日本シリーズ制覇に暗雲!? 楽天エース・田中将大、首脳陣への不信感が爆発寸前で……

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東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイトより
 球団史上初の日本一を目指し、ひた走るプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス。だが、チームをけん引し、夢の頂点に立つには不可欠なエース・田中将大が、チーム首脳陣に対し相当な「不信感」を抱き、現場は一触即発ムードの危機を迎えている。  9月26日、球団初のリーグ優勝。10月21日、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ制覇。いずれも、最後のマウンドには田中が立っていた。 「リーグ優勝の時は星野監督の計らいで、1年間の感謝を込めて登板が決定。ところが、これが予想以上にフィーチャーされ、節目ごとに“演出”を重視する指揮官は、再びCSのラストに田中をブルペン待機させて、実際に登板させた。もちろん、チームで最も信頼と実績があり、確実にアウトが稼げる戦力としてレギュラーシーズンとは違う起用をしたという部分もあるが、これに田中が不信感を抱きだしたようなんです」(プロ野球番記者)  また、26日に始まった日本シリーズでは初戦での先発という大方の予想に反し、第2戦目で登板。9回1失点の完投でチームの日本シリーズ初勝利を呼び込んだが、やはりここでも田中は起用法に満足していないようだ。  CSでの救援登板後、田中は報道陣に「思うところはいろいろありますけど、抑えられてよかった。日本シリーズへの調整が難しい? そう思うなら、そう書いてください」とコメントしている。 「要は、指揮官・コーチ陣と自分の考えが一致しないまま登板させられた点に不満を持っているようです。田中って、最近は“大人”になったため、なかなか裏側の素顔をうかがうことが難しいのですが、CS以降は、あからさまに機嫌の悪さが目立っています」(同)  来季、米メジャーリーグへの移籍が確定的な田中にとっては、最初で最後となりそうな日本シリーズ。大エースのイライラが、チームに悪い影響を及ぼさなければいいが……。

中日・落合GM動く!? 楽天イーグルス正捕手・嶋基宏に“電撃トレード”のウワサ

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「オーナーズリーグ13弾 楽天ゴールデンイーディス 嶋基宏」(バンダイ)
 12年ぶりのBクラスからチームの建て直しを迫られている中日ドラゴンズ・落合博満ゼネラルマネジャーが、早速エンジン全開だ。そんな中、「集客面」の強化として球団からオーダーされているのが、「捕手として客が呼べること」が条件となる谷繁元信監督(選手兼任)の後継者の育成だという。  中日関係者からは、その候補の一人として、楽天・嶋基宏捕手の名前が挙がっているという。 「岐阜出身の嶋は地元への愛着が強いことに加え、谷繁さんを昔から慕っていますからね。入団時のアンケートでも尊敬する選手を谷繁さんと答えていますし、谷繁さんが横浜市の自宅から近い国学院大のグラウンドを自主トレに使用している関係で、同大出身の嶋は付き合いもあるんですよ」(同)  嶋は、自球団の星野仙一監督からは判で押したように「いつまで野村の野球をやっとんのじゃ」と冷たく突き放されているところが何度も目撃されている。一方、谷繁からは「野球に対して貪欲な姿勢がいい」と声をかけられたという話もある。 「もともとバッターと投手との相性を重んじるデータ野球派の嶋と、バッターが誰であれ『内角を強気に突くリード』をしろと、持論を押し付ける星野野球とでは合わない、という声は多いですからね」(同)  確かに嶋は理論派で、野村克也監督時代には中学時代の成績表がほぼオール5だった“知力”を買われ、レギュラーの座をもぎ取ったエピソードの持ち主だ。  スポーツ紙の記者も「嶋は将来の夢を監督だと公言していますし、それならば多くのチームを渡り歩いたほうが捕手としては経験を積めますよ。彼の性格からして、自分を高く買ってくれるところへの移籍を直訴する可能性はあるでしょう」と話す。  一部ではすでに落合GMと谷繁が、嶋獲得の本格検討に入ったともいわれるが、楽天の球団関係者に嶋の移籍がありえるのか聞くと「まだポストシーズン中で、その手の話はすべきではない」とノーコメントだった。  前出・中日関係者は「どういう編成をしているか球団の末端までは伝わってきませんし、落合GMが徹底して情報封印する“鉄のカーテン”では、いざ電撃トレードが成立するその瞬間までわからないかも」という。  中日再建の鍵を握る「捕手の後継者」に、サプライズはあるのか――? (文=ハイセーヤスダ)

