予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第18回生放送は10日(木)22時です

4月3日に大都会・新宿で単独イベントを開催するほど有名なアイドルライター小明がお送りするサイゾーテレビ『小明の副作用』第18回生放送は、3月10日(木)の22時より公開となります。もちろん、いつも通りニコ生&Ustreamの二元生中継です。 ●会場はこちら
ニコ生→http://live.nicovideo.jp/gate/lv41542825 Ustream→http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv
上は前回分。人気者なので有名雑誌の表紙にも出ていますよ!

オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ……」(前編)

akari_okubo000.jpg  モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第22回のゲストは、大久保佳代子劇団『村娘』で主役を務めているオアシズの大久保佳代子さんです! [今回のお悩み] 「まだ、逃げ道が欲しいんです......」 ――ご無沙汰してます! 実は4~5年前にトークイベントでご一緒させていただいたんですが......私のこと、覚えてますか? 大久保佳代子(以下、大) ......あー、言われてみれば見覚えが。私、何しゃべってました? ――確か、私のかぶっていた帽子を「その帽子、後でくれない?」って真顔で言われて、「あげた方がいいのかな?」って悩んでいる間にすごい早さで帰っていかれて......あれはなんだったんでしょう?  本当? 私、言うだけ言って無責任に帰るってことが非常に多いので......ふふふ。それで、その後はどうしてましたか? ――その当時は売れないアイドルで、そのまま順調に売れませんで、2年ほど前にかろうじて単行本を出せたぐらいです。今はアイドル界ではライターと言い、ライター界ではアイドルアピールをするという卑怯な逃げ道でなんとか生活を......。  ああ、良かったですね、お互い変わらずで(笑)。あ、日記形式の本なんだ、こういうの好き(『アイドル墜落日記』をめくりながら)。 ――大久保さんはいつも女芸人のブログをチェックして、忙しそうにしているのを見ては嫉妬して、売れてなくて暇そうな芸人を見つけるまでネットサーフィンするって、『私、地味女』(大和出版)に書かれてましたね。私の本も、売れなすぎて毎日暇してゴネてる日記なので、もしお邪魔じゃなければ......。  やった、今日読みます。 ――いやいや全然、お暇なときで!  いや、暇なんですよ。 ――またまたそんな! OLさんお辞めになったばかりじゃないですか!  そうなんですよ。ただ、今までは、芸能界の仕事の合間にOLをやっていたから「このままじゃ体力的にもキツいし、ストレスで死んでしまう」と思っていたんですけど、いざOL辞めたら単純にその時間がポコっと空いただけなので、時間を持て余していますねぇ。 ――でも、テレビを見る限りだと忙しそうですよね。  テレビの仕事が減ったってわけじゃないんですけど、収録が夕方からだったり、それも5~6時間で終わったりするじゃないですか。だから、午前中が毎日空いちゃって油断して前日飲んじゃうっていう、悪いサイクルに......。 ――アハハ! 私、大久保さんを初めて『めちゃイケ!』(フジテレビ系)で見たとき、すごく短いスカートを履いてマッサージ嬢として登場されて、普段はOLっていうギャップがすごくって。だから、今、OLの肩書きがなくなったっていうのは、けっこう衝撃的ですよ!  うん、それこそさっき小明さんが言っていた、アイドルの中ではライターで、ライターの中ではアイドルっていう、そういう逃げ道をなくしてしまったことは、今の段階ではまだ「どうしよっかなぁ」って思ってますよ。本来なら辞めたことも公表を延ばせるだけ延ばして、「OLは休職中なんです~」って濁そうとしていたんですけど、ご丁寧に『めちゃイケ!』が、「区切りをつけて宣言したほうがいい」って言ってきたので......今まで私の人生にそんなに関心がなかったくせに......。 ――......あの、今日は私の「アイドルライター」とか言ってる逃げをなくすべきか聞こうと思ってたんですが......もしかして大久保さんも「現役OL」っていう肩書は、本当は捨てたくなかったんですか?  捨てざるを得なかったんだよなぁ......。休職でよかったんだけど、退職に追い込まれたんですよ。そんなつもりじゃなかったのに......。 ――かなり長いこと勤めてたはずですよね、なんでまた?  逆に長かったから、最初ちやほやしてくれた職場のメンバーも辞めつつあって、私のことを知っているメンバーも、私が触れてほしくないオーラをすごい出すから、「別にいてもいいんだけど、休むし、遅刻はするし、注意はできないし......」みたいな。みんな優しいから言わないけど、そういう空気は感じていたんですよね。だから私も大人だし、「辞めてあげましょうかね」と思ったけど、「どうなるか分からないから休職にしておこう」と思って、「今、もう1個の仕事が忙しくて......」って話をしたら「じゃあしょうがないですね!」って結構早い段階で休職じゃなくて退職の書類を出されちゃって......。辞めるなんて言ってないのに! ――ちょっと寂しいですね......。でも、これでよりいっそう芸能の仕事に力が入るんじゃ?  それで急に私が俄然やる気出して、どんな仕事でも「ちょっとちょっとー!」