書が、当夜、「もともと痛めていた五十肩がひどくなって、診に来てもらった」と、急の来訪者の存在を認めたと報じている。  政権末期にはさまざまな情報が飛び交うものだが、安倍もそういう時期になったのであろう。  内閣支持率の急落、加計学園問題の波及、都議選への不安、7月初めからのG20と続くのは、第一次政権を投げ出した当時と酷似している。  文春は、前川前次官の「出会い系の店通い」を報じた読売新聞が、読者からの厳しい批判にさらされ、記事当日から1週間分の意見がまとめられた内部資料「東京・読者センター週報」を手に入れたという。  それには東京・大阪・西部3本社に寄せられた読者の意見を紹介したもので、加計学園と前川前次官関連は594件。北朝鮮問題が61件だから、その多さがわかるはずだ。  そのうち9割近くが批判的な意見だという。しかもこの記事は、現役の読売の記者にいわせると、白石興二郎会長が社長の時、第三者機関で事前に記事を審査するシステム「適正報道委員会」を作ったが、そこを通していないというのである。  官邸のリークの疑いがあり、買春の裏も取れていない、前川本人の話も聞けていないのでは、通さなかったのではなく、通せないからスルーしてしまったということであろう。  だが、この記事を読んで、匿名で内部を批判する記者はいるが、堂々と名前を出して批判する、こんな社は辞めてやるという記者がなぜ出てこないのだろう。  今一度、本田靖春が正力社主の新聞私物化に対して声を上げ、社を辞した理由をあげておく。 「自分が現に関わっている身内的問題について、言論の自由を行使できない人間が、社会ないし国家の重大問題について、主張すべきことをしっかり主張できるか」(『我、拗ね者として生涯を閉ず』より)  6月22日の朝、フジテレビの『とくダネ!』をつけたら、冒頭いきなり小倉智昭が「私も文春砲にやられました」と話し出した。  なんでも、20歳以上下の人妻記者と2人きりで食事したり、事務所に入ったまま2時間も電気を消して出てこなかったりしている。「密会」しているに違いないと書かれたという。  それに対して小倉は、2人きりではなくてマネジャーがいつもいる。事務所にはミニシアターがあり、映画を見ているから暗いのは当たり前などだと弁解した。  それに僕は膀胱がんだから、そっちのほうはダメだと、いわなくてもいいことまで付け加えたが、目は笑っていなかった。この「古希の恋」は本物なのだろうか。  だいぶ昔になる。小倉は大橋巨泉事務所にいた。確かフライデーだったと思うが、小倉が浮気をしているところを撮られたが、なんとかしてくれないかという電話が巨泉事務所からあったと記憶している。  話を聞くと、浮気は事実だが、小倉に謝らせるからボツにしてくれないかというのだった。そこでフライデーに連絡して、話だけでも聞いてやってくれといった覚えがある。掲載されたかどうかは記憶にないが、そんなことを思い出した。  文春によれば、女性は大手新聞社のA子で40代の人妻、身長170cmほどのスレンダー美人だという。  小倉は中野坂上で焼き肉屋を経営し、その上が事務所になっている(私の家と近い)。5月31日の午後7時前、黒のキャップに青い柄のシャツを着た小倉が事務所の前でキョロキョロしながらあたりを警戒していた。  その少し前にA子が中野坂上駅から歩いて来たが、わざわざ反対側の歩道へ渡ったりと、おかしな動き方をしながら小倉の事務所へ入って行った。  文春によると、A子が訪れるときは決まって、マネジャーをはじめスタッフを全員退社させるそうだ。  その後、2人は別々に近くのイタリアンレストランへ行き、食事をするが、戻るときにも右、左に別れて事務所へ。約1時間後、小倉がタクシーを拾い、A子の自宅前で彼女を降ろし、自分は練馬の自宅へ帰っていったという。  フジテレビの関係者によれば、彼女とは食事だけでなく、ゴルフやジャズのコンサートにも連れ出す、小倉の「いつでもそばにいる」存在だそうだ。  文春が見ている限りでも、1月には4回、そのうち2回は事務所で「密会」しているという。  小倉は文春の直撃に、耳まで紅潮させて「やましい関係なんてない」「一緒にいて楽しい人、親友」と男女の仲を否定している。ここでも「がんだから、そんなことができる状況ではない」と、いっている。  親しい新聞記者なら、女性であってもこそこそする必要はないはずである。豪華なシアタールームで映画か音楽を聴いていたというのも、そういうときに備えて「いい訳できる」部屋を作っていたのではないかと邪推できる。部屋の写真を見ると、ゆったりしたソファーが2組あるだけだから、どんなことにも使えそうではある。  第一、人妻相手に忍んで会ったりして「W不倫」を疑われるような行動は公人として慎むべきであるはずだ。  慎まない、俺は彼女が好きだというなら堂々としていたらいい。70ジジイがいまさらこそこそ「逢引する」なぞ、カッコいいものではない。  次々に不祥事が明るみに出るフジテレビだが、今やフジの顔ともいうべき小倉のスキャンダルがフジをどん底まで落とすことになるかもしれない。  今週の第1位は文句なしにこれだ。とんでもない爆弾が破裂したものだ。自民党の豊田真由子衆院議員(42)が、車の中で55歳の政策秘書へ浴びせた罵詈雑言がテレビやYoutubeを通じて日本中に流れたのである。 「この、ハゲーーーーっ!」「おー! おまえはどれだけあたしの心を叩いてる!」「お前が受けてる痛みがなんだ! あたしが受けてる痛みがどれぐらいあるか、お前分かるかこの野郎!!」「このキチガイが!!!」  果ては「お前の娘がさ、通り魔に強姦されてさ、死んだと。いや犯すつもりはなかったんです。合意の上です。殺すつもりはなかったんですと。腹立たない?」。  こう絶叫しながら、豊田センセイは秘書の頭をボコボコにしたのである。激した理由は、支持者に送ったバースデーカード何十枚かの宛先が間違っていたことだという。ここまで怒ることなのだろうか。  このセンセイ、名門高校から東大法学部、ハーバード大学院留学までして、厚労省のキャリアから代議士に転身したピッカピカの経歴の持ち主。  だが以前から、ここは秘書がいつかず、当選して以来100人以上が逃げ出していると評判だった。  そのセンセイの怒声が朝から晩までテレビから聞こえてくるのだ。以前、兵庫県議会の野々村竜太郎議員の「号泣記者会見」が日本中の爆笑を買ったが、それを超える、ものすごい見世物である。  しかも出来の悪さでは群を抜いているといわれる安倍チルドレン「魔の2回生」。ゲス不倫の宮崎謙介、重婚の中川俊直、路チューの中川郁子など錚々たるメンツがいるが、この件で、豊田が断トツトップに立った。  秘書は警察に被害届を出すらしいから、受理されれば傷害罪が成立するかもしれない。豊田は早速離党届を出し、安倍首相は「やむを得ない」といったそうだが、腹の中は煮えくり返っていることだろう。  私には既視感がある。事務所費問題を追及され、絆創膏を貼ってテレビに出た赤城徳彦農水相である。この直後の参議院選で安倍は惨敗し、政権をおっぽり出すことになっていった。  今回は国政選挙はないが、豊田の絶叫で都議選での自民党の敗けは決まったも同然だろう。歴史は繰り返すものである。  ところで、新潮はネット版で豊田の声を流していたが、なぜ、CDにして付録につけなかったのだろう。今は安くCDに焼くことができる。残念だが、この面白さは活字を読んでも伝わらない。  CDを付け、発売数日後にテレビが流すことを許可してあげれば、部数が数万部は跳ね上がったと思う。私だったらそうしたが、惜しいことをした。これを機に、フライデーをはじめ、各週刊誌は「記事の見える化、聞ける化」を考えたほうがいい。自社サイトの会員になってもらうために使うよりも、ネット弱者でもすぐに聞けるCDやDVDはまだまだ拡材として使えると思う。 【巻末付録】  まずは現代から。巻頭で撮り下ろし「女子ゴルフ界に大旋風を巻き起こす アン・シネ セクシークイーン 可憐すぎる初グラビア」。  アン・シネの人気はすごいようだ。ゴルフの腕前ではない。そのセクシーな容姿とミニスカートからのぞくパンチラが何ともいえないという。  その彼女をいち早くグラビアにゲットした現代はいい。だが、案外、さほどセクシーでも可愛いわけでもないのは意外だ。  やはり彼女は、ヘタでも芝の女王のほうがいい。それがわかっただけでもこのグラビアの価値はある。  後半は「篠崎愛」「鷲尾老人コレクション」と続き、袋とじが私も好きだった「ピンク・レディーMIE 『たった一度のヌード』を独占スクープ公開!」。いい女だったな。この写真は昔見た記憶があるが、衝撃だった。いい女はヘアが見えなくてもいい女だ。  ポストはいつもおんなじ西田幸樹の「なおん 千瑛さん」。写真は迫力がある。  後半は「裸の履歴書 五月みどり」。これがいい。彼女が43歳の時だそうだが、熟れきって食べごろなのが写真から伝わってくる。80歳になったら脱いでもいいとおつしゃっている。いくつでもいいから脱いでおくれ。私は見るからね。 「見たくありませんか? この女のセックス もえさん(20歳)」「完熟ヘアヌード 甲賀瑞穂 43」。袋とじは「紺野美沙子 23歳」。紺野というのは私の好みではなかった。どうでもいいことだが。  ということで、今週はMIEが断トツにいい。よって現代の勝ちだ。 (文=元木昌彦)

示談成立でも騒動やまず……小出恵介“淫行&SEX”報道で「文春」と「フライデー」が代理戦争!?

