9月に放送されるフジテレビ系『27時間テレビ』。注目の総合司会はビートたけしが務めることになった。さらにサポート役として、関ジャニ∞の村上信五が出演する。たけしの総合司会は、1996年放送の『FNSの日 十周年記念1億2500万人の超夢リンピック』以来、21年ぶり。大物の起用に期待が高まる一方、お笑いファンからは落胆の声も上っている。 「今回の放送は、これまでのお笑い路線を排し、テーマに『にほんのれきし』を掲げる教養バラエティ路線を打ち出ました。ジャニーズタレントが通しで出演することから、ハードな下ネタや若手芸人の暴露合戦など、これまでの『27時間テレビ』にあった醍醐味は大幅に減退するとみられます」(放送作家) さらに、放送時期もこれまでの6~7月から、9月へ後ろ倒しとなった。このことで懸念されるのが、『27時間テレビ』の“番宣番組化”である。 「放送翌月の10月7日には、北野武監督の最新作『アウトレイジ 最終章』の公開が控えています。たけしさんは映画の宣伝ができるならば、普段出演のない番組であっても露出は惜しまない人です。おそらく、本人のギャラも低く抑えられているでしょう。さらにこの時期は、10月の番組改編も控えています。新ドラマに出演する女優や俳優も、宣伝名目の形で低いギャラで起用するのではないでしょうか」(同) フジテレビでは6月28日の株主総会を経て亀山千広社長が退任、同時に日枝久会長も退き、代わって宮内正喜新社長が就任する。すでに高額な番組制作費やタレントのギャラの見直しが始まっているという。2017年の『27時間テレビ』は、そんな“経費削減”の賜物なのかもしれない。 (文=平田宏利)
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東京五輪キャスターまであと一歩!? 関ジャニ∞・村上信五のMC力を鍛えた『村上信五とスポーツの神様たち』
今年の『FNS27時間テレビ』の総合司会者はビートたけしに決定。そのたけしを脇で支える「キャプテン」として、関ジャニ∞・村上信五が起用されることも発表された。 これ、総合司会=ビートたけし、は間違いだと思う(フジがそう発表しているのだから、間違いも何もないのだが)。編成・営業的な理由で「ビートたけし」の冠を立てなければならないのは明らか。たけしという旗印のもと、実質的な司会者として村上が番組のかじ取り役になる、と捉えたほうがいいはずだ。 実際、SNSを中心に懸念されているのが、たけしの今の滑舌で長時間の番組が成り立つのか、ということ。だからこそ、村上の司会力・MC力が問われることになる。 個人的には、村上の司会者ぶりが今から楽しみで仕方がない。実際、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)、『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)といった番組では抜群の安定感を見せ、そして、いま民放で最も熱量の高い番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)でも、その「回しの技術」は際立っている。 だが、『月曜から夜ふかし』はマツコ・デラックスの存在があってこそ。『ありえへん∞世界』『関ジャム』ではほかの関ジャニメンバーもいるだけに、その関係性の中で番組を回すことが多い。純粋に、村上のMC技術がどう優れているのかは、一見するとわかりにくいかもしれない。 そんな村上の「司会ぶり」を判断する上で、ぜひ一度見てもらいたい番組がある。番組開始から2年を過ぎたスポーツバラエティ『村上信五とスポーツの神様たち』(フジテレビ系)だ。 番組開始当初は、タイトル通り“スポーツの神様たち”=各競技で一時代を築いた往年のスーパースターたちを招き、現役時代の荒唐無稽なエピソードを聞く、というコンセプト。釜本邦茂、輪島功一、福本豊、中野浩一……といった、ヒト癖もフタ癖もある、さらにいえば司会者の言葉なんて一切聞いていないような唯我独尊のレジェンドたちを、MC村上が見事にいなしていくさまは、実に見応えがあって面白かった。 