「今も色濃く残るジャニーズタブー」田原俊彦"ビッグ発言騒動"検証番組の欺瞞

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『30th Anniversary BEST』
(フォーミュラレコーディング)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  田原俊彦が、10月21日に爆笑問題が司会を務めるTBSの新番組『爆報!THE フライデー』に出演。「ビッグ発言の真相」について、VTRを挟みながら検証していた。  「ビッグ発言」騒動とは1994年、田原が自身の長女出産後の記者会見で発した「何事(結婚も出産も)も隠密にやりたかったけど、僕ぐらいビッグになってしまうとそうはいきません」などの"生意気な発言"が世間のひんしゅくを買い、テレビから干されてしまったというもの。これに対して、同番組ではビッグ発言を生んだ記者会見の未公開部分を放送しながら、問題発言はマスコミによって意図的に編集されたものであり、実際の会見では記者たちとの比較的和やかな会話の中で発言が生まれていたという点を強調。つまり、「田原が干されたのは、マスコミの陰謀だった」ということを訴えたのだ。  確かに、ワイドショーを始め、芸能マスコミが意図的に田原の言葉を編集していた事実はあったであろう(当事者であるTBSが、今さらこんな番組をつくること自体おかしな話だ)。しかし、田原が干された直接の原因がビッグ発言でないことは、その芸能マスコミが一番分かっているはず。その引き金は、田原がジャニーズ事務所から独立したことにあるのは間違いない。  93年、田原はジャニーズ事務所からの独立を画策。それを察知した事務所は、全国コンサートツアーを中止させている。それまではジャニーズに守られていたものの、独立問題を抱え、"ノーガード"になった田原に対して、マスコミの論調も厳しくなっていた。そして、94年の長女出産会見を迎えるのである。多少でも生意気な発言をすれば、一斉にバッシングに入る下地はできていたのだ。  独立後の田原には、エイベックス移籍もウワサされたが、当時のエイベックス関係者は「田原は欲しいけど、メリー喜多川(ジャニーズ事務所副社長)さんを怒らせたくない」と、暗にジャニーズサイドから圧力があったことを認めた。テレビ局ほか、各メディアも同様である。ジャニーズを独立した"腫れ物"である田原には触れたくない。例えビッグ発言がなくても、田原はジャニーズ事務所から独立したことで芸能界から干されていた。田原は番組で「僕はマスコミ嫌い」とか「僕らは打たれっぱなし」とマスコミ批判をしていたが、そもそも、その原因を作ったのは田原本人だ。  デビュー前、田原は新宿2丁目のウリ専バーで働いていたという情報がまことしやかに流れた。ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏がホモというウワサがあったため、その情報には信ぴょう性があった。デビュー後の89年には、合宿所で撮られたとされる田原の全裸写真が流出したことで、さらに疑惑は膨らんだ。さらに、その反動だったのか、田原はファンの女性に手をつけまくった。その手口というのは、まさにビッグになった立場を利用してのものだった。  当時の田原には、フジテレビのディレクターや大手広告代理店の社員を女衒(ぜげん)扱いしていたという情報がつきまとっていた。番組の収録に遊びに来るファンで、気に入った女の子の目をつけては彼らに口説かせ、一夜を共にしていた。ディレクターも代理店マンもそれを断れば、仕事がもらえない。ブレークしていたころから、田原は思い上がっていたのだ。そんな田原に対して、ジャニーズの力を怖れない一部のメディアは実態を暴き続けてきた。田原は、それでマスコミ嫌いになったというのは想像に難くない。いわば自業自得だ。その後、ジャニーズに従順な御用マスコミも、田原がジャニーズに反旗を翻すや田原の傲慢さに食らいついた。  田原が芸能界から干されてしばらく経ったころ、筆者は青山にある焼肉屋で家族と食事をしていた。そこに、偶然、田原が奥さんと子どもを連れて入ってきた。店に入っても、田原はサングラスと目深にかぶった帽子を脱がなかった。筆者の長男が「まだ、ビッグだと思ってんのかね」と言ったことで爆笑したことを記憶している。  今になって、芸能界から干された原因をマスコミのせいにする田原は見苦しい。マスコミに叩かれても不祥事を起こしても、実力のあるタレントたちはしっかりと生き残っている。番組内では、田原のマスコミ批判に、爆笑問題やテリー伊藤も同調していたが、彼らがやっていることも天に唾しているようなものだ。芸能界から干された真相は、ジャニーズ事務所の影響だとはっきり伝えるべきだ。番組は、その点を深く追及しないのだから、今でも"ジャニーズタブー"があることが分かる。芸能界もテレビ局も、田原が独立したときと何も変わっていないのである。 (文=本多圭)
30th Anniversary BEST 再ブレークなるか? amazon_associate_logo.jpg
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松方弘樹・水野美紀"暴排条例"でテレビ追放! その裏にやはり「バーニング」の影?