motoki0619
「週刊新潮」(6/22号、新潮社)
今週の注目記事・第1位 「『安倍総理』深更の重大変調」(「週刊新潮」6/22号) 「『総理ががんで9月退陣』怪情報」(「週刊ポスト」6/30号) 同・第2位 「政局のカギを握る『車いすの副総理候補』谷垣禎一『執念の復活』スクープ撮」(「週刊ポスト」6/30号) 同・第3位 「宇都宮のマンションで『テレ朝看板アナ』をダブルドリブルした『田臥勇太』」(「週刊新潮」6/22号) 同・第4位 「ビートたけし『21世紀毒談』」(「週刊ポスト」6/30号) 同・第5位 「小出恵介淫行事件、17歳少女が反論『500万円要求報道』へ怒り」(「フライデー」6/30号) 「小出恵介を抹殺した『17歳少女』の告白」(「週刊文春」6/22号) 同・第6位 「天皇生前退位とともに『新元号』“候補”が判明!」(「週刊ポスト」6/30号) 同・第7位 「安倍首相が生贄にする文科省女性課長補佐」(「週刊文春」6/22号) 同・第8位 「元『SMAP』キムタク以外が『1対3』に分裂! 裏切りの『中居正広』独立凍結の深謀」(「週刊新潮」6/22号) 同・第9位 「ロシアゲートとトランプの命運」(「ニューズウイーク日本版」6/20号) 同・第10位 「福岡母子3人殺害『殺人警官』の狂気」(「週刊文春」6/22号) 同・第11位 「警察官の『異常な性欲』が止まらない」(「週刊現代」7/1号) 同・第12位 「話題の『痴漢冤罪保険』は土壇場で役に立つのか」(「週刊ポスト」6/30号) 同・第13位 「栄光の巨人軍『失敗の本質』」(「週刊ポスト」6/30号) 同・第14位 「経営危機大塚家具“リストラ担当”人事課長が飛び降り自殺」(「週刊文春」6/22号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週はポストが充実していて、現代に読むところがない。何しろ巻頭大特集が「人口減少ニッポンあの大企業は生き残れるか」だから、読まなくても中身がわかろうというものだ。  このところ「キオスク」では、現代よりもポストの減り方が多いような気がする。最新のABC交査が出たが、これでは現代とポストの差は開くばかりなのだが。  週刊文春は家の光(約56万部)に続いて第2位の約43万部。だが、前期比で比べると97.99%と、去年から下り坂である。  第3位が週刊現代で約31万部。これも前期比では97.16%。週刊新潮は約26万部で、前期比95.20%。週刊ポストが約25万部だが、前期比は101.26%とやや増加。  フライデーが約14万部で101.73%。週刊プレイボーイが約10万部で106.02%。FLASHが約9万部で99.98%。週刊朝日が約8万部、90.98%。週刊アサヒ芸能が約6万部で90.52%。AERAが約5万部、92.52%。  サンデー毎日が約4万4,000部で81.43%。ニューズウィーク日本版が約3万4,000部で96.44%。  これがデジタルになるとガラッと変わる。デジタル版の部数は日経ビジネスが断トツで3万7,405部。他は文藝春秋が3,333部。読み放題だからdマガジンのようなものだろう。フライデーが約30万部。FLASHが約22万部で、3位に週刊文春で約17万部である。  12位にポスト約13万部、現代を抜いている。これからはデジタルでどれだけ読まれているかを、どうカウントするのか? 無視するわけにはいくまい。  さて文春の大塚家具からいこう。親子げんかで名を売った大塚家具だが、経営は悪化の一途で、平成28年の決算で約45億円の赤字を計上し、さらに落ち込んでいると文春が報じている。  そうした中で50代の人事課長が5月下旬に飛び降り自殺をしていたというのだ。この人間の上司も長期休職しているという。  久美子社長らは、リストラはしないといっているが、実際は、PCに詳しくない社員をデザインの部署に、営業経験の少ない社員を外商部に異動させて、実質の肩たたきをやっているそうだ。  自殺した人間は、福利厚生などをやっていたのに、そうした人事配置などをやらされることで、心労が重なったのだろうか。  安倍首相よりダメなものなどほかにないと思っていたら、あった! 球団史上のワースト記録を42年ぶりに塗り替えた高橋由伸・巨人軍である。  ポストによると、巨人が弱くなり始めたきっかけは、いわゆる「清武の乱」からだそうだ。  社会部記者で巨人の球団代表になった清武英利GMは、FAなどで他球団から大物を引っ張ってくるのをやめ、球団改革として「育成選手制度」を推進した。  阪神元球団社長の野崎勝義は、巨人が豊富な資金を使って有望な人材をヘッドハンティングして、若手の育成を始めたら勝目がないと思ったと語っている。実際、2007年から09年に巨人は3連覇を達成している。  しかし、11年に、留任が決まっていた岡崎ヘッドコーチの降格と、江川卓のヘッドコーチ招聘案が急浮上し、これに対して清武が「渡辺恒雄の鶴の一声による不当な介入」だと暴露し記者会見を開いたため、渡辺も猛反論。結局、清武は解任されてしまう。以来、清武路線はタブーになり、目に見えるように弱体化していくのだ。  私は、それに加えて、伝統的に巨人は外国人選手を見る目がまったくない。トマソンという外国人がいた。ただむやみやたらと振り回すだけだから、いらないものの代名詞としてトマソンという言葉が流行したものだった。今の巨人にいる外国人も惨憺たるものである。  では、高橋を替えて誰を監督に持ってくるのか。江川の名が挙がっているようだが、もう15年遅い。氏家日本テレビ会長は江川を監督にしたかった。私はよくその話を聞いているが、ネックは江川の抱えている莫大な借金であった。  氏家会長は、桑田の借金を巨人が丸抱えしたものだから、江川の借金まで手が回らないのだ、そういって残念がった。  その当時なら、借金を肩代わりしても江川監督というのはありだったかもしれないが、今は単なる野球通のオヤジである。  選手は育たない、監督候補はいない、連れてくるFAの大物も、外国人も役に立たない。  もはや四面楚歌。この責任を取るのは、やはり渡辺主筆しかいない。彼が野球はもちろん、政治にかかわることをやめれば、世の中がもう少し明るくなること間違いない。  ここでも痴漢冤罪について何回も取り上げてきた。普通、そうした場合、弁護士に頼める人はそうはいない。  そこで、保険会社が「ヘルプコール保険」というのを発売している。保険料は1か月あたり590円だそうだ。  発売以来、4月初めまでは新規加入者は42件だったが、このところそうした事件が多いせいか、6月12日時点で1,523件と急増しているとポストが報じている。  契約者が痴漢の疑いを受けた場合、あらかじめ携帯に設定しておいたボタンを押すと、SOSメールが弁護士に届き、対応可能な弁護士から電話がかかってくる。  これが使えるのは混雑する時間帯だけだそうだが、月600円弱で安心が買えるのならという男性が多いのであろう。  以前も書いたが、よろけて女の胸に触って、痴漢呼ばわりされることもある。私も入っておこうかな。  1本だけ現代の記事を。一般人だけではなく、このところ警察官のわいせつ事件が多いように感じる。  現代によると、6月11日に神奈川県警青葉警察署の40代の男性巡査が、20代女性のスカートの中を盗撮していて、現行犯逮捕された。  4月28日には同南警察署の20代女性巡査が、署内の積立金を着服して停職処分になっている。  私の知る限りでも昔から、神奈川県警は不祥事の多い県警だったと思う。現代によると、同署は上司から部下への圧力が強い警察で、ストレスがたまるというが、ストレスを発散するために痴漢や強制わいせつをしていいということにはならない。  そのほかでも、20代の女性警官が交番内でコトにおよんでいた。交番に相談に来た10代の女性に手を出した。  30代の警部補が電車内で女子中学生の体を触った。やはり30代の巡査部長が駅の構内で面識のない女性の体を触った。  20代の巡査長がインターネットで知り合った女子高生をホテルに連れ込んだなど、枚挙にいとまがない。  