甲子園の激闘から7年……楽天優勝の立役者・田中将大が歩んだ軌跡

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『田中将大 ~若きエース4年間の成長~』(小学館)
アスリートの自伝・伝記から読み解く、本物の男の生き方――。  2006年夏の甲子園、決勝に駒を進めたのは、斎藤佑樹の早稲田実業と田中将大の駒澤大学附属苫小牧高校だった。延長15回にまで及んだ両校の戦いは1対1の引き分けで決着がつかず、翌日の再試合に持ち込まれる。結果、3対4で早稲田実業に軍配が上がった。  早稲田大学に進学した斎藤に対して、田中は東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。監督は、知将として知られる野村克也だった。  今期・楽天イーグルスは球団初となるパリーグ優勝、日本シリーズ出場を果たした。田中は、この快挙の一番の立役者といって過言ではないだろう。開幕から24連勝という記録は、日本プロ野球史上初のものだ。  あの甲子園から7年、いったい、田中はどのようにして成長をして、楽天を優勝へと導いていったのだろうか?  プロ1年目から、田中は一軍のマウンドを任された。記念すべきデビュー戦となった3月29日の対福岡ソフトバンクホークス戦。「ビビらずに、どんな相手にも、向かって投げられたらいいなと思います」と意気込みを語ったが、結果は惨敗に終わる。1回2/3を投げて、6安打3奪三振、1四球で6失点。負け投手にこそならなかったものの、その内容はKOと呼ぶにふさわしいものとなった。  だが、このKO劇には野村監督の思惑があったという。日本球界を代表する選手に成長すると判断した野村監督は、高卒ルーキーをあえて強力打線を誇る福岡ソフトバンクホークスとのアウェー戦に送り出した。抑えれば自信につながるし、もし打たれても這い上がってくるだろうという読みだ。結果、プロの洗礼を浴びた田中は、ルーキーシーズンに11勝を記録、新人王を獲得した。   「田中が投げると、負けていても不思議と逆転した試合が多かったように思います。野手は『ルーキーが頑張っているのだからなんとかしてやろう』と意気に感じていましたし、マウンド上で闘志を前面に出す投球スタイルはチームメイトを引き込む魅力がありました」(『楽天イーグルス 優勝への3251日』角川SSS新書)  ルーキー時代の田中と同じ楽天のユニフォームを着ていたスポーツジャーナリスト・山村宏樹は当時を振り返り、こう表現する。田中という怪物ルーキーの存在がチーム全体のムードを盛り立てた。  恩師・野村監督と共に、田中に影響を与えた人物が岩隈久志。楽天草創期を支えた選手であり、2012年にメジャーリーグに渡るまで、7年間をチームのエースとして活躍した。そんな岩隈の背中を見ながら若い時代を過ごせたことは、田中にとって大きな財産となった。 「私が入団したとき、岩隈久志さんという大エースがいました。ルーキーなのに生意気にも岩隈さんのことは意識していましたし、直接アドバイスを頂いたり、見て学んだりすることも本当に多くありました」(『田中将大 ~若きエース4年間の成長~』小学館)  ピッチングフォームから、試合運び、球場の外での過ごし方など、田中は、岩隈から多大な影響を受けて成長。そして、2012年からは楽天を離れ、シアトル・マリナーズで孤軍奮闘する岩隈に代わり、田中が名実ともにエースの座に就任する。昨シーズンはケガなどに泣かされ10勝という例年に比べると振るわない成績に終わったが、今シーズンは破竹の勢いでペナントレースを爆進。その活躍を間近で見る小山伸一郎投手は、田中に生まれた変化を見る。 「昨季までは、打たれたら力んで、力でねじ伏せようとしていたのですが、2013年は力むこともなく、最終的にゼロで抑えてイニングを終えればいいと考えているようです。緊迫したゲーム展開でも、イニング間に気持ちを上手く切り替えていますし、まさに大人ですね。練習でも、私生活でも、全てにおいてメリハリが効いていますし、このメリハリが、ピンチを迎えてからギアを上げて抑える、マウンドさばきに繋がっていると思います」(『楽天イーグルス 優勝への3251日』角川SSS新書)  エースとして、1シーズンを乗り切ることは決して容易いことではない。それを実現するために、田中は緩急のリズムをつかんだ。その成長が、今シーズンの優勝につながったのだ。  2010年に、田中は「理想の投手像」を次のように語っている。 「やっぱり周りから信頼を得られて、『お前が投げれば勝てる』とか『お前なら任せられる』と思われるピッチャーになりたいですね。あとは、チームの流れが悪い時に自分でその流れを変えられるような、チームにとって影響力のあるピッチャーにもなりたいです」(『田中将大 ~若きエース4年間の成長~』小学館)  今、この目標が達成されたことは、誰の眼にも明らかだろう。甲子園の怪物から楽天のエースへ、そして日本球界のエースへと一歩一歩成長を続けた田中。かつては興味を示していなかったものの、現在、その眼はメジャーリーグをも視野に入れている。上原浩治、松坂大輔、ダルビッシュ有、そして先輩・岩隈久志らが活躍する本場・アメリカに飛び込み、日本のエースが世界のエースとなる日も近いかもしれない。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