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『最後の侠客』(GPミュージアムソフト)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  先週発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)に「NHK紅白歌合戦出場者マル秘リスト独占入手!暴交遊を身体検査された歌手たち」という記事が掲載された。このリストは、あるNHKのプロデューサーが制作したものだというが、多くのベテラン歌手や演歌歌手について、暴力団と交際があることをにおわせる記述がされていた。だが、親しい警視庁のマル暴担当の刑事は筆者に「我々が知らないことばかり。どこで調べたんですかね」と首をかしげた。  東京都暴力団排除条例が施行される前から、メディアでは、暴力団と黒い交際がある芸能人の名前が取り沙汰されてきた。また、テレビ界では"芸能界浄化作戦"なるものが水面下で展開されているというが、筆者にすれば、それらは眉唾のような気がしてならない。本当に浄化すべき点に踏み込んでいるのか、という疑問があるからだ。  一部で報道されたが、フジテレビが俳優の松方弘樹を暴排条例に抵触しかねない危険人物として、極秘に使用禁止の通達を出したという。続いて日本テレビが、女優の水野美紀に関して、同じ理由で使用禁止の通達を流したそうだ。テレビ局がナーバスになっている問題だけに、2人は事実上テレビ界から追放されたといっていいだろう。だが、果たして、テレビ局に特定の芸能人を"出入り禁止"にするだけの調査能力があるものなのかと疑ってかかっていたら、案の定、それらの情報は芸能プロからの提供されたものだったということが分かった。しかも、その芸能プロは、フジと日テレに絶大な影響力を持つ、大手プロダクション関係者だという。  松方と水野の共通点は、テレビ局にも甚大な影響力を持つ大手芸能プロ「バーニングプロダクション」から独立していることだ。松方は今年8月にバーニングから独立したあが、事務所との間に金銭トラブルを抱えていたといわれ、円満独立ではなかった。水野も05年に事務所の反対を押し切って独立したことで、フジテレビの人気ドラマ『踊る大捜査線』のレギュラーからも外され、一時芸能界から干されていた時期があった。  松方に関しては、以前から、暴力団幹部の主催のパーティーに出席したビデオが存在したり、黒い交際のウワサは絶えなかった。だが、そのビデオには他の芸能人も映っていたし、暴力団との親密交際をウワサされる芸能人は数知れない。水野に関しても、干されていた時に知人を通じて、九州の暴力団関係者を紹介されたという話が出回った時点で、仕事に対する嫌がらせがピタッと止まったという。  またその後、水野には暴力団に近いという俳優Tとの熱愛のウワサがあったが、今は関係がない。もちろんそれ以降、暴力団との交際のウワサは聞かない。松方にしても、最近、黒い交際のウワサは聞かなくなった。筆者が知る限り、当局もこの2人を暴力団との密接交際者として認定しようという動きはない。そんな2人をフジと日テレは芸能プロ関係者からの情報を鵜呑みにして、テレビ界から追放した。そこに、真実性や公平性はあるのだろうか。  前述した「マル暴交遊を身体検査された歌手たち」というリストについても、何の根拠もない歌手の情報が入っている。NHKは『紅白』の選考に関して、社会部記者総動員で調べていると言ってるらしいが、暴排条例を担当する警視庁組織犯罪対策3課の関係者はリストを見て、「暴力団との交際者として聞いたことがない歌手の名前も挙がっている。濡れ衣を着せられている人もいるのでは?」と同情するほどだ。  特定の芸能人を「干してやりたい」という芸能関係者の思惑で情報が操作され、"芸能界浄化作戦"の一環に利用されたら、人権侵害にもつながりかねない。NHKや民放は出演者の身体検査をする前に、芸能プロとの癒着体質を検査し、浄化することが先決のはずだ。 (文=本多圭)
最後の侠客 暴力団並みに怖い。 amazon_associate_logo.jpg
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中野英雄、哀川翔、白竜……暴力団とVシネマ界のズブズブ交友録

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『白竜10』(GPミュージアム)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  10月1日の東京都暴力団排除条例のスタート前から、活字メディアは芸能人と暴力団の黒い交際を積極的に報じていたが、施行後、報道はより一層激しさを増している。最近知り合った、警視庁組織犯罪対策課の"暴排条例"の担当者は、「週刊誌には我々が知らないことばかり書いてあって驚いてますよ」と筆者に苦笑いしていた。しかし、芸能人が暴力団との交際を断ち切ることができるならと、一連の報道を歓迎している部分が大きいようだ。  