元北海道警察釧路方面本部長だった原田宏二は、16年に懲戒処分を受けた警察官は266人いるが、そのうちセクハラや性犯罪などの「異性関係」で処分を受けたのは94人もいると語っている。  これからは、警官を見たら痴漢と思えということになるのか。共謀法ができると、なおさら監視がしやすくなり、それをよからぬことに使う警察官が多発することになるのではないか。  市民を見張る超監視型警察国家は考えただけでも恐ろしいが、安倍首相はそれを通してしまったのだ。これからだぞ、本当に怖い社会になるのは。  警察官の不祥事といえば、福岡県小郡市で6月6日に起きた母子三人殺しは、単純だが不可解な事件である。  最初から夫である福岡県警巡査部長の中田充(38)が犯人だと推測されたが、警察は容疑者から事情を聴いただけで、無理心中の可能性があると発表した。  だが司法解剖の結果、充が容疑者として浮上し、逮捕された。充容疑者は地元の高校を卒業し、福岡大学に進学したが、2年で中退して、福岡県警の臨時採用に応募して警察官になった。  その後、友人の紹介で会った看護師と結婚する。文春で知人が、「健康的だが気の強い子」だといっている。  しかし、出世は遅く、10年で5回も引っ越しをしているという。旦那は真面目で、奥さんは勝ち気で、他人の前でも夫を殴りつける。力関係が逆転した夫婦だったそうだ。  だが、そんな夫婦はどこにもいる。その程度で妻を殺す気になるだろうか。文春によれば、妻がほかの男とカラオケボックスへよく行っていたと報じている。この男性の存在が事件の引き金になったのだろうか。  県警の元同僚が、充は警察学校の仲間に「『人生やり直せれば、その時はあいつと結婚せんわ』としみじみ話していた」という。  文春によると、このところ福岡県警では、強制わいせつ、野球賭博などで現役警察官が起訴されたり書類送検されているし、今回の件では当初「無理心中の可能性」などとお粗末ぶりを露呈しているので、8日に開かれた県警会見では警務部長と首席監察官は3分半も報道陣に頭を下げた。だが、その席に樹下尚本部長の姿はなかった。 「説明責任を果たさず逃げ回っている」(県警担当記者)そうだ。お粗末な本部長に浅はかな巡査部長。これでは福岡県民はおちおち寝てられんな。  さて、コミー前FBI長官の告発で、窮地に立たされたトランプ米大統領だが、今後どうなっていくのか。  ニューズは、コミーはトランプの言動を司法妨害と断定はしなかったが、ロシアゲートの捜査対象であったマイケル・フリンについて、「いい奴だ。あなたがこの件を投げ出してくれることを望む」といった時、その前に人払いをしていたことが、捜査妨害か否かのカギになるという。  人払いしたということは、トランプに「違法行為の認識があったということだ」(ニューズ)。  コミーは偽証罪に問われる状況で宣誓をしたうえで自分の主張を述べた。 「コミーはキャリアを懸けて自分の行動とFBIを守ろうとした。FBIの調査を止めようとするトランプの試みをメモに記録し、その事実を世界に訴えようとした。議会証言が嘘だとしたら、刑務所送りになる危険を冒してまで、なぜそんなことをしたのか。コミーは偽証罪だというトランプの主張はお笑いだ。感情的な反応によって、かえってコミーを利する結果を招いている」(同)  FBIを守ろうとしたコミー前長官。文科省を守ろうとした前川前事務次官。しかし、アメリカと日本では天と地ほどの差がある。  これはメディアの質の差でもある。これだけ安倍が森友学園、加計学園に「便宜」を図った証拠が出てきても、安倍は知らぬ存ぜぬとしらを切り通し、メディアは追い詰めることができていない。  日本に一番足りないのはニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストである。せめて保守的なニューズウィークでもいい。  朝日新聞と東京新聞よ、もっともっと頑張れ!  新潮がSMAPの面々が独立をするなら6月が期限だと報じた。  新潮によれば、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が独立して前のマネジャーと一緒に仕事をやると決めたようだ。  キムタクは残留。注目は中居正広だが、このカメレオン男、態度を変えて残留するそうである。  それは、今年1月からキリン『氷結』のCMに出ていることでもわかる。出ていく3人に新しい仕事はなく、中居だけにナショナルクライアントをつけた。それを中居も受けたということだ。  だが、ここへきてキムタクの映画もドラマもさっぱり当たらず、CMも、ダンディハウスとトヨタが離れてしまったという。やっぱりSMAPは5人束にしていくらだったのだ。  そして今朝(6月19日)、スポーツ紙が一斉に「3人が事務所を出る」と報じた。 「ジャニーズ事務所は18日、元SMAPの稲垣吾郎(43)草なぎ剛(42)香取慎吾(40)との専属マネジメント契約が、9月8日をもって終了すると発表した。中居正広(44)木村拓哉(44)は契約を更新する」(日刊スポーツ)  ジャニー喜多川は以下のようなコメントを出した。 「昨年12月31日にSMAPの解散が決まり、私は5人がグループであっても個々であっても縁があったから今日に至ったと思い、今までと変わらず接してきました。この度3名が自分達の決意で異なる道を歩み始めますが、どこにいようとも、又どのような立場になろうとも、彼らを想う気持ちに変わりはありません。長年に渡って頑張ってきてくれた3人ですので、これからも沢山の人々に感動と幸せを届けてくれることと確信しています。またSMAP(SPORTS MUSIC ASSEMBLE PEOPLE)の名前は5人を応援してくださってきたファンの方々のための名前として(S)すばらしい (M)MEMORIES (A)ありがとう (P)POWEW) と表現しました。これからもSMAPはファンの皆様の心だけでなく、私の心にも永遠に刻み続ける素晴らしい5人です」  歯の浮くような賛辞だが、ようやくこの騒動も終わりを告げるようだ。事務所に解雇されたマネジャーと3人は仕事をやるそうだが、前途は少しばかり多難だろう。  ようやく前川前次官があると告発した文科省の文書の再調査が始まり、存在することがわかった。文春によると、この文書を作成したのは文科省の優秀な女性職員A(33)だという。  専門教育課の課長補佐で、この文書を作成したが、「Aさんは行政を歪めようとする内閣府からの圧力に対し『ひどいじゃないですか』と憤っていた」(文科省幹部)という。  前川前次官は、文書を朝日に流したとは認めていないし、省内メールだから彼とは関係がない。 「Aさんが内閣府からの圧力を理不尽に感じていたことは局内では知られていただけに、彼女が流したのでは、と見る向きもありました。ただ、メディアや民進党への流出についてAさんは否定しているようです」(高等教育局関係者)  森友学園問題では安倍の妻・昭恵の指示なのに、彼女のお付きで経産省出身の谷査恵子が個人でしたこととされ、今夏にイタリア赴任が決まっているという。  Aも、今夏が異動のタイミングだそうで、大学設置とは関係ない部署に移されるのではないかとウワサされているようだ。こんなことをやっていては、公僕たちが叛乱を起こすことになると思うのだが。  さて、天皇の生前退位がようやく決まったが、そうなると気になるのは平成の次の元号である。  ポストによると、元号は中国の古い書物を参考にすることが多いという。元号は、国民の理想としてふさわしい、漢字二字、書きやすい、読みやすい、これまで使われていない、俗用されていないことなどを勘案してつくられるそうだ。  ポストは「感永」「喜永」ではないかと推測する。国文研究資料館の相田満准教授は、めでたいことの予兆として見える星、「徳のある人」という意味の「景星」ではないかと予想している。  私は、もう少し違ったものになりそうだと思うが。  フライデーが報じた俳優・小出恵介(33)の17歳の女子校生と飲酒&SEXをした「淫行疑惑」だが、件の女子高生はカネ欲しさに売り込んだのではないかという批判が起こっているようだ。  文春は、その少女の告白を載せている。文春も当初、その子に接触していたという。