サイゾーテレビ『小明の副作用』公開生放送スペシャル!@阿佐ヶ谷LoftA開催決定!!

fksylive.jpg
サイゾーテレビで絶賛放送中のアイドルライター小明によるラジカル&メランコリックなトークバラエティ『小明の副作用』公開生放送が大決定!! 小明&もぐもぐによる特に中身のないトークがあなたの目の前で! さらに、毎回番組前後に行われているという緊張感あふれる打合せや反省会もステージ上でそのまま再現されるとかされないとか! 【会場】 阿佐ヶ谷ロフトA(東京都杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1) 【出演】 小明(アイドルライター)、もぐもぐ(豚) 【生放送スタッフ】 北村ヂン(ハイパーメディアライター)、KO 【日時】 2011年5月15日(日) OPEN 18:00 / START 19:00 前売¥2,000 / 当日¥2,500(飲食代別) ※前売はローソンチケットにて4/27(水)発売! http://l-tike.com/ 【Lコード:39158】 ※入場者にはサイゾーテレビ限定ポストカードをプレゼント! ※生放送は19:30~20:30分予定

【小明の副作用】第20回生放送アーカイブ「小明さん、ごはん食べてください!」

2011年4月21日22時よりニコニコ生放送&Ustreamで生中継された、アイドルライター小明のトークバラエティ「小明の副作用」アーカイブ。 配信オペレーター兼カメラマン兼スイッチャー兼音声兼ツッコミ担当の北村ヂンが無事に復帰した今回。さらにアルバイトADのKOが編集部員として正社員になるなど、ますます充実の一途をたどるサイゾーテレビですが、またまた生放送中に映像が途切れるなど不安定要素は満載です。早く落ち着くといいね......。 樫原先生の手によるエンディングテーマソング「君が笑う、それが僕のしあわせ」もよろしくですよよよ! ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV ●サイゾーテレビ@Ustream http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv

予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第20回生放送は21日(木)22時です

春陽のみぎりですが、ビューティーモンスターアイドルライター小明がお送りするサイゾーテレビ『小明の副作用』第20回生放送は、4月21日(木)の22時より公開となります。もちろん、いつも通りニコ生&Ustreamの二元生中継です。今回は重大発表もあるよー。 ●会場はこちら
ニコ生→http://live.nicovideo.jp/gate/lv45948383 Ustream→http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv
上は前回分。暗闇で右往左往するアイドルと豚です。

【小明の副作用】第19回生放送アーカイブ「北村ヂンは番組に必要かという問い」

2011年4月7日22時よりニコニコ生放送&Ustreamで生中継された、アイドルライター小明のトークバラエティ「小明の副作用」アーカイブ。 配信オペレーター兼カメラマン兼スイッチャー兼音声兼ツッコミ担当の北村ヂンが「浜田ブリトニーの誕生パーティ」という信じがたい理由で欠席した今回の生放送。「別に関係ねえだろう」とタカをくくっていた小明&もぐもぐでしたが、なんと放送3分で原因不明のブラックアウト。結局、ロフトプラスワンのステージ上にいる北村ヂンからの電話で何とか復旧するという有様となりました。 ちなみに、このアーカイブ動画を編集したのも北村ヂンです。なんでもできるんだねえ。 樫原先生の手によるエンディングテーマソング「君が笑う、それが僕のしあわせ」もよろしくですよよよ! ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV ●サイゾーテレビ@Ustream http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv

予告!サイゾーテレビ【小明の副作用】第19回生放送は7日(木)22時です

道玄坂の桜もほのかに色づいてきたころですが、あいかわらず美人なのに血色がよくないアイドルライター小明がお送りするサイゾーテレビ『小明の副作用』第19回生放送は、4月7日(木)の22時より公開となります。もちろん、いつも通りニコ生&Ustreamの二元生中継です。 ●会場はこちら
ニコ生→http://live.nicovideo.jp/watch/lv44086840 Ustream→http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv
上は前回分。約1カ月前なのであんまりよく覚えてませんが、たぶん足がくさかったやつだと思います。

須藤元気さんの至言「僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ」(後編)

