「いったい誰のため?」フジ“子役たちの引きつった笑顔”が物語る、野球中継の未来

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さすがの芦田プロも、お手上げ!?
「どうせ野球なんか誰も見ないだろ。だったら番宣しろ。子役でも呼んどけ」  そんな編成の声が聞こえた気がした。4月12日のフジテレビ系「東京ヤクルト対読売ジャイアンツ」中継のことだ。  プロ野球中継は数字が取れない、といわれて久しい。今年の開幕戦(日本テレビでの巨人戦)は珍しく2ケタ(10.4%)を記録したものの、そういった「開幕戦」「優勝決定戦」といったオプションでもつかなければ、なかなか地上波でプロ野球を見ることはできなくなった。  だからこそ、平日のゴールデンで中継してくれるのは野球ファンとしてうれしい限り……のはずなのに、テレビ欄を見て暗澹たる気持ちになった。 「何かが起こるSG東京決戦!超強力S打線と新生・由伸Gが激突!さらにドラマと超合体芦田&寺田心がドキドキリポート」  芦田愛菜、加藤清史郎、寺田心、松田芹香の4名の子役が、17日から始まるドラマ『OUR HOUSE』の番宣のため、神宮球場の最前列に陣取っていた。  実際にテレビに映し出されたこの光景には、本当に胸が締め付けられた。子役たちの「やらされてる感」が半端ないのだ。結局、この日の中継は、誰に向けて作ったものだったのか? 最後までわからなかった。  プロ野球ファンのため? もちろんそれは間違いないが、だとしたら、子役の作り笑顔が何度もインサートされる画面に耐えられるだろうか?   ドラマファンや子役ファンのため? まだ始まってもいないドラマに、どれだけ「集客力」があるのか? そもそも、巨人ファンの芦田愛菜、熱狂的な阪神ファン(しかも、鳥谷シンパ)を自任する加藤清史郎に、ヤクルトユニフォームをまとわせている時点で胸が痛んでしまう。しかも、子役たちは8時以降、画面に映ることは許されない。  ならば、8時以降は、よりマニアックに野球を伝えてくれるのか? と期待しても、特に変化は見られなかった。そして、3回途中から始まった中継が8回途中でサヨウナラ、では、試合の流れも勝敗も堪能できない。  結局、この日の中継は、日本シリーズの放映権を手にするための「義理」「付き合い」としか見えなかった。制作サイドが本気になれない中継を見て、誰が楽しめるのだろうか?  プロ野球は数字が取れない、といっても、それはプロ野球そのものの人気が落ちているというわけではない。観客動員数も、グッズの売り上げも、ファンクラブ会員数も、ここ数年は増加傾向だ。女性ファンだって、各球団の努力で確実に増えている。そんな現状を顧みず、いまだに巨人戦に固執し、中継スタイルも旧態依然としていれば、視聴率など望めるはずもないだろう。  これは何も、フジテレビに限った話ではない。たとえばラジオ中継では4月7日に、NHK第一、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送の4局がそろって巨人戦を中継する、という出来事があった。ライオンズ戦がなかったとはいえ、「パ・リーグ聞こうぜ」の文化放送まで、いったいなぜ?  10年前ならいざ知らず、これほど「多様性」が叫ばれる時代にあってこの編成は、未来や現在の野球ではなく、過去の栄光しか見ていないから、と言わざるを得ない。  結局、野球中継は数字が取れない、のではない。数字を取るための工夫が足りないのだ。たとえば、メジャーリーグ中継では一般的になりつつある投球や打球情報を細かく解析・可視化する「トラッキングシステム」の活用。今回のフジテレビの野球中継は、日本における「トラッキングシステム」の業界トップ・データスタジアム社がサポートしていたのだから、技術的にはできたはずだ。  データ的なものでは少数のコアなファンにしか訴求できない、というのなら、プロレス的な盛り上げ方をしたっていい。今回であれば、ヤクルトのお騒がせマスコット・つば九郎がトラ党・加藤清史郎君にどんどん横ヤリを入れる、といったことだってできただろう。阪神戦じゃない、と言われようとも、子どもたちの引きつった笑顔を見せられるより、野球ファンであればそっちのほうがよっぽど楽しめるはずだ。 『プロ野球ニュース』(フジテレビ系)の初代キャスターである佐々木信也は、自著『「本番60秒前」の快感』(2009年、ベースボール・マガジン社新書)の中で、「野球演出家」の必要性を訴えている。 《ヒーローインタビューにしてもそうですが、現状の野球界を演出家としての視点で眺めたとき、改善したほうがいいのではないか、と思われるポイントは山ほどあります》  佐々木のこの指摘は、「球場演出」を中心に述べたもの。この本が上梓されて以降、佐々木が期待した通り、野球場の演出方法は急激に進化を遂げている。それが、観客動員やファンクラブ会員数の増加につながっている。  むしろいま必要なのは「野球演出家」ではなく。「野球“中継”演出家」だ。本来それは、番組プロデューサーやディレクターの役割であるはずなのだが……。今のままでは、野球中継に未来はない。 (文=オグマナオト)