筆者は知人に頼まれて、芸能人で"もっとも暴力団に近い男"といわれていた俳優の中野英雄による、暴力団との「絶縁宣言」という告白記事を「週刊実話」(日本ジャーナル出版)でプロデュースした。中野と会う前から、Vシネマに出演している俳優の中には、暴力団との付き合いがない者などいないと聞かされていたが、中野の取材を通じて、改めてそのことを実感した。その中野が「週刊文春」(文藝春秋)で暴力団と交際を暴露されたが、同じ紙面で暴力団関係者が「(中野と同じ一世風靡出身の俳優)哀川翔は「ヤクザ付き合いせんことで知られてますわ」と語っている。「文春」のこのコメントだけ聞くと、哀川は清廉潔癖な俳優と思われそうだが、とんでもない。彼もまた、中野と同じように過去に暴力団との交際歴があるという。  Vシネ出演俳優といえば、俳優の白竜と暴力団との黒い交際もうわさに上っている。ところが、白竜は事務所関係者に対して、「俺は暴力団と付き合ったことは一切ない」と清廉潔白を主張しているという。これはあまりにも見え透いたウソだ。  筆者は銀座6丁目にあった高級クラブ「R」で、白竜が暴力団幹部らしき人物と飲んでいる姿を目撃している。相手は一体何者かと思い、店のスタッフに聞いたところ「山口組系幹部のTさんですよ」と教えられた記憶がある。また、親しい銀座のクラブ責任者も「その人物とは、静岡の清水一家の高木康男総長ですよ。『R』が店名を変えてからも、高木総長と白竜は一緒に来てましたよ。店の従業員だけでなく、銀座のポーターたちも白竜を見てますよ」と断言する。ちなみに、高木総長は山口組系の「五菱会」会長だったが、03年に"ヤミ金の帝王"といわれた梶山進が逮捕された五菱会事件で組織犯罪処罰法違反で実刑判決を受け、出所してから、清水一家の総長に就任した。  さらに情報を集めると、白竜が山口組だけではなく、稲川会の幹部とも、以前8丁目にあったクラブ「M」での目撃情報があった。白竜は、稲川会をテーマにしたVシネマ『実録 最後の愚連隊』の主演を演じている。その縁で、酒席を共にしたという情報だ。  暴排条例では、暴力団との交際が継続的に認められれば、"密接交際者"として認定されるといわれている。それが現在進行形であろうが、過去の交際歴であろうが関係ないそうだ。それだけに、過去に暴力団と関係があった俳優たちには、どのような交際内容だったのか話す義務がある。「仕事上で会った」「銀座のクラブで豪遊させてもらった」など公にした上で、「今後は暴排条例に従う」と言えば済む話だ。にもかかわらず、「俺は暴力団との交際は一切ない」とシラを切る白竜には、違和感を覚えて仕方がない。一緒に仕事をする周囲に人間も、本当のことを言わない男には手を出しにくいだろう。 (文=本多圭)
白竜10 人は見た目が9割。 amazon_associate_logo.jpg
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「恩讐の彼方に」香川照之 父・猿之助と45年ぶり和解の裏で涙する市川右近

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『慢性拳闘症』(講談社)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  俳優の香川照之が父・三代目市川猿之助と和解し、歌舞伎役者としての活動も始めるという。かつての家庭内の泥沼を、猿之助は「恩讐の彼方に」という言葉で払拭し、スポーツ紙は美談としてこれを報じた。だが、筆者は香川の策が見事にはまったことで、その影で泣いているであろう市川右近の心中を察すると複雑な思いがしてならない。  猿之助は、1965年に元宝塚女優の浜木綿子と結婚。同年、長男の香川が生まれるが、猿之助は初恋の人であった"日本舞踊藤間流"の故・藤間紫のことが忘られずに、彼女の元に不倫に走って、妻子を捨てた。  浜は、女手ひとつで香川を育てた。香川は母親の愛情に報いるために東大文学部に入学。卒業後、俳優になった。一方、猿之助はスーパー歌舞伎を生み出して、歌舞伎界からは異端児扱いされたものの、歌舞伎の新しいジャンルを確立したと国内外から高く評価された。ところが、2003年に脳梗塞で倒れて以来、舞台に立つことはできず、現在は演出面に回っている。  そんな猿之助に代わって、スーパー歌舞伎を支えてきたのは、猿之助の部屋子となって長年修行してきた市川右近だった。かつては猿之助も、後継者は血縁がなくてもいいというような発言をしており、関係者の間では、四代目猿之助は右近が襲名すると思われていた。ところが、今回の和解を機に、香川のいとこにあたる市川亀治郎が四代目を襲名することも決定した。右近にとっては、青天の霹靂だったことだろう。これも、香川の企てであるような気がしてならない。  というのも、香川は自分がなりたかった歌舞伎役者の夢を長男・政明に継がせ、将来、猿之助の名を襲名させたいと願っていたからだ。こうした思いは、先日の会見での「『この船(筆者注:140年の歴史がある一族の屋号・澤瀉屋)に乗らなくていいのか』と彼(政明)が生まれたこの7年、ずっと思ってきた」という言葉からも見てとれる。やはり、自身に流れる歌舞伎の血を自分の息子に継がせたかったのだ。  