IMG_1751_.jpg前編はこちらから ――確かに、幸せならおおらかな気持ちで他人にも優しくできますしね。口の悪い私を含めて、みんな満たされてないんだ......。しかしアイドルって基本、人に幸せを与える仕事のはずなのに、私はイラ立ちとか悪意ばかりを与えて申し訳ないな......もっとしっかりしなくては。須藤さんにも「この人、苦手だな」っていう人いますか?  いないですね、そういうエネルギーはもったいないですよ。若いころはありましたよ。でも、無駄遣いですよ。だって、イマジネーションは現実に作られてしまうわけじゃないですか? で、その人のことを考えていると、その人が実際、現実に現れてきちゃうんですよね。エネルギーの深度数が低下して物質化するので。 ――......あー、すっぴんでボサボサにスウエットでコンビニにいて「今は人に会いたくないなー」って時に同級生に会ったりしますもんね! そういうのがシンクロニシティっていうんですか?  ......(困惑しつつ)そうですね。シンクロはいろいろありますからね。 ――じゃあ、「あいつ嫌だなー」って思ってたら、その人も自分を嫌ってたりするアレも?  そういうのはバレていますからね! ――やっぱりバレてるのかぁ。まず、この「人が嫌いなくせに人からは好かれたい」みたいな性格をなんとかしなくては。もう、こういう自分のネガティブな、ぐるぐるした性格がうっとうしくて、ツラくなるんです。だから夜になると明るくて幸せそうなアイドルのブログを巡回して、「来世はこうなろう......」とか思ってます。だって、現世では困難そうで......。  やはり"気づき"は個人的な問題ですし、「こういう自分はもういい、こういう自分は嫌だ!」と決意しないと治らないですよね。だから、まずはそういう自分にどっぷり浸からないと分からないですし、痛い目を見て気づくこともあります。叡智というのは痛みを伴ってやってきて、しかも少しずつしか手に入らない。この世界っていうのは、必ず痛みを伴ってやってくるんですよ。そこで気づくんです。ある意味、人生は苦行ですよね。 ――今って、うつ病やノイローゼが本当に近くにある時代だし、私も含め、その"気づき"に行く前の苦行の段階で、「こんなに苦しすぎる人生はここでやめてしまおう」ってなってしまう人も多いと思うんですよ。須藤さんはどうやって"気づき"に行き着いたんですか?  その時に「ポン!」となるのではなく、ジワーッと、ティッシュの上に水滴を垂らすように、ジワーっと浸透していくものです。だから、これというものはなく、いつの間にか、昔の自分と変わっている。まず、人に対するリアクションが変わるんですよ。「昔だったらこう言って、こうなっていたな」と。そうすると、自分が変わってきたっていうのが分かる。 ――私、嫌なことがあったときに、一応、自分を俯瞰するようにしているんです。その渦中にいると「ワー!」ってパニックになってしまうから、自分が置かれている状況がどんなもので、どう動くべきなのか、一度俯瞰して整理する。でも、結局どうしたらいいか分からなくて、俯瞰しても「ワー!」なんですけど......。須藤さんも、そういうときに頭の上にもう一人の自分がいるのを想像して、ネガティブな感情を断ち切るんですよね。  そうですね。でも、想像するというのは、まだ頭の中のことなので少し違って、本には「第2の注意力」と書いていますけれど、もう一人の自分ができるようになってくるんです。もう一人の自分が自分の左側や、頭上にいるようになる。やはり問題があったとき、同じステージで考えると見えないですから。そこから離れないと、答えが見えない。 ――うまくできるようになるかなぁ。現状の私が二人いても、うっとうしさ2倍だし......。須藤さんは、そういう小さな迷いから解き放たれて、もうかなり満たされている状態ですよね、すごいです。  う~ん、どうですかね~。 ――仕事もあって、北海道にログハウスを建てて、奥様や可愛い猫たちと暮らしておいて、どうですかね、ですと......!?  早く隠居したくて(笑)。 ――その奥様について聞きたいんですけれど、新刊に、ノート一冊を「ありがとう」で埋めたらCMが決まったり、奥様と出会えたと書かれてましたね。私もうつ病の時にノートいっぱいに「大丈夫、大丈夫、大丈夫......」と書き殴った完全に大丈夫じゃないノートがありますけど、特に運命は運ばれてこなかったですよ! 「ありがとう」じゃなかったからですかね? 奥様とは、やっぱりかなり運命的な出会いだったんですか?  運命的というか、きっかけは、本にも書いてあるとおり、声かけて、ナンパして付き合って......。 ――須藤元気にナンパされて結婚できる人がいるんですね......何、それ! うらやましい!  いや、どうしようもないっすよ、僕は。中途半端で、適当で......。まぁ、毎日ボコボコにされていますけどね(笑)。 ――須藤元気をボコる奥様、超強い! モデルさんとか、タレントさんとか、そういう華やかな人とお付き合いしてた方だと、女性に対するハードルがかなり上がってそうで......奥様はどのような方で......?  そんなには付き合ってないですよ! ちょっと盛ってます(笑)。でも、やっぱり、自分が変わったんでしょうね。やはり、人間はその時によってぜんぜん違うじゃないですか? 例えば小明さんが高校生の時に好きだった物や人は、今とぜんぜん違うのであって、自分が変わるとフォーカスするところが変わるのであって、好みの男性のタイプなんかも......変わらないですか? ――好みの男性のタイプが定まっていなくて、多方面にわたって失敗を繰り返している次第です!  それを楽しんでいるところもあるんじゃないですか? ――うーん、でも、今までびっくりするほどモテなかったんですけど、最近になって、男性に誘われる機会が増えたんですよ。これはなぜか、と考えてみたら、誘ってくれる人って、「女全般が好きで、とにかく女ならオッケー!」っていうタイプばかりだったんです! 「君でいい」と「君がいい」は違うじゃないですか? なのに、大体、「あの人は誰でも口説くよね~」って言われてる人で、もう、「あの子もこの子もダメだったけど、コイツならイケるんじゃないかな」っていう妥協が見えて、なんか、なんか違うんです! 私も運命的に出会いたいんです......!!  小明さんの場合、きっとパーソナルスペースがちょっと狭いんですよ。 ――......はい。確かに部屋は狭いです(分かっていない)。  ......いや、アイドルでカワイイけど、「ちょっと暇だから飲みに行こうよ!」って、男子が構えずに言いやすいキャラクターだってことですよ。だから、気になる人がいたら、パーソナルスペースを広げてみてください。 ――パーソナルスペースって、どうすれば広がるんですか? 須藤さんの本にある、「いらないものを1日1個捨てていく」っていうの、私それができなくて、どんどんものがたまっていくんですよ。だからスペースが狭いんですかね(まだよく分かっていない)。  ......そうですね、とりあえず周りのものを循環させるといいかもしれないね。 ――もう一切循環させてなくて、むしろ沈殿してて、ほんと掘り返すと室内なのに地層レベルで......。  ......話を聞いていると、小明さんがそれを望んでいる感がありますよね。結構、コメントコメントがすごく自虐的で、その自虐的なキャラクターが、面白いし安心する。この世界は逆説的ですから、そうやって自虐的になればなるほど、人気が出ますよ。アハハ! ――そうかなぁ、アハハ! ......でも、口を開けば悪いことしか言わない私も、実は動物にだけは毎日「ありがとう」を言うようにしてるんですよ。  すごい! いいじゃないですか! ――飼ってる猫をかわいいな、と思うたびに、「こんな飼い主で気の毒だ」という気持ちもあって、「ありがとう! 猫、ありがとう!」と......。  はい! もう、猫族の僕としては、男どもにはキツいことをビシバシ言ってもらって構わないんで、猫にだけは優しくしてやってください! ――ビシバシ言う相手の男もいないですけどもね! 須藤さんの『Let's 猫』って本を見たときは、店頭で悶えましたよ。  ああ~、もう、ね、うれしいです! ――うちは実家に犬が1匹と猫が2匹で......。  いいですね~! ――あと、一人暮らしの部屋にも猫1匹で、うちの猫は模様が須藤さんちのプーちゃんと似てて......。  本当に? かわいいですねぇ~、名前はなんて? ――えへへ、うちは朔ちゃんっていって、アメショで......(以下、猫トークにて時間終了)。  須藤さん、本当にありがとうございました! (取材・構成=小明) ●すどう・げんき 1978年、東京都生まれ。拓殖短期大学卒業後に格闘家としてデビュー。02年から06年まで「K-1」を主戦場に活躍。現在、拓殖大学でレスリング部の監督を務 める傍ら、作家・タレント・ミュージシャンなどとして幅広い活動を続けている。09年にはダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」を立ち上げ、そのPVは海外からも注目を集めている。(http://www.youtube.com/user/crnaviofficial●あかり 1985年栃木県生まれ。02年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
今日が残りの人生最初の日 ロスジェネ世代の幸福論。 amazon_associate_logo.jpg
美は肉体に宿る 須藤元気、とは。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第22回】 オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ......」 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