だが、そのA子が、金銭目的で証言していることを隠さなかったために、慎重に検討していたところ、フライデーにスクープされてしまった。  フライデーは金銭を払って情報を買ったといいたいようだ。また、小出と寝たことをうれしそうに知人に報告するLINEが晒されたため「美人局」疑惑も浮上してきた。  スポニチにはA子が小出に500万円要求したが、決裂したという記事が出た。A子のバックには大阪の半ぐれ集団がついていて、組織的に小出を嵌めたのではないかという話も広がった。A子はこうした疑惑にどう答えるのか。  小出とのSEXはいい思い出にしたかったというのもあって、友達に自慢したが、そのうち、妊娠の心配や怖さがこみ上げてきた。そんなとき友達からいわれた、週刊誌に売ったらカネになるという言葉を思い出し、復讐、小遣い稼ぎと思ってフライデーに連絡したという。  その後、不安になり小出に連絡した。すると会いたいという連絡が来たので、小出の宿泊先の帝国ホテルへ行く。だが、小出はまた彼女を抱こうとし、拒むと、カネで解決すればいいんだろうと、いくらか聞いてきたそうだ。  その後、小出とマネジャーと彼女とで会い、その場でようやく小出は「申し訳ない」と謝罪した。マネジャーも謝ったが、そのとき小出はニヤニヤしていたので腹が立ったと話している。 「あたかも私の方から金銭を要求したかのようにマスコミに言われて、家族にまで迷惑がかかってしまった。むしろお金で解決しようとしたのは小出君の方だし、さらに謝罪の場でも体を求めてきたんです。このことを知ってもらいたくて、すべてを話しました」  彼女は1年前に子どもを産んだシングルマザーだそうだ。話の辻褄はあっている。今度は小出が何を話すかだが、謝る一手しかないのだろうな。  この淫行騒動は、メディア戦争の様相を呈してきている。6月16日のスポニチは「小出恵介(33)と少女の示談が10日に成立した。15日、所属事務所が発表した。内容は『当事者間で守秘義務を負っている』ため、開示はしない」と報じた。  文春で小出の不実を詰った17歳のA子だが、フライデーでも彼女は、金銭要求などしていないと否定している。  時系列でいうと、両誌のインタビューをA子が受けたのは10日以降であろう。示談が成立していれば、それを隠してインタビューを受け、謝礼を受け取ったことになり(週刊誌は原則謝礼は必ず払う)、週刊誌側はA子の一方的ないい分を載せてしまったことになる。  小出の“淫行”行為は許されないとしても、その後の彼女の行動やいい分を、文春とフライデーは検証し、次号で公表する責任があるはずだ。  この騒動についてビートたけしがポストの連載の中で、こういっている。 「未成年との淫行は条例で一発アウトだから、ヤッちゃってる以上、なかなか挽回は難しいよな」  大体芸能人など、一般人からすれば「心の底では腹立たしい存在」だから、そんないけ好かない奴がスキャンダルを起こせば、叩くやつが大勢いるのは当然で、自分は有名人だから世間はオレのことを好きだろうなんて思っているのが間違いだという。  いいこというぜ。たけしはだから、メシは知っている店でしか食べないし、それも個室しか入らない。  食い物でさえそうなのに、初めて会ってヤレそうな女なんてやばいに決まっている。  人気商売というのは、調子に乗るのが一番怖い。自分にとってかわるやつなんかいない、そう勘違いするからこんなことになるのだという。  きっとたけしも、昔は驕っていた時もあったのだろう。だが数々のスキャンダルを起こして叩かれ、こういう心境になったに違いない。  スキャンダルに潰されるのは、それだけしか能力がないからだ。どうしてもこいつは潰せないと思えば、周りがほっとかない。そういうものだ。  バスケット音痴の私でも田臥勇太の名前は知っている。日本人初のNBAプレーヤーになり、昨年スタートした日本のプロバスケットボール「Bリーグ」の「リンク栃木ブレックス」のキャプテンを務めている。  5月27日に行われた決勝で「川崎ブレイブサンダー」を逆転勝ちで破り、Bリーグ初代王者に輝いたのも、田臥の力が大きかったようだ。日本に世界と伍すバスケットチームができるかどうかはまだわからないが、宇都宮市内で行われた優勝パレードには3万人のファンが沿道を埋めたというから、バスケ人気は出てきているようである。  その田臥が、優勝パレードが終わっていったん自宅に帰り、その後、出かけて再び戻ってきたときは美女をお持ち帰りしていたと新潮がグラビアとともに報じている。  2人は部屋でしばらく過ごした後、近所のダイニングバーで食事し、戻ってきたのが午後10時過ぎ。 「2人が部屋に入った後、2時間半も電気が点かなかった」(新潮)  この女性、テレ朝で『スーパーJチャンネル』や『やべっちF.C.』に出演している人気女子アナ・竹内由恵(31)だという。  翌朝、竹内アナは田臥が運転する車で宇都宮駅まで送ってもらっている。  新潮がいうには、田臥が以前、半同棲生活を送り、結婚目前といわれていたのが、竹内アナの5年先輩で13年に退職した前田有紀(36)だったそうだ。  新潮は、テレ朝の看板アナを2人も相手にしたのは、バスケでいう反則「ダブルドリブル」だというが、いいではないか。  田臥はテレ朝の女子アナが好みなのだろう。田臥は新潮の直撃に、竹内との交際を認めているが、結婚は、最近こういう関係になったから、まったく考えていないと答えている。  173センチとバスケプレーヤーとしては小柄な田臥だが、これからの日本のバスケットを引っ張っていってもらわなくてはいけないリーダーである。そろそろ身を固めて指導者に専念したほうがいいのではないかと、私は思うのだが、余計なおせっかいだろうな。  アサヒ芸能は、「キー局ニュース番組の美女アナの全裸ベッド写真が流出していた」と巻頭で仰々しくやっている。この写真はネット上に流れ、アサ芸に2人の顔に目線を入れてはいるが、きわどい写真が掲載されている。  すわ、コンドームの箱をもって微笑んだ写真が流出した夏目三久アナの二の舞か? この女子アナAが、テレビ局勤務の男と交際している時、一緒にベッドで撮られた写真だという。  Aは、ニュース報道番組だけでなく、ビジネス情報番組やスポーツ番組にも出演したことのあるマルチ・アナウンサーで、気さくな女性だと書いてあるが、どこのだれかを推測する手掛かりはまったくない。  この写真の真偽はともかく、女子アナというのは男にとっての憧れ、犯してみたい存在なのだろう。だが、彼女がテレビで売れてアイドルになると、今度は男の存在が邪魔になる。  去っていった女に、自分の存在を忘れてほしくないためにリベンジポルノのようなことをするのかもしれない。女子アナ受難時代である。  さて、安倍首相の支持率が落ち始めた。朝日新聞社が17、18日に実施した全国世論調査(電話)によると、「安倍内閣の支持率は41%で、前回(5月24、25日実施)の47%から下落した。昨年7月の参院選以降で最も低かった。不支持率は37%(前回31%)に上がった」。  また共同通信社の調査でも17、18両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は44.9%、前回5月から10.5ポイント急落し、不支持は43.1%で8.8ポイント上昇した。  当然であるが、ようやく世論が実態に追い付いてきたということである。  さてポスト安倍の争いが本格化するのはこれからだが、そのキーマンになるはずが谷垣禎一前幹事長である。  谷垣は自転車事故で「頚髄損傷」という重大な傷を負い、手術を経てリハビリ中だが、ポストがその姿をカメラに収めた。  写真を見ると、まだ回復途上のようだが、頭はしっかりしていて、目撃したところによると、食事も右手で食べ、介護者はついていないという。  杖を使って歩くリハビリをしているというから、政界復帰は可能ではないかと報じている。  そうなると、谷垣が所属している宏池会(岸田派)と合併して保守本流を再結集しようとしている麻生太郎と、谷垣はどうするのか。  谷垣が復帰すれば、もともと安倍嫌いな谷垣だから麻生と手を組み、反安倍勢力をつくることになれば、安倍一強時代は終わりを告げる。  果たしてそうなるだろうか。  ついに「共謀罪」が強行採決された。