そもそも、歌舞伎関係者の間では、古くから香川と右近の間での、猿之助襲名をめぐる確執がささやかれていた。もし香川が歌舞伎界に戻ってくることがあれば、猿之助継承の大本命になる。しかし、香川も40歳を過ぎ、さすがに今さら歌舞伎界に戻ってきても、重ねられる芸歴からいって猿之助を襲名できるところまではいけないだろうと思われた。それゆえ、右近の猿之助襲名が有力視されていたのだ。ところが今回、亀治郎が猿之助を襲名することになった。同時に香川が歌舞伎界入りし、市川中車を襲名。さらに政明に市川団子を襲名させた。これは、亀治郎の後、政明に猿之助襲名させるための布石と見るのが妥当だ。自分に猿之助襲名の資格がないならば、一度はいとこに預け、将来、息子に"奉還"してもらおうということだ。  猿之助は8年前に脳梗塞を患い、2年前には故・藤間さんに先立たれ、心細い日々を送っていた。その心の隙間に香川が入り込んでいった。息子に猿之助を襲名させるためだ。妻子を捨てて、故・藤間さんの元に走った猿之助を浜さんは許さなかったが、今回は孫のためということで許したという。それを聞いて猿之助は「浜さん、ありがとう。恩讐の彼方に。ありがとう」と感謝した。しかし、そうした言葉の影で、右近は泣いているはずだ。歌舞伎界で異端児扱いされているスーパー歌舞伎の後継者の右近は、猿之助襲名の夢が破れただけではなく、後ろ盾であった猿之助の思いが香川一家や亀治郎に移ったことで、歌舞伎界での立場も微妙になった。こうなると、いくら「血は水よりも濃し」といっても、近年、猿之助に代わって、スーパー歌舞伎の発展に尽力してきた右近が哀れだ。香川や亀治郎には、猿之助が育てたスーパー歌舞伎をどうするつもりなのか、ぜひ問うてみたい。 (文=本多圭)
慢性拳闘症 役幅広い。 amazon_associate_logo.jpg
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「ビートたけしはスケープゴートか!?」警察は暴力団と結託する芸能プロこそ指弾せよ

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芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  ビートたけしが9月21日に発売された「週刊文春」(文藝春秋)において、暴力団との交際歴を告白し、話題になっている。そのことについては賛否両論飛んでいるが、筆者はその内容よりも、このタイミングでたけしが告白するよう仕向けた権力側の意向が気になる。  同記事の取材で、「文春」の記者はたけしに警察しか知っていないような情報をぶつけており、当局が直接リークしたかは不明だが、情報源をたどれば警察に行き着くことは明らかだ。その裏には、10月1日から東京都でも施行される「暴力団排除条例」を浸透させたい警視庁の思惑が見え隠れしており、たけしはそのスケープゴートに利用されたように思えてならない。  というのは、「文春」の記事には具体的な交際時期が書かれておらず、読者は、たけしと暴力団との交際が今も続いていると錯覚してしまう危険があるからだ。むしろ、それが情報をリークした警視庁の狙いかもしれない。  筆者は、島田紳助の引退騒動を踏まえて、当コラムでたけしについても触れた(記事参照)。「文春」の記事でもたけし自身が触れているが、彼はフライデー事件後、「復帰が早過ぎる」と右翼団体の抗議行動にあった際、単身で右翼団体が関係する暴力団の親分の家に行き、「弱い芸人をいじめないでください」と直談判して事態を収拾している。ここが暴力団に解決を頼った紳助と違う点であるとたけしは語っているが、いずれにせよ、この一件は20数年も前の話だ。  しかも、本来このトラブルは、当時の所属事務所であり、たけしの復帰時期に決定権を持っていた「太田プロダクション」が解決すべき問題だった。たけしはタレントとして、復帰についても事務所の決定に従ったのだから。  ところが、太田プロは社長以下幹部が逃げ回って右翼の行動に対処できなかったことから、止むに止まれず、たけしは自身で話をつけにいったというのが事の真相だ。結果、事務所への不信感を持ったたけしは、太田プロから独立。「オフィス北野」を設立した。さらに、大阪の芸人が仲介者となり、5代目山口組組長に大阪のクラブでの面会を仕組まれたとも告白している。「文春」では、この芸人を吉本興業の中田カウスと断定しているが、それも10数年前の話。「稲川会」の稲川聖城総裁との「新潮45」(新潮社)の頂上対談も10年前の話だ。過去のことだからといって無視はできない、という報道姿勢も分からないことはないが、問題の本質はそこにはない。  芸能人の中には、演歌の大御所の北島三郎や弟子の山本譲二、それに細川たかし、ミュージシャンの松山千春のように、暴力団が好きで自ら交際している芸能人もいる。だが、大半のタレントが暴力団と接点を持ってしまうきっかけは、事務所が決めた仕事に暴力団関係者が関与していたというケースだ。興行などに暴力団が入り込んでいるのを分かっていながら、事務所は黙認。興行主となれば、タレントだって無視するわけにはいけない。