須藤元気さんの至言「僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ」(前編)

IMG_1811_.jpg
 モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第23回のゲストは、新刊『今日が残りの人生最初の日』(講談社)を上梓された須藤元気さんです! [今回のお悩み] 「もう運命的な出会いが欲しい......」 ――すいません、バレンタインなんて大切な日に、こんな意味の分からない女の相談に乗らせてしまって!(2011年2月14日収録) これ、お荷物にならなければ......(チョコを渡す)。  わぁ! すいません、お気遣いを。 ――いえいえ、とんでもない。私、女子高だったんですけど、クラスで須藤さんの人気、すごかったんですよ。「強いしかっこいい!」って。まさかこうしてチョコを手渡しできる日が来るとは......!  いやいやいや......(困惑して)。 ――なのに、須藤さんの本には「学生時代は全然モテなかった」とか「二次元の女性が好き」って書いてあって、そんなもん絶対ウソじゃないですか!  全然、どうしようもなかったです......。女性とあまり話せなくて、初恋の子も、中1から3年間、一言も口を聞けないまま卒業の時に告白して撃沈したっていう。そりゃ一言も話さなかったら無理ですよね。 ――コンタクトゼロで告白は、むしろ勇気ありますね......。須藤さんは確か高校時代も3年間同じ女性に片思いしてフラれちゃったみたいですけど、著書によると、その後は有名になってタレントさんやモデルさんともお付き合いされてたわけじゃないですか。そういう華やかな方々とのお付き合いはどうでしたか?  楽しかったですね(笑)。それまでは、「モテたい!」と思って学生時代にナンパとかコンパもしましたけど、全然ダメでしたから(笑)。 ――割とアクティブに活動したのにダメって、何もせずにダメなことよりキツいですね?  そうなんですよ、やっぱり、空気が読めないからでしょうね。今もそんなには変わらないんですけど。本当にモテなかった反動で、「まず付き合おう!」ってなってしまって......有名になれば来る人も多いじゃないですか? それを拒まずにいたら、痛い目にもたくさん遭って(笑)。 ――お付き合いしても、フラられたことの方が多いとも書かれていましたけど、なぜなんでしょう? お世辞じゃなく、そんなふうには見えないんですが......。  そうですね、基本的に、僕オカシイですからね。う~ん、自分でも思うんですけど、頭オカシイですね。お付き合いすると分かると思います。 ――アハハ(じゃあ付き合ってくれと、のどまで出かかる)。私も基本フラれる側で、しかもその理由が「バカすぎる」とかなんですよ。  そうなんですか? でも、バカだったらライターは出来ませんから(笑)。 ――いや、正直、グラビアアイドルでデビューして、さっぱり売れませんで。流れ流れて現状なんで、そのアイドル的な冠がなかったらライターだってそうとう厳しいもんで......もう、日々ぐるぐる葛藤してますよ。  大丈夫ですよ。アイドルだけだとたくさんいますけど、そこでライターとして文章が書けるのは、それで差別化されているわけですから。 ――でも、それは完全な逃げじゃないですか......アイドルでやっていけないからライターやって、ライターでも厳しいからアイドルを捨てない、みたいな......。  逃げというか、ひとつの手法です。アイドルという主軸があるからライターとしても特殊なポジションにいる。頭が良いですよね。 ――頭が良いなんて......太字にして載せたいくらいですよ! 須藤さんは新刊の『今日が残りの人生最初の日』もそうですけど、今までもユリ・ゲラー氏と対談されてたり、『バシャール スドウゲンキ』(知的生命体バシャールとのテレパシーでの交信記録)だったり、そういう迷いから解き放たれている、崇高な印象です。  いえいえ! 僕の本なんて、ギャグみたいなものですよ(笑)! でも、人間の魅力は振り幅ですからね。僕も現役時代に本を出して、「格闘家なのに本を出した」っていう振り幅があって。まず本を出せたのも、格闘技という主軸があったからやれてたんですよ。引退してからも書いてますけどね(笑)。 ――須藤さんの本って、もっと難しい精神論が書かれてるのかと思ってたんですけれど、意外と分かりやすくてびっくりしました。私の姉も一時期スピリチュアルにハマってかなり啓蒙されたんですけれど、「ギルツとタルキムスが......」とか、とにかく用語が難解すぎて「姉が違う星の生物になった......」って感じでしたもん。このくらい分かりやすく説明してくれたら、もう少し分かり合えただろうに......。  いやいや。小明さんもそういうことに興味はあるんですか? ――私はそんなにガッツリではないんですけど、"言霊"みたいなものはあると思っていて。私はすごくネガティブな性格で、いつも、「もうダメだー!」みたいなことを思ったり口に出したりしてしまうんです。そうすると本当にどんどんダメになっちゃって、精神的にキテる時は、ある人が憎すぎて「アイツを呪い殺したい......!」と日々悶々としてたら、「あの人、入院したらしいよ」って人づてに聞いて......。偶然だとは思いつつ、「すごい! 呪いが効いた!」と喜んでいたら、そのすぐ後に自分にも悪いことが起きて......。「人を呪わば穴二つ」とは言いますが、やっぱり自分の投げたボールは返ってくるんだな、と。いつか自分の邪気で自分が死にそうで、なんかもう怖いです。  ......そうなんですか(引き気味に)。 ――そこで須藤さんの本を読んだら、「人の悪口を言いたくなったら、その真逆の褒め言葉に変えてみる」っていうのがあって、なるほどな、と。「お前を一生呪ってやる!」だったら、「お前を一生祝ってやる!」でしょ? これは愉快ですよね。  言葉を変えるのは良いですね。思考のエネルギーより言語のエネルギーの方が強いので、言葉を変えることによって思考パターンが変わりますから。言葉にするとき、一回溜める。思考というのはずっと垂れ流しで考えていますけど、言葉っていうのは一回ワンクッション置けるんですよ。その言葉を言うべきか言わないか、いったん考える訓練をすると、自然に考えてから言えるようになってきて。言葉をコントロールしていくと、思考は変わります。 ――今の私の活動は、Ustreamとかニコニコ動画とか、ネットを使ったものが多いんです。そうすると、ネットの書き込みってストレートなんですよね、いいことも、悪いことも。私はネガティブな性格上、悪いことばっかり気になっちゃうんです。須藤さんも、ネットの掲示板の書き込みに一喜一憂していた時期があるんですよね。  デビューして10年たちますけど、当時はまだネットがそこまで普及していなかったので、一つ一つの書き込みが重かったんですよね。今は誰でも書いてますから、100人いれば100人の考え方が違うので、それをすべて受け取る必要はないですよ。それに小明さんの場合は、それも愛情表現じゃないですか? ――そうなのかなぁ、もっと甘いお菓子を与えるとかの愛情表現がいいなぁ。  アハハ(笑)。関心を持たれるっていうのは、そういうことですから。書いている人に小明さんという存在が引っ掛かっているから書き込みをするのであって、引っ掛からない人の方が多いですからね。 ――ああ、そういえばデビュー当時、「2ちゃんねるというものがあって、芸能人はそこにいろんなことが書かれているらしい」って知って、「最近デビューした小明って子、いいよね」とか書いてないかなぁ、と甘い期待をして検索してみたら、自分のスレッドすらなかったっていう悲しい出来事がありました。あのころと比べてみれば、マシなんですね、現状は。  良かれ悪しかれ、こういった仕事っていうのはネットに書かれるうちが花だと思った方が。それでネガティブなものは、その人の投影なので、結局は発言者自身の心の叫びなんですよ。満たされないから人を批判して、それで満たされると思っても、結局は満たされない。書き込む人が一番嫌いなのは、自分自身なんですよね、実は。 (後編につづく/取材・構成=小明) ●すどう・げんき 1978年、東京都生まれ。拓殖短期大学卒業後に格闘家としてデビュー。02年から06年まで「K-1」を主戦場に活躍。現在、拓殖大学でレスリング部の監督を務 める傍ら、作家・タレント・ミュージシャンなどとして幅広い活動を続けている。09年にはダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」を立ち上げ、そのPVは海外からも注目を集めている。(http://www.youtube.com/user/crnaviofficial●あかり 1985年栃木県生まれ。02年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
今日が残りの人生最初の日 ロスジェネ世代の幸福論。 amazon_associate_logo.jpg
美は肉体に宿る 須藤元気、とは。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第22回】 オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ......」 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