「PLの先輩・清原和博が激怒も……」“ミスター中日”立浪和義が監督になれなかったワケ

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『立浪和義―立浪和義引退さらばミスタードラゴンズ』(日刊スポーツ出版社)
 12日に放送されたTBS系のスポーツ番組『S☆1』で、野球解説者の清原和博氏が中日の人事について激怒し、話題になっている。  プロ野球・中日ドラゴンズは9日、来季から谷繁元信捕手が選手兼任監督になると発表。同時に球団初のゼネラルマネジャー(GM)に、元中日監督の落合博満氏が就任することが決まった。  その一方で悔しい思いをしているのが、中日生え抜きのOB・立浪和義氏。番組内で清原氏は「僕は、立浪がなるのが順当だと思う」「ファンを無視している」など、PL学園高校の後輩でもある立浪氏を猛然とプッシュ。新体制を批判した。  だが今回、立浪氏が監督を見送られた裏には、深い事情があったのだという。落合&谷繁体制が決まる数日前に、こんなニュースがスポーツ紙を騒がせた。 <高木守道監督の後任について、白井文吾オーナーは今季最終戦の5日まで凍結することをフロントに指示していた。これまで候補はOBの立浪和義氏、落合博満前監督=ともに野球評論家=の両氏に絞り込まれていた。だがチームは世代交代を進める過渡期。関係者によると、若く、生え抜きのスターでもある立浪氏には将来的に指揮を託したいとの考えから、見送られることが濃厚となった>  文面通りに捉えれば、今回は時期尚早であっただけで、立浪氏の将来的な監督就任は既定路線のように見えるが、実際は違う。 「これは、球団フロントの頭の中に立浪氏の名前はないということを宣言しているのと同じ。彼の監督就任は、少なくとも向こう5年はないでしょうね」(中日担当記者)  立浪が敬遠される理由もある。 「女性問題ですよ。プレイヤーとしては一流でしたが、グラウンド外の醜聞が多すぎた。梅宮アンナさんとの泥沼不倫や、古閑美保さんとの浮気疑惑、ある週刊誌では愛人のインタビューも掲載されましたよね。これに中日の白井オーナーが激怒。『俺の目が黒いうちは、絶対に監督にしない!』と宣言していたそうです」(同)  加えて、落合氏と立浪氏はソリが合わないことで有名。清原氏が待望する「立浪新監督」までの道のりは、思いのほか厳しいようだ。