ステージ外で何らかの関係を持たざるを得なくなることも少なくないのだ。  たけしも「仕事と言われれば、タレントは断れない」と言っているが、そのタレントを守るのが本来は芸能プロの義務でもある。ところが、反社会的勢力と対峙するどころか、結託している芸能プロも少なくない。紳助やたけしの時のように、右翼団体から抗議を受けても、タレントの盾になることを放棄する芸能プロもある。  警察はそうした背後関係も調べず、もしくは知っていても無視して、暴力団と交際歴がある大物芸能人の名前をメディアにリークして、スケープゴートにしようとしている。本来、取り締まるべきは暴力団の関係を断ち切れない芸能プロ。そうした本丸にメスを入れないのは、反社会的勢力排除を名目に、大企業へ警察関係者を天下りさせてきた時と同様、芸能プロに新たな利権を見出そうとしているのではないかと訝しく思ってしまう。  繰り返し言うが、芸能界を本気で浄化したいのであれば、取り締まるべきは暴力団との関係を断ち切れない芸能プロだ。一タレントの過去の話をほじくり出しても問題は解決しない。メディア側も、そうした権力側の目論見に与するようなリークには踊らされるべきではない。人権侵害と批判の声もある「暴排条例」の、当局による一大キャンペーンのお先棒を担ぐことになりかねないのだ。 (文=本多圭)
暴力団追放を疑え こういう見解も。 amazon_associate_logo.jpg
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「紳助を潰した張本人!?」"影のフィクサー"中田カウスと暴力団の黒過ぎる関係

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『襲撃 中田カウスの1000日戦争』
(朝日新聞出版)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  島田紳助の引退の真相をめぐる報道はいまだ熱を帯びている。だが、筆者は納得できないことがある。紳助を引退に追い込んだ吉本興業の元特別顧問で、漫才師である中田カウスが、紳助以上ともいえる暴力団と真っ黒な交際をしていることが明らかになっているにもかかわらず、引退するどころか吉本が処分しないことに、だ。  カウスは、山口組5代目の渡辺芳則組長にかわいがられていた。関西に仕事に行った東京の芸能人が5代目にあいさつする際、カウスが仲介役になっていたという話は関西のみならず、東京の芸能界でも有名な話だった。そんな中、2007年に吉本のお家騒動が勃発。創業家の当主だった故・林マサ氏が週刊誌誌上でカウスと5代目の黒い交際を暴露したことで、カウスと暴力団の関係が公になった。ところが、吉本の措置は、カウスの特別顧問の肩書きを外すだけで、おとがめなしだった。  カウスは、お家騒動の影の仕掛け人といわれていた元暴力団幹部で実業家のM氏にかわいがられていたが、騒動が始まるや、経営陣に寝返って、創業家とのバトルの盾になった。お家騒動が経営陣の勝利に終わったことで、カウスは吉本内での発言力を強めていった。吉本の大事なイベントでトリを取るのが、中田カウス・ボタンだったことからも、その力の強さがうかがえた。  そのカウスの目の上のたんこぶが、人気司会者として急成長した紳助だった。5代目と昵懇の仲だったカウスにしてみれば、紳助が極心連合会の橋本弘文会長に接近したことが面白くなかったのだろう。さらにカウスが紳助を5代目に紹介、5代目からもらった1,000万円もするという腕時計を紳助が返すと言ったときは、カウスは「俺の顔を潰す気か」と怒りを増長させたという。  そんなカウスにとって、04年に紳助が女性マネジャーに暴行を働いた事件は、紳助潰しの絶好のチャンスだった。ところが、5代目が引退して、バックボーンを失ったカウスは急きょ"紳助の後見人"を自称して、表向きは友好関係を装いながら、紳助を潰す機会を狙っていた。そして今回、吉本が、紳助と暴力団とのメールという動かぬ証拠を入手。カウスは上層部に「紳助を辞めさせるべきだ」と迫ったという。引退後、紳助が親しい芸人に「カウスに嵌められた」と語ったというから、カウスが引退に関与していたのは間違いない。  カウス自身も暴力団との黒い交際が再びクローズアップされ、返り血を浴びた。しかし、これまでカウスを影で批判してきた吉本の芸人たちは「紳助のように自分らもカウスに嵌められたくない」とダンマリを決め込んでしまった。お家騒動に加えて、紳助を引退に追い込んだカウスに吉本の上層部も頭が上がらなくなって、カウスは吉本の"影のフィクサー"と呼ばれている。  もはや、自浄作用がなくなった吉本に期待はできない。メディアの力で、カウスを引退に追い込まない限り、吉本と暴力団の黒い交際は断ち切れないと思う。それほどカウスの存在は深刻だ。 (文=本多圭)
襲撃 中田カウスの1000日戦争 芸能界ってそういうところ。 amazon_associate_logo.jpg
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「尿検査が原因ではない!?」加護亜依、自殺未遂の真相とは?