ただ、こうした「神様」たちも一巡してしまったのか、少しずつ現役選手や引退したばかりの選手の割合が多くなり、最近では「球団職員」「熱狂的ファン」「アスリートの妻」「トレーナー」「マイナー競技に挑戦」といった、もう神様など関係ない企画が多くなっている。 断っておくと、神様が出てこなくなったここ最近の番組も十分面白く、スポーツの魅力、奥深さ、マニアックさをしっかり伝えることができている。一方で、大きく変わったのがMC・村上にかかる比重だ。 神様が毎回出ていた時代、その神様たちが気持ちよく言葉を発することができれば、ある意味で番組は成り立っていた。意地悪くいえば、ブッキングができた時点で半分、面白さは担保できていたわけだ。 だが、今は違う。「球団職員」「熱狂的ファン」「トレーナー」「マイナー競技」……ある意味で、“素人”の出番が増えてきたのだ。当然、トーク力・トーク内容に関しては、神様ほどの破壊力はない。だからこそ、村上のMC力が重要になってくる。そして実際、村上がさまざまなエピソードを拾い上げ、膨らませ、毎回ちゃんと面白いスポーツ語りに帰結していく。 この手の役回りは、かつて『ジャンクSPORTS』(同)における浜田雅功の独壇場だった。だが、村上はより身近な存在として、微に入り細に入り、アスリートや競技関係者の懐に飛び込んでいく。 さらに言うと、以前はますだおかだの岡田圭右が毎回、サブMCとして村上をサポートしていたのだが、なぜか最近は出番が激減。村上ひとりで進行する回が多くなった。司会者としてのスキルも経験値も、ひとりで回すことでより高まっているはずだ。 この『村上信五とスポーツの神様たち』の先にある、村上の野望――。それは、2020年東京五輪におけるメインキャスターへの道だ(実際、それを番組の中でも公言している)。そのための足がかりとして、今年の『FNS27時間テレビ』でどんな司会者ぶりを発揮してくれるのか。今後の『村上信五とスポーツの神様たち』同様、大いに期待したい。 (文=オグマナオト)
ビートたけし司会のフジ『27時間テレビ』は日本礼讃番組!? “テレ東に類似”で心配の声
フジテレビは2日、恒例番組『FNS27時間テレビ2017』(9月放送予定)の総合司会がビートたけしに決定したと発表。さらに、今年のテーマである「にほんのれきし」の案内役キャプテンを、関ジャニ∞・村上信五が務めるという。 フジは、「お笑いに特化したこれまでとは全く異なる」と強調。「学び、笑い、楽しむ」が詰まった「完成されたエンターテインメント」を追求するといい、「日本ってこんなにおもしろい国だったんだ、日本人で良かったな、と心に染みる27時間を目指す」とアピールしている。 「今月28日開催される株主総会で、日枝久会長や亀山千広社長の退任が正式発表されるフジですが、『27時間テレビ』のリニューアルは新体制をアピールする狙いもありそう。確かにフジが再生するためには、バカ騒ぎ系バラエティのイメージから一度離れる必要があるかもしれない。しかし、煽り文句を見る限り、巷にあふれる日本礼讃番組と何が違うのかと疑問。さらに、たけしはTOKIO・国分太一と共にテレビ東京の日本紹介番組『たけしのニッポンのミカタ!』の司会を8年間務めており、既視感が漂う心配も。『27時間テレビ』ならではのオリジナリティが求められそう」(テレビ誌記者) 昨年7月に放送された『FNS27時間テレビ フェスティバル!』の平均視聴率は、7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最低を記録。総合司会を立てず、司会者がリレー形式で入れ替わる構成で、目玉企画は「FNS全国高校生スーパーダンク選手権」なる素人参加企画だった。 「昨年は、明石家さんまが中居正広にSMAPの騒動について切り込んだ以外、これといった盛り上がりもなく、グランドフィナーレで行われたHey! Say! JUMPによる『27人スーパーダンク』もグダグダ。フジの“ジャニーズ接待”ぶりばかりが目につき、視聴者置いてけぼりのある意味“フジらしい”内容だった。今年は昨年のように、視聴者をガッカリさせなければいいですが……」(同) どうしても『たけしのニッポンのミカタ!』を彷彿とさせる今年の『27時間テレビ』。イメージ一新への気負いが空回りしなければいいが。
関ジャニ∞・大倉忠義と吉高由里子が“強制破局”……再び吉高が「コントロール不能」に陥る!?