CSあっさり敗退──ポストシーズン“最弱”阪神のベンチ裏に渦巻く「闇」

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阪神タイガース公式サイトより
 プロ野球・阪神タイガースは、クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージで、広島カープ相手に連敗を喫し、最短の2日間で“終戦”。勢いやファンの多さで「イケイケ」のカープに押されまくっただけではない、敗因の舞台裏を一挙公開する。  まずは今季、シーズン最多安打(173本)を放ちながら、シリーズでヒット1本しか放てなかった4番のマット・マートンから。 「今年はシーズン中も浮き沈みが激しく、記者の間では『躁鬱が激しすぎる』と、よく言われていました。実は9月下旬からマートンはテンションが高い状態が続いていた。基本的に、その時期は結果があまり伴わず、ボールを引っかけてゴロアウトになることが多い。ものの見事にデータ通りになりました」(スポーツ紙野球担当記者)  CS初戦、スポーツ紙や評論家諸氏の大方の予想を覆し、先発でマウンドに上がったのは、エースの能見篤史ではなくルーキーの藤浪晋太郎だった。 「俗に言う“奇襲”を仕掛けたんですが、普通は下位チームである広島がやるもの。しかも、いくらカープ打線に長打を打たれてなくて成績もいいからといって、藤浪に絶対に落とせない試合をいきなり任せるのは、あまりにもひどすぎた。『2位チームがやることじゃないし、奇襲なら最後までやり通さないと。中継ぎもシーズン通りのタイミングでつぎ込んだから、全部が後手に回った』と嘆くOB諸氏も多かったですね」  スタメンに目をやると、初戦の5番には福留孝介がセンター、カープ先発の前田健太をよく打っていた今成亮太がライトに。 「ただ、この2人こそが記録に残らない守備のミスを連発。大量失点の根源にもなった。この2人が揃って同じ守備位置で先発出場したのは、シーズン最終戦の10月8日(対DeNA戦)だけ。これで“見切り発車”したもんだから、『お粗末な外野陣ですよね……』とあざ笑う広島のチーム関係者もいたほです」  敗因、いや「戦犯」としてヤリ玉に挙がっている人物は、ほかにもいた。そう、風邪で練習を欠席した「アノ人」だ。 「ルーキー藤浪・オールスターの合間にクルーザーでドンチャン騒ぎ!」  こんな見出しが写真誌に躍ったのは7月下旬のこと。オールスターゲームに出場した藤浪が高校の先輩・西岡剛主催のクルーザーパーティに呼び出され、中田翔や既婚者の鳥谷敬らと共に過ごした、という内容だった。8月上旬、甲子園での試合前の練習に姿を見せなかったのは、ほかでもない西岡だった。 「チームの空気を変えてくれて、引っ張っていけるパワーがあるのも西岡でしたが、同時に素行の悪さはロッテ時代と何ら変わらなかった。試合後にも大阪・北新地にわざわざ普段と違う車で行ったり、遠征先では朝方ではなく、昼前に酔っ払って宿舎に戻ることもしばしば。それでも、勝ってたからよかったが、負けが込みだすと『西岡批判』がチーム内外から噴出したのは事実です」(スポーツ紙プロ野球デスク)  過去にロッテで2度のCS出場経験があり、うち1回は“下剋上”と称された「3位→日本一」の貴重な経験を持つ。それだけに、だ。 「CS直前こそ、背中でチームを引っ張っていってほしかった。なのに、試合2日前に行われたチームの決起集会後に、スポンサーになっている某中堅芸人らと夜な夜な飲み倒し、翌日は練習を欠席。球団はメディアに高熱が出たと説明したが、完全に“サボり”です。もっとも、その芸人も翌日、レギュラー出演する朝の生番組を大幅に遅刻。思わぬ形でウソが現場のマスコミにバレたんです」(同)  極めつきは、やはり指揮官・和田豊だろう。 「とにかく、チグハグな采配が多すぎて、特に若手選手からの信頼を集められなかった。また、金本知憲や前田智徳らを育てた水谷実雄チーフ打撃コーチをナインが事実上ナメていたのも、トップがしっかりせず正せなかったからと言われている。シーズンで2位になったことから、ひとまず来季も指揮は執りますが、オフの間に襟を正しておかないと、来季はもっとトンデモないことになりかねません」(同)  今季で引退を決めている桧山進次郎の感動的な最終打席ホームランでシーズンを“ハッピーエンド”で終えた雰囲気もある阪神ベンチに、果たして来季、改革は訪れるのだろうか?