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「あいぼんのOfficial Blog」より
  芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  9月11日、大量の精神安定剤を飲んだ後、手首を切って自殺未遂図った元モーニング娘。の加護亜依。マスコミ関係者からは「加護は警察から覚せい剤の尿検査を受けたショックで自殺を図った」という情報が飛び込んできた。  だが、今年に入り勃発した加護の引き抜き騒動後、真相を明らかにするために所属事務所「メインストリーム」の伊藤和幸社長を取材し続けている筆者はそうは思わない。同棲中の飲食店プロデューサー安藤陽彦容疑者が恐喝未遂で逮捕されたことで、引き抜きの影の仕掛け人と言われている"芸能界の実力者"の息子で、大手プロの役員を務めるA氏が、加護から手を引いたのだ。そのことで、自身の芸能界復帰が絶望的になったと加護は思い込み、自殺未遂を図ったのではないか。   安藤は9月6日に警視庁赤坂署に逮捕されたが、同居している加護も事情を知っているのでは、と事情聴取を受けた。その際、加護は警察から尿検査も受けている。加護は精神安定剤を常用していたために太り気味になっており、時には目がうつろだったことから薬物使用の疑惑を持たれたようだ。もちろん、このこともショックだったろうが、その後、こんなことも起こっている。安藤の逮捕後、前述したA氏は、"実力者"である父親と赤坂署に出向いて「俺は安藤と関係ない。だまされただけ」と無関係を主張。加護とも連絡を絶ったというのだ。  加護は昨年の夏以降、安藤にそそのかされて、メインストリームからの移籍を画策していた。その際、安藤の友人であるA氏が協力を申し出て、「俺の事務所で加護を預かる」と言ったからこそ、メインストリームとの話し合いが暗礁に乗り上げ、仕事が開店休業状態になっても、加護は安心していられたのだ。  ところが安藤逮捕でハシゴを外された加護は、ショックのあまり自殺未遂を図った。加護はモーニング娘。時代に2度の喫煙発覚で事務所を解雇された際、失意のあまりに自殺未遂したとカミングアウトしたことがあった。今回が、2度目の自殺未遂になる。ところが、メインストリームの伊藤社長は「加護は自分が思うようにいかないと、自殺する真似をするんです。これまでも数え切れないほどありましたよ。今回だって、本気で死ぬ気だったら、事務所――と言っても、うちじゃありませんよ。安藤の事務所です――に連絡しませんよ。狂言としか思えません」と言う。  この話を聞いて、現在活動休止中の歌手の中森明菜を思い出した。彼女は当時、恋人だったマッチこと近藤真彦との関係がうまくいかなくなると自殺未遂をしては周囲を困らせた。その回数は数え切れないほどあったという。明菜が「研音」から独立するきっかけになった、1989年7月の自殺未遂。研音の上層部は「またか」と思い、慌てず病院に駆けつけたところ、マッチの母親代わりだった「ジャニーズ事務所」のメリー喜多川副社長は先に駆けつけて、自殺の真相を隠ぺい。その後、研音に不信感を持った明菜が独立したという笑えない話がある。  加護も明菜と同じタイプのようだ。精神安定剤を大量に飲んだ加護がA氏周辺に連絡、自殺を察したA氏は慌てて、安藤の運転手に電話。マンションに駆けつけた運転手が加護の自殺未遂を発見、通報した、ということのようだ。  加護は、自殺未遂することでA氏を困らせることはできただろうが、これでは何の解決にもならない。それどころか、世間を騒がせたことで、加護の芸能界復帰は絶望的になったのではないか。安藤やA氏と関係を持たなければ、ここまで追い込まれることはなかった。加護、悔やんでも悔やみきれないかもしれない。 (文=本多圭)
月刊 加護亜依 波乱万丈。 amazon_associate_logo.jpg
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「紳助の次は誰だ」大手プロと暴力団にのっとられた芸能界で音事協が果たすべき義務

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芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  島田紳助の引退騒動をキッカケに、今年10月から東京都で施行される「暴力団排除条例」がにわかにクローズアップされ、「誰が暴力団の"密接交際者"として認定されるのか」と芸能界は戦々恐々としている。  一部週刊誌では過去に暴力団との黒い交際がウワサされた、演歌の大御所・北島三郎や細川たかし、山本譲二、それにミュージシャンの松山千春らの名前が挙がっている。しかし、いくら警視庁がそうした芸能人を暴力団の"密接交際者"として認定したとしても、芸能界と暴力団との交際は一朝一夕には断ち切れないと思う。なぜなら、芸能界をリードする、ある実力者が、どっぷりとその世界に浸かっているからだ。  警視庁は1964年に「組織暴力犯罪取締本部」を設置、暴力団の全国一斉取り締まりに乗り出して、山口組の興行部であり、美空ひばりらが所属していた「神戸芸能社」にもメスを入れた。これにより、神戸芸能社は表立っての活動ができなくなったと言われる。   その前年には、渡辺プロダクションの故・渡辺晋社長の呼びかけで、芸能プロの業界団体「日本音楽事業者協会」(音事協)が設立された。