「あのころ、ネットがなくて本当によかった」【小明】中2のままのアイドルライフ

akari_shishido001.jpg
 元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の10回目なのですが、なんと今回は私! 小明がルンルンに写真を撮られてインタビューまでされてしまっています! そしてインタビュアーには、なんと津田大介さんが! 忙しいのに! もったいない! 小明 ギャー! ほんとに津田さんが来た!! 忙しいのにすみません!! 津田さんの貴重なお時間を私なんぞに使わせてしまってすみません!! 津田 いえいえ。初めまして、ですよね。 小明 本当は以前インターネットの番組でご一緒するはずだったんですが、道中でダウンしてしまって......よくあるんですよ。先日も駅のホームで白目を剥いていたら駅員さんに声をかけられてしまって。 津田 よくあるんだ(笑)。でも人生って、生きていて楽しいこともあれば、辛いこともあるわけじゃない。例えば、この1年は楽しいことと辛いことのバランスはどれくらいでした? 小明 8-2くらいで辛いような......。でも、それなりに良いこともあるからなんとかなってます。最近、あまりにも寂しくて、わびしくて、「このままじゃ死ぬかもしれない」と思ったら、Amazonでマンガを買うんです。本屋じゃなくAmazonで。なぜなら、それを待ってるときと、ポストにマンガが入ってるときと、それを読むとき、本棚に入れるとき、何回も楽しいじゃないですか。だからいっぱい買いすぎちゃって、どんどん貧しくなっていくんですよ~。 akari_shishido002.jpg 津田 そうは言っても、小明さんはすごくいろんなメディアを使って表現しているわけじゃないですか。文章を書いて本を出したり、インタビューもするし、インターネットで生放送もすれば、ブログもTwitterもやる。自分では、どれが一番自分に向いてますか? 小明 向いている......? たぶんどれひとつ向いてないです。 津田 そのわりに、すごくいろんなことをしっかりやってるなって印象がある。 小明 他に何もできないからじゃないですかね......私、普通に働こうと思ったら絶対に使えないと思うし......。 津田 自分で営業はするんですか? 仕事を取ってくるための。 小明 営業はできないです。自分を売り込むのができないんですよ。「私はこれができます! 得意です!」っていうのがないので......。 津田 じゃ、このサイゾーなんかも含めて、いろんな表現をやってみて、それを「面白い」と思った人から声がかかるっていう。 小明 それだと一番助かります。だから、とりあえず仕事の間口だけは広げておかないと、と思って、TwitterとかUstreamとかもやってみてるんですけど、いまいち使いこなせてないような......。自分で営業に行くとなると、「私、なんでもできます!」って言わなきゃいけない気がして、なかなか行けずにいるんですよ。 津田 普通は言うんですか? 「何でもできます」って。 小明 グラビアアイドルで事務所に所属していたときに、そっちの方が可愛がられると思って、初めは「何でもやります! がんばります!」って姿勢だったんですけど、私はがんばり方を、事務所はがんばらせ方を間違えたみたいで、精神的な疲労だけがたまって、頭がハゲたり鬱になって文句と自虐しか言えなくなったりで、誰も得をしない状態に......。だから、「何でもやります!」って言わないほうがいいのかなって思ってます。不得意分野を頑張ることが力になる人と、鬱になる人がいるから。 津田 今は、インターネットを使っていろいろやってますけど、初めて自分専用のPCを持ったのはいつごろですか? 小明 それは高校、大学くらいですね。遅いほうですよ。今の子は前略プロフとかモバゲーとか、本当に幼いうちからいろんなツールがあるから、自分の恥ずかしい黒歴史を残しがちじゃないですか。恥ずかしい日記や写真をフルネームつきで晒してる人も多いし......私がひきこもってた中2のころにそれがなくて本当によかった。携帯もパソコンも持ってなくて命拾いですよ。 akari_shishido003.jpg 津田 やっぱり、痛いことを考えたり、鬱々したポエムとか書いたりしてた? 小明 完全にひきこもりのオタクだったので......。とにかくマンガが好きで、当時は『るろうに剣心』とか『幽☆遊☆白書』とか、皆が一周して飽きてきた頃にハマりだす、みたいなのが多かったです。ひねくれてるんで、流行ってるときには手を出せずに、ちょっと過ぎてから読んで「面白いじゃん!!」みたいな。だから、3年後くらいに「今、『ワンピース』が超熱い!」とか言ってそうです。 津田 オタクをやめなきゃ、という反動があって芸能界を目指したってことなのかな。 小明 反動というか、中3のときに、ひきこもりから脱するためにも、お気に入りのマンガを全部ダンボールに入れて厳重に封印したんです。ほら、二次元にハマッて、更にひきこもりだと、現実と妄想の区別がつかなくなってくるじゃないですか? 津田 いいえ? 僕はそういうことはないですけど......。 小明 本当ですか!? へぇー!! そういう人もいるんですね!! 津田 ......はい。そのときは、世の中や社会はどのような物だと思っていました? 小明 そんなのは、自分の部屋から出ないから、分かるわけがないです。インターネットもなかったし。