「引退後は吉本興業に──」“タレント化”確実の石井一久元投手に西武は未練タラタラ

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「【オーナーズリーグ】[石井一久] ヤクルトスワローズ ビクトリー」
 西武・石井一久投手が引退し、今後は吉本興業の契約社員として働くことが発表されたが、当初は投手コーチとして迎える段取りだった球団が大慌てだという。 「本人が野球以外のことに無知なのを気にしていて、社会勉強したいという思いを譲らなかったんですよ。西武としては、投手コーチ就任を交渉していただけに、肩を落としています」(スポーツ紙記者)  今シーズンの2ケタ勝利は、岸孝之と野上亮磨だけ。春先にブレークしかけた菊池雄星には故障の不安がつきまとい、涌井秀章はFA流出が確定的。今の西武には、かつて「投手王国」と呼ばれた面影はない。 「投手ごとに細かくトレーニングメニューを組んでいたフィジカルコーチの大迫幸一さんが、昨年からロッテに移籍したのも一因でしょう。涌井はシーズン終盤に帳尻を合わせたものの年俸分とは程遠い働きですし、岸は調整方法に愚痴を漏らし、十亀剣はフォームの微調整が裏目に出ていて、大迫さんが去ってから投手の調整は危機的状況です。理論派で若手の信頼も厚い石井のコーチ就任は、渡辺久信監督の念願でもありました」(同)  シーズンを2位で終えた西武だが、「来季、投手コーチが誰になるかで、今後の西武の命運が決まる」と話す関係者は少なくない。石井に対しては「破格の待遇を示した」という話も聞かれるが、石井本人がそれでも応じなかったのは何が理由だろうか? 「メジャーリーグで苦労を重ねたからこその独特の野球観を持っていて、それが日本の風潮と合わないと感じている様子。野球に未練がなさそうなところもあります」(球団関係者)  言われてみれば、もともと石井は、上下関係やコーチが幅を利かす日本のプロ野球の仕組みに馴染めなかったことで知られる。神田うのと交際したことを公衆の面前で野村克也監督に「練習をさぼってデートとはなんじゃ!」と詰められ、「愛がないと男は働けません」と反論したこともあった。菊池ら若手投手からは「一緒にやりたい」という要望の電話も受けたというが、石井本人の意思は揺るがなかった。  吉本興業での本人の希望は「広報部」で、宣伝マンとして働いてみたいという希望を示しているが、実のところ吉本側はそんな裏方に納めるつもりはなさそうで、同社の関係者からはタレント性を買う声が聞かれる。  板東英二やパンチ佐藤、宮本和知など、引退後にタレント転身を成功させた元プロ野球選手も数多い。芸能界に友人も多く、元フジテレビアナの木佐彩子を妻に持つ石井だけに、先行きは明るそうだ。 (文=ハイセーヤスダ)