関ジャニ∞・大倉忠義と「芸能界を辞めさせられても結婚したい」と言っていた吉高由里子だが、そんな思いをよそに、2人はジャニーズ事務所から“強制破局”させられたという情報が流れている。 昨年7月、写真週刊誌が大倉の自宅マンションに通う吉高の姿を掲載して、熱愛が発覚。当然、ジャニーズは別れさせる方向で動いた。しかし、2人はジャニーズの意向を無視するように、同年10月に2泊3日のバリ旅行へ。そこで吉高は大倉への思いをさらに募らせたようで、親しい友人に「芸能界を辞めさせられても、大倉と結婚したい」と語ったといわれている。 そんな中、吉高にとってはNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』以来、2年3カ月ぶりの主演ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)が1月からスタートした。 これだけ長いブランクがあったのは、デビュー以来、二人三脚で歩んできた女性マネジャーの退社があった。強い信頼関係で結ばれてきただけに、事務所はその後、吉高のコントロールができなくなったようだ。さらに、吉高は交際していたRADWIMPSのボーカルの野田洋次郎と破局したことで無気力になり、ドラマ出演のオファーがあっても、クビを縦に振ることはなかったようだ。 ところが、大倉という新恋人ができて、吉高のメンタルも一新され、『東京タラレバ娘』の主演を務めることに。『花子とアン』で平均視聴率が22.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という記録を打ち立てた吉高に、周囲は『東京タラレバ娘』でも15%は獲得してくれるだろうと期待した。しかし、終わってみれば平均視聴率11.4%という予想外の低視聴率。ドラマの評判もイマイチで、吉高はかなりのショックを受けているという。 そんな中での破局情報。しかも、ジャニーズが大倉を強く説得しての、なかば“強制破局”だという。 ジャニーズはこれまでも、交際が発覚した自社タレントに対して、「結婚すると、せっかくの仕事に大きな影響が出る」ということを脅すように訴え、結婚を思いとどまらせてきた過去がある。今回もさもありなんな話だが、事実だとすればドラマの不振も合わせて、吉高にとっては二重のショックだろう。 女性マネジャーが退社したときと同様、事務所のコントロールが不能にならないかと危惧してしまうが……。 (文=本多圭)
業界評は高いのに、視聴率は低迷……関ジャニ∞を悩ます「7人グループの限界」
どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと!芸能人」。 今回は、「関ジャニ∞」を取り上げる。今、彼らが担当する3番組がどれも面白いと、もっぱらの評判なのだ。 まずは最近、どのメディアでも高い評価を受けている『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系/日曜夜11時15分放送)。これは、今までの音楽トーク番組にあったような、名曲に隠された秘話でも、アーティストの素顔を掘り下げるものとも違う、「音楽業界人によるマニアックな音楽論」。 音楽プロデューサーや一流ミュージシャンなどが、自ら手がけたものだけではなく、思わず感心した新旧ヒット曲を題材に、歌が売れる法則や、琴線に触れる音作りを解説。Aメロ・Bメロ、コード進行、グルーヴなど、聞いたことはあるがピンときていなかった音楽用語を交えつつ、わかりやすく教えてくれる。音楽のすごさがわかる、ありそうでなかった専門プログラムだ。 続いて『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系/毎週土曜昼1時30分放送)は、「男子校の休み時間」ともいうべき、彼らの自由なノリが楽しめる。 企画もぶっ飛んでいて、リビングでくつろぐ7人(+ゲスト)のもとに、突然ボールが出現、そのままドッジボールをしなければならない「いきなりドッジ」。