初代の会長は大物政治家の中曽根康弘、理事長が渡辺晋社長だった。当時の音事協の最も重要視された理念は、暴力団との絶縁だった記憶している。ところが、渡辺社長の死後、新興プロの台頭で芸能界の勢力図は塗り替えられていき、実力を付けたある大手芸能プロのオーナーが暴力団と積極的に交際するようになったのだ。  しかも、この実力者はあらゆる暴力団関係者と交際を持ち、傘下のタレントを暴力団幹部に紹介することで、その関係を深めていった。さらに、実力者は元暴力団関係者や企業舎弟と呼ばれたが、芸能プロを持つことにも力を貸したのだ。業界に隠然たる影響力を持つ人物が、半ば公然と暴力団と付き合っているのだから、その他の芸能プロ関係者やタレントたちのモラルが低下するのも無理はないだろう。それだけに、暴力団との黒い交際の元凶である実力者や関係者を取り締まらなければ、何の解決にもならない。  暴力団を担当する警視庁4課の捜査員は、かつて筆者に「実力者を逮捕して、芸能界と暴力団との関係を断ち切るのが悲願だ」と語ってことがあった。親しい捜査関係者は「今もその気持ちは変わらない」と言っている。  しかし、情けないのは当局の動きを静観しているしかない音事協だ。創設時の理念を思い起こし、自らその自浄作用を働かせるべきだろう。今や、芸能プロやタレントの権利保護をうたうことばかりに躍起な音事協だが、権利には義務が伴うもの。各芸能プロの実態を調査し、業界から暴力団の影を排除するという義務を果たすべきだ。いつまでも実力者に牛耳られているのは、あまりにも情けない。 (文=本多圭)
山口組概論―最強組織はなぜ成立したのか ヤクザ人口8万人。 amazon_associate_logo.jpg
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吉本興業が大プッシュ! 中国で大人気の俳優・矢野浩二が凱旋帰国

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 矢野浩二という俳優をご存じだろうか?  日本ではいまいちピンと来ない存在かもしれないが、中国で視聴率1位にもなったバラエティー番組『天天向上』の司会を務め、中国で最も愛されている外国人だと言われている男だ。その矢野が吉本興業の大崎洋社長のバックアップを受けて、9月末にヨシモトブックスから『大陸俳優』(仮題)を出版するために、凱旋帰国するという。筆者は矢野を日本でマネジメントする木村英雄氏と古くからの友人ということもあって、矢野について取材してみた。すると、矢野は中国に渡る前は、森田健作(現・千葉県知事)の元運転手兼秘書という異色の経歴を持つ俳優だったことが分かった。  大阪の高校を卒業した矢野は職を転々、20歳のときに勤めたスナックで客から「役者になったら?」と言われたことがキッカケで上京。俳優養成所に通っている際、森田健作を見て、「この人だ」とひらめき、弟子志願をしたという。ところが付き人になったものの、森田は参議院選に出馬、芸能活動の一線から退いてしまう。そのため、森田が当選してから、矢野は約8年間、森田の運転手兼秘書を務めることになった。  役者志願の矢野は焦ったという。そこに、森田が所属する「サンミュージック」の副社長が、中国のトレンディドラマの主役の話を持ってきてくれたのがキッカケで、2000年に初めて中国に渡ったという。ところが矢野が出演したドラマ『永遠の恋人』は視聴率が取れず、中国で本格的に役者をやりたいという彼の望みは絶たれる。だが、矢野はそこであきらめなかった。1度は日本に戻ったものの、再度中国に渡り、猛勉強の末、言葉の壁を克服。03年に抗日ドラマ『記憶の証明』に出演してから、中国の若者の間で話題になり始めた。さらに、08年、中国の3000以上あるチャンネルで視聴率1位を獲得したことがあるバラエティー番組『天天向上』の6人の司会チームのひとりに大抜擢されたことで、中国本土で大ブレークを果たす。  俳優としても昨年、太平洋戦争開戦直前の上海舞台にしたスパイアクション映画『東風雨』でスパイ役を演じて、高い評価を受けた。そこに、近年、中国でのビジネス展開に注力している吉本興業が白羽の矢を立てた。日本に戻った矢野に、吉本の大崎社長が直接会って、その場で、矢野の自叙伝『大陸俳優』(仮題)を日中両国で出版することを決めたという。  大崎社長は「ボクは矢野さんに"日本が標準だという考え方を持ち続けているのは、日本の中の人だけじゃないですか。中国でこのまま伸びていったらいいと思いますよ"と言ったんです」と言う。  しかし、中国で大成功した矢野は日本をも股にかけて活動したいというのが本音かもしれない。凱旋した暁には、吉本が出演番組を用意しているという話もある。自叙伝出版をキッカケに矢野が日本でブレークするか? "帝国"吉本がバックアップするだけに、この秋、注目のタレントになりそうだ。 (文=本多圭)
森田健作 GOLDEN☆BEST 最近、どうしてんのかな。 amazon_associate_logo.jpg
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「真相は別にある」引退会見でウソをついた島田紳助に立ち込める暗雲

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やっぱりあの涙もニセモノだった?