野球賭博問題に“無責任すぎる”原辰徳前監督 新たな「黒いスキャンダル」が浮上中?

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『原点―勝ち続ける組織作り』(中央公論新社)
 プロ野球の巨人・高橋由伸新監督の初陣となる開幕のヤクルト戦、25日の東京ドームで、原辰徳前監督が、OBの松井秀喜氏と共に日本テレビのゲスト解説を務めたが、野球賭博問題については「心を痛めている」とする、他人事のような姿勢に批判が集まっている。 「『高橋に謝らせるな』というファンからの苦情も多いんですが、実は不快感を持っている人間は球団内にもいて、裏で週刊誌記者と連絡を取ったりもしているので、もしかすると原さんに関するネガティブな話を密告しようとしているんじゃないか」と球団関係者。  今後、原前監督に関するネガティブな記事が出てくるのかもしれないが、通常は内部告発に否定的なこの関係者も「正直、球団批判が原批判に変わってほしいぐらい」と言う。  何しろ今回の問題では、試合を中継する日テレにまで原前監督への苦情が殺到しているという話だ。「試合のこと以外で苦情が来るなんて、珍しいそうだ。日テレの人と話しても『原さんも、もう少し責任を感じているといったニュアンスのコメントを出したほうがいいし、知らぬ存ぜぬだけじゃ世間に通用しない』と言っていた」と関係者。  開幕戦のドーム内では、賭博に絡めた巨人への野次がかなり飛んでいた。相手チームの応援団からは「賭博を謝罪せよ」と書いたボードまで掲げられ、「中継スタッフが映像や音声にそういったものを拾わないよう、かなり神経を使っていた」というから、局側でも原前監督への不快感が広がっているようだ。  確かに一連の不祥事は、すべて原監督時代に起こったこと。本人が賭博に関わっていなくても、当時の現場のトップとして説明する責任があることは識者からも指摘されている。原前監督は4年ほど前に報じられた不倫の1億円もみ消し問題も、責任を取るどころか、記事を掲載した「週刊文春」(文藝春秋)を名誉毀損で訴えて敗訴しており、「あのときも個人的な問題なのに球団に尻拭いさせていた原さんに、ムカついていた人は結構いた」と関係者。  しかし、身内にも積もった不満が新たなスキャンダルの告発につながるというのは、少々飛躍しすぎではないだろうか? 「いやいや、この世界の裏側ではよくあること。最近、あるマスコミ関係者から聞いた話なんだけど、原さんの●●(非常に近い親族)に違法なギャンブルに関わった疑いが持ち上がったことがあるそうで、そういうのも出てきたらマズいことになるんじゃないかな」(同)  問題の親族は、日頃から100万円の札束を自慢げに持ち歩きながら六本木で遊んでいるのが有名な男で、素行不良でジャニーズを去ったタレントと親しく、一時期は闇カジノに出入りしていたウワサがあったという。闇カジノといえば、運営者が野球賭博に関わることも多い世界。この話が事実かどうかはわからないが、こうした余計な疑惑がメディアで伝えられたら、たとえ“シロ”でも原前監督に対する視線はさらに厳しくなりそうだ。  日本テレビに原前監督宛てのクレームがどのぐらい届いたのか聞いてみたところ「個別の案件についてはお答えしていません」と回答してもらえなかったが、原前監督自身がメディアの前でもう少し説明するなり対応しなければ、怒りが収まらない人たちもいるだろう。 (文=ハイセーヤスダ)

野球賭博問題に“無責任すぎる”原辰徳前監督 新たな「黒いスキャンダル」が浮上中?