優勝寸前でも座席ガラガラ……プロ野球・楽天ナインの憂鬱な「ロードの旅」

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Kスタ宮城(Wikipediaより)
 優勝目前となったプロ野球・楽天は24日、西武ドームで4位の西武と対戦。先発したルーキー・則本昂大の力投も報われず、最後は3-4でサヨナラ負けを喫した。球団創設9年目で初のリーグVに向け、周辺もさぞかし騒がしくなってきたのかと思いきや、実は肝心のファンが一番盛り上がっておらず、ナインたちは憂鬱な日々を送っているという。  9月21日から、およそ2週間もの遠征に出ている楽天ナイン。札幌、所沢、千葉、福岡、大阪と、まさに全国を飛び回る日程だ。 「長距離移動を繰り返しながら試合をする選手も大変ですが、もっと大変なのは裏方さんやマスコミ。優勝した時のビールかけ会場の確保や設営準備、ビールそのものの運搬など、常に“その時”に備えて動きます。特に在仙のテレビ局は優勝特番を初めてやる上に、あちこちに会場が移動する。ノウハウもなく、みんな慌てふためいているのが実情です」(球界関係者)  それでも、東北復興のシンボルであるイーグルスの優勝となれば、その経済効果は大きい。さらに、復興と想いを重ねて応援するファンも多いのかと思いきや、24日の西武ドームは「内野も外野も、楽天側は空席がかなり目立っていた」という。 「確かに、球場は都心から離れているので試合開始1時間後くらいには埋まるかなぁと思っていたが、いつまでたっても埋まらない。優勝目前で『いつ盛り上がるの? 今でしょ!』という状況なのに、ファンがいないのは、これほど寂しいものはない」(スポーツ紙プロ野球デスク)  また、あるナインはこの光景に肩を落としながら「やっぱり、僕らはまだまだ認められていないという証拠だと思います。確かに、楽天ファンでスタンドが埋まらないのはガッカリですが、現実から目を背けてはいけない。(客を動員できる)マー君も来季、どうなるか分からない状況下で、こうしたことにもちゃんと取り組まないと……」と話す。  この日、千葉ロッテも勝ったため、マジックは減らないまま。マジック同様、ファン獲得もコツコツ攻めていく必要がありそうだ。

楽天マー君絶好調の裏で、良妻・里田まいを悩ませる“ストーカーメール”の存在

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里田まいオフィシャルブログより
 昨年夏から25連勝、まさに怖いものなしのプロ野球楽天・田中将大投手だが、実は妻の里田まいがストーカーメールに悩まされているという。  「敵は、週刊誌の記者だけではなかったようです」と楽天関係者。  8月下旬、楽天はある出版社に、今後一切の取材拒否を通達した。理由は、同社発行の週刊誌の記者が田中宅に無断取材を行い、在宅していた妻・里田まいを困惑させたことだった。  以降、これと無関係な記者たちの間でもピリピリムードが漂い、あるスポーツ紙の記者は「うちの芸能記者が先日、ちゃんとした取材で里田さんに会ったんですが、マー君に関する質問は自粛した」と話すほど。多くのマスコミにとって、田中への取材環境を失うのは痛手で、前出出版社への厳しい対応は大きな見せしめとなったわけだ。  しかし、その後に起こったのが謎のストーカーメール騒動。前出関係者によると「里田の携帯電話に見知らぬメールアドレスから『今、××にいるでしょう』などと場所を特定するものや『××を大人買いしたいんだって?』など、友人との会話内容に沿ったものが届いたらしい」というのだ。 「詳しいことはあまり分かりませんが、田中サイドは取材拒否を受けた記者の嫌がらせだと思ったみたいで、一応球団が出版社側に問い合わせはしたそうです。でも、田中宅へ突撃した週刊誌の記者は、取材拒否問題を受けて担当を外され、別の取材で関西へ出張中。同行したカメラマンによってアリバイなども認められ、今回のストーカーメールとは無関係となったんです」(同)  先の迷惑記者ではない何者かが里田に嫌がらせを行っていることになるが、芸能記者からは、里田は交友関係が広く、彼女のメールアドレスを知っている者は少なくないという話もあり、容疑者の範疇は広そうだ。単なるイタズラであればいいが、その内容が当たっているだけに不気味である。 「球団内では、大活躍のマー君をやっかむ人間もいるので、表向き親しくしている内部関係者による犯行や、ライバル球団の工作など、いろいろな説がウワサされています。中には、マー君が結婚前に付き合いがあった福岡の風俗嬢につきまとわれていたことがあるから、彼女が犯人かもと話す人もいますし」(同)  また、最近は芸能界で所得の高いタレントらを狙って自作自演のネットトラブルを起こし、高額なセキュリティを売り込む悪質な業者の話もある。現時点では犯人は分かっていないが、いずれにせよ田中への取材に緊張感が走っている今、その被害の詳細について聞ける記者もいない。クライマックスに入る大事な時期だけに、快挙の邪魔にならないことを願いたいが。 (文=鈴木雅久)