野党の昔ながらの牛歩戦術など、かつての社会党のように多くの議員がいた時代ならともかく、政権側への蚊の一刺しにもならない。  国会前の反対集会に来た人が「負けることに慣れ過ぎている」といっていた。よく今の日本の“空気”を表している。  共謀罪を戦前の治安維持法と比べる識者がいる。これに私は頷けない。スノーデンが暴露したNSAを持ち出すまでもなく、現代はもはや超監視社会である。どこかで読んだが、歌舞伎町には何十台という監視カメラが設置され、ラブホの出入りも撮られているそうだ。  顔認証を使って、前川喜平と入力すれば、歌舞伎町でうろうろしている前川の映像は瞬時に権力側の手に入る。GPSでその人間の行動を24時間フォローすることもできる。メール、Twitter、Facebookはもちろん、NTTは認めないだろうが、通話記録も録音されていることは、通信関係者にはよく知られている。  昔のように、その人間を尾行したり、周りの聞き込みなどしないで、その人間の行動や考えを、瞬時に手に入れることができる時代である。  盗聴法、個人情報保護法、共謀罪の成立で、作家の城山三郎が心配していた戦前以上の警察国家の完成である。だから安倍は何としてでもやりたかったのだ。 「加計学園問題で野党の追及から逃れるために早く国会を閉会したかった」などと朝日新聞(6月15日付朝刊)が社説で書いているが、事はそんな生易しいものではない。「民主主義はどこへ行くのか」(同)? 「かくして民主主義は死んだ」と書くべきではないか。  世論で安倍政権を倒せないなら、嫌ないい方になるが、安倍の変調に期待するしかないのかもしれない。  新潮は、6月9日、安倍夫妻の結婚30周年を祝った夜、10時過ぎに富ヶ谷の私邸に戻った安倍は突然体調が悪化して、慶応病院の主治医が急遽駆けつける騒ぎになったと報じている。  入院するほどではなかったものの、翌日にメディカルチェックを受けるため、六本木のホテルのフィットネスクラブで汗を流すこととなったという。これは首相動静に書いてあることだが、安倍首相がよくフィットネスへ行くのは、そこに主治医に来てもらって、密かに診察を受けることが多いのだ。  9日は、菅官房長官の不手際で、前川前次官が告発した文科省にある「総理のご意向文書」で追い詰められていた安倍首相が、再調査すると表明した日である。  新潮によれば、そうしたことに加えて、妻・昭恵のおかげで森本学園問題で窮地に立たされたことで、夫婦仲も険悪なまま。周囲には仲睦まじいような振りをしなければならないため、ストレスが限界まで達して、持病が悪化したのではないかと見ている。まさに前門の虎、後門の狼である。強気に見える安倍だが「夫婦はつらいよ」と頭を抱えているのかもしれない。  ポストは関西在住のジャーナリストのメルマガで、「安倍首相ががんだ」という情報が出回り、9月退陣ではないかという推測も出てきているという。  政権末期にはさまざまな情報が飛び交うものだが、安倍もそういう時期になったのであろう。  ところで先週、“冷血動物”菅官房長官を定例会見でしどろもどろにさせたと書いた女性記者が判明した。「終わってみれば、全体の半分弱が彼女の質問に費やされ、菅長官の顔には『辟易』の二文字が刻まれていたのだ」(新潮)。この女性記者、東京新聞の美人社会部記者で、2004年に日本歯科医師連盟の闇献金事件をスクープしている。  今は加計問題の取材班に入っていて、菅の記者会見に行って、あまりにもほかの記者たちの質問が温いので、菅に質問を浴びせたのだろう。今井照容責任編集『文徒』によると、望月衣塑子記者で、県警、東京地検特捜部などを経て出産後、経済部に復帰。その後、社会部で武器輸出、軍学共同を主に取材して、私も読んだが、『武器輸出と日本企業』(角川新書)を上梓している。  だが腹の収まらない菅は、「官邸スタッフに、警察組織を使って彼女の身辺調査をするよう命じました。(中略)取材用のハイヤーをプライベートで使っていたことはなかったかということまで調査対象になっている」(官邸関係者)。先に書いたが、こんなとんでもないことが行われているとすれば、言論弾圧・警察国家を象徴する重大問題である。だが、新潮はそれほどのこととは考えていないようだ。  このところ自由党の森ゆうこ議員の質問がすごくいい。特に、文部科学省内で文書を流出させた職員が判明した場合、告発した人物を守るべきだと主張し、元ヤンキーの義家弘介文部科学副大臣の「処分の可能性あり」という発言を引き出した。「告発者を守るっていえないんですか?」と迫る森、怯えさえ見せる義家。「報復をしようという動きがあったら私は許さない」「守るために戦う」と森の決め台詞。彼女と民進党の山尾志桜里が組んだら、安倍を崩せると思う。元クラリオンガールより何倍もいい。 【巻末付録】  今週も特筆すべきことはない。ポストは西田幸樹カメラマンの「なおん」。今週は千瑛さん。後半もおなじみの「この熟女のセックス」で、塔子さん、36歳。中身はなかなか激しい。それと「神楽坂恵 伝説の透け乳首」。  現代はもっと気が入っていない。「壇蜜 動く至宝ヌード」。袋とじは謎の女「祥子 愛の裸身」。というわけで今週も引き分け。 (文=元木昌彦)

信用失墜の『食べログ』カリスマレビュアー「うどんが主食」氏“接待疑惑”と差別発言

信用失墜の『食べログ』カリスマレビュアー「うどんが主食」氏接待疑惑と差別発言の画像1
「フライデー」(6/23号、講談社)
今週の注目記事・第1位 「芸能界激震! 小出恵介『17歳女子高生と飲酒&SEX』」(「フライデー」6/23号) 同・第2位 「NHKが黒塗り報道した〈官邸最高レベル〉への忖度」(「週刊ポスト」6/23号) 同・第3位 「読売『御用新聞』という汚名」(「週刊文春」6/15号) 同・第4位 「『安倍総理』を辞任させたい『麻生太郎』!」(「週刊新潮」6/15号) 同・第5位 「驕るな!安倍首相」(「週刊文春」6/15号) 同・第6位 「大阪高裁で『逆転無罪』を連発する裁判官の真意」(「週刊現代」6/24号) 同・第7位 「巨人軍崩壊『ああ、無策!』由伸監督を解任せよ」(「週刊ポスト」6/23号) 同・第8位 「警察庁が仕掛ける『山口組壊滅』新・頂上作戦」(「週刊ポスト」6/23号) 同・第9位 「食べログ“カリスマレビュアー”が『高評価飲食店』から過剰接待」(「週刊文春」6/15号) 同・第10位 「『橋爪功』も困惑『覚醒剤』で逮捕された息子の隠された性癖」(「週刊新潮」6/15号) 同・第11位 「都民ファースト『5→46』自民『57→37』小池百合子 都議選圧勝最新データ」(「週刊現代」6/24号) 同・第12位 「小沢一郎よ、『安倍一強』をあなたはどう思っているのか?」(「週刊ポスト」6/23号) 同・第13位「銀行員『大失職時代』がやってくる」(「週刊現代」6/24号) 同・第14位 「独占手記 われわれ出光興産創業家は『昭和シェルとの統合』を阻止します!」(「週刊現代」6/24号) 同・第15位 「『理想の枕』の選び方・作り方」(「週刊文春」6/15号) 同・第16位 「あの『愛のコリーダ』が無修正エロ動画でモロに見られる!」(「週刊ポスト」6/23号) 同・第17位 「盗み見『文春砲』は中吊りを騙し取っていた!」(「週刊新潮」6/15号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  このところ新潮に元気がないように見えるのは、文春の「中吊り盗み見」にこだわり過ぎるからではないだろうか。  どこまで続くヌカルミぞである。今週も第3弾をやっている。文春に中吊りを提供していた取次「トーハン」が社内調査をして、文春側が、うちは校了後だから内容変更できない、勉強のため新潮の中吊りをメモさせてくれといい、その後は、担当者に火曜日の午後に中吊りを渡していたと公表した。  それに対して新潮側は、それ見たことか、まだ校了まで6時間ぐらいもあるのに、トーハンに嘘をついて盗んでいたではないかと難じている。  こういっていたとすれば「騙し取った」といわれても仕方あるまい。だが、取次側が「校了時間を知らず、内容変更が間に合うと知っていれば貸し渡しは行わなかった」といい訳しているのはいかがなものだろうか。  