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『原点―勝ち続ける組織作り』(中央公論新社)
 プロ野球の巨人・高橋由伸新監督の初陣となる開幕のヤクルト戦、25日の東京ドームで、原辰徳前監督が、OBの松井秀喜氏と共に日本テレビのゲスト解説を務めたが、野球賭博問題については「心を痛めている」とする、他人事のような姿勢に批判が集まっている。 「『高橋に謝らせるな』というファンからの苦情も多いんですが、実は不快感を持っている人間は球団内にもいて、裏で週刊誌記者と連絡を取ったりもしているので、もしかすると原さんに関するネガティブな話を密告しようとしているんじゃないか」と球団関係者。  今後、原前監督に関するネガティブな記事が出てくるのかもしれないが、通常は内部告発に否定的なこの関係者も「正直、球団批判が原批判に変わってほしいぐらい」と言う。  何しろ今回の問題では、試合を中継する日テレにまで原前監督への苦情が殺到しているという話だ。「試合のこと以外で苦情が来るなんて、珍しいそうだ。日テレの人と話しても『原さんも、もう少し責任を感じているといったニュアンスのコメントを出したほうがいいし、知らぬ存ぜぬだけじゃ世間に通用しない』と言っていた」と関係者。  開幕戦のドーム内では、賭博に絡めた巨人への野次がかなり飛んでいた。相手チームの応援団からは「賭博を謝罪せよ」と書いたボードまで掲げられ、「中継スタッフが映像や音声にそういったものを拾わないよう、かなり神経を使っていた」というから、局側でも原前監督への不快感が広がっているようだ。  確かに一連の不祥事は、すべて原監督時代に起こったこと。本人が賭博に関わっていなくても、当時の現場のトップとして説明する責任があることは識者からも指摘されている。原前監督は4年ほど前に報じられた不倫の1億円もみ消し問題も、責任を取るどころか、記事を掲載した「週刊文春」(文藝春秋)を名誉毀損で訴えて敗訴しており、「あのときも個人的な問題なのに球団に尻拭いさせていた原さんに、ムカついていた人は結構いた」と関係者。  しかし、身内にも積もった不満が新たなスキャンダルの告発につながるというのは、少々飛躍しすぎではないだろうか? 「いやいや、この世界の裏側ではよくあること。最近、あるマスコミ関係者から聞いた話なんだけど、原さんの●●(非常に近い親族)に違法なギャンブルに関わった疑いが持ち上がったことがあるそうで、そういうのも出てきたらマズいことになるんじゃないかな」(同)  問題の親族は、日頃から100万円の札束を自慢げに持ち歩きながら六本木で遊んでいるのが有名な男で、素行不良でジャニーズを去ったタレントと親しく、一時期は闇カジノに出入りしていたウワサがあったという。闇カジノといえば、運営者が野球賭博に関わることも多い世界。この話が事実かどうかはわからないが、こうした余計な疑惑がメディアで伝えられたら、たとえ“シロ”でも原前監督に対する視線はさらに厳しくなりそうだ。  日本テレビに原前監督宛てのクレームがどのぐらい届いたのか聞いてみたところ「個別の案件についてはお答えしていません」と回答してもらえなかったが、原前監督自身がメディアの前でもう少し説明するなり対応しなければ、怒りが収まらない人たちもいるだろう。 (文=ハイセーヤスダ)