二重跳びや柔道の受け身、卓球のスマッシュなど、どんなスポーツをするときもカメラ目線でキメ顔を決めなければならない「イケメンカメラ目線スポーツ」など多彩。 番組では彼らの和やかな雰囲気を「ワチャワチャ」という言葉で表現しているが、まさに7人がテレビの中で「終わらない文化祭」を過ごし、ワチャワチャ遊んでいる姿が見られる。 そして3つ目の番組が、毎回人気芸能人を迎えて1時間トークする『関ジャニ∞のジャニ勉』(カンテレ/水曜深夜0時25分放送)。今年で放送丸10年。この収録のために、彼らは地元・大阪に隔週“帰省”しているというが、肩ひじ張らない、リラックスした彼らの姿が楽しめる。 だが、「評価」と「視聴率」が必ずしも結びつかないのが歯がゆいところ。『関ジャム』の3月26日の視聴率は5.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、3月25日の『クロニクル』は2.8%と芳しくない(通常は4~5%なのだが)。 思えば『クロニクル』が放送されている土曜昼のフジテレビでは長らく、嵐が番組を担当してきた。2002年の『なまあらし LIVE STORM』から始まり、『嵐の技ありッ!』『まごまご嵐』『GRA』と形を変えながら進化し、6年後の08年、待望のゴールデン番組『VS嵐』がスタートした。 そんな先輩が力をつけてきたのと同じ枠で番組を任されているということは、少なくとも局側にも、ゆくゆくはゴールデンタイムに昇格してほしいとの願いがあるのだろうが、番組は2年前に始まったばかり。まだ先になるだろう。 だが、そんな関ジャニについて毎回、俎上に上がるのが人数の多さだ。 制作的には、ファンにとっては酷かもしれないが、やはり5人グループのほうが助かる。事実、5人だと台本のセリフが割りやすいのだ。7人だとそれが難しくなり、どうしても、自由にしゃべらせる以外方法がなくなる。さらにはカメラ割りのとき、5人だと一列で撮れるのだが、7人だと2列に座らせなければならないため、カメラの台数によってはパン(カメラを対象に向けて振る操作)が追いつかなくなることもある。 それを言うならKis-My-Ft2だって7人だろうという声もあるだろうが、後列の4人が「舞祭組」というユニットを組んだことで、一気に使い方が広がり、それぞれキャラ立ちが明確になってきたのである。 では、9人いるHey!Say!JUMPはどうか? 彼らの冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)でも、スタジオでこそ全員でトークするが、それはロケVTRを見るため。ロケは週替わりで3~4人が選ばれており、9人全員が同時にロケすることはない。対して、例えば『SMAP×SMAP』(同)の「ビストロSMAP」や『TOKIOカケル』(同)のように、同時にメンバーにスポットが当たることはない。やはり、大人数のグループに在籍するメンバーがテレビ番組で認知度を高めていくのは至難の業。個々人が、それぞれ別のレギュラーを持つしかないのかもしれない。 関ジャニは、今年で結成15年。ファンの中にはSMAPや嵐、TOKIOのように、幅広い世代に愛されるグループになってほしいという思いはあるだろう。丸山隆平が、あんなに自由なキャラということは多くの視聴者は知らないし、一見クールな大倉忠義がヘタレだというのも驚きだろう。彼らの個々にスポットライトが当たる日を楽しみに、今後の活動に期待したい。 (文=都築雄一郎) ◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆
関ジャニだからできた? 『関ジャム』という、マニアックでポップな音楽番組