こんなことは調べればすぐにわかることだ。それに新潮と文春はライバル誌である。不注意で済まされることではないと思う。  また、この程度の知識がなくて、取次という出版界の首根っこを押さえている流通の「ドン」としての役割が果たせるのか。  私の推測だが、新潮側もこの件では、取次に傷をつけないように忖度している、配慮しているのではないか。新潮からすれば、そんなことも知らないで中吊りを渡していたのかよ、といいたいであろう。  そこをぐっと我慢して、文春だけに照準を合わせているため、書き方にいまいち迫力がないのではないか。そんな気がする。  どちらにしても、文春側も逃げの一手ではなく、早く話し合って解決すべき。身内の話に読者は関心がないと思う。  大島渚の映画『愛のコリーダ』は、その性描写の生々しさで世界中に衝撃を与えた。日本ではそれが見られないため、わざわざ海外へ見に行った人も多くいた。  ポストはその本番シーンはもちろん、『エマニュエル夫人』『白日夢』『O嬢の物語』など、激しい性描写で有名な「名画」が、海外発の無料エロ動画サイト「XVIDEOS」で見ることができるようになったと特集している。  読者には後でゆっくり見てもらうとして、先日、朝日新聞が「ラブドール」についてかなりの紙面を割いていた。 「男性向けラブドールの展覧会『今と昔の愛人形』が盛況だ。会場のギャラリー『アツコバルー』(東京・渋谷)には、男性だけでなく、女性も多く訪れる。近年、性をめぐる展示に若い女性の姿が目立つ。性へのまなざしが変わってきたのだろうか」(6月7日付)  昔はダッチワイフといっていた。少し前にポストがやっていたが、生身の女よりよさそうだ。ポストによればアンダーヘアは1本1本植え付けるそうだし、挿入用のホールはシリコン以上に柔らかいエラストマー素材を使っている。広さや締め付け具合も4種類そろえているという。  価格は1体約60万~80万するそうだが、1体置いておけば楽しめそうだ。生身のように文句をいったり、1回ごとにカネを要求することもない。無料エロ動画にラブドール。これさえあれば老後は古女房を閉め出して、悦楽の日々も夢ではないかもしれない。だが、ちと寂しい気がするのはなぜだろう。  文春が「理想の枕の選び方・作り方」という特集を組んでいる。枕外来(枕芸者ではない!)というのもあるそうで、枕ひとつで、腰痛、睡眠時無呼吸症候群、高血圧、うつ病が治ることもあるそうだ。  枕は寝返りを容易に打てるものでなくてはいけない。それには高さ、硬さ、微調整が必要だという。  低反発素材は、頭が沈み込むのであまりよくない。年を取ると枕を高くすることで寝返りがしやすくなるそうである。  手作りできる。毛足が短くて硬い素材の玄関マットを三つ折りにして土台にし、その上にたたんだタオルケットを載せるだけ。最初は高さを7cm程度にして、寝返りを打ってみて、首を大きく曲げることなく転がることができればOKだと、神奈川県相模原市の「16号整形外科」の山田朱織医師が教えてくれている。  私は飲酒&ハルシオン派だから、寝ると同時にカラスカーで夜が明ける。だが、カミさんは起きると肩が痛い、腰が痛いと愚痴っているから、こうした枕をこしらえてゴマをするか。夕食の品数が一品増えるかもしれない。  お前は言っているいることが矛盾しているだって? 人間、矛盾だらけなんでござんす。  さて、出光興産といえば、極右のおっちゃんが書いた『海賊とよばれた男』で知られる出光佐三が創業した、創業106年を迎える老舗石油会社である。  そこが昭和シェル石油と対等の経営統合をすると、経営陣がいい出したため、創業者の長男で、名誉会長を務める出光昭介が、「絶対阻止する」と現代に手記を寄せている。  彼がいう反対の理由は3つある。第一は出光と昭和の体質・社風の違いだ。民族資本として独自の理念を大事にしてきた出光と、国際石油資本の傘下でやってきた昭和シェルとでは、歩んで来た道が違い過ぎるというのだ。  第二は、経営統合すればサウジアラムコから出資を受けることになる。国際資本と一線を画してやってきたのに、出光の歴史的意義を埋没させてしまう。  第三は、経営統合は生産者間の競争を減らすためのもので、消費者本位、社会貢献を大事に事業を行ってきた出光のやり方を曲げるものだというのである。  私には、どちらがどうだといえる立場にはないが、出光昭介の考えはその通りかもしれない。だが、これからの石油産業は厳しい時代を迎えるに違いない。どうしたら生き残れるのか。6月29日の株主総会では、経営陣は説得力のある説明を求められること、間違いない。  やはり現代が、巻頭で「銀行員大失職時代」が来ると大特集を組んでいる。  AIの普及で、これまでの書類チェックやローン貸し出しの判断などはAIにとってかわられ、銀行員はリストラされるというのである。  当然である。三井住友銀行は、今後3年間で全店舗をペーパーレス化し、約4,000人を新たな事業部門へ移すそうだ。  いらなくなったから辞めてくれと言われても、年を食った銀行員に早々次の職場があるわけではない。いや、銀行員だけではなく、ほとんどの仕事がAIにとってかわられるだろう。  何しろ将棋や碁の世界でも人間が敵わないのだから、将来はAIに食わせてもらう時代が来る。そうなると編集者などはどうなるのだろう。企画のようなものはAIにはできない、などと嘯いているが、今のような売れる本の真似本ばかり出していては、この分野でも危ういと思う。  私は、もう本などこれからは一冊も出さなくていいと思っている。なぜなら、人間が読まなくてはいけない本は出尽くしたと思うからだ。  年に7万冊も出している新刊本のうち10冊も、20年から30年後には残るまい。私の本を含めて、無駄な本を洪水のように出し続けているのは出版社が資金繰りをするためで、読者のためではない。  古巣だが、『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(ケント・ギルバート著・講談社+α新書)なんて本が売れているようだが、ジャーナリストの青木理も憤っていたが、とても読めたものではない。  資源の無駄遣い以外の何ものでもない本が多すぎる。これからは良書をすべてデジタル化して、低額、または図書館から借りられるようにすべきだ(デジタルなら読みたい人みんなに貸し出せる)。  1年間新刊を出さない。そうして、どんな本が自分に必要なのかを一人ひとりが考える。そうした時間を作るべきだと思うが、無理だろうね。  ポストは性懲りもなく小沢一郎のインタビューをやっている。今や小沢が率いる党には6人しかいない。少ないからどうというのではない。共産党を野党共闘に引きずり込んだり、存在感はまだある。  だがこのインタビューでもわかるように、往年の鋭さはもはやない。とげの抜けた小沢なんて、クリープのないコーヒー以下である。  一カ所だけ紹介しておく。フランスの大統領選で、極右政党のル・ペンを阻止するために社会党から右派勢力までが手を組んだ。 「日本では野党結集と言うとメディアがすぐに『野合』と批判するけれども、今、日本はまさに安倍内閣という極右政権ができているんだから、これを倒すためにフランスのように全員で対抗するのは何も悪くない。僕は野党に常々『堂々とやれ』と言っている」  国民の不満が爆発することはない。自民党内も、与党である旨みを知っているからビックバンは起きない。では安倍一強はこのまま続いていくのか?  いまだに小沢にそんなことを期待してしまう方が悪いのであろう。彼は昔の彼ならずだ。  現代が都議選挙で小池都知事率いる都民ファーストの会(嫌なネーミングだ)が、圧勝すると、どうでもいいことを特集している。  現代は、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の鈴木眞志研究員の協力で議席数を予測したという。  結果は、都民ファーストの会が5から46。自民党が57から37。公明党が22から21。共産党が17から15。民進党は18からわずか4だという。  私も都民ファはかなりいくとは思う。安倍政権批判票がそちらへ流れるというのもわかる。