とにかくマンガだけは毎週出てくるし、夜になれば外出もできて単行本も買いに行けるから、それだけで幸せでした。もしあのころネットがあれば、ハードな2ちゃんねらーかネトゲ廃人になってたと思います。 津田 学校にはまったく行ってなかったんですか? 小明 中2はほぼ行ってないですね。3年になって、「このままじゃ二次元の世界から帰ってこられなくなる」という危機感があって、現実に帰ろう、高校に行こう、と。まずは塾に通わせてもらって、女子高に受かって、高校デビューです。 津田 高校デビューはどのような形で? 小明 ひきこもりオタク時代の私を知ってる人がいないので......いっちょまえに社交して、友達もいて、カラオケに行ったり、プリクラを撮ったり、ファーストフードでダベッたり......あれが人生の春でしたね。青春と呼べる日々でした。『あずまんが大王』みたいな、良いバカな女子高生でしたよ。 津田 部活とかは? 小明 部活、ダメ、怖い。 津田 怖い? クラスとかには仲のいい人もいたでしょ? 小明 一年先に生まれた人が絶対的な権力を持っていて、それに屈さねばならないのが理解できなくて......高校デビューでそこそこの社交性はアップしたものの、部活に励むほどの協調性はまだなかったんだと思います。仲の良い子もいましたよ! akari_shishido004.jpg 津田 高校のときは、オタク趣味は? 小明 マンガは好きでしたね~! 同じ巻を何冊も持ってましたね! 津田 ......ごめんなさい、ちょっと意味がよく分からない。 小明 気に入った巻を何冊も持ってたんです。 津田 例えば、『るろうに剣心』の12巻が最高だよねと思ったら、それを何冊も持っていたと。 小明 ええ、ええ。ちなみにその時は『幽☆遊☆白書』の7巻、8巻、13巻、あと確か......。 津田 (無視して)何のために? 保存用、観賞用、布教用みたいな? 小明 布教する友達もいないので、完全に自己満足ですね。あとは、弱い私を支えてくれた、漫画家さんを支えたい、とも思って。 津田 尊敬するクリエイターに恩返し! ませた子どもですね。そんな子がなぜ芸能界に......? 小明 姉がすごい美人でモデルだったんです。なので、中学に入ったあたりから、いろんな人に「あれ、妹らしいよ」「うそ、ぜんぜん似てないじゃん」「お姉ちゃんはカワイイのにね」って言われて。私はまったくかわいくなかったので、まー、ひどいもんですよ。 津田 比較の対象だったんですね。 小明 そうですね、昔、母に「集金のお金払っといて」って言われて財布を見たときに、財布に家族の写真を入れてるのを見つけて。おお、家族愛、と思ってみたら、私と姉が写ってる写真なのに、私の顔が半分切れてるんですよ。カメラに向かって笑ってるのに、フレームに入れてもらえてない。それってつまり、母が美人の姉を職場なりなんなりで自慢するときに「これが娘で......」って出す写真なわけじゃないですか。私、何? とショックで。「これは私が美しくないせいだ。でも、私だってプロに撮ってもらえばかわいく写るはず」と思って、グラビアを始めたのかなぁ......。 津田 プロに撮ってもらえば、というのは確かにそうかもしれないですね。でも、それで事務所に所属してアイドルに、っていうプロセスに飛躍があるような気が......。 小明 調子づいてましたね。女子高生って制服着てたら多少かわいいじゃないですか。それがまぁね、失敗だったんですけどね、売れませんで。 津田 結果的には、辞めようと思ってフリーになって。例えば、事務所を辞めるっていうときに、もっといい事務所があるんじゃないか、私の魅力を引き出してくれるところがあるんじゃないか、とは思わなかった? 小明 もう、そういう気力がなかったです。頭はハゲてるし、パニック発作みたいなのも持ってたし、鬱こじらせてたしで、「移籍したって、もうアダルトビデオに出るくらいしか道はないだろう」と。 津田 芸能界って、どうでした? 小明 怖かったです。 津田 どこらへんが? 小明 人と信頼関係がうまく築けない人だったみたいで......アットホームな事務所だったので、親戚みたいに思って、信頼とか信用をしてたんですけど、それがすごく独りよがりなものなんだな、と気付いたときには、もう事務所のお荷物になってた。若かったし、そういうの、難しくって......。 津田 うまくやれなかった。でも、それで完全に引退して、大学に行って普通のOLさんを目指すっていう選択肢もゼロじゃなかったでしょ。それでもフリーになって、あえて活動を続けようと思ったのは? 小明 なんでだろう。たぶん、社会に出るのが怖かったんじゃないかな。あと、グラビアアイドルになろうと思って芸能界に入ったから、「辞めるんだったらひと花くらい咲かせてから辞めたいよね!」みたいに思っていたのもあって、まぁ咲かなかったんですけどね、咲かないまま、ずるずるとまだ続けているんだと思います。 津田 いつか咲くかもしれないって。 小明 なんとなく、咲かないタイプの植物っぽいな、というのは分かってきましたが。 津田 今、客観的にアイドル業界、グラビア業界、芸能界、ネット、出版、どこか分からないですけど、自分の立ち位置というか、自分の職業は何だと思いますか? 小明 今は、「アイドルライター」という微妙な肩書をいただいてるんですけれど、アイドルの仕事もたいしてやっていないので、いつまでこの肩書きが使えるのだろうか、という危機的状況です。 津田 それは客観的に見えているんですね(笑)。