「この曲を初めて聴いた時に“ピコ太郎はヤバい奴なんやな”っていうのは、DJのみんなは感じたはずなんです」 音楽プロデューサーのtofubeatsは、昨年大ブレークしたピコ太郎の「PPAP」について、こう語った。 「TR‐808」、通称「ヤオヤ」によるカウベルの音が使われていることに着目し、絶賛したのだ。それは、『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)での一幕だった。この放送は大きな反響を呼んだ。 『関ジャム』は、関ジャニ∞がホストを務める音楽番組である。地上波の音楽番組というと、熱心なポップスファンや、番組MCのファンを除けば、たいていはゲストに出演するアーティスト目当てで見る場合が多いだろう。実際、僕も好きなアーティストが出る時だけ、この番組を見ていた。だが、昨年あたりから、企画自体に惹かれる放送が多くなってきた。 たとえば、昨年1月10日、ゲスの極み乙女。が登場。放送は、あのスキャンダル発覚直後。正直、ゲスな興味半分で見ていた。だが、そんな見方を吹き飛ばすほど、面白い企画をやっていたのだ。 番組では、彼らが普段やっている曲作りを現場で再現するという。支配人の古田新太がテーマをその場で提示すると、川谷絵音がすぐにそれに合った歌詞を次々とスマホに打ち込んでいく。そして、バンドのメンバーと短い言葉のやりとりだけで、即興で曲を作っていくのだ。リアルタイムでハイクオリティな曲ができていく様子は鳥肌モノで、一流アーティストのすごみを、まざまざと見せつけたのだ。 この回以降なのか、『関ジャム』は、楽曲のスゴさや作り方など、よりマニアックな視点をゲストが解説するというような企画が急増していく。そのどれもが、興味深い未知の世界のものだった。かつてゲスト目当てで見ていた番組が企画目当てとなり、それで見た回が毎回面白いから、ついには毎週欠かさず見る番組になった。 人は知らないことを知るほど、知らないことが増えるものだ。なぜなら、今まで、知らないことすら気づいていなかったことを知るからだ。そのことで、まだ未知の世界があることを知るのだ。 『関ジャム』が素晴らしいのは、ひとつの企画で特に面白いと感じた部分、もっと知りたいという部分をすかさず次の企画にして、知りたいという欲求をつなげていることだ。冒頭に挙げたtofubeatsのピコ太郎への賛辞は、「売れっ子音楽プロデューサーが本気で選んだ 2016年のベスト10」という企画の1シーンだった。 そこで、「ヤオヤ」やら「カウベル」といった、僕のように音楽に疎い者にとっては聞き慣れない単語を持ち出しながら解説するtofubeats。「分からない」「知らない」からといって、伝わらないわけではない。むしろ、だからこそ、なんだかスゴそうだというワクワク感があった。 そして、『関ジャム』は、そうした視聴者の知りたいという欲求をくみ取り、3月19日放送回に、ピコ太郎の“プロデューサー”古坂大魔王、ドラマー・電子パーカッショニストのMASAKing、電子楽器メーカー開発担当の高見眞介の3人をゲストに迎え、「PPAP」を電子音楽の側面から徹底解剖したのだ。 たとえば、テンポ。「PPAP」は、1秒間に何拍あるかを示すBPMが136だという。このテンポにするまでに、何度も試行錯誤を繰り返した。笑ってもらうためには、歌詞がハッキリ聞き取れなければならない。 これまでヒットしたお笑い系の楽曲は、たいていがBPM120~140だという。小島よしおの「そんなの関係ねぇ」はBPM128、どぶろっくの「もしかしてだけど」はBPM124と具体的に例を挙げながら示していく。 さらに、実際にBPM150にした「PPAP」と違いを比べてみせ、そのテンポだとリズムが強調され、歌詞が入ってこないことを実証するのだ。 ほかにもイントロや曲の最後の音へのこだわりや、歌詞をより聴かすための曲作りの工夫などを明かしていく。 極めつきは、スマホで聴かれることを想定して、あえて音にディストーション(ひずみ)をかけ、“よごし”を加えることで高音質ではなくしたというこだわり。このことによって、スマホのような小さなスピーカーでも狙い通りの音を聴いてもらえるようにしたというのだ。 「これ作るまでに2年ぐらいかかった」 と古坂は言う。 いみじくも聴いていたゲストが「こんなに深いものが詰まっているとは、全然思っていなかった」と感心し、「これから笑えなくなりそう」と言った。 