暴力団が狙うのは「1.5軍」選手……頻発する不祥事の裏側『黒い人脈と野球選手』

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『黒い人脈と野球選手』(宝島社)
 25日から開幕したプロ野球ペナントレース。しかし、今年はまだ野球を楽しむという気持ちになれないファンも少なくないだろう。  今月、読売ジャイアンツ・高木京介投手が野球賭博に関与していたとして、 1年間の失格処分となった。さらに、これに関連して調査を行ったところ、現金を賭けた麻雀、トランプ、高校野球賭博などが一部で恒常的に行われていたことが発覚する。この問題を受けて、渡辺恒雄最高顧問が辞任することとなった。ジャイアンツでは、昨年10月に福田聡志、笠原将生、松本竜也の3投手が野球賭博に手を染めていたとして無期失格処分となったが、まだまだその膿は出し切れていないようだ。  昨年の野球賭博発覚、今年 2月の清原和博の覚せい剤取締法違反による逮捕と、球界と暴力団との関係を匂わせる不祥事が頻発している。いったい、どうして球界と暴力団がつながってしまうのだろうか……。マンガ『クロサギ』(小学館)の原作者として知られる夏原武氏の著書『黒い人脈と野球選手』(宝島社)を読むと、そこには構造的な問題が見え隠れしている。  2015年10月、読売ジャイアンツは、野球賭博に手を関与していたとして福田聡志、笠原将生、松本竜也の3投手を解雇した。賭博そのものももちろん違法だが、野球賭博に野球選手自らが手を染めていたという事実は、球界を激震させた。しかも、誰も知らないような無名選手ではなく、 1軍登板実績やドラフト1位指名など華々しいキャリアを持つ選手たちによるスキャンダルだったのだ。  この事件に対して、コミッショナーは球団側への制裁金1,000万円、さらに渡辺恒雄最高顧問(当時)に対して取締役報酬の2カ月間全額返上などの処分が科せられている。しかし、夏原は「暴力団とのつながりを断ち切るとした球界ならば、この大甘の処分でよしとしてはダメだろう。徹底的な調査を第三者機関に委託してやるべきだ」と、対応策の甘さを激しく非難する。真相解明よりも、事件を3人の問題のみで終わらせたいという球団側の意図は明らか。その結果、半年後に再び問題が頻発するという事態に陥っているのだ。  では、なぜ野球選手と反社会的勢力との間にはつながりが生まれてしまうのだろうか? 夏原の取材によれば、黒い勢力が近づくのは「1.5軍クラス」の選手が多いという。  年俸や知名度はそこまで高くないが、 1軍選手とも交流のある1.5軍選手を狙って、さまざまな人間が近寄ってくる。暴力団員らは、タニマチとの食事会や飲み会で親しくなった1.5軍選手から主力選手の情報を引き出そうとする。もちろん、熱心なファンだからというわけではない。野球賭博にとって、何よりも重要なのは選手の体調などのインサイダー情報であり、その情報を摑んでいれば、より予想は立てやすくなる。 1.5軍選手が持っている情報は、野球賭博にとって何よりも貴重な情報なのだ。  また、プロ野球引退後、現役選手とネットワークを持ったOBが、反社会的勢力と現役選手をつなげる仲介役になることも少なくない。体育会系の野球界では、先輩からの誘いは断りにくい。そんな「先輩」からの食事の誘いだけでなく、裏カジノや風俗といった場所に連れられて、反社勢力と蜜月の関係に陥ってしまう選手が少なくないのだ。  3月23日、開幕を目前に、12球団が「球界の浄化に全力で取り組み、ファンの皆様の信頼回復に最善の努力を尽くす」との共同声明を発表し、幕引きを図った。しかし、これが本当の終わりとなるのだろうか? それとも、まだまだ新たな問題が明らかになっていくのだろうか? 疑心暗鬼のままでは、野球ファンも晴れ晴れとした気持ちで選手たちを応援することはできないだろう。

「野球選手は暴力団のカモ」野球賭博問題、山口組分裂で「試合どころじゃなくなる」!?