って前に出ても、おかしな話でしょ? ――確かに、決して自分から前に出るタイプではないですよね。  うん、うん。出れない。もう、自分から発言するのは他の人に任せて、振られたときに何か言えるようにしとこうって思うんですけど、それも難しいんですよね......。ボーッとしちゃうから。1時間くらい喋ってないと、よっぽどのこと言わないとダメでしょ? ――一つの発言で確実に狙わなきゃいけないのはプレッシャーかかりそうです......。『おねマス!』『ちょいマス!』(テレビ東京系)も、女の子たちがすごい面白いじゃないですか。  ね! あれも最近は普通の視聴者みたいに、スタジオに行って楽しんでいるだけになりましたけど、本来は「女の子に怒ってください」とか「ひがみを言ってください」って言われてたんですよ。でも、あの子たちどんどん自分で処理しちゃうから。 ――若いのに、みんな見せ方もトークも上手すぎますよね。大好きな番組です! でも、大久保さんも彼女たちと同年代だった24~25歳の頃は劇団で活動されてたんですよね。  やってましたね。テレビの仕事がなくっても、変なポジティブシンキングで「いやいや、私はこんなところで終わるはずはない」って思って。ほら、劇団ってすぐ出来るじゃないですか? 自分でお金出して劇場借りて、人から「何やってる人なんですか?」って聞かれたら「俳優やってます~」って言えるし。アレはアレでいい経験になったなぁ。 ――その経験が今の『大久保佳代子劇団』につながってるんですかね。新作の『村娘』は『めちゃイケ』新メンバーのたんぽぽのお二人も出ているし、共感できる卑屈なセリフがたくさんあって面白かったです!  ですよね、ブスを大量発注しただけありますよ。 ――ブスの中でのヒエラルキーとか、美人の振る舞いにいちいち過剰に反応する卑屈な感じとか、学生時代を思い出しました。千葉の田舎でキラキラした同級生を憎んで生活していたもので。  光浦さんはそういう脚本を書くのが本当にうまいんですよ。心の叫びなんですよね。私も光浦さんも高校3年間男子とほぼ一言もしゃべらずに過ごしたんですよ、共学なのに。今年の正月に同窓会みたいなものがあって、まあ、高校時代のだから、かっこいいって言われていた男子たちとは喋ったこともないんだけど、会場に行ったらみんな私のことをチラチラ見るんですよ。私が芸能人だから。それで徐々に近寄ってきて、「活躍してますね~」ってお酌してくるんですよ。でも、みんなはとっくに結婚もして幸せな家庭もあるし......何もなかった。もっと何か特別なことがあるかな~と思ったんですけどね。 ――そもそも火がつく焼けぼっくいもないですからね......。私もグラビアをやっていたときは、地元で偶然会った全然仲良くないヤンキーに「あいつアレじゃね? 中川翔子の友達じゃね?」「しょこたんと仲良いんでしょ? 紹介して!」とか言われるくらいでしたね。せっかく芸能界に入ったのに、「しょこたんの友達」ってことでしか話しかけられない自分に落ち込んで、傷つかないためにもそいつらを見下すようになって......でもそいつらも、もう家庭作って幸せそうにしてるんですよ! もう、見下したり羨んだりで、何もないのに頭の中が忙しいです。  卑屈ですねぇ......。小明さん、まだまだ大丈夫そうなのに。 ――姉が元カリスマ読者モデルで、ほぼ同期の友達が超売れっ子で、私のすっぴんの写真が、コレですよ。(携帯を見せる)自意識過剰にもなりますよ。  これは......頑張ってますね! ここからここまで持ってくるのは立派ですよ! アハハ! 私の場合は光浦さんがそうだけど、分かりやすく比較できる人間が近くにいて、自分の方が下だったらツラいですよね。私も、「比較されない世界に行った方が精神的に楽だろうな」って思うけど、私の場合、もともと人を上下で見る人間だから、どこに行っても「この人は上だけど、こいつは下だ」ってランクを付け出すんですよね。それで、下の人にはやたらと余裕を持って接するっていう。だから、「この人、光浦さんと比較して私のことを下に見てる!」とか、そういう意識が出るのも、自分がそういう人間だからなんですよ。 ――なるほど、残念だけど、分かる気がします。でも、それだと友達ぜんぜん出来ないですよね? 結局、自分と似たような人を周りに集めるのが一番平和なんでしょうか?  そうですね、でも私は似たような人の中でも、「ここならトップに立てる」って思っちゃう人間なので。そうすると、「私が卑屈なのはこいつらのせいじゃないのか?」って気になってきて、もっと上にあがろうとするんですよ。それでいざ上にあがると、「違う、この人達といると卑屈になる!」って、また下にさがったりして......ちょうどいい人がいないの。私の周りには。 (後編につづく/取材・構成=小明) ●おおくぼ・かよこ 1971年、愛知県生まれ。92年に幼なじみだった光浦靖子とお笑いコンビ「オアシズ」を結成。長くOLとタレント生活を両立させていたが、10年8月に退職している。主演を務める「大久保佳代子劇団」第2回公演『村娘』(コンテンツリーグ)DVDが発売中。 ●あかり 1985年栃木県生まれ。02年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
大久保佳代子劇団 「村娘」 お気づきでしょうが、当サイトは大久保さん推しです。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」(前編) 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