例えば、今26歳っていう年齢で、30歳という区切りの年齢があるときに、これくらいはできるようになろうとか、30になったときにこれができていたらいいな、という目標はありますか? 目標を立てずに漫然と生きていると、時間はバーっと過ぎるので。 小明 目標......? 「死なない」とかかな......。生きているのに、精一杯で。一応、毎年の目標が「現状の斜め上」なんですよ。それでやっと現状維持って感じで。私は本当に自虐でも、卑下でもなくクズなので、特に「これになりたい!」と思うことが、おこがましいと思ってしまう。どうすれば良いんですかね......。 akari_shishido005.jpg 津田 とにかくTwitterやニコ生をガンガンやって、今の素のままを拡大していって、いろんな人に巻き込まれて、結果的に収入が増えていた、というのを目指すのがいいのかもしれないですね。だから、まずは自分のベーシックな活動場所を作ったうえで、広げていくという。 小明 ひとつ自分のね、しっかりとした背骨になるような活動がほしいです。 津田 でも、僕にもそういう「背骨」がないから、どうしようかなって最近思ってますよ。 小明 津田さんが? 本当に? 思ってないでしょ! そんなこと! 津田 いやいや「ジャーナリスト」って名乗ってるくせに書くのが本当に辛いので......。 小明 もうライターさんになられて10年以上なんですよね、大先輩だ! 今、Twitterから巻き起こった津田さんムーブメントがあるじゃないですか。「tsudaる」もそうですけど、自分の名前がそういう使われ方をするのはどうですか? 津田 嫌に決まってるでしょ! 本当に「tsudaる」という単語だけは廃れてほしいな......。 小明 津田さんでもお辛いんですね。津田さんくらい成功してる人が辛いんなら、もうどうやったって辛いんでしょうね。どうやって生きていけばいいんだ。 津田 見通しは......? 小明 どうやっていこうかな......。 津田 だったら「どうやって生きていこうかなぁ、と悩み続けているんです」っていうのを、そのまま1億2,000万人くらいの人に知ってもらえる活動をするべきだと思いますよ。結局、小明さん他人には答えを求めてないでしょ? ぐるぐるぐるぐる回って、最後にはバターンって倒れるかもしれないけど、話聞いた感じまだまだバターンとはいかなそう。だから、むしろそれをもっと活かして、より過激にぐるぐるすればいいんじゃないですか。ぐるぐるしている様を見せればそれが「コンテンツ」になる。今よりもっとぐるぐるする。まだぐるぐるが足りない! ニコニコ生放送とかを自分ではじめて、ぐるぐるすればいい! 小明 ニコニコ生放送かぁ、ちょっと怖いけどやってみようかなぁ......。あっ、申し訳ないです。インタビューしていただいて、アドバイスまでいただいてしまいました。 津田 いえいえ、もっともっとぐるぐるしてください。 小明 ぐるぐるします! ぐるぐる!(回りながら帰ってゆく) (聞き手=津田大介/写真=宍戸留美/構成=編集部/2011年2月9日収録) ●つだ・だいすけ 1973年、東京都生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学在学中からライター活動を始め、コメンテーターとしても活動している。2006年~08年、文部科学省文化審議会著作権分科会専門委員。近著に『Twitter社会論』(洋泉社)『未来型サバイバル音楽論 - USTREAM、twitterは何を変えたのか』(中公新書ラクレ=共著) ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動。フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 下北沢発インターネット音楽市場【Majix】 ニューアルバム「CHERBOURG→BRIGHTON」 新曲「ミルク」1曲100円で配信中!! 公式HP http://rumi-shishido.com/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 津田さんありがとうございました! amazon_associate_logo.jpg
【声優 on FINDER!】バックナンバー 【vol.09】「悩んだら、バーッっときてグワーン!」【中川里江】1回泣いて全部忘れるヒロインサイド 【vol.08】「"声優"の仕事の幅広さにびっくり」【稲村優奈】10年に詰まったスクランブルデイズ 【vol.07】「ビキニを着たこともないんです」【蝦名恵】3カ月目のヴァージン・シュート 【vol.06】「生き急いだ分、戻ってやり直しができると思う」【江里夏】10歳で見たデイドリーム 【vol.05】「何でも出来るって、とりあえず言っちゃう」【矢野明日香】360度のワークフィールド 【vol.04】「考えてると、寝ちゃうんです......」【窪田涼子】東経135度のモラトリアム 【vol.03】「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド 【vol.02】「いつもどこかで、なんとかなるさ」【片岡あづさ】22歳のセカンドフェーズ 【vol.01】「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