だが、今回、都民ファが多数を占めたとしても、それで小池百合子がなぜ、「小池総理」になるのか。  都議選が次の総選挙での反安倍票の掘り起こしにはなるだろうが、それと小池総理など結びつくはずがない。  あくまでも都民ファの勝利は安倍自民に対する都民の怒りが集結したものであり、小池への信認では断じてない。  小池都知事は、都議選までに豊洲移転かどうかを判断し、それを都議選の争点などにしてはならない。小池が語るべきは、住みにくい東京をどうしたら住みやすい街にできるのか、その政策を都民に公開し、それの是非を問うべきであること、言うまでもない。  人気俳優の橋爪功(75)の長男で俳優の遼(30)が覚せい剤所持容疑で逮捕されてしまった。  皮肉なことに父親主演の映画『家族はつらいよ2』が封切られたばかりであった。父親は活動を自粛すると発表したが、そこまでやる必要はないという声が上がっている。私もそう思う。  新潮は、遼が6年前に、都内にある男性同性愛者たちが出会いを求める「有料ハッテン場」にいたところを、警察に踏み込まれたことがあったと報じている。  そういえば今回の逮捕の時、中年の男性と一緒だったとニュースで聞いて、おやと思ったものだった。  功が45歳の時に生まれた子どもだ。私にも40歳の時の息子がいるからわかるが、親にとっては孫のように可愛かったことだろう。その息子が30年後に「家族はつらいよ」と父親を嘆かせることになるとは。子育ては難しい。  食べログというのがある。私も時々利用するが、場所や営業時間の確認するためで星の数など気にはしない。  だが、文春によれば、星の影響力は絶大で、「激戦区では星が三・五以上か未満かで月間売り上げが数千万円違う場合がある」(都内飲食店経営者)という。  その食べログでカリスマレビュアーといわれる「うどんが主食」というのがいるそうだ。四国出身の50代男性で、小さなビルメンテナンスの会社の社長だ。  これまで2,000件近いレビューを食べログに投稿してきたという。だが、彼が高評価したステーキ店『ウェスタ』のオーナーや、『うしごろ』という焼き肉店の社長、EXILEが経営する焼き鳥屋『鳥佳』と親しく付き合い、接待を受けていると文春が報じている。  それだけではない。気に入らない店は罵倒したり、中韓や東南アジアをさげすんだ差別発言を書き込むことも多いというのだ。  もちろん食べログにも「口コミガイドライン」があり、もし無料接待を受けて飲食した場合は「通常利用外口コミ」にチェックをして投稿しなければならないという。  だがこの御仁、そんなことはしていない。食べログにはこの頃、評価の仕方や加盟しないと評価を落とすといったなど、いろいろな疑問が報じられている。  このままでは所詮ネットだからとユーザーからそっぽを向かれてしまうと思う。最近、店を探すと食べログが上位に上がってこないことが多くなっている気がする。信用回復策を講じなければ、これまでのようなおいしいことはできなくなる。  さて、山口組が3つに分裂して、神戸山口組が警察庁の草刈り場になっているようだ。  このままいけば、老舗の山口組が一強を取り戻すのか、さらなる分裂を繰り返すのか、予断を許さないようだ。  山口組といえば三代目田岡組長が有名だが、現代が多くの芸能人と写真に写っている加茂田重政組長は、田岡組長の頃に若頭になり、山口組組長代行補佐を務めた大幹部だそうである。  サイゾーが出している『烈侠 外伝 加茂田組と昭和裏面史』に詳しく書かれているが、彼と写っている芸能人は、細川たかし、梅宮辰夫、松平健、菅原文太。若山冨三郎。お笑いでは前田五郎、坂田利夫、間寛平、明石家さんまなどがいる。  ところで、神戸山口組の井上邦雄組長が、別件と思われる詐欺行為で逮捕されたが、この裏で、あの人物が動いているとポストが報じている。 「今回の井上組長の逮捕は“リベンジ戦”だということ。今回の逮捕を警察庁サイドで仕切っていたのは中村格・警察庁組織犯罪対策部長で、彼は『週刊新潮』でジャーナリスト・山口敬之氏の準強姦容疑を“握り潰した”と指摘された人物。中村部長は汚名を雪ぐべく、井上組長の逮捕にかなりの発破をかけていた。だからこそ、携帯詐欺などで済むわけはないはず。(中略)山口組壊滅を目指した『頂上作戦』の意味合いも含んでいる」(警視庁幹部)  江戸の敵を長崎でか。標的にされた人間には気の毒だが、動機は何であれ、山口組壊滅ができれば後世に名が残る。  さて、無策のまま42年ぶりに球団史上ワーストを更新した巨人。長嶋の監督1年目でも11連敗だった。  それもこの年は、球はものすごく速いがノーコンだった新浦というピッチャーを根気よく使い続けたための最下位だった。  その新浦は翌年、見事にエースに育ち、巨人を優勝させた。  だが今の高橋由伸には何もない。由伸の名言がポストに載っている。 「相手があることなので、なかなかうまくいかない」  11連敗後のコメントのようだ。その通りである。相手があるから、それに対処するのが監督なのだが、由伸にはそれがわからないのだ。  2年目の今季は、30億円もの大型補強をしたのに、その選手が一人として活躍していない。これも見事というしかない。  これは監督だけの問題ではなく、フロント、それに口を出し過ぎるナベツネこと渡辺恒雄主筆の責任が問われなくてはいけない。  昔、氏家日本テレビ社長からこんな話を聞いた。務台読売新聞社長時代のこと。テレビで野球中継を見ていた務台が、「こんなピッチャーを使うからいけないんだ」と怒り出し、近くにいた人間に巨人のベンチに電話を掛けろと命じた。  早速、電話をすると、次の回、監督が出てきてピッチャー交代を告げた。こんなことがよくあったという。  これではいくら優秀な監督でも嫌気がさす。今もこのようなことが行われているのかもしれない。由伸よ、早く辞任したほうがいい。今の戦力では立教大学にも負ける。  私にいい私案がある。長嶋を監督に復帰させるのだ。長嶋はベンチで座っていればいい。選手たちが自分たちで考え、動いてくれる。そうすれば、必ずいい方へ動くし、長嶋で負けても、ファンは長嶋を見に来ているのだから怒りはしない。いいと思うのだが。  現代は、16年4月から現在までで、無罪判決と一審判決破棄を20件も出している大阪高裁裁判長がいると報じている。  それは福崎伸一郎裁判長、64歳。5月18日には業務上横領を無罪。11日には覚せい剤密輸を無罪。4月27日には公然わいせつを無罪にしている。  昨年5月には、ガールズバーの経営者を絞殺し、死体遺棄したとされた小松弘隆被告に対して、懲役14年とした一審判決を破棄して差し戻している。  理由は、「訴訟手続きに違反があり、審理も尽くされていない」というものだ。  検察側はピリピリしているそうだ。福崎は東大法学部卒でエリート裁判官の道を歩んでいた。  1998年、東京高裁判事になり担当したのがいわゆる「ロス疑惑」事件だった。一審で無期懲役だったのを、逆転無罪判決を出したのである。  その後は「可もなく不可もない」裁判官人生を歩み、63歳で大阪高裁の裁判長になり、定年までわずかになって、自分の考えで判決を下すことを決断したのだろうか。  最近、裁判員制度が開始され、一審の判決を尊重する姿勢を最高裁が打ち出して以来、逆転無罪判決が出しにくくなっているそうだ。  だが、それでは三審制度の意味がなくなってしまう。  福崎裁判長の信念は「疑わしきは罰せず」という、至極もっともなものだという。日本の裁判の場合、検察が起訴したものは99%有罪になる。「推定有罪」から裁判が始まるからだ。  こんな当たり前のことが、なかなかできないとすれば、日本の裁判はおかしいといわざるを得ないが、それが現状である。  福崎裁判長、あとわずかだが、信念を貫いてください。  先週、現代で文科省の中堅キャリアーが、安倍官邸が官僚の人事権を握り脅しをかけても、「たとえ堅く口をつぐんでいようと、文科省の現幹部の多くが、内心で『前川さんは立派だ』と拍手を送っていることを、官邸が把握していないはずがない」といい切った。  文春でも文科省の現役幹部がこう話している。 「前川さんが実名告白したことは、多くの職員が『よく言ってくれた』と受け止めています。一連の“総理のご意向”文書は誰が見ても本物。