【小明の副作用】第17回生放送アーカイブ「なんと!『映画秘宝』の表紙に小明!(※ただしゾンビ)」

2011年2月24日22時よりニコニコ生放送&Ustreamで生中継された、アイドルライター小明のトークバラエティ「小明の副作用」アーカイブ。 お得意のゾンビ姿で、日本でいちばん面白い映画雑誌『映画秘宝』の表紙を飾った小明さん。今回の生放送では、久々にグラビアアイドルみたいな仕事をした小明さんが、撮影秘話(おもに愚痴)をたっぷり披露してくれました。 一部ファンの間で「こっちが本編」ともいわれている、樫原先生の手によるエンディングテーマソング「君が笑う、それが僕のしあわせ」は59分くらいからスタートです! ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV ●サイゾーテレビ@Ustream http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv

予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第17回生放送は24日(木)22時です

日本でいちばんおもしろい映画雑誌「映画秘宝」のカバーガールでもおなじみのアイドルライター小明がお送りするサイゾーテレビ『小明の副作用』第17回生放送は、2月24日(木)の22時より公開となります。もちろん、いつも通りニコ生&Ustreamの二元生中継です。 ●会場はこちら
ニコ生→http://live.nicovideo.jp/gate/lv40087137 Ustream→http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv
上は前回分。いいともに呼ばれる日は来るんでしょうか。