これは、よく言われることだ。裏側のこだわりなどを知ることで、鑑賞の邪魔になってしまうという意見だ。 もちろん、そういう側面がないとは言わないが、逆にそうした緻密なこだわりを知れば知るほど、よりくだらなさが増して笑えるという面もあるのではないだろうか? 通常の音楽もそうだ。それを知ることによって、聴きどころが増えていく。知らないことを知るというのは、最高のエンタテインメントでもあるのだ。 今、テレビはどこかで聞いたような情報であふれている。それは、マニアックな知識など、視聴者は求めていないと思われてしまっているからだろう。けれど、本当に知りたいのは、当然ながらそれまで知らないことだ。 確かに、マニアックなだけだと、閉塞的なものになってしまう。けれど、『関ジャム』の強みは、関ジャニがホストをしていることだ。 音楽にあまり詳しくない人の視線も、プレイヤーとしての視点もある。さらにバラエティの経験も豊富。テンポの良いやりとりで、番組を軽やかにしている。それは、まさにジャムセッションのようだ。 つまり、マニアックな知識を、関ジャニを通すことでポップな形に変換している。 『関ジャム』は、関ジャニだからこそできる、唯一無二の音楽番組なのだ。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから ★スキマさんの新刊出ました★『関ジャム 完全燃SHOW』テレビ朝日
『人生でムダなことばかり、みんなテレビに教わった』(文藝春秋)
元“抱かれたくない男”出川哲朗の好感度が急上昇中!「今年はMCも……」
「今年は、本格的にMCとしての仕事が増えそうですよ。最近は本人も『レギュラーの冠番組をやりたいんだよね~』なんて“色気”を出してますからね。これだけ視聴率と出演者やスタッフからの好感度が高いと、そろそろ特番あたりで彼を起用するプロデューサーも出てきそうですね」(テレビ局関係者) 出川哲朗と関ジャニ∞・横山裕がMCを務めた新春特番『イガイ星人ジャパパパーン』(フジテレビ系)が1月3日に放送された。 「三が日のお昼に放送されたとあって、視聴者の反響はそれほどでもありませんが、制作側としては大満足だったようですよ。これを機に、出川さんにMCを頼む人は出てくるかもしれませんね」(番組スタッフ) 一昔前は「抱かれたくない男」で名を馳せた出川も、最近では好感度の高い芸人のひとりとして名前が挙がるほどだ。 「とにかく彼は、NGがありませんからね。番組内容だけでなく、ロケ中、一般人が写真撮影をお願いしても断ることはありません。ギャラも、所属事務所のマセキ芸能社が抑えているのか、そんなに高くないですからね。以前は同じリアクション芸ということで、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんとキャラがカブっていましたが、やはり1人でやってきた分、しゃべりは出川さんのほうが上。今年もこの分野では、独り勝ちすると思いますよ」(バラエティスタッフ) 体も張れる名司会者となれるか――。マセキ芸能社公式サイトより
“隠れた実力派”関ジャニ・村上信五が抱える「世間の評価の低さ」と「関西弁の壁」
どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。 今回取り上げるのは、関ジャニ∞の村上信五。単独レギュラー番組は、テレビ・ラジオ合わせて6本。関ジャニ全員の出演番組3本を合計すると、週9本。CMでも東洋水産「麺づくり」やプロアクティブなど単独出演が続き、まさに関ジャニの屋台骨を支えているといっていいだろう。 そんな村上には、芸能人のファンが多い。例えばナインティナイン矢部浩之。矢部によれば村上は、番組で共演した後、きちんとお礼のメールを出し、その文面についても「内容も絶妙やねん。入りすぎず、いい加減じゃなさすぎず、丁寧」とラジオ番組で褒めていた。 さらには、あのビートたけし。2年前とある番組で村上と共演後、彼について「やっぱり器用な人だよね。何やっても器用。