ところが、文科省は存在するはずの文書を確認できないと結論づけました。官邸の顔色を気にしたからにほかなりません。結果、守られたのは内閣府の藤原豊審議官です。これでは前川さんもあのメモを作った職員もあまりに気の毒。納得できません。(中略)文科省も最後は“総理のご意向”には抗し切れなかった。前川さんが言うように、本来公平公正であるべき行政が歪められたのです」  文春はメルマガ読者アンケートを実施し、1,500通を超える回答があったという。前川の証人喚問に賛成は86%、内閣支持率は22%しかなかった。  安倍や菅の横暴な政権運営に、さすがに自民党内から批判の声が上がってきた。中谷元元防衛大臣がうまいことをいった。「もりとかけ問題は政府が答えを出すべきだ」と。もりとは森友学園、かけは加計学園。一杯のかけそばが安倍官邸を揺るがしている。  文春によると、中曾根康弘元首相は「自民党に骨のある奴はいないのか」と嘆いているそうだし、福田康夫元首相も「安倍政権の公文書管理はなっていない。森友の件も加計の件もそうだ。保存のために作った法律を廃棄の根拠にしている」と憤っているそうだ。  新潮によれば、麻生副総裁も、安倍を辞任させるべく動いているという。 「麻生さんは獣医師の世界に詳しく、容易に加計学園の問題点を把握できるに違いありません。また、文教族でもあるため、手なずけた文科省の役人から安倍総理の圧力の有無についても聞き出せる。実は、そうして得た情報をもとに安倍追い落としのシナリオを練るブレーンが、夜な夜な麻生さん行きつけの六本木の高級サロンに集まっているのです」(永田町関係者)  しかも新潮によれば、加計学園の獣医学部新設の認可が、文科省から「ダメ出し」を食らう恐れがあるというのだ。それは専任教員の確保が難しく、とても加計学園側が言っている70名など集まるとは考えにくいからだ。もしそうなれば、安倍にとって相当なダメージになる。  アメリカと日本で、大統領と首相が身内の叛乱で追い詰められている。8日、トランプに首を切られたコミー前FBI長官が「米上院情報特別委員会の公聴会で『ロシア疑惑』について証言した。トランプ氏がフリン前大統領補佐官への捜査を『やり過ごして欲しい』と求めたと明かし、『大統領の指示』と受け止めたと語った。ロシアが昨年の大統領選に介入したのは疑いがないとし、トランプ政権はコミー氏解任の理由などについてウソをついていると批判した」(朝日新聞6月9日付より)  日本でも、前川喜平前文科省事務次官が加計学園の獣医学部新設計画を巡り、内閣府から「総理の意向」などと“圧力”があり、やり取りの文書が残っていると告発した件で、ようやく松野博一文科相は追加の省内調査をする方針を表明した。  6月8日の『報道ステーション』(テレビ朝日系)はおもしろかった。“冷血動物”菅官房長官が、定例会見でしどろもどろになったのだ。前川の言っている文書はあるのか、文科省は調査しないのかと女性記者(どこの社だろう、すごい迫力だった)が質問攻めにして、さすがの菅も薄ら笑いを浮かべるしかなかった。  このままでは世論が沸き立ち、支持率が急落すると菅は考えたのだろう。文科省に調査を命じたのだ。  日米2人の元高官の告発が時の政権を揺さぶり、崩壊させるかもしれない。2人に共通しているのは、自分を切った人間への恨みからではなく、FBIと文科省を為政者の理不尽なやり方から守りたいという切なる思いである。  安倍官邸の意を汲んで前川前事務次官の風俗通いを報じた読売新聞には、数百件の読者からの批判の声が寄せられているそうだ。  さらに読売は、前川の記者会見で恥の上塗りをしてしまったと文春が報じている。  読売の記者が前川に、そうした文書があると明かすのは「守秘義務違反では?」と質問したのだ。会見に出席した与良正男毎日新聞専門編集委員が、 「本来、守秘義務との壁と戦う記者の側からそうした質問をしたというのは驚きましたし、ジャーナリズムの危機だと思います。読売は官邸からのリークだと疑われることを覚悟した上でルビコン川を渡ったのでしょう」  驚いたことに、この記事を出して1週間後に、読売の前政治部長の田中隆之編集局総務(当時)と現政治部長の前木理一郎が、安倍と赤坂の居酒屋で会食していると文春が報じている。もはや開き直って、読売は安倍と一心同体でどこまでもすがりついていくと決めたようだ。安倍御用新聞とでも社名変更したらいい。  NHKもろくなものではない。前川の「内部文書はある」発言をスクープしたのはいいが、ポストによると、その文書をテレビで映し出したのに、肝心の「官邸の最高レベル」という文言のところが消されていたのだという。  これには社にでも「内部文書の価値を無視した報道だ」と批判の声が上がった。 NHKの中堅局員が憤懣やるかたない様子で語る。 「文書の所々が黒塗りになっていましたが、文科省の教育課長や内閣府の審議官、参事官などの個人名が黒塗りにされていたのは理解できます。しかし、〈官邸の最高レベル〉の部分は首相の友人が理事長を務める加計学園に対し、官邸側が文科省に認可を迫ったことを窺わせる核心部分です。それがアナウンサーも一切触れずにスルーされた。“これほど内部文書の価値を無視した報道はない”と局内でも議論が起きました」  これはポストによれば、今年の4月に報道局長になった小池英夫の指示だったといわれているそうだ。  小池は政治部で長く自民党を担当していた。報道の直前、彼は「こんなものは怪文書と同じだ」といい、その部分を黒塗りして放送するよう指示したそうだ。  菅官房長官のいい方と同じだ。さらに、以前にも書いたが、前川のインタビューはすでに取り終えているのに、いまだ放送されていない。  NHKも読売新聞も、もはやジャーナリズムではない。  今週の第1位はフライデー。俳優の小出恵介(33)が17歳の女子校生と飲酒&SEXをしたと報じたことで、ワイドショーが大騒ぎである。フライデー(6/9 7:03配信より)はこう書いている。 「小出に関係を迫られた、17歳のA子さんが『その日』を振り返る。『9日の夜11時ごろ、知り合いに「小出恵介と飲んでるからおいで」と、ミナミのバーに呼ばれたんです。私が17歳ということは、小出さんは間違いなくわかっていました。私が到着したとき、知り合いが「この子17歳やで」と、小出さんに紹介してましたから』このバーで1~2時間ほど飲んだ後、小出から『二人で飲みに行こう』と誘われたA子さんは、戎橋(通称「ひっかけ橋」)近くにあるバーへと案内された。『ヤバいかも、と思ったのは、深夜3時ごろに2軒目を二人で出た後でした。ひっかけ橋の上で、キスしながら欄干に押し付けられたんです。私はワンピースだったんですけど、裾をめくり上げて服を脱がそうとしてきたので、「アカンよ!」と必死に止めました』『有名人に会える』と、ミーハー気分で飲み会に参加したことを後悔したA子さんは、帰宅しようとタクシーを止めた。しかし乗り込んできた小出に、宿泊先のホテルへ有無を言わさず連れ込まれた。『そこからは本当に最悪でした。部屋に入った途端に迫ってきて……』6時間以上にわたって『17歳の身体』を弄んだ小出」  一晩で5回。そのうち中出し2回とA子が赤裸々に語っている。  事務所と小出は、お詫びと未期限の俳優活動自粛を発表した。彼女はインスタグラムに、自分がフライデーに売り込んだのではない、謝礼も受け取っていないと書き込んでいる。たとえ、彼女が売り込んだのだとしても、小出には非難する資格はないが。 【巻末付録】  今週は書くほどのことはない。ポストは「見たくありませんか? この熟女のセックス 綺美香さん 53歳」。いわゆる美熟女。53歳には見えないな。  次は不思議なグラビアである。元日ハムの投手・西崎幸広が娘、莉麻のビキニ姿の撮影を参観するというグラビアである。  可愛いから自慢の娘なのだろうが、こちらは父親なんか見たくない。  現代は「海外セレブハプニング&インスタグラム」「板野友美 封印した水着を解禁!」「中島史恵 10年ぶりのスクープ裸身」。中島のラストの写真はさすがに年だね、とちょっぴり。  袋とじはまたまた「中島知子 最新ヘアヌード」。なかなかそそる身体だが、もう飽きたというのが正直な感想。  というわけで、今週も引き分け。 (文=元木昌彦)