「悩んだら、バーッっときてグワーン!」【中川里江】1回泣いて全部忘れるヒロインサイド

nakagawarie001.jpg  元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の9回目です! 今回はルンルンも出演しているアニメ『はなかっぱ』で主演を務める声優の中川里江さんです! ――はじめまして、小明です! 取材前には必ずブログやツイッターをチェックするようにしているんですけれど、中川さんはどちらもやられてないんですね。  普段からあんまりプライベートの話をしないので......。スタッフさんにも「なんでしないの?」って聞かれるんですけど、自分のことを語るのが恥ずかしんですかね~? 仕事のことならまだしも、私生活になると「誰か読みたい人いるか?」って思っちゃう。ファンの方がいれば喜ばれるのかな、とは思うんですけど、多分いないだろうしな......。 ――ネガティブ! そんなことないですよ!  あと、単純に「やってみよう!」って思ったことがないのかも。もしツイッターやっても、つぶやくこともないし......。 ――普段、どんな生活を送っているんですか......? 業界に入られて、もう11年とかですよね。  あっ、それはウィキペディア情報ですね? あれは全部嘘です(きっぱり)。 ――えっ! じゃあ私が見てきた情報は?  ええ、嘘です。自分で見てびっくりしたんですから。あれは誰が書いているんだろう? 私、何も言ってないもの。 nakagawarie002.jpg ――ちなみにウィキペディアだと出身は高知県の四万十市になってるんですが......。  四万十市という市があるのも知らなかった。 ――それも嘘!?  本当の生まれは大阪で、育ちが高知です。どっから出てきたのか......四万十市って何!? ――じゃあ、年齢は? 32歳になってますが......?  嘘です! 「なんでサバ読んでるの?」って聞かれて気まずいんですけど、自分でもなんでそうなってるのか......。本当の年齢はゴニョゴニョ(自主規制)。 ――......ほう!? それはまた......ええっ!?  面白いからウィキペディアはあのままでいいんじゃないかなぁ。えへへ。 ――所属事務所のリンクもなくって、今まで3つほど事務所を移られていますけど、現状はフリーなんですか?  あ、3つ目は倒産なんですよ。今はそこで一緒にやっていたマネージャーさんと一緒にやっていて。 ――なるほど。しかし倒産とはキツイですね。  倒産しちゃたときはつらかった~。 ――ひどい! 我々にとって事務所が倒産っていうのは、失業とほぼイコールですもんね。主役の『はなかっぱ』があって良かった! ただでさえ安定しない職業なのに、たまったもんじゃないですね......。悩んだり落ち込んだり、辞めようかなって思ったことはありますか?  そんなに長くは悩まないんですよ。悩んでも、思いっきりガーンッときて、バーッっときて、グワーンッて感じかな。 nakagawarie003.jpg ――なんか『ハッとして! Good』みたいでアッパーな感じですけど、つまり、落ち込むだけ落ち込んで一気に回復するって感じですか? どうやって?  映画を観たり、本を読んだりして、一回泣くとすっきりするし、何もなくともガーっと泣いたり。ストレスが溜まっていたり、割と高ぶっていると、台本取りに行く道すがら泣いてたりします。それで発散できますよ~! ――明るく話されてますけど、それ、傍から見るとけっこう心配ですよ! ちなみに、なぜ声優を志されたんですか?  そんなにかしこまった理由はないんですけど、幼い頃から映画が好きっていうのが大きいですかね。それで色々読んだりするのが好きで、ワークショップに行ったのがきっかけで、この世界に入ることになったんです。でも、私、OLさんとかをしていたので、デビューはかなり遅いんですよ。 ――すごい! OLをしながらワークショップに通って、ついに声優になったんですね!  いや~、ほんの少しですけど。 ――え?  それも声優ではなくナレーション。その時の演出家さんからオーディションのお話を頂いたのがきっかけです。だから、声優の学校にも行ってなくて。あんまり得意じゃないんですかね~、学校に行くのは。 ――お気持ちわかります! 色んな役をやられてきた上で、ついにNHKの子供番組で主役が決まった時はどういう気持ちでしたか?  「よくぞ、私を! チャレンジャーだな!(笑)」と、絶叫するほど嬉しかった!!!勉強になることと面白いことがいいバランスであって、ベテランさんもいれば新人さんもいて、宍戸留美ちゃんと私がいて......今までになかった感覚を味わってます。楽しいんですよ、毎回笑いを抑えるのが大変!
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――主役を演じるにあたって、何か変わったことはありますか?  『はなかっぱ』をやるまでそんなに意識してなかったんですけど、主役をやることで、今まで以上に全体を見つつ、現場と作品をもっと俯瞰的に見て、自分を出しつつ、他の人のコラボも楽しんで、邪魔もしないように......と、いろいろ考えるようになりましたね~。 ――座長みたいですね! そういえば、中川さんは仕事の現場では女の部分を一切出さずにやってらっしゃるとか。  一切出さないです。うまく言えないんですけど、仕事場でそういうのを出すのが好きじゃないんですよね......。 ――芸能関係だと、どうしても偉い人に色っぽく「私を使って!」っていうアピールをする人はいますよね。それも一つの入り口ではあるんですが......。中川さんの女の一面はいつ出してるんですか?  事務所関係の人にも一切出さない。というか、面倒くさいから一切出さないの。......出せる物が無い......のか?(笑) ――徹底してますね! じゃあ、こういうグラビアみたいなお仕事をする時は?  いや~、すっごい写真が苦手で、あんまり写ったこともないな~。集合写真にいやいや写るくらいだな~。 ――確かに、中川さんの画像を検索しても、本当に集合写真くらいしか出てこなくて、「どの人が中川さんなんだろう......?」って感じでしたよ!  アハハハ! いや~緊張するので避けていたんですけど、みんなに「写していいですか?」って頼まれると、「嫌ですね!」とは言えないので......。写真なんて、前に宍戸留美ちゃんに撮ってもらって以来で、その時の写真をまだ宣材写真に使ってます。そのくらい撮ってない。 ――じゃあ、今日は撮影の間だけ女スイッチを入れていただいて......。  え~、それはどうかな(笑)。 ――色っぽいの期待してます! 今日はありがとうございました! (撮影=宍戸留美/取材・構成=小明) ●なかがわ・りえ 12月26日生まれ。大阪府出身。代表作に『はなかっぱ』はなかっぱ役、『タユタマ -Kiss on my Deity-』鵺役、『毎日かあさん』毎日ぼうや役等、様々な作品に出演。アニメーション以外でもナレーション等で活躍中。 ●ししど・るみ 1973年11月6日、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動。フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 7年ぶりのニューアルバム『CHERBOURG→BRIGHTON』も世界へ向けて配信中!! http://www.majix.jp/artist_content/187 USTREAMでの音楽番組司会「宍戸留美x津田大介Oil in Life」も必見!! <ライブ情報> 3月18日(金)CLUB Que 「贈る言葉」 出演:宍戸留美/サード・クラス/富士中学校ブラスバンド部 start18:30 チケットぴあ(Pコード:130-683) 問:CLUB Que03-3412-9979 公式HP http://rumi-shishido.com/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
はなかっぱ ~僕、はなかっぱ~ 大人が見てもおもしろいですよー。 amazon_associate_logo.jpg
【声優 on FINDER!】バックナンバー 【vol.08】「"声優"の仕事の幅広さにびっくり」【稲村優奈】10年に詰まったスクランブルデイズ 【vol.07】「ビキニを着たこともないんです」【蝦名恵】3カ月目のヴァージン・シュート 【vol.06】「生き急いだ分、戻ってやり直しができると思う」【江里夏】10歳で見たデイドリーム 【vol.05】「何でも出来るって、とりあえず言っちゃう」【矢野明日香】360度のワークフィールド 【vol.04】「考えてると、寝ちゃうんです......」【窪田涼子】東経135度のモラトリアム 【vol.03】「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド 【vol.02】「いつもどこかで、なんとかなるさ」【片岡あづさ】22歳のセカンドフェーズ 【vol.01】「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」(後編)