歌って踊ってだけじゃなくて、そういう感性のある人はしゃべりにもリズムがあるし。村上君は知識も豊富で勉強してるし、大阪人らしく“いい間”をしてる」と絶賛している。 そして『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で毎週顔を合わせているマツコ・デラックス。村上とは何かにつけて毎週言い合いにはなっているが、それも彼を信頼しているがゆえだろう。また、マツコは、例えば『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)では有吉弘行のことを「あなた」「有吉さん」、『アウト×デラックス』(フジテレビ系)でもナイナイ矢部のことを「矢部さん」、『ホンマでっか!?TV』(同)でも明石家さんまのことは「さんまさん」、『5時に夢中!』(TOKYO MX )でもふかわりょうのことを「あなた」と呼んでいる。そんな中で村上に対しては、唯一「お前」「この野郎」と呼ぶ。それは一見、乱暴な呼び方だが、ある意味、村上に心を許している証拠といえよう。 そんなマツコの、村上への愛が感じられるシーンがあった。少し前になるが、2012年6月11日のオンエアで、この番組が大好きでゲストで来ていた藤あや子に村上をプッシュし、「好きになるでしょ、会うと」とベタ褒め。また、村上のことを「生意気だけどほっとけない。罠にはまっちゃったわ」とも告白している。 さらに、今まで関ジャニどころかジャニーズのコンサートには行かなかったマツコが、昨年12月17日、関ジャニ∞の東京ドームライブを鑑賞、村上のカラーである紫色のペンライトを振っていたことがわかり、騒然となった。 これらはひとえに、彼のトーク力と人心掌握術によるものだろう。大阪のローカル番組『モモコのOH!ソレ!み~よ!』(関西テレビ)に2003~13年まで10年間レギュラー出演していた当時、司会を務めていた女芸人の大御所・ハイヒールモモコからトーク術と芸能界での生き方を学んだ。さらには、ナイナイ矢部のツッコミ、ダウンタウン浜田雅功のドツキツッコミ、明石家さんまの番組回しも、それぞれ過去の番組を見て研究したといわれる。 そんな「隠れた実力派」村上だが、その実力の割には、世間の好感度は必ずしも高いとはいえない。それは野心が見え隠れするとか、一般視聴者に寄り添っていない感じがするとか、見えない何かを彼の笑顔から感じ取っているからかもしれない。 また、ビートたけしは先のインタビューで「ヘタすりゃ『紅白(歌合戦)』の司会者になるんじゃないかな」とも言っていた。 ここで紅白の司会の歴史を振り返ってみると、06~16年までジャニタレが11年連続して担当している。06~09年が中居正広(中居は1997~98年も担当)、 10~14年が嵐、 15年がV6井ノ原快彦、そして昨年が嵐の相葉雅紀というわけだ。つまり今年17年も、ジャニーズから選出される可能性は高い。デビュー15年という関ジャニ、もしくは来年年男の村上に「司会」の声が上がってもおかしくはない。 だが、村上には「紅白」司会に際しての壁が立ちはだかる。それが関西弁だ。紅白の司会者の歴史を見てみると、関西弁の司会は07年の笑福亭鶴瓶くらいなもの。どうしても、業界にはいまだに、格式のある番組は「標準語で伝える」ことに価値を置く風潮があり、その点、紅白も例外ではないということだろう。 昨年の『紅白歌合戦』は、関ジャニがトップバッターだった。村上が司会としてNHKホールのステージを踏む日が来るのは、いつなのだろうか? だが村上個人としては、「ジャニーズの先輩で目標としている人」は意外にも中居ではなく、「TOKIO国分太一」だという。つまり、中居ほど華々しくスポットライトは浴びずども、したたかに、そしてジワジワと帯番組や散歩番組など自分の単独出演番組を抱える、そんなタレントになりたいのであろう。 いずれにしても、村上の今後が楽しみであり、少し怖くもある。 (文=都築雄一郎)
V6・長野博の結婚に続くのは、関ジャニ∞横山裕と日テレ水ト麻美アナ!?