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ナベツネ辞任でも、騒動は収まらない!?
 プロ野球の賭博問題は、巨人・高木京介投手の1年間の失格処分で幕引きが図られようとしている。だが「このまま終わるはずがない」と明かすのは、ヤクザ実話誌の記者だ。というのも、指定暴力団・山口組の分裂が、この騒動に関係しているのだという。 「巨人選手の間に入り込んでいた闇社会の連中がいて、その中に山口組の分裂で仲たがいした関係者が複数いるんです。一方が巨人選手の弱みをネタにカネにしようと動いているところ、もう一方はこれを守って新たな弱みにしようとしているという話を聞きました。事実なら、相当厄介ですよ」(同)  巨人の渡邉恒雄・最高顧問の辞任にまで発展した野球賭博問題はその後、複数球団にわたって「声出し」と呼ばれる賭け行為や、高校野球を対象に金銭を賭ける「くじ」行為などが続々と明らかになり、球界全体を巻き込んだ大問題に発展している。  シーズンは予定通り開幕する見込みだが、「混乱した状況が続けば、試合どころではなくなるのでは?」と話すのは同記者だ。 「もともと野球選手は暴力団にとっていいカモで、大金を稼いでいても社会性に乏しいので取り込まれやすい。これを、一気に搾り取らず長期的に金を奪い続けるのがヤクザのやり方です。基本、ヤクザの息のかかったカタギの人間を接近させるんですが、表向きヤクザの姿はないので、高木投手みたいに『怖い人だと後でわかった』となるんです。モメたらモメたで、別のヤクザが『収めてやる』と出てくるのが、この世界の常套手段。実際には、2人のヤクザが仲間内で事態収拾を演出しているだけ。そうして新たな借りを作らせるんです」(同)  だが、今回の山口組の分裂で、事情が変わってきたのだという。 「高木投手には『問題の仲介人と手を切らせてやる』と怪しいコンサルタントの男が近寄っていたことがあるんですが、この男は組の分裂で、仲介人に反目していた人物なんです。通常なら出来レースであるところが、今回は本当に利権の奪い合いになっているらしいです。分裂している山口組は今、風俗店のみかじめなどでシノギの奪い合いになりつつあるので、高木投手はすべて告白してカタをつけたつもりでも、第5、第6の選手や関係者がいたら強硬的な動きが出てきて大変なことになるのでは……」(同)  実際、渡邉最高顧問ら上層部の辞任があったのも、暴力団からのユスリタカリの二次被害に遭わないためだという見方もあるほど。山口組は目下、昨年の分裂騒動以降、六代目山口組と神戸山口組が連日のように小競り合いを続けており、3月17日には大阪・堺市にある山口組系事務所の入り口に軽自動車が突っ込んだ。こうした衝突は関西で今年7件(23日現在)も発生しており、さらに17日には茨城・水戸市の山口組系事務所に、灯油入りの瓶が投げつけられた。この状況下、拳銃のヤミ売買で相場が高騰しているという物騒な話もある。  暴力団の抗争に巻き込まれる恐れについて巨人に問い合わせると「把握していない」と、冷たく電話を切られた。だが、暴力団との関わりは記者の電話のように簡単に切れるものではない。選手の身に、何もなければよいのだが……。 (文=ハイセーヤスダ)

高額慰謝料で悠々自適のキャンパスライフ 阪神・西岡の元妻・徳澤直子が再婚発表で……

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徳澤直子オフィシャルブログ「なおこの日記」より
 プロ野球・阪神タイガースの西岡剛内野手の元妻でモデルの徳澤直子が、3月10日、自身のブログで同9日に入籍したことを発表した。  同ブログによると、お相手は1歳年上の一般男性で、現在通っている大学に入学した縁で知り合ったという。再婚に踏み切った理由として、「彼を父親のような存在として慕う娘の姿を見ていると、いつの間にか不安はなくなり、家族になりたいと思うようになりました」と記している。  徳澤は2001年、「ミスセブンティーン」に選ばれ、「セブンティーン」(集英社)でモデルデビュー。同誌を卒業後、04年から「CanCam」(小学館)の専属モデルとなり、同世代の女性から絶大な支持を得た。  10年7月、千葉ロッテ・マリーンズ(当時)の西岡と結婚。同年12月、西岡がMLBのミネソタ・ツインズと3年契約を結び、渡米することになったため、同年限りでモデル業を休業。ところが、翌11年3月、徳澤が妊娠中で日本に残っていた際、西岡が元グラビアアイドル・松井沙也香を米国に呼び寄せて密会を重ねていると、一部週刊誌で報じられた。  徳澤は同年8月、第1子となる女児を出産したが、ほどなくして別居状態に陥り、12年2月には離婚協議中であることが明らかになった。西岡はツインズで出場機会が得られないため、同年オフに自らの意思で契約解除を申し出、自由契約となり、阪神と契約を交わした。  13年4月、徳澤は医療系の大学に入学したが、離婚協議は難航を極めた。成立したのは、14年12月であるから、実に3年近い月日を要した。 「最大の離婚協議の争点となったのは、徳澤が要求した高額な慰謝料。その額は一説には5億円とも言われました。14年の西岡の推定年俸は2億円(出来高は含まず)ですから、年収の約2.5倍という途方もない要求でした。協議はモメにモメましたが、『妻の妊娠中の浮気』を突っつかれた西岡が最終的には折れて落着しました。慰謝料は非公表ですが、徳澤はまんまと高額な慰謝料をせしめることに成功したわけです。徳澤には『慰謝料高すぎ!』との世の批判もあったようですが、離婚のきっかけが西岡の浮気だっただけに、同情する向きもありました」(芸能ライター)  12年夏、「美人百花」(角川春樹事務所)でモデル復帰した徳澤だが、大学に入ってからはほとんど仕事はしておらず、学業と育児に専念していた。それもこれも、西岡から高額な慰謝料が取れたからであり、まさに悠々自適のキャンパスライフを送っていたのだ。  ただ、新たに徳澤を養ってくれる男性が出現したとなると、周囲の目も変わってくる。西岡は14、15年と故障がちで満足な成績を残せず、今季の年俸は1億800万円(推定)まで下がってしまった。こうなってしまうと、西岡も少し不憫かもしれない。 (文=森田英雄)

桑田佳祐は“予言者”だった!? 巨人「野球賭博」を暗示するかのような歌詞に称賛の嵐!