IMG_0162.jpg前編はこちらから ──そ、それはそれでトラウマ! あと、よくテレビや雑誌で「親に殴られて育つと、子どももそういう大人になる」みたいに言われるのが大嫌いで。医学的、科学的に証明されてるのかもしれないし、確かにそういう負のスパイラルがあるのは分かるけど、「お前はもう既に失敗したレールの上を歩いていて、もうずっとその上を歩くしかないんだ」って言われてる気がして、すっごい悔しいんです。 K それは変えられるし、親だって人間だしさ。それこそ親が俺たちを育ててる頃なんて、今の俺たちと同い年ぐらいだったりするわけだから、幼いわけじゃん? 自制心なんて利かない部分はいっぱいあるわけだから、それが分かってると、許せるというか、理解できるようになるし。 ──もちろん許すし、理解してるつもりでいるけど、たまに「虐待された子どもはどうせ~」とか「片親は~」みたいに言う人がいると、人のことでもすごく腹が立ってしまう。なんで自分の人生を創ろうと頑張ってる人に、上からわざわざ「不幸!」ってレッテルを貼りたがるんだろう。「なんだよ! 不幸にならなきゃいけないのかよ!」って、すごくムカつくんです。 K 俺は鈍感だったのか、人からそういう陰口みたいなのがあっても、全然気になんなかったんだと思う。例えば「あそこは家がちゃんとしてない」とか「親が片親で~」とか「躾がちゃんとできてない」って言われても、「お前らに何が分かるんだ?」って思ってたし。親も、俺に対してはちょっと狂ったようなところもあって......。例えば俺が問題を起こして、外で怒られたり苦情が来たりすると、「恥ずかしい。恥ずかしくて近所歩けない。あんた殺して私も死ぬ!」って、何年も日常的に言われ続けてたから、最後は「殺されてたまるか!」ってなってたもんね。「寝てるうちに殺してやる」ってよく言われたから、「寝るのこえーな......」と思いながら、寝ちゃうんだよね、中学生だから。で、起きると殺されてなくて、「なんだよ、本気じゃねえじゃん」って。 ──お母さんもいろいろ追い詰められてたんでしょうけど、病弱で死ぬか生きるかの幼少期を経て、またスリリングな思春期を過ごされましたね......。ちなみに、幼少期はどういう病気だったんですか? K 腎臓が悪くて、それが合併症を起こして、みたいな。もともと未熟児で生まれてきちゃったから体力もなくて、負のスパイラルが重なって病気になってたんだけど、医学の力と俺の生命力で、小学校2年生くらいにはもう何にも病気しなくなった。おかげで自分の力を過信して、だいぶ悪さはしましたけどね。死ななかったから楽しまなきゃって(笑)。 ──楽しみすぎです! アメリカに留学したのはいつですか? K 高一の終わりくらい。 ──そんな早くから? KKKとかがいた場所に留学したんですよね? なんだってまたそんな治安の悪い場所に......。 K だってまあ、こっちに居場所がない感じになっちゃって。 ──寝てる間に殺されるから? K そう(笑)。いや、家も親も好きだったけど、ずっと一緒に住んでるのが窮屈だったし。国内で学校行きながら一人暮らしは無理そうでも、「海外に行きたいんだ」って言えば、なんとか脱出できるかなって思って。なんとなくこの場所も飽きたかな~って感じで、行っちゃいました。 ──8年もアメリカにいたんですよね。8年って相当じゃないですか。なのに会話にもラップにも全然英語を入れないですよね。長く英語圏にいた人って、ちょいちょい会話の途中で流暢な横文字が出たりするじゃないですか。 K あれは、あんまり良くないと思う。その人たち同士のコミュニケーションがそれで円滑にいくならいいけど、日本語として表記したときに、あんまりカッコよく見えないなと思って。ちっちゃいころからずっと外国にいて、本当に"ちゃんぽん"でしかしゃべれない人もいるけど、そういうの、なんかこう言葉として物足りないというか、未熟。一貫性がないから。だったら、英語を外来語として日本語に変化させて日本語の中に入れてればいいんだけど、途中から英語になって、また日本語になって......っていうのは、俺は言語として破綻してるって思うのね。 ──英語が入ってると、「その単語なんて意味だっけ?」とか「あれ? 今のは日本語? 英語?」って混ざっちゃって、聴いてるだけだとちんぷんかんぷんになったりします......。 K インター出身の人たちが話してると、ただ頭の中で訳すのがめんどくさいから、使いやすい言葉を記号のように混ぜて使ってるんだなって思うけど、日本語ラップとか、音楽業界で英語の歌詞を混ぜてる人って、たぶん9割が英会話自体できないし、ヒアリングもそんなできないと思うのね。俺の分析だと、洋楽って、曲中の1.5割くらい英語の殺し文句みたいなのが入ってて、そこがタイトルだったり分かりやすい言葉だったりするでしょ? そこだけなんとなく頭に入ってるから、自分の曲でも1.5割くらい英語のフレーズを入れて、日本語の部分の発音を曖昧にして、なんとなく曖昧にさせてカッコいいと思ってるんじゃないかな。 ――おお、すごい。納得しました。 