【小明の副作用】第18回生放送アーカイブ「世紀の対決 アイドル小明vsファブ○ーズ」

※日刊サイゾーは省エネ運転中です。 2011年3月10日22時よりニコニコ生放送&Ustreamで生中継された、アイドルライター小明のトークバラエティ「小明の副作用」アーカイブ。 超有名雑誌「映画秘宝」の表紙を飾るなど、昇り調子の小明さんでしたが、今回、やむを得ない事情とはいえ猛烈に足がアレなことが発覚!一部マニアを除いて、かなりゲンナリな放送となってしまいました。かわいいのにね......。 もう、樫原先生の手によるエンディングテーマソング「君が笑う、それが僕のしあわせ」だけが心のよりどころですよ。 ●【ニコニコ募金】東北地方太平洋沖地震のお知らせ ニコニコ動画にアクセスすると、東北地方太平洋沖地震への義援金募金の案内がございます。現金だけでなくニコニコポイントでの募金も可能なうえ、寄付に関する手数料などは株式会社ドワンゴが負担し、ユーザーの寄付金は全額寄付されるということです。 サイゾーテレビは【ニコニコ募金】東北地方太平洋沖地震を応援しています。 ●サイゾーテレビ http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120 ●サイゾーテレビ on Twitter http://twitter.com/cyzoTV ●サイゾーテレビ@Ustream http://www.ustream.tv/user/cyzo_tv

オアシズ大久保佳代子さんの至言「本当はOLを辞めたくなかったんだよなぁ……」(後編)