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「Yin Yang/涙をぶっとばせ!!/おいしい秘密(通常盤)」(ビクターエンタテインメント)
 沈静化を見せないプロ野球・読売巨人軍の「野球賭博騒動」。まだまだ賭博の当事者が出てくるという情報や、阪神タイガースの選手も試合前にゲン担ぎの「金銭授受」を行っていたことも明らかになるなど、巨人以外でもキナ臭い情報が出続けている状況である。  そんな中、この巨人の「凋落」を“予言”していた歌手がいたと、ネット上で話題になっている。ロックバンド・サザンオールスターズの桑田佳祐である。今もなお多くの楽曲を残し、日本の音楽シーンに多大な影響を与え続ける「レジェンド」だが、彼は何を“予言”したというのか。  サザンオールスターズが2013年にリリースしたシングル「ピースとハイライト」(タイシタレーベル)に、その“予言”の答えがあった。このシングルの収録曲である「栄光の男」の歌詞こそが、まさに今の巨人を象徴しているというのだ。 「栄光の男」は、桑田が学生時代にミスタープロ野球・長嶋茂雄の引退式を喫茶店で見た時の気持ちなどが反映されているそうで、長嶋茂雄が国民栄誉賞を受賞した際に作ったということだ。長嶋へのリスペクトを歌ったものだったのだろうが、くしくも巨人の落日を象徴する歌にもなってしまったようである。ネットでクローズアップされたのは、「栄光の男」の前半に登場するこの歌詞だ。 「永遠に不滅と 彼は叫んだけど 信じたものはみな メッキが剥がれてく」  この歌詞に関し、ネット上では「これは名歌手桑田」「なお永久に不潔になった模様」「メッキじゃなくて下地も汚かったようだけどな」など、桑田の歌詞に便乗したコメントなどを含め、称賛の声であふれた。多くのリスペクトを集める歌手の言葉だけに、妙に重みが感じられる。  もともと桑田は巨人ファンだそうで、近年の巨人に対し時折批判を述べているという話も。そんな中でも「巨人愛」を忘れず、長嶋を称える歌を出したはずだったのだが、悪い意味で今の巨人の状況を浮き彫りにしてしまった形だ。  桑田としても残念な形でクローズアップされてしまった「栄光の男」。桑田と同じ思いを持つ中年男性は非常に多いはず。信頼を裏切った巨人の責任はやはり重いのだ。

「なんでもいいから巨人ネタを拾ってこい!」野球賭博問題が一大メディアグループ同士の“抗争”に発展!!