K でしょ? だから英語のヒアリングができない人でもそこそこ分かる「アイガッチャ」とかをピックアップして、自分の歌詞にも入れてるんじゃないかなって。聴いてると、たぶん本当にそんな感じなんですよね。だから、ちょっと英語が分かる立場から英語のラップと、日英のちゃんぽんのラップを聴くのとじゃ、もう言葉としても、英語のほうが断然聴きやすいし、日本語と英語と混ぜてんのに何にもなってないっていうのが、正直、「ダセーな」って思う。で、こうやって正直なこと言うと、みんなに嫌われる(笑)。 ──あはは! でも、そのせいかKダブさんのラップはかなり聴きやすくって頭にすっと入ります! 『それでも生きる子どもたちへ』のテーマソングだった『ソンはしないから聞いときな』の歌詞で、「なんだってやれる」「なんだってなれる」って、Kダブさんが言うじゃないですか。あれを聴いて、私は子どもの時から「どうせ......どうせ......」って性格だったから、いろんなことにチャレンジしないまま、こうして歳を取っていって、一つ一つ道が消えてって、私は今まで何をしてたわけ? って、情けなくて涙が出そうに......。 K あれは大人に向けてる歌じゃないからね(笑)。大人にはたぶん、もっと現実とか真実とかを突きつけなきゃいけないんだけど、子どもたちが今の世の中を見たら、おそらく俺が子どもの頃よりもよっぽど不安が多いんじゃないかなって。実際、景気とか雇用とか、どんどん道は狭まってるわけだし。でも、それを「そういうもんだから」って言って諦めちゃったら、子どもは子どもらしくなくなっちゃう。皆がやりたいことをやれてるわけじゃないけど、本気で信じて貫いてきた人は、やれてることもいっぱいあるじゃない? 全員は無理だと思うけど、ある程度は叶う。大人たちが子どもに対して無関心になってきた今の時代、子どもたちにはそれくらいの"おまじない"は必要かなって。子どものうちから斜に構えて、「やったってどうせ何もうまくいかねえよ」ってなったら、それこそ愚連隊みたいになっちゃうよ。 ──愚連隊とまではいかずとも、なんだか残念な大人になってしまいました......。私の場合、もう子どもとか親とかを守らなきゃいけない歳なのに、まだこうして誰かに「助けてー!」みたいなことを言ってばかりで、もう自己嫌悪で「うわああああ!」ってなりますわー。 K みんなそうだと思うよ。俺もそうだし。でも、心無い大人が多いから、そいつらが何もしないんだったら、口で言えることだけは言おうかなって。俺、来年のテーマがたぶん「親孝行」になると思うんだけど、どうやれば親孝行ができるんだろう。残りの短いタイムリミットの中で。 ──親孝行、難しいですよねぇ。一人っ子ですか? K 一人っ子。 ──荷が重いですな! うちは姉が先に子どもを作ってくれたし、母も父が亡くなって故郷に戻るので、孫に関してのプレッシャーからはかなり逃れました! K 階段から落とされたお父さん亡くなったの? ......「私にも一回つき落とさせて!」って、小明の恨みが!! ――普通に寿命ですよ!! K あはは。でも、次女だからいいよね。俺はひとり息子だし、俺には全然安心してないから、ちょっと景気が悪くなると、「あんた大丈夫なの? 続けていけんの?」って言われるから、嫁もらって、子ども作って、おばあちゃんにっていう感じにしてあげたいけどねぇ。 ──子ども好きだし、結婚の予定はないんですか? K うーん、しようとしても、女の子に途中下車されちゃうみたいな。したいですけどね。宇多丸とどっちが先かな。(※宇多丸さんは2011年2月10日に入籍を発表しました) ──宇多丸さんはラジオで彼女や同棲の話もオープンにしてて、若干リーチかかってる気がしますね。 K ね。俺ちょっと今度言ってやろうかと思って。女ができて芸風が変わってきたっていうのが最近の俺の不満で。女できて、地上波も出てるでしょ? ──『1924』(フジテレビ)、見てますよ! 宇多丸さん、自然に司会されてますよね。 K ちょっとリセットし始めてるんだよね。地上波向けというか、マス向けの自分を。 ──『ウィークエンド・シャッフル』(TBSラジオ)もギャラクシー賞取りましたしね。 K あの辺りからねぇ、ちょっとねぇ? ──あはは! これからも仲良く頑張ってください! 今日はありがとうございました! (取材・構成=小明) ●Kダブ・シャイン(けーだぶしゃいん) 1968年、東京都生まれ。93年に友人だったZEEBRAらと共にラップグループ「キングギドラ」を結成し、95年にデビュー。96年からはソロ活動も活発に行っている。近譜は2枚目となるベストアルバム『自主規制』(ワーナーミュージック・ジャパン)。 ●小明(あかり) 1985年栃木県生まれ。02年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
自主規制 最強のメッセージソング集。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」(前編) 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」(前編)