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  島田紳助が暴力団との親密交際を認めて芸能界を引退したが、自ら開いた記者会見で暴力団幹部への手紙や写真の存在を否定したことで、墓穴を掘ってしまった。会見でウソをついていたことがハッキリしたため、引退の真相についてもウソや憶測が飛び交っている。筆者もいくつかの情報をつかんでいるが、今、明らかにするのは早計だと思うので、真相が明らかになり次第報告することにする。  そもそも、引退という決断について賛否両論があるものの、紳助の素顔を知る筆者にとっては、2004年10月に起こした女性マネジャー暴行事件で引退していて当然で、遅きに失した感があると思っている。知人であるビートたけしも昔「フライデー襲撃事件」を起こしたが、たけしの場合は家族や愛人を守るため芸人を辞める覚悟で実力行使に出た。「フライデー」(講談社)側の行き過ぎた取材方法にも批判が集まっていた。ゆえに、業界も世間も、引退までを求めることはなかった。  しかし、紳助の場合は、女性マネジャーの態度が気に食わないからと、暴行を働いただけ。まるでチンピラだ。紳助は約10年前に番組での発言がキッカケで右翼とトラブったときに、山口組系極心連合会のH会長に頼んでトラブルを解決してもらったことから、暴力団との交際が始まったと言われている。その時点で、紳助はH会長に恩義を感じるとともに、"俺のケツ持ちはH会長だ"と勘違いするようになってしまったのだ。  女性マネジャーへの暴行の背景には、"俺を誰だと思っているんだ"という紳助の思い上がりがあった。たけしも、フライデー襲撃事件後、しばらく謹慎していた。復帰に当たって、右翼の街宣車が「復帰は早過ぎる」と連日のように、当時の所属プロダクション・太田プロなどに街宣行動を繰り返した。この時たけしは、右翼団体の頂点に立つ暴力団のトップの自宅に単身訪ねて、「これ以上、弱い芸人をイジメめないでください」と直談判して、トラブルの収拾に当たった。その後、たけしは、自身を守ってくれなかった太田プロから独立した。  紳助は一般人に暴行を働いたにもかからず、2カ月あまりで復帰。たけし同様、「復帰は早過ぎる」と右翼が行動を起こしても不思議ではなかった。しかし、女性マネジャーの弁護士が共産党系だったという政治的なバランスと、バックにH会長がついているということで、右翼からの攻撃は避けられて、早期復帰を果たした。復帰後、芸能界でファミリーを築いて"テレビ界の新帝王"として君臨するようになったが、この間、紳助はファミリーには優しく、強いもの対しては弱いという、人を見て態度を変える気の弱い男ということがよく分かった。一般人が紳助にガンを飛ばされて、脅されたというケースもあったくらいだし、吉本の若手芸人に対して暴力を振るうということも度々で、若手の中には紳助の番組に「出たくない」と恐怖に怯える者もいたという。  2年前に起こった"東京03事件"。東京03のメンバーを恫喝しただけではなく、実際に暴力を振るっていたと証言したタレントもいる。この時、真相を追究せずに一件落着させてしまったマスコミにも責任はある。  そんな紳助の理不尽な言動に、吉本興業の幹部は日ごろから頭を痛めていた。今年4月に「週刊現代」(講談社)が、今回引退の引き金になった暴力団との黒い交際を報じたのをキッカケに、紳助に「暴力団との関係を断ち切る」という一筆を書かせていたのだ。  その後、7月に入って、吉本は大阪府警から紳助と暴力団のメールを入手。紳助が認めて、電撃引退に至った。だが、このメールは数年前のもので、これだけでは、「暴力団との関係を断ち切る」という約束を反故にしたとは言えない。  ゆえに、引退の真相はほかにあると考えるのが普通だ。筆者も含めて各メディアは、真相は別にあると取材活動を続けている。事実、いくつかの暴力団絡みの事件への関与のウワサが流れている。陰で弱者をイジメてきた紳助だけに、「一般人」だろうがなんだろうが、筆者も真相追究の手を緩めるつもりはない。 (文=本多圭)
自己プロデュース力 ちょっと足りなかったみたい。 amazon_associate_logo.jpg
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