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 野球賭博問題が再燃し、天下の読売グループが苦境に立たされている。  昨秋発覚した巨人の福田聡志、松本竜也、笠原将生の3選手に続き、今月9日に高木京介投手に野球賭博への関与が浮上。「また巨人か……」という野球ファンの声とともに、読売グループの体質に批判の声が上がっている。  14日付の産経新聞は、新たな“爆弾”を投下。巨人選手が自軍の公式戦の勝敗を対象にして、現金をやりとりしていたと報じたのだ。  暴露したのは巨人をクビになった笠原で、試合前に選手が1人数千円を拠出し、巨人が勝つと、選手の円陣で「がんばろう」などと発声を担当した選手が現金を総取りする仕組みだったという。  チームが勝てば、次の試合の発声も同じ選手が担当し、勝ち星が続くごとに1人当たりの拠出金が増加。1人が受け取る総額が数十万円に達したこともあり「連勝していくごとに、どんどん金額が跳ね上がる。レートが上がりすぎて(わざと)打たないことも可能だった」と証言した。  しかも日本野球機構(NPB)は、そうした事実を昨秋の調査で把握しながら公表を控えていたという。  その理由について、NPBは「少額で験担ぎの意味合いもあり、賭け事とは異質。敗退行為(八百長)にはつながらない」と説明しているが、これでファンが納得するはずがない。 「金額うんぬんではなく、スポーツマンシップにもとる行為だ。『金を賭けないとやる気が出ないのか!』と批判が出るのは当然」とは球界関係者。  こうなると、俄然勢い付くのは巨人、もっと言えば、読売グループのライバル会社だ。  スクープした産経新聞をはじめ、天下の朝日新聞までもが、ここぞとばかりに巨人叩きに走っている。 「各社とも上層部が『なんでもいいから、巨人のスキャンダルを拾ってこい』と大号令をかけたそうです。中でも一気呵成なのは産経グループ。巨人=日本テレビで、現在視聴率でブッチ切りの首位を走っていますからね。一方のフジテレビはここ数年苦境に立たされている。巨人のイメージが下がれば、同じ読売グループの日テレも無傷では済まないという理論でしょう。他局もこの機に乗じて巨人叩きを行うようです」(テレビ関係者)  14日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)では、この騒動をトップニュースで取り上げ、メーンキャスターの古舘伊知郎は「巨人内に賭博行為が蔓延していることが問題」と切り捨てた。 「VTR出演した編集委員の男性は、NPBがこの問題を不問に伏して公表しなかったのは、球界の盟主である読売グループの力が働いたためと、かなり踏み込んだ発言をしていました」(テレビウォッチャー)  ライバル社からの集中砲火に、読売巨人軍は14日、産経新聞社に記事の訂正を求める抗議書を送付。 「野球賭博常習者である飲食店経営者と密接な関係にある笠原氏の証言内容を、具体的に確認しないまま報じたのは極めて問題。当球団の所属選手が敗退行為を行っていた疑いがあるという誤った内容を伝えるもので、球団の名誉を毀損(きそん)する」という言葉で牽制したが、産経グループの関係者は「今後も徹底的に追及していく」と宣言している。  騒動は一大メディアグループ同士の仁義なき戦いに発展しそうだ。

「なんでもいいから巨人ネタを拾ってこい!」野球賭博問題が一大メディアグループ同士の“抗争”に発展!!

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 野球賭博問題が再燃し、天下の読売グループが苦境に立たされている。  昨秋発覚した巨人の福田聡志、松本竜也、笠原将生の3選手に続き、今月9日に高木京介投手に野球賭博への関与が浮上。「また巨人か……」という野球ファンの声とともに、読売グループの体質に批判の声が上がっている。  14日付の産経新聞は、新たな“爆弾”を投下。巨人選手が自軍の公式戦の勝敗を対象にして、現金をやりとりしていたと報じたのだ。  暴露したのは巨人をクビになった笠原で、試合前に選手が1人数千円を拠出し、巨人が勝つと、選手の円陣で「がんばろう」などと発声を担当した選手が現金を総取りする仕組みだったという。  チームが勝てば、次の試合の発声も同じ選手が担当し、勝ち星が続くごとに1人当たりの拠出金が増加。1人が受け取る総額が数十万円に達したこともあり「連勝していくごとに、どんどん金額が跳ね上がる。レートが上がりすぎて(わざと)打たないことも可能だった」と証言した。  しかも日本野球機構(NPB)は、そうした事実を昨秋の調査で把握しながら公表を控えていたという。  その理由について、NPBは「少額で験担ぎの意味合いもあり、賭け事とは異質。敗退行為(八百長)にはつながらない」と説明しているが、これでファンが納得するはずがない。 「金額うんぬんではなく、スポーツマンシップにもとる行為だ。『金を賭けないとやる気が出ないのか!』と批判が出るのは当然」とは球界関係者。  こうなると、俄然勢い付くのは巨人、もっと言えば、読売グループのライバル会社だ。  スクープした産経新聞をはじめ、天下の朝日新聞までもが、ここぞとばかりに巨人叩きに走っている。 「各社とも上層部が『なんでもいいから、巨人のスキャンダルを拾ってこい』と大号令をかけたそうです。中でも一気呵成なのは産経グループ。巨人=日本テレビで、現在視聴率でブッチ切りの首位を走っていますからね。一方のフジテレビはここ数年苦境に立たされている。巨人のイメージが下がれば、同じ読売グループの日テレも無傷では済まないという理論でしょう。他局もこの機に乗じて巨人叩きを行うようです」(テレビ関係者)  14日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)では、この騒動をトップニュースで取り上げ、メーンキャスターの古舘伊知郎は「巨人内に賭博行為が蔓延していることが問題」と切り捨てた。 「VTR出演した編集委員の男性は、NPBがこの問題を不問に伏して公表しなかったのは、球界の盟主である読売グループの力が働いたためと、かなり踏み込んだ発言をしていました」(テレビウォッチャー)  ライバル社からの集中砲火に、読売巨人軍は14日、産経新聞社に記事の訂正を求める抗議書を送付。 「野球賭博常習者である飲食店経営者と密接な関係にある笠原氏の証言内容を、具体的に確認しないまま報じたのは極めて問題。当球団の所属選手が敗退行為を行っていた疑いがあるという誤った内容を伝えるもので、球団の名誉を毀損(きそん)する」という言葉で牽制したが、産経グループの関係者は「今後も徹底的に追及していく」と宣言している。  騒動は一大メディアグループ同士の仁義なき戦いに発展しそうだ。