akarildub.jpg  モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第21回のゲストは、「渋谷のドン」こと、ラッパーのKダブシャインさんです! [今回のお悩み] 「亡き父のこと、思い出してしまい......」 ──ご無沙汰してます! 『それでも生きる子どもたちへ』という映画を宣伝するネット番組でご一緒して以来なので、3年半ぶりになるんでしょうか? K そんなに経つんだ! あの番組、「面白かった」とか評判よくない? ──嘘だー! Kダブさんは面白かったですけど、ネットにアップされているのを見返したら私が駄目すぎて辛かったですよ......。Kダブさんは、宇多丸さんとの『第三会議室』が面白いって定評があるから、ネットの動画でも「この女じゃダメだ、宇多丸を呼べ!」ってコメントが連打されてたし......。 K でも、「小明ちゃんとコッちゃんのコンビいいよね~」みたいな書き込み見たよ、Twitterで。宇多丸はね、俺に冷たいから。 ――前に会った時も言ってましたね、「宇多丸は俺を光らせない」って。 K そう。輝かせてくれない。Kダブ、シャインさせない。 ──(流して)KダブさんはTwitterで毎日大変な数をリツイートしてますよね。TLで情報発信してTwitterをコッタTVにするっていう画期的な使い方を......と言おうとしたら、今日はまだ一個も書いてない! K はいはい、もうそろそろ飽きてきました。最近、絡むの面倒くさいから。 ――人数が多いと、本当にイタイ人とかも来ませんか? K イタイし、ムカつく奴もいるし、まぁ、もうプロレス? ──ガチも仕掛けまくってますねー。あと、2ちゃんねるの書き込みをリツイートしたり、かなり型破りな遊び方もしてましたけど。 K 名づけて「ネットテレポーテーション」。 ――なんて自由な! K それがTwitterの面白い遊び方かなって思ってたんだけど、みんなに「違うよ!」って言われて。 ──うん、たぶん違いますね......。えっと、今日はKダブさんにお会いするから、このアルバム(『生きる』『理由』『マニフェスト』)を持ってきたんですけど、そしたら、いつもちょっと怖い渋谷を強気に歩けましたよ。なんか、こう、渋谷のドンに守られているような気がして......。 K ああ、三枚のお札みたいな(笑)。 ──そんな感じ(笑)。それで、しょっぱなからちょっと重い話になるんですけど、Kダブさんの半生を綴ったアルバム『理由』に入っている「save the children」は、虐待から子どもを救うラップですよね。うちの父は昭和な頑固親父だったから、すぐに手が出るタイプで、けっこう不条理なこともされたんです。一番衝撃的だったのは、階段の上でちょっと口論になって、ふっと間が空いた次の瞬間、父親が私の目を見ながら私を階段から突き落としたんです。やたら受身がうまかったみたいで、ゴロゴロ回転して落ちても無傷だったんですけど。 K 本当? 昼ドラとか2時間サスペンスとか、それでみんな死んでるよ。お父さん、謝った? お母さんは怒らなかったの? ──いや、「自分は何もしてない、あいつが勝手に落ちた」って言われて、母も何が起きたのか分からない感じで。今はネット社会で逃げ道も探しやすくなってるけど、昔は家にパソコンなんてなかったし、子どもにとって、親や学校が自分の世界の全てじゃないですか。あのときは「あっ、私、殺されるんだ」って本気で思いました。 K 真実は分かりにくいもんね......。ドラマだったらそこへ刑事がやってきて、そいつがお母さんと......。 ──ちょっと、変な話にしないでくださいよ! 単純に、私は母の連れ子で、前の父親に顔がよく似てたし、そのうえ反抗期でひきこもり気味だったから、大人になれば、「そりゃイラッとくるよなぁ」って分かるんですけど、当時は「いつ殺されるんだろう?」ってビクビクしてました。「私、あの人が死んでも絶対泣かない」なんて思って。でも、今、多少の複雑な感情はあれど、嫌いなわけじゃないし、確実に好きなんですよ。父も私を好きだったはずだし。Kダブさんも、父親とは一緒に住んでないけど、絆があったでしょ? K 離れているからこそ、逆に愛着があるというか。いないことによって「いてほしい」って余計に思ったりするから、俺は父親がいないことがそんなにマイナスには働かなかったんだよね。母親は口が悪かったから、言葉での虐待みたいなのは無意識にいっぱい受けたけど、幸い暴力的なのは記憶の限りではないし。だからやっぱり、俺が「save the children」で言いたかったのは、そういう問題はどうしても第三者が介入しにくいものだけど、おせっかいでも「まず、自分から巻き込まれにいく」っていうくらいの気合いが必要じゃないかなっていうこと。あの歌は、いかにも「俺が正義の味方で、すごい人間で、俺が駆けつける!」みたいに言ってるけれど、本当に俺が伝えたいことは、あの歌を聴いて口ずさむような人、そういう一人一人が「すぐ、俺に言え」っていうメンタリティで、自分が住んでる地域を見てくれるといいなってこと。普通っちゃ普通なんだろうけどね。 ――根本に愛があっても、それを上手く伝えられない人って多いんですよね。だから、そういう時に第三者が入って、状況を見直すことはすごく大事なのかも。でも、実際私も近所にどんな人が住んでいるのか全然知らないし、泣いている子どもがいても気づけないかも......。 K 日本人って「ことなかれ主義」なところがすごく多いんだけど、そこからいい加減に踏み出さないと、どんどんダメな日本になっていくんじゃないかなって。あとは、自分が子どもっぽいところがあるのね。子どもが遊んでると一緒に遊びたくなったり、動物とキャッキャキャッキャやったりするのが好きだから、3~4歳の子どもが虐待で亡くなったって聞くと、俺の友だちとか仲間がやられたと思っちゃうんだよ。大人としてどうこうっていうより、「やめろよ!」って仲間を守りたいっていう気持ちが強い。これ言うと、「頭おかしいんじゃない?」って言われちゃうけど、俺の中で一番デカイのは、「俺の仲間を、友だちをひどい目に遭わせるな!」っていう感じなんだよ。で、「俺がこらしめてやる!」って。 ──かっこいい! アニメに出てくるヒーローみたい! K 子どもがアザ作ってたら「お前このアザ見ろよ、どうやってやるとつくか知ってるか?」って言ってバーンって。で、子どもが「お父さん叩くのやめてー!」って言ったら、父親に「見ろよ......!」って。 (後編につづく/取材・構成=小明) ●Kダブ・シャイン(けーだぶしゃいん) 1968年、東京都生まれ。93年に友人だったZEEBRAらと共にラップグループ「キングギドラ」を結成し、95年にデビュー。96年からはソロ活動も活発に行っている。近譜は2枚目となるベストアルバム『自主規制』(ワーナーミュージック・ジャパン)。 ●小明(あかり) 1985年栃木県生まれ。02年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
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小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第16回生放送は10日(木)22時です