IMG_1214_.jpg前編はこちらから ――なんて難儀な性格......! でも、そういうある種の選民意識じゃないんですけど、「本当の私はこんなはずじゃない!」感がなければ、こういう世界に入らないですよね。大久保さんは、ずいぶんたくさんオーディションを受けていたって本に書かれていましたけど、どんなオーディションを? 大久保佳代子(以下、大) とにかく「何かしなきゃ!」と思って、『進ぬ! 電波少年』(日本テレビ系)の「15少女漂流記」とか、演劇だったら三谷幸喜さんか宮本亜門さんとか、「この人知ってるな」っていうだけで履歴書を出してました。 ――大御所ばかり! けっこう自信があったんですね! 大 モテたことも、クラスで人気ものだったこともほとんどないけど、「私がいるとみんな笑っていたよな~」とか、そんなのを引っ張り出して捏造して、無根拠な自信で今もやっているところはありますよね。 ――分かります! 自分のいい思い出を引っ張り出して、完成度が高いひとつのストーリーを作ってしまって、振り返ってみると「あの思い出、本物だっけ......?」ってことが、わりとあります。  ありますね! 私は「学生時代、私はマスコットガールでみんなから人気者だった」って思ってるんですけど、傍から見ると「それ、いじめられてたじゃん!」ってなるんですよ。学校に行ったら私の机だけ何故か校庭に出されていて、友達は「そんなことされたら死んじゃうよ......」って言うんですけど、私は「も~、みんな私のことをいじって楽しんじゃって~!」って思ってるので、机を取りに行ってクラスに戻るときも、どんなリアクションしたらみんなが笑うかを考えてて。 ――アハハ! 「机が落ちてたんだけど交番に届けたほうがいいかな?」って言ったんでしたっけ! タフすぎる!  そんなのずっと考えながら(笑)。落ち込むこともいっぱいあるし、グジグジと執念深いんですけど、どこかで根っからのポジティブなのかも。 ――私も小学生の頃は机にゴミを盛られたりして、多分いじめに遭ってたんですけど、「この子はきっと私が好きで意地悪をしているんだわ、男の子ってバカね!」って、ポジティブに考えて乗り切ってたことがあります。  一緒ですね、そうですよ。大丈夫、大丈夫。 ――でも、テレビの露出なり『大久保佳代子劇団』なり、活動がどんどん増えていって、無根拠な自信が本物の自信になったんじゃないですか?  そうですね......。でも、『大久保佳代子劇団』も、1回目にやったときには私も舞台の経験があったり、脚本も光浦さんが書いているものだからセリフ覚えが良かったりとかで、「私、出来ちゃうな~」って思ったんですけど、2回目に意外と本格的な、小劇場とかで引っ張りだこの方々が出ることになって......。 ――池谷のぶえさんとか、宮崎吐夢さんとか、豪華でした! でも、傍から見てる分には大久保さんも十分、馴染んでましたよ!  傍から見る分にはね......。今回はそういう本気の人たちが入ってきたので、「自分、そこまでたいしたことないな~」って落ち込みましたね。やっぱり、こう、突き詰めたものが何かないと、本物の人たちには通用しないな、と......。 ――大久保さん、謙虚なんだかネガティブなんだか分かんないですね......。ちなみに、最近はそういうオーディションだったり、「今やらなきゃ!」っていう衝動はありますか?  今だと、合コンとか男関係がそうですけど、急に行動を起こしておいて、すぐ飽きちゃったり面倒くさくなったり。持続力がないんですよ。 ――「とにかく何か!」って思いつきで行動しても、それに思い入れがあるわけじゃないから、努力し続けることが困難なんですよね。  困難ですね~。男関係だと、ひとりが楽なのも分かっちゃってるし。ひとりでも成立すると思ったら、わざわざ外部の人間と一からコンタクトをとって嫌な思いしたくないなっていう気持ちが強くなって。「これじゃイカン!」と思って合コンしたりとか。 ――でも、ひとりでいる時間が長ければ長いほど、コミュニケーション能力がどんどん低下して、いざ「やるぞ!」と思ったときに、「あれ? 男の子と友達になるのってどうやるんだっけ?」ってなりませんか?  分からないですねぇ......。もう、しんどい。そう、男の人とちょっといい感じになったときにも、マンツーマンで飲みに行けばいいのに「マンツーマンって、きついな......」と思って、アラフォーの女友達4人くらい連れて行ったりして。 ――アハハハ! なんの集いだか分からない!  夜、お酒飲みながら考えていると、「あの人いい人だったな~、また会いたいな~」って思うんだけど、お日様浴びちゃうと急にね~。"夜+お酒"っていう状況下じゃないとそうならないみたいです。 ――分かります。分かります。逆に、朝はやたらやる気があるんだけれども、夜にはもうダメだったりとか。こういう現象は「生理前症候群」とも言うらしいですね。  そうですね、分かる。その女としての生物学的バイオリズムがすごく左右されるようになってきて。あるみたいですよ、本当に。生理が始まって終わるとすっきりしますしね。 ――そう思うと、ものすごい憂鬱なときも「あ、生理前か~」と思えばちょっと楽になる。......あっ、あと、相談というより質問なんですが、大久保さんの本に「だんだん生理がしょぼくなって、もう高級懐石料理みたいな量しか(自主規制)」みたいなことが書かれてたんですが、あれは本当なんですか? 私も何かと他人事ではなく不安で......!  そうですね、上品な感じにね、懐石料理。でも、それも月によっての感じで、ドバッとバイキングの時もありましたし、うん、大丈夫でした! ――良かった! まだイケる!  ただ排卵の量は限られているから。最近は医療が進んでいろいろな方法があるけどねぇ......「そこまでして?」って思っちゃってねぇ。 ――生々しいけど、確かに......あ、もう時間みたいです! なんかいろいろすみません!  え? これで大丈夫なの? 劇団の宣伝もちゃんとしてよねぇ? ――どうもありがとうございました! 『大久保佳代子劇団』、オススメです! (取材・構成=小明) ●おおくぼ・かよこ 1971年、愛知県生まれ。92年に幼なじみだった光浦靖子とお笑いコンビ「オアシズ」を結成。長くOLとタレント生活を両立させていたが、10年8月に退職している。主演を務める「大久保佳代子劇団」第2回公演『村娘』(コンテンツリーグ)DVDが発売中。 ●あかり 1985年栃木県生まれ。02年史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
大久保佳代子劇団 「村娘」 お気づきでしょうが、当サイトは大久保さん推しです。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第21回】 Kダブシャインさんの至言「宇多丸は、Kダブをシャインさせない」(前編) 【第20回】 楳図かずおさんの至言「世界を相手にやっている人は、友達作っちゃうと危ない!」 【第19回】 キングオブコメディさんの至言「いつ辞めてもいいから、続けられるんです」 【第18回】 バカリズムさんの至言「モヤモヤは、そのまま持ち帰って立ち向かいます」 【第17回】 島田秀平さんの至言「小明さんの手相にはアブノーマル線があるんです」 【第16回】 小森純さんの至言「写真のチェックとか、自分では一切しないんです」 【第15回】 堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」