次は誰だ!? 球界激震の巨人野球賭博騒動「他球団も含め、14人の名前が……」

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読売巨人軍オフィシャルサイトより
 わかっているだけでも、14人の名前が浮上中……。野球賭博にはまだ疑わしき者がいるようだが、現時点でその名前は公にされていない。  3月8日、読売ジャイアンツが発表した高木京介投手の野球賭博。昨年、福田聡志、笠原将生、松本竜也の巨人3投手が解雇されてから4カ月、事態は収束どころか、さらに広がりを見せてしまった。  実は昨年、筆者の取材に内情を打ち明けていた球団関係者は「この3人で終わったらウソ」と漏らしており、“笠原人脈”と呼ばれる疑惑の人物名を数名挙げていた。そのひとりが高木だった。 「高木さんは熱狂的なパチンコ好きで、危ないよ。本人は否定しているけど、聞かれたことに首を横に振っただけだから疑惑は晴れない。もっと調べれば、何か出てくると思う」(同)  この関係者からは、ほかに疑わしい人物として中堅投手と野手の3名の名前が聞かれたが、巨人は「ほかに関与した人物はいない」との調査結果を発表した。ただし、その調査とやらはヒアリングをしただけで、当人が「やってません」と言えば、それ以上の追及はないものだった。 「たとえば選手が違法な裏カジノに出入りしていたことは、“野球賭博ではない”という理由だけでお咎めなしのまま封印されています。高木から賭けトランプに誘われたチームメイトがいたんですが、その話もセーフにしちゃって公表しなかった」(同)  昨年の3選手の処分で幕引きしようとしたわけだが、結果的にその判断はアダとなった。今回、あらためてその球団関係者に聞くと「ほら、言った通りになった。でも、いま他球団を含め、14人の名前が挙がっている」と驚くべき話をした。 「彼らがみんな摘発されるかもしれないから、球団最高顧問のナベツネ(渡邉恒雄)さんらは逃げるようにさっさと引責辞任したんです。問題が拡大する暗示みたいなもの。高木の記者会見だって、一部で潔いという感じで扱われているけど、実際には野球賭博の胴元から『この件をバラすぞ』と脅されていて、泣く泣く罪を認めたわけだから」  野球賭博に詳しい元暴力団組員に、その脅しをかけてきた人物について聞いてみた。 「黒幕といわれている人物は、その世界ではちょっと知られた人物だと聞いている。野球賭博で飯を食ってきたようなやつだとすれば、それ専門にやっているはずで、高木投手が逃げても別の選手にも弱みをネタに脅しをかけるだろうね。多くは若い選手がターゲットにされる。その世界の業界用語では、賭け金をIN、払い戻し金はOUTと呼ぶんだけど、若い人のほうが『IN高』といって、賭け金を高く設定する傾向があるから。賭博をやっていることを知られたらまずい人ほど抜けられなくなるわけで、若い選手の参加は一番おいしいということ。その世界の連中なら、こんな騒動さえも逆手に取って参加した選手に揺さぶりをかけるはず。そうなると、高木投手みたいに泣きながら全部ぶちまける人のほうが少なくないと思う」  聞けば野球賭博の利益構造は複雑で、一球団だけを顧客ターゲットにしているなんてことはまずありえないという。事実、熊崎勝彦コミッショナーは12球団に再調査を指示。続々と「実はウソついてました」と言いだす者が出てくるのか、そうでなければ、闇の連中に取り込まれたままになるということだ。 (文=ハイセーヤスダ)