ごく一部のエッジの効いた方々にだけおなじみのアイドルライター小明がお送りするサイゾーテレビ『小明の副作用』第16回生放送は、2月10日(木)の22時より公開となります。もちろん、いつも通りニコ生&Ustreamの二元生中継です。 ●会場はこちら
ニコ生→http://live.nicovideo.jp/gate/lv38763246 Ustream→http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv
上は前回分。ペニ○がどうしたとか、そんな話です。

【小明の副作用】第15回生放送アーカイブ「ペニ○オークションでアレを落札!?」

2011年1月27日22時よりニコニコ生放送&Ustreamで生中継された、アイドルライター小明のトークバラエティ「小明の副作用」アーカイブ。 前回の生放送で1500人を超えるファンのみなさんと一緒に誕生日を祝ってから2週間、相変わらずさえない生活を送っている様子の小明さん。今回は話題のペニ○オークションで落札したという変な猫のぬいぐるみをゲストに引き連れての登場です。 また今回は、小明さんの独断(暴走?)でいきなり新コーナーが2つもスタート!「小明のマイ☆ブーム」「小明の贖☆罪」のコーナーでは、ともにざんないエピソードが披露されます。 救いは樫原先生の手によるエンディングテーマソング「君が笑う、それが僕のしあわせ」だけだよもう! ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV ●サイゾーテレビ@Ustream http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv

【デッドライジング2】──"ゾンドル"小明、友情にむせび泣きつつゾンビを絶賛惨殺中!?

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(写真/キム・チャニ)
 迫り来る無数のゾンビをバッタバッタとなぎ倒すアクションゲーム『デッドライジング2』。全世界累計200万本以上を売り上げた同作の後日談が、Xbox 360限定配信で登場するとの情報を入手した。早速、自らにゾンビメイクを施すほどゾンビ好きなアイドルライター小明が先行プレイに挑む。 「ゾンビを倒すのがこんなに気持ちいいなんて! 物語の目的そっちのけで、ずっとゾンビの皆さんを倒してました。ストレスがたまってるんだと思います! 今回は人間も倒せるんですね、アハハ!」  今回リリースされる『CASE WEST』は、シリーズ一作目『デッドライジング』(2006年発売)の主人公・フランクと共にゾンビだらけの製薬会社に忍び込み、悪行を暴こうとするストーリー。 「フランクすげえ頼りになる! なんか泣けてきた! 私、あんまり友達がいないんですよ。友情って、いいものですね......」  すっかりゲームに夢中の"ゾンドル"小明さんだが、もしこの世界に身を投じることができるなら、やっぱりゾンビになって主人公に襲い掛かってみたい? 「うーん、実際に斬られたり撃たれるのは嫌ですし、主人公に助けに来てもらう娘がいいな......」  こんな姿でも、中身はギリギリ普通の女の子だったようです。 (文=編集部/ヘアメイク=梁取亜湖/「サイゾー」2月号より) 小明(あかり) 1985年1月14日、栃木県生まれ。02年、第4回ホットドッグプレスドリームガールズ準グランプリを獲得しデビュー。06年に独立し、以降フリーのアイドルライターとして活動。著書に『アイドル墜落日記』(洋泉社)。本誌にて「大人よ、教えて!"逆"お悩み相談」連載&ネット番組『小明の副作用』(サイゾーテレビ)隔週木曜生放送中。
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『デッドライジング2:CASE WEST』 本編の舞台「フォーチュン・シティ事件」の直後。プレイヤーが操るチャックは、前作『デッドライジング』の主人公フランク・ウェストと共に、ゾンビ大発生(ゾンビアウトブレイク)を引き起こした製薬会社に侵入。『2』の特徴だった、キャラの衣装を交換できる「コスチュームチェンジ」、アイテムを組み合わせて使用できる「コンボ武器」、オンライン上でほかのプレイヤーと協力プレイできる「CO-OP」システムもそのまま継承。対応機種/Xbox360(R) 配信専用タイトル 価格/1000円 http://www.capcom.co.jp/deadrising/2/case_w.html
デッドライジング 2 ゾンビ殺してぇ~ amazon_associate_logo.jpg
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