V6の長野博が、女優の白石美帆と11月29日に入籍したことが発表。同日、生放送された『ベストヒット歌謡祭2016』(日本テレビ系)に出演した長野は、歌唱後にTOKIOらジャニーズの仲間から胴上げされ「これ以上の幸せはありません」と感激した。 2年半の交際を実らせた2人に、ネット上では祝福コメントが多数寄せられているが、それとともに「次に結婚するジャニーズ」予想でも大盛り上がりだ。 「V6の岡田准一は宮崎あおいと同棲中といわれ、森田剛も先日、宮沢りえとの熱愛が発覚しています。また、年内で解散するSMAPは、誰が結婚してもおかしくない」(芸能記者) そんな中、ベテラン芸能ジャーナリストは、大本命に意外な名前を挙げる。 「関ジャニ∞の横山裕と日本テレビの水ト麻美アナですよ。昨年、熱愛が報じられた際には、ジャニーズ事務所が否定。その後、2人は別れさせられたことになっていますが、実は今でも交際は続いている。また、水トアナは来年4月で30歳を迎えますが、そのタイミングでフリー転身に踏み切るという話もある。そうすれば、日テレからの監視もなくなり、水トアナの行動に制約がなくなる。ジャニーズ内では“1軍”の嵐だけはまだ結婚にゴーサインが出せませんが、ほかのグループに関しては、以前に比べて管理体制が緩くなってきている。大倉忠義と吉高由里子の交際も発覚していますが、関ジャニにはまだ結婚しているメンバーがいませんから、1人だけなら認められる可能性は高そうです」 年末年始は、大物カップルの交際や結婚が飛び交う時期。もしかすると、ジャニーズの結婚ラッシュになったりして!?
V6・長野博の結婚に続くのは、関ジャニ∞横山裕と日テレ水ト麻美アナ!?
V6の長野博が、女優の白石美帆と11月29日に入籍したことが発表。同日、生放送された『ベストヒット歌謡祭2016』(日本テレビ系)に出演した長野は、歌唱後にTOKIOらジャニーズの仲間から胴上げされ「これ以上の幸せはありません」と感激した。 2年半の交際を実らせた2人に、ネット上では祝福コメントが多数寄せられているが、それとともに「次に結婚するジャニーズ」予想でも大盛り上がりだ。 「V6の岡田准一は宮崎あおいと同棲中といわれ、森田剛も先日、宮沢りえとの熱愛が発覚しています。また、年内で解散するSMAPは、誰が結婚してもおかしくない」(芸能記者) そんな中、ベテラン芸能ジャーナリストは、大本命に意外な名前を挙げる。 「関ジャニ∞の横山裕と日本テレビの水ト麻美アナですよ。昨年、熱愛が報じられた際には、ジャニーズ事務所が否定。その後、2人は別れさせられたことになっていますが、実は今でも交際は続いている。また、水トアナは来年4月で30歳を迎えますが、そのタイミングでフリー転身に踏み切るという話もある。そうすれば、日テレからの監視もなくなり、水トアナの行動に制約がなくなる。ジャニーズ内では“1軍”の嵐だけはまだ結婚にゴーサインが出せませんが、ほかのグループに関しては、以前に比べて管理体制が緩くなってきている。大倉忠義と吉高由里子の交際も発覚していますが、関ジャニにはまだ結婚しているメンバーがいませんから、1人だけなら認められる可能性は高そうです」 年末年始は、大物カップルの交際や結婚が飛び交う時期。もしかすると、ジャニーズの結婚ラッシュになったりして!?