80万円が1億円になっちゃった! プロ野球・楽天本拠地Kスタ宮城「氣志團広告」の価値

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 球団創設から初めてのリーグ優勝を目前に控えた、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス。そんな中、本拠地球場の3塁側に設置されたある広告が注目を集めているという。  3塁側カメラマン席前にあった、黒バックに白地で書かれた「氣志團万博」の文字。ご存じ、6人組ヤンキーロックバンド・氣志團が年に一度主催する野外フェス(今年は9月14日、15日に開催)の宣伝広告だ。 「広告を出すきっかけは『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の人気企画・男気じゃんけんのコーナーで、震災復興祈願で宮城県内にキャストらが集結。その企画の目玉として、復興のシンボルでもあるイーグルスの本拠地の広告を“男気”を見せて買う、という内容でした」(芸能関係者)  最後まで勝ち続けた人物が買うというルールで、とんねるずや清原和博、小川直也らいつものメンバーが対決したが、勝利したのはゲストで出演していた氣志團のボーカル・綾小路翔だった。 「収録は5月頃で、すでにシーズンも始まっていたことや、もともと空いていた広告枠ということもあり、楽天球団の計らいで定価300万円のところを約7割引きの80万円で購入。開催を4カ月後に控えた一大イベントをさりげなくPRすることになりました」(同)  ところが、周囲の予想に反して今季の楽天は絶好調で、気がつけば優勝目前。テレビの中継回数もかなり増えた。 「広告価格は、前年までのメディア露出などから決まるため、まさに激安価格で購入し、最大限の効果が得られたといえます」(広告代理店関係者)  それもそのはず、今季負け知らずのエース・田中将大が自軍の攻撃中などにキャッチボールをするのは、この看板のすぐ横。 「マー君を映すたびに、看板も一緒に映り込む。いまやその広告効果は、1億円を超えたと算出する関係者もいるほどです」(同)  80万円から125倍も価値が上がった広告をタイミングよく出せるなんて、綾小路にとっては、まさに究極の「棚からぼた餅」だったといえそうだ。

プロ野球 楽天、初優勝目前も「驚くほどスポンサーがつかない」地元ラジオ局の苦悩

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東北楽天ゴールデンイーグルス オフィシャルサイトより
 球団創設9年目にして、悲願の初優勝を目前に控えたプロ野球・楽天イーグルス。全国各地で戦うイヌワシ軍団には連日、多くのメディアが取材に詰めかけているが、実は「金欠」で、そうもいかないマスコミもあるようで――。  楽天が所属するパ・リーグは普段、地上波での放送は地元主催のゲームでも毎試合あるわけではない。ビジターの場合はなおさらだ。そこで、貴重なメディアとなるのがラジオの野球中継。仙台では老舗放送局・東北放送が唯一、AMラジオを持っているが、「実はつい最近まで、ビジターの試合については、かなり“歯抜け”な中継スケジュールだった」という。 「福岡(ソフトバンク)、北海道(日本ハム)も、地元のラジオ局はホーム/ビジター関係なしに中継を行いますが、東北放送はロッテ、オリックスのビジターゲームについて、長年やってこなかった。少し前には、さらに中継回数を減らしていたこともある。原因はズバリ、予算不足です。球団創設から数年間は、球団親会社の楽天がスポンサーに入り、ホーム/ビジター共に満足に中継ができていましたが、楽天が撤退して以降、ホームはともかく、ビジターの場合は基本的に自社制作での中継はなし。相手側の局に中継をお願いする“代理制作”すら、できていませんでした」(在仙メディア関係者)  また、別のメディア関係者は「イーグルスの地元貢献の浸透度が、球団が考えているよりもはるかに低く、局サイドが営業をかけても、驚くほどスポンサーがつかない」という見方も。さすがに10日からは、「優勝が決まるまでの全試合、なんらかの形で全戦中継が決まった」というが、初優勝による経済効果で、なんとかいい方向に解決してほしいものである。